JP2567030Y2 - サイロ用開閉ゲート - Google Patents

サイロ用開閉ゲート

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JP2567030Y2
JP2567030Y2 JP4813092U JP4813092U JP2567030Y2 JP 2567030 Y2 JP2567030 Y2 JP 2567030Y2 JP 4813092 U JP4813092 U JP 4813092U JP 4813092 U JP4813092 U JP 4813092U JP 2567030 Y2 JP2567030 Y2 JP 2567030Y2
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JP
Japan
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air
gate
silo
closing
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JP4813092U
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JPH068298U (ja
Inventor
和好 浦田
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田中鉄工株式会社
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、各種骨材、アスファル
ト合材等を計量する計量ホッパの上部に配置されたサイ
ロの下端開口部に設けられるサイロ用開閉ゲートに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来よりかかる貯蔵用サイロとして、下
端部を開口したホッパ状のものが多く使用され、この開
口部をエアーシリンダによって開閉するサイロ用開閉ゲ
ートが取付けられている。
【0003】使用に当たっては、エアーシリンダを操作
して開閉ゲートを開け、下方の計量ホッパ内に材料を落
下させ、計量ホッパ内に適量の材料が供給された段階
で、計量ホッパからの電気信号で開閉ゲートのエアーシ
リンダが作動し開閉ゲートを閉めて供給を停止する。
【0004】図4は、従来のサイロ用開閉ゲートの概略
図で、50はサイロ本体、51はサイロ本体下端の開口
部を閉塞する開閉ゲートである。開閉ゲート51の回転
軸には連結杆52が連設され、連結杆52の他端にはエ
アーシリンダ53のピストンロッド53aが取り付けて
ある。この開閉ゲートは、図4の状態から、3位置電磁
弁54を外部からの信号によってコントロールし、エア
ーシリンダ53を作動させて開閉ゲート51を矢印の方
向に開閉して使用する。
【0005】ところが、このサイロ用開閉ゲートにおい
ては、ピストンロッド53aの移動量、すなわち、開閉
ゲート本体51の開口量を適宜調節することができるよ
うに3位置電磁弁が用いられており、このため、エアー
圧力の低下により停止位置が一定しないという問題があ
る。さらには3位置電磁弁からエアー漏れを起こし計量
ゲート本体51が開き易いという問題がある。
【0006】また、3位置電磁弁を用いない開閉ゲート
として、図5に示すように2位置電磁弁55を用いたも
のも使用されており、この開閉ゲートは、2位置電磁弁
55のオン・オフによってジョギングさせて、開閉ゲー
ト本体51の開口角度をコントロールすることができ
る。
【0007】ところがこのような2位置電磁弁を用いた
ジョギング方式によると、3位置電磁弁によるものと比
べエアーの消費量が多く、また上記同様停止位置が一定
せず計量精度が悪いという問題がある。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、サイロ用開
閉ゲートにおける上記問題点を解消するもので、単純な
操作で、しかも、所定の開閉を確実に行なうことのでき
るサイロ用開閉ゲートを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、アスファルト合材または骨材等を貯蔵し計
量ホッパの上部に配置されたサイロの開口部に設けられ
るサイロ用開閉ゲートであって、同ゲートは前記開口部
を閉塞するゲート本体と、同ゲート本体を移動させる開
閉装置とを備え、同開閉装置は、一端を前記ゲート本体
に取付けられ直列状に配置された複数のエアーシリンダ
と、該エアーシリンダに作動用のエアーを供給するエア
ーコンプレッサと、前記エアーシリンダとエアーコンプ
レッサの中途に配置され、前記エアーシリンダの両ポー
トに選択的にエアーを供給する2位置電磁弁を備えたこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】本考案の計量装置用開閉ゲートにおいては、複
数のエアーシリンダを直列状に配置し、このシリンダ操
作用として2位置電磁弁を用いている。このため、複数
のエアーシリンダーの作動の組合せによって、ゲート本
体の開度を適宜選定することができ、しかも中間位置で
の停止の必要がなく各ポートへのエアーの供給がオン・
オフで操作できるため、目的に応じた確実な開閉が可能
となる。
【0011】
【実施例】以下本考案の計量装置用開閉ゲートを図面に
示す実施例に基づいて具体的に説明する。
【0012】図1は、本実施例の開閉ゲートを、計量ホ
ッパ上部に配置したアスファルト合材サイロの下端部に
取付けた状態で示す正面図、図2は計量ホッパを省略し
て示す図1のA−A線断面図である。
【0013】図中1はサイロ本体の下端部で、下部には
封止用のシールボックス2を連設している。3はシール
ボックス2の開口2aを封止する液体容器3aを備えた
シールゲートで、レール4に沿って図の左右方向に移動
可能で、スライドレール5によって上昇してシールボッ
クス2の開口部2aを下方から封止する。
【0014】サイロ本体1の下端開口部1aには、一対
の開閉ゲート6a,6bが設けられている。7は開閉ゲ
ート6a,6bを支持する支軸8と同軸状に取り付けら
れたギアで、互いに咬合し一方の開閉ゲート6aの開閉
に連動して他方の開閉ゲート6bも開閉する。
【0015】9は開閉ゲート6を支軸8周りに回転させ
る開閉用のエアーシリンダで、ズトローク長さが120
mmの第1のシリンダ10と、ストローク長さが230
mmの第2のシリンダ11を直列状態で配置している。
さらに第1のエアーシリンダ10のピストンロッド10
aの先端部がブラケット台12に取付けられ、また第2
のエアーシリンダ11のピストンロッド11aが、支軸
8に取付けられた連結杆17に取付けられている。この
第1及び第2のエアーシリンダ10,11の各ポートに
は、エアー供給用のホース13a,13b,13c,1
3dが接続され、それぞれ2位置電磁弁14,15を介
し、さらにエアーコンプレッサ16へと接続されてい
る。この電磁弁14,15は、エアー供給用のホース1
3a,13bいずれか、またホース13c,13dのい
ずれかと常に連通状態である。
【0016】19はサイロ本体1の開口部1aの下方位
置に設けられた計量ホッパで、上方と下端を開口したホ
ッパ本体20と、下端の開口20aを開閉する扇型状の
排出ゲート21を有し、排出ゲート21はエアーシリン
ダ22によって作動される。また23はホッパ本体20
を支持するフレームで、上部3個所にはホッパ本体20
内に投入されたアスファルト合材等の重量を検出するロ
ードセル24が取付けられている。このロードセル24
は、上記した開閉ゲートの2位置電磁弁14,15に電
気的に接続されており、投入されたアスファルト合材の
重量に応じて2位置電磁弁14,15がオン・オフされ
る。
【0017】上記実施例において、図示しないスイッチ
をオンすることによって、2位置電磁弁14,15がホ
ース13a,13cと連通状態となり、図3(a)に示
すようにエアーシリンダ10,11の各ポート10c,
11bにエアが供給され、同時にホース13a,13d
からエアが排出される。
【0018】これによって、エアーシリンダ10,11
のストローク長(230+130)mmだけ、開閉ゲー
ト6aが図の右方向へ回転し最大容量の開口角度αとな
り、サイロ本体1内のアスファルト合材が計量ホッパ本
体20内に落下する。
【0019】計量ホッパ本体20内に設定量のアスファ
ルト合材が供給されると、これをロードセル24が検出
し、その信号を2位置電磁弁14,15に送る。これに
よって、電磁弁15の電源のみがオフされてエアシリン
ダ11のポート11cにエアーが供給され、同時にホー
ス13cから排気されて、図3(b)に示すように第1
のエアーシリンダ10のストローク長さ120mmに対
応する開口角度βとなる。
【0020】さらに、計量ホッパ本体20内に設定量の
アスファルト合材が供給されると、同様にロードセル2
4が検出し、その信号を2位置電磁弁14に送り、これ
によって電磁弁14の電源がオフされてエアシリンダ1
0のポート10bにエアーが供給され、同時にホース1
3bから排気されて、図3(c)に示すように開閉ゲー
トが完全に閉じた状態となる。
【0021】なおこのようなパターンに限定されること
なく、例えば先にストロークの短いエアーシリンダ10
を後退させた状態とするパターンとすることもできる。
【0022】以上のように本実施例のサイロ用開閉ゲー
トにおいては、2位置電磁弁とさらにこれによって作動
されるエアーシリンダ10,11を用いており、従来の
ように中間位置での停止を必要とすることなく、開閉ゲ
ートの開口角度を段階的に変化させることができ、精度
の良い計量が可能となる。
【0023】
【考案の効果】本考案によって以下の効果を奏すること
ができる。
【0024】(1)エアーシリンダの停止位置が確定す
るため、計量精度がアップした。
【0025】(2)エアー消費量が一定であるため、エ
アーコンプレッサを小さくすることができた。
【0026】(3)閉じた状態での電磁弁からのエアー
漏れによって、計量ゲートが開くことがなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の開閉ゲートを、計量ホッパ上部に配
置したアスファルトサイロの下端部に取付けた状態で示
す正面図
【図2】計量ホッパを省略して示す図1のA−A線断面
図である。
【図3】エアーシリンダの作動を説明するための説明図
である。
【図4】従来の3位置電磁弁を用いた開閉ゲートの概略
図である。
【図5】従来の2位置電磁弁を用いた開閉ゲートの概略
図である。
【符号の説明】
1 サイロ本体、2 シールボックス、2a 開口、3
シールゲート、3a液体容器、4 レール、5 スラ
イドレール、6a,6b 開閉ゲート、7ギア、8 支
軸、9 エアーシリンダ、10 第1のシリンダ、10
a ピストンロッド、11 第2のシリンダ、11a
ピストンロッド、12 ブラケット台、13a,13
b,13c,13d エアー供給ホース、14,15
2位置電磁弁、16 エアーコンプレッサ、17 連結
杆、19 計量ホッパ、20ホッパ本体、21 排出ゲ
ート、22 エアーシリンダ、23 フレーム、24ロ
ードセル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アスファルト合材または骨材等を貯蔵し
    計量ホッパの上部に配置されたサイロの開口部に設けら
    れるサイロ用開閉ゲートであって、同ゲートは前記開口
    部を閉塞するゲート本体と、同ゲート本体を移動させる
    開閉装置とを備え、同開閉装置は、一端を前記ゲート本
    体に取付けられ直列状に配置された複数のエアーシリン
    ダと、該エアーシリンダに作動用のエアーを供給するエ
    アーコンプレッサと、前記エアーシリンダとエアーコン
    プレッサの中途に配置され、前記エアーシリンダの両ポ
    ートに選択的にエアーを供給する2位置電磁弁を備えた
    ことを特徴とするサイロ用開閉ゲート。
JP4813092U 1992-07-09 1992-07-09 サイロ用開閉ゲート Expired - Lifetime JP2567030Y2 (ja)

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JP4813092U JP2567030Y2 (ja) 1992-07-09 1992-07-09 サイロ用開閉ゲート

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JPH068298U JPH068298U (ja) 1994-02-01
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