JP2566195B2 - 製紙機械プレスフレーム用迅速解放型ポスト - Google Patents
製紙機械プレスフレーム用迅速解放型ポストInfo
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- JP2566195B2 JP2566195B2 JP5228483A JP22848393A JP2566195B2 JP 2566195 B2 JP2566195 B2 JP 2566195B2 JP 5228483 A JP5228483 A JP 5228483A JP 22848393 A JP22848393 A JP 22848393A JP 2566195 B2 JP2566195 B2 JP 2566195B2
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- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F3/00—Press section of machines for making continuous webs of paper
- D21F3/02—Wet presses
- D21F3/0209—Wet presses with extended press nip
- D21F3/0218—Shoe presses
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F7/00—Other details of machines for making continuous webs of paper
- D21F7/001—Wire-changing arrangements
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製紙機械の例えばロール
プレスカップルのようなプレス用ポストに関する。特
に、本発明はポストの内側と外側との間で取り外し自在
な部分によって空にされる空所を通って製紙機械のフェ
ルトのようなループ部材の通過を可能にする、取り外し
自在な部分を有する負荷支持ポストに関する。特に、本
発明はポストを通ってループ部材の通過を可能にする開
放位置と、前記ポストが剛直な負荷支持構造体となるよ
うな閉鎖位置との間でポストが迅速に形造られるように
する垂直ポスト用迅速解放装置に関する。
プレスカップルのようなプレス用ポストに関する。特
に、本発明はポストの内側と外側との間で取り外し自在
な部分によって空にされる空所を通って製紙機械のフェ
ルトのようなループ部材の通過を可能にする、取り外し
自在な部分を有する負荷支持ポストに関する。特に、本
発明はポストを通ってループ部材の通過を可能にする開
放位置と、前記ポストが剛直な負荷支持構造体となるよ
うな閉鎖位置との間でポストが迅速に形造られるように
する垂直ポスト用迅速解放装置に関する。
【0002】
【従来の技術】製紙機械又はプレスを通過する必要のあ
るループ部材を利用した他の或るプレス装置において、
支持構造体の各側で互いに押圧する対向したプレス部材
によって垂直ポストに誘導される引っぱりストレスに耐
えることができ、そしてまた、例えばプレスの製紙フェ
ルトのようなループ形連続部材、又はその他の形の連続
部材の横方向の挿入及び除去を可能にするため少くとも
一側で開放可能なフレーム支持構造体が要求される。
るループ部材を利用した他の或るプレス装置において、
支持構造体の各側で互いに押圧する対向したプレス部材
によって垂直ポストに誘導される引っぱりストレスに耐
えることができ、そしてまた、例えばプレスの製紙フェ
ルトのようなループ形連続部材、又はその他の形の連続
部材の横方向の挿入及び除去を可能にするため少くとも
一側で開放可能なフレーム支持構造体が要求される。
【0003】製紙機械のプレスにおいて、プレス部材は
典型的には、一対の一緒にニップを形成する共働回転ロ
ールを有するか、或いはロールの円筒面に一致する凹面
を有する、いわゆるシューに当接する1個の回転ロール
を有する。そのような、製紙機械のプレス部分におい
て、1〜2枚の水分吸収フェルトと織物、即ち不透水性
ブランケットとが両共働ロール間、又はロールとシュー
との間のニップを通過する。フェルトはニップによって
紙ウエブから押し出される水分を吸収するため、紙ウエ
ブの一側、又は両側に配置される。
典型的には、一対の一緒にニップを形成する共働回転ロ
ールを有するか、或いはロールの円筒面に一致する凹面
を有する、いわゆるシューに当接する1個の回転ロール
を有する。そのような、製紙機械のプレス部分におい
て、1〜2枚の水分吸収フェルトと織物、即ち不透水性
ブランケットとが両共働ロール間、又はロールとシュー
との間のニップを通過する。フェルトはニップによって
紙ウエブから押し出される水分を吸収するため、紙ウエ
ブの一側、又は両側に配置される。
【0004】ロールとシューとの間にニップを形成する
形は製紙業界では広幅ニップ型プレス、又はワイドニッ
プ型プレスとして知られている。広幅ニップ型プレスに
おいて、不透水性ブランケットもまた、そのニップを通
って送られ、紙ウエブ、又はブランケットと紙ウエブと
の間に介在するフェルトに対して移動しないような表面
を備える。ブランケットの他側は潤滑されていて、回転
ロールの表面に対してフェルト、紙ウエブ及びブランケ
ットを押圧するシューの表面上を移動し易くなってい
る。
形は製紙業界では広幅ニップ型プレス、又はワイドニッ
プ型プレスとして知られている。広幅ニップ型プレスに
おいて、不透水性ブランケットもまた、そのニップを通
って送られ、紙ウエブ、又はブランケットと紙ウエブと
の間に介在するフェルトに対して移動しないような表面
を備える。ブランケットの他側は潤滑されていて、回転
ロールの表面に対してフェルト、紙ウエブ及びブランケ
ットを押圧するシューの表面上を移動し易くなってい
る。
【0005】これらの製紙プレスの形の全てにおいて、
フェルトとブランケットは典型的にはエンドレスループ
である。それらのループは、ロールの端部を通って移動
しなければならない一体部材として、又は広幅ニップ型
プレスの場合、シュー上を移動しなければならない一体
部材として、ロール面上を操作位置へ送られ、そしてそ
こから移動されねばならない。この事は、フェルトとベ
ルト又はブランケットがそのループを破断しないで挿入
され得るように、プレスフレーム部分を移動させること
を必要とする。
フェルトとブランケットは典型的にはエンドレスループ
である。それらのループは、ロールの端部を通って移動
しなければならない一体部材として、又は広幅ニップ型
プレスの場合、シュー上を移動しなければならない一体
部材として、ロール面上を操作位置へ送られ、そしてそ
こから移動されねばならない。この事は、フェルトとベ
ルト又はブランケットがそのループを破断しないで挿入
され得るように、プレスフレーム部分を移動させること
を必要とする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そのような従来の枠組
では、ループをなすフェルトとベルト又はブランケット
がロールの回転軸の方向へその製紙機械の幅を横切って
横断方向へ挿入され得るようにその取り外し可能な部分
が除去される時、フレームの上方部分を保持するために
クレーンを使用する必要がある。そのような形態は広幅
ニップ型プレスの場合、いわゆるフリースタンデング型
フレームに使用される。
では、ループをなすフェルトとベルト又はブランケット
がロールの回転軸の方向へその製紙機械の幅を横切って
横断方向へ挿入され得るようにその取り外し可能な部分
が除去される時、フレームの上方部分を保持するために
クレーンを使用する必要がある。そのような形態は広幅
ニップ型プレスの場合、いわゆるフリースタンデング型
フレームに使用される。
【0007】もうひとつの従来のプレスの枠構造は大き
くて固定状に装着された頭上梁材を使用しており、その
頭上梁材から連結部材がぶら下り、そこに下部プレスロ
ールが取り付けられている。平行で下方へ伸びる連結部
材の底部には、取り外し可能なベースフレーム部材が取
り付けられ、それは床から間隔をおいて位置する。ベー
スフレーム部材はそれから床に対して支持され、そして
それをわずかに持ち上げるようにし、それによって連結
部材が元の位置から上方へ回動することができるのでル
ープ状フェルト或いはその他の部材はプレスカップルを
構成するロール間の空所に位置づけ可能である。
くて固定状に装着された頭上梁材を使用しており、その
頭上梁材から連結部材がぶら下り、そこに下部プレスロ
ールが取り付けられている。平行で下方へ伸びる連結部
材の底部には、取り外し可能なベースフレーム部材が取
り付けられ、それは床から間隔をおいて位置する。ベー
スフレーム部材はそれから床に対して支持され、そして
それをわずかに持ち上げるようにし、それによって連結
部材が元の位置から上方へ回動することができるのでル
ープ状フェルト或いはその他の部材はプレスカップルを
構成するロール間の空所に位置づけ可能である。
【0008】可撓性のあるループ状ウエブ処理部材をプ
レスへ送り、そこからさらに送り出すことができるよう
に取り外し可能な部分を有する構造枠組の典型的な従来
のプレス形態において、取り外し可能な部分はその取り
外し可能な部分のスパンの各側からピボット動きする回
動ボルトによって適所に保持される。或る従来の形で
は、1個以上のキー状部材がポストと連続剪断板との間
に保持され、剛性を保持し、ポストを引っぱり状態に置
くことができるように、いわゆる剪断板は枠組の垂直ポ
スト要素の両側にボルト締めされる。
レスへ送り、そこからさらに送り出すことができるよう
に取り外し可能な部分を有する構造枠組の典型的な従来
のプレス形態において、取り外し可能な部分はその取り
外し可能な部分のスパンの各側からピボット動きする回
動ボルトによって適所に保持される。或る従来の形で
は、1個以上のキー状部材がポストと連続剪断板との間
に保持され、剛性を保持し、ポストを引っぱり状態に置
くことができるように、いわゆる剪断板は枠組の垂直ポ
スト要素の両側にボルト締めされる。
【0009】製紙機械の速度とニップ負荷が増大する
と、回動ボルトと剪断板配置の引っぱり強度は、一緒に
プレスされる取り外し可能な部分を含む梁部材を、操作
中に必要とされる振動に対する抵抗と強度と整列を保持
するためそれに必要な剛性と構造上の一体化を与えるほ
ど十分に保持するには不充分である。或る場合、油圧で
駆動されるナットを使用した1本の大きないわゆる油圧
ボルトがプレスポストに植め込まれたこともあるが、そ
のボルトを動かして取り外し可能な部分を除去するため
に特殊な引抜き手段を必要とする。その他の場合、高引
っぱり負荷を支持するために、剪断板が使用されるが、
そのような剪断板は一層広い空所を必要とし、取り外し
に時間がかかり前もって負荷をかけるのがむづかしい。
と、回動ボルトと剪断板配置の引っぱり強度は、一緒に
プレスされる取り外し可能な部分を含む梁部材を、操作
中に必要とされる振動に対する抵抗と強度と整列を保持
するためそれに必要な剛性と構造上の一体化を与えるほ
ど十分に保持するには不充分である。或る場合、油圧で
駆動されるナットを使用した1本の大きないわゆる油圧
ボルトがプレスポストに植め込まれたこともあるが、そ
のボルトを動かして取り外し可能な部分を除去するため
に特殊な引抜き手段を必要とする。その他の場合、高引
っぱり負荷を支持するために、剪断板が使用されるが、
そのような剪断板は一層広い空所を必要とし、取り外し
に時間がかかり前もって負荷をかけるのがむづかしい。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明におい
て、比較的小さな連結部材が第1ポストに回動可能に装
着され、この第1ポストは、もうひとつのポストに対し
て端部と端部を向き合わせた状態に配列され、それらの
ポスト間に空所を有する。第2ポストは垂直方向へ伸び
る両ポスト間の空所を橋渡しする垂直位置まで連結部材
を回転させることのできる間隙を有する。
て、比較的小さな連結部材が第1ポストに回動可能に装
着され、この第1ポストは、もうひとつのポストに対し
て端部と端部を向き合わせた状態に配列され、それらの
ポスト間に空所を有する。第2ポストは垂直方向へ伸び
る両ポスト間の空所を橋渡しする垂直位置まで連結部材
を回転させることのできる間隙を有する。
【0011】第2ポスト内には、回動腕が回動可能に装
着され、その回動腕は連結部材のロッドを受入れるフッ
クを有する。その回動腕はまた、フックをロッドと係合
するように、そしてそれから離脱するように移動させる
レバーを有する。両ポスト間の空所には、スペーサーブ
ロックが位置づけられ、そのスペーサーブロックはそれ
が適所に位置する間、連結部材が両ポスト間の適所へ回
動できるように間隙が形成されている。
着され、その回動腕は連結部材のロッドを受入れるフッ
クを有する。その回動腕はまた、フックをロッドと係合
するように、そしてそれから離脱するように移動させる
レバーを有する。両ポスト間の空所には、スペーサーブ
ロックが位置づけられ、そのスペーサーブロックはそれ
が適所に位置する間、連結部材が両ポスト間の適所へ回
動できるように間隙が形成されている。
【0012】回動腕レバーは連結部材のロッドをフック
に係止させるために比較的大きな機械的効果を与え、ポ
ストの端部によりスペーサーブロックに対して予負荷圧
縮力を生じさせる。連結部材にかかる予負荷圧縮力は、
回動腕がフックを下向きに、ポスト及び連結部材に対し
て実質的に縦方向へ回転させる時に生じる。回動腕のフ
ック部分の横断面積は比較的大きくて、それはポストの
横断面積の約半分近いので、それは連結部材に実質的な
引っぱり力を与え、スペーサーブロックに予負荷をかけ
る。また、回動腕の回動ピンから伸びている回動腕のレ
バーは回動腕の回動ピンとフックとの間の距離に比べて
比較的長いので、回動腕をそのポストに固定する輪付き
ボルト(アイボルト)は大きな機械的効果を有し、それ
は特殊な高強度合金で形成する必要がなく、例えば油圧
ナットのような特殊なナットを使用する必要もない。
に係止させるために比較的大きな機械的効果を与え、ポ
ストの端部によりスペーサーブロックに対して予負荷圧
縮力を生じさせる。連結部材にかかる予負荷圧縮力は、
回動腕がフックを下向きに、ポスト及び連結部材に対し
て実質的に縦方向へ回転させる時に生じる。回動腕のフ
ック部分の横断面積は比較的大きくて、それはポストの
横断面積の約半分近いので、それは連結部材に実質的な
引っぱり力を与え、スペーサーブロックに予負荷をかけ
る。また、回動腕の回動ピンから伸びている回動腕のレ
バーは回動腕の回動ピンとフックとの間の距離に比べて
比較的長いので、回動腕をそのポストに固定する輪付き
ボルト(アイボルト)は大きな機械的効果を有し、それ
は特殊な高強度合金で形成する必要がなく、例えば油圧
ナットのような特殊なナットを使用する必要もない。
【0013】回動腕のてこ作用と、連結部材及びフック
の比較的大きな横断面積とにより、スペーサーブロック
に対して回動腕と連結部材とにより設定される予負荷圧
縮力は、プレスの操作により反対方向へポスト上にかけ
られる引っぱり力よりずっと大きくすることができる。
連結部材用回動ピンは第1ポストに確実に装着され、回
動腕に対する回動ピンは第2ポストに確実に装着され
る。他端部において、その回動ピンとロッドとの間の連
結部材の長さも一定している。回動腕の回転中心と連結
部材にあるロッドを受入れるフックの中心との間の寸法
は、その取り付けボルトによって回動腕を適所に固定す
るレバーの力が、操作時、反対方向へのポストにかかる
プレスの所定の引っぱり力より大きい圧縮力をポストの
対向端部にスペーサーブロックに向けて生じさせるよう
に選択される。
の比較的大きな横断面積とにより、スペーサーブロック
に対して回動腕と連結部材とにより設定される予負荷圧
縮力は、プレスの操作により反対方向へポスト上にかけ
られる引っぱり力よりずっと大きくすることができる。
連結部材用回動ピンは第1ポストに確実に装着され、回
動腕に対する回動ピンは第2ポストに確実に装着され
る。他端部において、その回動ピンとロッドとの間の連
結部材の長さも一定している。回動腕の回転中心と連結
部材にあるロッドを受入れるフックの中心との間の寸法
は、その取り付けボルトによって回動腕を適所に固定す
るレバーの力が、操作時、反対方向へのポストにかかる
プレスの所定の引っぱり力より大きい圧縮力をポストの
対向端部にスペーサーブロックに向けて生じさせるよう
に選択される。
【0014】ポスト間の負荷及び力のほとんどは、かく
して連結部材と、回動腕の回動ピンと連結部材ロッドと
によって吸収される。負荷及び力の幾らかは、その形態
によってレバーの輪付きボルトにより吸収される。実際
の観点から、レバーの端部は、フックとロッドの係止に
より連結部材に引っぱりが生じることを確実にするため
その輪付きボルトの装着部に取り付けられる時、わずか
に屈曲する。この事は、第1及び第2ポストがスペーサ
ーブロックと結合して、構造上の剛直性と一体性を有す
る複合ポストを構成することを確実にし、プレスと製紙
機械の操作中、ポストを引っぱり状態に保持する。
して連結部材と、回動腕の回動ピンと連結部材ロッドと
によって吸収される。負荷及び力の幾らかは、その形態
によってレバーの輪付きボルトにより吸収される。実際
の観点から、レバーの端部は、フックとロッドの係止に
より連結部材に引っぱりが生じることを確実にするため
その輪付きボルトの装着部に取り付けられる時、わずか
に屈曲する。この事は、第1及び第2ポストがスペーサ
ーブロックと結合して、構造上の剛直性と一体性を有す
る複合ポストを構成することを確実にし、プレスと製紙
機械の操作中、ポストを引っぱり状態に保持する。
【0015】レバーを操作位置に固定するボルトはプレ
スの各側でポストに生じる引っぱり負荷を直接吸収する
ことはないので、それらのボルトは特殊な高強度合金に
する必要はなく、それらを適所に固定するために特殊な
ナットを必要とすることもない。レバーボルトとレバー
は回動腕がフックを連結部材のロッドから迅速に解放
し、両ポスト間のスペーサーブロックを除去することを
可能にする手段を提供する。
スの各側でポストに生じる引っぱり負荷を直接吸収する
ことはないので、それらのボルトは特殊な高強度合金に
する必要はなく、それらを適所に固定するために特殊な
ナットを必要とすることもない。レバーボルトとレバー
は回動腕がフックを連結部材のロッドから迅速に解放
し、両ポスト間のスペーサーブロックを除去することを
可能にする手段を提供する。
【0016】本発明の製紙機械のプレス枠組は好ましく
は片持ちばり式配置を使用する。この場合、製紙機械の
後側で1本又はそれ以上の垂直ポストは、迅速解放型装
置の一部を形成する上部垂直ポストに取り付けられる水
平梁部材、すなわち水平梁構造体を支持するために使用
される。ポストに、取り外し可能な部分を形成するスペ
ーサーブロックが除去されると、回動腕のレバーが解放
される。片持ちばり力が作用して上部ポストをわずかに
上方へ押し上げ、スペーサーブロックにかかる圧縮力を
解放することによって、そのスペーサーブロックを除去
し易くなる。
は片持ちばり式配置を使用する。この場合、製紙機械の
後側で1本又はそれ以上の垂直ポストは、迅速解放型装
置の一部を形成する上部垂直ポストに取り付けられる水
平梁部材、すなわち水平梁構造体を支持するために使用
される。ポストに、取り外し可能な部分を形成するスペ
ーサーブロックが除去されると、回動腕のレバーが解放
される。片持ちばり力が作用して上部ポストをわずかに
上方へ押し上げ、スペーサーブロックにかかる圧縮力を
解放することによって、そのスペーサーブロックを除去
し易くなる。
【0017】かくして、本発明の目的は、プレスのポス
トにスペーサーブロックを圧縮状に固定し、そのポスト
上で圧縮負荷を迅速に解放する改良装置を提供すること
である。本発明のもうひとつの目的は、回動腕に関連し
て操作する回動可能な連結部材によって、取り外し可能
な部分と共にポストに予負荷圧縮力が与えられるよう
な、取り外し可能な部分を備えたポストを有する製紙プ
レス用ポストフレーム配置を提供することである。
トにスペーサーブロックを圧縮状に固定し、そのポスト
上で圧縮負荷を迅速に解放する改良装置を提供すること
である。本発明のもうひとつの目的は、回動腕に関連し
て操作する回動可能な連結部材によって、取り外し可能
な部分と共にポストに予負荷圧縮力が与えられるよう
な、取り外し可能な部分を備えたポストを有する製紙プ
レス用ポストフレーム配置を提供することである。
【0018】本発明のさらにもうひとつの目的は、ポス
トの構造上の剛性を保持しながら、プレス操作中、ポス
トを引っぱり力のもとにおくことのできる製紙機械のプ
レスの実質的に垂直なポストにおける迅速解放装置を提
供することである。本発明の特徴及び効果は、油圧ナッ
トを使用しないようにしたことである。本発明のもうひ
とつの特徴及び効果は剪断板の使用を回避したことであ
る。本発明のこれらの目的、特徴、効果及びその他の目
的、特徴、効果は図面に関連して好ましい実施例の説明
を読む時、この技術に熟達した人にとって容易に明らか
となるであろう。
トの構造上の剛性を保持しながら、プレス操作中、ポス
トを引っぱり力のもとにおくことのできる製紙機械のプ
レスの実質的に垂直なポストにおける迅速解放装置を提
供することである。本発明の特徴及び効果は、油圧ナッ
トを使用しないようにしたことである。本発明のもうひ
とつの特徴及び効果は剪断板の使用を回避したことであ
る。本発明のこれらの目的、特徴、効果及びその他の目
的、特徴、効果は図面に関連して好ましい実施例の説明
を読む時、この技術に熟達した人にとって容易に明らか
となるであろう。
【0019】
【実施例】図5及び図6は製紙機械のプレス用の従来の
フレームの2つの例を示す。図5において、全体を符号
10で示す自在連結片プレスフレームは広幅ニップ型プ
レスを有し、上側プレスロール12はシュー18の凹面
16上に配置され、可撓性ループ形ゴムブランケット1
4とニップ結合する。このシュー18は軸又は支持体に
装着され、その一端が符号20で示されており、これは
製紙機械の幅を横切って横方向へ伸びている。
フレームの2つの例を示す。図5において、全体を符号
10で示す自在連結片プレスフレームは広幅ニップ型プ
レスを有し、上側プレスロール12はシュー18の凹面
16上に配置され、可撓性ループ形ゴムブランケット1
4とニップ結合する。このシュー18は軸又は支持体に
装着され、その一端が符号20で示されており、これは
製紙機械の幅を横切って横方向へ伸びている。
【0020】端部支持体20は各端部が順次、梁材22
に支持される。その梁材22はピン28,30でそれぞ
れ一対の垂直に配置された自在連結部材24,26に取
り付けられる。これらの自在連結部材24,26はその
上端が梁材32に取り付けられるポストとして機能す
る。これらの自在連結部材24,26は、梁材22が製
紙機械の枠組にも、或いは床34にも取り付けられてい
ないという事実からその自由を生じる。かくして、自在
連結部材24,26は、広幅ニッププレスシュー18が
支持ロールに対してニップ圧をかけるように作動される
時、引っぱりがかけられた状態となり、前記支持ロール
12は上方へ移動しないように梁材32により固定され
る。
に支持される。その梁材22はピン28,30でそれぞ
れ一対の垂直に配置された自在連結部材24,26に取
り付けられる。これらの自在連結部材24,26はその
上端が梁材32に取り付けられるポストとして機能す
る。これらの自在連結部材24,26は、梁材22が製
紙機械の枠組にも、或いは床34にも取り付けられてい
ないという事実からその自由を生じる。かくして、自在
連結部材24,26は、広幅ニッププレスシュー18が
支持ロールに対してニップ圧をかけるように作動される
時、引っぱりがかけられた状態となり、前記支持ロール
12は上方へ移動しないように梁材32により固定され
る。
【0021】そのような自在連結型配置はその下端が固
定されていないために構造上、非常に不安定である。各
自在連結部材24,26は高度の引っぱり応力に耐える
けれども、プレス操作に使用されるブランケット及びフ
ェルトはプレス支持梁材22を床に支持し、各自在連結
部材24,26を梁材32に回動可能に接続したその上
端のまわりで上方へ回動させることによってしか、取り
替えることができない。これは時間の浪費であり、自在
連結部材24,26を支持するために、クレーン或いは
他の或る種のリフトを必要とする。
定されていないために構造上、非常に不安定である。各
自在連結部材24,26は高度の引っぱり応力に耐える
けれども、プレス操作に使用されるブランケット及びフ
ェルトはプレス支持梁材22を床に支持し、各自在連結
部材24,26を梁材32に回動可能に接続したその上
端のまわりで上方へ回動させることによってしか、取り
替えることができない。これは時間の浪費であり、自在
連結部材24,26を支持するために、クレーン或いは
他の或る種のリフトを必要とする。
【0022】以下、種々の装置の説明に際して、対応す
る部品には同一符号にアルファベットを付記して示す。
図6に示す従来の例において、いわゆるフリースタンデ
ング型広幅ニッププレスフレーム36が示されており、
そのプレス枠組にある垂直ポスト42,44の両方に取
り外し可能なブロック38,40が位置する。この形で
は、プレスが非操作状態にあるとき、垂直ポスト42,
44は引っぱりではなくて圧縮状態にある。プレスにあ
るフェルト及び/又はゴムブランケット又はベルト14
aを取り替えたいときは、ピン46,48を取り外し
て、連結部材50,52を回動させ、ロール12aが梁
材32aによって支持されている間、ブロック38,4
0を取り外す。前記梁材32aは順次、クレーン又は片
持ちばり式梁材32aにより支持される。そのような取
り付けはうまく行われるが、プレスが駆動され垂直ポス
ト42,44に引っぱりがかけられている時、構造部品
間の必要な適合及びトランスのため、そのようなピン及
び回動可能な連結部材型配置との構造上の剛性、一体性
及び符合性を保証し、それを維持することはむづかし
い。
る部品には同一符号にアルファベットを付記して示す。
図6に示す従来の例において、いわゆるフリースタンデ
ング型広幅ニッププレスフレーム36が示されており、
そのプレス枠組にある垂直ポスト42,44の両方に取
り外し可能なブロック38,40が位置する。この形で
は、プレスが非操作状態にあるとき、垂直ポスト42,
44は引っぱりではなくて圧縮状態にある。プレスにあ
るフェルト及び/又はゴムブランケット又はベルト14
aを取り替えたいときは、ピン46,48を取り外し
て、連結部材50,52を回動させ、ロール12aが梁
材32aによって支持されている間、ブロック38,4
0を取り外す。前記梁材32aは順次、クレーン又は片
持ちばり式梁材32aにより支持される。そのような取
り付けはうまく行われるが、プレスが駆動され垂直ポス
ト42,44に引っぱりがかけられている時、構造部品
間の必要な適合及びトランスのため、そのようなピン及
び回動可能な連結部材型配置との構造上の剛性、一体性
及び符合性を保証し、それを維持することはむづかし
い。
【0023】製紙機械のプレス部分において、ロールと
広幅ニッププレスシューとを含むプレス部材はその機械
の側部で枠組に取り付けられる。通常、図5,図6の配
置に示すように、垂直ポスト42,44は製紙機械の各
側におけるロール各端部で、ロール又はプレス配置の各
端部から横方向に配置される。かくして、本発明の迅速
解放型ポストの好ましい実施例の説明は、そのような1
本の垂直ポストに対して行われるけれども、その配置は
プレス部分の枠組にある1本以上のポストにも可能であ
ることを理解されるべきである。
広幅ニッププレスシューとを含むプレス部材はその機械
の側部で枠組に取り付けられる。通常、図5,図6の配
置に示すように、垂直ポスト42,44は製紙機械の各
側におけるロール各端部で、ロール又はプレス配置の各
端部から横方向に配置される。かくして、本発明の迅速
解放型ポストの好ましい実施例の説明は、そのような1
本の垂直ポストに対して行われるけれども、その配置は
プレス部分の枠組にある1本以上のポストにも可能であ
ることを理解されるべきである。
【0024】図1,図2,図3に示すように、本発明の
プレス枠組に、迅速解放型装置を含む構造上の垂直ポス
トは上部及び下部ポスト54,56を有する。これらの
ポスト54,56は縦方向へ伸びる端部当接配列に垂直
に符合し、対向する対向端部58,60を有する(図
3)。図1,図3を参照すれば、上記ポスト54はその
ポストの中心近くに回動可能に取り付けられた連結部材
62を有し、この連結部材62はポスト54の壁に取り
付けられ、実質的に水平に配置されたピン64のまわり
で実質的に垂直面を回転し、そして上部ポスト54の端
部にある中心間隙69を横切って伸びている。その連結
部材62の一端から腕66が伸び、その腕66には、釣
り合い重り68が取り付けられており、これは腕66の
長さに沿って縦方向へ調整されることができる。
プレス枠組に、迅速解放型装置を含む構造上の垂直ポス
トは上部及び下部ポスト54,56を有する。これらの
ポスト54,56は縦方向へ伸びる端部当接配列に垂直
に符合し、対向する対向端部58,60を有する(図
3)。図1,図3を参照すれば、上記ポスト54はその
ポストの中心近くに回動可能に取り付けられた連結部材
62を有し、この連結部材62はポスト54の壁に取り
付けられ、実質的に水平に配置されたピン64のまわり
で実質的に垂直面を回転し、そして上部ポスト54の端
部にある中心間隙69を横切って伸びている。その連結
部材62の一端から腕66が伸び、その腕66には、釣
り合い重り68が取り付けられており、これは腕66の
長さに沿って縦方向へ調整されることができる。
【0025】連結部材62は腕66の方向とは反対方向
へ回動ピン64から伸びている。連結部材62の末端に
は、ロッド70があり、このロッド70は連結部材62
の両側から連結部材62の回動ピン64と実質的に平行
な方向へ横向きに伸びている。例えばポストが分離さ
れ、そのスペーサーブロック72′、72″が取り外さ
れてフェルトがポスト54,56間を通過できるよう
に、連結部材62が元の位置から回動されると、それは
上部ポスト54に取り付けられたブラケット76と連結
部材62に取り付けられたフランジ78との間にピン7
4を挿入することによって外し位置に固定される。
へ回動ピン64から伸びている。連結部材62の末端に
は、ロッド70があり、このロッド70は連結部材62
の両側から連結部材62の回動ピン64と実質的に平行
な方向へ横向きに伸びている。例えばポストが分離さ
れ、そのスペーサーブロック72′、72″が取り外さ
れてフェルトがポスト54,56間を通過できるよう
に、連結部材62が元の位置から回動されると、それは
上部ポスト54に取り付けられたブラケット76と連結
部材62に取り付けられたフランジ78との間にピン7
4を挿入することによって外し位置に固定される。
【0026】下部ポスト56において全体を符号80で
示す回動腕は、フック82と、回動ピン86から伸びて
いるレバー84とを有する。その回動ピン86は、連結
部材62の回動ピン64と実質的に水平で平行をなす軸
88のまわりで下部ポスト56の端部の中心間隙71の
両側でポスト56の壁に取り付けられている。間隙6
9,71は、それぞれのポスト54,56にあって一線
に並ぶので、連結部材62はそれらの間で自由に回動す
ることができる。
示す回動腕は、フック82と、回動ピン86から伸びて
いるレバー84とを有する。その回動ピン86は、連結
部材62の回動ピン64と実質的に水平で平行をなす軸
88のまわりで下部ポスト56の端部の中心間隙71の
両側でポスト56の壁に取り付けられている。間隙6
9,71は、それぞれのポスト54,56にあって一線
に並ぶので、連結部材62はそれらの間で自由に回動す
ることができる。
【0027】フック82は一対の平行で間隔をおいて位
置するフック部材82′,82″を有する。その各フッ
ク部材82′,82″は空所を有し、そのカーブ面92
は連結部材62の各側から伸びているロッドセグメント
70′,70″の曲率と一致する。フック82の端部は
フックの空所90から伸びていて、図2に示されるよう
に、回動腕80がその操作位置、即ちその結合位置へ回
動され、フック82の先端がロッド70の頂部の下方に
位置する時、連結部材62の両側で空所90の表面92
がロッドセグメント70′,70″の表面と接触する。
置するフック部材82′,82″を有する。その各フッ
ク部材82′,82″は空所を有し、そのカーブ面92
は連結部材62の各側から伸びているロッドセグメント
70′,70″の曲率と一致する。フック82の端部は
フックの空所90から伸びていて、図2に示されるよう
に、回動腕80がその操作位置、即ちその結合位置へ回
動され、フック82の先端がロッド70の頂部の下方に
位置する時、連結部材62の両側で空所90の表面92
がロッドセグメント70′,70″の表面と接触する。
【0028】下部ポスト56は一対のフランジ57,5
9を有し、そのポスト56には、輪付きボルト61,6
3が回動可能に装着されているので、フック82に連結
ロッド70が嵌まる位置へ回動腕80が下向きに回転さ
れると、輪付きボルト61,63は実質的に垂直位置へ
上向きに回転され、その時、輪付きボルト61,63の
端部にあるナット65,67はレバー84と接触し、そ
れによってレバー84を、フック82が連結部材62の
ロッド70に引っかかる位置に固定する。図2に示すよ
うに、回動腕80がロッド70と係合する位置にある
時、レバー84の下面85と下部ポスト56との間に空
所94がある。この係合位置において、フック82の先
端83は連結部材62に或る程度の引っぱりを生じさせ
るようにロッド70の上面に対してわずか下方へ回転し
ている。
9を有し、そのポスト56には、輪付きボルト61,6
3が回動可能に装着されているので、フック82に連結
ロッド70が嵌まる位置へ回動腕80が下向きに回転さ
れると、輪付きボルト61,63は実質的に垂直位置へ
上向きに回転され、その時、輪付きボルト61,63の
端部にあるナット65,67はレバー84と接触し、そ
れによってレバー84を、フック82が連結部材62の
ロッド70に引っかかる位置に固定する。図2に示すよ
うに、回動腕80がロッド70と係合する位置にある
時、レバー84の下面85と下部ポスト56との間に空
所94がある。この係合位置において、フック82の先
端83は連結部材62に或る程度の引っぱりを生じさせ
るようにロッド70の上面に対してわずか下方へ回転し
ている。
【0029】図1に示すように、ポストの取り外し可能
な部分は上部及び下部ポスト54,56の対向する対向
端58,60と接触するように取り付けられた1個以上
のブロック72′,72″を有している。これらの対向
端58,60は好ましくは平坦で平行な表面であって、
それらの表面はポスト54,56が垂直に一線に並ぶ
時、水平に配置される。しかしながら、例えば、対向端
58,60の表面は、それらの曲率が取り外し可能なブ
ロック72′,72″の対応する表面の曲率に一致する
限りカーブさせることができる。
な部分は上部及び下部ポスト54,56の対向する対向
端58,60と接触するように取り付けられた1個以上
のブロック72′,72″を有している。これらの対向
端58,60は好ましくは平坦で平行な表面であって、
それらの表面はポスト54,56が垂直に一線に並ぶ
時、水平に配置される。しかしながら、例えば、対向端
58,60の表面は、それらの曲率が取り外し可能なブ
ロック72′,72″の対応する表面の曲率に一致する
限りカーブさせることができる。
【0030】製紙機械の作動中、その一線に並んだ状態
を保持し、しかもその操作中に生じる振動に耐えるよう
な構造的に剛直なポストにするために、対向して位置す
る上部ポスト54と下部ポスト56との間の間隙73に
ブロック72′,72″を挿入する。連結部材62から
ピン74を抜くと、その連結部材62は釣り合い重り6
8により、その非係合位置91から図3に示すその操作
位置、即ち係合位置93へ容易に下方へ移動する。図3
によれば、それから、回動腕80がその回動ピン86の
まわりで反時計方向へ回転されるので、フック部材8
2′,82″に対応するロッド70が係合して、連結部
材62は下方へ引っぱられ、ポスト54,56の対向端
58,60をブロック72と圧縮結合させる。
を保持し、しかもその操作中に生じる振動に耐えるよう
な構造的に剛直なポストにするために、対向して位置す
る上部ポスト54と下部ポスト56との間の間隙73に
ブロック72′,72″を挿入する。連結部材62から
ピン74を抜くと、その連結部材62は釣り合い重り6
8により、その非係合位置91から図3に示すその操作
位置、即ち係合位置93へ容易に下方へ移動する。図3
によれば、それから、回動腕80がその回動ピン86の
まわりで反時計方向へ回転されるので、フック部材8
2′,82″に対応するロッド70が係合して、連結部
材62は下方へ引っぱられ、ポスト54,56の対向端
58,60をブロック72と圧縮結合させる。
【0031】フック部材82′,82″の空所表面92
が円筒形ロッド70の曲率に実質的に一致し、回動腕8
0のレバー84が図2に示すように実質的に水平をなす
と、輪付きボルト61,63が上方へ回動されてレバー
84にある切欠部に位置することになり、ナット65,
67が締めつけられる。回動腕80の回動ピン86から
フック82の空所90の中心までの距離に対して回動腕
80の回動ピン86の中心軸88と輪付きボルト61,
63の位置での回動腕80の端部との間の距離により与
えられる機械的効果により、フック82にロッド70が
嵌まっている操作位置への回動腕80の動きは比較的容
易である。さらに、図2に示すように、回動腕80の回
動ピン86の中心とリンクロッド70の中心89との間
の水平距離D1 は、回動ピン86の中心88と輪付きボ
ルト61,63との間の水平距離D2 より小さいので、
フック82とロッド70との間に所望の圧縮力を保持す
るために輪付きボルト61,63へ伝達される引っぱり
力は比較的小さい。
が円筒形ロッド70の曲率に実質的に一致し、回動腕8
0のレバー84が図2に示すように実質的に水平をなす
と、輪付きボルト61,63が上方へ回動されてレバー
84にある切欠部に位置することになり、ナット65,
67が締めつけられる。回動腕80の回動ピン86から
フック82の空所90の中心までの距離に対して回動腕
80の回動ピン86の中心軸88と輪付きボルト61,
63の位置での回動腕80の端部との間の距離により与
えられる機械的効果により、フック82にロッド70が
嵌まっている操作位置への回動腕80の動きは比較的容
易である。さらに、図2に示すように、回動腕80の回
動ピン86の中心とリンクロッド70の中心89との間
の水平距離D1 は、回動ピン86の中心88と輪付きボ
ルト61,63との間の水平距離D2 より小さいので、
フック82とロッド70との間に所望の圧縮力を保持す
るために輪付きボルト61,63へ伝達される引っぱり
力は比較的小さい。
【0032】回動腕80はまた、その形と取り付け形態
により釣り合い重り68でバランスがとられる。回動腕
80がその閉鎖位置にあって、ロッド70が係合してい
る時、フック80の重心75(図2)は、回動腕80の
回動ピン86の中心軸88を通る垂直面から測った時、
わずかにレバー84に近い所に位置づけられている。こ
れは、軸88を通る同一垂直面から測った時、軸88の
他側に比較的短い距離だけ(図3)軸88のまわりに重
心75を回転させるのにレバー84端上にわずかな上方
への力しか必要としないことを意味する。この回転運動
はまた、図2に示すように、ロッド70からフック空所
90を離脱させる効果と、フック82を時計方向へさら
に回転させ易くする効果を同時に有する。
により釣り合い重り68でバランスがとられる。回動腕
80がその閉鎖位置にあって、ロッド70が係合してい
る時、フック80の重心75(図2)は、回動腕80の
回動ピン86の中心軸88を通る垂直面から測った時、
わずかにレバー84に近い所に位置づけられている。こ
れは、軸88を通る同一垂直面から測った時、軸88の
他側に比較的短い距離だけ(図3)軸88のまわりに重
心75を回転させるのにレバー84端上にわずかな上方
への力しか必要としないことを意味する。この回転運動
はまた、図2に示すように、ロッド70からフック空所
90を離脱させる効果と、フック82を時計方向へさら
に回転させ易くする効果を同時に有する。
【0033】反時計方向の角回転(図2)により、フッ
ク82とロッド70が係合し、時計方向の角回転(図
3)により、フック82とロッド70の係合が外れる。
フック82とロッド70はかくして、比較的小さな力を
比較的短い距離だけかけることにより、係合したり外れ
たりする。2つの縦方向に一線に並んだポスト54,5
6間の構造上の一体性はかくして迅速に外され、また迅
速に結合される。回動ピン86のまわりで重心75を通
って作用する回動腕80の重さはフック82を係合位置
に、又は外し位置に保持するために有効に使用される。
ク82とロッド70が係合し、時計方向の角回転(図
3)により、フック82とロッド70の係合が外れる。
フック82とロッド70はかくして、比較的小さな力を
比較的短い距離だけかけることにより、係合したり外れ
たりする。2つの縦方向に一線に並んだポスト54,5
6間の構造上の一体性はかくして迅速に外され、また迅
速に結合される。回動ピン86のまわりで重心75を通
って作用する回動腕80の重さはフック82を係合位置
に、又は外し位置に保持するために有効に使用される。
【0034】構造上の剛性と負荷支持能力とは、ポスト
54,56にある対向端58,60が1個以上のスペー
サーブロック72に圧縮状に当接するように、上部ポス
ト54におけるその回動ピン64と、下部ポスト56に
対して取り付けられたそのロッド70との間で連結部材
62に負荷をかける引っぱりによって確立され保持され
る。これはスペーサーブロック72を通して当接された
ポスト54,56に沿って縦方向の剛性を与える。上部
ポスト54にある連結部材の回動ピン64と、連結部材
62とフック82との間のロッド70と、回動腕80と
下部ポスト56との間の回動腕回動ピン86とによって
ねじり剛性が確立され、保持される。
54,56にある対向端58,60が1個以上のスペー
サーブロック72に圧縮状に当接するように、上部ポス
ト54におけるその回動ピン64と、下部ポスト56に
対して取り付けられたそのロッド70との間で連結部材
62に負荷をかける引っぱりによって確立され保持され
る。これはスペーサーブロック72を通して当接された
ポスト54,56に沿って縦方向の剛性を与える。上部
ポスト54にある連結部材の回動ピン64と、連結部材
62とフック82との間のロッド70と、回動腕80と
下部ポスト56との間の回動腕回動ピン86とによって
ねじり剛性が確立され、保持される。
【0035】ナット65,67を介して輪付きボルト6
1,63によりレバー84を解放することによって迅速
外し能力が与えられる。その結果、フック82がロッド
70から回動することにより、下部ポスト56から連結
部材62が迅速に解放される。それから、スペーサーブ
ロック72が取り外される時、ポストの両対向端58,
60の間に形成される間隙73を通ってフェルト又はベ
ルトが通過できるように上部ポスト54上のブラケット
76と連結部材62上のフランジ78を通るピン74に
より上部ポスト54に釣り合い重りで平衡を保持された
連結部材62が容易に取り付けられる。
1,63によりレバー84を解放することによって迅速
外し能力が与えられる。その結果、フック82がロッド
70から回動することにより、下部ポスト56から連結
部材62が迅速に解放される。それから、スペーサーブ
ロック72が取り外される時、ポストの両対向端58,
60の間に形成される間隙73を通ってフェルト又はベ
ルトが通過できるように上部ポスト54上のブラケット
76と連結部材62上のフランジ78を通るピン74に
より上部ポスト54に釣り合い重りで平衡を保持された
連結部材62が容易に取り付けられる。
【0036】図4を参照すれば、迅速解放型ポスト構成
が符号8で略図で示されている。矢印11,13は上部
梁材32bが引っぱりのかかった状態で梁材35により
後部梁材33上にどのようにして片持ちばり式に支持さ
れているかを示している。これは、迅速解放型ポスト8
が除去される時、プレスフェルト又はブランケットを容
易に取り外すことができるように、上部梁材54を保持
することができ、また、それを矢印13で示すようにほ
んのわずかだけ上方へ移動させることさえ可能である。
が符号8で略図で示されている。矢印11,13は上部
梁材32bが引っぱりのかかった状態で梁材35により
後部梁材33上にどのようにして片持ちばり式に支持さ
れているかを示している。これは、迅速解放型ポスト8
が除去される時、プレスフェルト又はブランケットを容
易に取り外すことができるように、上部梁材54を保持
することができ、また、それを矢印13で示すようにほ
んのわずかだけ上方へ移動させることさえ可能である。
【0037】かくして、本発明のここに記載の目的、特
徴及び効果と共に、その他の目的、特徴、効果を達成す
る迅速解放型ポストについて、これまで図示かつ説明し
てきた。この技術に熟達した者にとってこの好ましい実
施例の構造上の変形が容易に可能であり、それらの変形
は本発明の範囲内にある。例えば、回動腕80の回動ピ
ン86はロッド70と連結部材の回動ピン64との間に
位置するように図2において、ロッド70の上方に位置
づけることができる。
徴及び効果と共に、その他の目的、特徴、効果を達成す
る迅速解放型ポストについて、これまで図示かつ説明し
てきた。この技術に熟達した者にとってこの好ましい実
施例の構造上の変形が容易に可能であり、それらの変形
は本発明の範囲内にある。例えば、回動腕80の回動ピ
ン86はロッド70と連結部材の回動ピン64との間に
位置するように図2において、ロッド70の上方に位置
づけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の迅速取り外し型ポストの側面図であっ
て、連結ロッドに回動腕のフックが引っかかっている状
態を示す。
て、連結ロッドに回動腕のフックが引っかかっている状
態を示す。
【図2】図1に示す本発明の迅速解放型ポストの側面図
である。
である。
【図3】本発明の迅速解放型ポストの側面図であって、
スペーサーブロックを取り外した位置において、回動腕
とレバーとが回動したところを示す。
スペーサーブロックを取り外した位置において、回動腕
とレバーとが回動したところを示す。
【図4】本発明の迅速解放型ポストを含む片持ちばり式
製紙機械のプレス枠組の側面図である。
製紙機械のプレス枠組の側面図である。
【図5】垂直ポストの取り外し可能な部分を使用してい
ない従来型の自在連結サスペンションの側面図である。
ない従来型の自在連結サスペンションの側面図である。
【図6】広幅ニップ型製紙機械に使用された従来型のフ
リースタンデング式フレームの側面図であって、フレー
ムの両方の垂直ポストに取り外し可能な部分を有するこ
とを示している。
リースタンデング式フレームの側面図であって、フレー
ムの両方の垂直ポストに取り外し可能な部分を有するこ
とを示している。
54 上部ポスト 56 下部ポスト 58,60 対向端部 62 連結部材 64 回動ピン 66 腕 68 釣り合い重り 69 中心間隙 70 ロッド 72,72′,72″ スペーサーブロック 73 間隙 74 ピン 75 重心 76 ブラケット 78 フランジ 80 回動腕 82 フック 82′,82″ 一対のフック部材 84 レバー 86 回動ピン 88 軸線 89 連結ロッドの中心 90 空所 92 空所の表面 94 空所
Claims (8)
- 【請求項1】 それぞれ対向端部を有し、同対向端部は
互いに向き合っていて、ポストが操作的に結合されると
き、それぞれの対向端部に当接されるブロックを受入れ
るために互いに間隔をおいて位置する第1及び第2ポス
トと、 同第1ポストに移動自在に取り付けられる近接端と、ロ
ッド手段を備えた末端とを有する連結部材であって、同
連結部材は両ポスト間に間隙を形成するため前記第2ポ
ストから離れた位置から、両ポストの対向端部間の間隙
を閉じるため前記第2ポストに近い位置まで前記ロッド
手段を選択的に位置づけるように移動可能であり、 前記第2ポストに回動可能に取り付けられた回動腕であ
って、同回動腕はレバーを有し、さらに、同回動腕が前
記第2ポストから離れた開放位置から同第2ポストに接
近した閉鎖位置まで回動する時、前記ロッド手段に係合
するフックを有し、 前記フックが前記ロッド手段に係合することにより、対
向する前記対向端部が前記ブロックに対して圧縮結合す
るような固定位置から、前記ブロックが前記ポストの対
向端部間から除去されるように前記フックが前記ロッド
手段から外れる非固定位置まで前記レバーを選択的に固
定し、また解放する固定手段を有し、構造上の一体性を
選択的に設定し、そして解放することを特徴とする製紙
機械プレスフレーム用迅速解放型ポスト。 - 【請求項2】 前記フックはロッド手段を圧縮状に嵌合
するカーブしたロッド手段受入れ負荷面を有し、 同ロッド手段受入れ負荷面は前記回動腕のピボットを通
る垂直面から片寄って位置している請求項1に記載の迅
速解放型ポスト。 - 【請求項3】 前記固定手段は前記第2ポストから前記
レバーを選択的に固定し、また解放する輪付きボルトを
有する請求項1に記載の迅速解放型ポスト。 - 【請求項4】 前記第1ポストは前記対向端部を通って
縦方向へ伸びる間隙を有し、前記連結部材は同間隙内に
回動可能に取り付けられており、 前記第2ポストは前記連結部材の末端を受入れるため前
記対向端部を通って対応する縦方向へ伸びる間隙を有
し、 前記回動腕は、そのフックが前記第2ポストの前記間隙
内に前記ロッド手段を保持するように回動可能に装着さ
れている請求項1に記載の迅速解放型ポスト。 - 【請求項5】 前記連結部材は外し位置から結合位置ま
で前記連結部材の動きを容易にする釣り合い重りを有す
る請求項1に記載の迅速解放型ポスト。 - 【請求項6】 前記連結部材は前記回動腕と、同回動腕
の回動ピンと、前記固定手段とを介してのみ、前記第2
ポストと結合するようにした請求項1に記載の迅速解放
型ポスト。 - 【請求項7】 前記固定手段は前記レバーと前記第2ポ
ストとの間に伸びている請求項1に記載の迅速解放型ポ
スト。 - 【請求項8】 前記回動腕は、前記フックと前記ロッド
手段が嵌合したり外れたりする前に、前記回動腕の回動
ピンのまわりで角度的に移動するようにその重心が位置
づけられている請求項1に記載の迅速解放型ポスト。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/946,992 US5250154A (en) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | Quick-release post for a papermaking machine press frame |
US07/946992 | 1992-09-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06173187A JPH06173187A (ja) | 1994-06-21 |
JP2566195B2 true JP2566195B2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=25485315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5228483A Expired - Fee Related JP2566195B2 (ja) | 1992-09-17 | 1993-09-14 | 製紙機械プレスフレーム用迅速解放型ポスト |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5250154A (ja) |
JP (1) | JP2566195B2 (ja) |
CA (1) | CA2106033C (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE502125C2 (sv) * | 1993-12-02 | 1995-08-28 | Valmet Karlstad Ab | Kompakt stativering för en press i en pappers- eller kartongmaskin |
FI116414B (fi) * | 2001-07-05 | 2005-11-15 | Vaahto Oy | Kytkentärakenne ja menetelmä pitkänippipuristimen telojen yhteenliittämiseksi ja lukitsemiseksi |
JP7061820B1 (ja) * | 2021-11-17 | 2022-05-02 | 株式会社小林製作所 | 抄紙機のフレーム開放装置 |
JP7061821B1 (ja) * | 2021-11-17 | 2022-05-02 | 株式会社小林製作所 | 抄紙機のフレーム開放装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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GB8815009D0 (en) * | 1988-06-23 | 1988-07-27 | Beloit Corp | Press apparatus |
FI82087C (fi) * | 1989-03-31 | 1991-01-10 | Tampella Oy Ab | Foerfarande och anordning foer stoedjande av en stomme i en pappersmaskins el.dyl. |
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1992
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