JP2564583Y2 - 播種プラント装置 - Google Patents

播種プラント装置

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Publication number
JP2564583Y2
JP2564583Y2 JP10328391U JP10328391U JP2564583Y2 JP 2564583 Y2 JP2564583 Y2 JP 2564583Y2 JP 10328391 U JP10328391 U JP 10328391U JP 10328391 U JP10328391 U JP 10328391U JP 2564583 Y2 JP2564583 Y2 JP 2564583Y2
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JP
Japan
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box
soil
disinfecting
disinfection
sowing
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Application number
JP10328391U
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JPH0543808U (ja
Inventor
上 寿 男 井
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はトレイ供給装置と養土充
填機と、播種機と、覆土機とを備え、トレイ供給装置か
ら供給されるトレイを搬送コンベアによる搬送中、該ト
レイに養土充填・播種・覆土・灌水などの一連の各作業
を自動的に行うようにした主に大型育苗施設における播
種プラント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種育苗箱の消毒にあっては、使用後
の育苗箱格納時に通常垂れ流し状態での洗浄消毒が行わ
れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし乍らこのような
育苗箱の格納時に消毒を行う場合、育苗箱の再使用時に
は消毒効果も薄れて再使用時までに育苗箱に発生するカ
ビや雑菌などに対する病害防除対策は充分とはいえない
ものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】而して本考案は、育苗箱
の搬送経路上に養土充填機・播種機・覆土機とを備え、
育苗箱に養土充填・播種・覆土の一連の播種作業を自動
的に行うようにした播種プラント装置において、前記育
苗箱の消毒を行う消毒液循環式自動消毒装置を搬送経路
の送り始端部に設けて、育苗箱使用時の播種作業直前に
育苗箱の消毒を行って、床土などに育苗箱からの雑菌が
2次感染するのを確実に防止するもので、またこの場合
消毒液を垂れ流しすることなく循環して使用することに
より、無駄なく有効に消毒が行えて経費の大巾な削減化
が図れる。
【0005】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。図1は育苗箱自動消毒装置の説明図、図2は全体の
側面図であり、図中(1)は2階フロア(2)に多段に
格納される育苗箱(3)をリフトで1階の供給待機室
(4)に降下させて1箱毎を供給コンベア(5)に取出
して送り出す育苗箱自動供給装置、(6)は前記供給装
置(1)の育苗箱送り出しコンベア台(7)に送り始端
側を連設する育苗箱自動消毒装置(8)の消毒コンベア
台、(9)は前記消毒コンベア台(6)に送り始端側を
連設する播種コンベア台、(10)は前記播種コンベア
台(9)の送り始端部に設けて養土タンク(11)内の
養土を播種コンベア(12)上の育苗箱(3)に充填供
給する養土充填機、(13)は前記播種コンベア台
(9)の送り中間部に設けて養土充填後の育苗箱(3)
に播種を行う播種機、(14)は前記播種コンベア台
(9)の送り終端部に設けて播種後の育苗箱(3)に覆
土タンク(15)内の覆土を供給する覆土機、(16)
(17)は養土充填後及び覆土後の育苗箱(3)に噴霧
灌水を行う灌水装置、(18)は前記播種コンベア台
(9)に送り始端を連設する育苗箱排出コンベアであ
り、前記自動供給装置(1)からの1箱毎の育苗箱
(3)が播種コンベア(12)上を移動中に、養土充填
・播種・覆土の一連の播種作業を自動的に行うように構
成している。
【0006】前記消毒装置(8)は、消毒コンベア(1
9)上の育苗箱(3)の噴射消毒を行う噴射管(20)
を有する消毒ボックス(21)と、消毒後の消毒液を受
樋(22)を介し回収する消毒液タンク(23)と、該
タンク(23)内の消毒液をエンジン(24)で駆動す
るプランジャポンプ(25)により前記噴射管(20)
に圧送する動力噴霧機(26)とを備え、前記消毒液タ
ンク(23)内の消毒液を垂れ流しさせることなく、動
力噴霧機(26)及び噴霧管(20)間で循環させて育
苗箱(3)の消毒を行うように構成している。またこの
消毒装置(8)の消毒コンベア台(6)は播種コンベア
台(9)とは別体に設けて、既設の播種プラントなどに
後付け自在に構成したものである。
【0007】なお(27)は消毒液の水切りを行う水切
り部材である。
【0008】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、前記自動供給装置(1)から自動供給される1箱毎
の育苗箱(3)が、播種作業される直前に消毒装置
(8)によって消毒が行われて、この後育苗箱(3)に
充填される養土に育苗箱(3)の雑菌などが2次感染す
るのを確実に防止することができて健康な苗の成育づく
りが行われる。また、消毒液を垂れ流しすることなく循
環使用し、消毒作業も人手に頼ることなく(例えば4万
箱の場合消毒には2人で20日必要)自動的に行われ
て、大巾な経費の節減化が図れる。しかもこの消毒装置
(8)は後付け可能なため、既設のプラントにも容易に
組込まれて大型育苗施設となるほどその大巾な省力化が
可能となる。
【0009】なお、図2仮想線に示す如く、前記消毒装
置(8)の送り後方位置に乾燥ボックス(28)を設け
て、消毒後一定乾燥状態に育苗箱(3)を乾燥させても
良い。
【0010】
【考案の効果】以上実施例からも明らかなように本考案
は、育苗箱(3)の搬送経路上に養土充填機(10)・
播種機(13)・覆土機(14)とを備え、育苗箱
(3)に養土充填・播種・覆土の一連の播種作業を自動
的に行うようにした播種プラント装置において、前記育
苗箱(3)の消毒を行う消毒液循環式自動消毒装置
(8)を搬送経路の送り始端部に設けたものであるか
ら、播種作業が行われる直前に育苗箱(3)の確実な自
動消毒が行われて、育苗箱(3)からの雑菌などが床土
に悪影響を与えることのない健康な苗づくりが行われる
と共に、消毒液も循環使用するため無駄なく有効に消毒
できて経費の大巾な削減化が図れるなど顕著な効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】育苗箱自動消毒装置の説明図である。
【図2】播種プラントの全体説明図である。
【符号の説明】
(3) 育苗箱 (8) 消毒装置 (10) 養土充填機 (13) 播種機 (14) 覆土機

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 育苗箱の搬送経路上に養土充填機・播種
    機・覆土機とを備え、育苗箱に養土充填・播種・覆土の
    一連の播種作業を自動的に行うようにした播種プラント
    装置において、前記育苗箱の消毒を行う消毒液循環式自
    動消毒装置を搬送経路の送り始端部に設けたことを特徴
    とする播種プラント装置。
JP10328391U 1991-11-19 1991-11-19 播種プラント装置 Expired - Lifetime JP2564583Y2 (ja)

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JPH0543808U JPH0543808U (ja) 1993-06-15
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JPH0543808Y2 (ja) * 1987-04-24 1993-11-05
KR102677747B1 (ko) * 2024-04-11 2024-06-24 구진섭 컨베이어형 세척라인 상에 구비된 육묘상자용 약액소독장치

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