JP2560197Y2 - 熱収縮性ゴルフグリップ - Google Patents
熱収縮性ゴルフグリップInfo
- Publication number
- JP2560197Y2 JP2560197Y2 JP1992019693U JP1969392U JP2560197Y2 JP 2560197 Y2 JP2560197 Y2 JP 2560197Y2 JP 1992019693 U JP1992019693 U JP 1992019693U JP 1969392 U JP1969392 U JP 1969392U JP 2560197 Y2 JP2560197 Y2 JP 2560197Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- shrinkable
- shaft
- grip
- grip body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Golf Clubs (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、ゴルフクラブのシャ
フト（以下単にシャフトと呼称する。）へグリップを装
着する際に、装着技術がない素人でも、シャフトやグリ
ップの品質を低下させることなく、簡単、かつ画一的に
装着を行える熱収縮性ゴルフグリップに係る。
フト（以下単にシャフトと呼称する。）へグリップを装
着する際に、装着技術がない素人でも、シャフトやグリ
ップの品質を低下させることなく、簡単、かつ画一的に
装着を行える熱収縮性ゴルフグリップに係る。
【０００２】
【従来の技術】従来は、シャフトの外径よりも若干小さ
い内径の挿入孔を有する、モールド成形したゴム製のグ
リップを機械的な押圧力で、強制的に押し込み装着して
いた。
い内径の挿入孔を有する、モールド成形したゴム製のグ
リップを機械的な押圧力で、強制的に押し込み装着して
いた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】したがって、装着用冶
具や装着技術のない素人が行うと、シャフトの中心線と
グリップの中心線が一致するように装着させるのが、極
めて困難であるという問題点があった。この考案はかか
る問題点を解決するために成されたものである。
具や装着技術のない素人が行うと、シャフトの中心線と
グリップの中心線が一致するように装着させるのが、極
めて困難であるという問題点があった。この考案はかか
る問題点を解決するために成されたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】熱収縮性グリップ本体の
上に、三角状の切欠とこの切欠の頂点を起点として軸方
向に直線マークを施し、切欠側が熱収縮性グリップ本体
よりも適宜長だけ長い熱収縮性チューブを、直線マーク
が熱収縮性グリップ本体の中心線と一致するように被
せ、回転しない程度に、軽く収縮させ、熱収縮性グリッ
プ本体にフィットさせるのである。
上に、三角状の切欠とこの切欠の頂点を起点として軸方
向に直線マークを施し、切欠側が熱収縮性グリップ本体
よりも適宜長だけ長い熱収縮性チューブを、直線マーク
が熱収縮性グリップ本体の中心線と一致するように被
せ、回転しない程度に、軽く収縮させ、熱収縮性グリッ
プ本体にフィットさせるのである。
【０００５】
【作用】グリップ本体が熱収縮性であるので、シャフト
挿入孔はシャフトが自由に挿入できる内径に拡径されお
り、装着用冶具や装着技術のない素人でも何等問題なく
挿入できる。グリップ本体の上に被せた熱収縮性チュー
ブの三角状の切欠をシャフトの中心線に合わせ、切欠の
頂点を起点として軸方向に引いた直線マークとシャフト
の中心線を一致させると、正常な状態でセットでき、こ
の状態で、グリップ本体の上に被せた熱収縮性チューブ
を加熱すると、グリップ本体も連動して収縮し、シャフ
トに容易に装着できる。この場合、グリップ本体は直接
加熱されないので、熱によるスコーチなどの有害な傷の
発生はなく、かつグリップ本体先端部のシャフトの適宜
長が熱収縮性チューブで覆われており、この部分のシャ
フト表面が直接加熱されることがないので、加熱による
シャフトの抗張力など機械的特性の低下を有効に防止で
きる。
挿入孔はシャフトが自由に挿入できる内径に拡径されお
り、装着用冶具や装着技術のない素人でも何等問題なく
挿入できる。グリップ本体の上に被せた熱収縮性チュー
ブの三角状の切欠をシャフトの中心線に合わせ、切欠の
頂点を起点として軸方向に引いた直線マークとシャフト
の中心線を一致させると、正常な状態でセットでき、こ
の状態で、グリップ本体の上に被せた熱収縮性チューブ
を加熱すると、グリップ本体も連動して収縮し、シャフ
トに容易に装着できる。この場合、グリップ本体は直接
加熱されないので、熱によるスコーチなどの有害な傷の
発生はなく、かつグリップ本体先端部のシャフトの適宜
長が熱収縮性チューブで覆われており、この部分のシャ
フト表面が直接加熱されることがないので、加熱による
シャフトの抗張力など機械的特性の低下を有効に防止で
きる。
【０００６】
【実施例】本考案の実施の一例を示す図面について説明
するに、シャフト６の外径よりも大きく拡径したシャフ
ト挿入孔を有する、ゴム製の熱収縮性グリップ本体１の
上に、三角状の切欠２とこの切欠２の頂点３を起点とし
て軸方向に直線マーク４を施し、切欠２側が熱収縮性グ
リップ本体１よりも適宜長Ｌだけ長いビニル又はゴム製
の熱収縮性チューブ５を、直線マーク４が熱収縮性グリ
ップ本体１の中心線と一致するように被せ、熱収縮性チ
ューブ５を軽く収縮させ、回転しない程度に、熱収縮性
グリップ本体１にフィットさせておくのである。
するに、シャフト６の外径よりも大きく拡径したシャフ
ト挿入孔を有する、ゴム製の熱収縮性グリップ本体１の
上に、三角状の切欠２とこの切欠２の頂点３を起点とし
て軸方向に直線マーク４を施し、切欠２側が熱収縮性グ
リップ本体１よりも適宜長Ｌだけ長いビニル又はゴム製
の熱収縮性チューブ５を、直線マーク４が熱収縮性グリ
ップ本体１の中心線と一致するように被せ、熱収縮性チ
ューブ５を軽く収縮させ、回転しない程度に、熱収縮性
グリップ本体１にフィットさせておくのである。
【０００７】実施に際しては、まず三角状の切欠２の頂
点３がシャフトの中心線に合うように、本考案の熱収縮
ゴルフグリップを挿入し、直線マーク４をシャフトの中
心線と一致させたのち、この状態で、ガストーチやヘヤ
ードライヤーなどの熱源を使用して、熱収縮性チューブ
５を加熱し，熱収縮性グリップ本体１をシャフトに収縮
密接させるのである。装着終了後は、熱収縮性チューブ
５を取り除くのである。なお、熱収縮性ゴルフグリップ
の美観を増し、商品価値をたかめるために、熱収縮性チ
ューブ５を適宜な色に着色してもよい。
点３がシャフトの中心線に合うように、本考案の熱収縮
ゴルフグリップを挿入し、直線マーク４をシャフトの中
心線と一致させたのち、この状態で、ガストーチやヘヤ
ードライヤーなどの熱源を使用して、熱収縮性チューブ
５を加熱し，熱収縮性グリップ本体１をシャフトに収縮
密接させるのである。装着終了後は、熱収縮性チューブ
５を取り除くのである。なお、熱収縮性ゴルフグリップ
の美観を増し、商品価値をたかめるために、熱収縮性チ
ューブ５を適宜な色に着色してもよい。
【０００８】
【効果】この考案は以上のように構成されているので、
次のような効果を有している。 シャフトへのグリップのセットが容易である。 シャフトの中心線とグリップの中心線を合わせるの
が容易である。 間接加熱による収縮であるので、グリップ本体の品
質は低下しない。 グリップ本体先端部のシャフトの一部表面が間接加
熱になるので、この部分のシャフトの機械的特性の低下
を有効に防止できる。 装着に熟練を要しない。 以上のような顕著な効果を有し、その工業的利用価値は
高い。
次のような効果を有している。 シャフトへのグリップのセットが容易である。 シャフトの中心線とグリップの中心線を合わせるの
が容易である。 間接加熱による収縮であるので、グリップ本体の品
質は低下しない。 グリップ本体先端部のシャフトの一部表面が間接加
熱になるので、この部分のシャフトの機械的特性の低下
を有効に防止できる。 装着に熟練を要しない。 以上のような顕著な効果を有し、その工業的利用価値は
高い。
【図１】考案の実施の一例を示す一部切欠断面図
１ 熱収縮性グリップ本体 ２ 三角状の切欠 ３ 頂点 ４ 直線マーク ５ 熱収縮性チューブ ６ シャフト
Claims (1)
- 【請求項１】 熱収縮性グリップ本体（１）の上に、三
角状の切欠（２）と該切欠（２）の頂点（３）を起点と
して軸方向に直線マーク（４）を施し、切欠（２）側が
熱収縮性グリップ本体（１）よりも適宜長（Ｌ）だけ長
い熱収縮性チューブ（５）を、直線マーク（４）が熱収
縮性グリップ本体（１）の中心線と一致するように被
せ、回転しない程度に、軽く収縮させ、熱収縮性グリッ
プ本体（１）にフィットさせたことを特徴とする熱収縮
性ゴルフグリップ
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992019693U JP2560197Y2 (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 熱収縮性ゴルフグリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992019693U JP2560197Y2 (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 熱収縮性ゴルフグリップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0565365U JPH0565365U (ja) | 1993-08-31 |
| JP2560197Y2 true JP2560197Y2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=12006338
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992019693U Expired - Lifetime JP2560197Y2 (ja) | 1992-02-17 | 1992-02-17 | 熱収縮性ゴルフグリップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2560197Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-17 JP JP1992019693U patent/JP2560197Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0565365U (ja) | 1993-08-31 |
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