JP2559827Y2 - スポット冷房装置 - Google Patents

スポット冷房装置

Info

Publication number
JP2559827Y2
JP2559827Y2 JP9970891U JP9970891U JP2559827Y2 JP 2559827 Y2 JP2559827 Y2 JP 2559827Y2 JP 9970891 U JP9970891 U JP 9970891U JP 9970891 U JP9970891 U JP 9970891U JP 2559827 Y2 JP2559827 Y2 JP 2559827Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edge
hose
trolley
hanger rail
spot cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9970891U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0542948U (ja
Inventor
武雄 大久保
Original Assignee
株式会社バンザイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社バンザイ filed Critical 株式会社バンザイ
Priority to JP9970891U priority Critical patent/JP2559827Y2/ja
Publication of JPH0542948U publication Critical patent/JPH0542948U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2559827Y2 publication Critical patent/JP2559827Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Duct Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車の生産ライン或い
は自動車の整備ラインその他において、任意の作業個所
の環境を良好ならしめるスポット冷房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は個々の作業現場に扇風機等を設け
たものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし上記のものは作
業が連続して移動する作業工程においては冷房が行われ
ない個所ができたり、必要な個所に適時に対応できない
等の欠点を有していた。
【0004】本考案は上記の欠点を解決し、連続して移
動する作業場を任意に冷房可能にすると共に、必要個所
を集中して冷房し冷房効率を向上することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するため下半部に閉じ方向に弾性を有する縁部を具備す
る送風ダクトを設けたハンガーレールにトロリーを懸吊
し、該トロリーに、上端部が前記縁部の内面に介入し摺
動するホースを装着すると共に該ホースに向って前記縁
部を外側から圧接する複数の圧接ローラを設けたことを
特徴とする。
【0006】
【作用】送風ダクト内の冷風は、該ダクトの縁部の内面
に介入したホースを通り任意の個所に送風され所望の冷
房が可能となると共に、圧接ローラにより縁部がホース
側に圧接されているため、ホースとダクトの摺動部から
の冷風の漏れが抑止され効率的な冷房ができる。
【0007】
【実施例】以下本考案の1実施例を図1により説明す
る。
【0008】1はハンガーレールを示し、該ハンガーレ
ール1は2本のC型鋼からなり互に並列して天井等に固
定されている。
【0009】2は該ハンガーレール1の下面に固定され
た送風ダクトを示し、該送風ダクト2は断面が略ワ字状
に形成されると共に下半部には弾性材からなる帯状体2
a、2aが連接され、該帯状体2a、2aの下端縁部2
b、2bは弾性により互に内方へ向けられて通常時は密
接して筒状をなし冷風を送ることができる。
【0010】3はトロリーを示し、該トロリー3はU字
状の棒体3a、3aからなり上端部にローラ3b…3b
を有し、該ローラ3b…3bは前記ハンガーレール1に
嵌挿され該レール1に沿って移動する。
【0011】4はホースを示し、該ホース4の上部には
舟形の漏斗4aと該漏斗4aの下部に連接された伸縮す
るパイプ4bとからなり、該漏斗4aは前記トロリー
3、3に支承固定されると共に、上半部4bは前記帯状
体2a、2aの下端縁部2b、2bの内面に介入されて
いる。
【0012】5…5は圧接ローラを示し、該圧接ローラ
5は、前記トロリー3のU字状の棒体3aの中間部の両
側の外方に突設されたコ字状の支杆3c…3cに回転自
在に軸支されると共に前記帯状体2a、2aの外側面を
押圧するように形成されている。
【0013】尚該支杆3c…3cを前記棒体3aに回動
自在に枢着し、スプリング等により前記帯状体2a、2
aを圧接ローラ5…5により押圧するようにしてもよ
い。
【0014】6は冷風の吹出口である。
【0015】次に上記実施例の作動を説明する。
【0016】送風ダクト2に図示していない冷房機から
送られた冷風は、帯状体2a、2aの縁部2b、2b内
に介入した漏斗4aを通りパイプ4bを経て吹出口6か
ら噴出する。このとき該帯状体2a、2aの縁部2b、
2bは圧接ローラ5…5により押圧され、前記漏斗4a
の前後部を押圧しているので、該縁部2b、2bから冷
風が漏れることがない。
【0017】次にパイプ4bを左又は右にけん引する
と、トロリー3、3のローラ3b…3bがハンガーレー
ル1内を転動し、漏斗4aがけん引方向に移動すると共
に圧接ローラ5…5により前記帯状体2aが押圧され、
冷風の漏れを防止して任意の個所に冷風を噴出させるこ
とができる。
【0018】図2は本考案の第2実施例を示したもの
で、上記実施例はトロリー7と漏斗8とを合成樹脂材等
により一体成形し、部品点数を減少し軽量化すると共に
廉価にできる特徴を有する。
【0019】
【考案の効果】上記のように本考案によれば、ハンガー
レールに設けた送風ダクトの下半部の弾性縁部の内面に
ホースの上端部を摺動自在に介入し、該ホースの近傍の
前記縁部の外側を常時圧接ローラにより圧接するように
したので、連続して移動する作業場の任意の個所を効率
よく冷房することができると共に冷風の漏れも防止され
ている効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の斜視図である。
【図2】本考案の第2実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 ハンガーレール 2 送風ダクト 2b 弾性縁部 3 トロリー 4 ホース 5 圧接ローラ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下半部に閉じ方向に弾性を有する縁部を
    具備する送風ダクトを設けたハンガーレールにトロリー
    を懸吊し、該トロリーに、上端部が前記縁部の内面に介
    入し摺動するホースを装着すると共に該ホースに向って
    前記縁部を外側から圧接する複数の圧接ローラを設けた
    ことを特徴とするスポット冷房装置。
JP9970891U 1991-11-07 1991-11-07 スポット冷房装置 Expired - Lifetime JP2559827Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9970891U JP2559827Y2 (ja) 1991-11-07 1991-11-07 スポット冷房装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9970891U JP2559827Y2 (ja) 1991-11-07 1991-11-07 スポット冷房装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0542948U JPH0542948U (ja) 1993-06-11
JP2559827Y2 true JP2559827Y2 (ja) 1998-01-19

Family

ID=14254572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9970891U Expired - Lifetime JP2559827Y2 (ja) 1991-11-07 1991-11-07 スポット冷房装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2559827Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0542948U (ja) 1993-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI68537B (fi) Anordning foer oeverfoering av med gaser aongor mindre partiklar etc bemaengd luft eller friskluft i en eller andra riktningen mellan tvao staellen
JPS62124926U (ja)
JP2559827Y2 (ja) スポット冷房装置
CN108800527B (zh) 一种立式空调设备用移动底座
US3602128A (en) Exhaust systems for removal of fumes
CN212351975U (zh) 一种化妆品加工车间用放置架
CN205347556U (zh) 一种镀锌管行进空气冷却装置
EP0060227A3 (en) Auxiliary cooling system with blown air for coils of hot-rolled metallic wire, and device to carry out said system
CN221210332U (zh) 风管焊接的辅助装置
CN216668227U (zh) 一种横剪机附纸装置
US3391706A (en) Connection
JP3006735U (ja) 金型搬出入機構ならびに移動台
ATE285324T1 (de) Gerät zum herstellen eines behälters
CN213671018U (zh) 一种排气系统用集尘罩
CN210425454U (zh) 一种暗装式风机盘管风管防震固定支架
CN106521906A (zh) 便于收纳折叠且带有烘干功能的晾晒装置
CN208453873U (zh) 汽车散热器芯体带料收集设备
JPH0417257Y2 (ja)
JP3307796B2 (ja) 搬送設備
CN116518659A (zh) 一种超高温工业热泵烘干装置及烘干方法
CN205804995U (zh) 一种方便运输建筑材料的钢架结构
JPH031334Y2 (ja)
JPS63158973U (ja)
JPS6015711Y2 (ja) トロリ−ダクトクリ−ナ
JPS6163316U (ja)