JP2559169Y2 - ストラップコネクター - Google Patents

ストラップコネクター

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JP2559169Y2
JP2559169Y2 JP9618291U JP9618291U JP2559169Y2 JP 2559169 Y2 JP2559169 Y2 JP 2559169Y2 JP 9618291 U JP9618291 U JP 9618291U JP 9618291 U JP9618291 U JP 9618291U JP 2559169 Y2 JP2559169 Y2 JP 2559169Y2
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JP
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core
strap
connector
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chamber
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JP9618291U
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JPH0545290U (ja
Inventor
和夫 松山
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フルヤ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はカメラ等に取着されるス
トラップを結束させるストラップコネクターに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラ等に取着されるストラップ
の端を結束させる手段として、実公平3−29635号
公報に開示されているように、コネクター本体の挿通口
から通されたストラップの端部を、該ストラップの二本
分の幅の溝部とストラップを沿わす基部を構成したコア
に二股状に装着して、該コアをコネクター本体のコア挿
入口から嵌入室内に嵌入し、ストラップを前記溝部と基
部の角で挟着するようにした構成のものが公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、ストラップ
の端部を装着したコアを、コア挿入口からコネクター本
体内へ挿入する場合、コアの両側へストラップがはみだ
しているために、ストラップがコア挿入口でしごかれる
状態となり、その挿入が極めて困難となる欠点があり、
また、コアをコネクター内へ装着しても、ストラップの
弾力によって押し戻されるから、コアが完全に収容され
ずコネクター本体から突出して体裁を悪くするととも
に、該突出部分が他物に引っ掛かってコアが抜け出す欠
点があった。本考案は、ストラップを配設したコアを簡
単にコネクター本体内へ押し込むことによってストラッ
プを確実に固定できるとともに、コアがコネクター本体
内に完全に収容され、ストラップの弾力によってはみ出
すことのない体裁の良いストラップコネクターを提供す
ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、ストラップが
挿入されたコネクター本体にコアが嵌入して構成される
ストラップコネクターにおいて、前記コネクター本体
に、内壁面を僅かなテーパとしたコア嵌入室をコア挿入
口に連続して形成し、前記コアには、前記コア嵌入室と
外形を相似形としてストラップ配設用溝を形成するとと
もに、該ストラップ配設用溝の中間部に、配設するスト
ラップと直行する方向であって、ストラップをコア嵌入
室の内壁面に押圧する断面鋭角エッジとした上縁を有す
る押圧壁を形成した構成を要旨としている。
【0005】
【作用】上記のように構成したストラップコネクター
は、ストラップ本体のコア嵌入室を内壁面を僅かなテー
パに形成して、これと外形において相似形のコアを嵌入
するので、ストラップ本体のコア嵌入室へコアが簡単に
嵌入でき、また、ストラップをコネクター本体に通して
コアのストラップ配設用溝上に配設した状態で、コアを
コネクター本体のコア嵌入室に嵌着すれば、ストラップ
は、押圧壁の上縁の鋭角エッジとコア嵌入室の内壁面と
で確実に挟着されるようになり、ストラップの弾力によ
ってコアがはみ出したり抜け出すことがない。
【0006】
【実施例】本考案のストラップコネクターの実施例を図
に基づいて説明すると、図1はストラップコネクターの
分解平面図、図2は断面図、図3は結合状態の断面図で
あって、ストラップ1が挿入される合成樹脂製のコネク
ター本体2に同材質からなるコア3が嵌入して構成され
ている。前記コネクター本体2は、中空な略四角柱状に
形成して、対向する二面にストラップ挿入口4とコア挿
入口5を開口させるとともに、それぞれの挿入口4、5
間に内壁面を僅かなテーパとしたコア嵌入室6をコア挿
入口5に連続して形成した構成となっている。また前記
コア3は、前記コア嵌入室6と外形を相似形としてスト
ラップ配設用溝7を形成するとともに、該ストラップ配
設用溝7の中間部に、配設するストラップ1と直行する
方向であって、ストラップ1をコア嵌入室6の内壁面に
押圧する断面鋭角エッジ8とした上縁を有する押圧壁9
を形成した構成となっている。
【0007】上記の如く構成したストラップコネクター
は、ストラップ1をコネクター本体2に通してコア3の
ストラップ配設用溝7上に配設した状態で、コア3をコ
ネクター本体2のコア嵌入室6に嵌着されるものであっ
て、ストラップ1は押圧壁9の上縁の鋭角エッジ8とコ
ア嵌入室6の内壁面とで挟着されるのである。尚、上記
実施例では、押圧壁9の上縁を断面鋭角エッジ8とした
が、上縁を鋸歯状に形成すれば、ストラップ1の押圧固
定をより確実にすることができる。又滑り易いナイロン
等の合成樹脂製のストラップの場合は、ストラップの先
端を熱溶着すれば、先端が溶けて硬くなるので、鋭角エ
ッジ8とコア嵌入室6の内面壁により確実に挟着され
る。
【0008】
【考案の効果】以上説明した本考案のストラップコネク
ターは、ストラップ1が挿入されたコネクター本体2に
コア3が嵌入して構成されるストラップコネクターにお
いて、前記コネクター本体2は、中空な略四角柱状に形
成して、対向する二面にストラップ挿入口4とコア挿入
口5を開口させるとともに、それぞれの挿入口4、5間
に内壁面を僅かなテーパとしたコア嵌入室6をコア挿入
口5に連続して形成した構成とし、前記コア3は、前記
コア嵌入室6と外形を相似形としてストラップ配設用溝
7を形成するとともに、該ストラップ配設用溝7の中間
部に、配設するストラップ1と直行する方向であって、
ストラップ1をコア嵌入室6の内壁面に押圧する断面鋭
角エッジ8とした上縁を有する押圧壁9を形成した構成
とし、ストラップ1をコネクター本体2に通してコア3
のストラップ配設用溝7上に配設した状態で、コア3を
コネクター本体2のコア嵌入室6に嵌着し、ストラップ
1を押圧壁9の上縁の鋭角エッジ8とコア嵌入室6の内
壁面とで挟着するようにしたから、ストラップ本体1の
コア嵌入室6へコア3が簡単に嵌入でき、また、ストラ
ップ1をコネクター本体2に通してコア3のストラップ
配設用溝7上に配設した状態で、コア3をコネクター本
体2のコア嵌入室6に嵌着すれば、ストラップ1は、押
圧壁9の上縁の鋭角エッジ8とコア嵌入室6の内壁面と
で確実に挟着されるようになり、ストラップ1の弾力に
よってコア3がコネクター本体2からはみ出したり抜け
出すことのない体裁の良いストラッブコネクターを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ストラップコネクターの分解状態平面図であ
る。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】ストラップコネクターの結合状態の断面図であ
る。
【符号の説明】 1 ストラップ 2 コネクター本体 3
コア 4 ストラップ挿入口 5 コア挿入口 6
コア嵌入室 7 ストラップ配設用溝 8 鋭角エッジ 9
押圧壁

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストラップ1が挿入されたコネクター本
    体2にコア3が嵌入して構成されるストラップコネクタ
    ーにおいて、前記コネクター本体2は、中空な略四角柱
    状に形成して、対向する二面にストラップ挿入口4とコ
    ア挿入口5を開口させるとともに、それぞれの挿入口
    4、5間に内壁面を僅かなテーパとしたコア嵌入室6を
    コア挿入口5に連続して形成した構成とし、前記コア3
    は、前記コア嵌入室6と外形を相似形としてストラップ
    配設用溝7を形成するとともに、該ストラップ配設用溝
    7の中間部に、配設するストラップ1と直行する方向で
    あって、ストラップ1をコア嵌入室6の内壁面に押圧す
    る断面鋭角エッジ8とした上縁を有する押圧壁9を形成
    した構成とし、ストラップ1をコネクター本体2に通し
    てコア3のストラップ配設用溝7上に配設した状態で、
    コア3をコネクター本体2のコア嵌入室6に嵌着し、ス
    トラップ1を押圧壁9の上縁の鋭角エッジ8とコア嵌入
    室6の内壁面とで挟着するようにしたことを特徴とする
    ストラップコネクター。
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JPH0545290U JPH0545290U (ja) 1993-06-18
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