JP2557861Y2 - 擬木連組木 - Google Patents
擬木連組木Info
- Publication number
- JP2557861Y2 JP2557861Y2 JP1993000936U JP93693U JP2557861Y2 JP 2557861 Y2 JP2557861 Y2 JP 2557861Y2 JP 1993000936 U JP1993000936 U JP 1993000936U JP 93693 U JP93693 U JP 93693U JP 2557861 Y2 JP2557861 Y2 JP 2557861Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pseudo
- wood
- logs
- rope
- tree
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cultivation Of Plants (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は公園、自然歩道、庭、そ
の他種々の場所における土留め、花壇囲い、ダストカバ
ー等に使用される擬木連組木に関するものである。
の他種々の場所における土留め、花壇囲い、ダストカバ
ー等に使用される擬木連組木に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、土留めや花壇囲い等に使用される
擬木連組木として、例えば4〜5本の擬木丸太が並列し
て真直ぐ直線状に連結された形状にコンクリート等によ
り一体成形されたものが知られている。
擬木連組木として、例えば4〜5本の擬木丸太が並列し
て真直ぐ直線状に連結された形状にコンクリート等によ
り一体成形されたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の擬木連組木は一体成形により擬木丸太が並列して
真直ぐ直線状に連結された形状となされているために、
擬木丸太が直線状に並んだ形状の土留め壁や花壇囲いし
か得られず、擬木丸太が任意の曲線状や円弧状に並んだ
ものは施工が困難であり、形状に融通性がない問題点が
ある。
従来の擬木連組木は一体成形により擬木丸太が並列して
真直ぐ直線状に連結された形状となされているために、
擬木丸太が直線状に並んだ形状の土留め壁や花壇囲いし
か得られず、擬木丸太が任意の曲線状や円弧状に並んだ
ものは施工が困難であり、形状に融通性がない問題点が
ある。
【0004】本考案はかかる従来の問題点を解消した擬
木連組木を提供することを目的としている。
木連組木を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案は複数本の擬木丸太を任意の曲線状や円弧状
に並べられるように柔軟性ロープで連結したものであ
る。すなわち、本考案擬木連組木は、複数本の擬木丸太
が密接して並列に並べられ、擬木丸太の両端部に設けら
れた丸太とほぼ直交する方向の貫通孔に柔軟性ロープが
貫通され、この柔軟性ロープの両端に抜け止め部が設け
られ、両端部に位置する擬木丸太の貫通孔に座ぐり部が
設けられ、隣接する擬木丸太がこのロープを曲折可能に
連結されてなるものである。又、両端部に位置する一方
の擬木丸太の外周面に嵌合凸部、他方の擬木丸太の外周
面に上記嵌合凸部に嵌合しうる嵌合凹部が設けられたも
のである。
め、本考案は複数本の擬木丸太を任意の曲線状や円弧状
に並べられるように柔軟性ロープで連結したものであ
る。すなわち、本考案擬木連組木は、複数本の擬木丸太
が密接して並列に並べられ、擬木丸太の両端部に設けら
れた丸太とほぼ直交する方向の貫通孔に柔軟性ロープが
貫通され、この柔軟性ロープの両端に抜け止め部が設け
られ、両端部に位置する擬木丸太の貫通孔に座ぐり部が
設けられ、隣接する擬木丸太がこのロープを曲折可能に
連結されてなるものである。又、両端部に位置する一方
の擬木丸太の外周面に嵌合凸部、他方の擬木丸太の外周
面に上記嵌合凸部に嵌合しうる嵌合凹部が設けられたも
のである。
【0006】
【作用】擬木丸太が柔軟性ロープを介して真直ぐ直線状
にも適宜曲線状や円弧状に並んで連結された形状にもで
き、形状に融通がきく。嵌合凸部と嵌合凹部の嵌合によ
り擬木連組木どうしを連結できる。
にも適宜曲線状や円弧状に並んで連結された形状にもで
き、形状に融通がきく。嵌合凸部と嵌合凹部の嵌合によ
り擬木連組木どうしを連結できる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しながら本考案について説
明する。図面において、Aは本考案擬木連組木であっ
て、複数本例えば6〜10本の擬木丸太1が密接して並
列に並べられ、柔軟性ロープ2によって連結されてい
る。
明する。図面において、Aは本考案擬木連組木であっ
て、複数本例えば6〜10本の擬木丸太1が密接して並
列に並べられ、柔軟性ロープ2によって連結されてい
る。
【0008】擬木丸太1はコンクリート、合成樹脂、金
属あるいはこれらの複合材等から作製され、外周面に木
肌状凹凸、上面に年輪が設けられて自然木に近い形状に
なされた従来公知のものであればよい。擬木丸太1の上
下両端部には図1の如く丸太1とほぼ直交する方向に貫
通孔11が設けられ、柔軟性ロープ2が挿通されるよう
になされている。擬木連組木Aの両端部に位置する擬木
丸太1の貫通孔11には座ぐり部12が設けられ、柔軟
性ロープ2の端部抜け止め部21が収まるようになされ
ている。
属あるいはこれらの複合材等から作製され、外周面に木
肌状凹凸、上面に年輪が設けられて自然木に近い形状に
なされた従来公知のものであればよい。擬木丸太1の上
下両端部には図1の如く丸太1とほぼ直交する方向に貫
通孔11が設けられ、柔軟性ロープ2が挿通されるよう
になされている。擬木連組木Aの両端部に位置する擬木
丸太1の貫通孔11には座ぐり部12が設けられ、柔軟
性ロープ2の端部抜け止め部21が収まるようになされ
ている。
【0009】又、図1の如く擬木連組木Aの両端部に位
置する擬木丸太1の一方側には外周面に嵌合凸部13が
設けられ、他方側には外周面に嵌合凸部13と嵌合しう
る嵌合凹部14が設けられていると、擬木連組木Aを複
数連結する場合に図4の如く嵌合凸部13、嵌合凹部1
4の嵌合により容易に連結でき好ましい。
置する擬木丸太1の一方側には外周面に嵌合凸部13が
設けられ、他方側には外周面に嵌合凸部13と嵌合しう
る嵌合凹部14が設けられていると、擬木連組木Aを複
数連結する場合に図4の如く嵌合凸部13、嵌合凹部1
4の嵌合により容易に連結でき好ましい。
【0010】柔軟性ロープ2は合成樹脂ロープ、金属ロ
ープ等柔軟性を有するものが使用される。この柔軟性ロ
ープ2は、例えば図3の如く隣接する擬木丸太1がロー
プ2を曲折可能に動きうる程度に余裕をもって擬木丸太
1を連結している。又、柔軟性ロープ2の両端部には結
び目や適宜部材が取付けられて抜け止め部21が設けら
れ、ロープ2が貫通孔11から抜けないようになされて
いる。
ープ等柔軟性を有するものが使用される。この柔軟性ロ
ープ2は、例えば図3の如く隣接する擬木丸太1がロー
プ2を曲折可能に動きうる程度に余裕をもって擬木丸太
1を連結している。又、柔軟性ロープ2の両端部には結
び目や適宜部材が取付けられて抜け止め部21が設けら
れ、ロープ2が貫通孔11から抜けないようになされて
いる。
【0011】擬木連組木Aの使用に際しては、必要に応
じて隣接する擬木丸太1を適宜ロープ2を曲折するよう
に動かし、擬木丸太1を所望の曲線状や円弧状等に並べ
ればよい。又、複数の擬木連組木Aのみを連結して使用
してもよいし、図5の如く土留め壁の円弧状部分が本考
案擬木連組木Aで形成され、直線状部分が従来の擬木連
組木Bにより形成されるようになされていてもよい。
じて隣接する擬木丸太1を適宜ロープ2を曲折するよう
に動かし、擬木丸太1を所望の曲線状や円弧状等に並べ
ればよい。又、複数の擬木連組木Aのみを連結して使用
してもよいし、図5の如く土留め壁の円弧状部分が本考
案擬木連組木Aで形成され、直線状部分が従来の擬木連
組木Bにより形成されるようになされていてもよい。
【0012】
【考案の効果】以上詳述した如く、本考案擬木連組木
は、並列に並べられた複数本の擬木丸太に丸太とほぼ直
交する方向に柔軟性ロープが貫通され、密接する擬木丸
太がロープを曲折可能に連結されているので、擬木丸太
を任意の曲線状や円弧状に並べた連組木とすることがで
き、形状に融通がきき、曲線部を備えた土留め壁、花壇
囲いを容易に形成できる。しかも、円形、だ円形等曲線
部を備えた筒状のものを容易に形成でき、土留め、花壇
囲い以外にダストカバー等にも好適に使用できる。又、
隣合う擬木丸太が密接されているので、土が擬木間から
こぼれ落ちることがない。更に、柔軟性ロープの両端に
抜け止め部が設けられているので、ロープが抜けること
がない。更に、両端部に位置する擬木丸太に座ぐり部が
設けられているので抜け止め部が擬木表面から突出する
ことがなく、連組木が連結されるときに邪魔にならな
い。
は、並列に並べられた複数本の擬木丸太に丸太とほぼ直
交する方向に柔軟性ロープが貫通され、密接する擬木丸
太がロープを曲折可能に連結されているので、擬木丸太
を任意の曲線状や円弧状に並べた連組木とすることがで
き、形状に融通がきき、曲線部を備えた土留め壁、花壇
囲いを容易に形成できる。しかも、円形、だ円形等曲線
部を備えた筒状のものを容易に形成でき、土留め、花壇
囲い以外にダストカバー等にも好適に使用できる。又、
隣合う擬木丸太が密接されているので、土が擬木間から
こぼれ落ちることがない。更に、柔軟性ロープの両端に
抜け止め部が設けられているので、ロープが抜けること
がない。更に、両端部に位置する擬木丸太に座ぐり部が
設けられているので抜け止め部が擬木表面から突出する
ことがなく、連組木が連結されるときに邪魔にならな
い。
【0013】又、両端部に位置する一方の擬木丸太の外
周面に嵌合凸部、他方の擬木丸太の外周面に上記嵌合凸
部に嵌合しうる嵌合凹部が設けられているので、擬木連
組木どうしの連結が容易にできる。
周面に嵌合凸部、他方の擬木丸太の外周面に上記嵌合凸
部に嵌合しうる嵌合凹部が設けられているので、擬木連
組木どうしの連結が容易にできる。
【図1】本考案擬木連組木の一実施例を示す一部分解正
面図である。
面図である。
【図2】本考案擬木連組木の一実施例を示す平面図であ
る。
る。
【図3】図2の擬木連組木の変形状態例を示す断面図で
ある。
ある。
【図4】本考案擬木連組木どうしの連結状態例を示す一
部切欠断面図である。
部切欠断面図である。
【図5】本考案擬木連組木の使用例を示す平面図であ
る。
る。
A 本考案擬木連組木 1 擬木丸太 11 貫通孔 12 座ぐり部 13 嵌合凸部 14 嵌合凹部 2 柔軟性ロープ 21 抜け止め部
Claims (2)
- 【請求項1】 複数本の擬木丸太が密接して並列に並べ
られ、擬木丸太の両端部に設けられた丸太とほぼ直交す
る方向の貫通孔に柔軟性ロープが貫通され、この柔軟性
ロープの両端に抜け止め部が設けられ、両端部に位置す
る擬木丸太の貫通孔に座ぐり部が設けられ、隣接する擬
木丸太がこのロープを曲折可能に連結されてなる擬木連
組木。 - 【請求項2】 両端部に位置する一方の擬木丸太の外周
面に嵌合凸部、他方の擬木丸太の外周面に上記嵌合凸部
に嵌合しうる嵌合凹部が設けられた請求項1記載の擬木
連組木。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993000936U JP2557861Y2 (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 擬木連組木 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993000936U JP2557861Y2 (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 擬木連組木 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0657135U JPH0657135U (ja) | 1994-08-09 |
JP2557861Y2 true JP2557861Y2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=11487566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993000936U Expired - Lifetime JP2557861Y2 (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 擬木連組木 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2557861Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7002439B2 (ja) * | 2018-11-30 | 2022-01-20 | 株式会社コーエイ産業 | 芯材挿通式木質構造体の製造方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5018888Y2 (ja) * | 1972-08-17 | 1975-06-09 | ||
JPS5072642U (ja) * | 1973-11-07 | 1975-06-26 | ||
JPS5074733U (ja) * | 1973-11-08 | 1975-06-30 | ||
JPS5239749U (ja) * | 1975-09-12 | 1977-03-22 | ||
JPH0238607Y2 (ja) * | 1986-06-11 | 1990-10-17 |
-
1993
- 1993-01-19 JP JP1993000936U patent/JP2557861Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0657135U (ja) | 1994-08-09 |
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