JP2556253Y2 - 乳首パッチ - Google Patents

乳首パッチ

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JP2556253Y2
JP2556253Y2 JP6544393U JP6544393U JP2556253Y2 JP 2556253 Y2 JP2556253 Y2 JP 2556253Y2 JP 6544393 U JP6544393 U JP 6544393U JP 6544393 U JP6544393 U JP 6544393U JP 2556253 Y2 JP2556253 Y2 JP 2556253Y2
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JP
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nipple
patch
light
sheet
shielding
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JP6544393U
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JPH0731829U (ja
Inventor
壽治 八木
Original Assignee
有限会社ブレインチャイルド
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  • Cosmetics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、女性の乳首に貼着する
乳首パッチに係り、より詳細には、乳首の黒ずみを防止
すると共に、変色した乳首を若々しい色つやに戻し得る
乳首パッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】女性が水着を着用したり、ノーブラ状態
で衣服を着用したような場合、乳首が透けて見えたり、
或いはその突起が目立つことがある。日本女性は、この
ようなことを恥ずかしがるのが一般的であるため、従来
より乳首パッチが利用されている。この乳首パッチは、
乳首を覆う大きさに形成されて、その表面を人肌色に近
く着色したものであって、使用に際しては、乳頭を含む
乳首全体を覆うように乳房に貼着される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな乳首パッチは、単に乳首を隠すだけであり、美容
上、乳首の変色に対しては何の効果もないものである。
すなわち、人体の乳首は、太陽光線を受けると、体質、
年齢、健康状態といった条件で若干異なるものの、メラ
ニン色素が乳首に沈殿して黒ずんでくるものであり、乳
首の黒ずみは若々しさに欠けることから、特に若い女性
にとって、美容上の大敵となる。
【0004】本考案は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、水着または薄着状態での野外活動においても乳首の
変色を防止し、若々しい乳首を維持することのできる乳
首パッチを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案においては、上記
目的を達成するため、人体の乳首を覆う大きさに形成さ
れたシート体と、このシート体の表面側に形成された遮
光性材料からなる遮光層と、前記シート体の裏面側に設
けられ乳首の色素を人肌色に近く変色させる薬剤からな
る薬物層と、前記シート体の裏面側の周縁部に形成され
た貼着材からなる接着層とを備えてなることを特徴とす
る。
【0006】ここで、シート体を遮光性材料によって形
成するようにしても良く、その場合には遮光層が不要と
なる。また、シート体は、水を遮断するが皮膚呼吸を可
能にする素材が望ましい。
【0007】
【作用】この考案は、乳首側に薬物層側を向けて乳頭を
覆うように乳首パッチを接すると、接着層によってシー
ト体の周縁部が乳房に貼着される。そして、このシート
体の表面側には遮光性材料からなる遮光層が形成されて
いるので、紫外線などを遮断することができ、乳首の変
色を未然に防止することができる。また、薬剤は、乳首
の色素を変化させる薬効を有するので、乳首が黒ずんで
しまっている場合でも、これを若々しい健康的な色に変
化させる。なお、薬剤層をゲル状に形成しておけば、乳
首の大きさや形状の個人差に関係なく、薬効をより確実
なものとすることができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例について、図を参照
しながら説明する。図1は本実施例に係る乳首パッチの
正面図、図2は同乳首パッチの裏面図、図3は同乳首パ
ッチの断面図である。この乳首パッチ1は、シール2の
表面2aに遮光膜3を設ける一方、裏面2bに薬物層4
を設け、図4に示すような乳房6の乳首7に貼着して使
用する構成になっている。
【0009】シール体2は、人体の乳首7を覆う大きさ
の円形で、柔軟性を有するビニール材により形成されて
いる。このシール体2は、断面が略凹状で、中央に凹所
2cを設けて乳頭8を余裕をもって収容可能にしてお
り、全体は乳首7の表面に沿うように彎曲させている。
なお、シール体2は、皮膚呼吸は可能であるが水を通さ
ない素材が望ましく、この場合には、シール体2の遮光
膜3に比べた外径を、図示のものより広くしておく。
【0010】一方、シール体2の裏面2b側の周縁部に
は、貼着材を塗布するなどして接着層5を形成してい
る。このシール体2を乳首7に貼着すると、乳頭8を凹
所2c内に収容した状態で乳房6に接着され、乳首7全
体を覆うことができるようになっている。
【0011】遮光膜3は、シール体2の外径よりも小さ
い円形状で、アルミニュームを用いて形成され、シー
ル体2の表面2a側に密着するように接着されることに
より、隆起部3aが生じている。この遮光膜3は、アル
ミニュームが遮光性を有することから、大陽光を遮断
して乳首7の日焼け防止を図ることができる。もっと
も、遮光膜3は、太陽光を遮断するものであれば、アル
ミニュームに限定される必要はなく、適宜に選択可能
である。
【0012】薬物層4は、シール体2の凹所2cに各種
の薬剤を充填して形成されるもので、この薬剤として
は、乳首7に沈殿したメラニン色素を改善して人肌色に
近い色に近づけるに好適なものを選択している。本例で
は米糠、麹酸、アルブチン(ヒドロキノン、グリコゼラ
ノシド)、スーパオキシドジムスターゼ、インターフェ
ロン、メゼレイン、リノール酸、酢酸、ビタミンA、ビ
タミンC、ビタミンDおよびビタミンE等が用いられ、
これらを単体または組み合わせてゲル状とする。そし
て、このゲル状薬剤は、前記乳頭8を含むシール体2の
裏面2bにおける凹所2cに充填し、厚い層状にしてシ
ール体2から容易に脱落しないように一体化する。この
ように薬剤がゲル状に充填されているので、乳首の大き
さや形状についての個人差にかかわらず、薬剤が乳首を
覆うことになり、薬効を確実なものとしている。
【0013】乳首パッチ1が形成されると、商品として
販売する場合はピンクトップといった名称を表示した収
容袋に1ダースまたは10個単位で収容しておく。
【0014】また、この乳首パッチ1を使用する場合
は、衣服、下着または水着を着用する前に、図4に示す
如く乳頭8を中心として乳房6に貼着する。すると、接
着層5が乳房6に接着し、薬物層4が乳首7に接触した
状態で乳首7全体が乳首パッチ1に覆われる。これによ
り、水着のままで外に出た場合は、遮光膜3が太陽光を
遮って乳頭8を含む乳首7が日焼けにより黒ずむといっ
た問題が回避される。
【0015】また、乳首7に薬物層4が密着しているの
で、この薬物層4の薬剤によって乳首7に対し脱色素の
薬効が直接的に作用する。ここで、プールの水に触れた
ような場合、薬剤はゲル状でシール体2の裏面2bに保
持されているので、融け出すようなことはなく薬効が持
続する。また、乳首パッチ1の内部に水が浸入するのも
少ないことから、水を汚す問題も回避される。
【0016】さらに、このように水の浸入や薬剤の漏出
が殆どないことから、日常生活において衣服や下着の下
に乳首パッチ1を着けるような場合でも、汗によって衣
類が汚れるといった不具合が生じることはない。よっ
て、この乳首パッチ1の使用により、黒ずんでいた乳首
7が漸次肌色に戻され、自然の感じが醸しだされて美観
が高められる。
【0017】なお、上記実施例においては、乳首パッチ
1の外形を円形としたが、略円形、略方形、楕円形また
は三角形状としてもよい。また、乳首7の色素を改善す
る薬効を有する素材であれば上記以外の薬剤を用いるよ
うにしてもよい。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、乳首に薬
物層を触れさせて乳首パッチを貼着すと、乳頭を含む
乳首の色素が人肌色に近く変色するので、何らかの原因
により乳首が黒ずんでいる場合でも乳首全体を健康的な
人肌色に変化させることができる効果がある。
【0019】また、乳首に乳首パッチを長時間貼着して
おくと、遮光層が太陽光線の透過を遮断し、乳首の変色
を防止できるとともに、薬物層の薬効低下等を防止して
効果的に乳首の色を改善できるといった効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す乳首パッチの正面図で
ある。
【図2】同乳首パッチの裏面図である。
【図3】同乳首パッチの断面図である。
【図4】同乳首パッチの接着操作を示す断面図である。
【符号の説明】
1 乳首パッチ 2 シート体 3 遮光層 4 薬物層 5 接着層 7 乳首
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 9/70 373 A61K 9/70 373

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体の乳首を覆う大きさに形成されたシ
    ート体と、このシート体の表面側に形成された遮光性材
    料からなる遮光層と、前記シート体の裏面側に設けられ
    乳首の色素を人肌色に近く変色させる薬剤からなる薬物
    層と、前記シート体の裏面側の周縁部に形成された貼着
    材からなる接着層とを備えてなる乳首パッチ。
JP6544393U 1993-11-12 1993-11-12 乳首パッチ Expired - Lifetime JP2556253Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6544393U JP2556253Y2 (ja) 1993-11-12 1993-11-12 乳首パッチ

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JP6544393U JP2556253Y2 (ja) 1993-11-12 1993-11-12 乳首パッチ

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JPH0731829U JPH0731829U (ja) 1995-06-16
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JP2013517067A (ja) * 2010-01-14 2013-05-16 ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア 乳管への炎症メディエータの侵入を検知して、低減、阻止するデバイス、システム、および方法
JP5818472B2 (ja) * 2011-03-18 2015-11-18 淀川ヒューテック株式会社 乳頭保護部材

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JPH0731829U (ja) 1995-06-16

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