JP2554760Y2 - カバー取り付け用の予備孔を有する筐体 - Google Patents

カバー取り付け用の予備孔を有する筐体

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JP2554760Y2
JP2554760Y2 JP1450992U JP1450992U JP2554760Y2 JP 2554760 Y2 JP2554760 Y2 JP 2554760Y2 JP 1450992 U JP1450992 U JP 1450992U JP 1450992 U JP1450992 U JP 1450992U JP 2554760 Y2 JP2554760 Y2 JP 2554760Y2
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JP
Japan
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housing
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hole
spare
screw
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JP1450992U
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Inventor
康弘 鈴木
Original Assignee
赤井電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、カバー取り付け用の
予備孔を有する筐体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、カセットデッキ等の機器の筐体
には複数のネジによりカバーが取り付けられている。と
ころで、前記筐体は合成樹脂等で構成されていることが
多く、前記ネジによる取り付けがバカになることがあ
る。このようなときには金属製の前記カバーに貫通孔を
穿ち、かつ前記筐体にもネジが螺合される孔を設けなけ
ればならなかった。前記のように取り付けがバカになっ
たときに直ちに対応できるように、カバーには予め予備
の貫通孔を設け、かつ筐体にはネジが螺合され得る予備
孔を設けておくことが考えられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記のようにカバーに
予備の貫通孔を設け、かつ筐体には予備孔を設けると、
これらの孔がカバー取り付け用の予備ではない孔と区別
がつかなくなり、前記予備の貫通孔にネジが挿通されて
いないことがネジの付け忘れのように思われる。
【0004】この考案は前記した欠点を除去し、前記カ
バーの予備の貫通孔にネジが挿通されていなくても、ネ
ジの付け忘れのように思われることがないようにしたカ
バー取り付け用の予備孔を有する筐体を提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は前記の課題を
解決するために、カバーの予備の貫通孔に挿通されたネ
ジが螺合され、カバーが取り付けられるようにした予備
孔を有する筐体において、前記予備孔における前記筐体
の表面側に、前記ネジを挿入することによって突き破れ
る程度の薄肉部を残したものである。
【0006】
【作用】前記のように構成された筐体では、カバーの予
備の貫通孔にネジを挿入することにより予備孔の薄肉部
が破れてこのネジを筐体の予備孔に螺合することがで
き、前記カバーを筐体に取り付けることができる。
【0007】
【実施例】以下に、この考案の一実施例を図について説
明する。図1は筐体にカバーを取り付ける前の状態を示
している。図1において、1は金属製のカバーであり、
予備の貫通孔2が設けられている。図示していないが、
このカバー1には周知のように複数の取り付け用の貫通
孔も設けられている。3は合成樹脂製の筐体であり、予
備孔4が設けられている。この予備孔4における筐体3
の表面側には薄肉部5が設けられている。この筐体3に
は図示していないが、前記カバー1の複数の取り付け用
の貫通孔に相当する位置にネジが螺合される取り付け用
の孔が設けられている。
【0008】前記筐体3にカバー1をかぶせると、図2
に示すように、予備孔4と予備の貫通孔2の位置が一致
する。通常では、前記カバー1の前記取り付け用の貫通
孔にネジが挿通され、かつこのネジが筐体3の前記取り
付け用の孔に螺合されてカバー1が筐体3に取り付けら
れる。この状態では予備孔4が薄肉部5により外部から
は見えないので、ネジの付け忘れと思われることはな
い。
【0009】前記のように筐体3にカバー1を取り付け
る際にネジがバカになったようなときには、図3に示す
ように、破線で示すネジ6aを矢印方向に移動してカバ
ー1の予備の貫通孔2に挿通し、薄肉部5を突き破って
筐体3の予備孔4に螺合する。この螺合した状態のネジ
を符号6で示す。
【0010】
【考案の効果】本考案は以上説明した如く、筐体にカバ
ーを取り付けるネジがバカになったような場合でも直ち
に予備孔により筐体にカバーを取り付けることができ、
しかも予備孔を用いないときには、ネジの付け忘れと思
われることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を説明するためのものであ
り、カバーが筐体に取り付けられていない状態を示す断
面図である。
【図2】この考案の一実施例を説明するためのものであ
り、カバーが筐体に取り付けられている状態を示す断面
図である。
【図3】この考案の一実施例を説明するためのものであ
り、カバーが筐体に取り付けられ、かつ予備孔を用いて
いる状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 カバー 2 貫通孔 3 筐体 4 予備孔 5 薄肉部 6,6a, ネジ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバーの予備の貫通孔に挿通されたネジ
    が螺合され、カバーが取り付けられるようにした予備孔
    を有する筐体において、 前記予備孔における前記筐体の表面側に、前記ネジを挿
    入することによって突き破れる程度の薄肉部を残したこ
    とを特徴とするカバー取り付け用の予備孔を有する筐
    体。
JP1450992U 1992-02-14 1992-02-14 カバー取り付け用の予備孔を有する筐体 Expired - Lifetime JP2554760Y2 (ja)

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JPH0566594U JPH0566594U (ja) 1993-09-03
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