JP2552553Y2 - 炉頂装入装置 - Google Patents
炉頂装入装置Info
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- JP2552553Y2 JP2552553Y2 JP2189991U JP2189991U JP2552553Y2 JP 2552553 Y2 JP2552553 Y2 JP 2552553Y2 JP 2189991 U JP2189991 U JP 2189991U JP 2189991 U JP2189991 U JP 2189991U JP 2552553 Y2 JP2552553 Y2 JP 2552553Y2
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- collecting hopper
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、炉頂装入装置に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の炉頂装入装置の一例を図3
・図4を用いて説明する。
・図4を用いて説明する。
【0003】図中1は高炉であり、該高炉1の上方に
は、図示しない原料槽から原料を搬送する装入コンベア
2が配設され、該装入コンベア2の下部には、下端部に
切換シュートゲート3を備えて枠状の上部梁4に沿って
横行することにより装入コンベア2からの原料を分配可
能なスライド式の切換シュート5が設けられ、該切換シ
ュート5の下方には、上端部に上部シール弁6を備え、
又、下端部に流調ゲート7を備え、更に、上側部に圧力
調整用配管8を接続された二基の計量ホッパー9,10
がロードセル11を介して枠状の中間梁12に支持さ
れ、二基の計量ホッパー9,10の下方には、各計量ホ
ッパー9,10の下端部の流調ゲート7が挿入されると
共に計量ホッパー9,10の下部を支持しない状態で囲
む上部伸縮管13を備えた分岐入口部14と、該分岐入
口部14の接続部分に下部シール弁15を備えた合流部
16とからなる上部集合ホッパー17が設けられ、又、
該上部集合ホッパー17の下部には上部集合ホッパー1
7に一体的に接続され、且つ、下端部に高炉1頂部の分
配装置18に下部伸縮管19を介して接続される下部集
合ホッパー20が枠状の下部梁21に支持されている。
は、図示しない原料槽から原料を搬送する装入コンベア
2が配設され、該装入コンベア2の下部には、下端部に
切換シュートゲート3を備えて枠状の上部梁4に沿って
横行することにより装入コンベア2からの原料を分配可
能なスライド式の切換シュート5が設けられ、該切換シ
ュート5の下方には、上端部に上部シール弁6を備え、
又、下端部に流調ゲート7を備え、更に、上側部に圧力
調整用配管8を接続された二基の計量ホッパー9,10
がロードセル11を介して枠状の中間梁12に支持さ
れ、二基の計量ホッパー9,10の下方には、各計量ホ
ッパー9,10の下端部の流調ゲート7が挿入されると
共に計量ホッパー9,10の下部を支持しない状態で囲
む上部伸縮管13を備えた分岐入口部14と、該分岐入
口部14の接続部分に下部シール弁15を備えた合流部
16とからなる上部集合ホッパー17が設けられ、又、
該上部集合ホッパー17の下部には上部集合ホッパー1
7に一体的に接続され、且つ、下端部に高炉1頂部の分
配装置18に下部伸縮管19を介して接続される下部集
合ホッパー20が枠状の下部梁21に支持されている。
【0004】先ず、切換シュート5を上部梁4に沿って
計量ホッパー9側(図3右側)へ移動し、且つ、切換シ
ュートゲート3及び計量ホッパー9側の上部シール弁6
及び流調ゲート7及び下部シール弁15が閉じた状態
で、圧力調整用配管8から排気を行うことにより計量ホ
ッパー9内部を大気圧としてから、切換シュートゲート
3及び上部シール弁6を開く。
計量ホッパー9側(図3右側)へ移動し、且つ、切換シ
ュートゲート3及び計量ホッパー9側の上部シール弁6
及び流調ゲート7及び下部シール弁15が閉じた状態
で、圧力調整用配管8から排気を行うことにより計量ホ
ッパー9内部を大気圧としてから、切換シュートゲート
3及び上部シール弁6を開く。
【0005】そして、図示しない原料槽から装入コンベ
ア2を用いて鉱石などの原料を切換シュート5へ搬送す
ることにより、計量ホッパー9へ原料が投入される。
ア2を用いて鉱石などの原料を切換シュート5へ搬送す
ることにより、計量ホッパー9へ原料が投入される。
【0006】次に、所要量の原料が計量ホッパー9へ投
入されたら上部シール弁6への原料の噛み込みを防ぐた
め、先に切換シュートゲート3を閉じ、後に上部シール
弁6を閉じ、圧力調整用配管8から圧縮空気等を供給す
ることにより計量ホッパー9内部の圧力を高炉1内部と
等しい圧力にして、下部シール弁15を全開にし、次い
で流調ゲート7を高炉1の操業条件に応じた開度にす
る。
入されたら上部シール弁6への原料の噛み込みを防ぐた
め、先に切換シュートゲート3を閉じ、後に上部シール
弁6を閉じ、圧力調整用配管8から圧縮空気等を供給す
ることにより計量ホッパー9内部の圧力を高炉1内部と
等しい圧力にして、下部シール弁15を全開にし、次い
で流調ゲート7を高炉1の操業条件に応じた開度にす
る。
【0007】すると、計量ホッパー9内の原料は、下部
シール弁15、上部集合ホッパー17を介して下部集合
ホッパー20へ落下し、下部集合ホッパー20で高炉1
の炉心部へ導かれた後、下部伸縮管19、分配装置18
を介して高炉1内部へ装入される。
シール弁15、上部集合ホッパー17を介して下部集合
ホッパー20へ落下し、下部集合ホッパー20で高炉1
の炉心部へ導かれた後、下部伸縮管19、分配装置18
を介して高炉1内部へ装入される。
【0008】上記原料の装入量は、計量ホッパー9と中
間梁12との間に介在されたロードセル11からの検出
信号に基づいて、単位時間当りの原料排出量が一定とな
るように流調ゲート7の開度を調整することにより制御
される。
間梁12との間に介在されたロードセル11からの検出
信号に基づいて、単位時間当りの原料排出量が一定とな
るように流調ゲート7の開度を調整することにより制御
される。
【0009】計量ホッパー9からの原料の装入が終了し
たら、下部シール弁15への原料の噛み込みを防ぐた
め、先に流調ゲート7を閉じ、後に下部シール弁15を
閉じる。
たら、下部シール弁15への原料の噛み込みを防ぐた
め、先に流調ゲート7を閉じ、後に下部シール弁15を
閉じる。
【0010】一方、計量ホッパー9へ原料が投入された
ら、切換シュート5を計量ホッパー10側へ移動し、図
示しない前記とは別の原料槽から装入コンベア2を用い
てコークスなどの原料を切換シュート5へ搬送し、前記
と同様にして、計量ホッパー10へ原料を投入し、更
に、計量ホッパー10から高炉1内部へ原料を装入す
る。
ら、切換シュート5を計量ホッパー10側へ移動し、図
示しない前記とは別の原料槽から装入コンベア2を用い
てコークスなどの原料を切換シュート5へ搬送し、前記
と同様にして、計量ホッパー10へ原料を投入し、更
に、計量ホッパー10から高炉1内部へ原料を装入す
る。
【0011】以後は、上記作動を繰返し、計量ホッパー
9,10を交互に用いて鉱石とコークスを交互に高炉1
内部へ装入していく。
9,10を交互に用いて鉱石とコークスを交互に高炉1
内部へ装入していく。
【0012】又、炉頂装入装置の他の例としては、図5
・図6に示すように、上部集合ホッパー22を充分な強
度を有する箱型とし、計量ホッパー9,10をロードセ
ル11を介在させて直接上部集合ホッパー22に支持さ
せ、上部集合ホッパー22内部に挿入された計量ホッパ
ー9,10下部の周囲に上部伸縮管23を配設した炉頂
装入装置が用いられている。
・図6に示すように、上部集合ホッパー22を充分な強
度を有する箱型とし、計量ホッパー9,10をロードセ
ル11を介在させて直接上部集合ホッパー22に支持さ
せ、上部集合ホッパー22内部に挿入された計量ホッパ
ー9,10下部の周囲に上部伸縮管23を配設した炉頂
装入装置が用いられている。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
3・図4の炉頂装入装置では、計量ホッパー9,10に
原料を投入した時に、原料の重みで中間梁12が図3に
仮想線に示すように撓み、計量ホッパー9,10の位置
が下へさがって、計量ホッパー9,10の荷重が上部伸
縮管13に掛かり、上部伸縮管13が計量ホッパー9,
10の荷重の一部を支持するようになるため、その分だ
けロードセル11による検出信号が小さな値となって、
原料の計量誤差を生じてしまうという問題があった。
3・図4の炉頂装入装置では、計量ホッパー9,10に
原料を投入した時に、原料の重みで中間梁12が図3に
仮想線に示すように撓み、計量ホッパー9,10の位置
が下へさがって、計量ホッパー9,10の荷重が上部伸
縮管13に掛かり、上部伸縮管13が計量ホッパー9,
10の荷重の一部を支持するようになるため、その分だ
けロードセル11による検出信号が小さな値となって、
原料の計量誤差を生じてしまうという問題があった。
【0014】又、図5・図6の炉頂装入装置は、上部集
合ホッパー22を充分な強度を有する箱型とすることに
より、図3・図4の炉頂装入装置が有している原料の計
量誤差の問題を解消させているが、反面、上部集合ホッ
パー22が大型となるので、据付け時に大型の据付けク
レーンが必要となるという問題が新たに生じ、又、近
年、高炉1の高効率操業を目的として鉱石とコークスの
同時装入及び装入回数の増加が計画されており、鉱石と
コークスの同時装入及び装入の回数増加のために計量ホ
ッパーを三基に増やしたいという要求があるが、三基分
の計量ホッパーを支持可能な大きさの箱型の上部集合ホ
ッパー22を製造することが加工上困難であるという問
題が生じていた。
合ホッパー22を充分な強度を有する箱型とすることに
より、図3・図4の炉頂装入装置が有している原料の計
量誤差の問題を解消させているが、反面、上部集合ホッ
パー22が大型となるので、据付け時に大型の据付けク
レーンが必要となるという問題が新たに生じ、又、近
年、高炉1の高効率操業を目的として鉱石とコークスの
同時装入及び装入回数の増加が計画されており、鉱石と
コークスの同時装入及び装入の回数増加のために計量ホ
ッパーを三基に増やしたいという要求があるが、三基分
の計量ホッパーを支持可能な大きさの箱型の上部集合ホ
ッパー22を製造することが加工上困難であるという問
題が生じていた。
【0015】本考案は、上述の実情に鑑み、原料の計量
誤差の防止と、据付け時の大型の据付けクレーンの不要
化と、計量ホッパーの三基への増設とを同時に実現し得
るようにした炉頂装入装置を提供することを目的とする
ものである。
誤差の防止と、据付け時の大型の据付けクレーンの不要
化と、計量ホッパーの三基への増設とを同時に実現し得
るようにした炉頂装入装置を提供することを目的とする
ものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本考案は、高炉上方に配
設された梁にロードセルを介在させて計量ホッパーを支
持し、前記梁の下部に吊柱を介して高炉頂部へ接続され
る下部集合ホッパーを吊り下げ支持し、該下部集合ホッ
パーの上部に下部シール弁を設けると共に、該下部シー
ル弁を前記各計量ホッパー下端の流調ゲートに対応させ
て配設し、前記各計量ホッパーの下部をケーシングで包
囲すると共に、該ケーシングの下部と下部集合ホッパー
の対応する下部シール弁設置位置との間を上部伸縮管で
接続したことを特徴とする炉頂装入装置にかかるもので
ある。
設された梁にロードセルを介在させて計量ホッパーを支
持し、前記梁の下部に吊柱を介して高炉頂部へ接続され
る下部集合ホッパーを吊り下げ支持し、該下部集合ホッ
パーの上部に下部シール弁を設けると共に、該下部シー
ル弁を前記各計量ホッパー下端の流調ゲートに対応させ
て配設し、前記各計量ホッパーの下部をケーシングで包
囲すると共に、該ケーシングの下部と下部集合ホッパー
の対応する下部シール弁設置位置との間を上部伸縮管で
接続したことを特徴とする炉頂装入装置にかかるもので
ある。
【0017】
【作用】本考案によれば、各計量ホッパー内部の原料は
流調ゲート、下部シール弁、下部集合ホッパーを介して
高炉内に装入される。
流調ゲート、下部シール弁、下部集合ホッパーを介して
高炉内に装入される。
【0018】そして、計量ホッパーの荷重により梁が撓
んだ場合、吊柱を介して梁に吊り下げ支持された下部集
合ホッパーが計量ホッパーと一緒に下方へ変位するの
で、計量ホッパーの荷重の一部が上部伸縮管に掛かるこ
とにより生じていた原料の計量誤差が防止される。
んだ場合、吊柱を介して梁に吊り下げ支持された下部集
合ホッパーが計量ホッパーと一緒に下方へ変位するの
で、計量ホッパーの荷重の一部が上部伸縮管に掛かるこ
とにより生じていた原料の計量誤差が防止される。
【0019】又、計量ホッパーを直接梁で支持している
ので、箱型の上部ホッパーがなくなり、据え付け時に大
型の据え付けクレーンが不要化され、且つ、計量ホッパ
ーの三基への増設が可能となる。
ので、箱型の上部ホッパーがなくなり、据え付け時に大
型の据え付けクレーンが不要化され、且つ、計量ホッパ
ーの三基への増設が可能となる。
【0020】又、各計量ホッパーの下部をケーシングで
包囲すると共に、該ケーシングの下部、即ち、流調ゲー
トと下部集合ホッパーの下部シール弁設置位置との間を
上部伸縮管で接続したので、上部伸縮管を小口径化して
上部伸縮管のバネ定数を小さくすることができるので、
計量ホッパーの荷重が上部伸縮管に掛かった場合でも原
料の計量誤差を小さく抑えることができる。
包囲すると共に、該ケーシングの下部、即ち、流調ゲー
トと下部集合ホッパーの下部シール弁設置位置との間を
上部伸縮管で接続したので、上部伸縮管を小口径化して
上部伸縮管のバネ定数を小さくすることができるので、
計量ホッパーの荷重が上部伸縮管に掛かった場合でも原
料の計量誤差を小さく抑えることができる。
【0021】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
明する。
【0022】図1・図2は、本考案の一実施例である。
【0023】又、図中、炉頂装入装置の基本構成や各構
成部分の詳細の中には、図3〜図6に示すものと同様の
ものが含まれているため、同一の構成部分については同
一の符号を付すことにより説明を省略するものとし、以
下、本考案に特有の構成についてのみ説明して行く。
成部分の詳細の中には、図3〜図6に示すものと同様の
ものが含まれているため、同一の構成部分については同
一の符号を付すことにより説明を省略するものとし、以
下、本考案に特有の構成についてのみ説明して行く。
【0024】下部梁21に三基の計量ホッパー24,2
5,26をロードセル11を介在させて支持し、下部梁
21のロードセル11設置位置近傍の下部から上下方向
に延びる吊柱34を介して下部集合ホッパー27を吊り
下げ支持し、各計量ホッパー24,25,26の流調ゲ
ート7に対応する下部集合ホッパー27の上部位置に、
それぞれ下部シール弁28を設け、各計量ホッパー2
4,25,26の下部をケーシング29で包囲すると共
に、該ケーシング29の下部と下部集合ホッパー27の
下部シール弁28設置位置との間を上部伸縮管30で接
続する。
5,26をロードセル11を介在させて支持し、下部梁
21のロードセル11設置位置近傍の下部から上下方向
に延びる吊柱34を介して下部集合ホッパー27を吊り
下げ支持し、各計量ホッパー24,25,26の流調ゲ
ート7に対応する下部集合ホッパー27の上部位置に、
それぞれ下部シール弁28を設け、各計量ホッパー2
4,25,26の下部をケーシング29で包囲すると共
に、該ケーシング29の下部と下部集合ホッパー27の
下部シール弁28設置位置との間を上部伸縮管30で接
続する。
【0025】又、計量ホッパー24,25,26の三基
への増設に伴って、装入コンベア2と計量ホッパー2
4,25,26との間に旋回式の三又シュート31に変
更する。
への増設に伴って、装入コンベア2と計量ホッパー2
4,25,26との間に旋回式の三又シュート31に変
更する。
【0026】尚、32は三又シュート31の旋回シュー
ト部、33は三又シュート31と計量ホッパー24,2
5,26との間に設けられた伸縮継手である。
ト部、33は三又シュート31と計量ホッパー24,2
5,26との間に設けられた伸縮継手である。
【0027】次に、作動について説明する。
【0028】各計量ホッパー24,25,26により原
料を計量して高炉1内部へ装入する過程、及び、三基の
計量ホッパー24,25,26を交互にしようする過程
については図3〜図6と同様なので説明を省略する。
料を計量して高炉1内部へ装入する過程、及び、三基の
計量ホッパー24,25,26を交互にしようする過程
については図3〜図6と同様なので説明を省略する。
【0029】本考案によれば、計量ホッパー24,2
5,26に原料を投入した時に、原料の重みで下部梁2
1が図3と同様に撓み、計量ホッパー24,25,26
の位置が下へさがるが、下部梁21が撓むと同時に、下
部梁21に吊柱34を介して吊り下げ支持されている下
部集合ホッパー27の位置も下へさがるので、計量ホッ
パー24,25,26と下部集合ホッパー27との位置
関係が一定に保たれ、これにより、上部伸縮管30に計
量ホッパー24,25,26の荷重が掛かることによっ
て、その分だけロードセル11の検出信号の値が小さく
なることが防止され、その結果、原料の計量誤差が防止
される。
5,26に原料を投入した時に、原料の重みで下部梁2
1が図3と同様に撓み、計量ホッパー24,25,26
の位置が下へさがるが、下部梁21が撓むと同時に、下
部梁21に吊柱34を介して吊り下げ支持されている下
部集合ホッパー27の位置も下へさがるので、計量ホッ
パー24,25,26と下部集合ホッパー27との位置
関係が一定に保たれ、これにより、上部伸縮管30に計
量ホッパー24,25,26の荷重が掛かることによっ
て、その分だけロードセル11の検出信号の値が小さく
なることが防止され、その結果、原料の計量誤差が防止
される。
【0030】又、各計量ホッパー24,25,26は下
部梁21に直接支持されているので、大きな箱型の上部
集合ホッパーがなくなり、据付け時に大型の据付けクレ
ーンも不要化されと同時に、計量ホッパー24,25,
26の三基への増設が容易に実現する。
部梁21に直接支持されているので、大きな箱型の上部
集合ホッパーがなくなり、据付け時に大型の据付けクレ
ーンも不要化されと同時に、計量ホッパー24,25,
26の三基への増設が容易に実現する。
【0031】従って、三基の計量ホッパー24,25,
26により鉱石とコークスの同時装入を行って、高炉1
の高効率操業を行うことができる。
26により鉱石とコークスの同時装入を行って、高炉1
の高効率操業を行うことができる。
【0032】更に、各計量ホッパー24,25,26の
下部をケーシング29で包囲し、該ケーシング29の下
部、即ち、流調ゲート7下部に上部伸縮管30を設けて
いるので、上部伸縮管30の口径を縮小することが可能
となり、それに応じて、上部伸縮管30のバネ定数が小
さくなるため、上部伸縮管30に計量ホッパー24,2
5,26の荷重が掛かった場合でも、上部伸縮管30か
ら計量ホッパー24,25,26への反力が小さくなる
ので、その分、原料の計量誤差が小さくなる。
下部をケーシング29で包囲し、該ケーシング29の下
部、即ち、流調ゲート7下部に上部伸縮管30を設けて
いるので、上部伸縮管30の口径を縮小することが可能
となり、それに応じて、上部伸縮管30のバネ定数が小
さくなるため、上部伸縮管30に計量ホッパー24,2
5,26の荷重が掛かった場合でも、上部伸縮管30か
ら計量ホッパー24,25,26への反力が小さくなる
ので、その分、原料の計量誤差が小さくなる。
【0033】尚、本考案は、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、計量ホッパーを従来と同様二基とし
ても良いこと、或いは四基以上としても良いこと、その
他、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得ることは勿論である。
れるものではなく、計量ホッパーを従来と同様二基とし
ても良いこと、或いは四基以上としても良いこと、その
他、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得ることは勿論である。
【0034】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の炉頂装入
装置によれば、原料の計量誤差の防止と、据付け時の大
型の据付けクレーンの不要化と、計量ホッパーの三基へ
の増設とを同時に実現できるという優れた効果を奏し得
る。
装置によれば、原料の計量誤差の防止と、据付け時の大
型の据付けクレーンの不要化と、計量ホッパーの三基へ
の増設とを同時に実現できるという優れた効果を奏し得
る。
【図1】本考案の一実施例の一部破断した側面図であ
る。
る。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】従来例の一部破断した側面図である。
【図4】図3のIV−IV矢視図である。
【図5】他の従来例の一部破断した側面図である。
【図6】図5のVI−VI矢視図である。
1 高炉 7 流調ゲート 11 ロードセル 21 梁としての下部梁 24,25,26 計量ホッパー 27 下部集合ホッパー 28 下部シール弁 29 ケーシング 30 上部伸縮管 34 吊柱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 西宮 誠 東京都江東区豊洲二丁目1番1号 石川 島播磨重工業株式会社 東京第一工場内 (72)考案者 森本 照明 岡山県倉敷市水島川崎通一丁目(番地無 し) 川崎製鉄株式会社 水島製鉄所内 (72)考案者 藤田 昌男 岡山県倉敷市水島川崎通一丁目(番地無 し) 川崎製鉄株式会社 水島製鉄所内 (72)考案者 徳田 慶一郎 岡山県倉敷市水島川崎通一丁目(番地無 し) 川崎製鉄株式会社 水島製鉄所内
Claims (1)
- 【請求項1】 高炉上方に配設された梁にロードセルを
介在させて計量ホッパーを支持し、前記梁の下部に吊柱
を介して高炉頂部へ接続される下部集合ホッパーを吊り
下げ支持し、該下部集合ホッパーの上部に下部シール弁
を設けると共に、該下部シール弁を前記各計量ホッパー
下端の流調ゲートに対応させて配設し、前記各計量ホッ
パーの下部をケーシングで包囲すると共に、該ケーシン
グの下部と下部集合ホッパーの対応する下部シール弁設
置位置との間を上部伸縮管で接続したことを特徴とする
炉頂装入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2189991U JP2552553Y2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 炉頂装入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2189991U JP2552553Y2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 炉頂装入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04110737U JPH04110737U (ja) | 1992-09-25 |
JP2552553Y2 true JP2552553Y2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=31907546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2189991U Expired - Lifetime JP2552553Y2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 炉頂装入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552553Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1811044A1 (en) * | 2006-01-20 | 2007-07-25 | Paul Wurth S.A. | Three hopper charging installation for a shaft furnace |
EP1811045A1 (en) * | 2006-01-20 | 2007-07-25 | Paul Wurth S.A. | Multiple hopper charging installation for a shaft furnace |
-
1991
- 1991-03-12 JP JP2189991U patent/JP2552553Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH04110737U (ja) | 1992-09-25 |
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