JP2549464Y2 - 分取用試験管及びラック - Google Patents

分取用試験管及びラック

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JP2549464Y2 JP1990020718U JP2071890U JP2549464Y2 JP 2549464 Y2 JP2549464 Y2 JP 2549464Y2 JP 1990020718 U JP1990020718 U JP 1990020718U JP 2071890 U JP2071890 U JP 2071890U JP 2549464 Y2 JP2549464 Y2 JP 2549464Y2
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  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、液体クロマトグラフ等の試料分析装置に
おいて分離、精製した試料成分を分画する際に使用する
分取用試験管及びラックに関する。
〔従来の技術〕
液体クロマトグラフにより試料を分離、精製する場合
分離された各成分は第4図に示すように、フラクション
コレクタのアーム11に装着されたノズル12をx、y方向
に移動させ各成分毎に分画し試験管に収容する。
分離、精製される試料には成分量が多いものと僅かし
か含まれていないものとがある。このような成分量の差
が大きい試料の分離、精製では同容量の試験管で受ける
ことは出来ない場合があるので試験管を使い分けなけれ
ばならない。このため分画量の大きい成分試料を受ける
場合、第5図に示すようなラック13に設置されたロート
形試験管14の先にチューブ15を嵌めピン16に受けるよう
になっている。また、該ロート形試験管14用のラック13
には底部がないため通常の試験管を並列することは出来
ないので通常の試験管とラックは別個に用意する。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記するように、通常の試験管を配置したラックの他
にロート形試験管14を設置するラック13を準備するが、
該ロート形試験管14を交換する時には1〜2mのチューブ
15と共に上方から抜かなければならないので非常に煩雑
である。また、このロート形試験管の交換時分離した成
分が他の試験管に混入してしまうことがあった。この考
案はかかる課題を解決するためになされたものであり、
その目的とする所は分離、精製された各試料成分量に大
きな差があっても、各量の成分試料でも分画可能な分取
用試験管及び該分取用試験管と通常の試験管とを同時に
並べることが出来るラックを提供することにある。ま
た、多数の試験管がラックに立てられた状態でも、分取
用試験管の交換を容易に行うことができるラックを提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、この考案にかかる分取用試験管及びラックは、
上部を普通の試験管と同径とし下部は細管とし且つ上か
ら下まで貫通させた分取用試験管と、複数段としたラッ
クであって上の段には前記分取用試験管も普通の試験管
も嵌挿可能とした多数の穴を縦横に複数列穿設し下の段
には普通の試験管より小さく且つ分取用の試験管の下部
に嵌挿するアダプタを嵌挿することので出来る多数の孔
を穿設したラックと、前記ラックの下の段の穴のうち分
取用試験管が嵌挿される位置の穴に取り付けられ、上部
側が分取用試験管の下部に嵌挿されるとともに、下部側
がチューブに接続されるアダプタと、より成ることを特
徴とする。
〔作用〕
液体クロマトグラフで分離、精製された液体の各成分
がフラクションコレクタのアームに装着されx、y方向
に移動するノズルから滴下して来る場合、量の少ない成
分は普通の試験管に分画され、量が多く普通の試験管で
は受け入れることが出来ない成分は分取用試験管に分
画、注入する。こうすると量の多い成分試料は分取用試
験管に嵌め込んだアダプタにつないだチューブを介して
大きなビンに収容される。従って分離、精製された各試
料成分の分画は分離された各成分量に大きな差があって
も同じラックで通常のように分画することが出来る。ま
た、分取用試験管の交換も分取用試験管を上方向に引く
ことによりアダプタから外すだけでよいので、多数本の
試験管が立てられていても容易に交換が行える。
〔実施例〕
以下、この考案の具体的実施例について図面を参照し
て説明する。
第1図はこの考案にかかる分取用試験管1や普通の試
験管2を並べたラック3全体の斜視図であり、第2図は
この考案にかかるラックである。
前記試験管1は上部1aは普通の試験管2と同径とし、
下部1bは細管とし且つ上から下まで貫通させてある。ま
た該分取用試験管1の下部1bには後述する如くアダプタ
につなぐことが出来るようにしてある。
次に前記ラック3は二段(勿論三段でも良く段数は二
段以上であれば良い)に製作してあり、上の段31には分
取用試験管1でも普通の試験管2でも入るよう同一の穴
4、4……が多数穿設されている。即ち、分取用試験管
1も普通の試験管2も外径を同じように作り、前記ラッ
ク3のどこにでも嵌め込むことが出来るようにしてあ
る。そして該ラック3の下の段(底板)32は普通の試験
管2の外径よりも小さな穴5、5……が穿設してある。
第3図は前記ラック3に分取用試験管1と普通の試験
管2とを並べた状態の一部断面図である。このように前
記ラック3には分取用試験管1と普通の試験管2とをラ
ンダムにどこにでも嵌め込むことが出来る。そして特に
前記分取用試験管1をラック3に嵌挿した場合、下の段
32に穿設された穴5にはアダプタ6を嵌め込み、該アダ
プタ6に分取用試験管1の細管部1bの先端を挿入するよ
うにする。また該アダプタ6はその下端部をチューブ7
に嵌挿して該チューブ7は大きなビン(図示せず)につ
なぐ。
この考案にかかる分取用試験管及びラックは以上のよ
うな構成からなるが、次のその作用について説明する。
先ずフラクションコレクタのアームの下にはこの考案に
かかるラック3に分取用試験管1や普通の試験管2を配
置しておく。
こうして液体クロマトグラフ(図示せず)で分離、精
製された液体の各成分がフラクションコレクタのアーム
に装着されx、y方向に移動するノズルから滴下して来
る場合、量の少ない成分は普通の試験管2に分画され、
量が多く普通の試験管2では受け入れることが出来ない
成分は分取用試験管1に分画、注入する。こうすると量
の多い成分試料は該分取用試験管1とアダプタ6につな
いだチューブ7を介して大きなビンに収容される。従っ
て分離、精製された各試料成分の分画は分離された各成
分量に大きな差があっても同じラック3で通常のように
分画することが出来る。
〔考案の効果〕
この考案にかかる分取用試験管及びラックは以上詳述
したような構成としたので、試料成分の量に大きな差が
あったとしても分取用試験管も普通の試験管も同一のラ
ックに並べて全く通常の成分の分離、精製と分画を行う
ことが可能となる。
また、ビンの交換もラックの分取用試験管を外しアダ
プタを外すして交換すれば良いので、分取用試験管の交
換も容易であり、従来の如くビンの交換時試料が洩れて
他の試験管に混入することも無くなる。特に、多数の試
験管がラックに立てられているときでも、交換する分取
用試験管を上方向に引くだけでよいので、他の試験管が
邪魔にならず簡単に交換ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる分取用試験管や普通の試験管
を並べたラック全体の斜視図であり、第2図はこの考案
にかかるラックの斜視図、第3図はラックに分取用試験
管と普通の試験管とを並べた状態の一部断面図、第4図
はフラクションコレクタの一部斜視図、第5図は従来の
試料の分離、精製で量の多い分離成分を分画する場合の
説明図である。 1……分取用試験管、2……普通の試験管 3……ラック、4……ラック上段の穴 5……ラック下段の穴、6……アダプタ 7……チューブ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部を普通の試験管と同径とし下部は細管
    とし且つ上から下まで貫通させた分取用試験管と、 複数段としたラックであって上の段には前記分取用試験
    管も普通の試験管も嵌挿可能とした多数の穴を縦横に複
    数列穿設し下の段には普通の試験管より小さく且つ分取
    用の試験管の下部に嵌挿するアダプタを嵌挿することの
    出来る多数の孔を穿設したラックと、 前記ラックの下の段の穴のうち分取用試験管が嵌挿され
    る位置の穴に取り付けられ、上部側が分取用試験管の下
    部に嵌挿されるとともに、下部側がチューブに接続され
    るアダプタと、 より成ることを特徴とする分取用試験管及びラック。
JP1990020718U 1990-02-28 1990-02-28 分取用試験管及びラック Expired - Fee Related JP2549464Y2 (ja)

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JPS486715U (ja) * 1971-06-04 1973-01-25
JPS62121557U (ja) * 1986-01-24 1987-08-01

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