JP2545699B2 - 正12面体サイコロ及び正12面体サイコロゲーム装置 - Google Patents
正12面体サイコロ及び正12面体サイコロゲーム装置Info
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- JP2545699B2 JP2545699B2 JP6120774A JP12077494A JP2545699B2 JP 2545699 B2 JP2545699 B2 JP 2545699B2 JP 6120774 A JP6120774 A JP 6120774A JP 12077494 A JP12077494 A JP 12077494A JP 2545699 B2 JP2545699 B2 JP 2545699B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、正12面体サイコロ
及び正12面体サイコロゲーム装置、殊に、正12面体
の各正5角形面に、当該正5角形面のそれぞれを特定す
る導磁性ピンを所要ルールに基づいて埋設した正12面
体サイコロ、及び回転駆動手段により駆動され、所定位
置に停止可能な1個又は複数個のカップ本体に正12面
体を収容すると共に、前記カップ本体の5角錐状凹部の
下開口部の下位に磁気センサを設け、該磁気センサによ
り前記5角錐状凹部に収容した正12面体の下位の正5
角形面に埋設した導磁性ピンを読取り、該読取り信号を
マイクロコンピュータへ送信して当該正5角形面の情報
として演算し、適所に配設されたディスプレーに表示す
る正12面体サイコロゲーム装置に関するものである。
及び正12面体サイコロゲーム装置、殊に、正12面体
の各正5角形面に、当該正5角形面のそれぞれを特定す
る導磁性ピンを所要ルールに基づいて埋設した正12面
体サイコロ、及び回転駆動手段により駆動され、所定位
置に停止可能な1個又は複数個のカップ本体に正12面
体を収容すると共に、前記カップ本体の5角錐状凹部の
下開口部の下位に磁気センサを設け、該磁気センサによ
り前記5角錐状凹部に収容した正12面体の下位の正5
角形面に埋設した導磁性ピンを読取り、該読取り信号を
マイクロコンピュータへ送信して当該正5角形面の情報
として演算し、適所に配設されたディスプレーに表示す
る正12面体サイコロゲーム装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のゲーム用サイコロとしては正6面
体の各面に1〜6の数字又は1〜6個の模様を表示した
複数のサイコロの振込みにより、当該正6面体サイコロ
の静止状態における頂面に表示された1〜6の数字又は
1〜6個の模様数の合計値の多少を競うものが知られて
いる。
体の各面に1〜6の数字又は1〜6個の模様を表示した
複数のサイコロの振込みにより、当該正6面体サイコロ
の静止状態における頂面に表示された1〜6の数字又は
1〜6個の模様数の合計値の多少を競うものが知られて
いる。
【0003】また、前記複数の正6面体サイコロの静止
状態におけるそれぞれの頂面に表示された1〜6の数字
又は1〜6個の模様数の一致性、偶数又は奇数の合致
性、或いは偶数値、奇数値の合計値の最少値若しくは最
大値の取得回数の多少を競うゲーム等も知られている。
状態におけるそれぞれの頂面に表示された1〜6の数字
又は1〜6個の模様数の一致性、偶数又は奇数の合致
性、或いは偶数値、奇数値の合計値の最少値若しくは最
大値の取得回数の多少を競うゲーム等も知られている。
【0004】
【従来技術における問題点】しかしながら、前記のよう
な正6面体サイコロにより期待できるサイコロゲーム
は、1〜6の数字又は1〜6個の模様を備える当該正6
面体サイコロの数と、それらの数字及び模様の順列又は
組合せ数を越えない比較的少量で、単純なゲームを行な
えるに留まるきらいがあった。
な正6面体サイコロにより期待できるサイコロゲーム
は、1〜6の数字又は1〜6個の模様を備える当該正6
面体サイコロの数と、それらの数字及び模様の順列又は
組合せ数を越えない比較的少量で、単純なゲームを行な
えるに留まるきらいがあった。
【0005】すなわち、例えば、前記正6面体サイコロ
の5個を用いる場合における異なる数字列に係るゲーム
の総数は、当該正6面体サイコロの5個により得られる
順列の、 6×6×6×6×6=7,776 となり、また、この1〜6の数字の外に何種類かの模様
等を併用すれば、それらの種類倍の順列に相当するゲー
ムができるに留まっていた。
の5個を用いる場合における異なる数字列に係るゲーム
の総数は、当該正6面体サイコロの5個により得られる
順列の、 6×6×6×6×6=7,776 となり、また、この1〜6の数字の外に何種類かの模様
等を併用すれば、それらの種類倍の順列に相当するゲー
ムができるに留まっていた。
【0006】その上、係る正6面体によるサイコロゲー
ムにあっては、各ゲーム時における得点をその都度人手
により合算するのが通常であり、その合算に時間と手間
が掛かってゲームが間延びし、当該ゲームの興味低減を
招くきらいがあった。
ムにあっては、各ゲーム時における得点をその都度人手
により合算するのが通常であり、その合算に時間と手間
が掛かってゲームが間延びし、当該ゲームの興味低減を
招くきらいがあった。
【0007】この発明は前記のような従来例におけるの
問題点に着目してなされたもので、ゴム、合成樹脂等の
非導磁性の正12面体Dの各正5角形面D1〜D
12に、例えば、1〜12の数字、1〜12種の数字、
1〜12個の模様、又は数字と模様の結合せ等を表示さ
せることにより、複雑、多様なサイコロゲームのできる
正12面体サイコロを提供し、また、各正5角形面D1
〜D12に当該正5角形面D1〜D12を特定する複数
の導磁性ピンd1p−d9pを埋設したことにより、磁
気センサ11の併用により、その各正5角形面D1〜D
12の情報を磁気的に読取り可能な正12面体サイコロ
を提供しようとするものである。
問題点に着目してなされたもので、ゴム、合成樹脂等の
非導磁性の正12面体Dの各正5角形面D1〜D
12に、例えば、1〜12の数字、1〜12種の数字、
1〜12個の模様、又は数字と模様の結合せ等を表示さ
せることにより、複雑、多様なサイコロゲームのできる
正12面体サイコロを提供し、また、各正5角形面D1
〜D12に当該正5角形面D1〜D12を特定する複数
の導磁性ピンd1p−d9pを埋設したことにより、磁
気センサ11の併用により、その各正5角形面D1〜D
12の情報を磁気的に読取り可能な正12面体サイコロ
を提供しようとするものである。
【0008】また、前記のような非導磁性の正12面体
Dの各正5角形面D1〜D12に、当該正5角形面D1
〜D12を特定する導磁性ピンd1p〜d9pを埋設し
た1個又は複数個の正12面体Daを転動可能に収容
し、回転駆動手段9で駆動されるカップ本体2を水平状
基板24に設けると共に、該カップ本体2の回転開始に
より、前記正12面体Dを当該カップ本体2内で遊転さ
せ、前記カップ本体2の特定位置で回転を停止させる毎
に、前記1個又は複数個の正12面体Dの下部を、同カ
ップ本体2の下部に設けた1個又は複数個の5角錐状部
31、32、33・・・に収容して静止させ、その下位
の正5角形面D1〜D12に埋設された導磁性ピンd1
p〜d9pを磁気センサ11で読取り、該読取り情報を
マイクロコンピュータ22で演算すると共に、適所に配
設したディスプレー27に表示する正12面体サイコロ
ゲーム装置を提供する。
Dの各正5角形面D1〜D12に、当該正5角形面D1
〜D12を特定する導磁性ピンd1p〜d9pを埋設し
た1個又は複数個の正12面体Daを転動可能に収容
し、回転駆動手段9で駆動されるカップ本体2を水平状
基板24に設けると共に、該カップ本体2の回転開始に
より、前記正12面体Dを当該カップ本体2内で遊転さ
せ、前記カップ本体2の特定位置で回転を停止させる毎
に、前記1個又は複数個の正12面体Dの下部を、同カ
ップ本体2の下部に設けた1個又は複数個の5角錐状部
31、32、33・・・に収容して静止させ、その下位
の正5角形面D1〜D12に埋設された導磁性ピンd1
p〜d9pを磁気センサ11で読取り、該読取り情報を
マイクロコンピュータ22で演算すると共に、適所に配
設したディスプレー27に表示する正12面体サイコロ
ゲーム装置を提供する。
【0009】また、切換スイッチ23の遊戯者毎の操作
により、回転駆動手段91、92、93・・・で駆動さ
れるカップ本体21、22、23・・・に正12面体サ
イコロDa、Db、Dc・・・を収容し、該カップ本体
21、22、23・・・の回転により、前記正12面体
Da、Db、Dc・・・を遊転させ、特定位置で回転を
停止する毎に前記正12面体Da、Db、Dc・・・の
下部を、カップ本体21、22、23・・・下部の5角
錐状部31、32、33・・・に収容して静止させ、こ
の静止状態の正12面体Da、Db、Dc・・・の下位
の正5角形面D1〜D12に埋設された導磁性ピンd1
p−d9pを、磁気センサ111、112、113・・
・で読取り、該読取り情報をマイクロコンピュータ25
により、当該遊戯者の各操作毎及び又は当該ゲーム毎の
得点等として演算し、適所に配設したディスプレー27
に表示する正12面体サイコロゲーム装置を提供する。
により、回転駆動手段91、92、93・・・で駆動さ
れるカップ本体21、22、23・・・に正12面体サ
イコロDa、Db、Dc・・・を収容し、該カップ本体
21、22、23・・・の回転により、前記正12面体
Da、Db、Dc・・・を遊転させ、特定位置で回転を
停止する毎に前記正12面体Da、Db、Dc・・・の
下部を、カップ本体21、22、23・・・下部の5角
錐状部31、32、33・・・に収容して静止させ、こ
の静止状態の正12面体Da、Db、Dc・・・の下位
の正5角形面D1〜D12に埋設された導磁性ピンd1
p−d9pを、磁気センサ111、112、113・・
・で読取り、該読取り情報をマイクロコンピュータ25
により、当該遊戯者の各操作毎及び又は当該ゲーム毎の
得点等として演算し、適所に配設したディスプレー27
に表示する正12面体サイコロゲーム装置を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、ゴム、合成
樹脂等の非導磁性正12面体Dの各正5角形面D1〜D
12に、当該正5角形面D1〜D12を構成する各正5
角形Dpと中心Oが一致し、当該正5角形Dpに対する
縮少率の異る第1、第2縮少正5角形Dq、Drの、一
方の第2縮少正5角形Drの各頂点を、他方の第1縮少
正5角形Dqの各頂点の中央部に位置させると共に、前
記第1、第2の縮少正5角形の各頂点にそれぞれ孔d0
〜d9を設け、前記第1縮少正5角形Dqの頂点の基準
孔d0以外の孔d1〜d4に導磁性ピンd1P−d4P
を、また、第2縮少正5角形Drの頂点の孔d5〜d9
の何れかに、当該正5角形面D1〜D12を特定する導
磁性ピンd5p−d9pを理設した正12面体サイコロ
である。
樹脂等の非導磁性正12面体Dの各正5角形面D1〜D
12に、当該正5角形面D1〜D12を構成する各正5
角形Dpと中心Oが一致し、当該正5角形Dpに対する
縮少率の異る第1、第2縮少正5角形Dq、Drの、一
方の第2縮少正5角形Drの各頂点を、他方の第1縮少
正5角形Dqの各頂点の中央部に位置させると共に、前
記第1、第2の縮少正5角形の各頂点にそれぞれ孔d0
〜d9を設け、前記第1縮少正5角形Dqの頂点の基準
孔d0以外の孔d1〜d4に導磁性ピンd1P−d4P
を、また、第2縮少正5角形Drの頂点の孔d5〜d9
の何れかに、当該正5角形面D1〜D12を特定する導
磁性ピンd5p−d9pを理設した正12面体サイコロ
である。
【0011】また、水平基板16に、モータ9等の回転
駆動手段により駆動され、その回転中心Oまわりに当該
回転中心Oを通る基準線170に対してほぼ72゜の整
数倍回転する5位置の何れかにおいて停止可能なカップ
本体2を設け、該カップ本体2の下部に、当該カップ本
体2に遊転自在に収容した正12面体Dの下部を収容す
る五角錐状凹部3を形成すると共に、該五角錐状凹部3
の下部を前記正12面体Dの各正5角形面D1〜D12
とほぼ等大に開口3aさせ、該五角錐状凹部3の下開口
部3aの下位に、前記正12面体Dの各正5角形面D1
〜D12に埋設され、当該正5角形面D1〜D12を特
定する導磁性ピンd1p〜d9pを読取る磁気センサ1
1を設け、該磁気センサ11により前記カップ本体2の
回転停止毎に、同カップ本体2の五角錐状凹部3に収容
された前記正12面体D下位の正5角形面D1〜D12
に埋設された導磁性ピンd1p−d9pを読取り、該読
取り情報を適所に配設したデイスプレ27に表示させる
ようにしたものである。
駆動手段により駆動され、その回転中心Oまわりに当該
回転中心Oを通る基準線170に対してほぼ72゜の整
数倍回転する5位置の何れかにおいて停止可能なカップ
本体2を設け、該カップ本体2の下部に、当該カップ本
体2に遊転自在に収容した正12面体Dの下部を収容す
る五角錐状凹部3を形成すると共に、該五角錐状凹部3
の下部を前記正12面体Dの各正5角形面D1〜D12
とほぼ等大に開口3aさせ、該五角錐状凹部3の下開口
部3aの下位に、前記正12面体Dの各正5角形面D1
〜D12に埋設され、当該正5角形面D1〜D12を特
定する導磁性ピンd1p〜d9pを読取る磁気センサ1
1を設け、該磁気センサ11により前記カップ本体2の
回転停止毎に、同カップ本体2の五角錐状凹部3に収容
された前記正12面体D下位の正5角形面D1〜D12
に埋設された導磁性ピンd1p−d9pを読取り、該読
取り情報を適所に配設したデイスプレ27に表示させる
ようにしたものである。
【0012】さらに、水平基板16に適宜間隔を存し
て、モータ91、92、93・・・等の回転駆動手段に
より駆動され、その回転中心O1、O2、O3・・・ま
わりにおいて、当該回転中心O1、O2、O3・・・を
通る基準線1901、1902、1903・・・からほ
ぼ72゜の整数倍の角度離間する5位置の何れかに停止
する複数のカップ本体21、22、23・・・を配設
し、前記各カップ本体21、22、23・・・の下部に
5角錐状凹部31、32、33・・・を設け、該5角錐
状凹部31、32、33・・・の下部を、当該カップ本
体21、22、23・・・に遊転可能に収容した正12
面体Da、Db、Dc・・・の各正5角形面D1〜D
12とほぼ等大に開口31a、32a、33a・・・さ
せ、該5角錐状凹部31、32、33・・・の上部を前
記正12面体Da、Db、Dc・・・の最大径部Dmの
高さより低い位置において、同部より大径に開口させる
と共に、該5角錐状凹部31、32、33・・・の下開
口部31a、32b、33c・・・の近接下位に、前記
正12面体Da、Db、Dc・・・下位の正5角形面D
1〜D12に埋設され、当該正5角形面D1〜D12を
特定する導磁性ピンd0p〜d9pを読取るホール素子
H0〜H9を備える磁気センサ111、112、113
・・・を設け、該磁気センサ111、112、113・
・・により前記カップ本体21、22、23・・・の回
転停止毎に、前記正12面体Da、Db,Dc・・・下
位の正5角形面D1〜D12に埋設された導磁性ピンd
1〜d9pを読取り、該読取り信号をマイクロコンピュ
ータ25に送信して演算し、該演算値を前記正12面体
Da、Db、Dc・・・下位の正5角形面D1〜D12
に対向する上位の正5角形面D12〜D1情報として、
適所に配設されたデイスプレー27に表示させるように
したものである。
て、モータ91、92、93・・・等の回転駆動手段に
より駆動され、その回転中心O1、O2、O3・・・ま
わりにおいて、当該回転中心O1、O2、O3・・・を
通る基準線1901、1902、1903・・・からほ
ぼ72゜の整数倍の角度離間する5位置の何れかに停止
する複数のカップ本体21、22、23・・・を配設
し、前記各カップ本体21、22、23・・・の下部に
5角錐状凹部31、32、33・・・を設け、該5角錐
状凹部31、32、33・・・の下部を、当該カップ本
体21、22、23・・・に遊転可能に収容した正12
面体Da、Db、Dc・・・の各正5角形面D1〜D
12とほぼ等大に開口31a、32a、33a・・・さ
せ、該5角錐状凹部31、32、33・・・の上部を前
記正12面体Da、Db、Dc・・・の最大径部Dmの
高さより低い位置において、同部より大径に開口させる
と共に、該5角錐状凹部31、32、33・・・の下開
口部31a、32b、33c・・・の近接下位に、前記
正12面体Da、Db、Dc・・・下位の正5角形面D
1〜D12に埋設され、当該正5角形面D1〜D12を
特定する導磁性ピンd0p〜d9pを読取るホール素子
H0〜H9を備える磁気センサ111、112、113
・・・を設け、該磁気センサ111、112、113・
・・により前記カップ本体21、22、23・・・の回
転停止毎に、前記正12面体Da、Db,Dc・・・下
位の正5角形面D1〜D12に埋設された導磁性ピンd
1〜d9pを読取り、該読取り信号をマイクロコンピュ
ータ25に送信して演算し、該演算値を前記正12面体
Da、Db、Dc・・・下位の正5角形面D1〜D12
に対向する上位の正5角形面D12〜D1情報として、
適所に配設されたデイスプレー27に表示させるように
したものである。
【0013】 (作用)この発明は、前記のような構成を有するから、
ゴム、合成樹脂等の非導磁性の正12面体Da、Db、
Dc・・・の各正5角形面D1〜D12に、1〜12の
数字又は11〜12個の模様、若しくは1〜12のそれ
らの組合せ模様等を表示することにより、従来の正6面
体サイコロより飛躍的に増加する多種、多様なサイコロ
ゲームを可能にする。
ゴム、合成樹脂等の非導磁性の正12面体Da、Db、
Dc・・・の各正5角形面D1〜D12に、1〜12の
数字又は11〜12個の模様、若しくは1〜12のそれ
らの組合せ模様等を表示することにより、従来の正6面
体サイコロより飛躍的に増加する多種、多様なサイコロ
ゲームを可能にする。
【0014】また、非導磁性の正12面体Da、Db、
Dc・・・の静止状態における下位の正5角形面D1〜
D12に埋設された導磁性ピンd0p〜d9pを、磁気
センサ111、112、113・・・を併用することに
より、人手を要することなく当該12面体Da、Db、
Dc・・・の下位の正5角形面D1〜D12情報を、そ
の上面の正5角形面D12〜D1情報として磁気的に読
取らせる。
Dc・・・の静止状態における下位の正5角形面D1〜
D12に埋設された導磁性ピンd0p〜d9pを、磁気
センサ111、112、113・・・を併用することに
より、人手を要することなく当該12面体Da、Db、
Dc・・・の下位の正5角形面D1〜D12情報を、そ
の上面の正5角形面D12〜D1情報として磁気的に読
取らせる。
【0015】非導磁性の正12面体Dを収容し、回転駆
動手段9により駆動されるカップ本体2の回転により前
記正12面体Dを転動た後、同カップ本体2の特定位置
への回転停止毎に、前記正12面体Dの下部を前記カッ
プ本体2の5角錐状凹部3に収容して静止さて、当該正
12面体Dの下位の正5形面D1〜D12の孔d0〜d
9に埋設した導磁性ピンd0p〜d9pを磁気センサ1
1で読取り、この読取り情報を必要に応じてマイクロコ
ンピュータ25へ送信して演算し、適所に配設したディ
スプレー27に表示する。
動手段9により駆動されるカップ本体2の回転により前
記正12面体Dを転動た後、同カップ本体2の特定位置
への回転停止毎に、前記正12面体Dの下部を前記カッ
プ本体2の5角錐状凹部3に収容して静止さて、当該正
12面体Dの下位の正5形面D1〜D12の孔d0〜d
9に埋設した導磁性ピンd0p〜d9pを磁気センサ1
1で読取り、この読取り情報を必要に応じてマイクロコ
ンピュータ25へ送信して演算し、適所に配設したディ
スプレー27に表示する。
【0016】さらに、正12面体Da、Db、Dc・・
・を収容した複数のカップ本体21、22、33・・・
を、回転駆動手段91、92、93・・・により各別に
駆動し、同カップ本体21、22、33・・・内におい
て同正12面体Da、Db、Dc・・・を転動させた
後、その特定位置での回転停止毎に前記正12面体D
a、Db、Dc・・・の下部を前記カップ本体21、2
2、33・・・の5角錐状凹部31、32、33・・・
に収容して静止させ、当該正12面体Da、Db、Dc
・・・の下位の正5形面D1〜D12に埋設された導磁
性ピンd1p〜d9pを、磁気センサ111、H2、H
3・・・で読取り、該読取り情報をマイクロコンピュー
タ25で演算して、また、この正12面体サイコロゲー
ム装置に、遊戯者毎に切換操作できる切換スイッチ23
を設けることにより、各遊戯者の操作毎の得点及び又は
所要回数のゲームの得点の累計等をマイクロコンピュー
タ25により演算し、それぞれ適所に配設したディスプ
レー27へ表示する。
・を収容した複数のカップ本体21、22、33・・・
を、回転駆動手段91、92、93・・・により各別に
駆動し、同カップ本体21、22、33・・・内におい
て同正12面体Da、Db、Dc・・・を転動させた
後、その特定位置での回転停止毎に前記正12面体D
a、Db、Dc・・・の下部を前記カップ本体21、2
2、33・・・の5角錐状凹部31、32、33・・・
に収容して静止させ、当該正12面体Da、Db、Dc
・・・の下位の正5形面D1〜D12に埋設された導磁
性ピンd1p〜d9pを、磁気センサ111、H2、H
3・・・で読取り、該読取り情報をマイクロコンピュー
タ25で演算して、また、この正12面体サイコロゲー
ム装置に、遊戯者毎に切換操作できる切換スイッチ23
を設けることにより、各遊戯者の操作毎の得点及び又は
所要回数のゲームの得点の累計等をマイクロコンピュー
タ25により演算し、それぞれ適所に配設したディスプ
レー27へ表示する。
【0017】 (実施例)以下、この発明に係る正12面体サイコロ及
び正12面体サイコロゲーム装置の実施例を、図1ない
し図13を参照して説明する。
び正12面体サイコロゲーム装置の実施例を、図1ない
し図13を参照して説明する。
【0018】図1はこの発明に係る正12面体サイコロ
ゲーム装置1の一部を縦断して示す要部の模式縦断説明
図、図2はその磁気センサ11の枠体13及びその中空
取付パイプ14部の模式底面説明図である。
ゲーム装置1の一部を縦断して示す要部の模式縦断説明
図、図2はその磁気センサ11の枠体13及びその中空
取付パイプ14部の模式底面説明図である。
【0019】図3はこの発明の正12面体サイコロの正
12面体Dの模式正面説明図、図4は、同正12面体D
の正5角形面D1を最上位面とした場合における平面図
で、同図ではその正5角形面D1を構成する正5角形D
pに対する縮少率の異なる第1、第2の縮少正5角形D
q、Drの頂点に孔d0〜d9を穿設した状態を示し、
同図4では各孔d0〜d9に導磁性ピンd1p〜d9p
を埋設する前の状態を示す。
12面体Dの模式正面説明図、図4は、同正12面体D
の正5角形面D1を最上位面とした場合における平面図
で、同図ではその正5角形面D1を構成する正5角形D
pに対する縮少率の異なる第1、第2の縮少正5角形D
q、Drの頂点に孔d0〜d9を穿設した状態を示し、
同図4では各孔d0〜d9に導磁性ピンd1p〜d9p
を埋設する前の状態を示す。
【0020】図5は正12面体サイコロDの正5角形面
D1の孔d0〜d9に導磁性ピンを埋設したものの模式
平面説明図で、同図5ではその孔d1〜d4及びd5に
導磁性ピンd1pd〜d5pを埋設した状態を黒点で略
示し、図5では後述の正5角形面の孔d0〜d9への導
磁性ピンの埋設位置例を示す図8の正5角形面D1への
埋設位置に対応するように埋設される。
D1の孔d0〜d9に導磁性ピンを埋設したものの模式
平面説明図で、同図5ではその孔d1〜d4及びd5に
導磁性ピンd1pd〜d5pを埋設した状態を黒点で略
示し、図5では後述の正5角形面の孔d0〜d9への導
磁性ピンの埋設位置例を示す図8の正5角形面D1への
埋設位置に対応するように埋設される。
【0021】図6は磁気センサ11のホール素子H0〜
H9の配設要領を示す模式平面説明図で、このホール素
子H0〜H9の配設点H0〜H9は、前記正5角形面D
1〜D12、例えば同正5角形面D1の孔d0〜d9に
対向するように配設される。図7は磁気センサ11のホ
ール素子H0〜H9による前記正5角形面D1に埋設さ
れた導磁性ピンd1p〜d9pの検出状態の模式平面説
明図で、同図7では前記図5の正5角形面D1に埋設し
た導磁性ピンd1p〜d4p及びd5pに対応するホ
ール素子H1〜H4及びH5が同導磁性ピンd1p−d
4p及びd5pを検出した状態を黒点で略示する。
H9の配設要領を示す模式平面説明図で、このホール素
子H0〜H9の配設点H0〜H9は、前記正5角形面D
1〜D12、例えば同正5角形面D1の孔d0〜d9に
対向するように配設される。図7は磁気センサ11のホ
ール素子H0〜H9による前記正5角形面D1に埋設さ
れた導磁性ピンd1p〜d9pの検出状態の模式平面説
明図で、同図7では前記図5の正5角形面D1に埋設し
た導磁性ピンd1p〜d4p及びd5pに対応するホ
ール素子H1〜H4及びH5が同導磁性ピンd1p−d
4p及びd5pを検出した状態を黒点で略示する。
【0022】なお、図5、6の正5角形面D1に穿設さ
れた孔d0〜d9は右回りの順番に配設されるが、実際
にはこの正12面体Dの正5角形面D1が下向きになっ
て磁気センサ11に対向するので、前記d0〜d9とH
0〜H9との両者は対接状態において整合する。
れた孔d0〜d9は右回りの順番に配設されるが、実際
にはこの正12面体Dの正5角形面D1が下向きになっ
て磁気センサ11に対向するので、前記d0〜d9とH
0〜H9との両者は対接状態において整合する。
【0023】図8は正12面体Dの正5角形面D1〜D
12の孔d0〜d9への導磁性ピンd0p〜d9pの埋
設位置の選択例の模式説明図、図9は正12面体Dの正
5角形面D1〜D12の孔d5〜d9への導磁性ピンd
5p〜d9pの埋設位置の異なる選択例の模式説明図で
ある。なお、前記正5角形面D1〜D12の孔d0〜d
4への導磁性ピンd0p〜d4pの埋設位置(位置決め
用のもの)は、前記図8における同孔d0〜d4への導
磁性ピンd0p〜d4pの埋設位置と一致するので、図
9では孔d0〜d4への導磁性ピンd0p〜d4pの埋
設位置の図示を省略した。
12の孔d0〜d9への導磁性ピンd0p〜d9pの埋
設位置の選択例の模式説明図、図9は正12面体Dの正
5角形面D1〜D12の孔d5〜d9への導磁性ピンd
5p〜d9pの埋設位置の異なる選択例の模式説明図で
ある。なお、前記正5角形面D1〜D12の孔d0〜d
4への導磁性ピンd0p〜d4pの埋設位置(位置決め
用のもの)は、前記図8における同孔d0〜d4への導
磁性ピンd0p〜d4pの埋設位置と一致するので、図
9では孔d0〜d4への導磁性ピンd0p〜d4pの埋
設位置の図示を省略した。
【0024】図10は正5角形面D1〜D12に表示す
る異なる数字、模様等の配列例の模式平面説明図で、図
10では5種のサイコロゲーム例を略示する。図11は
正12面体Da、Db、Dc・・の下位の正5角形面D
1〜D12に埋設された導磁性ピンd0p〜d9pと、
磁気センサ11のホール素子H0〜H9との対応関係の
模式説明図、図12はこの正12面体サイコロゲーム装
置の動作順序を略示するフローチャートである。
る異なる数字、模様等の配列例の模式平面説明図で、図
10では5種のサイコロゲーム例を略示する。図11は
正12面体Da、Db、Dc・・の下位の正5角形面D
1〜D12に埋設された導磁性ピンd0p〜d9pと、
磁気センサ11のホール素子H0〜H9との対応関係の
模式説明図、図12はこの正12面体サイコロゲーム装
置の動作順序を略示するフローチャートである。
【0025】図13は水平基板24に5個のカップ本体
21〜25を適宜間隔を存して配設したこの発明に係る
正12面体サイコロゲーム装置1の実施例を、線図で略
示する模式平面説明図である。
21〜25を適宜間隔を存して配設したこの発明に係る
正12面体サイコロゲーム装置1の実施例を、線図で略
示する模式平面説明図である。
【0026】図1〜13において、1はこの発明に係る
正12面体サイコロゲーム装置、2は正12面体サイコ
ロゲーム装置1のカップ本体、3はカップ本体2の下部
に形成した5角錐状凹部、θは5角錐状凹部3の頂角
で、この頂角θは静止する正12面体Dの下部(図1、
3では正5角形面D8)側を収容できる角度に形成さ
れ、図3の状態における正5角形面D7の高さh7程度
で、正12面体Dの最大径Dm部の高さ以下とし、少な
くとも図3の正5角形面D9の高さh9を越えない。
正12面体サイコロゲーム装置、2は正12面体サイコ
ロゲーム装置1のカップ本体、3はカップ本体2の下部
に形成した5角錐状凹部、θは5角錐状凹部3の頂角
で、この頂角θは静止する正12面体Dの下部(図1、
3では正5角形面D8)側を収容できる角度に形成さ
れ、図3の状態における正5角形面D7の高さh7程度
で、正12面体Dの最大径Dm部の高さ以下とし、少な
くとも図3の正5角形面D9の高さh9を越えない。
【0027】カップ本体2の5角錐状凹部3をこのよう
に構成することにより、当該正12面体Dの静止状態に
おける下部がこの5角錐状凹部3内に安定的に収容され
る一方、カップ本体2の高速回転によりこの正12面体
Dが同5角錐状凹部3から飛出し、カップ本体2の上部
の広い空間部で自転、公転する。
に構成することにより、当該正12面体Dの静止状態に
おける下部がこの5角錐状凹部3内に安定的に収容され
る一方、カップ本体2の高速回転によりこの正12面体
Dが同5角錐状凹部3から飛出し、カップ本体2の上部
の広い空間部で自転、公転する。
【0028】また、カップ本体2の回転が停止すると、
同カップ本体2上部の広い空間部で遊転する正12面体
Dがその自重で落下し、同正12面体Dの下部がカップ
本体2の下部の5角錐状凹部3内へ図1の一点鎖線のよ
うに収容されて静止する。
同カップ本体2上部の広い空間部で遊転する正12面体
Dがその自重で落下し、同正12面体Dの下部がカップ
本体2の下部の5角錐状凹部3内へ図1の一点鎖線のよ
うに収容されて静止する。
【0029】4はカップ本体2の5角錐状凹部3からさ
らに下方へ延びるその基部で、該基部4が水平のベアリ
ング5を介して、定位置に設置された後述の磁気センサ
11の枠体13に回転可能に支承される。
らに下方へ延びるその基部で、該基部4が水平のベアリ
ング5を介して、定位置に設置された後述の磁気センサ
11の枠体13に回転可能に支承される。
【0030】なお、このカップ本体2の基部4と磁気セ
ンサ11の枠体13との間に前記水平ベアリング5と共
に、図示しない垂直ベアリングを併設することにより、
又はこの基部4と前記枠体13との間に同カップ本体2
の重量を支承すると共に、その回転中心を維持可能に支
承できる既存のベアリングを設けることもできる。ま
た、このカップ本体2の基部4は、図示しないが、適宜
のベアリングを介して後述の水平基板16上の特定位置
へ回転可能に直接支承可能である。
ンサ11の枠体13との間に前記水平ベアリング5と共
に、図示しない垂直ベアリングを併設することにより、
又はこの基部4と前記枠体13との間に同カップ本体2
の重量を支承すると共に、その回転中心を維持可能に支
承できる既存のベアリングを設けることもできる。ま
た、このカップ本体2の基部4は、図示しないが、適宜
のベアリングを介して後述の水平基板16上の特定位置
へ回転可能に直接支承可能である。
【0031】6、7はプーリ、8はベルトで、回転駆動
手段としてのブレーキユニット付モータ9により、プー
リ6、7及びベルト8等を介してカップ本体2が駆動さ
れ、また、このカップ本体2はブレーキユニット付モー
タ9により、カップ本体2の5角錐状凹部31〜35の
各基準線170(図4)が、磁気センサ111〜115
の基準線190、1901〜1905(図6、図13参
照)と一致し、又はそれらから72゜又はその整数倍回
転した位置で停止するように構成される。
手段としてのブレーキユニット付モータ9により、プー
リ6、7及びベルト8等を介してカップ本体2が駆動さ
れ、また、このカップ本体2はブレーキユニット付モー
タ9により、カップ本体2の5角錐状凹部31〜35の
各基準線170(図4)が、磁気センサ111〜115
の基準線190、1901〜1905(図6、図13参
照)と一致し、又はそれらから72゜又はその整数倍回
転した位置で停止するように構成される。
【0032】このブレーキユニット付モータ9は、前記
カップ本体2の5角錐状凹部3が、その回転中心Oを通
過する基準線(この基準線は、同5角錐状凹部3に収容
される正12面体Dの基準線170と一致する)と、図
6に示す後述の磁気センサ11の基準線190と一致
し、又は同基準線190から72゜の整数倍離間するよ
う回転した特定位置に、同カップ本体2の5角錐状凹部
3(回転駆動を要する目的物5)を特定角度に停止させ
るブレーキユニット付モータ9自体は公知である。
カップ本体2の5角錐状凹部3が、その回転中心Oを通
過する基準線(この基準線は、同5角錐状凹部3に収容
される正12面体Dの基準線170と一致する)と、図
6に示す後述の磁気センサ11の基準線190と一致
し、又は同基準線190から72゜の整数倍離間するよ
う回転した特定位置に、同カップ本体2の5角錐状凹部
3(回転駆動を要する目的物5)を特定角度に停止させ
るブレーキユニット付モータ9自体は公知である。
【0033】なお、図13に略示する正12面体サイコ
ロゲーム装置1の5個のカップ本体21〜25のぞれぞ
れにブレーキユニット付モータ9(91〜95)が設け
られ、この例では5個5角錐状凹部3のそれぞれの回転
中心O1〜O4を通過する基準線170が、磁気センサ
111〜115の基準線1901〜1905と一致する
位置に停止した状態を示したが、実際には、この5角錐
状凹部31〜35の基準線1701〜1705(図示省
略)及びそれに収容される正12面体Da〜Deの基準
線1701〜1705又は同基準線1701〜1705
から72゜の整数倍離間する5位置の何れかに停止す
る。
ロゲーム装置1の5個のカップ本体21〜25のぞれぞ
れにブレーキユニット付モータ9(91〜95)が設け
られ、この例では5個5角錐状凹部3のそれぞれの回転
中心O1〜O4を通過する基準線170が、磁気センサ
111〜115の基準線1901〜1905と一致する
位置に停止した状態を示したが、実際には、この5角錐
状凹部31〜35の基準線1701〜1705(図示省
略)及びそれに収容される正12面体Da〜Deの基準
線1701〜1705又は同基準線1701〜1705
から72゜の整数倍離間する5位置の何れかに停止す
る。
【0034】11は磁気センサで、該磁気センサ11は
水平基板16にボルト15aにより固定される枠体13
の頂部に設けられ、その上面が前記カップ本体2下部の
5角錐状凹部3の下開口部3a(31a〜35a)に近
接するよう配設される。13bは枠体13の下部に固定
され基板16の穴16bを介して下方へ導出する中空パ
イプ14を取付ける穴で、この穴13bは非円形(図2
参照)に形成され、取付後の相対回動を阻止する。
水平基板16にボルト15aにより固定される枠体13
の頂部に設けられ、その上面が前記カップ本体2下部の
5角錐状凹部3の下開口部3a(31a〜35a)に近
接するよう配設される。13bは枠体13の下部に固定
され基板16の穴16bを介して下方へ導出する中空パ
イプ14を取付ける穴で、この穴13bは非円形(図2
参照)に形成され、取付後の相対回動を阻止する。
【0035】H0〜H9(図1、図6)は磁気センサ1
1のホール素子で、このホール素子H0〜H9は静止す
る正12面体Dの下位の正5角形面D8(図1、3)の
10個の孔d0〜d9に対応する10位置に配設され
る。このホール素子H0〜H9は正12面体Dの何れの
面D1〜D12の孔d0〜d9にも対接し、同孔d0〜
d9への導磁性ピンd1p〜d9pの埋設の有無を検出
する。
1のホール素子で、このホール素子H0〜H9は静止す
る正12面体Dの下位の正5角形面D8(図1、3)の
10個の孔d0〜d9に対応する10位置に配設され
る。このホール素子H0〜H9は正12面体Dの何れの
面D1〜D12の孔d0〜d9にも対接し、同孔d0〜
d9への導磁性ピンd1p〜d9pの埋設の有無を検出
する。
【0036】第1〜第12番面の正5角形面D1〜D
12の全面の第1縮小正5角形Dqの頂点に位置する基
準孔d0以外の孔d1〜d4に導磁性ピンd1p〜d4
pを埋設し、所定位置に設置された磁気センサ11のホ
ール素子H0〜H4により、前記正5角形面D1〜D
12の導磁性ピンd1p〜d4pの埋設されている孔d
1〜d4と同導磁性ピンの埋設されていない孔基準孔d
0とを検出し、導磁性ピンの埋設されていない基準孔d
0が前記磁気センサ11の基準線190上のホール素子
H0と一致するか、又は同基準線190上のホール素子
H0から何孔離間するかを検出する。
12の全面の第1縮小正5角形Dqの頂点に位置する基
準孔d0以外の孔d1〜d4に導磁性ピンd1p〜d4
pを埋設し、所定位置に設置された磁気センサ11のホ
ール素子H0〜H4により、前記正5角形面D1〜D
12の導磁性ピンd1p〜d4pの埋設されている孔d
1〜d4と同導磁性ピンの埋設されていない孔基準孔d
0とを検出し、導磁性ピンの埋設されていない基準孔d
0が前記磁気センサ11の基準線190上のホール素子
H0と一致するか、又は同基準線190上のホール素子
H0から何孔離間するかを検出する。
【0037】磁気センサ11に対接する各正5角形面D
1〜D12が、当該正12面体Dの何れの正5角形面D
1〜D12に当るかは、対応する下位の正5角形面D1
〜D12の基準孔d0の位置が、同磁気センサ11の基
準線190上のホール素子H0と一致するか又は同ホー
ル素子H0から何孔離れているかの検出と、磁気センサ
11のホール素子H5〜H9により検出した前記正5角
形面D1〜D12の第2縮小正5角形Drの頂点の孔d
5〜d9の何れに導磁性ピンd5p〜d9pが埋設され
ているかの検出とにより読取る。
1〜D12が、当該正12面体Dの何れの正5角形面D
1〜D12に当るかは、対応する下位の正5角形面D1
〜D12の基準孔d0の位置が、同磁気センサ11の基
準線190上のホール素子H0と一致するか又は同ホー
ル素子H0から何孔離れているかの検出と、磁気センサ
11のホール素子H5〜H9により検出した前記正5角
形面D1〜D12の第2縮小正5角形Drの頂点の孔d
5〜d9の何れに導磁性ピンd5p〜d9pが埋設され
ているかの検出とにより読取る。
【0038】その結果、当該正12面体Dの正5角形面
D1〜D12の何れの面が、何れの方向から5角錐状凹
部3に収容された場合にも、その下位の正5角面D1〜
D12が当該正12面体Dのどの面であるかという、当
該正5角形面D1〜D12に関する正確な情報を磁気セ
ンサ11により直ちに読出せる。
D1〜D12の何れの面が、何れの方向から5角錐状凹
部3に収容された場合にも、その下位の正5角面D1〜
D12が当該正12面体Dのどの面であるかという、当
該正5角形面D1〜D12に関する正確な情報を磁気セ
ンサ11により直ちに読出せる。
【0039】磁気センサ11は直接的には正12面体D
の下位の正5角形面(図1、3では面D8)の導磁性ピ
ンd1p〜d9pの埋設位置を読取るが、当該遊戯者は
正12面体Dの頂面の正5角形面D5(図3)を視認す
るだけで、その下位の正5角形面D8を直接視認するこ
とはできない。
の下位の正5角形面(図1、3では面D8)の導磁性ピ
ンd1p〜d9pの埋設位置を読取るが、当該遊戯者は
正12面体Dの頂面の正5角形面D5(図3)を視認す
るだけで、その下位の正5角形面D8を直接視認するこ
とはできない。
【0040】そこで、正12面体Dの下位の正5角形面
D8(図1、3)に埋設された導磁性ピンd0p〜d9
pによる当該正5角形面D8情報を、同面D8に対向す
る上側の正5角形面D5(図3)に表示することによ
り、当該磁気センサ11の読取り情報と、当該遊戯者の
視認情報との整合性を図る。
D8(図1、3)に埋設された導磁性ピンd0p〜d9
pによる当該正5角形面D8情報を、同面D8に対向す
る上側の正5角形面D5(図3)に表示することによ
り、当該磁気センサ11の読取り情報と、当該遊戯者の
視認情報との整合性を図る。
【0041】この正12面体Dの正5角形面D8に対向
する正5角形面D5以外の対向面は、例えば、正5角形
面D1と正5角形面D12(ただし、図3では正5角形
面D12は同図の紙面の向側となるので同図3には表示
されない)、同正5角形面D2と同正5角形面D10、
同正5角形面D3と同正5角形面D11(正5角形面D
12と同様に図3には表示されない)、同正5角形面D
4と同正5角形面D7、同正5角形面D5と同正5角形
面D8、同正5角形面D6と同正5角形面D9となる。
する正5角形面D5以外の対向面は、例えば、正5角形
面D1と正5角形面D12(ただし、図3では正5角形
面D12は同図の紙面の向側となるので同図3には表示
されない)、同正5角形面D2と同正5角形面D10、
同正5角形面D3と同正5角形面D11(正5角形面D
12と同様に図3には表示されない)、同正5角形面D
4と同正5角形面D7、同正5角形面D5と同正5角形
面D8、同正5角形面D6と同正5角形面D9となる。
【0042】なお、5個の非導磁性の正12面体Da〜
Deのそれぞれの12の正5角形面D1〜D12に、1
〜12の数字を表示すれば、それらの順列の、 12×12×12×12×12=248,832 が得られ、この順列248,832は前記正6面体サイ
コロの5個による順列7,776の32倍に当る。ま
た、前記1〜12の数字に併せて模様又は数字と模磁と
の組合せ等を採用すれば、さらにそれらの種類倍の順列
が得られ、一層複雑、多様なサイコロゲームのできる正
12面体(サイコロ)Da〜Deとなる。
Deのそれぞれの12の正5角形面D1〜D12に、1
〜12の数字を表示すれば、それらの順列の、 12×12×12×12×12=248,832 が得られ、この順列248,832は前記正6面体サイ
コロの5個による順列7,776の32倍に当る。ま
た、前記1〜12の数字に併せて模様又は数字と模磁と
の組合せ等を採用すれば、さらにそれらの種類倍の順列
が得られ、一層複雑、多様なサイコロゲームのできる正
12面体(サイコロ)Da〜Deとなる。
【0043】d0〜d4は正12面体Dの第1〜第12
番目の正5角形面D1〜D12の方向を決める孔、d1
p〜d4pは同孔d1〜d4に埋設した導磁性ピンで、
図5の例では正5角形面D1の正5角形Dpの頂点を通
過する基準線170に対向する位置決め基準孔d0を除
く全孔d1〜d4にこの導磁性ピンd1p〜d4pが埋
設され、その方向決めがされる。
番目の正5角形面D1〜D12の方向を決める孔、d1
p〜d4pは同孔d1〜d4に埋設した導磁性ピンで、
図5の例では正5角形面D1の正5角形Dpの頂点を通
過する基準線170に対向する位置決め基準孔d0を除
く全孔d1〜d4にこの導磁性ピンd1p〜d4pが埋
設され、その方向決めがされる。
【0044】正5角形面D1〜D12の基準孔d0を除
く4個の穴d1〜d4に導磁性ピンd1p〜d4pを埋
設すれば、仮に当該正5角形面D1が磁気センサ11と
平行しないように、すなわち、正12面体Dが5角錐状
凹部3の下開口部3aに対して傾斜状に入った場合、前
記4個の導磁性ピンd1p〜d4pの何れかがホール素
子H1〜H4から大きく離間することにより検出漏れが
生じ、当該正12面体Dが5角錐状凹部3に正常に入っ
ていないもの、すなわち、エラーとして判定され(図1
2の「位置決完了か?」の「NO」参照)、この場合に
は再操作となる。
く4個の穴d1〜d4に導磁性ピンd1p〜d4pを埋
設すれば、仮に当該正5角形面D1が磁気センサ11と
平行しないように、すなわち、正12面体Dが5角錐状
凹部3の下開口部3aに対して傾斜状に入った場合、前
記4個の導磁性ピンd1p〜d4pの何れかがホール素
子H1〜H4から大きく離間することにより検出漏れが
生じ、当該正12面体Dが5角錐状凹部3に正常に入っ
ていないもの、すなわち、エラーとして判定され(図1
2の「位置決完了か?」の「NO」参照)、この場合に
は再操作となる。
【0045】なお、この4個の導磁性ピンd1p〜d4
pを3本にすると共に、その対応部の構成をそれに合せ
るようにした場合においても、前記とほぼ同様な選択作
用を期待できるものの、上記理由から理解されるように
同導磁性ピンd1p〜d4pを4本とすれば、この位置
決め動作の信頼性が向上する。
pを3本にすると共に、その対応部の構成をそれに合せ
るようにした場合においても、前記とほぼ同様な選択作
用を期待できるものの、上記理由から理解されるように
同導磁性ピンd1p〜d4pを4本とすれば、この位置
決め動作の信頼性が向上する。
【0046】d5〜d9は正12面体Dの各正5角形面
D1〜D12の面番号を特定する孔、d5p〜d9pは
孔d5〜d9に埋設された導磁性ピンで、正5角形面D
1〜D12の孔d5〜d9には、例えば、図8又は図9
に示す正5角形面の孔d5〜d9の〇印対応位置に埋設
される。
D1〜D12の面番号を特定する孔、d5p〜d9pは
孔d5〜d9に埋設された導磁性ピンで、正5角形面D
1〜D12の孔d5〜d9には、例えば、図8又は図9
に示す正5角形面の孔d5〜d9の〇印対応位置に埋設
される。
【0047】図8に示す導磁性ピンd5p〜d9pの配
設例では、導磁性ピンd5p〜d9pを1本埋設した面
が5、2本埋設した面が4、3本の埋設した面が3とな
り、同じ正12面体Dの各正5角形面D1〜D12に埋
設された導磁性ピンd5p〜d9pの本数に3倍の開き
があり、正12面体Dにアンバランスの生ずる恐れがあ
る。仮に、このアンバランスがかなり大きくなる場合に
は、前記孔d5〜d9の導磁性ピンd5p〜d9pを埋
設しない空孔に、適量の非導磁性材を充填する。
設例では、導磁性ピンd5p〜d9pを1本埋設した面
が5、2本埋設した面が4、3本の埋設した面が3とな
り、同じ正12面体Dの各正5角形面D1〜D12に埋
設された導磁性ピンd5p〜d9pの本数に3倍の開き
があり、正12面体Dにアンバランスの生ずる恐れがあ
る。仮に、このアンバランスがかなり大きくなる場合に
は、前記孔d5〜d9の導磁性ピンd5p〜d9pを埋
設しない空孔に、適量の非導磁性材を充填する。
【0048】図9に示す他の埋設例では、正5角形面D
1〜D12に導磁性ピンd5p〜d9pを1本だけ埋設
した面はなく、2本埋設したものがD1〜D10の10
面、3本埋設したものがD11及びD12の2面とな
り、導磁性ピンd5p〜d9pの埋設本数差が図8の例
より少なく、このようにすれば導磁性ピンd5p〜d9
pの埋設後における正12面体Dに生ずるアンバランス
が減少する。
1〜D12に導磁性ピンd5p〜d9pを1本だけ埋設
した面はなく、2本埋設したものがD1〜D10の10
面、3本埋設したものがD11及びD12の2面とな
り、導磁性ピンd5p〜d9pの埋設本数差が図8の例
より少なく、このようにすれば導磁性ピンd5p〜d9
pの埋設後における正12面体Dに生ずるアンバランス
が減少する。
【0049】磁気センサ11の底部にはホール素子H0
〜H9の読取り情報の送信ライン21が接続され、中空
パイプ14を通してマイクロコンピュータ25に接続さ
れる。23は複数の遊戯者を区別する切換えスイッチ
で、同切換スイッチ23の切換操作に応じて起動するブ
レーキユニット付モータ9によりカップ本体2が回転駆
動され、同カップ本体2に収容した正12面体Dをその
上部で転動させる。
〜H9の読取り情報の送信ライン21が接続され、中空
パイプ14を通してマイクロコンピュータ25に接続さ
れる。23は複数の遊戯者を区別する切換えスイッチ
で、同切換スイッチ23の切換操作に応じて起動するブ
レーキユニット付モータ9によりカップ本体2が回転駆
動され、同カップ本体2に収容した正12面体Dをその
上部で転動させる。
【0050】その後この切換スイッチ23をOFFする
と、ブレーキユニット付モータ9の回転がそのブレーキ
ユニットにより、カップ本体2の5角錐状凹部3の各稜
線が、静止する磁気センサ11の正5角形面の何れかの
頂点方向と一致するように、すなわち、正12面体Dの
基準線170が、所定位置に設置された磁気センサ11
1〜115の基準線190、1901〜1905と一致
する位置、又は同基準線190、1901〜1905か
ら72゜の整数倍離間する回転位置で停止する。
と、ブレーキユニット付モータ9の回転がそのブレーキ
ユニットにより、カップ本体2の5角錐状凹部3の各稜
線が、静止する磁気センサ11の正5角形面の何れかの
頂点方向と一致するように、すなわち、正12面体Dの
基準線170が、所定位置に設置された磁気センサ11
1〜115の基準線190、1901〜1905と一致
する位置、又は同基準線190、1901〜1905か
ら72゜の整数倍離間する回転位置で停止する。
【0051】なお、このカップ本体2の停止に先立っ
て、正12面体Dの下部がこの5角錐状凹部3内に収容
され、当該正12面体Dはカップ本体2の回転停止と同
時に静止し、同正12面体Dの下位の正5角形面D
8(図1)の孔d0〜d9に埋設された導磁性ピンd1
p〜d9pを磁気センサ11のホール素子H0〜H9で
検出し、この検出信号がマイクロコンピュータ25へ送
信され、そのCPUにより当該遊戯者毎、その操作毎に
当該正12面体D下位の正5角形面D1〜D12に対応
する上位の正5角形面D12〜D1情報として演算処理
され、ディスプレー27に表示される。図13に例示す
る正12面体サイコロゲーム装置1の正12面体Da〜
Deについてもこれとほぼ同様である。
て、正12面体Dの下部がこの5角錐状凹部3内に収容
され、当該正12面体Dはカップ本体2の回転停止と同
時に静止し、同正12面体Dの下位の正5角形面D
8(図1)の孔d0〜d9に埋設された導磁性ピンd1
p〜d9pを磁気センサ11のホール素子H0〜H9で
検出し、この検出信号がマイクロコンピュータ25へ送
信され、そのCPUにより当該遊戯者毎、その操作毎に
当該正12面体D下位の正5角形面D1〜D12に対応
する上位の正5角形面D12〜D1情報として演算処理
され、ディスプレー27に表示される。図13に例示す
る正12面体サイコロゲーム装置1の正12面体Da〜
Deについてもこれとほぼ同様である。
【0052】磁気センサ11の枠体13下部にはインサ
ートナット15が設けられ、このインサートナット15
に、例えば、固定軸受のフランジや、基板16の穴16
aを通すボルト15aの螺子込みにより固定される。
ートナット15が設けられ、このインサートナット15
に、例えば、固定軸受のフランジや、基板16の穴16
aを通すボルト15aの螺子込みにより固定される。
【0053】正12面体Dをカップ本体2内に収容した
後、同カップ本体2をモータ9によりプーリ7、6、ベ
ルト8を介して高速回転駆動すると、正12面体Dが5
角錐状凹部3から飛出し、同カップ本体2の広い上部空
間において転動する。
後、同カップ本体2をモータ9によりプーリ7、6、ベ
ルト8を介して高速回転駆動すると、正12面体Dが5
角錐状凹部3から飛出し、同カップ本体2の広い上部空
間において転動する。
【0054】切換スイッチ23をOFFすると、モータ
9がそのブレーキユニットによりカップ状本体2を基準
線1901〜1905と一致、又は同基準線1901〜
1905から72゜の整数倍離間する5つの特定位置と
なるように停止し、正12面体Dが転動しながら、その
下部が5角錐状凹部3内に収容され、同正12面体D下
位の正5角形面D1〜D12が、磁気センサ11の上面
と平行するよう近接して静止し、下位の正5角形面D1
〜D12の穴d0〜d9に埋設された導磁性ピンd1p
−d9pが、磁気センサ11のホール素子H0〜H9に
より読出される。
9がそのブレーキユニットによりカップ状本体2を基準
線1901〜1905と一致、又は同基準線1901〜
1905から72゜の整数倍離間する5つの特定位置と
なるように停止し、正12面体Dが転動しながら、その
下部が5角錐状凹部3内に収容され、同正12面体D下
位の正5角形面D1〜D12が、磁気センサ11の上面
と平行するよう近接して静止し、下位の正5角形面D1
〜D12の穴d0〜d9に埋設された導磁性ピンd1p
−d9pが、磁気センサ11のホール素子H0〜H9に
より読出される。
【0055】図13に示す水平基板16上に5個のカプ
ッ本体21〜25を適宜間隔を存して配設した正12面
体サイコロゲーム装置1では、その5個のカップ本体2
1〜25がそれぞれのモータ91〜95により各別に回
転腫動され、前記磁気センサ111〜115の基準線1
901〜1905と一致し、又は同基準線1901〜1
905から72゜の整数倍離間する5位置の何れかに停
止する。
ッ本体21〜25を適宜間隔を存して配設した正12面
体サイコロゲーム装置1では、その5個のカップ本体2
1〜25がそれぞれのモータ91〜95により各別に回
転腫動され、前記磁気センサ111〜115の基準線1
901〜1905と一致し、又は同基準線1901〜1
905から72゜の整数倍離間する5位置の何れかに停
止する。
【0056】なお、前記カップ本体21〜25を透明又
は半透明樹脂製とし、また、同カップ本体21〜25の
頂部に透明又は半透明樹脂製の半球状キャップ2b1〜
2b5(ただし、13図では2b1〜2b5の図示省
略)で被覆すれば、正12面体Da〜Deの転動状態及
び静止時における同正12面体Da〜Deの上面表示の
数字及び又は模様等を当該遊戯者が直接視認でき、この
正12面体サイコロゲーム装置1によるサイコロゲーム
の一層の興味増進を図れる。
は半透明樹脂製とし、また、同カップ本体21〜25の
頂部に透明又は半透明樹脂製の半球状キャップ2b1〜
2b5(ただし、13図では2b1〜2b5の図示省
略)で被覆すれば、正12面体Da〜Deの転動状態及
び静止時における同正12面体Da〜Deの上面表示の
数字及び又は模様等を当該遊戯者が直接視認でき、この
正12面体サイコロゲーム装置1によるサイコロゲーム
の一層の興味増進を図れる。
【0057】次に、この実施例の作用を図12のフロー
トチャートを参考して説明する。まず、当該遊戯者が自
己用の切換スイッチ23bをONすると、例えば、図1
3の5個のカップ本体21〜65が同時に、同速又は異
なる速度で回転し、各カップ本体21〜25に収容され
た正12面体Da〜Deが、5角錐状凹部31〜35か
ら飛出してカップ本体21〜25の広い上部で転動(自
転、公転)する。
トチャートを参考して説明する。まず、当該遊戯者が自
己用の切換スイッチ23bをONすると、例えば、図1
3の5個のカップ本体21〜65が同時に、同速又は異
なる速度で回転し、各カップ本体21〜25に収容され
た正12面体Da〜Deが、5角錐状凹部31〜35か
ら飛出してカップ本体21〜25の広い上部で転動(自
転、公転)する。
【0058】所定時間、例えば1分径過後に切換スイッ
チ23bをOFFすると、カップ本体21〜25がブレ
ーキユニット付モータ91〜95との連動により停止
し、磁気センサ111〜116の基準線1901〜19
05と一致する位置、又は同基準線1901〜1905
から72゜の整数倍離間する5位置の何れかに停止し、
正12面体Da〜Deが遊転しながらその下部を各カッ
プ本体2a〜2eの五角錐状凹部31〜35内に収容さ
れ、その下位の正5角形面D1〜D12が磁気センサ1
11〜115の上面Hに対接する。
チ23bをOFFすると、カップ本体21〜25がブレ
ーキユニット付モータ91〜95との連動により停止
し、磁気センサ111〜116の基準線1901〜19
05と一致する位置、又は同基準線1901〜1905
から72゜の整数倍離間する5位置の何れかに停止し、
正12面体Da〜Deが遊転しながらその下部を各カッ
プ本体2a〜2eの五角錐状凹部31〜35内に収容さ
れ、その下位の正5角形面D1〜D12が磁気センサ1
11〜115の上面Hに対接する。
【0059】各カップ本体21〜25の下部に設けられ
る磁気センサ111〜115の選択、それぞれのホール
素子H0〜H9の選択を介して各正12面体Da〜De
の下位の正5角形面D1〜D12の孔d0〜d4内の導
磁性ピンd1p〜d4pを読出し、ホール素子H1〜H
4の全部で導磁性ピンd1p〜d4pを読出せば、正1
2面体Da〜Deがカッブ本体21〜25の角錐状凹部
31a〜35aへの位置決めが完了する。位置決めにエ
ラーがあればスタートに戻し、上の操作を繰返す。
る磁気センサ111〜115の選択、それぞれのホール
素子H0〜H9の選択を介して各正12面体Da〜De
の下位の正5角形面D1〜D12の孔d0〜d4内の導
磁性ピンd1p〜d4pを読出し、ホール素子H1〜H
4の全部で導磁性ピンd1p〜d4pを読出せば、正1
2面体Da〜Deがカッブ本体21〜25の角錐状凹部
31a〜35aへの位置決めが完了する。位置決めにエ
ラーがあればスタートに戻し、上の操作を繰返す。
【0060】次に、磁気センサ111〜115のホール
素子H5〜H9を選択した後、正5角形面の穴d5〜d
9に埋設された導磁性ピンd5p〜d99の埋設位置を
検出する。その後、ビットをシフトして当該正5角形面
D1〜D12(実際には当該正5角形面D1〜D12に
対向する頂面の正5角形面D12〜D1となる)情報を
作成、マイクロコンュータ25で演算し、ディスプレー
27に表示する。ゲームを継続する場合には、該当遊戯
者用の切換スイッチ23を再度ONして上の動作を繰返
す。
素子H5〜H9を選択した後、正5角形面の穴d5〜d
9に埋設された導磁性ピンd5p〜d99の埋設位置を
検出する。その後、ビットをシフトして当該正5角形面
D1〜D12(実際には当該正5角形面D1〜D12に
対向する頂面の正5角形面D12〜D1となる)情報を
作成、マイクロコンュータ25で演算し、ディスプレー
27に表示する。ゲームを継続する場合には、該当遊戯
者用の切換スイッチ23を再度ONして上の動作を繰返
す。
【0061】なお、このカップ本体2は1〜4個又は6
個以上、n個設置することもできるが、何れの場合にも
カップ本体21〜2nの設置数差による正12面体D
数、したがって、ゲーム総数に差が生ずるのは別とし
て、前示例とほぼ同様な動作をする。
個以上、n個設置することもできるが、何れの場合にも
カップ本体21〜2nの設置数差による正12面体D
数、したがって、ゲーム総数に差が生ずるのは別とし
て、前示例とほぼ同様な動作をする。
【0062】 (発明の効果)この発明は以上のような構成を有し、作
用をするから次のような効果を期待できる。
用をするから次のような効果を期待できる。
【0063】(1) 正12面体Dの12の正5角形面
D1〜D12に、1〜12の数字、模様又はそれらの組
合せ等を表示する正12面体サイコロであるから、従来
例の正6面体サイコロに比べて複雑、多様で、興味の高
いサイコロゲームを行なえる。
D1〜D12に、1〜12の数字、模様又はそれらの組
合せ等を表示する正12面体サイコロであるから、従来
例の正6面体サイコロに比べて複雑、多様で、興味の高
いサイコロゲームを行なえる。
【0064】(2) ゴム、プラスチック等の非導磁性
正12面体Dの各正5角形面D1〜D12に、当該正5
角形面D1〜D12を特定する導磁性ピンd0p〜d9
pを所要ルールに基づいて埋設したから、当該正12面
体Dの下位の正5角形面D1〜D12に埋設された導磁
性ピンd1p〜d9p情報を、同下位の正5角形面D1
〜D12に対接する磁気読取りセンサ11の併用によ
り、当該カップ本体2の停止毎に正確、かつ、迅速に読
取れる。
正12面体Dの各正5角形面D1〜D12に、当該正5
角形面D1〜D12を特定する導磁性ピンd0p〜d9
pを所要ルールに基づいて埋設したから、当該正12面
体Dの下位の正5角形面D1〜D12に埋設された導磁
性ピンd1p〜d9p情報を、同下位の正5角形面D1
〜D12に対接する磁気読取りセンサ11の併用によ
り、当該カップ本体2の停止毎に正確、かつ、迅速に読
取れる。
【0065】(3) 正12面体Dの互いに対向する正
5角形面D1〜D12が平行すると共に、何れも中心対
象の投影面に当るので、下位の正5角形面D1〜D12
に埋設した導磁性ピンd1p〜d9pによる数字、模様
等の情報を、対向する上位の正5角形面D12〜D1に
表示させることにより、上位の正5角形面D12〜D1
表示の数字、模様等の情報を、下位の正5角形面D1〜
D12に埋設した導磁性ピンd1p〜d9p情報の磁気
センサ11により間接読取りすることにより、当該遊戯
者の直接視認する上位の正5角形面D12〜D1の表示
情報に合致するように読取れ、この正12面体サイコロ
ゲームの興味が一層増進する。
5角形面D1〜D12が平行すると共に、何れも中心対
象の投影面に当るので、下位の正5角形面D1〜D12
に埋設した導磁性ピンd1p〜d9pによる数字、模様
等の情報を、対向する上位の正5角形面D12〜D1に
表示させることにより、上位の正5角形面D12〜D1
表示の数字、模様等の情報を、下位の正5角形面D1〜
D12に埋設した導磁性ピンd1p〜d9p情報の磁気
センサ11により間接読取りすることにより、当該遊戯
者の直接視認する上位の正5角形面D12〜D1の表示
情報に合致するように読取れ、この正12面体サイコロ
ゲームの興味が一層増進する。
【0066】(4) 正12面体サイコロDの各正5角
形面D1〜D12に、当該正5角形Dpに対する異なる
縮少率の第1、第2縮少正5角形Dq,Drの各頂点に
設けた10個の孔d0〜d9に、希望するゲームに沿う
ルールに基づいて導磁性ピンd1p〜d9pを埋設する
ことにより、当該正5角形面D1〜D12が、当該正1
2面体Dの何れの面であるかをカップ本体2の回転停止
の直後に、磁気センサ11のホール素子H0〜H9で読
出すと共に、マイクロコンピュータ25で演算処理して
デイスプレー27に表示でき、しかも、仮に、正12面
体Dに多少の汚損が生じても、当該正5角形面D12〜
D1が当該正12面体Dの何の面であるかを、長期間に
旦って正確、迅速に検出できる。
形面D1〜D12に、当該正5角形Dpに対する異なる
縮少率の第1、第2縮少正5角形Dq,Drの各頂点に
設けた10個の孔d0〜d9に、希望するゲームに沿う
ルールに基づいて導磁性ピンd1p〜d9pを埋設する
ことにより、当該正5角形面D1〜D12が、当該正1
2面体Dの何れの面であるかをカップ本体2の回転停止
の直後に、磁気センサ11のホール素子H0〜H9で読
出すと共に、マイクロコンピュータ25で演算処理して
デイスプレー27に表示でき、しかも、仮に、正12面
体Dに多少の汚損が生じても、当該正5角形面D12〜
D1が当該正12面体Dの何の面であるかを、長期間に
旦って正確、迅速に検出できる。
【0067】(5) 複数のカップ本体21、22、2
3・・・のそれぞれに、正12面体Da、Db、Dc・
・・の各正五角形面D1〜D12に、例えば、馬、船、
犬、列車、飛行機・・・等の共通模様とそれらの着順位
1〜12等を、前記各上面の着順位対応情報を、それぞ
れに対向する下位の正5角形面D12〜D1の穴d0〜
d9に導磁性ピンd0p〜d9pを埋設することによ
り、それぞれの着順位競争ゲームを行なえる外、前記カ
ップ本体21、22、23・・・の数が12に達しない
場合には、当該カップ本体21、22、23・・・数を
越える着順位のものを等外とすることにより、当該カッ
プ本体21、22、23・・・の回転停止直後の着順位
決定や、当該ゲームのルールに沿う賞金計算等を行な
え、しかも、複数ゲームの積算値、複数遊戯者毎、ゲー
ム毎の積算値、それらの記録等をマイクロコンピュータ
25により迅速、適格に処理して、ディスプレー27に
表示できる。
3・・・のそれぞれに、正12面体Da、Db、Dc・
・・の各正五角形面D1〜D12に、例えば、馬、船、
犬、列車、飛行機・・・等の共通模様とそれらの着順位
1〜12等を、前記各上面の着順位対応情報を、それぞ
れに対向する下位の正5角形面D12〜D1の穴d0〜
d9に導磁性ピンd0p〜d9pを埋設することによ
り、それぞれの着順位競争ゲームを行なえる外、前記カ
ップ本体21、22、23・・・の数が12に達しない
場合には、当該カップ本体21、22、23・・・数を
越える着順位のものを等外とすることにより、当該カッ
プ本体21、22、23・・・の回転停止直後の着順位
決定や、当該ゲームのルールに沿う賞金計算等を行な
え、しかも、複数ゲームの積算値、複数遊戯者毎、ゲー
ム毎の積算値、それらの記録等をマイクロコンピュータ
25により迅速、適格に処理して、ディスプレー27に
表示できる。
【0068】(6) 正12面体サイコロDの12の正
5角形面に異なる数字、模様又はそれらの等の組合せを
表示できるから、5個のカップ本体21〜25によるポ
ーカーゲーム、4個のカップ本体21〜24によるハカ
ラゲームを始め、サッカーゲーム、すごろくゲーム等を
行なえる。
5角形面に異なる数字、模様又はそれらの等の組合せを
表示できるから、5個のカップ本体21〜25によるポ
ーカーゲーム、4個のカップ本体21〜24によるハカ
ラゲームを始め、サッカーゲーム、すごろくゲーム等を
行なえる。
【0069】なお、カップ本体21〜25を透明又は半
透明の合成樹脂製とし、また、その頂部を透明又は半透
明の合成樹脂製の半球状キャップ2b1〜2b5で被覆
すれば、正12面体D1〜D5の転動状態及び静止後の
その頂面に表示された数字、模様及び又はそれら組合せ
等を当該遊戯者が直接視認でき、当該正12面体サイコ
ロゲームの興味が一層増進する。
透明の合成樹脂製とし、また、その頂部を透明又は半透
明の合成樹脂製の半球状キャップ2b1〜2b5で被覆
すれば、正12面体D1〜D5の転動状態及び静止後の
その頂面に表示された数字、模様及び又はそれら組合せ
等を当該遊戯者が直接視認でき、当該正12面体サイコ
ロゲームの興味が一層増進する。
【0070】前記カップ本体21〜25の頂部は開放し
てもよいが、その頂部を透明又は半透明の合成樹脂製の
半球状キャップ2b1〜2b5で被覆すれば、カップ本
体2の高速回転による正12面体サイコロDa〜Deの
不用意な飛出しに基ずく危険発生を防止できる外、各カ
ップ本体21〜25内に収容された正12面体Da〜D
eへの当該遊戯者等の不用意な接触を排除できる。
てもよいが、その頂部を透明又は半透明の合成樹脂製の
半球状キャップ2b1〜2b5で被覆すれば、カップ本
体2の高速回転による正12面体サイコロDa〜Deの
不用意な飛出しに基ずく危険発生を防止できる外、各カ
ップ本体21〜25内に収容された正12面体Da〜D
eへの当該遊戯者等の不用意な接触を排除できる。
【図1】 この発明に係る正12面体サイコロゲーム装
置の一実施例の一部を縦断して示す、要部の模式縦断説
明図である。
置の一実施例の一部を縦断して示す、要部の模式縦断説
明図である。
【図2】 同正12面体サイコロゲーム装置の一実施例
の磁気センサの枠体部の模式底面説明図である。
の磁気センサの枠体部の模式底面説明図である。
【図3】 この発明に係る正12面体サイコロの一実施
例の模式正面説明図である。
例の模式正面説明図である。
【図4】 同正12面体サイコロの正5角形面(導磁性
ピンの埋設前の状態)の模式平面説明図である。
ピンの埋設前の状態)の模式平面説明図である。
【図5】 同正12面体サイコロの正5角形面の孔に導
磁性ピンを埋設した状態の模式平面説明図である。
磁性ピンを埋設した状態の模式平面説明図である。
【図6】 この発明に係る正12面体サイコロゲーム装
置の一実施例の磁気センサの模式平面説明図である。
置の一実施例の磁気センサの模式平面説明図である。
【図7】 前記正12面体Dの正5角形面の導磁性ピン
を磁気センサのホール素子により読出した状態の模式平
面説明図である。
を磁気センサのホール素子により読出した状態の模式平
面説明図である。
【図8】 前記正12面体サイコロの正5角形面への導
磁性ピンの埋設位置の選択要領の模式説明図である。
磁性ピンの埋設位置の選択要領の模式説明図である。
【図9】 同正12面体サイコロの正5角形面への一部
の導磁性ピンの埋設位置の異なる選択要領の模式説明図
である。
の導磁性ピンの埋設位置の異なる選択要領の模式説明図
である。
【図10】 この発明に係る正12面体の12の正5角
形面へ表示する数字、模様等の表示例の模式展開説明図
である。
形面へ表示する数字、模様等の表示例の模式展開説明図
である。
【図11】 この発明に係る正12面体サイコロゲーム
装置の磁気センサのホール素子の接続回路の模式展開説
明図である。
装置の磁気センサのホール素子の接続回路の模式展開説
明図である。
【図12】 この発明に係る正12面体サイコロゲーム
装置の一実施例の動作の概略を示すフローチャートであ
る。
装置の一実施例の動作の概略を示すフローチャートであ
る。
【図13】 5個のカップ本体を適間隔を存して配設し
たこの発明に係る正12面体サイコロゲーム装置の他の
実施例を線図で示す模式平面説明である。
たこの発明に係る正12面体サイコロゲーム装置の他の
実施例を線図で示す模式平面説明である。
1……正12面体サイコロゲーム装置 2、21〜25……カップ本体 3、31〜35……五角錐状凹部 3a……五角錐状凹部3の下開口部 4……カップ本体2の基部 5……ベアリング 6、7……プーリ 8……ベルト 9……モータ 11、111〜115……磁気センサ 11a……センサ基板 11c……磁石 11d……ステンレスカバー 11f……位置決めピン 12……デジタル変換基板 12a……デジタル変換手段 13……枠体 13b……取付穴 14……中空パイブ 15……インサートナット 15a……ボルト 16……水平基板 16a……水平基板16の穴 16b……水平基板16の穴 170……第1縮少正5角形Dqの基準線 171……基準線170から72゜回転した線 18……第2縮少正5角形Drの基準線 1901〜1905……磁気センサ111〜115の基
準線 21……信号ライン 22……電源 23、23b……遊戯者切換スイッチ 24……信号ライン 25……マイクロコンピュータ 26……信号ライン 27……ディスプレー D……正12面体サイコロ D1〜D12……正12面体サイコロDの正5角形面 Da〜De……第1〜第5の正12面体サイコロ Dm……正12面体サイコロDの最大径 Dp……正5角形面の正5角形 Dq……第1縮少正5角形 Dr……第2縮少正5角形 d0〜d9……正5角形面D1〜D12の孔 d1p〜d9p……導磁性ピン H……磁気センサ11の表面 H0〜H9……磁気センサ11のホール素子 h7、h9……正5角形面D7、D9の高さ O、O1〜O5……カップ本体2の回転中心 α7、α9……正5角形面D7、D9の起立角 β……正12面体サイコロDの下部の頂角 θ……5角錐状凹部3の頂角
準線 21……信号ライン 22……電源 23、23b……遊戯者切換スイッチ 24……信号ライン 25……マイクロコンピュータ 26……信号ライン 27……ディスプレー D……正12面体サイコロ D1〜D12……正12面体サイコロDの正5角形面 Da〜De……第1〜第5の正12面体サイコロ Dm……正12面体サイコロDの最大径 Dp……正5角形面の正5角形 Dq……第1縮少正5角形 Dr……第2縮少正5角形 d0〜d9……正5角形面D1〜D12の孔 d1p〜d9p……導磁性ピン H……磁気センサ11の表面 H0〜H9……磁気センサ11のホール素子 h7、h9……正5角形面D7、D9の高さ O、O1〜O5……カップ本体2の回転中心 α7、α9……正5角形面D7、D9の起立角 β……正12面体サイコロDの下部の頂角 θ……5角錐状凹部3の頂角
Claims (6)
- 【請求項1】 ゴム、合成樹脂等の非導磁性正12面体
Dの各正5角形面D1〜D12に、当該正5角形面D1
〜D12を構成する各正5角形Dpと中心Oが一致し、
当該正5角形Dpに対する縮少率の異る第1、第2縮少
正5角形Dq,Drの、一方の第2縮少正5角形Drの
各頂点を、他方の第1縮少正5角形Dqの各頂点の中央
部に位置させると共に、前記第1、第2の縮少正5角形
の各頂点にそれぞれ孔d0〜d9を設け、前記第1縮少
正5角形Dqの頂点の基準孔d0以外の孔d1〜d4に
導磁性ピンd1p〜d4pを、また、第2縮少正5角形
Drの頂点の孔d5〜d9の何れかに、当該正5角形面
D1〜D12を特定する導磁性ピンd5p−d9pを埋
設したことを特徴とする正12面体サイコロ。 - 【請求項2】 前記正12面体Dの互いに対向する一方
の正5角形面D1〜D12に理設された導磁性ピンd5
p〜d9pに対応する数、模様等の情報を、当該正5角
形面D1〜D12に対向し、それに平行する他方の正5
角形面D12〜D1に表示したことを特徴とする請求項
1記載の正12面体サイコロ。 - 【請求項3】 水平基板16に、モータ9等の回転駆動
手段により駆動され、その回転中心Oまわりに当該回転
中心Oを通る基準線170に対してほぼ72゜の整数倍
回転する5位置の何れかにおいて停止可能なカップ本体
2を設け、該カップ本体2の下部に、当該カップ本体2
に遊転自在に収容した正12面体Dの下部を収容する五
角錐状凹部3を形成すると共に、該五角錐状凹部3の下
部を前記正12面体Dの各正5角形面D1〜D12とほ
ぼ等大に開口3aさせ、該五角錐状凹部3の下開口部3
aの下位に、前記正12面体Dの各正5角形面D1〜D
12に理設され、当該正5角形面D1〜D12を特定す
る導磁性ピンd1p〜d9pを読取る磁気センサ11を
設け、該磁気センサ11により前記カップ本体2の回転
停止毎に、同カップ本体2の五角錐状凹部3に収容され
た前記正12面体D下位の正5角形面D1〜D12に埋
設された導磁性ピンd1p〜d9pを読取り、該読取り
情報を適所に配設したデイスプレー27に表示させるよ
うにしたことを特徴とする正12面体サイコロゲーム装
置。 - 【請求項4】 前記カップ本体2の回転停止毎に、同カ
ップ本体2に収容された前記正12面体D下位の正5角
形面D1〜D12に埋設された導磁性ピンd1p〜d9
pの前記磁気センサ11による読取り情報をマイクロコ
ンピュータ25へ送信して演算し、該演算情報を前記正
12面体Dの上面D12〜D1の情報としてディスプレ
ー25に表示させるようにしたことを特徴とする前記請
求項3記載の正12面体サイコロゲーム装置。 - 【請求項5】 水平基板16に適宜間隔を存して、モー
タ91、92、93・・・等の回転駆動手段により駆動
され、その回転中心O1、O2、O3・・・まわりにお
いて、当該回転中心O1、O2、O3・・・を通る基準
線1901、1902、1903・・・からほぼ72゜
の整数倍の角度離間する5位置の何れかに停止する複数
のカップ本体21、22、23・・・を配設し、前記各
カップ本体21、22、23・・・の下部に5角錐状凹
部31、32、33・・・を設け、該5角錐状凹部
31、32、33・・・の下部を、当該カップ本体
21、22、23・・・に遊転可能に収容した正12面
体Da,Db、Dc・・・の各正5角形面D1〜D12
とほぼ等大に開口31a、32a、33a・・・させ、
該5角錐状凹部31、32、33・・・の上部を前記正
12面体Da、Db、Dc・・・の最大径部Dmの高さ
より低い位置において、同部より大径に開口させると共
に、該5角錐状凹部31、32、33・・・の下開口部
31a、32b、33c・・・の近接下位に、前記正1
2面体Da、Db、Dc・・・下位の正5角形面D1〜
D12に埋設され、当該正5角形面D1〜D12を特定
する導磁性ピンd0p〜d9pを読取るホール素子H0
〜H9を備える磁気センサ111、112、113・・
・を設け、該磁気センサ111、112、113・・・
により前記カップ本体21、22、23・・・の回転停
止毎に、前記正12面体Da、Db、Dc・・・下位の
正5角形面D1〜D12に埋設された導磁性ピンd1p
〜d9pを読取り、該読取り信号をマイクロコンピュー
タ25に送信して演算し、該演算値を前記正12面体D
a、Db、Dc・・・下位の正5角形面D1〜D12に
対向する上位の正5角形面D12〜D1情報として、適
所に配設されたデイスプレー27に表示させることを特
徴とする正12面体サイコロゲーム装置。 - 【請求項6】 前記水平基板16に適宜間隔を存して配
設された複数のカップ本体21、22、23・・・が、
遊戯者毎の操作切換手段23によりON,OFFするブ
レーキユニット付モータ91、92、93・・・等の回
転駆動手段により駆動され、そのOFF操作により前記
各回転中心O1、O2、O3・・・まわりに、当該回転
中心O1、O2、O3・・・を通る基準線1901、1
902、1903・・・から、ほぼ72゜の整数倍離間
する5位置の何れかに停止するように配設され、該カッ
プ本体21、22、23・・・の回転停止毎に、前記5
角錐状凹部31、32、33・・・に収容された前記正
12面体Da、Db、Dc・・・の下位の正5角形面D
1〜D12に埋設された導磁性ピンd1p−d9pを、
前記磁気センサ111、112、113・・・により読
取り、読取り信号をマイクロコンピュータ25に送信し
て当該遊戯者の各操作毎の積算値及び又は累積値を演算
し、該積算値及び又は累積値を適所に配設したデイスプ
レー23に、当該正12面体Da、Db、Dc・・・の
下位の正5角形面D1〜D12に対向する上位の正5角
形面D12〜D1の情報として、表示させるようにした
ことを特徴とする請求項5記載の正12面体サイコロゲ
ーム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6120774A JP2545699B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 正12面体サイコロ及び正12面体サイコロゲーム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6120774A JP2545699B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 正12面体サイコロ及び正12面体サイコロゲーム装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07303758A JPH07303758A (ja) | 1995-11-21 |
JP2545699B2 true JP2545699B2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=14794676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6120774A Expired - Fee Related JP2545699B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 正12面体サイコロ及び正12面体サイコロゲーム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2545699B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1157207A (ja) * | 1997-08-26 | 1999-03-02 | Shigeto Sasaki | ゲーム機 |
CN111330257B (zh) * | 2020-03-23 | 2023-06-27 | 哈工大机器人(合肥)国际创新研究院 | 一种骰子自动投掷设备 |
-
1994
- 1994-05-11 JP JP6120774A patent/JP2545699B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07303758A (ja) | 1995-11-21 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |