JP2540902Y2 - 調整可能な導体ボディストラップ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本考案は一般に電気的な導体ボデ
ィストラップ(strap) 、さらには特に３６０度の電気的
接触と導通性を与えそして調整可能な弾性的で電気的導
体のリストストラップに関するものである。

【０００２】静電荷の存在とその後のその放電はある産
業、特に爆発物が含まれるところ、そして電子製造業や
組み立てプラントにおいて重大な問題を生じさせる。日
々の労働環境において作業する個人には普通、敷物を横
切って歩くことや非類似物を互いに反対方向に動かすこ
とにより静電荷電位が数千ボルトに達することがあり得
る。そのように帯電した個人又は物は上記と同じ環境で
重大な危険を引き起こす。爆発物環境での危険は元来明
白である。電子集積回路（コンポーネント）産業におい
て、帯電した個人や物は近傍で又は静電荷高感度電子コ
ンポーネントを通して放電するかもしれない。例えば、
静電的に帯電した個人は静電荷高感度コンポーネントを
持ちそれからコンポーネントを個人とは異なる電位の例
えばグランドされた作業面に置くかもしれない。接触の
瞬間には、静電的に帯電した個人からグランドされた作
業面にかけて数千ボルトの電位差がコンポーネントを通
して存在する。発生した電界により、内部又は近傍を通
過する電流はコンポーネントに障害を与える。コンポー
ネントに生じた障害はそれを即故障させるか、さらに悪
いことにはコンポーネントの動作特性や信頼性を低下さ
せる。その結果、高価な再作業、又は悪いことにその分
野における標準以下の又は信頼性の低下した装置が存在
することになる。

【０００３】人に蓄積された静電荷の制御を援助するの
に使われる装置は個人が身に着けるボディストラップや
リストストラップである。ボディストラップは皮膚面に
接触し表面が導電性で電気的接続点を備える。電気的グ
ランドコードは、一般にそのトラップをコネクタやコー
ドそれ自体に組み込まれ先に決められた制限抵抗を通し
て電気的グランド電位へ接続するトラップに接続されて
もよい。このように接続されることによって、そのよう
なボディトラップは静電荷の蓄積が危険レベルに達する
前に、個人に蓄積されたいかなる静電荷もグランドへ排
出するように動作する。

【０００４】ある従来技術によるボディストラップはア
メリカ合衆国特許第 4,398,277号、クリスチャンセン(C
hristiansen)とその他の者、導体弾性ボディストラップ
に述べられている。クリスチャンセンとその他の者はそ
れに接続されるべき体の部分、例えば手首を囲む閉ルー
プに形成された布バンドから作られるボディストラップ
を述べている。布は皮膚に接触する閉ループの内面上で
電気的導体である。機械的接続機構は先に決められた固
定サイズで布のループ支持する。電気的接続機構は布の
導体内面とストラップに装着される電気的グランドコー
ド間の電気的接続を備える。布はボディストラップが手
を簡単に通すために広げられそしてなお手首きちんと合
うように弾性的である。

【０００５】クリスチャンセンとその他の者で述べられ
ているボディストラップでは、布の反対側終端は機械的
コネクタで永久的に固定される。コネクタの本体は、布
を支持しカバーが固定された時にコネクタの布を支持す
る突起(projection)を有する。従って、結果的に形成さ
れたボディストラップは固定閉ループサイズである。布
はその弾性の度合いに対して制限があるため、ボディス
トラップのための閉ループサイズ幅の範囲が与えられな
ければならない。これには複数の異なるサイズのボディ
ストラップを保管する必要が生じる。さらに、布の弾性
特性は一般的にその弾性や導電特性が衰え始める前に布
使用の決められた“寿命”に至る。布は工場でコネクタ
に固定されるため、布の交換は完全なボディストラップ
の交換を必要とする。

【０００６】ミネソタ鉱業アンド製造会社(Minnesota M
ining and Manufacturing)、ST. ポール(ST.Paul) 、ミ
ネソタ、アメリカ合衆国によって製造される静的制御リ
ストストラップのチャージガード２２００シリーズは一
般にクリスチャンセンとその他の者で述べられているも
のとして構築される（チャージガードはミネソタ鉱業ア
ンド製造会社、ST.Paul ，ミネソタの登録商標であ
る）。チャージガード静的制御リストストラップにおい
て、クリスチャンセンとその他の者の突起３２の終端は
布がコネクタに固定されることを確実にするために布が
“キノコの型(Mushroom)”の位置に突起の終端がある後
で超音波接合される。

【０００７】アメリカ合衆国特許第 4,577,256号、ブレ
イガム(Breidegam) 、編まれ伸長可能でグランドしたス
トラップは、静電荷蓄積の制御に使用されるように設計
されたリストストラップについて述べている。ブレイガ
ムストラップはそのサイズが適合するように留め金をも
つ。調整可能な留め金は異なる大きさの手首のために二
つ又はそれ以上のストラップモデルを製造する必要性を
回避する。これはストラップが個々の着用者の手首の回
りにきちんと合うよう個々に調整されることを要する。
もし不注意や故意で調整不良ならば、適当な静電気保護
は達成されないかもしれない。ブレイガムストラップに
おいて、布の一方の終端は留め金に永久的に固定されプ
レートとリベットで支持される。従って、布の一方の終
端はストラップの寿命を全うするために工場で固定され
る。布の第二の終端は、閉じられた時に、オプション的
には布の固定を助ける歯をもって、それを正しい場所に
支持する布を“ジャム(jams)”ピボット的に搭載された
ゲートによって留め金にかみ合わされる。典型的には、
ブレイガムで述べられるピボット的に搭載された“ジャ
ム(jam) ”や“エッジ(wedge) ”は“オーバセンタ(ove
rcenter)”装置として関連する。これらの装置はジャム
が動作するのに必要な効力を得るためにレバーを操作す
る比較的長いジャムを具備する奇抜なピボットを使って
ジャム構成部分(member)とリアクション構成部分間に布
を押し込むことによって動作する。ブレイガムで述べら
れたストラップにおける一つの問題は皮膚と３６０度全
ての電気的接触が許されずそして布は電気的に一方の終
端でのみ接続されることである。電気的接触は布の一つ
の固定終端から外部グランドコードへ単に与えられ、布
の内面に接するいかなる電荷も固定終端に到達するまで
一方向にストラップの回りを移動する。これは、ある場
合には一つの経路にのみに従う電荷がグランドストラッ
プに接続される前に布の回りを程完全に移動することを
要求する。いくつかの理由から布の導電性は、典型的に
は皮膚に接触する布にそってのリストストラップグラン
ドシステムにおいて最も弱い結合であるため、そのよう
な一つの方法だけでは導電性に重大な問題がある。ブレ
イガムストラップに関する他の問題はピボット的に搭載
された非導電性留め金はそれ自体を経済的に作れないと
いうことである。含まれる力のために、ピボット点は相
当強固に作られることが要求される。

【０００８】先のアメリカ合衆国特許第 4,845,585号は
調整可能なリストストラップを開示し、そこではバンド
がバックプレート３２上に成形された部分の凹所３６に
挿入される。カバー４２はストラップ上に閉じられそし
てバーはスパイク４０を有するので、カバーはストラッ
プがバックプレート３２とより密接な接触の方向に力が
加わるようにする。スパイク４０は又カバーと関連ない
引っ張りからストラップを支持する。このバンドは手首
との３６０度接触を与える。

【０００９】他の従来技術は商標シムコトラスタット(S
imco Trustat) レイイン(lay-in)バンドとして関連する
アメリカ合衆国ＰＡ 19440号、ハットフィールド(Hatfi
eld)、シムコカンパニー,Inc. から得られる先のリスト
バンドを含み、そのバンドは下壁の一つのエッジ近傍に
開けられた開口を有し、成形されたヘッドの開口で終わ
る一つの終端を具備する一片の導体物質を有し、そして
導体金属バックプレートは下壁に開けられたこの開口を
貫通するおり曲がったエッジを有し、そしてコードスナ
ップを用いメンバーを共に支持するためにコードスナッ
プのための留めリベットが金属バックプレート、ヘッド
の底、一片、そしてヘッドの上面を介して置かれた時、
金属プレートのおり曲げられた終端上の鋸状のエッジは
ヘッドの上壁に対して一片の終端を挟み込む。このリス
トストラップは、さらに一片内にＳベンド(bend)を配置
し一片の他の終端を構造本体に支持する蝶番カバー上の
二つのリブの間に配置され、それらに関して縦断的に起
こされたバーを具備する突き出た下方プレートを有する
尾部分を含む。そこではいかなる接触が一片の第二終端
とコネクタの尾部分の金属バックプレート間にあるか明
らかではなかった。

【００１０】

【考案が解決しようとする課題】本考案はアメリカ合衆
国特許第 4,845,585号のバンドの修正であり、疑いなく
バンドと手首のコネクタ間で３６０度の接触と電気的導
通性を作りだす点で改良である。本考案は静電荷蓄積制
御のために使われるボディストラップを提供する。ボデ
ィストラップはユーザの手首に合うように調整されそし
て皮膚と全３６０度の電気的接触と導通性を与え、問題
なく布の終端を安全に支持するためにそしてもし望むな
ら布だけの交換により個々のユーザによって一回又は繰
り返し調整することができる。

【００１１】

【課題を解決するための手段及び作用】従って、本考案
の効果はユーザの肢と３６０度接触させる調整可能な導
体ボディストラップを提供することにある。ストラップ
は第一の終端と第二の終端を具備する一片の材料を有す
る。一片の材料は少なくとも一方の面で電気的に導体で
あり、その縦方向に弾性的に伸長可能でありそして少な
くとも一片の材料がボディ部分を囲むことができる長さ
である。

【００１２】機械的コネクタは閉ループの内部方向に形
成された導体面を具備する一片の材料を用いて閉ループ
を形成するために一片の材料の第一と第二の終端を支持
する。機械的コネクタはヘッド部分と尾部分を具備する
本体をもつ。ヘッド部分は一片の材料の第一の終端を支
持しそして尾部分は一片の材料の第二の終端を支持す
る。ヘッド部分は一片の材料の第一の終端を支持する凹
所を有し、凹所はその上に一片の材料が挿入され固定さ
れる複数のスパイクを具備して形成される。機械的コネ
クタの尾部分はその上を一片の材料の第二の終端が渡さ
れるプレートを有する。プレートは、一片の材料がボデ
ィ部分の回りにぴったりと合うように引かれた後、その
上に一片の材料が突き刺されそのエッジ上に形成される
複数の隆起した歯やスパイクを有する。コネクタの尾部
分は一片を固定支持するためのスパイクを具備したバー
を有することができる。機械的コネクタのこの尾部分は
さらにプレート上のスパイクとそれに関して一片の材料
を捕捉するバー上に取り付けられる蝶番カバーを有す
る。プレートは又ヘッドの凹所に配置されそして凹所の
底やヘッドの底面でヘッドに形成されたスパイクに対し
て一片を支持する導体バックプレートである。電気的接
続機構は導体ボディストラップをグランドに接続可能な
電気ケーブルに与える一片の材料に結合される。コネク
タのバックプレートは又第二のカバーを形成し機械的コ
ネクタのヘッド部分にコードコネクタファスナーによっ
て固定された時、スパイク上の一片の材料の第一の終端
を固定する。バックプレートの他の終端上に形成された
スパイクは全３６０度の電気的導通性と全３６０度の皮
膚との電気的接触を与える一片の材料の第二の終端に積
極的な接触を作り出す。蝶番カバーは、蝶番カバーが閉
じた時にプレート上に形成された歯のいずれの側にも渡
すために間隔をおいた横断リッジ(ridges)を有する。横
断リッジは蝶番カバーが閉じた時、一片の材料に金属カ
バープレート上のスパイクとの電気的接触を維持させ
る。機械的コネクタの蝶番カバーは尾部分の一方の側壁
に蝶番的に取り付けられそして他の壁に信頼できるフッ
クによって固定される。

【００１３】

【実施例】以下に示す本考案の効果、利点、構成そして
動作は添付図面とそれの説明からより容易に理解される
であろう。調整可能な電気的導体ボディストラップ１０
が図１に描かれている。ボディストラップ１０はボディ
部分、例えば手首や足首の回りにきちんと合うように設
計された閉ループに形成される。ループはコネクタ１４
によりループに形成された一片の材料１２によって作ら
れる。コネクタ１４は一片の材料１２の両終端を支持す
る機械的結合と電気的結合機構又はグランド電位へボデ
ィストラップの外部結合点を提供するスナップファスナ
ー(snap fastener) １５の両方を形成する。

【００１４】一片の材料１２の内面１６は電気的に導体
であり、それが所定の位置にある時にボディストラップ
１０の個々の装着者の皮膚に親密に接触すべきである。
従って装着者の人に蓄積された静電荷は、装着者の皮膚
から二方向でコネクタ１４へ伝達されるボディストラッ
プ１０の導電内面１６へ送られ、そして導体がグランド
コードを接続するためのスナップファスナー１５を通し
てグランドへ接続可能となる。一片の材料１２は、ボデ
ィストラップ１０のバンド部分を形成するために織られ
又は編まれた布のようなどんな適合可能で弾性のある電
気的導体材料から作られてもよい。一実施例において、
一片の材料１２は弾性のある電気的導体繊維の両方を含
む編み布である。付随的には、一片の材料１２は又伸縮
する織りもの材料から構築可能である。

【００１５】一片の材料１２の第一の終端２０はコネク
タ１４の成形された本体のヘッド部分２２に機械的に固
定される。一片の材料１２の第二の終端２４はコネクタ
１４の尾部分２６に調整的に固定される。コネクタ１４
の詳細は図２と３により分かりやすく描かれている。一
片の材料１２の第一の終端２０はコネクタ１４のヘッド
２２に固定される。この方法で固定される第一の終端２
０はコネクタ１４の解体のみがコネクタ１４から一片の
材料１２の第一の終端２０を取り外し可能であるという
点で半永久的に固定されている。ボディストラップ１０
はコネクタ１４のヘッド２２に半永久的に固定された一
片の材料１２の第一の終端を具備して工場から出荷でき
ることが予想される。このことは図４により詳細に示さ
れ、そこでは一片の材料１２の第一の終端２０はコネク
タ１４のヘッド２２の凹所２８に作られる。そこでは金
属バックプレート３２がびょう３４とそのスナップファ
スナー１５を通してコネクタ１４に固定される時、一片
の材料１２はコネクタ１４内部で一片の材料１２の第一
の終端２０を固定するよう設計された複数のスパイク３
０によって留められる。スナップコネクタ１５と同様び
ょう３４は一片の材料１２の内面から金属プレート３２
へ、スナップファスナー１５へそして勿論次に続く外部
コードによって（示されていない）グランド電位へ電気
的導体性を示す金属である。

【００１６】プレート３２は図６に最も明確に描かれて
いるように形成され、ヘッド部分２２の下でコネクタ本
体に適合し尾部分２６に延びる金属から形成される。そ
れはプレートを強化する上方に曲げられたサイドフラン
ジを有し、そのフランジは一片の材料１２の一方の終端
２０のための凹所とスナップファスナー１５のためのリ
ベットのシャフト３４を受ける穴を形成するヘッド部分
の壁内部に適合する。尾部分２６に延びるプレート３２
の延長された終端上で、プレートはプレート３２のエッ
ジにそって間隔をとった直立歯又はスパイク３３を具備
して形成される。これらの歯３３は一片１２を突き刺す
ように丸められた上方終端で作られ、その中の導体繊維
と良い電気的接触を保ちながらも一片内のいかなる繊維
も切断し又はすり減らす傾向を減じるように成形され
る。

【００１７】再び図２と３を参照して、一片の材料１２
の第二の終端２４はコネクタ１４の尾部分２６における
二つの間隔のあいた壁３５と３６間に形成された凹所に
置かれる。コネクタ１４の尾部分２６は縦断バー３８を
含み、その上に縦断バー３８から外部方向へ延びる複数
のスパイク４０が搭載される。一片の材料１２の第二の
終端２４は歯３３と尾部分２６の壁３５と３６間に延び
る縦断バー３８の上を通して渡される。

【００１８】一片はそれから一片の材料１２が利用され
るべきボディ部分の回りにしっかりと締められるまで引
かれる。一片の材料１２が適当な締め具合になった時、
４４におけるように尾部分２６の側壁３６に蝶番結合さ
れたカバー４２は一片の第二終端上に閉じられる。カバ
ー４２にはカバー４２を側壁３５に固定するために蝶番
の反対終端にフック４６が与えられる。第二の壁３５に
はフック４６を受ける凹所４５が与えられ（図６参
照）、そしてフックの終端の留め金が壁３５や他の適当
な突起にロックされる。蝶番カバー４２は複数の凹所４
８を含み、それは蝶番カバー４２が閉じた位置にある時
にスパイク４０の先端と協働しそれを受ける。凹所４８
でスパイク４０の先端を受けることはスパイク４０が曲
がらないようにすること、そして後に起こる一片の材料
１２をコネクタ１４から取り外すことを助ける。さら
に、図７の断面図に描かれているように、蝶番カバー４
２は一片の材料１２がバックプレート３２の歯３３及び
バー３８のスパイク４０とにより緊密に電気的接触をす
べく力を加えるために、縦断バー３８の各々の側面の一
方に置かれカバー上に配置された間隔をおく縦断リッジ
(ridge) ５０と５１を有する。バー３８はさらに相互に
固定間隔で壁３５と３６を支持するように与えられそし
て一片の材料１２をプレート構成部分の歯３３に押しつ
けるカバー上の力を抑制しそしてプレート構成部分の動
く傾向を減ずる。図７は又結果としてボディストラップ
１０により全３６０度の電気的導通性とユーザの肢の回
りの皮膚接触を形成する効果を生じるバックプレート３
２と一片の材料１２の第一の終端２０と第二の終端２４
の両方の間の電気的接触と同様、歯３３上の一片の材料
１２の貫通を描いている。

【００１９】

【考案の効果】以上のべたように、本考案によれば疑い
なくバンドと手首のコネクタ間で３６０度の接触と電気
的導通性を作りだすことが可能となる。ボディストラッ
プはユーザの手首に合うように調整されそして皮膚と全
３６０度の電気的接触と導通性を与え、問題なく布の終
端を安全に支持するためにそしてもし望むなら布だけの
交換により個々のユーザによって一回又は繰り返し調整
することができる。

【００２０】付随的に、一片の材料１２の第二の終端２
４は図７に示されているように蝶番カバー４２のエッジ
で少なくとも飛び出すように終端される結果、電気的導
体面はボディストラップ１０の外部表面上には全く表れ
ない。コネクタ１４の本体を形成する材料はプラスチッ
ク材であり、それは静的に散逸(dissipative) である。
一般に、材料がもし平方当たり１０⁸ と１０¹⁴オーム間
の表面抵抗性を有するならば静的に散逸である。利用可
能で静的に散逸な材料の例は、例えば吸湿性のナイロン
と炭素付加ポリプロピレン(carbon loaded polypropyle
ne) を含む。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のボディストラップの等角図である。

【図２】閉じられた位置における機構的コネクタの拡大
等角図である。

【図３】開いた位置でのカバーと機構的コネクタの拡大
等角図であり、一片の材料は疑似線で描かれている。

【図４】金属カバープレート下の詳細を描くために部分
的に離脱された機構的コネクタの底面図である。

【図５】機構的コネクタの尾部分の断面図である。

【図６】本考案の調整可能な導体ボディストラップに使
われる機構的コネクタの分解組み立て等角図である。

【図７】閉じた位置における機構的コネクタを示す本発
明の調整可能な導体ボディストラップの機構的コネクタ
の断面図である。

【符号の説明】

１０…調整可能な電気的導体ボディストラップ １２…一片の材料 １４…コネクタ １５…スナップファスナー １６…内面 ２０…第一の終端 ２２…ヘッド部分 ２４…第二の終端 ２６…尾部分 ２８，４５，４８…凹所 ３０…スパイク ３２…金属バックプレート ３３…直立歯 ３４…びょう ３５，３６…側壁 ３８…横断バー ４０…スパイク ４２…カバー ４４…蝶番 ４６…フック

Claims (1)

(57)【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 第一と第二の終端を有する一片の材料で
   あって、該一片の材料は少なくとも一つの面で電気的に
   導体であり、その縦方向に弾性的に伸縮可能であり、そ
   して少なくとも該一片の材料がボディ部分を囲むことを
   可能にする長さであること、該少なくとも一つの面が閉
   ループの内側を向く該一片の材料の該閉ループを形成す
   るために、該一片の材料の該第一の終端と該第二の終端
   を受け取る成形された機械的コネクタであって、該機械
   的コネクタは該第一の終端を受け取るためのヘッドを有
   し、そして該一片の該第二の終端をその間で受け取るた
   めに間隔をおいた壁構成部分で形成された突起した尾部
   分を有すること、該機械的コネクタの該ヘッドは、該一
   片の材料の該第一の終端を受け取る凹所を有すること、
   該機械的コネクタの該尾部分は、該壁構成部分の一つに
   蝶番結合されたカバーを有し、そして該一片の該第二の
   終端上を旋回した時、該壁構成部分の他方に留めるため
   の止め具を有すること、そして、ヘッドに対して該一片
   の該一つの終端を押しつけそして該壁構成部分間で第二
   の終端を支持するために該ループ内面に対して配置され
   た導体プレート構成部分から構成される調整可能な導体
   ストラップにおいて、該プレート構成部分がそれに関す
   る終端に形成された歯を有し、該歯は該一片の該第二の
   終端を貫通するために該壁構成部分間に配置され、そし
   て該一片と良好に電気的に接触させ、そして該第二の終
   端が該カバーから引き抜かれないように制限することを
   特徴とする調整可能な導体ボディストラップ。