JP2539671Y2 - 海水スイッチ構造 - Google Patents

海水スイッチ構造

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JP2539671Y2
JP2539671Y2 JP1989073580U JP7358089U JP2539671Y2 JP 2539671 Y2 JP2539671 Y2 JP 2539671Y2 JP 1989073580 U JP1989073580 U JP 1989073580U JP 7358089 U JP7358089 U JP 7358089U JP 2539671 Y2 JP2539671 Y2 JP 2539671Y2
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、海洋センサを自動起動するための海水スイ
ッチ構造に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は従来の海水スイッチ構造を備えた海洋センサ
を示す図で、同図(a)は斜視図、同図(b)は一部破
断側面図である。
図において1は図示しない乾電池等の電源等を内蔵し
たセンサ本体、2は該センサ本体1を内包する円筒状の
外装ケース、3aと3bはセンサ本体1の底面に一定の間隔
lをもって設けられた起動プレートで、この起動プレー
ト3aと3bの端子はそれぞれセンサ本体1内に引き込ま
れ、該センサ本体1内に設けられたスイッチ回路を有す
る回路基板4に接続されている。
5はセンサ本体1の上端部に設けられたフロート収納
部で、このフロート収納部5内に第4図に示すフロート
6が折り畳んで収納されており、このフロート6を膨張
させるための図示しないガスボンベ及びボンベ開封機構
が前記電源と共にセンサ本体1内に設けられている。
第4図は上述した構成の動作工程図で、同図(1)に
示したように海洋センサが投下され、同図(2)に示す
ように着水すると、起動プレート3aと3bが海水によりシ
ョートし、図示しない電源から電流が回路基板4に流れ
る。
これにより図示しないスイッチ回路が働いてボンベ開
封機構が動作し、ガスボンベに孔があけられてCO2ガス
がフロート6に供給されるので、第4図(3)に示すよ
うにフロート6がフロート収納部5から立ち上がって膨
張し、海洋センサが海面に浮遊してセンサとしての作動
を開始する。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来の海水スイッチ構造で
は、2枚の起動プレートがセンサ本体の底面で露出して
いるため、通常の状態では両起動プレートがショートす
ることはないものの、雨に濡れたり、誤って手で触れた
りするとショートしてスイッチが入り、誤動作を起こす
という問題があった。
本考案はこのような問題を解決するためになされたも
ので、雨に濡れたり、誤って手で触れたりすることに起
因する誤動作を防止することができる信頼性の高い海水
スイッチ構造を実現することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本考案は、電源及びボンベ
開封機構等を内蔵したセンサ本体と、このセンサ本体を
内包する筒状の外装ケースとを有する海洋センサの海水
スイッチ構造において、前記センサ本体の外周に凹部を
設け、この凹部内に少なくとも3枚の起動プレートのう
ちの少なくとも1枚を配置して雨に濡れたり手が触れた
りすることがないように保護すると共に、残りの起動プ
レートを前記センサ本体の底面に取り付けて、各起動プ
レートを前記センサ本体内に設けられた前記ボンベ開封
機構等を起動させる回路基板のスイッチ回路に接続し、
かつ前記外装ケースには前記センサ本体の凹部に海水を
導入するための海水導入孔を設けることにより、前記セ
ンサ本体の外側で海水によりすべての起動プレートがシ
ョートして前記センサ本体内の前記スイッチ回路が誘う
するようにしたことを特徴とする。
〔作用〕
上述した構成を有する本考案は、センサ本体の底面で
露出している起動プレートが雨でぬれたり、あるいは誤
って手を触れただけではスイッチが入らず、前記センサ
本体の凹部に配置された起動プレートも含めてすべてシ
ョートしたときに初めてスイッチが入るようにしてい
る。
このセンサ本体の凹部に配置された起動プレートは外
装ケースにより保護されているため、雨に濡れたり、あ
るいは誤って手が触れられることはなく、従ってスイッ
チの誤動作を確実に防止して、信頼性を高めることがで
きる。
また、起動プレートを配置したセンサ本体の凹部に海
水を導入するための海水導入孔を外装ケースに設けるこ
とにより、起動プレートがセンサ本体の外側で海水によ
りショートするようにしているため、つまりセンサ本体
内には海水が入り込まない構造となっているため、セン
サ本体内に水密用の仕切りを設ける必要がなく、センサ
本体内の構造を簡素化できると共に、センサ本体内のス
ペースを部品実装のために有効に利用できることにな
る。
〔実施例〕
以下図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本考案による海水スイッチ構造を備えた海洋
センサの一実施例を示す図で、同図(a)は全体の斜視
図、同図(b)はセンサ本体1の斜視図、同図(c)は
側断面図である。
図において1はセンサ本体、2は外装ケース、3aと3b
は起動プレート、4は回路基板、5はフロート収納部で
あり、これらは従来のものに相当するので同一の符号を
付し、その説明を省略する。
尚、フロート収納部5には第2図に示すフロート6が
折り畳んで収納されており、このフロート6を膨張させ
るための図示しないガスボンベ,ボンベ開封機構、及び
乾電池等の電源がセンサ本体1内に設けられていること
も従来と同じである。
第1図において3cと3dは起動プレート、7はセンサ本
体1の外周面に設けた凹部、8はこの凹部7に対応して
外装ケース2にあけられた複数の海水導入孔で、前記起
動プレート3cと3dはセンサ本体1の凹部7内に配置され
ている。
そして各々の起動プレート3cと3dの端子はそれぞれセ
ンサ本体1内に引き込まれて回路基板4に接続されてお
り、これにより本実施例ではセンサ本体1の底面に設け
た起動プレート3a,3d及び前記凹部7内に配置された起
動プレート3c,3dの4つがショートしたときにスイッチ
回路に電流が流れるようになっている。
つまり、本実施例の海水スイッチ構造は、センサ本体
1の底面で露出している起動プレート3aと3bが雨でぬれ
たり、あるいは誤って手を触れただけではスイッチが入
らず、起動プレート3c,3dも含めてショートしたときに
初めてスイッチが入るようにしているものであるが、起
動プレート3c,3dはセンサ本体1の凹部7内に配置され
ていて外装ケース2により保護されているため、この起
動プレート3c,3dが雨にぬれたり、あるいは誤って手が
触れることはなく、従ってスイッチの誤動作は確実に防
止される。
第2図は上述した構成の動作工程図で、同図(1)に
示したように海洋センサが投下され、同図(2)に示す
ように着水すると、外装ケース2の海水導入孔8から凹
部7内に海水が入り、これにより起動プレート3a,3b,3
c,3dが海水によりショートし、図示しない電源からの電
流が回路基板4に流れる。
これによって図示しないスイッチ回路が働いてボンベ
開封機構が動作し、ガスボンベに孔があけられてCO2
スがフロート6に供給されるので、第2図(3)に示す
ようにフロート6がフロート収納部5から立ち上がって
膨張し、海洋センサが海面に浮遊してセンサとしての作
動を開始する。
尚、上述した実施例では起動プレートを3a〜3dの4枚
としたが、最低3枚としてそのうちの1枚を凹部7内に
配置すれば同様の作用を行うことが可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、電源及びボンベ開封機
構等を内蔵したセンサ本体と、このセンサ本体を内包す
る筒状の外装ケースとを有する海洋センサの海水スイッ
チ構造において、前記センサ本体の外周に凹部を設け、
この凹部内に少なくとも3枚の起動プレートのうちの少
なくとも1枚を配置して雨に濡れたり手が触れたりする
ことがないように保護すると共に、残りの起動プレート
を前記センサ本体の底面に取り付けて、各起動プレート
を前記センサ本体内に設けられた前記ボンベ開封機構等
を起動させる回路基板のスイッチ回路に接続し、かつ前
記外装ケースには前記センサ本体の凹部に海水を導入す
るための海水導入孔を設けることにより、前記センサ本
体の外側で海水によりすべての起動プレートがショート
して前記センサ本体内の前記スイッチ回路が作動するよ
うにしている。
従ってこれによれば、センサ本体の凹部に配置された
起動プレートは外装ケースにより保護されるため、雨に
濡れたり、あるいは誤って手が触れたりすることはな
く、これによりスイッチの誤動作を確実に防止すること
ができるので、信頼性を高めることができるという効果
が得られる。
また、起動プレートを配置したセンサ本体の凹部に海
水を導入するための海水導入孔を外装ケースに設けるこ
とにより、起動プレートがセンサ本体の外側で海水によ
りショートするようにしているため、つまりセンサ本体
内には海水が入り込まない構造となっているため、セン
サ本体内に水密用の仕切りを設ける必要がなく、センサ
本体内の構造を簡素化できると共に、センサ本体内のス
ペースを部品実装ために有効に利用できるという効果も
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案により海水スイッチ構造を備えた海洋セ
ンサの一実施例を示す図、第2図は第1図の実施例の動
作工程図、第3図は従来の海水スイッチ構造を備えた海
洋センサを示す図、第4図は従来例の動作工程図であ
る。 1:センサ本体、2:外装ケース 3a〜3d:起動プレート、4:回路基板 5:フロート収納部、6:フロート 7:凹部、8:海水導入孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 武井 信生 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−148788(JP,U) 実開 昭61−93394(JP,U) 実開 昭56−166998(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源及びボンベ開封機構等を内蔵したセン
    サ本体と、このセンサ本体を内包する筒状の外装ケース
    とを有する海洋センサの海水スイッチ構造において、 前記センサ本体の外周に凹部を設け、 この凹部内に少なくとも3枚の起動プレートのうちの少
    なくとも1枚を配置して雨に濡れたり手が触れたりする
    ことがないように保護すると共に、残りの起動プレート
    を前記センサ本体の底面に取り付けて、各起動プレート
    を前記センサ本体内に設けられた前記ボンベ開封機構等
    を起動させる回路基板のスイッチ回路に接続し、 かつ前記外装ケースには前記センサ本体の凹部に海水を
    導入するための海水導入孔を設けることにより、 前記センサ本体の外側で海水によりすべての起動プレー
    トがショートして前記センサ本体内の前記スイッチ回路
    が作動するようにしたことを特徴とする海水スイッチ構
    造。
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JPS62275893A (ja) * 1986-05-22 1987-11-30 Hitachi Zosen Corp 水中係留浮力体の自動深度調節装置

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