JP2535933Y2 - 金属製挾持バ―付感光性樹脂印刷版 - Google Patents
金属製挾持バ―付感光性樹脂印刷版Info
- Publication number
- JP2535933Y2 JP2535933Y2 JP1990043475U JP4347590U JP2535933Y2 JP 2535933 Y2 JP2535933 Y2 JP 2535933Y2 JP 1990043475 U JP1990043475 U JP 1990043475U JP 4347590 U JP4347590 U JP 4347590U JP 2535933 Y2 JP2535933 Y2 JP 2535933Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photosensitive resin
- printing plate
- printing
- plate
- resin printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は印刷機に装着するための改良された感光性樹
脂印刷版に関するものである。更に詳しくは、作業性、
耐久性及び持続性の良好な金属製挾持バー付感光性樹脂
印刷版に関するものである。
脂印刷版に関するものである。更に詳しくは、作業性、
耐久性及び持続性の良好な金属製挾持バー付感光性樹脂
印刷版に関するものである。
最近、印刷分野において大型印刷機による大型感光性
樹脂印刷版を用いた印刷が求められるようになってきて
いる。このような印刷の場合、感光性樹脂印刷版を印刷
機に装着するために、従来、以下に挙げるような方式が
とられていた。
樹脂印刷版を用いた印刷が求められるようになってきて
いる。このような印刷の場合、感光性樹脂印刷版を印刷
機に装着するために、従来、以下に挙げるような方式が
とられていた。
(1)接着剤方式 例えば、両面テープ又はスプレー糊等を感光性樹脂印刷
版に全面接着させて、印刷機に装着する。
版に全面接着させて、印刷機に装着する。
(2)装着ボルト方式 例えば、感光性樹脂印刷版の天側、地側の端部を印刷機
の装着ボルトで直接ボルト締めして装着する。
の装着ボルトで直接ボルト締めして装着する。
しかしながら、上記のような方式には、以下に挙げる
ような問題点がある。
ような問題点がある。
(i)作業に長時間を要する。
(ii)精度良く装着することが困難である。
(iii)印刷機から印刷版が外れることがあり、装着の
持続性に問題がある。
持続性に問題がある。
(iv)ボルト締めの場合、印刷版の装着部分が破損する
ことがあり、耐久性に問題がある。
ことがあり、耐久性に問題がある。
本考案は、このような従来の装着方式のもつ問題点、
すなわち、装着の作業性及び精度ならびに装着さた印刷
版の持続性、装着部分の耐久性を改良することを目的と
してなされたものである。
すなわち、装着の作業性及び精度ならびに装着さた印刷
版の持続性、装着部分の耐久性を改良することを目的と
してなされたものである。
即ち、本願考案は、硬化体及び支持体からなる感光性
樹脂印刷版の印刷方向に対して天側及び地側の端部に金
属製挾持バーを取りつけた感光性樹脂印刷版である。
樹脂印刷版の印刷方向に対して天側及び地側の端部に金
属製挾持バーを取りつけた感光性樹脂印刷版である。
以下、図面によって金属製挾持バーの実用上好ましい
構造及び印刷版への取り付け方法について説明する。
構造及び印刷版への取り付け方法について説明する。
第1図及び第2図は取り付け前の金属製挾持バーの構
造の一例を示す斜視図及び断面図であり、第3図及び第
4図はそれぞれ金属製挾持バーの感光性樹脂印刷版への
取り付け状態を示す図であり、第5図は金属製挾持バー
付感光性樹脂印刷版の平面図である。
造の一例を示す斜視図及び断面図であり、第3図及び第
4図はそれぞれ金属製挾持バーの感光性樹脂印刷版への
取り付け状態を示す図であり、第5図は金属製挾持バー
付感光性樹脂印刷版の平面図である。
本願考案に用いられる金属製挾持バーの材質としては
アルミニウムが実用上好ましい。またその構造としては
第1図で示されるようなものが実用上、好ましい。挾持
バーの厚みをTとすると厚みTは3.0〜6.0mmが実用上に
好ましく、また、挾持バーの巾をWとすると巾Wは5.0
〜15mmが実用上好ましい。挾持バーの長さは印刷版の長
さと同一であることが好ましい。さらに挾持バーの挾持
部分には第1図で示されるような突起部が2個以上ある
ことが好ましい。
アルミニウムが実用上好ましい。またその構造としては
第1図で示されるようなものが実用上、好ましい。挾持
バーの厚みをTとすると厚みTは3.0〜6.0mmが実用上に
好ましく、また、挾持バーの巾をWとすると巾Wは5.0
〜15mmが実用上好ましい。挾持バーの長さは印刷版の長
さと同一であることが好ましい。さらに挾持バーの挾持
部分には第1図で示されるような突起部が2個以上ある
ことが好ましい。
また感光性樹脂印刷版に金属製挾持バーを取り付ける
場合は以下に述べる方法がとられる。この方法は第3図
で示されるように支持体及び感光性樹脂硬化体からなる
感光性樹脂印刷版の端部を挾持バーで挾み、プレス機で
圧縮して取り付ける方法である。
場合は以下に述べる方法がとられる。この方法は第3図
で示されるように支持体及び感光性樹脂硬化体からなる
感光性樹脂印刷版の端部を挾持バーで挾み、プレス機で
圧縮して取り付ける方法である。
次に、印刷機に金属製挾持バーが取り付けられた感光
性樹脂印刷版を装着する方法について、第4図にもとづ
いて簡単に説明する。
性樹脂印刷版を装着する方法について、第4図にもとづ
いて簡単に説明する。
初めに版万力を開にする。次に金属製挾持バー付感光
性樹脂版を、先端の金属製挾持バー部を印刷機にセット
して、版万力を閉にする。そして感光性樹脂印刷版の天
側が装着される。次に印刷機を試運転回転で動かしなが
ら、感光性樹脂印刷版の地側まで印刷回転と同方向で版
胴に手で押さえながら装着していく。
性樹脂版を、先端の金属製挾持バー部を印刷機にセット
して、版万力を閉にする。そして感光性樹脂印刷版の天
側が装着される。次に印刷機を試運転回転で動かしなが
ら、感光性樹脂印刷版の地側まで印刷回転と同方向で版
胴に手で押さえながら装着していく。
最後に、印刷版の地側の版万力を開にし、次に金属製
挾持バーの先端を印刷機にセットして、版万力を閉にす
ることによって装着作業は完了する。
挾持バーの先端を印刷機にセットして、版万力を閉にす
ることによって装着作業は完了する。
また、本願考案の感光性樹脂印刷版で使用される感光
性樹脂及び支持体については、特に制限はなく、従来の
感光性樹脂印刷版の製造に慣用されているものの中から
任意に選択することができるが、感光性樹脂硬化体の表
面硬度がショアーA40°〜90°で引張破断伸度が100%以
上の範囲を有するものが銜え込みもよく実用上好まし
い。
性樹脂及び支持体については、特に制限はなく、従来の
感光性樹脂印刷版の製造に慣用されているものの中から
任意に選択することができるが、感光性樹脂硬化体の表
面硬度がショアーA40°〜90°で引張破断伸度が100%以
上の範囲を有するものが銜え込みもよく実用上好まし
い。
実施例1 金属製挾持バーとしては、第1図で示されるような形
状を有し、材質はアルミニウム製であり、厚みTが5.0m
m、厚みT1が1.5mm、厚みT2が2.0mm、巾Wが12mm、長さ
Lが1030mmのものを使用した。
状を有し、材質はアルミニウム製であり、厚みTが5.0m
m、厚みT1が1.5mm、厚みT2が2.0mm、巾Wが12mm、長さ
Lが1030mmのものを使用した。
この金属製挾持バー(以下、アルミバーと呼ぶ)を用
いて感光性樹脂印刷版(感光性樹脂の硬度ショアーA:50
0引張破断度:450%)の印刷方向に対して、天側及び地
側の感光性樹脂硬化体及び支持体(ポリエステルフィル
ム)の端部を挾み込み、プレス機を用いて圧縮し、固着
した。
いて感光性樹脂印刷版(感光性樹脂の硬度ショアーA:50
0引張破断度:450%)の印刷方向に対して、天側及び地
側の感光性樹脂硬化体及び支持体(ポリエステルフィル
ム)の端部を挾み込み、プレス機を用いて圧縮し、固着
した。
応用例 実施例1で得られたアルミバー付感光性樹脂印刷版を
本明細書第4頁第20行〜第5頁第12行で説明した方法に
従って印刷機(小森印刷機ニューリスロン540L型)に装
着した。
本明細書第4頁第20行〜第5頁第12行で説明した方法に
従って印刷機(小森印刷機ニューリスロン540L型)に装
着した。
上記のアルミバー付感光性樹脂印刷版が装着した印刷
機を運転させたところ、印刷機から印刷版が外れること
もなく、長時間印刷が可能であった。
機を運転させたところ、印刷機から印刷版が外れること
もなく、長時間印刷が可能であった。
本考案の金属製挾持バー付感光性樹脂版を用いれば感
光性樹脂印刷版の印刷機への装着を簡便に行なうことが
でき、装着に要する作業時間が著しく短縮され、且つ作
業に熟練性を必要としないので、精度よく装着でき、さ
らに、従来方法の耐久性や持続性についての問題も解消
される。
光性樹脂印刷版の印刷機への装着を簡便に行なうことが
でき、装着に要する作業時間が著しく短縮され、且つ作
業に熟練性を必要としないので、精度よく装着でき、さ
らに、従来方法の耐久性や持続性についての問題も解消
される。
第1図は取り付け前の金属製挾持バーの斜視図である。
第2図はバーの長手方向に対して垂直に切断した場合の
取り付け前の金属製挾持バーの断面図である。 第3図は支持体及び硬化体からなる印刷版の端部に金属
製挾持バーが取りつけられた感光性樹脂印刷版を示す側
面図であり、第4図は金属製挾持バーが取りつけられた
感光性樹脂印刷版が装着された印刷機の版胴の断面図で
ある。 1……金属製挾持バー 2……感光性樹脂硬化体 3……支持体 5……版万力 6……印刷機の版胴 7……感光性樹脂印刷版の天側 8……感光性樹脂印刷版の地側
第2図はバーの長手方向に対して垂直に切断した場合の
取り付け前の金属製挾持バーの断面図である。 第3図は支持体及び硬化体からなる印刷版の端部に金属
製挾持バーが取りつけられた感光性樹脂印刷版を示す側
面図であり、第4図は金属製挾持バーが取りつけられた
感光性樹脂印刷版が装着された印刷機の版胴の断面図で
ある。 1……金属製挾持バー 2……感光性樹脂硬化体 3……支持体 5……版万力 6……印刷機の版胴 7……感光性樹脂印刷版の天側 8……感光性樹脂印刷版の地側
Claims (1)
- 【請求項1】感光性樹脂硬化体及び支持体からなる感光
性樹脂印刷版の印刷方向に対して天側及び地側の端部に
設けた感光性樹脂硬化体に金属製挟持バーを取り付けた
感光性樹脂印刷版。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990043475U JP2535933Y2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 金属製挾持バ―付感光性樹脂印刷版 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990043475U JP2535933Y2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 金属製挾持バ―付感光性樹脂印刷版 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH042670U JPH042670U (ja) | 1992-01-10 |
JP2535933Y2 true JP2535933Y2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=31555914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990043475U Expired - Lifetime JP2535933Y2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 金属製挾持バ―付感光性樹脂印刷版 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2535933Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6256183A (ja) * | 1985-09-06 | 1987-03-11 | Toray Ind Inc | レタ−セツト印刷方法 |
JPH023877U (ja) * | 1988-06-13 | 1990-01-11 |
-
1990
- 1990-04-25 JP JP1990043475U patent/JP2535933Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH042670U (ja) | 1992-01-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |