JP2528782Y2 - 鉄蓋装置 - Google Patents
鉄蓋装置Info
- Publication number
- JP2528782Y2 JP2528782Y2 JP1989003239U JP323989U JP2528782Y2 JP 2528782 Y2 JP2528782 Y2 JP 2528782Y2 JP 1989003239 U JP1989003239 U JP 1989003239U JP 323989 U JP323989 U JP 323989U JP 2528782 Y2 JP2528782 Y2 JP 2528782Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron
- receiving frame
- lid
- cover
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は消火栓、マンホール蓋等の鉄蓋装置に関するも
のである。
のである。
「従来の技術」 従来、方形受枠内周及び方形鉄蓋の隅角部及び対向辺
の全周面を当接テーパ面となした鉄蓋が開発された（実
開昭56-30263号）。ところがのような方形鉄蓋では上記
当接テーパ面の加工が仲々困難であり特に隅角部にテー
パを形成したものは鉄蓋が受枠に食込み過ぎて鉄蓋が開
き難く開放作業に著しい支障を生じ緊急の間に合わない
という問題があった。
の全周面を当接テーパ面となした鉄蓋が開発された（実
開昭56-30263号）。ところがのような方形鉄蓋では上記
当接テーパ面の加工が仲々困難であり特に隅角部にテー
パを形成したものは鉄蓋が受枠に食込み過ぎて鉄蓋が開
き難く開放作業に著しい支障を生じ緊急の間に合わない
という問題があった。
「考案が解決しようとする問題点」 本案は方形受枠に係合する方形鉄蓋が該受枠にがた無
く馴染んで閉鎖され、かつ食込むことなく開き易い鉄蓋
を得ることを目的とするものである。
く馴染んで閉鎖され、かつ食込むことなく開き易い鉄蓋
を得ることを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」 上記の目的を達成するため本案は 方形受枠の内周に着脱自在に方形鉄蓋を係合させてな
る鉄蓋装置において、鉄蓋の外周の４方の隅角部の近辺
には、隅角部をはさむ位置に当接テーパ面をそれぞれ突
設し、各隅角部及び当接テーパ面を突設していない対向
辺には該受枠と鉄蓋との間に非接触間隙を介在させ、か
つ受枠の内周に蓋受を突設し、鉄蓋に突設した当接テー
パ面を受枠内周に支持し、かつ鉄蓋の外周下面を蓋受に
支持してなる鉄蓋装置 によって構成される。
る鉄蓋装置において、鉄蓋の外周の４方の隅角部の近辺
には、隅角部をはさむ位置に当接テーパ面をそれぞれ突
設し、各隅角部及び当接テーパ面を突設していない対向
辺には該受枠と鉄蓋との間に非接触間隙を介在させ、か
つ受枠の内周に蓋受を突設し、鉄蓋に突設した当接テー
パ面を受枠内周に支持し、かつ鉄蓋の外周下面を蓋受に
支持してなる鉄蓋装置 によって構成される。
「作用」 従って方形受枠１の内周に方形鉄蓋２を係合させて該
受枠１を閉じると、各隅角部４の両側近辺の当接テーパ
面３、３が受枠１の内周５′のテーパ面３′、３′に当
接し、その状態において該蓋２の外周下面２′が蓋受７
の上面７′に当接し該蓋２は４隅の当接テーパ面３、３
及び蓋受７によって方形受枠１に支持される。そして鉄
蓋２に掛る荷重によって各隅角部４の鉄蓋２の当接テー
パ面３、３は受枠１のテーパ面３′、３′に馴染んで密
着する。即ち荷重によってがたは非接触間隙６、６に逃
がされ、かつ蓋受７に支持されて食込み過ぎが防止され
る。
受枠１を閉じると、各隅角部４の両側近辺の当接テーパ
面３、３が受枠１の内周５′のテーパ面３′、３′に当
接し、その状態において該蓋２の外周下面２′が蓋受７
の上面７′に当接し該蓋２は４隅の当接テーパ面３、３
及び蓋受７によって方形受枠１に支持される。そして鉄
蓋２に掛る荷重によって各隅角部４の鉄蓋２の当接テー
パ面３、３は受枠１のテーパ面３′、３′に馴染んで密
着する。即ち荷重によってがたは非接触間隙６、６に逃
がされ、かつ蓋受７に支持されて食込み過ぎが防止され
る。
「実施例」 消火栓収容ピット８の上端外周に鉄製の長方形受枠１
を固定し、該受枠１の内周５′に着脱自在に長方形鉄蓋
２を係合し鉄蓋装置を構成することができる。この鉄蓋
２の当接テーパ面３、３を第１図、第３図に示すように
隅角部４の両側近辺に突設するものである。隅角部４は
角（かど）とその隣接部によって構成される。そのため
隅角部４には受枠１との間に非接触間隙６が形成され
る。同第３図では鉄蓋２の外側面に当接テーパ面３、３
を突設させたところを示している。そして隅角部４及び
鉄蓋外周５と受枠内周５′間は該受枠１と鉄蓋２との非
接触間隙６とする。当接テーパ面３、３及び受枠内周
５′のテーパ面３′はピット８の内側に向って下向に傾
斜し鉄蓋２の重量及び荷重によって鉄蓋２は受枠内周
５′のテーパ面３′、３′に沿って受枠１に食込んで締
付けられる。しかし、受枠１の内周には蓋受７を突設
し、該蓋受７の上面７′に鉄蓋２の外周下面２′を当接
テーパ面３、３の当接状態において接触させ、該蓋受７
及び当接テーパ面３、３によって上記鉄蓋２を受枠１に
支持するものである。尚図中９で示すものはバール孔、
10は補強リブである。
を固定し、該受枠１の内周５′に着脱自在に長方形鉄蓋
２を係合し鉄蓋装置を構成することができる。この鉄蓋
２の当接テーパ面３、３を第１図、第３図に示すように
隅角部４の両側近辺に突設するものである。隅角部４は
角（かど）とその隣接部によって構成される。そのため
隅角部４には受枠１との間に非接触間隙６が形成され
る。同第３図では鉄蓋２の外側面に当接テーパ面３、３
を突設させたところを示している。そして隅角部４及び
鉄蓋外周５と受枠内周５′間は該受枠１と鉄蓋２との非
接触間隙６とする。当接テーパ面３、３及び受枠内周
５′のテーパ面３′はピット８の内側に向って下向に傾
斜し鉄蓋２の重量及び荷重によって鉄蓋２は受枠内周
５′のテーパ面３′、３′に沿って受枠１に食込んで締
付けられる。しかし、受枠１の内周には蓋受７を突設
し、該蓋受７の上面７′に鉄蓋２の外周下面２′を当接
テーパ面３、３の当接状態において接触させ、該蓋受７
及び当接テーパ面３、３によって上記鉄蓋２を受枠１に
支持するものである。尚図中９で示すものはバール孔、
10は補強リブである。
「効果」 本案は上述のように構成したので鉄蓋１の自重及び荷
重によって鉄蓋１の外周の４方の隅角部の近辺に隅角部
をはさむ位置にある当接テーパ面３、３が、該当接テー
パ面３、３に対応する受枠１の内周５′のテーパ面
３′、３′に馴染んで密接し、がたなく係合し得るばか
りでなく、鉄蓋２が蓋受７に接触して荷重は当接テーパ
面３、３及び蓋受７によって分散支持され、かつ過度の
食込みが無く緊急時に開き易い鉄蓋２が得られる便益が
ある。
重によって鉄蓋１の外周の４方の隅角部の近辺に隅角部
をはさむ位置にある当接テーパ面３、３が、該当接テー
パ面３、３に対応する受枠１の内周５′のテーパ面
３′、３′に馴染んで密接し、がたなく係合し得るばか
りでなく、鉄蓋２が蓋受７に接触して荷重は当接テーパ
面３、３及び蓋受７によって分散支持され、かつ過度の
食込みが無く緊急時に開き易い鉄蓋２が得られる便益が
ある。
第１図は本案の鉄蓋を示す平面図、第２図は第１図Ａ−
Ａ線による縦断正面図、第３図は隅角部及び当接テーパ
面の斜視図である。 １……方形受枠、２……方形鉄蓋、３……当接テーパ
面、４……隅角部、５……鉄蓋外周、５′……受枠内
周、６……非接触間隙、７……蓋受。
Ａ線による縦断正面図、第３図は隅角部及び当接テーパ
面の斜視図である。 １……方形受枠、２……方形鉄蓋、３……当接テーパ
面、４……隅角部、５……鉄蓋外周、５′……受枠内
周、６……非接触間隙、７……蓋受。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実願 昭51−118730号（実開 昭53− 38154号）の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム （ＪＰ，Ｕ) 実願 昭49−150738号（実開 昭51− 75070号）の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム （ＪＰ，Ｕ) 実願 昭59−171547号（実開 昭61− 89054号）の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム （ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】方形受枠の内周に着脱自在に方形鉄蓋を係
合させてなる鉄蓋装置において、鉄蓋の外周の４方の隅
角部の近辺には、隅角部をはさむ位置に当接テーパ面を
それぞれ突設し、各隅角部及び当接テーパ面を突設して
いない対向辺には該受枠と鉄蓋との間に非接触間隙を介
在させ、かつ受枠の内周に蓋受を突設し、鉄蓋に突設し
た当接テーパ面を受枠内周に支持し、かつ鉄蓋の外周下
面を蓋受に支持してなる鉄蓋装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989003239U JP2528782Y2 (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | 鉄蓋装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989003239U JP2528782Y2 (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | 鉄蓋装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0297434U JPH0297434U (ja) | 1990-08-02 |
| JP2528782Y2 true JP2528782Y2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=31204699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989003239U Expired - Lifetime JP2528782Y2 (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | 鉄蓋装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2528782Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2509461Y2 (ja) * | 1993-09-20 | 1996-09-04 | 株式会社ダイモン | 地表設置角型鉄蓋 |
| JP6544874B2 (ja) * | 2018-04-25 | 2019-07-17 | アクアインテック株式会社 | 地下構造物用蓋受枠セット |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5351653Y2 (ja) * | 1974-12-11 | 1978-12-09 | ||
| JPS6011179Y2 (ja) * | 1976-09-02 | 1985-04-13 | 日昭興産株式会社 | マンホ−ル、消火栓保護筐等における角型鉄蓋の閉塞構造 |
| JPH053558Y2 (ja) * | 1984-11-12 | 1993-01-28 |
-
1989
- 1989-01-13 JP JP1989003239U patent/JP2528782Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0297434U (ja) | 1990-08-02 |