JP2527518Y2 - 一回通し精米機における抵抗蓋 - Google Patents
一回通し精米機における抵抗蓋Info
- Publication number
- JP2527518Y2 JP2527518Y2 JP1991113768U JP11376891U JP2527518Y2 JP 2527518 Y2 JP2527518 Y2 JP 2527518Y2 JP 1991113768 U JP1991113768 U JP 1991113768U JP 11376891 U JP11376891 U JP 11376891U JP 2527518 Y2 JP2527518 Y2 JP 2527518Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- milling
- resistance lid
- milling machine
- rice
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は一回通し精米機におけ
る精白筒開口部に対して圧接自在に設けられた抵抗蓋の
改良に関する。
る精白筒開口部に対して圧接自在に設けられた抵抗蓋の
改良に関する。
【0002】
【従来技術と問題点】この種のものとしては、本出願人
の出願にかかる特願平2−190043号の一回通し精
米機における抵抗装置(以下従来装置と言う)がある。
この従来装置を第3図により説明すれば、精白筒3の開
口部4には受け皿状の抵抗蓋1が揺動自在に圧接されて
いる。ところがこの従来装置では精白筒3から押し出さ
れた精米が抵抗蓋1底面に押圧されて破砕し易く、ムラ
搗きになり易い欠点があった。これは抵抗蓋1の底面が
平板のため、精白筒3から押し出された精米が、平板状
の抵抗蓋1底面に一並べに並んだ状態で押圧研磨され、
精米相互の研磨がないためと推定された。
の出願にかかる特願平2−190043号の一回通し精
米機における抵抗装置(以下従来装置と言う)がある。
この従来装置を第3図により説明すれば、精白筒3の開
口部4には受け皿状の抵抗蓋1が揺動自在に圧接されて
いる。ところがこの従来装置では精白筒3から押し出さ
れた精米が抵抗蓋1底面に押圧されて破砕し易く、ムラ
搗きになり易い欠点があった。これは抵抗蓋1の底面が
平板のため、精白筒3から押し出された精米が、平板状
の抵抗蓋1底面に一並べに並んだ状態で押圧研磨され、
精米相互の研磨がないためと推定された。
【0003】
【問題点を解決するための手段】この考案は上記従来の
欠点を除去することを目的としており、砕米やムラ搗き
のない一回通し精米機における抵抗蓋を提供せんとする
ものである。即ちこの考案は、精白筒に搗精ロールが内
装され、該搗精ロールの回転により該搗精ロールと精白
筒の間の空間を通しながら搗精する一回通し精米機の抵
抗蓋であって、精白筒の開口部に対して圧接自在に設け
られた円板の中央部を膨出して凹部に形成し、かつ周縁
に鍔を設けたことを特徴とする一回通し精米機の抵抗蓋
の構造を要旨とするものである。
欠点を除去することを目的としており、砕米やムラ搗き
のない一回通し精米機における抵抗蓋を提供せんとする
ものである。即ちこの考案は、精白筒に搗精ロールが内
装され、該搗精ロールの回転により該搗精ロールと精白
筒の間の空間を通しながら搗精する一回通し精米機の抵
抗蓋であって、精白筒の開口部に対して圧接自在に設け
られた円板の中央部を膨出して凹部に形成し、かつ周縁
に鍔を設けたことを特徴とする一回通し精米機の抵抗蓋
の構造を要旨とするものである。
【0004】
【作用】この考案は上記のように構成されているので、
精白筒から繰り出され、抵抗蓋中央凹部には多数の精米
が圧入され、精米相互が摩擦自在になったため破砕が少
なくなり、均一精米されるようになった。また、周縁に
鍔を設けたことから、精米が開口部から散乱するのを防
止できるようになった。
精白筒から繰り出され、抵抗蓋中央凹部には多数の精米
が圧入され、精米相互が摩擦自在になったため破砕が少
なくなり、均一精米されるようになった。また、周縁に
鍔を設けたことから、精米が開口部から散乱するのを防
止できるようになった。
【0005】
【実施例】この考案を第1図及び第2図により説明する
と、第1図は本考案にかかる抵抗蓋1を装着した一回通
し精米機の要部を示す斜視図であり、第2図はその縦断
側面図である。上記実施例において、抵抗蓋1は円形の
金属板からなり、搗精ロール2の内装された精白筒3の
開口部4に対抗するよう中央は膨出して凹部5に形成さ
れ、周縁には鍔6が設けられている。この抵抗蓋1は、
機体Aに前後揺動自在に設けられた支持アーム7の先端
に、ボルト8を介し回動自在に支持されており、精白筒
3開口部に対し接離自在に圧接されている。上記実施例
についてその作用を説明すると、精白筒3内において搗
精された精米は搗精ロール2の圧力により開口部4か
ら、抵抗蓋1の中央凹部5に向けて押し出され、精米相
互が摩擦し研磨されるため、砕米されることなく均一に
精白されることになった。また、抵抗蓋1の周縁には鍔
6が設けられているため、精白筒3から押し出された精
米は開口部4において周囲に散乱することなく、下方に
自然流下するようになった。
と、第1図は本考案にかかる抵抗蓋1を装着した一回通
し精米機の要部を示す斜視図であり、第2図はその縦断
側面図である。上記実施例において、抵抗蓋1は円形の
金属板からなり、搗精ロール2の内装された精白筒3の
開口部4に対抗するよう中央は膨出して凹部5に形成さ
れ、周縁には鍔6が設けられている。この抵抗蓋1は、
機体Aに前後揺動自在に設けられた支持アーム7の先端
に、ボルト8を介し回動自在に支持されており、精白筒
3開口部に対し接離自在に圧接されている。上記実施例
についてその作用を説明すると、精白筒3内において搗
精された精米は搗精ロール2の圧力により開口部4か
ら、抵抗蓋1の中央凹部5に向けて押し出され、精米相
互が摩擦し研磨されるため、砕米されることなく均一に
精白されることになった。また、抵抗蓋1の周縁には鍔
6が設けられているため、精白筒3から押し出された精
米は開口部4において周囲に散乱することなく、下方に
自然流下するようになった。
【0006】
【考案の効果】このように本考案によるときは、一回通
し精米機において、精米の破砕が少なく、均一精米ので
きる効果を奏するに至った。またこの考案によるとき
は、精白筒から押し出された精米が周囲に散乱すること
なく、下方に流下するので取り扱いが容易になった。
し精米機において、精米の破砕が少なく、均一精米ので
きる効果を奏するに至った。またこの考案によるとき
は、精白筒から押し出された精米が周囲に散乱すること
なく、下方に流下するので取り扱いが容易になった。
【図1】本考案実施例の装着された一回通し精米機の要
部の斜視図
部の斜視図
【図2】図1の縦断側面図
【図3】従来装置の縦断側面図
1は抵抗蓋 2は搗精ロール 3は精白筒 4は開口部 5は凹部 6は鍔 7は支持アーム 8はボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 精白筒に搗精ロールが内装され、該搗精
ロールの回転により該搗精ロールと精白筒の間の空間を
通しながら搗精する一回通し精米機の抵抗蓋であって、
精白筒の開口部に対して圧接自在に設けられた円板の中
央部を膨出して凹部に形成し、かつ周縁に鍔を設けたこ
とを特徴とする一回通し精米機の抵抗蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991113768U JP2527518Y2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 一回通し精米機における抵抗蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991113768U JP2527518Y2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 一回通し精米機における抵抗蓋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0549038U JPH0549038U (ja) | 1993-06-29 |
JP2527518Y2 true JP2527518Y2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=14620651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991113768U Expired - Lifetime JP2527518Y2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 一回通し精米機における抵抗蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2527518Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1460885A (en) * | 1974-05-15 | 1977-01-06 | Palyi Hansen International A P | Apparatus for shelling and cleaning cereals |
-
1991
- 1991-12-05 JP JP1991113768U patent/JP2527518Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0549038U (ja) | 1993-06-29 |
Similar Documents
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |