JP2525905Y2 - 愛がん動物用トイレ - Google Patents

愛がん動物用トイレ

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JP2525905Y2
JP2525905Y2 JP11129291U JP11129291U JP2525905Y2 JP 2525905 Y2 JP2525905 Y2 JP 2525905Y2 JP 11129291 U JP11129291 U JP 11129291U JP 11129291 U JP11129291 U JP 11129291U JP 2525905 Y2 JP2525905 Y2 JP 2525905Y2
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JP
Japan
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sheet
fixing member
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toilet
sheets
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JP11129291U
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健太郎 大山
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Iris Ohyama Inc
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Iris Ohyama Inc
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、室内において飼ってい
る犬や猫等が使用する愛がん動物用トイレに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、犬や猫等の愛がん動物を室内で
飼育する場合には、衛生上等の問題から、室内に動物専
用のトイレを設置し、そのトイレにおいて排泄物を排泄
させるようにしている。従来、このような愛がん動物用
トイレは、受け皿内にすのこを設けるとともに、そのす
のこの上面に吸水性のシーツを敷設し、そのシーツ上に
排泄させるこよにより、すのこの汚れを防止し、シーツ
の汚れがひどくなったときに新しいシーツと交換してい
た。
【0003】しかしながら、このような従来の愛がん動
物用トイレにあっては、すのこの上に、何ら固定手段を
設けずに単にシーツを載置して敷設していたので、シー
ツの安定性が悪く、動物がトイレ内で動くことによりし
わやずれによる片寄りが生じてしまい、そのままの状態
で排泄されると,すのこの上に直接排泄されてしまうこ
とがあり、清掃が煩雑になる等の問題点があった。
【0004】そこで、かかる問題点を解決するために、
例えば実公昭63−5467号公報に開示されるよう
に、すのこの上面外周部に複数のシーツ挾持用クリップ
を設け、シーツをそのクリップにより挾持してすのこに
固定し、シーツの安定化を図ろうとしたトイレが提案さ
れている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、通常、
吸水性のシーツは、動物に不快感を与えないように、そ
の表面はさらさら感を与える材料等により形成されてお
り、すべり易くなっている。さらに、室内で飼育してい
る動物は、つめが摩耗せずに尖っているので、シーツに
つめを引っかけることが多い。したがって、上記シーツ
挾持用クリップを設けた従来の愛がん動物用トイレで
は、シーツが単にクリップにより挾持されているだけな
ので、動物が激しく動いた場合には、結局しわやずれに
よる片寄りが生じてしまい、シーツの安定性が確保でき
なかった。
【0006】本考案は、かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので、動物が激しく動いたとしても、すのこの
上に敷設したシーツが確実に安定しており、しかもシー
ツの交換が容易な愛がん動物用トイレを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、受け皿内にすのこを設けるとともに、そ
のすのこの上面にシーツを敷設した愛がん動物用トイレ
において、受け皿の内周壁にシーツ固定部材を取り付け
自在に設け、このシーツ固定部材に差し込みピンを備
え、その差し込みピンをシーツの上からすのこのピン孔
に差し込むことによりシーツを固定可能とした。
【0008】ここで、すのこを弾性変形可能な合成樹脂
により形成する一方、シーツ固定部材の差し込みピンを
円錐状に形成し、かつその最大径をすのこのピン孔の大
きさよりも大きくするとよい。また、前記シーツ固定部
材を弾性変形可能な合成樹脂製の短冊状に形成するとと
もに、その一端側を受け皿への取り付け部としかつ他端
側をシーツの固定部とし、取り付け部と固定部とを折り
曲げ自在とする一方、固定部に差し込みピンを設け、差
し込みピンをシーツの上からすのこのピン孔に差し込ん
だ状態で固定部の先端が上方に折り曲がった折り曲げ部
を形成するとよい。
【0009】
【作用】上記構成の本考案の愛がん動物用トイレにおい
て、シーツ固定部材は、受け皿の内周壁に取り付けられ
る。そして、シーツは、シーツの上からすのこのピン孔
に差し込みピンを差し込むことによりすのこに対して確
実に固定される。また、シーツの交換は、差し込みピン
を引き抜くことにより容易に行うことができる。シーツ
固定部材は、多数用いればシーツの安定性がより向上す
るが、交換作業が煩雑になるので、数個程度が最も好ま
しい。
【0010】また、すのこを弾性変形可能な合成樹脂に
より形成する一方、シーツ固定部材の差し込みピンを円
錐状に形成し、かつその最大径をすのこのピン孔の大き
さよりも大きくすれば、差し込みが容易であり、また差
し込みピンはすのこに対して確実に挿入固定され、動物
が激しく動いたとしても抜けてしまうことはない。
【0011】さらに、シーツ固定部材を弾性変形可能な
合成樹脂製の短冊状に形成するとともに、その一端側を
受け皿への取り付け部としかつ他端側をシーツの固定部
とし、取り付け部と固定部とを折り曲げ自在とする一
方、固定部に差し込みピンを設け、差し込みピンをシー
ツの上からすのこのピン孔に差し込んだ状態で固定部の
先端が上方に折り曲がった折り曲げ部を形成すれば、折
り曲げ部に指等を引っかけて容易にピンの引き抜きを行
うことができる。
【0012】
【実施例】本実施例の愛がん動物用トイレは、図2に示
すようなもので、上面が開口した受け皿1の周壁1aの
一部には、動物の出入り口2が形成されている。また、
受け皿1の内周壁1bの底辺部全周には、段部3が形成
されている。そして、段部3の上面には、相対向して対
をなす小片状の突起4が6箇所に形成されている。一
方、受け皿1内に設けられる弾性変形可能な合成樹脂製
板からなるすのこ5には、板全面に多数の孔6が形成さ
れている。また、すのこ5には、その全周にリブ7が形
成されており、すのこ5を受け皿1内にセットした際に
前記突起6に対応する位置のリブ7は切り欠かれてい
る。そして、リブ7が切り欠かかれた部分の近傍におけ
る板面には、それぞれピン孔8が形成されている。さら
に、すのこ5の上面には、仮想線で示すように吸水性の
シーツ9が敷設される。
【0013】シーツ9をすのこ5に固定するには、図1
に示すように、シーツ固定部材10に設けた差し込みピ
ン11をシーツ9の上からすのこ5のピン孔8に差し込
むことにより行う。ここに、シーツ固定部材10は、図
1及び図2に示すようなもので、弾性変形可能な合成樹
脂製の短冊状に形成されている。そして、その一端側は
受け皿1への取り付け部10aとされ、かつ他端側はシ
ーツ9の固定部10bとされている。また、取り付け部
10aと固定部10bとは、シーツ固定部材10の一面
にV字状溝10cを形成して折り曲げ自在に構成されて
いる。シーツ固定部材10は、取り付け部10aを受け
皿1の段部3に設けた一対の突起4間に嵌め入れて受け
皿1の内周壁1bに取り付けられる。
【0014】さらに、シーツ固定部材10の固定部10
bには、差し込みピン11が設けられている。差し込み
ピン11は、すのこ5とシーツ9とを合わせた厚さより
も足長の円錐状に形成され、その最大径はすのこ5のピ
ン孔8の径よりも大きく形成されている。また、シーツ
固定部材10の固定部10bには、差し込みピン11を
シーツ9の上からすのこ5のピン孔8に差し込んだ状態
で固定部10bの先端が上方に折り曲がるように折り曲
げ部10dが形成されている。
【0015】差し込みピン11の差し込みは、シーツ固
定部材10を受け皿1に取り付けた後、固定部10bを
折り曲げて、すのこ5の上面に敷設されたシーツ9の上
から差し込みピン11を差し込んでシーツ9を貫くとと
もに、すのこ5のピン孔8に押し込むことにより行う。
差し込みピン11の長さは、すのこ5とシーツ9とを合
わせた厚さよりも長いが、すのこ5の下面には複数の脚
5aが設けられており、受け皿1とすのこ5との間には
空間部が形成されているので、差し込みピン11の先端
はその空間部に突出する。
【0016】一方、差し込みピン11の引き抜きは、折
り曲げ部10dに指等を引っかけて行う。
【0017】本実施例では、すのこ5及びシーツ固定部
材10を弾性変形可能な合成樹脂により形成し、円錐状
の差し込みピン11の最大径を、すのこ5のピン孔8の
径よりもやや大きく形成したので、差し込みピン11は
すのこ5に対して確実に挿入固定され、動物が激しく動
いたとしても抜けてしまうことはなく、シーツ9は確実
に安定して固定される。また、シーツ固定部材10に折
り曲げ部10dを形成したので、折り曲げ部10dに指
等を引っかけて容易にピンの引き抜きを行うことがで
き、シーツ9の交換作業が容易である。
【0018】なお、本実施例では、すのこ5に差し込み
ピン11専用のピン孔8を形成したが、本考案はかかる
実施例に限定されるものではなく、すのこ5の孔6を利
用してその孔6に差し込みピン11を差し込むようにし
てもよい。
【0019】図3は、本考案の第2実施例を示すもので
あり、段部3の上面には、相対向して対をなす断面略L
字状の突片20,20が形成され、この突片20,20
の内側には相対向する位置に凸部20a,20aが設け
られている。一方、シーツ固定部材10の固定部10a
にはその両側に、切欠部10e,10eが形成され、よ
ってこの切欠部10e,10eに凸部20a,20aが
係合することにより、シーツ固定部材10の抜け止めが
可能となる。また、図4に示した第3実施例のように、
突片20,20の全部側に凹部20bを形成する一方、
固定部10aにこの凹部20bに嵌合する凸部10fを
形成するようにしてもよい。
【0020】
【考案の効果】以上のように、本考案の愛がん動物用ト
イレによれば、シーツは、シーツの上からすのこのピン
孔にシーツ固定部材の差し込みピンを差し込むことによ
りすのこに対して確実に固定され、安定する。また、シ
ーツの交換は、差し込みピンを引き抜くことにより容易
に行うことができる。特に、すのこを弾性変形可能な合
成樹脂により形成する一方、差し込みピンを円錐状に形
成し、かつその最大径をすのこのピン孔の径よりも大き
くすれば、差し込みが容易であり、また差し込みピンは
すのこに対して確実に挿入固定され、動物が激しく動い
たとしても抜けてしまうことはない。さらに、シーツ固
定部材に、差し込みピンをシーツの上からすのこのピン
孔に差し込んだ状態で固定部の先端が上方に折り曲がっ
た折り曲げ部を形成すれば、折り曲げ部に指等を引っか
けて容易にピンの引き抜きを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の愛がん動物用トイレの一実施例を示す
要部縦断面図である。
【図2】本考案の愛がん動物用トイレの一実施例を示す
分解斜視図である。
【図3】本考案の愛がん動物用トイレの他の実施例の要
部斜視図である。
【図4】本考案の愛がん動物用トイレの他の施例を示す
要部縦断面図である。
【符号の説明】
1 受け皿 1b 内周壁 4 突起 5 すのこ 6 孔 8 ピン孔 9 シーツ 10 シーツ固定部材 10a 取り付け部 10b 固定部 10d 折り曲げ部 11 差し込みピン

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受け皿内にすのこを設けるとともに、そ
    のすのこの上面にシーツを敷設した愛がん動物用トイレ
    において、受け皿の内周壁にシーツ固定部材を取り付け
    自在に設け、このシーツ固定部材に差し込みピンを備
    え、その差し込みピンをシーツの上からすのこのピン孔
    に差し込むことによりシーツを固定可能としたことを特
    徴とする愛がん動物用トイレ。
  2. 【請求項2】 前記すのこを弾性変形可能な合成樹脂に
    より形成する一方、前記シーツ固定部材の差し込みピン
    を円錐状に形成し、かつその最大径をすのこのピン孔の
    大きさよりも大きくしたことを特徴とする請求項1記載
    の愛がん動物用トイレ。
  3. 【請求項3】 前記シーツ固定部材を弾性変形可能な合
    成樹脂製の短冊状に形成するとともに、その一端側を受
    け皿への取り付け部としかつ他端側をシーツの固定部と
    し、取り付け部と固定部とを折り曲げ自在とする一方、
    固定部に差し込みピンを設け、差し込みピンをシーツの
    上からすのこのピン孔に差し込んだ状態で固定部の先端
    が上方に折り曲がった折り曲げ部を有することを特徴と
    する請求項1又は2記載の愛がん動物用トイレ。
JP11129291U 1991-12-20 1991-12-20 愛がん動物用トイレ Expired - Lifetime JP2525905Y2 (ja)

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