JP2517949Y2 - 風呂蓋 - Google Patents

風呂蓋

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JP2517949Y2
JP2517949Y2 JP1990044309U JP4430990U JP2517949Y2 JP 2517949 Y2 JP2517949 Y2 JP 2517949Y2 JP 1990044309 U JP1990044309 U JP 1990044309U JP 4430990 U JP4430990 U JP 4430990U JP 2517949 Y2 JP2517949 Y2 JP 2517949Y2
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JP
Japan
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shaped
plate
bath lid
wide
synthetic resin
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JP1990044309U
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JPH043086U (ja
Inventor
一郎 大工
Original Assignee
株式会社オーエ
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は風呂蓋、とくにシャッター式と称される形
式の風呂蓋の改良に関する。
従来の技術 シャッター式の風呂蓋は、硬質合成樹脂による押出成
形物からなる多数本の中空棒状体を、相互間に間隔をあ
けて、軟質合成樹脂からなる薄板状ないし膜状の折曲自
在な連結片を介して並列状に連結されたものであり、不
使用時においては、一端から巻き込むことによって全体
をコンパクトなものとなしうる利点を有するところから
近時多く使用されている。
従来、このようなシャッター式の風呂蓋において、巻
き込み操作性を向上し、かつ意匠性を向上する目的にお
いて、上記中空棒状体の並列部分からなる本体部の一端
に、中空棒状体の2列分以上の幅をもった広幅な中空板
状体を上記と同じく軟質の折曲自在な連結片を介して連
結したものが公知である(例えば実公昭61-37350号)。
考案が解決しようとする課題 ところが、従来の上記シャッター式風呂蓋において
は、一端の広幅中空板状体が長尺の押出成形品を所定寸
法に切断してつくられたものであり、結果的にそれ自体
コーナー部が直角に角張ったものとならざるを得ない。
このため、風呂蓋の全体形状は、四隅が角張った長方
形状を呈し、板状の成形風呂蓋に見られるような四隅に
丸味をもった柔和で高級感のある外観を付与することが
できないものであった。また、シャッター式風呂蓋は、
全体重量において1.2〜3.0Kg程度と相当重いものである
が、上記従来品は端部が硬質の広幅な中空板状体で構成
され、それによる上記コーナー部が角張ったものである
ことにより、誤って床面上等に落下させたような場合、
床面や浴槽を傷つけ、タイルを破損するようなおそれが
大であるのみならず、身体の特に足に怪我をするおそれ
があるというような危険があった。
この考案は、上記のような問題点に鑑み、シャッター
式風呂蓋について、その意匠性の向上と、危険防止をは
かり、一層の高級感を有しつゝ、安全性に優れた、しか
も軽量で製造の簡易な風呂蓋を提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 この考案は、多数本の硬質合成樹脂からなる押出中空
棒状体が、軟質合成樹脂からなる薄板状の折曲自在な連
結片を介して並列状態に連結されたシャッター本体部
と、その両端または一端に上記同様の連結片を介して連
結された少なくとも前記中空棒状体の2列分以上の幅を
有する広幅板状体とからなり、前記広幅板状体は、外側
縁両端のコーナー部が円弧状に形成されると共に、上面
が外側縁方向に向って下向きに所定の勾配をもった傾斜
面に形成されてなることを特徴とする風呂蓋を要旨とす
る。
広幅板状体は硬質合成樹脂による中空または中実の板
状射出成形品あるいは該成形品の組合わせ、またはブロ
ー成形品等でつくられるものである。
また、該広幅板状体の周縁部下面には、好ましくは滑
り止め片が取付けられる。そして、広幅板状体とシャッ
ター本体部との連結は、上記滑り止め片から外方に一体
に薄板状の連結片を延設し、この連結片上にシャッター
本体部の一端の中空棒状体の下面を溶着、融着等の手段
で接合せしめることによって行うのが製造上有利であ
る。
実施例 第1図ないし第3図に示す実施例において、(1)は
シャッター本体部、(2)はその両端に接続された広幅
板状体であり、外側縁両端のコーナー部(2a)が丸く円
弧状に形成されている。
シャッター本体部(1)は、従来品と同じく塩化ビニ
ル等の硬質合成樹脂による押出成形品からなる多数本の
中空棒状体(3)を、軟質合成樹脂からなる薄板状の折
曲自在な連結片(4)を介して並列状態に連結してなる
ものである。
上記中空棒状体(3)と連結片(4)とは、一般的に
は複数本の棒状体(3)毎に連結片(4)と共に二軸押
出法により一体に押出成形され、そしてその成形品の一
端の連結片を他の成形品の他端の中空棒状の下面に溶
着、融着等の方法で接合することにより、所要の長さの
シャッター本体部(1)に形成されるものである。
一方、広幅板状体(2)は、上記中空棒状体(3)の
2列分の幅以上、好ましくは3〜4列分の幅(W)を有
する。該広幅板状体(2)は、第3図および第4図に示
すように、硬質合成樹脂により下面に凹部(5)を有す
る浅い函状に形成されたもので、周縁脚部(6)の下面
に滑り止め片取付け用の溝(7)が形成され、これに断
面を逆T字状とした軟質合成樹脂製の滑り止め片(8)
がその立上り状取付用嵌合部(8a)を圧密嵌合し、要す
れば更に接着剤を併用することによって強固に取付けら
れている。滑り止め片(8)は、取付用嵌合部(8a)を
硬質の合成樹脂製とし、下部の水平帯状部(8b)を軟質
塩化ビニル樹脂等の表面摩擦係数の大きな材質のもので
二軸押出法により一体に押出成形したものを好適に用い
ることができる。
また、上記広幅板状体(2)は、第3図及び第4図に
示すように上面が風呂蓋の外側縁方向に向って下向きに
所定の勾配をもった傾斜面(9)に形成されている。従
って、該板状体(2)は、シャッター本体部(1)側に
隣位する内方側縁部において中空棒状体(3)と略同じ
高さを有するのに対し、上記外側縁方向に至るに従って
見掛け上の厚さが漸次薄くなったものとなされている。
また、広幅板状体(2)とシャッター本体(1)との
連結は、次のようにして行われている。即ち、広幅板状
体(2)の内方側縁側、即ちシャッター本体(1)側の
側縁側において前記滑り止め片(8)の水平帯状部(8
b)から外方に薄板状に連結片(4)が一体に延設さ
れ、該連結片(4)上にシャッター本体部(1)の一端
の中空棒状体(3)の下面が溶着、融着等の手段で接合
一体化されることにより連結されている。
第4図に示す(10)は広幅板状体に一体に形成された
補強リブである。
なお、上記実施例においては、広幅板状体(2)
(2)として、下面に凹部(5)を有する板状体を用い
たものを示したが、これに限定されるものではなく、2
つの板状の射出成形品を組合わせて中空板状に形成した
ものとか、ブロー成形による中空板状体等を用いること
も任意である。
考案の効果 この考案に係る風呂蓋は、上述のように、シャッター
本体部の両端または一端に、広幅板状体を設けたもので
あるから、シャッター本体部のみからなる風呂蓋に較
べ、巻き込み操作性、巻き込み時の保形性、安定性等に
優れ、取扱いに便利であるのはもちろん、更に次のよう
な特有の効果を有する。
即ち、広幅板状体の外側縁両端のコーナー部が丸く円
弧状に形成されていることにより、風呂蓋全体の展開状
態においてその四隅部または広幅板状体の存する側の隅
部が丸味を有し、シャッター式風呂蓋でありながら成形
風呂蓋に似た柔和で豪華性のある外観を呈し、高級感を
看取せしめることができる。加えて、上記コーナー部が
丸味を有することにより、展開状態及び巻き込んだ状態
において誤って落下させたり、強く打ちつけたような場
合においても浴室内の床面とか浴槽を傷つけたり破損す
るおそれが少ない。かつ足の上に落とすようなことがあ
っても、重い風呂蓋の角が当って怪我をするというよう
なおそれがなく、一層高い安全性を保証しうる。
加えて、該広幅板状体は、その上面が外側縁方向に向
って下向きに所定の勾配をもった傾斜面に形成されてい
るから、展開して浴槽へ被せた施蓋状態において、両端
部上面が下降状の斜面を呈して見かけ上の厚さを漸次減
少し、外観上独得の美感と安定性を看取せしめうると共
に、広幅板状体の上面に水が溜るのを防止しうる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は風呂蓋
の全体平面図、第2図は同正面図、第3図及び第4図は
第1図III-III線及びIV-IV線の断面図である。 (1)……シャッター本体部、(2)……広幅板状体、
(2a)……コーナー部、(3)……中空棒状体、(4)
……連結片、(8)……滑り止め片、(9)……傾斜
面。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数本の硬質合成樹脂からなる押出中空棒
    状体が、軟質合成樹脂からなる薄板状の折曲自在な連結
    片を介して並列状態に連結されたシャッター本体部と、
    その両端または一端に上記同様の連結片を介して連結さ
    れた少なくとも前記中空棒状体の2列分以上の幅を有す
    る広幅板状体とからなり、 前記広幅板状体は、外側縁両端のコーナー部が円弧状に
    形成されると共に、上面が外側縁方向に向って下向きに
    所定の勾配をもった傾斜面に形成されてなることを特徴
    とする風呂蓋。
JP1990044309U 1990-04-25 1990-04-25 風呂蓋 Expired - Lifetime JP2517949Y2 (ja)

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JPH043086U JPH043086U (ja) 1992-01-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6038729U (ja) * 1983-08-22 1985-03-18 株式会社 オスカ− 風呂蓋
JPS6352486U (ja) * 1986-09-25 1988-04-08

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JPH043086U (ja) 1992-01-13

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