JP2515841Y2 - 眼鏡等の複数物品のディスプレー構造 - Google Patents

眼鏡等の複数物品のディスプレー構造

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JP2515841Y2
JP2515841Y2 JP1992034583U JP3458392U JP2515841Y2 JP 2515841 Y2 JP2515841 Y2 JP 2515841Y2 JP 1992034583 U JP1992034583 U JP 1992034583U JP 3458392 U JP3458392 U JP 3458392U JP 2515841 Y2 JP2515841 Y2 JP 2515841Y2
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JP1992034583U
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Inventor
弘光 河合
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株式会社アックス
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、眼鏡等の複数物品のデ
ィスプレー構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の眼鏡等の複数物品のディスプレー
においては、展示を行うという目的と、盗難等の発生を
なくして物品を安全に保管するという目的との、二つの
目的を達成する必要がある。そのため、最も一般的に
は、ディスプレーの一部を透明にすると共に、展示物品
の出し入れ用の扉に錠手段を設けるようにしている。他
方、眼鏡等の多数の物品を展示するには、ディスプレー
を4角柱にして、その4面に物品の収納展示する棚を設
け、必要に応じて、回転できるようにしていたものが知
られている。ところが、この場合、4面に物品の展示収
納部毎に、扉を設けていると共に、錠手段を扉毎に設け
ている。そのため、例えば顧客が、4つの面に夫々1個
づつ気に入った物品が見つかり、これらの4つの物品を
手に取って見たいと希望した場合、一々、第1、第2、
第3、第4の面との扉の鍵を開ける必要が生じてしま
い、煩瑣であることは勿論、顧客にも不快感を与えてし
まうこととなる。又、このように多数の扉毎に鍵を掛け
る必要があると、往々にして、その一部の鍵の掛け忘れ
が生じてしまう。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そこで、本考案は、4
角柱の各面等に設けられた複数の展示収納部の扉を、同
時に施錠できる眼鏡等の複数物品のディスプレー構造の
提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、眼鏡等の物品
の出し入れ用の複数の扉4がディスプレーの側面に形成
され、これらの扉4の内側に物品を収納して展示する複
数の展示収納部1が設けられた眼鏡等の複数物品のディ
スプレー構造において、次の構成を有するものを提供す
ることよにより、上記の課題を解決する。 本考案に係る
ディスプレー構造は、上記の複数の扉4を同時に開閉不
能に係止する閉鎖手段7と、この閉鎖手段7を固定して
ロックする錠手段8とを備える。この閉鎖手段7は、各
扉4の上端又は下端に係合に係合して開成不能に係止す
る複数の係止部分71と、これらの係止部分71を接続
して一体化する接続部分72とを備える。そして、この
一体化された閉鎖手段7の全体が、ディスプレーの上部
又は下部に配位されると共に、上下方向に摺動可能に設
けられ、この一体化された閉鎖手段7の全体が、上下方
向に摺動することにより上記の各係止部分71が各扉4
を同時に係止するものであることを特徴とするものであ
る。
【0005】
【作用】本考案においては、ディスプレーの側面に設け
られた複数の扉をディスプレーの上方又は下方からの操
作で、同時に施錠できるようにしたものである。即ち、
側面に何枚の扉があっても、ディスプレーの上部又は下
部に配位された閉鎖手段7を上下方向に摺動させること
によって、閉鎖手段に設けられた複数の係止部分71が
各扉4の上端又は下端に係合に係合し、扉を同時に開成
不能に係止することができるものであり、例えばディス
プレーが4角柱で、扉が4枚あったとしても、一体化さ
れた閉鎖手段7の全体を上下に摺動させることにより、
4枚全ての扉4を同時に施錠することができるものであ
る。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明
する。図1は本考案の一実施例のディスプレー構造の正
面図、図2は同平面図、図3は同要部拡大図、図4は他
の実施例のディスプレー構造の部分正面図、図5は同作
動状態の説明図である。
【0007】このディスプレーキャビネットは、4角柱
の各面を利用して、多数の眼鏡を展示して収納するもの
であり、図2に示すように、中央部2を囲む形で、4面
の夫々に展示収納部1が設けられている。この展示収納
部1は、図1に示すように、内部が多段(6段)に区切
られており、各段の傾斜板3に、眼鏡(図示せず)を載
置して展示する。各展示収納部1の前面は、透明ガラス
5により、閉ざされている。各展示収納部1の側面に
は、透明ガラス製等の扉4が設けられ、この扉4を開閉
することにより、各展示収納部1への眼鏡の出し入れを
行う。尚、この傾斜板3は固定式でもよいが、引き出し
式にして、開いた扉4から傾斜板3を引き出して眼鏡を
取り出し易いようにしてもよい。
【0008】この扉4は、その一辺を軸として水平に回
動して、開閉するもので、開状態では、透明ガラス5に
対して90度まで開き、閉状態では、透明ガラス4に対
して平行となる。
【0009】次に、この扉4を含む展示収納部1の上部
には、天板6が設けられている。この天板6は、平面視
4角形をなし、その周囲には閉鎖枠7が上下動可能に設
けられている。この閉鎖枠7が下方に摺動すると、閉鎖
枠7が、閉じられた4方の扉4の上端の前面に位置し
て、扉4を係止することにより扉の開きを防ぎ、上方に
摺動した際、閉鎖枠7が、閉じられた各扉4よりも上方
に位置して、扉4の開きを可能とする。即ち、図2に示
すように、閉鎖枠7は、直接扉の前面に位置して扉4を
係止する4か所の係止部分71と、これらの係止部分7
1同士を接続する接続部分72とからなる平面視4角形
の枠形状の閉鎖手段であると言える。そして、中央部2
には、錠前8が設けられており、この錠前8に閉鎖枠7
が接続されており、閉鎖枠7が下方に摺動している状態
で施錠されるものである。よって、この錠前8を施錠す
ることにより、4面全ての扉4が開成不能の状態で施錠
されることとなる。尚、図1の9は、眼鏡の着用状態を
観察する鏡を示す。又、同図の10は、基台を示し、こ
の基台10に上記の4面の展示収納部1と中央部2と
が、回動可能に載置されており、利用者は、これを回転
させて4面の自由に観察し得るものである。
【0010】次に、図4に基づき他の実施例について説
明する。上記の実施例では、閉鎖枠7が上下することに
より、扉の閉鎖施錠を行うようにしたが、この実施例で
は、鏡9が設けられた鏡取り付け部11全体を上下に摺
動させて、扉の閉鎖施錠を行うようにしている。詳しく
は、図5に示すように、天板6の上面から、支持脚12
が上方に延設され、この支持脚12によって錠前8が支
持されている。この錠前8は、施錠解錠により上下動す
る摺動杆13を有し、この摺動杆13の下端には、接続
板14が取り付けられ、この接続板14の端から鏡取り
付け部11が上方に延設されている。そして、施錠する
ことにより、摺動杆13、接続板14及び鏡取り付け部
11が下方に摺動して、鏡取り付け部11の下端に設け
られた閉鎖枠7が扉4の開成を防止する(図5の
(A))。尚、この場合も、閉鎖枠7は、直接扉の前面
に位置して扉4を係止する4か所の係止部分と、これら
の係止部分同士を接続する接続部分とからなる平面視4
角形の枠形状の閉鎖手段であると言える。他方、解錠す
ることにより、摺動杆13、接続板14及び鏡取り付け
部11が上方に摺動して、鏡取り付け部11の下端に設
けられた閉鎖枠7が扉4より上方に位置して扉の開きを
可能とする(図5の(B))。尚、この閉鎖枠7は、図
5に示すように、鏡取り付け部11と一体に形成しても
よく、図4に示すように別体に形成した後、鏡取り付け
部11、取り付けてもよい。図中15は、錠前8のカ
バーを示す。
【0011】尚、図1乃至図3に示す先の実施例におい
ても、図5と実質的に同様の構成を採ることができるも
のであり、カバー15を大きくして鏡取り付け部11と
し、閉鎖枠7の上方に鏡取り付け部11を延設しないよ
うにすれば、先の実施例と同様のものとなる。又これら
の実施例では、扉の上端を閉鎖枠7で押さえるようにし
たが、扉の下端を押さえるようにしてもよい。この場
合、扉の下端を支持する底板(図示せず)に扉の閉鎖手
段と錠手段を設ければよい。例えば、図5を上下逆にし
て、天板6を底板とし、カバー15に基台10を回動可
能に取り付ければ、実質的に同様の構成で、扉の下端を
閉鎖枠7で押さえるようにすることができるものであ
る。
【0012】本考案は、上記の実施例の他、種々変更し
て実施できるものであり、例えば、閉鎖手段7は、係止
部分71が複数に分割して設けられていても、分割され
た係止部分71が適宜の接続手段72により一体化さ
れ、全体が一体として移動し得るものであればよく、閉
鎖枠7の係止部分は、扉4に対応する部分にのみ延設て
もよい。又、扉4の上端に穴を形成し、係止部分として
閉鎖用の突起を採用し、この閉鎖用の突起を扉4の穴に
挿入することによって、扉の開きを防止するようにして
もよい。又、実施例では、全体を4角柱とし展示収納部
1を4面に設けたが、3角、5角等、展示収納部1の数
は、適宜変更して実施できる。
【0013】
【考案の効果】以上、本考案は、4角柱の各面等に設け
られた複数の展示収納部の扉を、同時に施錠できる眼鏡
等の複数物品のディスプレー構造を提供することができ
たものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のディスプレー構造の正面図
である。
【図2】同平面図である。
【図3】同要部拡大図である。
【図4】他の実施例のディスプレー構造の部分正面図で
ある。
【図5】同作動状態の説明図である。
【符号の説明】
1…展示収納部、4…回動扉、7…閉鎖枠、8…錠前。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡等の物品の出し入れ用の複数の扉
    (4)がディスプレーの側面に形成され、これらの扉
    (4)の内側に物品を収納して展示する複数の展示収納
    部(1)が設けられた眼鏡等の複数物品のディスプレー
    構造において、 上記の複数の扉(4)を同時に開閉不能に係止する閉鎖
    手段(7)と、この閉鎖手段(7)を固定してロックす
    る錠手段(8)とを備え閉鎖手段(7)が、各扉(4)の上端又は下端に係合に
    係合して開成不能に係止する複数の係止部分(71)
    と、これらの係止部分(71)を接続して一体化する接
    続部分(72)とを備え、 この一体化された閉鎖手段(7)の全体が、ディスプレ
    ーの上部又は下部に配位されると共に、上下方向に摺動
    可能に設けられ、この一体化された閉鎖手段(7)の全
    体が、上下方向に摺動することにより上記の各係止部分
    (71)が各扉(4)を同時に係止するものであること
    を特徴とする 眼鏡等の複数物品のディスプレー構造。
JP1992034583U 1992-04-23 1992-04-23 眼鏡等の複数物品のディスプレー構造 Expired - Lifetime JP2515841Y2 (ja)

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JPH0585962U JPH0585962U (ja) 1993-11-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5962162U (ja) * 1982-10-20 1984-04-24 富士通機電株式会社 紙葉類収納箱のロツク機構

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