JP2508940B2 - 高密度エネルギ―源を利用した信号パタ―ンの形成方法 - Google Patents

高密度エネルギ―源を利用した信号パタ―ンの形成方法

Info

Publication number
JP2508940B2
JP2508940B2 JP33748091A JP33748091A JP2508940B2 JP 2508940 B2 JP2508940 B2 JP 2508940B2 JP 33748091 A JP33748091 A JP 33748091A JP 33748091 A JP33748091 A JP 33748091A JP 2508940 B2 JP2508940 B2 JP 2508940B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
laser
detected
signal pattern
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP33748091A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05172503A (ja
Inventor
彰生 佐藤
真司 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP33748091A priority Critical patent/JP2508940B2/ja
Publication of JPH05172503A publication Critical patent/JPH05172503A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2508940B2 publication Critical patent/JP2508940B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位置や速度を検出する
非接触型センサーなどに使用される、金属表面に磁気特
性の異なる信号パターン(磁気目盛りなど)を形成する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】金属表面へレーザ光あるいは電子線など
の高エネルギービームを照射して熱処理または再溶融凝
固で金属材料の磁気特性を変えることを利用して信号パ
ターン(磁気目盛り)を形成することできる。熱処理を
利用する場合には、加熱冷却によって磁気特性および/
または電気特性が変化する基体材料(例えば、鋼材や磁
気材料など)の表面にレーザーなどの高密度エネルギー
を照射して局部的に表面改質し、基体材料と特性の異な
る部分を照射パターン(規則的)に形成した被検出体か
ら、磁気的な検出センサーによって信号を得るというも
のが提案されている。例えば、鉄系合金(Fe25%−
Ni75%の磁性材料)にレーザ光で900℃に急熱
し、自己冷却(急冷却)させる熱処理を施して、そこに
(局所的に)磁気変質部を形成する(特開昭57−16
309号公報参照)。金属体の表面にNiPメッキ層を
形成し、このメッキ層をレーザ光で700℃前後に加熱
し、この熱処理で透磁率を大きな変質部を形成する(特
開昭57−157114号公報参照)。金属材料のロッ
ド表面にレーザビームを照射して、照射域を焼入状態に
し、透磁率を下げた磁性変質部を形成する(特開昭83
−98501号公報参照)。そこで、基体材料に炭素鋼
(SC材)あるいはニッケルクロム鋼(SNC材)など
の低合金鋼を用いても、後述する図2に示す方法で信号
パターン付被検出体を製造し、図3のように検出センサ
ーでパルス信号検出が可能である。このような信号をカ
ウントすれば、部材の変位や速度を検出することができ
【0003】再溶融凝固を利用する場合には、その一例
として、18%Cr−7%Niの不安定オーステナイト
鋼の部材を冷間引抜と矯正して加工誘起マルテンサイト
組織にし、レーザ照射によって表面を溶融凝固させると
その部分をオーステナイト(非磁性体)化することがで
き、再溶融部と非溶融部を交互に繰り返したパターンを
形成することによって、非磁性・強磁性パターンを形成
する。(特開昭62−83620号公報参照)。本出願
人は、特願平3−22319号にて、特定組成のステン
レス鋼を用いて、レーザ照射で溶融凝固させて信号パタ
ーンを形成する方法を提案し、さらに特願平3−644
05号および3−158116号にて、Cr窒化物、V
窒化物、Nb窒化物、Ta窒化物、Cr炭化物、Mo炭
化物、Si炭化物などの少なくとも一種を含有するコー
ティング膜を強磁性鋼上に形成し、これらの窒化物ない
し炭化物を合金化するようにレーザ光照射で溶融凝固さ
せて信号パターンを形成する方法を提案した。
【0004】また、金属基体の上に急冷凝固により非晶
質化する合金を結晶質の肉盛溶着層として形成し、これ
にレーザ(高密度エネルギー)照射で急速溶解・急速凝
固させて非晶質層パターンを形成する。結晶質部分と非
晶質部分との交互パターンを磁気検出器で走査すれば、
同様に変位や速度を検出することができる。この技術に
関連した発明を本出願人も特開平3−177582号、
特願平2−93926号および2−93930号などに
て提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来例の場合
には、信号を検出すると、基体と改質部(熱処理部、再
溶融凝固部)間での信号変化は第1図(c)での検出信
号強度変化曲線のようになだらかとなって急激な変化と
なっていない。これはレーザビーム照射によって形成す
る改質部の(検出器の移動方向での断面)形状が深さD
と幅Lとの割合(D/L)で50%未満でかつ境界面傾
斜角(基体表面と境界面との角度)αで70度以下とな
ってしまうからである。このため、信号検出精度が悪く
かつバラツキがあるなど不安定である。
【0006】検出精度を高めるには、理想的には図1
(a)に示すように改質部の側面(境界面)を垂直にし
て検出信号の変化をより急峻にするのが良い。しかしな
がら、高密度エネルギービーム(レーザ光)照射で金属
基体を加熱した時に、レーザビームスポットのエネルギ
ー密度分布は図2に示すようにスポット外周部が急では
あるが裾野を引くように弱まることと熱が熱伝導によっ
て非照射部へ逃げることから、図1(a)の改質部は得
られようがない。
【0007】本発明の目的は、金属基体/再溶融凝固部
界面を制御して、図1(a)の理想的な状態に近づけ、
信号変化を従来よりも急峻にして、検出精度を安定化さ
せかつ信号強度を高めることであり、そのための信号パ
ターン(磁気目盛り)形成方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的が、被検出体
の表面にレーザ光の高密度エネルギービームを所定信号
パターン形状に印加することで局部的に再溶融急冷凝固
させて、該高密度エネルギーを印加しない前記被検出体
の部分とは磁気特性を異なるようにする信号形成方法に
おいて、前記レーザ光の照射前に、前記被検出体の表面
粗さを0.4μmRz以下にしておくことを特徴とする
高密度エネルギー源を利用した信号パターンの形成方法
によって達成される。
【0009】高密度エネルギー源のレーザ光がCO2
ーザ光またはYAGレーザ光であることは好まし。
【0010】
【作用】図1(a)に示されたような改質部である再溶
融凝固部に近い形のものを形成すれば、より急峻な信号
変化を得ることができるわけであり、この再溶融凝固部
の深さ/幅(D/L)比を50%以上にして境界面傾斜
角αを90度近い状態〔図1(b)〕にすることによ
り、その信号変化を図1(a)に近いものとすることが
できる。
【0011】このような再溶融凝固部をレーザ光照射で
形成するためには、溶融部にのみに照射エネルギーを
与えること、およびたとえ、非溶融部にエネルギーが
与えられようとも吸収しないことの条件が重要である。
空間的にコヒーレントの高い高出力レーザを用いればあ
る程度、エネルギー密度の均一化が図れて、ある程度は
条件が達成されるが、レーザエネルギー分布は図2の
ようなものが一般的であるので、条件を達成する工夫
が必要である。
【0012】レーザエネルギーの金属基体表面での吸収
(または反射)に関して、レーザの波長と基体金属(材
料)との関係は図3に示すような関係があり、さらに金
属基体の表面粗さに依存して鏡のように粗さが小さいほ
ど反射が多くなる。そこで、レーザには金属材料に反射
率(エネルギー吸収)が依存しないような波長の長いも
のが好ましく、それはCO2 レーザ(波長:10.6μ
m)であり、そして金属基体表面を鏡面に近い粗さの
0.4μmRz以下にするのが好ましい。なお、YAG
レーザ(波長:1.06μm)でも使用できる場合があ
る。
【0013】そこで、本発明にしたがって、レーザ光照
射前に被検出体(金属基体)の表面を0.4μmRz以
下の表面粗さにしてからレーザ光照射で再溶融凝固を行
うと、図4(a)、(b)および(c)に示すように進
行する。図4(a)での再溶融初期には、エネルギー密
度の高い領域で溶融が始まり、図4(b)での溶融中で
は溶融部は液体となっているためにレーザ吸収率が急激
に高くなって溶融が一層進み、一方、未(非)溶融部で
はエネルギー密度が小さいのと反射率が大きくて殆どを
反射するので溶融に到らない。結果として、レーザ光照
射を停止して自己冷却で図4(c)の再凝固部が形成さ
れ、これは図1(b)に対応する。このようにして、再
溶融凝固部の深さ/幅(D/L)比が50%以上でかつ
境界傾斜角度αがほぼ90度であり、その検出信号変化
は従来よりも急峻である。表面粗さを0.4μmRzよ
りも大きくすると、未溶融部においてもエネルギーを吸
収し易いため溶融に至るが、図2のようにレーザビーム
スポット両端部では入熱エネルギー密度が小さいので、
図1(c)のような凝固になってしまう。
【0014】このような再溶融凝固部は磁気特性が基体
部分(非溶融部)と異なり、金属組織での磁気特性変化
を変化しない部分と変化した部分との比較で信号強度検
出を行うことができ、そのためには、センシングコイ
ル、ホール素子、MRE素子などの磁気/電気特性検出
器を用いることができる。
【0015】したがって、本願発明に係る方法で金属基
体の表面を信号パターン形状に応じてレーザ光照射で再
溶融し高速冷却凝固させて、磁気特性を変化させた部分
の境界面を金属基体表面に対して直角に近いものとして
形成することで、検出信号が明瞭で、高精度にかつ強度
の大きな信号パターン(磁気目盛りなど)を形成するこ
とができる。
【0016】この再溶融急冷凝固処理の後に、被検出体
(金属基体)の表面を研磨仕上げ加工することは、信号
パターンの精度を高めるのに寄与するだけでなく、検出
器のプローブが被検出体の表面と接触する場合には、検
出器のプローブとの摺動を滑らかにしたり、接触しない
場合にはプローブとの間隙をより小さくできるなどの効
果がある。
【0017】そして、信号パターン(再溶融急冷凝固領
域・部分)を特定方向に周期的に繰り返すように形成す
れば、異なる磁気特性値が交互に繰り返される信号(磁
気目盛り信号)が得られ、あるいは、特定方向に連続的
に幅を減少または増加させるように形成すれは、磁気特
性値が徐々に低下または増大する信号を得られる。これ
ら信号によって、被検出体の位置や速度を特定・算定す
ることができる。
【0018】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の実施態
様例および比較例によって本発明を詳細に説明する。実施例 金属基体として、直径22mmで長さ350mmの鋼材(S
45C)丸棒の試料1を用意する。この表面にCrメッ
キ層(厚さ50μm)を被覆する。試料の表面粗さが
0.2μmRzのものと、0.4μmRzのもの試料1
とする。なお、粗さを0.4μmRz以下にすることが
できれば、メッキ処理でない処理方法でも良い。
【0019】次に、この鋼材丸棒試料1を、図5に示す
ように、NC制御テーブル2の上に取り付けた回転制御
装置3にセットする。酸化防止のシールドガスとして、
不活性ガス(アルゴンガス)をノズル4からレーザー照
射位置に向けて流す。回転装置3を回転速度20mm/sに
て回転させると同時に下記条件にてレーザー5を鋼材丸
棒試料1に照射し、一周したところで照射を停止する。
NC制御テーブル2をY方向に一定量(所定ピッチ:3
mm)送り、再度レーザ光照射を同じ条件で行い、この動
作を周期的に10回繰り返す。ここでのレーザー光照射
で鋼材丸棒試料1の照射部分は溶融し、クロムの成分が
合金化し、照射から外れると急速に自己冷却してオース
テナイト含有のマルテンサイト組織あるいはオーステナ
イト組織の処理部分(再溶融凝固部)6となる。
【0020】(レーザー照射条件) レーザー: CO2 レーザー レーザ出力: 3kW レーザビーム: 集光レンズ(フォーカス:20inch)
にて直径約1mmのサイズに集光。 焦点位置:ジャストフォーカス
【0021】次に、鋼材丸棒試料1を研磨仕上げ加工し
て、被検出体である信号体10を完成する。得られた被
検出体10の再溶融凝固部6を長手方向の断面で観察し
たところ、表面粗さが0.2μmRzおよび0.4μm
Rzのいずれも、図6(a)に示すような形状をしてお
り、再溶融凝固部の深さと幅との割合(D/L)が55
%であり、境界面傾斜角αが90度であった。
【0022】製造した被検出体10の外周の極近くに、
検出器11のセンサ(プローブ)12を図7に示すよう
に配置し、センサ12(または被検出体10)を移動さ
せて検出器8からの信号強度を調べる。この検出器11
は図8に示す回路構成を有し、センサ(プローブ)12
に共振コイル13が組み込まれている。センサコイル1
3の大きさは直径2mmであり、検出時のエアギャップが
0.5mmである。検出器10からは処理部分6の間隔(ピ
ッチT=3mm)に応じたパルス状の波形が、CO2 レー
ザ処理部分6と非処理部(S45Cのまま)とでの磁気
特性の差に対応した強度差(波形のピークtoピークの
値)で得られ、その結果は、表面粗さ0.2μmRzお
よび0.4μmRzのいずれも、信号(センサ)出力0.
35V(ボルト)あり、検出誤差は1.5%である。
【0023】なお、検出誤差とは、図9のように一定レ
ベルで信号のON/OFFを検出した場合、次式の如く
にスケールピッチ(処理部分6の間隔)に対してどれだ
け誤差(θ)があるかを%表示したものである。 θ=100×(検出ずれΔt)/ピッチT
【0024】比較例として、実施例と同じ直径22mmで
長さ350mmの鋼材(S45C)丸棒の試料を用意し、
この表面にCr溶射層を形成する。この溶射層を器械加
工して厚さが50μmで、表面粗さが0.8μmRzお
よび6.3μmRzの比較試料AおよびBを作製する。
上述した実施例と同じにレーザーによる再溶融急冷処理
および研磨仕上げ加工して同じサイズの被検出体を製造
する。得られた被検出体の再溶融凝固部を長手方向の断
面で観察したところ、表面粗さが0.8μmRzの場合
には、図6(b)に示すような形状をしており、再溶融
凝固部の深さと幅との割合(D/L)が45%であり、
境界面傾斜角αが70度でありそして、表面粗さが6.
3μmRzの場合には、図6(c)に示すような形状を
しており、深さと幅との割合(D/L)が37%であ
り、境界面傾斜角αが60度であった。製造した被検出
体について、実施例と同様にして信号出力(強度差)お
よび検出誤差を測定したところ、粗さ0.8μmRzの
場合に0.27Vおよび4.0%であり、そして粗さ6.
3μmRzの場合に0.25Vおよび4.4%である。
【0025】上述した本発明の実施例および比較例にお
ける信号出力および検出誤差を図で示したのが、図10
であり、さらに、表面粗さと検出誤差との関係を図です
めしたのが図11である。これらの結果から明らかなよ
うに、本発明では比較例よりも高い信号出力が小さい検
出誤差で得られる。さらに、金属基材/再溶融凝固部
(処理部分)での検出信号の立ち上がり(変化)を調べ
ると、図12に示すように、表面粗さが0.4μmRz
の本発明実施例(実線)のほうが表面粗さが0.8μm
Rzの比較例A(破線)よりもピークレベルが20%も
高くかつ立ち上がりが急峻である。
【0026】上述した被検出体は丸棒形状であるが、板
あるいはリング形状の金属基体とすることもできる。金
属基体の上に非晶質化する合金の肉盛層を形成し、その
一部を本発明にしたがって再溶融急冷処理して信号パタ
ーンを形成することもできる。また、再溶融に使用する
レーザーには上述のCO2 レーザーの他にYAGレーザ
ーを用いることもできる。コイルセンサに代えて、磁気
センサとしてホール素子、MRE素子などを用いても良
い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る信号
パターンの形成方法では、レーザ光照射の前に被検出体
の表面粗さを鏡面に近い0.4μmRz以下にしておけ
ば、信号強度を高めるだけでなく、検出精度をも高める
(検出誤差を約1/3に低減しする)ことができる。ま
た、最後の研磨仕上げ加工を施す場合に、本発明では境
界面傾斜角がほぼ90度であるので、研磨除去によって
ピッチの誤差を招くことはない。一方、従来の如く境界
面傾斜角が斜めであると、研磨除去によって再溶融凝固
部の幅が狭くなり、検出誤差を招く。
【図面の簡単な説明】
【図1】金属基体/再溶融凝固部(改質部)での部分断
面とそれに対応した検出信号強度とを示す図である。
【図2】レーザビームのエネルギー密度分布を示すグラ
フである。
【図3】金属の反射率の波長依存性を示すグラフであ
る。
【図4】本発明によるレーザ光照射での再溶融凝固を説
明する金属基体/再溶融凝固部(改質部)での部分断面
とそれに対応したレーザビームエネルギー密度分布を示
すグラフである。
【図5】レーザによる再溶融急冷処理を施している斜視
図である。
【図6】本発明実施例および比較例での再溶融凝固部で
の部分断面図である。
【図7】被検出体の信号パターン検出を概略的に示した
斜視図である。
【図8】磁気特性の検出器の回路構成のブロックダイヤ
グラムである。
【図9】一定レベルで信号のON/OFFを検出した場
合の検出信号の波形である。
【図10】実施例および比較例のセンサ信号出力および
検出誤差のグラフである。
【図11】表面粗さと検出誤差との関連を示すグラフで
ある。
【図12】金属基体/再溶融凝固部での検出信号の立ち
上がり(変化)を示すグラフである。
【符号の説明】
1…鋼材丸棒試料 3…回転制御装置 4…ノズル 5…レーザー光 6…処理部分(再溶融凝固部) 10…被検出体(信号体) 11…検出器 12…センサ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検出体の表面にレーザ光の高密度エネ
    ルギービームを所定信号パターン形状に印加することで
    局部的に再溶融急冷凝固させて、該高密度エネルギーを
    印加しない前記被検出体の部分とは磁気特性を異なるよ
    うにする信号形成方法において、前記レーザ光の照射前
    に、前記被検出体の表面粗さを0.4μmRz以下にし
    ておくことを特徴とする高密度エネルギー源を利用した
    信号パターンの形成方法。
JP33748091A 1991-12-20 1991-12-20 高密度エネルギ―源を利用した信号パタ―ンの形成方法 Expired - Lifetime JP2508940B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33748091A JP2508940B2 (ja) 1991-12-20 1991-12-20 高密度エネルギ―源を利用した信号パタ―ンの形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33748091A JP2508940B2 (ja) 1991-12-20 1991-12-20 高密度エネルギ―源を利用した信号パタ―ンの形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05172503A JPH05172503A (ja) 1993-07-09
JP2508940B2 true JP2508940B2 (ja) 1996-06-19

Family

ID=18309046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33748091A Expired - Lifetime JP2508940B2 (ja) 1991-12-20 1991-12-20 高密度エネルギ―源を利用した信号パタ―ンの形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2508940B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6857321B2 (en) * 2001-03-03 2005-02-22 Hogahm Technology Co. Ltd. Proximity sensor system having a proximity sensor with a bipolar signal output
KR101253361B1 (ko) * 2004-07-14 2013-04-11 테네코 오토모티브 오퍼레이팅 컴파니 인코포레이티드 완충기, 차량의 변위 감지 방법 및 차량용 변위 센서

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05172503A (ja) 1993-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1230933A (en) Method and apparatus for laser gear hardening
Sassmannshausen et al. Ultrashort pulse laser polishing by continuous surface melting
JPS6390383A (ja) 管状の物体をレザー縦シーム溶接で連続的に製造する方法及び装置
KR19990077250A (ko) 레이저 가공에 의한 표면 처리의 개선
EP1896217B1 (en) Method of manufacturing metrological phase scale without substantial removal of material
GB2039964A (en) Heat treating by producing locallised incandescence on the surface of a workpiece
Chen et al. Picosecond laser pulse polishing of ASP23 steel
US5224997A (en) Apparatus for producing a surface layer on a metallic workpiece
Steen et al. Hardfacing of Nimonic 75 using 2 kW continuouswave CO2 laser
JP2508940B2 (ja) 高密度エネルギ―源を利用した信号パタ―ンの形成方法
US5766378A (en) Stainless steel surface claddings of continuous caster rolls
CA1254082A (en) Iron-base article having a remelted layer and method of making the same
GREGSON Laser heat treatment
GB2044948A (en) Modifying power density of a laser beam shaper
JP2616504B2 (ja) 磁気特性変化を利用した信号パターンの形成方法
JPS6283620A (ja) 磁気目盛
JPH059562A (ja) 磁気特性変化を利用した信号パターンの形成方法
JP3422979B2 (ja) 薄鋳片連続鋳造機用ドラムのディンプル加工方法および装置
JPH087041B2 (ja) 磁気特性変化を利用した信号パターンの形成方法
JPH03294486A (ja) 非晶質層を有する部材の製造方法
Lewis et al. Practical implications of electron-beam surface melting
JPS63190115A (ja) エネルギビ−ム焼入の制御装置
Bloehs et al. Recent progress in laser surface treatment: II. Adopted processing for high efficiency and quality
GB2160227A (en) Heat treatment process
JP2898732B2 (ja) 磁気スケールの製造方法