JP2506473Y2 - クラッチケ―ス - Google Patents

クラッチケ―ス

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JP2506473Y2
JP2506473Y2 JP1987186342U JP18634287U JP2506473Y2 JP 2506473 Y2 JP2506473 Y2 JP 2506473Y2 JP 1987186342 U JP1987186342 U JP 1987186342U JP 18634287 U JP18634287 U JP 18634287U JP 2506473 Y2 JP2506473 Y2 JP 2506473Y2
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JP
Japan
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cover
sides
case
bolt insertion
opening
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JP1987186342U
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Inventor
正志 吉田
Original Assignee
小松フォークリフト株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エンジンの動力を駆動輪に伝達するクラッ
チのクラッチケースに関する。
〔従来の技術〕
通常一般のクラッチケースは、第３図、第４図に示す
ように上部が開口したケース本体１の開口部周縁にカバ
ー２をボルト３で取付けた構造となっている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
かかるクラッチケースであると、カバー２は外力によ
って容易に変形する自由状態であるから、エンジン等の
振動が伝播するとカバー２の中央部付近が振動してビビ
リ音を発生し、オペレータに不快感を与えることがあ
る。
そこで、本考案は振動が作用してもカバーが振動して
ビビリ音が発生しないようにしたクラッチケースを提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
上部が開口した筐状となり、かつ開口部周縁11の対向
する２辺11a,11aにネジ穴12が複数穿孔してあるケース
本体10と、このケース本体10の開口部周縁11と略同一大
きさの鋼板となり、その対向する２辺側にボルト挿通孔
14が複雑穿孔してあるカバー13を備え、このカバー13の
２辺側のボルト挿通孔14,14間の距離L1を前記ケース本
体10の２辺11a,11aのネジ穴12間の距離L2より若干大き
くし、 前記カバー13のボルト挿通孔14よりボルト15をネジ穴
12に螺合してカバー13をケース本体10の開口部周縁に、
当該カバー13を中央部が高くなるように上向き円弧状に
カバー13自身の弾性変形量内で弯曲変形させて取付けた
クラッチケース。
これにより、カバー13自身の剛性が大となり、振動が
伝播しても振動してビビリ音が生じない。
〔実施例〕
第２図に示すように、ケース本体10は上部が開口した
筐状となり、かつ開口部周縁11の対向する２辺11a,11a
にはネジ穴12が複数穿孔してあると共に、カバー13は開
口部周縁11と略同一大きさの鋼板となり、その対向する
２辺側にボルト挿通孔14が複雑穿孔してあると共に、こ
の２辺側のボルト挿通孔14,14間の距離L1は前記ネジ穴1
2間の距離L2より若干大きくなっている。
そして、カバー13のボルト挿通孔14よりボルト15をネ
ジ穴12に螺合してカバー13をケース本体10の開口部周縁
に取付け、カバー13を第１図に示すように中央部が高く
なるように上向き円弧状にカバー13自身の弾性変形量内
で弯曲変形させる。
なお、ケース本体10の開口部週縁11における対向する
他の２辺側とカバー13との間に隙間が生じるので、その
隙間にシール材を装入して閉塞するか、その対向する他
の２辺側を弯曲変形させたりしても良い。
このようであるから、カバー13を取付けた状態はカバ
ー13自身の剛性が大きくなり、ある程度の力を加えても
変形しなくなるので、エンジンの振動等が伝播してもカ
バー13が振動してもビビリ音を発生することがない。
〔考案の効果〕
カバー13は自身の弾性変形量内で弯曲変形した形状と
なるようにケース本体10に取付けられるから、剛性が大
きくなってある程度の力が作用しても変形することがな
く、エンジンの振動等が伝播してもカバー13が振動して
ビビリ音が発生することがない。
また、カバー13の２辺側のボルト挿通孔14,14間の距
離L1をケース本体10の２辺11a,11aのネジ穴12間の距離L
2より若干大きくすることで、カバー13を前述のように
弯曲変形させたので、カバー体13を折り曲げ加工しなく
とも良い。
【図面の簡単な説明】
第１図、第２図は本考案の実施例を示し、第１図は正面
図、第２図は分解斜視図、第３図、第４図は従来例の正
面図、側面図である。 10はケース本体、11は開口部周縁、13はカバー。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】上部が開口した筐状となり、かつ開口部周
    縁11の対向する２辺11a,11aにネジ穴12が複数穿孔して
    あるケース本体10と、このケース本体10の開口部周縁11
    と略同一大きさの鋼板となり、その対向する２辺側にボ
    ルト挿通孔14が複数穿孔してあるカバー13を備え、この
    カバー13の２辺側のボルト挿通孔14,14間の距離L1を前
    記ケース本体10の２辺11a,11aのネジ穴12間の距離L2よ
    り若干大きくし、 前記カバー13のボルト挿通孔14よりボルト15をネジ穴12
    に螺合してカバー13をケース本体10の開口部周縁に、当
    該カバー13を中央部が高くなるように上向き円弧状にカ
    バー13自身の弾性変形量内で弯曲変形させて取付けたク
    ラッチケース。
JP1987186342U 1987-12-09 1987-12-09 クラッチケ―ス Expired - Lifetime JP2506473Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS613731B2 (ja) * 1976-03-19 1986-02-04 Canon Kk

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS613731U (ja) * 1984-06-15 1986-01-10 セイレイ工業株式会社 トラクタのクラツチハウジング構造

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JPS613731B2 (ja) * 1976-03-19 1986-02-04 Canon Kk

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