JP2504682Y2 - 歯科用根管切削具 - Google Patents

歯科用根管切削具

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JP2504682Y2 JP4910790U JP4910790U JP2504682Y2 JP 2504682 Y2 JP2504682 Y2 JP 2504682Y2 JP 4910790 U JP4910790 U JP 4910790U JP 4910790 U JP4910790 U JP 4910790U JP 2504682 Y2 JP2504682 Y2 JP 2504682Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、歯科医師が根管処理を施すために使用する
歯科用根管切削具であつて、4種類ある刃部の長さのう
ち治療目的に合わせた長さのものを容易に識別すること
のできる歯科用根管切削具に関するものである。
〔従来の技術〕
歯科医師が歯髄を取り除いて根管処理を施す際に使用
する歯科用根管切削具は、柄部の一端に治療目的に合わ
せた各種の太さ,長さ及び形状の刃部が固定されている
構成から成つており、刃部の形状によつてリーマ,Kフア
イル及びHフアイルに区分されていると共にこれら各刃
部の形状に関してそれぞれ刃部の先端部の直径(以下、
単に刃部の太さと言う)の種類とこれら刃部の太さを識
別するための色表示とが国際規格により下表のように規
定されている。
この表に示すような非常に種類の多い刃部の太さにつ
いて、刃部の長さとしてはそれぞれ21mm,25mm,28mm及び
31mmの4種の長さの種類が国際規格で規定されている。
しかしながらこの国際規格において、刃部の長さに関
してどのように表示せよという規定は存在しておらず、
柄部は一般に歯科医師が親指と人差指で掴んだ状態で回
転させるためのものであるからその太さが非常に細く且
つ長さが短いこともあつて歯科用根管切削具の刃部の長
さを明確には識別させる手段は存在しなかつたのであ
る。
このような現状において、使用済の歯科用根管切削具
1は第5図に示す如く刃部2の太さ,長さ及び形状に拘
らずスポンジ状体5に多数突き刺した状態などで滅菌さ
れた後、例えば刃部2の形状別,刃部2の長さ別及び刃
部2の太さ別に応じて付された柄部3の色別にそれぞれ
区分された状態で収納容器内に収納されているのが一般
であり、このとき刃部2の長さについては国際規格で規
定されている長さの種類が21mm,25mm,28mm及び31mmとい
う僅か10mmの範囲内に4種類が存在するため刃部2の長
さを識別することが困難で、歯科用根管切削具1を管理
する上で手間と時間を要するという欠点があつた。
そこで刃部の根本部にストツパを外嵌させておくと共
にこのストツパに刃部の長さに対応した色を付した歯科
用根管切削具や、また刃部の長さを示す数字、すなわち
“21",“25",“28",“31"なる数字を柄部の頂部や側部
に付した歯科用根管切削具が、刃部の長さの識別を可能
とする歯科用根管切削具として提案されている。
しかしながら刃部の根本部に色の異なるストツパを外
嵌させた歯科用根管切削具は、刃部の太さを識別するの
と同様に色によつて刃部の長さを識別させようとしてい
るので刃部の太さを識別させるべく柄に付されるように
規定されている色と同じ色を使用することは、例えば刃
部の太さが0.20mmであれば柄部が黄色であり、ここに赤
色のストツパを外嵌させると刃部先端の太さが0.25mmで
あるという錯覚を生じさせて好ましくないので国際規格
で規定された色以外の色を必要とするため、多数の色を
刃部の太さだけでなく刃部の長さに関しても予め記憶し
ておいて判断しなければならないという欠点があつた。
また刃部の長さを示す数字を柄部に付した歯科用根管切
削具は、刃部の長さが数字で表わされているので非常に
識別し易いのであるが、刃部の太さの種類が上記した表
に示した如く‥‥0.20mm,0.25mm,0.30mm,0.35mm,‥‥で
あるから、柄部に付された数字が“25"の場合に刃部の
太さが0.25mmである歯科用根管切削具であると錯覚し易
いという欠点があつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、上記従来技術の欠点を解消して、歯科用切
削具の刃部の長さを観察又は測定をすることなく且つ太
さを示しているとの誤認を生ずることなく容易且つ適確
に識別することができる歯科用切削具を提供することを
課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案者はかかる課題を解決すべく種々検討した結
果、従来の歯科用根管切削具の柄部には刃部の太さに応
じた色のみが付されているか、更に柄部の頂部及び/又
は柄部の側面に刃部の太さが数字で表示されているか、
更に柄部の頂部及び/又は柄部の側面に刃部の形状すな
わちリーマ,Kフアイルア及びHフイルを示す図形が合わ
せて表示されているだけであり、しかも歯科用根管切削
具の刃部の長さは僅か4種類しか存在しないことに着目
し、刃部の長さの区分を示す印が前記柄部の側面の所定
位置に付されていれば一見して刃部の長さを識別するこ
とができることを究明して本考案を完成したのである。
以下、図面により本考案に係る歯科用根管切削具につ
いて詳細に説明する。
第1図は本考案に係る歯科用根管切削具の1例を示し
ており同一形状及び同一太さを有する刃部の長さが
(イ)21mmである場合,(ロ)25mmである場合,(ハ)
28mmである場合及び(ニ)31mmである場合をそれぞれ示
す側面説明図、第2図〜第4図は本考案に係る他の実施
例を示す側面説明図である。
図面中、1は柄部3の一端に治療目的に合わせた太
さ,長さ及び形状の刃部2が固定されている歯科用根管
切削具であり、歯科用根管切削具1の刃部2の長さの種
類としては21mm,25mm,28mm及び32mmの4種類が国際規格
で規定されており、また柄部3は国際規格により刃部2
の太さを識別させるべく色表示されている。4は柄部3
の側面の所定位置を長手方向に4分割した区画の少なく
とも一端の区画に刃部2の長さが最も長いか又は最も短
いことを示すために付されていると共に、刃部2の長さ
が短くなるか又は長くなるに従つて残りの前記区画に順
次付されている印であつて、この印4としては第1図に
示す如き点,第2図に示す如き柄部3の側面の全周を取
り巻く全周線,第3図に示す如き全周線を等間隔に切欠
した線すなわち破線,第4図に示す如き全周線の一部を
切欠した線のいずれかであればよく、柄部3の色と異な
る色で表示されていることが識別性の点において優れて
いるので好ましいが、複数の印4が付されている場合に
はこれら印4は同一色であることが好ましく、更に同一
形状及び同一太さの刃部2を有し長さのみが異なる歯科
用根管切削具において長さの区分を示す印4は互いに同
一色であることが好ましい。
〔作用〕
上記した如き本考案に係る歯科用根管切削具1は、柄
部3の側面の所定位置に付されている印4によつて刃部
2の長さを極めて容易に識別することができるのであ
る。
すなわち歯科用根管切削具1の刃部2の長さを識別す
るために柄部3の側面の所定位置に付されている印4
は、柄部3の側面の所定位置を長手方向に4分割した区
画の少なくとも一端の区画に刃部2の長さが最も長いか
又は最も短いことを示すための印と、更に刃部2の長さ
が短くなるか又は長くなるに従つて残りの前記区画に順
次付されている印(従つて、刃部2の長さが最も長いか
又は最も短い場合にはこの印は付されない)とより成
り、この印4を柄部3の側面の全周を取り巻く全周線,
全周線の一部を切欠した線,全周線を等間隔に切欠した
線,又は点のいずれかとすれば刃部2の太さを識別する
ために柄3に付されている色や刃部2の太さを表す数字
とは何の関係もないので識別において誤認や混同が生じ
ないのである。
すなわち、同一形状及び同一太さの刃部2を有する歯
科用根管切削具1において例えば刃部2の長さの短い順
に、すなわち刃部2の長さが第1図(イ)に示す如く21
mmである場合には1つの印を、同図(ロ)に示す如く25
mmである場合には2つの印を、同じく同図(ハ)に示す
如く28mmである場合には3つの印を、同じく同図(ニ)
に示す如く31mmである場合には4つの印をそれぞれ柄部
3の側面の所定位置に付されていれば、この印4が柄部
3の側面の全周を取り巻く全周線,全周線の一部を切欠
した線,全周線を等間隔に切欠した線,又は点のいずれ
であつても容易に刃部2の長さを判断することができる
のである。
〔考案の効果〕
以上詳述した如く本考案に係る歯科用根管切削具は、
スポンジ状体に突き刺した状態などで纏めて滅菌した後
に所定の容器内に収納したり治療目的に合わせた長さ,
太さ及び形状の刃部を有しているか否かを判断したりす
るときに、刃部の太さを識別するために柄に表示されて
いる色や刃部の太さを表す数字と誤認を生ずることのな
い印が柄部に付されているから、この柄部を一見するだ
けで容易且つ適確に刃部の長さを判断することができる
ので管理及び運用上の効率が良い等種々の利点を有して
おり、その実用的価値の非常に大きなものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る歯科用根管切削具の1例を示して
おり同一形状及び同一太さを有する刃部の長さが(イ)
21mmである場合,(ロ)25mmである場合,(ハ)28mmで
ある場合及び(ニ)31mmである場合をそれぞれ示す側面
説明図、第2図〜第4図は本考案に係る他の実施例を示
す側面説明図、第5図は歯科用根管切削具を滅菌するた
めにスポンジ状体に突き差した状態を示す斜視図であ
る。 図面中 1……歯科用根管切削具 2……刃部 3……柄部 4……印 5……スポンジ状体

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】柄部(3)の一端に治療目的に合わせた太
    さ,長さ及び形状の刃部(2)が固定されていて刃部
    (2)の長さが4種類ある歯科用根管切削具であつて、
    前記柄部(3)の側面の所定位置を長手方向に4分割し
    た区画の少なくとも一端の区画に刃部(2)の長さが最
    も長いか又は最も短いことを示すための印(4)が付さ
    れていて、且つ刃部(2)の長さが短くなるか又は長く
    なるに従つて残りの前記区画に印(4)が順次付されて
    いることを特徴とする歯科用根管切削具(1)。
  2. 【請求項2】印(4)が柄部(3)の側面の全周を取り
    巻く全周線,全周線の一部を切欠した線,全周線を等間
    隔に切欠した線,又は点のいずれかである請求項1に記
    載の歯科用根管切削具(1)。
  3. 【請求項3】印(4)が柄部(3)の色と異なる色で表
    示されている請求項1又は2に記載の歯科用根管切削具
    (1)。
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