JP2500242B2 - 電気加熱される可とう性パイプラインを備えた海底パイプラインシステム - Google Patents
電気加熱される可とう性パイプラインを備えた海底パイプラインシステムInfo
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- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L11/00—Hoses, i.e. flexible pipes
- F16L11/04—Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics
- F16L11/12—Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics with arrangements for particular purposes, e.g. specially profiled, with protecting layer, heated, electrically conducting
- F16L11/127—Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics with arrangements for particular purposes, e.g. specially profiled, with protecting layer, heated, electrically conducting electrically conducting
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L53/00—Heating of pipes or pipe systems; Cooling of pipes or pipe systems
- F16L53/30—Heating of pipes or pipe systems
- F16L53/35—Ohmic-resistance heating
- F16L53/37—Ohmic-resistance heating the heating current flowing directly through the pipe to be heated
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジュール効果にもとづ
いて電流により可とう性海底パイプラインを一様に加熱
する加熱システムに関するものである。この場合、熱
は、パイプラインの金属外装を介して循環する電流によ
って生じる。パイプライン内では、原油が流れ温度に加
熱又は維持されることによって、パイプライン内での圧
力降下が低減し、流動期間が長くなり、したがって、よ
り多くの原油が取出せるのである。
いて電流により可とう性海底パイプラインを一様に加熱
する加熱システムに関するものである。この場合、熱
は、パイプラインの金属外装を介して循環する電流によ
って生じる。パイプライン内では、原油が流れ温度に加
熱又は維持されることによって、パイプライン内での圧
力降下が低減し、流動期間が長くなり、したがって、よ
り多くの原油が取出せるのである。
【0002】
【公知の技術】水深の深いところにある埋蔵個所から原
油を取出すさいの難点の1つは、油井から産出プラット
フォームへ流れるさい、原油が低温になることである。
低温になると粘度が増し、したがってパイプライン内で
の圧力降下が増大する。この結果、流量が減少し、油井
からの流動期間が短くなる。この好ましくない現象の主
要因は、海底が低温であること(10℃以下)、油井か
らプラットフォームまでのパイプラインの距離が長いこ
と、原油の自然粘度が大であることにある。
油を取出すさいの難点の1つは、油井から産出プラット
フォームへ流れるさい、原油が低温になることである。
低温になると粘度が増し、したがってパイプライン内で
の圧力降下が増大する。この結果、流量が減少し、油井
からの流動期間が短くなる。この好ましくない現象の主
要因は、海底が低温であること(10℃以下)、油井か
らプラットフォームまでのパイプラインの距離が長いこ
と、原油の自然粘度が大であることにある。
【0003】沖合にある油田では、複数の油井が、1つ
の産出プラットフォームか、1つの海底マニホールド
に、海底に配設されたパイプラインを介して接続されて
いる。どのような産出システムを選択するか、また油井
の数をいくつにするかは、たとえば、油田の寸法や性
質、取出し方法、水深等の複数のパラメータに左右され
る。油井からは、プラットフォームまで直接に個々のパ
イプラインを介して原油を取出すか、もしくは海底の産
出マニホールドに個別のパイプラインを集めて、そこか
ら、より大きい口径の単一のパイプラインによってプラ
ットフォームへ送るかする。
の産出プラットフォームか、1つの海底マニホールド
に、海底に配設されたパイプラインを介して接続されて
いる。どのような産出システムを選択するか、また油井
の数をいくつにするかは、たとえば、油田の寸法や性
質、取出し方法、水深等の複数のパラメータに左右され
る。油井からは、プラットフォームまで直接に個々のパ
イプラインを介して原油を取出すか、もしくは海底の産
出マニホールドに個別のパイプラインを集めて、そこか
ら、より大きい口径の単一のパイプラインによってプラ
ットフォームへ送るかする。
【0004】産出時に、原油は、とりわけ、産出区域の
水深(幾何学的勾配)と原油の流量(伝達と対流とによ
る熱交換)との関数である温度で油井のヘッド部分に到
達する。軽い原油の場合、前述の構成で、断熱や加熱の
措置のない海底パイプラインを介してプラットフォーム
まで容易に流れることができる。流れ温度は、パイプラ
インの長さとパイプラインの経路に沿った水の温度に応
じて変化する。前記原油は高い流動性を有しているの
で、この水温により流量が落ちることはない。
水深(幾何学的勾配)と原油の流量(伝達と対流とによ
る熱交換)との関数である温度で油井のヘッド部分に到
達する。軽い原油の場合、前述の構成で、断熱や加熱の
措置のない海底パイプラインを介してプラットフォーム
まで容易に流れることができる。流れ温度は、パイプラ
インの長さとパイプラインの経路に沿った水の温度に応
じて変化する。前記原油は高い流動性を有しているの
で、この水温により流量が落ちることはない。
【0005】これに対して、粘性のある原油は、従来の
海底パイプラインを介して流れる場合、一層粘性が増
し、パイプライン内で可なり圧力が降下し、産出量が減
少することが稀ではない。
海底パイプラインを介して流れる場合、一層粘性が増
し、パイプライン内で可なり圧力が降下し、産出量が減
少することが稀ではない。
【0006】海底パイプラインの断熱は、既に利用もさ
れ、十分に開発も行なわれている措置ではあるが、それ
だけでは粘性のある原油の流動性に関係する問題は解決
されない。言いかえると、断熱措置によって、この問題
は最小限に抑えられるが、低温でパイプラインが長い場
合には、可なりの熱交換が生じるために、粘性が増し、
パイプライン内の圧力が降下し、油井からの原油の流動
期間が短かくなる。
れ、十分に開発も行なわれている措置ではあるが、それ
だけでは粘性のある原油の流動性に関係する問題は解決
されない。言いかえると、断熱措置によって、この問題
は最小限に抑えられるが、低温でパイプラインが長い場
合には、可なりの熱交換が生じるために、粘性が増し、
パイプライン内の圧力が降下し、油井からの原油の流動
期間が短かくなる。
【0007】原油の主な物理化学的特性は、以下で述べ
るように、流動点と粘性である。これら2つの特性にも
とづいて原油の種類の相違を区別し、利用する取出し法
を決めることが可能であるが、そのさい勧められるの
は、各種の流動性を個別に扱って、当該原油の特別な性
質と当該地域の条件を考慮に入れることである。原油の
流れに生じる圧力降下を最小限に抑えるためには、3つ
の措置が存在する: a) パイプラインのパイプ直径を大きくする。但し、水
深の深いところに使用するパイプの口径には制限があ
る。 b) 原油の汲出しヘッドの数をふやす:すなわち、たと
えばプラットフォーム、船などポンプを容易に設置でき
る場所にのみ、汲出しヘッドを設けるようにする。 c) 原油の粘性を低減させる:これは、パイプライン内
の原油を加熱すること(又は原油温度を維持すること)
により達成されよう。
るように、流動点と粘性である。これら2つの特性にも
とづいて原油の種類の相違を区別し、利用する取出し法
を決めることが可能であるが、そのさい勧められるの
は、各種の流動性を個別に扱って、当該原油の特別な性
質と当該地域の条件を考慮に入れることである。原油の
流れに生じる圧力降下を最小限に抑えるためには、3つ
の措置が存在する: a) パイプラインのパイプ直径を大きくする。但し、水
深の深いところに使用するパイプの口径には制限があ
る。 b) 原油の汲出しヘッドの数をふやす:すなわち、たと
えばプラットフォーム、船などポンプを容易に設置でき
る場所にのみ、汲出しヘッドを設けるようにする。 c) 原油の粘性を低減させる:これは、パイプライン内
の原油を加熱すること(又は原油温度を維持すること)
により達成されよう。
【0008】最後に挙げた仮説の場合、流体の粘性は温
度上昇につれて急激に減少するので、その関係は、下記
のアンドラーデ(Andrade)の方程式が示すよう
に幾何級数的である: μ=A・e(B/T) (1) この式において、μは粘性、A及びBは定数、Tは温
度、eは2.718282である。
度上昇につれて急激に減少するので、その関係は、下記
のアンドラーデ(Andrade)の方程式が示すよう
に幾何級数的である: μ=A・e(B/T) (1) この式において、μは粘性、A及びBは定数、Tは温
度、eは2.718282である。
【0009】可とう性パイプラインの製作費は、剛性の
パイプラインのそれより高いにも拘らず、水深の深いと
ころで用いる原油取出しシステムの設計者は、可とう性
パイプラインを優先して用いてきた。可とう性パイプラ
インが、より好まれる理由が次の比較表から理解されよ
う。
パイプラインのそれより高いにも拘らず、水深の深いと
ころで用いる原油取出しシステムの設計者は、可とう性
パイプラインを優先して用いてきた。可とう性パイプラ
インが、より好まれる理由が次の比較表から理解されよ
う。
【0010】 表 I 特性 可とう性 剛性 設置時間 より短時間 より長時間 製作費 より高い より安い 設置費用 より安い より高い 海底での順応能力 より大きい より小さい 回収及び再利用の可能性 あり なし
【0011】可とう性パイプラインは、世界各地で広く
用いられている。製造会社も数社あって、それぞれが種
々の構成配置及び使用材料によって決められた設計のパ
イプを製造している。これらの可とう性パイプライン
は、基本的には、ら旋状のスチール層に、ポリアミドを
ベースとしたエラストマー等の断熱材層が交互にそう入
される形式を有している。内側のスチール層は重ね合わ
されており最も外側の層は交差した外装から成ってい
る。この外装の目的は、パイプラインの構造を補強する
ことにあり、これら全体がポリアミド層で被覆されてい
る。
用いられている。製造会社も数社あって、それぞれが種
々の構成配置及び使用材料によって決められた設計のパ
イプを製造している。これらの可とう性パイプライン
は、基本的には、ら旋状のスチール層に、ポリアミドを
ベースとしたエラストマー等の断熱材層が交互にそう入
される形式を有している。内側のスチール層は重ね合わ
されており最も外側の層は交差した外装から成ってい
る。この外装の目的は、パイプラインの構造を補強する
ことにあり、これら全体がポリアミド層で被覆されてい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、可とう性の海底パイプラインを一様に加熱する
システムを得ることにある。このシステムは、可とう性
パイプラインのスチール外装を伝わる電流の循環によっ
て、エネルギーを発生し、一定量の熱をパイプラインと
その内部を流れる流体とに放散し、周囲と産出ラインと
の間の温度差を維持して流体の流れを中断しないように
するものである。
目的は、可とう性の海底パイプラインを一様に加熱する
システムを得ることにある。このシステムは、可とう性
パイプラインのスチール外装を伝わる電流の循環によっ
て、エネルギーを発生し、一定量の熱をパイプラインと
その内部を流れる流体とに放散し、周囲と産出ラインと
の間の温度差を維持して流体の流れを中断しないように
するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】後に説明する本発明の実
施例に用いられている符号を参考のために付記して記述
すると、本発明は、電気加熱される可とう性パイプライ
ンを備えた海底パイプラインシステムであって、 海面プ
ラットフォームと、海底に配置された湿式クリスマスツ
リーと、前記海面プラットフォームから前記湿式クリス
マスツリーまで延びている可とう性パイプラインとを含
むシステムにおいて、 前記可とう性パイプラインは、半
径方向内方に順次備えられた、外側のポリアミド層2
9、2重の交差補強外装31、内側のポリアミド層3
3、及び内側に連結されたステンレス鋼のカーカス35
を含み、 前記システムは、更に、前記海面プラットフォ
ーム15から前記湿式クリスマスツリー17まで、少な
くとも前記2重の交差補強外装31を通して電流を循環
するための循環手段を含み、この循環手段は、前記海面
プラットフォーム15に備えられていて制御された整流
ユニット21と、電極55を介して海底において下端部
が接地されている電気ケーブル53とを含み、 少なくと
も前記2重の交差補強外装31を通して電流を循環する
前記循環手段が、海底に接地されている前記電極55及
び前記電気ケーブル53を介して前記海面プラットフォ
ーム15に備えた前記制御された整流ユニット21へ電
流を流す手段を含むことを特徴とする。
施例に用いられている符号を参考のために付記して記述
すると、本発明は、電気加熱される可とう性パイプライ
ンを備えた海底パイプラインシステムであって、 海面プ
ラットフォームと、海底に配置された湿式クリスマスツ
リーと、前記海面プラットフォームから前記湿式クリス
マスツリーまで延びている可とう性パイプラインとを含
むシステムにおいて、 前記可とう性パイプラインは、半
径方向内方に順次備えられた、外側のポリアミド層2
9、2重の交差補強外装31、内側のポリアミド層3
3、及び内側に連結されたステンレス鋼のカーカス35
を含み、 前記システムは、更に、前記海面プラットフォ
ーム15から前記湿式クリスマスツリー17まで、少な
くとも前記2重の交差補強外装31を通して電流を循環
するための循環手段を含み、この循環手段は、前記海面
プラットフォーム15に備えられていて制御された整流
ユニット21と、電極55を介して海底において下端部
が接地されている電気ケーブル53とを含み、 少なくと
も前記2重の交差補強外装31を通して電流を循環する
前記循環手段が、海底に接地されている前記電極55及
び前記電気ケーブル53を介して前記海面プラットフォ
ーム15に備えた前記制御された整流ユニット21へ電
流を流す手段を含むことを特徴とする。
【0014】本発明のシステムにおいて、電流は、整流
ユニット21から、少なくとも2重の交差補強外装31
を通って海底に流れ、海底から電極55及び電気ケーブ
ル53を通って整流ユニット21に帰還する。
ユニット21から、少なくとも2重の交差補強外装31
を通って海底に流れ、海底から電極55及び電気ケーブ
ル53を通って整流ユニット21に帰還する。
【0015】更に、本発明によれば、可とう性パイプラ
インの各層の断熱措置や電気接続の態様は、このほかに
も可能であるが、これについては以下で詳述する。
インの各層の断熱措置や電気接続の態様は、このほかに
も可能であるが、これについては以下で詳述する。
【0016】
【実施例】本発明の特徴及び利点を添付図面につき詳説
する。図1と図2から分かるように、水深約600mま
でのところに設置される原油産出システムに用いる可と
う性パイプライン1は、基本的には、同心的な複数の層
から成っている。これらの層は、ステンレス鋼のら旋状
カーカス3、ポリアミド層5、2重の交差外装7、ポリ
アミド被覆層9から成っている。約600mを超える水
深に用いる場合は、図2に示したように、ポリアミド層
5と2重の外装7との間にゼータワイヤ11のら旋状カ
ーカスを設けて補強する。
する。図1と図2から分かるように、水深約600mま
でのところに設置される原油産出システムに用いる可と
う性パイプライン1は、基本的には、同心的な複数の層
から成っている。これらの層は、ステンレス鋼のら旋状
カーカス3、ポリアミド層5、2重の交差外装7、ポリ
アミド被覆層9から成っている。約600mを超える水
深に用いる場合は、図2に示したように、ポリアミド層
5と2重の外装7との間にゼータワイヤ11のら旋状カ
ーカスを設けて補強する。
【0017】既述の方程式(1)に戻り、流体の粘性
(μ)の変化と温度との関係を示した図4を分析する
と、原油の粘性が高ければ、それだけ温度上昇につれて
粘性の減少する度合も大であることが分かる。流れてい
る流体の温度は、注意深く研究する必要がある。なぜな
ら、原油の吸上げヘッドをふやすより、流体を加熱する
ほうが経済的だからである。
(μ)の変化と温度との関係を示した図4を分析する
と、原油の粘性が高ければ、それだけ温度上昇につれて
粘性の減少する度合も大であることが分かる。流れてい
る流体の温度は、注意深く研究する必要がある。なぜな
ら、原油の吸上げヘッドをふやすより、流体を加熱する
ほうが経済的だからである。
【0018】方程式(1)は、層流の場合、パイプライ
ン内での圧力降下が、直接に流体の粘性に比例すること
を示している。
ン内での圧力降下が、直接に流体の粘性に比例すること
を示している。
【0019】
【数1】 この式において、ΔH=圧力降下、f=摩擦係数、L=
パイプラインの長さ、V=流体の速度、D=パイプライ
ンの口径、g=重力の加速度、μ=流体の粘性である。
パイプラインの長さ、V=流体の速度、D=パイプライ
ンの口径、g=重力の加速度、μ=流体の粘性である。
【0020】図4の線図と方程式(2)を分析すると、
次のことがわかる。すなわち、所与の流体温度を20℃
に高めることにより、初期温度と原油の種類とに応じ
て、圧力降下は50%から70%減少し、原油の初期温
度が低く、粘性が高ければ、それだけ圧力降下の減少率
も大となるということである。
次のことがわかる。すなわち、所与の流体温度を20℃
に高めることにより、初期温度と原油の種類とに応じ
て、圧力降下は50%から70%減少し、原油の初期温
度が低く、粘性が高ければ、それだけ圧力降下の減少率
も大となるということである。
【0021】前述のデータにもとづいて、ジュール効果
にもとづき海底の可とう性パイプラインを電気的に加熱
するシステムが得られる。言いかえると、この場合、熱
は、可とう性パイプラインの金属外装を通る電流の循環
によって発生せしめられる。このシステムは、参考例と
して示した図5から分かるように、プラットフォーム1
5から海底19に配置された湿式クリスマスツリー17
まで延びる可とう性パイプライン13と、電源となる制
御された整流ユニット21と、ブラッケット25により
可とう性パイプライン13と平行に保持された電気ケー
ブル23と、金属製外装と電気的に絶縁された2個の端
子接続部27とを有している。
にもとづき海底の可とう性パイプラインを電気的に加熱
するシステムが得られる。言いかえると、この場合、熱
は、可とう性パイプラインの金属外装を通る電流の循環
によって発生せしめられる。このシステムは、参考例と
して示した図5から分かるように、プラットフォーム1
5から海底19に配置された湿式クリスマスツリー17
まで延びる可とう性パイプライン13と、電源となる制
御された整流ユニット21と、ブラッケット25により
可とう性パイプライン13と平行に保持された電気ケー
ブル23と、金属製外装と電気的に絶縁された2個の端
子接続部27とを有している。
【0022】図6から分かるように、可とう性パイプラ
イン13は、基本的には、ポリアミド被覆層29と、2
重の交差補強外装31と、ポリアミド層33と、ステン
レス鋼の内側カーカス35とから成っている。可とう性
パイプライン13は、頂部のところに配置されたコネク
タ27を介して、頂部がアダプタ37と結合され、頂部
の内部では絶縁体39及び支持体41と結合されてい
る。また、パイプライン13の2重の交差補強外装31
は、折曲げられて、ブラケット43により保持されてい
る。ブラケット43は、コネクタの内側で、端部を支持
体41に保持された絶縁体39の内側に連結されてい
る。更に、コネクタ27内には、絶縁充てん材45が充
てんされている。電流は、制御された整流ユニット21
から出て、2重の交差補強外装31(引張り外装)を通
り、可とう性パイプライン13の外部に設けられた電気
ケーブルを介して戻って来る。
イン13は、基本的には、ポリアミド被覆層29と、2
重の交差補強外装31と、ポリアミド層33と、ステン
レス鋼の内側カーカス35とから成っている。可とう性
パイプライン13は、頂部のところに配置されたコネク
タ27を介して、頂部がアダプタ37と結合され、頂部
の内部では絶縁体39及び支持体41と結合されてい
る。また、パイプライン13の2重の交差補強外装31
は、折曲げられて、ブラケット43により保持されてい
る。ブラケット43は、コネクタの内側で、端部を支持
体41に保持された絶縁体39の内側に連結されてい
る。更に、コネクタ27内には、絶縁充てん材45が充
てんされている。電流は、制御された整流ユニット21
から出て、2重の交差補強外装31(引張り外装)を通
り、可とう性パイプライン13の外部に設けられた電気
ケーブルを介して戻って来る。
【0023】本発明によれば、可とう性パイプラインの
各層の絶縁や電気接続には、以上とは別の態様も可能で
ある。図7の場合、図6のポリアミド層33に代えて電
気絶縁層47が設けられている。電流は、この場合、外
装31を介して伝えられ、カーカスを介して戻る。この
実施例の場合、電気ケーブル23は用いないで済む。こ
のため材料の節約にもなれば、電気ケーブルが接続され
ていないので、取扱いや設置も容易になる。外装31
と、重ね合わされたステンレス鋼のカーカス35とは、
パイプライン内で絶縁され、コネクタ27とも絶縁され
ており、電気的にケーブル49を介して接続されてい
る。
各層の絶縁や電気接続には、以上とは別の態様も可能で
ある。図7の場合、図6のポリアミド層33に代えて電
気絶縁層47が設けられている。電流は、この場合、外
装31を介して伝えられ、カーカスを介して戻る。この
実施例の場合、電気ケーブル23は用いないで済む。こ
のため材料の節約にもなれば、電気ケーブルが接続され
ていないので、取扱いや設置も容易になる。外装31
と、重ね合わされたステンレス鋼のカーカス35とは、
パイプライン内で絶縁され、コネクタ27とも絶縁され
ており、電気的にケーブル49を介して接続されてい
る。
【0024】図8の実施例の場合は、電流の循環が、ス
テンレス鋼のカーカス35を介して送られ、パイプライ
ン13の外部に取付けられた電気ケーブルを介して戻さ
れる。この形式を選択する場合は、熱の発生がパイプラ
イン内側のすぐ近くのところに集中する利点が得られ
る。外装31とカーカス35とは、互いに絶縁され、コ
ネクタ27とも絶縁されている。また、電気ケーブル5
1がカーカス35と接続されている。
テンレス鋼のカーカス35を介して送られ、パイプライ
ン13の外部に取付けられた電気ケーブルを介して戻さ
れる。この形式を選択する場合は、熱の発生がパイプラ
イン内側のすぐ近くのところに集中する利点が得られ
る。外装31とカーカス35とは、互いに絶縁され、コ
ネクタ27とも絶縁されている。また、電気ケーブル5
1がカーカス35と接続されている。
【0025】カーカス35を介して加熱するシステムは
熱源とパイプライン内側との間がより近くなる利点に加
えて、もう一つの重要な可能性を有している。パイプラ
イン内にパラフィンが生成してパイプラインをふさいで
しまい、これを除去せねばならない場合がある。その場
合には、圧縮空気を注入し、妨害しているパラフィンに
孔を開けたあと、水を注入し、その孔に充てんする。こ
れによって、電流は、内側のカーカス35と電気接触す
るであろう流体を介して流れることができる。
熱源とパイプライン内側との間がより近くなる利点に加
えて、もう一つの重要な可能性を有している。パイプラ
イン内にパラフィンが生成してパイプラインをふさいで
しまい、これを除去せねばならない場合がある。その場
合には、圧縮空気を注入し、妨害しているパラフィンに
孔を開けたあと、水を注入し、その孔に充てんする。こ
れによって、電流は、内側のカーカス35と電気接触す
るであろう流体を介して流れることができる。
【0026】更に、図9、図10、図11の場合、外装
31は、重ね合わされたステンレス鋼のカーカス35及
びコネクタ27と絶縁されている。また、このカーカス
35とコネクタ27とは電気接続されている。外装31
とカーカス35とは、パイプライン内では絶縁され、コ
ネクタ27を介して電気接続されている。さもなけれ
ば、外装31とカーカス35とは互いに絶縁されるよう
にし、外装31がコネクタ27及び、コネクタ27と絶
縁されたカーカスに接続されるようにする。
31は、重ね合わされたステンレス鋼のカーカス35及
びコネクタ27と絶縁されている。また、このカーカス
35とコネクタ27とは電気接続されている。外装31
とカーカス35とは、パイプライン内では絶縁され、コ
ネクタ27を介して電気接続されている。さもなけれ
ば、外装31とカーカス35とは互いに絶縁されるよう
にし、外装31がコネクタ27及び、コネクタ27と絶
縁されたカーカスに接続されるようにする。
【0027】海底に布設する電気加熱される可とう性パ
イプラインを備えた海底パイプラインシステムは、本発
明の実施例によれば、図12に見られるように、海底1
9に接地された下端部に電極55を有する電気ケーブル
53を備えている。電流の帰還は、外装31、カーカス
35のいずれを介して戻る場合も、海底19に設置され
た電極55を介して且つ電気ケーブル53を通して行な
われる。このシステムは、複数のサテライト油井が、電
気加熱されるシステムを利用している場合に適してい
る。なぜなら、それらの油井すべてに共通の1つの帰路
を得ることができるからである。加えて、このシステム
によれば、パイプライン付属具の絶縁が不要のため、付
属具の細部を簡単化することができる。すなわち、電気
的に付属具に接続される導電的なカーカスが海水を介し
て電極との間の回路を閉じることになる。このシステム
の場合、場合によっては、付属具に接続される構成要素
(WCT、すなわち湿式クリスマスツリーや、可とう性
パイプラインの金属層自体)に陰極防食を施すこともで
きる。
イプラインを備えた海底パイプラインシステムは、本発
明の実施例によれば、図12に見られるように、海底1
9に接地された下端部に電極55を有する電気ケーブル
53を備えている。電流の帰還は、外装31、カーカス
35のいずれを介して戻る場合も、海底19に設置され
た電極55を介して且つ電気ケーブル53を通して行な
われる。このシステムは、複数のサテライト油井が、電
気加熱されるシステムを利用している場合に適してい
る。なぜなら、それらの油井すべてに共通の1つの帰路
を得ることができるからである。加えて、このシステム
によれば、パイプライン付属具の絶縁が不要のため、付
属具の細部を簡単化することができる。すなわち、電気
的に付属具に接続される導電的なカーカスが海水を介し
て電極との間の回路を閉じることになる。このシステム
の場合、場合によっては、付属具に接続される構成要素
(WCT、すなわち湿式クリスマスツリーや、可とう性
パイプラインの金属層自体)に陰極防食を施すこともで
きる。
【0028】電流に関しては、各システムは、各タイプ
の変化形に合った特別の設備に応じて、直流又は交流で
動作できる。しかし、加熱用には直流を用いるのが望ま
しい。直流は、同じピーク電圧時に交流より高い熱を発
生するからである。また、直流は、絶縁材がより少なく
て済み、容量性及び誘導性のリアクタンスなしに回路を
純抵抗的な回路にするので、インピーダンスが低減され
る。
の変化形に合った特別の設備に応じて、直流又は交流で
動作できる。しかし、加熱用には直流を用いるのが望ま
しい。直流は、同じピーク電圧時に交流より高い熱を発
生するからである。また、直流は、絶縁材がより少なく
て済み、容量性及び誘導性のリアクタンスなしに回路を
純抵抗的な回路にするので、インピーダンスが低減され
る。
【0029】図13に示した電気回路から分かるよう
に、この回路は、直流電源を有する純抵抗回路である。
この図において、Vccは印加直流電流の電圧、Rd は可
とう性パイプラインの電気抵抗、Rc は電流帰還用のケ
ーブルの電気抵抗、Iは循環電流である。
に、この回路は、直流電源を有する純抵抗回路である。
この図において、Vccは印加直流電流の電圧、Rd は可
とう性パイプラインの電気抵抗、Rc は電流帰還用のケ
ーブルの電気抵抗、Iは循環電流である。
【0030】Rc /Rd の比は、出来るだけ低くせねば
ならない。パイプラインやケーブル内に発生する熱は、
それらのものの電気抵抗に比例するからである。したが
って、電気ケーブルの寸法づけのさい、この点に留意し
て、高い加熱効率が得られるようにせねばならない。原
油の温度制御は、OCDC57後方の原油到着パイプラ
インに設けられた温度センサ59により行なわれる。こ
のセンサ59は、整流ユニット21に信号を送り、整流
ユニット21はケーブルを介して電流を制御する。かく
して流体流の連続的制御が達成される。
ならない。パイプラインやケーブル内に発生する熱は、
それらのものの電気抵抗に比例するからである。したが
って、電気ケーブルの寸法づけのさい、この点に留意し
て、高い加熱効率が得られるようにせねばならない。原
油の温度制御は、OCDC57後方の原油到着パイプラ
インに設けられた温度センサ59により行なわれる。こ
のセンサ59は、整流ユニット21に信号を送り、整流
ユニット21はケーブルを介して電流を制御する。かく
して流体流の連続的制御が達成される。
【0031】本発明による可とう性の海底パイプライン
用電気加熱システムは、極めて簡単であり、かつまた完
全に国産技術の枠内のものである。このシステムを完成
させるのに要する投資額は、比較的小さく、基本的には
供給されるべき熱量に左右される。この熱量は、また、
パイプラインの断熱度の関数として最小限に抑えられる
であろう。
用電気加熱システムは、極めて簡単であり、かつまた完
全に国産技術の枠内のものである。このシステムを完成
させるのに要する投資額は、比較的小さく、基本的には
供給されるべき熱量に左右される。この熱量は、また、
パイプラインの断熱度の関数として最小限に抑えられる
であろう。
【0032】
【発明の効果】本発明による加熱システムにより得られ
る効果として挙げられるのは、とりわけ、原油温度の自
動制御、調節された温度の容易な修正、制限要因である
パイプライン内の圧力降下を除去することによる原油産
出量の増大、油田からの原油実収率の増加、パイプライ
ン内壁へ付着するパラフィン物質の低減もしくは除去等
である。
る効果として挙げられるのは、とりわけ、原油温度の自
動制御、調節された温度の容易な修正、制限要因である
パイプライン内の圧力降下を除去することによる原油産
出量の増大、油田からの原油実収率の増加、パイプライ
ン内壁へ付着するパラフィン物質の低減もしくは除去等
である。
【0033】更にここで指摘しておかねばならないの
は、このシステムは、単に原油流のみを対象としたもの
ではなく、ガスのパイプラインにも利用できる点であ
る。その場合には、したがって、生成する水化物を低減
又は除去したり、掻取具又はピッグによる清掃の必要が
低減又は解消される。
は、このシステムは、単に原油流のみを対象としたもの
ではなく、ガスのパイプラインにも利用できる点であ
る。その場合には、したがって、生成する水化物を低減
又は除去したり、掻取具又はピッグによる清掃の必要が
低減又は解消される。
【図1】約600mまでの水深のところに用いる公知の
可とう性パイプラインの構造を示した斜視図。
可とう性パイプラインの構造を示した斜視図。
【図2】約600m以上の水深のところに用いる公知の
可とう性パイプラインの構造を示した斜視図。
可とう性パイプラインの構造を示した斜視図。
【図3】使用水深(m)とパイプライン口径(cm)との
関係を示した図で、水深の深いところで用いるためのパ
イプライン口径の限度を示したもの。
関係を示した図で、水深の深いところで用いるためのパ
イプライン口径の限度を示したもの。
【図4】ブラジル、リオデジャネイロのカンポス海盆で
産出される数種の原油について、粘性(CP)の変化を
温度との関係で示した線図。
産出される数種の原油について、粘性(CP)の変化を
温度との関係で示した線図。
【図5】可とう性の海底パイプラインと平行に設けられ
た電流帰還用のケーブルを有する海底パイプライン用電
気加熱システムの図。
た電流帰還用のケーブルを有する海底パイプライン用電
気加熱システムの図。
【図6】図5に示したシステムの可とう性パイプライン
とコネクタとの縦断面図。
とコネクタとの縦断面図。
【図7】本発明による可とう性パイプラインの各層の絶
縁及び電気接続の別の態様を示した縦断面図。
縁及び電気接続の別の態様を示した縦断面図。
【図8】本発明による可とう性パイプラインの各層の絶
縁及び電気接続の更に別の態様を示した縦断面図。
縁及び電気接続の更に別の態様を示した縦断面図。
【図9】本発明による可とう性パイプラインの各層の絶
縁及び電気接続の更に別の態様を示した縦断面図。
縁及び電気接続の更に別の態様を示した縦断面図。
【図10】本発明による可とう性パイプラインの各層の
絶縁及び電気接続の更に別の態様を示した縦断面図。
絶縁及び電気接続の更に別の態様を示した縦断面図。
【図11】本発明による可とう性パイプラインの各層の
絶縁及び電気接続の更に別の態様を示した縦断面図。
絶縁及び電気接続の更に別の態様を示した縦断面図。
【図12】端部に電極を有する電流帰還用電気ケーブル
を備えた可とう性海底パイプライン用の電気加熱システ
ムを示した図。
を備えた可とう性海底パイプライン用の電気加熱システ
ムを示した図。
【図13】直流電流電源を有する純抵抗電気回路を示し
た図。
た図。
1 可とう性パイプライン 3 ステンレス鋼のらせん状カーカス 5 ポリアミド層 7 2重の交差補強外装 9 ポリアミド被覆層 11 ゼータワイヤのらせん状カーカス 13 可とう性パイプライン 15 プラットフォーム 17 湿式クリスマスツリー 19 海底 21 整流ユニット 23 電気ケーブル 25 ブラケット 27 コネクタ 29 ポリアミド被覆層 31 2重の交差補強外装 33 ポリアミド層 35 ステンレス鋼のカーカス 37 アダプタ 39 電気絶縁体 41 支持体 43 ブラケット 45 絶縁充てん材 47 電気絶縁層 49,51,53 電気ケーブル 55 電極(陽極)
Claims (1)
- 【請求項1】 電気加熱される可とう性パイプラインを
備えた海底パイプラインシステムであって、 海面プラットフォームと、海底に配置された湿式クリス
マスツリーと、前記海面プラットフォームから前記湿式
クリスマスツリーまで延びている可とう性パイプライン
とを含むシステムにおいて、 前記可とう性パイプラインは、半径方向内方に順次備え
られた、外側のポリアミド層(29)、2重の交差補強
外装(31)、内側のポリアミド層(33)、及び内側
に連結されたステンレス鋼のカーカス(35)を含み、 前記システムは、更に、前記海面プラットフォーム(1
5)から前記湿式クリスマスツリー(17)まで、少な
くとも前記2重の交差補強外装(31)を通して電流を
循環するための循環手段を含み、この循環手段は、前記
海面プラットフォーム(15)に備えられていて制御さ
れた整流ユニット(21)と、電極(55)を介して海
底において下端部が接地されている電気ケーブル(5
3)とを含み、 少なくとも前記2重の交差補強外装(31)を通して電
流を循環する前記循環手段が、海底に接地されている前
記電極(55)及び前記電気ケーブル(53)を介して
前記海面プラットフォーム(15)に備えた前記制御さ
れた整流ユニット(21)へ電流を流す手段を含むこと
を特徴とするシステム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
BR9005628 | 1990-11-07 | ||
BR9005628A BR9005628C1 (pt) | 1990-11-07 | 1990-11-07 | Método de desobstrução de linhas flexìveis submarinas. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04262190A JPH04262190A (ja) | 1992-09-17 |
JP2500242B2 true JP2500242B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=4050700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28986991A Expired - Lifetime JP2500242B2 (ja) | 1990-11-07 | 1991-11-06 | 電気加熱される可とう性パイプラインを備えた海底パイプラインシステム |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5289561A (ja) |
EP (1) | EP0485220B1 (ja) |
JP (1) | JP2500242B2 (ja) |
BR (1) | BR9005628C1 (ja) |
CA (1) | CA2055026C (ja) |
DE (1) | DE69101900T2 (ja) |
MX (1) | MX9101954A (ja) |
NO (1) | NO303949B1 (ja) |
RU (1) | RU2090016C1 (ja) |
Families Citing this family (67)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6041821A (en) * | 1994-02-04 | 2000-03-28 | Grossman; Kurt L. | Frozen pipe thawing system |
US5499528A (en) * | 1994-09-26 | 1996-03-19 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Apparatus for measuring hot gas content |
NO953217L (no) * | 1995-08-16 | 1997-02-17 | Aker Eng As | Metode og innretning ved rörbunter |
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