JP2024525621A - 多重経路リピーターシステム - Google Patents

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Abstract

Figure 2024525621000001
5G通信ネットワークなどの無線通信ネットワークは、基地局のサービスエリア内の無線通信基地局と1又は複数のユーザ機器デバイスとの間の帯域幅を拡張するために、MIMO技術を使用することができる。RF信号リピータは、MIMO基地局とMIMOユーザ機器との間の通信のための1又は複数の追加の物理的な通信路を提供するために、利用されることがある。これらのRF信号リピータは、周囲の環境内のMIMO通信路のダイバーシティを増加させるとみなすことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、FR1又はFR2周波数帯において機能する5G通信などの無線通信ネットワーク内のMIMO通信を改善するために、RF信号を用いることに概して関連する。
(関連出願の相互参照)
本出願は、2021年7月7日に提出された先願の米国仮出願第63/219,318に基づく実用特許出願である。前記出願日の利益は、米国特許法第119(e)条に基づき本明細書で主張され、引用により全体が本明細書に組み込まれる。
無線通信ネットワークは、無線通信基地局と、基地局のサービスエリア内の1又は複数のユーザ機器デバイスとの間の帯域幅を拡張するために、MIMO技術を用いることがある。無線通信ネットワークは、例えば、「FR1」及び「FR2」として示される2つの周波数帯において一般的に機能する5G通信ネットワークを含むことがある。FR1は、7.125GHz以下の周波数におおよそ対応し、FR2は、24.25GHz以上の「ミリ波」周波数に対応する。
MIMOのシナリオにおいて、MIMO基地局は、複数の空間層にわたって複数のデータストリームを送信することができる、複数の送信機無線連鎖を含むことが可能で、各MIMOユーザ機器デバイスは、複数の空間層にわたってそれらの複数のデータストリームを同時に受け取ることができる、複数の受信機無線連鎖を含むことが可能である。一般的に、MIMO基地局は、Mの送信機無線チェーンを提供し、単体のMIMOユーザ機器デバイスは、Nの受信機無線チェーンを提供する場合、システムは、min(M,N)に等しいいくつかの層にわたって、MIMO基地局と団体のユーザ機器との間の通信を、名目上提供する。MIMO基地局と単体のユーザ機器との間のこの通信のための帯域幅を拡張するために、基地局は、間にある環境を通じて、基地局からユーザ機器への物理的な送信経路に対応する独立した「通信路」に、各層を割り当てるように試みる。例えば、ある送信経路は、基地局からユーザ機器への、RF信号の直接の見通し線経路伝搬となることがあり、一方で第二、第三などの送信経路は、例えば、間にある環境内の構造物からの1又は複数の反射による、基地局からユーザ機器への、多重経路又はRF信号の非見通し線伝搬に対応することがある。
実際に、いくつかの実際の又は利用可能な空間層は、空間層min(M,N)の名目上の数字よりも小さくすることができる。間にある環境が、MIMO空間層に割り当てることができる、適する物理的な通信路の直交系を提供しない場合に、これが発生することがある。よって、例えば、金属の非吸収壁を有するシールドルーム内に基地局及びユーザ機器デバイスが囲まれるという望ましいが実践的でないシナリオにおいて、シールドルームは、壁からの反射の効力による多重経路に富む環境を提供し、通信路は全ての又はほとんどの名目上の空間層に対して利用可能となり得る。一方で、無響室内又は現実世界の環境内でのテストは、基地局とユーザ機器との間の見通し線送信に対する2つの直交RF偏光に対応する2より多くない使用可能空間層をよく示す。これは、間にある環境内の、適する周囲の反射する構造物の典型的な欠落による。
MIMO基地局、リピータ及びMIMOユーザ機器デバイスを含む、MIMO通信システムである。 プロセスフローである。 プロセスフローである。 プロセスフローである。
本発明は、直ちに、本書の一部を形成し、図示によって本発明が実践し得る特定の実施形態を示す添付の図面を参照しながら、以下でより完全に説明される。この発明は、しかしながら、多くの異なる形態において具体化されることがあり、本書で明らかにする実施形態に限定するように解釈されるべきではなく、むしろ本開示は完全かつ完璧とし、発明の範囲を当業者へ十分に伝えるために、これらの実施形態が提供される。特に、本発明は、方法又はデバイスとして具体化され得る。よって、本発明又は、完全なハードウェアの実施形態、完全なソフトウェアの実施形態、又はソフトウェアおよびハードウェアの様態を組み合わせる実施形態の形態をとり得る。したがって、以下の詳細な説明は、場面を限定して受け取られるべきでない。
本明細及び特許請求の範囲にわたって、以下の用語は、文脈上明確に示さない限り、本明細において明示的に関連付けられた意味を取る。本明細で使用される「一実施形態において」という表現は、同じ実施形態を指すとは限らないが、そうであってもよい。同様に、本明細で使用される「別の実施形態において」という表現は、必ずしも異なる実施形態を意味するものではない。本明細で使用される場合、用語「or」は包括的な「or」演算子であり、文脈で明らかに他のことを示さない限り、用語「and/or」と等価である。「~に基づく」という用語は、排他的でなく、文脈上明らかに異なることを示さない限り、記載されていない追加の要因に基づくことを許容する。加えて、明細書を通して、「a」、「an」、及び「the」の意味は、複数の参照を含む。「in」の意味は、「in」及び「on」を含む。
以下は発明の様相の基礎的な理解を提供するために、本発明の実施形態を簡単に説明する。この簡潔な説明は、広範囲の概要の説明を意図していない。重要な要素さや決定的な要素を明らかにする、又は範囲を記述したり狭めたりすることを意図するものではない。その目的は、後に述べられるより詳細な記述の前置きとして、単にいくつかコンセプトを簡単な形態で述べることである。
簡単に述べると、本発明の実施形態は、1又は複数のRF信号リピータを通じて基地局とユーザ機器との間の通信のための追加の経路を提供することによって、MIMO基地局とMIMOユーザデバイスとの間の拡張されたMIMO通信を提供する。上記のように、現実世界の環境は、基地局とユーザ機器との間の見通し線通信に対する2つの直交RF偏光に対応する、2以上でない使用可能な空間層をよく示し、これは、基地局とユーザ機器との間の及び周辺の、周囲の環境内の適する周囲の反射する構造物の一般的な不足による。本発明の実施形態は、MIMO基地局とMIMOユーザ機器との間の通信のための、1又は複数の追加の物理的な通信路を提供するために、RF信号リピータを用いる。これらのRF信号リピータは、周囲の環境内の通信路のダイバーシティを増加することとしてみなされ得る。必要とされる通信路のダイバーシティを提供する機会に依存するよりも、通信路は、直ちに追加の空間層の存在を強制するように、設計され得る。いくつかのアプローチにおいて、この技法は、「ホットスポット」をクエンチングするために、すなわち、MIMO基地局のサービスエリア内の特定の領域に対するMIMO基地局と高密度のユーザ機器デバイスとの間の通信のための追加の通信路ダイバーシティを提供するために、利用することがある。
(実例となるMIMO通信システム)
図1を参照しながら例示的なMIMOシナリオを説明する。このシナリオにおいて、MIMO基地局100は、MIMOユーザ機器120と通信し、多重経路MIMO通信は、RFリピータ110によって容易になる。
MIMO基地局100は、例えば、基地局のカバーエリア内の受信者とのFR1又はFR2通信のための5GのMIMO gNB基地局とすることがある。他の実施形態において、MIMO基地局100は、4GのMIMOeNB基地局とすることがある。
これらは非制限の例であり、実施形態は、MIMO通信原理と互換性のある任意の無線通信プロトコルに対して熟考される。
例示的な例として、MIMO基地局100は、基地局100とユーザ機器120との間の第一の経路に対応する第一のMIMO空間通信路、及び2つのセグメント152a及び152bを持つ第二の経路152に対応する第二のMIMO空間通信路の少なくとも2つのMIMO空間通信路を使用して、MIMOユーザ機器デバイス120と通信する。第二の経路のセグメント152aは、MIMO基地局100とRFリピータ110との間の経路であるが、第二の経路のセグメント152bは、RFリピータ110とユーザ機器120との間の経路である。よって、例示的な例において、第一の経路151は、基地局100とユーザ機器120との間の見通し線経路であるが、第二の経路152a、152bは、RFリピータ110を介する基地局100とユーザ機器120との間の非見通し線経路である。
MIMO基地局は、十分な角分解能を備える1又は複数のビームフォーミングアンテナを持つことによって、独立した経路151、152のための独立した空間通信路は区別可能である。例えば、MIMO基地局は、経路151に沿って(すなわち、ユーザ機器110の方向の)ビーム幅101wを持つ第一のビーム101、及び経路152aに沿って(すなわち、RFリピータ110の方向の)ビーム幅102wを持つ第二のビーム102を提供することができる。ユーザ機器120とRFリピータ110との間の中心角100wが、基地局100から見られるとき、ユーザ機器120及びRFリピータ110のそれぞれに面するビーム101、102のビーム幅101w、102wを超過する場合、空間通信路は区別可能である。
いくつかのアプローチにおいて、MIMO基地局100の1又は複数のビームフォーミングアンテナは、1又は複数のアレーアンテナを含むことができる。典型的なアレーアンテナは、エリアMλ×Nλを持つ物理的な開口部を形成する並んだ要素とすることがあり、λは通信システムの動作周波数に対応する波長であり、M及びNは、1より大きい又は等しい数字である。M及びNは、整数、半整数又は他の分数とすることができる。ビームフォーミング機能は、次に、並んだアンテナの全体寸法に依存する。例えば、4λ×4λの開口部は、約12°の角分解能を提供するであろう。
ユーザ機器側からのMIMO通信に関しては、MIMOユーザ機器120は、十分な角分解能を備える1又は複数のビームフォーミングアンテナを持つことによって、独立した経路151、152のための独立した空間通信路を同様に区別することができる。例えば、MIMOユーザ機器は、経路151に沿って(すなわち、基地局100の方向に)ビーム幅121wを有する第一のビーム121、及び経路152bに沿って(すなわち、RFリピータ110の方向に)ビーム幅122wを有する第二のビーム122を提供することができる。基地局100とRFリピータ110との間の中心角120wは、ユーザ機器120から見る際に、基地局100及びRFリピータ110のそれぞれの方へ向けられたビーム121、122のビーム幅121w、122wを超過する場合、空間通信路は区別可能である。
いくつかのアプローチにおいて、MIMOユーザ機器120の1又は複数のビームフォーミングアンテナは、1又は複数のアレーアンテナを含むことができる。典型的なアレーアンテナは、エリアMλ×Nλを有する物理的な開口部を形成する並んだ要素となることがあり、λは、通信システムの動作周波数に対応する波長であり、M及びNは、1より大きい又は等しい数字である。M及びNは、整数、半整数又は他の分数とすることができる。例えば、4λ×4λの開口部は、約12°の角分解能を提供するであろう。いくつかのシナリオにおいて、MIMOユーザ機器は、空間通信路を区別するために、より高い角分解能を提供する比較的により大きな開口部を備える無線機器に固定されることがあるが、他のシナリオにおいて、MIMOユーザ機器は、モバイルフォンなどのより小さいデバイスとなることがあり、後者の場合、角度分離度120wは、90°又はより多きいことを必要とすることがある。
図1の例示的なシナリオにおいて、RFリピータ110は、ポスト、柱、建物の隅、又はRFリピータの設置に適するいかなる他の構造物となり得る、構造物110aに設置されるデバイスとすることがある。RFリピータは、基地局100からの信号を受け取り、受け取った信号を、ユーザ機器120へ再放送するように構成される。リピータは、基地局100を指向するビームを提供するドナーアンテナ(例えば、110d)、ユーザ機器120を含む再放送エリアを覆うビームを提供するサービスアンテナ(110s)を含むことができる。ドナーアンテナ及び/又はサービスアンテナは、ホログラフィックビームフォーミングアンテナなどの、電子的に調節可能なアンテナとすることができる。種々のRFリピータ構造は、例えば、参照により本明細書へ組み込まれる米国特許第10,425,905において説明される。
図1の例示的な例は、第一の通信路151は見通し線通信路であり、第二の通信路152は非見通し線通信路である、2つの空間通信路151及び152を描くが、他の実施形態において、両方の通信路は非見通し線となることがある。例えば、第一の通信路は、環境内の周囲の反射する構造物によって反射されることがある、又は第一の通信路は、示されていない第二のリピータへ向けられることがある。さらに他の実施形態において、
基地局100とユーザ機器120との間のMIMO通信は、3つの通信路にわたって発生することがあり、第一は、経路151に対応する見通し線通信路であり、第二は、リピータ110による経路152a、152bに対応する非見通し線通信路であり、第三は、(示されていない)別のリピータによって第三の経路に対応する非見通し線通信路である。
いくつかのアプローチにおいて、1以上のユーザ機器デバイスは、領域内に実質的に共同して配置されることがあり、実施形態は、これらの実質的に共同して配置されるユーザ機器デバイスに対する帯域幅を増大するために「ホットスポットの抑制」を提供するために、MIMO技法を用いる。図1の例示的なシナリオにおいて、2つのユーザ機器デバイス120、120´は、第一の経路151及び第二の経路152bの交差点に共同して設置されることがある。よって、ユーザ機器デバイス120、120´のどちらか又は両方は、第一の経路151及び第二の経路152bによって提供される、第一及び第二の空間層のどちらか又は両方へのアクセスを有することがある。例えば、ユーザ機器デバイス120は、MIMO基地局100との通信のために、第一の空間層を利用することがあり、一方でユーザ機器120´は、MIMO基地局100と通信するために、第二の空間層を利用することがある。
(例示的なプロセスフロー)
図2を参照すると、例示的な実施形態がプロセスフロー図として描かれる。プロセス200は、図1におけるMIMOユーザ機器120又は120´などの、MIMOユーザ機器デバイスのオペレーションのプロセスである。プロセス200は、サブオペレーション211及び212のうちの1つ又は両方を実行する作用210を含む。サブオペレーション211は、MIMOユーザ機器とMIMO基地局との間の第一の経路に対応する第一のダウンリンクMIMO空間通信路を介して、MIMO基地局から第一のダウンリンク情報を受け取っている。例えば、図1において、MIMOユーザ機器120は、第一の経路151に対応する第一のダウンリンクMIMO空間通信路を介して、第一のダウンリンク情報を受け取ることができる。サブオペレーション212は、無線リピータによって提供されるように、MIMOユーザ機器とMIMO基地局との間の第二の経路に対応する第二のダウンリンクMIMO空間通信路を介して、MIMO基地局から第二のダウンリンク情報を受け取る。例えば、図1において、MIMOユーザ機器120は、第二のダウンリンクMIMO空間を介して、第二の経路152bに対応する第二のダウンリンク情報を受け取ることができる。あるいは、第一の経路151及び第二の経路152bの交差点に共同で設置される独立したMIMOユーザ機器120´は、第二の経路152bに対応する第二のダウンリンクMIMO空間通信路を介して、第二のダウンリンク情報を受け取ることができる。
プロセス200は、別の無線リピータによって提供されるように、MIMOユーザ機器とMIMO基地局との間の第三の経路に対応する第三のMIMO空間通信路を介して、MIMO基地局から第三のダウンリンク情報を受け取るオペレーション220を、任意でさらに含む。
プロセス200は、サブオペレーション231及び232のうちの1つ又は両方を実行するオペレーション230を、任意でさらに含む。サブオペレーション231は、第一の経路に対応する第一のアップリンクMIMO空間通信路を介して、第一のアップリンク情報を、MIMO基地局へ送信している。例えば、図1において、MIMOユーザ機器120は、第一の経路151に対応する第一のアップリンクMIMO空間通信路を介して、第一のアップリンク情報を送信することができる。サブオペレーション232は、第二の経路に対応する第二のアップリンクMIMO空間通信路を介して、第二のアップリンク情報を、MIMO基地局へ送信している。例えば、図1において、MIMOユーザ機器120は、第二の経路152bに対応する第二のアップリンクMIMO空間を介して、第二のアップリンク信号を送信することができる。あるいは、第一の経路151及び第二の経路152bの交差点に共同して設置される独立したMIMOユーザ機器120´は、第二の経路152bに対応する第二のアップリンクMIMO空間通信路を介して、第二のアップリンク情報を送信することができる。
図3を参照すると、例示的な実施形態が、プロセスフロー図として描かれる。プロセス300は、図1におけるMIMO基地局100などの、MIMO基地局のオペレーションのためのプロセスである。プロセス300は、MIMO基地局とMIMO機器との間の第一の経路に対応する第一のダウンリンクMIMO空間通信路を介して、MIMO基地局から第一のMIMOユーザ機器へ第一のダウンリンク情報を送信する、オペレーション311を含む。例えば、図1において、MIMO基地局100は、MIMO基地局100とMIMOユーザ機器120との間の第一の経路151に対応する第一のダウンリンクMIMO空間通信路を介して、ダウンリンク情報を、MIMOユーザ機器120へ送信することができる。プロセス300は、無線リピータによって提供されるように、MIMO基地局とMIMOユーザ機器との間の第二の経路に対応する第二のダウンリンクMIMO空間通信路を介して、MIMO基地局から第二のMIMOユーザ機器へ、第二のダウンリンク情報を送信する、オペレーション312をさらに含む。例えば、図1において、MIMO基地局100は、無線リピータ110によって提供されるように、MIMO基地局100とMIMOユーザ機器120との間の第二の経路152a、152bに対応する第二のダウンリンクMIMO空間通信路を介して、第二のダウンリンク情報を、同様のMIMOユーザ機器120へ、さらに送信することができる。あるいは、MIMO基地局100は、第二の経路152a、152bに対応する第二のダウンリンクMIMO空間通信路を介して、第二のダウンリンク情報を、第一の経路及び第二の経路の交差点に共同して設置された異なるMIMOユーザ機器120´へ送信することができる。
プロセス300は、別の無線リピータによって提供されるように、第一のMIMOユーザ機器とMIMO基地局との間の第三の経路に対応する第三のMIMO空間通信路を介して、MIMO基地局からMIMOユーザ機器へ、第三のダウンリンク信号を送信する、オペレーション320を任意にさらに含む。
プロセス300は、第一の経路に対応する第一のアップリンクMIMO空間通信路を介して、第一のMIMOユーザ機器から、第一のアップリンク情報を受け取る、オペレーション331を任意にさらに含む。例えば、図1において、MIMO基地局100は、MIMO基地局100とMIMOユーザ機器120との間の第一の経路151に対応する第一のアップリンクMIMO空間通信路を介して、MIMOユーザ機器120からアップリンク情報を受け取ることができる。プロセス300は、第二の経路に対応する第二のアップリンクMIMO空間通信路を介して、第二のMIMOユーザ機器から、第二のアップリンク情報を受け取る、オペレーション332を任意にさらに含む。例えば、図1において、MIMO基地局100は、無線リピータ110によって提供されるように、MIMO基地局100とMIMOユーザ機器120との間の第二の経路152a、152bに対応する第二のダウンリンクMIMO空間通信路を介して、同様のMIMOユーザ機器120から第二のダウンリンク情報を、さらに受け取ることができる。あるいは、MIMO基地局100は、第二の経路152a、152bに対応する第二のダウンリンクMIMO空間通信路を介して、第一の経路151及び第二の経路152bの交差点に共同して設置された異なるMIMOユーザ機器120´から、第二のアップリンク情報を受け取ることができる。
図4を参照すると、例示的な実施形態は、プロセスフロー図として描かれる。プロセス400は、図1におけるRFリピータ110などの、RFリピータの作用のためのプロセスである。プロセス400は、MIMO基地局から無線リピータを通して第二のMIMOユーザ機器への第二の経路に対応する第二のダウンリンクMIMO空間通信路を介して第二のMIMOユーザ機器へ通信されるために、MIMO基地局から第一のMIMOユーザ機器への第一の経路に対応する第一のダウンリンクMIMO空間通信路を介して、第一のMIMOユーザ機器と通信しているMIMO基地局からダウンリンク情報を受け取るオペレーション410、及び受け取ったダウンリンク情報を、第二のMIMO空間通信路を介して第二のMIMOユーザ機器へ送信するオペレーション420を含む。例えば、図1において、リピータ110は、第二の経路152a、152bに対応する第二のダウンリンクMIMO空間通信路を介して同様のIMOユーザ機器120へ通信されるように、第一の経路151に対応する第一のダウンリンクMIMO空間通信路を介して、MIMOユーザ機器120と通信しているMIMO基地局100から、ダウンリンク情報を受け取ることができる。あるいは、リピータ110は、第二の経路152a、152bに対応する第二のダウンリンクMIMO空間通信路を介して異なるMIMOユーザ機器120´へ通信されるために、第一の経路151に対応する第一のダウンリンクMIMO空間通信路を介してMIMOユーザ機器120と通信しているMIMO基地局110から、ダウンリンク情報を受け取ることが可能で、ユーザ機器120、120´は、第一の経路151及び第二の経路152bの交差点に共同して設置される。
プロセス400は、第二の経路に対応する第二のアップリンクMIMO空間通信路を介して、第二のMIMOユーザ機器からアップリンク情報を受け取るオペレーション430、及び第二のアップリンクMIMO空間通信路を介して、受け取られたアップリンク情報をMIMO基地局へ送信するオペレーション440を、任意にさらに含む。例えば、図1において、第二のMIMOユーザ機器は、第一の経路121に対応する第一のMIMO空間通信路を介してMIMO基地局と通信している同様のMIMOユーザ機器120とすることができる。あるいは、図1において、第二のMIMOユーザ機器は、第一の経路151及び第二の経路152bの交差点に、ユーザ機器120と共同して設置された異なるMIMOユーザ機器120´とすることができる。
1又は複数の実施形態(図に示されていない)において、コンピューティングデバイスは、1又はCPUの代わりに、特定用途向け集積回路(ASICs)、Field Programmable Gate Arrays(FPGAs)、Programmable Array Logics(PALs)など、又はそれらの組み合わせなどの、1又は複数の埋め込みロジックハードウェアデバイスを含むことがある。埋め込みロジックハードウェアデバイスは、アクションを実行するために、埋め込みロジックを直接実施することができる。そのうえ、1又は複数の実施形態(図に示されていない)において、コンピュータデバイスは、CPUの代わりに、1又は複数のハードウェアマイクロコントローラーを含むことがある。1又は複数の実施形態において、1又は複数のマイクロコントローラーは、それら自身の埋め込みロジックを直接実施して、アクションを実行し、それ自身の内部又はメモリ、及びそれら自身の外部入力又は出力インターフェイス(例えば、ハードウェアピン及び/又は無線送受信機)へアクセスして、システムオンチップ(SOC)、外部メモリなどのアクションを実行することができる。1又は複数の実施形態において、1又は複数のマイクロプロセッサは、アクション及びそれら自身の内部又はメモリへのアクセスを実行するために、それら自身の埋め込みロジックを、システムオンチップ(SOC)、外部メモリなどのアクションを実行するために、それら自身の外部入力及び出力インターフェイス(例えば、ハードウェアピン及び/又は無線送受信機)を、直接実施することがある。示されないとはいえ、内部メモリ及び/又は外部メモリは、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール又は他のデータなどの情報の記憶のために、1又は複数のコンピュータ可読ストレージメディア(CRM)デバイスを含むことがある。CRMデバイスは、情報の一時的及び/又は非一時的な記憶を提供することがある。さらに、1又は複数の実施形態において、計算資源は、クラウドコンピューティングプラットフォームなどにわたって分配されることがある。
(発明の種々の実施形態の項目)
[第1項]
MIMOユーザ機器を動作させる方法であって、
前記MIMOユーザ機器と前記MIMO基地局との間の第一の経路に対応する第一のダウンリンクMIMO空間通信路を介して、MIMO基地局から第一のダウンリンク情報を受け取ること、及び
無線リピータによって提供されるように、前記MIMOユーザ機器と前記MIMO基地局との間の第二の経路に対応する第二のダウンリンクMIMO空間通信路を介して、前記MIMO基地局から第二のダウンリンク情報を受け取ること
のうちの1つ又は両方を含む、方法。
[第2項]
前記方法は、前記第一のダウンリンク情報の前記受け取り、及び前記第二のダウンリンク情報の前記受け取りの両方を含む、第1項に記載の方法。
[第3項]
前記方法は、前記第一のダウンリンク情報の前記受け取りを含み、前記第二のダウンリンク情報の前記受け取りを含まない、第1項に記載の方法。
[第4項]
前記方法は、前記第二のダウンリンク情報の前記受け取りを含み、前記第一のダウンリンク情報の前記受け取りを含まない、第1項に記載の方法。
[第5項]
前記第一の経路は見通し線経路であり、前記第二の経路は、非見通し線経路である、第1項に記載の方法。
[第6項]
前記MIMOユーザ機器は、モバイルユーザ機器である、第1項に記載の方法。
[第7項]
前記MIMOユーザ機器は、固定された無線アクセス(FWA)端末である、第1項に記載の方法。
[第8項]
前記MIMO基地局は、5GのMIMO基地局である、第1項に記載の方法。
[第9項]
前記5G MIMO基地局は、5GのFR1周波数帯で動作する、5G MIMO基地局である、第8項に記載の方法。
[第10項]
前記5G MIMO基地局は、5GのFR2周波数帯で動作する、5GのMIMO基地局である、第8項に記載の方法。
[第11項]
前記MIMO基地局は、4GのMIMO基地局である、第1項に記載の方法。
[第12項]
前記無線リピータは、前記MIMO基地局から前記第二のダウンリンク情報を受け取るように構成されるドナーアンテナと、前記MIMOユーザ機器へ前記第二のダウンリンク情報を送信するように構成されるサービスアンテナとを含む、第1項に記載の方法。
[第13項]
前記ドナーアンテナは、調整可能なビームフォーミングアンテナである、第12項に記載の方法。
[第14項]
前記調整可能なビームフォーミングアンテナは、ホログラフィックビームフォーミングアンテナである、第13項に記載の方法。
[第15項]
前記サービスアンテナは、調整可能なビームフォーミングアンテナである、第12項に記載の方法。
[第16項]
前記調整可能なビームフォーミングアンテナは、ホログラフィックビームフォーミングアンテナである、第15項に記載の方法。
[第17項]
前記MIMOユーザ機器は、選ばれた角分解能を提供するビームフォーミングアンテナシステムを含み、
前記第一の経路と前記第二の経路との間の角度分離度は、前記選ばれた角分解能よりも大きい、
第1項に記載の方法。
[第18項]
前記選ばれた角分解能は、90°より小さい、第17項に記載の方法。
[第19項]
前記選ばれた角分解能は、約12°である、第17項に記載の方法。
[第20項]
前記選ばれた角分解能は、90°より大きい又は等しい、第17項に記載の方法。
[第21項]
前記ビームフォーミングアンテナシステムは、Mλ×Nλの開口部を有するアレーアンテナを含み、Mは1より大きく、Nは1より大きい又は等しく、λはビームフォーミングアンテナシステムの動作周波数に対応する波長である、第17項に記載の方法。
[第22項]
別の無線リピータによって提供されるように、前記MIMOユーザ機器と前記MIMO基地局との間の第三の経路に対応する第三のMIMO空間通信路を介して、前記MIMO基地局から第三のダウンリンク情報を受け取ることをさらに含む、
第2項に記載の方法。
[第23項]
前記第一の経路に対応する第一のアップリンクMIMO空間通信路を介して、前記MIMO基地局へ第一のアップリンク情報を送信すること、及び
前記第二の経路に対応する第二のアップリンクMIMO空間通信路を介して、前記MIMO基地局へ第二のアップリンク情報を送信すること
のうちの1つ又は両方をさらに含む、第1項に記載の方法。
[第24項]
前記方法は、前記第一のアップリンク情報の送信、及び前記第二のアップリンク情報の送信の両方を含む、第23項に記載の方法。
[第25項]
前記方法は、前記第一のアップリンク情報の前記送信を含み、前記第二のアップリンク情報の前記送信を含まない、第23項に記載の方法。
[第26項]
前記方法は、前記第二のアップリンク情報の前記送信を含み、前記第一のアップリンク情報の前記送信を含まない、第23項に記載の方法。
[第27項]
前記第一のアップリンクMIMO空間通信路は、前記第一のダウンリンクMIMO空間通信路に等しく、前記第二のアップリンクMIMO空間通信路は、前記第二のダウンリンクMIMO空間通信路に等しい、第23項に記載の方法。
[第28項]
前記MIMOユーザ機器に、第1項から第27項のうちの任意の前記方法を行わせるために、自身に記憶された命令を有する1又は複数のメモリに結合される1又は複数のプロセッサを含む、MMIOユーザ機器。
[第29項]
MIMOユーザ機器に、第1項から第27項のうちの任意の前記方法を行わせるための命令を記憶するコンピュータ可読媒体。
[第30項]
MIMO基地局を動作させる方法であって、
前記MIMO基地局と前記MIMO機器との間の第一の経路に対応する第一のダウンリンクMIMO空間通信路を介して、前記MIMO基地局から第一のMIMOユーザ機器へ、第一のダウンリンク情報を送信すること、及び
無線リピータによって提供されるように、前記MIMO基地局と前記MIMOユーザ機器との間の第二の経路に対応する第二のダウンリンクMIMO空間通信路を介して、前記MIMO基地局から第二のMIMOユーザ機器へ、第二のダウンリンク情報を送信すること
を含む、方法。
[第31項]
前記第二のMIMOユーザ機器は、前記第一のMIMOユーザ機器である、第30項に記載の方法。
[第32項]
前記第一のMIMOユーザ機器及び前記第二のMIMOユーザ機器は、前記第一の経路及び前記第二の経路の交差点に共同して設置された異なるMMOユーザ機器である、第30項に記載の方法。
[第33項]
前記第一の経路は見通し線経路であり、前記第二の経路は非見通し線経路である、第30項に記載の方法。
[第34項]
前記第一の又は第二のMIMOユーザ機器は、モバイルユーザ機器である、第30項に記載の方法。
[第35項]
前記第一の又は第二のMIMOユーザ機器は、固定された無線アクセス(FWA)端末である、第30項に記載の方法。
[第36項]
前記MIMO基地局は、5GのMIMO基地局である、第30項に記載の方法。
[第37項]
前記5GのMIMO基地局は、5GのFR1周波数帯で動作する5GのMIMO基地局である、第36項に記載の方法。
[第38項]
前記5GのMIMO基地局は、5GのFR2周波数帯で動作する5GのMIMO基地局である、第36項に記載の方法。
[第39項]
前記MIMO基地局は、4GのMIMO基地局である、第30項に記載の方法。
[第40項]
前記MIMO基地局は、選ばれた角分解能を提供するビームフォーミングアンテナシステムを含み、
前記第一の経路と前記第二の経路との間の角度分離度は、前記選ばれた角分解能よりも大きい、
第30項に記載の方法。
[第41項]
前記選ばれた角分解能は、30°より小さい又は等しい、第40項に記載の方法。
[第42項]
前記選ばれた角分解能は、15°より小さい又は等しい、第40項に記載の方法。
[第43項]
前記選ばれた角分解能は、5°より小さい又は等しい、第40項に記載の方法。
[第44項]
前記ビームフォーミングアンテナシステムは、Mλ×Nλの開口部を有するアレーアンテナを含み、Mは1より大きく、Nは1より大きい又は等しく、λはビームフォーミングアンテナの動作周波数に対応する波長である、第40項に記載の方法。
[第45項]
前記無線リピータは、前記MIMO基地局から前記第二のダウンリンク情報を受け取るように構成されるドナーアンテナと、前記第二のMIMOユーザ機器へ前記第二のダウンリンク情報を送信するように構成されるサービスアンテナとを含む、第30項に記載の方法。
[第46項]
前記ドナーアンテナは、調整可能なビームフォーミングアンテナである、第45項に記載の方法。
[第47項]
前記調整可能なビームフォーミングアンテナは、ホログラフィックビームフォーミングアンテナである、第46項に記載の方法。
[第48項]
前記サービスアンテナは、調整可能なビームフォーミングアンテナである、第45項に記載の方法。
[第49項]
前記調整可能なビームフォーミングアンテナは、ホログラフィックビームフォーミングアンテナである、第48項に記載の方法。
[第50項]
別の無線リピータによって提供されるように、前記第一のMIMOユーザ機器と前記MIMO基地局との間の第三の経路に対応する第三のMIMO空間通信路を介して、前記MIMO基地局から前記第一のMIMOユーザ機器へ、第三のダウンリンク情報を送信することをさらに含む、第30項に記載の方法。
[第51項]
前記第一の経路に対応する第一のアップリンクMIMO空間通信路を介して、前記第一のMIMOユーザ機器から第一のアップリンク情報を受け取ること、及び
前記第二の経路に対応する第二のアップリンクMIMO空間通信路を介して、前記第二のMIMOユーザ機器から第二のアップリンク情報を受け取ること
をさらに含む、第30項に記載の方法。
[第52項]
前記第二のMIMOユーザ機器は、前記第一のMIMOユーザ機器である、第51項に記載の方法。
[第53項]
前記第一のMIMOユーザ機器及び第二のMIMOユーザ機器は、前記第一の経路及び前記第二の経路の交差点に共同して設置された異なるMIMOユーザ機器である、第51項に記載の方法。
[第54項]
前記第一のアップリンクMIMO空間通信路は、前記第一のダウンリンクMIMO空間通信路に等しく、前記第二のアップリンクMIMO空間通信路は、前記第二のダウンリンクMIMO空間通信路に等しい、第51項に記載の方法。
[第55項]
前記MIMIO基地局に、第30項から第54項のうちの任意の前記方法を行わせるために、自身に記憶された命令を有する1又は複数のメモリに結合される1又は複数のプロセッサを含む、MIMO基地局。
[第56項]
MIMO基地局に、第30項から第54項のうちの任意の方法を実行させるための命令を記憶する、コンピュータ可読媒体。

Claims (26)

  1. 無線リピータ動作させる方法であって、
    第一のMIMOユーザ機器と通信するMIMO基地局から、前記MIMO基地局から前記第一のMIMOユーザ機器への第一の経路に対応する第一のダウンリンクMIMO空間通信路を介して、
    前記MIMO基地局から前記無線リピータを通じる前記第二のMIMOユーザ機器への第二の経路に対応する第二のダウンリンクMIMO空間通信路を介して、第二のMIMO通信機器へ通信されるために、ダウンリンク情報を受け取ること、
    前記受け取られたダウンリンク情報を、前記第二のMIMO空間通信路を介して、前記第二のMIMOユーザ機器へ送信することとを含む、
    方法。
  2. 前記第二のMIMOユーザ機器は、前記第一のMIMOユーザ機器である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第一のMIMOユーザ機器及び前記第二のMIMOユーザ機器は、前記第一の経路及び前記第二の経路の交差点に共同して設置された異なるMIMOユーザ機器である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第一の経路は見通し線経路であり、前記第二の経路は非見通し線経路である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第一の又は第二のMIMOIユーザ機器は、モバイルユーザ機器である、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第一の又は第二のMIMOユーザ機器は、固定された無線アクセス(FWA)端末である、請求項1に記載の方法。
  7. 前記MIMO基地局は、5GのMIMO基地局である、請求項1に記載の方法。
  8. 前記5GのMIMO基地局は、5GのFR1周波数帯において動作する5GのMIMO基地局である、請求項7に記載の方法。
  9. 前記5GのMIMO基地局は、5GのFR2周波数帯において動作する5GのMIMO基地局である、請求項7に記載の方法。
  10. 前記MIMO基地局は、4GのMIMO基地局である、請求項1に記載の方法。
  11. 前前記無線リピータは、前記MIMO基地局から前記ダウンリンク情報を受け取るように構成されるダウンリンクドナーアンテナと、前記第二のMIMOユーザ機器へ前記ダウンリンク情報を送信するように構成されるダウンリンクサービスアンテナとを含む、請求項1に記載の方法。
  12. 前記ダウンリンクドナーアンテナは、調整可能なビームフォーミングアンテナである、請求項11に記載の方法。
  13. 前記調整可能なビームフォーミングアンテナは、ホログラフィックビームフォーミングアンテナである、請求項12に記載の方法。
  14. 前記ダウンリンクサービスアンテナは、調整可能なビームフォーミングアンテナである、請求項11に委細の方法。
  15. 前記調整可能なビームフォーミングアンテナは、ホログラフィックビームフォーミングアンテナである、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第一のMIMOユーザ機器は、前記第一の経路に対応する第一のアップリンクMIMO空間通信路を介して前記MIMO基地局と通信している前記方法であって、
    前記第二の経路に対応する第二のアップリンクMIMO空間通信路を介して、前記第二のMIMOユーザ機器からアップリンク情報を受け取ること、
    前記第二のアップリンクMIMO空間通信路を介して、前記受け取られたアップリンク情報を、前記MIMO基地局へ送信することとをさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  17. 前記第二のMIMOユーザ機器は、第一のMIMOユーザ機器である、請求項16に記載の方法。
  18. 前記第一のMIMOユーザ機器及び前記第二のMIMOユーザ機器は、前記第一の経路と前記第二の経路の交差点で共同して設置された異なるMIMOユーザ機器である、請求項16の方法。
  19. 前記第一のアップリンクMIMO空間通信路は、前記第一のダウンリンクMIMO空間通信路に等しく、前記第二のアップリンクMIMO空間通信路は、前記第二のダウンリンクMIMO空間通信路に等しい、請求項16に記載の方法。
  20. 前記無線リピータは、前記第二のMIMOユーザ機器から前記アップリンク情報を受け取るように構成されるアップリンクサービスアンテナと、前記MIMO基地局へ前記アップリンク情報を送信するように構成されるアップリンクドナーアンテナとを含む、請求項16に記載の方法。
  21. 前記アップリンクドナーアンテナは、調整可能なビームフォーミングアンテナである、請求項20に記載の方法。
  22. 前記調整可能なビームフォーミングアンテナは、ホログラフィックビームフォーミングアンテナである、請求項21に記載の方法。
  23. 前記アップリンクサービスアンテナは、調整可能なビームフォーミングアンテナである、請求項20に記載の方法。
  24. 前記調整可能なビームフォーミングアンテナは、ホログラフィックビームフォーミングアンテナである、請求項23に記載の方法。
  25. 前記無線リピータに、MIMOユーザ機器を動作させる方法を実行させるために、記憶された命令を有する1又は複数のメモリに結合された1又は複数のプロセッサであって、
    前記MIMOユーザ機器と前記MIMO基地局との間の第一の経路に対応する第一のダウンリンクMIMO空間通信路を介して、MIMO基地局から、第一のダウンリンク情報を受け取ること、
    無線リピータによって提供されるように、前記MIMOユーザ機器と前記MIMO基地局との間の第二の経路に対応する第二のダウンリンク空間通信路を介して、前記MIMO基地局から、第二のダウンリンク情報を受け取ることとを含む、1又は複数のプロセッサ
    を含む、無線リピータ。
  26. 無線リピータに、MIMOユーザ機器を動作させる方法を実行させる命令を記憶するコンピュータ可読媒体であって、
    前記MIMOユーザ機器と前記MIMO基地局との間の第一の経路に対応する第一のダウンリンクMIMO空間通信路を介して、MIMO基地局から第一のダウンリンク情報を受け取ること、
    無線リピータによって提供されるように、前記MIMOユーザ機器と前記MIMO基地局との間の第二の経路に対応する第二のダウンリンクMIMO空間通信路を介して、前記MIMO基地局から第二のダウンリンク情報を受け取ることとを含む。
    コンピュータ可読媒体。
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