JP2024521832A - エントロピーコーディング、デコーディング方法及び装置 - Google Patents

エントロピーコーディング、デコーディング方法及び装置 Download PDF

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Abstract

本出願は、エントロピーコーディング、デコーディング方法及び装置を開示し、本出願の実施例のエントロピーコーディング方法は、エントロピーコーディング装置が、コーディングすべきターゲット点群の疎密度情報を取得することと、前記疎密度情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定することと、前記プレースホルダコンテキストモデルのタイプに基づいて、前記ターゲット点群のエントロピーコーディングを行うこととを含む。

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2021年06月11日に中国で提出された中国特許出願No.202110656066.6の優先権を主張しており、同出願の内容のすべては、ここに参照として取り込まれる。
本出願は、画像処理分野に属し、特にエントロピーコーディング、デコーディング方法及び装置に関する。
点群コーディング参照ソフトウェアモデル(Point cloud Reference Software Model、PCRM)V3における2セットのコンテキストモデルは、それぞれ比較的疎な点群(cat1A、cat2frame)と比較的密な点群(cat1B、cat3)との二種類の点群に対し、そのコンテキストモデルの選択には、以下の不足が存在する。
1、デジタルオーディオビデオコーデック技術規格(Audio Video coding Standard、AVS)点群グループ公式試験シーケンスでは、cat1Bシーケンスは、点数が多く、記憶空間が大きいという特徴を有するが、その幾何的情報に代表される空間体積もそれに応じて比較的大きいため、点群全体を「密な」点群と見なすのは、必ずしも正確ではなく、それに応じてコンテキストモデル2を選択しても最適な性能が得られるとは限らない。
2、AVS点群グループの従来の試験条件では、その幾何学的非可逆条件で前処理過程において点群幾何座標を量子化し、これは、一定の程度で点群に対して異なる程度のスケーリングを行うと見なすことができる。そのため、幾何学的非可逆条件では、疎な点群(cat1A、cat2frame)は、低符号化率点において「疎」ではない。
一方、従来の構成では、同一のシーケンスの異なるスライス(slice)の各符号化率点でいずれも同一種類のコンテキストモデルとして構成され、最適な性能が得られない。
本出願の実施例は、従来のエントロピーコーディング過程における点群のコンテキストモデルの選択方式が、コーディング性能が最適になることを保証できないという問題を解決できるエントロピーコーディング、デコーディング方法及び装置を提供する。
第一の態様によれば、エントロピーコーディング方法を提供し、この方法は、
エントロピーコーディング装置が、コーディングすべきターゲット点群の疎密度情報を取得することと、
前記疎密度情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定することと、
前記プレースホルダコンテキストモデルのタイプに基づいて、前記ターゲット点群のエントロピーコーディングを行うこととを含む。
第二の態様によれば、エントロピーデコーディング方法を提供し、この方法は、
エントロピーデコーディング装置が、デコーディングすべきターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを取得することであって、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプが、前記ターゲット点群の疎密度情報によって決定されることと、
前記プレースホルダコンテキストモデルのタイプに基づいて、前記ターゲット点群のエントロピーデコーディングを行うこととを含む。
第三の態様によれば、エントロピーコーディング装置を提供し、この装置は、
コーディングすべきターゲット点群の疎密度情報を取得するための第一の取得モジュールと、
前記疎密度情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定するための第一の決定モジュールと、
前記プレースホルダコンテキストモデルのタイプに基づいて、前記ターゲット点群のエントロピーコーディングを行うためのコーディングモジュールとを含む。
第四の態様によれば、エントロピーデコーディング装置を提供し、この装置は、
デコーディングすべきターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを取得するための第二の取得モジュールであって、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプが、前記ターゲット点群の疎密度情報によって決定される第二の取得モジュールと、
前記プレースホルダコンテキストモデルのタイプに基づいて、前記ターゲット点群のエントロピーデコーディングを行うためのデコーディングモジュールとを含む。
第五の態様によれば、エントロピーコーディング装置を提供し、この装置は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の方法のステップを実現する。
第六の態様によれば、エントロピーコーディング装置を提供し、この装置は、プロセッサと通信インターフェースとを含み、ここで、前記プロセッサは、コーディングすべきターゲット点群の疎密度情報を取得することと、
前記疎密度情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定することと、
前記プレースホルダコンテキストモデルのタイプに基づいて、前記ターゲット点群のエントロピーコーディングを行うこととに用いられる。
第七の態様によれば、エントロピーデコーディング装置を提供し、この装置は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、第二の態様に記載の方法のステップを実現する。
第八の態様によれば、エントロピーデコーディング装置を提供し、この装置は、プロセッサと通信インターフェースとを含み、ここで、前記プロセッサは、デコーディングすべきターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを取得することであって、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプが、前記ターゲット点群の疎密度情報によって決定されることと、
前記プレースホルダコンテキストモデルのタイプに基づいて、前記ターゲット点群のエントロピーデコーディングを行うこととに用いられる。
第九の態様によれば、可読記憶媒体を提供し、前記可読記憶媒体上には、プログラム又は命令が記憶されており、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、第一の態様に記載の方法のステップを実現し、又は第二の態様に記載の方法のステップを実現する。
第十の態様によれば、チップを提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、第一の態様又は第二の態様に記載の方法のステップを実現するために用いられる。
第十一の態様によれば、コンピュータプログラム/プログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム/プログラム製品が非揮発性の記憶媒体に記憶されており、前記コンピュータプログラム/プログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、第一の態様又は第二の態様に記載の方法のステップを実現する。
第十二の態様によれば、通信機器を提供し、この通信機器は、第一の態様に記載の方法のステップを実行し、又は第二の態様に記載の方法のステップを実行するように構成される。
本出願の実施例では、ターゲット点群の疎密度情報を利用して、ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定することによって、プレースホルダコンテキストモデルの選択を合理的に行い、コーディング性能が最適になることを保証することができる。
AVSコーデックフレームワーク図である。 本出願の実施例のエントロピーコーディング方法のフローチャートである。 八つのサブノードの現在のノードに対する空間位置及び座標系の概略図である。 各サブノードの同層基準近隣ノードの概略図である。 現在のノードの4組の基準近隣ノードの概略図である。 各サブノードの親ノード層(現在のノード層)基準近隣ノードの概略図である。 各サブノードの同層同一平面上の近隣の概略図である。 本出願の実施例のエントロピーコーディング装置のモジュール概略図である。 本出願の実施例のエントロピーコーディング装置の構造ブロック図である。 本出願の実施例のエントロピーデコーディング方法のフローチャートである。 本出願の実施例のエントロピーデコーディング装置のモジュール概略図である。 本出願の実施例のコーデック装置の構造ブロック図である。
以下は、本出願の実施例における図面を結び付けながら、本出願の実施例における技術案を明瞭に記述し、明らかに、記述された実施例は、本出願の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者により得られたすべての他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。
本出願の明細書と特許請求の範囲における用語である「第一」、「第二」などは、類似している対象を区別するものであり、特定の順序又は前後手順を記述するためのものではない。理解すべきこととして、このように使用される用語は、適切な場合に交換可能であり、それにより本出願の実施例は、ここで図示又は記述されたもの以外の順序で実施されることが可能であり、且つ「第一」、「第二」によって区別される対象は、一般的には同一種類であり、対象の個数を限定せず、例えば第一の対象は、一つであってもよく、複数であってもよい。なお、明細書及び請求項における「及び/又は」は、接続される対象のうちの少なくとも一つを表し、文字である「/」は、一般的には前後関連対象が「又は」の関係であることを表す。
本出願の実施例におけるエントロピーコーディング方法に対応するエンコーダとエントロピーデコーディング方法に対応するデコーダは、いずれも端末であってもよく、この端末は、端末機器又はユーザ端末(User Equipment、UE)と呼ばれてもよく、端末は、携帯電話、タブレットパソコン(Tablet Personal Computer)、ラップトップコンピュータ(Laptop Computer)(又は、ノートパソコンと呼ばれる)、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、パームトップコンピュータ、ネットブック、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer、UMPC)、モバイルインターネットディバイス(Mobile Internet Device、MID)、拡張現実(augmented reality、AR)/仮想現実(virtual reality、VR)デバイス、ロボット、ウェアラブルデバイス(Wearable Device)又は車載機器(VUE)、歩行者端末(PUE)などの端末側機器であってもよく、ウェアラブルデバイスは、スマートウォッチ、ブレスレット、イヤホン、メガネなどを含む。説明すべきこととして、本出願の実施例の端末の具体的なタイプを限定するものではない。
理解を容易にするために、以下は、本出願の実施例に係わるいくつかの内容について説明する。
図1は、デジタルオーディオビデオコーデック技術規格コーデックフレームワーク図であり、点群AVSエンコーダフレームワークでは、点群の幾何情報と各点に対応する属性情報とは、別々にコーディングされる。まず幾何情報を座標変換し、点群がすべて一つのバウンディングボックス(bounding box)に含まれるようにする。そして量子化を行い、この量子化ステップは、主にスケーリングの役割を果たし、一部の点の幾何情報が同じになるように量子化して丸めるため、パラメータに基づいて重複点を除去するかどうかを決め、量子化と重複点除去の過程は、前処理過程に属する。それから、幅優先トラバースの順にbounding boxを分け(八分木/四分木/二分木)、各ノードのプレースホルダコードをコーディングする。八分木に基づく幾何学的コードフレームワークでは、バウンディングボックスを順に分けてサブ立方体を得、空でない(点群における点を含む)サブ立方体を分け続け、分けて得られたリーフノードが1×1×1の単位立方体になると、分けを停止させ、次にリーフノードに含まれる点数をコーディングし、最終的に幾何学的八分木のコーディングを完了し、バイナリコードストリームを生成する。八分木に基づく幾何学的デコーディング過程において、デコーディング端は、幅優先トラバースの順序に従って、絶えない解析により各ノードのプレースホルダコードを得るとともに、順にノードを絶えずに分け、1×1×1の単位立方体を得ると、分けを停止させ、解析して各リーフノードに含まれる点数を得、最終的に回復して幾何学的再構成点群情報を得る。
幾何学的コーディングが完了した後に、幾何情報を再構築する。現在、属性コーディングは、主に色、反射率情報をコーディングする。まず色空間の変換を行うかどうかを判断し、色空間変換を行う場合、色情報を赤緑青(Red Green Blue、RGB)色空間からYUV(Yは、輝度成分であり、UVは、クロマ成分である)色空間に変換する。そして、オリジナル点群を利用して再構築された点群を再着色することにより、コーディングされていない属性情報と再構築された幾何情報とを対応付ける。色情報コーディングでは、属性予測と属性変換の二つのモジュールに分けられる。属性予測過程は、まず点群を並べ替え、そして差分予測を行うことである。ここで、並べ替えの方法は、モートン並べ替えとヒルベルト(Hilbert)並べ替えの二つがある。cat1Aシーケンスとcat2シーケンスに対して、Hilbert並べ替えを行い、cat1Bシーケンスとcat3シーケンスに対して、モートン並べ替えを行う。並べ替え後の点群に対して差分方式で属性予測を行い、最後に予測残差を量子化してエントロピーコーディングし、バイナリコードストリームを生成する。属性変換過程は、まず点群属性に対してウェーブレット変換を行い、変換係数に対して量子化を行い、次に逆量子化、逆ウェーブレット変換によって属性再構築値を得、そしてオリジナル属性と属性再構築値との差を計算して属性残差を得てそれを量子化し、最後に量子化後の変換係数と属性残差とをエントロピーコーディングし、バイナリコードストリームを生成することである。本出願は、幾何学的コーディングと幾何学的デコーディング部分に関し、より正確には、本出願は、幾何学的コーディングと幾何学的デコーディング部分のエントロピーコーディングとエントロピーデコーディングを改良したものである。
以下では、図面を結び付けながら、いくつかの実施例及びその応用シナリオによって本出願の実施例によるエントロピーコーディング、デコーディング方法及び装置を詳細に説明する。
図2に示すように、本出願の実施例は、エントロピーコーディング方法を提供し、この方法は、以下を含む。
ステップ201、エントロピーコーディング装置は、コーディングすべきターゲット点群の疎密度情報を取得し、
説明すべきこととして、本出願でいうターゲット点群とは、点群シーケンス又は点群シーケンスにおける点群スライスであり、さらに、この点群シーケンスとは、コーディングすべき点群シーケンスを前処理した後の点群シーケンスであり、ここでいう前処理とは、座標並進と、座標量子化と、重複点除去とのうちの一つ又は複数である。
ステップ202、前記疎密度情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定し、
ステップ203、前記プレースホルダコンテキストモデルのタイプに基づいて、前記ターゲット点群のエントロピーコーディングを行う。
説明すべきこととして、本出願の実施例でいう、前記ターゲット点群のエントロピーコーディングを行うこととは、ターゲット点群の幾何情報をエントロピーコーディングすることである。
説明すべきこととして、ターゲット点群の疎密度情報を利用して、ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定し、さらにエントロピーコーディングを行うことによって、プレースホルダコンテキストモデルの選択を合理的に行い、コーディング性能が最適になることを保証することができる。
選択的に、上記ステップ201の採用可能な一つの実現方式は、以下のとおりである。
ステップ2011、前記ターゲット点群に対応するバウンディングボックスのサイズ情報及び前記ターゲット点群に含まれる点数情報を取得し、
説明すべきこととして、このバウンディングボックスのサイズ情報は、一般的にバウンディングボックスの縦横高さの情報、即ちX、YとZの三つの次元のサイズの大きさであり、このサイズ情報によってバウンディングボックスの体積を決定することができ、バウンディングボックスの体積は、長さ、幅と高さの積に等しい。
ステップ2012、前記サイズ情報及び前記点数情報に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定し、
このステップは、主にバウンディングボックスの体積及びバウンディングボックスに含まれる点の数によって、単一の点の占有体積を決定することができ、そして単一の点の占有体積を利用して、点群の疎密を決定する手順であり、具体的に実現方式は、
前記サイズ情報及び前記点数情報に基づいて、前記ターゲット点群における各点によるバウンディングボックスの平均占有体積である第一の体積を決定することと、
前記第一の体積と予め設定される閾値との関係に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定することとであってもよい。
さらに、各点によるバウンディングボックスの平均占有体積を利用して疎密度情報を決定するために採用可能な一つの実現方式は、以下の少なくとも一つを含み、
A11、前記第一の体積が前記予め設定される閾値よりも大きい場合、前記ターゲット点群の疎密度情報が疎な点群であると決定し、
A12、前記第一の体積が前記予め設定される閾値以下である場合、前記ターゲット点群の疎密度情報が密な点群であると決定する。
説明すべきこととして、本出願では、変数Sを導入することで第一の体積と予め設定される閾値との比較結果を表すことができ、Sの値は、以下のとおりであり、
ここで、Sは、疎密度情報であり、pは、第一の体積であり、p=V/Nであり、Vは、ターゲット点群に対応するバウンディングボックスの体積であり、Nは、ターゲット点群に含まれる点数であり、Thは、予め設定される閾値である。
S=1である時、ターゲット点群が疎な点群であることを表し、S=0である時、ターゲット点群が密な点群であることを表す。
無論、本出願におけるSの値は、一例にすぎず、上記では、S=1で疎な点群を表し、S=0で密な点群を表し、選択的に、S=0で疎な点群を表し、S=1で密な点群を表すことであってもよく、本出願ではSの具体的な値を制限するものではない。
ここで説明すべきこととして、この予め設定される閾値は、以下の方式で決定されてもよく、
B11、前記エントロピーコーディング装置によって決定され、
一般的には、この予め設定される閾値は、ユーザによって決定され、つまり、エントロピーコーディング装置によりユーザの入力に応じて決定された予め設定される閾値である。
さらに、エントロピーコーディング装置は、以下の方式で予め設定される閾値の決定を行ってもよい。
B111、エントロピーコーディング装置には、ユーザにより設定される一つの予め設定される閾値が記憶されており、エントロピーコーディングを行う時にこの予め設定される閾値を直接使用する。
B112、エントロピーコーディング装置には、複数の閾値が設定されており、一つの閾値リストを構成し、ユーザは、今回エントロピーコーディングを行う時に使用される閾値を設定してもよい。
このような場合に、エントロピーコーディング装置は、エントロピーコーディングを行う時に使用される予め設定される閾値をエントロピーデコーディング装置に知らせる必要があり、エントロピーデコーディング装置は、同様に予め設定される閾値に従ってエントロピーデコーディングを行い、採用可能な一つの実現方式は、以下のとおりであり、
前記の、前記第一の体積と予め設定される閾値との関係に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定した後に、第一の情報を前記ターゲット点群の幾何学的スライスヘッダ情報にコーディングし、
ここで、前記第一の情報は、前記予め設定される閾値又は前記予め設定される閾値に対応する識別子情報である。
説明すべきこととして、このような場合に、エントロピーコーディング装置は、予め設定される閾値をコーディングする必要があり、エントロピーコーディング装置がB111の方式を採用する場合、一般的にはこの第一の情報とは、予め設定される閾値であり、エントロピーコーディング装置がB112の方式を採用する場合、一般的にはこの第一の情報とは、予め設定される閾値に対応する識別子情報であり、例えばこの識別子情報は、予め設定される閾値の、閾値リストにおける番号又はインデックスであり、これに対応して、エントロピーデコーディング装置側にも、同様の閾値リストが設定されており、エントロピーデコーディング装置は、この識別子情報を受信すると、どの閾値に対応するかを知ることができる。
B12、プロトコルによって約定され、
説明すべきこととして、このような場合に、この予め設定される閾値は、エントロピーコーディング装置とエントロピーデコーディング装置との両方に知られていると約定されており、このような場合に、エントロピーコーディング装置は、予め設定される閾値のコーディングを行う必要がない。
さらに説明すべきこととして、上記のステップ202の一つの選択的な実現方式は、以下の少なくとも一つを含み、
C11、前記ターゲット点群の疎密度情報が疎な点群である場合に、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプがプレースホルダコンテキストモデル1であると決定し、
C12、前記ターゲット点群の疎密度情報が密な点群である場合に、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプが、プレースホルダコンテキストモデル2であると決定する。
説明すべきこととして、現在のAVS点群コーディング参照ソフトウェアモデルV3.0では、空間プレースホルダのコーディングに対してコンテキストベースの適応バイナリ算術エンコーダを採用し、そのコンテキストモデルは、2セットあり、それぞれ比較的疎な点群シーケンス(cat1Aとcat2frameシーケンス)と比較的密な点群シーケンス(cat1Bとcat3シーケンス)に用いられ、以下では、それぞれこの2セットのコンテキストモデルについて詳細に紹介する。記述を容易にするために、本出願に関わる座標系及び八分木分けによって発生した八つのサブノードの、その親ノード、即ち現在のノードに対する空間位置は、以下の図3に示すとおりである。
一、プレースホルダコンテキストモデル1
八分木幅優先トラバースの区分方式では、現在の点のサブノードをコーディングする時に得られる近隣情報は、左前下の三つの方向の近隣サブノードを含み、ここでは、現在の点のコーディングすべきサブノードと同一平面上にある3つの近隣サブノード、同一直線上の3つの近隣サブノード、同一点上の1つの近隣サブノードを含む。
サブノード層のプレースホルダコンテキストモデルは、以下のように設計され、即ち、コーディングすべきサブノード層に対して、コーディングすべきサブノードと同層にある左前下方向の同一平面上の3つ、同一直線上の3つ、同一点上の1つのノード及びノード辺長が最も短い次元の負方向において現在コーディングすべきサブノードから二つのノード辺長のノードのプレース状況を求める。X次元におけるノード辺長が最も短いものを例にすると、各サブノードが選択する基準ノードは、図4に示すとおりである。ここで、点線枠のノードは、現在のノードであり、矢印が示すノードは、現在コーディングすべきサブノードであり、実線の枠のノードは、各サブノードが選択する基準ノードである。
ここで、同一平面上の3つ、同一直線上の3つのノード及びノード辺長が最も短い次元の負方向において現在コーディングすべきサブノードから二つのノード辺長のノードのプレース状況を詳細に考慮すると、この7つのノードのプレース状況は、合計で2=128種類の状況がある。すべてが占有されていないものではない場合、合計で2-1=127種類の状況があり、各種類の状況に1つのコンテキストを割り当て、この7つのノードがすべて占有されていない場合、同一点上の近隣ノードのプレース状況を考慮する。この同一点上の近隣は、「占有されている」又は「占有されていない」の2種類の可能性がある。この同一点上の近隣ノードが占有されている状況に単独で1つのコンテキストを割り当て、この同一点上の近隣も占有されていない場合、次に述べる現在のノード層近隣のプレース状況を考慮する。即ちコーディングすべきサブノード層近隣は、合計で127+2-1=128個のコンテキストに対応する。
コーディングすべきサブノードの8個の同層基準ノードがすべて占有されていない場合、図5に示す現在のノード層の四組の近隣のプレース状況を考慮する。ここで、点線枠のノードは、現在のノードであり、実線の枠は、近隣ノードである。
現在のノード層に対して、以下のステップに従ってプレースホルダコンテキストを決定する。
1、まず現在のノードの右上後の同一平面上の3つの近隣を考慮する。現在のノードの右上後の同一平面上の3つの近隣のプレース状況は、合計で2=8種類の可能性があり、すべてが占有されていないものではない状況にそれぞれ一つのコンテキストを割り当て、さらにコーディングすべきサブノードが現在のノードの位置に位置する状況を考慮すると、この組の近隣ノードは、合計で(8-1)×8=56個のコンテキストを提供する。現在の点の右上後の同一平面上の3つの近隣がすべて占有されていない場合、現在のノード層の残りの三組の近隣を引き続き考慮する。
2、最近占有されているノードと現在のノードとの距離を考慮する。
具体的な近隣ノード分布と距離との対応関係は、表1に示すとおりである。
表1から分かるように、距離は、合計で3つの値がある。この3つの値の状況にそれぞれ1つのコンテキストを割り当て、さらにコーディングすべきサブノードが現在のノードの位置に位置する状況を考慮すると、合計で3×8=24個のコンテキストとなる。
これにより、空間占有コードコンテキストモデル1は、合計で128+56+24=208個のコンテキストを割り当てた。
二、プレースホルダコンテキストモデル2
このコンテキストは、二層のコンテキスト参照関係を使用して設定される。第一層は、現在のノード層において、現在のノードと同一平面上、同一直線上にある近隣ノードの占有状況であり、第二層は、コーディングすべきサブノード層において、コーディングすべきサブノードと同一平面上にある近隣ノードの占有状況である。
まず、コーディングすべき各サブノードに対して、いずれもその親ノード層、即ち現在のノード層において、それと同一平面上、同一直線上にある6つの現在のノード層近隣を得ることができ、以下の図6に示すとおりである。図6において、点線の枠のノードは、現在のノードであり、矢印が示すノードは、コーディングすべき各サブノードであり、実線の枠のノードは、現在のノードの同一平面上、同一直線上の近隣である。そのうちの同一平面上の3つの近隣に対して、それぞれの分布状況を考慮すると、合計で2=8種類の状況があり、残りの同一直線上の3つの近隣に対して、三つの近隣に占有されているノード個数のみを計算すると、合計で0、1、2、3の四種類の状況がある。両者を組み合わせると、合計で4×8=32種類の状況となり、それぞれの状況に1つのコンテキストを構成すると、現在のノード層は、合計で32個のコンテキストを提供する。
次に、コーディングすべき各サブノードに対して、それと同層にある左、前、下(各座標軸の負方向)の同一平面上の3つの近隣ノードを基準ノードとして求め、例えば下図7に示すとおりである。図7において、点線の枠のノードは、現在のノードであり、矢印が示すノードは、コーディングすべきサブノードであり、実線の枠のノードは、各サブノードの同層の同一平面上の近隣である。このコーディングすべき3つのサブノードと同層にある同一平面上の近隣ノードは、合計で2=8種類の状況があり、それぞれの状況に一つのコンテキストを割り当てると、現在のノードは、合計で8個のコンテキストを提供する。
この二層のコンテキストの間が互いに干渉しないため、このコンテキストモデル1は、比較的密な点群シーケンス又は点群スライスに用いられるために、合計で32×8=256個のコンテキストを提供する。
選択的に、エントロピーデコーディング装置のデコーディング複雑さを減少させるために、エントロピーコーディング装置は、取得されたターゲット点群の疎密度情報又はターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを直接コーディングして、エントロピーデコーディング装置に知らせてもよく、エントロピーデコーディング装置は、エントロピーコーディング装置から通知された情報を直接利用してデコーディングしてもよく、デコーディングレートを速めることができ、具体的な実現方式は、以下のとおりであり、
前記の、前記疎密度情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定した後に、第二の情報を前記ターゲット点群の幾何学的スライスヘッダ情報にコーディングし、
ここで、前記第二の情報は、前記ターゲット点群の疎密度情報又は前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを含む。
以上をまとめると、本出願は、点群における点群スライス又は点群シーケンスの疎密度を考慮して現在の点群スライス又は点群シーケンスを選択するプレースホルダコンテキストモデルに適応する方式を提案し、疎密度の考慮は、点群スライス又は点群シーケンスの体積の大きさ及び含まれる点数に基づくものであり、体積の大きさ及び含まれる点数の二つの情報は、いずれも幾何学的スライスヘッダ情報から取得することができ、点群体積の大きさ及び含まれる点数の比が、ある閾値よりも大きい場合、それを「疎な」点群として判定し、コンテキストモデル1を選択してエントロピーコーディングを行い、点群体積の大きさ及び含まれる点数の比が、ある閾値よりも小さい場合、それを「密な」点群として判定し、コンテキストモデル2を選択してエントロピーコーディングを行い、このような方式によって、点群シーケンス又は点群シーケンスにおける各点群スライスは、各条件でも適切な占有コードコンテキストモデルを選択してエントロピーコーディングを行うことができ、それによって性能の向上を図る。実験の結果によると、本出願に記述されたアルゴリズムを利用してコーディング性能を高めることができ、例えば下表2に示すように、非可逆条件では、本出願は、PCRMV3.0に対して性能が良くなった。
ここで説明すべきこととして、点群圧縮を評価する性能指標は、二つの方面があり、1つ目は、点群の歪みの程度であり、歪みの程度が高いほど、点群再構築の客観的品質が悪くなり、2つ目は、圧縮後のビットストリームの大きさである。可逆圧縮に対して、即ち点群に歪みが存在しない場合、点群圧縮後のビットストリームの大きさのみを考慮するが、非可逆圧縮に対して、二つの方面をすべて考慮する必要がある。両者の場合では、ビットストリームの大きさは、コーディング後に出力されるビット数で測ることができるが、点群の歪みの程度の評価に対して、PCRMは、対応する二つの歪み評価アルゴリズムを与えている。
一般的には、一つの圧縮アルゴリズム性能の良否を評価するために、一般的にレート歪み(RD)曲線を用いて二つのアルゴリズムの性能差異を比較する。点群圧縮の理想的な目標は、コードストリームをより小さくし、客観的品質を測る指標であるピーク信号対雑音比(Peak Signal to Noise Ratio、PSNR)をより大きくすることである。しかしながら、このような状況は、めったに現れず、一般的な状況は、コードストリームがオリジナル方法に対してより低くなるが、PSNR、即ち点群の品質が低下するか、又はPSNRがより高くなるが、コードストリームが上昇することである。この二つの場合に新しい方法の良否を測るためには、コードストリームとPSNRを総合的に考慮する指標が必要である。AVS点群グループは、BD-Rateで点群圧縮アルゴリズムの符号化率及び客観的品質を総合的に評価するとともに、それを幾何と属性の二つの方面、即ちBD-GeomRateとBD-AttrRateに細分化する。BD-Rate値が負の数である時、新しい方法が元の方法に対して性能が向上したことを表す一方、BD-Rate値が正の数である時、新しい方法が元の方法に対して性能が低下したことを表す。一方、誤差が二乗平均誤差を採用するか、それともハウスドルフ(Hausdorff)距離を採用するかによって、PSNRを計算する方式と結果が二つあり、該当するBD-Rateも二つの結果があり、二乗平均誤差を採用して計算する場合にはD1とし、hausdorffを採用して計算する場合にはD1-Hとする。
説明すべきこととして、本出願の実施例によるエントロピーコーディング方法では、実行本体は、エントロピーコーディング装置、又は、このエントロピーコーディング装置におけるエントロピーコーディング方法を実行するための制御モジュールであってもよい。本出願の実施例では、エントロピーコーディング装置がエントロピーコーディング方法を実行することを例にして、本出願の実施例によるエントロピーコーディング装置を説明する。
図8に示すように、本出願の実施例は、エントロピーコーディング装置800を提供し、このエントロピーコーディング装置800は、
コーディングすべきターゲット点群の疎密度情報を取得するための第一の取得モジュール801と、
前記疎密度情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定するための第一の決定モジュール802と、
前記プレースホルダコンテキストモデルのタイプに基づいて、前記ターゲット点群のエントロピーコーディングを行うためのコーディングモジュール803とを含む。
選択的に、前記第一の取得モジュール801は、
前記ターゲット点群に対応するバウンディングボックスのサイズ情報及び前記ターゲット点群に含まれる点数情報を取得するための第一の取得ユニットと、
前記サイズ情報及び前記点数情報に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定するための第一の決定ユニットとを含む。
選択的に、前記第一の決定ユニットは、
前記サイズ情報及び前記点数情報に基づいて、前記ターゲット点群における各点によるバウンディングボックスの平均占有体積である第一の体積を決定するための第一の決定サブユニットと、
前記第一の体積と予め設定される閾値との関係に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定するための第二の決定サブユニットとを含む。
選択的に、前記第二の決定サブユニットは、
前記第一の体積が前記予め設定される閾値よりも大きい場合、前記ターゲット点群の疎密度情報が疎な点群であると決定することと、
前記第一の体積が前記予め設定される閾値以下である場合、前記ターゲット点群の疎密度情報が密な点群であると決定することとの少なくとも一つを実現するために用いられる。
選択的に、前記予め設定される閾値は、前記エントロピーコーディング装置によって決定されるか又はプロトコルによって約定される。
選択的に、前記予め設定される閾値が前記エントロピーコーディング装置によって決定される場合に、前記第二の決定サブユニットが前記第一の体積と予め設定される閾値との関係に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定した後に、
第一の情報を前記ターゲット点群の幾何学的スライスヘッダ情報にコーディングするための第一のコーディングモジュールをさらに含み、
ここで、前記第一の情報は、前記予め設定される閾値又は前記予め設定される閾値に対応する識別子情報である。
選択的に、前記第一の決定モジュール802は、
前記ターゲット点群の疎密度情報が疎な点群である場合に、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプがプレースホルダコンテキストモデル1であると決定することと、
前記ターゲット点群の疎密度情報が密な点群である場合に、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプが、プレースホルダコンテキストモデル2であると決定することとの少なくとも一つを実現するために用いられる。
選択的に、前記第一の決定モジュール802が前記疎密度情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定した後に、
第二の情報を前記ターゲット点群の幾何学的スライスヘッダ情報にコーディングするための第二のコーディングモジュールをさらに含み、
ここで、前記第二の情報は、前記ターゲット点群の疎密度情報又は前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを含む。
選択的に、前記ターゲット点群は、点群シーケンス又は点群シーケンスにおける点群スライスである。
説明すべきこととして、ターゲット点群の疎密度情報を利用して、ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定することによって、プレースホルダコンテキストモデルの選択を合理的に行い、コーディング性能が最適になることを保証することができる。
本出願の実施例におけるエントロピーコーディング装置は、装置、オペレーティングシステムを有する装置又は電子機器であってもよく、端末における部材、集積回路、又はチップであってもよい。この装置又は電子機器は、移動端末であってもよく、非移動端末であってもよい。例示的には、移動端末は、携帯電話、タブレットパソコン(Tablet Personal Computer)、ラップトップコンピュータ(Laptop Computer)(又は、ノートパソコンと呼ばれる)、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、パームトップコンピュータ、ネットブック、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer、UMPC)、モバイルインターネットディバイス(Mobile Internet Device、MID)、ウェアラブルデバイス(Wearable Device)又は車載機器(VUE)、歩行者端末(PUE)などの端末側機器を含んでもよいが、それらに限らず、ウェアラブルデバイスは、スマートウォッチ、ブレスレット、イヤホン、メガネなどを含み、非移動端末は、サーバ、ネットワーク接続型ストレージ(Network Attached Storage、NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer、PC)、テレビ(television、TV)、預入支払機又はセルフサービス機などであってもよく、本出願の実施例は、具体的に限定しない。
本出願の実施例によるエントロピーコーディング装置は、図2の方法の実施例により実現される各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
本出願の実施例は、エントロピーコーディング装置をさらに提供し、プロセッサと通信インターフェースとを含み、プロセッサは、コーディングすべきターゲット点群の疎密度情報を取得し、
前記疎密度情報に基づき、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定し、
前記プレースホルダコンテキストモデルのタイプに基づき、前記ターゲット点群のエントロピーコーディングを行うために用いられる。
このエントロピーコーディング装置の実施例は、上記エントロピーコーディング装置側方法の実施例に対応し、上記方法の実施例の各実施プロセスと実現方式は、いずれもこの装置の実施例に適用でき、且つ同じ技術的効果を達成することができる。具体的には、図9は、本出願の実施例を実現するエントロピーコーディング装置のハードウェア構造概略図である。
このエントロピーコーディング装置900は、無線周波数ユニット901、ネットワークモジュール902、オーディオ出力ユニット903、入力ユニット904、センサ905、表示ユニット906、ユーザ入力ユニット907、インターフェースユニット908、メモリ909、及びプロセッサ910などのうちの少なくとも一部の部材を含むが、それらに限らない。
当業者であれば理解できるように、エントロピーコーディング装置900は、各部材に給電する電源(例えば、電池)をさらに含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ910にロジック的に接続されてもよく、それにより電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。図9に示す端末構造は、端末に対する限定を構成せず、端末は、図示された部材の数よりも多く又は少ない部材、又はいくつかの部材の組み合わせ、又は異なる部材の配置を含んでもよく、ここでこれ以上説明しない。
理解すべきこととして、本出願の実施例では、入力ユニット904は、グラフィックスプロセッサ(Graphics Processing Unit、GPU)9041とマイクロホン9042を含んでもよく、グラフィックスプロセッサ9041は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードにおいて画像キャプチャ装置(例えば、カメラ)によって得られた静止画像又はビデオの画像データを処理する。表示ユニット906は、表示パネル9061を含んでもよく、液晶ディスプレイ、有機発光ダイオードなどの形式で表示パネル9061が構成されてもよい。ユーザ入力ユニット907は、タッチパネル9071及び他の入力機器9072を含む。タッチパネル9071は、タッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル9071は、タッチ検出装置とタッチコントローラという二つの部分を含んでもよい。他の入力機器9072は、物理的キーボード、機能キー(例えば、音量制御ボタン、スイッチボタンなど)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限らず、ここでこれ以上説明しない。
本出願の実施例では、無線周波数ユニット901は、ネットワーク側機器からの下りリンクのデータを受信した後に、プロセッサ910に処理させ、また、上りリンクのデータをネットワーク側機器に送信する。一般的には、無線周波数ユニット901は、アンテナ、少なくとも一つの増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含むが、それらに限らない。
メモリ909は、ソフトウェアプログラム又は命令及び様々なデータを記憶するために用いられてもよい。メモリ909は、主にプログラム又は命令記憶領域とデータ記憶領域を含んでもよく、ここで、プログラム又は命令記憶領域は、オペレーティングシステム、少なくとも一つの機能に必要なアプリケーションプログラム又は命令(例えば、音声再生機能、画像再生機能など)などを記憶することができる。なお、メモリ909は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリを含んでもよく、ここで、非揮発性メモリは、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(Electrically EPROM、EEPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。例えば、少なくとも一つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の非揮発性ソリッドステートメモリデバイスであってもよい。
プロセッサ910は、一つ又は複数の処理ユニットを含んでもよい。選択的に、プロセッサ910は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサを統合してもよい。ここで、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインタフェースとアプリケーションプログラム又は命令などを処理するものであり、モデムプロセッサは、主に無線通信を処理するものであり、例えばベースバンドプロセッサである。理解できるように、上記モデムプロセッサは、プロセッサ910に統合されなくてもよい。
ここで、プロセッサ910は、
コーディングすべきターゲット点群の疎密度情報を取得することと、
前記疎密度情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定することと、
前記プレースホルダコンテキストモデルのタイプに基づいて、前記ターゲット点群のエントロピーコーディングを行うこととを実現するために用いられる。
本出願の実施例の端末は、ターゲット点群の疎密度情報を利用して、ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定することによって、プレースホルダコンテキストモデルの選択を合理的に行い、コーディング性能が最適になることを保証することができる。
選択的に、プロセッサ910はさらに、
前記ターゲット点群に対応するバウンディングボックスのサイズ情報及び前記ターゲット点群に含まれる点数情報を取得することと、
前記サイズ情報及び前記点数情報に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定することとを実現するために用いられる。
選択的に、プロセッサ910はさらに、
前記サイズ情報及び前記点数情報に基づいて、前記ターゲット点群における各点によるバウンディングボックスの平均占有体積である第一の体積を決定することと、
前記第一の体積と予め設定される閾値との関係に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定することとを実現するために用いられる。
選択的に、プロセッサ910はさらに、
前記第一の体積が前記予め設定される閾値よりも大きい場合、前記ターゲット点群の疎密度情報が疎な点群であると決定することと、
前記第一の体積が前記予め設定される閾値以下である場合、前記ターゲット点群の疎密度情報が密な点群であると決定することとの少なくとも一つを実現するために用いられる。
選択的に、前記予め設定される閾値は、前記エントロピーコーディング装置によって決定されるか又はプロトコルによって約定される。
選択的に、プロセッサ910はさらに、
第一の情報を前記ターゲット点群の幾何学的スライスヘッダ情報にコーディングすることを実現するために用いられ、
ここで、前記第一の情報は、前記予め設定される閾値又は前記予め設定される閾値に対応する識別子情報である。
選択的に、プロセッサ910はさらに、
前記ターゲット点群の疎密度情報が疎な点群である場合に、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプがプレースホルダコンテキストモデル1であると決定することと、
前記ターゲット点群の疎密度情報が密な点群である場合に、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプが、プレースホルダコンテキストモデル2であると決定することとの少なくとも一つを実現するために用いられる。
選択的に、プロセッサ910はさらに、
第二の情報を前記ターゲット点群の幾何学的スライスヘッダ情報にコーディングすることを実現するために用いられ、
ここで、前記第二の情報は、前記ターゲット点群の疎密度情報又は前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを含む。
選択的に、前記ターゲット点群は、点群シーケンス又は点群シーケンスにおける点群スライスである。
好ましくは、本出願の実施例は、エントロピーコーディング装置をさらに提供し、プロセッサ、メモリと、メモリ上に記憶されており且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令を含み、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、エントロピーコーディング方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供し、可読記憶媒体上にはプログラム又は命令が記憶されており、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、エントロピーコーディング方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。ここで、前記のコンピュータ可読記憶媒体は、例えばリードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどを含む。
図10に示すように、本出願の実施例は、エントロピーデコーディング方法をさらに提供し、この方法は、以下を含む。
ステップ1001、エントロピーデコーディング装置は、デコーディングすべきターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを取得し、
ここで、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプは、前記ターゲット点群の疎密度情報によって決定される。
説明すべきこととして、本出願でいうターゲット点群とは、点群シーケンス又は点群シーケンスにおける点群スライスであり、さらに、この点群シーケンスとは、コーディングすべき点群シーケンスを前処理した後の点群シーケンスであり、ここでいう前処理とは、座標並進と、座標量子化と、重複点除去とのうちの一つ又は複数である。
ステップ1002、前記プレースホルダコンテキストモデルのタイプに基づいて、前記ターゲット点群のエントロピーデコーディングを行う。
説明すべきこととして、本出願の実施例でいう前記ターゲット点群のエントロピーデコーディングを行うこととは、ターゲット点群の幾何情報をエントロピーデコーディングすることである。
説明すべきこととして、ターゲット点群の疎密度情報を利用して、ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定し、さらにエントロピーデコーディングを行うことによって、プレースホルダコンテキストモデルの選択を合理的に行い、デコーディング性能が最適になることを保証することができる。
選択的に、ステップ1001の採用可能な一つの実現方式は、以下のとおりであり、
ステップ10011、前記ターゲット点群の幾何学的スライスヘッダ情報を取得し、
ステップ10012、前記幾何学的スライスヘッダ情報における第二の情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定し、
ここで、前記第二の情報は、前記ターゲット点群の疎密度情報又は前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを含む。
説明すべきこととして、このような場合に、幾何学的スライスヘッダ情報に、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプが含まれば、エントロピーデコーディング装置は、単独でプレースホルダコンテキストモデルのタイプの計算を行うことなく、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプが、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプと同じであると直接決定することができ、それによってデコーディングの効率を高めることができ、幾何学的スライスヘッダ情報にターゲット点群の疎密度情報が含まれば、エントロピーデコーディング装置は、単独でターゲット点群の疎密度情報の計算を行うことなく、このターゲット点群の疎密度情報を直接利用して、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定することができ、それによってデコーディングの効率を高めることもできる。
具体的には、このような場合に、ターゲット点群の疎密度情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定するために採用可能な一つの実現方式は、以下の少なくとも一つを含み、
D11、前記ターゲット点群の疎密度情報が疎な点群である場合に、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプがプレースホルダコンテキストモデル1であると決定し、
D12、前記ターゲット点群の疎密度情報が密な点群である場合に、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプが、プレースホルダコンテキストモデル2であると決定する。
説明すべきこととして、本実施例でいうプレースホルダコンテキストモデル1とプレースホルダコンテキストモデル2は、上記実施例におけるプレースホルダコンテキストモデル1とプレースホルダコンテキストモデル2の記述を参照されたく、ここでこれ以上説明しない。
選択的に、ステップ1001の別の採用可能な実現方式は、以下のとおりであり、
ステップ10013、前記ターゲット点群の疎密度情報を取得し、
ステップ10014、前記ターゲット点群の疎密度情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定する。
選択的に、上記ステップ10013の採用可能な一つの実現方式は、以下のとおりである。
ステップ100131、前記ターゲット点群に対応するバウンディングボックスのサイズ情報及び前記ターゲット点群に含まれる点数情報を取得し、
説明すべきこととして、このバウンディングボックスのサイズ情報は、一般的にバウンディングボックスの縦横高さの情報、即ちX、YとZの三つの次元のサイズの大きさであり、このサイズ情報によってバウンディングボックスの体積を決定することができ、バウンディングボックスの体積は、長さ、幅と高さの積に等しい。
ステップ100132、前記サイズ情報及び前記点数情報に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定し、
このステップは、主にバウンディングボックスの体積及びバウンディングボックスに含まれる点の数によって、単一の点の占有体積を決定することができ、そして単一の点の占有体積を利用して、点群の疎密を決定する手順であり、具体的に実現方式は、
前記サイズ情報及び前記点数情報に基づいて、前記ターゲット点群における各点によるバウンディングボックスの平均占有体積である第一の体積を決定することと、
前記第一の体積と予め設定される閾値との関係に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定することとであってもよい。
さらに、各点によるバウンディングボックスの平均占有体積を利用して疎密度情報を決定するために採用可能な一つの実現方式は、以下の少なくとも一つを含み、
E11、前記第一の体積が前記予め設定される閾値よりも大きい場合、前記ターゲット点群の疎密度情報が疎な点群であると決定し、
E12、前記第一の体積が前記予め設定される閾値以下である場合、前記ターゲット点群の疎密度情報が密な点群であると決定する。
説明すべきこととして、本出願では、変数Sを導入することで第一の体積と予め設定される閾値との比較結果を表すことができ、Sの値は、以下のとおりであり、
Figure 2024521832000005
ここで、Sは、疎密度情報であり、pは、第一の体積であり、p=V/Nであり、Vは、ターゲット点群に対応するバウンディングボックスの体積であり、Nは、ターゲット点群に含まれる点数であり、Thは、予め設定される閾値である。
S=1である時、ターゲット点群が疎な点群であることを表し、S=0である時、ターゲット点群が密な点群であることを表す。
無論、本出願の実施例におけるSの値は、一例にすぎず、上記では、S=1で疎な点群を表し、S=0で密な点群を表し、選択的に、S=0で疎な点群を表し、S=1で密な点群を表してもよく、本出願ではSの具体的な値を制限するものではない。
具体的には、このような場合に、ターゲット点群の疎密度情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定するために採用可能な一つの実現方式は、以下の少なくとも一つを含み、
E11、前記ターゲット点群の疎密度情報が疎な点群である場合に、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプがプレースホルダコンテキストモデル1であると決定し、
E12、前記ターゲット点群の疎密度情報が密な点群である場合に、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプが、プレースホルダコンテキストモデル2であると決定する。
選択的に、前記の、前記第一の体積と予め設定される閾値との関係に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定する前に、
前記予め設定される閾値を取得することをさらに含み、
ここで、前記予め設定される閾値は、前記エントロピーデコーディング装置によって決定されるか又はプロトコルによって約定される。
予め設定される閾値が前記エントロピーデコーディング装置によって決定される場合に、一般的には、この予め設定される閾値は、ユーザによって決定され、つまり、エントロピーコーディング装置によりユーザの入力に応じて決定された予め設定される閾値である。予め設定される閾値がプロトコルによって約定される場合に、この予め設定される閾値は、エントロピーコーディング装置とエントロピーデコーディング装置との両方に知られていると約定されており、このような場合に、エントロピーコーディング装置は、予め設定される閾値のコーディングを行う必要がない。
選択的に、前記予め設定される閾値が前記エントロピーデコーディング装置によって決定される場合に、前記の、前記予め設定される閾値を取得することは、
前記ターゲット点群の幾何学的スライスヘッダ情報を取得することと、
前記幾何学的スライスヘッダ情報における第一の情報に基づいて、前記予め設定される閾値を取得することとを含み、
ここで、前記第一の情報は、前記予め設定される閾値又は前記予め設定される閾値に対応する識別子情報である。
説明すべきこととして、エントロピーコーディング装置が以下の方式で予め設定される閾値の決定を行うことができ、
F111、エントロピーコーディング装置には、ユーザにより設定される一つの予め設定される閾値が記憶されており、エントロピーコーディングを行う時にこの予め設定される閾値を直接使用する。
F112、エントロピーコーディング装置には、複数の閾値が設定されており、一つの閾値リストを構成し、ユーザは、今回エントロピーコーディングを行う時に使用される閾値を設定してもよい。
このような場合に、エントロピーコーディング装置は、エントロピーコーディングを行う時に使用される予め設定される閾値をエントロピーデコーディング装置に知らせる必要があり、エントロピーデコーディング装置は、同様に予め設定される閾値に従ってエントロピーデコーディングを行い、エントロピーコーディング装置がB111の方式を採用する場合、一般的にはこの第一の情報とは、予め設定される閾値であり、エントロピーコーディング装置がB112の方式を採用する場合、一般的にはこの第一の情報とは、予め設定される閾値に対応する識別子情報であり、例えばこの識別子情報は、予め設定される閾値の、閾値リストにおける番号又はインデックスであり、これに対応して、エントロピーデコーディング装置側にも、同様の閾値リストが設定されており、エントロピーデコーディング装置は、この識別子情報を受信すると、どの閾値に対応するかを知ることができる。
説明すべきこととして、本出願の実施例は、ターゲット点群の疎密度情報を利用してターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定することによって、プレースホルダコンテキストモデルの選択を合理的に行い、デコーディング性能が最適になることを保証することができる。
図11に示すように、本出願の実施例は、エントロピーデコーディング装置1100をさらに提供し、このエントロピーデコーディング装置1100は、
デコーディングすべきターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを取得するための第二の取得モジュール1101であって、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプが、前記ターゲット点群の疎密度情報によって決定される第二の取得モジュール1101と、
前記プレースホルダコンテキストモデルのタイプに基づいて、前記ターゲット点群のエントロピーデコーディングを行うためのデコーディングモジュール1102とを含む。
選択的に、前記第二の取得モジュール1101は、
前記ターゲット点群の幾何学的スライスヘッダ情報を取得するための第二の取得ユニットと、
前記幾何学的スライスヘッダ情報における第二の情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定するための第二の決定ユニットとを含み、
ここで、前記第二の情報は、前記ターゲット点群の疎密度情報又は前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを含む。
選択的に、前記第二の情報には、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプが含まれ、前記第二の決定ユニットは、
前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプが、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプと同じであると決定するために用いられる。
選択的に、前記第二の情報には、前記ターゲット点群の疎密度情報が含まれ、前記第二の決定ユニットは、
前記ターゲット点群の疎密度情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定するために用いられる。
選択的に、前記第二の取得モジュール1101は、
前記ターゲット点群の疎密度情報を取得するための第三の取得ユニットと、
前記ターゲット点群の疎密度情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定するための第三の決定ユニットとを含む。
選択的に、前記第三の取得ユニットは、
前記ターゲット点群に対応するバウンディングボックスのサイズ情報及び前記ターゲット点群に含まれる点数情報を取得するための第一の取得サブユニットと、
前記サイズ情報及び前記点数情報に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定するための第二の決定サブユニットとを含む。
選択的に、前記第二の決定サブユニットは、
前記サイズ情報及び前記点数情報に基づいて、前記ターゲット点群における各点によるバウンディングボックスの平均占有体積である第一の体積を決定することと、
前記第一の体積と予め設定される閾値との関係に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定することとを実現するために用いられる。
選択的に、前記の、前記第一の体積と予め設定される閾値との関係に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定する実現方式は、
前記第一の体積が前記予め設定される閾値よりも大きい場合、前記ターゲット点群の疎密度情報が疎な点群であると決定することと、
前記第一の体積が前記予め設定される閾値以下である場合、前記ターゲット点群の疎密度情報が密な点群であると決定することとの少なくとも一つを含む。
選択的に、前記第二の決定サブユニットが前記第一の体積と予め設定される閾値との関係に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定する前に、
前記予め設定される閾値を取得するための第三の取得モジュールをさらに含み、
ここで、前記予め設定される閾値は、前記エントロピーデコーディング装置によって決定されるか又はプロトコルによって約定される。
選択的に、前記予め設定される閾値が前記エントロピーデコーディング装置によって決定される場合に、前記第三の取得モジュールは、
前記ターゲット点群の幾何学的スライスヘッダ情報を取得するための第四の取得ユニットと、
前記幾何学的スライスヘッダ情報における第一の情報に基づいて、前記予め設定される閾値を取得するための第五の取得ユニットとを含み、
ここで、前記第一の情報は、前記予め設定される閾値又は前記予め設定される閾値に対応する識別子情報である。
選択的に、前記の、前記ターゲット点群の疎密度情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定する実現方式は、
前記ターゲット点群の疎密度情報が疎な点群である場合に、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプがプレースホルダコンテキストモデル1であると決定することと、
前記ターゲット点群の疎密度情報が密な点群である場合に、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプが、プレースホルダコンテキストモデル2であると決定することとの少なくとも一つを含む。
選択的に、前記ターゲット点群は、点群シーケンス又は点群シーケンスにおける点群スライスである。
説明すべきこととして、本出願の実施例は、ターゲット点群の疎密度情報を利用してターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定することによって、プレースホルダコンテキストモデルの選択を合理的に行い、デコーディング性能が最適になることを保証することができる。
好ましくは、本出願の実施例は、エントロピーデコーディング装置をさらに提供し、プロセッサ、メモリと、メモリ上に記憶されており且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令を含み、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、エントロピーデコーディング方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供し、コンピュータ可読記憶媒体上にはプログラム又は命令が記憶されており、このプログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、エントロピーデコーディング方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
ここで、前記のコンピュータ可読記憶媒体は、例えばリードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク又は光ディスクなどを含む。
本出願の実施例は、エントロピーデコーディング装置をさらに提供し、このエントロピーデコーディング装置は、プロセッサと通信インターフェースとを含み、プロセッサは、デコーディングすべきターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを取得することであって、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプが、前記ターゲット点群の疎密度情報によって決定されることと、前記プレースホルダコンテキストモデルのタイプに基づいて、前記ターゲット点群のエントロピーデコーディングを行うこととに用いられる。
このエントロピーデコーディング装置の実施例は、上記エントロピーデコーディング方法の実施例に対応し、上記方法の実施例の各実施プロセスと実現方式は、いずれもこのエントロピーデコーディング装置の実施例に適用でき、且つ同じ技術的効果を達成することができる。
具体的には、本出願の実施例は、エントロピーデコーディング装置をさらに提供し、具体的には、このエントロピーデコーディング装置の構造は、図9に示すエントロピーコーディング装置の構造と類似しており、ここでこれ以上説明しない。
選択的に、プロセッサは、
デコーディングすべきターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを取得することであって、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプが、前記ターゲット点群の疎密度情報によって決定されることと、
前記プレースホルダコンテキストモデルのタイプに基づいて、前記ターゲット点群のエントロピーデコーディングを行うこととを実現するために用いられる。
選択的に、プロセッサはさらに、
前記ターゲット点群の幾何学的スライスヘッダ情報を取得することと、
前記幾何学的スライスヘッダ情報における第二の情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定することとを実現するために用いられ、
ここで、前記第二の情報は、前記ターゲット点群の疎密度情報又は前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを含む。
選択的に、プロセッサはさらに、
前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプが、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプと同じであると決定することを実現するために用いられる。
選択的に、プロセッサはさらに、
前記ターゲット点群の疎密度情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定することを実現するために用いられる。
選択的に、プロセッサはさらに、
前記ターゲット点群の疎密度情報を取得することと、
前記ターゲット点群の疎密度情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定することとを実現するために用いられる。
選択的に、プロセッサはさらに、
前記ターゲット点群に対応するバウンディングボックスのサイズ情報及び前記ターゲット点群に含まれる点数情報を取得することと、
前記サイズ情報及び前記点数情報に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定することとを実現するために用いられる。
選択的に、プロセッサはさらに、
前記サイズ情報及び前記点数情報に基づいて、前記ターゲット点群における各点によるバウンディングボックスの平均占有体積である第一の体積を決定することと、
前記第一の体積と予め設定される閾値との関係に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定することとを実現するために用いられる。
選択的に、プロセッサはさらに、
前記第一の体積が前記予め設定される閾値よりも大きい場合、前記ターゲット点群の疎密度情報が疎な点群であると決定することと、
前記第一の体積が前記予め設定される閾値以下である場合、前記ターゲット点群の疎密度情報が密な点群であると決定することとの少なくとも一つを実現するために用いられる。
選択的に、プロセッサはさらに、
前記予め設定される閾値を取得することを実現するために用いられ、
ここで、前記予め設定される閾値は、前記エントロピーデコーディング装置によって決定されるか又はプロトコルによって約定される。
選択的に、プロセッサはさらに、
前記ターゲット点群の幾何学的スライスヘッダ情報を取得することと、
前記幾何学的スライスヘッダ情報における第一の情報に基づいて、前記予め設定される閾値を取得することとを実現するために用いられ、
ここで、前記第一の情報は、前記予め設定される閾値又は前記予め設定される閾値に対応する識別子情報である。
選択的に、プロセッサはさらに、
前記ターゲット点群の疎密度情報が疎な点群である場合に、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプがプレースホルダコンテキストモデル1であると決定することと、
前記ターゲット点群の疎密度情報が密な点群である場合に、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプが、プレースホルダコンテキストモデル2であると決定することとの少なくとも一つを実現するために用いられる。
選択的に、前記ターゲット点群は、点群シーケンス又は点群シーケンスにおける点群スライスである。
説明すべきこととして、本出願の実施例でいうエントロピーコーディング装置とエントロピーデコーディング装置とは、同一機器に設置されてもよく、つまり、この機器は、エントロピーコーディング機能を実現することができ、エントロピーデコーディング機能を実現することもできる。
選択的に、図12に示すように、本出願の実施例は、コーデック装置1200をさらに提供し、プロセッサ1201と、メモリ1202と、メモリ1202に記憶されており、且つ前記プロセッサ1201上で運行できるプログラム又は命令とを含み、例えばこのコーデック装置1200がエントロピーコーディング装置である場合、このプログラム又は命令がプロセッサ1201により実行される時、上記エントロピーコーディング方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。このコーデック装置1200がエントロピーデコーディング装置である場合、このプログラム又は命令がプロセッサ1201により実行される時、上記エントロピーデコーディング方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
本出願の実施例は、チップをさらに提供し、前記チップは、プロセッサと通信インターフェースとを含み、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、上記エントロピーコーディング方法又はエントロピーデコーディング方法の実施例の各プロセスを実現するために用いられ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
理解すべきこととして、本出願の実施例に言及されたチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップなどと呼ばれてもよい。
本出願の実施例は、コンピュータプログラム製品をさらに提供し、前記コンピュータプログラム製品が非一時的記憶媒体に記憶されており、前記コンピュータプログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行されて、上記エントロピーコーディング方法又はエントロピーデコーディング方法の実施例の各プロセスを実現し、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
本出願の実施例は、通信機器をさらに提供し、上記のようなエントロピーコーディング方法又はエントロピーデコーディング方法の実施例の各プロセスを実行するように構成され、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。
説明すべきこととして、本明細書では、用語である「含む」、「包含」又はその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それによって一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合に、「……を1つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品又は装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。なお、指摘すべきこととして、本出願の実施の形態における方法と装置の範囲は、図示又は討論された順序で機能を実行することに限らず、関わる機能に基づいて基本的に同時である方式又は逆の順序で機能を実行することを含んでもよく、例えば記述されたものとは異なる手順で記述された方法を実行することができるとともに、様々なステップを追加、省略又は組み合わせることができる。また、いくつかの例を参照して記述された特徴は、他の例で組み合わせられることができる。
以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されることができる。無論、ハードウェアによって実現されてもよいが、多くの場合、前者は、より好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本出願の技術案が実質には又は従来の技術に寄与した部分がソフトウェア製品の形式によって具現化されてもよい。このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、一台の端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器などであってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法を実行させるための若干の命令を含む。
以上は、図面を結び付けながら、本出願の実施例を記述したが、本出願は、上記の具体的な実施の形態に限らない。上記の具体的な実施の形態は、例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本出願の示唆で、本出願の趣旨と特許請求の範囲から逸脱しない限り、多くの形式を行うこともでき、いずれも本出願の保護範囲に属する。

Claims (29)

  1. エントロピーコーディング方法であって、
    エントロピーコーディング装置が、コーディングすべきターゲット点群の疎密度情報を取得することと、
    前記疎密度情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定することと、
    前記プレースホルダコンテキストモデルのタイプに基づいて、前記ターゲット点群のエントロピーコーディングを行うこととを含む、エントロピーコーディング方法。
  2. 前記の、コーディングすべきターゲット点群の疎密度情報を取得することは、
    前記ターゲット点群に対応するバウンディングボックスのサイズ情報及び前記ターゲット点群に含まれる点数情報を取得することと、
    前記サイズ情報及び前記点数情報に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定することとを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記の、前記サイズ情報及び前記点数情報に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定することは、
    前記サイズ情報及び前記点数情報に基づいて、前記ターゲット点群における各点によるバウンディングボックスの平均占有体積である第一の体積を決定することと、
    前記第一の体積と予め設定される閾値との関係に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定することとを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記の、前記第一の体積と予め設定される閾値との関係に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定することは、
    前記第一の体積が前記予め設定される閾値よりも大きい場合、前記ターゲット点群の疎密度情報が疎な点群であると決定することと、
    前記第一の体積が前記予め設定される閾値以下である場合、前記ターゲット点群の疎密度情報が密な点群であると決定することとの少なくとも一つを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記予め設定される閾値は、前記エントロピーコーディング装置によって決定されるか又はプロトコルによって約定される、請求項3に記載の方法。
  6. 前記予め設定される閾値が前記エントロピーコーディング装置によって決定される場合に、前記の、前記第一の体積と予め設定される閾値との関係に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定した後に、
    第一の情報を前記ターゲット点群の幾何学的スライスヘッダ情報にコーディングすることをさらに含み、
    ここで、前記第一の情報は、前記予め設定される閾値又は前記予め設定される閾値に対応する識別子情報である、請求項3に記載の方法。
  7. 前記の、前記疎密度情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定することは、
    前記ターゲット点群の疎密度情報が疎な点群である場合に、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプがプレースホルダコンテキストモデル1であると決定することと、
    前記ターゲット点群の疎密度情報が密な点群である場合に、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプが、プレースホルダコンテキストモデル2であると決定することとの少なくとも一つを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記の、前記疎密度情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定した後に、
    第二の情報を前記ターゲット点群の幾何学的スライスヘッダ情報にコーディングすることをさらに含み、
    ここで、前記第二の情報は、前記ターゲット点群の疎密度情報又は前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記ターゲット点群は、点群シーケンス又は点群シーケンスにおける点群スライスである、請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。
  10. エントロピーデコーディング方法であって、
    エントロピーデコーディング装置が、デコーディングすべきターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを取得することであって、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプが、前記ターゲット点群の疎密度情報によって決定されることと、
    前記プレースホルダコンテキストモデルのタイプに基づいて、前記ターゲット点群のエントロピーデコーディングを行うこととを含む、エントロピーデコーディング方法。
  11. 前記の、デコーディングすべきターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを取得することは、
    前記ターゲット点群の幾何学的スライスヘッダ情報を取得することと、
    前記幾何学的スライスヘッダ情報における第二の情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定することとを含み、
    ここで、前記第二の情報は、前記ターゲット点群の疎密度情報又は前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第二の情報には、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプが含まれ、前記の、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定することは、
    前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプが、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプと同じであると決定することを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第二の情報には、前記ターゲット点群の疎密度情報が含まれ、前記の、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定することは、
    前記ターゲット点群の疎密度情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定することを含む、請求項11に記載の方法。
  14. 前記の、デコーディングすべきターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを取得することは、
    前記ターゲット点群の疎密度情報を取得することと、
    前記ターゲット点群の疎密度情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定することとを含む、請求項10に記載の方法。
  15. 前記の、前記ターゲット点群の疎密度情報を取得することは、
    前記ターゲット点群に対応するバウンディングボックスのサイズ情報及び前記ターゲット点群に含まれる点数情報を取得することと、
    前記サイズ情報及び前記点数情報に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定することとを含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記の、前記サイズ情報及び前記点数情報に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定することは、
    前記サイズ情報及び前記点数情報に基づいて、前記ターゲット点群における各点によるバウンディングボックスの平均占有体積である第一の体積を決定することと、
    前記第一の体積と予め設定される閾値との関係に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定することとを含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記の、前記第一の体積と予め設定される閾値との関係に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定することは、
    前記第一の体積が前記予め設定される閾値よりも大きい場合、前記ターゲット点群の疎密度情報が疎な点群であると決定することと、
    前記第一の体積が前記予め設定される閾値以下である場合、前記ターゲット点群の疎密度情報が密な点群であると決定することとの少なくとも一つを含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記の、前記第一の体積と予め設定される閾値との関係に基づいて、前記ターゲット点群の疎密度情報を決定する前に、
    前記予め設定される閾値を取得することをさらに含み、
    ここで、前記予め設定される閾値は、前記エントロピーデコーディング装置によって決定されるか又はプロトコルによって約定される、請求項16に記載の方法。
  19. 前記予め設定される閾値が前記エントロピーデコーディング装置によって決定される場合に、前記の、前記予め設定される閾値を取得することは、
    前記ターゲット点群の幾何学的スライスヘッダ情報を取得することと、
    前記幾何学的スライスヘッダ情報における第一の情報に基づいて、前記予め設定される閾値を取得することとを含み、
    ここで、前記第一の情報は、前記予め設定される閾値又は前記予め設定される閾値に対応する識別子情報である、請求項18に記載の方法。
  20. 前記の、前記ターゲット点群の疎密度情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定することは、
    前記ターゲット点群の疎密度情報が疎な点群である場合に、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプがプレースホルダコンテキストモデル1であると決定することと、
    前記ターゲット点群の疎密度情報が密な点群である場合に、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプが、プレースホルダコンテキストモデル2であると決定することとの少なくとも一つを含む、請求項13又は14に記載の方法。
  21. 前記ターゲット点群は、点群シーケンス又は点群シーケンスにおける点群スライスである、請求項10から19のいずれか1項に記載の方法。
  22. エントロピーコーディング装置であって、
    コーディングすべきターゲット点群の疎密度情報を取得するための第一の取得モジュールと、
    前記疎密度情報に基づいて、前記ターゲット点群がエントロピーコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを決定するための第一の決定モジュールと、
    前記プレースホルダコンテキストモデルのタイプに基づいて、前記ターゲット点群のエントロピーコーディングを行うためのコーディングモジュールとを含む、エントロピーコーディング装置。
  23. プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含み、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項1から9のいずれか1項に記載のエントロピーコーディング方法のステップを実現する、エントロピーコーディング装置。
  24. エントロピーデコーディング装置であって、
    デコーディングすべきターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプを取得するための第二の取得モジュールであって、前記ターゲット点群がエントロピーデコーディングを行う時に使用されるプレースホルダコンテキストモデルのタイプが、前記ターゲット点群の疎密度情報によって決定される第二の取得モジュールと、
    前記プレースホルダコンテキストモデルのタイプに基づいて、前記ターゲット点群のエントロピーデコーディングを行うためのデコーディングモジュールとを含む、エントロピーデコーディング装置。
  25. プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるプログラム又は命令とを含むエントロピーデコーディング装置であって、前記プログラム又は命令が前記プロセッサにより実行される時、請求項10から21のいずれか1項に記載のエントロピーデコーディング方法のステップを実現する、エントロピーデコーディング装置。
  26. プログラム又は命令が記憶されている可読記憶媒体であって、前記プログラム又は命令がプロセッサにより実行される時、請求項1から9のいずれか1項に記載のエントロピーコーディング方法のステップを実現し、又は請求項10から21のいずれか1項に記載のエントロピーデコーディング方法のステップを実現する、可読記憶媒体。
  27. プロセッサと通信インターフェースとを含むチップであって、前記通信インターフェースは、前記プロセッサと結合され、前記プロセッサは、プログラム又は命令を運行し、請求項1から9のいずれか1項に記載のエントロピーコーディング方法のステップを実現し、又は請求項10から21のいずれか1項に記載のエントロピーデコーディング方法のステップを実現するために用いられる、チップ。
  28. コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品が非揮発性の記憶媒体に記憶されており、前記コンピュータプログラム製品が少なくとも一つのプロセッサにより実行される時、請求項1から9のいずれか1項に記載のエントロピーコーディング方法のステップを実現し、又は請求項10から21のいずれか1項に記載のエントロピーデコーディング方法のステップを実現する、コンピュータプログラム製品。
  29. 請求項1から9のいずれか1項に記載のエントロピーコーディング方法のステップを実行し、又は請求項10から21のいずれか1項に記載のエントロピーデコーディング方法のステップを実現するように構成される、通信機器。
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