JP2024518315A - エッジアプリケーションサーバディスカバリと、アクティブ化されたエッジアプリケーションサーバ及び関連付けられたプロファイルの識別 - Google Patents

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Abstract

本開示は、サービス主要性能インジケータ、サービスエリア、サービス利用可能性スケジュール、又はサービス継続性シナリオのうちの少なくとも1つを含むエッジアプリケーションサーバ(EAS)ディスカバリ要求を送信するユーザデバイスを含む、エッジ対応5GMS(Fifth Generation Media Streaming)システムに関連する。エッジデータネットワークは、ディスカバリ要求を満たす1つ以上の利用可能なEASを識別することによってディスカバリ要求に応答する。本開示はまた、5GMSアプリケーション機能(AF)及び/又はエッジ対応化サーバ(EES)と通信して、アクティブ化されたEASのリスト及び/又はアクティブ化されたEASのEASプロファイルを取得する5GMSアプリケーションプロバイダに関連する。5GMSアプリケーション提供者は、リスト及びEASプロファイルを取得するために異なるインターフェースを使用してもよい。

Description

本出願は、2023年3月29日に出願された米国非仮出願第18/127,996号、2022年3月30日に出願された米国仮出願第63/325,508号、及び2022年3月30日に出願された米国仮出願第63/325,512号に基づき、かつこれらに対する優先権の利益を主張し、これらの各々の内容は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本出願は、一般に、エッジ処理を使用する5GMS(Fifth Generation Media Streaming)に関連し、より詳細には、エッジアプリケーションサーバ(EAS)ディスカバリ、並びにアクティブ化されたEAS及び関連付けられたEASプロファイルの識別に関連する。
本明細書で提供される背景技術は、本開示の文脈を一般に提示することを目的とする。本件の発明者の仕事は、その仕事がこの背景技術のセクションに記載されている範囲において、また、本出願の出願時に他の点では先行技術として適格でないかもしれない説明の態様は、本開示に対する先行技術として明示的にも暗示的にも認められていない。
5GMSアーキテクチャにエッジ処理を利用することは、レイテンシ、応答時間、帯域幅、及びユーザ機器(UE)により近い処理の近接性など、エッジ処理が提供する利点のために望ましい場合がある。したがって、クライアントによってエッジサービスを提供するやり方及び/又はエッジアプリケーションサーバに関する情報を取得するやり方が望ましい場合がある。
本開示の態様は、5GMS(Fifth Generation Media Streaming)アプリケーションのためのメディアストリーミング及びエッジリソース処理のための方法及び装置を提供する。
いくつかの実装では、メディアストリーミングの方法であって、ユーザデバイスによって、ユーザデバイスの5GMSアウェアアプリケーションとの5GMS(Fifth Generation Media Streaming)ストリーミングセッションのためのターゲットエッジアプリケーションサーバ(EAS)を決定するステップと、ユーザデバイスによって、ストリーミングセッションに対して1つ以上の利用可能なEASを識別するためのディスカバリ要求を送信するステップであって、ディスカバリ要求は、1つ以上のディスカバリフィルタを含み、1つ以上のディスカバリフィルタは、サービス主要性能指標(KPI)、サービスエリア、サービス利用可能性スケジュール、又はサービス継続性シナリオのうちの1つ以上を含む、ステップと、ユーザデバイスによって、ディスカバリ要求を満たす1つ以上の利用可能なEASを示すディスカバリ要求応答を受信するステップと、ユーザデバイスによって、1つ以上の利用可能なEASの中からターゲットEASを選択するステップと、ユーザデバイスによって、ターゲットEASとのストリーミングセッション中にメディアストリームを通信するステップと、を含む。
いくつかの他の実装では、メディアストリーミングの方法であって、5GMS(Fifth Generation Media Streaming)アプリケーション機能(AF)によって、M1インターフェースを介して5GMSアプリケーションプロバイダから受信したエッジリソース情報を受信するステップであって、エッジリソース設定は、1つ以上のエッジアプリケーションサーバ(EAS)をプロビジョニングするために使用される、ステップと、エッジリソース情報の受信に応答して、5GMS AFによって、M5インターフェースを介してユーザデバイスにエッジリソースの利用可能性を示すサービスアクセス情報を送信するステップであって、サービスアクセス情報は、5GMSストリーミングセッションのためのターゲットEASのディスカバリに使用されるEASディスカバリテンプレートを含む、ステップと、を含む。
いくつかの他の実装では、エッジリソース処理の方法であって、データネットワークの5GMS(Fifth Generation Media Streaming)アプリケーションプロバイダで、1つ以上のアクティブ化されたエッジアプリケーションサーバ(EAS)のリストを取得することを決定するステップと、5GMSアプリケーションプロバイダで、アクティブ化EAS要求をエッジデータネットワークの5GMSアプリケーション機能(AF)に送信してリストを取得するステップと、5GMSアプリケーションプロバイダで、5GMS AFからのリストを受信するステップと、を含む。
他のいくつかの実装では、ストリーミングメディア及び/又はエッジリソース処理のためのデバイスが開示される。デバイスは、上記の方法の実装のうちのいずれか1つを行うように構成されている回路機構を含んでもよい。
本開示の態様はまた、ストリーミングメディア及び/又はエッジリソース処理のためにコンピュータによって実行されるときに、コンピュータに上記の方法の実装のうちのいずれか1つを行わせる命令を記憶する非一時的なコンピュータ可読媒体を提供する。
開示された主題のさらなる特徴、性質、及び様々な利点は、以下の詳細な説明及び添付の図面からより明らかになるであろう。
例示的なエッジ対応5GMS(Fifth Generation Media Streaming)システムのブロック図を示す。
ユーザデバイスによって行われるメディアストリーミングの例示的な方法のフローチャートを示す。
エッジネットワークによって行われるメディアストリーミングの例示的な方法のフローチャートを示す。
エッジネットワークによって行われるメディアストリーミングの別の例示的な方法のフローチャートを示す。
5GMSアプリケーションプロバイダによって行われるエッジリソース処理の例示的な方法のフローチャートを示す。
5GMSアプリケーション機能(AF)によって行われるエッジリソース処理の例示的な方法のフローチャートを示す。
5GMSアプリケーションプロバイダによって行われるエッジリソース処理の別の例示的な方法のフローチャートを示す。
5GMS AFによって行われるエッジリソース処理の別の例示的な方法のフローチャートを示す。
例示的なコンピュータシステムのブロック図を示す。
図1は、エッジ対応(edge-enabled)5GMS(Fifth Generation Media Streaming)システム100のブロック図である。一般に、5GMSシステムは、1つ以上のアプリケーション機能(AF)、1つ以上のアプリケーションサーバ(AS)、並びにモバイルネットワークオペレータ(MNO)及びサードパーティ下りリンクメディアストリーミングサービス、及びMNO及びサードパーティアップロードメディアストリーミングサービスをサポートするか、又は行うように構成されている5GMSアーキテクチャからのインターフェースの集合又はアセンブリである。エッジ対応5GMSシステムは、5GMSシステムの機能及び5GMSアーキテクチャを有し、さらにエッジ処理(例えば、エッジデータネットワーク(DN)におけるメディア処理)をサポートするか、又は行うように構成されている。一般に、「エッジ」という用語は、ユーザの位置又はユーザに比較的近い位置を指す。これに対応して、エッジ処理(又はエッジコンピューティング)は、ユーザデバイスに、又はその近くに位置すると考えられる1つ以上のコンピューティングデバイスによって行われるコンピュータ処理を指す。
図1の例示的な構成では、エッジ対応5GMSシステム100は、ユーザデバイス102、データネットワーク(DN)104、及びエッジDN106を含む。一般に、ユーザデバイス102などのユーザデバイスは、本明細書で記載される場合、ネットワークを介して通信することが可能な単一の電子デバイス若しくは装置、又は複数の電子デバイス若しくは装置(例えば、それらのネットワーク)を含んでもよい。ユーザデバイスは、そうでなければ、ユーザ端末、ユーザ端末デバイス、又はユーザ機器(UE)を含んでもよいし、そうでなければユーザ端末、ユーザ端末デバイス、又はユーザ機器(UE)と呼ばれてもよい。追加的に、ユーザデバイスは、モバイルデバイス(携帯電話、スマートフォン、スマートウォッチ、タブレット、ラップトップコンピュータ、車両、他の船舶(非限定的な例として、自動車、飛行機、列車、船、若しくは自転車などの人間、モータ、又はエンジン動力のもの)など)又は固定若しくは静止デバイス(非限定的な例として、デスクトップコンピュータ若しくは家電製品などの通常長期間移動しない他のコンピューティングデバイス、IoT(Internet of Things)を含む他の比較的重いデバイス、商業又は産業環境で使用されるコンピューティングデバイスなど)であるか、又はこれらを含んでもよいが、これらに限定されない。
さらに、DN104及びエッジDN106は各々、ユーザデバイス102と信号を通信するように構成されている1つ以上のコンピューティングデバイスを含んでもよい。通信される信号の少なくともいくつかは、下りリンク又は上りリンクとして特徴付けられてもよい。本明細書で使用される場合、下りリンクという用語は、ネットワーク(例えば、DN又はエッジDN)からユーザデバイスへの伝送方向を指す。これに対応して、ネットワークは、伝送及び/又は伝送に含まれる情報又はコンテンツ(例えば、メディア)の発信元であり、ユーザデバイスは、情報又はコンテンツの消費者であるか、又は消費デバイスとして作用する。このコンテキストでは、ネットワークは、下りリンク伝送を送信し、ユーザデバイスは、下りリンク伝送を受信する。また、本明細書で使用される場合、上りリンクという用語は、ユーザデバイスからネットワークへの伝送方向(例えば、DN又はエッジDN)を指す。これに対応して、ユーザデバイスは、伝送及び/又は伝送に含まれる情報又はコンテンツ(例えば、メディア)の発信元であり、ネットワークは、情報又はコンテンツの消費者であるか、又は消費デバイスとして作用する。これコンテキストでは、ユーザデバイスは、上りリンク伝送を送信し、ネットワークは、上りリンク伝送を受信する。
図1のエッジ対応5GMSシステム100では、ユーザデバイス102、DN104、及びエッジDN106は、1つ以上のメディアセッションを確立し、1つ以上のメディアセッション中にメディアをストリーミングするように構成されてもよい。少なくともいくつかの構成では、ユーザデバイス102、DN104、及びエッジDN106は、メディアストリーミング及び関連付けられた機能を行って、例えば3GPP(Third Generation Partnership Project)TS(Technical Specification)26.501などの1つ以上の5GMS技術仕様、標準、及び/又はプロトコルに従って、メディアストリーム及びメディアを確立してもよい。
追加的又は代替的には、ユーザデバイス102、DN104、及びエッジDN106の各々は、5GMS仕様などに従って、メディアストリームの通信を可能にし、及び/又はメディアストリーム及びメディアセッションを確立するための1つ以上のコンポーネント又はモジュールを含んでもよい。そのようなコンポーネントは、本明細書中では集合的に5GMSコンポーネントと称される。図1に示す構成では、5GMSコンポーネントは、5GMSアプリケーションプロバイダ108、5GMSアウェアアプリケーション110、5GMSクライアント112、メディアセッションハンドラ114、メディアストリームハンドラ116、5GMSアプリケーション機能(AF)118、及び5GMSアプリケーションサーバ(AS)120を含む。他の構成では、5GMSコンポーネントは、図1に示されたものよりも多く又は少なく含んでもよい。また、以下でさらに詳細に記載するように、5GMSコンポーネントは、1つ以上のインターフェースMを介して、又はそれを通じて互いに通信するように構成され得る。明示的に記載しない限り、5GMSコンポーネントの各々は、上りリンク方向と下りリンク方向の両方で通信するように構成されてもよく、インターフェースMの各々は、上りリンク方向と下りリンク方向の両方で通信を処理してもよい。少なくともいくつかの構成では、5GMSコンポーネントの1つ以上及び/又はインターフェースMの1つ以上は、下りリンク機能を処理するための下りリンク部分と上りリンク機能を処理するための上りリンク部分とに分離されてもよい。簡単にするために、別個の下りリンク及び上りリンク部分は、図1において別個に示されないか、又は本明細書において参照されない。
一般に、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、ストリーミングサービスのために5GMSを使用し、ユーザデバイス106に5GMSアウェアアプリケーション110を供給又は提供するDN104のモジュールである。5GMSアプリケーションプロバイダ108は、プロビジョニングセッションを行い、開始し、及び/又は確立して、5GMSアウェアアプリケーション110のための5GMS特徴を設定してもよい。追加的又は代替的には、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、ユーザデバイス106が、利用可能なストリーミングサービス及びコンテンツ提供物をディスカバーし、アクセスのための特定のサービス又はコンテンツアイテムを選択することを可能にする、5GMSアウェアアプリケーション110によって使用される機能及び/又は手順を提供してもよい。追加的又は代替的には、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、5GMSアウェアアプリケーション110が5GMSサービスアクセス情報を取得することを可能にするサービスアナウンスを行ってもよい。追加的又は代替的には、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、下りリンクストリーミングサービス及び/又は上りリンクストリーミングサービスのために、それぞれ5GMS下りリンク(5GMSd)機能及び/又は5GMS上りリンク(5GMSu)機能を使用する。追加的又は代替的には、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、5GMSアウェアアプリケーション110との間でメディアをストリームするために5GM5インターフェースを使用するメディア作成、符号化、フォーマット化などのコンテンツ固有のメディア機能を有する。
5GMSアウェアアプリケーション110は、1つ以上の5GMSアプリケーションサービスのサービスロジックを含み、かつ下りリンク及び/又は上りリンク5GMSサービスの配信に参加するユーザデバイス102のモジュールである。
5GMSクライアント112は、5GMS専用のユーザデバイス102のモジュールであり、ユーザデバイス102内部のモジュールに、5GMSに従って互いに、及び/又はユーザデバイス102外部のモジュール又は他のコンポーネントと通信するためのインターフェース及び/又はアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を提供する。図1に示すようないくつかの構成では、5GMSクライアント112は、メディアセッションハンドラ114及びメディアストリームハンドラ116を含んでもよいが、メディアセッションハンドラ114又はメディアストリームハンドラ116の一方又は両方が5GMSクライアント112から分離されている他の構成も可能であってもよい。他の構成では、ユーザデバイス102は、必ずしも5GMSクライアント112を有することなく、メディアセッションハンドラ114及びメディアストリームハンドラ116を含んでもよい。
メディアセッションハンドラ114は、メディアセッション中にメディアの通信及び/又は配信を確立し、制御し、及び/又はサポートするために、5GMSアプリケーション機能(AF)と通信するユーザデバイス102のモジュールである。少なくともいくつかの構成に対して、メディアセッションハンドラ114は、消費及び経験の質(QoE)メトリクス収集及び報告などの追加機能を行ってもよい。また、メディアセッションハンドラ114は、下りリンクストリーミング配信のために、及び/又はビットレート推奨及び/又は推定を提供することによって、ネットワーク支援を提供してもよい。追加的又は代替的には、少なくともいくつかの構成に対して、メディアセッションハンドラ114は、5GMSアウェアアプリケーション110によって使用される1つ以上のAPIを公開してもよい。
メディアストリームハンドラ116は、5GMSアプリケーションサーバ(AS)と通信して、メディアコンテンツの下りリンク及び/又は上りリンクストリーミングを行うユーザデバイス102のモジュールである。メディアストリームハンドラ116はまた、メディアキャプチャ及び上りリンクストリーミングのために5GMSアウェアアプリケーション110にサービスを提供し、メディアセッション制御のためにメディアセッションハンドラ114にサービスを提供してもよい。また、少なくともいくつかの構成では、メディアストリームハンドラ116は、メディアコンテンツストリーミングを処理するメディアプレーヤで構成されてもよく、及び/又はメディア再生のための1つ以上のAPIを5GMSアウェアアプリケーション110に提供してもよく、及び/又はメディアセッション制御のための1つ以上のAPIをメディアセッションハンドラ114に提供してもよい。
エッジDN104は、エッジアプリケーション及び/又はエッジコンピューティング又は処理を行うことを可能にするように構成されたアーキテクチャをサポート及び/又は含む1つ以上のコンピューティングデバイスを含むローカルデータネットワークである。エッジDN106は、1つ以上の5GMSアプリケーション機能(AF)118及び/又は1つ以上のアプリケーションサーバ(AS)120を含んでもよい。図1の例示的な構成では、エッジDN106は、1つの5GMS AF118と、2つのAS120(1)、120(2)とを含む。1つ以上の5GMS AF118及び/又は1つ以上の5GMS AS120の他の構成が可能であってもよい。
一般に、5GMS AF118は、ユーザデバイス102のメディアセッションハンドラ114及び/又はデータネットワーク102の5GMSアプリケーションプロバイダ108に制御機能を提供するモジュールである。少なくともいくつかの構成に対して、5GMS AF118は、異なるポリシー又は課金機能(PCF)処理に対する要求を中継又は開始してもよい。
また、一般に、5GMS AS120は、5Gメディアストリーミング専用のアプリケーションサーバであり、5Gメディア機能をホストする。5GMS AS120は、メディアコンテンツをストリーミングするために、メディアストリームハンドラ116と通信してもよい。追加的又は代替的には、5GMS AS120は、5GMSアプリケーションプロバイダI08からメディアコンテンツを取り込むこと、及び同じコンテンツを繰り返し取り込むことを減らすためにメディアコンテンツをキャッシュすることを含むが、これらに限定されないコンテンツホスティングを行ってもよい。
また、エッジ対応5GMSシステム100は、互いに通信するために5GMSコンポーネントによって使用される複数のインターフェース又はAPIを含んでもよい。図1に示すように、各Mi(iは整数)は、5GMSコンポーネントのそれぞれ2つの間で使用されてもよい。
M1は、プロビジョニングセッション中に、5GMSアプリケーションプロバイダI08から5GMSアウェアアプリケーション110の特徴を設定する5GMS AFまでデータ構造を供給するために使用される。M1インターフェースは、5GMSアプリケーションプロバイダ108が、下りリンク及び上りリンクメディアストリーミングのためにエッジ対応5GMSシステム100の使用をプロビジョニングし、フィードバックを取得することを可能にしてもよい。追加的又は代替的には、5GMSアプリケーションプロバイダI08は、例えば、エッジ処理リソーステンプレートを設定することによって、M1インターフェースを使用して、5GMSアウェアアプリケーション110のためにエッジDNI06内のリソースをプロビジョニングすることができる。少なくともいくつかの構成に対して、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、M1インターフェースを介して以下を設定してもよい。すなわち、トラフィック記述子、アプリケーション識別子、又はユーザデバイスI02の地理的位置のようなエッジ処理のアクティブ化のための1つ以上の条件、クライアント駆動型又はAF駆動型管理の選択、サービス主要性能指標(KPI)、地理的位置、及びサービス継続サポートのようなアプリケーションを提供する各EAS124のためのEASプロファイル情報、及び/又はアプリケーションコンテキスト再配置耐性及び要件。
M2インターフェースは、5GMS108と5GMS AS120との間のインターフェースであり、これを介して5GMS AS120が5GMSアプリケーションプロバイダ108からメディアコンテンツを取り込む。
M3インターフェースは、5GMS AF118と5GMS AS120との間のインターフェースであり、5GMS AS120上のコンテンツホスティングのための情報を交換するために使用される。M3インターフェースはまた、メディアセッションのための複数の5GMS AS120の好適な1つの選択を可能にするために使用されてもよい。
M4インターフェースM4は、5GMS AS120とメディアストリームハンドラ116との間のインターフェースである。M4インターフェースは、5GMS AS120とメディアストリームハンドラ116との間で(上りリンク及び/又は下りリンク方向における)メディアコンテンツの1つ以上のメディアストリームを通信するために使用される。
M5インターフェースは、5GMS AF118とメディアセッションハンドラ114との間のインターフェースであり、メディアセッションを処理し、制御し、報告し、支援するための情報を通信するために使用される。5GMS AF118及びメディアセッションハンドラ114はまた、M5インターフェースを使用して、メディアセッションのための1つ以上のセキュリティ、認可、及び/又は認証メカニズムを実装し、及び/又はQoEメトリクスを報告してもよい。追加的又は代替的には、5GMS AF118は、エッジ処理に関する設定情報を共有するために、サービスアクセス情報をM5インターフェースを通じてメディアセッションハンドラ114に通信してもよい。追加的又は代替的には、5GMS AF118は、M5インターフェースを使用して、M1インターフェースを介してプロビジョニングされ、5GMS AF118によって5GMSクライアント112に渡される消費報告及び/又はメトリクス報告設定情報を通信してもよい。
M6インターフェースは、メディアセッションハンドラ114とメディアストリームハンドラ116との間、及び/又はメディアセッションハンドラ114と5GMSアウェアアプリケーション110との間の、5GMSアウェアアプリケーション110、メディアセッションハンドラ114、及びメディアストリームハンドラ116のうちの2つ以上の間の通信のためのインターフェースである。メディアセッションハンドラ114及び/又はメディアストリームハンドラ116は、M6インターフェースを使用して、5GMS機能を有する5GMSアウェアアプリケーション110を設定するか、又は他の方法で、5GMSアウェアアプリケーション110が5GMS機能を利用することを可能にしてもよい。追加的又は代替的には、M6インターフェースは、5GMSアウェアアプリケーション110のための5GMS関連データ報告を設定するために使用されてもよい。
M7インターフェースは、メディアセッションハンドラ114とメディアストリームハンドラ116との間、及びメディアストリームハンドラ116と5GMSアウェアアプリケーション110との間のインターフェースである。M7インターフェースは、メディアセッションハンドラ114及び/又は5GMSアウェアアプリケーション110が、メディアストリームハンドラ116のメディアプレーヤを利用することを可能にし、及び/又は測定及び記録されるQoEメトリクスの設定及び/又はユーザデバイス106によるメトリクス測定ログの収集のために使用されてもよい。追加的又は代替的には、M7インターフェースは、メディアキャプチャ、メディア符号化、及び/又はメディア上流クライアント機能を設定し、アクティブ化し、及び/又は停止するために使用されてもよい。
M8インターフェースは、5GMSアプリケーションプロバイダ108と5GMSアウェアアプリケーション110との間のインターフェースである。様々な構成のいずれにおいても、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、M8インターフェースを使用して、非限定的な例として、サービスアクセス情報、リモート制御コマンド、サービスアナウンス情報を含む様々な情報を5GMSアウェアアプリケーション110に直接提供してもよい。
追加的に、前述したように、図1の5GMSシステム100は、エッジ対応であり、及び/又は5Gメディアストリーミングを行うためにエッジ処理を行うことが可能である。5GMSシステム100は、エッジコンピューティング又は処理機能を有する5GMSコンポーネントのうちの1つ以上を提供するエッジコンポーネントを用いて構成されることによってエッジ対応とすることができる。この点に関して、5GMS AF118及び5GMS AS120は、各々、エッジDN106の一部であることによって示されるように、エッジ対応コンポーネントであり、及び/又はエッジ処理を行うように構成されてもよい。追加的に、ユーザデバイス102は、少なくとも、メディアストリーミングのために、エッジ対応5GMS118及びエッジ対応5GMS AS120と通信することができることによって、エッジ対応であってもよい。5GMS AF118は、少なくともエッジ対応化サーバ(EES)122と呼ばれる第1のタイプのエッジコンポーネントを含むことにより、エッジ対応コンポーネントとなってもよい。また、各5GMS AS120は、エッジアプリケーションサーバ(EAS)124と呼ばれる第2のタイプのエッジコンポーネントを含むことにより、エッジ対応コンポーネントとなってもよい。追加的に、ユーザデバイス102は、それぞれエッジ対応化クライアント(EEC)126及び/又はアプリケーションクライアント128と呼ばれる第3及び第4のタイプのエッジコンポーネントを含むことにより、エッジ対応コンポーネントとなってもよい。エッジコンポーネントはまた、エッジ設定サーバ(ECS)130を含んでもよい。エッジコンポーネントは、例えば3GPP TS 23.558のような1つ以上の仕様、標準、及び/又はプロトコルに従って互いに通信してもよい。
一般に、EES122は、EEC126への設定情報のプロビジョニング及び/又はEAS124とのアプリケーションデータトラフィックの交換を可能にすることを含む、EAS124及びEEC126の動作をサポートする機能をサポートするか、又は行うように構成されている。また、少なくともいくつかの実施形態では、EES122は、非限定的な例として、コアネットワーク(図1には示されていない)と相互作用してネットワーク機能の能力にアクセスすること、EEC126とのコンテキストトランスファーを行うこと、EASへのネットワーク及びサービス能力の外部公開をサポートすること、登録機能(EEC126及びEAS124のための登録、更新及び登録解除を含む)、及び/又は要求に応じてEASインスタンス化をトリガすることなどの追加機能を行ってもよい。EES122によって行われる他の機能も可能であってもよい。
追加的に、一般に、EAS124は、ユーザデバイス102に接続して、エッジコンピューティングの能力を有する5GMSアウェアアプリケーションのサービスに役立つように構成されている。追加的に、EAS124は、EES122を通じてエッジ対応化レイヤを介してコアネットワーク能力を呼び出すこと、コアネットワーク機能APIを直接呼び出すこと、及び/又は能力公開機能を通じてコアネットワーク能力を呼び出すことなどによって、コアネットワーク能力を消費してもよい。追加的又は代替的には、EAS124は、APIプロバイダドメイン機能をサポートすることなどによって、そのサービスAPIを他のEAS124に公開してもよい。追加的又は代替的には、EAS124は、API呼び出し機能をサポートすることなどによって、他のEASによって公開されるEASサービスAPIを消費してもよい。EAS124によって行われる他の機能又はアクションが可能であってもよい。
追加的に、EEC126は、設定情報を取り出してEAS124とのアプリケーションデータトラフィックの交換を可能にするように構成されているユーザデバイス102のモジュールである。追加的に、EEC126は、エッジDN106内の利用可能なEAS124をディスカバリするように構成されてもよい。追加的又は代替的には、EEC126は、ユーザデバイス106のモビリティイベントを検出するように構成されてもよい。図1に示すような少なくともいくつかの構成では、EEC126は、ユーザデバイス102のメディアセッションハンドラ114の一部又はコンポーネントであってもよいが、EEC126がメディアセッションハンドラ114とは別個のコンポーネントである他の構成も可能であってもよい。
追加的に、アプリケーションクライアント(AC)128は、1つ以上のEAS124を特定し、及び/又はこれに接続する、ユーザデバイス102のモジュールである。例えば、AC128は、5GMSアウェアアプリケーション110のサービスニーズに最も好適であると決定したEAS124に接続することを決定してもよい。図1に示すような少なくともいくつかの構成では、AC128は、5GMSアウェアアプリケーション110の一部又はコンポーネントであってもよいが、AC128が5GMSアウェアアプリケーション110とは別個のコンポーネントである他の構成も可能である。
追加的に、一般に、ECS130は、EEC126がEES122と接続するための支援機能を提供するモジュールである。例えば、ECS130は、エッジ設定情報をEEC126に提供してもよい。少なくともいくつかの構成に対して、エッジ設定情報は、EEC126が複数のEES126を区別するための情報、又は1つ以上のEES122との接続を確立するための情報のうちの少なくとも1つを含んでもよい。いくつかの構成では、ECS130はまた、EES122の登録、更新、及び/又は登録解除をサポートしてもよく、及び/又はコアネットワークと相互作用してネットワーク機能の能力にアクセスしてもよい。ECS130の他の機能も可能であってもよい。図1に示すような少なくともいくつかの構成では、ECS130は、ユーザデバイス102、DN104、及びエッジDN106の各々とは別個のコンポーネントであるが、ECS130がユーザデバイス102、DN104、又はエッジDNI06のコンポーネントである他の構成も可能であってもよい。
追加的に、5GMSコンポーネントによって使用される「M」インターフェースと同様に、エッジコンポーネントは、複数のエッジインターフェース又はAPIを介して互いに通信してもよい。図1に示すように、各エッジインターフェースは、EDGE-jとして示され、ここで、jは、整数である。
EDGE-1は、EES122とEEC126間のインターフェースである。EDGE-1は、EES122及びEEC126によって使用されて、EES122へのEEC126の登録及び登録解除、EAS設定情報の取り出し及びプロビジョニング、エッジDN106内で利用可能なEAS124のディスカバリ、及び/又はサービス継続性手順に関係する情報を通信してもよい。
EDGE-3は、EES122とEAS124間のインターフェースである。EES122及びEAS124は、EDGE-3を使用して、EES122にEAS124を登録し(これは、時間制約及び/又は位置制約のような利用可能性情報を登録することを含んでもよい)、ESSからEAS124を登録解除し、アプリケーションコンテキストトランスファー(ACT)をサポートするためにターゲットEAS(T-EAS)情報のディスカバリを実行し、(位置情報のような)ネットワーク能力情報へのアクセスを提供し、及び/又はQoS情報の通信を含むAC128とEAS124との間のデータセッションのセットアップを要求してもよい。EDGE-3を使用して、他の情報が通信されてもよく、及び/又は他の機能が実行されてもよい。
EDGE-4は、EEC126とECS130間のインターフェースである。ECS130は、EDGE-4を使用してエッジ設定情報をEEC126にプロビジョニングしてもよい。
EDGE-5は、EEC126とアプリケーションクライアント128との間のインターフェースである。
EDGE-6は、EES122とECS130間のインターフェースである。EES122及びECS130は、EDGE-6を使用して、EES122をECS130に登録し、EES122をECS130から登録解除し、及び/又はECS130からターゲットESS情報を取り出してもよい。
EDGE-9は、2つのEES122間のインターフェースです。2つのEESS122は、EDGE-9を使用して、アプリケーションコンテキスト再配置(ACR)をサポートするため、EECコンテキスト再配置手順を行うため、及び/又はエッジ対応化レイヤ(EEL)管理ACR中のアプリケーションコンテキストの透過的トランスファーのために、ターゲットEAS情報をディスカバリしてもよい。
図1に示していないエッジコンポーネントとコアネットワークとの間のものを含む他のエッジインターフェースは、様々な他の例示的な構成例において、エッジ対応5GMSシステム100の一部であるか、又は他の方法で使用されてもよい。
追加的に、本明細書で使用される場合、サービスアクセス情報は、ストリーミングセッションをアクティブ化及び制御するために、5GMSクライアント112などのユーザデバイス102によって使用される1つ以上のパラメータ及び/又はアドレスのセットである。少なくともいくつかの例示的な構成では、サービスアクセス情報はまた、サービス、コンテンツ、及び/又はQoEメトリクスを報告するために使用される1つ以上のパラメータ及び/又はアドレスを含んでもよい。いくつかの構成では、ユーザデバイス102は、DN104からサービスアクセス情報を直接受信してもよい。他の構成では、ユーザデバイス102は、エッジDN106の5GMS AF118からサービスアクセス情報を受信してもよい。エッジ対応であることによって、ユーザデバイス102のメディアセッションハンドラ114は、サービスアクセス情報を使用して、メディアストリーミングセッションがエッジリソースを要求するための適格基準を満たすかどうかを決定するように構成されてもよい。
上述したように、プロビジョニング中に、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、エッジリソースのデプロイを要求し、及び/又はメディアストリーミングセッションのためのエッジ処理要件に関する情報を設定してもよい。プロビジョニングセッション中に、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、M1インターフェースを使用して、そのエッジ処理要件に関する情報を設定してもよい。プロビジョニングの一部として、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、M1インターフェースを使用して1つ以上の新しいEAS124をプロビジョニングしてもよい。M1インターフェースを使用して、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、エッジリソース設定情報を作成、更新、及び/又は取り出してもよい。次に、5GMS AF118は、エッジ処理に関する設定情報をメディアセッションハンドラ114と共有してもよい。設定情報は、5GMS AF118がM5インターフェースを介してメディアセッションハンドラ114に提供するサービスアクセス情報の一部として含められてもよい。メディアセッションハンドラ114によって5GMS AF118からサービスアクセス情報を受信すると、EEC126は、設定情報を処理し、次いで、EDGE-1を使用して5GMS AF118のEES122からストリーミングセッションのためのエッジ処理を要求してもよい。以下の表1は、5GMS AF118がメディアセッションハンドラ114に提供するサービスアクセス情報に含まれ得る複数のパラメータ(プロパティとも呼ばれる)を列挙する。
Figure 2024518315000002
Figure 2024518315000003
Figure 2024518315000004
Figure 2024518315000005
Figure 2024518315000006
Figure 2024518315000007
表1の最後から2番目の行に示されているように、サービスアクセス情報は、メディアストリーミングセッション中にユーザデバイス102にサービスを提供するターゲットEAS124として1つ以上の利用可能なEAS124の中からディスカバリし選択するためにEEC126によって使用されるEASディスカバリフィルタのためのテンプレートであり得るEASディスカバリテンプレート(easDiscoveryTemplate)を含んでもよい。以下の表2は、5GMS AF118がメディアセッションハンドラ114に提供するEASディスカバリテンプレートに一部又は全部が含められ得る複数のパラメータ又はプロパティを列挙する。
Figure 2024518315000008
Figure 2024518315000009
いくつかの例示的な構成では、ユーザデバイス102が、そのメディアセッションハンドラ114などを介して、ストリーミングセッション中にメディアストリームを通信することを決定したときに、EEC126は、EDGE-1インターフェースなどを介して、EES122にEASディスカバリ要求を送信して、利用可能なEAS124に関する情報を取得してもよい。EASディスカバリ要求に応答して、EEC126は、EES122からEASディスカバリ要求応答を受信してもよく、これは、1つ以上の利用可能なEAS124と、ECC126がストリーミングセッションに入るべきターゲットEAS124を識別又は選択することができるそれらの関連付けられたサービスとを示す。
EEC126が送信するディスカバリ要求は、1つ以上のEASディスカバリフィルタ含んでもよい。EASディスカバリフィルタは、ユーザデバイス102がメディアストリーミングセッションのためにEAS124に持たせたい特性である。いくつかの構成では、1つ以上のEASディスカバリフィルタが、ディスカバリ要求内の1つ以上の情報要素(IE)として含まれてもよい。少なくともいくつかの構成では、EEC126がEASディスカバリ要求に含める1つ以上のディスカバリフィルタは、5GMS AF118から受信したEASディスカバリテンプレートのパラメータ又はプロパティのうちの1つ以上とマッチングしてもよい。したがって、EEC126がEASディスカバリ要求に含める1つ以上のディスカバリフィルタは、EASディスカバリテンプレートに含まれるEASディスカバリテンプレートプロパティに応答するか、又は依存してもよい。追加的に、EEC126は、1つ以上のディスカバリフィルタに対して1つ以上のディスカバリフィルタ値と共に1つ以上のディスカバリフィルタを投入(populate)してもよい。
EASディスカバリ要求の受信に応答して、EES122は、EASディスカバリテンプレートに含まれる1つ以上のディスカバリフィルタを満たす1つ以上の利用可能なEAS124を識別しようとしてもよい。1つ以上の利用可能なEAS124を決定するために、ESS122は、ディスカバリフィルタ値マッチング処理を行ってもよく、EES122は、1つ以上のディスカバリフィルタ値を、ESS122に知られている1つ以上の登録済み又は候補EAS124の能力とマッチングするように試みる。本明細書で使用される場合、候補EAS124は、EES122が認識している、ESS122に登録されている、又は他の方法でEES122がEASディスカバリ要求を満たすことができる利用可能なEAS124である可能性があると考えられるEAS124である。また、EES122は、候補EAS124が(例えば、1つ以上のディスカバリフィルタ値を満たす)利用可能なEAS124であるべきかどうかを評価するために、ディスカバリフィルタ値マッチングについての様々な基準のうちのいずれかを使用してもよい。例えば、EES122は、所与の候補EAS124が、例として、全てのディスカバリフィルタ値を有するか、少なくとも閾値数の(若しくは閾値数を超える)ディスカバリフィルタ値を有するか、又は1つ以上の特定の所定のディスカバリフィルタ値を有する場合に、所与の候補EAS124を利用可能なEAS124として識別してもよい。ディスカバリフィルタ値マッチングを行うと、EES122は、EASディスカバリ要求を満たす0又は1つ以上の利用可能なEAS124を示すディスカバリフィルタ値マッチング結果を決定してもよい。
追加的に、ディスカバリフィルタ値マッチングを終了すると、EES122は、ディスカバリフィルタ値マッチングから決定された0又は1つ以上の利用可能なEAS124を示すディスカバリフィルタ値マッチング結果を含むディスカバリ要求応答を生成してもよい。ディスカバリ要求応答はまた、1つ以上の利用可能なEAS124の各々の特性を示してもよい。EES122は、EDGE-1インターフェースなどを介して、ディスカバリ要求応答をEEC126に送信してもよい。
ディスカバリ要求応答を受信すると、EEC126は、ディスカバリ要求応答に示された1つ以上の利用可能なEAS124の中からターゲットEAS124を選択してもよい。別の言い方をすれば、EEC126は、1つ以上の利用可能なEAS124の中から利用可能なEAS124を選択して、ターゲットEAS124としてもよい。上述したように、ターゲットEAS124は、5GMSアウェアアプリケーション110とのメディアストリーム中にメディアストリームを通信するための最良又は最も好適なEAS124であるとEEC126が決定した利用可能なEAS124であってもよい。ディスカバリ要求応答に示される複数の利用可能なEAS124がある場合に、EEC126は、ストリーミングセッションのためのターゲットEAS124として、他の利用可能なEAS124よりも1つの利用可能なEAS124を選択するための様々な基準のうちのいずれかを使用してもよい。ターゲットEAS124を選択すると、メディアセッションハンドラ114、EEC126、メディアストリームハンドラ116、5GMSアウェアアプリケーション110及び/又はアプリケーションクライアント128のうちの1つ以上などのユーザデバイス102の1つ以上のコンポーネントは、ターゲットEAS124とのメディアセッションを確立するように動作してもよく、その結果、ターゲットEAS124は、M4インターフェースを介してメディアストリームハンドラ116などのユーザデバイス102とのストリーミングセッション中に、ストリーミングメディアを通信する。
図2は、メディアストリーミングの例示的な方法200のフローチャートである。方法200は、ストリーミングセッション中に(下りリンク及び/又は上りリンク方向で)メディアをストリーミングしたいユーザデバイス102によって行われてもよい。ブロック202において、ユーザデバイス102は、ストリーミングセッションに対してターゲットEAS124を識別することを決定してもよい。ユーザデバイス102の様々なモジュール又はコンポーネントのうちのいずれかが、様々な理由のいずれかのために決定を行ってもよい。例えば、メディアセッションハンドラ114及び/又はEEC126は、5GMSアウェアアプリケーション110がストリーミングセッション中にメディアストリームを通信しようとしている、又は通信したいと思っていることを識別し、次いで、ストリーミングセッションのためのターゲットEAS124を識別することができる。別の例として、メディアセッションハンドラ114及び/又はEEC126は、5GMSアウェアアプリケーション110及び/又はアプリケーションクライアント128を識別し、次いで、5GMSアウェアアプリケーション110に関与する将来又は今後のメディアセッションのための5GMSアウェアアプリケーション110及び/又はアプリケーションクライアント128のためのターゲットEAS124を識別してもよい。別の例として、メディアセッションハンドラ114は、5GMS AF118からサービスアクセス情報を受信してもよく、この5GMS AFが、メディアセッションハンドラ114及び/又はEEC126に、5GMSアウェアアプリケーション110とのストリーミングセッションのためにターゲットEAS124を識別するように促してもよい。
ブロック204において、ユーザデバイス102は、エッジDN106にディスカバリ要求を送信して、メディアセッションのための1つ以上の利用可能なEAS124を識別してもよい。例えば、EEC126は、前述したように、EDGE-1インターフェースなどを介してEES122にディスカバリ要求を送信してもよい。ディスカバリ要求は、1つ以上のディスカバリフィルタ及びEEC126がターゲットEAS124に持たせたい1つ以上の特性を示す関連付けられた1つ以上のディスカバリフィルタ値を含んでもよい。1つ以上のディスカバリフィルタは、表2の上記に列挙されたEASディスカバリテンプレートのプロパティのうちの1つ以上を含んでもよい。例えば、ディスカバリフィルタのうちの1つ以上は、メディアセッションハンドラ114が5GMS AF118から受信するサービスアクセス情報のEASディスカバリテンプレートに含まれるプロパティのうちの1つ以上とマッチングしてもよい。EEC126は、EASディスカバリテンプレートに含まれるプロパティの全て又は全て未満を、ディスカバリ要求に含まれる1つ以上のディスカバリフィルタとして選択又は決定してもよい。
少なくともいくつかの実装では、ディスカバリフィルタの少なくとも1つは、サービス主要性能指標(KPI)(serviceKpi)、サービスエリア(serviceArea)、サービス利用可能性スケジュール(serviceAvailabilitySchedule)、又はサービス継続性シナリオ(serviceContinuityScenarios)のうちの少なくとも1つを含んでもよい。上述したように、サービスKPIは、EAS124によって満たされるべき1つ以上のサービス特性である。サービスエリアは、EAS124がサービスを提供する1つ以上の地理的エリアのリストである。サービス利用可能性スケジュールは、EAS124に対する利用可能性スケジュールである。サービス継続性シナリオは、EAS124がサービス継続性のためにサポートする1つ以上のアプリケーションコンテキスト再配置シナリオである。
ブロック206において、ユーザデバイス102は、エッジDN106などから、ディスカバリ要求に対応するディスカバリ要求応答を受信してもよい。例えば、ECC126は、EDGE-1インターフェースなどを介して、EES122からディスカバリ要求応答を受信してもよい。ディスカバリ要求応答は、ディスカバリ要求に示されたディスカバリフィルタ値のうちの1つ以上を有することなどによって、ディスカバリ要求を満たす1つ以上の候補EAS124を示してもよい。ブロック208において、EEC126などを有するユーザデバイス102は、ディスカバリ要求応答において示された1つ以上の候補EAS124の中からターゲットEAS124を選択してもよい。ブロック210において、ユーザデバイス102は、ユーザデバイス102がディスカバリ要求応答から選択したターゲットEAS124とのストリーミングセッション中に(下りリンク方向及び/又は上りリンク方向で)メディアをストリーミングしてもよい。例えば、メディアストリームハンドラ116は、M4インターフェースを介してターゲットEAS124とメディアをストリーミングしてもよい。
図3は、エッジDN106によって行われるメディアストリーミングの例示的な方法300のフローチャートを示す。ブロック302において、エッジDN106は、ユーザデバイス102から、1つ以上のディスカバリフィルタ及び関連付けられた1つ以上のディスカバリフィルタ値を含むディスカバリ要求を受信してもよい。例えば、エッジネットワーク106のEES122は、EDGE-1インターフェースなどを介して、ユーザデバイス102のEECからディスカバリ要求を受信してもよい。少なくともいくつかの実装では、ディスカバリフィルタのうちの1つ以上は、エッジネットワーク106がユーザデバイス102に送信したEASディスカバリテンプレートの1つ以上のプロパティとマッチングしてもよい。これに対応して、いくつかの実装では、ブロック302において、エッジネットワーク106は、1つ以上のプロパティを含む、前述のサービスアクセス情報の一部などのディスカバリフィルタテンプレートを送信してもよく、ディスカバリフィルタテンプレートを送信した後及び/又はその送信に応答して、ディスカバリ要求を受信してもよい。また、いくつかの例示的な実装では、エッジDN106は、DN104からエッジ処理に関する設定情報を受信した後、及び/又はその受信に応答して、サービスアクセス情報の一部などのディスカバリフィルタテンプレートを送信してもよい。例えば、5GMS AF118は、プロビジョニングセッション中に、M1インターフェースを介して、DN104の5GMSアプリケーションプロバイダ108からエッジ処理設定情報を受信してもよい。設定情報の受信に応答して、5GMS AF118は、M5インターフェースなどを介して、サービスアクセス情報をメディアセッションハンドラ114に送信してもよい。少なくともいくつかの実装では、EASディスカバリテンプレートに含まれるプロパティのうちの1つ以上を含むサービスアクセス情報内の情報は、5GMSアプリケーションプロバイダ108から受信した設定情報に依存してもよい。
また、少なくともいくつかの実装形態では、ディスカバリ要求の1つ以上のディスカバリフィルタは、エッジDN106がユーザデバイス102に送信するEASディスカバリテンプレートに含まれるプロパティのうちの1つ以上を含んでもよい。1つ以上のプロパティは、表2の上記のEAS検出テンプレートに列挙されたプロパティのうちの1つ以上を含んでもよい。これらの実装のうちの少なくともいくつかでは、ディスカバリフィルタのうちの少なくとも1つは、サービスKPI(serviceKpi)、サービスエリア(serviceArea)、サービス利用可能性スケジュール(serviceAvailabilitySchedule)、又はサービス継続性シナリオ(serviceContinuityScenarios)のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
ブロック304において、ディスカバリ要求の受信に応答して、EES122などを介して、エッジDN106は、ディスカバリ要求を満たす1つ以上の利用可能なEAS124を識別してもよい。前述したように、エッジDN106は、ディスカバリ値マッチングを行って、1つ以上の候補EAS124のうちのどれがディスカバリ要求を満たすかを決定し、次いで、1つ以上の利用可能なEAS124として識別してもよい。ブロック306において、EES122などを有するエッジDN106は、EDGE-1インターフェースを介してEEC126などのユーザデバイス102に対して、識別した1つ以上の利用可能なEAS124を示すディスカバリ要求応答を生成及び送信してもよい。ブロック308において、ディスカバリ要求応答において示された1つ以上の利用可能なEAS124のうちの1つは、ディスカバリ要求応答後のストリーミングセッション中及び/又はそのディスカバリ要求応答に応答して、(下りリンク方向及び/又は上りリンク方向で)ストリーミングメディアを通信してもよい。
上述したように、いくつかの実装では、エッジネットワーク106がユーザデバイス102に送信するEASディスカバリテンプレート、及び/又はユーザデバイス102がエッジネットワーク106に送信するディスカバリ要求は、サービスKPI(serviceKpi)、サービスエリア(serviceArea)、サービス利用可能性スケジュール(serviceAvailabilitySchedule)、又はサービス継続性シナリオ(serviceContinuityScenarios)のプロパティのうちの少なくとも1つを含んでもよい。特に、これらの実装は、EASプロバイダID(easProviderIds)、EASタイプ(easType)、又は1つ以上のEAS特徴(easFeatures)のうちの1つ以上を含む1つ以上の追加プロパティと組み合わせて、これらのプロパティのうちの1つ以上を含んでもよい。このような実装は、サービスKPI(serviceKpi)、サービスエリア(serviceArea)、サービス利用可能性スケジュール(serviceAvailabilitySchedule)、又はサービス継続性シナリオ(serviceContinuityScenarios)のいずれも含まない他の実装と対照的であってもよい。例えば、そのような他の実装は、EASプロバイダID(easProviderIds)、EASタイプ(easType)、又は1つ以上のEAS特徴(easFeatures)のうちの1つ以上のみを含んでもよい。しかしながら、サービスKPI(serviceKpi)、サービスエリア(serviceArea)、サービス利用可能性スケジュール(serviceAvailabilitySchedule)、又はサービス継続性シナリオ(serviceContinuityScenarios)の少なくとも1つをディスカバリ要求に含めることによって、EES122は、ユーザデバイス102とのストリーミングセッションに参加するための改善されたEAS124のグループを選択してもよい。例えば、EES122は、これらのプロパティを含まないディスカバリ要求に対して本来持っていない候補EAS124を識別することができ、及び/又は、EEC126がターゲットEAS124に持たせたい特定のサービスKPI、特定のサービスエリア、特定のサービス利用可能性スケジュール、又は特定のサービス継続性シナリオのうちの1つ以上を有さないために最適とはいえない特定のEAS124を候補として識別することを回避してもよい。
したがって、いくつかの実装では、5GMSアウェアアプリケーション110は、EAS124をインスタンス化してもよい。一般に、EAS124は、ユーザデバイス102とメディアをストリーミングするアプリケーションを実行することができるときに、インスタンス化される。特定の実装形態では、5GMSアウェアアプリケーションがストリーミングセッション中にメディアコンテンツをストリーミングするときに、EAS124がアプリケーションを実行して、5GMSアウェアアプリケーションと共に、又はそのためにメディアコンテンツをストリーミングすることを可能にするときに、EAS124がストリーミングセッションのためにインスタンス化されてもよい。M1インターフェースによって受信されたエッジサーバ要件は、サービスアクセス情報の一部として、M5インターフェースを通じてユーザデバイス(クライアント)102に配信される。ユーザデバイス(クライアント)102は、1つ以上のエッジディスカバリインターフェース(例えば、API)を使用して、1つ以上のマッチングする利用可能なEAS124をディスカバリしてもよい。
前述したように、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、M1インターフェースを使用して新しいEAS124をプロビジョニングしてもよい。M1インターフェースを通じて、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、エッジリソース設定を作成、更新、及び/又は取り出してもよい。いくつかの実装では、5GMSアプリケーションプロバイダは、表3の以下に列挙された動作を使用して、そうしてもよい。
Figure 2024518315000010
追加的に、少なくともいくつかの実装に対して、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、以下の表4に列挙されたエッジリソース設定のための1つ以上のプロパティを使用してもよい。
Figure 2024518315000011
Figure 2024518315000012
図4は、エッジDN106によって行われるメディアストリーミングの別の例示的な方法400のフローチャートである。ブロック402において、5GMS AF118はエッジリソース情報を受信してもよい。エッジリソース情報は、M1インターフェースを介して5GMSアプリケーションプロバイダ108から受信されてもよい。追加的又は代替的には、エッジリソース情報は、エッジリソース設定を作成するために使用されてもよい。追加的又は代替的には、エッジリソース情報は、1つ以上のEAS124をプロビジョニングするために使用されてもよい。ブロック404において、5GMS AF118は、サービスアクセス情報を、メディアセッションハンドラ114などのユーザデバイス102に送信してもよい。前述したように、サービス追加又は代替として、5GMS AF118は、サービスアクセス情報をM5インターフェースを介してユーザデバイス102に送信してもよい。追加的又は代替的には、サービスアクセス情報は、前述したように、1つ以上のプロパティを含むEASディスカバリテンプレートを含んでもよい。いくつかの実装では、1つ以上のプロパティは、サービスKPI、サービスエリア、サービス利用可能性スケジュール、又はサービス継続性シナリオのうちの1つ以上を含んでもよい。また、いくつかの実施形態では、EES118は、サービスアクセス情報の送信に応答してディスカバリ要求を受信することができる。ディスカバリ要求は、1つ以上のディスカバリフィルタを含んでもよく、少なくとも1つのディスカバリフィルタは、EASディスカバリテンプレートに含まれる少なくとも1つのプロパティとマッチングする。EES118は、前述したように、ディスカバリ要求を満たす1つ以上の利用可能なEAS124を識別し、1つ以上の利用可能なEAS124を識別するディスカバリ応答を送信してもよい。
いくつかの実装では、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、アクティブ化されたEAS124のリストを取得したいか、又は取得することを決定してもよい。一般に、アクティブ化されたEAS124は、ユーザデバイスとのストリーミングセッション及び/又はストリーミングメディアに参加したEAS124である。上述したように、ターゲットEAS124は、ユーザデバイス102がエッジDN106から識別された1つ以上の利用可能なEAS124の中から選択することができるEASである。ユーザデバイス102及びターゲットEAS124がストリーミングセッション中にメディアする場合、ターゲットEAS124は、アクティブ化されたEAS124である。アクティブ化されたEAS124の数に応じて、リストは、様々な時間又は状況のいずれかにおいて、0以上のアクティブ化されたEAS124を含んでもよい。リストを取得するために、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、インターフェースM1を介して5GMS AF118にアクティブ化EAS要求を送信してもよく、この要求は、5GMS AF118に対して、リストを5GMSアプリケーションプロバイダ108に送信又は返すよう示すか、又は命令する。いくつかの実装では、アクティブ化EAS要求は、EAS識別(ID)フラグ(例えば、表3のeasIdFlag)を含んでもよい。EAS IDフラグは、5GMS AF118に対して、アクティブ化されたEAS124のリストを返すかどうかを示してもよい。例えば、いくつかの実装では、EAS IDフラグは、5GMS AF118に対して、リストを返すように示す第1の値(ブール論理「1」又は論理「0」値など)、又はリストを返さないように示す第2の値(他のブール論理「0」又は論理「1」値など)であってもよい。
アクティブ化EAS要求の受信に応答して、5GMS AF118は、アクティブ化されたEAS124のリストを取り出し、M1インターフェースなどを介して、5GMSアプリケーションプロバイダ108にリストを返すか又は送信してもよい。少なくともいくつかの実装では、リストは、アクティブ化されたEAS124を示すために、アクティブ化されたEAS124のEAS ID(例えば、表3のeasId)を含んでもよい。
いくつかの実装では、アクティブ化EAS要求は、エッジリソース設定要求の一部であってもよい。例えば、エッジリソース設定要求は、5GMS AF118に対して、エッジリソース設定を取り出すように示すか、又は指示し、取り出されたエッジリソース設定を5GMSアプリケーションプロバイダ108に送信してもよい。エッジリソース設定要求は、エッジリソース設定ID(edgeResourcesConfigurationId)、エッジ管理モード(edgeManagementMode)、適格基準(eligibilityCriteria)、EAS要件(easRequirements)、又はEAS再配置要件(easRelocationRequirements)を含む、表4の以下のプロパティのうちの1つ以上を含むことができる。エッジリソース設定要求は、5GMS AF118が5GMSアプリケーションプロバイダ108に返すエッジリソース設定と共に、又はその一部として、アクティブ化されたEAS124のリストを含めるかどうかを示すEAS IDフラグをさらに含んでもよい。エッジリソース設定要求を受信すると、5GMS AF118は、EAS IDフラグをチェックしてもよい。EAS IDフラグが、アクティブ化されたEAS124のリストを返すことを示す場合(第1の値であることなどによって)、5GMS AF118は、アクティブ化されたEAS124のリストを取り出し、アクティブ化されたEAS124のリストを残りのエッジリソース設定と共に含め、アクティブ化されたEAS124のリストを有するエッジリソース設定を5GMSアプリケーションプロバイダ108に返してもよい。
追加的又は代替的には、いくつかの実装では、アクティブ化EAS要求及び/又はEAS IDフラグは、5GMS AF118に対して、エッジリソース設定取り出し動作中に、アクティブ化されたEAS124のリストを取り出すように示すか、又は指示してもよい。すなわち、アクティブ化EAS要求及び/又はEAS IDフラグがエッジリソース設定要求の一部であるか、又はそのエッジリソース設定要求に含まれているかどうかにかかわらず、アクティブ化EAS要求及び/又はEAS IDフラグは、5GMS AF118に対して、エッジリソース設定取り出し動作中に、アクティブ化されたEAS124のリストを取り出すように示してもよい。次いで、5GMS AF118がエッジリソース設定取り出し動作を実行するときに、5GMS AF118は、動作の一部として、アクティブ化されたEAS124のリストを取り出してもよい。
アクティブ化されたEAS124のリストを受信すると、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、EAS IDに関連付けられた、及び/又はそれらを使用した1つ以上のアクションを行ってもよい。例えば、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、使用される1つ以上の処理能力(例えば、中央処理ユニット(CPU)電力及び/又はグラフィック処理ユニット(GPU))、使用されるネットワーク帯域幅、使用される揮発性メモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM))、及び/又は使用される不揮発性メモリ(メモリストレージ)など、所与のアクティブ化されたEAS124のヘルスステータスを決定してもよい。EAS IDを知ると、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、EAS IDを使用して、EAS IDによって識別されるアクティブ化されたEASの1つ以上のヘルスステータスパラメータを取得してもよい。別の例として、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、EAS報告を特定のEAS124に関連付けてもよい。例えば、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、非限定的な例として、ストリーミングセッションの持続時間、通信又は消費されたメディアコンテンツの一部、人気統計、上りリンク及び下りリンク方向のメディアコンテンツに関連する統計など、ストリーミングセッションに関連する様々なパラメータ及び/又は統計のうちの1つ以上を含む、消費報告及び/又はQoE報告などのストリーミングセッションに関係する報告を受信してもよい。アクティブ化されたEAS124のリストを受信すると、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、リストに含まれるアクティブ化されたEAS IDを使用して、所与の報告を所与のアクティブ化されたEAS124にリンク又は関連付けてもよい。
追加的に、いくつかの実装では、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、1つ以上のアクティブ化されたEAS124のEASプロファイルを取得してもよい。これらの実装の少なくともいくつかに対して、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、EES122から1つ以上のアクティブ化されたEASプロファイルを取り出してもよい。特に、これらの実装の中で、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、アクティブ化されたEAS124のEASプロファイルを取得するために、5GMSアプリケーションプロバイダ108とEES122との間に延在するインターフェース132を介してEES122と直接通信してもよい。図1に示すように、インターフェース132は、M1インターフェースとは異なる又は別個のインターフェースである。5GMSアプリケーションプロバイダ108は、インターフェース132などを介して、アクティブ化EASプロファイル要求をEES122に送信してもよい。要求の受信に応答して、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、1つ以上のアクティブ化されたEAS124のうちのEASプロファイルを取得し、そのEASプロファイルを5GMSアプリケーションプロバイダ108に送信又は返してもよい。
さらに、いくつかの実装では、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、M1インターフェースなどを介して、アクティブ化されたEAS124のリストを5GMS AF118から受信した後、アクティブ化EASプロファイル要求を送信してもよい。アクティブ化されたEAS124のリストを受信した後、又はその受信に応答して、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、アクティブ化されたEAS124のリストを含むEASプロファイル要求をEES122に送信してもよい。いくつかの実装では、アクティブ化されたEAS124のリストは、前述したように、アクティブ化されたEAS124のEAS ID(例えば、表4のeasId)を含んでもよい。これに対応して、アクティブ化されたEAS124のEAS IDの受信に応答して、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、EES122に送信するアクティブ化EASプロファイル要求にEAS IDを含めてもよい。これに応答して、EES122は、EAS IDに関連付けられたEASプロファイルを取得し、アクティブ化EASプロファイル要求に対するその応答の一部として、それらのEASプロファイルを5GMSアプリケーションプロバイダ108に返してもよい。
いくつかの実施形態では、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、受信するEASプロファイルのうちの1つ以上を使用して、1つ以上のアクティブ化されたEAS124の割り当てを評価又は確認してもよい。例えば、EASプロファイルを使用して、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、そのEASプロファイルに関連付けられたアクティブ化されたEAS124がメディアセッションに参加するために適切に割り当てられたか、又は選択されたかを評価してもよい。例えば、割り当てられたEAS124は、最大CPUパワー、最大GPUパワー、揮発性及び/又は不揮発性記憶容量、及び/又は最大帯域幅などの最大動作パラメータの関連付けられたセットを有してもよい。様々な実施形態では、最大動作パラメータのうちの1つ以上が、サービスKPIによって定義されてもよい。アクティブ化されたEAS124のEASプロファイルを使用して、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、実際の動作パラメータが最大動作パラメータの範囲内にあるかどうかを評価又は確認し、次いでアクティブ化されたEAS124が適切に割り当てられたかどうかを決定してもよい。
図5は、エッジリソース処理の例示的な方法500のフローチャートである。ブロック502において、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、エッジDN106内の1つ以上のアクティブ化されたEAS124を識別するリスト又はレコードを取得することを決定してもよい。ブロック504において、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、アクティブ化EAS要求を5GMS AF118に送信してもよい。少なくともいくつかの実装では、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、M1インターフェースを介してアクティブ化EAS要求を送信してもよい。また、少なくともいくつかの実装形態では、アクティブ化EAS要求は、5GMS AF118に対して、アクティブ化されたEAS124のリストを5GMSアプリケーションプロバイダ108に返すかどうかを示すEAS識別(ID)フラグを含んでもよい。追加的又は代替的には、少なくともいくつかの実装では、アクティブ化EAS要求及び/又はEAS IDフラグは、エッジリソース設定要求の一部であってもよい。ブロック506において、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、アクティブ化EAS要求に応答して、及び/又はこれに関連付けられた、1つ以上のアクティブ化されたEAS124のリストを受信してもよい。ブロック508において、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、前述のように、1つ以上のアクティブ化されたEAS124のリストに基づいて、又はこれを使用して、1つ以上のヘルスステータスを決定し、及び/又は1つ以上のストリーミングセッションに関する1つ以上の報告を1つ以上のアクティブ化されたEAS124とリンク付けしてもよい。
図6は、エッジリソース処理の例示的な方法600のフローチャートである。ブロック602において、5GMS AF118は、アクティブ化EAS要求を受信して、エッジDN106内のもう1つのアクティブ化された化EAS124を識別するリスト又はレコードを取得してもよい。ブロック604において、5GMS AF118は、アクティブ化されたEAS124を識別し、それらをアクティブ化されたEAS124のリストに示すか又は含めてもよい。ブロック606において、5GMS AFは、アクティブ化されたEAS124のリストを5GMSアプリケーションプロバイダ108に送信してもよい。いくつかの実装では、5GMS AF118は、アクティブ化されたEAS124が、アクティブ化されたEAS124のEAS IDをリストに含めてもよいことを示してもよい。
図7は、エッジリソース処理の例示的な方法700のフローチャートである。ブロック702において、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、アクティブ化されたEAS124のEASプロファイルを取得することを決定してもよい。ブロック704において、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、EASプロファイルを取得するために、アクティブ化EASプロファイル要求を生成及び/又は送信してもよい。いくつかの実装では、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、アクティブ化EASプロファイル要求をEES122に送信する。特に、これらの実装の中で、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、アクティブ化EASプロファイル要求を、M1インターフェースとは別個の又は異なるインターフェース132を介してEES122に送信する。説明したように、別個のインターフェース132は、5GMSアプリケーションプロバイダ108とEES122との間に延在してもよい。追加的又は代替的には、いくつかの実装では、5GMSアプリケーションプロバイダは、EASプロファイルを受信したいアクティブ化されたEAS124のEAS IDを含んでもよい。ブロック706において、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、アクティブ化EASプロファイル要求に応答して、アクティブ化されたEAS124のEASプロファイルを受信してもよい。いくつかの実装では、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、ESS122からEASプロファイルを受信してもよい。特に、これらの実装の中で、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、5GMSアプリケーションプロバイダ108とEES122との間の別個のインターフェース132を介してEASプロファイルを受信してもよい。ブロック708において、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、前述したように、EASプロファイルに基づいて、又はこれを使用して、1つ以上のアクティブ化されたEAS124の1つ以上の割り当てを評価又は確認してもよい。
図8は、エッジリソース処理の例示的な方法800のフローチャートである。ブロック802において、EES122は、アクティブ化EASプロファイル要求を受信してもよい。いくつかの実装では、EES122は、M1インターフェースとは異なるか、又は別個のインターフェース132を介して、アクティブ化EASプロファイル要求を受信してもよい。ブロック804において、アクティブ化EASプロファイル要求の受信に応答して、EES122はEASプロファイルを識別又は取得する。ブロック806において、EESは、アクティブ化されたEAS124のEASプロファイルを5GMSアプリケーションプロバイダ108に送信してもよい。いくつかの実装では、EES122は、別個のインターフェース132を介してEASプロファイルを送信してもよい。追加的又は代替的に、いくつかの実装では、アクティブ化EASプロファイル要求は、EAS IDを含んでもよく、EES122は、これらのEAS IDによって識別されるアクティブ化されたEASのEASプロファイル(すなわち、EAS IDに関連付けられたEASプロファイル)を取得してもよい。
方法400、500、700、800のうちの2つ以上の1つ以上のブロックを組み合わせるエッジリソース処理の他の方法も可能であってもよい。例えば、ブロック704において、5GMSアプリケーションプロバイダ108が、アクティブ化EASプロファイル要求を生成するときに、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、ブロック406で受信したアクティブ化EAS要求応答から識別したアクティブ化EAS124を含んでもよい。例えば、5GMSアプリケーションプロバイダ108は、アクティブ化されたEAS124のEAS IDのリストを受信してもよく、次に、EES122に送信するアクティブ化EASプロファイル要求にEAS IDを含めてもよい。方法500及び方法800の1つ以上のブロックを組み合わせる他の同様の方法も行われてもよい。
追加的に、本明細書で使用される場合、モジュールという用語は、ハードウェアのみ、又はハードウェア若しくはソフトウェアの組み合わせで実装され、1つ以上の機能又はアクションを実装又は実施するように構成された電子機器を指す。例えば、モジュールは、コンピュータ実行可能命令を実行するように構成された回路、デジタル論理回路又はプロセッサ(例えば、中央処理ユニット(CPU))、プロセッサ又はコントローラによって実行されるように構成されたコンピュータ実行可能命令を記憶するメモリ、又はこれらの様々な組み合わせのうちのいずれかを含んでもよい。
さらに、上述の技術は、コンピュータ可読命令を使用するコンピュータソフトウェアとして実装され、1つ以上のコンピュータ可読媒体に物理的に記憶され得る。例えば、図9は、開示された主題の特定の実施形態を実装するのに好適なコンピュータシステム900を示す。
コンピュータソフトウェアは、アセンブリ、コンパイル、リンク、又は類似のメカニズムの対象となり得る任意の好適な機械コード又はコンピュータ言語を使用してコーディングされ得、1つ以上のコンピュータ中央処理ユニット(CPU)、グラフィック処理ユニット(GPU)などによって、直接的に、又は解釈、マイクロコード実行などを通して実行され得る命令を含むコードを作成する。
命令は、例えば、パーソナルコンピュータ、タブレットコンピュータ、サーバ、スマートフォン、ゲームデバイス、モノのインターネットのデバイスなどを含む様々なタイプのコンピュータ又はそのコンポーネント上で実行され得る。
コンピュータシステム900のための図9に示されるコンポーネントは、本質的に例示的なものであり、本開示の実施形態を実装するコンピュータフトウェアの使用又は機能の範囲に関していかなる制限も示唆することを意図していない。また、コンポーネントの構成は、コンピュータシステム900の例示的な実施形態に示されているコンポーネントのうちの任意の1つ又は組み合わせに関連するいかなる従属性又は要件も有していると解釈されてはならない。
コンピュータシステム900は、特定のヒューマンインターフェース入力装置を含んでもよい。このようなヒューマンインターフェース入力デバイスは、例えば、触覚入力(例えば、キーストローク、スワイプ、データグローブの動き)、オーディオ入力(例えば、音声、拍手)、視覚入力(例えば、ジェスチャ)、嗅覚入力(描写せず)を通して、1人以上の人間ユーザによる入力に応答してもよい。また、ヒューマンインターフェースデバイスは、オーディオ(例えば、発話、音楽、周囲音)、画像(例えば、スキャン画像、静止画像カメラから取得される写真画像)、ビデオ(例えば、2次元ビデオ、立体画像を含む3次元ビデオ)などの人間による意識的入力に必ずしも直接関連しない特定のメディアをキャプチャするために使用され得る。
入力ヒューマンインターフェースデバイスは、キーボード901、マウス902、トラックパッド903、タッチスクリーン910、データグローブ(図示せず)、ジョイスティック905、マイクロホン906、スキャナ907、カメラ908のうちの1つ以上(各々の1つのみが描写されている)を含んでもよい。
コンピュータシステム900はまた、特定のヒューマンインターフェース出力装置を含んでもよい。このようなヒューマンインターフェース出力デバイスは、例えば、触覚出力、音、光、及び嗅覚/味覚を通して、1人以上の人間ユーザの感覚を刺激していてもよい。このようなヒューマンインターフェース出力デバイスは、触覚出力デバイス(例えば、タッチスクリーン910、データグローブ(図示せず)、又はジョイスティック905による触覚フィードバックであるが、入力デバイスとして機能しない触覚フィードバックデバイスであり得る)、オーディオ出力デバイス(例えば、スピーカー909、ヘッドフォン(描写せず))、視覚出力デバイス(例えば、CRTスクリーン、LCDスクリーン、プラズマスクリーン、OLEDスクリーンを含むスクリーン1910であって、各々、触覚スクリーン入力能力を有するか、又は有さず、これらのうちのいくつかは、二次元の視覚出力又は立体出力のような手段を通してそれ以上の三次元の出力を出力することが可能であり得るもの、仮想現実グラス(描写せず)、ホログラフィックディスプレイ、スモークタンク(描写せず))、及びプリンタ(描写せず)を含んでもよい。
コンピュータシステム900はまた、CD/DVD又は同様の媒体921を有するCD/DVD ROM/RW920を含む光媒体、サムドライブ922、取り外し可能ハードドライブ又はソリッドステートドライブ923、テープ及びフロッピーディスク(図示せず)などのレガシー磁気媒体、セキュリティドングル(図示せず)のような特殊化されたROM/ASIC/PLDベースの装置など、人間がアクセス可能な記憶装置、及びそれらの関連媒体を含むことができる。
当業者はまた、現在開示されている主題に関連して使用される用語「コンピュータ可読媒体」は、伝送媒体、搬送波、又は他の過渡信号を包含しないと理解すべきである。
コンピュータシステム900はまた、1つ以上の通信ネットワーク955へのインターフェース954を含むことができる。ネットワークは、例えば、無線、有線、光のものとすることができる。ネットワークは、さらに、ローカル、広域、大都市、車両及び産業、リアルタイム、遅延耐性などのものとすることができる。ネットワークの例は、Ethernet、無線LAN、GSM、3G、4G、5G、LTEなどを含むセルラネットワーク、ケーブルTV、衛星TV、及び地上放送TVを含むTV有線及び無線広域デジタルネットワーク、CANbus含む車両及び産業などを含む。特定のネットワークは、通常、特定の汎用データポート又は周辺バス949(例えば、コンピュータシステム900のUSBポートなど)に取り付けられる外部のネットワークインターフェースアダプタを必要とし、他のものは、通常、後述するシステムバス(例えば、PCコンピュータシステムへのEthernetインターフェース又はスマートフォンコンピュータシステムへのセルラーネットワークインターフェース)への取り付けによって、コンピュータシステム1800のコアに組み込まれる。これらのネットワークのいずれかを使用して、コンピュータシステム(900)は、他のエンティティと通信することができる。このような通信は、一方向性の受信のみ(例えば、放送テレビ)、一方向性の送信のみのもの(例えば、CANbusから特定のCANbusまで)、又は、例えば、ローカル又は広域デジタルネットワークを使用する他のコンピュータシステムへの双方向性のものとすることができる。特定のプロトコル及びプロトコルスタックは、上述したように、それらのネットワーク及びネットワークインターフェースの各々で使用され得る。
前述のヒューマンインターフェース装置、人間がアクセス可能な記憶装置、及びネットワークインターフェースは、コンピュータシステム900のコア940に取り付けることができる。
コア940は、1つ以上のCPU(Central Processing Unit)941、GPU(Graphics Processing Unit)942、FPGA(Field Programmable Gate Area)943の形態の特殊なプログラマム可能な処理ユニット、特定のタスクのためのハードウェアアクセラレータ944、グラフィックアダプタ950などを含むことができる。これらのデバイスは、ROM(Read-only memory)945、ランダムアクセスメモリ946、ユーザがアクセス不可能なハードドライブ、SSDなどの内部マスストレージ947と一緒に、システムバス948を通じて接続されてもよい。いくつかのコンピュータシステムでは、システムバス948は、付加的なCPU、GPUなどによる拡張を可能にするために、1つ以上の物理プラグの形態でアクセス可能とすることができる。周辺デバイスは、コアのシステムバス948に直接取り付けることも、周辺バス949を介して取り付けることもできる。一例では、スクリーン910は、グラフィックアダプタ950に接続され得る。周辺バスのためのアーキテクチャは、PCI、USBなどを含む。
CPU941、GPU942、FPGA943、及びアクセラレータ944は、組み合わせて、前述のコンピュータコードを構成することができる特定の命令を実行することができる。そのコンピュータコードは、ROM945又はRAM946に記憶され得る。一時的なデータはまた、RAM946に記憶され得るが、永続性データは、例えば、内部マスストレージ947に記憶され得る。1つ以上のCPU941、GPU942、大容量ストレージ947、ROM945、RAM946などと密接に関連付けられ得るキャッシュメモリの使用を介して、メモリデバイスのいずれかへの高速ストレージ及び取り出しを可能にすることができる。
コンピュータ可読媒体は、様々なコンピュータ実装された動作を行うためのコンピュータコードをその上に有することができる。媒体及びコンピュータコードは、本開示の目的のために特別に設計及び構築することができるか、又はそれらは、コンピュータソフトウェア分野の当業者に周知かつ入手可能な種類のものとすることができる。
非限定的な例として、アーキテクチャ900、具体的にはコア940を有するコンピュータシステムは、1つ以上の有形のコンピュータ可読媒体に具現化されたソフトウェアを実行するプロセッサ(CPU、GPU、FPGA、アクセラレータなどを含む)の結果として機能を提供することができる。このようなコンピュータ可読媒体は、コア内部大容量ストレージ947、ROM945などの非一時的な性質のコア940の特定のストレージと同様に、上記に紹介したユーザがアクセス可能な大容量ストレージに関連付けられた媒体とすることができる。本開示の様々な実施形態を実装するソフトウェアは、そのような装置に記憶され、コア940によって実行することができる。コンピュータ可読媒体は、特定のニーズに応じて、1つ以上のメモリデバイス又はチップを含むことができる。ソフトウェアは、コア940、特にその中のプロセッサ(CPU、GPU、FPGAなどを含む)に、RAM946に記憶されたデータ構造を定義し、ソフトウェアによって定義されたプロセスに従ってそのようなデータ構造を修正することを含む、本明細書に記載された特定のプロセス又は特定のプロセスの特定の部分を実行させることができる。追加的又は代替的には、コンピュータシステムは、回路(例えば、アクセラレータ944)内に配線されたか、又は他の方法で具現化された論理の結果として、機能を提供することができ、この回路は、本明細書に記載の特定の処理又は特定の処理の特定の部分を実行するために、ソフトウェアの代わりに、又はソフトウェアと共に動作することができる。ソフトウェアへの言及は、論理を包含することができ、適切な場合には、その逆もできる。コンピュータ可読媒体への言及は、実行のためのソフトウェアを記憶する回路(集積回路(IC)など)、実行のための論理を具体化する回路、又は適切な場合にはその両方を包含することができる。本開示は、ハードウェア及びソフトウェアの任意の好適な組み合わせを包含する。
本開示の主題はまた、とりわけ以下の態様に関連するか、又はこれらを含んでもよい。
第1の態様では、メディアストリーミングの方法であって、ユーザデバイスによって、ユーザデバイスの5GMSアウェアアプリケーションとの5GMS(Fifth Generation Media Streaming)ストリーミングセッションのためのターゲットエッジアプリケーションサーバ(EAS)を決定するステップと、ユーザデバイスによって、ストリーミングセッションに対して1つ以上の利用可能なEASを識別するためのディスカバリ要求を送信するステップであって、ディスカバリ要求は、1つ以上のディスカバリフィルタを含み、1つ以上のディスカバリフィルタは、サービス主要性能指標(KPI)、サービスエリア、サービス利用可能性スケジュール、又はサービス継続性シナリオのうちの1つ以上を含む、ステップと、ユーザデバイスによって、ディスカバリ要求を満たす1つ以上の利用可能なEASを示すディスカバリ要求応答を受信するステップと、ユーザデバイスによって、1つ以上の利用可能なEASの中からターゲットEASを選択するステップと、ユーザデバイスによって、ターゲットEASとのストリーミングセッション中にメディアストリームを通信するステップと、を含む。
第2の態様は、第1の態様を含み、1つ以上のディスカバリフィルタは、サービスKPIを含むことをさらに含む。
第3の態様は、第1~第2の態様のいずれかを含み、1つ以上のディスカバリフィルタは、サービスエリアを含むことをさらに含む。
第4の態様は、第1~第3の態様のいずれかを含み、1つ以上のディスカバリフィルタは、サービス利用可能性スケジュールを含むことをさらに含む。
第5の態様は、第1~第4の態様のいずれかを含み、1つ以上のディスカバリフィルタは、サービス継続性シナリオを含むことをさらに含む。
第6の態様は、第1~第5の態様のいずれかを含み、ユーザデバイスによって、エッジデータネットワークからサービスアクセス情報を受信するステップであって、サービスアクセス情報は、サービスKPI、サービスエリア、サービス利用可能性スケジュール、又はサービス継続性シナリオのうちの1つ以上を含むEASディスカバリテンプレートを含む、ステップをさらに含む。
第7の態様は、第6の態様を含み、ユーザデバイスによって、サービスKPI、サービスエリア、サービス利用可能性スケジュール、又はサービス継続性シナリオのうちの1つ以上を含むサービスアクセス情報のEASディスカバリテンプレートに応答して、サービスKPI、サービスエリア、サービス利用可能性スケジュール、又はサービス継続性シナリオの1つ以上を含むように1つ以上のディスカバリフィルタをセットするステップをさらに含む。
第8の態様は、メディアストリーミングの方法であって、5GMS(Fifth Generation Media Streaming)アプリケーション機能(AF)によって、M1インターフェースを介して5GMSアプリケーションプロバイダから受信したエッジリソース情報を受信するステップであって、エッジリソース設定は、1つ以上のエッジアプリケーションサーバ(EAS)をプロビジョニングするために使用される、ステップと、エッジリソース情報の受信に応答して、5GMS AFによって、M5インターフェースを介してユーザデバイスにエッジリソースの利用可能性を示すサービスアクセス情報を送信するステップであって、サービスアクセス情報は、5GMSストリーミングセッションのためのターゲットEASのディスカバリに使用されるEASディスカバリテンプレートを含む、ステップと、を含む、方法を含む。
第9の態様は、第8の態様を含み、サービスアクセス情報の送信に応答して、エッジデータネットワークのエッジ対応化サーバ(EES)によって、ストリーミングセッションに対して1つ以上の利用可能なEASを識別するためのディスカバリ要求を受信するステップであって、ディスカバリ要求は、EASディスカバリテンプレートの少なくとも1つのプロパティにマッチングする少なくとも1つのディスカバリフィルタを含む、ステップと、EESによって、ディスカバリ要求を満たす1つ以上の利用可能なEASを識別するステップと、EESによって、1つ以上の利用可能なEASを識別するディスカバリ応答を送信するステップと、をさらに含む。
第10の態様は、第8~第9の態様のいずれかを含み、EASディスカバリテンプレートのプロパティは、サービス主要性能指標(KPI)を含むことをさらに含む。
第11の態様は、第8~第10の態様のいずれかを含み、EASディスカバリテンプレートのプロパティは、サービスエリアを含むことをさらに含む。
第12の態様は、第8~第11の態様のいずれかを含み、EASディスカバリテンプレートのプロパティは、サービス利用可能性スケジュールを含むことをさらに含む。
第13の態様は、第8~第12の態様のいずれかを含み、EASディスカバリテンプレートのプロパティは、サービス継続性シナリオを含むことをさらに含む。
第14の態様は、第8~第13の態様のいずれかを含み、ターゲットEASによって、ユーザデバイスとの5GMSストリーミングセッション中にメディアストリームを通信するステップをさらに含む。
第15の態様は、エッジリソース処理の方法であって、データネットワークの5GMS(Fifth Generation Media Streaming)アプリケーションプロバイダで、1つ以上のアクティブ化されたエッジアプリケーションサーバ(EAS)のリストを取得することを決定するステップと、5GMSアプリケーションプロバイダで、アクティブ化EAS要求をエッジデータネットワークの5GMSアプリケーション機能(AF)に送信してリストを取得するステップと、5GMSアプリケーションプロバイダで、5GMS AFからのリストを受信するステップと、を含む、方法を含む。
第16の態様は、第15の態様を含み、アクティブ化EAS要求は、5GMSアプリケーションプロバイダと5GMS AFとの間のM1インターフェースを介して送信されることをさらに含む。
第17の態様は、第15~第16の態様のいずれかを含み、1つ以上のアクティブ化されたEASのリストは、5GMSアプリケーションプロバイダと5GMS AFとの間のM1インターフェースを介して受信されることをさらに含む。
第18の態様は、第15~第17の態様のいずれかを含み、アクティブ化されたEAS要求は、5GMS AFに対して、1つ以上のアクティブ化されたEASのリストを5GMSアプリケーションプロバイダに返すかどうかを示すEAS識別(ID)フラグを含むことをさらに含む。
第19の態様は、第15~第18の態様のいずれかを含み、5GMSアプリケーションプロバイダで、エッジリソース設定要求を5GMS AFに送信するステップであって、アクティブ化EAS要求は、エッジリソース設定要求の一部である、ステップをさらに含む。
第20の態様は、第15~第19の態様のいずれかを含み、5GMSアプリケーションプロバイダで、リストに示された1つ以上のアクティブ化されたEASの1つ以上のEASプロファイルのために、アクティブ化EASプロファイル要求をエッジ対応サーバ(EES)に送信するステップであって、アクティブ化EASプロファイル要求は、5GMSアプリケーションプロバイダと5GMS AFとの間のM1インターフェースとは異なるインターフェースを介して送信される、ステップをさらに含む。
第21の態様は、複数の命令を記憶するメモリと、複数の命令を実行するように構成され、かつ複数の命令を実行すると、第1~第20の態様のいずれかを実装するように構成されているプロセッサと、を含むメディアストリーミングデバイスを含む。
第22の態様は、プロセッサによって実行可能な複数の命令を記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を含み、プロセッサによる実行時に、複数の命令は、プロセッサに、第1~第20の態様のいずれかを実装させるように構成されている。
上記に列挙された独立の態様の各々において言及された特徴に加えて、いくつかの例は、単独で又は組み合わせて、従属する態様において言及された及び/又は上記の説明において開示されかつ図面に示されたような任意の特徴を示してもよい。
本開示は、いくつかの例示的な実施形態を記載してきたが、本開示の範囲内にある変更、置換、及び様々な代替等価物がある。したがって、当業者は、本明細書に明示的に示されていないか、又は記載されていないが、本開示の原理を具体化し、本開示の精神及び範囲内にある多くのシステム及び方法を考案することができると理解されるであろう。
付録A:頭字語
3GPP:第3世代パートナーシッププロジェクト(Third Generation Partnership Project)
5GMS:第5世代メディアストリーミング(Fifth Generation Media Streaming)
AC:アプリケーションクライアント(Application Client)
ACR:アプリケーションコンテキストリロケーション(Application Context Relocation)
ACT:アプリケーションコンテキストトランスファー(Application Context Transfer)
AF:アプリケーション機能(Application Function)
AS:アプリケーションサーバ(Application Server)
DN:データネットワーク(Data Network)
EAS:エッジアプリケーションサーバ(Edge Application Server)
ECS:エッジ設定サーバ(Edge Configuration Server)
EEC:エッジ対応化クライアント(Edge Enabler Client)
EEL:エッジ対応化レイヤ(Edge Enabler Layer)
EES:エッジ対応化サーバ(Edge Enabler Server)
KPI:主要性能指標(Key Performance Indicator)
UE:ユーザ機器(User Equipment)

Claims (20)

  1. メディアストリーミングの方法であって、
    ユーザデバイスによって、前記ユーザデバイスの5GMSアウェアアプリケーションとの5GMS(Fifth Generation Media Streaming)ストリーミングセッションのためのターゲットエッジアプリケーションサーバ(EAS)を識別することを決定するステップと、
    前記ユーザデバイスによって、前記ストリーミングセッションに対して1つ以上の利用可能なEASを識別するためのディスカバリ要求を送信するステップであって、前記ディスカバリ要求は、1つ以上のディスカバリフィルタを含み、前記1つ以上のディスカバリフィルタは、サービス主要性能指標(KPI)、サービスエリア、サービス利用可能性スケジュール、又はサービス継続性シナリオのうちの1つ以上を含む、ステップと、
    前記ユーザデバイスによって、前記ディスカバリ要求を満たす前記1つ以上の利用可能なEASを示すディスカバリ要求応答を受信するステップと、
    前記ユーザデバイスによって、前記1つ以上の利用可能なEASの中から前記ターゲットEASを選択するステップと、
    前記ユーザデバイスによって、前記ターゲットEASとの前記ストリーミングセッション中にメディアストリームを通信するステップと、を含む、方法。
  2. 前記1つ以上のディスカバリフィルタは、前記サービスKPIを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1つ以上のディスカバリフィルタは、前記サービスエリアを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記1つ以上のディスカバリフィルタは、前記サービス利用可能性スケジュールを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記1つ以上のディスカバリフィルタは、前記サービス継続性シナリオを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ユーザデバイスによって、エッジデータネットワークからサービスアクセス情報を受信するステップであって、サービスアクセス情報は、サービスKPI、サービスエリア、サービス利用可能性スケジュール、又はサービス継続性シナリオのうちの1つ以上を含むEASディスカバリテンプレートを含む、ステップをさらに含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記ユーザデバイスによって、サービスKPI、サービスエリア、サービス利用可能性スケジュール、又はサービス継続性シナリオのうちの1つ以上を含む前記サービスアクセス情報の前記EASディスカバリテンプレートに応答して、前記サービスKPI、前記サービスエリア、前記サービス利用可能性スケジュール、又は前記サービス継続性シナリオの1つ以上を含むように前記1つ以上のディスカバリフィルタをセットするステップをさらに含む、請求項6に記載の方法。
  8. メディアストリーミングの方法であって、
    5GMS(Fifth Generation Media Streaming)アプリケーション機能(AF)によって、M1インターフェースを介して5GMSアプリケーションプロバイダから受信したエッジリソース情報を受信するステップであって、前記エッジリソース情報は、1つ以上のエッジアプリケーションサーバ(EAS)をプロビジョニングするために使用される、ステップと、
    前記エッジリソース情報の受信に応答して、前記5GMS AFによって、M5インターフェースを介してユーザデバイスにエッジリソースの利用可能性を示すサービスアクセス情報を送信するステップであって、前記サービスアクセス情報は、5GMSストリーミングセッションのためのターゲットEASのディスカバリに使用されるEASディスカバリテンプレートを含む、ステップと、を含む、方法。
  9. 前記サービスアクセス情報の送信に応答して、エッジデータネットワークのエッジ対応化サーバ(EES)によって、前記ストリーミングセッションに対して1つ以上の利用可能なEASを識別するためのディスカバリ要求を受信するステップであって、前記ディスカバリ要求は、前記EASディスカバリテンプレートの少なくとも1つのプロパティにマッチングする少なくとも1つのディスカバリフィルタを含む、ステップと、
    前記EESによって、前記ディスカバリ要求を満たす1つ以上の利用可能なEASを識別するステップと、
    前記EESによって、前記1つ以上の利用可能なEASを識別するディスカバリ応答を送信するステップと、をさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記EASディスカバリテンプレートのプロパティは、サービス主要性能指標(KPI)を含む、請求項8に記載の方法。
  11. 前記EASディスカバリテンプレートのプロパティは、サービスエリアを含む、請求項8に記載の方法。
  12. 前記EASディスカバリテンプレートのプロパティは、サービス利用可能性スケジュールを含む、請求項8に記載の方法。
  13. 前記EASディスカバリテンプレートのプロパティは、サービス継続性シナリオを含む、請求項8に記載の方法。
  14. 前記ターゲットEASによって、前記ユーザデバイスとの5GMSストリーミングセッション中にメディアストリームを通信するステップをさらに含む、請求項8~13のいずれか一項に記載の方法。
  15. エッジリソース処理の方法であって、
    データネットワークの5GMS(Fifth Generation Media Streaming)アプリケーションプロバイダで、1つ以上のアクティブ化されたエッジアプリケーションサーバ(EAS)のリストを取得することを決定するステップと、
    前記5GMSアプリケーションプロバイダで、アクティブ化EAS要求をエッジデータネットワークの5GMSアプリケーション機能(AF)に送信して前記リストを取得するステップと、
    前記5GMSアプリケーションプロバイダで、前記5GMS AFからの前記リストを受信するステップと、を含む、方法。
  16. 前記アクティブ化EAS要求は、前記5GMSアプリケーションプロバイダと前記5GMS AFとの間のM1インターフェースを介して送信される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記1つ以上のアクティブ化されたEASの前記リストは、前記5GMSアプリケーションプロバイダと前記5GMS AFとの間のM1インターフェースを介して受信される、請求項15に記載の方法。
  18. 前記アクティブ化EAS要求は、前記5GMS AFに対して、前記1つ以上のアクティブ化されたEASの前記リストを前記5GMSアプリケーションプロバイダに返すかどうかを示すEAS識別(ID)フラグを含む、請求項15に記載の方法。
  19. 前記5GMSアプリケーションプロバイダで、エッジリソース設定要求を前記5GMS AFに送信するステップであって、前記アクティブ化EAS要求は、前記エッジリソース設定要求の一部である、ステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  20. 前記5GMSアプリケーションプロバイダで、前記リストに示された前記1つ以上のアクティブ化されたEASの1つ以上のEASプロファイルのために、アクティブ化EASプロファイル要求をエッジ対応サーバ(EES)に送信するステップであって、前記アクティブ化EASプロファイル要求は、5GMSアプリケーションプロバイダと5GMS AFとの間のM1インターフェースとは異なるインターフェースを介して送信される、ステップをさらに含む、請求項15~19のいずれか一項に記載の方法。
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