JP2024517049A - 掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響要素の研究試験システム - Google Patents

掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響要素の研究試験システム Download PDF

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Abstract

本発明は、予備箱と、破岩スラグ排出装置と、スラリー残渣分離装置と、計量装置と、監視アセンブリと、制御装置とを含み、前記予備箱は、スラリー輸送管を介して前記破岩スラグ排出装置に接続され、前記破岩スラグ排出装置は、外部スラグ排出管を介して前記スラリー残渣分離装置に接続され、前記破岩スラグ排出装置により生成された岩スラグ液は、前記外部スラグ排出管を介して前記スラリー残渣分離装置内に輸送され、前記計量装置によって岩スラグを乾燥及び秤量することができ、前記監視アセンブリは、前記制御装置に接続される掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響要素の研究試験システムを提供する。この試験システムを利用して、異なる岩相によって配置されたスラリー性能パラメータ、ホブタイプの選択及び機械的パラメータ、ドリル圧、カッタヘッドの回転速度、ホブの回転速度、及びホブの刃ピッチの最適化配置、スラグ排出口の位置の配置等の影響要素によって、掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率の影響を研究し、破岩スラグ排出効率を向上させることができる。

Description

本発明は、炭鉱竪坑井掘削法施工技術の研究分野に関し、特に、掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響要素の研究試験システムに関する。
鉱物資源の開発過程で、掘削法の施工には豊富な経験が蓄積されているが、チョーク系およびジュラ系の砂岩などの軟岩中に存在する大量の交互に絡まった弱結合砂岩に対する全断面掘削法による坑井掘削には、まだ多くの問題がある。チョーク系およびジュラ系の砂岩は、構造的に多変であり、鉱物組成の粒子は主に弱結合状態であり、強度が低く、空隙率が高く、被水の作用で泥化しやすく、工学的力学特性は複雑で多様であり、例えば、ドリルビットの泥槽現象や「拡大すると底に達する」問題の解決方法など、これらの問題は破岩スラグ排出全体のプロセスに密接に関連している。また、破岩スラグ排出の効率に影響を与える要因も多くある。例えば、異なる力学的性能を持つ岩石に対応するための適切なホブの研究、ホブの数と配置の合理性とスラグ排出口の数と位置及びサイズの適合度、スラリー性能パラメータの選択、破岩ドリルビットの掘進パラメータの最適化などがある。
現在まで、室内掘削法による坑井掘削に対して、破岩カッターのタイプの適合性及び機械的パラメータのホブの破岩試験台とスラリー性能パラメータとのマッチング一体化のシステム装置の研究はほとんど見られなかった。したがって、掘削法による坑井掘削の破岩カッターのタイプの選択及び機械的パラメータ、例えば、ウェッジ歯ホブの列ピッチ、歯ピッチ、貫入度、ドリル圧、ドリルカッターのカッターヘッドの回転速度、カッターの回転速度及び刃ピッチの最適化配置、スラグ排出口の位置、数量及びスラリー性能パラメータの最適化などの破岩スラグ排出効率の研究の内容が急務であり、破岩メカニズム及び各種の砂岩、特に西部の弱結合砂岩及びスラリーのマッチング研究を指導することには重要な工程実践意義がある。
本発明の目的は、異なる岩相によって配置されたスラリー性能パラメータ、ホブタイプの選択及び機械的パラメータ、ドリル圧、カッタヘッドの回転速度、ホブの回転速度、及びホブの刃ピッチの最適化配置、スラグ排出口の位置の配置等の影響要素に対して、掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率の影響を研究し、掘削法による坑井掘削のホブの破岩スラグ排出のマッチング問題を解決し、破岩スラグ排出効率を向上させることができる掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響要素の研究試験システムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の技術案を提供する。
掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響要素の研究試験システムであって、予備箱と、破岩スラグ排出装置と、スラリー残渣分離装置と、計量装置と、監視アセンブリと、制御装置と、を含む掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響要素の研究試験システムであって、
前記予備箱はスラリーが収容され、スラリー輸送管を介して前記破岩スラグ排出装置に接続され、前記破岩スラグ排出装置に試験に必要なスラリーを提供し、
前記破岩スラグ排出装置によって、破岩スラグ排出を行うことができ、前記破岩スラグ排出装置は、外部スラグ排出管を介して前記スラリー残渣分離装置に接続され、試験過程において、前記破岩スラグ排出装置により生成された岩スラグ液は、前記外部スラグ排出管を介して前記スラリー残渣分離装置内に輸送され、
前記破岩スラグ排出装置は枠体を含み、前記枠体は台座と、立柱と、天板とを含み、前記立柱は4本設置され、4本の前記立柱の下端は前記台座に固定され、前記天板はそれぞれ4本の前記立柱の上端に接続され、前記台座、4本の前記立柱及び前記天板は枠体構造を構成し、前記立柱の下端の周囲には複数の脇板が設置され、前記脇板は前記立柱と前記台座とにいずれも接続され、前記台座はアンカーボルトによって地盤基礎に固定接続され、
前記破岩スラグ排出装置は、試験箱、第1の油圧シリンダ、ドリルロッド、ドリル、カッターヘッド、カッターホルダ及び岩石試料を更に含み、
前記試験箱は前記枠体内に設置され、上方が開口した桶状構造であり、前記岩石試料は前記試験箱内に設置され、前記スラリー輸送管の出口は前記試験箱の上方に位置し、前記岩石試料は前記試験箱の底部に設置され、
前記第1の油圧シリンダの出力端が前記ドリルロッドの上端に接続され、前記ドリルロッドの下端が前記試験箱内に延伸し、前記ドリルが前記ドリルロッドの下端に取り付けられ、前記カッターヘッドの上端が前記ドリルの下端に接続され、前記カッターホルダは前記カッターヘッドの下面に取り付けられ、ホブを取り付けるために用いられ、前記第1の油圧シリンダは前記ドリルロッドを介して前記ドリルを上下に移動及び回転させるように駆動し、前記ドリルが前記岩石試料の上方に位置し、前記ドリルが前記ホブを上下に移動及び回転させるように連動して前記岩石試料を破岩することができ、
前記カッターヘッドの下面には前記カッターヘッドの径方向に沿って凹溝が設置され、前記カッターホルダは前記凹溝を介して前記カッターヘッドに摺動可能に接続され、前記カッターホルダには固定ボルトが設置され、前記固定ボルトは前記カッターホルダの前記カッターヘッドにおける位置を固定することができ、
前記凹溝は合計6個設置され、各2つの前記凹溝は1組となり、各組の前記凹溝は前記カッターヘッドの径方向に沿って設置され、隣接する2組の前記凹溝の間の夾角は60°であり、各組の前記凹溝には試験要求に応じて2~4個の前記カッターホルダが設置され、各前記カッターホルダにはいずれも1つの前記ホブが取り付けられ、
前記ホブは、スクレーパー、インサート歯ウェッジホブまたは球歯ホブのうちの1種であり、前記カッターホルダは、前記ホブとマッチングし、
前記破岩スラグ排出装置は、ベースと昇降機構とを更に含み、前記枠体内の地盤基礎にはピットが設置され、前記昇降機構は前記ピット内に設置され、前記ベースは前記昇降機構に設置され、前記ベースは円柱型構造であり、前記試験箱は前記ベースに設置され、前記ベースの直径は前記試験箱の外径より大きく、前記昇降機構は前記試験箱の高さを調整することができ、
前記スラリー残渣分離装置に入った前記岩スラグ液は、前記スラリー残渣分離装置内で、岩スラグとスラリーとの分離を行うことができ、
前記計量装置によって前記スラリー残渣分離装置で分離された岩スラグを乾燥及び秤量することができ、
前記監視アセンブリは前記制御装置に接続され、試験中のデータを収集することができる。
分析から分かるように、本発明は、掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響要素の研究試験システムを開示し、本発明の実施例は、異なる岩相によって配置されたスラリー性能パラメータ、破岩カッターのタイプの選択及び機械的パラメータ、例えば、ウェッジ歯ホブの列ピッチ、歯ピッチ、貫入度、ドリル圧、カッターヘッドの回転速度、カッターの回転速度、及び刃ピッチの最適化配置、スラグ排出口の位置などのパラメータに対して、掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響要素を研究し、掘削法による坑井掘削のホブの破岩スラグ排出のマッチング問題を解決し、破岩スラグ排出効率を向上させることに力を入れる。同じ条件でスラリー残渣の分離残留物を計量して比較することにより、多種のホブモードにおける多種のスラグ吸引口の竪坑井ドリルビットの破岩効率の影響要素に対する室内シミュレーションの研究試験を展開することができる。この試験システムは、室内において、掘削法ホブによる破岩スラグ排出の現実の場面を最大限に模擬して、極めて強い試験シミュレーション性又は「マイクロ作業シナリオ」を有し、これにより得られた破岩スラグ排出効率を分析、評価、研究した結論は、「原型」に近いために代えられない。スラグ排出のみを研究するか、破岩のみを研究することによる弊害を回避し、破岩スラグ排出の有機関連を確立する。破岩又はスラグ排出の単一の研究状況による弊害を回避し、弱結合の異なる岩石試料に対して試験を行うことができ、異なるカッター及びそのパラメータを選択して試験を行うことができ、異なる掘削パラメータを選択して試験を行うことができ、異なるスラリー性能パラメータを設定して試験を行うことができ、異なるスラグ排出口、気圧を選択して試験することができ、岩石試料に異なる拘束圧力を設定して試験することができ、試験台の多機能効果を最大限に発揮及び拡張することができる。現在の中国の掘削法において施工ホブのタイプが固定され、スラグ排出口が固定され、岩体が回転してドリルが回転せず、破岩のみを研究したり、岩スラグ排出のみを研究したりすると、作業状況が単一で、パラメータ指標が単一である試験の現状になるため、室内の試験と野外の作業環境との不整合による不整合モデルの差を改善する。
本開示の一部をなす説明書図面は、本発明のさらなる理解を提供するためのものであり、本発明の模式的な実施例およびその説明は、本発明を解釈するためのものであり、本発明を不当に限定するものではない。
本発明の一実施例の構造模式図である。 本発明の一実施例の予備箱の構造模式図である。 本発明の一実施例の破岩スラグ排出装置の構造模式図である。 本発明の一実施例のスラリー残渣分離装置及び計量装置の構造模式図である。 本発明の一実施例の試験箱の垂直方向断面の構造模式図である。 本発明の一実施例の試験箱の立体構造模式図である。 本発明の一実施例のホブのカッタヘッドに分布する構造模式図である。
以下、本発明を実施例により図面を参照しながら詳細に説明する。各実施例は、本発明を解釈することにより提供され、本発明を限定するものではない。実際、当業者は、本発明の範囲又は精神から逸脱することなく、本発明に補正及び変形を加えることができることは明らかである。例えば、一実施例の一部として示され説明された特徴は、他の実施例を形成するために別の実施形態に用いることができる。したがって、本発明は、特許請求の範囲と均等物の範囲内のこのような補正及び変更を含めることが望ましい。
本発明の説明において、「縦方向」、「横方向」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「頂」、「底」という用語などによって示される方位又は位置関係は、図面に示される方位又は位置関係に基づくものであり、本発明を説明しやすくするために本発明を特定の方位で構造及び操作することを必要とするものではないため、本発明を限定するものと理解できない。本発明で使用される「接する」、「接続」、「設置」という用語は、広義に理解されるべきであり、例えば、固定接続であってもよく、取り外し可能な接続であってもよく、直接接続であってもよく、中間部材を介して間接的に接続されてもよく、有線電気接続又は無線電気接続であってもよく、無線通信信号接続であってもよく、当業者にとって、具体的な状況に応じて上記用語の具体的な意味を理解することができる。
図面には、本発明の一例または複数の例が示されている。また、図面の特徴については、数字及びアルファベットを用いて詳細に説明する。なお、図面及び説明において、本発明の同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。本明細書で使用されるように、「第1」、「第2」および「第3」という用語などは、1つの部材を他の部材と区別するために交換可能に使用され、単一の部材の位置または重要性を示すことを意図しない。
図1~図7に示すように、本発明の実施例によれば、図1に示すように、予備箱1と、破岩スラグ排出装置と、スラリー残渣分離装置と、計量装置と、監視アセンブリと、制御装置とを含む掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響要素の研究試験システムであって、予備箱1は、スラリーが収容され、予備箱1は、スラリー輸送管11を介して破岩スラグ排出装置に接続され、予備箱1は、破岩スラグ排出装置に試験に必要なスラリーを提供し、破岩スラグ排出装置によって、破岩スラグ排出を行うことができ、破岩スラグ排出装置は、外部スラグ排出管20を介してスラリー残渣分離装置に接続され、試験過程において、破岩スラグ排出装置により生成された岩スラグ液は、外部スラグ排出管20を介してスラリー残渣分離装置内に輸送され、スラリー残渣分離装置に入った岩スラグ液は、スラリー残渣分離装置内で、岩スラグとスラリーの分離を行うことができ、計量装置によって、スラリー残渣分離装置で分離された岩スラグを乾燥及び秤量することができ、監視アセンブリは、制御装置に接続され、試験中のデータを収集することができる掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響要素の研究試験システムを提供する。この試験システムは、室内において掘削法竪坑井ホブ破岩の野外の実際の作業環境を還元し、特に、チョーク系およびジュラ系の砂岩等の軟岩に対して異なる拘束条件下で掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響要素の研究に適しており、チョーク系およびジュラ系の砂岩等の弱結合の軸心圧縮強度が高くなく、破岩に必要な動力設備が他の硬い岩よりも低いことが要求され、本発明の技術案の実現に便利であり、本発明の技術案は、スラグ排出に予備されたスラリーを作製してからスラグ排出の計量の統計が終了するまでの一連の閉ループシステムを設計し、「廃棄」されるスラリーの環境に対する汚染を防止し、真の意味において完全な破岩スラグ排出に関する一連の試験研究システムを確立し、弱結合砂岩の破岩スラグ排出に直面する多くの苦手の問題を解決するために、室内のシミュレーション研究を提供し、コストを節約し、環境を保護し、工程実践意義を有する。
更に、図2に示すように、予備箱1は上方が開口した箱体構造であり、予備箱1の上端には箱蓋10が被覆され、箱蓋10はその上の動力設備を支持する能力を有し、予備箱1のスラリーの設備容量は一回の試験需要を満たす必要があり、箱蓋10にはスラリー吸引ポンプ12が設置され、スラリー輸送管11の一端はスラリー吸引ポンプ12と連通し、スラリー吸引ポンプ12の下端は箱蓋10を通過してから予備箱1内のスラリー液面以下に延伸し、予備箱1の底部には洗浄水出口13が設置され、洗浄水出口13には第1のゲートバルブ14が設置され、試験終了後、第1のゲイトバルブ14を開いて予備箱1内に注水することにより、予備箱1を洗浄することができ、毎回の試験終了後に予備箱1の洗浄に便利であり、好ましくは、箱蓋10には撹拌機15がさらに設置され、撹拌機15の撹拌軸150は箱蓋10を通過した後に予備箱1内に延伸し、撹拌軸150には撹拌羽根151がさらに設置され、撹拌機15は撹拌軸150によって撹拌羽根151を回転させるように駆動し、撹拌羽根151の回転は予備箱1内のスラリーを撹拌することができ、撹拌機15は非周期的にスラリーを撹拌し、スラリーを「流れている」状態にし、試験の円滑な進行を保証し、好ましくは、予備箱1の一側には液位管16が設置され、液位管16の下端は予備箱1の底部と連通し、液位管16の上端は予備箱1の内のスラリーの液面より高く、液位管16には計量目盛り線が設置され、液位管16は予備箱1のスラリーの盛り付け量を表示し、試験者がスラリーのリアルタイムの保存量を観察しやすく、スラリーが不足する時、それを再製成してスラリー添加口100からスラリーを補充することができ、好ましくは、予備箱1は鉄筋コンクリート構造又は鋼構造であり、液位管16の材質は有機ガラスであり、予備箱1内のスラリーの容量を監視しやすく、好ましくは、箱蓋10にはスラリー添加口100と検出サンプリング口101がさらに設置され、スラリー添加口100は予備箱1内にスラリーを補充し、検出サンプリング口101は予備箱1内のスラリーをサンプリングし、好ましくは、予備箱1の箱底は逆円錐形を呈し、逆円錐形を構成する予備箱1の箱底の勾配は8%~12%であり、このようにして洗浄排水をスムーズにすることができる。予備箱1の底部の四隅にはローラ17が設置され、ローラ17は固定ボタンが設置された多方向ローラであり、予備箱1を柔軟に移動させるとともに固定ボタンにより固定することができ、ローラ17は予備箱1を移動させることに便利であり、予備箱1と破岩スラグ排出装置との適切な距離を保持し、予備箱1が破岩スラグ排出装置に試験の要求に合致するスラリーを輸送しやすくする。
好ましくは、この試験システムは、検出器を更に含み、検出器は、検出サンプリング口101によって取得されたスラリーの性能を検出することができ、スラリー性能は、スラリー密度、水分減量、泥の皮、コロイド率、砂含有量、PH値、粘度、チキソトロピック性、静的切断力などの指標を含み、スラリーの性能を検出する方法は、現行の関連規範操作を採用し、スラリーの性能を検出するために採用される検出器は、スラリーの性能に対応する市販の製品であり、例えば、スラリー密度は1002型スラリー比重計によって検出され、水分減量は1009型スラリー水分減量測定器によって検出され、スラリーの砂含有量は1004型スラリー砂含有量測定器によって検出され、スラリー粘度は1006型漏斗粘度計によって検出され、スラリーの静的切断力は1007型スラリー切断力装置によって検出され、また、泥の皮、コロイド率、PH値、チキソトロピック性などの指標は、従来技術の方法によって測定される。試験する前に、試験要求に応じてスラリー性能指標を設計し、仕様に従ってスラリーを検出する。試験過程において、検出サンプリング口101によりスラリーをサンプリングし、スラリーの性能を再検出し、スラリーの性能が試験要求に適合しない場合、スラリー添加口100及びスラリー戻し口102を介してスラリー性能指標を補正する。異なるスラリー性能パラメータを用いて試験を行うことにより、掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響に対して研究する。
更に、図1及び図3に示すように、破岩スラグ排出装置は枠体2を含み、枠体2は台座25と、立柱21と、天板22とを含み、立柱21は円柱形であり、立柱21は4本設置され、4本の立柱21の下端は台座25に固定され、天板22は鋼構造であり、天板22はそれぞれ4本の立柱21の上端に接続され、台座25と、4本の立柱21と、天板22とは、枠体構造を構成し、好ましくは、立柱21の下端の周囲には、複数の脇板23が設置され、脇板23と、立柱21及び台座25とは、いずれも溶接により接続され、試験システムは、地盤基礎に架設され、台座25は、アンカーボルト24により地盤基礎に固定接続される。台座25、立柱21及び天板22からなる枠体構造はコンクリートの基礎基礎に固定接続され、破岩スラグ排出装置の荷重を地盤基礎に効果的に伝達し、第1の油圧シリンダ33及び送気ポンプ47を載置することができ、破岩スラグ排出装置全体を安全な状態に保証することができる。
更に、破岩スラグ排出装置は、試験箱3と、第1の液圧シリンダ33と、ドリルロッド34と、ドリル35と、カッターヘッド37と、カッターホルダ40と、岩石試料42とを更に含み、試験箱3は、井筒を模擬するために用いられ、試験箱3は、枠体2内に設置され、試験箱3は、上方が開口した桶状構造であり、岩石試料42は、試験箱3内に設置され、スラリー輸送管11の出口は、試験箱3の上方に位置し、岩石試料42は、試験箱3の底部に設置され、試験過程において、スラリー輸送管11によって試験箱3内にスラリーを輸送し、試験箱3内のスラリーの液面を岩石試料42の上端より高くし、第1の液圧シリンダ33の出力端は、ドリルロッド34の上端に接続され、ドリルロッド34の下端は、試験箱3内に延伸し、ドリル35は、ドリルロッド34の下端に取り付けられ、カッターヘッド37の上端は、ドリル35の下端に接続され、カッターホルダ40はカッターヘッド37の下面に取り付けられ、カッターホルダ40は、ホブ41を取り付けるために用いられ、第1の液圧シリンダ33は、ドリルロッド34を介してドリル35を上下に移動及び回転させるように駆動し、ホブ41の縦方向送り回転運動を実現するとともに、ホブ41を自転させるように連動して、ドリル35は岩石試料42の上方に位置し、ドリル35は、ホブ41を上下移動及び回転させるように連動して岩石試料42を破岩でき、岩石試料42は、円形であり、直径はカッターヘッド37の直径より大きく、岩石試料42の高さは、試験方法に基づいて決定され、岩石試料42は、類似性試験に従って、弱結合の異なる砂岩層の試料に比例して製成することができる。好ましくは、カッターヘッド37の下面にはカッターヘッド37の径方向に沿って凹溝400が設置され、カッターホルダ40は凹溝400を介してカッターヘッド37と摺動可能に接続され、カッターホルダ40には固定ボルト401が設置され、固定ボルト401はカッターヘッド37におけるカッターホルダ40の位置を固定することができ、好ましくは、図7に示すように、凹溝400は合計6個設置され、各2つの凹溝400は1組であり、各組の凹溝400はカッターヘッド37の径方向に沿って設置され、各組内の2つの凹溝400のピッチはカッターホルダ40の寸法に基づいて確定され、凹溝400の溝深さは固定ボルト401の需要を満たし、隣接する2組の凹溝400の間の夾角は60°であり、各組の凹溝400には試験要求に応じて2~4個のカッターホルダ40が設置され、各カッターホルダ40にはいずれも1つのホブ41が取り付けられ、凹溝400によってカッターヘッド37におけるカッターホルダ40の位置を調整し、更にホブ41の位置を調節することにより、ホブ41の刃ピッチの調整を実現し、好ましくは、ホブ41は、スクレーパー、インサート歯ウェッジホブ又は球歯ホブのうちの1種であり、カッターホルダ40は、ホブ41とマッチングし、試験過程において、異なるタイプと異なる仕様のホブ41とを選択して、異なる刃ピッチの場合に試験を行い、ホブ41の設置が掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率に影響を与えることを研究し、好ましくは、破岩スラグ排出装置は、ベース43と、昇降機構44と、を更に含み、枠体2内の地盤基礎にピット51が設置され、昇降機構44がピット51内に設置され、ピット51の直径が試験箱3の直径より大きく、ベース43が昇降機構44に設置され、ベース43が円柱型構造であり、試験箱3がベース43に設置され、ベース43の直径が試験箱3の外径より大きく、昇降機構44が試験箱3の高さを調整することができる。試験箱3は、円筒状であり、下部に円形のベース43を設け、試験箱3が一定の高さ、重量、ボリュームを有するため、取り付けと取り外しには一定の難易度があり、岩石試料42を含む試験箱3の設置と試験後期の清掃作業を容易にするために、試験箱3を上下自由に作動状態にすることができる昇降機構44を設置し、試験箱3の取り付けと取り外しをより容易にする。破岩試験過程において、昇降機構44により岩石試料42の高さを調整することにより、ドリル35の下送りへの動作幅を減少させることができる。
更に、破岩スラグ排出装置は、コネクタ45と、接続部材46と、送気ポンプ47と、送気管39と、内部スラグ排出総管及び内部スラグ排出枝管48と、を更に含み、送気ポンプ47及びコネクター45は、いずれも天板22に設置され、ドリルロッド34は、中空の筒状構造であり、内部スラグ排出総管及び送気管39は、いずれもドリルロッド34内に設置され、第1の油圧シリンダ33は、コネクター45を介してドリルロッド34に接続され、内部スラグ排出総管の上端は、コネクター45を介して外部スラグ排出管20の一端に連通し、外部スラグ排出管20の他端は、スラリー残渣分離装置に連通し、コネクター45は、ダイナミック/スタティック変換装置であり、ドリルロッド34内の内部スラグ排出総管と外部スラグ排出管20との接続に用いられ、ドリルロッド34の回転時に、内部スラグ排出総管と外部スラグ排出管20との接続箇所に漏れが発生しないことを保証することができる。ドリルロッド34は接続部材46を介してドリル35に接続され、接続部材46内には拡大ヘッド49が設置され、カッターヘッド37にはスラグ吸引口38が設置され、内部スラグ排出枝管48の上端は拡大ヘッド49により内部スラグ排出総管の下端に連通し、内部スラグ排出枝管48の下端はドリル35を通過してカッターヘッド37におけるスラグ吸引口38に連通し、送気管39の上端は送気ポンプ47に接続され、内部スラグ排出枝管48には送気口が設置され、送気管39の下端は送気口を介して内部スラグ排出枝管48に連通し、送気ポンプ47は高圧空気を給気管39を介して内部スラグ排出枝管48に輸送してスラグ排出機能を完成する。好ましくは、スラグ吸引口38は3個設置され、カッターヘッド37は円盤型鋼板であり、3つのスラグ吸引口38はそれぞれカッターヘッド37の円心A、カッターヘッド37の半径の1/2の位置B、カッターヘッド37に近い辺縁位置Cに位置し、各スラグ吸引口38にはいずれも摺動蓋板が設置され、摺動蓋板はスラグ吸引口38を閉鎖することができ、3つのスラグ吸引口38は試験に異なる位置のスラグ吸引口38を提供して合理的なスラグ吸引口38の位置を研究し、内部スラグ排出枝管48は3本設置され、各内部スラグ排出枝管48は1つのスラグ吸引口38に連通し、各内部スラグ排出枝管48にはいずれも1本の送気管39が接続され、使用時には試験方法に応じて、スラグ吸引口38に対して、Aスラグ吸引口38又はBスラグ吸引口38又はCスラグ吸引口38のうちの1つを選択して、ABスラグ吸引口38、又はACスラグ吸引口38、又はBCスラグ吸引口38のうちの1つを選択して、ABCスラグ吸引口38を全て選択すように設置することができ、あるスラグ吸引口38が今回の試験で採用しなければ、この内部スラグ排出枝管48に接続された送気管39へ送気されず、同時に摺動蓋板を利用してこのスラグ吸引口38を閉鎖する。好ましくは、接続部材46は円錐台部460と円柱部461とを含み、円錐台部460の上面の直径は下面の直径より小さく、円錐台部460の上端は接続フランジ36及びフランジボルトによりドリルロッド34と固定接続され、円錐台部460の下端は円柱部461の上端に接続され、円柱部461の下端はドリル35に固定接続される。ドリルロッド34は中空鋼構造円管であり、中空部内には1つの大(内部スラグ排出枝管)と2つの小(送気管39)の中空管が内蔵され、構造が緊密である。試験過程において、異なるスラグ排出口71の位置を選択し、給気ポンプ47を調節して異なる気圧を発生させて、掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響を研究する。
更に、図5及び図6に示すように、試験箱3は、上段30、下段31及び底板32を含み、上段30及び下段31はいずれも円筒構造であり、上段30の内径は下段31の内径と一致し、底板32は下段31の下端を被覆し、上段30と下段31との間は密封接続であり、下段31と底板32との間は密封接続であり、上段30の材質は高強度強化ガラスであり、高強度強化ガラスは白色透明であり、試験箱3内のスラリーの作動状態を見やすく、下段31は鉄筋コンクリートにより作製され、下段31には複数の予備穴310が設置され、下段31の内壁に密着して円環形状の囲み押え板52が設置され、囲み押え板52の材質は鋼板であり、囲み押え板52の高さは下段31の高さと一致し、岩石試料42は円柱体構造であり、岩石試料42の外径は囲み押え板52の内径と等しく、岩石試料42の高さは下段31の高さより高く、岩石試料42は囲み押え板52内に設置され、岩石試料42の外壁は囲み押え板52に密着し、下段31の外周には環状の第2の液圧シリンダ50が設置され、第2の液圧シリンダ50は下段31の外壁に嵌めされ、第2の液圧シリンダ50は複数の出力端を有し、各第2の液圧シリンダ50の出力端は下段31上の1つの予備穴310を介して囲み押え板52に当接し、第2の液圧シリンダ50は囲み押え板52を介して岩石試料42に径方向の拘束圧力を加え、監視アセンブリは圧力センサを含み、圧力センサは制御装置に接続され、圧力センサは第2の液圧シリンダ50内に設置され、圧力センサは第2の液圧シリンダ50が岩石試料42に圧力を加えるデータを収集でき、制御装置は圧力センサが収集した圧力データに基づいて第2の液圧シリンダ50を制御することができる。環状の第2の油圧シリンダ50は、圧力センサによって拘束圧力を制御し、ダウンホールのある深さの岩石の実際の真実力受け状態をシミュレーションする。試験箱3は十分な耐圧荷重能力及び密封効果を有し、試験箱3の上段30は高強度強化ガラスを採用して透明を確保することができ、破岩スラグ排出効果をリアルタイムで観察することができる。試験過程において、異なる岩石試料42を選択することと、第2の液圧シリンダ50によって異なる拘束圧力を発生させることによって、掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響を研究する。好ましくは、予備穴310は、下段31に上から下まで均一に3列設置され、各列の予備穴310が12個設置され、各列の予備穴310が下段31の周方向に沿って均一に分布し、このように設置して第2の液圧シリンダ50が岩石試料42に対して均一に拘束圧力を加えることができ、岩石試料42がより均一に受圧する。好ましくは、下段31の高さは1m~1.5mであり、上段30は上から下へ設置された複数節の取付ユニット300により構成され、各節の取付ユニット300はいずれも円環形状であり、各節の取付ユニット300は3枚の高強度強化ガラスを接合してなり、隣接する2節の取付ユニット300の間は弾性撥水性材料により充填されホゾ継ぎ構造により接続され、各節の取付ユニット300内の隣接する2枚の高強度強化ガラスの間は弾性撥水性材料により充填されホゾ継ぎ構造により接続され、このように設置することにより、取り外し及び取り付けが容易になり、接続が強固で確実で、漏れが発生しないことを保証することができ、好ましくは、各節の取付ユニット300の高さが1mであり、隣接する2つの取付ユニット300がずれて設置され、上下に貫通スリットが形成されることを回避する。好ましくは、下段31の上端には周方向に沿ってアンカー溝311が設置され、アンカー溝311の深さは150mmであり、上段30の下端はアンカー溝311内に位置し、上段30の下端とアンカー溝311の側壁との間には弾性撥水性材料が充填され、漏れの発生を防止するとともに、取り付け時に剛性接触による損傷を回避することができる。
更に、図4に示すように、スラリー残渣分離装置は、スラリー残渣濾過筒6と、第1のシリンダ65と、第2のシリンダ66と、振動棒モータ67とを含み、第1のシリンダ65と第2のシリンダ66は、それぞれスラリー残渣濾過筒6の両側に位置し、スラリー残渣濾過筒6の上端には、蓋板60が被覆され、蓋板60には、スラリー残渣入口61が設置され、スラリー残渣濾過筒6内には、上から下に向かって順に、第1のストレーナ68と第2のストレーナ69が設置され、スラリー残渣濾過筒6の両側壁には、それぞれ第1の吐出口62と第2の排出口63が設置され、第1のストレーナ68と第2のストレーナ69は、いずれも傾斜して設置され、第1のストレーナ68の一端は、スラリー残渣濾過筒6の一方の側壁に接続され、第1のストレーナ68の他端は、スラリー残渣濾過筒6の他方の側壁に設置された第1の吐出口62からスラリー残渣濾過筒6の外に延伸し、第1のストレーナ68の他端は、第1のシリンダ65の上方に位置し、第1のストレーナ68の一端の高さは、他端の高さより大きく、蓋板60におけるスラリー残渣入口61は、第1のストレーナ68の一端の上方に設置され、外部スラグ排出管20の他端は、スラリー残渣入口61に接続され、第1のストレーナ68は、外部スラグ排出管20によって輸送されてきた岩スラグ液を1回目濾過し、第1のストレーナ68によって濾過された粗岩スラグ粒子は、第1の吐出口62の外側に延在する第1のストレーナ68から第1のシリンダ65内に落下する。第2のストレーナ69の一端はスラリー残渣濾過筒6の他方の側壁に接続され、第2のストレーナ69の他端はスラリー残渣濾過筒6の一側壁に設置された第2の吐出口63からスラリー残渣濾過筒6の外に延伸し、第2のストレーナ69の他端は第2のシリンダ66の上方に位置し、第2のストレーナ69の一端の高さは他端の高さより大きく、第2のストレーナ69は第1のストレーナ68によって濾過された岩スラグ液を2回目濾過し、第2のストレーナ69によって濾過された中粗化岩スラグ粒子は第2の吐出口63の外側に延在する第2のストレーナ69から第2のシリンダ66内に落下する。振動棒モータ67は蓋板60に設置され、振動棒モータ67は第1のストレーナ68及び第2のストレーナ69とにいずれも接続され、振動棒モータ67は第1のストレーナ68及び第2のストレーナ69を振動させるように駆動することができ、第1のストレーナ68及び第2のストレーナ69の振動は、岩スラグ液中の岩スラグ及びスラリーの効果的な分離に有利であり、好ましくは、蓋板60には網状の排気口64が設置され、排気口64は、岩スラグ液の水気分流に用いられ、岩スラグ液中の気体は上昇し、排気口64から排出され、岩スラグスラリーは重力の作用により下へ排出される。好ましくは、スラリー残渣を迅速に排出することに寄与するために、スラリー残渣濾過筒6の筒底は逆円錐形であり、逆円錐形を形成するスラリー残渣濾過筒6の筒底の勾配は45°であり、スラリー残渣濾過筒6の筒底にはスラリー排出管73の一端が連通しており、スラリー排出管73の他端はサイクロン70に連通しており、第1のストレーナ68及び第2のストレーナ69によって濾過された極細砥粒のみを含む岩スラグ液は、スラリー排出管73によってサイクロン70に輸送され、好ましくは、第1のストレーナ68と水平面との間の夾角は30°であり、第2のストレーナ69と水平面との間の夾角は30°であり、このように設置して第1のストレーナ68及び第2のストレーナ69を比較的緩やかにさせ、岩スラグが第1のストレーナ68及び第2のストレーナ69の上から急速に転がり落ちることはない。第1のストレーナ68の孔径は20mm~30mmであり、第2のストレーナ69の孔径は4mm~6mmであり、第1のストレーナ68及び第2のストレーナ69の孔径設置は、破岩の難易度及び試験方法に基づいて決定され、本発明の一実施例において、第1のストレーナ68の孔径は25mmであり、第2のストレーナ69の孔径は5mmである。好ましくは、スラリー残渣濾過筒6には扉が設置され、管理に便利である。好ましくは、試験システムは、試験台8を更に含み、スラリー残渣分離装置は、試験台8に設置することにより、整然と規則化する。
更に、図4に示すように、スラリー残渣分離装置は、サイクロン70と第3のシリンダ72とを更に含み、スラリー排出管73の他端はサイクロン70に連通し、スラリー排出管73内の岩スラグ液は接線方向に沿ってサイクロン70に入り、スラリー排出管73には第2のゲートバルブ730と圧力ポンプ731が設置され、第2のゲートバルブ730はスラリー排出管73のオン/オフを制御し、圧力ポンプ731はスラリー排出管73に十分な圧力を提供することにより、岩スラグ液をサイクロン70にスムーズに進入させ、サイクロン70の上端にはスラリー吐出管76の一端が接続され、予備箱1の箱蓋10にはスラリー戻し口102が設置され、スラリー吐出管76の他端は予備箱1のスラリー戻し口102に連通し、サイクロン70の下端にはスラグ排出口71が設置され、スラグ排出口71にはスラグ吐出管74が接続され、第3のシリンダ72はスラグ吐出管74の下方に位置し、第3のシリンダ72はサイクロン70によって濾過された極細岩スラグ粒子を収集し、スラグ吐出管74には出口バルブ75が設置される。サイクロン70の全体が作業台上に置かれ、高度が適切であり、岩スラグ液の輸送高さが短縮され、圧力ポンプ731の輸送圧力が緩和される。
スラリー残渣分離装置は、スラリー残渣濾過筒6とサイクロン70とを含み、スラリー残渣分離装置は、岩スラグ液に対して岩スラグとスラリーの分離を行う。スラリー残渣濾過筒6は、異なる粒径を選別することができる2層の第1のストレーナ68と第2のストレーナ69が設置され、第1のストレーナ68は粗粒子の岩スラグを濾過し、第2のストレーナ69は中粗粒子の岩スラグを濾過し、第1のストレーナ68と第2のストレーナ69はいずれも30°傾斜して設置され、且つ傾斜方向が逆になり、第1のストレーナ68の一端と第2のストレーナ69の一端はスラリー残渣濾過筒6の側壁に確実に接続され、岩スラグの自重により、振動棒モータ67の振動力により高所から第1のシリンダ65と第2のシリンダ66にそれぞれ転動する。第2のストレーナ69によって濾過された岩スラグ液は、スラリー残渣濾過筒6の逆円錐形の筒底を通過してスラリー排出管73に流入し、圧力ポンプ731の作用により、岩スラグ液がスラリー排出管73を介してサイクロン70に入る。微粒岩スラグを含有する岩スラグ液が圧力でスラリー排出管73の他端から接線方向に沿ってサイクロン70に進入した後、岩スラグ液に回転運動が発生し、微粒岩スラグと水の密度が異なるため、密度の低いスラリーが上昇してスラリー吐出管76から排出され、密度の大きい微粒岩スラグが底部の極細岩スラグ出口から排出され、第3のシリンダ72内に落下する。スラリー吐出管76内のスラリーは、予備箱1のスラリー戻し口102を介して予備箱1に戻され、スラリーの閉ループを実現し、「廃棄」されるスラリーの環境への汚染を防止する。
更に、図4に示すように、計量装置は乾燥箱81及び電子天秤82を含み、乾燥箱81はスラリー残渣分離装置によって分離され洗浄した粗岩スラグ、中粗岩スラグ及び極細岩スラグを乾燥し、電子天秤82は表示画面を有し、電子天秤82は各組の材料重量を計量し、表示画面によって示度を行い、電子天秤82には材料トレイ83が設置され、治具を介して乾燥した粗岩スラグ、中粗岩スラグ及び極細岩スラグをそれぞれ材料トレイ83に置き、電子天秤82により乾燥箱81を計量し、試験者は示度を記録する。好ましくは、スラリー残渣分離装置及び計量装置はいずれも試験台8に設置され、破岩スラグ排出装置及び予備箱1に隣接し、乾燥箱81、電子天秤82及び表示画面はいずれもスラリー残渣分離装置の1側に配置され、試験システム全体のレイアウトがコンパクトであり、緊密につながり、使用しやすく、渾然一体である。
更に、監視アセンブリは、三方向力センサ、回転速度センサ及び変位センサを含み、三方向力センサ、回転速度センサ及び変位センサは、いずれもカッターホルダ40に設置され、三方向力センサ、回転速度センサ及び変位センサは、いずれも制御装置に接続され、三方向力センサは第1の液圧シリンダ33によって加えた圧力データを収集し、回転速度センサはドリル35の回転速度データを収集し、変位センサはドリル35の垂直方向の変位データを収集し、制御装置は三方向力センサ、回転速度センサ及び変位センサによって収集されたデータに基づいて、第1の液圧シリンダ33を制御する。
監視アセンブリは、三方向力センサ、回転速度センサ、変位センサ及び圧力センサによって、破岩過程における各方向力の時間履歴、ドリル35の回転速度、ドリル35の垂直方向の変位及びドリルロッド34のトルク実績を監視することができ、各方向力の時間履歴は、特定の掘削パラメータで、ホブ41の法線方向の力、ホブ41の接線力とホブ41の横方向の力(縦座標)が時間(横座標)にしたがって変化するグラフであり、これは、起伏のある動的な関係曲線を反映し、制御装置は、監視アセンブリによって収集された圧力データ、ドリル35の回転速度データ、ドリル35の変位データ及び拘束圧力データに基づいて、第1の油圧シリンダ33及び第2の油圧シリンダ50を制御し、監視アセンブリによって収集されたデータを記憶する。
この試験システムは、異なる刃ピッチ、異なるドリル圧、異なる回転速度及び異なる岩石試料42、異なるスラリー性能パラメータ、異なるスラグ排出口71の位置、送気ポンプ47によって生成される異なる気圧、異なる拘束圧力を選択する場合に、異なるタイプ及び異なる仕様のホブ41に対して試験を行い、制御装置により実験レポートと実験曲線を作成し、実験レポートと実験曲線を用いて、掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響要素について研究する。異なるタイプ及び異なる仕様のホブ41により試験を行い、ホブ41の歯ピッチ、列ピッチ、貫入度及びカッター回転速度について研究することができる。歯ピッチと列ピッチは、ホブ41の属性であり、試験研究案によって確定され、関連する要求に応じて、メーカによってカスタマイズすることができる。貫入度は試験前に設定した掘削パラメータであり、他のパラメータ又はそれにより取得した試験データを設定することにより、破岩効率を評価することができる。歯ピッチ、列ピッチ、貫入度及びカッター回転速度はいずれも、破岩メカニズムを研究する前提条件であり、破岩効率に影響する主な要因である。ホブ41のカッターホルダ40は、カッタヘッド37に伴って回転するとともに、ホブ41がカッター軸の回りに強制的に自転し、ホブ41の自転動力はカッタヘッド37の回転速度に依存する。カッタヘッド37の回転速度は第1の油圧シリンダ33の動力に依存し、これにより、ホブ41の半径とカッターホルダ40の位置が分かれば、ドリル35によって連動するカッタヘッド37の回転速度に従って、ホブ41のカッター回転速度を推測することができる。
以上の説明から分かるように、本発明の上記実施例は、以下の技術的効果を実現する。
1、破岩スラグ排出は、掘削法の施工において密接に関連したシステムの問題であり、「破岩できること」と「排出できること」とは、互いに影響し合い、互いに補完し合っている。本発明の実施例は、異なる岩相によって配置されたスラリー性能パラメータ、破岩カッターのタイプの選択及び機械的パラメータ、例えば、ウェッジ歯ホブ41の歯ピッチ、列ピッチ、貫入度、ドリル圧、カッタヘッド37(ドリル35)の回転速度、カッター回転速度及び刃ピッチの最適化配置、スラグ排出口71の位置などのパラメータに基づいて、掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響要素を研究し、掘削法による坑井掘削のホブ41の破岩スラグ排出のマッチング問題を解決し、破岩スラグ排出効率を向上させることに力を入れる。
2、同じ条件で岩スラグスラリー分離残留物(第1のストレーナ68によって濾過された粗岩スラグ粒子、第2のストレーナ69によって濾過された中粗岩スラグ粒子及びサイクロン70によって濾過された極細岩スラグ粒子)を計量して比較することによって、多種のホブ41モードにおける多種のスラグ吸引口38の竪坑井ドリルビットホブ破岩効率影響要素に対する室内シミュレーションの研究試験を展開することができる。この試験システムは、室内において、掘削法ホブ41による破岩スラグ排出の現実の場面を最大限に模擬して、極めて強い試験シミュレーション性又は「マイクロ作業シナリオ」を有し、これにより得られた破岩スラグ排出効率を分析、評価、研究した結論は、「原型」に近いために代えられない。
3、スラグ排出のみを研究するか、破岩のみを研究することによる弊害を回避し、破岩スラグ排出の有機関連を確立する。破岩又はスラグ排出の単一の研究状況による弊害を回避し、弱結合の異なる岩石試料42に対して試験を行うことができ、異なるカッター及びそのパラメータを選択して試験を行うことができ、異なる掘削パラメータを選択して試験を行うことができ、異なるスラリー性能パラメータを設定して試験を行うことができ、異なるスラグ排出口71、気圧を選択して試験することができ、岩石試料42に異なる拘束圧力を設定して試験することができ、試験台8の多機能効果を最大限に発揮及び拡張することができる。現在の中国の掘削法において、施工ホブ41のタイプが固定され、スラグ排出口71が固定され、岩体が回転してドリル35が回転せず、破岩のみを研究したり、岩スラグ排出のみを研究したりすると、作業状況が単一で、パラメータ指標が単一である試験の現状になるため、室内の試験と野外の作業環境との不整合による不整合モデルの差を改善する。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更及び変化が可能である。本発明の精神と原則内で行われた任意の補正、等価置換、改良などは、いずれも本発明の保護範囲内に含まれるべきである。
1 予備箱
10 箱蓋
100 スラリー供給口
101 検出サンプリング口
102 スラリー戻し口
11 スラリー輸送管
12 スラリー吸引ポンプ
13 洗浄水出口
14 第1のゲートバルブ
15 撹拌機
150 撹拌軸
151 撹拌羽根
16 液位管
17 ローラ
2 枠体
20 外部スラグ排出管
21 立柱
22 天板
23 脇板
24 アンカーボルト
25 台座
3 試験箱
30 上段
300 取付ユニット
31 下段
310 予備穴
311 アンカー溝
32 底板
33 第1の液圧シリンダ
34 ドリルロッド
35 ドリル
36 接続フランジ
37 カッタヘッド
38 スラグ吸引口
39 送気管
40 カッターホルダ
400 凹溝
401 固定ボルト
41 ホブ
42 岩石試料
43 ベース
44 昇降機構
45 コネクタ
46 接続部材
460 円錐台部
461 円柱部
47 送気ポンプ
48 内部スラグ排出枝管
49 拡大ヘッド
50 第2の液圧シリンダ
51 ピット
52 囲み押え板
6 スラリー残渣濾過筒
60 蓋板
61 スラリー残渣入口
62 第1の吐出口
63 第2の吐出口
64 排気口
65 第1のシリンダ
66 第2のシリンダ
67 振動棒モータ
68 第1のストレーナ
69 第2のストレーナ
70 サイクロン
71 スラグ排出口
72 第3のシリンダ
73 スラリー排出管
730 第2のゲートバルブ
731 圧力ポンプ
74 スラグ吐出管
75 出口バルブ
76 スラリー吐出管
8 試験台
81 乾燥箱
82 電子天秤
83 材料トレイ

Claims (8)

  1. 予備箱と、破岩スラグ排出装置と、スラリー残渣分離装置と、計量装置と、監視アセンブリと、制御装置と、を含む掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響要素の研究試験システムであって、
    前記予備箱はスラリーが収容され、スラリー輸送管を介して前記破岩スラグ排出装置に接続され、前記破岩スラグ排出装置に試験に必要なスラリーを提供し、
    前記破岩スラグ排出装置によって、破岩スラグ排出を行うことができ、前記破岩スラグ排出装置は、外部スラグ排出管を介して前記スラリー残渣分離装置に接続され、試験過程において、前記破岩スラグ排出装置により生成された岩スラグ液は、前記外部スラグ排出管を介して前記スラリー残渣分離装置内に輸送され、
    前記破岩スラグ排出装置は枠体を含み、前記枠体は台座と、立柱と、天板とを含み、前記立柱は4本設置され、4本の前記立柱の下端は前記台座に固定され、前記天板はそれぞれ4本の前記立柱の上端に接続され、前記台座、4本の前記立柱及び前記天板は枠体構造を構成し、前記立柱の下端の周囲には複数の脇板が設置され、前記脇板は前記立柱と前記台座とにいずれも接続され、前記台座はアンカーボルトによって地盤基礎に固定接続され、
    前記破岩スラグ排出装置は、試験箱、第1の油圧シリンダ、ドリルロッド、ドリル、カッターヘッド、カッターホルダ及び岩石試料を更に含み、
    前記試験箱は前記枠体内に設置され、上方が開口した桶状構造であり、前記岩石試料は前記試験箱内に設置され、前記スラリー輸送管の出口は前記試験箱の上方に位置し、前記岩石試料は前記試験箱の底部に設置され、
    前記第1の油圧シリンダの出力端が前記ドリルロッドの上端に接続され、前記ドリルロッドの下端が前記試験箱内に延伸し、前記ドリルが前記ドリルロッドの下端に取り付けられ、前記カッターヘッドの上端が前記ドリルの下端に接続され、前記カッターホルダは前記カッターヘッドの下面に取り付けられ、カッターホルダホブを取り付けるために用いられ、前記第1の油圧シリンダは前記ドリルロッドを介して前記ドリルを上下に移動及び回転させるように駆動し、前記ドリルは前記岩石試料の上方に位置し、前記ドリルが前記ホブを上下に移動及び回転させるように連動して前記岩石試料を破岩することができ、
    前記カッターヘッドの下面には前記カッターヘッドの径方向に沿って凹溝が設置され、前記カッターホルダは前記凹溝を介して前記カッターヘッドに摺動可能に接続され、前記カッターホルダには固定ボルトが設置され、前記固定ボルトは前記カッターホルダの前記カッターヘッドにおける位置を固定することができ、
    前記凹溝は合計6個設置され、各2つの前記凹溝は1組となり、各組の前記凹溝は前記カッターヘッドの径方向に沿って設置され、隣接する2組の前記凹溝の間の夾角は60°であり、各組の前記凹溝には試験要求に応じて2~4個の前記カッターホルダが設置され、各前記カッターホルダにはいずれも1つの前記ホブが取り付けられ、
    前記ホブは、スクレーパー、インサート歯ウェッジホブまたは球歯ホブのうちの1種であり、前記カッターホルダは、前記ホブとマッチングし、
    前記破岩スラグ排出装置は、ベースと昇降機構とを更に含み、前記枠体内の地盤基礎にはピットが設置され、前記昇降機構は前記ピット内に設置され、前記ベースは前記昇降機構に設置され、前記ベースは円柱型構造であり、前記試験箱は前記ベースに設置され、前記ベースの直径は前記試験箱の外径より大きく、前記昇降機構は前記試験箱の高さを調整することができ、
    前記スラリー残渣分離装置に入った前記岩スラグ液は、前記スラリー残渣分離装置内で、岩スラグとスラリーとの分離を行うことができ、
    前記計量装置によって前記スラリー残渣分離装置で分離された岩スラグを乾燥及び秤量することができ、
    前記監視アセンブリは前記制御装置に接続され、試験中のデータを収集することができる、
    ことを特徴とする掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響要素の研究試験システム。
  2. 前記予備箱は、上方に開口した箱体構造であり、前記予備箱の上端に箱蓋が被覆され、前記箱蓋にはスラリー吸引ポンプが設置され、前記スラリー輸送管の一端が前記スラリー吸引ポンプに連通し、前記スラリー吸引ポンプの下端が前記箱蓋を通過した後に前記予備箱内のスラリーの液面以下に延伸し、
    前記予備箱の底部には洗浄水出口が設置され、前記洗浄水出口には第1のゲートバルブが設置され、
    前記箱蓋には撹拌機が更に設置され、前記撹拌機の撹拌軸は前記箱蓋を通過した後に前記予備箱内に延伸し、前記撹拌軸には撹拌羽根が設置され、前記撹拌機は前記撹拌軸により前記撹拌羽根を回転させるように駆動し、前記撹拌羽根の回転は前記予備箱内のスラリーを撹拌することができ、
    前記予備箱の一側には液位管が設置され、前記液位管の下端は前記予備箱の底部に連通し、前記液位管の上端は前記予備箱内のスラリーの液面より高く、前記液位管には計量目盛線が設置され、
    前記予備箱は鉄筋コンクリート構造又は鋼構造であり、前記液位管の材質は有機ガラスであり、
    前記箱蓋には、前記箱蓋にスラリーを補充するスラリー添加口と、前記予備箱内のスラリーをサンプリングする検出サンプリング口とが更に設置され、
    前記予備箱の箱底は逆円錐形であり、逆円錐形を構成する前記予備箱の箱底の勾配は8%~12%であり、前記予備箱の底部にはローラーが設置され、
    前記試験システムは、前記検出サンプリング口により取得されたスラリーの性能を検出することができる検出器を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響要素の研究試験システム。
  3. 前記破岩スラグ排出装置は、コネクタと、接続部材と、送気ポンプと、送気管と、内部スラグ排出総管と、内部スラグ排出枝管とを更に含み、前記送気ポンプ及び前記コネクタは、いずれも前記天板に設置され、前記ドリルロッドは、中空の筒状構造であり、前記内部スラグ排出総管及び前記送気管は、いずれも前記ドリルロッド内に設置され、前記第1の油圧シリンダは、前記コネクタを介して前記ドリルロッドに接続され、前記内排出スラグ排出総管の上端は、前記コネクタを介して前記外部スラグ排出管の一端に連通し、前記外部スラグ排出管の他端は、前記スラリー残渣分離装置に連通し、前記ドリルロッドは、前記接続部材を介して前記ドリルに接続され、前記接続部材内には、拡大ヘッドが設置され、
    前記カッターヘッドにはスラグ吸引口が設置され、前記内部スラグ排出枝管の上端は前記拡大ヘッドを介して前記内部スラグ排出総管の下端に連通し、前記内部スラグ排出枝管の下端は前記ドリルビットを通過して前記カッターヘッドにおける前記スラグ吸引口に連通し、前記送気管の上端は前記送気ポンプに接続され、前記内部スラグ排出枝管には送気口が設置され、前記送気管の下端は前記送気口を介して前記内部スラグ排出枝管に連通し、
    前記スラグ吸引口は3つ設置され、前記カッターヘッドの横断面は円形であり、3つの前記スラグ吸引口はそれぞれ前記カッターヘッドの円心、前記カッターヘッドの半径の1/2の位置、前記カッターヘッドに近い辺縁位置に位置し、前記内部スラグ排出枝管は3本設置され、各前記内部スラグ排出枝管は1つの前記スラグ吸引口に連通し、各前記内部スラグ排出枝管にはいずれも1本の前記送気管が接続され、
    前記接続部材は円錐台部と円柱部とを含み、前記円錐台部の上面の直径は下面の直径より小さく、前記円錐台部の上端は接続フランジ及びフランジボルトにより前記ドリルロッドに固定接続され、前記円錐台部の下端は前記円柱部の上端に接続され、前記円柱部の下端は前記ドリルに固定接続される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響要素の研究試験システム。
  4. 前記試験箱は上段、下段及び底板を含み、前記上段及び前記下段はいずれも円筒構造であり、前記上段の内径と前記下段の内径とは一致し、前記底板は前記下段の下端を被覆し、前記上段と前記下段との間は密封接続であり、前記下段と前記底板との間は密封接続であり、前記上段の材質は高強度強化ガラスであり、前記下段は鉄筋コンクリートにより製成され、前記下段には複数の予備穴が設置され、前記下段に密着する内壁には円環形状の囲み押え板が設置され、前記囲み押え板の材質は鋼板であり、前記囲み押え板の高さは前記下段の高さと一致し、前記岩石試料は円柱体構造であり、前記岩石試料の外径は前記囲み押え板の内径と等しく、前記岩石試料の高さは前記下段の高さより高く、前記岩石試料は前記囲み押え板内に設置され、
    前記下段の外周には、環状の第2の液圧シリンダが設置され、前記第2の液圧シリンダは、複数の出力端を有し、各前記第2の液圧シリンダの出力端は、前記下段上の1つの前記予備穴を介して前記囲み押え板に当接し、前記第2の液圧シリンダは、前記囲み押え板を介して前記岩石試料に拘束圧力を加え、
    前記監視アセンブリは圧力センサーを含み、前記圧力センサーは前記制御装置に接続され、
    前記圧力センサは、前記第2の油圧シリンダ内に設置され、前記圧力センサは、前記第2の油圧シリンダが前記岩石試料に圧力を加えるデータを収集することができ、前記制御装置は、前記圧力センサが収集した圧力データに基づいて前記第2の油圧シリンダを制御することができ、
    前記予備穴は、前記下段に上から下まで均一に3列設置され、各列の前記予備穴が12個設置され、各列の前記予備穴が前記下段の周方向に均一に分布し、
    前記下段の高さは1m~1.5mであり、前記上段は上から下に設置された複数節の取付ユニットにより構成され、各節の前記取付ユニットはいずれも円環形状であり、各節の前記取付ユニットは3枚の高強度強化ガラスを接合してなり、隣接する2節の前記取付ユニットの間は弾性撥水性材料により充填されホゾ継ぎ構造により接続され、各節の前記取付ユニット内に隣接する2枚の高強度強化ガラスの間は弾性撥水性材料により充填されホゾ継ぎ構造により接続され、
    各節の前記取付ユニットの高さは1mであり、
    前記下段の上端には周方向に沿ってアンカー溝が設置され、前記アンカー溝の深さは150mmであり、前記上段の下端は前記アンカー溝内に位置する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響要素の研究試験システム。
  5. 前記スラリー残渣分離装置は、スラリー残渣濾過筒と、第1のシリンダと、第2のシリンダと、振動棒モーターとを含み、前記第1のシリンダと前記第2のシリンダがそれぞれ前記スラリー残渣濾過筒の両側に位置し、前記スラリー残渣濾過筒の上端には蓋板が被覆され、前記蓋板にはスラリー残渣入口が設置され、
    前記スラリー残渣濾過筒内には、上から下に向かって順に第1のストレーナと第2のストレーナが設置され、前記スラリー残渣濾過筒の両側壁には、それぞれ第1の吐出口と第2の吐出口が設置され、前記第1のストレーナと前記第2のストレーナはいずれも傾斜して設置され、前記第1のストレーナの一端は前記スラリー残渣濾過筒の一方の側壁に接続され、前記第1のストレーナの他端は前記第1の吐出口から前記スラリー残渣濾過筒の外に延伸し、前記第1のストレーナの他端は前記第1のシリンダの上方に位置し、前記第1のストレーナの一端の高さは他端の高さより大きく、前記スラリー残渣入口は前記第1のストレーナの一端の上方に設置され、前記外部スラグ排出管の他端は前記スラリー残渣入口に接続され、
    前記第2のストレーナの一端は前記スラリー残渣濾過筒の他方の側壁に接続され、前記第2のストレーナの他端は前記第2の吐出口から前記スラリー残渣濾過筒の外に延伸し、前記第2のストレーナの他端は前記第2のシリンダの上方に位置し、前記第2のストレーナの一端の高さは他端の高さより高く、
    前記振動棒モータは前記蓋板に設置され、前記振動棒モータは前記第1のストレーナと前記第2のストレーナとにいずれも接続され、前記振動棒モータは前記第1のストレーナと前記第2のストレーナを振動させるように駆動することができ、
    前記蓋板には排気口が設置され、
    前記スラリー残渣濾過筒の筒底は逆円錐形であり、逆円錐形を形成する前記スラリー残渣濾過筒の筒底の勾配は45°であり、
    前記第1のストレーナと水平面との間の夾角は30°であり、前記第2のストレーナと水平面との間の夾角は30°であり、前記第1のストレーナの孔径は20mm~30mmであり、前記第2のストレーナの孔径は4mm~6mmであり、
    前記試験システムは、前記スラリー残渣分離装置が設置される試験台を更に含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響要素の研究試験システム。
  6. 前記スラリー残渣分離装置はサイクロンと第3のシリンダを更に含み、前記スラリー残渣濾過筒の筒底にはスラリー排出管の一端が連通し、前記スラリー排出管の他端は前記サイクロンに連通し、前記スラリー排出管には第2のゲートバルブと圧力ポンプが設置され、
    前記サイクロンの上端にはスラリー吐出管の一端が接続され、前記予備箱にはスラリー戻し口が設置され、前記スラリー吐出管の他端は前記予備箱の前記スラリー戻し口に連通し、
    前記サイクロンの下端にはスラグ排出口が設置され、前記スラグ排出口にはスラグ吐出管が接続され、前記第3のシリンダは前記スラグ吐出管の下方に位置し、前記スラグ吐出管には出口バルブが設置されている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響要素の研究試験システム。
  7. 前記計量装置は乾燥箱と電子天秤を含み、前記乾燥箱は前記スラリー残渣分離装置で分離された岩スラグを乾燥し、
    前記電子天秤は表示画面を有し、前記電子天秤には材料トレイが設置され、前記電子天秤は前記乾燥箱によって乾燥された岩スラグを秤量することができ、
    前記計量装置は、前記試験台に設置される、
    ことを特徴とする請求項5に記載の掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響要素の研究試験システム。
  8. 前記監視アセンブリは、三方向力センサ、回転速度センサ及び変位センサを含み、前記三方向力センサ、前記回転速度センサ及び前記変位センサは、いずれも前記カッターホルダに設置され、前記三方向力センサ、前記回転速度センサ及び前記変位センサは、いずれも前記制御装置に接続され、
    前記三方向力センサは、前記第1の油圧シリンダによって加えた圧力データを収集し、前記回転速度センサは、前記ドリルの回転速度データを収集し、前記変位センサは、前記ドリルの垂直変位データを収集し、前記制御装置は、前記三方向力センサ、前記回転速度センサ及び前記変位センサによって収集されたデータに基づいて、前記第1の油圧シリンダを制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の掘削法竪坑井ホブ破岩スラグ排出効率影響要素の研究試験システム。
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