JP2024515868A - 信号転送方法および通信装置 - Google Patents

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Abstract

本出願は、信号転送方法および通信装置を提供し、転送対象信号を増幅するのに適した増幅電力を選択し、増幅された転送対象信号を転送するための通信技術の分野に関する。本方法は、転送対象信号を受信するステップと、転送対象信号の増幅利得に基づいて転送対象信号を増幅するステップであって、転送対象信号の増幅利得が測定信号を測定することによって決定され、測定信号が転送対象信号に対応する、ステップと、増幅された転送対象信号を転送するステップと、を含む。中継デバイスは、測定信号を測定することによって転送対象信号の増幅利得を決定し、転送対象信号の増幅利得に基づいて転送対象信号を増幅し、増幅された転送対象信号を転送し得る。

Description

本出願は、2021年4月28日に中国国家知識産権局に出願された、「SIGNAL FORWARDING METHOD AND COMMUNICATION APPARATUS」と題された中国特許出願第202110469046.8号の優先権を主張するものであり、その全体は、参照により本明細書に組み込まれる。
本出願は、通信技術の分野に関し、特に、信号転送方法および通信装置に関する。
現在の通信ネットワークでは、信号送信性能を向上させるために、アクセスネットワークデバイスと端末デバイスとの間に中継デバイスが配置され得る。しかしながら、アクセスネットワークデバイスによって中継デバイスに送信されたダウンリンク信号が異なる(例えば、信号帯域幅が異なり、信号ビームが異なる)とき、中継デバイスによって受信されるダウンリンク信号の電力は異なる。ダウンリンク信号の異なる電力のため、中継デバイスは、ダウンリンク信号を増幅するために適切な増幅電力を選択することができない。
本出願は、中継デバイスがダウンリンク信号を増幅するために適切な増幅電力を選択することができないという従来技術の問題を解決するために、信号転送方法および通信装置を提供する。
前述の目的を達成するために、本出願では以下の技術的解決策が使用される。
第1の態様によれば、信号転送方法が提供される。本方法は、以下を含む。
中継デバイスは、転送対象信号を受信する。中継デバイスは、転送対象信号の増幅利得に基づいて転送対象信号を増幅し、転送対象信号の増幅利得は、測定信号を測定することによって決定され、測定信号は、転送対象信号に対応する。中継デバイスは、増幅された転送対象信号を転送する。
前述の技術的解決策に基づいて、本出願の一実施形態は、信号転送方法を提供する。転送対象信号を受信した後、中継デバイスは、転送対象信号の増幅利得に基づいて転送対象信号を増幅し、増幅された転送対象信号を転送する。増幅利得は、測定信号を測定することによって決定される。測定信号は、転送対象信号に対応する。このようにして、中継デバイスは、測定信号を測定することによって転送対象信号の増幅利得を決定し、これにより、中継デバイスがダウンリンク信号を増幅するために適切な増幅電力を選択することができないという従来技術の問題を解決する。
加えて、本出願のこの実施形態で提供される信号転送方法では、中継デバイスは、転送対象信号の増幅利得を決定するために、測定信号を事前に測定してもよい。転送対象信号を受信した後、中継デバイスは、転送対象信号の増幅利得に基づいて転送対象信号を増幅し、増幅された転送対象信号を転送する。これにより、転送対象信号が受信されるときに行われる測定によって生じる、中継デバイスが転送対象信号を完全に転送することができないという問題を防止することができる。
第1の態様によれば、可能な実装形態において、転送対象信号は、時間周波数リソース上で搬送される。時間周波数リソースは、測定信号に対応する。転送対象信号を受信することは、時間周波数リソース上で搬送された信号を受信することを、特に含む。転送対象信号の増幅利得に基づいて転送対象信号を増幅することは、時間周波数リソースと測定信号との間の対応関係に基づいて、測定信号を測定することによって決定される増幅利得を決定することと、増幅利得に基づいて、時間周波数リソース上で搬送された信号を増幅することと、を特に含む。
これに基づいて、転送対象信号を搬送する時間周波数リソースは、増幅利得を決定するために中継デバイスが測定信号を測定した後、中継デバイスが、時間周波数リソース上で転送対象信号を受信した後に、転送対象信号の増幅利得に基づいて転送対象信号を直接増幅し、増幅された転送対象信号を転送し得るように、測定信号に関連付けられる。このようにして、中継デバイスによって信号を転送する際の遅延が低減される。
第1の態様によれば、可能な実装形態において、本方法は、中継デバイスが測定信号を受信し、増幅利得を決定するために測定信号を測定することを、さらに含む。
これに基づいて、中継デバイスは、中継デバイスが、増幅利得に基づいて、測定信号に対応する転送対象信号を増幅し、増幅された転送対象信号を転送することができるように、増幅利得を決定するために測定信号を測定し、これにより、中継デバイスによって転送対象信号の増幅利得を決定する効率を向上させる。
第1の態様によれば、可能な実装形態において、増幅利得を決定するために測定信号を測定することは、受信品質を決定するために測定信号を測定することと、受信品質および目標送信品質に基づいて増幅利得を決定することと、を特に含む。
これに基づいて、中継デバイスは、信号の受信品質および目標送信品質を測定することによって増幅利得を決定し得る。受信品質は、受信電力を使用して表されてもよい。目標送信品質は、目標送信電力を使用して表されてもよい。このようにして、中継デバイスは、受信電力および目標送信電力に基づいて、増幅電力を直接決定し得る。
第1の態様によれば、可能な実装形態において、受信品質および目標送信品質に基づいて増幅利得を決定することは、EVMに対応する受信品質および目標送信品質に基づいて増幅利得を決定することを、特に含む。
これに基づいて、中継デバイスは、転送対象信号の決定された増幅利得が転送対象信号の転送要件をより良く満たすように、異なるEVM下で測定信号および転送対象信号の増幅利得をさらに決定し得る。
第1の態様によれば、可能な実装形態において、測定信号は、以下のシグナリング、すなわちRRC、MAC-CE、およびDCIのうちの少なくとも1つを使用して示される。
これに基づいて、アクセスネットワークデバイスは、異なるシグナリングメッセージを使用することによって中継デバイスへの測定信号を示してもよく、これにより、アクセスネットワークデバイスが測定信号を示す適用シナリオを増加させる。
第1の態様によれば、可能な実装形態において、EVMは、シグナリングのうちの少なくとも1つによって示される。
これに基づいて、アクセスネットワークデバイスは、異なるシグナリングメッセージを使用することによって中継デバイスへのEVMを示してもよく、これにより、アクセスネットワークデバイスがEVMを示す適用シナリオを増加させる。
第1の態様によれば、可能な実装形態において、本方法は、増幅利得を報告することをさらに含む。
これに基づいて、中継デバイスは、アクセスネットワークデバイスが、測定信号を測定することによって決定された増幅利得を決定することができるように、増幅利得をアクセスネットワークデバイスに報告し得る。これは、アクセスネットワークデバイスが転送対象信号の増幅利得を決定するための基礎を提供する。
第1の態様によれば、可能な実装形態において、本方法は、指示情報を受信することであって、指示情報は、転送対象信号の増幅利得を示し、これを決定するために使用される、ことをさらに含む。
これに基づいて、中継デバイスは、アクセスネットワークデバイスを使用して、指示情報に基づいて転送対象信号の増幅利得を中継デバイスに示し得る。このようにして、中継デバイスは、計算せずに転送対象信号の増幅利得を決定することができ、これにより、中継デバイスの実装の複雑さを低減する。
第2の態様によれば、信号転送方法が提供される。本方法は、測定信号を送信することであって、測定信号は転送対象信号の増幅利得を決定するために使用され、測定信号は転送対象信号に対応する、ことと、転送対象信号を送信することと、を含む。
第2の態様によれば、可能な実装形態において、転送対象信号は、時間周波数リソース上で搬送される。時間周波数リソースは、測定信号に対応する。転送対象信号を送信することは、時間周波数リソース上で、転送対象信号を送信することを含む。
第2の態様によれば、可能な実装形態において、本方法は、エラーベクトル振幅EVM指示情報を送信することをさらに含む。
第2の態様によれば、可能な実装形態において、測定信号は、以下のシグナリング、すなわちRRC、MAC-CE、およびDCIのうちの少なくとも1つを使用して示される。
第2の態様によれば、可能な実装形態において、EVMは、シグナリングのうちの少なくとも1つによって示される。
第2の態様によれば、可能な実装形態において、本方法は、増幅利得を受信することをさらに含む。
第2の態様によれば、可能な実装形態において、本方法は、指示情報を送信することであって、指示情報は、転送対象信号の増幅利得を示し、これを決定するために使用される、ことをさらに含む。
第3の態様によれば、通信装置が提供される。通信装置は、通信ユニットおよび処理ユニットを含む。通信ユニットは、転送対象信号を受信するように構成される。処理ユニットは、転送対象信号の増幅利得に基づいて転送対象信号を増幅するように構成される。転送対象信号の増幅利得は、測定信号を測定することによって決定される。測定信号は、転送対象信号に対応する。通信ユニットは、増幅された転送対象信号を転送するようにさらに構成される。
第3の態様によれば、可能な実装形態において、転送対象信号は、時間周波数リソース上で搬送される。時間周波数リソースは、測定信号に対応する。処理ユニットは、時間周波数リソース上で搬送された信号を受信するように通信ユニットに指示するように、特に構成される。処理ユニットは、時間周波数リソースと測定信号との間の対応関係に基づいて、測定信号を測定することによって決定される増幅利得を決定し、増幅利得に基づいて、時間周波数リソース上で搬送された信号を増幅するように、特に構成される。
第3の態様によれば、可能な実装形態において、通信ユニットは、測定信号を受信するようにさらに構成される。処理ユニットは、増幅利得を決定するために測定信号を測定するようにさらに構成される。
第3の態様によれば、可能な実装形態において、処理ユニットは、受信品質を決定するために測定信号を測定し、受信品質および目標送信品質に基づいて増幅利得を決定するように、特に構成される。
第3の態様によれば、可能な実装形態において、処理ユニットは、EVMに対応する受信品質および目標送信品質に基づいて増幅利得を決定するように、特に構成される。
第3の態様によれば、可能な実装形態において、測定信号は、以下のシグナリング、すなわちRRC、MAC-CE、およびDCIのうちの少なくとも1つを使用して示される。
第3の態様によれば、可能な実装形態において、EVMは、シグナリングのうちの少なくとも1つによって示される。
第3の態様によれば、可能な実装形態において、通信ユニットは、増幅利得を報告するようにさらに構成される。
第3の態様によれば、可能な実装形態において、通信ユニットは、指示情報を受信するようにさらに構成され、指示情報は、転送対象信号の増幅利得を示し、これを決定するために使用される。
第4の態様によれば、通信装置が提供される。通信装置は、通信ユニットおよび処理ユニットを含む。処理ユニットは、測定信号を送信するように通信ユニットに指示するように構成される。測定信号は、転送対象信号の増幅利得を決定するために使用される。測定信号は、転送対象信号に対応する。処理ユニットは、転送対象信号を送信するように通信ユニットに指示するように構成される。
第4の態様によれば、可能な実装形態において、転送対象信号は、時間周波数リソース上で搬送される。時間周波数リソースは、測定信号に対応する。処理ユニットは、時間周波数リソース上で、転送対象信号を送信するように通信ユニットに指示するように特に構成される。
第4の態様によれば、可能な実装形態において、処理ユニットは、エラーベクトル振幅EVM指示情報を送信するように通信ユニットに指示するようにさらに構成される。
第4の態様によれば、可能な実装形態において、測定信号は、以下のシグナリング、すなわちRRC、MAC-CE、およびDCIのうちの少なくとも1つを使用して示される。
第4の態様によれば、可能な実装形態において、EVMは、シグナリングのうちの少なくとも1つによって示される。
第4の態様によれば、可能な実装形態において、処理ユニットは、増幅利得を受信するように通信ユニットに指示するようにさらに構成される。
第4の態様によれば、可能な実装形態において、処理ユニットは、指示情報を送信するように通信ユニットに指示するようにさらに構成され、指示情報は、転送対象信号の増幅利得を示し、これを決定するために使用される。
第5の態様によれば、本出願は通信装置を提供する。通信装置は、プロセッサおよびメモリを含む。メモリは命令を含む。プロセッサによって命令が実行されると、装置は、第1の態様のいずれか1つまたは第1の態様の可能な実装形態に記載される方法を実行することを可能にされる。
第6の態様によれば、本出願は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムまたは命令を含む。コンピュータプログラムまたは命令がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、第1の態様または第1の態様の可能な実装形態のいずれか1つに記載される方法を実行することを可能にされる。
第7の態様によれば、本出願は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムまたは命令を含む。コンピュータプログラムまたは命令がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、第2の態様または第2の態様の可能な実装形態のいずれか1つに記載される方法を実行することを可能にされる。
第8の態様によれば、本出願は、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータ上でコンピュータプログラム製品が実行されると、コンピュータは、第1の態様または第1の態様の可能な実装形態のいずれか1つに記載される方法を実行することを可能にされる。
第9の態様によれば、本出願は、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータ上でコンピュータプログラム製品が実行されると、コンピュータは、第2の態様または第2の態様の可能な実装形態のいずれか1つに記載される方法を実行することを可能にされる。
第10の態様によれば、本出願は、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータ上でコンピュータプログラム製品が実行されると、コンピュータは、第1の態様または第1の態様の可能な実装形態のいずれか1つに記載される方法を実行することを可能にされる。
第11の態様によれば、本出願は、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータ上でコンピュータプログラム製品が実行されると、コンピュータは、第2の態様または第2の態様の可能な実装形態のいずれか1つに記載される方法を実行することを可能にされる。
第12の態様によれば、本出願は通信システムを提供する。通信システムは、第3の態様に記載される通信装置と、第4の態様に記載される通信装置とを含む。
本出願における技術的特徴、技術的解決策、有益な効果、または同様の言語の説明は、すべての特徴および利点が任意の1つの実施形態で実施されることができることを含意するものではないことを理解されたい。逆に、特徴または有益な効果の説明は、少なくとも1つの実施形態が特定の技術的特徴、技術的解決策、または有益な効果を含むことを示すことが理解され得る。したがって、本明細書における技術的特徴、技術的解決策、または有益な効果の説明は、必ずしも同じ実施形態を指すとは限らない。さらに、実施形態に記載されている技術的特徴、技術的解決策、および有益な効果は、任意の適切な方法で組み合わされてもよい。当業者は、実施形態が、特定の実施形態における1つ以上の特定の技術的特徴、技術的解決策、または有益な効果なしに実施されてもよいことを理解し得る。他の実施形態では、すべての実施形態を反映するものではない特定の実施形態でさらなる技術的特徴および有益な効果もまた特定され得る。
本出願の一実施形態による通信システムのシステムアーキテクチャ図である。 本出願の一実施形態による中継デバイスの構造の概略図である。 本出願の一実施形態による信号転送方法の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態による信号転送方法の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態による信号転送方法の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態による信号転送方法の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態による通信装置の構造の概略図である。 本出願の一実施形態による通信装置のハードウェア構造の概略図である。 本出願の一実施形態による通信装置のハードウェア構造の概略図である。
本出願の説明では、特に明記しない限り、「/」は「または」を意味する。例えば、A/Bは、AまたはBを示し得る。本明細書における「および/または」という用語は、関連付けられた対象間の対応関係のみを説明し、3つの関係があり得ることを示す。例えば、Aおよび/またはBは、Aのみが存在する、AとBの両方が存在する、Bのみが存在する、という3つの場合を示し得る。加えて、「少なくとも1つ」は1つまたは複数を意味し、「複数の」は2つ以上を意味する。「第1の」および「第2の」などの用語は数および実行順序を限定せず、「第1の」および「第2の」などの用語は明確な違いを示すものではない。
本出願では、「例」または「例えば」などの用語は、例、図、または説明を与えることを表すために使用されることに留意されたい。本出願で「例」または「例えば」として記述されているいずれかの実施形態または設計方式は、別の実施形態または設計方式より好ましいものとして、または別の実施形態または設計方式より多くの利点を有するものとして、説明されるべきではない。厳密には、「例」または「例えば」などの用語の使用は、相対的な概念を特定の方式で提示することが意図されている。
本出願の説明では、特に明記しない限り、「/」は「または」を意味する。例えば、A/Bは、AまたはBを示し得る。本明細書における「および/または」という用語は、関連付けられた対象間の対応関係のみを説明し、3つの関係があり得ることを示す。例えば、Aおよび/またはBは、Aのみが存在する、AとBの両方が存在する、Bのみが存在する、という3つの場合を示し得る。加えて、「少なくとも1つ」は1つまたは複数を意味し、「複数の」は2つ以上を意味する。「第1の」および「第2の」などの用語は数および実行順序を限定せず、「第1の」および「第2の」などの用語は明確な違いを示すものではない。
本出願では、「例」または「例えば」などの用語は、例、図、または説明を与えることを表すために使用されることに留意されたい。本出願で「例」または「例えば」として記述されているいずれかの実施形態または設計方式は、別の実施形態または設計方式より好ましいものとして、または別の実施形態または設計方式より多くの利点を有するものとして、説明されるべきではない。厳密には、「例」または「例えば」などの用語の使用は、相対的な概念を特定の方式で提示することが意図されている。
本出願のこの実施形態で提供される信号転送方法は、転送対象信号を増幅および転送するために、転送対象信号の増幅利得を決定するために使用される。
本出願では、信号の利得は、具体的には信号電力の利得であり得ることに留意されたい。例えば、信号の増幅利得は、信号の増幅電力であってもよい。
図1に示されるように、本出願のこの実施形態において提供される信号転送方法は、図1に示される通信システム100に適用されてもよい。図1に示されるように、通信システム100は、アクセスネットワークデバイス110、中継デバイス120、および端末デバイス130を含む。
アクセスネットワークデバイス110は、中継デバイス120または端末デバイス130にダウンリンク信号を送信するように構成される。あるいは、アクセスネットワークデバイスは、中継デバイス120または端末デバイス130からアップリンク信号を受信するように構成される。
中継デバイス120は、転送対象信号を受信し、転送対象信号の送信電力を増幅し、増幅された転送対象信号を転送するように構成される。例えば、中継デバイス120は、アクセスネットワークデバイス110からダウンリンク信号を受信し、ダウンリンク信号の送信電力を増幅し、増幅されたダウンリンク信号を端末デバイス130に送信するように構成される。あるいは、中継デバイス120は、端末デバイス130からアップリンク信号を受信し、アップリンク信号の送信電力を増幅し、増幅されたアップリンク信号をアクセスネットワークデバイス110に送信するように構成される。
端末デバイス130は、アクセスネットワークデバイス110または中継デバイス120からダウンリンク信号を受信するように構成される。あるいは、端末デバイスは、アクセスネットワークデバイス110または中継デバイス120にアップリンク信号を送信するように構成される。
本出願の実施形態における通信システムは、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)システム、第5世代(5th-generation、5G)システム、新無線(new radio、NR)システム、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(wireless local area networks、WLAN)システム、および将来の発展型システム、または複数の集中通信システムを含むが、これらに限定されない。4Gシステムは、発展型パケットシステム(evolved packet system、EPS)と呼ばれることもある。4Gシステムのコアネットワークは、発展型パケットコア(evolved packet core、EPC)ネットワークと呼ばれることがあり、アクセスネットワークは、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)と呼ばれることがある。5Gシステムのコアネットワークは、5GC(5G core)と呼ばれることがあり、アクセスネットワークは、新無線(new radio、NR)と呼ばれることがある。説明を容易にするために、以下では、本出願が5Gシステムに適用される例を使用して、本出願を記載する。しかしながら、本出願は、4Gシステム、第3世代(3th Generation,3G)システムなどにも適用可能であり、これに限定されないことが理解され得る。例えば、本出願のこの実施形態で提供される方法は、具体的には、発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(evolved-universal terrestrial radio access network、E-UTRAN)および次世代無線アクセスネットワーク(next generation-radio access network、NG-RAN)システムに適用されてもよい。
本出願の実施形態におけるアクセスネットワークデバイスは、信号を送信するように、または信号を受信するように、または信号を送信して信号を受信するように構成された、ネットワーク側のエンティティである。アクセスネットワークデバイスは、無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)に配備され、端末にワイヤレス通信機能を提供する装置であり得る。例えば、アクセスネットワークデバイスは、送受信ポイント(transmission reception point、TRP)、基地局(例えば、進化型NodeB(evolved NodeB、eNB、またはeNodeB)、次世代ノード基地局(next generation node base station、gNB)、次世代eNB(next generation eNB、ng-eNB)など)、様々な形態の制御ノード(例えば、ネットワークコントローラ、無線コントローラ(例えば、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud radio access network、CRAN)シナリオにおける無線コントローラ))、路側機(road side unit、RSU)などであってもよい。具体的には、アクセスネットワークデバイスは、様々な形態のマクロ基地局、マイクロ基地局(スモールセルとも呼ばれる)、中継局、もしくはアクセスポイント(access point、AP)などであってもよいし、または基地局のアンテナパネルであってもよい。制御ノードは、複数の基地局に接続され、複数の基地局によってカバーされた複数の端末のためのリソースを構成し得る。異なる無線アクセス技術(radio access technology、RAT)を使用するシステムでは、基地局機能を有するデバイスの名称は異なり得る。例えば、基地局は、LTEシステムではeNBまたはeNodeBと呼ばれることがあり、5GシステムまたはNRシステムではgNBと呼ばれることがある。基地局の特定の名称は、本出願では限定されない。あるいは、アクセスネットワークデバイスは、将来の進化型公衆陸上移動網(public land mobile network、PLMN)におけるアクセスネットワークデバイスなどであってもよい。
本出願の実施形態における端末デバイスは、信号を受信し、または信号を送信し、または信号を受信して信号を送信するように構成された、ユーザ側のエンティティである。端末デバイスは、音声サービスおよびデータ接続サービスのうちの1つ以上をユーザに提供するように構成される。端末デバイスは、ユーザ機器(user equipment、UE)、端末、アクセス端末、加入者ユニット、加入者局、移動局、リモート局、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、ワイヤレス通信デバイス、ユーザエージェント、またはユーザ装置とも呼ばれ得る。端末デバイスは、車車間・路車間(vehicle to everything、V2X)デバイス、例えば、スマートカー(smart carまたはintelligent car)、デジタルカー(digital car)、無人車(unmanned car、driverless car、pilotless car、またはautomobile)、自動運転車(self-driving carまたはautonomous car)、ピュア電気自動車(pure EVまたはBattery EV)、ハイブリッド電気自動車(hybrid electric vehicle、HEV)、レンジエクステンデッド電気自動車(range extended EV、REEV)、プラグインハイブリッド電気自動車(plug-in HEV、PHEV)、または新エネルギー自動車(new energy vehicle)であってもよい。端末デバイスはまた、デバイスツーデバイス(device to device、D2D)デバイス、例えば、電気メータまたは水道メータであってもよい。あるいは、端末デバイスは、移動局(mobile station、MS)、加入者ユニット(subscriber unit)、無人航空機、モノのインターネット(internet of things、IoT)デバイス、WLAN内のステーション(station、ST)、セルラー電話(cellular phone)、スマートフォン(smart phone)、コードレス電話機、ワイヤレスデータカード、タブレットコンピュータ、セッション開始プロトコル(session initiation protocol、SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(wireless local loop、WLL)局、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)デバイス、ラップトップコンピュータ(laptop computer)、マシンタイプ通信(machine type communication、MTC)端末、ワイヤレス通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、ワイヤレスモデムに接続された別の処理デバイス、車載デバイス、またはウェアラブルデバイス(ウェアラブルインテリジェントデバイスとも呼ばれ得る)であってもよい。あるいは、端末デバイスは、次世代通信システムの端末デバイスであってもよく、例えば、5Gシステムの端末デバイス、将来の進化型PLMNの端末デバイス、またはNRシステムの端末デバイスであってもよい。
本出願をより明確にするために、本出願におけるいくつかの概念が最初に簡単に説明される。
1.中継
中継は、信号を増幅し、増幅された信号を転送するための技術である。中継プロセスは、中継デバイスによって実行される。中継デバイスは、一般に、受信アンテナ、送信アンテナ、および中継器を含む。
例えば、図2に示されるように、本出願の一実施形態は、中継デバイス200(例えば、低周波中継器または低周波中継デバイス)の構造の概略図を提供する。中継デバイスは、第1のアンテナ210、中継器220、および第2のアンテナ230を含む。
第1のアンテナ210および第2のアンテナ230は、信号を受信および送信するように構成される。中継器220は、信号に対して電力増幅を実行するように構成された信号電力増幅回路を有する。本出願のこの実施形態では、第1のアンテナ210および第2のアンテナ230は、アンテナ、またはアンテナアレイであってもよい。これは、本出願では限定されない。
中継デバイスがダウンリンク信号を転送するとき、第1のアンテナ210は、アクセスネットワークデバイスからダウンリンク信号を受信し、ダウンリンク信号を中継器220に送信するように構成される。中継器220は、ダウンリンク信号に対して電力増幅を実行し、電力増幅されたダウンリンク信号を第2のアンテナ230に送信するように構成される。第2のアンテナ230は、中継器220から電力増幅されたダウンリンク信号を受信し、電力増幅されたダウンリンク信号を端末デバイスに送信するように構成される。
中継デバイスがアップリンク信号を転送するとき、第2のアンテナ230は、端末デバイスからアップリンク信号を受信し、アップリンク信号を中継器220に送信するように構成される。中継器220は、アップリンク信号に対して電力増幅を実行し、電力増幅されたアップリンク信号を第1のアンテナ210に送信するように構成される。第1のアンテナ210は、中継器220から電力増幅されたアップリンク信号を受信し、電力増幅されたアップリンク信号をアクセスネットワークデバイスに送信するように構成される。
信号を増幅するとき、中継デバイスは、信号の送信性能を向上させるために、信号を増幅するのに適した増幅利得を選択する必要がある。
中継デバイスが過度に大きい増幅利得を使用してダウンリンク信号を増幅する場合、中継デバイスの構成要素は飽和する可能性があり、中継デバイスによって転送される信号の品質が劣化し、中継デバイスの転送性能に深刻な影響を及ぼす。極端な場合には、信号品質の劣化により、端末デバイスがデータを正確に復調することができなくなる可能性がある。
中継デバイスが過度に小さい増幅利得を使用してダウンリンク信号を増幅する場合、中継デバイスによって転送される信号の電力は比較的低い可能性があり、端末デバイスの受信した信号雑音比は比較的低い。言い換えると、中継デバイスのカバレッジ改善能力が不十分である。
中継デバイスが信号を増幅するプロセスは、中継デバイスが、信号の目標送信電力と信号の受信電力との差、および中継デバイスの構成要素の動作能力などの情報に基づいて、受信信号の増幅電力を決定することを含む。中継デバイスは、決定された増幅電力に基づいて信号を増幅し、増幅された信号を送信する。
現在の中継方法は、1.1増幅転送(amplify-and-forward、AF)中継、および1.2復号転送(decode-and-forward、DF)中継を主に含む。以下は別々に説明される。
1.1 AF中継
AF中継は、別のデバイスから信号を受信した後、中継デバイスが転送対象信号を直接増幅し、増幅された転送対象信号を転送する中継技術である。
AF中継プロセスでは、信号を受信した後、中継デバイスは、信号を解析することなく、信号を直接増幅する。したがって、AF中継は、低転送遅延の利点を有する。加えて、AF中継デバイスは信号を解析する必要がない。したがって、AF中継デバイスの実装は簡単であり、デバイスのコストが低い。
なお、AF中継が信号を増幅するプロセスにおいて、信号が増幅されるときに信号の雑音および干渉もまた増幅されることに留意されたい。
現在、AF中継デバイスは、中継器、無線周波数(radio frequency、RF)中継、レイヤ1(layer 1、L1)中継、L1統合アクセスおよびバックホール(integrated access and backhaul、IAB)、レイヤ0(layer 0、L0)-IAB、RE-IAB、増幅器、中継器(repeater)、インテリジェント中継器(smart repeater)などを含む。
他のデバイスからの信号は、アクセスネットワークデバイスによって送信されたダウンリンク信号、端末デバイスによって送信されたアップリンク信号、または別のタイプの信号であってもよい。これは、本出願では限定されない。
1.2 DF中継
復号転送中継技術は、中継デバイスが他のデバイスから信号を受信した後、まず信号を復号する技術である。復号後、信号は再符号化される。中継デバイスは、再符号化された信号を転送する。
DF中継プロセスにおいて、中継デバイスが信号を復号し、復号された信号を再符号化することで、信号内の干渉および雑音を除去または低減し得る。これにより、信号内の干渉および雑音の増幅を回避し、信号の送信品質を向上させる。
現在、新無線(new radio、NR)におけるIABノード、UE中継などは、DF中継方式で信号の増幅および転送を実行する。
2.ビーム
ビームは、通信リソースである。ビームは、広幅ビーム、狭幅ビーム、または他のタイプのビームであってもよい。ビームを形成するための技術は、ビームフォーミング技術または別の技術的手段であり得る。ビームフォーミング技術は、具体的には、デジタルビームフォーミング技術、アナログビームフォーミング技術、またはハイブリッドデジタル/アナログビームフォーミング技術であり得る。異なるビームは、異なるリソースと見なされ得る。異なるビームを使用することで、同じ情報または異なる情報が送信され得る。任意選択で、同じまたは類似の通信機能を有する複数のビームを1つのビームと見なすことができる。1つのビームは、データチャネル、制御チャネル、サウンディング信号などを送信するように構成された1つ以上のアンテナポートを含んでもよい。例えば、送信ビームは、アンテナを使用して信号が送信された後に異なる空間方向に形成された信号強度分布を指してもよく、受信ビームは、異なる空間方向でアンテナから受信した無線信号の信号強度分布を指してもよい。1つのビームを形成する1つ以上のアンテナポートもまた、1つのアンテナポートセットと見なされ得ることが理解され得る。
ビームは、アクセスネットワークデバイスの送信ビームと受信ビーム、および端末デバイスの送信ビームと受信ビームとに分類され得る。アクセスネットワークデバイスの送信ビームは、アクセスネットワークデバイスの送信側のビームフォーミング情報を記述するために使用される。アクセスネットワークデバイスの受信ビームは、アクセスネットワークデバイスの受信側のビームフォーミング情報を記述するために使用される。端末デバイスの送信ビームは、端末デバイスの送信側のビームフォーミング情報を記述するために使用される。端末デバイスの受信ビームは、端末デバイスの受信側のビームフォーミング情報を記述するために使用される。すなわち、ビームはビームフォーミング情報を記述するために使用される。
現在のNRプロトコルでは、ビーム情報は、アンテナポート擬似コロケーション(quasi colocation、QCL)関係を使用して示され得る。具体的には、指示情報(例えば、ダウンリンク制御情報(downlink control information、略してDCI))は、2つのリソース(またはアンテナポート)に対応するビームが同じ空間特性を有し、受信のために同じ受信ビームが使用され得ることを示すために、あるリソース(またはアンテナポート)と別のリソース(またはアンテナポート)との間にQCL関係が存在することを示し得る。プロトコルでは、ビームは、様々な信号の識別子、例えば、チャネル状態情報参照信号(channel state information reference signal、CSI-RS)のリソースインデックス、同期信号ブロードキャストチャネルブロック(synchronous signal/physical broadcast channel block、略してSS/PBCH blockと呼ばれてもよく、または略してSSBと呼ばれてもよい)のインデックス、発音参照信号(sounding reference signal、略してSRSと呼ばれてもよい)のリソースインデックス、および追跡参照信号(tracking reference signal、TRS)のリソースインデックスを使用して、具体的に表され得る。
ビームは、時間リソース、空間リソース、および周波数領域リソースのうちの1つ以上に対応し得る。
ビームはまた、参照信号リソース(例えば、ビームフォーミングの参照信号リソース)、またはビームフォーミング情報にも対応し得る。
ビームは、アクセスネットワークデバイスの参照信号リソースに関連付けられた情報にさらに対応し得る。参照信号は、CSI-RS、SSB、復調参照信号(demodulation reference signal、DMRS)、位相追跡参照信号(phase tracking reference signal、PTRS)、TRSなどであってもよい。参照信号リソースに関連付けられた情報は、参照信号リソース識別子、QCL情報(特にtype DのQCL)などであってもよい。参照信号リソース識別子は、参照信号リソースに基づく測定中に予め確立された送受信ビーム対に対応する。端末デバイスは、参照信号リソースのインデックスを使用してビーム情報を推測し得る。
ビームは、ブロードキャストビームとユニキャストビームとに分類される。
ブロードキャストビームは、セルレベルビームであり、ブロードキャスト信号を送信するためにアクセスネットワークデバイスによって使用されるビームである。ブロードキャスト信号は、SS/PBCHブロック、システム情報ブロック(system information block、SIB)1-物理ダウンリンク共有チャネル(physical downlink shared channel、PDSCH)、SIB 1-物理ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channel、PDCCH)などを含み得るが、これらに限定されない。一般に、アクセスネットワークデバイスは、いくつかの(例えば、8、16、または32)予め設計されたビームを走査することによってブロードキャスト信号を送信する。これらのビームは、セル全体のカバレッジエリアをカバーするために使用される。
ユニキャストビームは、ユーザレベルビームであり、端末デバイスまたは中継デバイスにユニキャスト信号を送信するためにアクセスネットワークデバイスによって使用されるビームである。ユニキャスト信号は、PDSCH、ユーザレベルCSI-RSなどを含むがこれらに限定されない。ユニキャストビームは特定のユーザに固有なので、ユニキャストビームはブロードキャストビームよりも高いビーム利得を有する。
3.QCL関係
QCL関係は、QCLマッピング、QCL対応関係、およびQCL関連とも呼ばれ得る。2つの信号間にQCL関係があるとき、信号を送信または受信するために、同じ遅延スプレッド、同じドップラースプレッド、同じ平均利得、同じ平均遅延、および同じ空間領域パラメータのうちの少なくとも1つが選択されてもよく、信号を送信または受信するために同じまたは類似のビームが選択される。
QCL関係パラメータは、ドップラースプレッド、ドップラー周波数シフト、平均遅延、遅延スプレッド、および空間受信パラメータのうちの少なくとも1つを含む。各ダウンリンク参照信号(DL RS)のQCL関係は、QCL info内の上位レイヤパラメータ「QCL-Type」を使用して決定され得る。QCL-Typeは、以下のタイプを含む。
‘QCL-TypeA’:{Doppler shift,Doppler spread,average delay,delay spread}(「QCL-TypeA」:{ドップラー周波数シフト、ドップラースプレッド、平均遅延、遅延スプレッド})
‘QCL-TypeB’:{Doppler shift,Doppler spread}(「QCL-TypeB」:{ドップラー周波数シフト、ドップラースプレッド})
‘QCL-TypeC’:{Doppler shift,average delay}(「QCL-TypeC」:{ドップラー周波数シフト、平均遅延})、および
‘QCL-TypeD’:{Spatial Rx parameter}(「QCL-TypeD」:{空間受信パラメータ})。
参照信号間のQCL関係は、プロトコルによって決定されるか、またはアクセスネットワークデバイスによって構成されてもよい。例えば、アクセスネットワークデバイスは、2つの参照信号リソース間のQCL関係パラメータを「QCL-TypeD」として構成し、UEまたは中継デバイスによって受信された2つの参照信号の空間受信パラメータ間に対応関係があることを示す。
4.CSI-RS
CSI-RSは、受信信号品質を評価するために使用され得る。ビームは、CSI-RSリソースに対応し得る。端末デバイスは、CSI-RSリソースを測定および評価することによって、CSI-RSリソースの受信品質を決定し得る。端末デバイスは、アクセスネットワークデバイスに、測定および評価を通じて得られたCSI-RSリソースの品質を報告する。アクセスネットワークデバイスは、CSI-RSリソースの品質、およびビームとCSI-RSリソースとの間の対応関係に基づいて、ビームの品質を決定し得る。
ビームの品質を決定するために、アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスに測定構成情報を送信する必要がある。測定構成情報は、リソース構成情報および報告構成情報の2つの部分を主に含む。
リソース構成情報は、測定リソースに関する情報であり、プロトコル内で、3レベル構造(リソース構成resourceConfig-リソースセットresourceSet-リソースresource)を使用して構成される。アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスのための1つ以上のリソース構成を構成し得る。各リソース構成は、1つ以上のリソースセットを含む。各リソースセットは、1つ以上のリソースを含み得る。各リソース構成/リソースセット/リソースは、それ自体のインデックスを含む。加えて、いくつかの他のパラメータ、例えばリソース周期性、およびリソースに対応するQCLタイプがさらに含まれる。
5.SSB
SSBは、一次同期信号(primary synchronization signal、PSS)、二次同期信号(secondary synchronization signal、SSS)、および物理ブロードキャストチャネル(physical broadcast channel、PBCH)のうちの少なくとも1つを含む。SSBは、時間周波数追跡、ビーム管理、リンク監視、無線リソース測定などのために使用され得る。
上記は、本出願の実施形態のいくつかの概念を簡単に説明している。
中継の前述の説明を参照すると、AF中継プロセスにおいて、中継デバイスは、信号の受信電力および目標送信電力に基づいて、信号の受信電力を決定した後にのみ増幅電力を決定することができることがわかる。これに基づいて、中継デバイスは、信号を受信した後に信号の受信電力を測定する必要がある。しかしながら、いくつかの現在の通信ネットワーク(例えば、中周波および高周波の通信ネットワーク)では、アクセスネットワークデバイスは、異なるビームおよび/または異なる帯域幅を使用してダウンリンク信号を送信し得る。アクセスネットワークデバイスが異なるビームおよび/または帯域幅を使用してダウンリンク信号を送信するとき、中継デバイスによって受信されるダウンリンク信号の電力は異なる。ダウンリンク信号の電力の差により、中継デバイスは、ダウンリンク信号を増幅するためにダウンリンク信号の適切な増幅電力を選択することができなくなる。
加えて、ダウンリンク信号を受信した後、中継デバイスは、ダウンリンク信号の受信電力を決定するためにダウンリンク信号を測定する。このプロセスは、比較的長い時間を必要とする(少なくとも数シンボルの時間が必要とされる)が、中継デバイスによって信号を転送するために遅延要件は比較的高い(通常はナノ秒レベル)。中継デバイスがダウンリンク信号を受信した後にダウンリンク信号を測定する場合、ダウンリンク信号の増幅電力を測定するために、中継デバイスがダウンリンク信号の増幅利得を決定した後、ダウンリンク信号は、1つ以上のシンボルを送信している可能性がある。その結果、中継デバイスは、信号を完全に転送することができない。
中継デバイスが、ダウンリンク信号を増幅するためにダウンリンク信号の適切な増幅利得または適切な増幅電力を選択することができないという従来技術の問題を解決するために、本出願の実施形態は、信号転送方法を提供する。転送対象信号を受信した後、中継デバイスは、転送対象信号の増幅利得に基づいて転送対象信号を増幅し、増幅された転送対象信号を転送する。増幅利得は、測定信号を測定することによって決定され、測定信号は、転送対象信号に対応する。これに基づいて、中継デバイスは、測定信号を測定することによって転送対象信号の増幅利得を決定し、これにより、中継デバイスがダウンリンク信号を増幅するために適切な増幅電力を選択することができないという従来技術の問題を解決する。
図3に示されるように、本出願のこの実施形態において提供される信号転送方法は、以下のステップを含む。
S300.中継デバイスは、転送対象信号を受信する。
転送対象信号は、中継デバイスによって受信され、増幅および転送される必要がある信号である。転送対象信号の増幅利得は、中継デバイスによって転送対象信号を増幅する回路利得および/またはアレイ利得などを表すために使用される。
可能な実装形態では、転送対象信号は、アップリンク信号、ダウンリンク信号、またはサイドリンク(sidelink)信号のうちのいずれか1つであり得る。本出願のこの実施形態では、中継デバイスによって受信された転送対象信号がアクセスネットワークデバイスによって中継デバイスに送信されたダウンリンク信号である例が、説明に使用される。
転送対象信号がダウンリンク信号であるとき、中継デバイスは、バックホールビームを使用してアクセスネットワークデバイスからダウンリンク信号を受信し、中継デバイスは、アクセスビームを使用して増幅されたダウンリンク信号を端末デバイスに転送する。バックホールビームは、アクセスネットワークデバイスから信号を受信するために中継デバイスによって使用されるビーム、またはアクセスネットワークデバイスに信号を送信するために中継デバイスによって使用されるビームである。バックホールビームは、ビームトレーニングによって決定され得る。アクセスビームは、端末デバイスから信号を受信するために中継デバイスによって使用されるビーム、または端末デバイスに信号を送信するために中継デバイスによって使用されるビームである。
転送対象信号がアップリンク信号デアルトキ、中継デバイスは、アクセスビームを使用して端末デバイスからアップリンク信号を受信し、中継デバイスは、バックホールビームを使用して増幅されたアップリンク信号をアクセスネットワークデバイスに送信する。
転送対象信号の増幅利得は、中継デバイスによって決定される、転送対象信号の転送(または増幅)情報に基づいて決定され得る。転送対象信号の転送情報は、例えば、転送対象信号の増幅および転送利得情報、転送対象信号のアクセスーム情報、および転送対象信号のバックホールビーム情報などの情報を含むが、これらに限定されない。
S301.中継デバイスは、転送対象信号の増幅利得に基づいて転送対象信号を増幅し、転送対象信号の増幅利得は、測定信号を測定することによって決定され、測定信号は、転送対象信号に対応する。
測定信号は、例えば、中継デバイスのためにアクセスネットワークデバイスによって構成され、ダウンリンク測定のために使用される信号であってもよいが、これに限定されない。
任意選択で、測定信号は、無線リソース制御(radio resource control、RRC)シグナリングにおける少なくとも1つのシグナリングメッセージ、メディアアクセス制御-制御要素(media access control-control element、MAC-CE)、およびDCIを使用して示される。
具体的には、中継デバイスは、転送対象信号の電力の増加値が増幅利得値となるように、増幅利得に基づいて転送対象信号を増幅する。実施中、中継デバイスは、電力増幅器などの構成要素を使用して、転送対象信号に対して電力増幅を実行し得る。
本出願の実施形態では、転送対象信号および測定信号は、同じタイプの信号であってもよい。例えば、転送対象信号および測定信号の両方がデータ信号であるか、または転送対象信号および測定信号の両方がSSBであるか、または転送対象信号および測定信号の両方がCSI-RSである。あるいは、転送対象信号および測定信号は他のタイプの信号であってもよい。これは、本出願では限定されない。
加えて、転送対象信号および測定信号は、代替的に異なるタイプの信号であってもよい。例えば、転送対象信号はCSI-RSであり、測定信号はSSBである。あるいは、転送対象信号はSSBであり、測定信号はCSI-RSである。あるいは、転送対象信号はPDSCHであり、測定信号はCSI-RSである。あるいは、転送対象信号はPDSCHであり、測定信号はSSBである。あるいは、転送対象信号および測定信号は他のタイプの信号であってもよい。これは、本出願では限定されない。
S302.中継デバイスは、増幅された転送対象信号を転送する。
前述の技術的解決策に基づいて、本出願の一実施形態は、信号転送方法を提供する。転送対象信号を受信した後、中継デバイスは、転送対象信号の増幅利得に基づいて転送対象信号を増幅し、増幅された転送対象信号を転送する。増幅利得は、測定信号を測定することによって決定される。測定信号は、転送対象信号に対応する。このようにして、中継デバイスは、測定信号を測定することによって転送対象信号の増幅利得を決定し、これにより、中継デバイスがダウンリンク信号を増幅するために適切な増幅電力を選択することができないという従来技術の問題を解決する。
加えて、本出願のこの実施形態で提供される信号転送方法では、中継デバイスは、転送対象信号の増幅利得を決定するために、測定信号を事前に測定してもよい。転送対象信号を受信した後、中継デバイスは、転送対象信号の増幅利得に基づいて転送対象信号を増幅し、増幅された転送対象信号を転送する。これにより、転送対象信号が受信されるときに行われる測定によって生じる、中継デバイスが転送対象信号を完全に転送することができないという問題を防止することができる。
可能な実装形態において、転送対象信号は、時間周波数リソース上で搬送される。時間周波数リソースは、測定信号に対応する。この場合、図3を参照すると、図4に示されるように、前述のS300は以下のS300aを使用して実施されてもよく、前述のS301は以下のS301aを使用して実施されてもよい。
S300a.中継デバイスは、時間周波数リソースで搬送された信号を受信する。
具体的には、アクセスネットワークデバイスは、中継デバイスに時間周波数リソースを示す。時間周波数リソースは、ダウンリンク信号を送信するためにアクセスネットワークデバイスによって使用される時間周波数リソースである。時間周波数リソース上で中継デバイスによって受信される信号は、転送対象信号である。
この場合、時間周波数リソース上でアクセスネットワークデバイスによって送信されるダウンリンク信号に加えて、中継デバイスによって受信される転送対象信号は、時間周波数リソース上の干渉および雑音のうちの少なくとも1つをさらに含み得る。場合によっては、アクセスネットワークが時間周波数リソース上で中継デバイスにダウンリンク信号を送信しない場合、中継デバイスによって受信される信号は、干渉および雑音のみを含む。
S301a.中継デバイスは、時間周波数リソースと測定信号との間の対応関係に基づいて、測定信号を測定することによって決定される増幅利得を決定し、増幅利得に基づいて、時間周波数リソース上で搬送された信号を増幅する。
具体的には、中継デバイスは、増幅利得を決定するために測定信号を測定する。中継デバイスは、時間周波数リソースと測定信号との間の対応関係に基づいて、測定信号を測定することによって決定された増幅利得を時間周波数リソースに関連付ける。
時間周波数リソースが増幅利得に関連付けられた後、中継デバイスは、時間周波数リソース上で、転送対象信号を受信し、時間周波数リソースに関連付けられた増幅利得に基づいて転送対象信号を増幅する。
上記は、中継デバイスが転送対象信号を受信し、転送対象信号を増幅し、増幅された転送対象信号を転送するプロセスを説明している。
以下では、一例として、中継デバイスがダウンリンク信号を転送するときの中継デバイスとアクセスネットワークデバイスとの間の相互作用プロセスを使用して、本出願のこの実施形態で提供される信号転送方法を具体的に説明する。
図3を参照すると、図5に示されるように、S300の前に、本出願のこの実施形態で提供される信号転送方法は、以下のS500からS503を含む。
S500.アクセスネットワークデバイスは、中継デバイスに構成情報を送信する。これに対応して、中継デバイスは、アクセスネットワークデバイスから構成情報を受信する。構成情報は、測定信号を構成するために使用される。
以下では、測定信号、構成情報、およびアクセスネットワークデバイスが構成情報を使用して中継デバイスのための測定信号を構成するプロセスを、別々に説明する。
(a)測定信号
測定信号は、中継デバイスのためにアクセスネットワークデバイスによって構成され、アクセスネットワークデバイスによって送信された信号の受信品質を測定するために使用される信号である。本出願のこの実施形態では、測定信号は、中継デバイスのためにアクセスネットワークデバイスによって構成された参照信号またはチャネルであってもよい。例えば、測定信号は、中継デバイスのためにアクセスネットワークデバイスによって構成されたCSI-RS、SSBなどである。この場合、中継デバイスは、参照信号を測定することによって、アクセスネットワークデバイスによって送信された信号の受信品質、例えば受信信号電力を決定し得る。
あるいは、測定信号は、中継デバイスのためにアクセスネットワークデバイスによって構成された時間領域リソースであってもよい。この場合、中継デバイスは、時間領域リソース上で信号を受信し、信号の受信電力を決定するために受信信号を測定する。
アクセスネットワークデバイスは、中継デバイスのために複数の測定信号を構成し得る。複数の測定信号は、異なる転送対象信号に対応し得る。
例えば、アクセスネットワークデバイスは、中継デバイスのために第1の測定信号および第2の測定信号を構成する。第1の測定信号は、第1の転送対象信号に対応する。第2の測定信号は、第2の転送対象信号に対応する。
この場合、中継デバイスは、第1の転送対象信号の増幅利得を決定するために第1の測定信号を測定し得る。中継デバイスは、第2の転送対象信号の増幅利得を決定するために第2の測定信号を測定し得る。
(b)構成情報
構成情報は、アクセスネットワークデバイスによって中継デバイスに送信され、中継デバイスのために測定信号を構成するために使用される情報である。構成情報は、以下の情報、すなわち時間領域周期性、時間領域オフセット、時間領域持続時間、送信構成インジケータ(transmission configuration indicator、TCI)情報、QCL情報、および周波数領域情報(帯域幅、周波数領域密度、および周波数領域位置)のうちの少なくとも1つを含む。QCL情報は、QCLタイプA、QCLタイプB、QCLタイプC、およびQCLタイプDのうちの少なくとも1つを含み得る。
アクセスネットワークデバイスは、構成情報を使用して、中継デバイスのための1つ以上の測定信号を構成し得る。例えば、アクセスネットワークデバイスは、構成情報を使用して、中継デバイスのための2つの測定信号を構成し得る。あるいは、アクセスネットワークデバイスは、構成情報を使用して、中継デバイスのための3つの測定信号を構成し得る。あるいは、アクセスネットワークデバイスは、構成情報を使用して、中継デバイスのための4つの測定信号を構成し得る。あるいは、アクセスネットワークデバイスは、構成情報を使用して、中継デバイスのための8つの測定信号を構成し得る。1つ以上の測定信号は、同じタイプの測定信号であってもよく、または異なるタイプの測定信号であってもよい。これは、本出願では限定されない。
可能な実装形態では、中継デバイスは、1つ以上のチャネルおよび参照信号情報を取得し、次いでアクセスネットワークデバイスは、チャネルまたは信号のいくつかを測定信号として構成または指示する。例えば、中継デバイスは、SSB送信位置情報、CSI-RS構成情報などを含む、SSB情報およびCSI-RS情報を取得する。アクセスネットワークデバイスは、SSBインデックスおよび/またはCSI-RS識別子を中継デバイスに示し、対応するSSBおよび/またはCSI-RSを測定信号として構成する。
(c)アクセスネットワークデバイスが構成情報を使用して中継デバイスのための測定信号を構成するプロセス
アクセスネットワークデバイスは、RRC、MAC-CE、およびDCIを含むがこれらに限定されない1つ以上のシグナリングメッセージを使用して、中継デバイスのための測定信号を構成し得る。
アクセスネットワークデバイスが、中継デバイスに構成情報を送信することによって中継デバイスのための測定信号を構成する方法は、少なくとも以下の実施例1から実施例4を含む。
実施例1:アクセスネットワークデバイスによって中継デバイスに送信された構成情報は、アクセスネットワークデバイスによって中継デバイスに送信されたRRCで搬送される。RRCは、測定信号の構成情報を含み、測定信号を構成するために特に使用される。可能な実装形態では、測定信号の構成情報は、SSBのインデックス情報および/またはCSI-RSの識別情報を含む。
実施例2:アクセスネットワークデバイスによって中継デバイスに送信された構成情報は、アクセスネットワークデバイスによって中継デバイスに送信されたMAC-CEで搬送される。MAC-CEは、測定信号の構成情報を含み、測定信号を構成するために特に使用される。
実施例3:アクセスネットワークデバイスによって中継デバイスに送信された構成情報は、RRCで搬送される。アクセスネットワークデバイスは、RRCを使用して、中継デバイスのための1つ以上の測定信号を構成し得る。1つ以上の測定信号は、非アクティブな測定信号である。次いで、アクセスネットワークデバイスは、MAC-CEを中継デバイスに送信する。MAC-CEは、RRCを使用して、中継デバイスのための1つ以上の測定信号の全部または一部を構成するようにアクセスネットワークデバイスを起動するために使用される。
実施例4:アクセスネットワークデバイスによって中継デバイスに送信された構成情報は、RRCで搬送される。アクセスネットワークデバイスは、RRCを使用して、中継デバイスのための1つ以上の測定信号を構成し得る。1つ以上の測定信号は、非アクティブな測定信号である。次いで、アクセスネットワークデバイスは、MAC-CEを中継デバイスに送信する。MAC-CEは、RRCを使用して、中継デバイスのための1つ以上の測定信号の全部または一部を構成するようにアクセスネットワークデバイスを起動するために使用される。アクセスネットワークデバイスがMAC-CEを使用して測定信号の全部または一部をアクティブ化した後、アクセスネットワークデバイスは、DCIを中継デバイスに送信する。DCIは、測定対象の測定信号を示す。中継デバイスは、DCIの指示に基づいて測定信号を測定する。
S501.アクセスネットワークデバイスは測定信号を送信する。これに対応して、中継デバイスは、アクセスネットワークデバイスから測定信号を受信する。
可能な実装形態では、測定信号を受信した後、中継デバイスは、端末デバイスが増幅された測定信号を取得するように、測定信号を増幅し、増幅された測定信号を転送し得る。この場合、測定信号は、転送対象信号としても使用される。
S502.中継デバイスは、増幅利得を決定するために測定信号を測定する。
増幅利得は、測定信号の増幅利得であってもよい。
可能な実装形態では、中継デバイスが増幅利得を決定するために測定信号を測定することは、以下のステップ1およびステップ2を含む。
ステップ1.中継デバイスは、測定信号の受信品質を決定するために測定信号を測定する。ステップ2.中継デバイスは、受信品質および目標送信品質に基づいて増幅利得を決定する。
以下では、ステップ1およびステップ2を別々に詳細に説明する。
ステップ1.中継デバイスは、測定信号の受信品質を決定するために測定信号を測定する。
中継デバイスによって決定される測定信号の受信品質は、少なくとも測定信号の受信電力情報を含む。これに対応して、中継デバイスが測定信号を測定することは、中継デバイスが測定信号の受信電力を決定するために測定信号の受信電力を測定することとして実施され得る。
測定信号の受信電力情報は、測定信号の参照信号受信電力(reference signal receiving power、RSRP)、または測定信号の受信信号強度インジケータ(received signal strength indicator、RSSI)であってもよい。あるいは、測定信号の受信電力は、中継デバイスが測定信号に対して時間領域電力測定を実行した後に決定される測定信号の全帯域幅信号受信電力であってもよい。測定信号の受信電力のタイプは、本出願では限定されない。
任意選択で、中継デバイスが測定信号を測定するプロセスにおいて、中継デバイスは、アクセスネットワークデバイスによって送信された構成情報に基づいて測定信号を測定してもよい。あるいは、中継デバイスは、アクセスネットワークデバイスのシグナリング指示に基づいて測定信号をさらに測定してもよい。シグナリングは、RRC、MAC-CE、またはDCIであってもよい。
例えば、前述の実施例1を参照すると、中継デバイスは、測定信号の受信品質を決定するために、RRCを使用してアクセスネットワークデバイスによって構成された測定信号内のうちの全部または一部を測定する。
例えば、前述の実施例2を参照すると、中継デバイスは、測定信号の受信品質を決定するために、MAC-CEを使用してアクセスネットワークデバイスによって構成された測定信号内のうちの全部または一部を測定する。
例えば、前述の実施例3を参照すると、中継デバイスは、アクティブ化された測定信号の受信品質を決定するために、MAC-CEによってアクティブ化された測定信号を測定する。
例えば、前述の実施例4を参照すると、中継デバイスは、DCIによって示される測定信号の受信品質を決定するために、DCIによって示された測定信号を測定する。
ステップ2.中継デバイスは、受信品質および目標送信品質に基づいて増幅利得を決定する。
中継デバイスによって決定される目標送信品質は、少なくとも目標送信または転送電力を含む。目標送信または転送電力は、中継デバイスによって決定され、例えば中継デバイスの能力によって決定されてもよく、またはアクセスネットワークデバイスによって中継デバイスに示されてもよい。これは、本出願では限定されない。
可能な実装形態では、中継デバイスは、測定信号の受信電力および目標送信または転送電力を決定する。中継デバイスは、中継デバイスの現在の能力、および測定信号の目標送信電力と受信電力との差に基づいて、増幅利得を決定する。
任意選択で、中継デバイスによって決定される増幅利得は、測定信号の目標送信電力と受信電力との差である。
一例では、中継デバイスは、測定信号の受信電力がPRであると判定する。中継デバイスによって使用される増幅利得がGであるとき、中継デバイスが測定信号を転送する電力はPT=PR+Gである。中継デバイスは、目標送信電力がTPTであると判定する。Gの値がPT=TPTであるとき、Gの値は、中継デバイスによって決定される測定信号の増幅利得である。中継デバイスの能力は最大増幅または転送利得をさらに含み、中継デバイスによって決定される増幅利得は最大増幅利得を超えてはならないことを理解されたい。
可能な実装形態では、中継デバイスは、1つ以上のエラーベクトル振幅(error vector magnitude、EVM)インジケータを含む。EVMは、中継デバイスによって受信された信号と中継デバイスによって転送された信号との間の誤差を表す。EVMは、信号転送品質を示す。より低いEVMは、より良好な信号転送品質を示す。異なるEVMインジケータでは、中継デバイスの転送に対応する最大転送電力または最大送信電力は異なる可能性がある。例えば、EVMインジケータが低いとき、中継デバイスは、信号品質を保証するためにより多くの電力バックオフを必要とし、対応する転送電力または増幅利得は低い。EVMインジケータが高いとき、中継デバイスは、より低い電力バックオフを必要とし、対応する転送電力または増幅利得は高い。
一例では、EVMインジケータと中継デバイスの転送電力または送信電力との間の対応関係は、以下の表1に示される。
表1では、異なるEVMインジケータ下の中継デバイスの転送電力情報が一例として記載されている。転送電力情報は、転送電力の絶対値(その単位はdBmであってもよい)を使用して直接提供されてもよく、または転送電力のオフセット値を使用して提供されてもよい。
この場合、中継デバイスは、EVMに対応する受信品質および目標送信品質に基づいて増幅利得を決定する。
中継デバイスは、EVMに対応する目標送信品質が異なるとき、異なる増幅利得を決定する。
具体的には、中継デバイスは、測定信号が第1のEVMおよび第2のEVMに対応すると判定する。
中継デバイスは、測定信号の受信電力および第1のEVMに対応する目標送信または転送電力を決定する。中継デバイスは、中継デバイスの現在の能力、および第1のEVMに対応する目標送信電力と測定信号の受信電力との差に基づいて、第1のEVMに対応する増幅利得を決定する。
中継デバイスは、測定信号の受信電力および第2のEVMに対応する目標送信または転送電力を決定する。中継デバイスは、中継デバイスの現在の能力、および第2のEVMに対応する目標送信電力と測定信号の受信電力との差に基づいて、第2のEVMに対応する増幅利得を決定する。
S503.中継デバイスは、増幅利得に基づいて転送対象信号の増幅利得を決定する。
このステップでは、中継デバイスおよびアクセスネットワークデバイスは、以下のケース1およびケース2に記録された方法で、転送対象信号の増幅利得を決定し得る。
ケース1:中継デバイスは、アクセスネットワークデバイスによって示される転送対象信号と測定信号との間の対応関係、ならびに前述の増幅利得に基づいて、転送対象信号の増幅利得を決定する。
ケース2:中継デバイスは、アクセスネットワークデバイスに増幅利得を報告する。アクセスネットワークデバイスは、増幅利得に基づいて転送対象信号の増幅利得を決定し、転送対象信号の増幅利得を中継デバイスに示す。
以下では、ケース1およびケース2を別々に詳細に説明する。
ケース1:中継デバイスは、アクセスネットワークデバイスによって示される転送対象信号と測定信号との間の対応関係、ならびに前述の増幅利得に基づいて、転送対象信号の増幅利得を決定する。
図5を参照すると、図6に示されるように、ケース1では、S503は、以下のS600およびS601を使用して具体的に実施され得る。
S600.アクセスネットワークデバイスは、中継デバイスに、転送対象信号と測定信号との間の対応関係を示す。
中継デバイスは、対応関係に基づいて、転送対象信号に対応する測定信号を決定し得る。このようにして、中継デバイスは、転送対象信号に対応する測定信号に基づいて転送対象信号を増幅し、増幅された転送対象信号を転送し得る。
任意選択で、中継デバイスがEVMを含むとき、アクセスネットワークデバイスは、中継デバイスに目標EVMをさらに示してもよい。したがって、中継デバイスは、転送対象信号と測定信号との間の対応関係、ならびに目標EVMに基づいて、転送対象信号の増幅利得を決定する。アクセスネットワークデバイスは、RRC、MAC-CE、またはDCIのうちの少なくとも1つを使用して、目標EVMを示し得る。
このステップでは、中継デバイスは、以下の2つの方法、すなわち方式aおよび方式bで、転送対象信号と測定信号との間の対応関係を中継デバイスに示し得る。
方式a:アクセスネットワークデバイスは、半静的シグナリングメッセージを使用して中継デバイスに、転送対象信号と測定信号との間の対応関係を示す。
この場合、アクセスネットワークデバイスは、転送対象信号と測定信号との間の対応関係を、表2に示される形態で中継デバイスに示し得る。
転送対象リソース/信号/チャネルは、転送対象信号に関する情報(例えば、転送対象信号の送信リソース情報、転送対象信号の信号情報、または転送対象信号のチャネル情報)である。転送利得情報は、転送対象信号(転送対象信号は、リソース、信号、またはチャネルの形態で具体的に表され得る)に対応する測定信号に関する情報(例えば、測定リソースの識別子)である。追加情報は、任意の情報である。転送対象信号の増幅利得と測定リソースの増幅利得との間にオフセットがあるとき、構成情報は、追加情報に基づいて、転送対象信号の増幅利得と測定リソースの増幅利得との間のオフセットを示し得る。
リソース/信号/チャネルは、SS/PBCHブロック、SIB1-PDSCH(SIB1を搬送するPDSCH)、SIB1-PDCCH(SIB1-PDSCHを搬送するPDCCH)、CSI-RS、TRS(CSI-RS for tracking)、ブロードキャストPDCCH、ブロードキャストPDSCH、周期的または半永続的なスロットまたはサブフレームを含むがこれらに限定されないことに留意されたい。
可能な実装形態では、アクセスネットワークデバイスが中継デバイスに、転送対象信号と測定信号との間の対応関係および目標EVMを別々に示すとき、中継デバイスは、中継デバイスに、転送対象信号と測定信号との間の対応関係、ならびに転送対象信号の目標EVMを、表3に示される形態で示し得る。
目標EVMは、アクセスネットワークデバイスによって示される、測定信号または転送対象信号のEVMである。
方式b:アクセスネットワークデバイスは、動的に送信されたシグナリングメッセージを使用して中継デバイスに、転送対象信号と測定信号との間の対応関係を示し得る。
動的に送信されたシグナリングメッセージは、アクセスネットワークデバイスによって送信されたMAC-CEまたはDCIであってもよい。これは、本出願では限定されない。
この場合、アクセスネットワークデバイスは、MAC-CEまたはDCIを使用して中継デバイスに、1つ以上の時間周波数リソースと測定信号との間の対応関係を動的に示し得る。
例えば、アクセスネットワークデバイスは、MAC-CEまたはDCIを使用して、特定のスロットで送信された転送対象信号に対応する測定リソースの識別子およびオフセットのうちの少なくとも1つを示す。
方式bでは、アクセスネットワークデバイスが中継デバイスに、転送対象信号と測定信号との間の対応関係、ならびに目標EVMを別々に示すとき、アクセスネットワークデバイスは、DCIに基づいて中継デバイスに、転送対象信号と測定信号との間の対応関係、ならびに目標EVMをさらに別々に示し得ることに留意されたい。あるいは、アクセスネットワークデバイスは、MAC-CEに基づいて中継デバイスに、転送対象信号と測定信号との間の対応関係、ならびに目標EVMを別々に示してもよい。
ケース1では、中継デバイスが増幅利得を決定するために測定信号を測定した後、中継デバイスは、アクセスネットワークデバイスに増幅利得を報告するために、以下のケース2におけるS602も実行し得ることに留意されたい。
S601.アクセスネットワークデバイスは、転送対象信号と測定信号との間の対応関係、ならびに増幅利得に基づいて、転送対象信号の増幅利得を決定する。
転送対象信号が時間周波数リソース上で搬送され、時間周波数リソースが測定信号に対応するとき、アクセスネットワークデバイスは、時間周波数リソースと測定信号との間の対応関係を決定し、測定信号を測定することによって決定された増幅利得を時間周波数リソースに関連付けることに留意されたい。
次いで、時間周波数リソース上で転送対象信号を受信した後、アクセスネットワークデバイスは、時間周波数リソースに関連付けられた増幅利得に基づいて転送対象信号を増幅する。
可能な実装形態では、中継デバイスは、転送対象信号に対応する測定信号の増幅利得が転送対象信号の増幅利得と同じであると判定する。例えば、転送対象信号および測定信号が同じビームおよび帯域幅を有し、中継デバイスが、転送対象信号に対応する測定信号の増幅利得の値が10 dBであると判定した場合、中継デバイスは、転送対象信号の増幅利得に対応する値が10 dBであると判定する。この場合、中継デバイスは、転送対象信号および測定信号が同じビームおよび帯域幅を有すると仮定し得る。したがって、中継デバイスは、測定信号によって決定された増幅利得を使用して、転送対象信号を転送し得る。
別の可能な実装形態では、中継デバイスは、転送対象信号に対応する測定信号の増幅利得に基づいて、転送対象信号の増幅利得を計算および決定する。例えば、中継デバイスが、転送対象信号に対応する測定信号の増幅利得の値が10 dBであると判定し、中継デバイスが、転送対象信号に対応する測定信号の増幅利得と転送対象信号の増幅利得との間のオフセットが-2 dBであると判定した場合、中継デバイスは、転送対象信号の増幅利得の値が10 dB-2 dB=8 dBであると判定する。オフセット値は、プロトコルによって定義されるか、またはアクセスネットワークデバイスによって構成または指示されてもよい。
任意選択で、中継デバイスは、転送対象信号のビームおよび帯域幅と測定信号のビームおよび帯域幅との間に固定関係があると仮定してもよい。例えば、転送対象信号および測定信号のビームは同じであるが、転送対象信号および測定信号の帯域幅は固定差を有する。この場合、中継デバイスは、転送対象信号を転送するための追加のオフセットを仮定するために、測定信号によって決定された増幅利得を使用し得る。
さらに別の可能な実装形態では、中継デバイスは、目標EVM内の転送対象信号に対応する測定信号の増幅利得が、目標EVM内の転送対象信号の増幅利得と同じであると判定する。例えば、転送対象信号および測定信号が同じビームおよび帯域幅を有し、中継デバイスが、目標EVM内の転送対象信号に対応する測定信号の増幅利得の値が10 dBであると判定した場合、中継デバイスは、目標EVM内の転送対象信号の増幅利得に対応する値が10 dBであると判定する。
さらに別の可能な実装形態では、中継デバイスは、目標EVM内の転送対象信号に対応する測定信号の増幅利得に基づいて、目標EVM内の転送対象信号の増幅利得を計算および決定する。例えば、中継デバイスが、目標EVM内の転送対象信号に対応する測定信号の増幅利得の値が10 dBであると判定し、中継デバイスが、目標EVM内の転送対象信号に対応する測定信号の増幅利得と目標EVM内の転送対象信号の増幅利得との間のオフセットが-2 dBであると判定した場合、中継デバイスは、目標EVM内の転送対象信号の増幅利得の値が10 dB-2 dB=8 dBであると判定する。任意選択で、転送対象信号のEVMおよび測定信号のEVMは、同じであっても異なっていてもよい。
アクセスネットワークデバイスは、転送対象信号と測定信号との間の対応関係を、方式aおよび方式bでそれぞれ中継デバイスに示し得ることに留意されたい。方式aおよび方式bでアクセスネットワークデバイスによって示される転送対象信号と測定信号との間の対応関係は、異なってもよい。
この場合、中継デバイスは、方式aおよび方式bで異なる優先度を別々に設定してもよい。中継デバイスが、方式aで示される対応関係および方式bで示される対応関係に基づいて転送対象信号の増幅利得を別々に決定するとき、中継デバイスは、より高い優先度で決定された増幅利得を使用して転送対象信号を増幅し、増幅された転送対象信号を転送する。
例えば、中継デバイスは、方式bの優先度が方式aの優先度よりも高いと判定する。この場合、中継デバイスが、方式aで示される対応関係および方式bで示される対応関係に基づいて転送対象信号の増幅利得を別々に決定するとき、中継デバイスは、方式bで示される対応関係に基づいて決定された、転送対象信号の増幅利得を使用して、転送対象信号を増幅し、増幅された転送対象信号を転送する。
ケース2:アクセスネットワークデバイスは、増幅利得に命令し、中継デバイスは、アクセスネットワークデバイスの命令に基づいて転送対象信号の増幅利得を決定する。
図5を参照すると、図6に示されるように、ケース2では、S503は、以下のS602からS605を使用して具体的に実施され得る。
S602.中継デバイスは、アクセスネットワークデバイスに増幅利得を報告する。これに対応して、アクセスネットワークデバイスは、中継デバイスから増幅利得を受信する。
測定信号の増幅利得に加えて、中継デバイスによってアクセスネットワークデバイスに報告される情報は、以下のパラメータ、すなわち測定信号の受信電力、目標転送電力、中継デバイスの増幅電力ヘッドルーム、中継デバイスの最大増幅利得、中継デバイスの現在の増幅利得などのうちの少なくとも1つをさらに含み得ることに留意されたい。これは、本出願のこの実施形態に限定されない。
測定信号の受信電力は、中継デバイスが測定信号を測定した後に中継デバイスによって決定される測定信号の受信電力、例えば測定信号のRSRPまたはRSRIである。
目標転送電力は、信号(測定信号または転送対象信号)を転送している期間に中継デバイスが到達することを期待する送信電力である。異なるタイプの転送対象信号は、異なる目標送信電力を有し得る。任意選択で、目標転送電力は、中継デバイスによって到達され得る最大転送または送信電力である。最大転送または送信電力は、特定のEVMインジケータを満たす必要があることを理解されたい。
中継デバイスの最大増幅利得は、中継デバイスが電力増幅を実行するときに到達することができる増幅電力の最大値である。
中継デバイスの増幅電力ヘッドルームは、中継デバイスの最大増幅電力と中継デバイスによって報告された測定信号の増幅電力との差に等しい。中継デバイスの増幅電力ヘッドルームが0より大きいとき、中継デバイスは、転送対象信号を目標転送電力まで増幅し得る。中継デバイスが最大増幅利得を使用して転送対象信号に対して電力増幅を実行した後、転送対象信号の増幅利得が依然として最適な増幅電力に到達することができない場合、電力ヘッドルームは、最適な幅利得が中継デバイスの最大増幅利得よりも大きいことを示す負の数として定義されてもよく、または中継デバイスは、転送対象信号を目標転送電力まで増幅することができない。
中継デバイスの電力増幅ヘッドルームを取得した後、アクセスネットワークデバイスは、信号伝搬効率を向上させるために、送信信号を調整し得る。例えば、中継デバイス内のアクセスネットワークデバイスの電力増幅ヘッドルームが事前設定値よりも大きいとき、アクセスネットワークデバイスは、低送信電力を使用して転送対象信号を送信し、中継デバイスは、転送対象信号に対して高電力増幅を実行し、これにより、アクセスネットワークデバイスの消費電力を低減する。中継デバイス内のアクセスネットワークデバイスの電力増幅ヘッドルームが事前設定値以下であるとき、アクセスネットワークデバイスは、高送信電力を使用して転送対象信号を送信し、中継デバイスは、中継デバイスの不十分な増幅電力によって生じる信号送信損傷を回避するために、転送対象信号に対して高電力の電力増幅を実行する。任意選択で、アクセスネットワークデバイスは、中継デバイスに信号を送信するためのアンテナアレイ平面の品質を選択することによって、送信電力を調整してもよい。
アクセスネットワークデバイスが転送対象信号の送信電力を調整する場合、中継デバイスによって決定される転送対象信号の増幅利得の値もまた相応に調整される必要があることに留意されたい。
中継デバイスの現在の増幅利得は、信号を転送するために中継デバイスによって現在使用されている増幅利得の値である。
中継デバイスが1つ以上のEVMを含むとき、1つ以上のEVMは異なる増幅利得に対応する(例えば、転送対象信号は異なるEVMにおける異なる増幅利得に対応し、測定信号は異なるEVMにおける異なる増幅利得に対応する)ことに留意されたい。中継デバイスは、アクセスネットワークデバイスに、1つ以上のEVMの全部または一部に対応する増幅利得をさらに送信し得る。
中継デバイスは、1つ以上の所定のEVMインジケータに基づいて、増幅利得をアクセスネットワークデバイスに報告し得る。例えば、中継デバイスは、特定のEVMの増幅利得に基づいて、別のEVMの増幅利得を報告する。中継デバイスによって報告される別のEVMの利得は、特定のEVMの増幅利得に対する別のEVMの増幅利得のオフセットであってもよい。
S603.アクセスネットワークデバイスは、増幅利得に基づいて転送対象信号の増幅利得を決定する。
可能な実装形態では、中継デバイスによってアクセスネットワークデバイスに報告される、測定信号の増幅利得の値は、アクセスネットワークデバイスによって生成された指示情報によって示される、転送対象信号の増幅利得の値と同じである。
例えば、中継デバイスが、測定信号の増幅利得の値が10 dBであると判定した場合、中継デバイスによってアクセスネットワークデバイスに報告される測定信号の増幅利得の値は10 dBであり、アクセスネットワークデバイスによって生成された指示情報によって示される転送対象信号の増幅利得の値もまた10 dBである。
別の可能な実装形態では、アクセスネットワークデバイスによって生成された指示情報によって示される転送対象信号の増幅利得は、アクセスネットワークデバイスによって報告される測定信号の増幅利得の値に基づいて、中継デバイスによって計算および決定される。この場合、中継デバイスによってアクセスネットワークデバイスに報告される測定信号の増幅利得の値は、単なる推奨値であり、アクセスネットワークデバイスは、この値に基づいて、指示情報によって示される転送対象信号の増幅利得の値を柔軟に決定し得る。
例えば、中継デバイスが、測定信号の増幅利得の値が10 dBであると判定した場合、中継デバイスによってアクセスネットワークデバイスに報告される測定信号の増幅利得の値は10 dBであり、アクセスネットワークデバイスは、転送対象信号の増幅利得と測定信号の増幅利得との間のオフセットが2 dBあり、アクセスネットワークデバイスによって生成された指示情報によって示される転送対象信号の増幅利得の値が8 dBであると判定する。
可能な実装形態では、アクセスネットワークデバイスは、転送対象信号と測定信号との間の送信電力差に基づいてオフセットを決定する。例えば、アクセスネットワークデバイスは、電力X dBmを使用して測定信号を送信し、電力X+3 dBmを使用して転送対象信号を送信する。アクセスネットワークデバイスによって中継デバイスに示される増幅利得は、中継デバイスが、転送対象信号および測定信号を増幅した後に同じ送信または転送電力を取得することを保証するために、中継デバイスによって報告される増幅利得よりも3 dB小さくてもよい。
中継デバイスが1つ以上のEVMを含む場合、測定信号を測定するときに、中継デバイスは、異なるEVMに対応する増幅利得を別々に決定し得ることに留意されたい。アクセスネットワークデバイスが、中継デバイスによって報告されて異なるEVMに対応する増幅利得を受信するとき、アクセスネットワークデバイスは、転送対象信号のEVMおよび各EVMに対応する増幅利得に基づいて、転送対象信号の増幅利得を決定する。
アクセスネットワークデバイスが増幅利得に基づいて転送対象信号の増幅利得を決定することは、具体的に、アクセスネットワークデバイスが、増幅利得、および転送対象信号に対応するEVMに基づいて転送対象信号の増幅利得を決定することであり得る。
S604.アクセスネットワークデバイスは、指示情報を中継デバイスに送信する。これに対応して、中継デバイスは、アクセスネットワークデバイスから指示情報を受信する。
指示情報は、転送対象信号の増幅利得を示す。指示情報は、アクセスネットワークデバイスによって中継デバイスに送信されたDCIで搬送され得る。あるいは、指示情報は、アクセスネットワークデバイスによって中継デバイスに送信されたMAC-CEで搬送されてもよい。
可能な実装形態では、指示情報は、転送対象信号の増幅利得を直接示すために使用される。例えば、指示情報は、転送対象信号の増幅利得が10 dBであることを示す。
別の可能な実装形態では、指示情報は、基準値に対する転送対象信号の増幅利得のオフセット値を示す。基準値は、(標準測定信号と表記される)特定の測定信号の増幅利得であってもよい。この場合、指示情報は、標準測定信号のオフセット値および識別子を示し得る。
例えば、標準測定信号の増幅利得が8 dBであり、指示情報によって示されるオフセット値が2 dBである場合、中継デバイスは、転送対象信号の増幅利得が10 dBであると判定する。
S605.中継デバイスは、指示情報に基づいて転送対象信号の増幅利得を決定する。
具体的には、中継デバイスは、指示情報によって示される増幅利得値を転送対象信号の増幅利得として使用する。
S503では、中継デバイスは、前述のケース1およびケース2のいずれか1つに記録された方法で、転送対象信号の増幅利得を決定し得ることに留意されたい。
あるいは、中継デバイスは、前述のケース1およびケース2に記録された方法で、転送対象信号の増幅利得を別々に決定してもよい。例えば、中継デバイスは、ケース1の方法でSSBまたはCSI-RSなどの信号またはチャネルの増幅利得を決定してもよいが、ケース2の方法で特定のスロット、サブアレイ、シンボル、またはシンボルセット内の増幅利得を決定してもよい。異なるケースで中継デバイスによって決定された転送対象信号の増幅利得は、異なる優先度を有する。中継デバイスは、異なるケースで決定された転送対象信号の増幅利得の優先度に基づいて、転送対象信号の最終増幅利得を決定する。
例えば、中継デバイスは、ケース1>ケース2の降順でケース1およびケース2を使用して、転送対象信号の増幅利得の優先度を決定する。前述の異なるケースで転送対象信号の増幅利得を別々に決定した後、中継デバイスは、ケース1で決定された増幅利得に基づいて転送対象信号を増幅する。
前述の技術的解決策に基づいて、複数のタイプの転送対象信号があるとき、アクセスネットワークデバイスは、中継デバイスのために、転送対象信号にタイプに対応する測定信号を構成し、測定信号ならびに測定信号と転送対象信号との間の対応関係に基づいて、転送対象信号の増幅利得を決定し得る。したがって、本出願に記録された方法は、アクセスネットワークデバイスと中継デバイスとの間で複数のタイプの転送対象信号が送信されるシナリオに適用することができる。
本出願の前述の実施形態の解決策は、矛盾なしに組み合わされ得る。
上記は、主に、ネットワーク要素間の相互作用の観点から本出願の実施形態の解決策を記載している。前述の機能を実装するために、各ネットワーク要素、例えばアクセスネットワークデバイスおよび中継デバイスは、各機能を実行するための対応するハードウェア構造およびソフトウェアモジュールのうちの少なくとも1つを含むことが理解され得る。本出願において開示される実施形態を参照して記載された例のユニットおよびアルゴリズムステップに基づいて、本出願は、本出願のハードウェア、またはハードウェアとコンピュータソフトウェアとの組み合わせを通じて実装され得ることを、当業者は容易に理解するはずである。機能がハードウェアによって実行されるか、またはコンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアによって実行されるかは、技術的解決策の特定の用途および設計上の制約条件に依存する。当業者は、説明された機能を特定の用途ごとに実施するために異なる方法を使用し得るが、実施態様が本出願の範囲を超えると考えられてはならない。
本出願の実施形態では、アクセスネットワークデバイスおよび中継デバイスは、前述の方法の例に基づいて機能ユニットに分割されてもよい。例えば、各機能ユニットは、対応する機能に基づいて分割することによって得られてもよく、または2つ以上の機能が1つの処理ユニットに統合されてもよい。統合ユニットは、ハードウェアの形態で実装されてよく、またはソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてもよい。なお、本出願の実施形態において、ユニット分割は一例であり、単なる論理的機能分割である。実際の実装態様では、別の分割方式が使用されてもよい。
統合ユニットが使用されるとき、図7は、前述の実施形態における通信装置(通信装置70と表記される)の構造の可能な概略図である。通信装置70は、処理ユニット701および通信ユニット702を含み、記憶ユニット703をさらに含んでもよい。図7に示される構造の概略図は、前述の実施形態におけるアクセスネットワークデバイスおよび中継デバイスの構造を示すために使用され得る。
図7に示される構造の概略図が前述の実施形態におけるアクセスネットワークデバイスの構造を示すために使用されるとき、処理ユニット701は、アクセスネットワークデバイスの動作を制御および管理するように、例えば、図5のS500、S501、およびS300、図6のS500、S501、S600、S602、S604、およびS300、および/または本出願の実施形態に記載された他のプロセスにおいてアクセスネットワークデバイスによって実行される動作を実行するようにアクセスネットワークデバイスを制御するように構成される。処理ユニット701は、通信ユニット702を使用して別のネットワークエンティティと通信してもよく、例えば、図1に示されるアクセスネットワークデバイスと通信してもよい。記憶ユニット703は、アクセスネットワークデバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。
図7に示される構成の概略図が前述の実施形態におけるアクセスネットワークデバイスの構造を示すために使用されるとき、通信装置70は、アクセスネットワークデバイスであってもよく、またはアクセスネットワークデバイス内のチップであってもよい。
図7に示される構成の概略図が前述の実施形態における中継デバイスの構造を示すために使用されるとき、処理ユニット701は、中継デバイスの動作を制御および管理するように、例えば、図3のS300からS302、図4のS300a、S301a、およびS302、図5のS500からS503およびS300からS302、ならびに図6のS500からS502、S600、S601、S602、S604、S605、およびS300からS302、および/または本出願の実施形態に記載された他のプロセスにおいて中継デバイスによって実行される動作を実行するように中継デバイスを制御するように構成される。処理ユニット701は、通信ユニット702を使用して別のネットワークエンティティと通信してもよく、例えば、図1に示される中継デバイスと通信してもよい。記憶ユニット703は、中継デバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。
図7に示される構造の概略図が前述の実施形態の中継デバイスの構造を示すために使用されるとき、通信装置70は、中継デバイスであってもよく、または中継デバイス内のチップであってもよい。
通信装置70が中継デバイスまたはアクセスネットワークデバイスであるとき、処理ユニット701は、プロセッサまたはコントローラであってもよく、通信ユニット702は、通信インターフェース、トランシーバ、トランシーバマシン、トランシーバ回路、トランシーバ装置などであってもよい。通信インターフェースは、一般的な用語であり、1つ以上のインターフェースを含んでもよい。記憶ユニット703はメモリであってもよい。通信装置70が中継デバイスまたはアクセスネットワークデバイス内のチップであるとき、処理ユニット701は、プロセッサまたはコントローラであってもよく、通信ユニット702は、入力インターフェースおよび/または出力インターフェース、ピン、回路などであってもよい。記憶ユニット703は、チップ内の記憶ユニット(例えば、レジスタまたはキャッシュ)であってもよく、もしくは中継デバイスまたはアクセスネットワークデバイス内にあり、チップの外部に位置する記憶ユニット(例えば、読み出し専用メモリ(read-only memory、略してROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory、略してRAM)など)であってもよい。
通信ユニットは、トランシーバユニットとも呼ばれ得る。通信装置70内に受信および送信機能を有するアンテナおよび制御回路は、通信装置70内の通信ユニット702と見なされ得る。通信装置70内に処理機能を有するプロセッサは、通信装置70内の処理ユニット701と見なされ得る。任意選択で、通信ユニット702において受信機能を実施するように構成された構成要素は、受信ユニットと見なされてもよい。受信ユニットは、本出願の実施形態における受信ステップを実行するように構成される。受信ユニットは、受信機マシン、受信機、または受信機回路などであってもよい。
図7の統合ユニットが、ソフトウェア機能モジュールの形態で実装され、独立した製品として販売または使用されるとき、統合ユニットは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。そのような理解に基づくと、本出願の実施形態の技術的解決策は本質的に、または従来技術に寄与する部分は、または技術的解決策の全部または一部は、ソフトウェア製品の形態で実装され得る。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、もしくはネットワークデバイスなどであってもよい)またはプロセッサ(processor)に、本出願の実施形態で説明された方法のステップの全部または一部を実行するように命令するためのいくつかの命令を含む。コンピュータソフトウェア製品を記憶する記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み出し専用メモリ、ランダムアクセスメモリ、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。
図7のユニットはモジュールと呼ばれ得る。例えば、処理ユニットは処理モジュールと呼ばれてもよい。
本出願の一実施形態は、通信装置(通信装置80と表記される)のハードウェア構造の概略図をさらに提供する。図8または図9を参照すると、通信装置80はプロセッサ801を含み、任意選択で、プロセッサ801に接続されたメモリ802も含む。
第1の可能な実装形態では、図8を参照されたい。通信装置80は、トランシーバ803をさらに含む。プロセッサ801、メモリ802、およびトランシーバ803は、バスを使用して接続される。トランシーバ803は、別のデバイスまたは通信ネットワークと通信するように構成される。任意選択で、トランシーバ803は、送信機および受信機を含んでもよい。トランシーバ803において受信機能を実施するように構成された構成要素は、受信機と見なされてもよい。受信機は、本出願の実施形態における受信ステップを実施するように構成される。トランシーバ803において送信機能を実施するように構成された構成要素は、送信機と見なされてもよい。送信機は、本出願の実施形態における送信ステップを実行するように構成される。
第1の可能な実装に基づくと、図8に示される構造の概略図は、前述の実施形態のアクセスネットワークデバイスまたは中継デバイスの構造を示すために使用され得る。
図8に示される構造の概略図が前述の実施形態のアクセスネットワークデバイスの構造を示すために使用されるとき、プロセッサ801は、アクセスネットワークデバイスの動作を制御および管理するように構成される。例えば、プロセッサ801は、図5のS500、S501、およびS300、図6のS500、S501、S600、S602、S604、およびS300、および/または本出願の実施形態に記載された他のプロセスにおいてアクセスネットワークデバイスによって実行される動作を実行するにあたってアクセスネットワークデバイスを支援するように構成される。プロセッサ801は、トランシーバ803によって別のネットワークエンティティと通信してもよく、他追えば、図1に示される中継デバイスと通信してもよい。メモリ802は、アクセスネットワークデバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。
図8に示される構造の概略図が前述の実施形態の中継デバイスの構造を示すために使用されるとき、プロセッサ801は、中継デバイスの動作を制御および管理するように構成される。例えば、プロセッサ801は、図3のS300からS302、図4のS300a、S301a、およびS302、図5のS500からS503およびS300からS302、図6のS500からS502、S600、S601、S602、S604、S605、およびS300からS302、および/または本出願の実施形態に記載された他のプロセスにおいて中継デバイスによって実行される動作を実行するにあたって中継デバイスを支援するように構成される。プロセッサ801は、トランシーバ803を使用して別のネットワークエンティティと通信してもよく、例えば、図1に示されるアクセスネットワークデバイスと通信してもよい。メモリ802は、中継デバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。
第2の可能な実装形態では、プロセッサ801は、論理回路と、入力インターフェースおよび出力インターフェースのうちの少なくとも一方とを含む。出力インターフェースは、対応する方法の送信動作を実施するように構成され、入力インターフェースは、対応する方法の受信動作を実施するように構成される。
第2の可能な実装形態に基づいて、図9を参照されたい。図9に示される構造の概略図は、前述の実施形態におけるアクセスネットワークデバイスまたは中継デバイスの構造を示すために使用され得る。
図9に示される構造の概略図が前述の実施形態におけるアクセスネットワークデバイスの構造を示すために使用されるとき、プロセッサ801は、アクセスネットワークデバイスの動作を制御および管理するように構成される。例えば、プロセッサ801は、図5のS500、S501、およびS300、図6のS500、S501、S600、S602、S604、およびS300、および/または本出願の実施形態に記載された他のプロセスにおいてアクセスネットワークデバイスによって実行される動作を実行するにあたってアクセスネットワークデバイスを支援するように構成される。プロセッサ801は、入力インターフェースおよび出力インターフェースのうちの少なくとも一方を指標して別のネットワークエンティティと通信してもよく、例えば、図1に示される中継デバイスと通信してもよい。メモリ802は、アクセスネットワークデバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。
図9に示される構造の概略図が、前述の実施形態の中継デバイスの構造を示すために使用されるとき、プロセッサ801は、中継デバイスの動作を制御および管理するように構成される。例えば、プロセッサ801は、図3のS300からS302、図4のS300a、S301a、およびS302、図5のS500からS503およびS300からS302、図6のS500からS502、S600、S601、S602、S604、S605、およびS300からS302、および/または本出願の実施形態に記載された他のプロセスにおいて中継デバイスによって実行される動作を実行するにあたって中継デバイスを支援するように構成される。プロセッサ801は、入力インターフェースおよび出力インターフェースのうちの少なくとも一方を使用して別のネットワークエンティティと通信してもよく、例えば、図1に示されるアクセスネットワークデバイスと通信してもよい。メモリ802は、中継デバイスのプログラムコードおよびデータを記憶するように構成される。
図8および図9はまた、中継デバイス内のシステムチップも示し得る。この場合、中継デバイスによって実行される動作は、システムチップによって実施されてもよい。実行される特定の動作については、前述の説明を参照されたい。ここでは詳細は再び説明されない。図8および図9はまた、アクセスネットワークデバイス内のシステムチップも示し得る。この場合、アクセスネットワークデバイスによって実行される動作は、システムチップによって実施されてもよい。実行される特定の動作については、前述の説明を参照されたい。ここでは詳細は再び説明されない。
一実施プロセスでは、この実施形態において提供される方法のステップは、プロセッサ内のハードウェアの集積論理回路、またはソフトウェアの形態の命令を使用して完了され得る。本出願の実施形態を参照して開示された方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって直接実施されてもよく、またはプロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせを使用して実施されてもよい。
本出願におけるプロセッサは、以下のタイプ、すなわち、中央処理装置(central processing unit、CPU)、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、マイクロコントローラユニット(microcontroller unit、MCU)、または人工知能プロセッサなどのソフトウェアを実行するために使用されるコンピューティングデバイスのうちの少なくとも1つを含み得るが、これらに限定されない。各コンピューティングデバイスは、動作または処理を実行するために、ソフトウェア命令を実行するために使用される1つ以上のコアを含んでもよい。プロセッサは、独立した半導体チップであってもよく、または半導体チップを形成するために別の回路と集積されてもよい。例えば、プロセッサは、別の回路(例えば、コーデック回路、ハードウェア加速回路、または様々なバスおよびインターフェース回路)とともにSoC(システムオンチップ)を形成し得る。あるいは、プロセッサは、ASICの内蔵プロセッサとしてASICに統合されてもよい。プロセッサと統合されたASICは、別々にパッケージされてもよく、または別の回路とともにパッケージされてもよい。動作または処理を実行するためのソフトウェア命令を実行するように構成されたコアに加えて、プロセッサは、必要なハードウェアアクセラレータ、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)、PLD(プログラマブル論理デバイス)、または専用論理動作を実施するための論理回路をさらに含んでもよい。
本出願のこの実施形態におけるメモリは、以下のタイプ、すなわち、読み出し専用メモリ(read-only memory、ROM)もしくは静的情報および命令を記憶することができる別のタイプの静的記憶デバイス、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)もしくは情報および命令を記憶することができる別のタイプの動的記憶デバイス、または電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Electrically erasable programmable-only memory、EEPROM)のうちの少なくとも1つを含んでもよい。いくつかのシナリオでは、メモリは、代替として、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(compact disc read-only memory、CD-ROM)もしくは別のコンパクトディスク記憶媒体、光ディスク記憶媒体(コンパクトディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク、ブルーレイディスクなどを含む)、磁気ディスク記憶媒体もしくは別の磁気記憶装置、または命令もしくはデータ構造の形態で予想されるプログラムコードを搬送もしくは記憶するように構成することができ、コンピュータによってアクセスすることができる任意の他の媒体であってもよい。しかしながら、メモリは、これらに限定されない。
本出願の一実施形態は、命令を含むコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。命令がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは前述の方法のいずれか1つを実行することを可能にされる。
本出願の一実施形態は、命令を含むコンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータ上でコンピュータプログラム製品が実行されると、コンピュータは、前述の方法のいずれか1つを実行することを可能にされる。
本出願の一実施形態は、前述のアクセスネットワークデバイスと前述の中継デバイスとを含む通信システムをさらに提供する。
本出願の一実施形態は、チップをさらに提供する。チップは、プロセッサおよびインターフェース回路を含む。インターフェース回路はプロセッサに結合される。プロセッサは、前述の方法を実施するために、コンピュータプログラムまたは命令を実行するように構成される。インターフェース回路は、チップ以外の別のモジュールと通信するように構成される。
前述の実施形態の全部または一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせによって実施され得る。実施形態を実装するためにソフトウェアプログラムが使用されるとき、実施形態の全部または一部がコンピュータプログラム製品の形態で実装されてもよい。コンピュータプログラム製品は、1つ以上のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータに読み込まれて実行されると、本出願の実施形態による手順または機能の全部または一部が生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または他のプログラマブル装置であってもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよく、またはコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に送信されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、またはデジタル加入者線(digital subscriber line、略してDSL))または無線(例えば、赤外線、無線、またはマイクロ波)方式で、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタに送信されてもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の利用可能な媒体であってもよく、1つ以上の使用可能な媒体を統合したデータ記憶デバイス、例えば、サーバまたはデータセンタであってもよい。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、もしくは磁気テープ)、光学媒体(例えば、DVD)、または半導体媒体(例えば、ソリッドステートドライブ(solid-state drive、略してSSD))などであってもよい。
本出願は実施形態を参照して説明されているが、保護を請求する本出願を実施するプロセスで、当業者は、添付の図面、開示された内容、および添付された特許請求の範囲を検討することによって、開示された実施形態の別の変形例を理解および実施し得る。特許請求の範囲において、「含む」(comprising)は別の構成要素または別のステップを排除せず、「ある」または「1つの」は複数の場合を排除しない。単一のプロセッサまたは別のユニットが、特許請求の範囲に列挙されているいくつかの機能を実施してもよい。いくつかの手段が互いに異なる従属クレームに記録されているが、これは、これらの手段を組み合わせてより良い効果を生み出すことができないことを意味するものではない。
本出願は、特定の特徴およびそれらの実施形態を参照して説明されているが、本出願の趣旨および範囲から逸脱することなく、本出願に対して様々な修正および組み合わせが行われ得ることは明らかである。これに対応して、本明細書および添付の図面は、添付の特許請求の範囲によって規定される本出願の例示的な説明にすぎず、本出願の範囲を包含する任意またはすべての修正例、変形例、組合せ例、または均等例と見なされる。明らかに、当業者は、本願の趣旨および範囲から逸脱することなく、本願に対して様々な修正および変形を行うことができる。本出願は、添付の特許請求の範囲およびそれらと等価な技術によって規定される保護範囲内に入るという条件で、本出願のこれらの修正および変形を包含することが意図されている。
結論として、前述の説明は、本出願の特定の実装形態にすぎず、本出願の保護範囲を限定することを意図するものではない。本出願で開示されている技術的範囲内のいかなる変形または置換も、本出願の保護範囲内に入るものとする。したがって、本出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
70 通信装置
80 通信装置
100 通信システム
110 アクセスネットワークデバイス
120 中継デバイス
130 端末デバイス
200 中継デバイス
210 第1のアンテナ
220 中継器
230 第2のアンテナ
701 処理ユニット
702 通信ユニット
703 記憶ユニット
801 プロセッサ
802 メモリ
803 トランシーバ

Claims (21)

  1. 転送対象信号を受信するステップと、
    前記転送対象信号の増幅利得に基づいて前記転送対象信号を増幅するステップであって、前記転送対象信号の前記増幅利得が測定信号を測定することによって決定され、前記測定信号が前記転送対象信号に対応する、ステップと、
    増幅された転送対象信号を転送するステップと
    を含む、信号転送方法。
  2. 前記転送対象信号が時間周波数リソース上で搬送され、前記時間周波数リソースが前記測定信号に対応し、転送対象信号を受信する前記ステップが、前記時間周波数リソース上で搬送された信号を受信するステップを特に含み、前記転送対象信号の増幅利得に基づいて前記転送対象信号を増幅する前記ステップが、前記時間周波数リソースと前記測定信号との間の対応関係に基づいて、前記測定信号を測定することによって決定された前記増幅利得を決定し、前記増幅利得に基づいて、前記時間周波数リソース上で搬送された前記信号を増幅するステップを特に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記方法が、
    前記測定信号を受信し、前記増幅利得を決定するために前記測定信号を測定するステップ
    をさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記増幅利得を決定するために前記測定信号を測定する前記ステップが、
    受信品質を決定するために前記測定信号を測定するステップと、
    前記受信品質および目標送信品質に基づいて前記増幅利得を決定するステップと
    を特に含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記受信品質および目標送信品質に前記基づいて増幅利得を決定する前記ステップが、
    エラーベクトル振幅EVMに対応する前記受信品質および目標送信品質に基づいて前記増幅利得を決定するステップ
    を特に含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記測定信号が、以下のシグナリング、すなわち
    RRC、
    MAC-CE、および
    DCI
    のうちの少なくとも1つを使用して示される、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記EVMが、前記シグナリングのうちの少なくとも1つによって示される、請求項6に記載の方法。
  8. 前記方法が、前記増幅利得を報告するステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  9. 前記方法が、指示情報を受信するステップであって、前記指示情報が、前記転送対象信号の前記増幅利得を示し、これを決定するために使用される、請求項8に記載の方法。
  10. 通信ユニットと処理ユニットとを備える通信装置であって、
    前記通信ユニットが、転送対象信号を受信するように構成され、
    前記処理ユニットが、前記転送対象信号の増幅利得に基づいて前記転送対象信号を増幅するように構成され、前記転送対象信号の前記増幅利得が、測定信号を測定することによって決定され、前記測定信号が、前記転送対象信号に対応し、
    前記通信ユニットが、増幅された転送対象信号を転送するようにさらに構成される、
    通信装置。
  11. 前記転送対象信号が時間周波数リソース上で搬送され、前記時間周波数リソースが前記測定信号に対応し、
    前記処理ユニットが、前記時間周波数リソース上で搬送された信号を受信するように前記通信ユニットに指示するように特に構成され、
    前記処理ユニットが、前記時間周波数リソースと前記測定信号との間の対応関係に基づいて、前記測定信号を測定することによって決定された前記増幅利得を決定し、前記増幅利得に基づいて、前記時間周波数リソース上で搬送された前記信号を増幅するように特に構成される、
    請求項10に記載の通信装置。
  12. 前記通信ユニットが、前記測定信号を受信するようにさらに構成され、
    前記処理ユニットが、前記増幅利得を決定するために前記測定信号を測定するようにさらに構成される、
    請求項10または11に記載の通信装置。
  13. 前記処理ユニットが、
    受信品質を決定するために前記測定信号を測定し、
    前記受信品質および目標送信品質に基づいて前記増幅利得を決定する
    ように特に構成される、請求項12に記載の通信装置。
  14. 前記処理ユニットが、
    エラーベクトル振幅EVMに対応する前記受信品質および目標送信品質に基づいて前記増幅利得を決定する
    ように特に構成される、請求項13に記載の通信装置。
  15. 前記測定信号が、以下のシグナリング、すなわち
    RRC、
    MAC-CE、および
    DCI
    のうちの少なくとも1つを使用して示される、請求項10から14のいずれか一項に記載の通信装置。
  16. 前記EVMが、前記シグナリングのうちの少なくとも1つによって示される、請求項15に記載の通信装置。
  17. 前記通信ユニットが、
    前記増幅利得を報告する
    ようにさらに構成される、請求項13に記載の通信装置。
  18. 前記通信ユニットが、
    指示情報を受信し、前記指示情報が前記転送対象信号の前記増幅利得を示し、これを決定するために使用される、
    ようにさらに構成される、請求項17に記載の通信装置。
  19. 通信装置であって、前記通信装置がプロセッサおよびメモリを備え、前記メモリが命令を含み、前記命令が前記プロセッサによって実行されると、前記装置が、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法を実行することを可能にされる、通信装置。
  20. コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体がコンピュータプログラムまたは命令を含み、前記コンピュータプログラムまたは前記命令がコンピュータ上で実行されると、前記コンピュータが、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法を実行することを可能にされる、コンピュータ可読記憶媒体。
  21. コンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行されると、前記コンピュータが、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法を実行することを可能にされる、コンピュータプログラム製品。
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