この出願は、2021年4月2日に中国国家知識産権局に出願され、発明の名称を「UE2NW RELAYのための通信方法、UE、およびネットワークデバイス」とする中国特許出願第202110362507.1号の優先権を主張し、これはその全体が参照によってここに組み込まれる。この出願は、2021年4月12日に中国国家知識産権局に出願され、発明の名称を「ページング指示方法および装置」とする中国特許出願第202110391098.8号の優先権を主張し、これはその全体が参照によってここに組み込まれる。
この出願は、通信技術の分野、詳細には、ページング指示方法および装置に関する。
ロングタームエボリューション(long term evolution, LTE)技術における間欠受信(discontinuous reception, DRX)メカニズムが、第5世代(5th generation, 5G)新無線(new radio, NR)技術において依然として使用されている。DRXメカニズムはDRXサイクルを含む。端末デバイスは、DRXサイクル内のある時間期間について、定期的に「アウェイク」にとどまる。可能な周期は、32、64、128、または256個の無線フレームである。端末デバイスは、電力消費を減らすために、DRX周期の残りにおいて「スリープ」状態のままであり得る。
加えて、端末デバイスが無線リソース制御(radio resource control, RRC)のアイドル(idle)状態またはインアクティブ(inactive)状態にあるとき、ネットワーク側がダウンリンクデータを端末デバイスに送信する必要がある(たとえば、デバイスに発せられる必要がある呼、またはデバイスに伝送される必要があるデータがある)ならば、ネットワーク側は、まず、ページング(paging)メッセージを端末デバイスに送信する。ページングメッセージを受信した後、端末デバイスは、ダウンリンクデータを受信するためにRRC接続確立プロセスを開始する。
したがって、端末デバイスがページングメッセージにおいてコンテンツを明示的に取得することをどのように可能にするかが、緊急に解決される必要がある。
この出願は、ページングメッセージの中にあり端末デバイスに対応する情報においてページング原因値が示されるかどうかを端末デバイスが明示的に知ることができるような、ページング指示方法および装置を提供する。
第1の態様によれば、この出願のある実施形態はページング指示方法を提供する。方法は、通信装置に適用され、通信装置は、端末デバイス、端末デバイスの中のチップなどを含む。方法は、
第1の指示情報を取得するステップであって、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを第1の指示情報が示す、ステップと、第1のページングメッセージを受信するステップであって、第1のページングメッセージは端末デバイスに対応する第1の情報を含み、第1の情報はページング原因値を示す第1のフィールドを含まず、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示す、ステップとを含む。
コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを第1の指示情報が示すことは、代替として以下のように理解され得る。第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値を設定する(または構成する)かどうかを示し、または、第1の指示情報は、ページング原因値がコアネットワークデバイスに対応するページングにおいて示されるかどうかを示し、または、第1の指示情報は、ページング原因値が、(第1のページングメッセージを含む)ページングメッセージの中にあり端末デバイスの第1の識別子に対応するページングにおいて示されるかどうかを示し、または、第1の指示情報は、ページング原因値がコアネットワークデバイスに対応するページングに含まれるかどうかを示し、または、第1の指示情報は、(第1のページングメッセージを含む)ページングメッセージの中にあり端末デバイスの第1の識別子に対応するページングがページング原因値を含むかどうかを示し、または、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値を(第1のページングメッセージを含む)ページングメッセージに追加することをサポートするかどうかを示し、または、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスが(第1のページングメッセージを含む)ページングメッセージにおいてページング原因値を示すこと、または構成することをサポートするかどうかを示す。対応するページングがページング原因値を含むかどうかは、対応するページングがページング原因値を明示的に含むかどうか、および対応するページングがページング原因値を暗黙的に示す(または暗黙的に含む)かどうかとして理解され得ることが理解され得る。
第1の情報は、第1のページングメッセージの中にあり端末デバイスに対応するページングとして理解され得る。たとえば、第1の情報は端末デバイスの識別子を含む。したがって、第1のページングメッセージの中にあり端末デバイスの識別子に対応する情報は、第1の情報として理解され得る。
第1のフィールドは、ページング原因値フィールド、サービスタイプフィールドなどとも言われ得る。第1のフィールドの具体的な名称は、この出願の実施形態では限定されない。第1のフィールドはページング原因値を示し得るので、第1のフィールドはページング原因値フィールドと言われ得る。第1のフィールドによって示されるページング原因値は第1のサービスタイプ、第2のサービスタイプなどであり得るので、第1のフィールドはサービスタイプフィールドと言われ得る。
この出願のある実施形態では、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すとき、第1の情報がページング原因値を示すことは、代替として以下のように理解され得る。コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示し、またはコアネットワークデバイスに対応するページングはページング原因値を示し、またはコアネットワークデバイスに対応するページングはページング原因値をサポートし、またはページング原因値などはコアネットワークデバイスに対応するページングにおいて設定される。言い換えると、第1の情報がページング原因値を示す第1のフィールドを明示的に含まないが、第1の情報がページング原因値を暗黙的に示すことが、第1の指示情報に基づいて知られ得る。たとえば、第1の情報がページング原因値を示すことは、代替として以下のように理解され得る。第1の情報はページング原因値を示す。言い換えると、端末デバイスは、第1の指示情報に基づいて、コアネットワークデバイスがページング原因値を示すことを決定し得る。
この出願のこの実施形態は、代替として、第1の指示情報を取得するステップであって、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを第1の指示情報が示す、ステップと、第1のページングメッセージを受信するステップであって、第1のページングメッセージは端末デバイスに対応する第1の情報を含み、第1の情報がページング原因値を示す第1のフィールドを含まず、かつコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示す、ステップとによって置換されてもよいことが理解され得る。
通常、第1の情報がページング原因値を示す第1のフィールドを含まないとき、端末デバイスは、第1の情報によって示されるページング原因値が第1のサービスタイプ(たとえば、非音声サービス)であるとみなす、または第1の情報がページング原因値を示さないとみなす、などである。結果として、端末デバイスは第1の情報を正しく理解することができない。しかしながら、この出願の実施形態において提供される技術的解決策では、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを第1の指示情報が示し得るので、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すとき、第1の情報が第1のフィールドを含まなくても、端末デバイスは第1の情報において示されるページング原因値を取得することができる。したがって、端末デバイスは第1の情報を正しく理解することができ、端末デバイスは、ページング原因値がページングメッセージにおいて示されるかどうかを明確に知ることができ、それによりユーザ体験を改善する。
ある可能な実装では、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示さない。
第1の情報は、ページング原因値を示さない。具体的には、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないので、第1の情報はページング原因値を示さない。
前述の実装は代替として以下によって置換され得ると理解され得る。第1の情報がページング原因値を示す第1のフィールドを含まず、かつコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示さない。
ある可能な実装では、第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1の情報は第2のサービスタイプ(たとえば、音声サービス)を示す。
第1の情報が第2のサービスタイプを示すことは代替として以下のように理解され得る。第1の情報によって示されるページング原因値は、第2のサービスタイプである。
ある可能な実装では、第1の指示情報は、公衆陸上移動網(public land mobile network, PLMN)に対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示し、または、第1の指示情報は、複数のPLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
この出願のある実施形態では、複数のPLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを第1の指示情報が示すとき、第1の指示情報はPLMNの識別子を示し得る。たとえば、1つのPLMNは1つの指示情報(すなわち、ページング原因値がサポートされるかどうかを示す指示情報)に対応する。別の例では、ページング原因値がサポートされるかどうかの2つの場合のみがある。したがって、複数のPLMNのいくつかは1つの指示情報に対応してもよく、他のPLMNは1つの指示情報に対応してもよい。
ある可能な実装では、異なるコアネットワークデバイスは、異なる公衆陸上移動網(public land mobile networks, PLMN)(公共陸上移動網とも言われ得る)に属す。
ある可能な実装では、方法は、第1の指示情報に基づいて、第1のPLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを決定するステップであって、第1のPLMNは端末デバイスにサービス提供するPLMNである、ステップをさらに含む。
代替として、前述の実装は以下のように理解され得る。第1の指示情報は、第1のPLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す指示情報を含み、第1のPLMNは端末デバイスにサービス提供するPLMNである。
ある可能な実装では、第1の情報はコアネットワークデバイスによって開始されるページングに対応する。
ある可能な実装では、第1のページングメッセージは、ページング原因値を示す第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれる。
たとえば、第1のフィールドは第2のフィールドのサブフィールドとして理解され得る。
ある可能な実装では、方法は、第2の指示情報を取得するステップであって、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す、ステップをさらに含む。
第2の指示情報の説明については、第1の指示情報の説明を参照することが理解され得る。たとえば、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値を設定する(または構成する)かどうかなどを示す。詳細はここで説明されない。
ある可能な実装では、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第2の指示情報が示すとき、第1のページングメッセージはページング原因値を示す第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれる。
ある可能な実装では、第1のページングメッセージは第2の情報をさらに含み、第2の情報はアクセスネットワークデバイスによって開始されるページングに対応する。
ある可能な実装では、第1の指示情報は、以下のメッセージ、すなわち、
非アクセス層(non-access, NAS)メッセージ、システム情報ブロック(system information block, SIB)、第1のページングメッセージ、または第1のページングメッセージをスケジュールするために使用されるダウンリンク制御情報(downlink control information, DCI)のいずれか1つに含まれる。
ある可能な実装では、方法は、端末デバイスによって、登録要求メッセージをコアネットワークデバイスに送信するステップと、端末デバイスによって、コアネットワークデバイスから登録受諾メッセージを受信するステップであって、登録受諾メッセージは第1の指示情報を含む、ステップとをさらに含む。
ある可能な実装では、第1の指示情報は第3のフィールドにおいて搬送される。第3のフィールドが存在しないとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第3のフィールドが存在するとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。
ある可能な実装では、第3のフィールドの値が第1の値であるとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示し、または、第3のフィールドの値が第2の値であるとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。
ある可能な実装では、第2の指示情報は第4のフィールドにおいて搬送される。第4のフィールドが存在しないとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第4のフィールドが存在するとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。
ある可能な実装では、第4のフィールドの値が第3の値であるとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示し、または、第4のフィールドの値が第4の値であるとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。
上記に表された第1の値は第3の値に等しくてもよく、または上記に表された第1の値は第3の値に等しくなくてもよいことが理解され得る。加えて、第2の値は第4の値に等しくてもよく、または第2の値は第4の値に等しくなくてもよい。これはこの出願の実施形態では限定されない。
第2の態様によれば、この出願のある実施形態はページング指示情報を提供する。方法は通信装置に適用され、通信装置は、アクセスネットワークデバイス、アクセスネットワークデバイスの中のチップなどを含む。方法は、
第1の指示情報を取得するステップであって、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを第1の指示情報が示す、ステップと、第1の指示情報を端末デバイスに送信するステップと、第1のページングメッセージを端末デバイスに送信するステップであって、第1のページングメッセージは端末デバイスに対応する第1の情報を含み、第1の情報はページング原因値を示す第1のフィールドを含まず、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示す、ステップとを含む。
第2の態様の具体的な説明については、第1の態様を参照することが理解され得る。詳細はここで再び説明されない。
ある可能な実装では、第1の指示情報を取得するステップは、
コアネットワークデバイスから第3の指示情報に基づいて第1の指示情報を取得するステップであって、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを第3の指示情報が示す、ステップ、または、運用、管理および保守(operation, administration and maintenance, OAM)デバイスから第1の指示情報を取得するステップ、または、コアネットワークデバイスから第2のページングメッセージを受信し、第2のページングメッセージに含まれる第1のフィールドに基づいて第1の指示情報を取得するステップを含む。
第3の指示情報の説明については、第1の指示情報の前述の説明を参照することが理解され得る。詳細はここで再び説明されない。
ある可能な実装では、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示さない。
ある可能な実装では、第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1の情報は第2のサービスタイプ(たとえば、音声サービス)を示す。
ある可能な実装では、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示し、または第1の指示情報は、複数のコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
ある可能な実装では、第1の情報はコアネットワークデバイスによって開始されるページングに対応する。
ある可能な実装では、第1のページングメッセージは、ページング原因値を示す第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれる。
ある可能な実装では、方法は、第2の指示情報を端末デバイスに送信するステップであって、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す、ステップをさらに含む。
ある可能な実装では、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第2の指示情報が示すとき、第1のページングメッセージはページング原因値を示す第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれる。
ある可能な実装では、第1のページングメッセージは第2の情報をさらに含み、第2の情報はアクセスネットワークデバイスによって開始されるページングに対応する。
ある可能な実装では、第1の指示情報は、以下のメッセージ、すなわち、
非アクセス層NASメッセージ、システム情報ブロックSIB、第1のページングメッセージ、または第1のページングメッセージをスケジュールするために使用されるダウンリンク制御情報DCIのいずれか1つに含まれる。
ある可能な実装では、第1の指示情報は第3のフィールドにおいて搬送される。第3のフィールドが存在しないとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第3のフィールドが存在するとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。
ある可能な実装では、第3のフィールドの値が第1の値であるとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示し、または、第3のフィールドの値が第2の値であるとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。
ある可能な実装では、第2の指示情報は第4のフィールドにおいて搬送される。第4のフィールドが存在しないとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第4のフィールドが存在するとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。
ある可能な実装では、第4のフィールドの値が第3の値であるとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示し、または、第4のフィールドの値が第4の値であるとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。
第3の態様によれば、この出願のある実施形態は、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法を実行するように構成された通信装置を提供する。通信装置は、第1の態様および第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法を実行するための対応するユニットを含む。
処理ユニットは第1の指示情報を取得するように構成され、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
トランシーバユニットは第1のページングメッセージを受信するように構成され、第1のページングメッセージは通信装置に対応する第1の情報を含み、第1の情報はページング原因値を示す第1のフィールドを含まない。コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示す。
ある可能な実装では、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示さない。
ある可能な実装では、第1の指示情報は、PLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示し、または、第1の指示情報は、複数のPLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
ある可能な実装では、処理ユニットは、第1の指示情報に基づいて、第1の公衆陸上移動網PLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを決定するようにさらに構成され、第1のPLMNは通信装置にサービス提供するPLMNである。
ある可能な実装では、第1のページングメッセージは、ページング原因値を示す第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれる。
ある可能な実装では、処理ユニットは、第2の指示情報を取得するようにさらに構成され、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
ある可能な実装では、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第2の指示情報が示すとき、第1のページングメッセージは、ページング原因値を示す第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれる。
ある可能な実装では、第1のページングメッセージは第2の情報をさらに含み、第2の情報はアクセスネットワークデバイスによって開始されるページングに対応する。
ある可能な実装では、第1の指示情報は、以下のメッセージ、すなわち、
非アクセス層NASメッセージ、システム情報ブロックSIB、第1のページングメッセージ、または第1のページングメッセージをスケジュールするために使用されるダウンリンク制御情報DCIのいずれか1つに含まれる。
ある可能な実装では、第1の指示情報は第3のフィールドにおいて搬送される。第3のフィールドが存在しないとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第3のフィールドが存在するとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。
たとえば、通信装置は、端末デバイス、端末デバイスの中のチップなどであり得る。
第4の態様によれば、この出願のある実施形態は、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法を実行するように構成された通信装置を提供する。通信装置は、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法を実行するように構成された対応するユニットを含む。
トランシーバユニットは、第1の指示情報を端末デバイスに送信するように構成され、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
トランシーバユニットは、第1のページングメッセージを端末デバイスに送信するようにさらに構成され、第1のページングメッセージは、端末デバイスに対応する第1の情報を含み、第1の情報は、ページング原因値を示す第1のフィールドを含まない。コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示す。
ある可能な実装では、処理ユニットは、コアネットワークデバイスから第3の指示情報に基づいて第1の指示情報を取得するように構成され、第3の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示し、または、
処理ユニットは、運用、管理および保守OAMデバイスから第1の指示情報を取得するように構成され、または、
処理ユニットは、トランシーバユニットを使用することによってコアネットワークデバイスから第2のページングメッセージを受信し、第2のページングメッセージに含まれる第1のフィールドに基づいて第1の指示情報を取得するように構成される。
ある可能な実装では、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示さない。
ある可能な実装では、第1の指示情報は、PLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示し、または、第1の指示情報は、複数のPLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
ある可能な実装では、第1のページングメッセージは、ページング原因値を示す第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれる。
ある可能な実装では、トランシーバユニットは、第2の指示情報を端末デバイスに送信するようにさらに構成され、第2の指示情報は、通信装置がページング原因値をサポートするかどうかを示す。
ある可能な実装では、通信装置がページング原因値をサポートすることを第2の指示情報が示すとき、第1のページングメッセージは、ページング原因値を示す第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれる。
ある可能な実装では、第1のページングメッセージは第2の情報をさらに含み、第2の情報は通信装置によって開始されるページングに対応する。
ある可能な実装では、第1の指示情報は、以下のメッセージ、すなわち、
非アクセス層NASメッセージ、システム情報ブロックSIB、第1のページングメッセージ、または第1のページングメッセージをスケジュールするために使用されるダウンリンク制御情報DCIのいずれか1つに含まれる。
ある可能な実装では、第1の指示情報は第3のフィールドにおいて搬送される。第3のフィールドが存在しないとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第3のフィールドが存在するとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。
たとえば、通信装置は、アクセスネットワークデバイス、アクセスネットワークデバイスの中のチップなどであり得る。
第3の態様または第4の態様では、通信装置はトランシーバユニットおよび処理ユニットを含み得る。トランシーバユニットおよび処理ユニットの具体的な説明については、以下に表される装置の実施形態を参照されたい。
第5の態様によれば、この出願のある実施形態は通信装置を提供する。通信装置は、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法を実行するように構成されたプロセッサを含む。代替として、プロセッサは、メモリに記憶されたプログラムを実行するように構成される。プログラムが実行されるとき、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法が実行される。
前述の方法を実行するプロセスにおいて、前述の方法におけるメッセージを送信する(たとえば、登録要求メッセージを送信する)プロセスは、プロセッサによって前述のメッセージを出力するプロセスとして理解され得る。メッセージを出力するとき、トランシーバがメッセージを伝送するように、プロセッサがメッセージをトランシーバに出力する。メッセージがプロセッサによって出力された後、メッセージがトランシーバに到着する前に、他の処理がメッセージについてさらに実行される必要があり得る。同様に、プロセッサが入力メッセージ(たとえば、第1のページングメッセージまたは第1の指示情報)を受信するとき、トランシーバは、前述のメッセージを受信し、メッセージをプロセッサに入力する。さらに、トランシーバが前述のメッセージを受信した後、メッセージがプロセッサに入力される前に、他の処理が前述のメッセージについて実行される必要があり得る。
別段指定されなければ、または、プロセッサに関連する伝送すること、送信すること、および受信することなどの動作が、関連する説明における動作の実際の機能または内部論理と矛盾しないならば、すべての動作が、無線周波数回路およびアンテナによって直接実行される伝送すること、送信すること、および受信することなどの動作の代わりに、プロセッサの出力すること、受信すること、および入力することなどの動作としてより一般的に理解され得る。
ある実装プロセスにおいて、プロセッサは、これらの方法を実行するように特別に構成されるプロセッサ、または、これらの方法を実行するためにメモリ内のコンピュータ命令を実行するプロセッサ、たとえば汎用プロセッサであり得る。メモリは、読み取り専用メモリ(read-only memory, ROM)のような非一時的(non-transitory)メモリであり得る。メモリおよびプロセッサは、同じチップに統合されてもよく、または異なるチップに別々に配置されてもよい。メモリのタイプおよびメモリとプロセッサを配置する方式は、この出願の実施形態では限定されない。プロセッサおよびメモリの説明は、以下に表される第6の態様にも適用可能であることが理解され得る。説明の容易さのために、詳細は第6の態様において再び説明されない。
ある可能な実装では、メモリは通信装置の外部に位置する。
ある可能な実装では、メモリは通信装置の内部に位置する。
この出願のある実施形態では、プロセッサおよびメモリは代替として1つの構成要素に統合され得る。言い換えると、プロセッサおよびメモリは代替として一緒に統合され得る。
ある可能な実装では、通信装置はトランシーバをさらに含む。トランシーバは、信号を受信または送信するように構成される。たとえば、トランシーバは、第1のページングメッセージなどを受信するようにさらに構成され得る。
この出願の実施形態では、通信装置は、端末デバイス、端末デバイスの中のチップなどであり得る。
第6の態様によれば、この出願のある実施形態は通信装置を提供する。通信装置は、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法を実行するように構成されたプロセッサを含む。代替として、プロセッサは、メモリに記憶されたプログラムを実行するように構成される。プログラムが実行されるとき、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法が実行される。
ある可能な実装では、メモリは通信装置の外部に位置する。
ある可能な実装では、メモリは通信装置の内部に位置する。
この出願のある実施形態では、プロセッサおよびメモリは代替として1つの構成要素に統合され得る。言い換えると、プロセッサおよびメモリは代替として一緒に統合され得る。
ある可能な実装では、通信装置はトランシーバをさらに含む。トランシーバは、信号を受信または送信するように構成される。たとえば、トランシーバは、第1のページングメッセージを送信するように構成され得る。
この出願の実施形態では、通信装置は、アクセスネットワークデバイス、アクセスネットワークデバイスの中のチップなどであり得る。
第7の態様によれば、この出願のある実施形態は通信装置を提供する。通信装置は論理回路およびインターフェースを含む。論理回路はインターフェースに結合され、論理回路は第1の指示情報を取得するように構成され、インターフェースは第1のページングメッセージを入力するように構成される。
たとえば、論理回路は、代替として、インターフェースを使用することによって第1の指示情報を取得し得る。
たとえば、論理回路は、第1の指示情報に基づいて、第1のPLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを決定するようにさらに構成される。
たとえば、論理回路は、第2の指示情報を取得するようにさらに構成される。
第1の指示情報、第1のページングメッセージ、第1の情報などの説明については、第1の態様または第2の態様の説明を参照し、または以下に表される様々な実施形態を参照することが理解され得る。詳細はここで説明されない。
第8の態様によれば、この出願のある実施形態は通信装置を提供する。通信装置は論理回路およびインターフェースを含む。論理回路はインターフェースに結合され、論理回路は第1の指示情報を取得するように構成され、インターフェースは第1の指示情報を出力し、第1のページングメッセージを出力するように構成される。
たとえば、論理回路は、代替として、インターフェースを使用することによって第1の指示情報を取得し得る。
第1の指示情報、第1のページングメッセージ、第1の情報などの説明については、第1の態様または第2の態様の説明を参照し、または以下に表される様々な実施形態を参照することが理解され得る。詳細はここで説明されない。
第9の態様によれば、この出願のある実施形態はコンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、コンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法が実行される。
第10の態様によれば、この出願のある実施形態はコンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、コンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法が実行される。
第11の態様によれば、この出願のある実施形態はコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムまたはコンピュータコードを含み、コンピュータプログラム製品がコンピュータにおいて動作するとき、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法が実行される。
第12の態様によれば、この出願のある実施形態はコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラムまたはコンピュータコードを含み、コンピュータプログラム製品がコンピュータにおいて動作するとき、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法が実行される。
第13の態様によれば、この出願のある実施形態はコンピュータプログラムを提供する。コンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法が実行される。
第14の態様によれば、この出願のある実施形態はコンピュータプログラムを提供する。コンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法が実行される。
第15の態様によれば、この出願のある実施形態はワイヤレス通信システムを提供する。ワイヤレス通信システムは端末デバイスおよびアクセスネットワークデバイスを含む。端末デバイスは、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法を実行するように構成される。アクセスネットワークデバイスは、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法を実行するように構成される。
この出願のある実施形態による通信システムの概略図である。
この出願のある実施形態によるページング指示方法の概略フローチャートである。
この出願のある実施形態による通信装置の構造の概略図である。
この出願のある実施形態による通信装置の構造の概略図である。
この出願のある実施形態による通信装置の構造の概略図である。
この出願の目的、技術的解決策、および利点をより明確にするために、以下は、添付の図面を参照してこの出願をさらに説明する。
この出願の明細書、特許請求の範囲、および添付の図面において、「第1の」および「第2の」などの用語は、異なる対象間で区別することを意図されるのみであるが、特定の順序を説明しない。加えて、用語「含む」、「有する」、またはそれらの任意の他の変形は、排他的でない包含をカバーすることを意図される。たとえば、一連のステップまたはユニットを含む、プロセス、方法、システム、製品、またはデバイスは、列挙されたステップまたはユニットに限定されないが、列挙されないステップまたはユニットを任意選択でさらに含み、またはプロセス、方法、製品、またはデバイスに固有の別のステップまたはユニットを任意選択でさらに含む。
この明細書において言及される「実施形態」は、この実施形態を参照して説明される特定の特徴、構造、または特性がこの出願の少なくとも1つの実施形態に含まれ得ることを意味する。明細書の様々な位置において表される語句は、同じ実施形態を必ずしも指さないことがあり、別の実施形態から排他的な独立したまたは任意選択の実施形態ではない。明細書において説明される実施形態は別の実施形態と組み合わせられてもよいことが、当業者によって明示的かつ暗黙的に理解される。
この出願では、「少なくとも1つの(項目)」は1つまたは複数を意味し、「複数の」は2つ以上を意味し、「少なくとも2つの(項目)」は2つ、3つ、またはより多くを意味し、「および/または」は関連付けられた対象間の関連付け関係を説明するために使用され、3つの関係が存在し得ることを示す。たとえば、「Aおよび/またはB」は、以下の3つの場合、すなわち、Aのみが存在する、Bのみが存在する、およびAとBの両方が存在する、を示すことがあり、AおよびBは単数または複数であり得る。文字「/」は、通常、関連付けられた対象間の「または」の関係を示す。「以下の項目(複数個)の少なくとも1つ」またはその類似する表現は、これらの項目の任意の組み合わせを意味する。たとえば、a、b、またはcのうちの少なくとも1つ(1個)は、a、b、c、aおよびb、aおよびc、bおよびc、またはa、b、およびcを表現し得る。
この出願において提供される方法は、様々な通信システム、たとえば、モノのインターネット(Internet of things, IoT)システム、狭帯域モノのインターネット(narrow band Internet of things, NB-IoT)システム、ロングタームエボリューション(long term evolution, LTE)システム、第5世代(5th generation, 5G)通信システム、および将来の通信の発展において出現する新しい通信システム(たとえば、6G)に適用され得る。
この出願において提供される技術的解決策は、マシンタイプ通信(machine type communication, MTC)ネットワーク、ロングタームエボリューション・マシンタイプ通信技術(long term evolution-machine, LTE-M)、デバイス対デバイス(device-to-device, D2D)ネットワーク、マシン対マシン(machine to machine, M2M)ネットワーク、モノのインターネット(internet of things, IoT)ネットワーク、または別のネットワークにも適用され得る。IoTネットワークは、たとえば、車両のインターネットを含み得る。車両のインターネットシステムにおける通信方式は、車両対あらゆるもの(vehicle-to-everything, V2X、Xはあらゆるものを表現し得る)と集合的に言われる。たとえば、V2Xは、車両対車両(vehicle to vehicle V2V)通信、車両対インフラストラクチャ(vehicle to infrastructure, V2I)通信、車両対歩行者(vehicle to pedestrian, V2P)通信、または車両対ネットワーク(vehicle to network, V2N)通信を含み得る。たとえば、以下に表される図1では、端末デバイスは、D2D技術、M2M技術、V2X技術などを使用することによって互いに通信する。
図1は、この出願のある実施形態による通信システムの概略図である。この出願において以下で表される方法の実施形態は、図1に表される通信システムに適用可能であり得る。詳細は以下では説明されない。
任意選択で、通信システムは、少なくとも1つのアクセスネットワークデバイスおよび少なくとも1つの端末デバイスを含み得る。
任意選択で、通信システムは、少なくとも1つのコアネットワークデバイスおよび少なくとも1つの端末デバイスを含み得る。
任意選択で、通信システムは、少なくとも1つのアクセスネットワークデバイス、少なくとも1つのコアネットワークデバイス、および少なくとも1つの端末デバイスを含み得る。
アクセスネットワークデバイス、コアネットワークデバイス、および端末デバイスは、以下のように別々に説明される。
たとえば、アクセスネットワークデバイスは、次世代ノードB(next generation NodeB, gNB)、次世代進化型ノードB(next generation evolved NodeB, ng-eNB)(略してeNB)、将来の6G通信におけるアクセスネットワークデバイスなどであり得る。アクセスネットワークデバイスは、ワイヤレストランシーバ機能を有する任意のデバイスであってもよく、上記で表される基地局を含むがそれに限定されない。代替として、基地局は、将来の通信システム、たとえば、第6世代通信システムにおける基地局であり得る。任意選択で、アクセスネットワークデバイスは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(wireless fidelity, Wi-Fi)システムにおけるアクセスノード、ワイヤレス中継ノード、ワイヤレスバックホールノードなどであり得る。任意選択で、アクセスネットワークデバイスは、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud radio access network, CRAN)シナリオにおける無線コントローラであり得る。任意選択で、アクセスネットワークデバイスは、ウェアラブルデバイス、車載デバイスなどであり得る。任意選択で、アクセスネットワークデバイスは、代替として、スモールセル、送受信ポイント(transmission reception point, TRP)(または送信ポイントとも言われ得る)などであってもよい。アクセスネットワークデバイスは、代替として、将来の進化型公衆陸上移動網(public land mobile network, PLMN)などにおける基地局であってもよいことが理解され得る。
たとえば、端末デバイスは、ユーザ機器(user equipment, UE)、端末などとも言われ得る。端末デバイスは、ワイヤレストランシーバ機能を有するデバイスである。端末デバイスは、陸上に配備されてもよく、屋内デバイス、屋外デバイス、ハンドヘルドデバイス、ウェアラブルデバイス、または車載デバイスを含む。端末デバイスは、代替として、水上に、たとえば船に配備されてもよい。端末デバイスは、代替として、空中に配備され、たとえば航空機、気球、または衛星に配備されてもよい。端末デバイスは、携帯電話(mobile phone)、タブレットコンピュータ(Pad)、ワイヤレストランシーバ機能を有するコンピュータ、仮想現実(virtual reality, VR)端末デバイス、拡張現実(augmented reality, AR)端末デバイス、産業制御(industrial control)におけるワイヤレス端末、自動運転(self driving)におけるワイヤレス端末、遠隔医療(remote medical)におけるワイヤレス端末、スマートグリッド(smart grid)におけるワイヤレス端末、輸送安全(transportation safety)におけるワイヤレス端末、スマートシティ(smart city)におけるワイヤレス端末、スマートホームにおけるワイヤレス端末などであってもよい。端末デバイスは、代替として、将来の6Gネットワークにおける端末デバイス、将来の進化型PLMNにおける端末デバイスなどであってもよいことが理解され得る。
この出願において表される端末デバイスは、車両のインターネットにおける車両(たとえば、車両全体)を含んでもよく、車両のインターネットにおける車載デバイス、車載端末などを含んでもよいことが理解され得る。車両のインターネットに適用される端末デバイスの具体的な形式は、この出願では限定されない。
説明の容易さのために、以下は、端末デバイスがUEである例を使用することによってこの出願における方法を説明する。
たとえば、コアネットワークデバイスは、アクセスおよびモビリティ管理機能(access and mobility management function, AMF)、モビリティ管理エンティティ(mobility management entity, MME)、ユーザプレーン管理機能(user plane function, UPF)などを含み得る。たとえば、より多くの産業のために、より良い、より包括的なサービスを提供するために、ネットワークアーキテクチャは、4Gネットワークのそれと比較して5Gネットワークのために調整される。たとえば、5Gネットワークでは、4Gネットワークにおけるモビリティ管理エンティティ(mobility management entity, MME)は、アクセスおよびモビリティ管理機能(access and mobility management function, AMF)、セッション管理機能(session management function, SMF)などを含む複数のネットワーク要素(またはネットワーク機能と言われ得る)に分割される。この出願におけるAMFは、PLMNによって提供される制御プレーンネットワーク機能であり、たとえば、モビリティ状態管理、一時的なユーザ識別情報の割り振り、および、ユーザ認証および承認などの機能を含む、UEがPLMNにアクセスするときのアクセス制御およびモビリティ管理を担う。したがって、モバイルネットワークの発展により、AMFまたはUPFが別の形式、名称などに進化し得るとしても、この出願において表される方法を実現することができる任意のAMFまたはUPFが、この出願の保護範囲内にある。
図1に表される通信システムは、基地局、図1におけるUE1からUE6などの6個のUE、およびコアネットワークデバイスを含む。UE、基地局、およびコアネットワークデバイスの具体的な説明については、前述の説明を参照することが理解され得る。詳細はここで再び説明されない。
通信システムにおいて、基地局は、ダウンリンク信号、たとえば、第1の指示情報またはページングメッセージをUE1からUE6の各々に送信してもよく、UE1からUE6の各々はアップリンク信号を基地局に送信してもよい。図1は、1つの基地局、6つのUE、および通信デバイスの間の通信リンクの例を表すことが理解されるべきである。任意選択で、通信システムは複数の基地局を含んでもよく、各基地局のカバレッジエリアは、別の数量のUE、たとえば、より多くのまたはより少ないUEを含んでもよい。これはこの出願では限定されない。
任意選択で、図1に表される通信システムは、複数のコアネットワークデバイスをさらに含み得る。たとえば、複数のコアネットワークデバイスは、異なるPLMNに属し得る。コアネットワークデバイスの数量は、この出願では限定されない。
図1に表される通信システム内のデバイスの数量などは、この出願では限定されない。
この出願に含まれる用語が以下で説明される。
1.マルチカード端末
マルチカード端末は、2つ以上の電話カード(SIMまたはUSIMカード)を装備された端末である。たとえば、電話カードは、加入者識別モジュール(subscriber identification module, SIM)および/または汎用加入者識別モジュール(universal subscriber identity module, USIM)を含む。マルチカード端末は、2つ以上の電話カードを使用することによって、異なるネットワーク、たとえば異なるアクセスネットワークデバイスおよび/または異なるコアネットワークデバイスに別々に登録し得る。したがって、1つの電話カードは1つのUEに対応し、マルチカード端末の中の複数のカードは複数のUEとして理解され得る。
この出願において表される方法は、1つの電話カードを有する端末に適用可能であるだけでなく、2つ以上の電話カードを有する端末にも適用可能であることが理解され得る。
2.ページングメッセージ
一般に、アイドル(idle)状態またはインアクティブ(inactive)状態(これは休止状態とも言われ得る)にあるUEは、ページングメッセージを受信するためにUEのページング機会(paging occasion, PO)において「ウェイクアップする」。
たとえば、UEのPOにおいて、UEは、まず、ページングメッセージを示すダウンリンク制御情報(downlink control information, DCI)を受信する。DCIは、ページングメッセージの時間周波数リソースを示し得る。ページングメッセージを示すDCIは、ページング無線ネットワーク一時識別子(paging radio network temporary identifier, P-RNTI)を使用することによってスクランブルされたDCIとも言われ得ることが理解され得る。代替として、ページングメッセージを示すDCIは、略してページング制御情報などとも言われ得る。DCIの具体的な名称はこの出願では限定されない。したがって、DCIを受信した後、UEはページングメッセージ(paging message)を受信する。ページングメッセージがUEの識別子(identity, ID)を搬送するならば、それはUEがページングされることを示す。UEは、基地局にアクセスするためにRRC接続確立プロセスを開始する。ページングメッセージがUEのIDを搬送しないならば、それは、UEがページングされないことを示す。UEは、スリープし続け、「ウェイクアップする」ために次のPOを待ち得る。DCIは物理ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channel, PDCCH)において伝送されてもよく、ページングメッセージは物理ダウンリンク共有チャネル(physical downlink shared channel, PDSCH)において伝送されてもよいことが理解され得る。
たとえば、ページングメカニズムは、具体的には、コアネットワーク(core network, CN)ページングおよびアクセスネットワーク(radio access network, RAN)ページングにさらに分類され得る。たとえば、アイドル状態にあるUEはCNページングに対応し、インアクティブ状態にあるUEはRANページングに対応する。別の例では、アイドル状態にあるUEをページングするために使用されるIDは、国際移動体加入者識別番号(international mobile subscriber identity, IMSI)または5G S一時移動体加入識別子(5G S-temporary mobile subscription identifier, 5G-S-TMSI)を含み得る。別の例では、インアクティブ状態にあるUEをページングするために使用されるIDは、インアクティブ無線ネットワーク一時識別子(inactive-radio network temporary identifier, I-RNTI)または完全I-RNTI(fullI-RNTI)を含み得る。通信システムの進化とともに、ページングメッセージはより多くのUE識別子を含んでもよく、またはアイドル状態にあるUEによって使用される識別子も変化してもよく、またはインアクティブ状態にあるUEによって使用される識別子も変化してもよいことなどが理解され得る。これはこの出願では限定されない。この出願では、コアネットワークデバイスに対応するページングのために使用されるUEのIDは、UEの第1の識別子と集合的に言われる。たとえば、第1の識別子は、IMSI、5G-S-TMSIなどを含む。アクセスネットワークデバイスに対応するページングのために使用されるUEのIDは、UEの第2の識別子と集合的に言われる。たとえば、第2の識別子はI-RNTIまたはfullI-RNTIを含む。この説明は以下においても適用可能である。
同じページングメッセージが複数のUEをページングするために使用されてもよく、複数のUEはアイドル状態にあるUEおよび/またはインアクティブ状態にあるUEを含んでもよい。たとえば、ページングメッセージはページングレコードリスト(paging Record List)を含み、ページングレコードリストは1つまたは複数の(たとえば、最大で32個の)「ページングレコード(Paging Records)」を含む。ページングレコード(Paging Record)は「UE ID」を含み、UE IDは5G-S-TMSI、fullI-RNTIなどであってもよい。1つの「ページングレコード(Paging Record)」は1つのUEに対応し得る。具体的には、N個のUEが1つのページングメッセージによってページングされるならば、ページングレコードリストはN個のページングレコードを含んでもよく、たとえば、Nは32以下の整数である。Nの値は通信システムの進化とともに変化してもよいことが理解され得る。したがって、Nの具体的な値はこの出願では限定されない。
たとえば、ページングメッセージの一部の内容が以下に表され得る。
ページングメッセージ:
ページングレコードリスト(4つのページングレコードを含む)
ページングレコード:(第1)
UD ID:5G-S-TMSI
ページングレコード:(第2)
UE ID:fullI-RNTI
ページングレコード:(第3)
UE ID:5G-S-TMSI
ページングレコード:(第4)
UE ID:fullI-RNTI
上記で表されたページングメッセージの内容は単に例であることが理解され得る。ページングメッセージの具体的な内容については、関連する規格またはプロトコルを参照されたい。詳細はここで説明されない。
3.ページング原因(paging cause)値
ページングメッセージにおいて搬送される1つのUE IDまたは複数のUE IDを通じて、UEはそのUEがページングされているかどうかを知り得るが、何のサービスのためにそのUEがページングされているかを知ることができない。たとえば、現在、UEは、音声サービス(たとえば、通話)を受けることがあり、またはデータサービス(たとえば、ウェブページデータおよびアプリデータ)を受けることがある。たとえば、マルチカード端末について、通信は一度に1つのカードのみで実行され得る。たとえば、マルチカード端末は、現在、カード1を使用することによって通信を実行し、このときサービスはカード2に到達し(たとえば、ネットワークデバイス(アクセスネットワークデバイスおよび/またはコアネットワークデバイスを含む)がカード2をページングする)、デュアルカード端末は、カード1の通信を切断してカード2の通信を確立することを選び得る。デュアルカード端末がカード1の通信を切断する具体的な方式は、この出願では限定されないことが理解され得る。デュアルカード端末がカード1の通信を切断する具体的な方式については、関連する規格またはプロトコルなどを参照されたい。
通常、UEはネットワークがUEをページングすることを知るのみであるが、ページングの具体的なサービスタイプを知らない。高い優先度(これはサービス優先度とも言われ得る)を有するサービスタイプを見落とすことを避けるために、UEは、まずページングに応答する。たとえば、カード2の通信を確立した後、マルチカード端末は、カード2のサービスタイプが高い優先度のサービスタイプではないが、より低い優先度のサービスタイプであり得ることを発見し得る。結果として、カード1の通信は切断され、カード1の通信品質が影響される。
これを考慮して、「ページング原因値」がページングメッセージに導入され得る。たとえば、ネットワークデバイス(アクセスネットワークデバイスまたはコアネットワークデバイスを含む)がUEをページングするとき、ネットワークデバイスは、UEをページングするための原因値を示し得る。たとえば、ページング原因値は、第1のサービスタイプおよび/または第2のサービスタイプを含んでもよく、第1のサービスタイプの優先度は、第2のサービスタイプの優先度とは異なる。このようにして、マルチカード端末は、「ページング原因値」に基づいて優先度を決定し、通信のために、より高い優先度を有し、より応答される必要があるサービスを選択することができる。
たとえば、ページング原因値を示すフィールドが、ページングメッセージに追加(または導入)され得る。任意選択の実施形態では、ページングメッセージがページング原因値を示すフィールドを含まないとき、それは、ネットワークデバイスによってページングを開始するための原因が第1のサービスタイプであることを示し得る。任意選択の実施形態では、ページングメッセージがページング原因値を示すフィールドを含むとき、それは、ネットワークデバイスによってページングを開始するための原因が第2のサービスタイプであることを示し得る。
たとえば、ページングメッセージはページングレコードリストを含み、ページングレコードリストはN個のページングレコードを含む。たとえば、ページングメッセージは拡張され得る。たとえば、ページングメッセージは、拡張ページングレコードリストをさらに含み得る。たとえば、拡張ページングレコードリストは、1つまたは複数の(たとえば、最大で32個の)拡張ページングレコードを含み、拡張ページングレコードは、ページング原因値を含み、または示し得る。たとえば、ページングレコードリストがN個のページングレコードを含むならば、拡張ページングレコードリストは、各UEのページングに対応するページング原因値を示すために、N個の拡張ページングレコードも含み得る。
たとえば、ページング原因値を示すフィールドは任意選択のフィールドであり得る。ページングメッセージがそのフィールドを含まないならば、それは、ページング原因値が第1のサービスタイプであること(これはページングサービスが第1のサービスタイプであることとも言われ得る)を示す。ページングメッセージがそのフィールドを含むならば、それは、ページング原因値が第2のサービスタイプであること(これはページングサービスが第2のサービスタイプであることとも言われ得る)を示す。ページングメッセージがそのフィールドを含むとき、そのフィールドの具体的な値はこの出願では限定されないことが理解され得る。
たとえば、第2のサービスタイプは音声(voice)サービスであってもよく、第1のサービスタイプは非音声(non-voice)サービスであってもよく、または第1のサービスタイプは音声(voice)を除く別のサービスであってもよい。たとえば、第2のサービスタイプは音声サービスであってもよく、第1のサービスタイプはデータサービスであってもよい。第1のサービスタイプおよび第2のサービスタイプの具体的なサービスはこの出願では限定されないことが理解され得る。
たとえば、ネットワークデバイスによって送信されるページングメッセージの一部の内容が、表1に表され得る。
前述の説明によれば、ページングメッセージを受信した後、UEは以下の理解方式を有し得る。
1.拡張ページングメッセージが存在しない、かつ/または拡張ページングメッセージレコードが存在しないならば、それは、ネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示し、UEは、ページング原因値が示されない場合に基づいてページングに応答する。たとえば、ネットワークデバイスによるカード2のためのページングに応答するために、カード1の通信は切断され得る。
2.拡張ページングメッセージが存在する、かつ/または拡張ページングメッセージレコードが存在するならば、それは、ネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示し、UEは、拡張ページングレコードリストにおいて搬送されるページング原因値に基づいてページングに応答する。たとえば、マルチカード端末は、カード1の通信を切断してカード2の通信を確立することを選び、または、カード1の通信を維持してカード2の通信を確立しないことを選ぶ。別の例では、ページングに対応するサービス優先度が現在継続中のサービスの優先度より高いならば、マルチカード端末は、カード1の通信を切断してカード2の通信を確立することを選び得る。別の例では、ページングに対応するサービス優先度が現在継続中のサービスの優先度より低いならば、カード1の通信が維持されてもよく、カード2の通信は確立されない。別の例では、ページングに対応するサービス優先度が現在継続中のサービスの優先度と同じであるとき、サービスのいずれか1つがランダムに選択されてもよい。たとえば、拡張ページングレコードリストがN個の拡張ページングレコードを含み、かつ「ページング原因値」が第Mの拡張ページングレコードにおいて示されるならば、それは、現在のページングの原因値が第2のサービスタイプであることを示す。「ページング原因値」が第Mの拡張ページングレコードにおいて示されないならば、それは、現在のページングの原因値が第1のサービスタイプであることを示す。
しかしながら、すべてのネットワークデバイスが、ページング原因値を示すフィールドをページングメッセージに追加することをサポートするわけではない。いくつかのネットワークデバイスがこのメカニズムをサポートしないならば、ページング原因値を示すフィールドは、ページングメッセージ内に存在しない。この場合、UEは、ページング原因値が示されないかどうかを正確に決定できず、または、それは、ネットワークデバイスによって開始されるページングの原因値が第1のサービスタイプであることを示す。結果として、UEはページングメッセージを正確に理解することができない。
すなわち、前述の説明に基づいて、以下のケースが存在し得る。
ケース1:アクセスネットワークデバイスもコアネットワークデバイスも「ページング原因値」をサポートしない、すなわち、拡張ページングメッセージが存在しないならば、それは、「ページング原因値」が示されない場合に基づいてUEがページングに応答できることを示す。
ケース2:アクセスネットワークデバイスは「ページング原因値」をサポートしないが、コアネットワークデバイスは「ページング原因値」をサポートする。ページングメッセージがアクセスネットワークデバイスによってUEに送信されるので、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしても、拡張ページングメッセージは、アクセスネットワークデバイスによって送信されるページングメッセージ内に存在しない(この場合、拡張ページングレコードリスト、ページング原因値などは存在しない)。したがって、UEは、「ページング原因値」が示されない場合に基づいてページングに応答し得る。
ケース3:アクセスネットワークデバイスとコアネットワークデバイスの両方が「ページング原因値」をサポートする。この場合、拡張ページングメッセージが存在する。ページング原因値フィールドが拡張ページングメッセージにおいて示されないならば、それは、現在のページングの原因値が第1のサービスタイプであること(これは、ページングサービスが第1のサービスタイプであることとも言われ得る)を示す。拡張ページングメッセージがページング原因値フィールドを示すならば、それは、現在のページングの原因値が第2のサービスタイプであること(これは、ページングサービスが第2のサービスタイプであることとも言われ得る)を示す。
ケース4:アクセスネットワークデバイスは「ページング原因値」をサポートするが、コアネットワークデバイスは「ページング原因値」をサポートしない。この場合、「ページング原因値」はコアネットワークデバイスによって開始されるページングにおいて示されず、「ページング原因値」はアクセスネットワークデバイスによって開始されるページングにおいて示される。ページングメッセージはアクセスネットワークデバイスによってUEに送信される(すなわち、ページングメッセージはアクセスネットワークデバイスによって生成される)ので、拡張ページングメッセージが存在し得る。たとえば、ページングがアクセスネットワークデバイスによって開始されるページングを含むならば、ページングメッセージは拡張ページングメッセージを含む。この場合、このページングがコアネットワークデバイスによって開始されるページングをさらに含むならば、ページングメッセージは、拡張ページングメッセージおよび/または拡張ページングレコードも含む。しかしながら、拡張ページングメッセージは「ページング原因値」を示さない。たとえば、表2は、ページングメッセージの一部の内容の例を表す。たとえば、拡張ページングメッセージ、拡張ページングレコードリスト、拡張ページングレコード、およびページング原因値フィールドが、表2に表され得る。たとえば、第1のページングレコードおよび第3のページングレコードについて、対応する拡張ページングメッセージにおいて、拡張ページングレコードが存在するが、ページング原因値は存在しない。前述の事例では、拡張ページングメッセージおよび/または拡張ページングレコードリストは存在するが、ページング原因値は存在しないので、UEは、現在のページングの原因値が第1のサービスタイプであると誤解し得る。
したがって、ネットワークデバイスが「ページング原因値」をサポートしないことが示されるべきである。しかしながら、現在のページングの原因値が第1のサービスタイプであるとUEが誤解するので、UEは、第1のサービスタイプの優先度が低いとみなすことがあり、したがってページングに応答しない。しかしながら、コアネットワークデバイスによって開始されるページングの原因値が第2のサービスタイプであるとき、UEは誤って、高い優先度を有する第2のサービスタイプに応答せず、それによりユーザ体験に影響する。
ページングメッセージに含まれるIDは、セル内のUEであり得ることが理解され得る。セル内の複数のUEのPOが同じであるならば、基地局は、1つのページングメッセージにおいて複数のUEへのページングを同時に開始し得る。
表2はページングメッセージおよび拡張ページングメッセージを表すが、ページングメッセージと拡張ページングメッセージの両方が、アクセスネットワークデバイスによって送信されるページングメッセージに含まれることが理解され得る。したがって、ページングメッセージおよび拡張ページングメッセージは、この出願ではページングメッセージと集合的に言われる。この説明は、この出願において以下にも適用可能である。
たとえば、ページングメッセージの一部の内容は代替として表3に表され得る。
たとえば、ページングメッセージの一部の内容は代替として表4に表され得る。
たとえば、ページングメッセージの一部の内容は代替として表5に表され得る。
表2から表5に表されるページングメッセージは、UEのページングレコードおよびUEの拡張ページングレコードが異なるフィールドに別々に含まれ得ることとして理解され得ることが、理解され得る。しかしながら、ページングレコードリスト内の各UEについての情報は、拡張ページングレコードリスト内の各UEについての情報と1対1の対応関係にある。具体的には、ページングレコードリスト内のページングレコードの数量は、拡張ページングレコードリスト内の拡張ページングレコードの数量と同じである。ページングレコードリストに含まれる情報がUE1、UE2、UE3、およびUE4にそれぞれ対応するならば、拡張ページングレコードリストに含まれる情報はUE1、UE2、UE3、およびUE4にそれぞれ対応する。たとえば、ページングメッセージは、UE1のID、UE2のID、UE3のID、およびUE4のIDを連続して含み、UE1に対応するページング原因値フィールド、UE2に対応するページング原因値フィールド、UE3に対応するページング原因値フィールド、およびUE4に対応するページング原因値フィールドを順次的に含んでもよい。UE1に対応するページング原因値フィールドが存在しないならば、UE1は、拡張ページングレコードに基づいてUE1に対応するページング原因値フィールドを決定し得ることが理解され得る。代替として、UEによって、UEに対応するページング原因値フィールドを決定するための方法については、関連する規格またはプロトコルを参照されたい。これはこの出願では限定されない。
たとえば、ページングメッセージの一部の内容が代替として表6に表され得る。
表6に表されるページングメッセージは、同じページングレコードがUEのIDおよびUEに対応するページング原因値フィールドを含むこととして理解され得ることが、理解され得る。具体的には、UEに対応するすべての情報がページングレコードリストに含まれ得る。たとえば、ページングメッセージは、UE1のID、UE1に対応するページング原因値フィールド、UE2のID、UE2に対応するページング原因値フィールド、UE3のID、UE3に対応するページング原因値フィールド、UE4のID、およびUE4に対応するページング原因値フィールドを連続して含む。
上記に表されるページングメッセージの内容は単に例であり、ページングメッセージの具体的なフォーマットはこの出願では限定されないことが理解され得る。表2から表6に表されるページングメッセージの内容の例は、以下にも適用可能である。詳細はこの出願では以下で詳細に説明されない。
これを考慮して、この出願は、UEがページングメッセージを正しく理解できるように、ページング指示方法および装置を提供し、それによりユーザ体験を改善する。
この出願において提供される方法が説明される前に、以下は、まず、この出願における第1の指示情報および第2の指示情報を詳細に説明する。
第1の指示情報は以下の通りである。
この出願において表される第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。任意選択で、第1の指示情報は代替として以下のように理解され得る。第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値を設定する(または構成する)かどうかを示し、または、第1の指示情報は、ページング原因値がコアネットワークデバイスに対応するページングにおいて示されるかどうかを示し、または、第1の指示情報は、ページング原因値がページングメッセージ(第1のページングメッセージを含む)内にありUEの第1の識別子に対応するページングにおいて示されるかどうかを示し、または、第1の指示情報は、ページング原因値がコアネットワークデバイスに対応するページングに含まれるかどうかを示し、または、第1の指示情報は、ページングメッセージ(第1のページングメッセージを含む)内にありUEの第1の識別子に対応するページングがページング原因値を含むかどうかを示し、または、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページングメッセージ(第1のページングメッセージを含む)にページング原因値を追加することをサポートするかどうかを示し、または、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページングメッセージ(第1のページングメッセージを含む)においてページング原因値を示すこと、または構成することをサポートするかどうかを示す。
第1の指示情報についての前述の説明は単に例である。第1の指示情報は別の形式で説明され得る。詳細はここで説明されない。第1の指示情報の説明は、それらが前述の意味に含まれる限り、この出願の保護範囲内にある。
この出願において表される対応するページングがページング原因値を含むことは、対応するページングがページング原因値を明示的に含むかどうか、および対応するページングがページング原因値を暗黙的に示す、または含むかどうかとして理解され得る。
任意選択で、第1の指示情報は、PLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。具体的には、1つのコアネットワークデバイスは1つのPLMNに属し、PLMNはUEにサービス提供するPLMNであり得る。
任意選択で、第1の指示情報は、複数のPLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
たとえば、RAN共有(RAN sharing)シナリオでは、1つのアクセスネットワークデバイスが複数のコアネットワークデバイスに接続され得る。この場合、異なるコアネットワークデバイスは異なるPLMNに属し得る。したがって、第1の指示情報は、複数のPLMNに対応する情報であり得る。
この場合、たとえば、第1の指示情報は、PLMNの識別子を示す情報を含み得る。たとえば、1つのPLMNに対応するコアネットワークデバイスは、1つの指示情報(すなわち、ページング原因値がサポートされるかどうかを示す指示情報)に対応する。別の例では、ページング原因値がサポートされるかどうかの2つの場合のみがある。したがって、複数のPLMNのいくつかは1つの指示情報に対応してもよく、他のPLMNは1つの指示情報に対応してもよい。たとえば、第1の指示情報はリストであり、リストは1つまたは複数のPLMNに対応する情報を含む。たとえば、PLMNに対応する情報は、PLMNに対応するコアネットワークデバイスの指示情報を含む。
たとえば、リストのフォーマットは表7に表され得る。
表7に表されるリストは、リストが各PLMNの識別子を順次的に含み、そして、各PLMNに対応するコアネットワークデバイスの指示情報を含むこととして理解され得る。
たとえば、リストのフォーマットは表8に表され得る。
表8に表されるリストは、リストがPLMN1の識別子、PLMN1に対応するコアネットワークデバイスの指示情報、PLMN2の識別子、PLMN2に対応するコアネットワークデバイスの指示情報、PLMN3の識別子、およびPLMN3に対応するコアネットワークデバイスの指示情報を順次的に含むこととして理解され得る。
前述のケースにおいて、UEが第1の指示情報を取得するとき、UEは、第1のPLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを決定してもよく、第1のPLMNはUEにサービス提供するPLMNであることが理解され得る。言い換えると、UEは、UEにサービス提供する第1のPLMNの識別子に基づいて第1の指示情報から、第1のPLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを取得し得る。UEによって第1のPLMNの識別子を取得するための方法については、関連する規格またはプロトコルなどを参照されたい。これはこの出願では限定されない。
第2の指示情報は以下の通りである。
この出願において表される第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。任意選択で、第2の指示情報は代替として以下のように理解され得る。第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値を設定(または構成)するかどうかを示し、または、第2の指示情報は、ページング原因値がアクセスネットワークデバイスに対応するページングにおいて示されるかどうかを示し、または、第2の指示情報は、ページングメッセージ(第1のページングメッセージを含む)内にありUEの第2の識別子に対応するページングにおいてページング原因値が示されるかどうかを示し、または、第2の指示情報は、ページング原因値がアクセスネットワークデバイスに対応するページングに含まれるかどうかを示し、または、第2の指示情報は、ページングメッセージ(第1のページングメッセージを含む)内にありUEの第2の識別子に対応するページングがページング原因値を含むかどうかを示し、または、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページングメッセージ(第1のページングメッセージを含む)にページング原因値を追加することをサポートするかどうかを示し、または、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページングメッセージ(第1のページングメッセージを含む)においてページング原因値を示すこと、または構成することをサポートするかどうかを示す。
第2の指示情報についての前述の説明は単に例である。第2の指示情報は別の形式で説明され得る。詳細はここで説明されない。第2の指示情報の説明は、それらが前述の意味に含まれる限り、この出願の保護範囲内にある。
第1の識別子および第2の識別子の説明については、前述の説明を参照することが理解され得る。詳細はここで再び説明されない。
第1の指示情報と第2の指示情報との間の関係は以下のように表され得る。
たとえば、第1の指示情報および第2の指示情報は異なるメッセージに含まれ得る。たとえば、第1の指示情報は第1のNASメッセージの第3のフィールドに含まれ、第2の指示情報は第2のNASメッセージの第4のフィールドに含まれる。別の例では、第1の指示情報はNASメッセージに含まれ、第2の指示情報はSIBに含まれる。この出願では、第1の指示情報を含むメッセージおよび第2の指示情報を含むメッセージについて、以下を参照されたい。詳細はここで説明されない。
たとえば、第1の指示情報および第2の指示情報は同じメッセージに含まれ得る。たとえば、SIBは第3のフィールドおよび第4のフィールドを含み、第3のフィールドは第1の指示情報を搬送するために使用され、第4のフィールドは第2の指示情報を搬送するために使用される。別の例では、SIBは第5のフィールドを含み、第5のフィールドのビット長は2ビットであり、1つのビットが第1の指示情報を搬送するために使用され、他のビットが第2の指示情報を示す。第5のフィールドが第1の指示情報および第2の指示情報を搬送するとき、第5のフィールドの前述の説明は、代替として以下のように理解され得ることが、理解され得る。第5のフィールドの第1のサブフィールドが第1の指示情報を搬送するために使用され、第5のフィールドの第2のサブフィールドが第2の指示情報を搬送するために使用される。
説明の容易さのために、以下は、第1の指示情報が第3のフィールドにおいて搬送され、第2の指示情報が第4のフィールドにおいて搬送される例を使用することによって、この出願において提供される方法を説明することが理解され得る。しかしながら、第1の指示情報と第3のフィールドとの間の関係、および第2の指示情報と第4のフィールドとの間の関係は、第1の指示情報、第2の指示情報、および第5のフィールドの間の関係にも適用可能である。たとえば、第1の指示情報と第5のフィールドの第1のサブフィールドとの間の関係については、第1の指示情報と第3のフィールドとの間の関係を参照されたい。別の例として、第2の指示情報と第5のフィールドの第2のサブフィールドとの間の関係については、第2の指示情報と第4のフィールドとの間の関係を参照されたい。
第1の指示情報と第3のフィールドとの間の関係は以下のように表され得る。
たとえば、第1の指示情報は第3のフィールドにおいて搬送される。第3のフィールドが存在しないとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第3のフィールドが存在するとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。具体的には、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかは、第3のフィールドが存在するかどうかに基づいて示され得る。第3のフィールドが存在しないならば、それは、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第3のフィールドが存在するならば、それは、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。第3のフィールドが存在するとき、第3のフィールドの値はこの出願では限定されない。上記に表される方式は単に例であることが理解され得る。第3のフィールドが存在しないならば、それは、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示し得る。第3のフィールドが存在するとき、それは、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第3のフィールドが存在するとき、第3のフィールドの具体的な値はこの出願では限定されないことが理解され得る。
たとえば、第3のフィールドの値が第1の値であるとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示し、または、第3のフィールドの値が第2の値であるとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。たとえば、第3のフィールドは1ビットフィールドであり、すなわち、第3のフィールドの値は1または0である。たとえば、第3のフィールドの値が1(第1の値)であるとき、それは、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。別の例では、第3のフィールドの値が0(第2の値)であるとき、それは、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。前述の値は単に例であり、この出願への限定として解釈されるべきでないことが理解され得る。第3のフィールドのビット長は代替として2ビットなどであってもよいことが理解され得る。これはこの出願では限定されない。
第2の指示情報と第4のフィールドとの間の関係は以下のように表され得る。
たとえば、第2の指示情報は第4のフィールドにおいて搬送される。第4のフィールドが存在しないとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第4のフィールドが存在するとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。
たとえば、第4のフィールドの値が第3の値であるとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示し、または、第4のフィールドの値が第4の値であるとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。
上記に表される第1の値は第3の値に等しくてもよく、または上記に表される第1の値は第3の値に等しくなくてもよいことが理解され得る。加えて、第2の値は第4の値に等しくてもよく、または第2の値は第4の値に等しくなくてもよい。これはこの出願では限定されない。
第3の指示情報および第4のフィールドの説明については、第1の指示情報と第3のフィールドの説明を参照することが理解され得る。詳細はここで再び説明されない。
図2は、この出願のある実施形態によるページング指示方法の概略フローチャートである。図2に表されるように、方法は以下のステップを含む。
201:UEが第1の指示情報を取得し、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
UEによって第1の指示情報を取得するための方法は、以下の方式を含み得る。
方式1:第1のページングメッセージから第1の指示情報を取得する。
方式1については、この出願のこの実施形態におけるステップ201およびステップ202が以下によって置換され得る。基地局が第1のページングメッセージをUEに送信し、UEが第1のページングメッセージを受信し、第1のページングメッセージから第1の指示情報を取得する。たとえば、第1の指示情報は第1のページングメッセージの第3のフィールドに含まれる。
方式2:第1のページングメッセージをスケジュールするために使用されるDCIから第1の指示情報を取得する。
通常、UEがDCIによって示される時間周波数リソースに基づいて第1のページングメッセージを受信するように、DCIが第1のページングメッセージの時間周波数リソースを示し得る。したがって、DCIは第1の指示情報を含んでもよく、第1の指示情報はDCIの第3のフィールドに含まれる。第1のページングメッセージをスケジュールするために使用されるDCIは、P-RNTI、ページング制御情報などを使用することによってスクランブルされたDCIとも言われ得る。これはこの出願の実施形態では限定されない。
たとえば、方式1および方式2について、コアネットワークデバイスによって開始されるページング(略してCNページング)および基地局によって開始されるページング(略してRANページング)が第1のページングメッセージにおいて共存するとき、UEは第1のページングメッセージまたはDCIから第1の指示情報を取得する。具体的には、CNページングおよびRANページングが第1のページングメッセージにおいて共存するとき、基地局は、DCIまたは第1のページングメッセージにおいて第1の指示情報を設定し得る。この場合、UEは第1の指示情報を解析する必要がある。たとえば、第1の指示情報は、第1の指示情報が存在するかどうかに基づいて、CNが「ページング原因値」をサポートするかどうかを示す。たとえば、CNページングおよびRANページングが共存しないとき、基地局は、DCIまたはページングメッセージにおいて第1の指示情報を設定しなくてもよい。この場合、UEは第1の指示情報を解析する必要はない。
方式3:NASメッセージから第1の指示情報を取得する。
コアネットワークデバイスがNASメッセージをUEに送信するならば、それに対応して、UEはNASメッセージを受信し、NASメッセージは第1の指示情報を含む。たとえば、NASメッセージは、コアネットワークデバイスによって基地局に送信され、次いで基地局によってUEに送信され得る。
たとえば、UEが電源オンされ、または位置更新を実行し、またはネットワークに再アクセスするとき、UEが許容されるネットワークスライスを取得するように、UEは登録手順を実行する。たとえば、UEは登録要求メッセージをコアネットワークデバイスに送信し、コアネットワークデバイスは登録要求メッセージを受信する。コアネットワークデバイスは登録受諾メッセージをUEに送信し、UEは登録受諾メッセージを受信し、登録受諾メッセージは許容されるネットワークスライスの識別情報を含む。UEが登録手順を実行する時は、この出願の実施形態では限定されないことが理解され得る。
任意選択で、登録受諾メッセージは第1の指示情報をさらに含む。コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかは、登録受諾メッセージに含まれる第1の指示情報によって示される。たとえば、第1の指示情報は、登録受諾メッセージの第3のフィールドにおいて搬送され得る。任意選択で、登録要求メッセージは、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを要求するために使用される要求情報を含む。したがって、コアネットワークデバイスは、要求情報に基づいて登録受諾メッセージに第1の指示情報を含める。たとえば、第1の指示情報は第3のフィールドにおいて搬送される。任意選択で、登録要求メッセージは、UEがページング原因値をサポートするかどうかを示す情報を含む。たとえば、UEがページング原因値をサポートすることを示す情報を登録要求メッセージが含むならば、コアネットワークデバイスは、その情報に基づいて第1の指示情報をUEに返し得る。UEがページング原因値をサポートしないことを示す情報を登録要求メッセージが含むならば、UEは、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかにかかわらず、コアネットワークデバイスに対応するページングを正しく解釈できないことが理解され得る。この場合、コアネットワークデバイスは、第1の指示情報をフィードバックしなくてもよい。
方式4:SIBから第1の指示情報を取得する。
たとえば、基地局はSIBをUEに送信し、UEはSIBを受信して第1の指示情報を取得する。任意選択で、基地局はコアネットワークデバイスから第3の指示情報を受信し、第3の指示情報はコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。基地局は、第3の指示情報に基づいて第1の指示情報を取得する。第3の指示情報の説明については、第1の指示情報の前述の説明を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。任意選択で、基地局はOAMデバイスから第1の情報を取得する。たとえば、OAMデバイスは、基地局のために第1の指示情報を構成し得る。任意選択で、基地局は、コアネットワークデバイスから第2のページングメッセージを受信し、第2のページングメッセージに含まれる第1のフィールドに基づいて第1の指示情報を取得する。言い換えると、基地局は、自己学習方式で第1の指示情報を取得し得る。具体的には、基地局はコアネットワークデバイスに対応するページングを受信し、コアネットワークデバイスに対応するページングは「ページング原因値」を示す。したがって、基地局は、コアネットワークデバイスが「ページング原因値」をサポートすることを知り、第1の指示情報を取得し得る。たとえば、第1の指示情報はSIBの第3のフィールドにおいて搬送される。
第1の指示情報が含まれる具体的なSIBはこの出願では限定されないことが理解され得る。たとえば、第1の指示情報は、SIB1、SIB2、SIB3などに含まれ得る。詳細はここで説明されない。
方式3および方式4について、UEによって第1のページングメッセージを解析することの効率が効果的に保証されることができるように、UEは第1のページングメッセージを受信する前に第1の指示情報を取得し得る。
第1の指示情報の説明については、前述の説明を参照することが理解され得る。詳細はここで再び説明されない。
203:基地局が第1のページングメッセージをUEに送信し、それに対応して、UEが第1のページングメッセージを受信し、第1のページングメッセージはUEに対応する第1の情報を含む。
この出願のこの実施形態では、第1の情報はコアネットワークデバイスによって開始されるページングに対応する。たとえば、UEはアイドル状態にあるUEであってもよく、第1の情報は、UEの第1の識別子、たとえばIMSIまたは5G-S-TMSIを含む。言い換えると、UEは、アイドル(idle)状態においてCNページングを受信するUE、すなわち、第1のページングメッセージに含まれるUE IDが5G-S-TMSIに対応するUEである。UEがインアクティブ状態においてRANページングを受信するUEであるならば、第1の指示情報は無視されてもよく、第1のページングメッセージにおいて「ページング原因値」をどのように正しく解析するかは、第2のフィールド(たとえば、拡張ページングメッセージフィールドおよび/または拡張ページングレコードリストフィールド)が存在するかどうかに直接基づいて決定される。
たとえば、表2から表6が例として使用される。第1の情報は、表2から表5に表される拡張ページングメッセージにおけるUEに対応する情報であり得る。代替として、第1の情報は、たとえばUEの識別子を含む、表2から表6に表されるUEに対応するすべての情報であり得る。
以下は、第1の情報が第1のフィールドを含むかどうか、および第1のページングメッセージが第2のフィールドを含むかどうかの例に基づいて、この出願の実施形態において提供される方法を詳細に説明する。
たとえば、この出願のこの実施形態において表される第1のフィールドは、ページング原因値フィールド、サービスタイプフィールドなどとも言われ得る。第1のフィールドの具体的な名称はこの出願の実施形態では限定されない。第1のフィールドはページング原因値を示し得るので、第1のフィールドはページング原因値フィールドと言われ得る。第1のフィールドによって示されるページング原因値は、第1のサービスタイプ、第2のサービスタイプなどであり得るので、第1のフィールドはサービスタイプフィールドと言われ得る。
たとえば、第2のフィールドは、拡張ページングメッセージフィールド、拡張ページングレコードリストフィールドなどとも言われ得る。第2のフィールドの具体的な名称は、この出願の実施形態では限定されない。代替として、第2のフィールドは、第1のページングメッセージに含まれる各UEに対応する第1のフィールドとして理解され得る。言い換えると、各UEに対応する第1のフィールドは、第2のフィールドのサブフィールドとして理解され得る。
第1のフィールドは第1の情報に含まれてもよく、第2のフィールドは第1のページングメッセージに含まれることが理解されるべきである。具体的には、第1の情報は異なるUEによって区別され、第1のフィールドはUEに対応する情報である。第2のフィールドは複数のUEの情報を含み得る。たとえば、第2のフィールドは、第1の情報の中の一部またはすべての情報を含み得る。別の例では、それは、第2のフィールドが複数のUEの拡張情報を含むことと言われてもよく、拡張情報は、表2から表6に表される拡張ページングレコードリストまたは拡張ページングメッセージを含み得る。別の例では、第2のフィールドは、アクセスネットワークデバイスによってUE1に示されるページング原因値、アクセスネットワークデバイスによってUE2に示されるページング原因値、コアネットワークデバイスによってUE3に示されるページング原因値などを含み得る。例はここで提供されない。
たとえば、第1のページングメッセージが複数のUEおよび第2のフィールドに対応する第1の情報を含み、たとえば、1つのUEが1つの第1の情報に対応するとき、第1の情報とUEとの間の対応関係および第2のフィールドとUEとの間の対応関係が、表2から表6に表され得る。たとえば、第1のページングメッセージが、UE1に対応する第1の情報、UE2に対応する第1の情報、およびUE3に対応する第1の情報を含むならば、第2のフィールドは、UE1に対応する拡張情報、UE2に対応する拡張情報、およびUE3に対応する拡張情報を順次的に含み得る。
以下は、異なる実装からこの出願のある実施形態において提供される方法を説明する。
実装1
第1の情報は、ページング原因値を示す第1のフィールドを含まない。
第1の情報がページング原因値を示す第1のフィールドを含まないとき、以下の2つのケースがあり得る。
ケース1:コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示す。
たとえば、第1の情報がページング原因値を示すことは代替として以下のように理解され得る。第1の情報は、ページング原因値を示し、またはコアネットワークデバイスに対応するページングにおいてページング原因値を示し、またはページング原因値などはコアネットワークデバイスに対応するページングにおいて設定される(第1の指示情報の関連する説明を参照されたい)。言い換えると、第1の情報は、ページング原因値を示す第1のフィールドを明示的に含まないが、第1の指示情報に基づいて、第1の情報がページング原因値を暗黙的に示すことが知られ得る。言い換えると、端末デバイスは、第1の指示情報に基づいて、コアネットワークデバイスがページング原因値を示すと決定し得る。
たとえば、ページング原因値は第1のサービスタイプであってもよく、または第1の情報に対応するサービスは第1のサービスタイプと言われてもよい。言い換えると、前述のケースにおいて、第1の情報によって示されるページング原因値は第1のサービスタイプである。具体的には、コアネットワークデバイスによって対応するページングを開始するためのページング原因は、第1のサービスタイプが到着することであり、したがってページングがトリガされる。たとえば、第1のサービスタイプは、非音声サービス、データサービスなどであり得る。第1のサービスタイプは、この出願の実施形態において限定されない。第1のサービスタイプの優先度が第2のサービスタイプの優先度より低い限り、サービスが第1のサービスタイプに属すか、または第2のサービスタイプに属すかにかかわらず、サービスはこの出願の実施形態の保護範囲内にある。第1のサービスタイプおよび第2のサービスタイプの説明については、前述の説明を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
ケース2:コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示さない。
前述のケースにおいて、UEは、第1の指示情報に基づいて、第1の情報がページング原因値を示さないことを明示的に知り得る。したがって、UEは、ページング原因値が示されない方式で、ページングに応答すべきかどうかを選び得る。
実装2
第1のページングメッセージは、ページング原因値を示す第2のフィールドを含む。
任意選択で、第1のページングメッセージは第2の情報をさらに含み、第2の情報は基地局によって開始されるページングに対応する。前述の実装1を参照して、第1のフィールドおよび第2のフィールドは以下のように理解され得る。第1のページングメッセージは第1の情報および第2の情報を含み、第1の情報はコアネットワークデバイスによって開始されるページングに対応し、第2の情報は基地局によって開始されるページングに対応する。第1のページングメッセージは第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれ得る。たとえば、第2のフィールドは第1の情報の一部またはすべての情報を含み、第2の情報の一部またはすべての情報をさらに含む。言い換えると、第1のページングメッセージは、コアネットワークデバイスに対応するページング(これはCNページングとも言われ得る)、および基地局に対応するページング(これはRANページングとも言われ得る)を含む。この場合、基地局がページング原因値をサポートするが、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないならば、第1のページングメッセージは第2のフィールドを含む。UEについては、第1の情報は第1のフィールドを含まない。
たとえば、第1のページングメッセージが第2のフィールドを含むが、第1のフィールドを含まないとき、それは以下のようにさらに理解され得る。コアネットワークデバイスは、コアネットワークデバイスによって開始されるページングにページング原因値フィールドを追加することをサポートしないが、第1のページングメッセージは基地局によって生成され、基地局によってUEに送信されるので、基地局は、基地局がページング原因値をサポートするかどうかを参照して第1のページングメッセージを生成する。たとえば、基地局は、基地局がページング原因値をサポートする場合を参照して、生成された第1のページングメッセージが第2のフィールドを含むことを可能にする。しかしながら、コアネットワークデバイスはページング原因値をサポートしないので、第2のフィールドはUEに対応する第1のフィールドを含まなくてもよい。第1の指示情報に基づいて、UEは、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートする、およびページング原因値が第1のサービスタイプであるという誤解を避けることによって、第1のフィールドを正しく理解することができる。
たとえば、表2に表されるように、第2のフィールドは、上記で表された拡張ページングメッセージ、拡張ページングレコードリストなどであってもよく、第1のフィールドは、上記で表されたページング原因値フィールドである。たとえば、第1のページングメッセージは拡張ページングレコードリスト(第2のフィールド)を含み、拡張ページングレコードリストはCNページング(たとえば、第1の情報)およびRANページング(たとえば、第2の情報)を含み、CNページングは、ページング原因値フィールド(第1のフィールド)が含まれない場合に対応し、RANページングは、ページング原因値フィールドが含まれる場合に対応する。第1のフィールドおよび第2のフィールドの具体的な名称は、この出願の実施形態において限定されないことが理解され得る。
実装3
第1の情報がページング原因値を示す第1のフィールドを含むとき、第1の情報は第2のサービスタイプを示す。たとえば、第2のサービスタイプは音声サービスであってもよく、すなわち、第1の情報によって示されるページング原因値は第2のサービスタイプである。この実装では、UEは、第1の指示情報および第1のフィールドを参照して、ページング原因値がコアネットワークデバイスによって開始されるページングのために設定されるかどうかをより正確に知り得る。
たとえば、UEについては、前述の3つの実装が以下のようにさらに説明され得る。
UEが第1のページングメッセージを受信し、第1のページングメッセージにおいて「ページング原因値」を正しく解析する挙動は、以下の通りである。
1.UEは、(単なる例として)第1の指示情報を受信し、CNが「ページング原因値」をサポートすることを示す。第1のページングメッセージが第2のフィールドを含むとき(これは、拡張ページングメッセージまたは拡張ページングレコードリストが存在することとも言われ得る)、
(1)CNに対応するページング(すなわち、上記に表される第1の情報)が「ページング原因値」を含む(またはページング原因値がCNに対応するページングにおいて示される)ならば、UEは、現在のページングのページング原因値が第2のサービスタイプ(たとえば、音声サービス)であるとみなし、UEは第2のサービスタイプに基づいてページングに応答し、たとえば、UEは第2のサービスタイプまたは現在のサービスの優先度に基づいてページングに応答し、または、
(2)CNに対応するページングが「ページング原因値」を含まないならば、UEは、現在のページングのページング原因値が第1のサービスタイプ(たとえば、非音声サービス)であるとみなし、UEは第1のサービスタイプに基づいてページングに応答する。たとえば、UEは、第1のサービスタイプおよび現在のサービスの優先度に基づいてページングに応答する。
2.UEは、(単なる例として)第1の指示情報を受信し、CNが「ページング原因値」をサポートしないことを示す。第1のページングメッセージが第2のフィールドを含むとき(これは、拡張ページングメッセージまたは拡張ページングレコードリストが存在することとも言われ得る)、
(1)CNに対応するページングが第1のフィールドを含む場合が発生しない、または
(2)CNに対応するページングがページング原因値を含まないならば、UEは、現在のページングのページング原因値が設定されないとみなし、UEは、ページング原因値が示されない場合に基づいてページングに応答する。
ページングに応答する説明については、前述の説明を参照することが理解され得る。詳細はここで再び説明されない。
ある可能な実装では、ステップ201およびステップ203は代替として以下によって置換され得る。
基地局は第1のページングメッセージをUEに送信し、UEは第1のページングメッセージを受信し、第1のページングメッセージはUEに対応する第1の情報を含む。第1の情報が第1のフィールドを含まず、かつ第1の指示情報が存在するとき、ページング原因値は第1の情報(または第1の指示情報)に基づいて決定される。
ページング原因値が第1の情報に基づいて決定されることは、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すならば、UEが、第1の情報に基づいて、ページング原因値が第1のサービスタイプであると決定し、または、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを第1の指示情報が示すならば、UEが、第1の情報に基づいて、ページング原因値が示されない、または、ページング原因値がコアネットワークデバイスに対応するページング(すなわち、第1の情報)において設定されないと決定することを意味する。
任意選択で、第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1の情報に基づいて、ページング原因値が第2のサービスタイプであると決定される。前述の置換方法の具体的な説明については、前述の説明を参照することが理解され得る。詳細はここで説明されない。
ある可能な実装では、図2に表される方法は以下のステップをさらに含み得る。
202:UEが第2の指示情報を取得し、第2の指示情報は、基地局がページング原因値をサポートするかどうかを示す。
たとえば、基地局がページング原因値をサポートすることを第2の指示情報が示すとき、第1のページングメッセージは第2のフィールドを含む。しかしながら、基地局がページング原因値をサポートしないことを第2の指示情報が示すならば、それは、第1のページングメッセージが第2のフィールドを含まず、第1のフィールドを含まないことを示す。
上記に表される第2の指示情報は単に例であることが理解され得る。たとえば、基地局は第2の指示情報をUEに送信しなくてもよい。この場合、UEは、基地局がページング原因値をサポートするとデフォルトでみなしてもよい。
第1のページングメッセージが基地局によって開始されるページングを含まないならば、第1のページングメッセージは第2のフィールドを含まないことが理解され得る。第1のページングメッセージがコアネットワークデバイスによって開始されるページングを含まないならば、基地局は、基地局がページング原因値をサポートするかどうかに基づいて、第1のページングメッセージを生成し得る。たとえば、基地局がページング原因値をサポートしないならば、第1のページングメッセージのフォーマットは、ページングメッセージの前述の説明において説明されたものと同じであり得る。たとえば、基地局がページング原因値をサポートするならば、第1のページングメッセージは第2のフィールドを含む。
前述の方法はステップ201からステップ203まで順に番号を付けられているが、前述の番号はこの出願のある実施形態の実行順を表現しないことが理解され得る。たとえば、UEは、第1の指示情報および第2の指示情報を同時に取得してもよい。たとえば、UEは、代替として、まず第1の指示情報を取得し、次いで第2の指示情報を取得してもよい。たとえば、UEは第1のページングメッセージを受信してもよく、第1のページングメッセージは第1の指示情報と第2の指示情報の両方を含む。たとえば、UEは、まず第2の指示情報を取得し、次いで第1のページングメッセージを受信してもよく、第1のページングメッセージは第1の指示情報を含む。たとえば、UEは、まず第1の指示情報を取得し、次いで第1のページングメッセージを受信し、次いで第2の指示情報を取得するなどしてもよい。詳細はここで説明されない。
この出願の実施形態において提供される技術的解決策において、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示してもよいので、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すとき、第1の情報が第1のフィールドを含まなくても、端末デバイスは、第1の情報において示されるページング原因値を取得することができる。したがって、端末デバイスは第1の情報を正しく理解することができ、端末デバイスは、ページング原因値がページングメッセージにおいて示されるかどうかを明確に知ることができ、それによりユーザ体験を改善する。
加えて、この出願の実施形態は、UEがページングメッセージによって示される内容を明示的に知ることができるように、以下の2つの解決策をさらに提供する。
解決策1:コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないと基地局が決定するとき、基地局がページング原因値をサポートするかどうかにかかわらず、第1のページングメッセージは、ページングメッセージにページング原因値を追加することによって生成されなくてもよい。この場合、UEは、ネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないとみなしてもよい。
言い換えると、CNが「ページング原因値」をサポートしないとRANが決定するならば、RANは「ページング原因値」の特徴を使用しない。この場合、拡張ページングメッセージは第1のページングメッセージに存在せず、UEは、ネットワークデバイスが「ページング原因値」をサポートしないとみなす。
たとえば、第1のページングメッセージは、コアネットワークデバイスによって開始されるページングおよび基地局によって開始されるページングを含む。たとえば、第1のページングメッセージは、コアネットワークデバイスによって開始されるページングを含む。
解決策2:第3のページングメッセージはコアネットワークデバイスによって開始されるページングに対応し、第4のページングメッセージは基地局によって開始されるページングに対応する。言い換えると、同じPOにおいて、コアネットワークデバイスと基地局の両方がページングを開始する必要があるとき、すなわち、CNページングとRANページングの両方が存在するとき、CNページングおよびRANページングは2つの異なるページングメッセージにおいて送信され得る。ページングメッセージの1つはCNページングのみを含む。ページングメッセージが拡張ページングメッセージを含まないならば、それは、CNページングが「ページング原因値」をサポートしないことを示す。他のページングメッセージはRANページングのみを含む。ページングメッセージが拡張ページングメッセージを含むならば、それは、RANページングが「ページング原因値」をサポートすることを示す。
以下は、この出願の実施形態において提供される通信装置を説明する。
この出願では、通信装置は、前述の方法の例に基づいて機能モジュールに分割される。たとえば、機能に対応する機能モジュールが分割を通じて取得されてもよく、または、2つ以上の機能が1つの処理モジュールに統合されてもよい。前述の統合されたモジュールは、ハードウェアの形式で実現されてもよく、またはソフトウェア機能モジュールの形式で実現されてもよい。この出願では、モジュール分割は例であり、単に論理的な機能分割であることが留意されるべきである。実際の実装では、別の分割方式が使用されてもよい。以下は、図3から図5を参照してこの出願の実施形態における通信装置を詳細に説明する。
図3は、この出願のある実施形態による通信装置の構造の概略図である。図3に表されるように、通信装置は処理ユニット301およびトランシーバユニット302を含む。
この出願のいくつかの実施形態では、通信装置は、上記に表された端末デバイス、端末デバイスの中のチップなどであり得る。言い換えると、通信装置は、前述の方法の実施形態において端末デバイスまたはUEによって実行されるステップ、機能などを実行するように構成され得る。
処理ユニット301は第1の指示情報を取得するように構成され、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
トランシーバユニット302は第1のページングメッセージを入力するように構成され、第1のページングメッセージは通信装置に対応する第1の情報を含み、第1の情報がページング原因値を示す第1のフィールドを含まないとき、または、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示す。
処理ユニット301が第1の指示情報を取得するように構成されることは、代替として、以下のように理解され得ることが理解され得る。処理ユニット301は、トランシーバユニット302を使用することによって第1の指示情報を取得する。たとえば、トランシーバユニット302は、第1の指示情報を入力し、次いで第1の指示情報を処理ユニット301に入力するように構成される。別の例として、処理ユニット301は、トランシーバユニット302によって入力される第1のページングメッセージ、または第1のページングメッセージをスケジュールするために使用されるDCIから第1の指示情報を取得する。
ある可能な実装では、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示さない。
ある可能な実装では、第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1の情報は第2のサービスタイプ(たとえば、音声サービス)を示す。
ある可能な実装では、第1の指示情報は、公衆陸上移動網PLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示し、または、第1の指示情報は、複数のPLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
ある可能な実装では、異なるコアネットワークデバイスは異なる公衆陸上移動網(public land mobile networks, PLMN)(これは公共陸上移動網とも言われ得る)に属す。
ある可能な実装では、方法は以下をさらに含む。
処理ユニット301は、第1の指示情報に基づいて、第1の公衆陸上移動網PLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを決定するようにさらに構成され、第1のPLMNは通信装置にサービス提供するPLMNである。
ある可能な実装では、第1のページングメッセージは、ページング原因値を示す第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれる。
ある可能な実装では、方法は以下をさらに含む。
処理ユニット301は第2の指示情報を取得するようにさらに構成され、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
処理ユニット301が第2の指示情報を取得するように構成されるとき、処理ユニット301およびトランシーバユニット302の具体的な説明については、第1の指示情報を取得するように構成された処理ユニットの説明を参照することが理解され得る。詳細はここで再び説明されない。
ある可能な実装では、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第2の指示情報が示すとき、第1のページングメッセージはページング原因値を示す第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれる。
ある可能な実装では、第1のページングメッセージは第2の情報をさらに含み、第2の情報はアクセスネットワークデバイスによって開始されるページングに対応する。
ある可能な実装では、第1の指示情報は、以下のメッセージ、すなわち、
非アクセス層NASメッセージ、システム情報ブロックSIB、第1のページングメッセージ、または第1のページングメッセージをスケジュールするために使用されるダウンリンク制御情報DCIのいずれか1つに含まれる。
ある可能な実装では、第1の指示情報は第3のフィールドにおいて搬送される。第3のフィールドが存在しないとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第3のフィールドが存在するとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。
ある可能な実装では、第3のフィールドの値が第1の値であるとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示し、または、第3のフィールドの値が第2の値であるとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。
ある可能な実装では、第2の指示情報が第4のフィールドにおいて搬送される。第4のフィールドが存在しないとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第4のフィールドが存在するとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。
ある可能な実装では、第4のフィールドの値が第3の値であるとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示し、または、第4のフィールドの値が第4の値であるとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。
この出願のこの実施形態では、第1のページングメッセージ、第1の情報、第1のフィールド、第2のフィールド、第2の指示情報、第3のフィールド、または第4のフィールドの説明については、前述の方法の実施形態における説明を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
この出願のこの実施形態において説明されるトランシーバユニットおよび処理ユニットの具体的な説明は、単に例であることが理解され得る。トランシーバユニットおよび処理ユニットの具体的な機能、ステップなどについては、前述の方法の実施形態を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。たとえば、処理ユニット301は、図2に表されるステップ201およびステップ202を実行するようにさらに構成されてもよく、トランシーバユニット302は、図2に表されるステップ203における受信するステップを実行するようにさらに構成されてもよい。
図3が依然として使用される。この出願のいくつかの他の実施形態では、通信装置は、上記に表されたアクセスネットワークデバイス、アクセスネットワークデバイスの中のチップなどであり得る。言い換えると、通信装置は、前述の方法の実施形態において、アクセスネットワークデバイスまたは基地局によって実行されるステップ、機能などを実行するように構成され得る。
処理ユニット301は第1の指示情報を取得するように構成され、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
トランシーバユニット302は、第1の指示情報および第1のページングメッセージを出力するように構成され、第1のページングメッセージは端末デバイスに対応する第1の情報を含み、第1の情報がページング原因値を示す第1のフィールドを含まないとき、またはコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示す。
ある可能な実装では、処理ユニット301は第1のページングメッセージを取得するように構成される。トランシーバユニット302は第1のページングメッセージを出力するように構成され、第1のページングメッセージは第1の情報および第1の指示情報を含む。
ある可能な実装では、処理ユニット301はページング制御情報(すなわち、DCI)を取得するように構成される。トランシーバユニット302は、ページング制御情報および第1のページングメッセージを出力するように構成される。
たとえば、トランシーバユニット302が第1の指示情報および第1のページングメッセージを出力するように構成されることは、トランシーバユニット302が、第1の指示情報を端末デバイスに送信し、第1のページングメッセージを端末デバイスに送信するように構成されることを含む。
ここに表される第1のページングメッセージと第1の指示情報との間の関係については、前述の方法の実施形態を参照することが理解され得る。詳細はここで再び説明されない。
ある可能な実装では、処理ユニット301は、具体的には、コアネットワークデバイスから第3の指示情報に基づいて第1の指示情報を取得するように構成され、第3の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。処理ユニット301は、具体的には、運用、管理および保守(operation, administration and maintenance, OAM)デバイスから第1の指示情報を取得するように構成され、または、処理ユニット301は、具体的には、トランシーバユニット302を使用することによって、コアネットワークデバイスから第2のページングメッセージを受信し、第2のページングメッセージに含まれる第1のフィールドに基づいて第1の指示情報を取得するように構成される。
ある可能な実装では、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示さない。
ある可能な実装では、第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1の情報は第2のサービスタイプ(たとえば、音声サービス)を示す。
ある可能な実装では、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示し、または、第1の指示情報は、複数のコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
ある可能な実装では、第1の情報はコアネットワークデバイスによって開始されるページングに対応する。
ある可能な実装では、第1のページングメッセージは、ページング原因値を示す第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれる。
ある可能な実装では、トランシーバユニット302は第2の指示情報を出力するようにさらに構成され、第2の指示情報は、通信装置がページング原因値をサポートするかどうかを示す。
ある可能な実装では、通信装置がページング原因値をサポートすることを第2の指示情報が示すとき、第1のページングメッセージは、ページング原因値を示す第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれる。
ある可能な実装では、第1のページングメッセージは第2の情報をさらに含み、第2の情報は通信装置によって開始されるページングに対応する。
ある可能な実装では、第1の指示情報は、以下のメッセージ、すなわち、
非アクセス層NASメッセージ、システム情報ブロックSIB、第1のページングメッセージ、または第1のページングメッセージをスケジュールするために使用されるダウンリンク制御情報DCIのいずれか1つに含まれる。
ある可能な実装では、第1の指示情報は第3のフィールドにおいて搬送される。第3のフィールドが存在しないとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第3のフィールドが存在するとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。
ある可能な実装では、第3のフィールドの値が第1の値であるとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示し、または、第3のフィールドの値が第2の値であるとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。
ある可能な実装では、第2の指示情報は第4のフィールドにおいて搬送される。第4のフィールドが存在しないとき、第2の指示情報は、通信装置がページング原因値をサポートしないことを示す。第4のフィールドが存在するとき、第2の指示情報は、通信装置がページング原因値をサポートすることを示す。
ある可能な実装では、第4のフィールドの値が第3の値であるとき、第2の指示情報は、通信装置がページング原因値をサポートすることを示し、または、第4のフィールドの値が第4の値であるとき、第2の指示情報は、通信装置がページング原因値をサポートしないことを示す。
この出願のこの実施形態では、第1のページングメッセージ、第1の情報、第1のフィールド、第2のフィールド、第2の指示情報、第3のフィールド、または第4のフィールドの説明については、前述の方法の実施形態における説明を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
この出願のこの実施形態において説明されるトランシーバユニットおよび処理ユニットの具体的な説明は、単に例であることが理解され得る。トランシーバユニットおよび処理ユニットの具体的な機能、ステップなどについては、前述の方法の実施形態を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。たとえば、トランシーバユニット302は、図2に表されるステップ203における送信するステップを実行するようにさらに構成され得る。
上記は、この出願の実施形態における端末デバイスおよびアクセスネットワークデバイスを説明する。以下は、端末デバイスおよびアクセスネットワークデバイスの可能な製品形式を説明する。図3における端末デバイスの機能を有する任意の形式の製品および図3におけるアクセスネットワークデバイスの機能を有する任意の形式の製品が、この出願の実施形態の保護範囲内にあることが理解されるべきである。以下の説明は単に例であり、この出願の実施形態における端末デバイスおよびアクセスネットワークデバイスの製品形式を限定しないことがさらに理解されるべきである。
ある可能な実装では、図3に表される通信装置において、処理ユニット301は1つまたは複数のプロセッサであり得る。トランシーバユニット302はトランシーバであってもよく、またはトランシーバユニット302は送信ユニットおよび受信ユニットであってもよい。送信ユニットは送信機であってもよく、受信ユニットは受信機であってもよい。送信ユニットおよび受信ユニットは、1つの構成要素、たとえばトランシーバに統合される。この出願の実施形態では、プロセッサおよびトランシーバは結合によってまたは別の方式で接続され得る。プロセッサとトランシーバの間の接続方式は、この出願の実施形態では限定されない。
図4に表されるように、通信装置40は1つまたは複数のプロセッサ420およびトランシーバ410を含む。
たとえば、通信装置が、端末デバイスまたはUEによって実行されるステップ、方法、または機能を実行するように構成されるとき、プロセッサ420は第1の指示情報を取得するように構成される。トランシーバ410は、アクセスネットワークデバイスから第1のページングメッセージを受信するように構成される。
たとえば、通信装置が、アクセスネットワークデバイスまたは基地局によって実行されるステップ、方法、または機能を実行するように構成されるとき、プロセッサ420は第1の指示情報を取得するように構成される。トランシーバ410は、第1の指示情報および第1のページングメッセージを端末デバイスに送信するように構成される。
たとえば、通信装置が、アクセスネットワークデバイスまたは基地局によって実行されるステップ、方法、または機能を実行するように構成されるとき、プロセッサ420は第1のページングメッセージを取得するように構成される。トランシーバ410は、第1のページングメッセージを端末デバイスに送信するように構成され、第1のページングメッセージは第1の指示情報を含む。
たとえば、通信装置が、アクセスネットワークデバイスまたは基地局によって実行されるステップ、方法、または機能を実行するように構成されるとき、プロセッサ420は、ページング制御情報(たとえば、第1のページングメッセージをスケジュールするために使用されるDCI)を取得するように構成される。トランシーバ410は、ページング制御情報を端末デバイスに送信し、第1のページングメッセージを端末デバイスに送信するように構成される。
この出願の実施形態では、第1のページングメッセージ、第1の情報、第1のフィールド、第2のフィールド、第2の指示情報、第3のフィールド、または第4のフィールドの説明については、前述の方法の実施形態の説明を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
プロセッサおよびトランシーバの具体的な説明については、図3に表される処理ユニットおよびトランシーバユニットの説明を参照することが理解され得る。詳細はここで再び説明されない。
図4に表される通信装置の様々な実装において、トランシーバは受信機および送信機を含んでもよく、受信機は受信機能(または動作)を実行するように構成され、送信機は伝送機能(または動作)を実行するように構成される。トランシーバは、伝送媒体を通じて別のデバイス/装置と通信するように構成される。
任意選択で、通信装置40は、プログラム命令および/またはデータを記憶するように構成された1つまたは複数のメモリ430をさらに含み得る。メモリ430はプロセッサ420と結合される。この出願の実施形態における結合は、電気形式、機械形式、または別の形式における、装置、ユニット、またはモジュールの間の間接結合または通信接続であってもよく、装置、ユニット、またはモジュールの間の情報交換のために使用される。プロセッサ420およびメモリ430は、動作を協働して実行し得る。プロセッサ420は、メモリ430に記憶されているプログラム命令を実行し得る。任意選択で、1つまたは複数のメモリの少なくとも1つはプロセッサに含まれ得る。
トランシーバ410、プロセッサ420、およびメモリ430の間の具体的な接続媒体は、この出願の実施形態では限定されない。この出願のある実施形態では、メモリ430、プロセッサ420、およびトランシーバ410は、図4におけるバス430を通じて接続される。バスは図4では太線によって示されている。他の構成要素の間の接続の方式は単に説明のための例であり、制限を課さない。バスは、アドレスバス、データバス、制御バスなどに分類され得る。指示の容易さのために、バスは図4において1つの太線のみによって示される。しかしながら、これは、1つのバスのみまたは1つのタイプのバスのみがあることを示さない。
この出願の実施形態では、プロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイもしくは別のプログラマブルロジックデバイス、個別のゲートもしくはトランジスタロジックデバイス、または個別のハードウェア構成要素であってもよく、この出願の実施形態において開示される方法、ステップ、および論理ブロック図を実現または実行してもよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサまたは任意の従来のプロセッサなどであってもよい。この出願の実施形態を参照して開示される方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって直接実行され、達成されてもよく、または、プロセッサにおいてハードウェアとソフトウェアモジュールの組み合わせを使用することによって実行され、達成されてもよい。
この出願の実施形態では、メモリは、不揮発性メモリ、たとえば、ハードディスクドライブ(hard disk drive, HDD)またはソリッドステートドライブ(solid-state drive, SSD)、ランダムアクセスメモリ(random access memory, RAM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(erasable programmable ROM, EPROM)、読み取り専用メモリ(read-only memory, ROM)、またはコンパクトディスク読み取り専用メモリ(compact disc read-only memory, CD-ROM)を含み得るが、それらに限定されない。メモリは、命令またはデータ構造の形式でプログラムコードを搬送または記憶するために使用されることができ、かつ、コンピュータ(たとえば、この出願において表される通信装置)によって読み取られ、かつ/または書き込まれることができる任意の記憶媒体である。しかしながら、これはそれらに限定されない。この出願の実施形態におけるメモリは、代替として、記憶機能を実現することができる回路または任意の他の装置であってもよく、プログラム命令および/またはデータを記憶するように構成される。
通信装置が端末デバイスまたはUEであるとき、プロセッサ420は、主に、通信プロトコルおよび通信データを処理し、通信装置全体を制御し、ソフトウェアプログラムを実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理するように構成される。メモリ430は、主に、ソフトウェアプログラムおよびデータを記憶するように構成される。トランシーバ410は、制御回路およびアンテナを含み得る。制御回路は、主に、ベースバンド信号と無線周波数信号の間の変換を実行し、無線周波数信号を処理するように構成される。アンテナは、主に、電磁波の形式で無線周波数信号を受信し、送信するように構成される。入力/出力装置、たとえば、タッチスクリーン、ディスプレイ、またはキーボードは、主に、ユーザによって入力されるデータを受信し、データをユーザに出力するように構成される。
通信装置が電源オンされた後、プロセッサ420は、メモリ430内のソフトウェアプログラムを読み取り、ソフトウェアプログラムの命令を解釈して実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理し得る。データがワイヤレスで送信される必要があるとき、プロセッサ420は、送信されるべきデータに対してベースバンド処理を実行し、次いでベースバンド信号を無線周波数回路に出力する。無線周波数回路は、ベースバンド信号に対して無線周波数処理を実行し、次いで、アンテナを使用することによって、電磁波形式で無線周波数信号を送信する。データが通信装置に送信されるとき、無線周波数回路は、アンテナを通じて無線周波数信号を受信し、無線周波数信号をベースバンド信号に変換し、ベースバンド信号をプロセッサ420に出力する。プロセッサ420は、ベースバンド信号をデータに変換し、データを処理する。
別の実装では、無線周波数回路およびアンテナは、ベースバンド処理を実行するプロセッサとは独立に配置され得る。たとえば、分散されたシナリオでは、無線周波数回路およびアンテナは、遠隔に、通信装置とは独立に配置され得る。
この出願のある実施形態において表される通信装置は、代替として、図4に表されるものより多くの構成要素などを含み得ることが理解され得る。これはこの出願の実施形態では限定されない。プロセッサおよびトランシーバによって実行される方法は単に例である。プロセッサおよびトランシーバによって実行される具体的なステップについては、上記で説明された方法を参照されたい。
別の可能な実装では、図3に表される通信装置では、処理ユニット301は1つまたは複数の論理回路であってもよく、トランシーバユニット302は入力/出力インターフェースであってもよく、これは通信インターフェース、インターフェース回路、インターフェースなどとも言われる。代替として、トランシーバユニット302は送信ユニットおよび受信ユニットであり得る。送信ユニットは出力インターフェースであってもよく、受信ユニットは入力インターフェースであってもよい。代替として、送信ユニットおよび受信ユニットは、1つのユニット、たとえば入力/出力インターフェースに統合される。図5に表されるように、図5に表される通信装置は、論理回路501およびインターフェース502を含む。言い換えると、処理ユニット301は論理回路501を使用することによって実現されてもよく、トランシーバユニット302はインターフェース502を使用することによって実現されてもよい。論理回路501は、チップ、処理回路、集積回路、システムオンチップ(system on chip, SoC)などであってもよい。インターフェース502は、通信インターフェース、入力/出力インターフェース、ピンなどであってもよい。たとえば、図5は、通信装置がチップである例を表す。チップは論理回路501およびインターフェース502を含む。
この出願のある実施形態では、論理回路はインターフェースにさらに結合され得る。論理回路およびインターフェースの具体的な接続方式は、この出願の実施形態では限定されない。
たとえば、通信装置が端末デバイスによって実行される方法、機能、またはステップを実行するように構成されるとき、論理回路501は第1の指示情報を取得するように構成される。インターフェース502は、第1のページングメッセージを入力するように構成される。
たとえば、通信装置がアクセスネットワークデバイスによって実行される方法、機能、またはステップを実行するように構成されるとき、論理回路501は第1の指示情報を取得するように構成される。インターフェース502は、第1の指示情報および第1のページングメッセージを出力するように構成される。代替として、論理回路501は第1のページングメッセージを取得するように構成され、第1のページングメッセージは第1の指示情報を含む。インターフェース502は、第1のページングメッセージを出力するように構成される。代替として、論理回路501は、ページング制御情報を取得するように構成される。インターフェース502は、ページング制御情報および第1のページングメッセージを出力するように構成され、ページング制御情報は第1の指示情報を含む。
この出願のこの実施形態では、第1のページングメッセージ、第1の情報、第1のフィールド、第2のフィールド、第2の指示情報、第3のフィールド、または第4のフィールドの説明については、前述の方法の実施形態における説明を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
図5に表される実施形態の具体的な実装については、前述の実施形態を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
この出願のある実施形態は、ワイヤレス通信システムをさらに提供する。ワイヤレス通信システムは、端末デバイスおよびアクセスネットワークデバイスを含む。端末デバイスおよびアクセスネットワークデバイスは、前述の実施形態のいずれか1つにおける方法を実行するように構成され得る。
この出願のある実施形態は、ワイヤレス通信システムをさらに提供する。ワイヤレス通信システムは、アクセスネットワークデバイスおよびコアネットワークデバイスを含む。アクセスネットワークデバイスおよびコアネットワークデバイスは、前述の実施形態のいずれか1つにおける方法を実行するように構成され得る。
この出願のある実施形態は、ワイヤレス通信システムをさらに提供する。ワイヤレス通信システムは、端末デバイス、アクセスネットワークデバイス、およびコアネットワークデバイスを含む。端末デバイス、アクセスネットワークデバイス、およびコアネットワークデバイスは、前述の実施形態のいずれか1つにおける方法を実行するように構成され得る。
加えて、この出願はコンピュータプログラムをさらに提供する。コンピュータプログラムは、この出願において提供される方法において端末デバイスによって実行される動作および/または処理を実現するために使用される。
この出願は、コンピュータプログラムをさらに提供する。コンピュータプログラムは、この出願において提供される方法においてアクセスネットワークデバイスによって実行される動作および/または処理を実現するために使用される。
この出願は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータコードを記憶する。コンピュータコードがコンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータは、この出願において提供される方法において端末デバイスによって実行される動作および/または処理を実行することを可能にされる。
この出願は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータコードを記憶する。コンピュータコードがコンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータは、この出願において提供される方法においてアクセスネットワークデバイスによって実行される動作および/または処理を実行することを可能にされる。
この出願は、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータコードまたはコンピュータプログラムを含む。コンピュータコードまたはコンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、この出願において提供される方法において端末デバイスによって実行される動作および/または処理が実行される。
この出願は、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータコードまたはコンピュータプログラムを含む。コンピュータコードまたはコンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、この出願において提供される方法においてアクセスネットワークデバイスによって実行される動作および/または処理が実行される。
この出願において提供されるいくつかの実施形態では、開示されたシステム、装置、および方法は、他の方式で実現され得ることが理解されるべきである。たとえば、説明された装置の実施形態は単に例である。たとえば、ユニットへの分割は、単に論理的な機能分割であり、実際の実装では他の分割であってもよい。たとえば、複数のユニットまたは構成要素は、別のシステムに組み合わせられ、または統合されてもよく、または、いくつかの特徴が無視され、または実行されなくてもよい。加えて、表示され議論される相互結合または直接結合または通信接続は、装置またはユニットの間のいくつかのインターフェース、間接結合、または通信接続、または電気的な接続、機械的な接続、または他の形式の接続を通じて実現されてもよい。
別々の部分として説明されるユニットは、物理的に別々であってもなくてもよく、ユニットとして表示される部分は、物理的なユニットであってもなくてもよく、1つの場所に位置してもよく、または複数のネットワークユニットにおいて分散されてもよい。この出願の実施形態において提供される解決策の技術的な効果を達成するために、ユニットのいくつかまたはすべてが実際の要件に基づいて選択されてもよい。
加えて、この出願の実施形態における機能ユニットは1つの処理ユニットに統合されてもよく、ユニットの各々が物理的に単独で存在してもよく、または2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。統合されたユニットは、ハードウェアの形式で実現されてもよく、またはソフトウェア機能ユニットの形式で実現されてもよい。
統合されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形式で実現され、独立した製品として販売または使用されるとき、統合されたユニットはコンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。そのような理解に基づいて、本質的にこの出願の技術的解決策、または従来技術に寄与する部分、または技術的解決策のすべてまたはいくつかが、ソフトウェア製品の形式で実現され得る。コンピュータソフトウェア製品は、可読記憶媒体に記憶され、この出願の実施形態において説明される方法のステップのすべてまたはいくつかを実行するようにコンピュータデバイス(これはパーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイスなどであり得る)に命令するためのいくつかの命令を含む。可読記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み取り専用メモリ(read-only memory, ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory, RAM)、磁気ディスク、または光学ディスクのような、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。
前述の説明は、この出願の単に具体的な実装であるが、この出願の保護範囲を限定することは意図されない。この出願において開示される技術的範囲内で当業者によって容易に考え出される任意の変形または置換は、この出願の保護範囲内にあるものである。したがって、この出願の保護範囲は、請求項の保護範囲に従うものである。
40 通信装置
301 処理ユニット
302 トランシーバユニット
410 トランシーバ
420 プロセッサ
430 メモリ
501 論理回路
502 インターフェース
この出願は、通信技術の分野、詳細には、ページング指示方法および装置に関する。
ロングタームエボリューション(long term evolution, LTE)技術における間欠受信(discontinuous reception, DRX)メカニズムが、第5世代(5th generation, 5G)新無線(new radio, NR)技術において依然として使用されている。DRXメカニズムはDRXサイクルを含む。端末デバイスは、DRXサイクル内のある時間期間について、定期的に「アウェイク」にとどまる。可能な周期は、32、64、128、または256個の無線フレームである。端末デバイスは、電力消費を減らすために、DRX周期の残りにおいて「スリープ」状態のままであり得る。
加えて、端末デバイスが無線リソース制御(radio resource control, RRC)のアイドル(idle)状態またはインアクティブ(inactive)状態にあるとき、ネットワーク側がダウンリンクデータを端末デバイスに送信する必要がある(たとえば、デバイスに発せられる必要がある呼、またはデバイスに伝送される必要があるデータがある)ならば、ネットワーク側は、まず、ページング(paging)メッセージを端末デバイスに送信する。ページングメッセージを受信した後、端末デバイスは、ダウンリンクデータを受信するためにRRC接続確立プロセスを開始する。
したがって、端末デバイスがページングメッセージにおいてコンテンツを明示的に取得することをどのように可能にするかが、緊急に解決される必要がある。
この出願は、ページングメッセージの中にあり端末デバイスに対応する情報においてページング原因値が示されるかどうかを端末デバイスが明示的に知ることができるような、ページング指示方法および装置を提供する。
第1の態様によれば、この出願のある実施形態はページング指示方法を提供する。方法は、通信装置に適用され、通信装置は、端末デバイス、端末デバイスの中のチップなどを含む。方法は、
第1の指示情報を取得するステップであって、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを第1の指示情報が示す、ステップと、第1のページングメッセージを受信するステップであって、第1のページングメッセージは端末デバイスに対応する第1の情報を含み、第1の情報はページング原因値を示す第1のフィールドを含まず、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示す、ステップとを含む。
コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを第1の指示情報が示すことは、代替として以下のように理解され得る。第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値を設定する(または構成する)かどうかを示し、または、第1の指示情報は、ページング原因値がコアネットワークデバイスに対応するページングにおいて示されるかどうかを示し、または、第1の指示情報は、ページング原因値が、(第1のページングメッセージを含む)ページングメッセージの中にあり端末デバイスの第1の識別子に対応するページングにおいて示されるかどうかを示し、または、第1の指示情報は、ページング原因値がコアネットワークデバイスに対応するページングに含まれるかどうかを示し、または、第1の指示情報は、(第1のページングメッセージを含む)ページングメッセージの中にあり端末デバイスの第1の識別子に対応するページングがページング原因値を含むかどうかを示し、または、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値を(第1のページングメッセージを含む)ページングメッセージに追加することをサポートするかどうかを示し、または、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスが(第1のページングメッセージを含む)ページングメッセージにおいてページング原因値を示すこと、または構成することをサポートするかどうかを示す。対応するページングがページング原因値を含むかどうかは、対応するページングがページング原因値を明示的に含むかどうか、および対応するページングがページング原因値を暗黙的に示す(または暗黙的に含む)かどうかとして理解され得ることが理解され得る。
第1の情報は、第1のページングメッセージの中にあり端末デバイスに対応するページングとして理解され得る。たとえば、第1の情報は端末デバイスの識別子を含む。したがって、第1のページングメッセージの中にあり端末デバイスの識別子に対応する情報は、第1の情報として理解され得る。
第1のフィールドは、ページング原因値フィールド、サービスタイプフィールドなどとも言われ得る。第1のフィールドの具体的な名称は、この出願の実施形態では限定されない。第1のフィールドはページング原因値を示し得るので、第1のフィールドはページング原因値フィールドと言われ得る。第1のフィールドによって示されるページング原因値は第1のサービスタイプ、第2のサービスタイプなどであり得るので、第1のフィールドはサービスタイプフィールドと言われ得る。
この出願のある実施形態では、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すとき、第1の情報がページング原因値を示すことは、代替として以下のように理解され得る。コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示し、またはコアネットワークデバイスに対応するページングはページング原因値を示し、またはコアネットワークデバイスに対応するページングはページング原因値をサポートし、またはページング原因値などはコアネットワークデバイスに対応するページングにおいて設定される。言い換えると、第1の情報がページング原因値を示す第1のフィールドを明示的に含まないが、第1の情報がページング原因値を暗黙的に示すことが、第1の指示情報に基づいて知られ得る。たとえば、第1の情報がページング原因値を示すことは、代替として以下のように理解され得る。第1の情報はページング原因値を示す。言い換えると、端末デバイスは、第1の指示情報に基づいて、コアネットワークデバイスがページング原因値を示すことを決定し得る。
この出願のこの実施形態は、代替として、第1の指示情報を取得するステップであって、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを第1の指示情報が示す、ステップと、第1のページングメッセージを受信するステップであって、第1のページングメッセージは端末デバイスに対応する第1の情報を含み、第1の情報がページング原因値を示す第1のフィールドを含まず、かつコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示す、ステップとによって置換されてもよいことが理解され得る。
通常、第1の情報がページング原因値を示す第1のフィールドを含まないとき、端末デバイスは、第1の情報によって示されるページング原因値が第1のサービスタイプ(たとえば、非音声サービス)であるとみなす、または第1の情報がページング原因値を示さないとみなす、などである。結果として、端末デバイスは第1の情報を正しく理解することができない。しかしながら、この出願の実施形態において提供される技術的解決策では、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを第1の指示情報が示し得るので、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すとき、第1の情報が第1のフィールドを含まなくても、端末デバイスは第1の情報において示されるページング原因値を取得することができる。したがって、端末デバイスは第1の情報を正しく理解することができ、端末デバイスは、ページング原因値がページングメッセージにおいて示されるかどうかを明確に知ることができ、それによりユーザ体験を改善する。
ある可能な実装では、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示さない。
第1の情報は、ページング原因値を示さない。具体的には、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないので、第1の情報はページング原因値を示さない。
前述の実装は代替として以下によって置換され得ると理解され得る。第1の情報がページング原因値を示す第1のフィールドを含まず、かつコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示さない。
ある可能な実装では、第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1の情報は第2のサービスタイプ(たとえば、音声サービス)を示す。
第1の情報が第2のサービスタイプを示すことは代替として以下のように理解され得る。第1の情報によって示されるページング原因値は、第2のサービスタイプである。
ある可能な実装では、第1の指示情報は、公衆陸上移動網(public land mobile network, PLMN)に対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示し、または、第1の指示情報は、複数のPLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
この出願のある実施形態では、複数のPLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを第1の指示情報が示すとき、第1の指示情報はPLMNの識別子を示し得る。たとえば、1つのPLMNは1つの指示情報(すなわち、ページング原因値がサポートされるかどうかを示す指示情報)に対応する。別の例では、ページング原因値がサポートされるかどうかの2つの場合のみがある。したがって、複数のPLMNのいくつかは1つの指示情報に対応してもよく、他のPLMNは1つの指示情報に対応してもよい。
ある可能な実装では、異なるコアネットワークデバイスは、異なる公衆陸上移動網(public land mobile networks, PLMN)(公共陸上移動網とも言われ得る)に属す。
ある可能な実装では、方法は、第1の指示情報に基づいて、第1のPLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを決定するステップであって、第1のPLMNは端末デバイスにサービス提供するPLMNである、ステップをさらに含む。
代替として、前述の実装は以下のように理解され得る。第1の指示情報は、第1のPLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す指示情報を含み、第1のPLMNは端末デバイスにサービス提供するPLMNである。
ある可能な実装では、第1の情報はコアネットワークデバイスによって開始されるページングに対応する。
ある可能な実装では、第1のページングメッセージは、ページング原因値を示す第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれる。
たとえば、第1のフィールドは第2のフィールドのサブフィールドとして理解され得る。
ある可能な実装では、方法は、第2の指示情報を取得するステップであって、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す、ステップをさらに含む。
第2の指示情報の説明については、第1の指示情報の説明を参照することが理解され得る。たとえば、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値を設定する(または構成する)かどうかなどを示す。詳細はここで説明されない。
ある可能な実装では、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第2の指示情報が示すとき、第1のページングメッセージはページング原因値を示す第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれる。
ある可能な実装では、第1のページングメッセージは第2の情報をさらに含み、第2の情報はアクセスネットワークデバイスによって開始されるページングに対応する。
ある可能な実装では、第1の指示情報は、以下のメッセージ、すなわち、
非アクセス層(non-access, NAS)メッセージ、システム情報ブロック(system information block, SIB)、第1のページングメッセージ、または第1のページングメッセージをスケジュールするために使用されるダウンリンク制御情報(downlink control information, DCI)のいずれか1つに含まれる。
ある可能な実装では、方法は、端末デバイスによって、登録要求メッセージをコアネットワークデバイスに送信するステップと、端末デバイスによって、コアネットワークデバイスから登録受諾メッセージを受信するステップであって、登録受諾メッセージは第1の指示情報を含む、ステップとをさらに含む。
ある可能な実装では、第1の指示情報は第3のフィールドにおいて搬送される。第3のフィールドが存在しないとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第3のフィールドが存在するとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。
ある可能な実装では、第3のフィールドの値が第1の値であるとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示し、または、第3のフィールドの値が第2の値であるとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。
ある可能な実装では、第2の指示情報は第4のフィールドにおいて搬送される。第4のフィールドが存在しないとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第4のフィールドが存在するとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。
ある可能な実装では、第4のフィールドの値が第3の値であるとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示し、または、第4のフィールドの値が第4の値であるとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。
上記に表された第1の値は第3の値に等しくてもよく、または上記に表された第1の値は第3の値に等しくなくてもよいことが理解され得る。加えて、第2の値は第4の値に等しくてもよく、または第2の値は第4の値に等しくなくてもよい。これはこの出願の実施形態では限定されない。
第2の態様によれば、この出願のある実施形態はページング指示情報を提供する。方法は通信装置に適用され、通信装置は、アクセスネットワークデバイス、アクセスネットワークデバイスの中のチップなどを含む。方法は、
第1の指示情報を取得するステップであって、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを第1の指示情報が示す、ステップと、第1の指示情報を端末デバイスに送信するステップと、第1のページングメッセージを端末デバイスに送信するステップであって、第1のページングメッセージは端末デバイスに対応する第1の情報を含み、第1の情報はページング原因値を示す第1のフィールドを含まず、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示す、ステップとを含む。
第2の態様の具体的な説明については、第1の態様を参照することが理解され得る。詳細はここで再び説明されない。
ある可能な実装では、第1の指示情報を取得するステップは、
コアネットワークデバイスから第3の指示情報に基づいて第1の指示情報を取得するステップであって、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを第3の指示情報が示す、ステップ、または、運用、管理および保守(operation, administration and maintenance, OAM)デバイスから第1の指示情報を取得するステップ、または、コアネットワークデバイスから第2のページングメッセージを受信し、第2のページングメッセージに含まれる第1のフィールドに基づいて第1の指示情報を取得するステップを含む。
第3の指示情報の説明については、第1の指示情報の前述の説明を参照することが理解され得る。詳細はここで再び説明されない。
ある可能な実装では、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示さない。
ある可能な実装では、第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1の情報は第2のサービスタイプ(たとえば、音声サービス)を示す。
ある可能な実装では、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示し、または第1の指示情報は、複数のコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
ある可能な実装では、第1の情報はコアネットワークデバイスによって開始されるページングに対応する。
ある可能な実装では、第1のページングメッセージは、ページング原因値を示す第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれる。
ある可能な実装では、方法は、第2の指示情報を端末デバイスに送信するステップであって、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す、ステップをさらに含む。
ある可能な実装では、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第2の指示情報が示すとき、第1のページングメッセージはページング原因値を示す第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれる。
ある可能な実装では、第1のページングメッセージは第2の情報をさらに含み、第2の情報はアクセスネットワークデバイスによって開始されるページングに対応する。
ある可能な実装では、第1の指示情報は、以下のメッセージ、すなわち、
非アクセス層NASメッセージ、システム情報ブロックSIB、第1のページングメッセージ、または第1のページングメッセージをスケジュールするために使用されるダウンリンク制御情報DCIのいずれか1つに含まれる。
ある可能な実装では、第1の指示情報は第3のフィールドにおいて搬送される。第3のフィールドが存在しないとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第3のフィールドが存在するとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。
ある可能な実装では、第3のフィールドの値が第1の値であるとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示し、または、第3のフィールドの値が第2の値であるとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。
ある可能な実装では、第2の指示情報は第4のフィールドにおいて搬送される。第4のフィールドが存在しないとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第4のフィールドが存在するとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。
ある可能な実装では、第4のフィールドの値が第3の値であるとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示し、または、第4のフィールドの値が第4の値であるとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。
第3の態様によれば、この出願のある実施形態は、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法を実行するように構成された通信装置を提供する。通信装置は、第1の態様および第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法を実行するための対応するユニットを含む。
処理ユニットは第1の指示情報を取得するように構成され、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
トランシーバユニットは第1のページングメッセージを受信するように構成され、第1のページングメッセージは通信装置に対応する第1の情報を含み、第1の情報はページング原因値を示す第1のフィールドを含まない。コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示す。
ある可能な実装では、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示さない。
ある可能な実装では、第1の指示情報は、PLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示し、または、第1の指示情報は、複数のPLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
ある可能な実装では、処理ユニットは、第1の指示情報に基づいて、第1の公衆陸上移動網PLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを決定するようにさらに構成され、第1のPLMNは通信装置にサービス提供するPLMNである。
ある可能な実装では、第1のページングメッセージは、ページング原因値を示す第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれる。
ある可能な実装では、処理ユニットは、第2の指示情報を取得するようにさらに構成され、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
ある可能な実装では、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第2の指示情報が示すとき、第1のページングメッセージは、ページング原因値を示す第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれる。
ある可能な実装では、第1のページングメッセージは第2の情報をさらに含み、第2の情報はアクセスネットワークデバイスによって開始されるページングに対応する。
ある可能な実装では、第1の指示情報は、以下のメッセージ、すなわち、
非アクセス層NASメッセージ、システム情報ブロックSIB、第1のページングメッセージ、または第1のページングメッセージをスケジュールするために使用されるダウンリンク制御情報DCIのいずれか1つに含まれる。
ある可能な実装では、第1の指示情報は第3のフィールドにおいて搬送される。第3のフィールドが存在しないとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第3のフィールドが存在するとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。
たとえば、通信装置は、端末デバイス、端末デバイスの中のチップなどであり得る。
第4の態様によれば、この出願のある実施形態は、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法を実行するように構成された通信装置を提供する。通信装置は、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法を実行するように構成された対応するユニットを含む。
トランシーバユニットは、第1の指示情報を端末デバイスに送信するように構成され、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
トランシーバユニットは、第1のページングメッセージを端末デバイスに送信するようにさらに構成され、第1のページングメッセージは、端末デバイスに対応する第1の情報を含み、第1の情報は、ページング原因値を示す第1のフィールドを含まない。コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示す。
ある可能な実装では、処理ユニットは、コアネットワークデバイスから第3の指示情報に基づいて第1の指示情報を取得するように構成され、第3の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示し、または、
処理ユニットは、運用、管理および保守OAMデバイスから第1の指示情報を取得するように構成され、または、
処理ユニットは、トランシーバユニットを使用することによってコアネットワークデバイスから第2のページングメッセージを受信し、第2のページングメッセージに含まれる第1のフィールドに基づいて第1の指示情報を取得するように構成される。
ある可能な実装では、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示さない。
ある可能な実装では、第1の指示情報は、PLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示し、または、第1の指示情報は、複数のPLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
ある可能な実装では、第1のページングメッセージは、ページング原因値を示す第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれる。
ある可能な実装では、トランシーバユニットは、第2の指示情報を端末デバイスに送信するようにさらに構成され、第2の指示情報は、通信装置がページング原因値をサポートするかどうかを示す。
ある可能な実装では、通信装置がページング原因値をサポートすることを第2の指示情報が示すとき、第1のページングメッセージは、ページング原因値を示す第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれる。
ある可能な実装では、第1のページングメッセージは第2の情報をさらに含み、第2の情報は通信装置によって開始されるページングに対応する。
ある可能な実装では、第1の指示情報は、以下のメッセージ、すなわち、
非アクセス層NASメッセージ、システム情報ブロックSIB、第1のページングメッセージ、または第1のページングメッセージをスケジュールするために使用されるダウンリンク制御情報DCIのいずれか1つに含まれる。
ある可能な実装では、第1の指示情報は第3のフィールドにおいて搬送される。第3のフィールドが存在しないとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第3のフィールドが存在するとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。
たとえば、通信装置は、アクセスネットワークデバイス、アクセスネットワークデバイスの中のチップなどであり得る。
第3の態様または第4の態様では、通信装置はトランシーバユニットおよび処理ユニットを含み得る。トランシーバユニットおよび処理ユニットの具体的な説明については、以下に表される装置の実施形態を参照されたい。
第5の態様によれば、この出願のある実施形態は通信装置を提供する。通信装置は、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法を実行するように構成されたプロセッサを含む。代替として、プロセッサは、メモリに記憶されたプログラムを実行するように構成される。プログラムが実行されるとき、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法が実行される。
前述の方法を実行するプロセスにおいて、前述の方法におけるメッセージを送信する(たとえば、登録要求メッセージを送信する)プロセスは、プロセッサによって前述のメッセージを出力するプロセスとして理解され得る。メッセージを出力するとき、トランシーバがメッセージを伝送するように、プロセッサがメッセージをトランシーバに出力する。メッセージがプロセッサによって出力された後、メッセージがトランシーバに到着する前に、他の処理がメッセージについてさらに実行される必要があり得る。同様に、プロセッサが入力メッセージ(たとえば、第1のページングメッセージまたは第1の指示情報)を受信するとき、トランシーバは、前述のメッセージを受信し、メッセージをプロセッサに入力する。さらに、トランシーバが前述のメッセージを受信した後、メッセージがプロセッサに入力される前に、他の処理が前述のメッセージについて実行される必要があり得る。
別段指定されなければ、または、プロセッサに関連する伝送すること、送信すること、および受信することなどの動作が、関連する説明における動作の実際の機能または内部論理と矛盾しないならば、すべての動作が、無線周波数回路およびアンテナによって直接実行される伝送すること、送信すること、および受信することなどの動作の代わりに、プロセッサの出力すること、受信すること、および入力することなどの動作としてより一般的に理解され得る。
ある実装プロセスにおいて、プロセッサは、これらの方法を実行するように特別に構成されるプロセッサ、または、これらの方法を実行するためにメモリ内のコンピュータ命令を実行するプロセッサ、たとえば汎用プロセッサであり得る。メモリは、読み取り専用メモリ(read-only memory, ROM)のような非一時的(non-transitory)メモリであり得る。メモリおよびプロセッサは、同じチップに統合されてもよく、または異なるチップに別々に配置されてもよい。メモリのタイプおよびメモリとプロセッサを配置する方式は、この出願の実施形態では限定されない。プロセッサおよびメモリの説明は、以下に表される第6の態様にも適用可能であることが理解され得る。説明の容易さのために、詳細は第6の態様において再び説明されない。
ある可能な実装では、メモリは通信装置の外部に位置する。
ある可能な実装では、メモリは通信装置の内部に位置する。
この出願のある実施形態では、プロセッサおよびメモリは代替として1つの構成要素に統合され得る。言い換えると、プロセッサおよびメモリは代替として一緒に統合され得る。
ある可能な実装では、通信装置はトランシーバをさらに含む。トランシーバは、信号を受信または送信するように構成される。たとえば、トランシーバは、第1のページングメッセージなどを受信するようにさらに構成され得る。
この出願の実施形態では、通信装置は、端末デバイス、端末デバイスの中のチップなどであり得る。
第6の態様によれば、この出願のある実施形態は通信装置を提供する。通信装置は、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法を実行するように構成されたプロセッサを含む。代替として、プロセッサは、メモリに記憶されたプログラムを実行するように構成される。プログラムが実行されるとき、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法が実行される。
ある可能な実装では、メモリは通信装置の外部に位置する。
ある可能な実装では、メモリは通信装置の内部に位置する。
この出願のある実施形態では、プロセッサおよびメモリは代替として1つの構成要素に統合され得る。言い換えると、プロセッサおよびメモリは代替として一緒に統合され得る。
ある可能な実装では、通信装置はトランシーバをさらに含む。トランシーバは、信号を受信または送信するように構成される。たとえば、トランシーバは、第1のページングメッセージを送信するように構成され得る。
この出願の実施形態では、通信装置は、アクセスネットワークデバイス、アクセスネットワークデバイスの中のチップなどであり得る。
第7の態様によれば、この出願のある実施形態は通信装置を提供する。通信装置は論理回路およびインターフェースを含む。論理回路はインターフェースに結合され、論理回路は第1の指示情報を取得するように構成され、インターフェースは第1のページングメッセージを入力するように構成される。
たとえば、論理回路は、代替として、インターフェースを使用することによって第1の指示情報を取得し得る。
たとえば、論理回路は、第1の指示情報に基づいて、第1のPLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを決定するようにさらに構成される。
たとえば、論理回路は、第2の指示情報を取得するようにさらに構成される。
第1の指示情報、第1のページングメッセージ、第1の情報などの説明については、第1の態様または第2の態様の説明を参照し、または以下に表される様々な実施形態を参照することが理解され得る。詳細はここで説明されない。
第8の態様によれば、この出願のある実施形態は通信装置を提供する。通信装置は論理回路およびインターフェースを含む。論理回路はインターフェースに結合され、論理回路は第1の指示情報を取得するように構成され、インターフェースは第1の指示情報を出力し、第1のページングメッセージを出力するように構成される。
たとえば、論理回路は、代替として、インターフェースを使用することによって第1の指示情報を取得し得る。
第1の指示情報、第1のページングメッセージ、第1の情報などの説明については、第1の態様または第2の態様の説明を参照し、または以下に表される様々な実施形態を参照することが理解され得る。詳細はここで説明されない。
第9の態様によれば、この出願のある実施形態はコンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、コンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法が実行される。
第10の態様によれば、この出願のある実施形態はコンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶するように構成され、コンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法が実行される。
第11の態様によれば、この出願のある実施形態はコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムまたはコンピュータコードを含み、コンピュータプログラム製品がコンピュータにおいて動作するとき、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法が実行される。
第12の態様によれば、この出願のある実施形態はコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラムまたはコンピュータコードを含み、コンピュータプログラム製品がコンピュータにおいて動作するとき、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法が実行される。
第13の態様によれば、この出願のある実施形態はコンピュータプログラムを提供する。コンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法が実行される。
第14の態様によれば、この出願のある実施形態はコンピュータプログラムを提供する。コンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法が実行される。
第15の態様によれば、この出願のある実施形態はワイヤレス通信システムを提供する。ワイヤレス通信システムは端末デバイスおよびアクセスネットワークデバイスを含む。端末デバイスは、第1の態様または第1の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法を実行するように構成される。アクセスネットワークデバイスは、第2の態様または第2の態様の可能な実装のいずれか1つにおける方法を実行するように構成される。
この出願のある実施形態による通信システムの概略図である。
この出願のある実施形態によるページング指示方法の概略フローチャートである。
この出願のある実施形態による通信装置の構造の概略図である。
この出願のある実施形態による通信装置の構造の概略図である。
この出願のある実施形態による通信装置の構造の概略図である。
この出願の目的、技術的解決策、および利点をより明確にするために、以下は、添付の図面を参照してこの出願をさらに説明する。
この出願の明細書、特許請求の範囲、および添付の図面において、「第1の」および「第2の」などの用語は、異なる対象間で区別することを意図されるのみであるが、特定の順序を説明しない。加えて、用語「含む」、「有する」、またはそれらの任意の他の変形は、排他的でない包含をカバーすることを意図される。たとえば、一連のステップまたはユニットを含む、プロセス、方法、システム、製品、またはデバイスは、列挙されたステップまたはユニットに限定されないが、列挙されないステップまたはユニットを任意選択でさらに含み、またはプロセス、方法、製品、またはデバイスに固有の別のステップまたはユニットを任意選択でさらに含む。
この明細書において言及される「実施形態」は、この実施形態を参照して説明される特定の特徴、構造、または特性がこの出願の少なくとも1つの実施形態に含まれ得ることを意味する。明細書の様々な位置において表される語句は、同じ実施形態を必ずしも指さないことがあり、別の実施形態から排他的な独立したまたは任意選択の実施形態ではない。明細書において説明される実施形態は別の実施形態と組み合わせられてもよいことが、当業者によって明示的かつ暗黙的に理解される。
この出願では、「少なくとも1つの(項目)」は1つまたは複数を意味し、「複数の」は2つ以上を意味し、「少なくとも2つの(項目)」は2つ、3つ、またはより多くを意味し、「および/または」は関連付けられた対象間の関連付け関係を説明するために使用され、3つの関係が存在し得ることを示す。たとえば、「Aおよび/またはB」は、以下の3つの場合、すなわち、Aのみが存在する、Bのみが存在する、およびAとBの両方が存在する、を示すことがあり、AおよびBは単数または複数であり得る。文字「/」は、通常、関連付けられた対象間の「または」の関係を示す。「以下の項目(複数個)の少なくとも1つ」またはその類似する表現は、これらの項目の任意の組み合わせを意味する。たとえば、a、b、またはcのうちの少なくとも1つ(1個)は、a、b、c、aおよびb、aおよびc、bおよびc、またはa、b、およびcを表現し得る。
この出願において提供される方法は、様々な通信システム、たとえば、モノのインターネット(Internet of things, IoT)システム、狭帯域モノのインターネット(narrow band Internet of things, NB-IoT)システム、ロングタームエボリューション(long term evolution, LTE)システム、第5世代(5th generation, 5G)通信システム、および将来の通信の発展において出現する新しい通信システム(たとえば、6G)に適用され得る。
この出願において提供される技術的解決策は、マシンタイプ通信(machine type communication, MTC)ネットワーク、ロングタームエボリューション・マシンタイプ通信技術(long term evolution-machine, LTE-M)、デバイス対デバイス(device-to-device, D2D)ネットワーク、マシン対マシン(machine to machine, M2M)ネットワーク、モノのインターネット(internet of things, IoT)ネットワーク、または別のネットワークにも適用され得る。IoTネットワークは、たとえば、車両のインターネットを含み得る。車両のインターネットシステムにおける通信方式は、車両対あらゆるもの(vehicle-to-everything, V2X、Xはあらゆるものを表現し得る)と集合的に言われる。たとえば、V2Xは、車両対車両(vehicle to vehicle V2V)通信、車両対インフラストラクチャ(vehicle to infrastructure, V2I)通信、車両対歩行者(vehicle to pedestrian, V2P)通信、または車両対ネットワーク(vehicle to network, V2N)通信を含み得る。たとえば、以下に表される図1では、端末デバイスは、D2D技術、M2M技術、V2X技術などを使用することによって互いに通信する。
図1は、この出願のある実施形態による通信システムの概略図である。この出願において以下で表される方法の実施形態は、図1に表される通信システムに適用可能であり得る。詳細は以下では説明されない。
任意選択で、通信システムは、少なくとも1つのアクセスネットワークデバイスおよび少なくとも1つの端末デバイスを含み得る。
任意選択で、通信システムは、少なくとも1つのコアネットワークデバイスおよび少なくとも1つの端末デバイスを含み得る。
任意選択で、通信システムは、少なくとも1つのアクセスネットワークデバイス、少なくとも1つのコアネットワークデバイス、および少なくとも1つの端末デバイスを含み得る。
アクセスネットワークデバイス、コアネットワークデバイス、および端末デバイスは、以下のように別々に説明される。
たとえば、アクセスネットワークデバイスは、次世代ノードB(next generation NodeB, gNB)、次世代進化型ノードB(next generation evolved NodeB, ng-eNB)(略してeNB)、将来の6G通信におけるアクセスネットワークデバイスなどであり得る。アクセスネットワークデバイスは、ワイヤレストランシーバ機能を有する任意のデバイスであってもよく、上記で表される基地局を含むがそれに限定されない。代替として、基地局は、将来の通信システム、たとえば、第6世代通信システムにおける基地局であり得る。任意選択で、アクセスネットワークデバイスは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(wireless fidelity, Wi-Fi)システムにおけるアクセスノード、ワイヤレス中継ノード、ワイヤレスバックホールノードなどであり得る。任意選択で、アクセスネットワークデバイスは、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud radio access network, CRAN)シナリオにおける無線コントローラであり得る。任意選択で、アクセスネットワークデバイスは、ウェアラブルデバイス、車載デバイスなどであり得る。任意選択で、アクセスネットワークデバイスは、代替として、スモールセル、送受信ポイント(transmission reception point, TRP)(または送信ポイントとも言われ得る)などであってもよい。アクセスネットワークデバイスは、代替として、将来の進化型公衆陸上移動網(public land mobile network, PLMN)などにおける基地局であってもよいことが理解され得る。
たとえば、端末デバイスは、ユーザ機器(user equipment, UE)、端末などとも言われ得る。端末デバイスは、ワイヤレストランシーバ機能を有するデバイスである。端末デバイスは、陸上に配備されてもよく、屋内デバイス、屋外デバイス、ハンドヘルドデバイス、ウェアラブルデバイス、または車載デバイスを含む。端末デバイスは、代替として、水上に、たとえば船に配備されてもよい。端末デバイスは、代替として、空中に配備され、たとえば航空機、気球、または衛星に配備されてもよい。端末デバイスは、携帯電話(mobile phone)、タブレットコンピュータ(Pad)、ワイヤレストランシーバ機能を有するコンピュータ、仮想現実(virtual reality, VR)端末デバイス、拡張現実(augmented reality, AR)端末デバイス、産業制御(industrial control)におけるワイヤレス端末、自動運転(self driving)におけるワイヤレス端末、遠隔医療(remote medical)におけるワイヤレス端末、スマートグリッド(smart grid)におけるワイヤレス端末、輸送安全(transportation safety)におけるワイヤレス端末、スマートシティ(smart city)におけるワイヤレス端末、スマートホームにおけるワイヤレス端末などであってもよい。端末デバイスは、代替として、将来の6Gネットワークにおける端末デバイス、将来の進化型PLMNにおける端末デバイスなどであってもよいことが理解され得る。
この出願において表される端末デバイスは、車両のインターネットにおける車両(たとえば、車両全体)を含んでもよく、車両のインターネットにおける車載デバイス、車載端末などを含んでもよいことが理解され得る。車両のインターネットに適用される端末デバイスの具体的な形式は、この出願では限定されない。
説明の容易さのために、以下は、端末デバイスがUEである例を使用することによってこの出願における方法を説明する。
たとえば、コアネットワークデバイスは、アクセスおよびモビリティ管理機能(access and mobility management function, AMF)、モビリティ管理エンティティ(mobility management entity, MME)、ユーザプレーン機能(user plane function, UPF)などを含み得る。たとえば、より多くの産業のために、より良い、より包括的なサービスを提供するために、ネットワークアーキテクチャは、4Gネットワークのそれと比較して5Gネットワークのために調整される。たとえば、5Gネットワークでは、4Gネットワークにおけるモビリティ管理エンティティ(mobility management entity, MME)は、アクセスおよびモビリティ管理機能(access and mobility management function, AMF)、セッション管理機能(session management function, SMF)などを含む複数のネットワーク要素(またはネットワーク機能と言われ得る)に分割される。この出願におけるAMFは、PLMNによって提供される制御プレーンネットワーク機能であり、たとえば、モビリティ状態管理、一時的なユーザ識別情報の割り振り、および、ユーザ認証および承認などの機能を含む、UEがPLMNにアクセスするときのアクセス制御およびモビリティ管理を担う。したがって、モバイルネットワークの発展により、AMFまたはUPFが別の形式、名称などに進化し得るとしても、この出願において表される方法を実現することができる任意のAMFまたはUPFが、この出願の保護範囲内にある。
図1に表される通信システムは、基地局、図1におけるUE1からUE6などの6個のUE、およびコアネットワークデバイスを含む。UE、基地局、およびコアネットワークデバイスの具体的な説明については、前述の説明を参照することが理解され得る。詳細はここで再び説明されない。
通信システムにおいて、基地局は、ダウンリンク信号、たとえば、第1の指示情報またはページングメッセージをUE1からUE6の各々に送信してもよく、UE1からUE6の各々はアップリンク信号を基地局に送信してもよい。図1は、1つの基地局、6つのUE、および通信デバイスの間の通信リンクの例を表すことが理解されるべきである。任意選択で、通信システムは複数の基地局を含んでもよく、各基地局のカバレッジエリアは、別の数量のUE、たとえば、より多くのまたはより少ないUEを含んでもよい。これはこの出願では限定されない。
任意選択で、図1に表される通信システムは、複数のコアネットワークデバイスをさらに含み得る。たとえば、複数のコアネットワークデバイスは、異なるPLMNに属し得る。コアネットワークデバイスの数量は、この出願では限定されない。
図1に表される通信システム内のデバイスの数量などは、この出願では限定されない。
この出願に含まれる用語が以下で説明される。
1.マルチカード端末
マルチカード端末は、2つ以上の電話カード(SIMまたはUSIMカード)を装備された端末である。たとえば、電話カードは、加入者識別モジュール(subscriber identification module, SIM)および/または汎用加入者識別モジュール(universal subscriber identity module, USIM)を含む。マルチカード端末は、2つ以上の電話カードを使用することによって、異なるネットワーク、たとえば異なるアクセスネットワークデバイスおよび/または異なるコアネットワークデバイスに別々に登録し得る。したがって、1つの電話カードは1つのUEに対応し、マルチカード端末の中の複数のカードは複数のUEとして理解され得る。
この出願において表される方法は、1つの電話カードを有する端末に適用可能であるだけでなく、2つ以上の電話カードを有する端末にも適用可能であることが理解され得る。
2.ページングメッセージ
一般に、アイドル(idle)状態またはインアクティブ(inactive)状態にあるUEは、ページングメッセージを受信するためにUEのページング機会(paging occasion, PO)において「ウェイクアップする」。
たとえば、UEのPOにおいて、UEは、まず、ページングメッセージを示すダウンリンク制御情報(downlink control information, DCI)を受信する。DCIは、ページングメッセージの時間周波数リソースを示し得る。ページングメッセージを示すDCIは、ページング無線ネットワーク一時識別子(paging radio network temporary identifier, P-RNTI)を使用することによってスクランブルされたDCIとも言われ得ることが理解され得る。代替として、ページングメッセージを示すDCIは、略してページング制御情報などとも言われ得る。DCIの具体的な名称はこの出願では限定されない。したがって、DCIを受信した後、UEはページングメッセージ(paging message)を受信する。ページングメッセージがUEの識別子(identifier, ID)を搬送するならば、それはUEがページングされることを示す。UEは、基地局にアクセスするためにRRC接続確立プロセスを開始する。ページングメッセージがUEのIDを搬送しないならば、それは、UEがページングされないことを示す。UEは、スリープし続け、「ウェイクアップする」ために次のPOを待ち得る。DCIは物理ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channel, PDCCH)において伝送されてもよく、ページングメッセージは物理ダウンリンク共有チャネル(physical downlink shared channel, PDSCH)において伝送されてもよいことが理解され得る。
たとえば、ページングメカニズムは、具体的には、コアネットワーク(core network, CN)ページングおよびアクセスネットワーク(radio access network, RAN)ページングにさらに分類され得る。たとえば、アイドル状態にあるUEはCNページングに対応し、インアクティブ状態にあるUEはRANページングに対応する。別の例では、アイドル状態にあるUEをページングするために使用されるIDは、国際移動体加入者識別番号(international mobile subscriber identity, IMSI)または5G S一時移動体加入識別子(5G S-temporary mobile subscription identifier, 5G-S-TMSI)を含み得る。別の例では、インアクティブ状態にあるUEをページングするために使用されるIDは、インアクティブ無線ネットワーク一時識別子(inactive-radio network temporary identifier, I-RNTI)または完全I-RNTI(fullI-RNTI)を含み得る。通信システムの進化とともに、ページングメッセージはより多くのUE識別子を含んでもよく、またはアイドル状態にあるUEによって使用される識別子も変化してもよく、またはインアクティブ状態にあるUEによって使用される識別子も変化してもよいことなどが理解され得る。これはこの出願では限定されない。この出願では、コアネットワークデバイスに対応するページングのために使用されるUEのIDは、UEの第1の識別子と集合的に言われる。たとえば、第1の識別子は、IMSI、5G-S-TMSIなどを含む。アクセスネットワークデバイスに対応するページングのために使用されるUEのIDは、UEの第2の識別子と集合的に言われる。たとえば、第2の識別子はI-RNTIまたはfullI-RNTIを含む。この説明は以下においても適用可能である。
同じページングメッセージが複数のUEをページングするために使用されてもよく、複数のUEはアイドル状態にあるUEおよび/またはインアクティブ状態にあるUEを含んでもよい。たとえば、ページングメッセージはページングレコードリスト(paging Record List)を含み、ページングレコードリストは1つまたは複数の(たとえば、最大で32個の)「ページングレコード(Paging Records)」を含む。ページングレコード(Paging Record)は「UE ID」を含み、UE IDは5G-S-TMSI、fullI-RNTIなどであってもよい。1つの「ページングレコード(Paging Record)」は1つのUEに対応し得る。具体的には、N個のUEが1つのページングメッセージによってページングされるならば、ページングレコードリストはN個のページングレコードを含んでもよく、たとえば、Nは32以下の整数である。Nの値は通信システムの進化とともに変化してもよいことが理解され得る。したがって、Nの具体的な値はこの出願では限定されない。
たとえば、ページングメッセージの一部の内容が以下に表され得る。
ページングメッセージ:
ページングレコードリスト(4つのページングレコードを含む)
ページングレコード:(第1)
UD ID:5G-S-TMSI
ページングレコード:(第2)
UE ID:fullI-RNTI
ページングレコード:(第3)
UE ID:5G-S-TMSI
ページングレコード:(第4)
UE ID:fullI-RNTI
上記で表されたページングメッセージの内容は単に例であることが理解され得る。ページングメッセージの具体的な内容については、関連する規格またはプロトコルを参照されたい。詳細はここで説明されない。
3.ページング原因(paging cause)値
ページングメッセージにおいて搬送される1つのUE IDまたは複数のUE IDを通じて、UEはそのUEがページングされているかどうかを知り得るが、何のサービスのためにそのUEがページングされているかを知ることができない。たとえば、現在、UEは、音声サービス(たとえば、通話)を受けることがあり、またはデータサービス(たとえば、ウェブページデータおよびアプリデータ)を受けることがある。たとえば、マルチカード端末について、通信は一度に1つのカードのみで実行され得る。たとえば、マルチカード端末は、現在、カード1を使用することによって通信を実行し、このときサービスはカード2に到達し(たとえば、ネットワークデバイス(アクセスネットワークデバイスおよび/またはコアネットワークデバイスを含む)がカード2をページングする)、デュアルカード端末は、カード1の通信を切断してカード2の通信を確立することを選び得る。デュアルカード端末がカード1の通信を切断する具体的な方式は、この出願では限定されないことが理解され得る。デュアルカード端末がカード1の通信を切断する具体的な方式については、関連する規格またはプロトコルなどを参照されたい。
通常、UEはネットワークがUEをページングすることを知るのみであるが、ページングの具体的なサービスタイプを知らない。高い優先度(これはサービス優先度とも言われ得る)を有するサービスタイプを見落とすことを避けるために、UEは、まずページングに応答する。たとえば、カード2の通信を確立した後、マルチカード端末は、カード2のサービスタイプが高い優先度のサービスタイプではないが、より低い優先度のサービスタイプであり得ることを発見し得る。結果として、カード1の通信は切断され、カード1の通信品質が影響される。
これを考慮して、「ページング原因値」がページングメッセージに導入され得る。たとえば、ネットワークデバイス(アクセスネットワークデバイスまたはコアネットワークデバイスを含む)がUEをページングするとき、ネットワークデバイスは、UEをページングするための原因値を示し得る。たとえば、ページング原因値は、第1のサービスタイプおよび/または第2のサービスタイプを含んでもよく、第1のサービスタイプの優先度は、第2のサービスタイプの優先度とは異なる。このようにして、マルチカード端末は、「ページング原因値」に基づいて優先度を決定し、通信のために、より高い優先度を有し、より応答される必要があるサービスを選択することができる。
たとえば、ページング原因値を示すフィールドが、ページングメッセージに追加(または導入)され得る。任意選択の実施形態では、ページングメッセージがページング原因値を示すフィールドを含まないとき、それは、ネットワークデバイスによってページングを開始するための原因が第1のサービスタイプであることを示し得る。任意選択の実施形態では、ページングメッセージがページング原因値を示すフィールドを含むとき、それは、ネットワークデバイスによってページングを開始するための原因が第2のサービスタイプであることを示し得る。
たとえば、ページングメッセージはページングレコードリストを含み、ページングレコードリストはN個のページングレコードを含む。たとえば、ページングメッセージは拡張され得る。たとえば、ページングメッセージは、拡張ページングレコードリストをさらに含み得る。たとえば、拡張ページングレコードリストは、1つまたは複数の(たとえば、最大で32個の)拡張ページングレコードを含み、拡張ページングレコードは、ページング原因値を含み、または示し得る。たとえば、ページングレコードリストがN個のページングレコードを含むならば、拡張ページングレコードリストは、各UEのページングに対応するページング原因値を示すために、N個の拡張ページングレコードも含み得る。
たとえば、ページング原因値を示すフィールドは任意選択のフィールドであり得る。ページングメッセージがそのフィールドを含まないならば、それは、ページング原因値が第1のサービスタイプであること(これはページングサービスが第1のサービスタイプであることとも言われ得る)を示す。ページングメッセージがそのフィールドを含むならば、それは、ページング原因値が第2のサービスタイプであること(これはページングサービスが第2のサービスタイプであることとも言われ得る)を示す。ページングメッセージがそのフィールドを含むとき、そのフィールドの具体的な値はこの出願では限定されないことが理解され得る。
たとえば、第2のサービスタイプは音声(voice)サービスであってもよく、第1のサービスタイプは非音声(non-voice)サービスであってもよく、または第1のサービスタイプは音声(voice)を除く別のサービスであってもよい。たとえば、第2のサービスタイプは音声サービスであってもよく、第1のサービスタイプはデータサービスであってもよい。第1のサービスタイプおよび第2のサービスタイプの具体的なサービスはこの出願では限定されないことが理解され得る。
たとえば、ネットワークデバイスによって送信されるページングメッセージの一部の内容が、表1に表され得る。
前述の説明によれば、ページングメッセージを受信した後、UEは以下の理解方式を有し得る。
1.拡張ページングメッセージが存在しない、かつ/または拡張ページングメッセージレコードが存在しないならば、それは、ネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示し、UEは、ページング原因値が示されない場合に基づいてページングに応答する。たとえば、ネットワークデバイスによるカード2のためのページングに応答するために、カード1の通信は切断され得る。
2.拡張ページングメッセージが存在する、かつ/または拡張ページングメッセージレコードが存在するならば、それは、ネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示し、UEは、拡張ページングレコードリストにおいて搬送されるページング原因値に基づいてページングに応答する。たとえば、マルチカード端末は、カード1の通信を切断してカード2の通信を確立することを選び、または、カード1の通信を維持してカード2の通信を確立しないことを選ぶ。別の例では、ページングに対応するサービス優先度が現在継続中のサービスの優先度より高いならば、マルチカード端末は、カード1の通信を切断してカード2の通信を確立することを選び得る。別の例では、ページングに対応するサービス優先度が現在継続中のサービスの優先度より低いならば、カード1の通信が維持されてもよく、カード2の通信は確立されない。別の例では、ページングに対応するサービス優先度が現在継続中のサービスの優先度と同じであるとき、サービスのいずれか1つがランダムに選択されてもよい。たとえば、拡張ページングレコードリストがN個の拡張ページングレコードを含み、かつ「ページング原因値」が第Mの拡張ページングレコードにおいて示されるならば、それは、現在のページングの原因値が第2のサービスタイプであることを示す。「ページング原因値」が第Mの拡張ページングレコードにおいて示されないならば、それは、現在のページングの原因値が第1のサービスタイプであることを示す。
しかしながら、すべてのネットワークデバイスが、ページング原因値を示すフィールドをページングメッセージに追加することをサポートするわけではない。いくつかのネットワークデバイスがこのメカニズムをサポートしないならば、ページング原因値を示すフィールドは、ページングメッセージ内に存在しない。この場合、UEは、ページング原因値が示されないかどうかを正確に決定できず、または、それは、ネットワークデバイスによって開始されるページングの原因値が第1のサービスタイプであることを示す。結果として、UEはページングメッセージを正確に理解することができない。
すなわち、前述の説明に基づいて、以下のケースが存在し得る。
ケース1:アクセスネットワークデバイスもコアネットワークデバイスも「ページング原因値」をサポートしない、すなわち、拡張ページングメッセージが存在しないならば、それは、「ページング原因値」が示されない場合に基づいてUEがページングに応答できることを示す。
ケース2:アクセスネットワークデバイスは「ページング原因値」をサポートしないが、コアネットワークデバイスは「ページング原因値」をサポートする。ページングメッセージがアクセスネットワークデバイスによってUEに送信されるので、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしても、拡張ページングメッセージは、アクセスネットワークデバイスによって送信されるページングメッセージ内に存在しない(この場合、拡張ページングレコードリスト、ページング原因値などは存在しない)。したがって、UEは、「ページング原因値」が示されない場合に基づいてページングに応答し得る。
ケース3:アクセスネットワークデバイスとコアネットワークデバイスの両方が「ページング原因値」をサポートする。この場合、拡張ページングメッセージが存在する。ページング原因値フィールドが拡張ページングメッセージにおいて示されないならば、それは、現在のページングの原因値が第1のサービスタイプであること(これは、ページングサービスが第1のサービスタイプであることとも言われ得る)を示す。拡張ページングメッセージがページング原因値フィールドを示すならば、それは、現在のページングの原因値が第2のサービスタイプであること(これは、ページングサービスが第2のサービスタイプであることとも言われ得る)を示す。
ケース4:アクセスネットワークデバイスは「ページング原因値」をサポートするが、コアネットワークデバイスは「ページング原因値」をサポートしない。この場合、「ページング原因値」はコアネットワークデバイスによって開始されるページングにおいて示されず、「ページング原因値」はアクセスネットワークデバイスによって開始されるページングにおいて示される。ページングメッセージはアクセスネットワークデバイスによってUEに送信される(すなわち、ページングメッセージはアクセスネットワークデバイスによって生成される)ので、拡張ページングメッセージが存在し得る。たとえば、ページングがアクセスネットワークデバイスによって開始されるページングを含むならば、ページングメッセージは拡張ページングメッセージを含む。この場合、このページングがコアネットワークデバイスによって開始されるページングをさらに含むならば、ページングメッセージは、拡張ページングメッセージおよび/または拡張ページングレコードも含む。しかしながら、拡張ページングメッセージは「ページング原因値」を示さない。たとえば、表2は、ページングメッセージの一部の内容の例を表す。たとえば、拡張ページングメッセージ、拡張ページングレコードリスト、拡張ページングレコード、およびページング原因値フィールドが、表2に表され得る。たとえば、第1のページングレコードおよび第3のページングレコードについて、対応する拡張ページングメッセージにおいて、拡張ページングレコードが存在するが、ページング原因値は存在しない。前述の事例では、拡張ページングメッセージおよび/または拡張ページングレコードリストは存在するが、ページング原因値は存在しないので、UEは、現在のページングの原因値が第1のサービスタイプであると誤解し得る。
したがって、ネットワークデバイスが「ページング原因値」をサポートしないことが示されるべきである。しかしながら、現在のページングの原因値が第1のサービスタイプであるとUEが誤解するので、UEは、第1のサービスタイプの優先度が低いとみなすことがあり、したがってページングに応答しない。しかしながら、コアネットワークデバイスによって開始されるページングの原因値が第2のサービスタイプであるとき、UEは誤って、高い優先度を有する第2のサービスタイプに応答せず、それによりユーザ体験に影響する。
ページングメッセージに含まれるIDは、セル内のUEであり得ることが理解され得る。セル内の複数のUEのPOが同じであるならば、基地局は、1つのページングメッセージにおいて複数のUEへのページングを同時に開始し得る。
表2はページングメッセージおよび拡張ページングメッセージを表すが、ページングメッセージと拡張ページングメッセージの両方が、アクセスネットワークデバイスによって送信されるページングメッセージに含まれることが理解され得る。したがって、ページングメッセージおよび拡張ページングメッセージは、この出願ではページングメッセージと集合的に言われる。この説明は、この出願において以下にも適用可能である。
たとえば、ページングメッセージの一部の内容は代替として表3に表され得る。
たとえば、ページングメッセージの一部の内容は代替として表4に表され得る。
たとえば、ページングメッセージの一部の内容は代替として表5に表され得る。
表2から表5に表されるページングメッセージは、UEのページングレコードおよびUEの拡張ページングレコードが異なるフィールドに別々に含まれ得ることとして理解され得ることが、理解され得る。しかしながら、ページングレコードリスト内の各UEについての情報は、拡張ページングレコードリスト内の各UEについての情報と1対1の対応関係にある。具体的には、ページングレコードリスト内のページングレコードの数量は、拡張ページングレコードリスト内の拡張ページングレコードの数量と同じである。ページングレコードリストに含まれる情報がUE1、UE2、UE3、およびUE4にそれぞれ対応するならば、拡張ページングレコードリストに含まれる情報はUE1、UE2、UE3、およびUE4にそれぞれ対応する。たとえば、ページングメッセージは、UE1のID、UE2のID、UE3のID、およびUE4のIDを連続して含み、UE1に対応するページング原因値フィールド、UE2に対応するページング原因値フィールド、UE3に対応するページング原因値フィールド、およびUE4に対応するページング原因値フィールドを順次的に含んでもよい。UE1に対応するページング原因値フィールドが存在しないならば、UE1は、拡張ページングレコードに基づいてUE1に対応するページング原因値フィールドを決定し得ることが理解され得る。代替として、UEによって、UEに対応するページング原因値フィールドを決定するための方法については、関連する規格またはプロトコルを参照されたい。これはこの出願では限定されない。
たとえば、ページングメッセージの一部の内容が代替として表6に表され得る。
表6に表されるページングメッセージは、同じページングレコードがUEのIDおよびUEに対応するページング原因値フィールドを含むこととして理解され得ることが、理解され得る。具体的には、UEに対応するすべての情報がページングレコードリストに含まれ得る。たとえば、ページングメッセージは、UE1のID、UE1に対応するページング原因値フィールド、UE2のID、UE2に対応するページング原因値フィールド、UE3のID、UE3に対応するページング原因値フィールド、UE4のID、およびUE4に対応するページング原因値フィールドを連続して含む。
上記に表されるページングメッセージの内容は単に例であり、ページングメッセージの具体的なフォーマットはこの出願では限定されないことが理解され得る。表2から表6に表されるページングメッセージの内容の例は、以下にも適用可能である。詳細はこの出願では以下で詳細に説明されない。
これを考慮して、この出願は、UEがページングメッセージを正しく理解できるように、ページング指示方法および装置を提供し、それによりユーザ体験を改善する。
この出願において提供される方法が説明される前に、以下は、まず、この出願における第1の指示情報および第2の指示情報を詳細に説明する。
第1の指示情報は以下の通りである。
この出願において表される第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。任意選択で、第1の指示情報は代替として以下のように理解され得る。第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値を設定する(または構成する)かどうかを示し、または、第1の指示情報は、ページング原因値がコアネットワークデバイスに対応するページングにおいて示されるかどうかを示し、または、第1の指示情報は、ページング原因値がページングメッセージ(第1のページングメッセージを含む)内にありUEの第1の識別子に対応するページングにおいて示されるかどうかを示し、または、第1の指示情報は、ページング原因値がコアネットワークデバイスに対応するページングに含まれるかどうかを示し、または、第1の指示情報は、ページングメッセージ(第1のページングメッセージを含む)内にありUEの第1の識別子に対応するページングがページング原因値を含むかどうかを示し、または、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページングメッセージ(第1のページングメッセージを含む)にページング原因値を追加することをサポートするかどうかを示し、または、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページングメッセージ(第1のページングメッセージを含む)においてページング原因値を示すこと、または構成することをサポートするかどうかを示す。
第1の指示情報についての前述の説明は単に例である。第1の指示情報は別の形式で説明され得る。詳細はここで説明されない。第1の指示情報の説明は、それらが前述の意味に含まれる限り、この出願の保護範囲内にある。
この出願において表される対応するページングがページング原因値を含むことは、対応するページングがページング原因値を明示的に含むかどうか、および対応するページングがページング原因値を暗黙的に示す、または含むかどうかとして理解され得る。
任意選択で、第1の指示情報は、PLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。具体的には、1つのコアネットワークデバイスは1つのPLMNに属し、PLMNはUEにサービス提供するPLMNであり得る。
任意選択で、第1の指示情報は、複数のPLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
たとえば、RAN共有(RAN sharing)シナリオでは、1つのアクセスネットワークデバイスが複数のコアネットワークデバイスに接続され得る。この場合、異なるコアネットワークデバイスは異なるPLMNに属し得る。したがって、第1の指示情報は、複数のPLMNに対応する情報であり得る。
この場合、たとえば、第1の指示情報は、PLMNの識別子を示す情報を含み得る。たとえば、1つのPLMNに対応するコアネットワークデバイスは、1つの指示情報(すなわち、ページング原因値がサポートされるかどうかを示す指示情報)に対応する。別の例では、ページング原因値がサポートされるかどうかの2つの場合のみがある。したがって、複数のPLMNのいくつかは1つの指示情報に対応してもよく、他のPLMNは1つの指示情報に対応してもよい。たとえば、第1の指示情報はリストであり、リストは1つまたは複数のPLMNに対応する情報を含む。たとえば、PLMNに対応する情報は、PLMNに対応するコアネットワークデバイスの指示情報を含む。
たとえば、リストのフォーマットは表7に表され得る。
表7に表されるリストは、リストが各PLMNの識別子を順次的に含み、そして、各PLMNに対応するコアネットワークデバイスの指示情報を含むこととして理解され得る。
たとえば、リストのフォーマットは表8に表され得る。
表8に表されるリストは、リストがPLMN1の識別子、PLMN1に対応するコアネットワークデバイスの指示情報、PLMN2の識別子、PLMN2に対応するコアネットワークデバイスの指示情報、PLMN3の識別子、およびPLMN3に対応するコアネットワークデバイスの指示情報を順次的に含むこととして理解され得る。
前述のケースにおいて、UEが第1の指示情報を取得するとき、UEは、第1のPLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを決定してもよく、第1のPLMNはUEにサービス提供するPLMNであることが理解され得る。言い換えると、UEは、UEにサービス提供する第1のPLMNの識別子に基づいて第1の指示情報から、第1のPLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを取得し得る。UEによって第1のPLMNの識別子を取得するための方法については、関連する規格またはプロトコルなどを参照されたい。これはこの出願では限定されない。
第2の指示情報は以下の通りである。
この出願において表される第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。任意選択で、第2の指示情報は代替として以下のように理解され得る。第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値を設定(または構成)するかどうかを示し、または、第2の指示情報は、ページング原因値がアクセスネットワークデバイスに対応するページングにおいて示されるかどうかを示し、または、第2の指示情報は、ページングメッセージ(第1のページングメッセージを含む)内にありUEの第2の識別子に対応するページングにおいてページング原因値が示されるかどうかを示し、または、第2の指示情報は、ページング原因値がアクセスネットワークデバイスに対応するページングに含まれるかどうかを示し、または、第2の指示情報は、ページングメッセージ(第1のページングメッセージを含む)内にありUEの第2の識別子に対応するページングがページング原因値を含むかどうかを示し、または、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページングメッセージ(第1のページングメッセージを含む)にページング原因値を追加することをサポートするかどうかを示し、または、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページングメッセージ(第1のページングメッセージを含む)においてページング原因値を示すこと、または構成することをサポートするかどうかを示す。
第2の指示情報についての前述の説明は単に例である。第2の指示情報は別の形式で説明され得る。詳細はここで説明されない。第2の指示情報の説明は、それらが前述の意味に含まれる限り、この出願の保護範囲内にある。
第1の識別子および第2の識別子の説明については、前述の説明を参照することが理解され得る。詳細はここで再び説明されない。
第1の指示情報と第2の指示情報との間の関係は以下のように表され得る。
たとえば、第1の指示情報および第2の指示情報は異なるメッセージに含まれ得る。たとえば、第1の指示情報は第1のNASメッセージの第3のフィールドに含まれ、第2の指示情報は第2のNASメッセージの第4のフィールドに含まれる。別の例では、第1の指示情報はNASメッセージに含まれ、第2の指示情報はSIBに含まれる。この出願では、第1の指示情報を含むメッセージおよび第2の指示情報を含むメッセージについて、以下を参照されたい。詳細はここで説明されない。
たとえば、第1の指示情報および第2の指示情報は同じメッセージに含まれ得る。たとえば、SIBは第3のフィールドおよび第4のフィールドを含み、第3のフィールドは第1の指示情報を搬送するために使用され、第4のフィールドは第2の指示情報を搬送するために使用される。別の例では、SIBは第5のフィールドを含み、第5のフィールドのビット長は2ビットであり、1つのビットが第1の指示情報を搬送するために使用され、他のビットが第2の指示情報を示す。第5のフィールドが第1の指示情報および第2の指示情報を搬送するとき、第5のフィールドの前述の説明は、代替として以下のように理解され得ることが、理解され得る。第5のフィールドの第1のサブフィールドが第1の指示情報を搬送するために使用され、第5のフィールドの第2のサブフィールドが第2の指示情報を搬送するために使用される。
説明の容易さのために、以下は、第1の指示情報が第3のフィールドにおいて搬送され、第2の指示情報が第4のフィールドにおいて搬送される例を使用することによって、この出願において提供される方法を説明することが理解され得る。しかしながら、第1の指示情報と第3のフィールドとの間の関係、および第2の指示情報と第4のフィールドとの間の関係は、第1の指示情報、第2の指示情報、および第5のフィールドの間の関係にも適用可能である。たとえば、第1の指示情報と第5のフィールドの第1のサブフィールドとの間の関係については、第1の指示情報と第3のフィールドとの間の関係を参照されたい。別の例として、第2の指示情報と第5のフィールドの第2のサブフィールドとの間の関係については、第2の指示情報と第4のフィールドとの間の関係を参照されたい。
第1の指示情報と第3のフィールドとの間の関係は以下のように表され得る。
たとえば、第1の指示情報は第3のフィールドにおいて搬送される。第3のフィールドが存在しないとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第3のフィールドが存在するとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。具体的には、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかは、第3のフィールドが存在するかどうかに基づいて示され得る。第3のフィールドが存在しないならば、それは、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第3のフィールドが存在するならば、それは、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。第3のフィールドが存在するとき、第3のフィールドの値はこの出願では限定されない。上記に表される方式は単に例であることが理解され得る。第3のフィールドが存在しないならば、それは、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示し得る。第3のフィールドが存在するとき、それは、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第3のフィールドが存在するとき、第3のフィールドの具体的な値はこの出願では限定されないことが理解され得る。
たとえば、第3のフィールドの値が第1の値であるとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示し、または、第3のフィールドの値が第2の値であるとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。たとえば、第3のフィールドは1ビットフィールドであり、すなわち、第3のフィールドの値は1または0である。たとえば、第3のフィールドの値が1(第1の値)であるとき、それは、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。別の例では、第3のフィールドの値が0(第2の値)であるとき、それは、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。前述の値は単に例であり、この出願への限定として解釈されるべきでないことが理解され得る。第3のフィールドのビット長は代替として2ビットなどであってもよいことが理解され得る。これはこの出願では限定されない。
第2の指示情報と第4のフィールドとの間の関係は以下のように表され得る。
たとえば、第2の指示情報は第4のフィールドにおいて搬送される。第4のフィールドが存在しないとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第4のフィールドが存在するとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。
たとえば、第4のフィールドの値が第3の値であるとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示し、または、第4のフィールドの値が第4の値であるとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。
上記に表される第1の値は第3の値に等しくてもよく、または上記に表される第1の値は第3の値に等しくなくてもよいことが理解され得る。加えて、第2の値は第4の値に等しくてもよく、または第2の値は第4の値に等しくなくてもよい。これはこの出願では限定されない。
第3の指示情報および第4のフィールドの説明については、第1の指示情報と第3のフィールドの説明を参照することが理解され得る。詳細はここで再び説明されない。
図2は、この出願のある実施形態によるページング指示方法の概略フローチャートである。図2に表されるように、方法は以下のステップを含む。
201:UEが第1の指示情報を取得し、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
UEによって第1の指示情報を取得するための方法は、以下の方式を含み得る。
方式1:第1のページングメッセージから第1の指示情報を取得する。
方式1については、この出願のこの実施形態におけるステップ201およびステップ202が以下によって置換され得る。基地局が第1のページングメッセージをUEに送信し、UEが第1のページングメッセージを受信し、第1のページングメッセージから第1の指示情報を取得する。たとえば、第1の指示情報は第1のページングメッセージの第3のフィールドに含まれる。
方式2:第1のページングメッセージをスケジュールするために使用されるDCIから第1の指示情報を取得する。
通常、UEがDCIによって示される時間周波数リソースに基づいて第1のページングメッセージを受信するように、DCIが第1のページングメッセージの時間周波数リソースを示し得る。したがって、DCIは第1の指示情報を含んでもよく、第1の指示情報はDCIの第3のフィールドに含まれる。第1のページングメッセージをスケジュールするために使用されるDCIは、P-RNTI、ページング制御情報などを使用することによってスクランブルされたDCIとも言われ得る。これはこの出願の実施形態では限定されない。
たとえば、方式1および方式2について、コアネットワークデバイスによって開始されるページング(略してCNページング)および基地局によって開始されるページング(略してRANページング)が第1のページングメッセージにおいて共存するとき、UEは第1のページングメッセージまたはDCIから第1の指示情報を取得する。具体的には、CNページングおよびRANページングが第1のページングメッセージにおいて共存するとき、基地局は、DCIまたは第1のページングメッセージにおいて第1の指示情報を設定し得る。この場合、UEは第1の指示情報を解析する必要がある。たとえば、第1の指示情報は、第1の指示情報が存在するかどうかに基づいて、CNが「ページング原因値」をサポートするかどうかを示す。たとえば、CNページングおよびRANページングが共存しないとき、基地局は、DCIまたはページングメッセージにおいて第1の指示情報を設定しなくてもよい。この場合、UEは第1の指示情報を解析する必要はない。
方式3:NASメッセージから第1の指示情報を取得する。
コアネットワークデバイスがNASメッセージをUEに送信するならば、それに対応して、UEはNASメッセージを受信し、NASメッセージは第1の指示情報を含む。たとえば、NASメッセージは、コアネットワークデバイスによって基地局に送信され、次いで基地局によってUEに送信され得る。
たとえば、UEが電源オンされ、または位置更新を実行し、またはネットワークに再アクセスするとき、UEが許容されるネットワークスライスを取得するように、UEは登録手順を実行する。たとえば、UEは登録要求メッセージをコアネットワークデバイスに送信し、コアネットワークデバイスは登録要求メッセージを受信する。コアネットワークデバイスは登録受諾メッセージをUEに送信し、UEは登録受諾メッセージを受信し、登録受諾メッセージは許容されるネットワークスライスの識別情報を含む。UEが登録手順を実行する時は、この出願の実施形態では限定されないことが理解され得る。
任意選択で、登録受諾メッセージは第1の指示情報をさらに含む。コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかは、登録受諾メッセージに含まれる第1の指示情報によって示される。たとえば、第1の指示情報は、登録受諾メッセージの第3のフィールドにおいて搬送され得る。任意選択で、登録要求メッセージは、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを要求するために使用される要求情報を含む。したがって、コアネットワークデバイスは、要求情報に基づいて登録受諾メッセージに第1の指示情報を含める。たとえば、第1の指示情報は第3のフィールドにおいて搬送される。任意選択で、登録要求メッセージは、UEがページング原因値をサポートするかどうかを示す情報を含む。たとえば、UEがページング原因値をサポートすることを示す情報を登録要求メッセージが含むならば、コアネットワークデバイスは、その情報に基づいて第1の指示情報をUEに返し得る。UEがページング原因値をサポートしないことを示す情報を登録要求メッセージが含むならば、UEは、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかにかかわらず、コアネットワークデバイスに対応するページングを正しく解釈できないことが理解され得る。この場合、コアネットワークデバイスは、第1の指示情報をフィードバックしなくてもよい。
方式4:SIBから第1の指示情報を取得する。
たとえば、基地局はSIBをUEに送信し、UEはSIBを受信して第1の指示情報を取得する。任意選択で、基地局はコアネットワークデバイスから第3の指示情報を受信し、第3の指示情報はコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。基地局は、第3の指示情報に基づいて第1の指示情報を取得する。第3の指示情報の説明については、第1の指示情報の前述の説明を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。任意選択で、基地局はOAMデバイスから第1の情報を取得する。たとえば、OAMデバイスは、基地局のために第1の指示情報を構成し得る。任意選択で、基地局は、コアネットワークデバイスから第2のページングメッセージを受信し、第2のページングメッセージに含まれる第1のフィールドに基づいて第1の指示情報を取得する。言い換えると、基地局は、自己学習方式で第1の指示情報を取得し得る。具体的には、基地局はコアネットワークデバイスに対応するページングを受信し、コアネットワークデバイスに対応するページングは「ページング原因値」を示す。したがって、基地局は、コアネットワークデバイスが「ページング原因値」をサポートすることを知り、第1の指示情報を取得し得る。たとえば、第1の指示情報はSIBの第3のフィールドにおいて搬送される。
第1の指示情報が含まれる具体的なSIBはこの出願では限定されないことが理解され得る。たとえば、第1の指示情報は、SIB1、SIB2、SIB3などに含まれ得る。詳細はここで説明されない。
方式3および方式4について、UEによって第1のページングメッセージを解析することの効率が効果的に保証されることができるように、UEは第1のページングメッセージを受信する前に第1の指示情報を取得し得る。
第1の指示情報の説明については、前述の説明を参照することが理解され得る。詳細はここで再び説明されない。
203:基地局が第1のページングメッセージをUEに送信し、それに対応して、UEが第1のページングメッセージを受信し、第1のページングメッセージはUEに対応する第1の情報を含む。
この出願のこの実施形態では、第1の情報はコアネットワークデバイスによって開始されるページングに対応する。たとえば、UEはアイドル状態にあるUEであってもよく、第1の情報は、UEの第1の識別子、たとえばIMSIまたは5G-S-TMSIを含む。言い換えると、UEは、アイドル(idle)状態においてCNページングを受信するUE、すなわち、第1のページングメッセージに含まれるUE IDが5G-S-TMSIに対応するUEである。UEがインアクティブ状態においてRANページングを受信するUEであるならば、第1の指示情報は無視されてもよく、第1のページングメッセージにおいて「ページング原因値」をどのように正しく解析するかは、第2のフィールド(たとえば、拡張ページングメッセージフィールドおよび/または拡張ページングレコードリストフィールド)が存在するかどうかに直接基づいて決定される。
たとえば、表2から表6が例として使用される。第1の情報は、表2から表5に表される拡張ページングメッセージにおけるUEに対応する情報であり得る。代替として、第1の情報は、たとえばUEの識別子を含む、表2から表6に表されるUEに対応するすべての情報であり得る。
以下は、第1の情報が第1のフィールドを含むかどうか、および第1のページングメッセージが第2のフィールドを含むかどうかの例に基づいて、この出願の実施形態において提供される方法を詳細に説明する。
たとえば、この出願のこの実施形態において表される第1のフィールドは、ページング原因値フィールド、サービスタイプフィールドなどとも言われ得る。第1のフィールドの具体的な名称はこの出願の実施形態では限定されない。第1のフィールドはページング原因値を示し得るので、第1のフィールドはページング原因値フィールドと言われ得る。第1のフィールドによって示されるページング原因値は、第1のサービスタイプ、第2のサービスタイプなどであり得るので、第1のフィールドはサービスタイプフィールドと言われ得る。
たとえば、第2のフィールドは、拡張ページングメッセージフィールド、拡張ページングレコードリストフィールドなどとも言われ得る。第2のフィールドの具体的な名称は、この出願の実施形態では限定されない。代替として、第2のフィールドは、第1のページングメッセージに含まれる各UEに対応する第1のフィールドとして理解され得る。言い換えると、各UEに対応する第1のフィールドは、第2のフィールドのサブフィールドとして理解され得る。
第1のフィールドは第1の情報に含まれてもよく、第2のフィールドは第1のページングメッセージに含まれることが理解されるべきである。具体的には、第1の情報は異なるUEによって区別され、第1のフィールドはUEに対応する情報である。第2のフィールドは複数のUEの情報を含み得る。たとえば、第2のフィールドは、第1の情報の中の一部またはすべての情報を含み得る。別の例では、それは、第2のフィールドが複数のUEの拡張情報を含むことと言われてもよく、拡張情報は、表2から表6に表される拡張ページングレコードリストまたは拡張ページングメッセージを含み得る。別の例では、第2のフィールドは、アクセスネットワークデバイスによってUE1に示されるページング原因値、アクセスネットワークデバイスによってUE2に示されるページング原因値、コアネットワークデバイスによってUE3に示されるページング原因値などを含み得る。例はここで提供されない。
たとえば、第1のページングメッセージが複数のUEおよび第2のフィールドに対応する第1の情報を含み、たとえば、1つのUEが1つの第1の情報に対応するとき、第1の情報とUEとの間の対応関係および第2のフィールドとUEとの間の対応関係が、表2から表6に表され得る。たとえば、第1のページングメッセージが、UE1に対応する第1の情報、UE2に対応する第1の情報、およびUE3に対応する第1の情報を含むならば、第2のフィールドは、UE1に対応する拡張情報、UE2に対応する拡張情報、およびUE3に対応する拡張情報を順次的に含み得る。
以下は、異なる実装からこの出願のある実施形態において提供される方法を説明する。
実装1
第1の情報は、ページング原因値を示す第1のフィールドを含まない。
第1の情報がページング原因値を示す第1のフィールドを含まないとき、以下の2つのケースがあり得る。
ケース1:コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示す。
たとえば、第1の情報がページング原因値を示すことは代替として以下のように理解され得る。第1の情報は、ページング原因値を示し、またはコアネットワークデバイスに対応するページングにおいてページング原因値を示し、またはページング原因値などはコアネットワークデバイスに対応するページングにおいて設定される(第1の指示情報の関連する説明を参照されたい)。言い換えると、第1の情報は、ページング原因値を示す第1のフィールドを明示的に含まないが、第1の指示情報に基づいて、第1の情報がページング原因値を暗黙的に示すことが知られ得る。言い換えると、端末デバイスは、第1の指示情報に基づいて、コアネットワークデバイスがページング原因値を示すと決定し得る。
たとえば、ページング原因値は第1のサービスタイプであってもよく、または第1の情報に対応するサービスは第1のサービスタイプと言われてもよい。言い換えると、前述のケースにおいて、第1の情報によって示されるページング原因値は第1のサービスタイプである。具体的には、コアネットワークデバイスによって対応するページングを開始するためのページング原因は、第1のサービスタイプが到着することであり、したがってページングがトリガされる。たとえば、第1のサービスタイプは、非音声サービス、データサービスなどであり得る。第1のサービスタイプは、この出願の実施形態において限定されない。第1のサービスタイプの優先度が第2のサービスタイプの優先度より低い限り、サービスが第1のサービスタイプに属すか、または第2のサービスタイプに属すかにかかわらず、サービスはこの出願の実施形態の保護範囲内にある。第1のサービスタイプおよび第2のサービスタイプの説明については、前述の説明を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
ケース2:コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示さない。
前述のケースにおいて、UEは、第1の指示情報に基づいて、第1の情報がページング原因値を示さないことを明示的に知り得る。したがって、UEは、ページング原因値が示されない方式で、ページングに応答すべきかどうかを選び得る。
実装2
第1のページングメッセージは、ページング原因値を示す第2のフィールドを含む。
任意選択で、第1のページングメッセージは第2の情報をさらに含み、第2の情報は基地局によって開始されるページングに対応する。前述の実装1を参照して、第1のフィールドおよび第2のフィールドは以下のように理解され得る。第1のページングメッセージは第1の情報および第2の情報を含み、第1の情報はコアネットワークデバイスによって開始されるページングに対応し、第2の情報は基地局によって開始されるページングに対応する。第1のページングメッセージは第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれ得る。たとえば、第2のフィールドは第1の情報の一部またはすべての情報を含み、第2の情報の一部またはすべての情報をさらに含む。言い換えると、第1のページングメッセージは、コアネットワークデバイスに対応するページング(これはCNページングとも言われ得る)、および基地局に対応するページング(これはRANページングとも言われ得る)を含む。この場合、基地局がページング原因値をサポートするが、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないならば、第1のページングメッセージは第2のフィールドを含む。UEについては、第1の情報は第1のフィールドを含まない。
たとえば、第1のページングメッセージが第2のフィールドを含むが、第1のフィールドを含まないとき、それは以下のようにさらに理解され得る。コアネットワークデバイスは、コアネットワークデバイスによって開始されるページングにページング原因値フィールドを追加することをサポートしないが、第1のページングメッセージは基地局によって生成され、基地局によってUEに送信されるので、基地局は、基地局がページング原因値をサポートするかどうかを参照して第1のページングメッセージを生成する。たとえば、基地局は、基地局がページング原因値をサポートする場合を参照して、生成された第1のページングメッセージが第2のフィールドを含むことを可能にする。しかしながら、コアネットワークデバイスはページング原因値をサポートしないので、第2のフィールドはUEに対応する第1のフィールドを含まなくてもよい。第1の指示情報に基づいて、UEは、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートする、およびページング原因値が第1のサービスタイプであるという誤解を避けることによって、第1のフィールドを正しく理解することができる。
たとえば、表2に表されるように、第2のフィールドは、上記で表された拡張ページングメッセージ、拡張ページングレコードリストなどであってもよく、第1のフィールドは、上記で表されたページング原因値フィールドである。たとえば、第1のページングメッセージは拡張ページングレコードリスト(第2のフィールド)を含み、拡張ページングレコードリストはCNページング(たとえば、第1の情報)およびRANページング(たとえば、第2の情報)を含み、CNページングは、ページング原因値フィールド(第1のフィールド)が含まれない場合に対応し、RANページングは、ページング原因値フィールドが含まれる場合に対応する。第1のフィールドおよび第2のフィールドの具体的な名称は、この出願の実施形態において限定されないことが理解され得る。
実装3
第1の情報がページング原因値を示す第1のフィールドを含むとき、第1の情報は第2のサービスタイプを示す。たとえば、第2のサービスタイプは音声サービスであってもよく、すなわち、第1の情報によって示されるページング原因値は第2のサービスタイプである。この実装では、UEは、第1の指示情報および第1のフィールドを参照して、ページング原因値がコアネットワークデバイスによって開始されるページングのために設定されるかどうかをより正確に知り得る。
たとえば、UEについては、前述の3つの実装が以下のようにさらに説明され得る。
UEが第1のページングメッセージを受信し、第1のページングメッセージにおいて「ページング原因値」を正しく解析する挙動は、以下の通りである。
1.UEは、(単なる例として)第1の指示情報を受信し、CNが「ページング原因値」をサポートすることを示す。第1のページングメッセージが第2のフィールドを含むとき(これは、拡張ページングメッセージまたは拡張ページングレコードリストが存在することとも言われ得る)、
(1)CNに対応するページング(すなわち、上記に表される第1の情報)が「ページング原因値」を含む(またはページング原因値がCNに対応するページングにおいて示される)ならば、UEは、現在のページングのページング原因値が第2のサービスタイプ(たとえば、音声サービス)であるとみなし、UEは第2のサービスタイプに基づいてページングに応答し、たとえば、UEは第2のサービスタイプまたは現在のサービスの優先度に基づいてページングに応答し、または、
(2)CNに対応するページングが「ページング原因値」を含まないならば、UEは、現在のページングのページング原因値が第1のサービスタイプ(たとえば、非音声サービス)であるとみなし、UEは第1のサービスタイプに基づいてページングに応答する。たとえば、UEは、第1のサービスタイプおよび現在のサービスの優先度に基づいてページングに応答する。
2.UEは、(単なる例として)第1の指示情報を受信し、CNが「ページング原因値」をサポートしないことを示す。第1のページングメッセージが第2のフィールドを含むとき(これは、拡張ページングメッセージまたは拡張ページングレコードリストが存在することとも言われ得る)、
(1)CNに対応するページングが第1のフィールドを含む場合が発生しない、または
(2)CNに対応するページングがページング原因値を含まないならば、UEは、現在のページングのページング原因値が設定されないとみなし、UEは、ページング原因値が示されない場合に基づいてページングに応答する。
ページングに応答する説明については、前述の説明を参照することが理解され得る。詳細はここで再び説明されない。
ある可能な実装では、ステップ201およびステップ203は代替として以下によって置換され得る。
基地局は第1のページングメッセージをUEに送信し、UEは第1のページングメッセージを受信し、第1のページングメッセージはUEに対応する第1の情報を含む。第1の情報が第1のフィールドを含まず、かつ第1の指示情報が存在するとき、ページング原因値は第1の情報(または第1の指示情報)に基づいて決定される。
ページング原因値が第1の情報に基づいて決定されることは、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すならば、UEが、第1の情報に基づいて、ページング原因値が第1のサービスタイプであると決定し、または、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを第1の指示情報が示すならば、UEが、第1の情報に基づいて、ページング原因値が示されない、または、ページング原因値がコアネットワークデバイスに対応するページング(すなわち、第1の情報)において設定されないと決定することを意味する。
任意選択で、第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1の情報に基づいて、ページング原因値が第2のサービスタイプであると決定される。前述の置換方法の具体的な説明については、前述の説明を参照することが理解され得る。詳細はここで説明されない。
ある可能な実装では、図2に表される方法は以下のステップをさらに含み得る。
202:UEが第2の指示情報を取得し、第2の指示情報は、基地局がページング原因値をサポートするかどうかを示す。
たとえば、基地局がページング原因値をサポートすることを第2の指示情報が示すとき、第1のページングメッセージは第2のフィールドを含む。しかしながら、基地局がページング原因値をサポートしないことを第2の指示情報が示すならば、それは、第1のページングメッセージが第2のフィールドを含まず、第1のフィールドを含まないことを示す。
上記に表される第2の指示情報は単に例であることが理解され得る。たとえば、基地局は第2の指示情報をUEに送信しなくてもよい。この場合、UEは、基地局がページング原因値をサポートするとデフォルトでみなしてもよい。
第1のページングメッセージが基地局によって開始されるページングを含まないならば、第1のページングメッセージは第2のフィールドを含まないことが理解され得る。第1のページングメッセージがコアネットワークデバイスによって開始されるページングを含まないならば、基地局は、基地局がページング原因値をサポートするかどうかに基づいて、第1のページングメッセージを生成し得る。たとえば、基地局がページング原因値をサポートしないならば、第1のページングメッセージのフォーマットは、ページングメッセージの前述の説明において説明されたものと同じであり得る。たとえば、基地局がページング原因値をサポートするならば、第1のページングメッセージは第2のフィールドを含む。
前述の方法はステップ201からステップ203まで順に番号を付けられているが、前述の番号はこの出願のある実施形態の実行順を表現しないことが理解され得る。たとえば、UEは、第1の指示情報および第2の指示情報を同時に取得してもよい。たとえば、UEは、代替として、まず第1の指示情報を取得し、次いで第2の指示情報を取得してもよい。たとえば、UEは第1のページングメッセージを受信してもよく、第1のページングメッセージは第1の指示情報と第2の指示情報の両方を含む。たとえば、UEは、まず第2の指示情報を取得し、次いで第1のページングメッセージを受信してもよく、第1のページングメッセージは第1の指示情報を含む。たとえば、UEは、まず第1の指示情報を取得し、次いで第1のページングメッセージを受信し、次いで第2の指示情報を取得するなどしてもよい。詳細はここで説明されない。
この出願の実施形態において提供される技術的解決策において、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示してもよいので、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すとき、第1の情報が第1のフィールドを含まなくても、端末デバイスは、第1の情報において示されるページング原因値を取得することができる。したがって、端末デバイスは第1の情報を正しく理解することができ、端末デバイスは、ページング原因値がページングメッセージにおいて示されるかどうかを明確に知ることができ、それによりユーザ体験を改善する。
加えて、この出願の実施形態は、UEがページングメッセージによって示される内容を明示的に知ることができるように、以下の2つの解決策をさらに提供する。
解決策1:コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないと基地局が決定するとき、基地局がページング原因値をサポートするかどうかにかかわらず、第1のページングメッセージは、ページングメッセージにページング原因値を追加することによって生成されなくてもよい。この場合、UEは、ネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないとみなしてもよい。
言い換えると、CNが「ページング原因値」をサポートしないとRANが決定するならば、RANは「ページング原因値」の特徴を使用しない。この場合、拡張ページングメッセージは第1のページングメッセージに存在せず、UEは、ネットワークデバイスが「ページング原因値」をサポートしないとみなす。
たとえば、第1のページングメッセージは、コアネットワークデバイスによって開始されるページングおよび基地局によって開始されるページングを含む。たとえば、第1のページングメッセージは、コアネットワークデバイスによって開始されるページングを含む。
解決策2:第3のページングメッセージはコアネットワークデバイスによって開始されるページングに対応し、第4のページングメッセージは基地局によって開始されるページングに対応する。言い換えると、同じPOにおいて、コアネットワークデバイスと基地局の両方がページングを開始する必要があるとき、すなわち、CNページングとRANページングの両方が存在するとき、CNページングおよびRANページングは2つの異なるページングメッセージにおいて送信され得る。ページングメッセージの1つはCNページングのみを含む。ページングメッセージが拡張ページングメッセージを含まないならば、それは、CNページングが「ページング原因値」をサポートしないことを示す。他のページングメッセージはRANページングのみを含む。ページングメッセージが拡張ページングメッセージを含むならば、それは、RANページングが「ページング原因値」をサポートすることを示す。
以下は、この出願の実施形態において提供される通信装置を説明する。
この出願では、通信装置は、前述の方法の例に基づいて機能モジュールに分割される。たとえば、機能に対応する機能モジュールが分割を通じて取得されてもよく、または、2つ以上の機能が1つの処理モジュールに統合されてもよい。前述の統合されたモジュールは、ハードウェアの形式で実現されてもよく、またはソフトウェア機能モジュールの形式で実現されてもよい。この出願では、モジュール分割は例であり、単に論理的な機能分割であることが留意されるべきである。実際の実装では、別の分割方式が使用されてもよい。以下は、図3から図5を参照してこの出願の実施形態における通信装置を詳細に説明する。
図3は、この出願のある実施形態による通信装置の構造の概略図である。図3に表されるように、通信装置は処理ユニット301およびトランシーバユニット302を含む。
この出願のいくつかの実施形態では、通信装置は、上記に表された端末デバイス、端末デバイスの中のチップなどであり得る。言い換えると、通信装置は、前述の方法の実施形態において端末デバイスまたはUEによって実行されるステップ、機能などを実行するように構成され得る。
処理ユニット301は第1の指示情報を取得するように構成され、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
トランシーバユニット302は第1のページングメッセージを入力するように構成され、第1のページングメッセージは通信装置に対応する第1の情報を含み、第1の情報がページング原因値を示す第1のフィールドを含まないとき、または、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示す。
処理ユニット301が第1の指示情報を取得するように構成されることは、代替として、以下のように理解され得ることが理解され得る。処理ユニット301は、トランシーバユニット302を使用することによって第1の指示情報を取得する。たとえば、トランシーバユニット302は、第1の指示情報を入力し、次いで第1の指示情報を処理ユニット301に入力するように構成される。別の例として、処理ユニット301は、トランシーバユニット302によって入力される第1のページングメッセージ、または第1のページングメッセージをスケジュールするために使用されるDCIから第1の指示情報を取得する。
ある可能な実装では、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示さない。
ある可能な実装では、第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1の情報は第2のサービスタイプ(たとえば、音声サービス)を示す。
ある可能な実装では、第1の指示情報は、公衆陸上移動網PLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示し、または、第1の指示情報は、複数のPLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
ある可能な実装では、異なるコアネットワークデバイスは異なる公衆陸上移動網(public land mobile networks, PLMN)に属す。
処理ユニット301は、第1の指示情報に基づいて、第1の公衆陸上移動網PLMNに対応するコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを決定するようにさらに構成され、第1のPLMNは通信装置にサービス提供するPLMNである。
ある可能な実装では、第1のページングメッセージは、ページング原因値を示す第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれる。
ある可能な実装では、方法は以下をさらに含む。
処理ユニット301は第2の指示情報を取得するようにさらに構成され、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
処理ユニット301が第2の指示情報を取得するように構成されるとき、処理ユニット301およびトランシーバユニット302の具体的な説明については、第1の指示情報を取得するように構成された処理ユニットの説明を参照することが理解され得る。詳細はここで再び説明されない。
ある可能な実装では、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第2の指示情報が示すとき、第1のページングメッセージはページング原因値を示す第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれる。
ある可能な実装では、第1のページングメッセージは第2の情報をさらに含み、第2の情報はアクセスネットワークデバイスによって開始されるページングに対応する。
ある可能な実装では、第1の指示情報は、以下のメッセージ、すなわち、
非アクセス層NASメッセージ、システム情報ブロックSIB、第1のページングメッセージ、または第1のページングメッセージをスケジュールするために使用されるダウンリンク制御情報DCIのいずれか1つに含まれる。
ある可能な実装では、第1の指示情報は第3のフィールドにおいて搬送される。第3のフィールドが存在しないとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第3のフィールドが存在するとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。
ある可能な実装では、第3のフィールドの値が第1の値であるとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示し、または、第3のフィールドの値が第2の値であるとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。
ある可能な実装では、第2の指示情報が第4のフィールドにおいて搬送される。第4のフィールドが存在しないとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第4のフィールドが存在するとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。
ある可能な実装では、第4のフィールドの値が第3の値であるとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示し、または、第4のフィールドの値が第4の値であるとき、第2の指示情報は、アクセスネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。
この出願のこの実施形態では、第1のページングメッセージ、第1の情報、第1のフィールド、第2のフィールド、第2の指示情報、第3のフィールド、または第4のフィールドの説明については、前述の方法の実施形態における説明を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
この出願のこの実施形態において説明されるトランシーバユニットおよび処理ユニットの具体的な説明は、単に例であることが理解され得る。トランシーバユニットおよび処理ユニットの具体的な機能、ステップなどについては、前述の方法の実施形態を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。たとえば、処理ユニット301は、図2に表されるステップ201およびステップ202を実行するようにさらに構成されてもよく、トランシーバユニット302は、図2に表されるステップ203における受信するステップを実行するようにさらに構成されてもよい。
図3が依然として使用される。この出願のいくつかの他の実施形態では、通信装置は、上記に表されたアクセスネットワークデバイス、アクセスネットワークデバイスの中のチップなどであり得る。言い換えると、通信装置は、前述の方法の実施形態において、アクセスネットワークデバイスまたは基地局によって実行されるステップ、機能などを実行するように構成され得る。
処理ユニット301は第1の指示情報を取得するように構成され、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
トランシーバユニット302は、第1の指示情報および第1のページングメッセージを出力するように構成され、第1のページングメッセージは端末デバイスに対応する第1の情報を含み、第1の情報がページング原因値を示す第1のフィールドを含まないとき、またはコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示す。
ある可能な実装では、処理ユニット301は第1のページングメッセージを取得するように構成される。トランシーバユニット302は第1のページングメッセージを出力するように構成され、第1のページングメッセージは第1の情報および第1の指示情報を含む。
ある可能な実装では、処理ユニット301はページング制御情報(すなわち、DCI)を取得するように構成される。トランシーバユニット302は、ページング制御情報および第1のページングメッセージを出力するように構成される。
たとえば、トランシーバユニット302が第1の指示情報および第1のページングメッセージを出力するように構成されることは、トランシーバユニット302が、第1の指示情報を端末デバイスに送信し、第1のページングメッセージを端末デバイスに送信するように構成されることを含む。
ここに表される第1のページングメッセージと第1の指示情報との間の関係については、前述の方法の実施形態を参照することが理解され得る。詳細はここで再び説明されない。
ある可能な実装では、処理ユニット301は、具体的には、コアネットワークデバイスから第3の指示情報に基づいて第1の指示情報を取得するように構成され、第3の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。処理ユニット301は、具体的には、運用、管理および保守(operation, administration and maintenance, OAM)デバイスから第1の指示情報を取得するように構成され、または、処理ユニット301は、具体的には、トランシーバユニット302を使用することによって、コアネットワークデバイスから第2のページングメッセージを受信し、第2のページングメッセージに含まれる第1のフィールドに基づいて第1の指示情報を取得するように構成される。
ある可能な実装では、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを第1の指示情報が示すとき、第1の情報はページング原因値を示さない。
ある可能な実装では、第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1の情報は第2のサービスタイプ(たとえば、音声サービス)を示す。
ある可能な実装では、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示し、または、第1の指示情報は、複数のコアネットワークデバイスがページング原因値をサポートするかどうかを示す。
ある可能な実装では、第1の情報はコアネットワークデバイスによって開始されるページングに対応する。
ある可能な実装では、第1のページングメッセージは、ページング原因値を示す第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれる。
ある可能な実装では、トランシーバユニット302は第2の指示情報を出力するようにさらに構成され、第2の指示情報は、通信装置がページング原因値をサポートするかどうかを示す。
ある可能な実装では、通信装置がページング原因値をサポートすることを第2の指示情報が示すとき、第1のページングメッセージは、ページング原因値を示す第2のフィールドを含む。第1の情報が第1のフィールドを含むとき、第1のフィールドは第2のフィールドに含まれる。
ある可能な実装では、第1のページングメッセージは第2の情報をさらに含み、第2の情報は通信装置によって開始されるページングに対応する。
ある可能な実装では、第1の指示情報は、以下のメッセージ、すなわち、
非アクセス層NASメッセージ、システム情報ブロックSIB、第1のページングメッセージ、または第1のページングメッセージをスケジュールするために使用されるダウンリンク制御情報DCIのいずれか1つに含まれる。
ある可能な実装では、第1の指示情報は第3のフィールドにおいて搬送される。第3のフィールドが存在しないとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。第3のフィールドが存在するとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示す。
ある可能な実装では、第3のフィールドの値が第1の値であるとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートすることを示し、または、第3のフィールドの値が第2の値であるとき、第1の指示情報は、コアネットワークデバイスがページング原因値をサポートしないことを示す。
ある可能な実装では、第2の指示情報は第4のフィールドにおいて搬送される。第4のフィールドが存在しないとき、第2の指示情報は、通信装置がページング原因値をサポートしないことを示す。第4のフィールドが存在するとき、第2の指示情報は、通信装置がページング原因値をサポートすることを示す。
ある可能な実装では、第4のフィールドの値が第3の値であるとき、第2の指示情報は、通信装置がページング原因値をサポートすることを示し、または、第4のフィールドの値が第4の値であるとき、第2の指示情報は、通信装置がページング原因値をサポートしないことを示す。
この出願のこの実施形態では、第1のページングメッセージ、第1の情報、第1のフィールド、第2のフィールド、第2の指示情報、第3のフィールド、または第4のフィールドの説明については、前述の方法の実施形態における説明を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
この出願のこの実施形態において説明されるトランシーバユニットおよび処理ユニットの具体的な説明は、単に例であることが理解され得る。トランシーバユニットおよび処理ユニットの具体的な機能、ステップなどについては、前述の方法の実施形態を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。たとえば、トランシーバユニット302は、図2に表されるステップ203における送信するステップを実行するようにさらに構成され得る。
上記は、この出願の実施形態における端末デバイスおよびアクセスネットワークデバイスを説明する。以下は、端末デバイスおよびアクセスネットワークデバイスの可能な製品形式を説明する。図3における端末デバイスの機能を有する任意の形式の製品および図3におけるアクセスネットワークデバイスの機能を有する任意の形式の製品が、この出願の実施形態の保護範囲内にあることが理解されるべきである。以下の説明は単に例であり、この出願の実施形態における端末デバイスおよびアクセスネットワークデバイスの製品形式を限定しないことがさらに理解されるべきである。
ある可能な実装では、図3に表される通信装置において、処理ユニット301は1つまたは複数のプロセッサであり得る。トランシーバユニット302はトランシーバであってもよく、またはトランシーバユニット302は送信ユニットおよび受信ユニットであってもよい。送信ユニットは送信機であってもよく、受信ユニットは受信機であってもよい。送信ユニットおよび受信ユニットは、1つの構成要素、たとえばトランシーバに統合される。この出願の実施形態では、プロセッサおよびトランシーバは結合によってまたは別の方式で接続され得る。プロセッサとトランシーバの間の接続方式は、この出願の実施形態では限定されない。
図4に表されるように、通信装置40は1つまたは複数のプロセッサ420およびトランシーバ410を含む。
たとえば、通信装置が、端末デバイスまたはUEによって実行されるステップ、方法、または機能を実行するように構成されるとき、プロセッサ420は第1の指示情報を取得するように構成される。トランシーバ410は、アクセスネットワークデバイスから第1のページングメッセージを受信するように構成される。
たとえば、通信装置が、アクセスネットワークデバイスまたは基地局によって実行されるステップ、方法、または機能を実行するように構成されるとき、プロセッサ420は第1の指示情報を取得するように構成される。トランシーバ410は、第1の指示情報および第1のページングメッセージを端末デバイスに送信するように構成される。
たとえば、通信装置が、アクセスネットワークデバイスまたは基地局によって実行されるステップ、方法、または機能を実行するように構成されるとき、プロセッサ420は第1のページングメッセージを取得するように構成される。トランシーバ410は、第1のページングメッセージを端末デバイスに送信するように構成され、第1のページングメッセージは第1の指示情報を含む。
たとえば、通信装置が、アクセスネットワークデバイスまたは基地局によって実行されるステップ、方法、または機能を実行するように構成されるとき、プロセッサ420は、ページング制御情報(たとえば、第1のページングメッセージをスケジュールするために使用されるDCI)を取得するように構成される。トランシーバ410は、ページング制御情報を端末デバイスに送信し、第1のページングメッセージを端末デバイスに送信するように構成される。
この出願の実施形態では、第1のページングメッセージ、第1の情報、第1のフィールド、第2のフィールド、第2の指示情報、第3のフィールド、または第4のフィールドの説明については、前述の方法の実施形態の説明を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
プロセッサおよびトランシーバの具体的な説明については、図3に表される処理ユニットおよびトランシーバユニットの説明を参照することが理解され得る。詳細はここで再び説明されない。
図4に表される通信装置の様々な実装において、トランシーバは受信機および送信機を含んでもよく、受信機は受信機能(または動作)を実行するように構成され、送信機は伝送機能(または動作)を実行するように構成される。トランシーバは、伝送媒体を通じて別のデバイス/装置と通信するように構成される。
任意選択で、通信装置40は、プログラム命令および/またはデータを記憶するように構成された1つまたは複数のメモリ430をさらに含み得る。メモリ430はプロセッサ420と結合される。この出願の実施形態における結合は、電気形式、機械形式、または別の形式における、装置、ユニット、またはモジュールの間の間接結合または通信接続であってもよく、装置、ユニット、またはモジュールの間の情報交換のために使用される。プロセッサ420およびメモリ430は、動作を協働して実行し得る。プロセッサ420は、メモリ430に記憶されているプログラム命令を実行し得る。任意選択で、1つまたは複数のメモリの少なくとも1つはプロセッサに含まれ得る。
トランシーバ410、プロセッサ420、およびメモリ430の間の具体的な接続媒体は、この出願の実施形態では限定されない。この出願のある実施形態では、メモリ430、プロセッサ420、およびトランシーバ410は、図4におけるバス440を通じて接続される。バスは図4では太線によって示されている。他の構成要素の間の接続の方式は単に説明のための例であり、制限を課さない。バスは、アドレスバス、データバス、制御バスなどに分類され得る。指示の容易さのために、バスは図4において1つの太線のみによって示される。しかしながら、これは、1つのバスのみまたは1つのタイプのバスのみがあることを示さない。
この出願の実施形態では、プロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイもしくは別のプログラマブルロジックデバイス、個別のゲートもしくはトランジスタロジックデバイス、または個別のハードウェア構成要素であってもよく、この出願の実施形態において開示される方法、ステップ、および論理ブロック図を実現または実行してもよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサまたは任意の従来のプロセッサなどであってもよい。この出願の実施形態を参照して開示される方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって直接実行され、達成されてもよく、または、プロセッサにおいてハードウェアとソフトウェアモジュールの組み合わせを使用することによって実行され、達成されてもよい。
この出願の実施形態では、メモリは、不揮発性メモリ、たとえば、ハードディスクドライブ(hard disk drive, HDD)またはソリッドステートドライブ(solid-state drive, SSD)、ランダムアクセスメモリ(random access memory, RAM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(erasable programmable ROM, EPROM)、読み取り専用メモリ(read-only memory, ROM)、またはコンパクトディスク読み取り専用メモリ(compact disc read-only memory, CD-ROM)を含み得るが、それらに限定されない。メモリは、命令またはデータ構造の形式でプログラムコードを搬送または記憶するために使用されることができ、かつ、コンピュータ(たとえば、この出願において表される通信装置)によって読み取られ、かつ/または書き込まれることができる任意の記憶媒体である。しかしながら、これはそれらに限定されない。この出願の実施形態におけるメモリは、代替として、記憶機能を実現することができる回路または任意の他の装置であってもよく、プログラム命令および/またはデータを記憶するように構成される。
通信装置が端末デバイスまたはUEであるとき、プロセッサ420は、主に、通信プロトコルおよび通信データを処理し、通信装置全体を制御し、ソフトウェアプログラムを実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理するように構成される。メモリ430は、主に、ソフトウェアプログラムおよびデータを記憶するように構成される。トランシーバ410は、制御回路およびアンテナを含み得る。制御回路は、主に、ベースバンド信号と無線周波数信号の間の変換を実行し、無線周波数信号を処理するように構成される。アンテナは、主に、電磁波の形式で無線周波数信号を受信し、送信するように構成される。入力/出力装置、たとえば、タッチスクリーン、ディスプレイ、またはキーボードは、主に、ユーザによって入力されるデータを受信し、データをユーザに出力するように構成される。
通信装置が電源オンされた後、プロセッサ420は、メモリ430内のソフトウェアプログラムを読み取り、ソフトウェアプログラムの命令を解釈して実行し、ソフトウェアプログラムのデータを処理し得る。データがワイヤレスで送信される必要があるとき、プロセッサ420は、送信されるべきデータに対してベースバンド処理を実行し、次いでベースバンド信号を無線周波数回路に出力する。無線周波数回路は、ベースバンド信号に対して無線周波数処理を実行し、次いで、アンテナを使用することによって、電磁波形式で無線周波数信号を送信する。データが通信装置に送信されるとき、無線周波数回路は、アンテナを通じて無線周波数信号を受信し、無線周波数信号をベースバンド信号に変換し、ベースバンド信号をプロセッサ420に出力する。プロセッサ420は、ベースバンド信号をデータに変換し、データを処理する。
別の実装では、無線周波数回路およびアンテナは、ベースバンド処理を実行するプロセッサとは独立に配置され得る。たとえば、分散されたシナリオでは、無線周波数回路およびアンテナは、遠隔に、通信装置とは独立に配置され得る。
この出願のある実施形態において表される通信装置は、代替として、図4に表されるものより多くの構成要素などを含み得ることが理解され得る。これはこの出願の実施形態では限定されない。プロセッサおよびトランシーバによって実行される方法は単に例である。プロセッサおよびトランシーバによって実行される具体的なステップについては、上記で説明された方法を参照されたい。
別の可能な実装では、図3に表される通信装置では、処理ユニット301は1つまたは複数の論理回路であってもよく、トランシーバユニット302は入力/出力インターフェースであってもよく、これは通信インターフェース、インターフェース回路、インターフェースなどとも言われる。代替として、トランシーバユニット302は送信ユニットおよび受信ユニットであり得る。送信ユニットは出力インターフェースであってもよく、受信ユニットは入力インターフェースであってもよい。代替として、送信ユニットおよび受信ユニットは、1つのユニット、たとえば入力/出力インターフェースに統合される。図5に表されるように、図5に表される通信装置は、論理回路501およびインターフェース502を含む。言い換えると、処理ユニット301は論理回路501を使用することによって実現されてもよく、トランシーバユニット302はインターフェース502を使用することによって実現されてもよい。論理回路501は、チップ、処理回路、集積回路、システムオンチップ(system on chip, SoC)などであってもよい。インターフェース502は、通信インターフェース、入力/出力インターフェース、ピンなどであってもよい。たとえば、図5は、通信装置がチップである例を表す。チップは論理回路501およびインターフェース502を含む。
この出願のある実施形態では、論理回路はインターフェースにさらに結合され得る。論理回路およびインターフェースの具体的な接続方式は、この出願の実施形態では限定されない。
たとえば、通信装置が端末デバイスによって実行される方法、機能、またはステップを実行するように構成されるとき、論理回路501は第1の指示情報を取得するように構成される。インターフェース502は、第1のページングメッセージを入力するように構成される。
たとえば、通信装置がアクセスネットワークデバイスによって実行される方法、機能、またはステップを実行するように構成されるとき、論理回路501は第1の指示情報を取得するように構成される。インターフェース502は、第1の指示情報および第1のページングメッセージを出力するように構成される。代替として、論理回路501は第1のページングメッセージを取得するように構成され、第1のページングメッセージは第1の指示情報を含む。インターフェース502は、第1のページングメッセージを出力するように構成される。代替として、論理回路501は、ページング制御情報を取得するように構成される。インターフェース502は、ページング制御情報および第1のページングメッセージを出力するように構成され、ページング制御情報は第1の指示情報を含む。
この出願のこの実施形態では、第1のページングメッセージ、第1の情報、第1のフィールド、第2のフィールド、第2の指示情報、第3のフィールド、または第4のフィールドの説明については、前述の方法の実施形態における説明を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
図5に表される実施形態の具体的な実装については、前述の実施形態を参照されたい。詳細はここで再び説明されない。
この出願のある実施形態は、ワイヤレス通信システムをさらに提供する。ワイヤレス通信システムは、端末デバイスおよびアクセスネットワークデバイスを含む。端末デバイスおよびアクセスネットワークデバイスは、前述の実施形態のいずれか1つにおける方法を実行するように構成され得る。
この出願のある実施形態は、ワイヤレス通信システムをさらに提供する。ワイヤレス通信システムは、アクセスネットワークデバイスおよびコアネットワークデバイスを含む。アクセスネットワークデバイスおよびコアネットワークデバイスは、前述の実施形態のいずれか1つにおける方法を実行するように構成され得る。
この出願のある実施形態は、ワイヤレス通信システムをさらに提供する。ワイヤレス通信システムは、端末デバイス、アクセスネットワークデバイス、およびコアネットワークデバイスを含む。端末デバイス、アクセスネットワークデバイス、およびコアネットワークデバイスは、前述の実施形態のいずれか1つにおける方法を実行するように構成され得る。
加えて、この出願はコンピュータプログラムをさらに提供する。コンピュータプログラムは、この出願において提供される方法において端末デバイスによって実行される動作および/または処理を実現するために使用される。
この出願は、コンピュータプログラムをさらに提供する。コンピュータプログラムは、この出願において提供される方法においてアクセスネットワークデバイスによって実行される動作および/または処理を実現するために使用される。
この出願は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータコードを記憶する。コンピュータコードがコンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータは、この出願において提供される方法において端末デバイスによって実行される動作および/または処理を実行することを可能にされる。
この出願は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータコードを記憶する。コンピュータコードがコンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータは、この出願において提供される方法においてアクセスネットワークデバイスによって実行される動作および/または処理を実行することを可能にされる。
この出願は、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータコードまたはコンピュータプログラムを含む。コンピュータコードまたはコンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、この出願において提供される方法において端末デバイスによって実行される動作および/または処理が実行される。
この出願は、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータコードまたはコンピュータプログラムを含む。コンピュータコードまたはコンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、この出願において提供される方法においてアクセスネットワークデバイスによって実行される動作および/または処理が実行される。
この出願において提供されるいくつかの実施形態では、開示されたシステム、装置、および方法は、他の方式で実現され得ることが理解されるべきである。たとえば、説明された装置の実施形態は単に例である。たとえば、ユニットへの分割は、単に論理的な機能分割であり、実際の実装では他の分割であってもよい。たとえば、複数のユニットまたは構成要素は、別のシステムに組み合わせられ、または統合されてもよく、または、いくつかの特徴が無視され、または実行されなくてもよい。加えて、表示され議論される相互結合または直接結合または通信接続は、装置またはユニットの間のいくつかのインターフェース、間接結合、または通信接続、または電気的な接続、機械的な接続、または他の形式の接続を通じて実現されてもよい。
別々の部分として説明されるユニットは、物理的に別々であってもなくてもよく、ユニットとして表示される部分は、物理的なユニットであってもなくてもよく、1つの場所に位置してもよく、または複数のネットワークユニットにおいて分散されてもよい。この出願の実施形態において提供される解決策の技術的な効果を達成するために、ユニットのいくつかまたはすべてが実際の要件に基づいて選択されてもよい。
加えて、この出願の実施形態における機能ユニットは1つの処理ユニットに統合されてもよく、ユニットの各々が物理的に単独で存在してもよく、または2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。統合されたユニットは、ハードウェアの形式で実現されてもよく、またはソフトウェア機能ユニットの形式で実現されてもよい。
統合されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形式で実現され、独立した製品として販売または使用されるとき、統合されたユニットはコンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。そのような理解に基づいて、本質的にこの出願の技術的解決策、または従来技術に寄与する部分、または技術的解決策のすべてまたはいくつかが、ソフトウェア製品の形式で実現され得る。コンピュータソフトウェア製品は、可読記憶媒体に記憶され、この出願の実施形態において説明される方法のステップのすべてまたはいくつかを実行するようにコンピュータデバイス(これはパーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイスなどであり得る)に命令するためのいくつかの命令を含む。可読記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み取り専用メモリ(read-only memory, ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory, RAM)、磁気ディスク、または光学ディスクのような、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。
前述の説明は、この出願の単に具体的な実装であるが、この出願の保護範囲を限定することは意図されない。この出願において開示される技術的範囲内で当業者によって容易に考え出される任意の変形または置換は、この出願の保護範囲内にあるものである。したがって、この出願の保護範囲は、請求項の保護範囲に従うものである。
40 通信装置
301 処理ユニット
302 トランシーバユニット
410 トランシーバ
420 プロセッサ
430 メモリ
501 論理回路
502 インターフェース