JP2024511018A - 空間関係の決定方法、装置、コンピュータ装置及び記憶媒体 - Google Patents

空間関係の決定方法、装置、コンピュータ装置及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

本開示は、空間関係の決定方法、装置、コンピュータ装置及び記憶媒体を提示する。当該方法は、空間関係計算要求を取得するステップであって、計算要求に多角形領域及び報告ポイントセットが含まれるステップと、個々の地理的グリッドと多角形領域との間の位置関係に基づいて、多角形領域に対応する複数の第1の符号化値を決定するステップであって、各地理的グリッドが1つの符号化値にそれぞれ対応するステップと、各地理的グリッドと前記報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の位置関係に基づいて、報告ポイントセットに対応する複数の第2の符号化値、及び各第2の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループを決定するステップと、複数の第1の符号化値及び複数の第2の符号化値をそれぞれソートしてマッチングさせて、各第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値を決定するステップと、各第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値に対応する報告ポイントグループに基づいて、多角形領域と報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の関係を決定するステップと、を含む。【選択図】図1

Description

優先権情報
本出願は、中国特許出願番号「202110280378.1」、出願日2021年3月16日の中国特許出願に基づいて提供され、当該中国特許出願の優先権を請求し、当該中国特許出願のすべての内容はここで参照として本出願に組み込まれる。
本開示はコンピュータ技術の分野に関し、特に、空間関係の決定方法、装置、コンピュータ装置及び記憶媒体に関する。
全地球測位システムとモバイルインターネット装置の普及に伴い、空間データ関係の応用シーンもますます広くなっている。最寄りの地下鉄駅の検索、ある住宅地の最寄りのバス停の位置の決定、ある多角形領域の人数の統計などである。単一の場所のクエリだけであれば、個人的な経験に基づいて最近の最適解を検出することができる。しかし、大量のデータに対して空間的な関係を決定するには、多くの時間を費やし、効率が低下する。
本開示は、関連する技術の技術的問題の少なくとも1つをある程度解決することを目的とする。
本開示の第1の態様の実施例は空間関係の決定方法を提示し、前記方法は、空間関係計算要求を取得するステップであって、前記計算要求に多角形領域及び報告ポイントセットが含まれるステップと、個々の地理的グリッドと前記多角形領域との間の位置関係に基づいて、前記多角形領域に対応する複数の第1の符号化値を決定するステップであって、各地理的グリッドが1つの符号化値にそれぞれ対応するステップと、各前記地理的グリッドと前記報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の位置関係に基づいて、前記報告ポイントセットに対応する複数の第2の符号化値、及び各前記第2の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループを決定するステップと、前記複数の第1の符号化値及び前記複数の第2の符号化値をそれぞれソートしてマッチングさせて、各前記第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値を決定するステップと、各前記第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値に対応する報告ポイントグループに基づいて、前記多角形領域と前記報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の関係を決定するステップと、を含む。
本開示第2の態様の実施例提は空間関係の決定装置を提示し、前記装置は、空間関係計算要求を取得する取得モジュールであって、前記計算要求に多角形領域及び報告ポイントセットが含まれる取得モジュールと、個々の地理的グリッドと前記多角形領域との間の位置関係に基づいて、前記多角形領域に対応する複数の第1の符号化値を決定する第1の決定モジュールであって、各地理的グリッドが1つの符号化値にそれぞれ対応する第1の決定モジュールと、各前記地理的グリッドと前記報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の位置関係に基づいて、前記報告ポイントセットに対応する複数の第2の符号化値、及び各前記第2の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループを決定する第2の決定モジュールと、前記複数の第1の符号化値及び前記複数の第2の符号化値をそれぞれソートしてマッチングさせて、各前記第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値を決定するマッチングモジュールと、各前記第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値に対応する報告ポイントグループに基づいて、前記多角形領域と前記報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の関係を決定する第3の決定モジュールと、を備える。
本開示の第3の態様の実施例は、コンピュータ装置を提示し、メモリと、プロセッサと、メモリに記憶され、プロセッサで作動可能なコンピュータプログラムと、を備え、前記プロセッサは前記プログラムを実行する際に、本開示の第1の態様の実施例によって提示される空間関係の決定方法を実現する。
本開示の第4の態様の実施例は、コンピュータプログラムが含まれる非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提示し、前記コンピュータプログラムはプロセッサによって実行される場合、本開示の第1の態様の実施例によって提示される空間関係の決定方法を実現する。
本開示の第5の態様の実施例は、コンピュータプログラム製品を提示し、前記コンピュータプログラム製品における命令はプロセッサによって実行される場合、本開示の第1の態様の実施例によって提示される空間関係の決定方法を実行する。
本開示によって提供される空間関係の決定方法、装置、コンピュータ装置及び記憶媒体は、以下の有益な効果を有する。まず空間関係計算要求を取得し、計算要求に多角形領域及び報告ポイントセットが含まれ、その後に個々の地理的グリッドと多角形領域との間の位置関係に基づいて、多角形領域に対応する複数の第1の符号化値を決定し、さらに各地理的グリッドと報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の位置関係に基づいて、報告ポイントセットに対応する複数の第2の符号化値、及び各第2の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループを決定して、複数の第1の符号化値及び複数の第2の符号化をそれぞれソートしてマッチングさせて、各第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値を決定し、さらに各第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値に対応する報告ポイントグループに基づいて、多角形領域と報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の関係を決定することができる。これにより、各空間オブジェクトのそれぞれに対応する符号化値リストに基づいて、空間オブジェクト間の関係を迅速に決定することにより、データ処理の時間の複雑さと計算の複雑さを低減し、リソースオーバーヘッドを大幅に低減し、効率を向上させた。
本出願の付加的な特徴及び利点は、以下の説明において部分的に示され、一部が以下の説明により明らかになり、又は本開示の実践により理解されることになる。
本開示の上記及び/又は付加的な様態及び利点は、以下図面と合わせて、実施例に対する説明によって明らかになり且つ理解しやすくなる。
本開示の一実施例によって提供される空間関係の決定方法の概略フローチャートである。 本開示の別の実施例によって提供される空間関係の決定方法の概略フローチャートである。 本開示の一実施例によって提供される第1の符号化リスト、第2の符号化リストの概略図である。 本開示の一実施例によって提供される空間関係の決定装置の概略構成図である。 本開示の別の実施例によって提供される空間関係の決定装置の概略構成図である。 本開示の実施形態を実現するように適合した例示的なコンピュータ装置のブロック図である。
以下、本開示の実施例について詳細に説明し、前記実施例の例は添付図面に示され、ここで、最初から最後まで同一または類似の符号は同一または類似の素子、または同一または類似の機能を有する素子を示す。以下、添付図面を参照して説明する実施例は例示的であり、本開示を説明することを意図しであり、本開示に対する制限として理解されない。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施例の空間関係の決定方法、装置、コンピュータ装置及び記憶媒体を説明する。
図1は本開示の実施例によって提供される空間関係の決定方法の概略フローチャートである。
本開示の実施例では、当該空間関係の決定方法が空間関係の決定装置に構成されることを例として説明し、当該空間関係の決定装置は、当該コンピュータ装置が空間関係の決定機能を実行できるように、任意のコンピュータ装置に適用することができる。
コンピューティング装置は、パーソナルコンピューター(Personal Computer、PCと省略する)、クラウドデバイス、モバイル機器などであってもよく、モバイル機器は、例えば、携帯電話機、タブレットコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント、ウェアラブルデバイス、車載機器などの各種のオペレーティングシステム、タッチスクリーン及び/又はディスプレイを備えるハードウェアデバイスであってもよい。
図1に示すように、当該空間関係の決定方法は以下のステップ101~105を含むことができる。
ステップ101、空間関係計算要求を取得し、計算要求に多角形領域及び報告ポイントセットが含まれる。
空間関係は、包含関係であってもよいし、または、最近傍関係などであってもよい。本開示はこれに対して限定しない。
また、空間関係計算要求には、1つの多角形領域が含まれることができ、または、複数の多角形領域が含まれることもできる。空間関係計算要求には、1つの報告ポイントセットが含まれることができ、または、複数の報告ポイントセットが含まれることもできる。
または、空間関係計算要求には、さらに目標空間関係が含まれることができ、例えば、多角形領域が報告ポイントを含むか否かを決定すること、または多角形領域に最も近い報告ポイントを決定することなどであってもよい。
ステップ102、個々の地理的グリッドと多角形領域との間の位置関係に基づいて、多角形領域に対応する複数の第1の符号化値を決定し、各地理的グリッドが1つの符号化値にそれぞれ対応する。
符号化値は、地理的グリッドに対応する緯度経度情報に基づいて任意の符号化方式を用いて生成される符号化値であってもよく、例えば、ハッシュアルゴリズムを用いて符号化して生成された符号化値が地理的ハッシュ値であるなど、様々な形態であってもよい。
また、地理的グリッドと多角形領域との位置関係は、地理的グリッドが完全に多角形領域内にあること、地理的グリッドが部分的に多角形領域内にあること、地理的グリッドが多角形領域内にないことなど、様々であってもよい。
また、地理的グリッドと多角形領域との位置関係が異なる場合、多角形領域に対応する第1の符号化値の状況も異なる可能性がある。
本開示では、あるオブジェクトに対応する符号化値を計算する任意の関数を用いて、多角形領域に対応する複数の第1符号化値を決定することができる。
また、既知の各符号化関数について、多角形領域に完全に位置する地理的グリッドに対応する符号化値のみを計算することができる。すなわち、任意の地理的グリッドが多角形領域内に完全に位置する場合、計算して得られた当該多角形領域に対応する第1の符号化値には、任意の地理的グリッドに対応する符号化値が含まれる。
または、任意の地理的グリッドが多角形領域内にない場合、計算して得られた当該多角形領域に対応する第1の符号化値には、当該任意の地理的グリッドに対応する符号化値が含まれない。
本開示では、最終的に取得された多角形領域に対応する第1の符号化値が十分に包括的で完全であることを確保するために、まず当該多角形領域を拡張することができ、これによって最終的に取得された多角形領域に対応する複数の第1の符号化値に、一部の領域のみが多角形領域内にある地理的グリッドに対応する符号化値も含まれるようにする。
選択的に、一部の領域が多角形領域にある任意の地理的グリッドに対して、多角形領域を拡張する際、当該任意の地理的グリッドに隣接する8つの地理的グリッドを融合して、当該任意の地理的グリッドに隣接する8つの地理的グリッドを拡張された多角形領域内に完全に位置させることができる。
または、一部の領域が多角形領域にある任意の地理的グリッドに対して、当該任意の地理的グリッドの個々の頂点を先に決定することができ、多角形領域を拡張する際、多角形領域内にない各頂点に沿って、一定の距離だけ外に延びて、多角形領域を拡張することができる。
なお、上記の例は単なる例示であり、本開示の実施例の多角形領域の拡張を限定するものではない。
ステップ103、各地理的グリッドと報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の位置関係に基づいて、報告ポイントセットに対応する複数の第2の符号化値、及び各第2の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループを決定する。
地理的グリッドと報告ポイントセットのうちの報告ポイントとの間の位置関係は、地理的グリッドが報告ポイントを含んだり、地理的グリッドが報告ポイントを含まなかったりしてもよい。
相応に、報告ポイントが地理的グリッドにある場合、報告ポイントセットに対応する第2の符号化値に当該地理的グリッドに対応する符号化値が含まれると決定することができる。報告ポイントが地理的グリッド内にない場合、報告ポイントセットに対応する第2の符号化値が当該地理的グリッドに対応する符号化値を含まないと決定することができる。
なお、報告ポイントが地理的グリッドの境界線にある場合、当該報告ポイントも地理的グリッドにあると認定され、これによって報告ポイントセットに対応する第2の符号化値に当該地理的グリッドに対応する符号化値が含まれると決定することができる。
また、報告ポイントグループには、1つの報告ポイントが含まれてもよいし、または、複数の報告ポイントが含まれてもよい。
例えば、地理的グリッドAに対応する符号化値がWX1であり、報告ポイントa、b、c、d、eがいずれも当該地理的グリッドA内にある場合、報告ポイントセットに対応する1つの第2の符号化値がWX1であり、第2の符号化値WX1に対応する報告ポイントグループが報告ポイントa、b、c、d、eなどを含むことができると決定することができる。
なお、上記の例は単なる例示であり、本開示の実施例の地理的グリッド及びそれに対応する符号化値、報告ポイントセットに対応する第2の符号化値及び第2の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループなどを限定するものではない。
ステップ104、複数の第1の符号化値及び複数の第2の符号化値をそれぞれソートしてマッチングさせて、各第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値を決定する。
ソートは、様々な方式であってよく、例えば、大きい順、小さい順などであってもよい。
例えば、小さい順に個々の第1の符号化値をソートし、個々の第2の符号化値をソートすることがきる。その後、先にソートされた最小の第1の符号化値と最小の第2の符号化値を比較することができる。
例えば、小さい順にソートし、ソートされた個々の第1の符号化値がそれぞれN1、N2、N3であり、ソートされた個々の第2の符号化値がそれぞれM1、M2、M3であると取得される。その後、先に最小の第1の符号化値と最小の第2の符号化値との関係を先に比較することができる。N1がM1よい小さく、M2、M3の両方がM1より大きい場合、これによってN1とM2、M3との関係を継続的に比較する必要がなく、M1、M2、M3に第1の符号化値N1と同じである第2の符号化値がないと決定することができ、データ処理の複雑さを低減し、效率を向上させた。
または、先に最小の第1の符号化値と最小の第2の符号化値との関係を比較し、N1がM1より大きい場合、N1とM2との関係を継続的に比較することができる。N1がM2より小さい場合、N1もM3より小さいことが明らかであり,これによって継続的に比較する必要がなく、M1、M2、M3に第1の符号化値N1と同じである第2の符号化値がないと決定することができる。
N1とM2とが同じであり、すなわちN1とM2がマッチング条件を満たす場合、N1のマッチングが完了すると、N2にマッチングする第2の符号化値を継続的に検出することができる。N2がN1より大きいが、N1とM2とが同じであるため、N2がM2より大きいと取得されることができる。従ってN2にマッチングする第2の符号化値を決定する際、M3から比較作業を始めることができ、これによってマッチング時間を効果的に短縮することができる。
上記の説明から分かるように、第1の符号化値、第2の符号化値の数が多い場合、第1の符号化値、第2の符号化値の各マッチング過程は、上記の過程で実行することができ、これによってマッチングの時間を効果的に短縮し、処理の効率を向上させることができる。
なお、上記の例は単なる例示であり、本開示の実施例の第1の符号化値、第2の符号化値、及び両者のマッチング関係などを限定するものではない。
ステップ105、各第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値に対応する報告ポイントグループに基づいて、多角形領域と報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の関係を決定する。
多角形領域と報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の関係は様々である可能性があり、例えば包含関係、非包含関係、最近傍関係などであってもよい。
なお、第2の符号化値と第1の符号化値とがマッチングする場合、両者が同じ地図グリッドに対応し、第2の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループが第1の符号化値に対応する報告ポイントグループでもあることを示す。当該第1の符号化値は多角形領域に対応する複数の第1の符号化値のうちの1つであり、多角形領域に当該第1の符号化値に対応する報告ポイントグループが含まれると決定することができる。
例えば、第1の符号化値はWY1であり、それにマッチングする第2の符号化値もWY1であり、第2の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループは、報告ポイントa、b、cである。それに応じて、第1の符号化値に対応する報告ポイントグループも、報告ポイントa、b、cである。多角形領域に対応する第1の符号化値にはWY1が含まれ、これによって多角形領域にWY1に対応する報告ポイントa、b、cも含まれると決定することができる。
相応に、第2の符号化値と第1の符号化値がマッチング条件を満たしていない場合、第2の符号化値に対応する各報告ポイントグループは当該第1の符号化値との対応関係がなく、多角形領域との対応関係もなく、これによって多角形領域にこれらの報告ポイントグループが含まれていないと決定することができる。
なお、上記の例は単なる例示であり、本開示の実施例の多角形領域と報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の関係を限定するものではない。
本開示の実施例では、まず空間関係計算要求を取得し、計算要求に多角形領域及び報告ポイントセットが含まれ、その後に個々の地理的グリッドと多角形領域との間の位置関係に基づいて、多角形領域に対応する複数の第1の符号化値を決定し、さらに各地理的グリッドと報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の位置関係に基づいて、報告ポイントセットに対応する複数の第2の符号化値、及び各第2の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループを決定して、複数の第1の符号化値及び複数の第2の符号化をそれぞれソートしてマッチングさせて、各第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値を決定し、さらに各第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値に対応する報告ポイントグループに基づいて、多角形領域と報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の関係を決定することができる。これにより、個々の空間オブジェクトのそれぞれに対応する符号化値リストに基づいて、空間オブジェクト間の関係を迅速に決定することにより、データ処理の時間複雑さと計算複雑さを低減し、リソースオーバーヘッドを大幅に削減し、効率を向上させる。
いくつかの実施形態では、個々の空間オブジェクトのそれぞれが対応する符号化値リストに基づいて、空間オブジェクト間の関係を迅速に決定することができる。さらに、複数の第1の符号化値及び複数の第2の符号化をソートしてマッチングさせる際、様々な場合がある可能性があり、以下、図2のステップ201~209と併せて上記の過程をさらに説明する。
ステップ201、空間関係計算要求を取得し、計算要求に多角形領域及び報告ポイントセットが含まれる。
ステップ202、報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントのタイプを決定する。
ステップ203、報告ポイントのタイプに基づいて、地理的グリッドのサイズを決定する。
報告ポイントのタイプは、その生成方式に基づいて決定することができる。例えば、報告ポイントは人間による位置決めによって生成することができ、そのタイプは第1のタイプであってもよく、または、報告ポイントはバス停による位置決めによって生成することもでき、そのタイプは第2のタイプなどであってもよい。
なお、異なるタイプ的報告ポイントに対して、対応する地理的グリッドのサイズは異なってもよく、地理的グリッドのサイズが異なることにより、それに対応する精度範囲が異なる可能性もある。
例えば、報告ポイントが第1のタイプであり、包含関係を計算する際には多角形領域に報告ポイントを含む場合を計算するものであり、地理的グリッドのサイズを小さく区画して、これによって決定された多角形領域と報告ポイントとの関係をより正確にすることができる。
または、報告ポイントが第2のタイプであり、最近傍関係を計算する際には多角形領域に最も近い報告ポイントを計算するものであり、地理的グリッドのサイズを比較的大きく区画して、業務のニーズを満たすことができる。
例えば、報告ポイントが第1のタイプである場合、住宅多角形領域内に含まれる人数を計算する必要があり、地理的グリッドのサイズを小さく区画することができる。通常、住宅多角形領域の境界範囲は5m*5mより大きく、8ビット符号化値に対応する精度は38.2m*19mであり、9ビット符号化値に対応する精度範囲は4.8m*4.8mであり、ここで、決定された住宅多角形領域に含まれる人数をより正確にするように、9ビットの符号化値を選択することができる。
または、報告ポイントが第2のタイプである場合、住宅地付近の最も近いバス停の位置を決定する際、各住宅地とバス停の位置との間の大体の距離を推定することができ、例えば、それは2kmであってもよく、当該場合は6ビットの符号化値を選択することができ、6ビットの符号化値の対応する精度は1.2km*609.4mである。
なお、上記の例は単なる例示であり、本開示の実施例の報告ポイントのタイプ、地理的グリッドのサイズの決定を限定するものではない。
ステップ204、任意の地理的グリッドの一部または全部の領域が多角形領域内に位置することに応答して、任意の地理的グリッドに対応する符号化値を、多角形領域に対応する1つの第1の符号化値として決定する。
一部の領域が多角形領域に位置する任意の地理的グリッドに対して、まず、当該多角形領域を拡張して、当該多角形領域に対応する第1の符号化値に当該任意の地理的グリッドに対応する符号化値を含むようにすることができる。
本開示の実施例では、多角形領域に対応する第1の符号化値は、多角形領域に位置する一部または全部の領域の任意の地理的グリッドに対応する符号化値を含むことができ、これによって最終的に取得された多角形領域に対応する第1の符号化値を十分に包括的で完全であるようにすることができる。
ステップ205、各地理的グリッドと報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の位置関係に基づいて、報告ポイントセットに対応する複数の第2の符号化値、及び各第2の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループを決定する。
ステップ206、予め設定されたルールに従って、複数の第1の符号化値及び複数の第2の符号化値をそれぞれソートして、ソートされた第1の符号化リスト及び第2の符号化リストを取得する。
予め設定されたルールは、大きい順であってもよいし、または小さい順であってもよいし、または他のルールなどであってもよい。
例えば、個々の第1の符号化値を小さい順に並び替え、これによってソートされた第1の符号化リストを取得することができ、それに応じて、個々の第2の符号化値も小さい順に並び替え、これによってソートされた第2の符号化リストを取得することができる。
または、大きい順に個々の第1の符号化値を並び替え、これによってソートされた第1の符号化リストを取得することもでき、それに応じて、大きい順に個々の第2の符号化値並び替え、これによってソートされた第2の符号化リストを取得することができる。
なお、上記の例は単なる例示であり、本開示の実施例の取得ソートされた第1の符号化リスト、第2の符号化リストなどの取得を限定するものではない。
ステップ207、第1の符号化リストのうちの最初の第1の符号化値が第2の符号化リストのうちの最初の第2の符号化値より小さく、予め設定されたルールが小さい順であることに応答して、第2の符号化リストのうちの最初の第2の符号化値と同じである第1の符号化値を取得するまで、第1の符号化リストのうちの最初の第1の符号化値の後の各第1の符号化値を順次トラバースする。
例えば、図3に示すような第1の符号化リスト、第2の符号化リストの概略図では、各第1の符号化値、第2の符号化値の両方は小さい順に並び替える。第1の符号化リストのうちの個々の第1の符号化値は順にN1、N2、N3、N4、N5であり、第2の符号化リストのうちの個々の第2の符号化値は順にM1、M2、M3、M4、M5である。N1がM1より小さい場合、N2とM1との関係を継続的に比較することができ、N2がM1より小さい場合、N3とM1との関係を継続的に比較することができ、N3がM1にイコールする場合、N3がM1と同じである第1の符号化値である決定することができる。
なお、上記の例は単なる例示であり、本開示の実施例中第1の符号化値、第2の符号化値などを限定するものではない。
いくつかの実施形態では、第1の符号化リストのうちのi番目の第1の符号化値は第2の符号化リストのうちのj番目の第2の符号化値と同じであり、iとjがそれぞれ正の整数である。第1の符号化リストのうちのi+1番目の第1の符号化値を、第2の符号化リストのうちのj番目の第2の符号化値の後に位置する各第2の符号化値とマッチングさせて、i+1番目の第1の符号化値にマッチングする第2の符号化値を取得する。
例えば、図3に示す概略図では、N2とM3とが同じである場合、N3がN2より大きく、明らかにN3もM3、M2、M1より大きいため、N3とM4との関係を直接比較することができ、これにより、N3とM3、M2、M1を順次比較する必要がなくなり、データ処理の複雑さを低減し、コンピューティングリソースを削減し、大幅に効率を向上させる。
その後、N3がM4より小さい場合、N3とM5との関係を継続的に比較することができ、N3がM5と同じである場合、N3にマッチングする第2の符号化値がM5であると決定することができる。
なお、上記の例は単なる例示であり、本開示の実施例の第1の符号化値、第2の符号化値、及び両者のマッチング関係などを限定するものではない。
ステップ208、第1の符号化リストのうちの最初の第1の符号化値が第2の符号化リストのうちの最初の第2の符号化値より小さく、予め設定されたルールが小さい順であることに応答して、第1の符号化リストのうちのi番目の第1の符号化値が第2の符号化リストのうちの最初の第2の符号化値より大きいになるまで、第1の符号化リストのうちの最初の第1の符号化値の後に位置する各第1の符号化値を順次トラバースし、第1の符号化リストに第2の符号化リストのうちの最初の第2の符号化値にマッチングする第1の符号化値が含まれないと決定する。
例えば、図3に示す概略図では、N1がM1より小さい場合、N2とM1との関係を継続的に比較することができ、N2がM1より小さい場合、N3とM1との関係を継続的に比較することができる。N3がM1より大きい場合、第1の符号化リストのうちの個々の第1の符号化値が小さい順に並べ替えられるため、明らかにN4、N5もM1より大きい。さらにM1とN4、N5とをそれぞれ比較する必要がなく、第1の符号化リストにM1と同じである第1の符号化値が含まれないと決定することができ、これによってデータ処理の過程を削減し、データ処理の複雑さを低減し、提高了データ処理の効率を向上させる。
なお、上記の例は単なる例示であり、本開示の実施例の第1の符号化リストのうちの各第1の符号化値、第2の符号化リストのうちの各第2の符号化値及びマッチング関係などを限定するものではない。
ステップ209、各第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値に対応する報告ポイントグループに基づいて、多角形領域と報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の関係を決定する。
各第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値に対応する報告ポイントグループに基づいて、各第1の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループを先に決定することができる。
なお、第2の符号化値と第1の符号化値とがマッチングする場合、第2の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループも第1の符号化値に対応する報告ポイントグループである。
また、異なる目標空間関係に応じて、決定すべきの多角形領域と報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の関係が異なる可能性もある。
例えば、目標空間関係が包含関係であることに応答して、個々の報告ポイントグループから重複する報告ポイントを除去してマージして、多角形領域に含まれる報告ポイントセットを生成する。
地理的グリッド境界に位置する各報告ポイントに対して、複数の地理的グリッドにおいても統計される可能性があり、これによって異なる報告ポイントグループに同じ報告ポイントが含まれる可能性があるため、先に個々の報告ポイントグループのうちの重複する報告ポイントを除去することができる。例えば、報告ポイントグループ1、報告ポイントグループ2の両方が同じ報告ポイントaを含む場合、報告ポイントグループ1のうちの報告ポイントaを保持し、報告ポイントグループ2のうちの報告ポイントaを除去することを選択することができる。
なお、多角形領域は複数の第1の符号化値に対応し、各第1の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループは多角形領域に対応する報告ポイントセットの一部である。各第1の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループが決定されると、先に個々の第1の符号化値に対応する報告ポイントグループのうちの重複する報告ポイントを除去し、その後、個々の報告ポイントグループのうちの個々の報告ポイントをマージして、多角形領域に含まれる報告ポイントセットを取得する。
例えば、多角形領域は3つの第1の符号化値を含み、各第1の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループはそれぞれ、報告ポイントグループ1、報告ポイントグループ2、報告ポイントグループ3である。報告ポイントグループ1、報告ポイントグループ2の両方が同じ報告ポイントaを含む場合、報告ポイントグループ1のうちのaを保持し、報告ポイントグループ2のうちの報告ポイントaを除去し、その後に報告ポイントグループ1、報告ポイントグループ2、報告ポイントグループ3のうちの個々の報告ポイントをマージすることができ、マージされた結果は多角形領域に含まれる報告ポイントセットである。
なお、上記の例は単なる例示であり、本開示の実施例の多角形領域に含まれる報告ポイントセットを限定するものではない。
または、目標空間関係が最近傍関係であることに応答して、各地理的メッシュグリッドとそれぞれ対応する報告ポイントグループのうちの各報告ポイントとの間の距離を決定し、その後に各地理的メッシュグリッドとそれぞれ対応する報告ポイントグループのうちの各報告ポイントとの間の距離に基づいて、多角形領域との距離が最も近い報告ポイントを決定する。
例えば、目標空間関係が最近傍関係であり、地理的グリッド1に対応する報告ポイントグループのうちの報告ポイントがa1、b1、c1である場合、地理的グリッド1と報告ポイントa1、b1、c1との距離をそれぞれ先に決定することができる。地理的グリッド2に対応する報告ポイントグループのうちの報告ポイントがa2、b2、c2である場合、地理的グリッド1と報告ポイントa2、b2、c2との距離をそれぞれ先に決定し、その後に個々の距離値をソートすることができ、距離値が最も小さい報告ポイントは多角形領域との距離が最も近い報告ポイントである。
なお、上記の例は単なる例示であり、本開示の実施例の多角形領域との距離が最も近い報告ポイントの決定を限定するものではない。
本開示の実施例では、まず空間関係計算要求を取得し、その後に報告ポイントのタイプに基づいて、地理的グリッドのサイズを決定することができ、その後に個々の地理的グリッドと多角形領域との位置関係、地理的グリッドと報告ポイントセットのうちの報告ポイントとの位置関係に基づいて、対応する第1の符号化値、第2の符号化値をそれぞれ決定し、その後に予め設定されたルールに従って、各第1の符号化値、第2の符号化値をソートして、ソートされた第1の符号化リスト、第2の符号化リストをそれぞれ取得することができ、その後に順次トラバースして、さらに第1の符号化リストのうちの個々の第1の符号化値と第2の符号化リストのうちの個々の第2の符号化値とのマッチング関係を決定することができ、さらに多角形領域と報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の関係を決定する。これにより、個々の空間オブジェクトのそれぞれが対応する符号化値リストに基づいて、空間オブジェクト間の関係を迅速に決定することにより、データ処理の時間複雑さと計算複雑さを低減し、リソースオーバーヘッドを大幅に削減し、効率を向上させる。
いくつかの実施形態では、本開示は、空間関係の決定装置をさらに提示する。
図4は本開示の実施例によって提供される空間関係の決定装置の概略構成図である。
図4に示すように、当該空間関係の決定装置100は、取得モジュール110、第1の決定モジュール120、第2の決定モジュール130、マッチングモジュール140、第3の決定モジュール150を備えることができる。
取得モジュール110は、空間関係計算要求を取得し、前記計算要求に多角形領域及び報告ポイントセットが含まれる。
第1の決定モジュール120は、個々の地理的グリッドと前記多角形領域との間の位置関係に基づいて、前記多角形領域に対応する複数の第1の符号化値を決定し、各地理的グリッドが1つの符号化値にそれぞれ対応する。
第2の決定モジュール130は、各前記地理的グリッドと前記報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の位置関係に基づいて、前記報告ポイントセットに対応する複数の第2の符号化値、及び各前記第2の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループを決定する。
マッチングモジュール140は、前記複数の第1の符号化値及び前記複数の第2の符号化値をそれぞれソートしてマッチングさせて、各前記第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値を決定する。
第3の決定モジュール150は、各前記第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値に対応する報告ポイントグループに基づいて、前記多角形領域と前記報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の関係を決定する。
本開示の実施例の上記の各モジュールの機能及び実現原理は、上記の各方法の実施例を参照することができ、ここでは説明を省略する。
本開示の実施例の空間関係の決定装置は、まず空間関係計算要求を取得し、計算要求に多角形領域及び報告ポイントセットが含まれ、その後に個々の地理的グリッドと多角形領域との間の位置関係に基づいて、多角形領域に対応する複数の第1の符号化値を決定し、さらに各地理的グリッドと報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の位置関係に基づいて、報告ポイントセットに対応する複数の第2の符号化値、及び各第2の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループを決定して、複数の第1の符号化値及び複数の第2の符号化をそれぞれソートしてマッチングさせて、各第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値を決定し、さらに各第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値に対応する報告ポイントグループに基づいて、多角形領域と報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の関係を決定することができる。これにより、個々の空間オブジェクトのそれぞれに対応する符号化値リストに基づいて、空間オブジェクト間の関係を迅速に決定することにより、データ処理の時間複雑さと計算複雑さを低減し、リソースオーバーヘッドを大幅に削減し、効率を向上させる。
さらに、本開示の実施例では、図5を参照すると、図4に示す実施例に基づいて、上記の装置100は、前記報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントのタイプを決定する第4の決定モジュール160と、前記報告ポイントのタイプに基づいて、前記地理的グリッドのサイズを決定する第5の決定モジュール170と、をさらに備えることができる。
いくつかの実施形態では、第1の決定モジュール120は、具体的に、任意の地理的グリッドの一部または全部の領域が前記多角形領域内に位置することに応答して、前記任意の地理的グリッドに対応する第1の符号化値を、前記多角形領域に対応する1つの第1の符号化値として決定する。
いくつかの実施形態では、マッチングモジュール140は、具体的に予め設定されたルールに従って、前記複数の第1の符号化値及び前記複数の第2の符号化値をそれぞれソートして、ソートされた第1の符号化リスト及び第2の符号化リストを取得し、前記第1の符号化リストのうちの最初の第1の符号化値が前記第2の符号化リストのうちの最初の第2の符号化値より小さく、前記予め設定されたルールが小さい順であることであることに応答して、前記第2の符号化リストのうちの最初の第2の符号化値と同じである第1の符号化値を取得するまで、前記第1の符号化リストのうちの最初の第1の符号化値の後の各第1の符号化値を順次トラバースする。
いくつかの実施形態では、マッチングモジュール140は、さらに、具体的に前記第1の符号化リストのうちの最初の第1の符号化値が前記第2の符号化リストのうちの最初の第2の符号化値より小さく、前記予め設定されたルールが小さい順であることであることに応答して、前記第1の符号化リストのうちのi番目の第1の符号化値が前記第2の符号化リストのうちの最初の第2の符号化値より大きいになるまで、前記第1の符号化リストのうちの前記最初の第1の符号化値の後に位置する各第1の符号化値を順次トラバースし、前記第1の符号化リストに前記第2の符号化リストのうちの最初の第2の符号化値にマッチングする第1の符号化値が含まれないと決定する。
いくつかの実施形態では、前記第1の符号化リストのうちのi番目の第1の符号化値は前記第2の符号化リストのうちのj番目の第2の符号化値と同じであり、iとjがそれぞれ正の整数であり、マッチングモジュール140は、さらに、具体的に、前記第1の符号化リストのうちのi+1番目の第1の符号化値を、前記第2の符号化リストのうちの前記j番目の第2の符号化値の後に位置する各第2の符号化値をマッチングさせて、前記i+1番目の第1の符号化値にマッチングする第2の符号化値を取得する。
いくつかの実施形態では、前記計算要求には目標空間関係がさらに含まれ、第3の決定モジュール150は、具体的に各前記第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値に対応する報告ポイントグループに基づいて、各前記第1の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループを決定し、前記目標空間関係が包含関係であることに応答し、個々の報告ポイントグループのうちの重複する報告ポイントを除去してマージして、前記多角形領域に含まれる報告ポイントセットを生成する。
いくつかの実施形態では、第3の決定モジュール150は、さらに具体的には、前記目標空間関係が最近傍関係であることに応答して、各前記地理的メッシュグリッドとそれぞれ対応する報告ポイントグループのうちの各報告ポイントとの間の距離を決定し、各前記地理的メッシュグリッドとそれぞれ対応する報告ポイントグループのうちの各報告ポイントとの第の距離に基づいて、前記多角形領域との距離が最も近い報告ポイントを決定する。
本開示の実施例のうちの上記の各モジュールの機能及び具体的な実現原理は、上記の各方法の実施例を参照することができ、ここでは説明を省略する。
本開示の実施例の空間関係の決定装置は、まず空間関係計算要求を取得し、その後に報告ポイントのタイプに基づいて、地理的グリッドのサイズを決定することができ、その後に個々の地理的グリッドと多角形領域との位置関係、地理的グリッドと報告ポイントセットのうちの報告ポイントとの位置関係に基づいて、対応する第1の符号化値、第2の符号化値をそれぞれ決定し、その後に予め設定されたルールに従って、各第1の符号化値、第2の符号化値をそれぞれソートして、ソートされた第1の符号化リスト、第2の符号化リストを取得することができ、その後に順次トラバースして、さらに第1の符号化リストのうちの個々の第1の符号化値と第2の符号化リストのうちの個々の第2の符号化値とのマッチング関係を決定することができ、さらに多角形領域と報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の関係を決定する。これにより、個々の空間オブジェクトのそれぞれに対応する符号化値リストに基づいて、空間オブジェクト間の関係を迅速に決定することにより、データ処理の時間複雑さと計算複雑さを低減し、リソースオーバーヘッドを大幅に削減し、効率を向上させる。
いくつかの実施形態では、本開示は、さらにコンピュータ装置を提示し、メモリ、プロセッサ、及びメモリに記憶され、プロセッサで作動可能なコンピュータプログラムを備え、プロセッサはプログラムを実行する際に、本開示に記載の実施例によって提示される空間関係の決定方法を実現する。
いくつかの実施形態では、本開示は、さらにコンピュータプログラムが含まれる非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提示し、コンピュータプログラムはプロセッサによって実行される場合、本開示の前記に記載の実施例によって提示される空間関係の決定方法を実現する。
いくつかの実施形態では、本開示はさらにコンピュータプログラム製品を提示し、コンピュータプログラム製品における命令はプロセッサによって実行される場合、本開示に記載の実施例によって提示される空間関係の決定方法を実行する。
図6は、本開示の実施形態を実現するように適合した例示的なコンピュータ装置のブロック図である図6に示すコンピュータ装置12は単なる一例であり、本開示の実施例の機能および使用範囲を何ら限定すべきではない。
図6に示すように、コンピュータ装置12は汎用コンピューティング装置として表現される。コンピュータ装置12のコンポーネントは、1つまたは複数のプロセッサまたは処理ユニット16と、システムメモリ28と、異なるシステムコンポーネント(システムメモリ228と処理ユニット16を備える)を接続するバス18と、を備えることができるが、これらに限定されない。
バス18は、メモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バス、グラフィックアクセラレータポート、プロセッサ、または複数のバス構造のうちの用任意のバス構造を使するローカルバスを含む、いくつかのクラスのバス構造のうちの1つまたは複数を表す。例えば、これらのアーキテクチャは、業界標準アーキテクチャ(Industry Standard Architecture、以下:ISAと略称する)バス、マイクロチャネルアーキテクチャ(Micro Channel Architecture、以下:MACと略称する)バス、拡張ISAバス、ビデオ電子規格協会(Video Electronics Standards Association、以下:VESAと略称する)ローカルバス及び周辺コンポーネント相互接続(Peripheral Component Interconnection、以下:PCIと略称する)バスを含むが、これらに限定されない。
コンピュータ装置12は、典型的に、複数のコンピュータシステム読み取り可能な媒体を備える。これらの媒体は、コンピュータ装置12によってアクセス可能な任意の利用可能な媒体であってもよく、揮発性媒体、不揮発性媒体、取り外し可能な媒体、および取り外し不能な媒体を含む。
メモリ28は、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、以下RAMと略称する)30および/またはキャッシュメモリ32のような揮発性メモリの形態のコンピュータシステム読み取り可能な媒体を備えることができる。コンピュータ装置12は、他の取り外し可能/取り外し不能な、揮発性/不揮発性コンピュータシステム記憶媒体をさらに備えることができる。単なる例として、記憶システム34は、取り外し不能な不揮発性の磁気媒体(図6には示されていないが、通常「ハードディスクドライブ」と呼ばれる)を読み書きすることができる。図6には図示していないが、取り外し可能な不揮発性ディスク(例えば、「フロッピーディスク」)を読み書きするためのディスクドライブ、および取り外し可能な不揮発性ディスク(例えば、光ディスク読み取り専用メモリ(Compact Disc Read Only Memory、以下、CD-ROMと略称する)、デジタル多機能読み取り専用ディスク(Digital Video Disc Read Only Memory、以下、DVD-ROMと略称する)または他の光媒体)を読み書きするための光ディスクドライブが提供されることができる。これらの場合、各ドライブは、1つまたは複数のデータ媒体インタフェースを介してバス18に接続することができる。メモリ28は、本開示の各実施形態の機能を実行するように構成されるプログラムモジュールのセット(例えば、少なくとも1つ)を備える少なくとも1つのプログラム製品を含むことができる。
プログラムモジュール42のセット(少なくとも1つ)を備えるプログラム/ユーティリティ40は、例えばメモリ28に記憶されてもよく、このようなプログラムモジュール42は、オペレーティングシステム、1つまたは複数のアプリケーション、その他のプログラムモジュール、およびプログラムデータを含むが、これらに限定されず、これらの例のそれぞれまたはいくつかの組み合わせにネットワーク環境の実装が含まれる可能性がある。プログラムモジュール42は、通常、本開示に記載の実施例の機能および/または方法を実行する。
コンピュータ装置12は、1つまたは複数の外部装置14(例えば、キーボード、ポインティングデバイス、ディスプレイ24など)と通信することができ、また、ユーザが当該コンピュータ装置12と対話することを可能にする1つまたは複数のデバイス、および/または、当該コンピュータ装置12が1つまたは複数の他のコンピューティングデバイスと通信することを可能にする任意のデバイス(例えば、ネットワークカード、モデムなど)と通信することができる。当該ような通信は、入出力(I/O)インタフェース22を介して行うことができる。また、コンピュータ装置12は、ネットワークアダプタ20を介して、1つまたは複数のネットワーク(例えば、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network、以下:LANと略称する)、ワイドエリアネットワーク(Wide Area Network、以下:WANと略称する)、および/または、インターネットなどのパブリックネットワークと通信することもできる。図示するように、ネットワークアダプタ20は、バス18を介してコンピュータ装置12の他のモジュールと通信する。図示していないが、コンピュータ装置12と組み合わせて他のハードウェアおよび/またはソフトウェアモジュールを使用することができ、マイクロコード、デバイスドライブ、冗長処理ユニット、外部ディスクドライブアレイ、RAIDシステム、テープドライブ、およびデータバックアップストレージシステムなどを含むが、これらに限定されないことが理解されたい。
処理ユニット16は、システムメモリ28に記憶されるプログラムを実行することにより、上記の実施例で説明された方法など、様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行する。
本開示の技術案では、まず空間関係計算要求を取得し、計算要求に多角形領域及び報告ポイントセットが含まれ、その後に個々の地理的グリッドと多角形領域との間の位置関係に基づいて、多角形領域に対応する複数の第1の符号化値を決定し、さらに各地理的グリッドと報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の位置関係に基づいて、報告ポイントセットに対応する複数の第2の符号化値、及び各第2の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループを決定して、複数の第1の符号化値及び複数の第2の符号化をそれぞれソートしてマッチングさせて、各第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値を決定し、さらに各第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値に対応する報告ポイントグループに基づいて、多角形領域と報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の関係を決定することができる。これにより、個々の空間オブジェクトのそれぞれに対応する符号化値リストに基づいて、空間オブジェクト間の関係を迅速に決定することにより、データ処理の時間複雑さと計算複雑さを低減し、リソースオーバーヘッドを大幅に削減し、効率を向上させる。
本明細書の説明では、「1つの実施例」、「いくつかの実施例」、「例」、「具体的な例」、または「いくつかの例」などの用語を参照する説明は、当該実施例または例と併せて説明した具体的な特徴、構造、材料、または特性は、本公開の少なくとも1つの実施例または例に含まれることを意味する。本明細書では、上記用語に対する概略的な説明は必ずしも同じ実施例又は例を対象とするとは限らない。また、説明された具体的な特徴、構造、材料または特性はいずれかまたは複数の実施例または例において適切な方式で結合することができる。また、互いに衝突しない限り、当業者は本明細書で説明された異なる実施例又は例、及び異なる実施例又は例の特徴を結合したり組み合わせたりすることができる。
また、「第1」、「第2」という用語は説明目的にのみ使用され、相対的な重要性を示しまたは暗示し、示された技術的特徴の数を暗黙的に示すと理解されたくない。これにより、「第1」、「第2」と限定された特徴は、少なくとも1つの当該特徴を明示または暗黙的に含むことができる。本開示の説明では、「複数の」という意味は、特に具体的な明確な限定がない限り、例えば、2つ、3つなど、少なくとも2つである。
フローチャートに、またはここで他の方式で説明された任意のプロセスまたは方法の説明は、カスタム論理機能またはプロセスを実現するためのるステップを含む1つ以上の実行可能な命令のコード、モジュール、フラグメント、または一部を表すと理解することができ、本開示の実施例の当業者に理解されたいのは、本開示の好ましい実施形態の範囲は、関連する機能にしたがって基本的に同時に、または逆の順序で機能を実行することを含む、図示または議論された順序でなくてもよい追加の実装を含む。
フローチャートに、またはここで他の方式で説明された任意論理および/またはステップは、例えば、論理機能を実現するための実行可能な命令のシーケンシングリンスと考えられ、命令実行システム、装置、またはデバイス(例えば、コンピュータベースのシステム、プロセッサを備えるシステム、または命令実行システム、装置、またはデバイスから命令をフェッチして実行可能な他のシステム)のために使用し、またはこれらの命令実行システム、装置、またはデバイスを組み合わせて使用するために、具体的に任意のコンピュータ読み取り可能な媒体に実装することができる。本明細書にとっては、「コンピュータ読み取り可能な媒体」は、命令実行システム、装置またはデバイスのために使用し、またはこれらの命令実行システム、装置、またはデバイスを組み合わせて使用するために、記憶、通信、伝搬、または伝送プログラムを含むことができる任意の装置であってもよい。コンピュータ読み取り可能な媒体のより具体的な例(非網羅的リスト)は、1つまたは複数の配線を備える電気的接続部(電子機器)、ポータブルコンピュータディスクボックス(磁気機器)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能編集可能な読み取り専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバ装置、およびポータブル光ディスク読み取り専用メモリ(CDROM)を含む。また、コンピュータ読み取り可能な媒体は、プログラムを印刷することができる紙または他の適切な媒体であってもよく、例えば、紙または他の媒体を光学的に走査し、次いで編集、解釈、または必要に応じて他の適切な方式で処理することによって電子的に当該プログラムを取得して、コンピュータメモリに記憶することができるからである。
なお、本開示の各部は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせで実現することができる。上記の実施形態では、複数のステップまたは方法は、メモリに記憶され、適切な命令実行システムによって実行されるソフトウェアまたはファームウェアで実現することができる。例えば、ハードウェアで実現される場合は、別の実施形態で実現される場合と同様に、当業者に知られている技術、データ信号に対する論理機能を実現するための論理ゲート回路を有する離散論理回路、適切な組み合わせの論理ゲート回路を有する特定用途向け集積回路、プログラマブルゲートアレイ(PGA)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)など、のいずれか、またはそれらの組み合わせで実現することができる。
上記の実施例の方法を実現するために含まれるステップの全部または一部は、プログラムによって関連するハードウェアに指示して完了させることができ、当該プログラムはコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよく、当該プログラムは、実行時に、方法実施例のステップの1つまたはそれらの組合せを含むことを当業者が理解することができる。
また、本開示の各実施形態の各機能ユニットは、1つの処理モジュールに統合されていてもよいし、各ユニットが個別に物理的に存在してもよいし、2つ以上のユニットが1つのモジュールに統合されていてもよい。上記統合されたモジュールは、ハードウェアの形態で実現してもよいし、ソフトウェア機能モジュールの形態で実現してもよい。前記統合されたモジュールがソフトウェア機能モジュールの形態で実現され、独立した製品として販売または使用される場合、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよい。
上記に記載の記憶媒体は、読み取り専用メモリ、磁気ディスク、または光ディスクなどであってもよい。以上、本開示の実施例を示し、説明したが、なお、本出願の実施例は例示的であり、本開示に対する制限として理解されたくなく、当業者は本開示の範囲内で本出願の実施例を変更、修正、置換、及び変形することができる。
本開示の第5の態様の実施例は、コンピュータプログラムを提示し、前記コンピュータプログラムにおける命令はプロセッサによって実行される場合、本開示の第1の態様の実施例によって提示される空間関係の決定方法を実行する。
いくつかの実施形態では、本開示はさらにコンピュータプログラムを提示し、コンピュータプログラムにおける命令はプロセッサによって実行される場合、本開示に記載の実施例によって提示される空間関係の決定方法を実行する。

Claims (19)

  1. 空間関係計算要求を取得するステップであって、前記計算要求に多角形領域及び報告ポイントセットが含まれるステップと、
    個々の地理的グリッドと前記多角形領域との間の位置関係に基づいて、前記多角形領域に対応する複数の第1の符号化値を決定するステップであって、各地理的グリッドが1つの符号化値にそれぞれ対応するステップと、
    各前記地理的グリッドと前記報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の位置関係に基づいて、前記報告ポイントセットに対応する複数の第2の符号化値、及び各前記第2の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループを決定するステップと、
    前記複数の第1の符号化値及び前記複数の第2の符号化値をそれぞれソートしてマッチングさせて、各前記第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値を決定するステップと、
    各前記第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値に対応する報告ポイントグループに基づいて、前記多角形領域と前記報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の関係を決定するステップと、
    を含む、空間関係の決定方法。
  2. 前記個々の地理的グリッドと前記多角形領域との位置関係に基づいて、前記多角形領域に対応する複数の第1の符号化値を決定する前に、
    前記報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントのタイプを決定するステップと、
    前記報告ポイントのタイプに基づいて、前記地理的グリッドのサイズを決定するステップと、
    を含む請求項1に記載の空間関係の決定方法。
  3. 前記個々の地理的グリッドと前記多角形領域との位置関係に基づいて、前記多角形領域に対応する複数の第1の符号化値を決定するステップが、
    任意の地理的グリッドの一部または全部の領域が前記多角形領域内に位置することに応答して、前記任意の地理的グリッドに対応する第1の符号化値を、前記多角形領域に対応する1つの第1の符号化値として決定するステップを含む請求項1に記載の空間関係の決定方法。
  4. 前記前記複数の第1の符号化値及び前記複数の第2の符号化値をそれぞれソートしてマッチングさせて、各前記第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値を決定するステップが、
    予め設定されたルールに従って、前記複数の第1の符号化値及び前記複数の第2の符号化値をそれぞれソートして、ソートされた第1の符号化リスト及び第2の符号化リストを取得するステップと、
    前記第1の符号化リストのうちの最初の第1の符号化値が前記第2の符号化リストのうちの最初の第2の符号化値より小さく、前記予め設定されたルールが小さい順であることであることに応答して、前記第2の符号化リストのうちの最初の第2の符号化値と同じである第1の符号化値を取得するまで、前記第1の符号化リストのうちの最初の第1の符号化値の後の各第1の符号化値を順次トラバースするステップと、
    を含む請求項1に記載の空間関係の決定方法。
  5. 前記ソートされた第1の符号化リスト及び第2の符号化リストを取得した後に、
    前記第1の符号化リストのうちの最初の第1の符号化値が前記第2の符号化リストのうちの最初の第2の符号化値より小さく、前記予め設定されたルールが小さい順であることであることに応答して、前記第1の符号化リストのうちのi番目の第1の符号化値が前記第2の符号化リストのうちの最初の第2の符号化値より大きいになるまで、前記第1の符号化リストのうちの前記最初の第1の符号化値の後に位置する各第1の符号化値を順次トラバースし、前記第1の符号化リストに前記第2の符号化リストのうちの最初の第2の符号化値にマッチングする第1の符号化値が含まれないと決定するステップを含む請求項4に記載の空間関係の決定方法。
  6. 前記第1の符号化リストのうちのi番目の第1の符号化値は前記第2の符号化リストのうちのj番目の第2の符号化値と同じであり、iとjがそれぞれ正の整数であり、
    前記第1の符号化リストのうちのi+1番目の第1の符号化値を、前記第2の符号化リストのうちの前記j番目の第2の符号化値の後に位置する各第2の符号化値をマッチングさせて、前記i+1番目の第1の符号化値にマッチングする第2の符号化値を取得するステップを含む請求項4に記載の空間関係の決定方法。
  7. 前記計算要求には目標空間関係がさらに含まれ、各前記第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値に対応する報告ポイントグループに基づいて、前記多角形領域と前記報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の関係を決定するステップが、
    各前記第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値に対応する報告ポイントグループに基づいて、各前記第1の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループを決定するステップと、
    前記目標空間関係が包含関係であることに応答し、個々の報告ポイントグループのうちの重複する報告ポイントを除去してマージして、前記多角形領域に含まれる報告ポイントセットを生成するステップと、
    を含む請求項1から6のいずれか一項に記載の空間関係の決定方法。
  8. 前記各前記第1の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループを決定した後に、
    前記目標空間関係が最近傍関係であることに応答して、各前記地理的メッシュグリッドとそれぞれ対応する報告ポイントグループのうちの各報告ポイントとの間の距離を決定するステップと、
    各前記地理的メッシュグリッドとそれぞれ対応する報告ポイントグループのうちの各報告ポイントとの第の距離に基づいて、前記多角形領域との距離が最も近い報告ポイントを決定するステップと、
    を含む請求項7に記載の空間関係の決定方法。
  9. 空間関係計算要求を取得する取得モジュールであって、前記計算要求に多角形領域及び報告ポイントセットが含まれる取得モジュールと、
    個々の地理的グリッドと前記多角形領域との間の位置関係に基づいて、前記多角形領域に対応する複数の第1の符号化値を決定する第1の決定モジュールであって、各地理的グリッドが1つの符号化値にそれぞれ対応する第1の決定モジュールと、
    各前記地理的グリッドと前記報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の位置関係に基づいて、前記報告ポイントセットに対応する複数の第2の符号化値、及び各前記第2の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループを決定する第2の決定モジュールと、
    前記複数の第1の符号化値及び前記複数の第2の符号化値をそれぞれソートしてマッチングさせて、各前記第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値を決定するマッチングモジュールと、
    各前記第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値に対応する報告ポイントグループに基づいて、前記多角形領域と前記報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の関係を決定する第3の決定モジュールと、
    を備える、空間関係の決定装置。
  10. 前記報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントのタイプを決定する第4の決定モジュールと、
    前記報告ポイントのタイプに基づいて、前記地理的グリッドのサイズを決定する第5の決定モジュールと、
    を備える請求項9に記載の空間関係の決定装置。
  11. 前記第1の決定モジュールが、
    任意の地理的グリッドの一部または全部の領域が前記多角形領域内に位置することに応答して、前記任意の地理的グリッドに対応する第1の符号化値を、前記多角形領域に対応する1つの第1の符号化値として決定する請求項9に記載の空間関係の決定装置。
  12. 前記マッチングモジュールが、
    予め設定されたルールに従って、前記複数の第1の符号化値及び前記複数の第2の符号化値をそれぞれソートして、ソートされた第1の符号化リスト及び第2の符号化リストを取得し、
    前記第1の符号化リストのうちの最初の第1の符号化値が前記第2の符号化リストのうちの最初の第2の符号化値より小さく、前記予め設定されたルールが小さい順であることであることに応答して、前記第2の符号化リストのうちの最初の第2の符号化値と同じである第1の符号化値を取得するまで、前記第1の符号化リストのうちの最初の第1の符号化値の後の各第1の符号化値を順次トラバースする請求項9に記載の空間関係の決定装置。
  13. 前記マッチングモジュールが、
    前記第1の符号化リストのうちの最初の第1の符号化値が前記第2の符号化リストのうちの最初の第2の符号化値より小さく、前記予め設定されたルールが小さい順であることであることに応答して、前記第1の符号化リストのうちのi番目の第1の符号化値が前記第2の符号化リストのうちの最初の第2の符号化値より大きいになるまで、前記第1の符号化リストのうちの前記最初の第1の符号化値の後に位置する各第1の符号化値を順次トラバースし、前記第1の符号化リストに前記第2の符号化リストのうちの最初の第2の符号化値にマッチングする第1の符号化値が含まれないと決定する請求項12に記載の空間関係の決定装置。
  14. 前記第1の符号化リストのうちのi番目の第1の符号化値は前記第2の符号化リストのうちのj番目の第2の符号化値と同じであり、iとjがそれぞれ正の整数であり、前記マッチングモジュールが、
    前記第1の符号化リストのうちのi+1番目の第1の符号化値を、前記第2の符号化リストのうちの前記j番目の第2の符号化値の後に位置する各第2の符号化値をマッチングさせて、前記i+1番目の第1の符号化値にマッチングする第2の符号化値を取得する請求項12に記載の空間関係の決定装置。
  15. 前記計算要求には目標空間関係がさらに含まれ、前記第3の決定モジュールが、
    各前記第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値に対応する報告ポイントグループに基づいて、各前記第1の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループを決定し、
    前記目標空間関係が包含関係であることに応答し、個々の報告ポイントグループのうちの重複する報告ポイントを除去してマージして、前記多角形領域に含まれる報告ポイントセットを生成する請求項9から14のいずれか一項に記載の空間関係の決定装置。
  16. 前記第3の決定モジュールが、
    前記目標空間関係が最近傍関係であることに応答して、各前記地理的メッシュグリッドとそれぞれ対応する報告ポイントグループのうちの各報告ポイントとの間の距離を決定し、
    各前記地理的メッシュグリッドとそれぞれ対応する報告ポイントグループのうちの各報告ポイントとの第の距離に基づいて、前記多角形領域との距離が最も近い報告ポイントを決定する請求項15に記載の空間関係の決定装置。
  17. メモリと、プロセッサと、メモリに記憶され、プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムと、を備え、前記プロセッサが、前記プログラムを実行する際に、
    空間関係計算要求を取得するステップであって、前記計算要求に多角形領域及び報告ポイントセットが含まれるステップと、
    個々の地理的グリッドと前記多角形領域との間の位置関係に基づいて、前記多角形領域に対応する複数の第1の符号化値を決定するステップであって、各地理的グリッドが1つの符号化値にそれぞれ対応するステップと、
    各前記地理的グリッドと前記報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の位置関係に基づいて、前記報告ポイントセットに対応する複数の第2の符号化値、及び各前記第2の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループを決定するステップと、
    前記複数の第1の符号化値及び前記複数の第2の符号化値をそれぞれソートしてマッチングさせて、各前記第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値を決定するステップと、
    各前記第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値に対応する報告ポイントグループに基づいて、前記多角形領域と前記報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の関係を決定するステップと、
    を実現するコンピュータ装置。
  18. コンピュータプログラムが含まれるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、
    空間関係計算要求を取得するステップであって、前記計算要求に多角形領域及び報告ポイントセットが含まれるステップと、
    個々の地理的グリッドと前記多角形領域との間の位置関係に基づいて、前記多角形領域に対応する複数の第1の符号化値を決定するステップであって、各地理的グリッドが1つの符号化値にそれぞれ対応するステップと、
    各前記地理的グリッドと前記報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の位置関係に基づいて、前記報告ポイントセットに対応する複数の第2の符号化値、及び各前記第2の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループを決定するステップと、
    前記複数の第1の符号化値及び前記複数の第2の符号化値をそれぞれソートしてマッチングさせて、各前記第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値を決定するステップと、
    各前記第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値に対応する報告ポイントグループに基づいて、前記多角形領域と前記報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の関係を決定するステップと、
    を実現するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  19. コンピュータプログラムが含まれるコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される場合、
    空間関係計算要求を取得するステップであって、前記計算要求に多角形領域及び報告ポイントセットが含まれるステップと、
    個々の地理的グリッドと前記多角形領域との間の位置関係に基づいて、前記多角形領域に対応する複数の第1の符号化値を決定するステップであって、各地理的グリッドが1つの符号化値にそれぞれ対応するステップと、
    各前記地理的グリッドと前記報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の位置関係に基づいて、前記報告ポイントセットに対応する複数の第2の符号化値、及び各前記第2の符号化値にそれぞれ対応する報告ポイントグループを決定するステップと、
    前記複数の第1の符号化値及び前記複数の第2の符号化値をそれぞれソートしてマッチングさせて、各前記第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値を決定するステップと、
    各前記第1の符号化値にそれぞれマッチングする第2の符号化値に対応する報告ポイントグループに基づいて、前記多角形領域と前記報告ポイントセットのうちの個々の報告ポイントとの間の関係を決定するステップと、
    を実現するコンピュータプログラム製品。
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