JP2024510124A - 複数の光学部品アレイを結合するためのシステム、方法、及びデバイス - Google Patents

複数の光学部品アレイを結合するためのシステム、方法、及びデバイス Download PDF

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Abstract

本明細書には、第1の活性エリアを備えた第1の光学アレイと、第1の活性エリアと距離が離れた第2の活性エリアを備えた第2の光学アレイと、第1の光学アレイ又は第2の光学アレイの少なくとも一方に対応する仮想画像を横方向にシフトさせることによってLiDARシステムの視野(FOV)内のギャップを縮小するように構成された少なくとも1つの光学部品と、を備えた光検出測距(LiDAR)システムに関する技術が開示されている。少なくとも1つの光学部品は、反射、屈折、回折、又は反射、屈折、及び/もしくは回折の組み合わせである場合がある。少なくとも1つの光学部品は、1つ以上のプリズム及び/又は1つ以上のミラーを含むことがある。光学アレイは、エミッタアレイ(例えばレーザ)又は検出器アレイ(例えばフォトダイオード)である可能性がある。本明細書に記載の技術は3つ以上の光学アレイを結合するのに使用することができる。【選択図】 図6

Description

関連出願の相互参照
この出願は、2021年3月17日に出願された「Systems, Methods, and Devices for Combining Multiple Vertical-Cavity Surface-Emitting Laser (VCSEL) Arrays」と題する米国仮出願第63/162,362号(代理人整理番号NPS009P)の優先権を主張するものであり、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
自動運転などの様々な用途の3次元(3D)物体追跡及び物体スキャンに対する継続的需要が存在する。光検出測距(LiDAR)システムは、他のタイプのシステム(例えばレーダー)よりも良い解像度を提供し得る光波長を使用し、これによって良好な範囲、正確性、及び解像度を提供する。一般に、LiDARシステムは対象エリア又はシーンをパルスレーザ光で照明し、反射パルスが受信器に戻ってくるまでの時間を測定する。
いくつかの従来のLiDARシステムに共通した1つの態様は、様々なレーザが出射する光ビームが非常に狭く、同時に又はほぼ同時に様々なレーザが出射するパルスが互いに干渉しないように特定の既知の方向に出射される。各レーザは、レーザが出射するパルスの反射を検出するためにごく接近した位置にある検出器を有する。検出器はその関連したレーザが出射するパルスの反射のみを感知すると推定されるため、出射光を反射する対象の位置を明確に決定することができる。レーザが光パルスを出射してから検出器が反射を検出するまでの時間は、対象までの往復時間を示し、エミッタ及び検出器が配向される方向は、対象の位置が高精度で決定されることを可能にする。反射が検出されない場合、対象が存在しないと推定される。
シーンの十分なスキャンを行うのに必要とされるレーザ及び検出器の数を減らすために、一部のLiDARシステムは、環境を機械的にスキャンする一部の方法と共に比較的少数のレーザ及び検出器を使用する。例えばLiDARシステムが、360度の水平視野を提供するために回転モータ上に位置する送受信光学系を備えることがある。少しずつ(例えば0.1度)回転することによって、これらのシステムは高い解像度を提供することができる。しかし、機械的スキャンに依拠するLiDARシステムは、受送信器光学系に対する制約を受ける。これらの制約は、LiDARシステムの全体的なサイズ及び寸法、個々の部品のサイズ及び位置、並びに測定範囲及び信号対雑音比(SNR)を制限することができる。また、可動部品は障害にさらされ、一部の用途(例えば自動運転)には望ましくない場合がある。
LiDARシステムの別のタイプはフラッシュLiDARシステムである。フラッシュLiDARシステムは、視野内でパルス光ビームを対象物体に向け、光検出器のアレイが対象物体から反射された光を受光する。対象物体に向けられる各パルス光ビームについて、光検出器アレイはデータフレームに対応する反射光を受光することができる。1つ以上のデータフレームを使用することによって、範囲すなわち対象物体までの距離を、照明源によるパルス光ビームの伝送から光検出器アレイにおける反射光の受光までの経過時間を求めることによって得ることができる。フラッシュLiDARシステムは可動部品を避けるが、反射の角度を明確に検出するために、光検出器は、それぞれが大きいシーンをスキャンするためのある方向(例えば仰角及び方位角)に対応する多くの光検出器を使用する。自動運転などの一部の用途では、そのようなシステムのコスト、サイズ、及び/又は消費電力は法外である場合がある。
従来のLiDARシステムと異なる方法で対象識別に取り組むLiDARシステムが、2021年6月29日発行の、「DISTRIBUTED APERTURE OPTICAL RANGING SYSTEM」と題する米国特許第11,047,982号に開示されており、参照によりその全体が目的を問わず本明細書に組み込まれる。従来のLiDARシステムと比較して、多重入力、多重出力(MIMO)LiDARと称される新しいシステムのイルミネータ(例えばレーザ)及び検出器(例えばフォトダイオード)の両方はより広く重複する視野を持つため、1つのイルミネータがその視野内の複数の対象を照明し、1つの検出器がその視野内の複数の対象からの反射(様々なイルミネータからの出射から生じた可能性がある)を検出する可能性がもたらされる。空間体積内の複数の対象の位置(座標とも称される)を解像できるように、開示されたMIMO LiDARシステムは、同一線上にならない(全てが1本の直線上にあるわけではないことを意味する)ように位置する複数のイルミネータ及び/又は検出器を使用する。MIMO LiDARシステムが異なるイルミネータが発した光信号を区別できるように、空間体積内に同時に信号を発するイルミネータが特定の特性を有するパルスシーケンスを使用することができる(例えば、パルスシーケンスは実質的に白であり、同じ視野内で同時に発信する他のイルミネータが使用するパルスシーケンスと相互相関が低い)。
米国特許公開第US2021/0041562号に記載されたシステムは、可動機械部品を有しておらず、複数のレンズを使用して光を水平方向に360度、垂直方向に数十度広げることがある。
この概要は本開示の非限定的な実施形態を示す。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、第1の活性エリアを備えた第1の光学アレイと、第1の活性エリアと距離が離れた第2の活性エリアを備えた第2の光学アレイと、第1の光学アレイ又は第2の光学アレイの少なくとも一方に対応する仮想画像を横方向にシフトさせることによってLiDARシステムの視野内のギャップを縮小するように構成された少なくとも1つの光学部品と、を備えた光検出測距(LiDAR)システムに関する。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、第1の光学アレイが第1のダイに位置し、第2の光学アレイが第2のダイに位置し、第1のダイが第2のダイに接触しているLiDARシステムに関する。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、撮像レンズを更に備え、少なくとも1つの光学部品が、第1及び第2の光学アレイと撮像レンズとの間に位置しているLiDARシステムに関する。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、第1の光学アレイが第1の複数のエミッタを備え、第2の光学アレイが第2の複数のエミッタを備えるLiDARシステムに関する。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、第1の複数のエミッタ及び第2の複数のエミッタが複数のレーザを備えるLiDARシステムに関する。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、レーザの少なくとも1つが垂直キャビティ面発光レーザ(VCSEL)を含むLiDARシステムに関する。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、第1の光学アレイが第1の複数の検出器を備え、第2の光学アレイが第2の複数の検出器を備えるLiDARシステムに関する。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、第1の複数の検出器及び第2の複数の検出器が複数のフォトダイオードを備えるLiDARシステムに関する。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、フォトダイオードの少なくとも1つがアバランシェフォトダイオード(APD)を含むLiDARシステムに関する。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、少なくとも1つの光学部品がプリズム又はミラーの少なくとも一方を含むLiDARシステムに関する。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、少なくとも1つの光学部品が第1の光学アレイ及び第2の光学アレイ上に位置する負のルーフトップガラスプリズムを含むLiDARシステムに関する。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、少なくとも1つの光学部品が回折面を有するLiDARシステムに関する。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、少なくとも1つの光学部品が第1及び第2のミラーを含むLiDARシステムに関する。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、第1及び第2のミラーが第1の光学アレイと第2の光学アレイとの間に位置する45度ミラーであり、第1の光学アレイと第2の光学アレイとが異なる平面に位置しているLiDARシステムに関する。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、第1の活性エリアが第2の活性エリアと面しているLiDARシステムに関する。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、少なくとも1つの光学部品が、45度構成の第1及び第2のミラーと、第1及び第2のミラー間に位置する第1及び第2のプリズムとを含むLiDARシステムに関する。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、第3の活性エリアを備えた第3の光学アレイと、第4の活性エリアを備えた第4の光学アレイとを更に備え、第1の光学アレイが第1のプリント回路基板(PCB)上に位置しており、第2の光学アレイが第1のPCBに実質的に垂直な第2のPCB上に位置しており、第3の光学アレイが第1のPCBに実質的に平行で第2のPCBに実質的に垂直な第3のPCB上に位置しており、第4の光学アレイが第2のPCBに実質的に平行で第1のPCB及び第3のPCBに実質的に垂直な第4のPCB上に位置しており、少なくとも1つの光学部品が、第1の活性エリア上に位置する第1のプリズムと、第2の活性エリア上に位置する第2のプリズムと、第3の活性エリア上に位置する第3のプリズムと、第4の活性エリア上に位置する第4のプリズムとを含むLiDARシステムに関する。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、第1のプリズム、第2のプリズム、第3のプリズム、及び第4のプリズムが接触しているLiDARシステムに関する。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、第1の活性エリアが第3の活性エリアと面しており、第2の活性エリアが第4の活性エリアと面しているLiDARシステムに関する。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、第1の光学アレイが第1の複数のエミッタを備え、第2の光学アレイが第2の複数のエミッタを備え、第3の光学アレイが第3の複数のエミッタを備え、第4の光学アレイが第4の複数のエミッタを備えるLiDARシステムに関する。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、第1の複数のエミッタ、第2の複数のエミッタ、第3の複数のエミッタ、及び第4の複数のエミッタが複数のレーザを備えるLiDARシステムに関する。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、レーザの少なくとも1つが垂直キャビティ面発光レーザ(VCSEL)を含むLiDARシステムに関する。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、第1の光学アレイが第1の複数の検出器を備え、第2の光学アレイが第2の複数の検出器を備え、第3の光学アレイが第3の複数の検出器を備え、第4の光学アレイが第4の複数の検出器を備えるLiDARシステムに関する。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、第1の複数の検出器、第2の複数の検出器、第3の複数の検出器、及び第4の複数の検出器が複数のフォトダイオードを備えるLiDARシステムに関する。
一部の態様では、本明細書に記載の技術は、フォトダイオードの少なくとも1つがアバランシェフォトダイオード(APD)を含むLiDARシステムに関する。
本開示の目的、特徴、及び利点が、添付図面と併せて解釈されるいくつかの実施形態の以下の説明から容易に明らかになるであろう。
一部の実施形態に従って使用され得る光学アレイの一例である。 本明細書に記載の技術を用いずに得られる遠視野像である。 一部の実施形態に係る2つの光学アレイ及び少なくとも1つの光学部品を備えた例示的な構成を示す。 図2に示した例示的な実施形態の利点を示す遠視野像である。 一部の実施形態に係る2つの光学アレイ及び2つのミラーを備えた例示的な構成を示す。 図4に示した例示的な実施形態の利点を示す遠視野像である。 一部の実施形態に係る2つの光学アレイ、2つのプリズム、及び2つのミラーを備えた例示的な構成を示す。 図6に示した例示的な実施形態の利点を示す遠視野像である。 図6に示した例示的な実施形態の変形例の利点を示す遠視野像である。 一部の実施形態に係る例示的なシステムの端面図である。 一部の実施形態に係る例示的なLiDARシステムのいくつかの部品を示す。
理解を容易にするために、図面に共通の同一の要素を示すために、可能な限り同一の参照番号を使用している。一実施形態で開示された要素が、特定の記載なしに他の実施形態で有益に使用され得ることが考えられる。更に、1つの図面の文脈における要素の説明は、その要素を示す他の図面にも適用可能である。
LiDARシステムは、個々の光学部品の1つ以上の大きいアドレス可能なアレイを使用することができる。これらの個々の光学部品はエミッタ(例えばレーザ)及び/又は検出器(例えばフォトダイオード)を含む可能性がある。
例えばLiDARシステムが、垂直キャビティ面発光レーザ(VCSEL)のアレイをエミッタとして使用することがある。VCSELは、光を横から放出する端面発光半導体レーザと対照的に、光ビームをチップの上面から垂直に放出する半導体ベースのレーザダイオードの一種である。端面発光レーザと比較して、VCSELは、より狭い波長帯域幅を有し、受信器におけるより効果的なフィルタリングを可能にすることによって、より高いSNRをもたらすことができる。VCSELはまた円筒形ビームを放出することによってシステムへの統合を簡素化することができる。VCSELは信頼性があり、広範囲の様々な温度下(例えば最高150℃)で一貫性のあるレーザ発振波長を提供する。VCSELはLiDARシステムのエミッタとして魅力的な選択肢である場合がある。
VCSELアレイなどのエミッタアレイは、駆動に使用する電流が高いために実際的サイズ制限がある場合がある。電子機器制約及び熱放散制約によって、複数のエミッタアレイが、LiDARシステムに所望の特性(例えば、FOV、正確性など)を提供するために複数のプリント回路基板(PCB)上に配置されることがある。光撮像タスクを効率的に実行するために、従来の技術を用いて実際に許容されているより大きいエミッタアレイを有することが好ましい。
エミッタが放出する光の反射を検出するために、LiDARシステムが、例えばアバランシェフォトダイオード(APD)のアレイを使用することがある。APDは高逆バイアス条件下で動作することによって、光子衝撃により生成される正孔及び電子のアバランシェ増倍をもたらす。光子がフォトダイオードの空乏領域に入り電子正孔対を生成するとき、生成された電荷キャリアは電場によって互いから引き離される。電荷キャリアは速度が増し、格子と衝突するときに追加の電子正孔対を生成し、次いで追加の電子正孔対が互いから引き離され、格子と衝突し、更に多くの電子正孔対を生成するといった具合である。アバランシェプロセスはダイオードの利得を増加させ、通常のダイオードより高い感度レベルをもたらす。LiDARシステムでは、3次元(3D)画像解像度を向上するのに多くの検出器(ピクセル)を使用することが望ましい。
エミッタアレイについては、実際、所望の検出器アレイのサイズを提供することが困難又は不可能である場合がある。例えばLiDARシステムで使用される一部のタイプの高感度高速検出器(例えばAPD)は、他の適用例(例えば、携帯電話やデジタルカメラで使用される典型的なシリコンカメラアレイ)に使用され得るように高密度アレイに詰め込むことができない。LiDAR用途の場合、APDアレイの各ピクセルからのワイヤは、信号がアレイの周辺部周りに配置されたオンチップ増幅器に直ちに進むように短い。これらの制限によって、検出器アレイは、合理的な曲線因子を有するため、並びにピクセル間にコネクタワイヤを提供せざるを得ない状態及びデッドスペースを作ることを避けるために、ほんのわずかな列又は行に制限される。
一部の適用例では、LiDARシステムが大きい視野(FOV)をカバーすることが望ましい。例えば、安全が最重要である自動運転用途の場合、LiDARシステムが対象の存在、並びに車両に近い、車両から離れた、及び車両周囲の様々な方向の対象の位置を正確に検出できることが望ましい。
大きいFOVをカバーするために、1つ以上の撮像レンズがエミッタアレイ及び/又は検出器アレイと共に使用されることがある。撮像レンズは、検出器又はエミッタの像をFOV内の遠点に又は無限遠点(視準位置)に生成する。ただし、1つの問題は所望のFOVをカバーするのに必要とされ得る撮像レンズの数である。利用可能な最大の光学部品アレイを使用しても、大きいFOVをカバーするのに必要とされ得る撮像レンズの数は、嵩張った高価な完全システムをもたらすことがある。
したがって、改善の必要性がある。
本明細書には、エミッタ及び/又は検出器のアレイを光学的に結合するためのシステム、デバイス、及び方法が開示される。開示技術は、LiDARシステムに使用される検出器アレイ及びエミッタアレイの実際的制限の少なくとも一部の影響を緩和するのに用いることができる。本明細書に開示の技術は、複数のより小さいアレイを光学的に結合して実質的により大きいアレイにするのに用いることができる。光が可逆的であり、撮像タスクがエミッタから又は検出器へのものであり得ることが理解されるであろう。撮像タスクは単純に1つの像面(検出器又は物体における)を別の像面(物体又は検出器における)に変換する。例えば複数の別々のエミッタアレイからの発光が、ギャップがより小さいか又は存在しない、より完全なシーンの照明をもたらすように光学的に結合される可能性がある。反対に他の方向では、本明細書に開示の技術は、シーンの1つの像を離れた別々の検出器アレイに向けられるより小さい部分像に光学的に分割するのに用いることができる。一部の実施形態では、複数の物理アレイ(エミッタ及び/又は検出器)が、複数のプリント回路基板上に位置し、1つの仮想アレイのように見えるように光学的に結合される可能性がある。
本明細書に記載の技術を用いて、光学部品アレイの有効サイズを大きくすることができ、これによってアレイがより大きいFOVをカバーする及び/又は撮像解像度を高めることが可能になる。更に、撮像レンズの数は、複数の物理的光学部品アレイをこれらが活性エリア間に大きいギャップのないより大きいモノリシックシングルアレイのように見えるように光学的に結合することによって少なくとも半分に減らすことができる。わずか2つの物理アレイを結合することができるが、本技術を使用してより多くの光学部品アレイ(例えば、3つ、4つなど)を結合することもできる。
本明細書に記載の技術はLiDAR用途(例えば3D LiDAR)に特に有用であり、例示の一部はLiDARシステムと関連があるが、開示技術が他の用途でも用いられ得ることが理解されるべきである。一般的に言えば、本明細書の開示は、複数の別々のエミッタ及び/又は検出器のアレイを使用する一方、それらをより大きい結合した連続アレイとして機能させること(又はそのように見せること)が望ましい又は必要な用途に適用されることがある。
以下の例では、アレイはVCSELアレイなどのエミッタアレイであると仮定される。本開示がVCSELアレイに限定されないことが理解されるべきである。以上で説明したように、本技術は一般にエミッタ及び/又は検出器のアレイを結合するのに用いることができる。
図1Aは、一部の実施形態に従って使用され得るアレイ100の一例である。アレイ100は、例えばエミッタアレイ(例えば、複数のVCSEL、レーザなどを含む)又は検出器アレイ(例えば、複数のAPD、フォトダイオードなどを含む)である場合がある。図1Aに示すように、アレイ100は幅102及び長さ104を有し、複数の光学部品101を備える。図1Aに示す例示的なアレイ100は多くの個々の光学部品101を備えるが、図面を分かりにくくすることを避けるために、図1Aは光学部品101A及び光学部品101Bのみに表示を付けている。同時に個々の光学部品101は、幅106及び長さ108を有する活性アレイエリアを形成する。
本明細書に開示される実施形態と関連して(例えば、米国特許公開第US2021/0041562号に記載されたものなどのシステムにおいて)使用され得るアレイ100の特定の例は、部品番号22101077を有するルメンタム社のVCSELアレイであり、幅106が0.358mmで長さ108が1.547mmの活性エミッタエリアを備えたエミッタアレイであり、幅102が0.649mmで長さ104が1.66mmの非発光セラミックダイ上に取り付けられる。ダイの幅102の活性エリアの幅106を超える部分は、エミッタを電子端末及び部品にワイヤボンディングするために使用される。
上記ルメンタム社のVCSELアレイの寸法及び特性はこの開示において例として使用されるが、本明細書に開示の技術が光学部品101の他のアレイ100と共に用いられ得ることが理解されるべきである。例えば以上で説明したように、様々なタイプのアレイ(エミッタ又は検出器)を光学的に結合することができる。同様に、他のタイプのエミッタアレイ(必ずしもVCSELアレイでなく、必ずしもルメンタム社製でない)を使用することができる。アレイ100がVCSELアレイである場合、その特性(例えば、パワー、波長、サイズなど)は、部品番号22101077を有する例示的なルメンタム社のVCSELアレイの特性と異なる場合がある。具体的な例として、部品番号22101080を有するルメンタム社のVCSELアレイは、上記の例示的アレイ100に類似しているが、異なる波長を使用する。部品番号22101080アレイを有するルメンタム社のVCSELアレイも適している。
図1Aから分かるように、アレイ100の2つの例が並んで接触した位置にある場合、2つのアレイ100の2つの活性エリア間に非活性ギャップ(デッドスペースとも称され得る)が存在することになる。換言すれば、互いに接触した位置にある2つのアレイ100の活性エリアはその間に間隔を有することになる。例えば、例示的なルメンタム社のVCSELアレイの場合、間隔、及びデッドスペースはおよそ0.291mmである。
一部の適用例では、同じシステム(例えばLiDARシステム)の隣接するアレイの活性エリア間のこの間隔は許容できない。例えばアレイ100がエミッタアレイ(例えば、ルメンタム社のVCSELアレイ)である場合、遠視野に投影されるFOV内に非照明又は未検出ギャップが存在する。必要なのは、2つの活性エミッタエリアが1つの隣接する活性エミッタエリアに見えるように遠視野像内のこのギャップを光学的に除去する方法である。例えば、例示的なルメンタム社のVCSELアレイの2つが、0.716mm(幅106)×1.547mm(長さ108)の寸法を有する1つの均一な活性エミッタエリアを有するように見えることが望ましい。同様に、アレイ100が検出器アレイである場合、隣接するアレイ100の活性エリア間の間隔に起因する検出FOV内のギャップを光学的に除去することが望ましい。
一部の実施形態によれば、N個の別々のアレイ100の仮想画像は、N個の別々のアレイ100が、構成アレイ100の活性エリア間の見かけの間隔がほとんどない、1つのアレイ100の活性エリアと比べてN倍の大きさの活性エリアを含む1つのモノリシックアレイのように撮像レンズに見えるように光学的に結合される。換言すれば、構成アレイ100の活性エリア間の物理的距離は、複数のアレイ100の結合が(例えば、エミッタ及び/又は検出器の)隣接する活性エリアを含む1つのより大きいアレイのように見えるように光学的に除去される。
以下で更に説明するように、複数のアレイ100がその活性エリア間のデッドスペースを除去するために光学的に結合され得るいくつかの方法がある。例えば一部の実施形態は、光学プリズム又は負のルーフトップ(又はルーフ)プリズムを使用した純粋に屈折的なアプローチを用いる。(技術的に「ルーフトップ」という用語が、ルーフの2つの傾斜半部の交差する場所に稜線又は頂部がある単純なルーフに類似したプリズムの形状を指すことが理解されるべきである。プリズムの側面は90度の角度で又は他の角度で交わることがある。負のルーフトッププリズムはルーフを取ってこれを逆さまにしたものである。)他のプリズム(例えば、ルーフトッププリズム以外)及び/又は光学部品も適している。一部の実施形態は、回折光学素子を使用する純粋に回折的なアプローチを用いる。一部の実施形態は、45度ミラーを使用する純粋に反射的なアプローチを用いる。一部の実施形態は、屈折と反射の両方を組み合わせたハイブリッド屈折反射アプローチを用いる。一部の実施形態は、屈折、回折、反射、及び/又はハイブリッド屈折反射アプローチを組み合わせる。これらの実施形態のそれぞれは、活性エリア間の実際の物理的ギャップを効果的になくす(又は少なくとも縮小する)ために微小光学素子を使用する。結果として撮像レンズには、ギャップが撮像レンズに見られないように隣接するアレイ100に向かって横方向にシフトされる少なくとも1つのアレイ100の仮想画像を提示することができる。
開示技術が対処する問題を示すために、図1Bは、本明細書に記載の技術を用いずに得られる遠視野像である。図1Bは、光学部品の2つの例示的なアレイ100、並んだ位置にあり、互いにできるだけ近くに(例えば互いに接触して)取り付けられた2つのVCSELアレイのシミュレーション(光学設計ソフトウェアを使用した)の結果を示している。図1Bは、撮像レンズが見て遠視野に投影するものを示す。図1Bに示すように、遠視野像は、VCSELアレイのその実際の位置における単なるレプリカである。領域115A及び領域115BはFOV内の照明領域を表し、領域117は照明領域115A及び照明領域115Bの外側にあり、非照明エリアを表す。領域115Aと領域115Bの間の大きなギャップ113は、VCSELアレイのそれぞれの幅102とほぼ同じくらいの大きさである。多くの適用例について、この大きなギャップ113は問題である。LiDAR用途では、例えば大きなギャップ113は、LiDARデバイスが大きなギャップ113に対象を検出することができないことを意味するため許容できない。
図2は、一部の実施形態に係る2つの光学アレイ及び少なくとも1つの光学部品を備えた例示的な構成を示している。図2は図1Bの問題に対する例示的な解決策を示す。図2は、光学部品の2つの例示的なアレイ100、すなわちVCSELアレイ100A及びVCSELアレイ100Bのシミュレーション(光学設計ソフトウェアを使用した)の結果を示す。図示されるように、VCSELアレイ100A及びVCSELアレイ100Bは並んだ位置にあり、互いにできるだけ近くに(例えば互いに接触して)取り付けられる。図2のシミュレーション結果において、VCSELアレイ100A及びVCSELアレイ100Bのそれぞれの長さは紙面奥である。VCSELアレイ100A及びVCSELアレイ100Bのそれぞれは、例えばピーク出力が400Wで波長が905nmのルメンタム社のVCSELアレイ(部品番号22101077)である場合がある。他のアレイ100(例えば、エミッタ及び/又は検出器)が使用され得ることが理解されるべきである。この特定のVCSELアレイをVCSELアレイ100A及びVCSELアレイ100Bの一例として使用することは、限定することを意図していない。図2に見られるように、VCSELアレイ100A及びVCSELアレイ100Bの活性エリア間には、図1Aに関連して以上で説明した物理的制約に起因するギャップ103が存在する。
図2に示す実施形態はまた、VCSELアレイ100Aの上に(又は前に)位置するプリズム110Aと、VCSELアレイ100Bの上に(又は前に)位置するプリズム110Bとを備える。プリズム110A及びプリズム110Bのそれぞれは、例えば負のルーフトッププリズムの一部分である場合がある。換言すれば、プリズム110A及びプリズム110Bは、1つのプリズム(例えばルーフトッププリズム)に含められることがあり、これは便利な実装の選択肢である場合がある。図2の実施形態では、プリズム110A及びプリズム110Bは光パワーがなく傾くだけである。したがって、プリズム110AはVCSELアレイ100Aの画像を横方向に平行移動させ、プリズム110BはVCSELアレイ100Bの画像を横方向に平行移動させる。両画像は歪むことなく平行移動される。図2から分かるように、VCSELアレイ100Aからの光線が上方に曲げられ、VCSELアレイ100Aが下方に移動するように見える。反対に、VCSELアレイ100Bからの光線が下方に曲げられ、VCSELアレイ100Bが上方に移動するように見える。結果として撮像レンズ(図2に示されていない)は、VCSELアレイ100A及びVCSELアレイ100Bのその間にギャップ103のない(又は少なくともギャップ103が縮小した)仮想画像を見る。
図3は、図2に示す例示的な実施形態の利点を示す遠視野像である。図3は、一部の実施形態に係るプリズム110A及びプリズム110B(以上で考察したように、別々の部品又は1つのルーフトッププリズムであり得る)をVCSELアレイ100A及びVCSELアレイ100Bと併用することの利点を示している。図3は、図2に示す構成(すなわち屈折ルーフトッププリズムを所定の位置に備える)の遠視野像を示す。プリズム110A及びプリズム110Bの効果は、VCSELアレイ100A及びVCSELアレイ100B間の大きなギャップ113を効果的に除去し、VCSELアレイ100A及びVCSELアレイ100Bを撮像レンズに1つのより大きい光学アレイ100のように見せることである。
一部の実施形態では、回折光学素子のメーカーにより指定された光線の曲がる量及び最小フィーチャサイズによって、回折面が屈折面に取って代わる可能性がある。例えば図2のプリズム110A及びプリズム110Bの角度の付いた面を回折面に置き換えることで、微小光学部品を平面上で製造することが可能になる。
一部の実施形態では、異なる平面に位置するため相互に分離されている光学アレイと共にミラーを使用することができる。図4は、一部の実施形態に係る2つの光学アレイ及び2つのミラーを備えた例示的な構成を示している。この場合の例もVCSELアレイ100A及びVCSELアレイ100Bを示しているが、この技術が他のタイプの光学アレイとの使用にも適していることが理解されるべきである。図示されているように、VCSELアレイ100A及びVCSELアレイ100Bは異なる平面に位置し、互いに向かい合う。具体的にはVCSELアレイ100Aは上面に位置しており、VCSELアレイ100Bは下面に位置している。VCSELアレイ100Aの個々の光学部品101及びVCSELアレイ100Bの個々の光学部品101は互いに向かい合う。2つの45度ミラー、すなわちミラー120A及びミラー120Bは、VCSELアレイ100AとVCSELアレイ100Bの間に位置している。図4に示す構成は、VCSELアレイ100A及びVCSELアレイ100Bが互いに更に離間されることを可能にする(これによってVCSELアレイ100A及びVCSELアレイ100Bへの電気的接続が容易になる)。したがって、図4の例示的な構成は、VCSELアレイ100A及びVCSELアレイ100B(例えば、高ワット数のアレイ100である場合)の熱放散を向上させることができる。
図4に示す例示的な実施形態では、VCSELアレイ100A及びVCSELアレイ100Bは約30度の発散性を有し、光線の一部はその対応するミラーに当たらないことがあり(例えば、VCSELアレイ100Aからの光線はミラー120Aに当たらないことがある、及び/又はVCSELアレイ100Bからの光線はミラー120Bに当たらないことがある)、反射されない。図4は、ミラー120Bにほとんど当たらないVCSELアレイ100Bからの光線140を示すが、光線140はミラー120Aとミラー120Bの間の頂点付近でミラー120Bに衝突し、反射される。
図5は、図4に示した例示的な実施形態の利点を示す遠視野像である。図5は、図4に示すミラー120A及びミラー120Bと共に設置された場合のVCSELアレイ100A及びVCSELアレイ100Bの例示的な遠視野像を示している。一般的に言えば、図5に示す画像は、図4の構成の光線がミラー120A又はミラー120Bに衝突する前に空気中を伝搬し、撮像レンズ(図示せず)に向けて反射されるために、(図2に示すプリズム110A及びプリズム110Bを備えた)図3に示す画像よりも不明瞭である。図4の光線140などの「迷」光線が、図5の例示的な画像の不明瞭さの原因である。
一部の実施形態では、屈折素子(例えば、図2に示す)の利点は、光を反射するために2つのプリズム及び2つのミラーを使用した45度ミラー構成(例えば、図4に示す)と組み合わせられる。図6は、一部の実施形態に係る2つの光学アレイ、2つのプリズム、及び2つのミラーを備えた例示的な構成を示している。図6に示すように、プリズム110A及びミラー120AがVCSELアレイ100Aの前に位置し、プリズム110B及びミラー120BがVCSELアレイ100Bの前に位置している。プリズム110A及びミラー120Aは別々の物理的構成要素である場合がある、又は一体化された構成要素の一部である場合がある(例えば、分離できない場合がある)。同様に、プリズム110B及びミラー120Bは別々の又は一体化された物理的構成要素である場合がある。同様に、プリズム110A、ミラー120A、プリズム110B、及び/もしくはミラー120Bの一部又は全てを1つの物理的構成要素に一体化することができる。
図6が示すように、VCSELアレイ100Aからの光線及びVCSELアレイ100Bからの光線は反射面(例えば、ミラー120A又はミラー120B)に衝突する前に実質的にガラス(空気でなく)中を進むため、光線束はよりコンパクトな状態を保ち、光線は同じ選択距離において図4ほど発散しない。更に、図6のミラー120Bからの光線150から分かるように、プリズム110B(又はVCSELアレイ100Aからの光線の場合はプリズム110A)の前面からの全内部反射が、これらの迷光線を対応するミラーに向かって向け直す(すなわち光線150はミラー120Bに向けて向け直される)。ミラー120A又はミラー120Bによる反射の後に、光線は対応するプリズム(ミラー120Aから離れる光線のためのプリズム110A及びミラー120Bから離れる光線のためのプリズム110B)の前面から撮像レンズ(図示せず)に向かって出る。結果として、より高い全出力が外へ反射される。
図7は、図6に示した例示的な実施形態の利点を示す遠視野像である。図7は、図6に示すプリズム110A、ミラー120A、プリズム110B、及びミラー120Bと共に設置された場合のVCSELアレイ100A及びVCSELアレイ100Bの例示的な遠視野像を示している。図7は、VCSELアレイ100A及びVCSELアレイ100Bの出力のほぼ100%が遠視野像に入れられることを示す。
VCSELアレイ100A及びVCSELアレイ100Bが放出した光線は、プリズム110A又はプリズム110Bを出る前に主にガラスの中を通るため、VCSELアレイ100A及びVCSELアレイ100Bを、大きな出力損失なしにそれぞれプリズム110A及びプリズム110Bの前面の非常に近くに移動させることができる。図8は、図6に示した例示的な実施形態の変形例の利点を示す遠視野像である。図8は、図7を生成するのに使用された構成よりもVCSELアレイ100Aがプリズム110Aにより近い位置にあり、VCSELアレイ100Bがプリズム110Bにより近い位置にある場合のVCSELアレイ100A及びVCSELアレイ100Bの例示的な遠視野像を示している。VCSELアレイ100A及びVCSELアレイ100Bをその対応するプリズムのより近くに移動させることは、図8に示すように遠視野像の均一性を改善する。領域115A及び領域115Bは結合して1つの領域115になる。このアプローチはエネルギー損失がやや多い(例えば、一部の例示的な実施形態でおよそ8%)場合があるが、プリズム110A及びプリズム110Bの使用がこの柔軟性を可能にする。
上記の例示的な構成は2つの光学アレイを備えるが、本明細書に記載の技術を用いて3つ以上のアレイを光学的に結合できることが理解されるべきである。図9は、一部の実施形態に係る例示的なシステム200の端面図である。図9に示すように、システム200は、コリメータレンズが見る仮想アレイ画像170を生成する。例示的なシステム200は、4つのアレイ(例えば、VCSELアレイ、検出器アレイなど)を備え、4つのアレイは対応する4つのプリズム、すなわちプリズム110A、プリズム110B、プリズム110C、及びプリズム110Dと共に設置される。プリズム110A、プリズム110B、プリズム110C、及びプリズム110Dは、例えば以上の図2の考察において説明されたようなものである場合がある。図9の構成では、プリズム110A、プリズム110B、プリズム110C、及びプリズム110Dの45度傾斜面は、それぞれが対応するPCB上に位置する対応する光学アレイに対して仮想画像の反射を行うように4つの異なる方向にある。図9の例では、第1の光学アレイがPCB160A上に位置しており、第2の光学アレイがPCB160B上に位置しており、第3の光学アレイがPCB160C上に位置しており、第4の光学アレイがPCB160D上に位置している。(図はPCBの縁部を示す。)図9の光学アレイは、示された図ではプリズム110A、プリズム110B、プリズム110C、及びプリズム110Dによって遮られているために見えない。PCB160A及びPCB160Cは実質的に互いに平行かつ実質的にPCB160B及びPCB160Dに垂直である。矢印はどの光学アレイ/プリズムの組み合わせが仮想アレイ画像170の各象限を生成するかを示す。図9に示すように、4つの光学アレイ対応する4つの画像の組み合わせである仮想アレイ画像170にはギャップが存在しない。
図9に示したプリズム110A、プリズム110B、プリズム110C、及びプリズム110Dが任意の適切な光学部品であり得ることが理解されるべきである。例えば上記の図2から図8の考察において説明したように、仮想画像が屈折、反射、もしくは回折部品を使用して、又は屈折、反射、及び/もしくは回折光学素子の組み合わせを使用して結合される可能性がある。
開示されるデバイス、システム、及び方法を実装するのに適した部品のいくつかの例が提供されているが、他の部品も使用できることが理解されるべきである。具体的な例として、ルーフトッププリズムの面は90度で交わる必要がなく、一般的に純粋に屈折的な解決策では90度で交わらない。例えば反射プリズムを備えた図6の例示的な実施形態では、構造は多くの点で負のルーフトッププリズムのように見えるが、面は図2に示した実施形態のように屈折面ではなく反射面である。プリズム又はプリズム面の結合が他のタイプのプリズムを使用して達成され得ることが理解されるべきである。本明細書の開示に照らして理解されるように、目的はレンズ上のように曲面ではなく多様な傾斜平面を使用することであり、その結果レンズは、異なる場所にあるように見えることを除いて光学アレイの歪んでいない仮想画像を「見る」。本明細書の開示があれば、当業者は上記の利点を得るために適切な部品を選択できるであろう。
長方形のアレイ100(例えばVCSELアレイ)を負の円柱レンズを使用して正方形に変形させ得るが、このアプローチはビーム全体の強度を低下させることになり、望ましくない場合があることも理解されるべきである。これに対して、アレイ100を光学的に結合する本明細書に開示の技術は、単一レンズの下でのワット数が、高いビーム強度を維持しながら2倍になることを可能にする。一部の実施形態では、結合されるアレイ100の数に概ね等しい数の透過(屈折)面、又はプリズムを使用することによって、画像を複数のアレイ100が1つのより大きいモノリシックアレイ100のように見えるようにシフトすることができる。
本明細書に示される例のほとんどは2つのアレイ100(VCSELアレイ100A及びVCSELアレイ100B)を示しているが、上記図9の考察において説明したように、本技術を3つ以上のアレイ100、及び異なるタイプのアレイ100(例えば検出器アレイなど)を結合するのに用いることができることが理解されるべきである。例えば図9との関連で図示及び説明したように、この同じ技術を用いて4つのアレイ100を結合することができる。例えばダイクロイックミラーなどを使用した波長による多重化などの追加の技術を用いて5つ以上のアレイ100を結合できる可能性もある。
以上で説明したように、例としてのVCSELアレイの使用を、本開示をVCSELアレイに限定するものと解釈すべきでないことも理解されるべきである。上述のように、同じ原理は他のタイプのエミッタ、及び検出器アレイに適用される可能性がある。
図10は、一部の実施形態に係る例示的なLiDARシステム300のいくつかの部品を示している。LiDARシステム300は、少なくとも1つのプロセッサ340に結合された光学部品のアレイ310を備える。光学部品のアレイ310は、少なくとも1つのプロセッサ340と同じ物理ハウジング(又は筐体)内にあることがある、又は物理的に別個である場合がある。
光学部品のアレイ310は複数のイルミネータ(例えば、レーザ、VCSELなど)及び複数の検出器(例えば、フォトダイオード、APDなど)を含み、その一部又は全部は別々の物理アレイ(例えば、上記のエミッタ及び/又は検出器アレイ100)に含められることがある。光学部品のアレイ310は、FOVからギャップ又はデッドスペースを除去し得る本明細書に記載の実施形態のいずれか(例えば、プリズム110A、プリズム110B、ミラー120A、ミラー120Bなどの1つ以上と併用する個々のアレイ100)を含むことがある。
少なくとも1つのプロセッサ340は、例えばデジタル信号プロセッサ、マイクロプロセッサ、コントローラ、特定用途向け集積回路、又は任意の他の適切なハードウェアコンポーネント(アナログ及び/又はデジタル信号を処理するのに適し得る)である場合がある。少なくとも1つのプロセッサ340は、光学部品のアレイ310に制御信号342を提供することがある。制御信号342によって、例えば光学部品のアレイ310の1つ以上のエミッタは光信号(例えば光)を順次に又は同時に発することがある。
LiDARシステム300は、任意選択的に光学部品のアレイ310と少なくとも1つのプロセッサ340との間に配設された1つ以上のアナログ-デジタル変換器(ADC)315を備えることもある。存在する場合、1つ以上のADC315は、光学部品のアレイ310の検出器が提供するアナログ信号を、少なくとも1つのプロセッサ340により処理するためのデジタル形式に変換する。検出器のそれぞれが提供するアナログ信号は、その検出器が検出した反射光信号の重ね合わせである場合があり、その後少なくとも1つのプロセッサ340は、それを反射光信号に対応する(反射光信号をもたらす)対象の位置を決定するために処理することがある。
前述の説明や添付図面において、特定の用語が開示した実施形態の完全な理解をもたらすために説明されている。場合によっては、用語又は図面は本発明を実施するために必要ではない具体的詳細を示唆することがある。
周知の部品は、本開示を不必要に不明瞭にすることを避けるために、ブロック図形式で示される及び/又は詳細にもしくは一部の例では全く考察されないことがある。
本明細書において具体的に別段の定義がなされない限り、全ての用語は、明細書及び図面から示唆される意味、当業者によって理解される意味、及び/又は辞書、論文などにおいて定義される意味を含む、それらの最も広範な可能な解釈が与えられるものとする。本明細書に明示的に記載されているように、一部の用語は、それらの通常又は通例の意味と一致しないことがある。
本明細書において使用されるとき、単数形「a」(ある)、「an」(ある)及び「the」(その)は、別段の定めがない限り複数の指示対象を排除しない。「or」(又は)という語は、別段の定めがない限り包括的であると解釈されるものとする。したがって、「A or B」(A又はB)という句は、「both A and B」(AとBの両方)、「A but not B」(AであるがBでない)、及び「B but not A」(BであるがAでない)の全てを意味するものと解釈されるものとする。本明細書における「and/or」(及び/又は)の使用は、「or」という語が単独で排他性を含意することを意味していない。
本明細書において使用されるとき、「at least one of A, B, and C」(A、B、及びCの少なくとも1つ)、「at least one of A, B, or C」(A、B、又はCの少なくとも1つ)、「one or more of A, B, or C」(A、B、又はCの1つ以上)、及び「one or more of A, B, and C」(A、B、及びCの1つ以上)の形式の句は交換可能であり、それぞれが次の意味、すなわち「A only」(Aのみ)、「B only」(Bのみ)、「C only」(Cのみ)、「A and B but not C」(A及びBであるがCでない)、「A and C but not B」(A及びCであるがBでない)、「B and C but not A」(B及びCであるがAでない)、及び「all of A, B, and C」(A、B、及びCの全て)の全てを包含する。
「include(s)」(含む)、「having」(有している)、「has」(有する)、「with」(~を備えて)という用語及びその変形が本明細書において使用される範囲において、そのような用語は、「comprising」(備えている)という用語と同様に包括的であること、すなわち「including but not limited to」(~を含むが、これらに限定されない)を意味することが意図される。
「exemplary」(例示的な)及び「embodiment」(実施形態)という用語は、選好又は要件ではなく例を表すのに使用される。
「coupled」(結合された)という用語は、直接接続/接着及び1つ以上の介在する要素又は構造を介した接続/接着を表すのに本明細書で使用される。
「plurality」(複数)という用語は、「two or more」(2つ以上)を意味するのに本明細書で使用される。
「over」(~の上に)、「under」(~の下に)、「between」(~の間に)、及び「on」(~の上に)という用語は、ある特徴の他の特徴に対する相対位置を指すのに本明細書で使用される。例えば、別の特徴「の上に」(over)又は「の下に」(under)に配置される1つの特徴は、別の特徴と直接接触していることがある、又は介在する部材を有することがある。更に、2つの特徴「の間に」(between)配置された1つの特徴は、2つの特徴と直接接触していることがある、又は1つ以上の介在する特徴もしくは部材を有することがある。対照的に、第2の特徴「の上の」(on)第1の特徴が、その第2の特徴と接触している。
「substantially」(実質的に)という用語は、概ね又は大体記述されている構造、構成、寸法などを説明するのに使用される一方、製造公差などに起因して、構造、構成、寸法などが必ずしも正確に記述されない状況を実際にもたらすことがある。例えば2つの長さを「実質的に等しい」(substantially equal)と記述することが、2つの長さが事実上同じであることを意味するが、それらが十分に小さいスケールで正確には等しくない場合がある(また正確に等しい必要性がない)。別の例として、第2の構造に「実質的に垂直」(substantially perpendicular)である第1の構造が、2つの構造のなす角度が正確に90度でなくても事実上垂直であると見なされる。
図面は必ずしも一定縮尺ではなく、特徴の寸法、形状、及びサイズは、それらの特徴が図面にどのように描かれているかと大きく異なることがある。
具体的な実施形態を開示してきたが、本開示のより広い趣旨及び範囲を逸脱することなく、それらに対して様々な修正及び変更を行い得ることが明らかであろう。例えば、実施形態のいずれかの特徴又は態様は、他の実施形態のいずれかと組み合わせて、又はその対応する特徴又は態様の代わりに適用されることがある。従って、明細書及び図面は、限定的意味ではなく例示的意味で考えられるべきである。

Claims (29)

  1. 光検出測距(LiDAR)システムであって、
    第1の活性エリアを備えた第1の光学アレイと、
    前記第1の活性エリアと距離が離れた第2の活性エリアを備えた第2の光学アレイと、
    前記第1の光学アレイ又は前記第2の光学アレイの少なくとも一方に対応する仮想画像を横方向にシフトさせることによって前記LiDARシステムの視野内のギャップを縮小するように構成された少なくとも1つの光学部品と、を備えた光検出測距(LiDAR)システム。
  2. 前記第1の光学アレイが第1のダイに位置しており、前記第2の光学アレイが第2のダイに位置しており、前記第1のダイが前記第2のダイに接触している、請求項1に記載のLiDARシステム。
  3. 撮像レンズを更に備え、前記少なくとも1つの光学部品が、前記第1及び第2の光学アレイと前記撮像レンズとの間に位置している、請求項1に記載のLiDARシステム。
  4. 前記第1の光学アレイが第1の複数のエミッタを備え、前記第2の光学アレイが第2の複数のエミッタを備える、請求項1に記載のLiDARシステム。
  5. 前記第1の複数のエミッタ及び前記第2の複数のエミッタが複数のレーザを備える、請求項4に記載のLiDARシステム。
  6. 前記複数のレーザの少なくとも1つが垂直キャビティ面発光レーザ(VCSEL)を含む、請求項5に記載のLiDARシステム。
  7. 前記複数のレーザのそれぞれが垂直キャビティ面発光レーザ(VCSEL)を含む、請求項5に記載のLiDARシステム。
  8. 前記第1の光学アレイが第1の複数の検出器を備え、前記第2の光学アレイが第2の複数の検出器を備える、請求項1に記載のLiDARシステム。
  9. 前記第1の複数の検出器及び前記第2の複数の検出器が複数のフォトダイオードを備える、請求項8に記載のLiDARシステム。
  10. 前記複数のフォトダイオードの少なくとも1つがアバランシェフォトダイオード(APD)を含む、請求項9に記載のLiDARシステム。
  11. 前記複数のフォトダイオードのそれぞれがアバランシェフォトダイオード(APD)を含む、請求項9に記載のLiDARシステム。
  12. 前記少なくとも1つの光学部品がプリズム又はミラーの少なくとも一方を含む、請求項1に記載のLiDARシステム。
  13. 前記少なくとも1つの光学部品が、前記第1の光学アレイ及び前記第2の光学アレイ上に位置する負のルーフトップガラスプリズムを含む、請求項1に記載のLiDARシステム。
  14. 前記少なくとも1つの光学部品が回折面を有する、請求項1に記載のLiDARシステム。
  15. 前記少なくとも1つの光学部品が第1及び第2のミラーを含む、請求項1に記載のLiDARシステム。
  16. 前記第1及び第2のミラーが、前記第1の光学アレイと前記第2の光学アレイとの間に位置する45度ミラーであり、前記第1の光学アレイと前記第2の光学アレイとが異なる平面に位置している、請求項15に記載のLiDARシステム。
  17. 前記第1の活性エリアが前記第2の活性エリアと面している、請求項16に記載のLiDARシステム。
  18. 前記少なくとも1つの光学部品が、
    45度構成の第1及び第2のミラーと、
    前記第1及び第2のミラー間に位置する第1及び第2のプリズムと、を含む、請求項1に記載のLiDARシステム。
  19. 第3の活性エリアを備えた第3の光学アレイと、
    第4の活性エリアを備えた第4の光学アレイと、を更に備え、
    前記第1の光学アレイが第1のプリント回路基板(PCB)上に位置しており、
    前記第2の光学アレイが、前記第1のPCBに実質的に垂直な第2のPCB上に位置しており、
    前記第3の光学アレイが、前記第1のPCBに実質的に平行で前記第2のPCBに実質的に垂直な第3のPCB上に位置しており、
    前記第4の光学アレイが、前記第2のPCBに実質的に平行で前記第1のPCB及び前記第3のPCBに実質的に垂直な第4のPCB上に位置しており、
    前記少なくとも1つの光学部品が、前記第1の活性エリア上に位置する第1のプリズムと、前記第2の活性エリア上に位置する第2のプリズムと、前記第3の活性エリア上に位置する第3のプリズムと、前記第4の活性エリア上に位置する第4のプリズムとを含む、請求項1に記載のLiDARシステム。
  20. 前記第1のプリズム、前記第2のプリズム、前記第3のプリズム、及び前記第4のプリズムが接触している、請求項19に記載のLiDARシステム。
  21. 前記第1の活性エリアが前記第3の活性エリアと面しており、前記第2の活性エリアが前記第4の活性エリアと面している、請求項19に記載のLiDARシステム。
  22. 前記第1の光学アレイが第1の複数のエミッタを備え、前記第2の光学アレイが第2の複数のエミッタを備え、前記第3の光学アレイが第3の複数のエミッタを備え、前記第4の光学アレイが第4の複数のエミッタを備える、請求項19に記載のLiDARシステム。
  23. 前記第1の複数のエミッタ、前記第2の複数のエミッタ、前記第3の複数のエミッタ、及び前記第4の複数のエミッタが複数のレーザを備える、請求項22に記載のLiDARシステム。
  24. 前記複数のレーザの少なくとも1つが垂直キャビティ面発光レーザ(VCSEL)を含む、請求項23に記載のLiDARシステム。
  25. 前記複数のレーザのそれぞれが垂直キャビティ面発光レーザ(VCSEL)を含む、請求項23に記載のLiDARシステム。
  26. 前記第1の光学アレイが第1の複数の検出器を備え、前記第2の光学アレイが第2の複数の検出器を備え、前記第3の光学アレイが第3の複数の検出器を備え、前記第4の光学アレイが第4の複数の検出器を備える、請求項19に記載のLiDARシステム。
  27. 前記第1の複数の検出器、前記第2の複数の検出器、前記第3の複数の検出器、及び前記第4の複数の検出器が複数のフォトダイオードを備える、請求項26に記載のLiDARシステム。
  28. 前記複数のフォトダイオードの少なくとも1つがアバランシェフォトダイオード(APD)を含む、請求項27に記載のLiDARシステム。
  29. 前記複数のフォトダイオードのそれぞれがアバランシェフォトダイオード(APD)を含む、請求項27に記載のLiDARシステム。
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