JP2024509968A - 不連続受信処理方法、装置、端末デバイスおよび記憶媒体 - Google Patents

不連続受信処理方法、装置、端末デバイスおよび記憶媒体 Download PDF

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Abstract

本願は、不連続受信処理方法、装置、端末デバイスおよび記憶媒体を開示する。上記方法は端末デバイスによって実行され、この方法は、端末デバイスのダウンリンクハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスフィードバックの送信時間が遅延されていることを決定するステップ、及び、送信時間が遅延される前の第1のリソースに基づいて、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理するステップ、及び/又は、送信時間が遅延された後の第2のリソースに基づいて、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理するステップを含む。これにより、本願は、端末デバイスのHARQプロセスフィードバックが遅れて送信された後も、ネットワーク側デバイスが端末デバイスの不連続受信DRXアクティブ化時間にデータ再送スケジューリング情報を送信することを保証し、データ伝送の信頼性を向上させることができる。【選択図】 図3

Description

本願は、移動通信技術の分野に関し、特に、不連続受信処理方法、装置、端末デバイスおよび記憶媒体に関する。
関連技術では、ユーザ機器(User Equipment、UE)のダウンリンクセミパーシステントリソースのハイブリッド自動再送要求(Hybrid Automatic Repeat Request、HARQ)プロセスフィードバックの送信時間が第1のリソースから第2のリソースに遅延された後、UEの観点からは、このHARQプロセスフィードバックの送信時間位置に、2つの利用可能な送信リソースがあり、この場合、UEがダウンリンクラウンドトリップタイム(Round Trip Time、RTT)タイマーを起動する時間位置は、第1のリソースまたは第2のリソースの送信終了時間位置であってもよい。しかしながら、ネットワーク側デバイスとUEがダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーをいつ起動するかについての理解が一致せず、UEの実際の不連続受信(Discontinuous Reception、DRX)アクティブ化時間とネットワーク側デバイスが理解するUEのDRXアクティブ化時間とが一致しなくなり、その結果、UEのダウンリンク制御チャネルのデータ再送スケジューリング情報の受信に失敗する。
本願の第1の態様の実施例は、端末デバイスによって実行される不連続受信処理方法を提供し、端末デバイスのダウンリンクハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスフィードバックの送信時間が遅延されていることを決定するステップ、及び前記送信時間が遅延される前の第1のリソースに基づいて、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理するステップ、及び/又は、前記送信時間が遅延された後の第2のリソースに基づいて、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理するステップを含む。
選択的に、本願のいくつかの実施例では、前記ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延されるトリガー条件は、前記ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置が、ネットワーク側によって設定(configure)されたダウンリンクリソース送信時間位置であることと、前記端末デバイスが前記ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置でチャネルへのアクセスに成功できないことと、ネットワーク側から送信された、前記ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間遅延を指示するための指示情報を受信することと、前記ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置が、高優先度信号の送信と衝突することと、前記端末デバイスのアップリンク送信電力が、前記ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信に成功できないこととのいずれか1つを含む。
選択的に、本願のいくつかの実施例では、前記送信時間が遅延される前の第1のリソースに基づいて、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理するステップは、前記第1のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動するステップを含む。
選択的に、本願のいくつかの実施例では、前記送信時間が遅延された後の第2のリソースに基づいて、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理するステップは、前記第2のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動するステップを含む。
選択的に、本願のいくつかの実施例では、前記送信時間が遅延される前の第1のリソースと遅延された後の第2のリソースとに基づいて、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理することは、前記第1のリソースの送信終了位置で起動するダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーに対応するダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置を決定することと、前記ダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置と、前記第2のリソースの送信位置とを比較して、比較結果に基づいて前記ダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーの起動位置を決定することとを含む。
選択的に、本願のいくつかの実施例では、前記ダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置と、前記第2のリソースの送信位置とを比較して、比較結果に基づいて前記ダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーの起動位置を決定することは、前記ダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置が前記第2のリソースの送信位置の後に位置する場合、前記第1のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動すること、又は、前記ダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置が前記第2のリソースの送信位置の前に位置するか又は前記第2のリソースの送信位置と重複する場合、前記第2のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することを含む。
選択的に、本願のいくつかの実施例では、前記送信時間が遅延される前の第1のリソースと遅延された後の第2のリソースとに基づいて、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理することは、前記第1のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することと、前記第2のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを再起動することとを含む。
選択的に、本願のいくつかの実施例では、前記送信時間が遅延される前の第1のリソースと遅延された後の第2のリソースとに基づいて、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理することは、前記第1のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックの第1のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することと、前記第2のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックの第2のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することと、前記第1のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーが満了した後、第1のダウンリンクHARQ再送タイマーを起動することと、前記第2のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーが満了した後、第2のダウンリンクHARQ再送タイマーを起動することと、を含む。
選択的に、本願のいくつかの実施例では、前記送信時間が遅延された後の第2のリソースに基づいて、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理するステップは、前記第2のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQ再送タイマーを起動するステップを含む。
選択的に、本願のいくつかの実施例では、前記HARQプロセスフィードバックに対応するダウンリンクデータチャネルは、セミパーシステントスケジューリングのダウンリンクデータチャネルである。
本願の第2の態様の実施例は、不連続受信処理装置を提供し、前記装置のダウンリンクハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスフィードバックの送信時間が遅延されていることを決定するための決定モジュールと、前記送信時間が遅延される前の第1のリソースに基づいて、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理する、及び/又は、前記送信時間が遅延された後の第2のリソースに基づいて、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理するための処理モジュールと、を含む。
選択的に、本願のいくつかの実施例では、前記ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延されるトリガー条件は、前記ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置が、ネットワーク側によって設定されたダウンリンクリソース送信時間位置であることと、前記装置が、前記ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置でチャネルへのアクセスに成功できないことと、ネットワーク側から送信された、前記ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間遅延を指示するための指示情報を受信することと、前記ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置が、高優先度信号の送信と衝突することと、前記装置のアップリンク送信電力が、前記ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信に成功できないこととのいずれかを含む。
選択的に、本願のいくつかの実施例では、前記処理モジュールは具体的に、前記第1のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動する。
選択的に、本願のいくつかの実施例では、前記処理モジュールは具体的に、前記第2のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動する。
選択的に、本願のいくつかの実施例では、前記処理モジュールは具体的に、前記第1のリソースの送信終了位置で起動するダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーに対応するダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置を決定し、前記ダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置と、前記第2のリソースの送信位置とを比較して、比較結果に基づいて前記ダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーの起動位置を決定する。
選択的に、本願のいくつかの実施例では、前記処理モジュールは具体的に、前記ダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置が前記第2のリソースの送信位置の後に位置する場合、前記第1のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動し、又は、前記ダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置が前記第2のリソースの送信位置の前に位置するか又は前記第2のリソースの送信位置と重複する場合、前記第2のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動する。
選択的に、本願のいくつかの実施例では、前記処理モジュールは具体的に、前記第1のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動し、前記第2のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを再起動する。
選択的に、本願のいくつかの実施例では、前記処理モジュールは具体的に、前記第1のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックの第1のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動し、前記第2のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックの第2のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動し、前記第1のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーが満了した後、第1のダウンリンクHARQ再送タイマーを起動し、前記第2のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーが満了した後、第2のダウンリンクHARQ再送タイマーを起動する。
選択的に、本願のいくつかの実施例では、前記処理モジュールは具体的に、前記第2のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQ再送タイマーを起動する。
選択的に、本願のいくつかの実施例では、前記HARQプロセスフィードバックに対応するダウンリンクデータチャネルは、セミパーシステントスケジューリングのダウンリンクデータチャネルである。
本願の第3の態様の実施例は、端末デバイスを提供し、プロセッサと、送受信機と、メモリと、前記メモリに記憶されるコンピュータプログラムとを含み、前記プロセッサは、第1の態様の実施例に記載の不連続受信処理方法を実現するように前記コンピュータプログラムを実行する。
本願の第4の態様の実施例は、命令を記憶するためのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記命令が実行されると、第1の態様の実施例に記載の不連続受信処理方法が実現される。
本願の実施例の技術案は、少なくとも以下の技術効果を有する:端末デバイスのダウンリンクハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスフィードバックの送信時間が遅延されたと決定された場合、端末デバイスは、送信時間が遅延される前の第1のリソースに基づいて、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理し、及び/又は、送信時間が遅延された後の第2のリソースに基づいて、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理する。これにより、本願は、端末デバイスのHARQプロセスフィードバックが遅れて送信された後も、ネットワーク側デバイスが端末デバイスの不連続受信DRXアクティブ化時間にデータ再送スケジューリング情報を送信することを保証し、データ伝送の信頼性を向上させることができる。
本願の付加的な態様および利点は、以下の説明で一部示され、一部は以下の説明から明らかになるか、または本願の実践を通して理解される。
本願の上記及び/又は追加的な態様および利点は、添付の図面と関連した以下の実施例の説明から明らかになり、容易に理解される。
従来技術におけるHARQプロセスフィードバックが遅れて送信される例を示す図である。 従来技術における不連続受信ダウンリンク制御チャネルのDRX設定の例を示す図である。 本願の実施例によって提供される不連続受信処理方法のフローチャートである。 本願の実施例に係る不連続受信処理方法の例を示す図一である。 本願の実施例に係る不連続受信処理方法の例を示す図二である。 本願の実施例に係る不連続受信処理方法の例を示す図三である。 本願の実施例に係る不連続受信処理方法の例を示す図四である。 本願の実施例に係る不連続受信処理方法の例を示す図五である。 本願によって提供される不連続受信処理装置の概略構成図である。 本願の実施例に係る不連続受信処理方法を実現するための端末デバイスのブロック図である。
以下、本願の実施例について詳細に説明する。この実施例の例は図面に示されており、最初から最後まで同一または類似の符号は同一または類似の要素または同一または類似の機能を有する要素を示す。以下に添付の図面を参照して説明される実施例は例示的なものであり、本願を説明するためのものであり、本願の制限と理解されてはならない。
本願の実施例における端末デバイスは、携帯電話のような信号を受信または送信するためのユーザ側のエンティティである。端末デバイスは、端末デバイス(terminal)、ユーザ機器(user equipment、UE)、移動局(mobile station、MS)、モバイル端末デバイス(mobile terminal、MT)などとも呼ばれる。端末デバイスとしては、通信機能を備えた自動車、スマートカー、携帯電話(mobile phone)、ウェアラブルデバイス、タブレット(Pad)、無線送受信機能付きパソコン、バーチャルリアリティ(virtual reality、VR)端末デバイス、拡張現実(augmented reality、AR)端末デバイス、産業用コントロール(industrial control)内の無線端末デバイス、無人運転(self-driving)の無線端末デバイス、遠隔手術(remote medical surgery)の無線端末デバイス、スマートグリッド(smart grid)の無線端末デバイス、運輸安全(transportation safety)の無線端末デバイス、スマートシティ(smart city)の無線端末デバイス、スマートホーム(smart home)の無線端末デバイなどであってもよい。本願の実施例は、端末デバイに採用される具体的な技術と具体的なデバイス形態を限定しない。
なお、ダウンリンクセミパーシステントリソースSPS(Semi-Persistent Scheduling、セミパーシステントスケジューリング)設定の場合、ネットワーク側デバイスはRRC(Radio Resource Control、無線リソース制御)メッセージによってSPSダウンリンクリソースの送信周期を半静的に設定する。ネットワーク側デバイスは、DCI(Downlink Control Information、ダウンリンク制御情報)によって、このダウンリンクセミパーシステントリソースのアクティブ化を指示する。このダウンリンクセミパーシステントリソースをアクティブ化するDCIでは、このダウンリンクセミパーシステントリソースを受信するデータチャネルに対して端末デバイスが提供する必要があるHARQプロセスフィードバック情報の時間的位置も同時に指示されている。例えば、図1に示すように、DCIがSPS設定をアクティブ化した後、端末デバイスはt1時間位置でSPSのPDSCH(Physical Downlink Shared Channel、物理ダウンリンク共有チャネル)チャネルを受信し、DCIで指示されたK1情報に基づいて、端末デバイスはt1+K1の時間位置(即ちtx時間のPUCCH-1)でこのt1時間のPDSCHチャネルのHARQプロセスフィードバック情報を送信する。
しかし、ネットワーク側は、そのアップリンクとダウンリンク送信スロット(またはサブフレーム)の割合を変更するため、tx時刻がダウンリンクスロット(またはサブフレーム)に対応する可能性があり、この場合、端末デバイスは、このHARQプロセスフィードバック情報を次に送信可能な時間リソース位置、例えば図1に示すty時刻におけるPUCCH-2まで遅延する必要がある。
ネットワーク側デバイスは、端末デバイスの省電力化を考慮すると、端末デバイスに不連続受信ダウンリンク制御チャネル(すなわちDRX設定)を設定する。図2に示すように、このDRX設定には、ダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー設定drx-HARQ-RTT-TimerDLとダウンリンクHARQ再送タイマー設定drx-RetransmissionTimerDLが含まれる。端末デバイスがダウンリンクデータチャネルPDSCHを受信すると、端末デバイスは、このPDSCHチャネルのデータ受信状況に対して、復号化が成功または失敗したことを示すHARQプロセスフィードバック情報、例えば、図2に示されるようなHARQ Feedbackを送信する。端末デバイスは、このフィードバック情報時間リソースを送信する終了位置でダウンリンクラウンドトリップタイムタイマーを起動し、このダウンリンクラウンドトリップタイムタイマーが満了した後、このHARQプロセスのデータが復号化に成功しなかった場合、端末デバイスはダウンリンク再送タイマーを起動する。このダウンリンク再送タイマーの実行中に、端末デバイスは、ダウンリンク制御チャネルのデータ再送スケジューリング情報を受信するためにアクティブ化状態にある必要がある。
しかしながら、端末デバイスのダウンリンクセミパーシステントリソースのHARQプロセスフィードバックの送信時間が第1のリソース(例えばPUCCH-1)から第2のリソース(例えばPUCCH-2)に遅延された後、端末デバイスから見ると、このHARQプロセスフィードバックの送信には2つの利用可能な送信リソースがあり、この場合、端末デバイスがこのダウンリンクラウンドトリップタイムタイマーを起動する時間位置は、第1のリソースまたは第2のリソースの送信終了時間位置であってもよい。しかし、ネットワーク側デバイスと端末デバイスがダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーをいつ起動するかについての理解が一致せず、端末デバイスの実際のDRXアクティブ化時間とネットワーク側デバイスが理解する端末デバイスのDRXアクティブ化時間とが一致しなくなり、その結果、端末デバイスのダウンリンク制御チャネルのデータ再送スケジューリング情報の受信に失敗する。
上記の問題に対して、本願は、不連続受信処理方法、装置、端末デバイスおよび記憶媒体を提供し、端末デバイスのHARQプロセスフィードバックが遅れて送信された後も、ネットワーク側デバイスが端末デバイスの不連続受信DRXアクティブ化時間にデータ再送スケジューリング情報を送信することを保証し、データ伝送の信頼性を向上させることができる。ここで、端末デバイスは本願の実施例における端末デバイスとして理解することができ、端末デバイスはReducap端末であってもよい。ここで、端末デバイスは通信シナリオでの送信機であってもよく、ここで、この送信機は信号送信者として理解することができ、一例として、この送信機はランダムアクセスの発信元として理解することもでき、送信機は携帯電話、ウェアラブルデバイスなどの端末デバイスのうちの1つであってもよく、あるいは送信機はスマートホームデバイス、ビデオ監視デバイス、産業用センシング監視デバイスなどのモノのインターネットサービスに利用可能な端末デバイスのうちの1つであってもよい。
以下、図面を参照して、本願の実施例の不連続受信処理方法、装置、端末デバイス及び記憶媒体について説明する。
説明の便宜上、以下では端末デバイス側に集中して本願の実施例の不連続受信処理方法を説明する。図3は、本願の実施例によって提供される不連続受信処理方法のフローチャートであり、ここで、この方法は端末デバイスによって実行できる。図3に示すように、この不連続受信処理方法は、以下のステップ301~302を含む。
ステップ301では、端末デバイスのダウンリンクハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスフィードバックの送信時間が遅延されていることを決定する。
なお、ネットワーク側デバイスは、端末デバイスの省電力化を考慮すると、端末デバイス側に不連続受信ダウンリンク制御チャネル(すなわちDRX設定)を設定する。図2に示すように、このDRX設定には、ダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー設定(例えばdrx-HARQ-RTT-TimerDL)とダウンリンクHARQ再送タイマー設定(例えばdrx-RetransmissionTimerDL)が含まれる。端末デバイスは、このDRX設定に従って、不連続ダウンリンク制御チャネルの受信を行う。このダウンリンクラウンドトリップタイムタイマーをいつ起動するかについてのネットワーク側と端末デバイス側の理解を一致させるためには、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延されているか否かを決定することができ、端末デバイスのダウンリンクハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスフィードバックの送信時間が遅延された場合には、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマを処理する必要がある。
本願のいくつかの実施例では、ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延されるトリガー条件は、以下の1)~5)のいずれか1つを含む。
1)ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置が、ネットワーク側によって設定されたダウンリンクリソース送信時間位置である。
例えば、このダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置は、ネットワーク側によって設定されたダウンリンクリソース送信時間位置と完全に重複するか又は部分的に重複する。
2)端末デバイスが、ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置でチャネルへのアクセスに成功できない。
例えば、許可されていない周波数帯域の場合、端末デバイスは、信号の送信を行う前に、該周波数帯域が空いているか否かを検出する必要があり、例えば、チャネルアクセスの場合、このダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置において、端末デバイスは周波数帯域が空いていないことを検出した場合、端末デバイスは、このダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置を遅延させる必要がある。
3)ネットワーク側から送信された、ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間遅延を指示するための指示情報を受信する。
例えば、図1に示すように、端末デバイスは、時刻t1において、このダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間をtxと判断し、時刻t2において、端末デバイスは、ネットワーク側デバイスから送信された、このダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間をtyまで遅延させる必要があることを指示するDCI情報を受信すると、端末デバイスは、ネットワーク指示に従って、このダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置をtyまで遅延させる。
4)ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置が、高優先度信号の送信と衝突する。
例えば、図1に示すように、端末デバイスは時間txに、「このダウンリンクHARQプロセスフィードバック」と「スケジューリング要求情報」を送信する必要があるが、処理能力の制限により、「このダウンリンクHARQプロセスフィードバック」と「スケジューリング要求情報」を同時に送信することはできない。ネットワーク設定又はプロトコル約束により、「このダウンリンクHARQプロセスフィードバック」の優先度が、この「スケジューリング要求情報」より低い場合、端末デバイスはこのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置を遅延させる。
また例えば、図1に示すように、端末デバイスは時間txに、「このダウンリンクHARQプロセスフィードバック」と「高優先度のデータ信号」を送信する必要があるが、処理能力の制限により、「このダウンリンクHARQプロセスフィードバック」と「高優先度のデータ信号」を同時に送信することはできない。ネットワーク設定又はプロトコル約束により、「このダウンリンクHARQプロセスフィードバック」の優先度が、この「高優先度のデータ信号」より低い場合、端末デバイスはこのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置を遅延させる。
5)端末デバイスのアップリンク送信電力が、ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信に成功できない。
例えば、図1に示すように、端末デバイスは時間txに、SCell-1での「このダウンリンクHARQプロセスフィードバック」とPCellでの「スケジューリング要求情報」を送信する必要があるが、端末デバイスがPCellの「スケジューリング要求情報」を送信した後、SCell-1で「このダウンリンクHARQプロセスフィードバック」を送信するための余分な送信電力が残っていない場合、端末デバイスは、このダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置を遅延させる。
つまり、ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置が、ネットワーク側によって設定されたダウンリンクリソース送信時間位置である場合、又は、端末デバイスが、ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置でチャネルへのアクセスに成功できない場合、又は、端末デバイスが、ネットワーク側から送信された、ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間遅延を指示するための指示情報を受信する場合、又は、ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置が、高優先度信号の送信と衝突する場合、又は、端末デバイスのアップリンク送信電力が、ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信に成功できない場合、端末デバイスは、このダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置を遅延させる必要があり、この場合、ネットワーク側が端末デバイスのDRXアクティブ化時間にデータ再送スケジューリング情報を送信することを保証するために、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理する必要があり、これによって、データ伝送の信頼性を向上させることができる。
本願のいくつかの実施例では、このHARQプロセスフィードバックに対応するダウンリンクデータチャネルのタイプは、セミパーシステントスケジューリングのダウンリンクデータチャネルであってもよい。つまり、このダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信が遅延される場合、対応するダウンリンクデータチャネルのタイプは、セミパーシステントスケジューリングのダウンリンクデータチャネルであってもよい。
ステップ302では、送信時間が遅延される前の第1のリソースに基づいて、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理し、及び/又は、送信時間が遅延された後の第2のリソースに基づいて、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理する。
なお、ネットワーク側デバイスは、端末デバイス側に、不連続受信ダウンリンク制御チャネル(すなわちDRX設定)を設定し、このDRX設定には、ダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー設定とダウンリンクHARQ再送タイマー設定が含まれる。このダウンリンクHARQタイマーは、ダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー及び/又はダウンリンクHARQ再送タイマーであってもよいことが分かる。
選択的に、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延されたと決定された場合、端末デバイスは、この送信時間が遅延される前の第1のリソースに基づいて、このHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを処理することができ、又は、端末デバイスは、この送信時間が遅延された後の第2のリソースに基づいて、このHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを処理することができる。また、例えば、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延されたと決定されたたと決定された場合、端末デバイスは、この送信時間が遅延される前の第1のリソースと遅延された後の第2のリソースとに基づいて、このHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを処理することができる。さらに、例えば、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延されたと決定されたたと決定された場合、端末デバイスは、この送信時間が遅延される前の第1のリソースと遅延された後の第2のリソースとに基づいて、このHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーとダウンリンクHARQ再送タイマーとを処理することができる。また、例えば、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延されたと決定されたたと決定された場合、端末デバイスは、この送信時間が遅延された後の第2のリソースに基づいて、このHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQ再送タイマーを処理することができる。
本願の理解を容易にするために、以下では、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された場合に、端末デバイスがどのようにしてそのHARQプロセスフィードバックのダウンリンクタイマーを処理するかを例に挙げて説明する。
例1
ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延される前の第1のリソースに基づいて、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理することは、第1のリソースの送信終了位置の後に、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することを含む。
選択的に、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された後、端末デバイスは、遅延される前の第1のリソースの送信終了位置の後に、このHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することができる。例えば、図4に示すように、PUCCH-1は遅延される前の第1のリソースであり、PUCCH-2は遅延された後の第2のリソースであり、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された後、端末デバイスは、PUCCH-1の送信終了位置の後の第1のシンボル位置でこのHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー、例えばdrx-HARQ-RTT-TimerDLを起動する。
例2
ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された後の第2のリソースに基づいて、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理することは、第2のリソースの送信終了位置の後に、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することを含む。
選択的に、端末デバイスは、遅延された後の第2のリソースの送信終了位置の後に、このHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することができる。例えば、図5に示すように、PUCCH-1は遅延される前の第1のリソースであり、PUCCH-2は遅延された後の第2のリソースであり、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された後、端末デバイスは、PUCCH-2の送信終了位置の後の第1のシンボル位置でこのHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー、例えばdrx-HARQ-RTT-TimerDLを起動する。
例3
ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延される前の第1のリソースと遅延された後の第2のリソースとに基づいて、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理することは、第1のリソースの送信終了位置で起動するダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーに対応するダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置を決定することと、ダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置と、第2のリソースの送信位置とを比較して、比較結果に基づいてダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーの起動位置を決定することとを含む。
一例として、ダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置が第2のリソースの送信位置の後に位置する場合、第1のリソースの送信終了位置の後に、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することができ、又は、ダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置が第2のリソースの送信位置の前に位置するか又は第2のリソースの送信位置と少なくとも部分的に重複する(例えば部分的に重複するか又はすべて重複する)場合、第2のリソースの送信終了位置の後に、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することができる。
選択的に、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された後、端末デバイスは先に、遅延される前の第1のリソースの送信終了位置に基づいて、この位置で起動するこのHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーに対応するダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置を決定することができる。このダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置が遅延された後の第2のリソースの送信位置の後に位置する場合、端末デバイスは、第1のリソースの送信終了位置の後に、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することができる。このダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置が遅延された後の第2のリソースの送信位置の前に位置するか又は第2のリソースの送信位置と少なくとも部分的に重複する場合、端末デバイスは、第2のリソースの送信終了位置の後に、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することができる。
例4
ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延される前の第1のリソースと遅延された後の第2のリソースとに基づいて、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理することは、第1のリソースの送信終了位置の後に、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することと、第2のリソースの送信終了位置の後に、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを再起動することとを含む。
選択的に、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された後、端末デバイスは、遅延される前の第1のリソースの送信終了位置の後に、このHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動する。そして、遅延された後の第2のリソースの送信終了位置の後に、このHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを再起動する。例えば、図6に示すように、PUCCH-1は遅延される前の第1のリソースであり、PUCCH-2は遅延された後の第2のリソースであり、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された後、端末デバイスは、PUCCH-1の送信終了位置の後の第1のシンボル位置でこのHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー、例えば「drx-HARQ-RTT-TimerDL」を起動する。そして、端末デバイスは、PUCCH-2の送信終了位置の後の第1のシンボル位置でこのHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー、例えば「drx-HARQ-RTT-TimerDL」を再起動する。
例5
ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延される前の第1のリソースと遅延された後の第2のリソースとに基づいて、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理することは、第1のリソースの送信終了位置の後に、HARQプロセスフィードバックの第1のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することと、第2のリソースの送信終了位置の後に、HARQプロセスフィードバックの第2のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することと、第1のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーが満了した後、第1のダウンリンクHARQ再送タイマーを起動することと、第2のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーが満了した後、第2のダウンリンクHARQ再送タイマーを起動することと、を含む。
選択的に、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された後、端末デバイスは、遅延される前の第1のリソースの送信終了位置の後にHARQプロセスフィードバックの第1のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動する。遅延された後の第2のリソースの送信終了位置の後に、HARQプロセスフィードバックの第2のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動する。第1のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーが満了した後、第1のダウンリンクHARQ再送タイマーを起動し、第2のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーが満了した後、第2のダウンリンクHARQ再送タイマーを起動する。
例えば、図7に示すように、PUCCH-1は遅延される前の第1のリソースであり、PUCCH-2は遅延された後の第2のリソースであり、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された後、端末デバイスは、PUCCH-1の送信終了位置の後の第1のシンボル位置でこのHARQプロセスフィードバックの第1のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー「drx-HARQ-RTT-TimerDL-1」を起動し、第1のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー「drx-HARQ-RTT-TimerDL-1」が満了した後、第1のダウンリンクHARQ再送タイマー「drx-RetransmissionTimerDL-1」を起動する。そして、端末デバイスは、PUCCH-2の送信終了位置の後の第1のシンボル位置で第2のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー「drx-HARQ-RTT-TimerDL-2」を再起動し、第2のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー「drx-HARQ-RTT-TimerDL-2」が満了した後、第2のダウンリンクHARQ再送タイマー「drx-RetransmissionTimerDL-2」を起動する。
例6
ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された後の第2のリソースに基づいて、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理することは、第2のリソースの送信終了位置の後に、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQ再送タイマーを起動することを含む。
選択的に、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された後、端末デバイスは、遅延された後の第2のリソースの送信終了位置の後に、このHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQ再送タイマーを起動する。例えば、図8に示すように、PUCCH-1は遅延される前の第1のリソースであり、PUCCH-2は遅延された後の第2のリソースであり、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された後、端末デバイスは、PUCCH-2の送信終了位置の後の第1のシンボル位置でこのHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQ再送タイマーを起動し、すなわち、この場合、端末デバイスは、このHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーの起動を禁止する。
すなわち、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信が遅延された後、端末デバイスは、ダウンリンクHARQプロセスフィードバックに基づいて送信した「遅延される前の第1のリソース」及び/又は「遅延された後の第2のリソース」に基づいて、このHARQプロセスの「ダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー」及び/又は「ダウンリンクHARQ再送タイマー」を処理する。ネットワーク側デバイスについては、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信が遅延された後、ネットワーク側デバイスは、端末デバイスとの約束に基づいて、「ダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー」及び/又は「ダウンリンクHARQ再送タイマー」の処理方式を判断することができる。この処理方式は、端末デバイスが、ダウンリンクHARQプロセスフィードバックに基づいて送信した「遅延される前の第1のリソース」及び/又は「遅延された後の第2のリソース」に基づいて、このHARQプロセスの「ダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー」を処理することを含む。
本願の実施例に係る不連続受信処理方法は、端末デバイスのダウンリンクハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスフィードバックの送信時間が遅延されたと決定された場合、端末デバイスは、送信時間が遅延される前の第1のリソースに基づいて、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理し、及び/又は、送信時間が遅延された後の第2のリソースに基づいて、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理する。これにより、本願は、端末デバイスのHARQプロセスフィードバックが遅れて送信された後も、ネットワーク側デバイスが端末デバイスの不連続受信DRXアクティブ化時間にデータ再送スケジューリング情報を送信することを保証し、データ伝送の信頼性を向上させることができる。
上記のいくつかの実施例によって提供される不連続受信処理方法に対応して、本願は、不連続受信処理装置をさらに提供し、本願の実施例によって提供される不連続受信処理装置が上述のいくつかの実施例によって提供される不連続受信処理方法に対応するため、不連続受信処理方法の実施例は、本実施例によって提供される不連続受信処理装置にも適用され、一実施例では詳細な説明を省略する。図9は、本願によって提供される不連続受信処理装置の概略構成図である。ここで、この不連続受信処理装置は、端末デバイスに適用できる。図9に示すように、この不連続受信処理装置900は、決定モジュール910と処理モジュール920とを含むことができる。
具体的に、決定モジュール910は、端末デバイスのダウンリンクハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスフィードバックの送信時間が遅延されていることを決定する。
本願のいくつかの実施例では、このダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延されるトリガー条件は、ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置が、ネットワーク側によって設定されたダウンリンクリソース送信時間位置であることと、端末デバイスが、ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置でチャネルへのアクセスに成功できないことと、ネットワーク側から送信された、ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間遅延を指示するための指示情報を受信することと、ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置が、高優先度信号の送信と衝突することと、端末デバイスのアップリンク送信電力が、ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信に成功できないことと、のいずれか1つを含む。
選択的に、本願の実施例では、このHARQプロセスフィードバックに対応するダウンリンクデータチャネルのタイプは、セミパーシステントスケジューリングのダウンリンクデータチャネルである。
処理モジュール920は、送信時間が遅延される前の第1のリソースに基づいて、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理し、及び/又は、送信時間が遅延された後の第2のリソースに基づいて、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理する。
本願のいくつかの実施例では、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延されたと決定された場合、処理モジュール920は、この送信時間が遅延される前の第1のリソースに基づいてこのHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを処理することができ、又は、端末デバイスは、この送信時間が遅延された後の第2のリソースに基づいてこのHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを処理することができる。また、例えば、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延されたと決定された場合、処理モジュール920は、この送信時間が遅延される前の第1のリソースと遅延された後の第2のリソースとに基づいて、このHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを処理することができる。さらに、例えば、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延されたと決定された場合、処理モジュール920は、この送信時間が遅延される前の第1のリソースと遅延された後の第2のリソースとに基づいて、このHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーとダウンリンクHARQ再送タイマーとを処理することができる。また、例えば、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延されたと決定された場合、処理モジュール920は、この送信時間が遅延された後の第2のリソースに基づいて、このHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQ再送タイマーを処理することができる。
本願の理解を容易にするために、以下では、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された場合、処理モジュール920がどのようにしてそのHARQプロセスフィードバックのダウンリンクタイマーを処理するかを例に挙げて説明する。
例1
処理モジュール920が、ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延される前の第1のリソースに基づいて、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理することは、第1のリソースの送信終了位置の後に、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することを含む。
選択的に、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された後、処理モジュール920は、遅延される前の第1のリソースの送信終了位置の後に、このHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することができる。例えば、図4に示すように、PUCCH-1は遅延される前の第1のリソースであり、PUCCH-2は遅延された後の第2のリソースであり、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された後、処理モジュール920は、PUCCH-1の送信終了位置の後の第1のシンボル位置でこのHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー、例えばdrx-HARQ-RTT-TimerDLを起動する。
例2
処理モジュール920が、ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された後の第2のリソースに基づいて、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理することは、第2のリソースの送信終了位置の後に、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することを含む。
選択的に、処理モジュール920は、遅延された後の第2のリソースの送信終了位置の後に、このHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することができる。例えば、図5に示すように、PUCCH-1は遅延される前の第1のリソースであり、PUCCH-2は遅延された後の第2のリソースであり、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された後、処理モジュール920は、PUCCH-2の送信終了位置の後の第1のシンボル位置でこのHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー、例えばdrx-HARQ-RTT-TimerDLを起動する。
例3
処理モジュール920が、ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延される前の第1のリソースと遅延された後の第2のリソースとに基づいて、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理することは、第1のリソースの送信終了位置で起動するダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーに対応するダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置を決定することと、ダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置と、第2のリソースの送信位置とを比較して、比較結果に基づいてダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーの起動位置を決定することと、を含む。
一例として、ダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置が第2のリソースの送信位置の後に位置する場合、第1のリソースの送信終了位置の後に、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動し、又は、ダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置が第2のリソースの送信位置の前に位置するか又は第2のリソースの送信位置と少なくとも部分的に重複する(例えば部分的に重複するか又はすべて重複する)場合、第2のリソースの送信終了位置の後に、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することができる。
選択的に、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された後、処理モジュール920は先に、遅延される前の第1のリソースの送信終了位置に基づいて、この位置で起動するこのHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーに対応するダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置を決定する。このダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置が遅延された後の第2のリソースの送信位置の後に位置する場合、処理モジュール920は、第1のリソースの送信終了位置の後に、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することができる。このダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置が遅延された後の第2のリソースの送信位置の前に位置するか又は少なくとも部分的に重複する場合、処理モジュール920は、第2のリソースの送信終了位置の後に、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することができる。
例4
処理モジュール920が、ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延される前の第1のリソースと遅延された後の第2のリソースとに基づいて、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理することは、第1のリソースの送信終了位置の後に、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することと、第2のリソースの送信終了位置の後に、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを再起動することとを含む。
選択的に、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された後、処理モジュール920は、遅延される前の第1のリソースの送信終了位置の後に、このHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動する。そして、遅延された後の第2のリソースの送信終了位置の後に、このHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを再起動する。例えば、図6に示すように、PUCCH-1は遅延される前の第1のリソースであり、PUCCH-2は遅延された後の第2のリソースであり、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された後、処理モジュール920は、PUCCH-1の送信終了位置の後の第1のシンボル位置でこのHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー、例えば「drx-HARQ-RTT-TimerDL」を起動する。そして、処理モジュール920は、PUCCH-2の送信終了位置の後の第1のシンボル位置でこのHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー、例えば「drx-HARQ-RTT-TimerDL」を再起動する。
例5
処理モジュール920が、ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延される前の第1のリソースと遅延された後の第2のリソースとに基づいて、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理することは、第1のリソースの送信終了位置の後に、HARQプロセスフィードバックの第1のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することと、第2のリソースの送信終了位置の後に、HARQプロセスフィードバックの第2のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することと、第1のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーが満了した後、第1のダウンリンクHARQ再送タイマーを起動することと、及び第2のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーが満了した後、第2のダウンリンクHARQ再送タイマーを起動することとを含む。
選択的に、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された後、処理モジュール920は、遅延される前の第1のリソースの送信終了位置の後にHARQプロセスフィードバックの第1のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動する。遅延された後の第2のリソースの送信終了位置の後に、HARQプロセスフィードバックの第2のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動する。第1のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーが満了した後、第1のダウンリンクHARQ再送タイマーを起動し、第2のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーが満了した後、第2のダウンリンクHARQ再送タイマーを起動する。
例えば、図7に示すように、PUCCH-1は遅延される前の第1のリソースであり、PUCCH-2は遅延された後の第2のリソースであり、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された後、処理モジュール920は、PUCCH-1の送信終了位置の後の第1のシンボル位置でこのHARQプロセスフィードバックの第1のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー「drx-HARQ-RTT-TimerDL-1」を起動し、第1のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー「drx-HARQ-RTT-TimerDL-1」が満了した後、第1のダウンリンクHARQ再送タイマー「drx-RetransmissionTimerDL-1」を起動する。そして、処理モジュール920は、PUCCH-2の送信終了位置の後の第1のシンボル位置で第2のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー「drx-HARQ-RTT-TimerDL-2」を再起動し、第2のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー「drx-HARQ-RTT-TimerDL-2」が満了した後、第2のダウンリンクHARQ再送タイマー「drx-RetransmissionTimerDL-2」を起動する。
例6
処理モジュール920が、ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された後の第2のリソースに基づいて、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理することは、第2のリソースの送信終了位置の後に、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQ再送タイマーを起動することを含む。
選択的に、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された後、処理モジュール920は、遅延された後の第2のリソースの送信終了位置の後に、このHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQ再送タイマーを起動する。例えば、図8に示すように、PUCCH-1は遅延される前の第1のリソースであり、PUCCH-2は遅延された後の第2のリソースであり、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延された後、処理モジュール920は、PUCCH-2の送信終了位置の後の第1のシンボル位置でこのHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQ再送タイマーを起動し、すなわち、この場合、端末デバイスは、このHARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーの起動を禁止する。
すなわち、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信が遅延された後、端末デバイスは、ダウンリンクHARQプロセスフィードバックに基づいて送信した「遅延される前の第1のリソース」及び/又は「遅延された後の第2のリソース」に基づいて、このHARQプロセスの「ダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー」及び/又は「ダウンリンクHARQ再送タイマー」を処理する。ネットワーク側デバイスについては、端末デバイスのダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信が遅延された後、ネットワーク側デバイスは、端末デバイスとの約束に基づいて、「ダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー」及び/又は「ダウンリンクHARQ再送タイマー」の処理方式を判断することができる。この処理方式は、端末デバイスが、ダウンリンクHARQプロセスフィードバックに基づいて送信した「遅延される前の第1のリソース」及び/又は「遅延された後の第2のリソース」に基づいて、このHARQプロセスの「ダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマー」を処理することを含む。
本願の実施例に係る不連続受信処理装置は、端末デバイスのダウンリンクハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスフィードバックの送信時間が遅延されたと決定された場合、端末デバイスは、送信時間が遅延される前の第1のリソースに基づいて、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理し、及び/又は、送信時間が遅延された後の第2のリソースに基づいて、HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理する。これにより、本願は、端末デバイスのHARQプロセスフィードバックが遅れて送信された後も、ネットワーク側デバイスが端末デバイスの不連続受信DRXアクティブ化時間にデータ再送スケジューリング情報を送信することを保証し、データ伝送の信頼性を向上させることができる。
本願の実施例によれば、本願は、端末デバイスと読み取り可能な記憶媒体とをさらに提供する。
図10に示すように、それは本願の実施例に係る不連続受信処理方法を実現するための端末デバイスのブロック図である。端末デバイスは、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ワークステーション、パーソナルデジタルアシスタント、サーバ、ブレードサーバ、メインフレームコンピュータ、及び他の適切なコンピュータなどの様々な形態のデジタルコンピュータを表すことを目的とする。端末デバイスは、パーソナルデジタルプロセッサ、携帯電話、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、他の同様のコンピューティングデバイスなどの様々な形態のモバイルデバイスを表すこともできる。本明細書で示されるコンポーネント、それらの接続と関係、及びそれらの機能は単なる例であり、本明細書の説明及び/又は要求される本願の実現を制限するものではない。
図10に示すように、この端末デバイスは、1つ又は複数のプロセッサ1001と、メモリ1002と、高速インターフェース及び低速インターフェースを備える各コンポーネントを接続ためのインターフェースと、を備える。各コンポーネントは、異なるバスで互いに接続され、かつ共通のマザーボード上に取り付けられてもよく、または必要に応じて他の方式で取り付けられてもよい。プロセッサは、端末デバイス内で実行された、外部入力/出力装置(例えば、インターフェースに結合された表示デバイス)上にGUIのグラフィック情報を表示するようにメモリ内又はメモリ上に記憶される命令を含む命令を処理することができる。他の実施形態では、必要に応じて、複数のプロセッサ及び/又は複数のバスを、複数のメモリと共に使用することができる。同様に、複数の端末デバイスを接続することができ、各デバイスは、一部の必要な動作を提供する(例えば、サーバアレイ、1組のブレードサーバ又はマルチプロセッサシステムとする)。図10において、1つのプロセッサ1001を例とする。
メモリ1002は、本願によって提供される非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。上記メモリには、少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、本願によって提供される不連続受信処理方法を上記少なくとも1つのプロセッサに実行させる命令が記憶されている。本願に係る非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体には、本願によって提供される不連続受信処理方法をコンピュータに実行させるコンピュータ命令が記憶されている。
メモリ1002は、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体として、非一時的なソフトウェアプログラム、非一時的なコンピュータ実行可能なプログラム及びモジュール、例えば、本願の実施例における不連続受信処理方法に対応するプログラム命令/モジュールを記憶することができる。プロセッサ1001は、メモリ1002に記憶された非一時的なソフトウェアプログラム、命令及びモジュールを実行することにより、サーバーの様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行し、すなわち、上記方法の実施例における不連続受信処理方法を実現する。
メモリ1002は、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラムを記憶可能なプログラム記憶領域と、測位端末デバイスの使用に応じて作成されたデータなどを記憶可能なデータ記憶領域と、を備えてもよい。また、メモリ1002は、高速ランダムアクセスメモリを備えてもよく、少なくとも1つの磁気ディスクメモリ素子、フラッシュメモリ素子、又は他の非一時的な固体メモリ素子などの非一時的なメモリを備えてもよい。いくつかの実施例では、メモリ1002は、好ましくは、プロセッサ1001に対して遠隔に配置されたメモリを備え、これらのリモートメモリは、ネットワークを介して測位端末デバイスに接続することができる。上記ネットワークの例は、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、移動通信ネットワーク及びそれらの組み合わせを含むが、これらに限定されない。
不連続受信処理方法の端末デバイスは、入力装置1003と出力装置1004をさらに備えてもよい。プロセッサ1001、メモリ1002、入力装置1003及び出力装置1004は、バス又は他の方式で接続されてよく、図10において、バスによる接続を例とする。
入力装置1003は、入力された数字又は文字情報を受信すると共に、測位端末デバイスのユーザ設定及び機能制御に関連するキー信号入力を生成することができ、例えば、タッチスクリーン、キーパッド、マウス、トラックパッド、タッチパッド、ポインティングスティック、1つ以上のマウスボタン、トラックボール、ジョイスティックなどの入力装置である。出力装置1004は、表示デバイス、補助照明装置(例えばLED)及び触覚フィードバック装置(例えば振動モータ)などを備えてもよい。該表示デバイスは、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオード(LED)ディスプレイ及びプラズマディスプレイなどを備えてもよいが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、表示デバイスは、タッチスクリーンであってよい。
本明細書に説明されたシステム及び技術の様々な実施形態は、デジタル電子回路システム、集積回路システム、特定用途向けASIC(特定用途向け集積回路)、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア及び/又はそれらの組み合わせで実現できる。これらの様々な実施形態は、少なくとも1つのプログラム可能なプロセッサを備えるプログラム可能なシステム上で実行及び/又は解釈可能な1つ以上のコンピュータプログラムにおける実施を含んでよく、該プログラム可能なプロセッサは、特定用途向け又は汎用のプログラム可能なプロセッサであってよく、記憶システム、少なくとも1つの入力装置及び少なくとも1つの出力装置からデータ及び命令を受信し、かつデータ及び命令を該記憶システム、該少なくとも1つの入力装置及び該少なくとも1つの出力装置に伝送することができる。
これらのコンピュータプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション又はコードとも呼ばれる)は、プログラム可能なプロセッサの機械命令を含み、かつ高レベル手続き言語及び/又はオブジェクト指向プログラミング言語、及び/又はアセンブリ言語/機械言語により実施することができる。本明細書で使用されるように、「機械読み取り可能な媒体」及び「コンピュータ読み取り可能な媒体」という用語は、機械命令を機械読み取り可能な信号として受信する機械読み取り可能な媒体を含む、プログラム可能なプロセッサに機械命令及び/又はデータを提供するための任意のコンピュータプログラム製品、デバイス及び/又は装置(例えば、磁気ディスク、光ディスク、メモリ、プログラマブルロジックデバイス(PLD))を指す。用語「機械読み取り可能な信号」は、機械命令及び/又はデータをプログラム可能なプロセッサに提供する任意の信号を指す。
ユーザとの対話を提供するために、本明細書で説明されたシステム及び技術をコンピュータ上で実施することができ、該コンピュータは、ユーザに情報を表示する表示装置(例えば、CRT(陰極線管)又はLCD(液晶ディスプレイ)モニタ)と、キーボードと、ポインティング装置(例えば、マウス又はトラックボール)とを備え、ユーザは、該キーボードと該ポインティング装置により入力をコンピュータに提供することができる。他のタイプの装置は、ユーザとの対話をさらに提供することができ、例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、任意の形式の感覚フィードバック(例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック又は触覚フィードバック)であってよく、また、任意の形式(音響入力、音声入力又は触覚入力を含む)でユーザからの入力を受信することができる。
本明細書で説明されたシステム及び技術は、バックグラウンドコンポーネントを備えるコンピュータシステム(例えば、データサーバ)、又はミドルウェアコンポーネントを備えるコンピュータシステム(例えば、アプリケーションサーバ)、又はフロントエンドコンポーネントを備えるコンピュータシステム(例えば、グラフィカルユーザインターフェース又はウェブブラウザを有するユーザコンピュータであり、ユーザは、該グラフィカルユーザインターフェース又は該ウェブブラウザにより本明細書で説明されたシステム及び技術の実施形態と対話することができる)、又はこのようなバックグラウンドコンポーネント、ミドルウェアコンポーネント又はフロントエンドコンポーネントの任意の組み合わせを備えるコンピュータシステムにおいて実施することができる。任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)を介してシステムのコンポーネントを互いに接続することができる。通信ネットワークの例として、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)及びインターネットが挙げられる。
コンピュータシステムは、クライアント及びサーバを備えてもよい。クライアントとサーバは、一般的に、互いに離れ、かつ通常通信ネットワークを介して対話する。クライアントとサーバの関係は、対応するコンピュータ上で実行され、かつ互いにクライアント-サーバの関係を有するコンピュータプログラムにより生成される。
上記様々な形式のフローを用いて、ステップを並べ替えたり、追加したり、削除したりすることができることを理解されたい。例えば、本願に記載された各ステップは、並列的に実行されてもよく、順次実行されてもよく、異なる順序で実行されてもよく、本願において開示されている技術手段の所望の結果を実現する限り、本明細書はここで限定しない。
上記具体的な実施形態は、本願の保護範囲を限定するものではない。設計要件及びその他の要因に応じて、様々な修正、組み合わせ、部分組み合わせ及び置換を行うことができることは、当業者に理解されることである。本願の精神及び原則の範囲内で行われる修正、同等置換、改善などは、いずれも本願の保護範囲に含まれるべきである。

Claims (22)

  1. 端末デバイスによって実行される不連続受信処理方法であって、
    端末デバイスのダウンリンクハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスフィードバックの送信時間が遅延されていることを決定するステップ、及び、
    前記送信時間が遅延される前の第1のリソースに基づいて、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理するステップ、及び/又は、
    前記送信時間が遅延された後の第2のリソースに基づいて、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理するステップを含む、
    ことを特徴とする不連続受信処理方法。
  2. 前記ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延されるトリガー条件は、
    前記ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置が、ネットワーク側によって設定されたダウンリンクリソース送信時間位置であることと、
    前記端末デバイスが、前記ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置でチャネルへのアクセスに成功できないことと、
    ネットワーク側から送信された、前記ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間遅延を指示するための指示情報を受信することと、
    前記ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置が、高優先度信号の送信と衝突することと、
    前記端末デバイスのアップリンク送信電力が、前記ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信に成功できないこととのいずれか1つを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の不連続受信処理方法。
  3. 前記送信時間が遅延される前の第1のリソースに基づいて、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理するステップは、
    前記第1のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の不連続受信処理方法。
  4. 前記送信時間が遅延された後の第2のリソースに基づいて、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理するステップは、
    前記第2のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の不連続受信処理方法。
  5. 前記送信時間が遅延される前の第1のリソースと遅延された後の第2のリソースとに基づいて、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理することは、
    前記第1のリソースの送信終了位置で起動するダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーに対応するダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置を決定することと、
    前記ダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置と、前記第2のリソースの送信位置とを比較して、比較結果に基づいて前記ダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーの起動位置を決定することと、を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の不連続受信処理方法。
  6. 前記ダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置と、前記第2のリソースの送信位置とを比較して、比較結果に基づいて前記ダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーの起動位置を決定することは、
    前記ダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置が前記第2のリソースの送信位置の後に位置する場合、前記第1のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動すること、又は、
    前記ダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置が前記第2のリソースの送信位置の前に位置するか又は前記第2のリソースの送信位置と重複する場合、前記第2のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することを含む、
    ことを特徴とする請求項5に記載の不連続受信処理方法。
  7. 前記送信時間が遅延される前の第1のリソースと遅延された後の第2のリソースとに基づいて、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理することは、
    前記第1のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することと、
    前記第2のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを再起動することとを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の不連続受信処理方法。
  8. 前記送信時間が遅延される前の第1のリソースと遅延された後の第2のリソースとに基づいて、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理することは、
    前記第1のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックの第1のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することと、
    前記第2のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックの第2のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動することと、
    前記第1のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーが満了した後、第1のダウンリンクHARQ再送タイマーを起動することと、
    前記第2のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーが満了した後、第2のダウンリンクHARQ再送タイマーを起動することと、を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の不連続受信処理方法。
  9. 前記送信時間が遅延された後の第2のリソースに基づいて、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理するステップは、
    前記第2のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQ再送タイマーを起動するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の不連続受信処理方法。
  10. 前記HARQプロセスフィードバックに対応するダウンリンクデータチャネルは、セミパーシステントスケジューリングのダウンリンクデータチャネルである、
    ことを特徴とする請求項1~9のいずれかに記載の不連続受信処理方法。
  11. 不連続受信処理装置であって、
    前記不連続受信処理装置のダウンリンクハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスフィードバックの送信時間が遅延されていることを決定するための決定モジュールと、
    前記送信時間が遅延される前の第1のリソースに基づいて、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理し、及び/又は、前記送信時間が遅延された後の第2のリソースに基づいて、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQタイマーを処理するための処理モジュールとを含む、
    ことを特徴とする不連続受信処理装置。
  12. 前記ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間が遅延されるトリガー条件は、
    前記ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置が、ネットワーク側によって設定されたダウンリンクリソース送信時間位置であることと、
    前記不連続受信処理装置が、前記ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置でチャネルへのアクセスに成功できないことと、
    ネットワーク側から送信された、前記ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間遅延を指示するための指示情報を受信することと、
    前記ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信時間位置が、高優先度信号の送信と衝突することと、
    前記不連続受信処理装置のアップリンク送信電力が、前記ダウンリンクHARQプロセスフィードバックの送信に成功できないことと、のいずれか1つを含む、
    ことを特徴とする請求項11に記載の不連続受信処理装置。
  13. 前記処理モジュールは、
    前記第1のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の不連続受信処理装置
  14. 前記処理モジュールは、
    前記第2のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の不連続受信処理装置。
  15. 前記処理モジュールは、
    前記第1のリソースの送信終了位置で起動するダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーに対応するダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置を決定し、
    前記ダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置と、前記第2のリソースの送信位置とを比較して、比較結果に基づいて前記ダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーの起動位置を決定する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の不連続受信処理装置。
  16. 前記処理モジュールは、
    前記ダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置が前記第2のリソースの送信位置の後に位置する場合、前記第1のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動し、又は、
    前記ダウンリンクHARQ再送タイマーの起動位置が前記第2のリソースの送信位置の前に位置するか又は前記第2のリソースの送信位置と重複する場合、前記第2のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動する、
    ことを特徴とする請求項15に記載の不連続受信処理装置。
  17. 前記処理モジュールは、
    前記第1のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動し、
    前記第2のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを再起動する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の不連続受信処理装置。
  18. 前記処理モジュールは、
    前記第1のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックの第1のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動し、
    前記第2のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックの第2のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーを起動し、
    前記第1のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーが満了した後、第1のダウンリンクHARQ再送タイマーを起動し、
    前記第2のダウンリンクHARQラウンドトリップタイムタイマーが満了した後、第2のダウンリンクHARQ再送タイマーを起動する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の不連続受信処理装置。
  19. 前記処理モジュールは、
    前記第2のリソースの送信終了位置の後に、前記HARQプロセスフィードバックのダウンリンクHARQ再送タイマーを起動する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の不連続受信処理装置。
  20. 前記HARQプロセスフィードバックに対応するダウンリンクデータチャネルは、セミパーシステントスケジューリングのダウンリンクデータチャネルである、
    ことを特徴とする請求項11~19のいずれかに記載の不連続受信処理装置。
  21. 端末デバイスであって、
    プロセッサと、送受信機と、メモリと、前記メモリに記憶されるコンピュータプログラムとを含み、前記プロセッサが、請求項1~10のいずれかに記載の不連続受信処理方法を実現するように前記コンピュータプログラムを実行する、
    ことを特徴とする端末デバイス。
  22. 命令を記憶するためのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    前記命令が実行されると、請求項1~10のいずれかに記載の方法が実現される、
    ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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