JP2024509034A - 状態情報確定方法及び装置、制御方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

状態情報確定方法及び装置、制御方法及び装置であって、医療データ処理の技術分野に関する。状態情報確定方法は、予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定するステップ(S100)と、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第1状態情報を確定するステップ(S200)と、を含む。ここで、状態評価パラメータは第1心拍数表徴パラメータ、第1心拍変動表徴パラメータ、第2心拍数表徴パラメータ及び第2心拍変動表徴パラメータのうちの少なくとも1つを含み、第1心拍数表徴パラメータ及び第1心拍変動表徴パラメータは第1時間区間に対応し、第2心拍数表徴パラメータ及び第2心拍変動表徴パラメータは第2時間区間に対応する。確定される第1状態情報の精度及び異なる時間における比較可能性を向上させることができ、したがって確定された第1状態情報に基づいてテスト対象体の疾患状態を確定すること及び進展などの状況の予測を補助することのために有利な条件を寄与する。

Description

本願は医療データ処理の技術分野に関し、具体的には状態情報確定方法及び装置、制御方法及び装置、コンピュータ読取可能な記憶媒体及び電子デバイスに関する。
周知の通り、テスト対象体に対応する心拍数及び心拍変動などのパラメータは、昼夜の変化、病状の進展、睡眠状況及び薬物などのたくさんの要素による影響を受けやすいため、心拍数及び心拍変動などのパラメータに基づいてテスト対象体の状態情報(例えばテスト対象体の神経ホルモンの状態情報)及び比較可能性を確定することが相当難しい。
上述の技術課題を解決するために本発明を提案する。本発明の実施例は、状態情報確定方法及び装置、制御方法及び装置、コンピュータ読取可能な記憶媒体及び電子デバイスを開示する。
一態様によると、本発明の実施例は状態情報確定方法を開示する。該方法は、予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定するステップと、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第1状態情報を確定するステップと、を含む。ここで、状態評価パラメータは第1心拍数表徴パラメータ、第1心拍変動表徴パラメータ、第2心拍数表徴パラメータ及び第2心拍変動表徴パラメータのうちの少なくとも1つを含み、第1心拍数表徴パラメータ及び第1心拍変動表徴パラメータは第1時間区間に対応し、第2心拍数表徴パラメータ及び第2心拍変動表徴パラメータは第2時間区間に対応する。
本発明の一実施例において、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第1状態情報を確定するステップは、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する数値変化情報を確定するステップと、数値変化情報に基づいて第1状態情報を確定するステップと、を含む。
本発明の一実施例において、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第1状態情報を確定するステップの前に、該方法は、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第2状態情報を確定するステップを更に含む。ここで、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第1状態情報を確定するステップは、状態評価パラメータ、第2状態情報に基づいて第1状態情報を確定するステップを含む。
本発明の一実施例において、予め設定された分析時間区間は複数の予め設定された分析時間帯を含む。且つ、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第2状態情報を確定するステップは、状態評価パラメータに基づいて複数の予め設定された分析時間帯それぞれに対応する状態評価レベルを確定するステップと、複数の予め設定された分析時間帯それぞれに対応する状態評価レベルのうちの、正常状態レベル要件を満たす最低レベル又は基準レベルを特定するステップと、最低レベル又は基準レベルに対応する予め設定された分析時間帯の状態情報を第2状態情報とするステップと、を含む。
本発明の一実施例において、状態評価パラメータ、第2状態情報に基づいて第1状態情報を確定するステップは、状態評価パラメータと第2状態情報を対比して対比結果を得るステップと、対比結果に基づいて第1状態情報を確定するステップと、を含む。
本発明の一実施例において、状態評価パラメータは第1心拍数表徴パラメータを含み、第1心拍数表徴パラメータは第1平均心拍数パラメータ及び第1安静時心拍数パラメータを含む。且つ、予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定するステップは、予め設定された分析時間区間において第1時間区間に対応する複数の第1時間帯を確定するステップと、複数の第1時間帯に基づいて複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータを確定するステップと、複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータに基づいて第1安静時心拍数パラメータを確定するステップと、を含む。
本発明の一実施例において、複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータに基づいて第1安静時心拍数パラメータを確定するステップは、複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータのうちの最小の第1平均心拍数パラメータを特定するステップと、最小の第1平均心拍数パラメータを第1安静時心拍数パラメータとして確定するステップと、を含む。
本発明の一実施例において、状態評価パラメータは第1心拍変動表徴パラメータを更に含み、第1心拍変動表徴パラメータは第1安静時心拍変動パラメータを含む。且つ、複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータに基づいて第1安静時心拍数パラメータを確定するステップの後に、該方法は、第1安静時心拍数パラメータに対応する第1時間帯を第1安静時間帯として確定するステップと、第1安静時間帯に対応する心拍変動パラメータを第1安静時心拍変動パラメータとして確定するステップと、を更に含む。
本発明の一実施例において、複数の第1時間帯に基づいて複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータを確定するステップの前に、該方法は、複数の第1時間帯それぞれに対応する非安静時間区間を除去するステップを更に含む。ここで、前記複数の第1時間帯に基づいて複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータを確定するステップは、非安静時間区間が除去された後の複数の第1時間帯に基づいて複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータを確定するステップを含む。
本発明の一実施例において、状態評価パラメータは第2心拍数表徴パラメータを含み、第2心拍数表徴パラメータは第2平均心拍数パラメータ及び第2安静時心拍数パラメータを含む。且つ、予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定するステップは、予め設定された分析時間区間において第2時間区間に対応する複数の第2時間帯を確定するステップと、複数の第2時間帯に基づいて複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータを確定するステップと、複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータに基づいて第2安静時心拍数パラメータを確定するステップと、を含む。
本発明の一実施例において、複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータに基づいて第2安静時心拍数パラメータを確定するステップは、複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータのうちの最小の第2平均心拍数パラメータを特定するステップと、最小の第2平均心拍数パラメータを第2安静時心拍数パラメータとして確定するステップと、を含む。
本発明の一実施例において、第2心拍変動表徴パラメータは第2安静時心拍変動パラメータを更に含む。且つ、複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータに基づいて第2安静時心拍数パラメータを確定するステップの後に、該方法は、第2安静時心拍数パラメータに対応する第2時間帯を第3安静時間帯として確定するステップと、第3安静時間帯に対応する心拍変動パラメータは第2安静時心拍変動パラメータとして確定するステップと、を含む。
本発明の一実施例において、複数の第2時間帯に基づいて複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータを確定するステップの前に、該方法は、複数の第2時間帯それぞれに対応する非安静時間区間を除去するステップを更に含む。ここで、複数の第2時間帯に基づいて複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータを確定するステップは、非安静時間区間が除去された後の複数の第2時間帯に基づいて複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータを確定するステップを含む。
本発明の一実施例において、第1状態情報はテスト対象体の神経ホルモン活動の状態情報である。
もう一態様によると、本発明の実施例は制御方法を開示する。該方法は、テスト対象体に対応する第1状態情報を取得するステップであって、第1状態情報は上述のいずれかの実施例に記載の状態情報確定方法によって得られるステップと、第1状態情報に基づいて医療システム及び/又は医療設備及び/又はモバイルデバイスの作動状態を制御するステップと、を含む。
もう一態様によると、本発明の実施例は状態情報確定装置を開示する。該装置は第1確定モジュール及び第2確定モジュールを備える。第1確定モジュールは予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定するように構成される。ここで、状態評価パラメータは第1心拍数表徴パラメータ、第1心拍変動表徴パラメータ、第2心拍数表徴パラメータ及び第2心拍変動表徴パラメータのうちの少なくとも1つを含み、第1心拍数表徴パラメータ及び第1心拍変動表徴パラメータは第1時間区間に対応し、第2心拍数表徴パラメータ及び第2心拍変動表徴パラメータは第2時間区間に対応する。第2確定モジュールは状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第1状態情報を確定するように構成される。
もう一態様によると、本発明の実施例は制御装置を開示する。該装置は取得モジュール及び制御モジュールを備える。取得モジュールはテスト対象体に対応する第1状態情報を取得するように構成される。ここで、第1状態情報は上述のいずれかの実施例に係る状態情報確定方法によって得られる。制御モジュールは第1状態情報に基づいて医療システム及び/又は医療設備の作動状態を制御するように構成される。
もう一態様によると、本発明の実施例はコンピュータ読取可能な記憶媒体を開示する。該記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶されており、該コンピュータプログラムは上述の実施例に係る状態情報確定方法及び/又は制御方法を実行する。
もう一態様によると、本発明の実施例は電子デバイスを開示する。該電子デバイスはプロセッサと、プロセッサにより実行可能な命令を記憶するメモリとを備える。ここで、プロセッサは上述の実施例に係る状態情報確定方法及び/又は制御方法を実行するように構成される。
本発明の実施例では、テスト対象体に対応する心拍数及び/又は心拍変動パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第1状態情報を直接確定することではなく、代わりにテスト対象体に対応する状態評価パラメータを利用してテスト対象体に対応する第1状態情報を確定する。そのため、本発明の実施例は、確定される第1状態情報の精度及び異なる時間における比較可能性を向上させることができ、したがって確定された第1状態情報に基づいてテスト対象体の疾患進展などの状況の予測を補助するために有利な条件を寄与する。
図面を参照しながら本発明の実施例についてより詳しく説明することにより、本発明の上述又は他の目的、特徴及び長所がより明確になる。図面は、本発明の実施例がよりうまく理解されるために用いられており、明細書の一部を構成して本発明の実施例とともに本発明の解釈に寄与するが、本発明に対する制限にはならない。図面において、同じ符号は一般に同一の部品又はステップを表す。
本発明の実施例が適用される1つの場面の模式図である。 本発明の実施例が適用されるもう1つの場面の模式図である。 本発明の例示的な一実施例に係る状態情報確定方法のフロチャートである。 本発明の例示的な一実施例に係る、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第1状態情報を確定することのフロチャートである。 本発明の他の例示的な一実施例に係る状態情報確定方法のフロチャートである。 本発明の例示的な一実施例に係る、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第2状態情報を確定することのフロチャートである。 本発明の例示的な一実施例に係る、状態評価パラメータ、第2状態情報に基づいて第1状態情報を確定することのフロチャートである。 本発明の例示的な一実施例に係る、予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定することのフロチャートである。 本発明の例示的な一実施例に係る、複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータに基づいて第1安静時心拍数パラメータを確定することのフロチャートである。 本発明の他の例示的な一実施例に係る、予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定することのフロチャートである。 本発明の他の例示的な一実施例に係る、予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定することのフロチャートである。 本発明の他の例示的な一実施例に係る、予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定することのフロチャートである。 本発明の例示的な一実施例に係る制御方法のフロチャートである。 本発明の例示的な一実施例に係る状態情報確定装置の構造模式図である。 本発明の例示的な一実施例に係る第2確定モジュールの構造模式図である。 本発明の他の例示的な一実施例に係る状態情報確定装置の構造模式図である。 本発明の例示的な一実施例に係る第2状態情報確定モジュールの構造模式図である。 本発明の例示的な一実施例に係る第1確定モジュールの構造模式図である。 本発明の他の例示的な一実施例に係る第1確定モジュールの構造模式図である。 本発明の他の例示的な一実施例に係る第1確定モジュールの構造模式図である。 本発明の他の例示的な一実施例に係る第1確定モジュールの構造模式図である。 本発明の例示的な一実施例に係る制御装置の構造模式図である。 本発明の例示的な一実施例に係る電子デバイスの構造模式図である。
以下、図面を参照しながら本発明による例示的な実施例を詳しく記述する。明らかに、ここで記述される実施例は本発明の一部の実施例に過ぎず、本発明のすべての実施例ではない。なお、本発明はここで記述される例示的な実施例により制限されない。
<発明の経緯>
周知の通り、交感神経及び副交感神経により駆動される神経ホルモンはたくさんの要素による影響を受けやすい。特に心不全又は不整脈を罹患している心臓病患者の神経ホルモンは、昼夜の変化、病状の進展、睡眠状況、運動又は活動程度、体位、薬物、気分の変化などの要素により非常に影響されやすい。そこで、従来技術においては一般に、心拍数(Heart Rate,HR)と心拍変動(Heart Rate Variability,HRV)を神経ホルモンを表徴可能な診断根拠にするか又は測定指標の代替として使用する。具体的に、心拍数とは心臓が1分間あたりに拍動する回数である。心拍変動とは、心拍の回ごとの周期の差異の変化状況を指す。心拍数の計算由来は、体表面心電図、心内膜、心外膜心電図、皮下電極による心電図、又はR波及びP波によって算出された心室心拍数或いは心房心拍数を含むが、これらに限られない。また、心拍数は他の技術、例えば光電式容積脈波記録法(PPG)などにより算出されてもよい。
しかしながら、心拍数も心拍変動もやはり非常に影響を受けやすい。例えば、夜間において、心拍数及び/又は心拍変動は睡眠段階によって頻繁に変化しており、このような変化は必ずしも神経ホルモンと関わるものではない。並びに、日によって、晩の睡眠段階における状態はすべて重複するわけではない。また、心拍数が低いため、ペースメーカー又は植込み型除細動器が植え込まれている患者は夜間によくペーシングされる。この場合、患者の実際の心拍数は「隠され」て、測定され得た心拍数データにより表されることができなくなる。さらに、従来技術において、測定された日中の心拍数及び日中の心拍変動には運動段階、精神興奮段階及び異なる体位などのデータも含まれている。しかし、運動段階及び精神興奮段階は一時的な状態しか表徴できず、並びに、このような一時的な変化は時間(日)によって異なる。それとともに、心不全などのような疾患は、患者の神経ホルモンのレベル及び/又は状態に与える影響が顕著であるが、時間の面では相対的に長期である。故に、従来技術では、心拍数及び心拍変動などのパラメータに基づいてテスト対象体の状態情報(例えばテスト対象体の神経ホルモンの状態情報)を確定することが難しい。
上述した技術課題に鑑みて、本発明の基本的思想として、状態情報確定方法及び装置、制御方法及び装置、コンピュータ読取可能な記憶媒体及び電子デバイスを提案する。
本発明に係る状態情報確定方法は、予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定するステップであって、状態評価パラメータは第1心拍数表徴パラメータ、第1心拍変動表徴パラメータ、第2心拍数表徴パラメータ及び第2心拍変動表徴パラメータのうちの少なくとも1つを含み、第1心拍数表徴パラメータ及び第1心拍変動表徴パラメータは第1時間区間に対応し、第2心拍数表徴パラメータ及び第2心拍変動表徴パラメータは第2時間区間に対応するステップと、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第1状態情報を確定するステップと、を含む。
本発明では、テスト対象体に対応する心拍数及び/又は心拍変動パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第1状態情報を直接確定することではなく、代わりにテスト対象体に対応する状態評価パラメータを利用してテスト対象体に対応する第1状態情報を確定する。そのため、本発明は、確定される第1状態情報の精度及び異なる時間における比較可能性を向上させることができ、したがって確定された第1状態情報に基づいてテスト対象体の疾患進展などの状況の予測を補助するために有利な条件を寄与する。
本発明の基本的原理を説明した後、以下、図面を参照しながら本発明のいくつかの非制限的な実施例を紹介する。
<例示的な場面>
図1は本発明の実施例が適用される1つの場面の模式図である。図1に示すように、本発明の実施例が適用される場面はサーバ1及び医療設備2を含み、ここで、サーバ1と医療設備2の間には通信可能な接続関係が存在する。
具体的に、医療設備2はテスト対象体の基準パラメータを収集するために用いられる。ここで、基準パラメータは心拍数パラメータ及び心拍変動パラメータなどを含むがこれらに限られない。サーバ1は、予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定し、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第1状態情報を確定する。ここで、状態評価パラメータは第1心拍数表徴パラメータ、第1心拍変動表徴パラメータ、第2心拍数表徴パラメータ及び第2心拍変動表徴パラメータのうちの少なくとも1つを含み、第1心拍数表徴パラメータ及び第1心拍変動表徴パラメータは第1時間区間に対応し、第2心拍数表徴パラメータ及び第2心拍変動表徴パラメータは第2時間区間に対応する。すなわち、該場面では状態情報確定方法が実現される。
例示的に、サーバ1は、医療設備2により収集された基準パラメータに基づいて上述の状態評価パラメータを確定する。
されに、サーバ1はテスト対象体に対応する第1状態情報を取得し、第1状態情報に基づいて医療システム及び/又は医療設備2及び/又はモバイルデバイスの作動状態を制御するように構成される。すなわち、該場面では制御方法が実現される。
図1に示される上述の場面では、サーバ1を利用して状態情報確定方法及び/又は制御方法を実現した。それにより、場面の適応能力を向上させるとともに、医療設備2の計算量を効果的に削減することができる。
なお、本発明は他の1つの場面にも適用されることができる。図2は本発明の実施例が適用されるもう1つの場面の模式図である。具体的に、該場面は医療設備3を含み、且つ、医療設備3はパラメータ収集モジュール301及び計算モジュール302を含む。
具体的に、医療設備3中のパラメータ収集モジュール301はテスト対象体の基準パラメータを収集するように構成される。ここで、基準パラメータは心拍数パラメータ及び心拍変動パラメータなどを含むがこれらに限られない。計算モジュール302は予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定し、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第1状態情報を確定する。ここで、状態評価パラメータは第1心拍数表徴パラメータ、第1心拍変動表徴パラメータ、第2心拍数表徴パラメータ及び第2心拍変動表徴パラメータのうちの少なくとも1つを含み、第1心拍数表徴パラメータ及び第1心拍変動表徴パラメータは第1時間区間に対応し、第2心拍数表徴パラメータ及び第2心拍変動表徴パラメータは第2時間区間に対応する。すなわち、該場面では状態情報確定方法が実現される。
例示的に、計算モジュール302は、パラメータ収集モジュール301により収集された基準パラメータに基づいて上述の状態評価パラメータを確定する。
さらに、計算モジュール302はテスト対象体に対応する第1状態情報を取得し、第1状態情報に基づいて医療システム及び/又は医療設備3及び/又はモバイルデバイスの作動状態を制御するように構成される。すなわち、該場面では制御方法が実現される。
図2に示される上述の場面では、医療設備3を利用して状態情報確定方法及び/又は制御方法を実現したため、サーバなどの関連装置とデータ送信操作を行う必要がない。よって、上述の場面は状態情報確定方法及び/又は制御方法のリアルタイム性を保証することができる。
なお、上述の場面で言及された医療設備は植込み型の医療設備(Implantable Medical Devices,IMD)であってもよく、ウェアラブル型の医療設備(Wearable Medical Devices,WMD)であってもよく、本発明の実施例はこれについて限定しない。
<例示的な方法>
図3は本発明の例示的な一実施例に係る状態情報確定方法のフロチャートである。図3に示すように、本発明の実施例に係る状態情報確定方法は以下のステップを含む。
ステップS100において、予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定する。
本発明の実施例において、状態評価パラメータは第1心拍数表徴パラメータ、第1心拍変動表徴パラメータ、第2心拍数表徴パラメータ及び第2心拍変動表徴パラメータのうちの少なくとも1つを含む。ここで、第1心拍数表徴パラメータ及び第1心拍変動表徴パラメータは第1時間区間に対応し、第2心拍数表徴パラメータ及び第2心拍変動表徴パラメータは第2時間区間に対応する。
例示的に、第1時間区間は夜間区間を含む。例えば、24時間制の場合、第1時間区間は一日の18:00から翌日の6:00までの時間区間である。好ましく、第1時間区間は一日の22:00から翌日の6:00までの時間区間である。好ましく、第1時間区間において、テスト対象体は休憩又は睡眠状態にあり、それによりノイズが低減されて最終的に得られる状態評価パラメータの精度が高くなる。ここで、休憩状態とは体が安静状態にあることを指し、睡眠状態とは眠っているとともに体が相対的に静止しており且つ「横になる」姿勢になっている状態を指す。
例示的に、第2時間区間は日中区間を含む。例えば、24時間制の場合、第2時間区間は一日の6:00から当日の18:00までの時間区間である。好ましく、第2時間区間は一日の8:00から当日の20:00までの時間区間である。好ましく、第2時間区間において、テスト対象体は休憩状態にあるか又は少量運動状態にあり、それによりノイズが低減されて最終的に得られる状態評価パラメータの精度及び比較可能性が高くなる。さらに好ましく、第2時間区間において、テスト対象体は非立位の休憩又は非運動状態にある。例示的に、ここで言及された非運動状態は、運動/体動又は他の生理パラメータ閾値に基づいて判定されることができる。例えば、テスト対象体のリアルタイム体動信号が所定の閾値より低いか、又は予め設定された運動心拍数閾値を超えていない場合には、テスト対象体が非運動状態にあると判定してもよい。
例示的に、ステップS100で言及されたテスト対象体は人体を指す。すなわち、人体に対応する状態評価パラメータを確定する。なお、ステップS100で言及された、テスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定することは、テスト対象体に対応する状態評価パラメータを計算することを意味できる。
なお、ステップS100で言及された予め設定された分析時間区間は、1つ又は複数の第1時間区間及び/又は1つ又は複数の第2時間区間を含むことができる。例えば、予め設定された分析時間区間は7つの自然日を含む1週間の時間区間である。
ステップS200において、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第1状態情報を確定する。
例示的に、ステップS200で言及された第1状態情報とは、テスト対象体に対応する状態状況(例えば、心臓の状態状況)を表徴できる情報である。例えば、第1状態情報は状態評価パラメータに基づいて確定された、状態評価パラメータに対応する絶対的な傾向変化情報及び/又は相対的な傾向変化情報である。ここで、絶対的な傾向変化情報は数値が時間に伴って変化する情報であってもよく、相対的な傾向変化情報は数値が基準値に対して変化する情報であってもよい。
実際に適用するとき、まずは予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定し、次に状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第1状態情報を確定する。
本発明の実施例では、テスト対象体に対応する心拍数及び/又は心拍変動パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第1状態情報を直接確定することではなく、代わりにテスト対象体に対応する状態評価パラメータを利用してテスト対象体に対応する第1状態情報を確定する。そのため、本発明の実施例は、確定される第1状態情報の精度及び異なる時間における比較可能性を向上させることができ、したがって確定された第1状態情報に基づいてテスト対象体の疾患進展などの状況の予測を補助するために有利な条件を寄与する。
図4は、本発明の例示的な一実施例に係る、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第1状態情報を確定することのフロチャートである。図4に示す実施例は図3に示す実施例を基に拡張され得たものであるため、以下では図4に示す実施例と図3に示す実施例の間の差異を重点として説明し、共通の部分については省略する。
図4に示すように、本発明の実施例に係る状態情報確定方法において、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第1状態情報を確定するステップは以下のステップを含む。
ステップS210において、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する数値変化情報を確定する。
例示的に、数値変化情報は絶対値変化傾向情報を含む。例えば、絶対値変化傾向情報は3種類を含み、それぞれが予め設定された時間範囲内で絶対的な上昇傾向を呈すること、予め設定された時間範囲内で絶対的な下降傾向を呈すること、及び予め設定された時間範囲内で相対的な安定傾向を呈することである。
本発明の一実施例においては、線形回帰(絶対値及び時間)の方式を用いて上述した絶対値変化情報を表徴できる傾向線を算出する。他の統計分析方法も類似的に使用可能である。
例えば、状態評価パラメータは第1心拍数表徴パラメータを含み、第1心拍数表徴パラメータは第1平均心拍数パラメータ及び第1安静時心拍数パラメータを含む。この場合、対応するように、絶対値変化傾向情報は第1平均心拍数パラメータの絶対値変化傾向情報及び第1安静時心拍数パラメータの絶対値変化傾向情報、又は両者の絶対値の組合せの変化傾向、を含むことができる。
なお、状態評価パラメータは上述した第1平均心拍数パラメータ及び第1安静時心拍数パラメータに限られず、状態評価パラメータに含まれる詳しいパラメータ及び各パラメータの詳しい表徴意味については、以下の実施例(例えば図8ないし図12による実施例)を参照することができる。
例示的に、数値変化傾向情報は、状態評価パラメータのある1つの関連係数と、対応する予め設定された係数閾値との間の関係情報である。又は、数値変化傾向情報は、状態評価パラメータの勾配値(又は平均値)と、対応する予め設定された勾配値閾値(又は予め設定された平均値閾値)との間の関係情報である。好ましく、状態評価パラメータの勾配値(又は平均値)が、対応する予め設定された勾配値閾値(又は予め設定された平均値閾値)より小さい場合、状態評価パラメータの絶対値変化傾向情報は予め設定された時間範囲内で下降傾向を呈することであると定義できる。
なお、上述した、予め設定された係数閾値、予め設定された勾配値閾値及び予め設定された平均値閾値の具体的な数値は実際の状況に応じて設定することができ、本発明の実施例はこれについて制限しない。
ステップS220において、数値変化情報に基づいて第1状態情報を確定する。
例えば、数値変化情報が数値変化傾向情報を含む場合、対応するように、確定される第1状態情報は、「予め設定された時間範囲内で上昇傾向を呈する」ことに関連する状態情報であり得る。
本発明の一実施例において、数値変化傾向は「上昇」、「下降」及び「安定」の3種類を含む。簡単な場合、例えば数値が心拍数変動に対応する場合、該3種類の傾向はそれぞれテスト対象者の「良くなる」、「悪くなる」及び「安定」の3つの状態に対応する。数値が安静時心拍数に対応する場合、該3種類の傾向はそれぞれテスト対象者の「悪くなる」、「良くなる」及び「安定」の3つの状態に対応する。対応する数値が両者の所定の組合せである場合、該3種類の傾向は組合せの具体的な計算法に従って3つの状態に対応する。
本発明の実施例に係る状態情報確定方法は、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する数値変化情報を確定し且つ数値変化情報に基づいて第1状態情報を確定することにより、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第1状態情報を確定することを達成する。数値変化情報はテスト対象体の真実の状態状況をある程度表すことができるため、本発明の実施例は、確定される第1状態情報と真実状態の間の差異を効果的に縮小することができ、確定される第1状態情報の真実さを向上させることができる。
図5は本発明の他の例示的な一実施例に係る状態情報確定方法のフロチャートである。図5に示す実施例は図3に示す実施例を基に拡張され得たものであるため、以下では図5に示す実施例と図3に示す実施例の間の差異を重点として説明し、共通の部分については省略する。
図5に示すように、本発明の実施例に係る状態情報確定方法は、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第1状態情報を確定するステップの前に、以下のステップを更に含む。
ステップS150において、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第2状態情報を確定する。
例示的に、ステップS150で言及された第2状態情報はテスト対象体に対応する正常状態情報である。対応するように、以下のステップS230で言及される第1状態情報はテスト対象体に対応するリアルタイム状態情報である。好ましく、正常状態情報とは、テスト対象体が健康状態、疾患安定状態、又は疾患状況の変化が激しくない状態に対応する状態情報である。
また、本発明の実施例に係る状態情報確定方法において、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第1状態情報を確定するステップは以下のステップを含む。
ステップS230において、状態評価パラメータ、第2状態情報に基づいて第1状態情報を確定する。
実際に適用する場合、まずは予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定し、次に確定された状態評価パラメータ、第2状態情報に基づいてテスト対象体に対応する第1状態情報を確定する。
図3による実施例に比べると、本発明の実施例では、確定された第2状態情報を用いて第1状態情報の確定を補助する。状態評価パラメータのみに基づいて第1状態情報を確定することに比べて、本発明の実施例は確定される第1状態情報の精度をより一層向上させることができる。特に第2状態情報がテスト対象体に対応する「正常」又は疾患安定状態情報である場合、本発明の実施例はテスト対象体の個体特性を十分反映できるため、確定される第1状態情報の精度を向上させることを達成できる。
図6は、本発明の例示的な一実施例に係る、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第2状態情報を確定することのフロチャートである。図6に示す実施例は図5に示す実施例を基に拡張され得たものであるため、以下では図6に示す実施例と図5に示す実施例の間の差異を重点として説明し、共通の部分については省略する。
図6に示すように、本発明の実施例に係る状態情報確定方法において、予め設定された分析時間区間は複数の予め設定された分析時間帯を含む。且つ、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第2状態情報を確定するステップは以下のステップを含む。
ステップS151において、状態評価パラメータに基づいて複数の予め設定された分析時間帯それぞれに対応する状態評価レベルを確定する。
例示的に、上述した予め設定された分析時間帯は、予め設定された時間長さのタイムウィンドウである。
なお、上述した状態評価レベルは、各予め設定された分析時間帯に対応する状態評価パラメータの詳しい数値によって設定されることができる。
ステップS152において、複数の予め設定された分析時間帯それぞれに対応する状態評価レベルのうちの、正常状態レベル要件を満たす最低レベル又は基準レベル(値)を特定する。
例示的に、ステップS152で言及された正常状態レベル要件とは、一般的な正常状態レベルである。例えば、テスト対象体が成年の人である場合、正常状態レベルは成年の人に対応する正常状態レベルである。又は、テスト対象体が患者(例えば慢性心不全の患者)である場合、「正常状態レベル」は患者に対応する疾患の安定状態レベルである。この状態における状態情報は基準レベル(値)になる。本発明の一実施例において、基準レベルの状態情報は、医者又は他の関係者により患者の状態を判断して確定されたものであってもよく、患者の病状、用薬状況及び/又は患者の情報(例えば体重、症状など)をリモートで収集して所定のアルゴリズムで取得したものであってもよい。患者の病状及び用薬状況を収集する1つの方法としては、病院のHISシステム又は患者の電子病歴から自動的又は人工的に収集することができる。
好ましく、ステップS152で言及された正常状態レベルとステップS151で言及された状態評価レベルとは互いに対応する。それにより、ステップS152で言及された正常状態レベルに基づいてステップS151で言及された状態評価レベルを判断することができる。
本発明のもう1つの実施例において、複数の予め設定された分析時間帯それぞれに対応する状態評価レベルのうちの、正常状態レベル要件を満たす最低レベル又は基準レベルを特定するステップは、複数の予め設定された分析時間帯それぞれに対応する状態評価レベルのうちの、正常状態レベル要件を継続的に満足する状態評価レベルのうちの最低レベル又は基準レベル(値)を特定することを含む。
ステップS153において、最低レベル又は基準レベルに対応する予め設定された分析時間帯の状態情報を第2状態情報とする。
本発明の実施例においては、正常状態レベル要件を満たす最低レベル又は基準レベルに対応する予め設定された分析時間帯の状態情報を第2状態情報とするため、本発明の実施例は、確定される第2状態情報の精度を大幅に向上させ、判断誤りの可能性を低減することができ、したがって最終的に状態評価パラメータ及び第2状態情報に基づいて確定される第1状態情報の精度を向上させる。
図7は本発明の例示的な一実施例に係る、状態評価パラメータ、第2状態情報に基づいて第1状態情報を確定することのフロチャートである。図7に示す実施例は図5に示す実施例を基に拡張され得たものであるため、以下では図7に示す実施例と図5に示す実施例の間の差異を重点として説明し、共通の部分については省略する。
図7に示すように、本発明の実施例に係る状態情報確定方法において、状態評価パラメータ、第2状態情報に基づいて第1状態情報を確定するステップは、以下のステップを含む。
ステップS231において、状態評価パラメータと第2状態情報を対比して対比結果を得る。
ステップS232において、対比結果に基づいて第1状態情報を確定する。
本発明の実施例では、状態評価パラメータと第2状態情報を対比して対比結果を取得し、対比結果に基づいて第1状態情報を確定することにより、状態評価パラメータ、第2状態情報に基づいて第1状態情報を確定することを達成する。
図8は本発明の例示的な一実施例に係る、予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定することのフロチャートである。図8に示す実施例は図3に示す実施例を基に拡張され得たものであるため、以下では図8に示す実施例と図3に示す実施例の間の差異を重点として説明し、共通の部分については省略する。
図8に示すように、本発明の実施例に係る状態情報確定方法において、状態評価パラメータは第1心拍数表徴パラメータを含み、第1心拍数表徴パラメータは第1平均心拍数パラメータ及び第1安静時心拍数パラメータを含む。且つ、予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定するステップは、以下のステップを含む。
ステップS110において、予め設定された分析時間区間において第1時間区間に対応する複数の第1時間帯を確定する。
例示的に、第1時間帯は時間長さが60秒のタイムウィンドウである。言い換えると、ステップS110は、予め設定された分析時間区間に含まれる、第1時間区間に対応する複数のタイムウィンドウに基づいて、複数のタイムウィンドウそれぞれに対応する第1平均心拍数パラメータをそれぞれ確定することを指す。
ステップS120において、複数の第1時間帯に基づいて複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータを確定する。
選択的に、各タイムウィンドウに対応する第1平均心拍数(Mean Heart Rate,MHR)パラメータとは、該タイムウィンドウ内に測定された心拍数の平均値である。
ステップS130において、複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータに基づいて、第1安静時心拍数パラメータを確定する。
本発明の一実施例において、第1安静時心拍数パラメータは睡眠安静時心拍数(Sleep Rest Heart Rate,Sleep RHR)パラメータである。
第1安静時心拍数パラメータは複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータに基づいて確定されたものであるため、得られた第1安静時心拍数パラメータは複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータの特性を十分反映できる。よって、得られる第1安静時心拍数パラメータはテスト対象体の、第1時間区間における心拍数状況をよりうまく表徴することができる。
リアルタイム心拍数に比べると、第1平均心拍数パラメータ及び第1安静時心拍数パラメータはテスト対象体の、第1時間区間における心拍数状況をより精度よく表徴することができる。よって、本発明の実施例により得られた第1平均心拍数パラメータ及び第1安静時心拍数パラメータに基づいてテスト対象体の、第1時間区間における神経ホルモンのレベル及び/又は状態(すなわち第1状態情報)を予測すると、より精度が高い神経ホルモンの予測結果を得ることができる。
図8に示す実施例を基に拡張して本発明のもう1つの実施例を取得した。本発明の実施例において、複数の第1時間帯に基づいて複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータを確定するステップの前に、複数の第1時間帯それぞれに対応する非安静時間区間を除去するステップを更に含む。ここで、複数の第1時間帯に基づいて複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータを確定するステップは、非安静時間区間が除去された後の複数の第1時間帯に基づいて複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータを確定するステップを含む。
例示的に、非安静時間区間とは、例えば、いびき時間区間及び/又は呼吸周波数が不安定な(例えば睡眠時無呼吸,sleep apnea)の時間区間である。
本発明の一実施例において、非安静時間区間は、睡眠中の身体活動程度が高い特殊段階に対応する時間区間を更に含む。例えば、睡眠中の特殊段階はレム睡眠(Rapid Eye Movement,REM)段階であり、例えば夢を見るときに心拍数の変化は激しい。もう1つの例として、非安静時間区間は心房期外収縮(Premature atrial contraction,PAC)、心室期外収縮(Premature Ventricular Contraction,PVC)、心房頻拍又は心房性不整脈(例えば心房細動など)、心室頻拍(Ventricular Tachycardia,VT)などの事件に対応する時間区間を更に含む。
非安静時間区間は特異性が強いため、テスト対象体の典型的状況をうまく表徴することができない。それに鑑みて、本発明の実施例は非安静時間区間を除去することにより、確定される第1平均心拍数パラメータ及び第1安静時心拍変動パラメータなどのパラメータの表徴能力を向上させる。
図9は本発明の例示的な一実施例に係る、複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータに基づいて第1安静時心拍数パラメータを確定することのフロチャートである。図9に示す実施例は図8に示す実施例を基に拡張され得たものであるため、以下では図9に示す実施例と図8に示す実施例の間の差異を重点として説明し、共通の部分については省略する。
図9に示すように、本発明の実施例に係る状態情報確定方法において、複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータに基づいて第1安静時心拍数パラメータを確定するステップは、以下のステップを含む。
ステップS131において、複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータのうちの最小の第1平均心拍数パラメータを特定する。
ステップS132において、最小の第1平均心拍数パラメータを第1安静時心拍数パラメータとして確定する。
例を挙げると、第1時間帯の数が5であり、それぞれ第1時間帯a、第1時間帯b、第1時間帯c、第1時間帯d及び第1時間帯eとなる。対応するように、第1時間帯aに対応する第1平均心拍数パラメータは80回/分であり、第1時間帯bに対応する第1平均心拍数パラメータは85回/分であり、第1時間帯cに対応する第1平均心拍数パラメータは90回/分であり、第1時間帯dに対応する第1平均心拍数パラメータは75回/分であり、第1時間帯eに対応する第1平均心拍数パラメータは95回/分である。明らかに、第1時間帯dに対応する第1平均心拍数パラメータ(75回/分)が最小の第1平均心拍数パラメータになる。よって、ステップS132に記載のとおり、第1時間帯dに対応する第1平均心拍数パラメータ(75回/分)を第1安静時心拍数パラメータとして確定することができる。
本発明の実施例は、複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータのうちの最小の第1平均心拍数パラメータを特定し、最小の第1平均心拍数パラメータを第1安静時心拍数パラメータとして確定することにより、複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータに基づいて第1安静時心拍数パラメータを確定することを達成できる。複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータのうちの最小の第1平均心拍数パラメータは、テスト対象体の、第1時間区間における心拍数特性をある程度表徴できるため、本発明の実施例は第1状態情報の予測精度及び比較可能性を向上させることができる。
図10は本発明の他の例示的な一実施例に係る、予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定することのフロチャートである。図10に示す実施例は図8に示す実施例を基に拡張され得たものであるため、以下では図10に示す実施例と図8に示す実施例の間の差異を重点として説明し、共通の部分については省略する。
図10に示すように、本発明の実施例に係る状態情報確定方法において、複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータに基づいて第1安静時心拍数パラメータを確定するステップの後に、以下のステップを更に含む。
ステップS140において、第1安静時心拍数パラメータに対応する第1時間帯を第1安静時間帯として確定する。
ステップS150において、第1安静時間帯に対応する心拍変動パラメータを第1安静時心拍変動パラメータとして確定する。
本発明の一実施例において、第1安静時心拍変動パラメータは睡眠安静時心拍変動(Sleep Rest Heart Rate Variability,Sleep RHRV)パラメータである。
得られる第1安静時心拍変動パラメータは第1安静時心拍数パラメータに基づいて確定されるものであるため、従来技術に比べると、本発明の実施例は、得られる第1安静時心拍変動パラメータの、テスト対象体の第1時間区間における状態情報(例えば神経ホルモンのレベル及び/又は状態)を表徴する能力を向上させることができる。
なお、本発明のもう1つの実施例においては、第1安静時心拍変動パラメータを先に確定してから第1安静時心拍数パラメータを確定してもよい。(これは第2安静時心拍変動パラメータ及び第2安静時心拍数パラメータにも適用可能であり、つまり、第2安静時心拍変動パラメータを先に確定してから第2安静時心拍数パラメータを確定することができる。)例えば、複数の第1時間帯に基づいて複数の第1時間帯それぞれに対応する第1心拍変動パラメータを確定してから、複数の第1時間帯それぞれに対応する第1心拍変動パラメータに基づいて第1安静時心拍変動パラメータを確定し、次に第1安静時心拍変動パラメータに対応する第1時間帯を第1安静時間帯として確定し、第1安静時間帯に対応する平均心拍数パラメータを第1安静時心拍数パラメータとして確定する。ここで、複数の第1時間帯それぞれに対応する第1心拍変動パラメータに基づいて第1安静時心拍変動パラメータを確定するステップは、複数の第1時間帯それぞれに対応する第1心拍変動パラメータのうちの最大の第1心拍変動パラメータに対応する第1時間帯に基づいて第1安静時心拍変動パラメータを確定する、ように実行されることができる。ここで、心拍変動パラメータについては、最大以外にも他の統計、例えば75%値などによって記述してもよい。また、平均心拍数パラメータは他の統計、例えば25%値などによって記述してもよい。
図11は本発明の他の例示的な一実施例に係る、予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定することのフロチャートである。図11に示す実施例は図3に示す実施例を基に拡張され得たものであるため、以下では図11に示す実施例と図3に示す実施例の間の差異を重点として説明し、共通の部分については省略する。
図11に示すように、本発明の実施例に係る状態情報確定方法において、状態評価パラメータは第2心拍数表徴パラメータを含み、第2心拍数表徴パラメータは第2平均心拍数パラメータ及び第2安静時心拍数パラメータを含む。且つ、予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定するステップは、以下のステップを含む。
ステップS160において、予め設定された分析時間区間において第2時間区間に対応する複数の第2時間帯を確定する。
例示的に、第2時間帯は時間長さが60秒のタイムウィンドウである。言い換えると、ステップS210は、予め設定された分析時間区間に含まれる、第2時間区間に対応する複数のタイムウィンドウに基づいて、複数のタイムウィンドウそれぞれに対応する第2平均心拍数パラメータをそれぞれ確定することを指す。
ステップS170において、複数の第2時間帯に基づいて複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータを確定する。
選択的に、各タイムウィンドウに対応する第2平均心拍数(Mean Heart Rate,MHR)パラメータとは、該タイムウィンドウ内で測定され得た心拍数の平均値である。
ステップS180において、複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータに基づいて第2安静時心拍数パラメータを確定する。
本発明の一実施例において、第2安静時心拍数パラメータは日中安静時心拍数(Day Rest Heart Rate,Day RHR)パラメータである。
第2安静時心拍数パラメータは複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータに基づいて確定されるものであるため、得られる第2安静時心拍数パラメータは複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータの特性を十分反映できる。よって、得られる第2安静時心拍数パラメータはテスト対象体の第2時間区間における心拍数状況をよりうまく表徴することができる。
リアルタイム心拍数に比べると、第2平均心拍数パラメータ及び第2安静時心拍数パラメータはテスト対象体の第2時間区間における心拍数状況をより精度よく表徴することができる。よって、本発明の実施例により得られた第2平均心拍数パラメータ及び第2安静時心拍数パラメータに基づいてテスト対象体の第2時間区間における状態情報(例えば神経ホルモンのレベル及び/又は状態)を確定すると、より精度が高い結果を得ることができる。
図11に示す実施例を基に拡張して本発明のもう1つの実施例を得た。本発明の実施例において、複数の第2時間帯に基づいて複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータを確定するステップの前に、複数の第2時間帯それぞれに対応する非安静時間区間を除去するステップを更に含む。ここで、複数の第2時間帯に基づいて複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータを確定するステップは、非安静時間区間が除去された後の複数の第2時間帯に基づいて複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータを確定するステップを含む。
図11に示す実施例を基に拡張して本発明のもう1つの実施例を得た。本発明の実施例において、複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータに基づいて第2安静時心拍数パラメータを確定するステップは、複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータのうちの最小の第2平均心拍数パラメータを確定することと、最小の第2平均心拍数パラメータを第2安静時心拍数パラメータとして確定することと、を含む。他の統計、例えば25%値などにより記述されてもよい。
例えば、第2時間帯の数が3であり、それぞれが第2時間帯a、第2時間帯b及び第2時間帯cである。対応するように、第2時間帯aに対応する第2平均心拍数パラメータは80回/分であり、第2時間帯bに対応する第2平均心拍数パラメータは85回/分であり、第2時間帯cに対応する第2平均心拍数パラメータは90回/分である。明らかに、第2時間帯aに対応する第2平均心拍数パラメータ(80回/分)が最小の第2平均心拍数パラメータとなる。よって、第2時間帯aに対応する第2平均心拍数パラメータ(80回/分)を第2安静時心拍数パラメータとして確定することができる。
同じく、複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータのうちの最小の第2平均心拍数パラメータはテスト対象体の第2時間区間における心拍数特性をある程度表徴することができるため、本発明の実施例は状態評価パラメータに含まれる有効な情報をより一層増やすことができる。状態評価パラメータに基づいてテスト対象体の神経ホルモンのレベル及び/又は状態情報を確定する場合、本発明の実施例は神経ホルモンのレベル及び/又は状態情報の予測精度及び比較可能性を向上させることができる。
図12は本発明の他の例示的な一実施例に係る、予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定することのフロチャートである。図12に示す実施例は図11に示す実施例を基に拡張され得たものであるため、以下では図12に示す実施例と図11に示す実施例の間の差異を重点として説明し、共通の部分については省略する。
図12に示すように、本発明の実施例に係る状態情報確定方法において、複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータに基づいて第2安静時心拍数パラメータを確定するステップの後に、以下のステップを更に含む。
ステップS191において、第2安静時心拍数パラメータに対応する第2時間帯を第3安静時間帯として確定する。
ステップS192において、第3安静時間帯に対応する心拍変動パラメータを第2安静時心拍変動パラメータとして確定する。
本発明の一実施例において、第2安静時心拍変動パラメータは日中安静時心拍変動(Day Rest Heart Rate Variability,Day RHRV)パラメータである。
得られる第2安静時心拍変動パラメータは第2安静時心拍数パラメータに基づいて確定されるものであるため、従来技術に比べると、本発明の実施例は、確定される第2安静時心拍変動パラメータの、テスト対象体の第2時間区間における状態情報(例えば神経ホルモンのレベル及び/又は状態情報)を表徴する能力を向上させることができる。
図13は本発明の例示的な一実施例に係る制御方法のフロチャートである。図13に示すように、本発明の実施例に係る制御方法は以下のステップを含む。
ステップS300において、テスト対象体に対応する第1状態情報を取得する。
例示的に、ステップS300で言及された第1状態情報は、上述したいずれかの実施例に記載の状態情報確定方法により得られる。
ステップS400において、第1状態情報に基づいて医療システム及び/又は医療設備及び/又はモバイルデバイスの作動状態を制御する。
例示的に、ステップS400で言及された医療システムとは、医療設備に搭載可能な医療システムである。
例示的に、医療設備の作動状態は様々な色(例えば黄色及び/又は赤色)の警告光源を利用して警告を示す状態を含む。なお、医療設備による警告は警告光源を利用しなくてもよく、代わりに振動、音声、又はそれらの組合せを利用して警告目的を達成することもできる。
例えば、第1状態情報は絶対的な傾向変化情報であり、且つ絶対的な傾向変化情報は予め設定された時間帯内において継続的な上昇状態を呈する。この場合、医療設備の黄色い警告光源を点灯して警告効果を達成することができる。選択的に、黄色い警告光源が連続的に2回も光った場合、医療設備の赤い警告光源を点灯して重点警告効果を達成することができる。
本発明のもう1つの実施例において、医療設備の作動状態を制御することは、医療設備の起動/停止状態を制御すること、医療設備に通信接続する他の設備の起動/停止状態を制御することなどを含む。
本発明の一実施例において、モバイルデバイスは患者又は患者の家族、医者、看護師の携帯電話、タブレットパソコンなどのモバイルデバイスを含むがこれらに限られない。例示的に、第1状態情報に基づいてモバイルデバイスの作動状態を制御することは、第1状態情報に基づいてモバイルデバイスの緊急情報通知状態などを制御して、患者及び関係者が患者の状況をタイムリーに把握できるようにすることを含むが、これに限られない。
実際に適用する場合、まずはテスト対象体に対応する第1状態情報を取得してから、第1状態情報に基づいて医療システム及び/又は医療設備の作動状態を制御する。
本発明の実施例に係る制御方法は、第1状態情報に基づいて医療システム及び/又は医療設備の作動状態を制御することにより、テスト対象体に対応する状態情報に基づいてテスト対象体に対応する状態状況をタイムリー且つ効果的に告知及び/又は予め警告することを実現する。
<例示的な装置>
図14は本発明の例示的な一実施例に係る状態情報確定装置の構造模式図である。図14に示すように、本発明の実施例に係る状態情報確定装置は、予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定するように構成される第1確定モジュール100と、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第1状態情報を確定するように構成される第2確定モジュール200とを備える。
図15は本発明の例示的な一実施例に係る第2確定モジュールの構造模式図である。図15に示す実施例は図14に示す実施例を基に拡張され得たものであるため、以下では図15に示す実施例と図14に示す実施例の間の差異を重点として説明し、共通の部分については省略する。
図15に示すように、本発明の実施例に係る状態情報確定装置において、第2確定モジュール200は、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する数値変化情報を確定するように構成される数値変化情報確定ユニット210と、数値変化情報に基づいて第1状態情報を確定するように構成される第1状態情報確定ユニット220とを備える。
図16は本発明の他の例示的な一実施例に係る状態情報確定装置の構造模式図である。図16に示す実施例は図14に示す実施例を基に拡張され得たものであるため、以下では図16に示す実施例と図14に示す実施例の間の差異を重点として説明し、共通の部分については省略する。
図16に示すように、本発明の実施例に係る状態情報確定装置は、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第2状態情報を確定するように構成される第2状態情報確定モジュール150を更に備える。
且つ、本発明の実施例において、第2確定モジュール200は、状態評価パラメータ、第2状態情報に基づいて第1状態情報を確定するように構成される確定ユニット230を備える。
本発明の一実施例において、確定ユニット230はさらに、状態評価パラメータと第2状態情報を対比して対比結果を取得し、対比結果に基づいて第1状態情報を確定するように構成される。
図17は本発明の例示的な一実施例に係る第2状態情報確定モジュールの構造模式図である。図17に示す実施例は図16に示す実施例を基に拡張され得たものであるため、以下では図17に示す実施例と図16に示す実施例の間の差異を重点として説明し、共通の部分については省略する。
図17に示すように、本発明の実施例に係る状態情報確定装置において、第2状態情報確定モジュール150は、状態評価パラメータに基づいて複数の予め設定された分析時間帯それぞれに対応する状態評価レベルを確定するように構成される状態評価レベル確定ユニット151と、複数の予め設定された分析時間帯それぞれに対応する状態評価レベルのうちの、正常状態レベル要件を満たす最低レベル又は基準レベル(値)を特定するように構成されるレベル確定ユニット152と、最低レベル又は基準レベルに対応する予め設定された分析時間帯の状態情報を第2状態情報とするように構成される第2状態情報確定ユニット153と、を備える。
図18は本発明の例示的な一実施例に係る第1確定モジュールの構造模式図である。図18に示す実施例は図14に示す実施例を基に拡張され得たものであるため、以下では図18に示す実施例と図14に示す実施例の間の差異を重点として説明し、共通の部分については省略する。
図18に示すように、本発明の実施例に係る状態情報確定装置において、第1確定モジュール100は、予め設定された分析時間区間において第1時間区間に対応する複数の第1時間帯を確定するように構成される第1時間帯確定ユニット110と、複数の第1時間帯に基づいて複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータを確定するように構成される第1平均心拍数パラメータ確定ユニット120と、複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータに基づいて第1安静時心拍数パラメータを確定するように構成される第1安静時心拍数パラメータ確定ユニット130と、を備える。
本発明の一実施例において、第1安静時心拍数パラメータ確定ユニット130はさらに、複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータのうちの最小の第1平均心拍数パラメータを特定し、最小の第1平均心拍数パラメータを第1安静時心拍数パラメータとして確定するように構成される。
図19は本発明の他の例示的な一実施例に係る第1確定モジュールの構造模式図である。図19に示す実施例は図18に示す実施例を基に拡張され得たものであるため、以下では図19に示す実施例と図18に示す実施例の間の差異を重点として説明し、共通の部分については省略する。
図19に示すように、本発明の実施例に係る状態情報確定装置において、第1確定モジュール100は、第1安静時心拍数パラメータに対応する第1時間帯を第1安静時間帯として確定するように構成される第1安静時間帯確定ユニット140と、第1安静時間帯に対応する心拍変動パラメータを第1安静時心拍変動パラメータとして確定するように構成される第1安静時心拍変動パラメータ確定ユニット150とを更に備える。
図20は本発明の他の例示的な一実施例に係る第1確定モジュールの構造模式図である。図20に示す実施例は図14に示す実施例を基に拡張され得たものであるため、以下では図20に示す実施例と図14に示す実施例の間の差異を重点として説明し、共通の部分については省略する。
図20に示すように、本発明の実施例に係る状態情報確定装置において、第1確定モジュール100は、予め設定された分析時間区間において第2時間区間に対応する複数の第2時間帯を確定するように構成される第2時間帯確定ユニット160と、複数の第2時間帯に基づいて複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータを確定するように構成される第2平均心拍数パラメータ確定ユニット170と、複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータに基づいて第2安静時心拍数パラメータを確定するように構成される第2安静時心拍数パラメータ確定ユニット180と、を備える。
図21は本発明の他の例示的な一実施例に係る第1確定モジュールの構造模式図である。図21に示す実施例は図20に示す実施例を基に拡張され得たものであるため、以下では図21に示す実施例と図20に示す実施例の間の差異を重点として説明し、共通の部分については省略する。
図21に示すように、本発明の実施例に係る状態情報確定装置において、第1確定モジュール100は、第2安静時心拍数パラメータに対応する第2時間帯を第3安静時間帯として確定するように構成される第3安静時間帯確定ユニット191と、第3安静時間帯に対応する心拍変動パラメータを第2安静時心拍変動パラメータとして確定するように構成される第2安静時心拍変動パラメータ確定ユニット192と、を更に備える。
図22は本発明の例示的な一実施例に係る制御装置の構造模式図である。図22に示すように、本発明の実施例に係る制御装置は、テスト対象体に対応する第1状態情報を取得するように構成される取得モジュール300と、第1状態情報に基づいて医療システム及び/又は医療設備の作動状態を制御するように構成される制御モジュール400と、を備える。
なお、図14ないし図21に係る状態情報確定装置における第1確定モジュール100、第2状態情報確定モジュール150及び第2確定モジュール200と、第1確定モジュール100に含まれる第1時間帯確定ユニット110、第1平均心拍数パラメータ確定ユニット120、第1安静時心拍数パラメータ確定ユニット130、第1安静時間帯確定ユニット140、第1安静時心拍変動パラメータ確定ユニット150、第2時間帯確定ユニット160、第2平均心拍数パラメータ確定ユニット170、第2安静時心拍数パラメータ確定ユニット180、第3安静時間帯確定ユニット191及び第2安静時心拍変動パラメータ確定ユニット192と、第2状態情報確定モジュール150に含まれる状態評価レベル確定ユニット151、レベル確定ユニット152及び第2状態情報確定ユニット153と、第2確定モジュール200に含まれる絶対的な変化情報確定ユニット210、第1状態情報確定ユニット220及び確定ユニット230との操作及び機能は、上述した図3ないし図12による状態情報確定方法を参照すればよく、重複を避けるために説明を省略する。
なお、図22に係る制御装置における取得モジュール300及び制御モジュール400の操作及び機能は、上述した図13による制御方法を参照すればよく、重複を避けるために説明を省略する。
以下、図23を参照しながら本発明の実施例に係る電子デバイスを説明する。図23は本発明の例示的な一実施例に係る電子デバイスの構造模式図である。
図23に示すように、電子デバイス2300は1つ又は複数のプロセッサ2301及びメモリ2302を備える。
プロセッサ2301は中央処理ユニット(CPU)又はデータ処理能力及び/又は命令実行能力を具備する他の形式の処理ユニットであってもよく、且つ、電子デバイス2300中の他のコンポーネントを制御して所望の機能を実行させることができる。
メモリ2302は1つ又は複数のコンピュータプログラム製品を含むことができる。コンピュータプログラム製品は様々な形式のコンピュータ読取可能な記憶媒体、例えば揮発性メモリ及び/又は非揮発性メモリを含むことができる。揮発性メモリは例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)及び/又はキャッシュメモリ(cache)などを含む。非揮発性メモリは例えば、リードオンリーメモリ(ROM)、ハードディスク、フラッシュメモリなどを含む。コンピュータ読取可能な記憶媒体には1つ又は複数のコンピュータプログラム命令が記憶されており、プロセッサ2301は該プログラム命令を実行することによって上述した本発明の各実施例による状態情報確定方法、制御方法及び/又は他の所望の機能を実現することができる。コンピュータ読取可能な記憶媒体には状態評価情報などのような各種内容が更に記憶されていてもよい。
1つの例において、電子デバイス2300は入力装置2303及び出力装置2304を更に備えてもよく、これらのコンポーネントはバスシステム及び/又は他の形式の接続手段(図示せず)により互いに接続する。
該入力装置2303は例えばキーボード、マウスなどを含むことができる。
該出力装置2304は外部に各種の情報(確定され得た第1状態情報などを含む)を出力することができる。該出力装置2304は例えば、ディスプレイ、スピーカー、振動機、プリンター、通信ネットワーク及びそれに接続されるリモート出力デバイス(例えば、ショートメッセージ、ウェーチャット、音声、ビデオ、メール、携帯電話)などを含むことができる。
もちろん、簡略化するために、図23には該電子デバイス2300において本発明と関連する一部のコンポーネントしか示しておらず、バス、入力/出力ポートなどのコンポーネントを省略した。また、これら以外にも、詳しい適用状況に応じて、電子デバイス2300は他の任意の適切なコンポーネントを備えてもよい。
上述した方法及びデバイス以外、本発明の実施例はコンピュータプログラム命令を有するコンピュータプログラム製品であってもよく、コンピュータプログラム命令がプロセッサにより実行されるとき、プロセッサは本明細書に記載の本発明の各実施例に係る状態情報確定方法、制御方法のステップを実行する。
該コンピュータプログラム製品は、1種類又は複数種類のプログラミング言語の任意の組合せにより本発明の実施例による操作を実行するためのプログラムコードが編集されることができ、該プログラミング言語はオブジェクト指向のプログラミング言語(例えば、Java、C++など)を含み、一般の手続型プログラミング言語(例えば、「C」言語や類似のプログラミング言語)を更に含む。プログラムコードはユーザ計算デバイスにおいて完全的に実行されるか、ユーザデバイスにおいて部分的に実行されるか、独立したソフトウェアパックとして実行されるか、一部がユーザ計算デバイスで実行されて一部がリモート計算デバイスで実行されるか、又は、リモート計算デバイスやサーバにおいて完全的に実行することができる。
さらに、本発明の実施例はコンピュータプログラム命令が記憶されているコンピュータ読取可能な記憶媒体であってもよい。コンピュータプログラム命令がプロセッサにより実行されるとき、プロセッサは本明細書に記載の本発明の各実施例による状態情報確定方法、制御方法のステップを実行する。
コンピュータ読取可能な記憶媒体は1つ又は複数の読取可能な媒体の任意の組合せを採用することができる。読取可能な媒体は読取可能な信号媒体又は読取可能な記憶媒体であってもよい。読取可能な記憶媒体は例えば、電気、磁気、光、電磁気、赤外線、又は、半導体のシステム、装置或いはデバイス、又は、任意の以上の組合せを含んでもよいがこれらに限られない。読取可能な記憶媒体のより詳しい例(非網羅的なリスト)は、1つ又は複数の導線を有する電気接続、携帯式ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、書き込み・消去可能なリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、携帯式コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光メモリ部品、磁気メモリ部品、又は以上の任意の適切な組合せを含む。
以上では具体的な実施例に基づいて本発明の基本的原理を説明したが、本発明で言及された長所、メリット、効果などは例示的なものに過ぎず、制限ではない。これらの長所、メリット、効果などが本発明のいずれの実施例にも必須なものとして考えてはいけない。また、上述した詳しい細部は例として、理解を助けるためのものに過ぎず、制限ではない。上述した細部は、本発明が必ずしも上述した詳しい細部で実現されなければならないように制限しない。
本発明に係るデバイス、装置、設備、システムのブロック図は例示的な例に過ぎず、ブロック図に示された形態で接続、配列、配置しなければならないと要求又は示唆することを意図しない。当業者であれば理解できるように、これらのデバイス、装置、設備、システムは任意の形態で接続、配列、配置されることができる。「含む」、「備える」、「有する」などの用語は開放的な語彙であって、「含むが限られない」ことを意味し、これで入れ替え可能である。ここで使用された用語「又は」と「及び」は「及び/又は」を意味し、文脈上で明確に否定していない限り、「及び/又は」と入れ替え可能である。ここで使用された用語「例えば」は「例えば…が、それに限られない」ことを指し、これで入れ替え可能である。
さらに、本発明による装置、デバイス及び方法において、各部品又は各ステップは分解及び/又は再組合せ可能である。これらの分解及び/又は再組合せは本発明の同等の形態として見なされるべきである。
以上の態様の記述は、任意の当業者が本発明を実現又は使用できるようにするために開示されている。これらの態様の様々な変更は当業者にとって容易なものであり、ここで定義された一般的原理は本発明の範囲を逸脱しない前提で他の態様に適用されることができる。よって、本発明はここで開示された態様に限られることを意図せず、ここで開示された原理及び新規な特徴に一致する最大の範囲に従う。
例示及び記述を目的として以上の記述を開示した。また、ここの記述は本発明の実施例をここで開示された形態に制限することを意図しない。以上では複数の例示的な態様及び実施例を説明したが、当業者であればこれらの変形、変更、変化、追加及びサブ組合せを想到できる。
ステップS105において、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第2状態情報を確定する。
例示的に、ステップS105で言及された第2状態情報はテスト対象体に対応する正常状態情報である。対応するように、以下のステップS230で言及される第1状態情報はテスト対象体に対応するリアルタイム状態情報である。好ましく、正常状態情報とは、テスト対象体が健康状態、疾患安定状態、又は疾患状況の変化が激しくない状態に対応する状態情報である。
ステップS1051において、状態評価パラメータに基づいて複数の予め設定された分析時間帯それぞれに対応する状態評価レベルを確定する。
ステップS1052において、複数の予め設定された分析時間帯それぞれに対応する状態評価レベルのうちの、正常状態レベル要件を満たす最低レベル又は基準レベル(値)を特定する。
例示的に、ステップS1052で言及された正常状態レベル要件とは、一般的な正常状態レベルである。例えば、テスト対象体が成年の人である場合、正常状態レベルは成年の人に対応する正常状態レベルである。又は、テスト対象体が患者(例えば慢性心不全の患者)である場合、「正常状態レベル」は患者に対応する疾患の安定状態レベルである。この状態における状態情報は基準レベル(値)になる。本発明の一実施例において、基準レベルの状態情報は、医者又は他の関係者により患者の状態を判断して確定されたものであってもよく、患者の病状、用薬状況及び/又は患者の情報(例えば体重、症状など)をリモートで収集して所定のアルゴリズムで取得したものであってもよい。患者の病状及び用薬状況を収集する1つの方法としては、病院のHISシステム又は患者の電子病歴から自動的又は人工的に収集することができる。
好ましく、ステップS1052で言及された正常状態レベルとステップS1051で言及された状態評価レベルとは互いに対応する。それにより、ステップS1052で言及された正常状態レベルに基づいてステップS1051で言及された状態評価レベルを判断することができる。
ステップS1053において、最低レベル又は基準レベルに対応する予め設定された分析時間帯の状態情報を第2状態情報とする。
例示的に、第1時間帯は時間長さが60秒のタイムウィンドウであ
ステップS120において、複数の第1時間帯に基づいて複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータを確定する。
言い換えると、ステップS110及びステップS120は、予め設定された分析時間区間に含まれる、第1時間区間に対応する複数のタイムウィンドウに基づいて、複数のタイムウィンドウそれぞれに対応する第1平均心拍数パラメータをそれぞれ確定することを指す。
例示的に、第2時間帯は時間長さが60秒のタイムウィンドウであ
ステップS170において、複数の第2時間帯に基づいて複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータを確定する。
言い換えると、ステップS160及びステップS170は、予め設定された分析時間区間に含まれる、第2時間区間に対応する複数のタイムウィンドウに基づいて、複数のタイムウィンドウそれぞれに対応する第2平均心拍数パラメータをそれぞれ確定することを指す。
図16に示すように、本発明の実施例に係る状態情報確定装置は、状態評価パラメータに基づいてテスト対象体に対応する第2状態情報を確定するように構成される第2状態情報確定モジュール105を更に備える。
図17に示すように、本発明の実施例に係る状態情報確定装置において、第2状態情報確定モジュール105は、状態評価パラメータに基づいて複数の予め設定された分析時間帯それぞれに対応する状態評価レベルを確定するように構成される状態評価レベル確定ユニット1051と、複数の予め設定された分析時間帯それぞれに対応する状態評価レベルのうちの、正常状態レベル要件を満たす最低レベル又は基準レベル(値)を特定するように構成されるレベル確定ユニット1052と、最低レベル又は基準レベルに対応する予め設定された分析時間帯の状態情報を第2状態情報とするように構成される第2状態情報確定ユニット1053と、を備える。
なお、図14ないし図21に係る状態情報確定装置における第1確定モジュール100、第2状態情報確定モジュール105及び第2確定モジュール200と、第1確定モジュール100に含まれる第1時間帯確定ユニット110、第1平均心拍数パラメータ確定ユニット120、第1安静時心拍数パラメータ確定ユニット130、第1安静時間帯確定ユニット140、第1安静時心拍変動パラメータ確定ユニット150、第2時間帯確定ユニット160、第2平均心拍数パラメータ確定ユニット170、第2安静時心拍数パラメータ確定ユニット180、第3安静時間帯確定ユニット191及び第2安静時心拍変動パラメータ確定ユニット192と、第2状態情報確定モジュール105に含まれる状態評価レベル確定ユニット1051、レベル確定ユニット1052及び第2状態情報確定ユニット1053と、第2確定モジュール200に含まれる数値変化情報確定ユニット210、第1状態情報確定ユニット220及び確定ユニット230との操作及び機能は、上述した図3ないし図12による状態情報確定方法を参照すればよく、重複を避けるために説明を省略する。

Claims (25)

  1. 状態情報確定方法であって、
    予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定するステップであって、前記状態評価パラメータは第1心拍数表徴パラメータ、第1心拍変動表徴パラメータ、第2心拍数表徴パラメータ及び第2心拍変動表徴パラメータのうちの少なくとも1つを含み、前記第1心拍数表徴パラメータ及び前記第1心拍変動表徴パラメータは第1時間区間に対応し、前記第2心拍数表徴パラメータ及び前記第2心拍変動表徴パラメータは第2時間区間に対応するステップと、
    前記状態評価パラメータに基づいて前記テスト対象体に対応する第1状態情報を確定するステップと、を含む
    ことを特徴とする状態情報確定方法。
  2. 前記状態評価パラメータに基づいて前記テスト対象体に対応する第1状態情報を確定する前記ステップは、
    前記状態評価パラメータに基づいて前記テスト対象体に対応する数値変化情報を確定するステップと、
    前記数値変化情報に基づいて前記第1状態情報を確定するステップと、を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の状態情報確定方法。
  3. 前記状態評価パラメータに基づいて前記テスト対象体に対応する第1状態情報を確定する前記ステップの前に、前記状態評価パラメータに基づいて前記テスト対象体に対応する第2状態情報を確定するステップを更に含み、
    前記状態評価パラメータに基づいて前記テスト対象体に対応する第1状態情報を確定する前記ステップは、前記状態評価パラメータ、前記第2状態情報に基づいて前記第1状態情報を確定するステップを含む
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の状態情報確定方法。
  4. 前記予め設定された分析時間区間は複数の予め設定された分析時間帯を含み、前記状態評価パラメータに基づいて前記テスト対象体に対応する第2状態情報を確定する前記ステップは、
    前記状態評価パラメータに基づいて前記複数の予め設定された分析時間帯それぞれに対応する状態評価レベルを確定するステップと、
    前記複数の予め設定された分析時間帯それぞれに対応する状態評価レベルのうちの、正常状態レベル要件を満たす最低レベル又は基準レベルを特定するステップと、
    前記最低レベル又は前記基準レベルに対応する予め設定された分析時間帯の状態情報を前記第2状態情報とするステップと、を含む
    ことを特徴とする請求項3に記載の状態情報確定方法。
  5. 前記状態評価パラメータ、前記第2状態情報に基づいて前記第1状態情報を確定する前記ステップは、
    前記状態評価パラメータと前記第2状態情報を対比して、対比結果を取得するステップと、
    前記対比結果に基づいて前記第1状態情報を確定するステップと、を含む
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の状態情報確定方法。
  6. 前記状態評価パラメータは前記第1心拍数表徴パラメータを含み、前記第1心拍数表徴パラメータは第1平均心拍数パラメータ及び第1安静時心拍数パラメータを含み、
    予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定する前記ステップは、
    前記予め設定された分析時間区間において前記第1時間区間に対応する複数の第1時間帯を確定するステップと、
    前記複数の第1時間帯に基づいて前記複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータを確定するステップと、
    前記複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータに基づいて前記第1安静時心拍数パラメータを確定するステップと、を含む
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の状態情報確定方法。
  7. 前記複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータに基づいて前記第1安静時心拍数パラメータを確定する前記ステップは、
    前記複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータのうちの最小の第1平均心拍数パラメータを確定するステップと、
    前記最小の第1平均心拍数パラメータを前記第1安静時心拍数パラメータとして確定するステップと、を含む
    ことを特徴とする請求項6に記載の状態情報確定方法。
  8. 前記状態評価パラメータは前記第1心拍変動表徴パラメータを更に含み、前記第1心拍変動表徴パラメータは第1安静時心拍変動パラメータを含み、
    前記複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータに基づいて前記第1安静時心拍数パラメータを確定する前記ステップの後に、
    前記第1安静時心拍数パラメータに対応する第1時間帯を第1安静時間帯として確定するステップと、
    前記第1安静時間帯に対応する心拍変動パラメータを前記第1安静時心拍変動パラメータとして確定するステップと、を更に含む
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の状態情報確定方法。
  9. 前記複数の第1時間帯に基づいて前記複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータを確定する前記ステップの前に、前記複数の第1時間帯それぞれに対応する非安静時間区間を除去するステップを更に含み、
    前記複数の第1時間帯に基づいて前記複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータを確定する前記ステップは、非安静時間区間が除去された後の複数の第1時間帯に基づいて前記複数の第1時間帯それぞれに対応する第1平均心拍数パラメータを確定するステップを含む
    ことを特徴とする請求項6ないし8のいずれか一項に記載の状態情報確定方法。
  10. 前記第1安静時心拍変動パラメータは睡眠安静時心拍変動パラメータを含む
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載の状態情報確定方法。
  11. 前記第1安静時心拍数パラメータは睡眠安静時心拍数パラメータを含む
    ことを特徴とする請求項6ないし10のいずれか一項に記載の状態情報確定方法。
  12. 前記状態評価パラメータは前記第2心拍数表徴パラメータを含み、前記第2心拍数表徴パラメータは第2平均心拍数パラメータ及び第2安静時心拍数パラメータを含み、
    予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定する前記ステップは、
    前記予め設定された分析時間区間において前記第2時間区間に対応する複数の第2時間帯を確定するステップと、
    前記複数の第2時間帯に基づいて前記複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータを確定するステップと、
    前記複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータに基づいて前記第2安静時心拍数パラメータを確定するステップと、を含む
    ことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか一項に記載の状態情報確定方法。
  13. 前記複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータに基づいて前記第2安静時心拍数パラメータを確定する前記ステップは、
    前記複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータのうちの最小の第2平均心拍数パラメータを特定するステップと、
    前記最小の第2平均心拍数パラメータを前記第2安静時心拍数パラメータとして確定するステップと、を含む
    ことを特徴とする請求項12に記載の状態情報確定方法。
  14. 前記第2心拍変動表徴パラメータは第2安静時心拍変動パラメータを更に含み、
    前記複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータに基づいて前記第2安静時心拍数パラメータを確定する前記ステップの後に、
    前記第2安静時心拍数パラメータに対応する第2時間帯を第3安静時間帯として確定するステップと、
    前記第3安静時間帯に対応する心拍変動パラメータを前記第2安静時心拍変動パラメータとして確定するステップと、を更に含む
    ことを特徴とする請求項12又は13に記載の状態情報確定方法。
  15. 前記複数の第2時間帯に基づいて前記複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータを確定する前記ステップの前に、前記複数の第2時間帯それぞれに対応する非安静時間区間を除去するステップを更に含み、
    前記複数の第2時間帯に基づいて前記複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータを確定する前記ステップは、非安静時間区間が除去された後の複数の第2時間帯に基づいて前記複数の第2時間帯それぞれに対応する第2平均心拍数パラメータを確定するステップを含む
    ことを特徴とする請求項12ないし14のいずれか一項に記載の状態情報確定方法。
  16. 前記第2安静時心拍変動パラメータは日中安静時心拍変動パラメータを含む
    ことを特徴とする請求項14又は15に記載の状態情報確定方法。
  17. 前記第2安静時心拍数パラメータは日中安静時心拍数パラメータを含む
    ことを特徴とする請求項12ないし16のいずれか一項に記載の状態情報確定方法。
  18. 前記第1時間区間は一日の22:00から翌日の6:00までの時間区間を含む
    ことを特徴とする請求項1ないし17のいずれか一項に記載の状態情報確定方法。
  19. 前記第2時間区間は一日の8:00から当日の20:00までの時間区間を含む
    ことを特徴とする請求項1ないし18のいずれか一項に記載の状態情報確定方法。
  20. 前記第1状態情報は前記テスト対象体の神経ホルモン活動の状態情報である
    ことを特徴とする請求項1ないし19のいずれか一項に記載の状態情報確定方法。
  21. 制御方法であって、
    テスト対象体に対応する第1状態情報を取得するステップであって、前記第1状態情報は請求項1ないし20のいずれか一項に記載の状態情報確定方法により得られるステップと、
    前記第1状態情報に基づいて医療システム及び/又は医療設備及び/又はモバイルデバイスの作動状態を制御するステップと、を含む
    ことを特徴とする制御方法。
  22. 状態情報確定装置であって、第1確定モジュール及び第2確定モジュールを備え、
    前記第1確定モジュールは、予め設定された分析時間区間に基づいてテスト対象体に対応する状態評価パラメータを確定するように構成され、前記状態評価パラメータは第1心拍数表徴パラメータ、第1心拍変動表徴パラメータ、第2心拍数表徴パラメータ及び第2心拍変動表徴パラメータのうちの少なくとも1つを含み、前記第1心拍数表徴パラメータ及び前記第1心拍変動表徴パラメータは第1時間区間に対応し、前記第2心拍数表徴パラメータ及び前記第2心拍変動表徴パラメータは第2時間区間に対応し、
    前記第2確定モジュールは、前記状態評価パラメータに基づいて前記テスト対象体に対応する第1状態情報を確定するように構成される
    ことを特徴とする状態情報確定装置。
  23. 制御装置であって、取得モジュール及び制御モジュールを備え、
    前記取得モジュールはテスト対象体に対応する第1状態情報を取得するように構成され、前記第1状態情報は請求項1ないし20のいずれか一項に記載の状態情報確定方法により取得され、
    前記制御モジュールは前記第1状態情報に基づいて医療システム及び/又は医療設備の作動状態を制御するように構成される
    ことを特徴とする制御装置。
  24. コンピュータ読取可能な記憶媒体であって、
    前記記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムは請求項1ないし20のいずれか一項に記載の状態情報確定方法を実行するか、又は請求項21に記載の制御方法を実行するように構成される
    ことを特徴とする記憶媒体。
  25. 電子デバイスであって、
    前記電子デバイスはプロセッサと、前記プロセッサにより実行可能な命令を記憶するメモリとを備え、
    前記プロセッサは請求項1ないし20のいずれか一項に記載の状態情報確定方法を実行するか、又は請求項21に記載の制御方法を実行するように構成される
    ことを特徴とする電子デバイス。
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