JP2024508617A - 中継サービスコード管理のための方法および装置 - Google Patents

中継サービスコード管理のための方法および装置 Download PDF

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Abstract

本開示の様々な実施形態が、中継サービスコード管理のための方法を提供する。ユーザ機器によって実施され得る本方法は、中継サービスコードを要求するメッセージを第1のネットワークへ送信することを含む。例示的な実施形態によれば、本方法は、メッセージに対する応答を第1のネットワークから受信することをさらに含む。そのメッセージに対する応答は、RSCを含み得る。【選択図】図4A

Description

本開示は、一般に通信ネットワークに関し、より具体的には、中継サービスコード(RSC)管理のための方法および装置に関する。
このセクションは、本開示のより良い理解を容易にし得る態様を紹介する。したがって、このセクションの記述は、この観点から読まれるべきものであり、先行技術にあるものまたは先行技術にないものを認めるものと理解されるべきではない。
通信サービスプロバイダおよびネットワーク事業者は、たとえば、納得できるネットワークサービスおよび性能を提供することによって、消費者に価値および便宜を与えるための課題に絶えず直面している。無線通信の進化に伴い、様々なアプリケーションのD2D(device-to-device)通信機能をサポートする要件が提案されている。D2D通信の拡張機能は、V2X(Vehicle-to-Everything)通信をサポートすることから構成されてもよく、V2X通信は、車両、歩行者、およびインフラストラクチャの間の直接通信の任意の組合せを含み得る。第4世代(4G)/Long Term Evolution(LTE)および第5世代(5G)/新無線(NR)ネットワークなどの無線通信ネットワークは、V2Xサービスを使用すること、および、V2Xが可能なユーザ機器(UE)のために通信をサポートすることが期待され得る。
この概要は、以下の発明を実施するための形態でさらに述べられる概念の選択部分を簡略化した形で紹介するために提供される。この概要は、特許請求される主題の主要な特徴または本質的な特徴を特定することを意図したものでも、特許請求される主題の範囲を限定するために使用されることを意図したものでもない。
V2Xサービスをサポートする通信ネットワークにおいて、ネットワーク(NW)内のリモートUEに対して、たとえば、セルカバレッジから外れている可能性があり、また、ネットワークノードと直接接続できない可能性があるUEに対して、UE-NW間中継UEは、NWとのコネクティビティをサポートする機能をリモートUEに提供することができる。場合によっては、リモートUEは、1つまたは複数のUE間の中継UEを介して別のUEと通信することがあり、また、リモートUEの様々なトラフィックが、1つまたは複数のUE間中継によって転送されることがある。4G/LTEシステムでは、中継サービスコード(RSC)が使用されて、UE-NW間中継UEが公衆安全アプリケーションに提供するコネクティビティサービスが特定され得る。しかし、5G/NRシステムでは、UE-NW間中継だけでなく、UE間中継もまたコネクティビティサービスを提供し得る。加えて、5G/NRシステムにおける様々な中継は、公衆安全サービスと商用サービスの両方のために設計され得る。したがって、RSCの管理をより効率的に実施することが望ましいことがある。
本開示の様々な例示的な実施形態は、RSC管理のためのソリューションを提案しており、このソリューションは、商用UE-NW間中継ディスカバリおよび/またはUE間中継ディスカバリのためのRSCプロビジョニングを改善するように、UE(たとえば、リモートUE、中継UEなど)が、1つまたは複数のRSCをネットワーク機能/デバイス(たとえば、ダイレクトディスカバリネーム管理機能(DDNMF)、アプリケーションサーバ(AS)など)から得ることを可能にすることができる。
本明細書に記載の「リモートUE」は、たとえばPC5/サイドリンク(SL)インターフェースを介して中継UEと通信し得る、および/または、たとえばUuインターフェースを介してネットワークノードと通信し得るUEを指すことがあると理解されてよい。一例として、リモートUEは、ProSe 5G UE-NW間中継UEを介してネットワーク(NW)と通信し得る、5G近傍ベースサービス(ProSe)対応UEであり得る。別の例として、リモートUEは、ProSe 5G UE間中継UEを介して別のUEと通信し得る、5G ProSe対応UEであり得る。
本明細書に記載の「中継UE」および「中継」という用語は、「UE-NW間中継UE」または「UE間中継UE」を指す場合があると理解されてよい。一例として、中継UEは、リモートUEのNWおよび/または他のUEとのコネクティビティをサポートすることが可能である、またはサポートする機能を提供する、5G ProSe対応UEであってもよい。
本明細書に記載の「UE-NW間中継UE」はまた、「UEネットワーク間中継UE」、「UE-to-Network中継」、および「UE-NW間中継」と呼ばれることもあると理解されてよい。したがって、「UE-NW間中継UE」、「UE-ネットワーク間中継UE」、「UE-ネットワーク間中継」、および「UE-NW間中継」という用語は、本明細書において交換可能に使用され得る。
本明細書に記載の「UE間中継UE」はまた、「UE間中継」と呼ばれることもあると理解されてよい。したがって、「UE間中継UE」および「UE間中継」という用語は、本明細書において交換可能に使用され得る。
本開示の第1の態様によれば、UEによって実施される方法が提供される。本方法は、RSCを要求するメッセージを第1のネットワーク(たとえば、5G/NRネットワークなど)へ送信することを含む。例示的な実施形態によれば、本方法は、メッセージに対する応答を第1のネットワークから受信することをさらに含む。メッセージに対する応答はRSCを含む場合があり、このRSCは、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャ(たとえば、DDNMFなど)、第2のダイレクトディスカバリネームマネージャ(たとえば、別のDDNMFなど)、またはアプリケーションサーバ(たとえば、ProSeアプリケーションサーバなど)によって管理され得る。
例示的な実施形態によれば、第1のネットワークへ送信されるメッセージは、以下のうちの1つまたは複数を含み得る:
- 第1のネットワークの識別子(ID)、
- 第2のネットワークのID、
- UEのID、
- UEの役割(たとえば、リモートUE、中継UEなど)、
- アプリケーションID、
- RSCがレイヤ2中継に使用されているのか、それともレイヤ3中継に使用されているのかのインディケーション(indication)、および
- RSCがUE-ネットワーク間中継に使用されているのか、それともUE間中継に使用されているのかのインディケーション。
例示的な実施形態によれば、RSCがレイヤ3のUE-ネットワーク間中継に使用される場合、第1のネットワークへ送信されるメッセージは、以下のうちの1つまたは複数を含み得る:
- プロトコルデータユニット(PDU)セッションタイプ、
- 単一ネットワークスライス選択支援情報(S-NSSAI)、
- データネットワーク名(DNN)、および
- 中継UEのPDUセッションのためのセッションおよびサービス継続性(SSC)モード。
例示的な実施形態によれば、メッセージに対する応答は、以下のうちの1つまたは複数をさらに含み得る:
- 第2のネットワークのID、
- UEのID、
- アプリケーションID、および
- RSCの有効期限。
例示的な実施形態によれば、第1のネットワークは、UEのホームネットワーク(たとえば、ホームパブリックランドモバイルネットワーク(HPLMN)など)としてもよく、メッセージは、第1のネットワークの第1のダイレクトディスカバリネームマネージャへ送信され得る。
例示的な実施形態によれば、RSCは、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャによって管理されてもよく、UEは、そのRSCを第1のダイレクトディスカバリネームマネージャから受信し得る。
例示的な実施形態によれば、RSCは、第2のネットワークの第2のダイレクトディスカバリネームマネージャによって管理されてもよく、UEは、そのRCSを第2のダイレクトディスカバリネームマネージャから、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャを介して受信し得る。
例示的な実施形態によれば、第2のネットワークは、UEによって場合により訪問され得るネットワーク(たとえば、訪問パブリックランドモバイルネットワーク(VPLMN)など)であり得る。
例示的な実施形態によれば、RSCはアプリケーションサーバによって管理されてもよく、UEはそのRSCを、アプリケーションサーバからRSCを得ることができる第1のダイレクトディスカバリネームマネージャから受信し得る。
例示的な実施形態によれば、UEは、リモートUEまたは中継UEであってもよい。
例示的な実施形態によれば、UEがリモートUEである場合には、第2のネットワークは、場合によってリモートUEによって接続され得る中継UEのホームネットワーク(たとえば、HPLMNなど)であり得る。
例示的な実施形態によれば、RSCは、第1のネットワークに登録されたアプリケーションに、アプリケーションサーバによってプロビジョニングされ得る。
例示的な実施形態によれば、UEは、第1のネットワークに登録中にRSCを受信し得る。
例示的な実施形態によれば、UEは、RSCを第1のネットワークから、ポリシ制御機能(PCF)を介して受信し得る。
例示的な実施形態によれば、UEは、RSCを要求するメッセージを第1のネットワークのアプリケーションサーバへ送信し、そのアプリケーションサーバからRSCを受信し得る。
例示的な実施形態によれば、RSCは、商用アプリケーションのために使用され得る。一実施形態では、UEは、1つまたは複数の商用アプリケーション用の複数のRSCを要求するためにメッセージを使用し得る。別の実施形態では、UEによって受信されたメッセージに対する応答は、1つまたは複数の商用アプリケーション用の1つまたは複数のRSCを含み得る。
本開示の第2の態様によれば、UEとして実装され得る装置が提供される。この装置は、1つまたは複数のプロセッサと、コンピュータプログラムコードを記憶する1つまたは複数のメモリとを備え得る。1つまたは複数のメモリおよびコンピュータプログラムコードは、1つまたは複数のプロセッサとともに、本開示の第1の態様による方法の任意のステップを少なくとも装置に実施させるように設定され得る。
本開示の第3の態様によれば、コンピュータプログラムコードが具現化されているコンピュータ可読媒体が提供され、コンピュータプログラムコードは、コンピュータ上で実行されるときにコンピュータに、本開示の第1の態様による方法のいずれかのステップを実施させる。
本開示の第4の態様によれば、UEとして実装され得る装置が提供される。この装置は、送信ユニットおよび受信ユニットを備え得る。いくつかの例示的な実施形態によれば、送信ユニットは、本開示の第1の態様による方法の少なくとも送信するステップを遂行するように動作可能であり得る。受信ユニットは、本開示の第1の態様による方法の少なくとも受信するステップを遂行するように動作可能であり得る。
本開示の第5の態様によれば、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャ(たとえば、DDNMFなど)によって第1のネットワーク(たとえば、UEのホームネットワーク)に対して実施される方法が提供される。本方法は、RSCを要求する第1のメッセージをUEから受信することを含む。例示的な実施形態によれば、本方法はさらに、第1のメッセージに対する応答をUEへ送信することを含む。第1のメッセージに対する応答はRSCを含む場合があり、このRSCは、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャ、第2のダイレクトディスカバリネームマネージャ、またはアプリケーションサーバによって管理され得る。
例示的な実施形態によれば、本開示の第5の態様に記載の第1のダイレクトディスカバリネームマネージャによって受信される第1のメッセージは、本開示の第1の態様に記載のUEによって送信されるメッセージに対応し得る。同様に、本開示の第5の態様に記載の第1のダイレクトディスカバリネームマネージャによって送信された第1のメッセージに対する応答は、本開示の第1の態様に記載のUEによって受信されたメッセージに対する応答に対応し得る。
例示的な実施形態によれば、第1のメッセージは、1つまたは複数の商用アプリケーション用の1つまたは複数のRSCを要求するために使用され得る。それに応じて、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャによって送信された第1のメッセージに対する応答は、1つまたは複数の商用アプリケーション用の1つまたは複数のRSCを含み得る。
例示的な実施形態によれば、RSCは、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャによって管理され得る。
例示的な実施形態によれば、本開示の第5の態様による方法は、中継サービスが第1のネットワーク内のUEに適用可能であるかどうかを決定することと、中継サービスが第1のネットワーク内のUEに適用可能であると決定することに応答してRSCを生成することとをさらに含み得る。
例示的な実施形態によれば、RSCは、第2のネットワークの第2のダイレクトディスカバリネームマネージャによって管理され得る。一実施形態では、UEは、リモートUEまたは中継UEであってもよく、第2のネットワークは、UEによって場合により訪問されるネットワークネットワークであってもよい。別の実施形態では、UEはリモートUEであってもよく、第2のネットワークは、リモートUEによって場合により接続される中継UEのホームネットワークであってもよい。
例示的な実施形態によれば、本開示の第5の態様による方法は、中継サービスが第2のネットワーク内のUEに適用可能であるかどうかを決定することをさらに含み得る。中継サービスが第2のネットワーク内のUEに適用可能であると決定することに応答して、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャは、RSCを要求する第2のメッセージを第2のネットワークへ送信し得る。
例示的な実施形態によれば、第2のメッセージは、以下のうちの1つまたは複数を含み得る:
- 第2のネットワークのID、
- UEのID、
- UEの役割、
- アプリケーションID、
- RSCがレイヤ2中継に使用されるのか、それともレイヤ3中継に使用されるのかのインディケーション、および、
- RSCがUE-ネットワーク間中継に使用されるのか、それともUE間中継に使用されるのかのインディケーション。
例示的な実施形態によれば、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャは、第2のメッセージに対する応答を第2のネットワークから受信し得る。第2のメッセージに対する応答は、RSCを含み得る。一実施形態において、第2のメッセージに対する応答は、第2のネットワークのID、UEのID、アプリケーションID、およびRSCの有効期限のうちの1つまたは複数をさらに含み得る。
例示的な実施形態によれば、RSCは、アプリケーションサーバによって管理され、第1のネットワークに登録されたアプリケーションにプロビジョニングされ得る。
例示的な実施形態によれば、本開示の第5の態様による方法は、RSCを要求する第3のメッセージをアプリケーションサーバへ送信することをさらに含み得る。
例示的な実施形態によれば、本開示の第5の態様による方法は、RSCをアプリケーションサーバから受信することをさらに含み得る。
本開示の第6の態様によれば、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャ(たとえば、DDNMFなど)として実装され得る装置が提供される。この装置は、1つまたは複数のプロセッサと、コンピュータプログラムコードを記憶する1つまたは複数のメモリとを備え得る。1つまたは複数のメモリおよびコンピュータプログラムコードは、1つまたは複数のプロセッサとともに、本開示の第5の態様による方法の任意のステップを少なくとも装置に実施させるように設定され得る。
本開示の第7の態様によれば、コンピュータプログラムコードが具現化されているコンピュータ可読媒体が提供され、コンピュータプログラムコードは、コンピュータ上で実行されるときにコンピュータに、本開示の第5の態様による方法のいずれかのステップを実施させる。
本開示の第8の態様によれば、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャとして実装され得る装置が提供される。本装置は、受信ユニットおよび送信ユニットを備え得る。いくつかの例示的な実施形態によれば、受信ユニットは、本開示の第5の態様による方法の少なくとも受信するステップを遂行するように動作可能であり得る。送信ユニットは、本開示の第5の態様による方法の少なくとも送信するステップを遂行するように動作可能であり得る。
本開示の第9の態様によれば、第2のネットワーク(たとえば、UEのホームネットワークとは異なるターゲットネットワークなど)の第2のダイレクトディスカバリネームマネージャ(たとえば、DDNMFなど)によって実施される方法が提供される。本方法は、第1のネットワーク(たとえば、UEのホームネットワーク)の第1のダイレクトディスカバリネームマネージャから、UE用のRSCを要求するメッセージを受信することを含む。例示的な実施形態によれば、本方法は、そのメッセージに対する応答を第1のダイレクトディスカバリネームマネージャへ送信することをさらに含む。メッセージに対する応答はRSCを含む場合があり、このRSCは、第2のダイレクトディスカバリネームマネージャによって管理され得る。
例示的な実施形態によれば、本開示の第9の態様に記載の第2のダイレクトディスカバリネームマネージャによって受信されるメッセージは、本開示の第5の態様に記載の第1のダイレクトディスカバリネームマネージャによって送信される第2のメッセージに対応し得る。同様に、本開示の第9の態様に記載の第2のダイレクトディスカバリネームマネージャによって送信されるメッセージに対する応答は、本開示の第5の態様に記載の第1のダイレクトディスカバリネームマネージャによって受信される第2のメッセージに対する応答に対応し得る。
例示的な実施形態によれば、第2のダイレクトディスカバリネームマネージャによって受信されるメッセージは、1つまたは複数の商用アプリケーション用の1つまたは複数のRSCを要求するために使用され得る。それに応じて、第2のダイレクトディスカバリネームマネージャによって送信されたメッセージに対する応答は、1つまたは複数の商用アプリケーション用の1つまたは複数のRSCを含み得る。
例示的な実施形態によれば、RSCがレイヤ3のUE-ネットワーク間中継に使用される場合、第2のダイレクトディスカバリネームマネージャによって受信されるメッセージは、以下のうちの1つまたは複数を含み得る:
- PDUセッションタイプ、
- S-NSSAI、
- DNN、および、
- 中継UEのPDUセッションのSSCモード。
例示的な実施形態によれば、UEは、リモートUEまたは中継UEであってもよく、第2のネットワークは、UEによって場合により訪問されるネットワークであってもよい。別の例示的な実施形態によれば、UEはリモートUEであってもよく、第2のネットワークは、リモートUEによって場合により接続される中継UEのホームネットワークであってもよい。
例示的な実施形態によれば、本開示の第9の態様による方法は、中継サービスが第2のネットワーク内のUEに適用可能であるかどうかを決定することと、中継サービスが第2のネットワーク内のUEに適用可能であると決定することに応答してRSCを生成することとをさらに含み得る。
本開示の第10の態様によれば、第2のダイレクトディスカバリネームマネージャ(たとえば、DDNMFなど)として実装され得る装置が提供される。この装置は、1つまたは複数のプロセッサと、コンピュータプログラムコードを記憶する1つまたは複数のメモリとを備え得る。1つまたは複数のメモリおよびコンピュータプログラムコードは、1つまたは複数のプロセッサとともに、本開示の第9の態様による方法の任意のステップを少なくとも装置に実施させるように設定され得る。
本開示の第11の態様によれば、コンピュータプログラムコードが具現化されているコンピュータ可読媒体が提供され、コンピュータプログラムコードは、コンピュータ上で実行されるときにコンピュータに、本開示の第9の態様による方法のいずれかのステップを実施させる。
本開示の第12の態様によれば、第2のダイレクトディスカバリネームマネージャとして実装され得る装置が提供される。本装置は、受信ユニットおよび送信ユニットを備え得る。いくつかの例示的な実施形態によれば、受信ユニットは、本開示の第9の態様による方法の少なくとも受信するステップを遂行するように動作可能であり得る。送信ユニットは、本開示の第9の態様による方法の少なくとも送信するステップを遂行するように動作可能であり得る。
本開示の第13の態様によれば、アプリケーションサーバ(たとえば、ProSeアプリケーションサーバなど)によって実施される方法が提供される。本方法は、ネットワークに登録されたアプリケーション用のRSCを決定することを含む。例示的な実施形態によれば、本方法は、RSCをネットワークにプロビジョニングすることをさらに含む。
例示的な実施形態によれば、RSCは、ネットワークに対するUEの登録手順中に、UE(たとえば、リモートUE、中継UEなど)にプロビジョニングされ得る。
例示的な実施形態によれば、RSCは、ネットワークのPCFを介してUEにプロビジョニングされ得る。
例示的な実施形態によれば、本開示の第13の態様による方法は、UE用のRSCを要求するメッセージをネットワークのダイレクトディスカバリネームマネージャから受信することと、そのメッセージに対する応答をダイレクトディスカバリネームマネージャへ送信することとをさらに含み得る。そのメッセージに対する応答は、RSCを含み得る。
例示的な実施形態によれば、本開示の第13の態様による方法は、RSCを要求するメッセージをUEから受信することと、メッセージに対する応答をUEへ送信することとをさらに含み得、このメッセージに対する応答はRSCを含む。
例示的な実施形態によれば、アプリケーションサーバによって受信されたメッセージは、以下のうちの1つまたは複数を含み得る:
- ネットワークのID、
- UEのID、
- UEの役割、
- アプリケーションID、
- RSCがレイヤ2中継に使用されるのか、それともレイヤ3中継に使用されるのかのインディケーション、および、
- RSCがUE-ネットワーク間中継に使用されるのか、それともUE間中継に使用されるのかのインディケーション。
例示的な実施形態によれば、アプリケーションサーバによって送信されたメッセージに対する応答は、ネットワークのID、UEのID、アプリケーションID、およびRSCの有効期限のうちの1つまたは複数をさらに含み得る。
例示的な実施形態によれば、RSCは、1つまたは複数の商用アプリケーションにプロビジョニングされる複数のRSCのうちの1つであってもよい。別の例示的な実施形態によれば、アプリケーションサーバによって受信されるメッセージは、1つまたは複数のRSCを要求するために使用され得る。
本開示の第14の態様によれば、アプリケーションサーバ(たとえば、ProSeアプリケーションサーバなど)として実装され得る装置が提供される。この装置は、1つまたは複数のプロセッサと、コンピュータプログラムコードを記憶する1つまたは複数のメモリとを備え得る。1つまたは複数のメモリおよびコンピュータプログラムコードは、1つまたは複数のプロセッサとともに、本開示の第13の態様による方法の任意のステップを少なくとも装置に実施させるように設定され得る。
本開示の第15の態様によれば、コンピュータプログラムコードが具現化されているコンピュータ可読媒体が提供され、コンピュータプログラムコードは、コンピュータ上で実行されるときにコンピュータに、本開示の第13の態様による方法のいずれかのステップを実施させる。
本開示の第16の態様によれば、アプリケーションサーバとして実装され得る装置が提供される。本装置は、決定ユニットおよびプロビジョニングユニットを備え得る。いくつかの例示的な実施形態によれば、決定ユニットは、本開示の第13の態様による方法の少なくとも決定するステップを遂行するように動作可能であり得る。プロビジョニングユニットは、本開示の第13の態様による方法のプロビジョニングするステップを少なくとも遂行するように動作可能であり得る。
本開示の第17の態様によれば、ホストコンピュータ、基地局およびUEを含み得る通信システムにおいて実装される方法が提供される。本方法は、ユーザデータをホストコンピュータにおいて提供することを含み得る。任意選択で、本方法は、ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を開始することを含み得る。UEは、本開示の第1の態様による方法の任意のステップを実施し得る。
本開示の第18の態様によれば、ホストコンピュータを含む通信システムが提供される。ホストコンピュータは、ユーザデータを提供するように設定された処理回路と、UEへ送信するためにユーザデータをセルラネットワークへ転送するように設定された通信インターフェースとを備え得る。UEは、無線インターフェースおよび処理回路を備え得る。UEの処理回路は、本開示の第1の態様による方法の任意のステップを実施するように設定され得る。
本開示の第19の態様によれば、ホストコンピュータ、基地局およびUEを含み得る通信システムにおいて実装される方法が提供される。本方法は、ホストコンピュータにおいて、本開示の第1の態様による方法の任意のステップを実施し得るUEから基地局へ送信されたユーザデータを受信することを含み得る。
本開示の第20の態様によれば、ホストコンピュータを含む通信システムが提供される。ホストコンピュータは、UEから基地局への送信により生じるユーザデータを受信するように設定された通信インターフェースを備え得る。UEは、無線インターフェースおよび処理回路を備え得る。UEの処理回路は、本開示の第1の態様による方法の任意のステップを実施するように設定され得る。
本開示自体、好ましい使用モードおよびさらなる目的は、添付の図面とともに読まれるとき、実施形態についての以下の詳細な説明を参照することによって最も良く理解される。
本開示のいくつかの実施形態による例示的なProSe機能インターフェースを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による例示的なProSe機能インターフェースを示す図である。 本開示の実施形態によるProSeの例示的な5Gシステムアーキテクチャを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による例示的なRSCプロビジョニングを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による例示的なRSCプロビジョニングを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による例示的なRSCプロビジョニングを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による方法を例示するフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による方法を例示するフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による方法を例示するフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による方法を例示するフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による装置を示すブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態による装置を例示するブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態による装置を例示するブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態による装置を例示するブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態による装置を例示するブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された電気通信ネットワークを示すブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態による、基地局を介してUEと部分的無線接続によって通信するホストコンピュータを示すブロック図である。 本開示の一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。 本開示の実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。 本開示の一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。 本開示の一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。
添付の図面を参照しながら本開示の実施形態が詳細に説明される。これらの実施形態は、本開示の範囲に対する限定を示唆するのではなく、当業者が、本開示をより良く理解し、したがって実装することを可能にする目的で論じられるにすぎないことを理解されたい。本明細書全体にわたる、特徴、利点、または同様の言い回しへの言及は、本開示とともに実現され得る特徴および利点のすべてが、本開示の任意の単一の実施形態におけるものであるべきであることまたはその実施形態におけるものであることを暗示しない。むしろ、特徴および利点に言及する言い回しは、一実施形態に関して説明される特定の特徴、利点、または特性が、本開示の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味すると理解されたい。さらに、本開示の説明される特徴、利点、および特性は、1つまたは複数の実施形態において任意の好適な様式で組み合わせられ得る。具体的な実施形態の特定の特徴または利点のうちの1つまたは複数なしに本開示が実践され得ることを、当業者は認識されよう。他の事例では、本開示のすべての実施形態に存在しないことがある追加の特徴および利点が、いくつかの実施形態において認識され得る。
本明細書で使用される「通信ネットワーク」という用語は、新無線(NR)、long term evolution(LTE)、LTE-Advanced、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、高速パケットアクセス(HSPA)などの、任意の適切な通信規格に従うネットワークを指す。さらに、通信ネットワークにおける端末デバイスとネットワークノードとの間の通信は、限定はしないが、第1世代(1G)通信プロトコル、第2世代(2G)通信プロトコル、2.5G通信プロトコル、2.75G通信プロトコル、第3世代(3G)通信プロトコル、4G通信プロトコル、4.5G通信プロトコル、5G通信プロトコルを含む、任意の好適な世代の通信プロトコル、および/あるいは現在知られているかまたは将来において開発されることになる任意の他のプロトコルに従って実施され得る。
「ネットワークノード」という用語は、端末デバイスがネットワークにアクセスしサービスを受信するための、通信ネットワーク内のネットワークデバイスを指す。ネットワークノードは、無線通信ネットワーク内の基地局(BS)、アクセスポイント(AP)、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、コントローラまたは任意の他の好適なデバイスを指し得る。BSは、たとえば、ノードB(ノードBまたはNB)、エボルブドノードB(eノードBまたはeNB)、次世代ノードB(gノードBまたはgNB)、リモートラジオユニット(RRU)、無線ヘッダ(RH)、リモート無線ヘッド(RRH)、リレー、フェムト、ピコなどの低電力ノードなどであり得る。
ネットワークノードのまたさらなる例は、マルチスタンダード無線(MSR)BSなどのMSR無線機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、基地トランシーバ局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、測位ノードなどを備える。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線通信ネットワークへの端末デバイスアクセスを可能にし、および/または提供し、あるいは、無線通信ネットワークにアクセスした端末デバイスに何らかのサービスを提供することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な任意の好適なデバイス(またはデバイスのグループ)を表し得る。
「端末デバイス」という用語は、通信ネットワークにアクセスし、通信ネットワークからサービスを受信することができる任意のエンドデバイスを指す。限定ではなく例として、端末デバイスは、モバイル端末、ユーザ機器(UE)、または他の好適なデバイスを指し得る。UEは、たとえば、加入者局、ポータブル加入者局、移動局(MS)またはアクセス端末(AT)であり得る。端末デバイスは、限定はしないが、ポータブルコンピュータ、デジタルカメラなどの画像キャプチャ端末デバイス、ゲーミング端末デバイス、音楽記憶および再生器具、モバイルフォン、セルラフォン、スマートフォン、タブレット、ウェアラブルデバイス、携帯情報端末(PDA)、車両などを含み得る。
また別の特定の例として、モノのインターネット(IoT)シナリオでは、端末デバイスは、IoTデバイスと呼ばれることもあり、監視、検知および/または測定などを実施し、そのような監視、検知および/または測定などの結果を別の端末デバイスおよび/またはネットワーク機器に送信する、マシンまたは他のデバイスを表し得る。端末デバイスは、この場合、マシンツーマシン(M2M)デバイスであり得、M2Mデバイスは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)コンテキストではマシン型通信(MTC)デバイスと呼ばれることがある。
1つの特定の例として、端末デバイスは、3GPP狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)規格を実装するUEであり得る。そのようなマシンまたはデバイスの特定の例は、センサ、電力計などの計量デバイス、産業用機械類、あるいは家庭用または個人用電気器具、たとえば、冷蔵庫、テレビジョン、時計などの個人用ウェアラブルなどである。他のシナリオでは、端末デバイスは、車両または他の機器、たとえば、医療器械を表し得、これは、その動作ステータスに対する監視、検知および/または報告など、あるいはその動作に関連付けられた他の機能が可能である。
本明細書で使用されるように、「第1の」、「第2の」などの用語は、異なるエレメントを指す。単数形「a」および「an」は、コンテキストが別段に明示されない限り、複数形も含むものとする。本明細書で使用される「備える、含む(comprises)」、「備える、含む(comprising)」、「有する(has)」、「有する(having)」、「含む(includes)」および/または「含む(including)」という用語は、述べられた特徴、エレメント、および/または構成要素などの存在を指定するが、1つまたは複数の他の特徴、エレメント、構成要素および/またはそれらの組合せの存在または追加を排除しない。「に基づいて」という用語は、「に少なくとも部分的に基づいて」として読み取られるべきものである。「1つの実施形態(one embodiment)」および「一実施形態(an embodiment)」という用語は、「少なくとも1つの実施形態」として読み取られるべきものである。「別の実施形態」という用語は、「少なくとも1つの他の実施形態」として読み取られるべきものである。明示的および暗黙的な他の規定が、以下に含まれ得る。
3GPPは、LTEのリリース12およびリリース13でProSe(近傍サービス)としても知られるLTE D2D技術を規定している。3GPP技術仕様(TS)23.303 V15.1.0(この技術仕様の内容全体が参照により本開示に組み込まれる)の4.4.1項に記載されているように、ProSe機能は、ProSeに要求されるネットワーク関連の動作に使用される論理機能である。ProSe機能は、ProSeの機能ごとに異なる役割を果たし得る。3GPP TS 23.303 V15.1.0では、近傍サービスをサポートする各パブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)にただ1つの論理ProSe機能があると仮定している。複数のProSe機能が同じPLMN内に配備されている場合(たとえば、負荷理由などで)、特定のProSeアプリケーションコードまたはProSe制限コードを割り当てているProSe機能の位置を(たとえば、データベース探索などによって)特定する方法は、3GPP TS 23.303 V15.1.0に規定されていないことに留意されたい。
図1A~図1Bは、本開示のいくつかの実施形態による例示的なProSe機能インターフェースを示す図である。図1Aに示されるように、サブ機能ごとにUEとProSe機能のインターフェースがあり得る。加えて、図1Bに示されるように、他のネットワークエレメントおよびPLMNに対する様々なProSe機能のインターフェースがあり得る。
ProSe機能は、ProSe機能に応じて異なる役割を果たす3つの主要なサブ機能で構成され得る:
- ダイレクトプロビジョニング機能(DPF)が、ProSeダイレクトディスカバリおよびProseダイレクト通信を使用するために、UEを必要なパラメータでプロビジョニングするのに使用され得る。DPFは、UEがこの特定のPLMNにおいてProSeを使用できるようにするPLMN固有のパラメータでUEをプロビジョニングするために使用され得る。公衆安全のために使用される直接通信では、DPFはまた、UEが拡張ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)によってサーブされていないときに必要とされるパラメータでUEをプロビジョニングするために使用されてもよい。制限ProSeダイレクトディスカバリでは、DPFはまた、ProSeディスカバリUE ID(PDUID)を生成および保持し得る。
- ダイレクトディスカバリネーム管理機能(DDNMF)が、ProSeダイレクトディスカバリに使用されるProSeアプリケーションIDおよびProSeアプリケーションコードのマッピングを割り当ておよび処理するために、オープンProSeダイレクトディスカバリに使用されてもよい。DDNMFは、ディスカバリ要求ごとの承認のために、ホーム加入者サーバ(HSS)に記憶されているProSe関連の加入者データを使用し得る。DDNMFまた、無線で送信されるディスカバリメッセージを保護するために、必要なセキュリティ材料をUEに提供し得る。制限ProSeダイレクトディスカバリでは、DDNMFはまた、ディスカバリ要求の認可のために、PC2参照ポイントを介してアプリケーションサーバと対話し得る。
- エボルブドパケットコアレベル(EPCレベル)ディスカバリProSe機能は、アプリケーションサーバ(PC2)に対する、他のProSe機能(PC6)に対する、HSS(PC4a)およびUE(PC3)に対する、参照ポイントを有し得る。機能は以下を含む:
・ ProSe関連の加入者データの記憶、および/またはHSSからのProSe関連の加入者データの検索、
・ PC3を介したEPCレベルのProSeディスカバリおよびEPCアシスト無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)のダイレクトディスカバリおよび通信のためのUEの認可および設定、
・ EPCレベルProSeディスカバリとEPCアシストWLANダイレクトディスカバリと通信とを使用することが認可されているアプリケーションのリストの記憶、
・ ロケーションサービスクライアント(サービスロケーションプロトコル(SLP)エージェント)として動作してEPCレベルProSeディスカバリを可能にすること、
・ WLANダイレクトディスカバリおよび通信を支援するための情報をUEに提供すること、
・ EPC ProSeユーザIDおよびアプリケーションレイヤユーザIDのハンドリング、
・ アプリケーション登録および識別子マッピングのための、PC2参照ポイントを通じたサードパーティアプリケーションサーバとのシグナリングの交換、
・ 近接要求、近接アラートおよび位置報告を送信するための、PC6参照ポイントを通じた他のPLMN内のProSe機能とのシグナリングの交換、
・ HSSを介してUE位置を要求するための機能の任意選択のサポート。
ProSe機能は、ProSe制限ディスカバリモデルAの場合、オペレータのポリシに基づいてUEによって要求される「オンデマンド」アナウンスをサポートし得る。ProSe機能は、ProSe(EPC経由のProSeと、ProSeダイレクトディスカバリに対して、ProSe直接通信ならびにWLANダイレクトディスカバリおよび通信との両方)を使用するための必要な課金およびセキュリティ機能を提供し得る。
ホームパブリックランドモバイルネットワーク(HPLMN)におけるProSe機能は、ホームルーティング設定が、パケットデータネットワーク(PDN)接続(たとえば、PDNゲートウェイ(GW)がHPLMNに置かれている)に対して適用されるならば、そのような機能がHPLMNによってサポートされているときに、常に到達することができる。ローカルブレークアウトの場合(たとえば、PDN GWが訪問側パブリックモバイルネットワーク(VPLMN)に置かれている)、PLMN間シグナリングが要求されるならば、UEとホーム間のProSe機能通信をサポートするために、VPLMNによってProSeプロキシ機能を配備することができる。PDN接続がローカルブレークアウトによって行われるか、ホームルーティングによって行われるかは、たとえば、3GPP TS 23.401 V16.9.0(この技術仕様の内容全体が参照により本開示に組み込まれる)に記載のように、HSS設定によって決定される。UEはこのことに気づいていない場合があり、そのため、どのアクセスポイント名(APN)がProSe機能との通信に使用できるかを、特定のAPN情報がUEに設定されて、このAPNがUEとホームProSe機能との間のシグナリングコネクティビティを提供することを示すさない限り、知り得ない。
3GPP TS 23.303 V15.1.0の4.5.1.1.2.3.2項に記載されているように、公衆安全ユースケースでの(ProSe)UE-ネットワーク間中継ディスカバリのためのパラメータプロビジョニングは、次のように規定され得る:
- DPFからMEにプロビジョニングされたとき、またはユニバーサル集積回路カード(UICC)に設定されたときに、UEがProSe UE-ネットワーク間中継ディスカバリを実施できるようにするパラメータを含む、
- ユーザ情報ID:モデルAでは、これは、UEがアナウンス側UEとして動作しているときのアナウンサ情報パラメータに対応する。モデルBでは、これは、UEがディスカバラUEまたはディスカバリUEとして動作しているときにそれぞれ、勧誘メッセージ中のディスカバラ情報と、応答メッセージ中のディスカバリ情報とに対応する。
- 中継サービスコード:中継サービスコードは、ProSe UE-ネットワーク間中継が公衆安全アプリケーションに提供するコネクティビティサービスを特定する。中継サービスコードは、コネクティビティサービスを公衆安全アプリケーションに提供するProSe UE-ネットワーク間中継に設定され得る。中継サービスコードは、関連するコネクティビティサービスに関心のあるリモートUEに設定され得る。
- 代替として、これらのパラメータは、サードパーティ公衆安全プロバイダアプリケーションサーバ(たとえば、3GPP TS 23.468 V16.0.0にあるようなグループ通信サービス(GCS)AS、この技術仕様の内容全体は参照により本開示に組み込まれる)から提供することができる。UEが、DPFによって以前に提供されたのと同じデータセットをASから受信した場合、UEは、ASによって提供されたデータセットをProSe UE-ネットワーク間中継ディスカバリのために使用し得る。
例示的な実施形態によれば、3GPP TS 23.303 V15.1.0の4.6.4.3項に記載されているように、RSCは、ProSe UE-ネットワーク間中継が公衆安全アプリケーションに提供するコネクティビティサービスを特定するパラメータとして規定され得る。RSCは、広告のためにProSeUE-ネットワーク間中継において設定され得る。RSCは、関連するコネクティビティサービスに関心のあるリモートUEにおいて設定され得る。加えて、RSCはまた、ProSe UE-ネットワーク間中継がサービスを提供し得る認可ユーザを特定することもあり、たとえば、リモートUEとProSe UE-ネットワーク間中継との間の認証および認可に必要な関連セキュリティポリシまたは情報を選択し得る(たとえば、警察メンバ専用の中継用のRSCは、その中継が、たとえば、インターネットアクセスをサポートするために場合によって同じAPNへのコネクティビティを提供するとしても、消防士専用の中継用のRSCとは異なり得る)。
図2は、本開示の実施形態によるProSeの例示的な5Gシステムアーキテクチャを示す図である。3GPP TR 23.752 V1.0.0(この技術レポートの内容全体が参照により本開示に組み込まれる)のB.2.1項に記載されているように、「ユーザプレーンベースのアーキテクチャ」という名称のアーキテクチャオプションが研究されている。このアーキテクチャは、3GPP TS 23.303 V15.1.0に規定されているProSe機能のうちの必要な機能を5Gシステムアーキテクチャに採用することを提案している。3GPP TS 23.303 V15.1.0によれば、5GシステムアーキテクチャでProSeをサポートするには、ProSe機能のうちのDDNMFおよびDPFが必要とされ得る。DPFは、5G ProSeダイレクトディスカバリおよび5G ProSe直接通信を使用するために、必要なパラメータをUEにプロビジョニングするのに使用されることがあり、ポリシ制御機能(PCF)に置き換えることができる。DDNMFは、PC3インターフェースを通じて以下の手順を提供するために使用され得る:
- ディスカバリ要求/応答手順:ダイレクトディスカバリにIDおよびフィルタを提供する、
- マッチレポート手順:ダイレクトディスカバリをチェックし、ダイレクトディスカバリにマッピング情報を提供する、
- アラートアナウンス手順:ProSe制限付きディスカバリモデルAの場合、「オンデマンド」ProSeダイレクトディスカバリをサポートする、
- ディスカバリ更新手順:以前に割り当てられたID、フィルタを更新/消去する。
5Gシステム(5GS)は、サービスベースのアーキテクチャをサポートすることがあり、DDNMFは、5G NFと対話する(たとえば、Nudmサービス動作を消費する)ことができるだけでなく、PC3インターフェースを通じたサポート手順のためのユーザプレーンコネクティビティを介してUEと接続もする、ネットワーク機能(NF)であり得る。そのアーキテクチャでは、図2に示されるように5G DDNMFを導入することが提案されている。ProSeのために提案された5Gシステムアーキテクチャでは、5G DDNMFがモバイルネットワークオペレータ(MNO)によって管理され得る。5G DDNMFは、5Gコア(5GC)の他のNF(たとえば、NudmまたはNpcf)からのサービス動作を消費することが可能であり得る。
例示的な実施形態によれば、PC3インターフェースは、たとえば、3GPP TS 23.303 V15.1.0に記載されているように、ディスカバリ要求/応答、一致報告手順、アラートアナウンス手順、およびディスカバリ更新手順をサポートし得る。PC3インターフェースのユーザプレーンコネクティビティのために、どのネットワークスライス選択支援情報(NSSAI)またはデータネットワーク名(DNN)が使用されるかは、MNOの設定次第であり得る(たとえば、UE経路選択ポリシ(URSP)またはUEのローカル設定によって制御することができる)。
4G/LTEシステムにおけるUE間中継のユースケースは、公衆安全だけのためのものであることに留意されたい。それに応じて、4Gシステム(4GS)では、PC5インターフェースを使用して、UE-ネットワーク間中継を介してリモートUEが3GPPネットワークにアクセスするシナリオは、公衆安全サービスだけについて規定されている。4G/LTEでは、UE間中継のサポートがない。しかし、5GSでは、UE-ネットワーク間中継が公衆安全と商用ユースケースの両方に適用されることがあり、UE間中継が、公衆安全サービスと商用サービスの両方に対してサポートされる必要があり得る。
現在の5G ProSe研究(たとえば、3GPP TR 23.752 V1.0.0)では、RSCの管理メカニズムが、特にUE間および商用ユースケースについて、まだ議論および研究がされていない。特に、どのネットワーク機能が、リモートUEにRSCを提供するために使用され得るか?リモートUEが中継サービスを使用することを認可されている場合、リモートUEと中継UEが同じRSCを得ることを保証する方法、それにより、リモートUEと中継UEは、それらが互いの近傍にあるときに、互いに発見することができる。
本開示の様々な例示的な実施形態では、RSC管理のためのソリューションを提案する。例示的な実施形態によれば、5GDDNMFまたはASなどのネットワークデバイス/機能がRSCの管理を引き受け得る。商用アプリケーションがVPLMNに依存している場合、たとえば、リモートUEは、いくつかの特定のPLMNによってサーブされている1つまたは複数の中継だけを接続することがあり、リモートUEは、そのHPLMNの5GDDNMFにRSC要求を送信してVPLMNのリストを提供することがあり、次いで、そのHPLMNの5GDDMNFは、VPLMNの5GDDMNFと連絡をとってRSCを得ることがある。中継UEは、リモートUEと同じようにRSCを得ることがある。代替または追加として、商用アプリケーションが中継UEのHPLMNにバインドされているときには、たとえば、リモートUEは特定のPLMNに属する中継UEにだけ接続することがあり、リモートUEは、そのHPLMNの5GDDNMFにRSC要求を送信することがあり、次いで、そのHPLMNの5GDDMNFは、アプリケーションにバインドされているPLMNの5GDDMNFと連絡をとってRSCを得ることがある。中継UEは、そのHPLMNの5GDDNMFと連絡をとってRSCを得ることができる。代替または追加として、ProSeアプリケーションサーバがRSCの管理を担っているときには、リモートUEおよび中継UEは、登録段階中またはその後で、PCFを介してRSCを得ることが可能であり得る。一実施形態では、リモートUEおよび中継UEは、ユーザプレーンを介してアプリケーションサーバと直接連絡をとってRSCを得ることができる。
本開示の様々な例示的実施形態は、商用UE-ネットワーク間中継およびUE間中継ディスカバリのためのRSCプロビジョニングをサポートするために適用され得る。加えて、商用ユースケースがPLMN依存である場合には、RSCプロビジョニングは、ネットワークオペレータが制御することができる。
図3A~図3Cは、本開示のいくつかの実施形態による例示的なRSCプロビジョニングを示す図である。例示的な実施形態によれば、5GDDNMFがRSC管理を担い得る。商用アプリケーションがVPLMN(本明細書ではターゲットPLMNとも呼ばれる)に依存している場合、すなわち、リモートUEが、いくつかの特定のPLMNによってサーブされている1つまたは複数の中継にだけ接続し得る場合、リモートUEは、そのHPLMNの5GDDNMFへRSC要求メッセージを送信し得る。このメッセージは、ターゲットPLMNのIDを搬送し得る。その場合、リモートUEのHPLMNの5GDDMNFは、ターゲットPLMNの5GDDMNFと連絡をとってRSCを得ることがある。中継は、リモートUEと同じようにRSCを得ることがある。図3Aは、以下のステップを含む手順を示す:
- ステップ0:このステップは、認可およびパラメータプロビジョニングのために実施され得る(たとえば、リモートUE/中継はネットワークに接続して、リモートUE/中継であることを認可されることがあり、リモートUE/中継はまた、そのHPLMNの5GDNNMFのアドレスを得ることもある、など)。
- ステップ1:リモートUE/中継は、RSC要求メッセージをその5GDDNMFへ送信してRSCを得ることがある。RSC要求は、以下の情報エレメントのうちの少なくとも1つを含み得る:
・ PLMN ID(たとえば、リモートUE/中継が場合により訪問するターゲットPLMNのID、またはリモートUE/中継のHPLMNのID(その場合、このパラメータは省略され得る)など)、
・ UE ID(たとえば、サブスクリプション永続識別子(SUPI)、UEアプリケーションID、汎用パブリックサブスクリプション識別子(GPSI)など)、
・ UE 役割(たとえば、リモートUEまたは中継など)、
・ ProSeアプリケーションID、
・ レイヤ2中継またはレイヤ3中継、
・ UE-ネットワーク間中継またはUE間中継、および
・ RSCがレイヤ3のUE-ネットワーク間中継に使用される場合、以下のパラメータのうちの1つまたは複数もまた、RSC要求メッセージに含められ得る:
○ PDUセッションタイプ
○ S-NSSAI
○ DNN、および
○ 中継UEのPDUセッションのSSCモード、
- ステップ2:リモートUE/中継のHPLMNの5GDDNMFは、たとえば、リモートUE/中継が、RSC要求内のPLMN IDで示されるターゲットPLMNにおいて中継サービスを消費または提供できるかどうかをチェックすることによって、認可を実施することができる。5GDDNMFはまた、ProSeアプリケーションサーバと連絡をとって認可を行うこともあると理解されてよい。
- ステップ2a:PLMN IDがHPLMN IDである、または省略されている場合、RSCの管理を担うのはHPLMNの5GDDNMFである。HPLMNの5GDDNMFは、RSCを生成し、それを(たとえば、UE ID、ProSeアプリケーションIDなどの1つまたは複数の他のパラメータを含む応答で)リモートUE/中継へ送り返し得る。この場合、ステップ3~6はスキップされ得る。
- ステップ3:ステップ2のチェックがOKの場合(たとえば、リモートUE/中継がターゲットPLMNにおいて中継サービスを消費または提供できる場合)、HPLMNの5GDDNMFは、RSC要求をターゲットPLMNの5GDDNMFへ送信し得る。
- ステップ4:ターゲットPLMNの5GDDNMFは、リモートUE/中継のHPLMNの5GDDNMFによって送信されたRSC要求を受信することができる。ターゲットPLMNの5GDDNMFは、たとえば、リモートUE/中継がターゲットPLMNにおいて中継サービスを消費または提供できるかどうかを検査することによって、認可を実施し得る。検査がOKであれば、ターゲットPLMNの5GDDNMFは、RSC要求内のパラメータに対応するRSCを生成し得る。5GDDNMFはまた、ProSeアプリケーションサーバと連絡をとって認可を行うこともあると理解されてよい。
- ステップ5:ターゲットPLMNの5GDDNMFは、RSC応答メッセージをリモートUE/中継のHPLMNの5GDDNMFへ送信し得る。応答メッセージは、以下の情報エレメントのうちの少なくとも1つを含み得る。
・ ターゲットPLMN ID、
・ UE ID、
・ ProSeアプリケーションID、
・ RSC、および
・ RSCがいつ有効期限切れになるかを示し得る有効期限(任意選択)
- ステップ6:RSC応答をターゲット5GDDNMFから得た後、HPLMNの5GDDNMFは、RSC応答をリモートUE/中継へ送信し得る。RSC応答メッセージは、以下の情報エレメントのうちの少なくとも1つを含み得る:
・ ターゲットPLMN ID、
・ UE ID、
・ ProSeアプリケーションID、
・ RSC、および
・ RSCがいつ有効期限切れになるかを示し得る有効期限(任意選択)
例示的な実施形態によれば、リモートUE/中継は、異なるRSCを同時に要求することがあり、たとえば、UE間中継とUE-ネットワーク間中継用の両方のRSCを要求することがあり、その場合、異なるRSCの要求が1つの要求メッセージに組み合わされ得る。それに応じて、リモートUE/中継は、複数のRSCを1つのRSC応答メッセージで受信し得る。
例示的な実施形態によれば、5GDDNMFがRSC管理を担うことがあり、商用アプリケーションが中継のHPLMNに依存することがある。このシナリオでは、リモートUEのRSCプロビジョニング手順は図3Aで説明されたものと同じでよく、ステップ1で送信されるPLMN IDは中継のHPLMNを示すことがあり、すなわちターゲットPLMNは中継のHPLMNである。5GDDNMFは、RSC要求を受信すると、リモートUEが、対応するPLMNに属する中継を発見できるかどうかを検査し得る。このシナリオの中継に対するRSCプロビジョニング手順は、その中継のHPLMNの5GDDNMFが別のPLMNの5GDDNMFと連絡をとる必要がないことがあるので、図3Aの中継に対するものよりも単純であり得る。図3Bは、以下のステップを含む中継の手順を示す:
- ステップ0:このステップは、認可およびパラメータプロビジョニングのために実施され得る(たとえば、UEがネットワークに接続し、中継であることを認可され、この中継はまた、そのHPLMNの5GDNNMFのアドレスを得ることもあるなど)、
- ステップ1:中継は、その5GDDNMFへRSC要求メッセージを送信してRSCを得てもよい。RSC要求は、以下の情報エレメントのうちの少なくとも1つを含み得る:
・ PLMN ID(たとえば、中継のHPLMNのIDであり、このパラメータは省略されてもよい)、
・ UE ID(たとえば、SUPI、UEアプリケーションID、GPSIなど)、
・ UE 役割(中継など)、
・ ProSeアプリケーションID、
・ レイヤ2中継またはレイヤ3中継、
・ UE-ネットワーク間中継またはUE間中継、および
・ RSCがレイヤ3のUE-ネットワーク間中継に使用される場合、以下のパラメータのうちの1つまたは複数もまた、RSC要求メッセージに含まれ得る:
○ PDUセッションタイプ
○ S-NSSAI
○ DNN、および
○ 中継のPDUセッションのSSCモード。
- ステップ2:5GDDNMFは、たとえば、RSC要求内のPLMN IDで示されるHPLMNにおいて中継が中継サービスを消費または提供できるかどうかを検査することによって、認可を実施し得る。5GDDNMFはまた、ProSeアプリケーションサーバと連絡をとって認可を行うこともあると理解されてよい。
- ステップ3:ステップ2の検査がOKである場合、5GDDNMFは、RSCを生成し、それを(たとえば、PLMN ID、UE ID、ProSeアプリケーションIDなどの1つまたは複数の他のパラメータを含むRSC応答で)中継へ送り返し得る。
ステップ1およびステップ3のPLMN IDは、5GDDNMFがそれ自体のPLMN IDを知っているので、任意選択であってよいことが理解されよう。
例示的な実施形態によれば、ProSeアプリケーションサーバがRSC管理を担い得る。図3Cは、以下のステップを含むRSCプロビジョニング手順を示す:
- ステップ0:このステップは、アプリケーション登録およびRSCプロビジョニングのために実施され得る。ProSeアプリケーションでは、対応するProSeアプリケーションサーバがアプリケーションを5G CNに登録する。ProSeアプリケーションサーバは、対応するProSeアプリケーション用の1つまたは複数のRSCをネットワーク公開機能(NEF)によって、たとえば、Nudm_ParameterProvision_UpdateサービスおよびNnef_ParameterProvision_Updateサービスを使用して、統合データリポジトリ(UDR)に提供することができる。
- ステップ1:認可およびパラメータプロビジョニングは、リモートUE/中継登録段階中に起こり得る。UEに対するPCFベースのサービス認可およびプロビジョニングでは、登録手順が、3GPP TS23.502V16.7.1の4.2.2.2項(この技術仕様の内容全体が参照により本開示に組み込まれる)に記載されているように実施され得る。PCFは、リモートUE/中継が使用することを認可されているProSeアプリケーションのそれぞれについて、RSCをUDRから得ることがある。アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)は、たとえば、Npcf_UEPolicyControl_Createサービスを介してPCFから1つまたは複数のRSC(複数のProSeアプリケーションがあり得るので、複数のRSCがあり得る)を得ることがある。UEポリシ関連付け確立手順は、3GPP TS23.502V16.7.1の4.16.11項に記載されているように実施され得る。単一のProSeアプリケーションに対して、リモートUE/中継はまた、異なるタイプの中継(たとえば、L2中継またはL3中継、UE間中継またはUE-ネットワーク間中継など)に対応して、複数のRSCを得ることもあると理解されてよい。
- ステップ2:代替または追加として、リモートUE/中継は、ユーザプレーンを介して5GDDNMF(たとえば、HPLMN内)と連絡をとって、RSC要求を5GDDNMFへ送信し得る。この要求は、UE ID、ProSeアプリケーションIDなどの1つまたは複数のパラメータを含み得る。
- ステップ3(任意選択):ProSeアプリケーションサーバがステップ0でRSCを5G CNにプロビジョニングしていない場合、またはRSCの有効期限が切れている場合、5GDDNMFは、対応するProSeアプリケーションサーバと連絡をとって(たとえば、3GPP TS23.303V15.1.0に記載されているようにPC2インターフェースを介して)、RSCを得ることがある。5GDDNMFは、RSC要求をProSeアプリケーションサーバへ送信し得る。要求は、UE ID、ProSeアプリケーションIDなどの1つまたは複数のパラメータを含み得る。
- ステップ4:5GDDNMFは、たとえば、UE ID、ProSeアプリケーションIDなどの1つまたは複数の他のパラメータを含むRSC応答において、RSCをリモートUE/中継に返して提供し得る。
例示的な実施形態によれば、リモートUE/中継は、ProSeアプリケーションサーバと直接連絡をとってRSCを得ることがある。この場合、図3Cのステップ2は、RSC要求をProSeアプリケーションサーバへ直接送信することによってリモートUE/中継で実施されてもよく、ステップ3は省略されてもよく、リモートUE/中継は、ステップ4で、RSCをProSeアプリケーションサーバから直接得てもよい。
本開示のいくつかの実施形態は、主に、特定の例示的なネットワーク設定およびシステム展開のための非限定的な例として使用されている、4G/LTEまたは5G/NR仕様に関して説明されていることに留意されたい。したがって、本明細書で与えられる例示的な実施形態の説明は、詳細には、それらの実施形態に直接関係する専門用語を参照する。そのような専門用語は、提示された非限定的な例および実施形態のコンテキストにおいて使用されるにすぎず、当然、いかなる形でも本開示を限定しない。むしろ、本明細書で説明される例示的な実施形態が適用可能である限り、任意の他のシステム設定または無線技術が等しく利用され得る。
図4Aは、本開示のいくつかの実施形態による方法410を示すフローチャートである。図4Aに示された方法410は、UE(たとえば、リモートUE、中継UEなど)、またはUEに通信可能に結合された装置によって、実施され得る。例示的な実施形態によれば、UEは、他のデバイスとのD2D通信(たとえば、V2X通信またはサイドリンク通信など)をサポートするように設定され得る。例示的な実施形態では、UEは、ネットワークノード(たとえば、eNB、gNBなど)と直接、または中継を介して、通信するように設定され得る。
図4Aに示される例示的な方法410によれば、UEは、ブロック412に示されるように、RSCを要求するメッセージ(たとえば、RSC要求など)を第1のネットワーク(たとえば、UEのホームネットワークなど)へ送信し得る。例示的な実施形態によれば、UEは、ブロック414に示されるように、メッセージに対する応答(たとえば、RSC応答など)を第1のネットワークから受信し得る。メッセージに対する応答はRSCを含むことがあり、このRSCは、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャ(たとえば、図3Aおよび図3BのHPLMNの5GDDNMFなど)、第2のダイレクトディスカバリネームマネージャ(たとえば、図3AのターゲットPLMNの5GDDNMFなど)、またはアプリケーションサーバ(たとえば、図3CのProSeアプリケーションサーバなど)によって管理され得る。
例示的な実施形態によれば、第1のネットワークへ送信されるメッセージは、以下のうちの1つまたは複数を含み得る:
- 第1のネットワーク(たとえば、図3A、図3Bおよび図3CのHPLMN)のID、
- 第2のネットワーク(たとえば、図3AのターゲットPLMN、図3BのHPLMNなど)のID、
- UEのID、
- UE(たとえば、リモートUE、中継UEなど)の役割、
- アプリケーションID、
- RSCがレイヤ2中継に使用されるのか、それともレイヤ3中継に使用されるのかのインディケーション、および、
- RSCがUE-ネットワーク間中継に使用されるのか、それともUE間中継に使用されるのかのインディケーション。
例示的な実施形態によれば、RSCがレイヤ3のUE-ネットワーク間中継に使用される場合、UEによって第1のネットワークへ送信されるメッセージは、PDUセッションタイプ、S-NSSAI、DNN、および/または中継UEのPDUセッションのためのSSCモードなどを含み得る。
例示的な実施形態によれば、メッセージに対する応答は、第2のネットワーク(たとえば、図3AのターゲットPLMN、図3BのHPLMNなど)のID、UEのID、アプリケーションID、および/またはRSCの有効期限などをさらに含み得る。
例示的な実施形態によれば、第1のネットワークは、UEのホームネットワーク(たとえば、HPLMNなど)であってもよく、メッセージは、UEから第1のネットワークの第1のダイレクトディスカバリネームマネージャへ送信され得る。
例示的な実施形態によれば、RSCは、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャによって管理されることがあり、UEは、そのRSCを第1のダイレクトディスカバリネームマネージャから受信し得る。
例示的な実施形態によれば、RSCは、第2のネットワークの第2のダイレクトディスカバリネームマネージャによって管理されることがあり、UEは、そのRSCを第2のダイレクトディスカバリネームマネージャから、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャを介して受信し得る。
例示的な実施形態によれば、第2のネットワークは、UEによって場合により訪問されるネットワーク(たとえば、VPLMNなど)であり得る。別の例示的な実施形態によれば、UEがリモートUEである場合には、第2のネットワークは、リモートUEによって場合により接続されることがある中継UEのホームネットワーク(たとえば、HPLMNなど)であり得る。
例示的な実施形態によれば、RSCはアプリケーションサーバによって管理されることがあり、UEはそのRSCを、アプリケーションサーバからRSCを得ることができる第1のダイレクトディスカバリネームマネージャから受信し得る。
例示的な実施形態によれば、RSCは、たとえば、図3Cに関して説明されたように、アプリケーションサーバによって、第1のネットワークに登録されたアプリケーションにプロビジョニングされ得る。一実施形態によれば、UEは、第1のネットワークへの登録中にRSCを受信し得る。代替または追加として、UEは、RSCを第1のネットワークから、PCFを介して受信し得る。
例示的な実施形態によれば、UEは、RSCを要求するメッセージを第1のネットワークのアプリケーションサーバへ送信し、そのアプリケーションサーバからRSCを受信し得る。
例示的な実施形態によれば、RSCは、商用アプリケーションのために使用され得る。一実施形態によれば、UEは、1つまたは複数の商用アプリケーション用の1つまたは複数のRSCを要求するためにメッセージを使用し得る。別の実施形態によれば、UEによって受信されたメッセージに対する応答は、1つまたは複数の商用アプリケーション用の1つまたは複数のRSCを含み得る。
図4Bは、本開示のいくつかの実施形態による方法420を示すフローチャートである。図4Bに示された方法420は、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャ(たとえば、DDNMFなど)、または第1のダイレクトディスカバリネームマネージャに通信可能に結合された装置によって、実施され得る。例示的な実施形態によれば、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャは、第1のネットワーク(たとえば、図4Aに関して説明された第1のネットワーク)においてProSeをサポートするように設定され得る。別の例示的な実施形態によれば、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャは、ProSeダイレクトディスカバリを開いて、ProSeダイレクトディスカバリで使用されるProSeアプリケーションIDおよびProSeアプリケーションコードのマッピングを割り当てる、および処理するためのネットワーク機能として実装され得る。
図4Bに示される例示的な方法420によれば、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャは、ブロック422に示されるように、RSCを要求する第1のメッセージをUE(たとえば、図4Aに関して説明されたUE)から受信し得る。例示的な実施形態によれば、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャは、ブロック424に示されるように、第1のメッセージに対する応答をUEへ送信し得る。第1のメッセージに対する応答はRSCを含むことがあり、このRSCは、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャ、第2のダイレクトディスカバリネームマネージャ、またはアプリケーションサーバによって管理され得る。
図4Bに示される方法420のステップ、動作、および関連する設定は、図4Aに示される方法410のステップ、動作、および関連する設定に対応し得ると理解されてよい。方法420により第1のダイレクトディスカバリネームマネージャによって受信される第1のメッセージは、方法410によりUEによって送信されるメッセージに対応し得ると理解されてもよい。したがって、図4Aに関して説明されたメッセージと、図4Bに関して説明された第1のメッセージとは、同一または同様のコンテンツおよび/または特徴エレメントを有し得る。同様に、方法420により第1のダイレクトディスカバリネームマネージャによって送信された第1のメッセージに対する応答は、方法410によりUEによって受信されたメッセージに対する応答に対応し得る。したがって、図4Aに関して説明されたメッセージに対する応答と、図4Bに関して説明された第1のメッセージに対する応答とは、同一または同様のコンテンツおよび/または特徴エレメントを有し得る。
例示的な実施形態によれば、第1のメッセージは、1つまたは複数の商用アプリケーション用の1つまたは複数のRSCを要求するために使用され得る。それに応じて、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャによってUEへ送信された第1のメッセージに対する応答は、1つまたは複数の商用アプリケーション用の1つまたは複数のRSCを含み得る。
例示的な実施形態によれば、第1のメッセージは、以下のうちの1つまたは複数を含み得る:
- 第1のネットワークのID、
- 第2のネットワーク(たとえば、図4Aに関して説明された第2のネットワーク)のID、
- UEのID、
- UEの役割、
- アプリケーションID、
- RSCがレイヤ2中継に使用されるのか、それともレイヤ3中継に使用されるのかのインディケーション、および、
- RSCがUE-ネットワーク間中継に使用されるのか、それともUE間中継に使用されるのかのインディケーション。
例示的な実施形態によれば、RSCがレイヤ3のUE-ネットワーク間中継に使用される場合、第1のメッセージは、中継UEのPDUセッションタイプ、S-NSSAI、DNN、および/またはPDUセッションのSSCモードなどを含み得る。
例示的な実施形態によれば、第1のメッセージに対する応答は、第2のネットワーク(たとえば、図3AのターゲットPLMNなど)のID、UEのID、アプリケーションID、および/またはRSCの有効期限などをさらに含み得る。
例示的な実施形態によれば、RSCは、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャによって管理され得る。この場合、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャは、中継サービスが第1のネットワーク内のUEに適用可能であるかどうかを決定し得る。中継サービスが第1のネットワーク内のUEに適用可能であると決定することに応答して、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャは、RSCを生成し、生成されたRSCをUEへ送信し得る。
例示的な実施形態によれば、RSCは、第2のネットワーク(たとえば、図4Aに関して説明された第2のネットワークノード)の第2のダイレクトディスカバリネームマネージャによって管理され得る。一実施形態では、UEは、リモートUEまたは中継UEであってもよく、第2のネットワークは、UEによって場合により訪問されるネットワークであってもよい。別の実施形態では、UEはリモートUEであってもよく、第2のネットワークは、リモートUEによって場合により接続される中継UEのホームネットワークであってもよい。
例示的な実施形態によれば、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャは、中継サービスが第2のネットワーク内のUEに適用可能であるかどうかを決定し得る。中継サービスが第2のネットワーク内のUEに適用可能であると決定することに応答して、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャは、RSCを要求するために第2のメッセージを第2のネットワークへ送信し得る。
例示的な実施形態によれば、第2のメッセージは、以下のうちの1つまたは複数を含み得る:
- 第2のネットワークのID、
- UEのID、
- UEの役割、
- アプリケーションID、
- RSCがレイヤ2中継に使用されるのか、それともレイヤ3中継に使用されるのかのインディケーション、および、
- RSCがUE-ネットワーク間中継に使用されるのか、それともUE間中継に使用されるのかのインディケーション。
例示的な実施形態によれば、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャは、第2のメッセージに対する応答を第2のネットワークから受信し得る。第2のメッセージに対する応答は、RSCを含み得る。一実施形態において、第2のメッセージに対する応答は、第2のネットワークのID、UEのID、アプリケーションID、および/またはRSCの有効期限などをさらに含み得る。
例示的な実施形態によれば、RSCは、アプリケーションサーバによって管理され、第1のネットワークに登録されたアプリケーションにプロビジョニングされることがある。一実施形態によれば、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャは、RSCを要求するために第3のメッセージ(たとえば、図3Cのステップ3のRSC要求)をアプリケーションサーバへ送信し、そのアプリケーションサーバからRSCを受信し得る。
図4Cは、本開示のいくつかの実施形態による方法430を示すフローチャートである。図4Cに示される方法430は、第2のダイレクトディスカバリネームマネージャ(たとえば、DDNMFなど)、または第2のダイレクトディスカバリネームマネージャに通信可能に結合された装置によって、実施され得る。例示的な実施形態によれば、第2のダイレクトディスカバリネームマネージャは、第2のネットワーク(たとえば、図4Aおよび図4Bに関して説明された第2のネットワーク)においてProSeをサポートするように設定され得る。別の例示的な実施形態によれば、第2のダイレクトディスカバリネームマネージャは、ProSeダイレクトディスカバリを開いて、ProSeダイレクトディスカバリで使用されるProSeアプリケーションIDおよびProSeアプリケーションコードのマッピングを割り当てる、および処理するためのネットワーク機能として実装され得る。
図4Cに示される例示的な方法430によれば、第2のダイレクトディスカバリネームマネージャは、ブロック432に示されるように、UE(図4Aに関して説明されたUE)用のRSCを要求するメッセージを第1のネットワーク(たとえば、UEのホームネットワーク)の第1のダイレクトディスカバリネームマネージャ(図4Bに関して説明された第1のダイレクトディスカバリネームマネージャ)から受信し得る。例示的な実施形態によれば、第2のダイレクトディスカバリネームマネージャは、ブロック434に示されるように、そのメッセージに対する応答を第1のダイレクトディスカバリネームマネージャへ送信し得る。メッセージに対する応答はRSCを含むことがあり、このRSCは、第2のダイレクトディスカバリネームマネージャによって管理され得る。
方法430により第2のダイレクトディスカバリネームマネージャによって受信されたメッセージは、方法420により第1のダイレクトディスカバリネームマネージャによって送信された第2のメッセージに対応し得ると理解されてよい。したがって、図4Bに関して説明された第2のメッセージと、図4Cに関して説明されたメッセージとは、同一または同様のコンテンツおよび/または特徴エレメントを有し得る。同様に、方法430により第2のダイレクトディスカバリネームマネージャによって送信されたメッセージに対する応答は、方法420により第1のダイレクトディスカバリネームマネージャによって受信された第2のメッセージに対する応答に対応し得る。したがって、図4Bに関して説明された第2のメッセージに対する応答と、図4Cに関して説明されたメッセージに対する応答とは、同一または同様のコンテンツおよび/または特徴エレメントを有し得る。
例示的な実施形態によれば、第2のダイレクトディスカバリネームマネージャによって受信されるメッセージは、1つまたは複数の商用アプリケーション用の1つまたは複数のRSCを要求するために使用され得る。それに応じて、第2のダイレクトディスカバリネームマネージャによって送信されたメッセージに対する応答は、1つまたは複数の商用アプリケーション用の1つまたは複数のRSCを含み得る。
例示的な実施形態によれば、RSCがレイヤ3のUE-ネットワーク間中継に使用される場合、第2のダイレクトディスカバリネームマネージャによって受信されるメッセージは、中継UEのPDUセッションタイプ、S-NSSAI、DNN、および/またはPDUセッションのSSCモードなどを含み得る。
例示的な実施形態によれば、RSCが要求されるUEは、リモートUEまたは中継UEであってもよく、第2のネットワークは、UEによって場合により訪問されるネットワークであってもよい。別の例示的な実施形態によれば、RSCが要求されるUEはリモートUEであってよく、第2のネットワークは、リモートUEによって場合により接続される中継UEのホームネットワークであってもよい。
例示的な実施形態によれば、第2のダイレクトディスカバリネームマネージャは、中継サービスが第2のネットワーク内のUEに適用可能であるかどうかを決定し得る。中継サービスが第2のネットワーク内のUEに適用可能であると決定することに応答して、第2のダイレクトディスカバリネームマネージャは、RSCを生成し、生成されたRSCを第1のダイレクトディスカバリネームマネージャへ送信し得る。
図4Bに関して説明された第1のダイレクトディスカバリネームマネージャはまた、たとえば、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャの異なるサービス要件および/または機能によって、図4Cに関して説明された方法430を実施するように設定され得ると理解されてよい。同様に、図4Cに関して説明された第2のダイレクトディスカバリネームマネージャもまた、たとえば、第2のダイレクトディスカバリネームマネージャの異なるサービス要件および/または機能によって、図4Bに関して説明された方法420を実施するように設定され得る。
図4Dは、本開示のいくつかの実施形態による方法440を示すフローチャートである。図4Dに示される方法440は、アプリケーションサーバ(たとえば、ProSeアプリケーションサーバなど)、またはアプリケーションサーバに通信可能に結合された装置によって、実施され得る。例示的な実施形態によれば、アプリケーションサーバは、ネットワークにおいてアプリケーション登録およびパラメータプロビジョニングをサポートするように設定され得る。別の例示的な実施形態によれば、アプリケーションサーバは、様々なProSeアプリケーション用の1つまたは複数のRSCを管理するように設定され得る。
図4Dに示された例示的な方法440によれば、アプリケーションサーバは、ブロック442に示されるように、ネットワーク(たとえば、図4A~図4Cに関して説明された第1のネットワークおよび/または第2のネットワーク)に登録されたアプリケーション用のRSCを決定し得る。例示的な実施形態によれば、アプリケーションサーバは、ブロック444に示されるように、RSCをネットワークにプロビジョニングし得る。
例示的な実施形態によれば、RSCは、ネットワークに対するUEの登録手順中に、UE(たとえば、図4A~図4Cに関して説明されたUE)にプロビジョニングされ得る。代替または追加として、RSCは、ネットワークのPCFを介してUE(たとえば、リモートUE、中継UEなど)にプロビジョニングされてもよい。
例示的な実施形態によれば、アプリケーションサーバは、UE用のRSCを要求するメッセージ(たとえば、図4Bに関して説明された第3のメッセージ)をネットワークのダイレクトディスカバリネームマネージャ(たとえば、図4A~図4Cに関して説明された第1/第2のダイレクトディスカバリネームマネージャ)から受信し得る。アプリケーションサーバは、そのメッセージに対する応答(たとえば、RSCを含む)をダイレクトディスカバリネームマネージャへ送信し得る。
例示的な実施形態によれば、アプリケーションサーバは、RSCを要求するメッセージをUE(たとえば、図4Aに関して説明されたUE)から受信し、そのメッセージに対する応答(たとえば、RSCを含む)をUEへ送信し得る。
例示的な実施形態によれば、アプリケーションサーバによってUEおよび/またはネットワークのダイレクトディスカバリネームマネージャから受信されるメッセージは、以下のうちの1つまたは複数を含み得る:
- ネットワークのID、
- UEのID、
- UEの役割、
- アプリケーションID、
- RSCがレイヤ2中継に使用されるのか、それともレイヤ3中継に使用されるのかのインディケーション、および、
- RSCがUE-ネットワーク間中継に使用されるのか、それともUE間中継に使用されるのかのインディケーション。
例示的な実施形態によれば、アプリケーションサーバによって送信されたメッセージに対する応答は、ネットワークのID、UEのID、アプリケーションID、および/またはRSCの有効期限などをさらに含み得る。
例示的な実施形態によれば、RSCは、1つまたは複数の商用アプリケーションにプロビジョニングされる複数のRSCのうちの1つであってもよい。別の例示的な実施形態によれば、アプリケーションサーバによってUEおよび/またはダイレクトディスカバリネームマネージャから受信されるメッセージは、1つまたは複数のRSCを要求するために使用され得る。
図4A~図4Dに示された様々なブロックは、方法ステップとして、および/またはコンピュータプログラムコードの動作からもたらされる動作として、および/または関連付けられた機能を遂行するように構築された複数の結合論理回路エレメントとして、見なされ得る。上記で説明された概略フローチャート図は、概して、論理フローチャート図として示されている。したがって、図示された順序および標示されたステップは、提示された方法の特定の実施形態を示す。示されている方法の、1つまたは複数のステップ、またはそれらの部分と、機能、論理、または効果において等価である他のステップおよび方法が想到され得る。加えて、特定の方法が行われる順序は、示されている対応するステップの順序に厳密に従うことも従わないこともある。
図5は、本開示の様々な実施形態による装置500を示すブロック図である。図5に示されるように、装置500は、プロセッサ501などの1つまたは複数のプロセッサと、コンピュータプログラムコード503を記憶するメモリ502などの1つまたは複数のメモリとを備え得る。メモリ502は、非一時的な機械/プロセッサ/コンピュータ可読記憶媒体であってもよい。いくつかの例示的な実施形態によれば、装置500は、図4Aに関して説明されたUE、図4Bに関して説明された第1のダイレクトディスカバリネームマネージャ、図4Cに関して説明された第2のダイレクトディスカバリネームマネージャ、または図4Dに関して説明されたアプリケーションサーバにプラグインもしくはインストールすることができる、集積回路チップまたはモジュールとして実装され得る。このような場合、装置500は、図4Aに関して説明されたUE、図4Bに関して説明された第1のダイレクトディスカバリネームマネージャ、図4Cに関して説明された第2のダイレクトディスカバリネームマネージャ、または図4Dに関して説明されたアプリケーションサーバとして、実装され得る。
いくつかの実施態様では、1つまたは複数のメモリ502およびコンピュータプログラムコード503は、1つまたは複数のプロセッサ501とともに、装置500に、図4Aに関連して説明された方法の任意の動作を少なくとも実施させるように設定され得る。他の実施態様では、1つまたは複数のメモリ502およびコンピュータプログラムコード503は、1つまたは複数のプロセッサ501とともに、装置500に、図4Bに関連して説明された方法の任意の動作を少なくとも実施させるように設定され得る。他の実施態様では、1つまたは複数のメモリ502およびコンピュータプログラムコード503は、1つまたは複数のプロセッサ501とともに、装置500に、図4Cに関連して説明された方法の任意の動作を少なくとも実施させるように設定され得る。他の実施態様では、1つまたは複数のメモリ502およびコンピュータプログラムコード503は、1つまたは複数のプロセッサ501とともに、装置500に、図4Dに関連して説明された方法の任意の動作を少なくとも実施させるように設定され得る。代替または追加として、1つまたは複数のメモリ502およびコンピュータプログラムコード503は、1つまたは複数のプロセッサ501とともに、装置500に、本開示の例示的な実施形態によって提案された方法を実装するための動作を少なくともいくらか実施させるように設定され得る。
図6Aは、本開示のいくつかの実施形態による装置610を示すブロック図である。図6Aに示されるように、装置610は、送信ユニット611および受信ユニット612を備え得る。例示的な実施形態では、装置610はUEに実装され得る。送信ユニット611は、ブロック412の動作を遂行するように動作可能であり得、受信ユニット612は、ブロック414の動作を遂行するように動作可能であり得る。任意選択で、送信ユニット611および/または受信ユニット612は、本開示の例示的な実施形態によって提案された方法を実装するための動作をいくらか遂行するように動作可能であり得る。
図6Bは、本開示のいくつかの実施形態による装置620を示すブロック図である。図6Bに示されるように、装置620は、受信ユニット621および送信ユニット622を備え得る。例示的な実施形態では、装置620は、DDNMFなどの第1のダイレクトディスカバリネームマネージャに実装され得る。受信ユニット621は、ブロック422の動作を遂行するように動作可能であり得、送信ユニット622は、ブロック424の動作を遂行するように動作可能であり得る。任意選択で、受信ユニット621および/または送信ユニット622は、本開示の例示的な実施形態によって提案された方法を実装するための動作をいくらか遂行するように動作可能であり得る。
図6Cは、本開示のいくつかの実施形態による装置630を示すブロック図である。図6Cに示されるように、装置630は、受信ユニット631および送信ユニット632を備え得る。例示的な実施形態では、装置630は、DDNMFなどの第2のダイレクトディスカバリネームマネージャに実装され得る。受信ユニット631は、ブロック432の動作を遂行するように動作可能であり得、送信ユニット632は、ブロック434の動作を遂行するように動作可能であり得る。任意選択で、受信ユニット631および/または送信ユニット632は、本開示の例示的な実施形態によって提案された方法を実装するための動作をいくらか遂行するように動作可能であり得る。
図6Dは、本開示のいくつかの実施形態による装置640を示すブロック図である。図6Dに示されるように、装置640は、決定ユニット641およびプロビジョニングユニット642を備え得る。例示的な実施形態では、装置640は、ProSEアプリケーションサーバなどのアプリケーションサーバに実装され得る。決定ユニット641は、ブロック442の動作を遂行するように動作可能であり得、プロビジョニングユニット642は、ブロック444の動作を遂行するように動作可能であり得る。任意選択で、決定ユニット641および/またはプロビジョニングユニット642は、本開示の例示的な実施形態によって提案された方法を実装するための動作をいくらか遂行するように動作可能であり得る。
図7は、本開示のいくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された電気通信ネットワークを示すブロック図である。
図7を参照すると、一実施形態によれば、通信システムは、3GPPタイプセルラネットワークなどの電気通信ネットワーク710を含み、電気通信ネットワーク710は、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク711、およびコアネットワーク714を備える。アクセスネットワーク711は、NB、eNB、gNBまたは他のタイプの無線アクセスポイントなど、複数の基地局712a、712b、712cを備え、各々が、対応するカバレッジエリア713a、713b、713cを規定する。各基地局712a、712b、712cは、有線接続または無線接続715を介してコアネットワーク714に接続可能である。カバレッジエリア713c中に位置する第1のUE791が、対応する基地局712cに無線で接続するか、または対応する基地局712cによってページングされるように設定される。カバレッジエリア713a中の第2のUE792が、対応する基地局712aに無線で接続可能である。この例では複数のUE791、792が図示されているが、開示された実施形態は、単独のUEがカバレッジエリア内にある状況、または単独のUEが、対応する基地局712に接続している状況にも同様に適用可能である。
電気通信ネットワーク710は、それ自体がホストコンピュータ730に接続されており、このホストコンピュータ730は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバのハードウェアおよび/もしくはソフトウェアの形で、またはサーバファーム内の処理リソースとして、具現化され得る。ホストコンピュータ730は、サービスプロバイダの所有または管理下にあってもよく、またはサービスプロバイダによって、またはサービスプロバイダに代わって運用されてもよい。電気通信ネットワーク710とホストコンピュータ730との間の接続721および722が、コアネットワーク714からホストコンピュータ730まで直接延び得るか、または任意選択の中間ネットワーク720を介して進み得る。中間ネットワーク720は、公衆ネットワーク、プライベートネットワークまたはホストされたネットワークのうちの1つ、あるいはそれらのうちの2つ以上の組合せであり得、中間ネットワーク720は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであり得、特に、中間ネットワーク720は、2つまたはそれ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
図7の通信システムは全体として、接続されたUE791、792とホストコンピュータ730との間のコネクティビティを可能にする。このコネクティビティは、オーバーザトップ(OTT)接続750として説明され得る。ホストコンピュータ730と、接続されたUE791、792とは、アクセスネットワーク711、コアネットワーク714、任意の中間ネットワーク720、および可能なさらなるインフラストラクチャー(図示せず)を媒介として使用して、OTT接続750を介してデータおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続750は、OTT接続750が通過する、関与する通信デバイスがアップリンク通信およびダウンリンク通信のルーティングを認識しないという意味で透明であり得る。たとえば、ホストコンピュータ730から生じるデータが、接続されたUE791に転送される(例えば、ハンドオーバーされる)とともに、基地局712は、着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて知らされないか、または知らされることを必要としないことがある。同様に、基地局712は、ホストコンピュータ730に向けてUE1291から生じる発信アップリンク通信の将来のルーティングを知っている必要がない。
図8は、本開示のいくつかの実施形態による、部分的無線接続によってUEと基地局を介して通信するホストコンピュータを示すブロック図である。
ここまでの段落において説明されているUE、基地局およびホストコンピュータの、一実施形態による例示的な実施態様が、図8を参照して以下で説明される。通信システム800において、ホストコンピュータ810は、通信システム800の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線または無線接続をセットアップおよび維持するように設定された通信インターフェース816を含む、ハードウェア815を備える。ホストコンピュータ810は、記憶機能および/または処理機能を有し得る処理回路818をさらに備える。特に、処理回路818は、命令を実行するように適応された1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータ810はソフトウェア811をさらに備え、ソフトウェア811は、ホストコンピュータ810に記憶されるか、またはホストコンピュータ810によってアクセス可能であり、処理回路818によって実行可能である。ソフトウェア811は、ホストアプリケーション812を含む。ホストアプリケーション812は、UE830およびホストコンピュータ810において終端するOTT接続850を介して接続するUE830などのリモートユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション812は、OTT接続850を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システム800は、電気通信システムにおいて提供されているとともに基地局820がホストコンピュータ810およびUE830と通信することを可能にするハードウェア825を備える、基地局820をさらに含む。ハードウェア825は、通信システム800の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェース826、ならびに、基地局820によってサーブされるカバレッジエリア(図8に図示せず)内に位置するUE830との無線接続870を少なくともセットアップおよび維持するための、無線インターフェース827を含み得る。通信インターフェース826は、ホストコンピュータ810への接続860を容易にするように構成され得る。接続860は、直接であってもよく、または、電気通信システムのコアネットワーク(図8に図示せず)および/もしくは電気通信システムの外側の1つまたは複数の中間ネットワークを通過してもよい。図示の実施形態では、基地局820のハードウェア825は、処理回路828をさらに含み、処理回路828は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。基地局820は、内部に記憶された、または外部接続を介してアクセス可能な、ソフトウェア821をさらに有する。
通信システム800は、すでに言及されたUE830をさらに含む。そのハードウェア835は、UE830が現在位置するカバレッジエリアにサーブする基地局との無線接続870を設定および維持するように設定された無線インターフェース837を含み得る。UE830のハードウェア835は、処理回路838をさらに含み、処理回路838は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。UE830は、ソフトウェア831をさらに備え、ソフトウェア831は、UE830に記憶されるか、またはUE830によってアクセス可能であり、処理回路838によって実行可能である。ソフトウェア831は、クライアントアプリケーション832を含む。クライアントアプリケーション832は、ホストコンピュータ810のサポートで、UE830を介して人間または非人間ユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータ810において、実行ホストアプリケーション812が、UE830およびホストコンピュータ810で終端するOTT接続850を介して、実行クライアントアプリケーション832と通信し得る。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション832は、要求データをホストアプリケーション812から受信し、その要求データに応答してユーザデータを提供し得る。OTT接続850は、要求データとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション832は、ユーザと対話して、クライアントアプリケーション832が提供するユーザデータを生成し得る。
図8に示されているホストコンピュータ810、基地局820およびUE830はそれぞれ、図7のホストコンピュータ730、基地局712a、712b、712cのうちの1つ、およびUE791、792のうちの1つと同様または同一であり得ることに留意されたい。すなわち、これらのエンティティの内部の働きは、図8に示される通りであり得、また、それとは無関係に、周囲のネットワークトポロジは、図7のものであり得る。
図8で、OTT接続850は、ホストコンピュータ810とUE830との間の、基地局820を介した通信を示すのに抽象的に描かれており、何らかの中間デバイス、およびこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングは明示的に参照されていない。ネットワークインフラストラクチャはルーティングを決定し得、このネットワークインフラストラクチャは、UE830から、もしくはホストコンピュータ810を運用するサービスプロバイダから、またはその両方からルーティングを隠すように設定され得る。OTT接続850がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、ネットワークインフラストラクチャが経路指定を動的に変更する決定をさらに行うことができる(例えば負荷分散考察またはネットワークの再設定に基づいて)。
UE830と基地局820との間の無線接続870は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続870が最後のセグメントを形成するOTT接続850を使用してUE830に提供される、OTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、レイテンシおよび電力消費を改善し、それにより、複雑さの低下、セルにアクセスするために必要とされる時間の低減、応答性の向上、バッテリー寿命の延長などの利益を提供し得る。
1つまたは複数の実施形態が改善するデータレート、レイテンシ、および他の要因を監視する目的のための測定手順が提供され得る。測定結果の変動に応じてホストコンピュータ810とUE830との間のOTT接続850を再設定するための任意選択のネットワーク機能がさらにあり得る。測定手順および/またはOTT接続850を再設定するためのネットワーク機能は、ホストコンピュータ810のソフトウェア811およびハードウェア815において、またはUE830のソフトウェア831およびハードウェア835において、またはその両方において実装され得る。実施形態では、OTT接続850が通過する通信デバイスにおいて、またはその通信デバイスに関連して、センサ(図示せず)が配備され得、そのセンサは、上記で例示された監視された量の値を供給することによって、またはソフトウェア811、831が監視された量を算出または推定し得る他の物理量の値を供給することによって、測定手順に参加し得る。OTT接続850の再設定は、メッセージフォーマット、再送信セッティング、好ましいルーティングなどを含み得、再設定は、基地局820に影響を及ぼさずに済み、基地局820には知られていないか、または感知不能であり得る。このような手順および機能は、当技術分野で知られていてよく、実践されてよい。いくつかの実施形態において、測定は、スループット、伝播時間、レイテンシなどのホストコンピュータ810の測定を容易にする固有のUEシグナリングを伴い得る。測定は、ソフトウェア811および831によりメッセージが、特に空の、または「ダミー」のメッセージが、ソフトウェアが伝播時間、エラーなどを監視している間にOTT接続850を使用して送信される点において、実施され得る。
図9は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図7および図8を参照して説明されたものでもよいホストコンピュータ、基地局およびUEを含む。本開示を簡略にするために、このセクションには図9の図面参照だけが含まれる。ステップ910で、ホストコンピュータがユーザデータを提供する。ステップ910のサブステップ911(任意選択であり得る)で、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ920で、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEへ搬送する送信を開始する。ステップ930(任意選択であり得る)で、基地局は、本開示全体を通じて説明されている実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが開始した送信で搬送されたユーザデータをUEへ送信する。ステップ940(これも任意選択であり得る)で、UEは、ホストコンピュータによって実行されたホストアプリケーションと関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する。
図10は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図7および図8を参照して説明されたものでもよいホストコンピュータ、基地局およびUEを含む。本開示を簡略にするために、このセクションには図10の図面参照だけが含まれる。方法のステップ1010で、ホストコンピュータがユーザデータを提供する。任意選択のサブステップ(図示せず)で、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ1020で、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEへ搬送する送信を開始する。送信は、本開示の全体を通して説明されている実施形態の教示に従って、基地局を介して通過し得る。ステップ1030(任意選択であり得る)で、UEは、送信で搬送されたユーザデータを受信する。
図11は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図7および図8を参照して説明されたものでもよいホストコンピュー、基地局およびUEを含む。本開示を簡略にするために、このセクションには図11の図面参照だけが含まれる。ステップ1110(任意選択であり得る)で、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加または代替として、ステップ1120で、UEはユーザデータを提供する。ステップ1120のサブステップ1121(任意選択であり得る)で、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ1110のサブステップ1111(任意選択であり得る)で、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信入力データを受けてユーザデータを提供する、クライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されるクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮することができる。ユーザデータが提供される特定の手法にかかわらず、UEは、サブステップ1130(任意選択であり得る)で、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を開始する。方法のステップ1140で、ホストコンピュータは、本開示全体を通して説明されている実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図12は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図7および図8を参照して説明されたものでもよいホストコンピュータ、基地局およびUEを含む。本開示を簡略にするために、このセクションには図12の図面参照だけが含まれる。ステップ1210(任意選択であり得る)で、本開示全体を通して説明されている実施形態の教示に従って、基地局は、ユーザデータをUEから受信する。ステップ1220(任意選択であり得る)で、基地局は、ホストコンピュータへの受信ユーザデータの送信を開始する。ステップ1230(任意選択であり得る)で、ホストコンピュータは、基地局によって開始された送信で搬送されたユーザデータを受信する。
いくつかの例示的な実施形態によれば、ホストコンピュータ、基地局およびUEを含み得る通信システムにおいて実装される方法が提供される。本方法は、ユーザデータをホストコンピュータにおいて提供することを含み得る。任意選択で、本方法は、ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラネットワークを介してユーザデータをUEへ搬送する送信を開始することを含み得る。UEは、図4Aに関して説明された例示的な方法410の任意のステップを実施し得る。
いくつかの例示的な実施形態によれば、ホストコンピュータを含む通信システムが提供される。ホストコンピュータは、ユーザデータを提供するように設定された処理回路と、UEへの送信のためにユーザデータをセルラネットワークへ転送するように設定された通信インターフェースとを備え得る。UEは、無線インターフェースおよび処理回路を備え得る。UEの処理回路は、図4Aに関して説明された例示的な方法410のいずれかのステップを実施するように設定され得る。
いくつかの例示的な実施形態によれば、ホストコンピュータ、基地局およびUEを含み得る通信システムにおいて実装される方法が提供される。本方法は、ホストコンピュータにおいて、図4Aに関して説明された例示的な方法410の任意のステップを実施し得るUEから基地局へ送信されたユーザデータを受信することを含み得る。
いくつかの例示的な実施形態によれば、ホストコンピュータを含む通信システムが提供される。ホストコンピュータは、UEから基地局への送信により生じるユーザデータを受信するように設定された通信インターフェースを備え得る。UEは、無線インターフェースおよび処理回路を備え得る。UEの処理回路は、図4Aに関して説明された例示的な方法410の任意のステップを実施するように設定され得る。
概して、様々な例示的な実施形態は、ハードウェアもしくは専用チップ、回路、ソフトウェア、論理またはそれらの任意の組合せで実装され得る。例えば、いくつかの態様はハードウェアにおいて実装され得、他の態様は、コントローラ、マイクロプロセッサまたは他のコンピューティングデバイスによって実行されることがあるファームウェアまたはソフトウェアにおいて実装され得るが、本開示はそれらに限定されない。本開示の例示的な実施形態の様々な態様が、ブロック図、フローチャートとして、またはいくつかの他の絵画的表現を使用して図示され、述べられていることがあるが、本明細書に記載のこれらのブロック、装置、システム、技法、または方法が、非限定的な例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路もしくは論理、汎用ハードウェア、コントローラもしくは他のコンピューティングデバイス、またはそれらの何らかの組合せで実装され得ることがよく理解されよう。
このように、当然のことながら、本開示の例示的な実施形態の少なくともいくつかの態様は、集積回路チップおよび集積回路モジュールなどの様々な構成要素において実施され得る。それ故、当然のことながら、本開示の例示的な実施形態は、集積回路として具現化される装置において実現され得、集積回路は、本開示の例示的な実施形態に従って働くように構成可能である、データプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、ベースバンド回路機構、および無線周波数回路機構のうちの少なくとも1つまたは複数を具現化するための回路機構(ならびに場合によってはファームウェア)を備え得る。
当然のことながら、本開示の例示的な実施形態の少なくともいくつかの態様は、1つまたは複数のコンピュータまたは他のデバイスによって実行される、1つまたは複数のプログラムモジュールなどの、コンピュータ実行可能命令として具現化され得る。通常、プログラムモジュールは、コンピュータまたは他のデバイス内のプロセッサによって実行されるときに特定のタスクを行うか特定の抽象的なデータ型を実装する、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含む。コンピュータ実行可能命令は、ハードディスク、光ディスク、リムーバブル記憶媒体、固体メモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)などの、コンピュータ可読媒体に記憶され得る。当業者であれば理解されるように、プログラムモジュールの機能は、様々な実施形態では、要望に応じて、組み合わされても、分散されてもよい。さらに、機能は、集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)など、ファームウェアまたはハードウェア等価物として全体的または部分的に具現化され得る。
本開示には、本明細書に開示のいかなる新規の特徴または特徴の組合せも、明示的であれそのいかなる一般化であれ含まれる。本開示の前述の例示的な実施形態に対する様々な修正および適合が、添付図面を併せて読めば、前述の説明を考慮して、当業者には明らかになろう。しかしながら、ありとあらゆる修正が、依然として、本開示の非限定的および例示的な実施形態の範囲内に入る。

Claims (41)

  1. ユーザ機器(UE)によって実施される方法(410)であって、
    中継サービスコード(RSC)を要求するメッセージを第1のネットワークへ送信すること(412)と、
    前記メッセージに対する応答を前記第1のネットワークから受信すること(414)とを含み、前記メッセージに対する前記応答が前記RSCを含む、方法。
  2. 前記メッセージが、
    前記第1のネットワークの識別子ID、
    第2のネットワークのID、
    前記UEのID、
    前記UEの役割、
    アプリケーションID、
    前記RSCがレイヤ2中継に使用されるのか、それともレイヤ3中継に使用されるのかのインディケーション、および
    前記RSCがUE-ネットワーク間中継に使用されるのか、それともUE間中継に使用されるのかのインディケーション、
    のうちの1つまたは複数を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記RSCがレイヤ3のUE-ネットワーク間中継に使用される場合、前記メッセージが、
    プロトコルデータユニット(PDU)セッションタイプ、
    単一ネットワークスライス選択支援情報(S-NSSAI)、
    データネットワーク名(DNN)、ならびに
    中継UEのPDUセッションの、セッションおよびサービス継続性(SSC)モード
    のうちの1つまたは複数を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記メッセージに対する前記応答が、
    第2のネットワークのID、
    前記UEのID、
    アプリケーションID、および
    前記RSCの有効期限
    のうちの1つまたは複数をさらに含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記UEが前記RSCを
    前記第1のネットワークの第1のダイレクトディスカバリネームマネージャから、または
    前記第1のダイレクトディスカバリネームマネージャを介して第2のネットワークの第2のダイレクトディスカバリネームマネージャから、または
    アプリケーションサーバから、直接もしくは前記第1のダイレクトディスカバリネームマネージャを介して
    受信する、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記RSCが、アプリケーションサーバによって、前記第1のネットワークに登録されたアプリケーションにプロビジョニングされる、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記UEが前記RSCを、ポリシ制御機能(PCF)を介して前記第1のネットワークから受信する、請求項1、2、3、4または6に記載の方法。
  8. 前記メッセージが、1つまたは複数の商用アプリケーション用の1つまたは複数のRSCを要求するために使用される、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 1つまたは複数のプロセッサ(501)と、
    コンピュータプログラムコード(503)を含む1つまたは複数のメモリ(502)とを備えるユーザ機器(UE)(500)であって、
    前記1つまたは複数のメモリ(502)および前記コンピュータプログラムコード(503)が、前記1つまたは複数のプロセッサ(501)とともに、前記UE(500)に少なくとも:
    中継サービスコード(RSC)を要求するメッセージを第1のネットワークへ送信させる、および
    前記メッセージに対する応答を前記第1のネットワークから受信させる
    ように設定され、前記メッセージに対する前記応答が前記RSCを含む、ユーザ機器(UE)。
  10. 前記1つまたは複数のメモリおよび前記コンピュータプログラムコードが、前記1つまたは複数のプロセッサとともに、前記UEに、請求項2から8のいずれか一項に記載の前記方法を実施させるように設定される、請求項9に記載のUE。
  11. コンピュータ上で実行されるときに、前記コンピュータに請求項1から8のいずれか一項に記載の前記方法の任意のステップを実行させる、コンピュータプログラムコード(503)がその上に具現化されているコンピュータ可読媒体。
  12. 第1のネットワークの第1のダイレクトディスカバリネームマネージャによって実施される方法(420)であって、
    中継サービスコード(RSC)を要求する第1のメッセージをユーザ機器(UE)から受信すること(422)と、
    前記第1のメッセージに対する応答を前記UEへ送信すること(424)とを含み、前記第1のメッセージに対する前記応答が前記RSCを含む、方法。
  13. 前記第1のメッセージが、
    前記第1のネットワークの識別子(ID)、
    第2のネットワークのID、
    前記UEのID、
    前記UEの役割、
    アプリケーションID、
    前記RSCがレイヤ2中継に使用されるのか、それともレイヤ3中継に使用されるのかのインディケーション、および
    前記RSCがUE-ネットワーク間中継に使用されるのか、それともUE間中継に使用されるのかのインディケーション
    のうちの1つまたは複数を含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記RSCがレイヤ3のUE-ネットワーク間中継に使用される場合、前記第1のメッセージが、
    プロトコルデータユニット(PDU)セッションタイプ、
    単一ネットワークスライス選択支援情報(S-NSSAI)、
    データネットワーク名(DNN)、ならびに
    中継UEのPDUセッションの、セッションおよびサービス継続性(SSC)モード
    のうちの1つまたは複数を含む、請求項12または13に記載の方法。
  15. 前記第1のメッセージに対する前記応答が、
    第2のネットワークのID、
    前記UEのID、
    アプリケーションID、および
    前記RSCの有効期限
    のうちの1つまたは複数をさらに含む、請求項12から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 中継サービスが前記第1のネットワーク内の前記UEに適用可能であるかどうかを決定することと、
    前記中継サービスが前記第1のネットワーク内の前記UEに適用可能であると決定することに応答して、前記RSCを生成することと
    をさらに含む、請求項12から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 中継サービスが第2のネットワーク内の前記UEに適用可能であるかどうかを決定することと、
    前記中継サービスが前記第2のネットワーク内の前記UEに適用可能であると決定することに応答して、前記RSCを要求する第2のメッセージを前記第2のネットワークへ送信することと、
    前記第2のメッセージに対する応答を前記第2のネットワークから受信することとをさらに含み、前記第2のメッセージに対する前記応答が前記RSCを含む、請求項12から15のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記RSCを要求する第3のメッセージをアプリケーションサーバへ送信すること、および
    前記RSCを前記アプリケーションサーバから受信すること
    のうちの1つまたは複数をさらに含む、請求項12から15のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記第1のメッセージが、1つまたは複数の商用アプリケーション用の1つまたは複数のRSCを要求するために使用される、請求項12から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 1つまたは複数のプロセッサ(501)と、
    コンピュータプログラムコード(503)を含む1つまたは複数のメモリ(502)とを備える第1のダイレクトディスカバリネームマネージャ(500)であって、
    前記1つまたは複数のメモリ(502)および前記コンピュータプログラムコード(503)が、前記1つまたは複数のプロセッサ(501)とともに、前記第1のダイレクトディスカバリネームマネージャ(500)に少なくとも:
    中継サービスコード(RSC)を要求する第1のメッセージをユーザ機器(UE)から受信させる、および
    前記第1のメッセージに対する応答を前記UEへ送信させる
    ように設定され、前記第1のメッセージに対する前記応答が前記RSCを含む、第1のダイレクトディスカバリネームマネージャ。
  21. 前記1つまたは複数のメモリおよび前記コンピュータプログラムコードが、前記1つまたは複数のプロセッサとともに、前記第1のダイレクトディスカバリネームマネージャに、請求項13から19のいずれか一項に記載の前記方法を実施させるように設定される、請求項20に記載の第1のダイレクトディスカバリネームマネージャ。
  22. コンピュータ上で実行されるときに、前記コンピュータに請求項12から19のいずれか一項に記載の前記方法の任意のステップを実行させる、コンピュータプログラムコード(503)がその上に具現化されているコンピュータ可読媒体。
  23. 第2のネットワークの第2のダイレクトディスカバリネームマネージャによって実施される方法(430)であって、
    ユーザ機器(UE)の中継サービスコード(RSC)を要求するメッセージを第1のネットワークの第1のダイレクトディスカバリネームマネージャから受信すること(432)と、
    前記メッセージに対する応答を前記第1のダイレクトディスカバリネームマネージャへ送信すること(434)とを含み、前記メッセージに対する前記応答が前記RSCを含む、方法。
  24. 前記メッセージが、
    前記第2のネットワークの識別子(ID)、
    前記UEのID、
    前記UEの役割、
    アプリケーションID、
    前記RSCがレイヤ2中継に使用されるのか、それともレイヤ3中継に使用されるのかのインディケーション、および
    前記RSCがUE-ネットワーク間中継に使用されるのか、それともUE間中継に使用されるのかのインディケーション
    のうちの1つまたは複数を含む、請求項23に記載の方法。
  25. 前記RSCがレイヤ3のUE-ネットワーク間中継に使用される場合、前記メッセージが、
    プロトコルデータユニット(PDU)セッションタイプ、
    単一ネットワークスライス選択支援情報(S-NSSAI)、
    データネットワーク名(DNN)、ならびに
    中継UEのPDUセッションの、セッションおよびサービス継続性(SSC)モード
    のうちの1つまたは複数を含む、請求項23または24に記載の方法。
  26. 前記メッセージに対する前記応答が、
    前記第2のネットワークのID、
    前記UEのID、
    アプリケーションID、および
    前記RSCの有効期限
    のうちの1つまたは複数をさらに含む、請求項23から25のいずれか一項に記載の方法。
  27. 中継サービスが前記第2のネットワーク内の前記UEに適用可能であるかどうかを決定することと、
    前記中継サービスが前記第2のネットワーク内の前記UEに適用可能であると決定することに応答して、前記RSCを生成することと
    をさらに含む、請求項23から26のいずれか一項に記載の方法。
  28. 前記メッセージが、1つまたは複数の商用アプリケーション用の1つまたは複数のRSCを要求するために使用される、請求項23から27のいずれか一項に記載の方法。
  29. 1つまたは複数のプロセッサ(501)と、
    コンピュータプログラムコード(503)を含む1つまたは複数のメモリ(502)とを備える第2のダイレクトディスカバリネームマネージャ(500)であって、
    前記1つまたは複数のメモリ(502)および前記コンピュータプログラムコード(503)が、前記1つまたは複数のプロセッサ(501)とともに、前記第2のダイレクトディスカバリネームマネージャ(500)に少なくとも:
    第1のネットワークの第1のダイレクトディスカバリネームマネージャから、ユーザ機器(UE)の中継サービスコード(RSC)を要求するメッセージを受信させる、および
    前記メッセージに対する応答を前記第1のダイレクトディスカバリネームマネージャへ送信させる
    ように設定され、前記メッセージに対する前記応答が前記RSCを含む、第2のダイレクトディスカバリネームマネージャ。
  30. 前記1つまたは複数のメモリおよび前記コンピュータプログラムコードが、前記1つまたは複数のプロセッサとともに、前記第2のダイレクトディスカバリネームマネージャに、請求項24から28のいずれか一項に記載の前記方法を実施させるように設定される、請求項29に記載の第2のダイレクトディスカバリネームマネージャ。
  31. コンピュータ上で実行されるときに、前記コンピュータに請求項23から28のいずれか一項に記載の前記方法の任意のステップを実行させる、コンピュータプログラムコード(503)がその上に具現化されているコンピュータ可読媒体。
  32. アプリケーションサーバによって実施される方法(440)であって、
    ネットワークに登録されたアプリケーション用の中継サービスコード(RSC)を決定すること(442)と、
    前記RSCを前記ネットワークにプロビジョニングすること(444)と
    を含む方法。
  33. 前記RSCが、前記ネットワークに対するUEの登録手順中に、前記ユーザ機器(UE)にプロビジョニングされる、請求項32に記載の方法。
  34. 前記RSCが、前記ネットワークのポリシ制御機能(PCF)を介してUEにプロビジョニングされる、請求項32または33に記載の方法。
  35. UE用の前記RSCを要求するメッセージを装置から受信することであって、前記装置が前記UE、または前記ネットワークのダイレクトディスカバリネームマネージャである、メッセージを装置から受信することと、
    前記メッセージに対する応答を前記装置へ送信することとをさらに含み、前記メッセージに対する前記応答が前記RSCを含む、請求項32から34のいずれか一項に記載の方法。
  36. 前記メッセージが、
    前記ネットワークの識別子(ID)、
    前記UEのID、
    前記UEの役割、
    アプリケーションID、
    前記RSCがレイヤ2中継に使用されるのか、それともレイヤ3中継に使用されるのかのインディケーション、および
    前記RSCがUE-ネットワーク間中継に使用されるのか、それともUE間中継に使用されるのかのインディケーション
    のうちの1つまたは複数を含む、請求項35に記載の方法。
  37. 前記メッセージに対する前記応答が、
    前記ネットワークのID、
    前記UEのID、
    アプリケーションID、および
    前記RSCの有効期限
    のうちの1つまたは複数をさらに含む、請求項35または36に記載の方法。
  38. 前記RSCが、1つまたは複数の商用アプリケーションにプロビジョニングされる複数のRSCのうちの1つである、請求項32から37のいずれか一項に記載の方法。
  39. 1つまたは複数のプロセッサ(501)と、
    コンピュータプログラムコード(503)を含む1つまたは複数のメモリ(502)とを備えるアプリケーションサーバ(500)であって、
    前記1つまたは複数のメモリ(502)および前記コンピュータプログラムコード(503)が、前記1つまたは複数のプロセッサ(501)とともに、前記アプリケーションサーバ(500)に少なくとも:
    ネットワークに登録されたアプリケーション用の中継サービスコード(RSC)を決定させる、および
    前記RSCを前記ネットワークにプロビジョニングさせる
    ように設定される、アプリケーションサーバ。
  40. 前記1つまたは複数のメモリおよび前記コンピュータプログラムコードが、前記1つまたは複数のプロセッサとともに、前記アプリケーションサーバに、請求項33から38のいずれか一項に記載の前記方法を実施させるように設定される、請求項39に記載のアプリケーションサーバ。
  41. コンピュータ上で実行されるときに、前記コンピュータに請求項32から38のいずれか一項に記載の前記方法の任意のステップを実行させる、コンピュータプログラムコード(503)がその上に具現化されているコンピュータ可読媒体。
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