JP2024508354A - ラックマウントシステム及び方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2024508354000001
【課題】回路基板の省スペース配置をもたらす回路基板取外しシステム及びその対応方法を提供する。
【解決手段】回路基板取外しシステムは、フレームのプレートに溝が設けられたフレームを含む。離脱スライダは、取付け面と、第1のカム面を含む第1の部分とを含むことができ、離脱スライダはフレーム内に配置される。セパレータは、第2のカム面を含むことができ、プレートの溝に配置することができる。離脱スライダが挿入位置にあるときに、第1のカム面と第2のカム面は互いに組み合わさることができる。離脱スライダは、離脱スライダをフレームから取り外すときに第1のカム面と第2のカム面との相互作用によってセパレータを長手方向に摺動させるように構成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に、ラックマウントシステム並びにフレーム内で物品を組織化するためのその使用方法に関する。
幾つかの事例では、既存の制御システムは、一連のプリント回路基板の接続を、キャビネットの背面パネルに取り付けて、専用デイジーチェーン接続シリアルケーブル、市販シリアルケーブル、イーサネットケーブル及び/又は同軸ケーブルで接続することによって行う。この配置では、各基板をキャビネット内に平置きするため、大量のスペースを用いる必要がある。さらに、キャビネット内の各基板を接続するため、複数のケーブルが必要とされる。キャビネットから回路基板を取り外すには、最初にケーブルを外し、次いで回路基板をキャビネットの壁から外すが、これは時間のかかるプロセスである。また、キャビネット内に複数のケーブルが存在することがあるので、交換用基板を正しく取り付けるために、ケーブルの正確な配置を知る技術者が立ち会う必要がある。
本開示の実施形態は、回路基板の省スペース配置をもたらす回路基板取外しシステム及びその対応方法を提供する。
一実施形態では、システムを提供するが、本システムは、フレームのプレートに溝が設けられたフレームを含むことができる。離脱スライダは、取付け面と、第1のカム面を含む第1の部分とを含むことができ、離脱スライダはフレーム内に配置される。セパレータは、第2のカム面を含むことができ、プレートの溝に配置することができる。離脱スライダが挿入位置にあるときに、第1のカム面と第2のカム面は互いに組み合わさることができる。離脱スライダは、離脱スライダをフレームから取り外すときに第1のカム面と第2のカム面との相互作用によってセパレータを長手方向に摺動させるように構成することができる。
幾つかの実施形態では、第1のカム面は、第1の突出部と、第1の突出部から離間した第2の突出部とを含むことができる。他の実施形態では、第1の突出部と第2の突出部の間に第1の直線面を配置することができる。幾つかの実施形態では、第2のカム面は、第1の陥凹部と、第1の陥凹部から離間した第2の陥凹部とを含むことができる。他の実施形態では、第1の陥凹部と第2の陥凹部の間に第2の直線面を配置することができる。
幾つかの実施形態では、挿入位置において、離脱スライダの第1の突出部がセパレータの第1の陥凹部内に配置され、離脱スライダの第2の突出部がセパレータの第2の陥凹部内に配置され、セパレータの第2の直線面が離脱スライダの第1の直線面と整列するようにすることができる。他の実施形態では、取外し位置において、第1のカム面が、第2のカム面に沿って取外し方向に摺動するように構成することができ、離脱スライダの第1の突出部がセパレータの第2の直線面に接触するように構成することができる。
幾つかの実施形態では、離脱スライダの第1の突出部がセパレータの第2の直線面に接触すると、セパレータは、セパレータの反対側に配置された複数の離脱スライダ及びセパレータと接触しそれらをフレーム内の長手方向に移動させるように構成することができる。
幾つかの実施形態では、システムは、プリント回路基板の第1の側に配置された第1のコネクタと、プリント回路基板の第2の側に配置された第2のコネクタとを含むプリント回路基板をさらに含むことができ、プリント回路基板はベースプレートに取り付けることができ、ベースプレートは、離脱スライダの取付け面に取り付けることができる。他の実施形態では、ベースプレートは、離脱スライダのスロット内に配置されたタブを含んでいてもよく、タブは、離脱スライダを取外し方向に引き出したときに、スロット内の離脱スライダに当接することができる。
幾つかの実施形態では、複数のプリント回路基板を、複数の離脱スライダ上に各々配置することができる。挿入位置において、複数のプリント回路基板は、隣接するプリント回路基板の隣接する第2のコネクタに固定される第1のコネクタを介して互いに通信可能に接続される。取外し位置において、残りの複数のプリント回路基板が第1及び第2のコネクタを介して互いに通信可能に接続されたまま、取外し方向に摺動する離脱スライダに配置されたプリント回路基板を、隣接するプリント回路基板から接続解除することができる。
幾つかの実施形態では、回路基板の取外し方法を提供する。本方法は、離脱スライダをフレームから取外し方向に摺動させるステップを含むことができ、離脱スライダは、第1のカム面を含む。本方法は、セパレータをフレーム内の長手方向に摺動させるステップをさらに含むことができ、セパレータは第2のカム面を含む。離脱スライダが挿入位置にあるときに、第1のカム面と第2のカム面は互いに組み合わさることができる。離脱スライダは、離脱スライダを取外し方向に摺動させたときに、第1のカム面と第2のカム面との相互作用によってセパレータを長手方向に摺動させるように構成することができる。
幾つかの実施形態では、本方法は、セパレータを長手方向に摺動させたときに、離脱スライダ上に配置されたプリント回路基板のコネクタを接続解除するステップをさらに含むことができる。
幾つかの実施形態では、第1のカム面は、第1の突出部、第2の突出部、及び第1の突出部と第2の突出部の間に配置された第1の直線表面を含むことができる。他の実施形態では、第2のカム面は、第1の陥凹部、第2の陥凹部、及び第1の陥凹部と第2の陥凹部の間に配置された第2の直線面を含むことができる。
幾つかの実施形態では、挿入位置において、離脱スライダの第1の突出部がセパレータの第1の陥凹部内に配置され、離脱スライダの第2の突出部がセパレータの第2の陥凹部内に配置され、セパレータの第2の直線面を離脱スライダの第1の直線面と整列するようにすることができる。他の実施形態では、取外し位置において、第1のカム面が、第2のカム面に沿って取外し方向に摺動するように構成することができ、離脱スライダの第1の突出部がセパレータの第2の直線面に接触するように構成することができる。
幾つかの実施形態では、離脱スライダの第1の突出部がセパレータの第2の直線面に接触すると、セパレータは、セパレータの反対側に配置された複数の離脱スライダ及びセパレータと接触しそれらをフレーム内の長手方向に移動させるように構成することができる。
幾つかの実施形態では、ベースプレートは、離脱スライダのスロット内に配置されたタブを含むことができる。他の実施形態では、タブは、離脱スライダを取外し方向に引き出したときに、スロット内の離脱スライダに当接することができる。
幾つかの実施形態では、本方法は、離脱スライダをフレームに向かって取付け方向に摺動させるステップであって、取付け方向が取外し方向と反対である、ステップと、隣接する離脱スライダ又は隣接するセパレータに当接するために圧縮ハンドルを枢動させるステップと、セパレータをフレーム内で第2の長手方向に摺動させるステップであって、第2の長手方向が第1の長手方向と反対である、ステップとをさらに含むことができる。
上記その他の特徴については、添付図面と併せて以下の詳細な説明を参照することによって理解を深めることができよう。
プリント回路基板(PCB)を含むラックマウントシステムの例示的な一実施形態を示す斜視図。 図1のPCBの例示的な一実施形態を示す斜視図。 図1のラックマウントシステムのベースプレートの例示的な一実施形態を示す斜視図。 図1のラックマウントシステムのベースプレートアセンブリを示す斜視図。 図4Aのベースプレートアセンブリを示す斜視図。 図1のラックマウントシステムの離脱スライダの例示的な一実施形態を示す斜視図。 図5Aの離脱スライダを示す斜視図。 図1のラックマウントシステムの離脱スライダアセンブリの例示的な一実施形態を示す斜視図。 図6Aの離脱スライダアセンブリを示す斜視図。 図1のラックマウントシステムのセパレータの例示的な一実施形態を示す斜視図。 図7のセパレータと相互作用する図6Aの離脱スライダアセンブリを示す斜視図。 図1のラックマウントシステムのストッパの例示的な一実施形態を示す斜視図。 図1のラックマウントシステムの圧縮ハンドルの例示的な一実施形態を示す斜視図。 図1のラックマウントシステムを示す部分斜視図。 図11のラックマウントシステムを示す部分平面図。 図11のラックマウントシステムを示す部分平面図。 ラックマウントシステムの別の典型的な実施形態を示す部分斜視図。 図13のラックマウントシステムから取り外した離脱スライダアセンブリを示す斜視図。 図14Aの離脱スライダアセンブリの取り外しをさらに示す斜視図。 図13のラックマウントシステムからの離脱スライダアセンブリの取り外しを示す正面図。 図15Aの離脱スライダアセンブリの取り外しをさらに示す正面図。 図13のラックマウントシステムからの離脱スライダアセンブリの取り外しを示す斜視図。
なお、本開示の図面は必ずしも縮尺通りではない。図面は、本明細書に開示する技術の典型的な態様を例示するものにすぎず、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
プリント回路基板(PCB)用の取付けシステムは、PCBを組織的配列に配置するのに使用することができ、例えばPCBをキャビネットの壁に固定して各PCBにアクセスできるようにすることができる。一般に、キャビネットに取り付けられたPCBシステムの特性は、無駄なスペースと、各PCBを相互に接続するための様々なケーブルをキャビネット内に有することの複雑さを招く。そこで、改良ラックマウントシステム及びラックマウントシステムからのPCBの取外し方法が提供される。改良ラックマウントシステムは、個別の離脱スライダ内に各々固定されたPCBのスタックを含むとができ、ラックマウントシステムからPCBを1個ずつ簡単に取り外すことができる。その結果、かかるシステム及び方法は、離脱スライダを、離脱スライダ内でPCBがベースプレートに装着された状態で、取外し方向に引っ張ると、離脱スライダのカム面がフレームのカム面及び隣接離脱スライダアセンブリのカム面と相互作用して、システム内で残りのPCBが接続及び動作したままPCBが隣接PCBから切り離されるスライダシステムを用いる。システム内にPCBスタックを有する利点は、システム全体の設置スペースが減ることである。さらに、システム内の他のPCBを機能させたまま、簡単な取外し又は交換ができるようにPCBをスタックすることによって、システムの保守効率が向上する。
本開示の実施形態を、主に入出力カード(IOカード)のようなPCBに関して説明するが、あらゆるタイプのPCB又は電子デバイスに使用できる。ただし、本開示の実施形態は、フレーム内に格納できる平坦な物体のスタックを含むことができる取付けシステムにも用いることができる。
図1は、フレーム102を含むラックマウントシステム100の例示的な一実施形態を示す。1個のフレーム102は、制御システム用の全ての部品を含んでいてもよいし、或いはフレームが大型取付けシステムに取り付けられる場合には大きなシステムのサブシステムであってもよい。例示的な実施形態では、フレーム102は、制御システムの様々な電気部品、例えばコントローラ104、電源106及び複数のPCB110を保持するように設計できる。フレーム102は、端子台、回路ブレーカー、ヒューズ、ネットワークスイッチ又は他の制御システム機器も保持することができる。フレーム102は、溝109A及び109Bを含む天板108及び底板(図示せず)をさらに含むことができ、これらはPCB110をフレーム102内に固定するのに使用できる。例示的な実施形態では、底板は天板108と同一であってもよい。PCB110をフレーム内に固定しておくために、圧縮ハンドル115がフレームに枢動自在に固定され、PCBをスタック構成に保ってX軸に沿った長手方向の移動を防ぐ。例示的な実施形態では、圧縮ハンドル115は、ピン、クリップ、脱落防止ねじ、プレスフィット接続、スプリングプランジャなどによって圧縮状態で固定できる。さらに、前板112をフレーム102に固定して、回路基板端子台を保持することができる。例示的な実施形態では、PCB110は、追加の機器を制御システムに配線するのに用いられる差込み自在(取外し自在)な端子台を含んでいてもよい。前板112は、メンテナンスを容易にするため、1個のPCB110のための差込み自在な端子台及び配線の取外し及び再取付けを同時に可能にすることができる。前板112は、機能的な接地も支持することができる。例示的な実施形態では、フレームは金属材料から作られるが、プラスチックのような他の様々な剛性材料から作ることもできる。
図2は、図1のPCB110の例示的な一実施形態を示す。例示的な実施形態では、PCB110は制御システム用のIOカードとすることができる。ただし、あらゆるタイプのPCBをラックマウントシステム100で使用することができる。PCB110はコネクタ114及びコネクタ116を有する基板113を含んでいてもよく、コネクタ114及びコネクタ116基板113の両側に配置される。例示的な実施形態では、コネクタ114及び116は、異なるタイプのコネクタであってもよい。コネクタ114及びコネクタ116の配置は、図1に示すようなPCB110のスタッキング構成を可能にする。PCB110のスタッキング構成は、各PCB110間で追加のケーブルを必要とせずに、PCB110の通信接続及び給電を行うことができる。さらに、PCB110は、基板113上に配置された集積回路又はマイクロチップ118を含んでいてもよい。PCB110を取付け面に固定するために、基板113内に穴120が形成されている。
ベースプレート122は、PCB110を各々1枚のベースプレート122に取り付けることができるようにする。ベースプレート122の設計により、PCB110の寸法に関係なく、あらゆるタイプのPCB110をベースプレート122に取り付けてラックマウントシステム100で使用することができる。図3は、図1のラックマウントシステム100のベースプレート122の例示的な一実施形態を示す。ベースプレート122は、PCB110を取り付けることができる取付け面124を含んでいてもよい。幾つかの実施形態では、PCB110は、スペーサによって取付け面124から離間させることができる。ベースプレート122はスロット126を含んでいてもよく、ベースプレート122を通してコネクタ114,116を隣接PCB110に接続できるようになる。ベースプレート122と離脱スライダアセンブリ(後述)との相互作用のため、バー127がベースプレート122に固定される。バー127は近位端127Aと遠位端127Bとを含む。タブ128が、近位端及び遠位端127A,127Bの両方からベースプレート122の縁を越えて延在している。近位端127Aには穴133が配置され、バー127をベースプレート122に固定するためのボルト131を受け入れるように構成されている。さらに、フォーク端129が遠位端127Bに配置されてギャップ130を含んでおり、反対側からベースプレート122を貫通するボルト131の周りを摺動するように構成されている。タブ128は、Y軸に沿ってベースプレート122の各側の上面よりもさらに延在することができる。例示的な実施形態では、ベースプレートは穴130を含んでおり、これらの穴130は、PCB110をベースプレート122に取り付けることができるように、PCB110の穴120と位置合わせされる。幾つかの実施形態では、ベースプレートは、ベースプレート122に固定されたPCB110に配置された端子及びコネクタにアクセスできるように構成された開口部135も含む。
ベースプレートアセンブリ132は、PCB110をベースプレート122に取り付けて形成される。図4A~図4Bは、図1のラックマウントシステムのベースプレートアセンブリ132を示す。図に示すように、コネクタ114,116はスロット126内に配置され、隣接するPCB110同士を互いに接続できるようにする。PCB110は、穴120及び130内に配置されたボルト131によってベースプレート122に固定される。また、例示的な実施形態では、PCB110は、取外し自在な端子台117をさらに含んでいてもよく、PCB110とラックマウントシステム100の外の他の外部部品との間の複数のケーブル接続が可能となる。なお、ラックマウントシステム100のPCB110は、ベースプレート122のいずれの側に固定してもよい。
ラックマウントシステム100のPCB110を簡単に取り外せるように、PCB110自体はフレーム102内に永続的に固定されない。PCB110は、代わりに、個々の離脱スライダ134に取り付けられ、PCB110をZ軸に沿ってフレーム102から引っ張り出せるようにする。ただし、PCB110のスタック構成のため、各PCB110の隣接コネクタ114,116は互いに固定されており、フレーム102からPCB110を取り外す摺動によって、PCB110に隣接するPCB110のコネクタ114,116の切り離すことができる。図5A~図5Bは、図1のラックマウントシステム100の離脱スライダ134の例示的な一実施形態を示す。離脱スライダ134は、本体136、上部138及び底部140を含むことができる。幾つかの実施形態では、上部138と底部140は、実質的に類似の形状を有し、PCB110の取り外しの際に隣接PCB110のコネクタ114,116を切り離すように設計される。本体136は、上部138と底部140との間に延在し、スロット142及びハンドル145を含むことができる。スロット142は、離脱スライダ134を通してコネクタ114,116が隣接PCB110と接続できるようにする。ハンドル134は、取り外しプロセスの際にフレーム102から離脱スライダ134を引き抜くのに役立つ。
図5A~図5Bにさらに記載されているように、上部138は、カム面143を含むことができ、略砂時計形状である。カム面143は突出部144と突出部148とを含むことができ、これらはZ軸に沿って離間する。突出部144,148の間は、Z軸に沿って延在する直線面146とすることができる。突出部144間に距離Dが形成され、面146間に距離Dが形成され、突出部148間に距離Dが形成される。典型的な実施形態形態では、距離D及びDは距離Dよりも大きい。さらに、距離D及びDは、実質的に類似又は同一であってもよい。上部138と同様に、底部140は、突出部156,160を有するカム面154を含むことができ、突出部156,158の間に直線面158が配置される。例示的な実施形態では、上部138の突出部144はY軸に沿って底部140の突出部156と整列し、上部138の突出部148はY軸に沿って底部140の突出部160と整列し、上部138の直線面146はY軸に沿って底部140の直線面158と整列する。突出部144,148,156,158及び面146,158の位置は、実装位置にあるときに離脱スライダが隣り合うセパレータ(以下で説明)とぴったりと組み合わさるが、カム面142,154がZ軸方向にセパレータに沿って摺動できるようにして、PCB110の取り外しの際に隣接PCB110のコネクタ114,116を切り離すように突出部144,156を配置する。上部138の突出部及び面に加えて、上部138は、Z軸に沿って上部138に配置されたスロット152及び溝(図示せず)も含む。さらに、底部140は、Z軸に沿って底部140に配置されたスロット162及び溝164も含む。
スロット152,162及び溝164は、ベースプレートアセンブリ132を離脱スライダ134内に配置して、Z軸に沿って摺動できるようにする。図6A~図6Bは、図1のラックマウントシステム100の離脱スライダアセンブリ170の例示的な一実施形態を示す斜視図である。ベースプレートアセンブリ132を離脱スライダ134内に配置して離脱スライダアセンブリ170を形成することができる。ベースプレート122の上縁及び下縁は、上部138の溝及び底部140の溝164に配置することができる。ベースプレート122のタブ128は、上部138のスロット152及び底部140のスロット162に配置することができる。タブ128は、離脱スライダをZ軸に沿って取外し方向に摺動させるときに、PCB110が取り付けられたベースプレート122が離脱スライダ134に捕捉されるようにすることができる。実装位置では、タブ128はスロット152,162の端部に当接していない。しかし、離脱スライダアセンブリ170の取り外しの際に、離脱スライダ134はZ軸に沿って取外し方向RDに引っ張られて、離脱スライダ134をPCB110及びベースプレート122に対してZ軸に沿って移動させることができる。離脱スライダ134がベースプレート122に対して移動するに伴って、スロット152,162は、タブ122がスロット152,162の端部に到達するまでタブ122に沿って移動する。タブ122がスロット152,162の端部に当接すると、ベースプレート122も、PCB110がベースプレート122に取り付けられた状態で、Z軸に沿って取外し方向RDに摺動し始める。
離脱スライダ134を介してフレーム102からPCB110を簡単に取り外せることに加えて、ラックマウントシステム100は、取り外すPCB110の両側で隣接PCB110から取外しされるPCB110を接続解除することもできる。PCB110の取り外し及びPCB110の接続解除は、Z軸に沿った1回の摺動運動によって達成できる。図7は、図1のラックマウントシステム100のセパレータ172の例示的な一実施形態を示す。セパレータ172は、ラックマウントシステム100のフレーム102内の隣り合う離脱スライダアセンブリ170間に配置することができる。セパレータ172は、タブ176を含んでいてもよく、タブ176は、フレーム102の天板108の溝109A,109B内に配置され、セパレータ172が溝109A,109B内で摺動できるようにする。セパレータ172はカム面174も含んでおり、離脱スライダ134のカム面143、154と相互作用することができる。カム面174は、陥凹部178、直線面180及び陥凹部182を含んでいてもよい。直線面180は、Z軸に沿って陥凹部178と陥凹部182の間に配置できる。
例示的な実施形態では、セパレータ172は、離脱スライダ134の上部138及び下部140とぴったりと組み合わさるように設計することができる。図8は、図7のセパレータ172と相互作用する図6Aの離脱スライダアセンブリ170を示す。図8に示すように、突出部144,148,156,160は、実装位置でセパレータ172の陥凹部178,182内に収まる。さらに、直線面146,158は、実装位置で直線面180に当接する。突出部144,148,156,160及び陥凹部178,182の位置によって、隣り合うPCB110は実装位置でX軸に沿って互いに最も近づくので、隣り合うPCB110のコネクタ114,116は互いに接続される。
図9は、図1のラックマウントシステム100のストッパ186の例示的な一実施形態を示す。ストッパ186は、セパレータ172の半分だけと実質的に類似しており、フレーム102の端に配置される。ストッパ186は、溝109A,109B内を摺動できる離脱スライダアセンブリ170及びセパレータ172とは異なり、PCB110の取り外しの際に溝109A,109B内で直線的に移動しない。ストッパ186は、タブ190を含んでいてもよく、それによってストッパ186を溝109A,109B内に固定することができる。ストッパ186は、陥凹部194、直線面196及び陥凹部198を含むカム面192を含むこともできる。実装位置において、突出部144,148,156,160は陥凹部194,196内に収まり、直線面146,148は直線面196に当接する。カム面192は、取外し及び再取付けの際の離脱スライダアセンブリ170のセパレータ172と同じ相互作用を生じさせるために用いることができる。例示的な実施形態では、ストッパ186は、ストッパ186をフレーム102に固定するための取付け穴197及び/又は他の締結機構を含んでいてもよい。ストッパ186は、フレーム102内の溝の長さ及び利用可能な設置スペースを拡張又は制限することによって、システム内のPCB110の数を変更するのに用いることができる。タブ190は、溝109A,109Bの端を塞ぐのに使用できる。
図10は、ラックマウントシステム100の圧縮ハンドル214の例示的な一実施形態を示す。圧縮ハンドル214は、圧縮ハンドル115と同様に、フレーム102内のX軸に沿って複数の離脱スライダアセンブリ170及びセパレータ172を圧縮するのに用いられる。圧縮ハンドル214は、ハンドル218で連結される部分216を含むことができる。タブ220が部分216に配置され、Y軸に沿って内向きに延在して、第1の離脱スライダアセンブリ170及び/又はフレーム102内に配置されたタブ176と接触する。ねじ222で圧縮ハンドル214をフレーム102に固定して、圧縮ハンドル214がねじ222の周りで枢動できるようにする。図11に示すように、離脱スライダアセンブリ170の圧縮を増加させるために、圧縮ハンドルを離脱スライダアセンブリ170に向かって枢動させて、フレーム内でそれら全てを一緒に圧縮することができる。PCB110をフレームから取り外すため、圧縮ハンドル214を離脱スライダアセンブリ170から離れるように枢動させると、離脱スライダアセンブリ170及びセパレータ172が溝109A,109B内で摺動させることができる。
図12A~図12Bは、フレーム102内で実装位置にある複数の離脱スライダアセンブリ170及びセパレータ172を示す。分かり易くするため図12Aでは天板108が除かれている。図12A~図12Bに示すように、離脱スライダ134の上部138は、隣り合うセパレータ172内に収まり、隣り合う離脱スライダアセンブリ170間の距離を最小限にして隣り合う離脱スライダアセンブリ170のPCB110がコネクタ114,116を介して互いに通信接続できるようにする。さらに、図に示すように、ベースプレートアセンブリ132のタブ128は、離脱スライダ134のスロット152内に配置される。
ベースプレート108の代わりに、フレームは、取外し手順の際にセパレータ172がフレーム内で摺動できるようにする溝を形成する他の構造を含んでいてもよい。例えば、典型的な実施形態形態では、溝をフレーム102に直接設ける代わりに、別個のプラスチック部材に溝を形成してから、その部材をフレーム102に取り付けてもよい。さらに、図13は、ラックマウントシステム200の別の実施形態を示す。ラックマウントシステム200はフレーム202を含んでいるが、これはフレーム102と実質的に類似している。ただし、フレーム202は、溝206Aを有するトップレール204Aと、トップレール206Bを有するトップレール204Bとを含む。トップレール204Aは、Z軸に沿ってトップレール204Bから離間して配置することができる。図に示すように、フレーム202からのPCB110の取外しプロセスを開始するため、圧縮ハンドル115をフレーム202内の第1の離脱スライダ134から離れるように枢動させることができる。
圧縮ハンドル115を枢動させて離脱スライダアセンブリ170及びセパレータ172への圧縮を低減することによって、溝206A,206B内でセパレータ172を摺動させることができる。図14A~図14Bは、ラックマウントシステム200からの離脱スライダアセンブリ170の取り外しを示す。始めに、離脱スライダ134を、Z軸に沿って取外し方向RDに摺動させることができる。離脱スライダ134が取外し方向RDに移動し始めると、離脱スライダ134のカム面143、154は、セパレータ172のカム面174に沿って相対的に摺動し始める。図14Bに示すように、突出部144がセパレータ172の直線面180に当接し始める。この突出部144と直線面180との接触によって、溝206A,206Bに配置されたセパレータ間にギャップGが形成する。ギャップGは、隣接PCB110を接続解除し、かつPCB110をフレーム202から摺動させるための十分なスペースを離脱スライダアセンブリ170間に生じさせるための、溝206A,206Bに沿って摺動するセパレータ172を表す。
図15A~図15Bは、離脱スライダアセンブリ170の取外し手順の際のフレーム202の正面図を示す。離脱スライダを取外し方向RDにさらに引っ張ると、隣接離脱スライダアセンブリ170間のギャップGが増加し続ける。このギャップGは、突出部144の最大突出部がセパレータ172の直線面180に接触するまで増加する。図15Bに示すように、PCB110の片側にギャップGが形成され、PCB110の反対側にギャップGが形成される。例示的な実施形態では、ギャップG及びGは、離脱スライダ134の対称設計のために同一であってもよい。突出部144が完全に直線面180と接触すると、ギャップG及びGはそれらの最大長となる。
最大長で、隣り合うPCB110のコネクタ114,116は互いに接続解除され、隣接PCB110を妨害せずに、離脱スライダアセンブリ170をフレーム202から引き抜くことができる。図16は、フレーム202から完全に取り外された離脱スライダアセンブリ170を示す。離脱スライダアセンブリ170をフレーム202から完全に取り外し、PCB110を交換又は修理してから、フレーム102内に再取り付けし、次いで圧縮ハンドル115を枢動させて、離脱スライダアセンブリ170を一緒に押し戻すことができる。例示的な実施形態では、離脱スライダアセンブリ170をフレーム202から取り外した後、残りの離脱スライダアセンブリ170を溝206A,206Bに沿ってスライドバックさせて、取り外した離脱スライダアセンブリ170を再実装せずに、取り外したPCB110に隣接していたPCB110を接続させることができる。圧縮ハンドル115を枢動させて第1の離脱スライダアセンブリ170に接触させることによって、離脱スライダアセンブリ170及びセパレータ172は互いに接触する。
重要な点は、この取外し手順は、ラックマウントシステム200内の他のPCB110の電源をオフにしたり、動作停止したりせずに、達成できることである。スタックの各PCB110は、電源106に隣接するPCB110から、コネクタ114,116を介して電力及びデータを受信する。さらに、電源106から最も離れたPCB110は、最後のPCB110のオープンコネクタ114,116に接続したケーブルを介してコントローラ104及び電源106と接続する。さらに、プロセスを逆転してPCB110をフレーム202に再挿入することができ、離脱スライダアセンブリ170は、隣接セパレータ172間に所要のギャップを生じさせ、離脱スライダアセンブリ170を挿入するのに十分なスペースを生じさせる。挿入されると、圧縮ハンドル115を枢動させて、スタックPCB110を接続することができる。
本明細書に開示したシステム、装置及び方法の構造、機能、製造及び使用の原理の総合的理解を図るべく、幾つかの例示的な実施形態について説明してきた。これらの実施形態の1以上の例は添付の図面に記載されている。本明細書及び添付の図面に具体的に記載されたシステム、装置及び方法が非限定的で例示的な実施形態であり、本発明の技術的範囲が専ら特許請求の範囲によって規定されることは当業者には明らかであろう。ある例示的な実施形態に関して記載した特徴は、他の実施形態の特徴と組み合わせることができる。かかる修正及び変更も本発明の技術的範囲に属する。さらに、本開示において、複数の実施形態における名称の類似した構成要素は、一般に類似した特徴を有しており、ある実施形態において、名称の類似した各構成要素の各々の特徴については必ずしも十分に説明しないこともある。
本明細書及び特許請求の範囲で用いる近似表現は、数量の修飾語であって、その数量が関係する基本機能に変化をもたらさない許容範囲内で変動し得る数量を表すために適用される。したがって、「約」、「略」及び「実質的に」のような用語で修飾された値はその厳密な数値に限定されない。場合によっては、近似表現は、その値を測定する機器の精度に対応する。本明細書及び特許請求の範囲において、数値限定の範囲は互いに結合及び/又は交換可能であり、かかる範囲は、前後関係から又は文言上別途明らかでない限り、その範囲に含まれるあらゆる部分範囲を特定しかつ包含する。
本発明のその他の特徴及び利点は、上述の実施形態から当業者には明らかであろう。したがって、本願は、添付の特許請求の範囲に記載された事項を除いて、具体的に記載されたものに限定されるものではない。本願で引用した刊行物及び文献の開示内容は援用によって本明細書の内容の一部をなす。
100,200 ラックマウントシステム
102,202 フレーム
104 コントローラ
106 電源
110 PCB
109,109A,109B,164,206A,206B 溝
114,116 コネクタ
105,214 圧縮ハンドル
122 ベースプレート
132 ベースプレートアセンブリ
134 離脱スライダ
142,143,154,174,192 カム面
144,148,156,158,160 突出部
146,158,180,196 直線面
170 離脱スライダアセンブリ
172 セパレータ
178,182,194,196,198 陥凹部

Claims (20)

  1. プレートに溝が設けられたプレートを含むフレームと、
    第1のカム面を含む第1の部分及び取付け面を含む離脱スライダであって、前記フレーム内に配置される離脱スライダと、
    第2のカム面を含むセパレータであって、前記プレートの溝に配置されるセパレータと
    を備えるシステムであって、
    前記離脱スライダが挿入位置にあるときに第1のカム面と第2のカム面が互いに組み合わさり、前記離脱スライダが、前記離脱スライダを前記フレームから取り外すときに第1のカム面と第2のカム面との相互作用によって前記セパレータを長手方向に摺動させるように構成されている、システム。
  2. 第1のカム面が、第1の突出部と、第1の突出部から離間した第2の突出部とを含む、請求項1に記載のシステム。
  3. 第2のカム面が、第1の陥凹部と、第1の陥凹部から離間した第2の陥凹部とを含む、請求項2に記載のシステム。
  4. 第1の突出部と第2の突出部の間に第1の直線面が配置され、第1の陥凹部と第2の陥凹部の間に第2の直線面が配置される、請求項3に記載のシステム。
  5. 挿入位置において、前記離脱スライダの第1の突出部が前記セパレータの第1の陥凹部内に配置され、前記離脱スライダの第2の突出部が前記セパレータの第2の陥凹部内に配置される、請求項4に記載のシステム。
  6. 取外し位置において、第1のカム面が、第2のカム面に沿って取外し方向に摺動するように構成され、前記離脱スライダの第1の突出部が、前記セパレータの第2の直線面に接触するように構成される、請求項4に記載のシステム。
  7. 前記離脱スライダの第1の突出部が前記セパレータの第2の直線面に接触すると、前記セパレータが、該セパレータの反対側に配置された複数の離脱スライダ及びセパレータと接触しそれらをフレーム内の長手方向に移動させるように構成される、請求項4に記載のシステム。
  8. プリント回路基板の第1の側に配置された第1のコネクタと、プリント回路基板の第2の側に配置された第2のコネクタとを含むプリント回路基板をさらに備え、前記プリント回路基板がベースプレートに取り付けられ、前記ベースプレートが前記離脱スライダの取付け面に取り付けられる、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記ベースプレートが、前記離脱スライダのスロット内に配置されたタブを含み、前記タブは、前記離脱スライダを取外し方向に引き出したときに、前記スロット内で前記離脱スライダに当接する、請求項8に記載のシステム。
  10. 複数のプリント回路基板が、複数の離脱スライダ上に各々配置され、挿入位置において、前記複数のプリント回路基板が、隣接するプリント回路基板の隣接する第2のコネクタに固定される第1のコネクタを介して互いに通信可能に接続され、取外し位置において、残りの複数のプリント回路基板が第1及び第2のコネクタを介して互いに通信可能に接続されたまま、取外し方向に摺動する離脱スライダに配置されたプリント回路基板が、隣接するプリント回路基板から接続解除される、請求項1に記載のシステム。
  11. 離脱スライダをフレームから取外し方向に摺動させるステップであって、前記離脱スライダが第1のカム面を含む、ステップと、
    前記フレーム内でセパレータを第1の長手方向に摺動させるステップであって、前記セパレータが第2のカム面を含む、ステップと
    を含む方法であって、前記離脱スライダが挿入位置にあるときに第1のカム面と第2のカム面が互いに組み合わさり、前記離脱スライダが、前記離脱スライダを前記取外し方向に摺動したときに第1のカム面と第2のカム面との相互作用によって前記セパレータを第1の長手方向に摺動させるように構成されている、方法。
  12. 前記セパレータを第1の長手方向に摺動させたときに、ベースプレート上に配置されたプリント回路基板のコネクタを接続解除するステップをさらに含んでおり、前記ベースプレートが前記離脱スライダ上に配置される、請求項11に記載の方法。
  13. 第1のカム面が、第1の突出部と、第1の突出部から離間した第2の突出部とを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 第2のカム面が、第1の陥凹部と、第1の陥凹部から離間した第2の陥凹部とを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 挿入位置において、前記離脱スライダの第1の突出部が前記セパレータの第1の陥凹部内に配置され、前記離脱スライダの第2の突出部が前記セパレータの第2の陥凹部内に配置され、前記離脱スライダの第1の直線面が前記セパレータの第2の直線面と整列する、請求項14に記載の方法。
  16. 取外し位置において、第1のカム面が、第2のカム面に沿って取外し方向に摺動するように構成され、前記離脱スライダの第1の突出部が、前記セパレータの第2の直線面に接触するように構成される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記離脱スライダの第1の突出部が前記セパレータの第2の直線面に接触すると、前記セパレータが、該セパレータの反対側に配置された複数の離脱スライダ及びセパレータと接触しそれらをフレーム内の第1の長手方向に移動させるように構成される、請求項15に記載の方法。
  18. 前記ベースプレートが、前記離脱スライダのスロット内に配置されたタブを含む、請求項12に記載の方法。
  19. 前記タブは、前記離脱スライダが前記取外し方向に引き出したときに、前記スロット内で前記離脱スライダに当接する、請求項18に記載の方法。
  20. 前記離脱スライダを前記フレームに向かって取付け方向に摺動させるステップであって、前記取付け方向が前記取外し方向と反対である、ステップと、
    隣接する離脱スライダ又は隣接するセパレータに当接させるために圧縮ハンドルを枢動させるステップと、
    前記セパレータを前記フレーム内で第2の長手方向に摺動させるステップであって、第2の長手方向が第1の長手方向と反対である、ステップと
    をさらに含む、請求項11に記載の方法。
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