JP2024507320A - マルチリンク動作ベースの測定報告 - Google Patents

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Abstract

無線通信デバイス(11)が、第1のチャネル上で、さらなる無線通信デバイス(10)への無線リンクを維持する。無線通信デバイス(11)は、さらなる無線通信デバイス(11)に、無線通信デバイスがマルチリンク動作をサポートするという指示を送る。さらに、無線通信デバイス(11)は、さらなる無線通信デバイス(10)から要求を受信する。要求に応答して、無線通信デバイス(11)は、さらなる無線通信デバイス(10)への無線リンクを維持しながら、第2のチャネル上で少なくとも1つの測定を実施するためにマルチリンク動作を利用する。さらに、無線通信デバイス(11)は、さらなる無線通信デバイスに、少なくとも1つの測定を表す1つまたは複数の測定報告を送る。【選択図】図3

Description

本発明は、無線送信を制御するための方法、ならびに対応するデバイス、システム、およびコンピュータプログラムに関する。
無線通信技術において、2.4GHz ISM帯域、5GHz帯域、6GHz帯域、およびより高度のチャネルアクセス技術を使用する60GHz帯域のような、未ライセンス帯域を使用することに対する関心が高まっている。歴史的に、Wi-Fiとしても示される、IEEE802.11規格ファミリーに基づくWLAN(無線ローカルエリアネットワーク)技術は、特に高データレートのサポートを必要とする適用例のための、未ライセンス帯域における優位な規格であった。
WLAN技術はまた、無線測定の報告をサポートする。たとえば、対応する無線測定フレームワークが、以下で「IEEE802.11PHY仕様」として示される、「IEEE Standard for Information technology - Telecommunications and information exchange between systems Local and metropolitan area networks - Specific requirements - Part 11:Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) Specifications」、IEEE規格802.11-2016(IEEE規格802.11-2012の改訂)、vol.、no.、1~3534ページ、2016年12月14日において指定され、特に、IEEE802.11仕様のセクション11.11を参照されたい。無線測定フレームワークは、WLANネットワークの動作および管理のための支援を提供し得る。
より詳細には、局(STA)が、別のSTAに、要求および報告に基づいて無線測定を実施するように依頼することができる。いくつかの状況では、STAは、要求された測定を実施することを拒否し得る。要求され得る測定量は、それぞれ、ビーコンまたはフレームの信号強度を指示するビーコン報告またはフレーム報告、チャネルがビジーである時間の部分に関するチャネル上の負荷を指示するチャネル負荷報告、ヒストグラムに関する測定された雑音電力および干渉を指示する雑音ヒストグラム報告、要求された時間間隔中に受信されるMSDU(媒体アクセス制御サービスデータユニット)の数など、STA統計を指示するSTA統計報告を含む。
STAは、動作チャネル上または非動作チャネル上のいずれかで測定を実施するように要求され得る。STAが非動作チャネル上で測定することを要求される場合、STAは、一般に、非動作チャネル上で測定を実施する間、データトラフィックの送信および受信を一時的に取り消す必要がある。いくつかの状況では、STAはまた、測定を実施することを拒否し得る。その場合、STAは、STAが測定を実施することを拒否していることを折り返し報告することを必要とされる。測定を拒否することの理由は、低減されたサービス品質(QoS)、電力消費の許容できない増加、測定スケジューリング競合などの恐れを含み得る。例として、非動作チャネルにおいて要求された測定を実施するSTAは、STAの無線回路を、STAの動作チャネルの中心周波数とは異なる中心周波数に再同調させる必要があり得、これは、媒体との同期外れを生じ、STAの、動作チャネル上で急速に送信または受信する能力に悪影響を及ぼし得る。STAの送信(TX)バッファにおいて緊急パケットが到着した場合、STAは、まず、いくらかの時間がかかり得る、媒体に同期することを行う必要があり得、次いで、動作チャネルへのアクセスを求めて競合するか、またはアップリンク(UL)送信のスケジューリングを要求し得る。そのような状況により、STAが要求された測定を実施することを拒否するという可能性がかなりある。
WLAN技術はまた、媒体へのアクセスがアクセスポイント(AP)によって制御されることを伴う拡張をサポートする。たとえば、対応する機構はIEEE802.11ax技術において指定され、以下で「IEEE802.11axドラフト」として示される、「IEEE P802.11ax/D6.0 Draft Standard for Information technology - Tele-communications and information exchange between systems Local and metropolitan area networks - Specific requirements Part 11:Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) Specifications Amendment 1:Enhancements for High Efficiency WLAN (November 2019)」を参照されたい。たとえば、「IEEE802.11axドラフト」は、APが、STAからのUL送信をスケジュールすることを可能にするトリガフレームを指定する。さらに、IEEE802.11beとして示される補正とともに導入されるべき、EHT(極めて高いスループット)と呼ばれるWLAN技術の拡張は、APが無線リソースの割り当てにおいて共同する、マルチAPシステムをサポートするためのプランを伴う。STAによって報告される無線測定は、そのようなシナリオでは有用であるが、たとえば、STAは、要求された測定を実施することを拒否し得るので、そのような測定の利用可能性は制限され得る。
したがって、無線通信システムにおいて、測定を効率的に実施および報告することを可能にする技法が必要である。
一実施形態によれば、無線通信システムにおける無線送信を制御する方法が提供される。本方法によれば、無線通信デバイスが、第1のチャネル上で、さらなる無線通信デバイスへの無線リンクを維持する。無線通信デバイスは、さらなる無線通信デバイスに、無線通信デバイスがマルチリンク動作をサポートするという指示を送る。さらに、無線通信デバイスは、さらなる無線通信デバイスから要求を受信する。要求に応答して、無線通信デバイスは、さらなる無線通信デバイスへの無線リンクを維持しながら、第2のチャネル上で少なくとも1つの測定を実施するためにマルチリンク動作を利用する。さらに、無線通信デバイスは、さらなる無線通信デバイスに、少なくとも1つの測定を表す1つまたは複数の測定報告を送る。
さらなる実施形態によれば、無線通信システムにおける無線送信を制御する方法が提供される。本方法によれば、無線通信デバイスが、第1のチャネル上で、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイスへの無線リンクを維持する。無線通信デバイスは、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイスから、さらなる無線通信デバイスがマルチリンク動作をサポートするという指示を受信する。さらに、無線通信デバイスは、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイスに、無線通信デバイスへの無線リンクを維持しながら、第2のチャネル上で少なくとも1つの測定を実施するためにマルチリンク動作を利用するようにとの要求を送る。さらに、無線通信デバイスは、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイスから、少なくとも1つの測定を表す1つまたは複数の測定報告を受信する。
さらなる実施形態によれば、無線通信デバイスが提供される。本無線通信デバイスは、第1のチャネル上で、さらなる無線通信デバイスへの無線リンクを維持するように設定される。さらに、本無線通信デバイスは、さらなる無線通信デバイスに、本無線通信デバイスがマルチリンク動作をサポートするという指示を送るように設定される。さらに、本無線通信デバイスは、さらなる無線通信デバイスから要求を受信するように設定される。さらに、本無線通信デバイスは、要求に応答して、さらなる無線通信デバイスへの無線リンクを維持しながら、第2のチャネル上で少なくとも1つの測定を実施するためにマルチリンク動作を利用するように設定される。さらに、本無線通信デバイスは、さらなる無線通信デバイスに、少なくとも1つの測定を表す1つまたは複数の測定報告を送るように設定される。
さらなる実施形態によれば、無線通信デバイスが提供される。本無線通信デバイスは、少なくとも1つのプロセッサとメモリとを備える。メモリは、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含んでおり、それにより、本無線通信デバイスは、第1のチャネル上で、さらなる無線通信デバイスへの無線リンクを維持するように動作可能である。さらに、メモリは、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含んでおり、それにより、本無線通信デバイスは、さらなる無線通信デバイスに、本無線通信デバイスがマルチリンク動作をサポートするという指示を送るように動作可能である。さらに、メモリは、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含んでおり、それにより、本無線通信デバイスは、さらなる無線通信デバイスから要求を受信するように動作可能である。さらに、メモリは、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含んでおり、それにより、本無線通信デバイスは、要求に応答して、さらなる無線通信デバイスへの無線リンクを維持しながら、第2のチャネル上で少なくとも1つの測定を実施するためにマルチリンク動作を利用するように動作可能である。さらに、メモリは、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含んでおり、それにより、本無線通信デバイスは、さらなる無線通信デバイスに、少なくとも1つの測定を表す1つまたは複数の測定報告を送るように動作可能である。
さらなる実施形態によれば、無線通信デバイスが提供される。本無線通信デバイスは、第1のチャネル上で、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイスへの無線リンクを維持するように設定される。さらに、本無線通信デバイスは、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイスから、さらなる無線通信デバイスがマルチリンク動作をサポートするという指示を受信するように設定される。さらに、本無線通信デバイスは、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイスに、本無線通信デバイスへの無線リンクを維持しながら、第2のチャネル上で少なくとも1つの測定を実施するためにマルチリンク動作を利用するようにとの要求を送るように設定される。さらに、本無線通信デバイスは、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイスから、少なくとも1つの測定を表す1つまたは複数の測定報告を受信するように設定される。
さらなる実施形態によれば、無線通信デバイスが提供される。本無線通信デバイスは、少なくとも1つのプロセッサとメモリとを備える。メモリは、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含んでおり、それにより、本無線通信デバイスは、第1のチャネル上で、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイスへの無線リンクを維持するように動作可能である。さらに、メモリは、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含んでおり、それにより、本無線通信デバイスは、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイスから、さらなる無線通信デバイスがマルチリンク動作をサポートするという指示を受信するように動作可能である。さらに、メモリは、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含んでおり、それにより、本無線通信デバイスは、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイスに、本無線通信デバイスへの無線リンクを維持しながら、第2のチャネル上で少なくとも1つの測定を実施するためにマルチリンク動作を利用するようにとの要求を送るように動作可能である。さらに、メモリは、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含んでおり、それにより、本無線通信デバイスは、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイスから、少なくとも1つの測定を表す1つまたは複数の測定報告を受信するように動作可能である。
本発明のさらなる実施形態によれば、無線通信デバイスの少なくとも1つのプロセッサによって実行されることになるプログラムコードを備える、コンピュータプログラムまたはコンピュータプログラム製品が、たとえば、非一時的記憶媒体の形態で提供される。プログラムコードの実行は、無線通信デバイスに、第1のチャネル上で、さらなる無線通信デバイスへの無線リンクを維持させる。さらに、プログラムコードの実行は、無線通信デバイスに、さらなる無線通信デバイスに、無線通信デバイスがマルチリンク動作をサポートするという指示を送らせる。さらに、プログラムコードの実行は、無線通信デバイスに、さらなる無線通信デバイスから要求を受信させる。さらに、プログラムコードの実行は、無線通信デバイスに、要求に応答して、さらなる無線通信デバイスへの無線リンクを維持しながら、第2のチャネル上で少なくとも1つの測定を実施するためにマルチリンク動作を利用させる。さらに、プログラムコードの実行は、無線通信デバイスに、さらなる無線通信デバイスに、少なくとも1つの測定を表す1つまたは複数の測定報告を送らせる。
本発明のさらなる実施形態によれば、無線通信デバイスの少なくとも1つのプロセッサによって実行されることになるプログラムコードを備える、コンピュータプログラムまたはコンピュータプログラム製品が、たとえば、非一時的記憶媒体の形態で提供される。プログラムコードの実行は、無線通信デバイスに、第1のチャネル上で、さらなる無線通信デバイスへの無線リンクを維持させる。さらに、プログラムコードの実行は、無線通信デバイスに、さらなる無線通信デバイスに、無線通信デバイスがマルチリンク動作をサポートするという指示を送らせる。さらに、プログラムコードの実行は、無線通信デバイスに、さらなる無線通信デバイスから要求を受信させる。さらに、プログラムコードの実行は、無線通信デバイスに、要求に応答して、さらなる無線通信デバイスへの無線リンクを維持しながら、第2のチャネル上で少なくとも1つの測定を実施するためにマルチリンク動作を利用させる。さらに、プログラムコードの実行は、無線通信デバイスに、さらなる無線通信デバイスに、少なくとも1つの測定を表す1つまたは複数の測定報告を送らせる。
そのような実施形態およびさらなる実施形態の詳細は、以下の発明を実施するための形態から明らかになろう。
一実施形態による、無線通信システムを概略的に示す図である。 一実施形態による、TXOPの共有のためのプロセスを概略的に示す図である。 一実施形態による、マルチリンク動作を概略的に示す図である。 一実施形態による、方法を概略的に示すためのフローチャートである。 一実施形態による、無線通信デバイスの機能を概略的に示すためのブロック図である。 さらなる実施形態による、方法を概略的に示すためのフローチャートである。 さらなる実施形態による、無線通信デバイスの機能を概略的に示すためのブロック図である。 一実施形態による、STAの構造を概略的に示す図である。 一実施形態による、APの構造を概略的に示す図である。
以下で、より詳細におよび添付の図面を参照しながら、本発明の例示的な実施形態による概念が説明される。示された実施形態は、無線通信システムにおける無線送信を制御することに関する。無線通信システムは、IEEE802.11技術に基づくWLAN(無線ローカルエリアネットワーク)システムであり得る。ただし、示された概念が、他の無線通信技術に、たとえば、3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)によって指定されたLTE(Long Term Evolution)またはNR(新無線(New Radio))技術の競合ベースモードにも適用され得ることに留意されたい。
示された概念は、無線通信デバイスが、要求された測定を効率的に実施および報告するために、マルチリンク動作(MLO)を利用することを伴う。特に、MLOの利用は、第1のチャネル上で、無線通信デバイスが、別の無線通信デバイスへの無線リンクを維持し、同時に、無線通信デバイスが、1つまたは複数の第2のチャネル上で測定を実施し、その測定が、次いで、さらなる無線通信デバイスに報告されることを伴う。報告は、維持された無線リンクを介して達成され得る。無線通信システムがIEEE802.11技術WLANに基づくと仮定したとき、無線通信デバイスは非AP STAであり得、別の無線通信デバイスは、非AP STAが接続されるAPであり得る。しかしながら、他のシナリオ、たとえば、両方のAPが、アドホック無線リンクによって接続される非AP STAであるシナリオも考えられる。
示された概念は、たとえば、APは、MLOをサポートしないかまたは単一リンクモードで動作することを判断するかのいずれかであり、APに接続された1つまたは複数のSTAはMLOをサポートする状況において適用され得る。そのような状況では、APは、STAのうちの1つまたは複数が、MLOを利用して測定を実施し、APに測定を報告することを要求し得る。MLOを利用することによって、STAは、測定を実施する間、STAの既存の無線リンクを維持することができ、これは、媒体との同期外れを生じることなしにおよびQoS劣化または遅延の恐れなしに可能であり、その結果、要求された測定を実施することに対する拒否の恐れが低い。APは、AP自体によって実施された測定と組み合わせて、報告された測定を利用し、それにより、APの近傍における条件のより包括的な知識を獲得し得る。
示された概念は、APが、あるチャネル上で無線リンクを維持し、同時に、1つまたは複数の他のチャネル上で測定を実施するための、MLOの利用をサポートするSTAと協働するための動作モードのサポートをシグナリングすることを伴い得る。この動作モードは、以下で、MLO限定(limited MLO)としても示される。たとえば、APは、たとえば、ビーコンフレームの能力エレメントにおいて、1つまたは複数の管理フレームを介してMLO限定のサポートをシグナリングし得る。MLOをサポートするSTAは、それらのMLO能力を告知し得る。さらに、APはまた、APが単一のチャネル上で動作する場合でも、MLOのためにも使用されるサポートシグナリングを利用し得る。関連付けされると、非AP STAは、そのMLO能力をAPに通知する。測定報告を要求するために、APは、MLOのサポートを告知した1つまたは複数のSTAを選択することができる。
MLOは、IEEE802.11be補正による、EHT技術のML(マルチリンク)機能に基づき得る。これらのML機能では、マルチリンクデバイス(MLD)が、複数の提携するSTAを有し、それらの各々は、独立した無線チャネルまたはリンクを使用して通信することができる。たとえば、MLDは、一方が5GHz周波数帯域における1つまたは複数のチャネルを使用して動作し、他方が6GHz周波数帯域における1つまたは複数のチャネルを使用して動作する、2つの提携するSTAを有することができる。別の例によれば、MLDは、各々が、6GHz周波数帯域におけるチャネルを使用して動作する、2つの提携するSTAを有することができる。本明細書で使用される、MLOを実施することが可能なSTAは、MLDであると見なされる。
MLDは、同時送信(TX)MLO、同時受信(RX)MLO、または同時送信および受信(STR)MLOを実施するために、MLDの提携するSTAおよび対応するサポートされるチャネルを使用することができる。あるチャネル上でのTX動作が、別のチャネル上でRX動作を実施することができないことを生じる場合、チャネルのそのペアは、非STR(NSTR)として分類される。
図1は、示された概念が実装され得る、例示的な無線通信システムを示す。示された例では、無線通信システムは、示された例ではAP1、AP2、AP3、AP4と呼ばれる複数のアクセスポイント(AP)10と、示された例ではSTA11、STA12、STA13、STA21、STA31、STA32、およびSTA41と呼ばれる複数の局(STA)11とを含む。局STA11、STA12、およびSTA13は、(BSS1として示された第1のBSS中で)AP1によってサーブされ、局STA21は、(BSS2として示された第2のBSS中で)AP2によってサーブされる。局STA31およびSTA32は、(BSS3として示された第3のBSS中で)AP3によってサーブされる。局STA41は、(BSS4として示された第4のBSS中で)AP4によってサーブされる。局11は、様々な種類の無線デバイス、たとえば、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、ゲーミングデバイスなどのようなモバイルまたは固定コンピューティングデバイスなど、ユーザ端末に対応し得る。さらに、局11は、たとえば、スマートホームデバイス、プリンタ、マルチメディアデバイス、データストレージデバイスなどのような他の種類の機器に対応することができる。
図1の例では、局11の各々は、無線リンクを通してAP10のうちの1つに接続し得る。たとえば、所与の局11によって経験されるロケーションまたはチャネル状態に依存して、局11は、無線リンクを確立するための適切なAP10およびBSSを選択し得る。無線リンクは、競合ベース機構に基づいて共有される周波数スペクトル、たとえば、2.4GHz ISM帯域、5GHz帯域、6GHz帯域、または60GHz帯域のような未ライセンス帯域からの1つまたは複数のOFDMキャリアに基づき得る。局11のうちのいくつかは、MLOをサポートし得、すなわち、MLDであり得る。
各AP10は、AP10に接続された局11のデータコネクティビティを提供し得る。さらに示されるように、AP10は、データネットワーク(DN)110に接続され得る。このようにして、AP10は、異なるAP10に接続された局11のデータコネクティビティをも提供し得る。さらに、AP10は、他のエンティティへの、たとえば、1つまたは複数のサーバ、サービスプロバイダ、データソース、データシンク、ユーザ端末などへの局11のデータコネクティビティをも提供し得る。したがって、所与の局11とそのサービングAP10との間に確立された無線リンクは、様々な種類のサービス、たとえば、音声サービス、マルチメディアサービス、または他のデータサービスを局11に提供するために使用され得る。そのようなサービスは、局11上で、および/または局11にリンクされたデバイス上で実行されるアプリケーションに基づき得る。例として、図1は、DN110において提供されたアプリケーションサービスプラットフォーム150を示す。局11上でおよび/または局11にリンクされた1つまたは複数の他のデバイス上で実行される(1つまたは複数の)アプリケーションは、1つまたは複数の他の局11および/またはアプリケーションサービスプラットフォーム150とのデータ通信のために無線リンクを使用し、それにより、局11における(1つまたは複数の)対応するサービスの利用を可能にし得る。
上述のように、示された概念は、MLO限定動作モードに基づき得る。MLO限定の場合、APとその関連するSTAの各々とは、単一の無線リンクを使用して、すなわち、単一のチャネル上で通信する。管理フレーム、制御フレーム、アクションフレーム、およびデータフレームを含む、無線フレームのすべての交換は、この単一のチャネル上で行われる。しかしながら、APは、関連するSTAが、APへの無線リンクを同時に維持するためにSTAによってサポートされるMLOを利用して、1つまたは複数の他のチャネル上で測定をさらに実施することを要求し得る。示された概念は、様々な種類のフレーム、特にビーコンフレーム、プローブ要求フレーム、プローブ応答フレーム、関連付け要求フレーム、関連付け応答フレーム、再関連付け要求フレーム、および/または再関連付け応答フレームを使用するシグナリングに基づき得る。
ビーコンフレームが、BSS中でAPによって周期的にブロードキャストされ得る。ビーコンフレームは、能力エレメントおよび動作エレメントを含み得る。いくつかのシナリオでは、APは、APのMLO限定を指示するための指示を、ビーコンフレームに、能力エレメントに、または、動作エレメントに含め得る。
プローブ応答フレームが、それぞれのSTAから受信されたプローブ要求フレームに応答して、APによって、1つまたは複数のSTAに送られ得る。プローブ応答フレームは、能力エレメントおよび動作エレメントを含み得る。いくつかのシナリオでは、APは、APのMLO限定を指示するための指示を、プローブ応答フレームに、たとえば、能力エレメントまたは動作エレメントに含め得る。
関連付け要求フレームおよび再関連付け要求フレームが、基本サービスセット(BSS)に加入することを要求するために、STAによって、BSSを管理するAPに送られ得、APは、それぞれ、関連付け応答フレームまたは再関連付け応答フレームを送ることによって、これらのフレームに応答する。再関連付け要求フレームは、関連付け要求フレームの特定の場合と見なされ得、これは、STAが、すでに前にAPに関連付けられていたときのシナリオにおいて使用される。同様に、再関連付け応答フレームは、関連付け応答フレームの特定の場合と見なされ得る。関連付け要求フレームまたは再関連付け要求フレームは、能力エレメントおよび動作エレメントを含み得る。いくつかのシナリオでは、STAは、APにMLOのサポートを指示するためのエレメントを、関連付け/再関連付けフレーム中に、たとえば、能力エレメントに、または、動作エレメントに、含める。指示はまた、サポートされるMLOに関係するさらなる情報、たとえば、サポートされる同時リンクの数、STRまたはNSTR MLOがサポートされるかどうか、サポートされる周波数帯域、たとえば、2.4GHz、5GHz、または6GHz、および/あるいはサポートされる帯域幅、たとえば、40MHz、80MHz、160MHz、80+80MHzなど、各リンクのサポートされる能力など、を提供し得る。
プローブ要求フレームが、特定のチャネル上で動作するAPにまたはいくつかのAPにプローブ応答フレームを送信請求するために、STAによって送られ得る。プローブ要求フレームは、能力エレメントおよび動作エレメントを含み得る。いくつかのシナリオでは、STAは、APにMLOのサポートを指示するための指示を、プローブ要求フレームに、たとえば、能力エレメントに、または、動作エレメントに、含め得る。指示はまた、サポートされるMLOに関係するさらなる情報、たとえば、サポートされる同時リンクの数、STRまたはNSTR MLOがサポートされるかどうか、サポートされる周波数帯域、たとえば、2.4GHz、5GHz、または6GHz、および/あるいはサポートされる帯域幅、たとえば、40MHz、80MHz、160MHz、80+80MHzなど、各リンクのサポートされる能力など、を提供し得る。
指示された情報に基づいて、APは、1つまたは複数のSTAを選択し、測定要求をこれらの1つまたは複数のSTAに送り得、これらの選択されたSTAは、次いで、測定報告をAPに提供し得る。第1の例として、BSS1について図1に示されたような状況が検討され得、ここで、3つのSTA、すなわち、STA11、STA12、およびSTA13がAP1に関連付けられる。この例では、STA11がMLOをサポートせず、STA12がNSTR MLOをサポートし、STA13がSTR MLOをサポートすると仮定され得る。さらに、AP1が、その動作チャネル上の、およびある非動作チャネル上の測定情報を必要とし、AP1が、STA13に送信されるべきダウンリンク(DL)データを有すると仮定され得る。この場合、AP1は、STA12に測定を要求することを判断することができる。STA12は、潜在的に、STA11よりも高速におよび少ないオーバーヘッドで、要求された測定を実施することができるので、ならびに、STA13と比較して、測定は、来るべきDLデータ送信のQoSを損なう恐れがないので、この判断は有益であり得る。第2の例として、同じ状況において、AP1が、ある非動作チャネル上の測定情報を必要とし、AP1が、STA11、STA12、およびSTA13から、これらのSTAの各々が送信されるべきULデータを有することを指示する、バッファステータス報告を受信したと仮定され得る。この場合、STA11およびSTA12と比較して、STA13は、ULデータの来るべき送信の過大な遅延を生じることなしに測定を実施することができるので、AP1は、STA13に、非動作チャネル上で測定を実施することを要求することができる。
いくつかのシナリオでは、APもMLDであるが、依然としてMLO限定を使用することを判断することができる。APは、次いで、MLD MAC(媒体アクセス制御)アドレスを提供され得、MLD MACアドレスは、MLO限定において使用されるべきセキュリティ鍵を確立するために使用され得る。MLD STAは、次いで、セキュリティ鍵を使用して、MLDセキュリティ機構に基づいてAPと通信することができる。
示された概念に基づく測定の要求および報告が利用され得るシナリオの一例は、APが別のチャネルに変更する準備をしているときである。たとえば、APが、そのBSSの性能が劣化していることを検出した場合、APは、別のチャネルに変更することを検討し得る。そのような性能劣化の考えられる理由は、同じチャネルを使用する重複するBSSにおけるトラフィックが増加したことであり得る。その結果、APによって使用されるチャネルがビジーであることが見つけられる可能性が増加し、したがって、チャネルへのアクセス試行が失敗する恐れが増加し得る。さらに、チャネルがアイドルであることが見つけられる場合でも、チャネル上により多くの干渉があり得、これは、より低いデータレートの利用を必要とし得る。別のチャネルに変更する前に、APは、性能を改善することになる利用可能な新しいチャネルがあるかどうかを決定するために、報告された測定を利用し得る。MLOを利用するSTAによって実施された測定を利用することによって、新しいチャネルの検索は、APの動作チャネル上のデータトラフィックを中断することまたはさもなければ損なうことなしに、行われ得る。
APは、(1つまたは複数の)STAに、特定のチャネル上で測定を実施することを要求し得、または、APは、(1つまたは複数の)STAに、APの新しい動作チャネルとして使用されるべき候補チャネルを検索し、見つけられた候補チャネルをAPに報告することを要求し得る。検索においてその関連するSTAを利用するこの可能性のために、検索は、AP自体がMLOをサポートしない場合でも、APの動作チャネル上の送信への影響なしに実施され得る。
さらに、AP自体がMLOをサポートし、それ自体、その動作チャネル上の送信を中断することなしに測定を実施するためにMLO動作を使用することができる場合でも、APが、MLO対応非APデバイスに、他のチャネルを走査するために測定を実施することを要求することは依然として有益であり得る。たとえば、APと報告STAとは、極めて異なる干渉状況を経験し得、したがって、STAによって報告される測定は、APに関連するSTAの観点からも低干渉を有する新しいチャネルの選択のための貴重な追加の情報を提供し得る。
図2は、示された概念による、測定を要求および報告するためのプロセスの一例を示す。図2のプロセスは、たとえば、図1に示されたAP10のうちの1つに対応する、AP10と、たとえば、図1に示されたSTA11のうちの1つまたは複数に対応する、1つまたは複数のSTAとを伴う。
図1のプロセスにおいて、AP10は、(1つまたは複数の)STAによって受信されるビーコンフレーム201を送り得る。ビーコンフレーム201は、AP10のMLO限定を指示する指示を、たとえば、能力エレメント中に、または、動作エレメント中に、含み得る。
追加または代替として、STA11のうちの1つまたは複数は、プローブ要求フレーム202をAPに送り得る。プローブ要求フレーム202は、APに、プローブ要求フレーム202を送るSTA11がMLOをサポートすることを指示する指示を、たとえば、能力エレメント中に、または、動作エレメント中に、含み得る。指示はまた、サポートされるMLOに関係するさらなる情報、たとえば、サポートされる同時リンクの数、STRまたはNSTR MLOがサポートされるかどうか、サポートされる周波数帯域、たとえば、2.4GHz、5GHz、または6GHz、および/あるいはサポートされる帯域幅、たとえば、40MHz、80MHz、160MHz、80+80MHzなど、各リンクのサポートされる能力など、を提供し得る。いくつかのシナリオでは、STAは、AP10からのビーコンフレーム201およびAP10のMLO限定を指示するビーコンフレーム201を受信したことに応答して、指示を含め得る。
プローブ要求フレーム202に応答して、AP10は、プローブ応答フレーム203をSTA11に送り得る。プローブ応答フレーム203は、AP10のMLO限定を指示する指示を、たとえば、能力エレメント中に、または、動作エレメント中に、含み得る。
追加または代替として、STA11のうちの1つまたは複数は、関連付け要求フレームまたは再関連付け要求フレーム204をAPに送り得る。関連付け要求フレームまたは再関連付け要求フレーム204は、APに、関連付け要求フレームまたは再関連付け要求フレーム204を送るSTA11がMLOをサポートすることを指示する指示を、たとえば、能力エレメント中に、または、動作エレメント中に、含み得る。指示はまた、サポートされるMLOに関係するさらなる情報、たとえば、サポートされる同時リンクの数、STRまたはNSTR MLOがサポートされるかどうか、サポートされる周波数帯域、たとえば、2.4GHz、5GHz、または6GHz、および/あるいはサポートされる帯域幅、たとえば、40MHz、80MHz、160MHz、80+80MHzなど、各リンクのサポートされる能力など、を提供し得る。いくつかのシナリオでは、STAは、AP10からのビーコンフレーム201およびAP10のMLO限定を指示するビーコンフレーム201を受信したことに応答して、指示を含め得る。いくつかのシナリオでは、STAは、AP10からのプローブ応答フレーム203およびAP10のMLO限定を指示するプローブ応答フレーム203を受信したことに応答して、指示を含め得る。
関連付け要求フレームまたは再関連付け要求フレーム204に応答して、AP10は、STA11に、関連付け応答フレームまたは再関連付け応答フレーム205を送り得る。関連付け応答フレームまたは再関連付け応答フレーム205は、AP10のMLO限定を指示する指示を、たとえば、能力エレメント中に、または、動作エレメント中に、含み得る。
上述のメッセージが異なる順序でも送信され得ることに留意されたい。たとえば、プローブ要求フレーム202とプローブ応答フレーム203との交換が、関連付け要求フレームまたは再関連付け要求フレーム204と関連付け応答フレームまたは再関連付け応答フレーム205との交換の後に行われること、ビーコンフレームの送信が省略されること、関連付け要求フレームまたは再関連付け要求フレームと関連付け応答フレームまたは再関連付け応答フレームとの複数の交換があること、あるいは、プローブ要求フレームとプローブ応答フレームとの複数の交換があることも可能であろう。
図2にさらに示されているように、STA11のうちの少なくとも1つをAP10に関連付けた後に、プロセスはまた、AP10が、その動作チャネル上で、STA11にDLデータを送ること、または、STA11が、動作チャネル上で、AP10にULデータを送ることを伴い得る。したがって、(1つまたは複数の)関連するSTAは、AP10への無線リンクを維持するために、AP10の動作チャネルを利用することができる。
ある時点において、AP10は、その関連するSTA11のうちの少なくとも1つに、測定を要求することを判断し得る。この判断は、プローブ要求フレーム202あるいは関連付け要求フレームまたは再関連付け要求フレーム204によって指示される、STA11のMLO能力に基づき得る。測定を要求するために、AP10は、(1つまたは複数の)STA11に測定要求208を送る。測定要求208はまた、たとえば、どの量が測定または報告されるべきであるか、および/または、(1つまたは複数の)どのチャネル上で測定が実施されるべきであるかを指示することによって、実施されるべき測定のタイプを指示し得る。報告されるべき量は、たとえば、それぞれ、ビーコンまたはフレームの信号強度を指示するビーコン報告またはフレーム報告、チャネルがビジーである時間の部分に関するチャネル上の負荷を指示するチャネル負荷報告、ヒストグラムに関する測定された雑音電力および干渉を指示する雑音ヒストグラム報告、要求された時間間隔中に受信されるMSDUの数など、STA統計を指示するSTA統計報告、あるいはAP10の新しい動作チャネルの選択のための候補チャネルのセットを含み得る。
さらに示されているように、測定要求208に応答して、STA11は、STA11が、要求された測定を実施することを受け付けたことを指示する、測定要求確認応答209を返し得る。代替的に、STA11はまた、要求された測定を実施することに対する拒否を指示することができる。
しかしながら、図2の例では、STA11は、測定要求208を受け付け、ある時点において、AP10に、測定要求208によって指定される少なくとも1つの測定量を表す、少なくとも1つの測定報告210を送ると仮定される。
図2の例では、AP10は、ブロック211によって指示されるように、AP10の新しい動作チャネルへのチャネル切替えを制御するために、(1つまたは複数の)受信された測定報告によって提供される情報を利用するとさらに仮定される。これはまた、AP10が、その関連するSTAを新しい動作チャネルに移動するためのシグナリング212を実施することを伴い得る。
図3は、示された概念による、MLO限定に基づく測定を概略的に示す。詳細には、図3は、たとえば、図1のAP10のうちの1つまたは図2のAP10に対応する、AP10と、たとえば、図1または図2のSTA11のうちの1つに対応する、STAとを示す。図3の例では、AP10は、単一の無線機21を装備すると仮定される。代替的に、AP10は、複数の無線機を装備することもでき、しかしながら、それらは、図3に示された機能において利用されない。STA11は、複数の無線機、具体的には、第1の無線機31および第2の無線機32を装備する。AP10の無線機21およびSTA11の第1の無線機31は、AP10とSTA11との間の無線リンク40を維持するために使用される。この目的で、第1の無線機は、AP19の動作チャネルに同調される。同時に、STA11の第2の無線機32は、AP10によって要求されたように、別のチャネル上で測定を実行するために利用可能である。
図4は、示された概念を実装するために利用され得る、方法を示すためのフローチャートを示す。図4の方法は、無線通信システムにおいて動作される無線通信デバイスにおいて、示された概念を実装するために使用され得る。無線通信システムは、たとえば、IEEE802.11規格ファミリーによる、WLAN技術に基づき得る。無線通信デバイスは、たとえば、無線通信システムのAPに関連するSTAに、たとえば、上述のSTA11のうちのいずれかに、対応し得る。
無線通信デバイスのプロセッサベース実装形態が使用される場合、図4の方法のステップのうちの少なくともいくつかは、無線通信デバイスの1つまたは複数のプロセッサによって実施および/または制御され得る。そのような無線通信デバイスはまた、図4の方法の以下で説明される機能またはステップのうちの少なくともいくつかを実装するためのプログラムコードを記憶するメモリを含み得る。
ステップ410において、無線通信デバイスは、第1のチャネル上で、さらなる無線通信デバイスへの無線リンクを維持する。無線通信デバイスは、たとえば、STAに対応し得、さらなる無線通信デバイスは、そのSTAが関連するAPに、たとえば、上述のAP10のうちのいずれかに、対応し得る。無線リンクを確立するために、STAは、たとえば、ビーコンフレーム、プローブ要求フレーム、またはプローブ応答フレームの交換に基づいて、APを発見し、たとえば、関連付け要求フレームまたは再関連付け要求フレーム、および関連付け応答フレームまたは再関連付け応答フレームの交換に基づいて、APのBSSに加入していることがある。
いくつかのシナリオでは、さらなる無線通信デバイスはMLOをサポートしない。他のシナリオでは、さらなる無線通信デバイスは、あるチャネル上で通信のためにMLOを利用し、別のチャネル上で測定を実施する無線通信デバイスとの協働に基づくモードにおいて、MLOをサポートし得る。
ステップ420において、無線通信デバイスは、さらなる無線通信デバイスに、無線通信デバイスがMLOをサポートするという指示を送る。いくつかのシナリオでは、無線通信デバイスは、プローブ要求フレームにおいて指示を送る。代替的にまたは追加として、無線通信デバイスは、関連付け要求フレームにおいて指示を送り得る。いくつかの場合には、関連付け要求フレームは再関連付け要求フレームであり得る。プローブ要求フレーム、関連付け要求フレーム、または再関連付け要求フレームは、たとえば、ステップ410に関して説明されたように、第1の無線リンクの確立中に送られ得る。
ステップ430において、無線通信デバイスは、さらなる無線通信デバイスから、さらなる無線通信デバイスが、あるチャネル上で通信のためにMLOを利用し、別のチャネル上で測定を実施する無線通信デバイスとの協働をサポートするというさらなる指示を受信し得る。APのMLO限定の上述の指示は、そのような指示の一例である。無線通信デバイスは、プローブ応答フレームにおいてさらなる指示を受信し得る。代替的にまたは追加として、無線通信デバイスは、関連付け応答フレームにおいてさらなる指示を受信し得る。いくつかの場合には、関連付け応答フレームは、再関連付け応答フレームであり得る。代替的にまたは追加として、無線通信デバイスは、ビーコンフレームにおいてさらなる指示を受信し得る。ビーコンフレーム、プローブ応答フレーム、関連付け応答フレーム、または再関連付け応答フレームは、たとえば、ステップ410に関して説明されたように、第1の無線リンクの確立中に受信され得る。
ステップ410、420、および430が、様々な順序で実施され得ることと、いくつかのシナリオでは、無線デバイスが、ステップ430のさらなる指示を受信したことに応答して、ステップ430の指示を送り得ることとに留意されたい。同様に、無線通信デバイスは、ステップ420の指示を送ったことに応答して、ステップ430のさらなる指示を受信することができる。
ステップ440において、無線通信デバイスは、さらなる無線通信デバイスから要求を受信する。上述の測定要求208は、そのような要求の一例である。
ステップ450において、ステップ440において受信された要求に応答して、無線通信デバイスは、たとえば、図3に示されている設定を利用して、さらなる無線通信デバイスへの無線リンクを維持しながら、第2のチャネル上で少なくとも1つの測定を実施するためにMLOを利用する。
ステップ460において、無線通信デバイスは、さらなる無線通信デバイスに、ステップ450において実施された少なくとも1つの測定を表す1つまたは複数の測定報告を送る。無線通信デバイスは、維持された無線リンクを介して測定報告を送り得る。
1つまたは複数の測定報告は、たとえば、たとえば、RSSI(受信信号強度インジケータ)に関する、1つまたは複数の受信されたフレームに関連する測定信号強度を表す少なくとも1つの測定報告を含み得る。代替的にまたは追加として、1つまたは複数の測定報告は、たとえば、チャネルがビジーである時間の部分に関する、第2のチャネル上の負荷を表す少なくとも1つの測定報告を含み得る。代替的にまたは追加として、1つまたは複数の測定報告は、たとえば、ヒストグラムに関するおよび/またはアイドル電力インジケータ(IPI)に基づく、第2のチャネル上の雑音電力を表す少なくとも1つの測定報告を含み得る。代替的にまたは追加として、1つまたは複数の測定報告は、時間間隔ごとに受信されるフレームの数、たとえば、受信されるMSDUの数を指示する少なくとも1つの測定報告を含み得る。代替的にまたは追加として、1つまたは複数の測定報告は、無線通信デバイスの新しい動作チャネルの選択のためのチャネルの候補セットを指示する少なくとも1つの測定報告を含み得る。
図5は、図4の方法に従って動作する無線通信デバイス500の機能を示すためのブロック図を示す。無線通信デバイス500は、たとえば、上述のSTA11のうちの1つに対応し得る。示されているように、無線通信デバイス500は、ステップ410に関して説明されたように、第1のチャネル上で、さらなる無線通信デバイスへの無線リンクを維持するように設定されたモジュール510を備え得る。さらに、無線通信デバイス500は、ステップ420に関して説明されたように、さらなる無線通信デバイスにMLOサポートの指示を送るように設定されたモジュール520を備え得る。さらに、無線通信デバイス500は、ステップ440に関して説明されたように、さらなる無線通信デバイスから指示を受信するように設定されたモジュール530を備え得る。さらに、無線通信デバイス500は、ステップ440に関して説明されたように、さらなる無線通信デバイスから要求を受信するように設定されたモジュール540を備え得る。さらに、無線通信デバイス500は、ステップ450に関して説明されたように、無線リンクを維持しながら、少なくとも1つの測定を実施するためにMLOを利用するように設定されたモジュール550を備え得る。さらに、無線通信デバイス500は、ステップ560に関して説明されたように、1つまたは複数の測定報告を送るように設定されたモジュール560を備え得る。
無線通信デバイス500は、WLAN STAの知られている機能など、他の機能を実装するためのさらなるモジュールを含み得ることに留意されたい。さらに、無線通信デバイス500のモジュールは必ずしも、無線通信デバイス500のハードウェア構造を表すとは限らないが、たとえば、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せによって実装される、機能エレメントにも対応し得ることに留意されたい。
図6は、示された概念を実装するために利用され得る、方法を示すためのフローチャートを示す。図6の方法は、無線通信システムにおいて動作される無線通信デバイスにおいて、示された概念を実装するために使用され得る。無線通信システムは、たとえば、IEEE802.11規格ファミリーによる、WLAN技術に基づき得る。無線通信デバイスは、たとえば、APに、たとえば、上述のAP10のうちのいずれかに、対応し得る。
無線通信デバイスのプロセッサベース実装形態が使用される場合、図6の方法のステップのうちの少なくともいくつかは、無線通信デバイスの1つまたは複数のプロセッサによって実施および/または制御され得る。そのような無線通信デバイスはまた、図6の方法の以下で説明される機能またはステップのうちの少なくともいくつかを実装するためのプログラムコードを記憶するメモリを含み得る。
ステップ610において、無線通信デバイスは、第1のチャネル上で、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイスへの無線リンクを維持する。無線通信デバイスは、たとえば、APに対応し得、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイスは、そのAPに関連するSTAに、たとえば、上述のSTA11のうちのいずれかに、対応し得る。無線リンクを確立するために、STAは、たとえば、ビーコンフレーム、プローブ要求フレーム、またはプローブ応答フレームの交換に基づいて、APを発見し、たとえば、関連付け要求フレームまたは再関連付け要求フレーム、および関連付け応答フレームまたは再関連付け応答フレームの交換に基づいて、APのBSSに加入していることがある。
いくつかのシナリオでは、無線通信デバイスはMLOをサポートしない。他のシナリオでは、無線通信デバイスは、あるチャネル上で通信のためにMLOを利用し、別のチャネル上で測定を実施するさらなる無線通信デバイスとの協働に基づくモードにおいて、MLOをサポートし得る。
ステップ620において、無線通信デバイスは、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイスから、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイスがMLOをサポートするという指示を受信する。いくつかのシナリオでは、無線通信デバイスは、プローブ要求フレームにおいて指示を受信する。代替的にまたは追加として、無線通信デバイスは、関連付け要求フレームにおいて指示を受信し得る。いくつかの場合には、関連付け要求フレームは再関連付け要求フレームであり得る。プローブ要求フレーム、関連付け要求フレーム、または再関連付け要求フレームは、たとえば、ステップ610に関して説明されたように、第1の無線リンクの確立中に受信され得る。
ステップ630において、無線通信デバイスは、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイスに、無線通信デバイスが、あるチャネル上で通信のためにMLOを利用し、別のチャネル上で測定を実施するさらなる無線通信デバイスとの協働をサポートするというさらなる指示を送り得る。APのMLO限定の上述の指示は、そのような指示の一例である。無線通信デバイスは、プローブ応答フレームにおいてさらなる指示を送り得る。代替的にまたは追加として、無線通信デバイスは、関連付け応答フレームにおいてさらなる指示を送り得る。いくつかの場合には、関連付け応答フレームは、再関連付け応答フレームであり得る。代替的にまたは追加として、無線通信デバイスは、ビーコンフレームにおいてさらなる指示を送り得る。ビーコンフレーム、プローブ応答フレーム、関連付け応答フレーム、または再関連付け応答フレームは、たとえば、ステップ610に関して説明されたように、第1の無線リンクの確立中に送られ得る。
ステップ610、620、および630が、様々な順序で実施され得ることと、いくつかのシナリオでは、無線デバイスが、ステップ630のさらなる指示を送ったことに応答して、ステップ620の指示を受信し得ることとに留意されたい。同様に、無線通信デバイスは、ステップ620の指示を受信したことに応答して、ステップ630のさらなる指示を送ることができる。
ステップ640において、無線通信デバイスは、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイスに、たとえば、図3に示されている設定を利用して、さらなる無線通信デバイスへの無線リンクを維持しながら、第2のチャネル上で少なくとも1つの測定を実施するためにMLOを利用するようにとの要求を送る。上述の測定要求208は、そのような要求の一例である。
ステップ650において、ステップ640において送られた要求に応答して、無線通信デバイスは、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイスから、ステップ640において要求された少なくとも1つの測定を表す1つまたは複数の測定報告を受信する。無線通信デバイスは、維持された無線リンクを介して少なくとも1つの測定報告を受信し得る。
1つまたは複数の測定報告は、たとえば、たとえば、RSSIに関する、1つまたは複数の受信されたフレームに関連する測定信号強度を表す少なくとも1つの測定報告を含み得る。代替的にまたは追加として、1つまたは複数の測定報告は、たとえば、チャネルがビジーである時間の部分に関する、第2のチャネル上の負荷を表す少なくとも1つの測定報告を含み得る。代替的にまたは追加として、1つまたは複数の測定報告は、たとえば、ヒストグラムに関するおよび/またはアイドル電力インジケータ(IPI)に基づく、第2のチャネル上の雑音電力を表す少なくとも1つの測定報告を含み得る。代替的にまたは追加として、1つまたは複数の測定報告は、時間間隔ごとに受信されるフレームの数、たとえば、1秒当たりの受信されるMSDUの数を指示する少なくとも1つの測定報告を含み得る。代替的にまたは追加として、1つまたは複数の測定報告は、無線通信デバイスの新しい動作チャネルの選択のためのチャネルの候補セットを指示する少なくとも1つの測定報告を含み得る。
ステップ660において、無線通信デバイスは、ステップ650において受信された1つまたは複数の測定報告に応じて、無線リンクの設定を制御し得る。たとえば、受信された1つまたは複数の測定報告に基づいて、無線通信デバイスは、第2のチャネルへの通信動作の切替えを制御し得る。したがって、受信された1つまたは複数の測定報告に基づいて、無線通信デバイスは、無線通信デバイスの新しい動作チャネルとして第2のチャネルを選択し得る。
図7は、図6の方法に従って動作する無線通信デバイス700の機能を示すためのブロック図を示す。無線通信デバイス700は、たとえば、上述のAP10のうちの1つに対応し得る。示されているように、無線通信デバイス700は、ステップ610に関して説明されたように、第1のチャネル上で、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイスへの無線リンクを維持するように設定されたモジュール710を備え得る。さらに、無線通信デバイス700は、ステップ620に関して説明されたように、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイスからMLOサポートの指示を受信するように設定されたモジュール720を備え得る。さらに、無線通信デバイス700は、ステップ630に関して説明されたように、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイスに指示を送るように設定されたモジュール730を備え得る。さらに、無線通信デバイス700は、ステップ640に関して説明されたように、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイスに、少なくとも1つの測定を実施するようにとの要求を送るように設定されたモジュール740を備え得る。さらに、無線通信デバイス700は、ステップ650に関して説明されたように、1つまたは複数の測定を受信するように設定されたモジュール750を備え得る。さらに、無線通信デバイス700は、ステップ660に関して説明されたように、無線リンクの設定を制御するように設定されたモジュール760を備え得る。
無線通信デバイス700は、WLAN APの知られている機能など、他の機能を実装するためのさらなるモジュールを含み得ることに留意されたい。さらに、無線通信デバイス700のモジュールは必ずしも、無線通信デバイス700のハードウェア構造を表すとは限らないが、たとえば、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せによって実装される、機能エレメントにも対応し得ることに留意されたい。
図4~図7に関して説明された機能はまた、システム、たとえば、図4の方法に従って動作する第1の無線通信デバイスと、図4の方法におけるさらなる無線通信デバイスに対応し、図6の方法に従って動作する、第2の無線通信デバイスとを含むシステムにおいて実装され得ることに留意されたい。
上述の無線通信デバイスを実装するための構造の例として、図8は、たとえば、上述のSTA11のうちのいずれかに対応する、STAを実装するための構造を示し、図9は、たとえば、上述のAP10のうちのいずれかに対応する、APを実装するための構造を示す。
図8は、上記で説明された概念を実装するために使用され得る、STA800のプロセッサベース実装形態を示す。たとえば、図8に示されている構造は、上述のSTA11のうちのいずれかにおいて概念を実装するために使用され得る。
示されているように、STA800は、1つまたは複数の無線インターフェース810を含む。(1つまたは複数の)無線インターフェース810は、たとえば、たとえば、IEEE802.11ファミリー規格による、WLAN技術に基づき得る。しかしながら、他の無線技術、たとえば、LTE技術またはNR技術もサポートされ得る。いくつかのシナリオでは、(1つまたは複数の)無線インターフェース810は、STA800のMLO動作をサポートするための複数の無線機に基づき得る。
さらに、STA800は、(1つまたは複数の)無線インターフェース810に結合された1つまたは複数のプロセッサ850と、(1つまたは複数の)プロセッサ850に結合されたメモリ860とを含み得る。例として、(1つまたは複数の)無線インターフェース810、(1つまたは複数の)プロセッサ850、およびメモリ860は、STA800の1つまたは複数の内部バスシステムによって結合され得る。メモリ860は、読取り専用メモリ(ROM)、たとえば、フラッシュROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、たとえば、ダイナミックRAM(DRAM)またはスタティックRAM(SRAM)、大容量ストレージ、たとえば、ハードディスクまたはソリッドステートディスクなどを含み得る。示されているように、メモリ860は、ソフトウェア870および/またはファームウェア880を含み得る。メモリ860は、図4~図7に関して説明されたように、無線送信を制御するための上記で説明された機能を実装するように、(1つまたは複数の)プロセッサ850によって実行されるべき適切に設定されたプログラムコードを含み得る。
図8に示されている構造は概略にすぎないこと、およびSTA800は、明快のために、示されていない、さらなる構成要素、たとえば、さらなるインターフェースまたはさらなるプロセッサを実際に含み得ることを理解されたい。また、メモリ860は、WLAN STAの知られている機能を実装するためのさらなるプログラムコードを含み得ることを理解されたい。いくつかの実施形態によれば、コンピュータプログラムがまた、たとえば、メモリ860に記憶されるべきプログラムコードおよび/または他のデータを記憶する物理媒体の形態で、あるいはプログラムコードをダウンロードのためにまたはストリーミングによって利用可能にすることによって、STA800の機能を実装するために提供され得る。
図9は、上記で説明された概念を実装するために使用され得る、AP900のプロセッサベース実装形態を示す。たとえば、図9に示されている構造は、上述のAP10のうちのいずれかにおいて概念を実装するために使用され得る。
示されているように、AP900は、1つまたは複数の無線インターフェース910を含む。(1つまたは複数の)無線インターフェース910は、たとえば、たとえば、IEEE802.11ファミリー規格による、WLAN技術に基づき得る。しかしながら、他の無線技術、たとえば、LTE技術またはNR技術もサポートされ得る。いくつかのシナリオでは、(1つまたは複数の)無線インターフェース910は、AP900のMLO動作をサポートするための複数の無線機に基づき得る。さらに示されているように、AP900は、無線通信ネットワークの他のノードとの、たとえば、他のAPとのまたは図1に示されているアプリケーションサービスプラットフォームとの、通信のために使用され得る、1つまたは複数のネットワークインターフェース920をも含み得る。
さらに、AP900は、(1つまたは複数の)インターフェース910、920に結合された1つまたは複数のプロセッサ950と、(1つまたは複数の)プロセッサ950に結合されたメモリ960とを含み得る。例として、(1つまたは複数の)インターフェース910、920、(1つまたは複数の)プロセッサ950、およびメモリ960は、AP900の1つまたは複数の内部バスシステムによって結合され得る。メモリ960は、ROM、たとえば、フラッシュROM、RAM、たとえば、DRAMまたはSRAM、大容量ストレージ、たとえば、ハードディスクまたはソリッドステートディスクなどを含み得る。示されているように、メモリ960は、ソフトウェア970および/またはファームウェア980を含み得る。メモリ960は、図4~図7に関して説明されたように、無線送信を制御するための上記で説明された機能を実装するように、(1つまたは複数の)プロセッサ950によって実行されるべき適切に設定されたプログラムコードを含み得る。
図9に示されている構造は概略にすぎないこと、およびAP900は、明快のために、示されていない、さらなる構成要素、たとえば、さらなるインターフェースまたはさらなるプロセッサを実際に含み得ることを理解されたい。また、メモリ960は、WLAN APの知られている機能を実装するためのさらなるプログラムコードを含み得ることを理解されたい。いくつかの実施形態によれば、コンピュータプログラムがまた、たとえば、メモリ960に記憶されるべきプログラムコードおよび/または他のデータを記憶する物理媒体の形態で、あるいはプログラムコードをダウンロードのためにまたはストリーミングによって利用可能にすることによって、AP900の機能を実装するために提供され得る。
わかるように、上記で説明された概念は、無線通信システムにおいて、測定を効率的に実施および報告するために使用され得る。特に、ある無線通信デバイスは、別の無線通信デバイスに測定を要求することによって、その別の無線通信デバイスのMLO能力から恩恵を受け得、これは、別のチャネル上で測定を実施しながら、あるチャネル上で無線リンクを維持するためにMLOを利用することによって実施される。このようにして、APは、たとえば、その関連するMLDのMLO能力を利用して、MLDによって実施される測定を収集することができる。MLDの既存の無線リンクに対する悪影響が回避され得るので、MLDへの測定要求が拒否される恐れが低い。さらに、MLDは、非MLDよりも速く媒体を走査し得る。たとえば、MLDは、動作チャネルにおいておよび非動作チャネルにおいて、同時測定を実施し得るか、または、2つの非動作チャネルにおいて同時測定を実施し得る。したがって、APは、所望の測定報告を、急速に、および低いオーバーヘッドを伴って、受信し得る。測定要求および応答による媒体の占有が低減され得る。さらに、示された概念は、IEEE801.11be技術、および、IEEE802.11規格ファミリーの以前のメンバーに基づく、たとえば、IEEE802.11ac/ax技術に基づく技術を含む、様々な無線通信技術において実装され得る。AP側で、そのような実装形態は、たとえば、ソフトウェアアップグレードによって、ハードウェア修正を必要とすることなしに達成され得る。さらに、APは、APがMLOをサポートする場合でも、単一のリンク上で動作することができ、示された概念は、そのようなAPが、その関連するSTAのMLO能力を活用することを可能にすることができる。
上記で説明された例および実施形態は例示的にすぎず、様々な修正の余地があることを理解されたい。たとえば、示された概念は、WLAN技術に限定されない、様々な種類の無線技術に関して適用され得る。さらに、概念は、様々なタイプのAPおよびSTAに関して適用され得る。さらに、示された概念は、チャネルの様々な組合せおよび様々な周波数帯域からのチャネルに適用され得る。
その上、上記の概念は、既存のデバイスまたは装置の1つまたは複数のプロセッサによって実行されるべき、対応して設計されたソフトウェアを使用することによって、あるいは専用デバイスハードウェアを使用することによって実装され得ることを理解されたい。さらに、示された装置またはデバイスは、各々、単一のデバイスとして、あるいは複数の相互作用デバイスまたはモジュールのシステムとして実装され得ることに留意されたい。

Claims (42)

  1. 無線通信システムにおける無線送信を制御する方法であって、前記方法は、
    第1のチャネル上で、無線通信デバイス(11;500;800)がさらなる無線通信デバイス(10;700;900)への無線リンク(40)を維持することと、
    前記無線通信デバイス(11;500;800)が、前記さらなる無線通信デバイス(10;700;900)に、前記無線通信デバイスがマルチリンク動作をサポートするという指示を送ることと、
    前記無線通信デバイス(11;500;800)が前記さらなる無線通信デバイスから要求(208)を受信することと、
    前記要求(208)に応答して、前記無線通信デバイス(11;500;800)が、前記さらなる無線通信デバイスへの前記無線リンク(40)を維持しながら、第2のチャネル上で少なくとも1つの測定を実施するために前記マルチリンク動作を利用することと、
    前記無線通信デバイス(11;500;800)が、前記さらなる無線通信デバイス(10;700;900)に、前記少なくとも1つの測定を表す1つまたは複数の測定報告(210)を送ることと
    を含む、方法。
  2. 前記無線通信デバイス(11;500;800)が、プローブ要求フレーム(202)において前記指示を送る、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記無線通信デバイス(11;500;800)が、関連付け要求フレーム(204)において前記指示を送る、
    請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記無線通信デバイス(11;500;800)は、前記さらなる無線通信デバイス(10;700;900)から、前記さらなる無線通信デバイス(10;700;900)が、あるチャネル上で通信のためにマルチリンク動作を利用し、別のチャネル上で測定を実施する無線通信デバイスとの協働をサポートするというさらなる指示を受信すること
    を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記無線通信デバイス(11;500;800)が、プローブ応答フレーム(203)において前記さらなる指示を受信する
    を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記無線通信デバイス(11;500;800)が、関連付け応答フレーム(205)において前記さらなる指示を受信する
    を含む、請求項4または5に記載の方法。
  7. 前記無線通信デバイス(11;500;800)が、ビーコンフレーム(201)において前記さらなる指示を受信する
    を含む、請求項4から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記1つまたは複数の測定報告(210)が、1つまたは複数の受信されたフレームに関連する測定信号強度を表す少なくとも1つの測定報告を備える、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記1つまたは複数の測定報告(210)が、前記第2のチャネル上の負荷を表す少なくとも1つの測定報告を備える、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記1つまたは複数の測定報告(210)が、前記第2のチャネル上の雑音電力を表す少なくとも1つの測定報告を備える、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記1つまたは複数の測定報告(210)が、前記第2のチャネル上の干渉電力を表す少なくとも1つの測定報告を備える、
    請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記1つまたは複数の測定報告(210)が、時間間隔ごとに受信されるフレームの数を指示する少なくとも1つの測定報告を備える、
    請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記1つまたは複数の測定報告(210)が、前記さらなる無線通信デバイス(10;700;900)の新しい動作チャネルの選択のためのチャネルの候補セットを指示する少なくとも1つの測定報告を備える、
    請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記さらなる無線通信デバイス(10;700;900)がマルチリンク動作をサポートしない、
    請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記さらなる無線通信デバイス(10;700;900)が、あるチャネル上で通信のためにマルチリンク動作を利用し、別のチャネル上で測定を実施する無線通信デバイスとの協働に基づくモードにおいて、マルチリンク動作をサポートする、
    請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記無線通信システムが、IEEE802.11規格ファミリーによる無線ローカルエリアネットワーク技術に基づく、
    請求項1から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記さらなる無線通信デバイス(10;700;900)が、前記無線通信システムのアクセスポイントであり、前記無線通信デバイス(11;500;800)が、前記アクセスポイントによってサーブされる局である、
    請求項16に記載の方法。
  18. 無線通信システムにおける無線送信を制御する方法であって、前記方法は、
    第1のチャネル上で、無線通信デバイス(10;700;900)が、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイス(11;500;800)への無線リンク(40)を維持することと、
    前記無線通信デバイス(10;700;900)が、前記少なくとも1つのさらなる無線通信デバイス(11;500;800)から、前記さらなる無線通信デバイス(11;500;800)がマルチリンク動作をサポートするという指示を受信することと、
    前記無線通信デバイス(10;700;900)が、前記少なくとも1つのさらなる無線通信デバイス(11;500;800)に、前記無線通信デバイスへの前記無線リンク(40)を維持しながら、第2のチャネル上で少なくとも1つの測定を実施するために前記マルチリンク動作を利用するようにとの要求を送ることと、
    前記無線通信デバイス(10;700;900)が、前記少なくとも1つのさらなる無線通信デバイス(11;500;800)から、前記少なくとも1つの測定を表す1つまたは複数の測定報告(210)を受信することと
    を含む、方法。
  19. 前記無線通信デバイス(10;700;900)が、プローブ要求フレーム(202)において前記指示を受信する、
    請求項18に記載の方法。
  20. 前記無線通信デバイス(10;700;900)が、関連付け要求フレーム(204)において前記指示を受信する、
    請求項18または19に記載の方法。
  21. 前記無線通信デバイス(10;700;900)は、前記少なくとも1つのさらなる無線通信デバイス(11;500;800)に、前記無線通信デバイス(10;700;900)が、あるチャネル上で通信のためにマルチリンク動作を利用し、別のチャネル上で測定を実施するさらなる無線通信デバイスとの協働をサポートするというさらなる指示を送ること
    を含む、請求項18から20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記無線通信デバイス(10;700;900)が、プローブ応答フレーム(203)において前記さらなる指示を送る
    を含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記無線通信デバイス(10;700;900)が、関連付け応答フレーム(205)において前記さらなる指示を送る
    を含む、請求項21または22に記載の方法。
  24. 前記無線通信デバイス(10;700;900)が、ビーコンフレーム(201)において前記さらなる指示を送る
    を含む、請求項21から23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 前記1つまたは複数の測定報告(210)が、1つまたは複数の受信されたフレームに関連する測定信号強度を表す少なくとも1つの測定報告を備える、
    請求項18から24のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記1つまたは複数の測定報告(210)が、前記第2のチャネル上の負荷を表す少なくとも1つの測定報告を備える、
    請求項18から25のいずれか一項に記載の方法。
  27. 前記1つまたは複数の測定報告(210)が、前記第2のチャネル上の雑音電力を表す少なくとも1つの測定報告を備える、
    請求項18から26のいずれか一項に記載の方法。
  28. 前記1つまたは複数の測定報告(210)が、前記第2のチャネル上の干渉電力を表す少なくとも1つの測定報告を備える、
    請求項18から27のいずれか一項に記載の方法。
  29. 前記1つまたは複数の測定報告(210)が、時間間隔ごとに受信されるフレームの数を指示する少なくとも1つの測定報告を備える、
    請求項18から28のいずれか一項に記載の方法。
  30. 前記1つまたは複数の測定報告(210)が、前記無線通信デバイス(10;700;900)の新しい動作チャネルの選択のためのチャネルの候補セットを指示する少なくとも1つの測定報告を備える、
    請求項18から29のいずれか一項に記載の方法。
  31. 前記無線通信デバイス(10;700;900)がマルチリンク動作をサポートしない、
    請求項18から30のいずれか一項に記載の方法。
  32. 前記無線通信デバイス(10;700;900)が、あるチャネル上で通信のためにマルチリンク動作を利用し、別のチャネル上で測定を実施するさらなる無線通信デバイスとの協働に基づくモードにおいて、マルチリンク動作をサポートする、
    請求項18から30のいずれか一項に記載の方法。
  33. 前記受信された1つまたは複数の測定報告に基づいて、前記無線通信デバイス(10;700;900)が、前記第2のチャネルへの通信動作の切替えを制御すること
    を含む、請求項18から32のいずれか一項に記載の方法。
  34. 前記無線通信システムが、IEEE802.11規格ファミリーによる無線ローカルエリアネットワーク技術に基づく、
    請求項18から33のいずれか一項に記載の方法。
  35. 前記無線通信デバイス(10;700;900)が、前記無線通信システムのアクセスポイントであり、前記少なくとも1つのさらなる無線通信デバイス(11;500;800)が、前記アクセスポイントによってサーブされる局である、
    請求項34に記載の方法。
  36. 無線通信デバイス(11;500;800)であって、前記無線通信デバイス(11;500;800)は、
    第1のチャネル上で、さらなる無線通信デバイス(10;700;900)への無線リンク(40)を維持することと、
    前記さらなる無線通信デバイス(10;700;900)に、前記無線通信デバイスがマルチリンク動作をサポートするという指示を送ることと、
    前記さらなる無線通信デバイス(10;700;900)から要求(208)を受信することと、
    前記要求(208)に応答して、前記さらなる無線通信デバイス(10;700;900)への前記無線リンク(40)を維持しながら、第2のチャネル上で少なくとも1つの測定を実施するために前記マルチリンク動作を利用することと、
    前記さらなる無線通信デバイス(10;700;900)に、前記少なくとも1つの測定を表す1つまたは複数の測定報告を送ることと
    を行うように設定された、無線通信デバイス(11;500;800)。
  37. 前記無線通信デバイス(11;500;800)が、請求項2から17のいずれか一項に記載の方法を実施するように設定された、
    請求項36に記載の無線通信デバイス(11;500;800)。
  38. 少なくとも1つのプロセッサ(850)と、
    前記少なくとも1つのプロセッサ(850)によって実行可能なプログラムコードを含んでいるメモリ(860)と
    を備え、
    それにより、前記少なくとも1つのプロセッサ(850)による前記プログラムコードの実行が、前記無線通信デバイス(11;500;800)に、請求項1から17のいずれか一項に記載の方法を実施させる、請求項36または37に記載の無線通信デバイス(11;500;800)。
  39. 無線通信デバイス(10;700;900)であって、前記無線通信デバイス(10;700;900)は、
    第1のチャネル上で、少なくとも1つのさらなる無線通信デバイス(11;500;800)への無線リンク(40)を維持することと、
    前記少なくとも1つのさらなる無線通信デバイス(11;500;800)から、前記さらなる無線通信デバイス(11;500;800)がマルチリンク動作をサポートするという指示を受信することと、
    前記少なくとも1つのさらなる無線通信デバイス(11;500;800)に、前記無線通信デバイスへの前記無線リンク(40)を維持しながら、第2のチャネル上で少なくとも1つの測定を実施するために前記マルチリンク動作を利用するようにとの要求(208)を送ることと、
    前記少なくとも1つのさらなる無線通信デバイス(11;500;800)から、前記少なくとも1つの測定を表す1つまたは複数の測定報告(210)を受信することと
    を行うように設定された、無線通信デバイス(10;700;900)。
  40. 前記無線通信デバイス(10;700;900)が、請求項19から35のいずれか一項に記載の方法を実施するように設定された、
    請求項39に記載の無線通信デバイス(10;700;900)。
  41. 少なくとも1つのプロセッサ(950)と、
    前記少なくとも1つのプロセッサ(950)によって実行可能なプログラムコードを含んでいるメモリ(960)と
    を備え、
    それにより、前記少なくとも1つのプロセッサ(950)による前記プログラムコードの実行が、前記無線通信デバイス(10;700;900)に、請求項18から35のいずれか一項に記載の方法を実施させる、請求項39または40に記載の無線通信デバイス(10;700;900)。
  42. 無線通信デバイス(10,11;500;700;800;900)の少なくとも1つのプロセッサ(850;950)によって実行されるべきプログラムコードを備えるコンピュータプログラムまたはコンピュータプログラム製品であって、それにより、前記プログラムコードの実行が、前記無線通信デバイス(10,11;500;700;800;900)に、請求項1から35のいずれか一項に記載の方法を実施させる、コンピュータプログラムまたはコンピュータプログラム製品。
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