JP2024504554A - 容器及びラッチシステム - Google Patents

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チャールズ ニコルス、スティーブ
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ボンダス、アンディー
ホッチキス、トビアス
モーリス、リザ
ザック、デニス
ニクソン、ライアン
カールソン レイン、マーク
ティー. ブランチャード、ウォルター
ジェイムズ ロンバルディ―、ニコラス
ブロック、ダスティン
クリストファー シーズコ、マイケル
ジー. サリバン、デレク
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Abstract

ベースと蓋とを有する容器が提供される。蓋は、ヒンジを中心として閉鎖形態から開放形態に回転可能であってもよく、1つ以上のラッチアセンブリを介して固定されてもよい。ラッチアセンブリは、ラッチ本体と、ロック部材と、付勢部材と、作動部材とを備えることができる。容器の更なる特徴は、ハンドルと、強度を高める特徴とを含むことができる。また、ベース及び蓋は、様々な付属品のための取り付けポイントも特徴とし得る。キャリーストラップが、ユーザが容器を持ち上げて運ぶことができるようにするべく容器のベースに取り付けられ得る。また、容器は、底部に取り付けられた及び/又は底部を横切って側壁構造の一方側に取り付けられたホイールを有してもよい。更に、ホイールを有する典型的な容器では、プルハンドルがホイールの反対側に取り付けられてもよい。蓋は蓋支持部材を含むことができ、蓋支持部材は、蓋に構造的支持ももたらしながら、物品を蓋支持部材に解放可能に固定するためのモルボードとして機能することができる。

Description

この出願は、2020年12月16日に出願された米国特許出願第17/123,746号の優先権を主張する。米国特許出願第17/123,746号は、2017年6月12日に出願された米国仮特許出願第62/518,358号に対する優先権を主張する、2018年6月12日に出願された米国特許出願第16/006,344号の一部継続出願である、2020年3月24日に出願された米国特許出願第16/828,282号の一部継続出願である。また、この出願は、2019年1月6日に出願された米国仮特許出願第62/788,886号及び2019年1月6日に出願された米国仮特許出願第62/788,888号に対する優先権を主張する、2020年1月6日に出願された米国特許出願第16/735,013号の一部継続出願である、2020年4月3日に出願された米国特許出願第16/839,311号の一部継続出願でもある。また、米国特許出願第16/839,311号は、2019年4月5日に出願された米国仮特許出願第62/830,203号に対する優先権も主張する。上記で言及した出願の全ては、それらの全体が参照により本願に組み入れられる。
背景
様々なタイプの容器及びラッチシステムが存在する。容器は、食品、飲料、及び他の材料又は物品に使用することができる。ラッチシステムは、容器を閉鎖形態でロックするために存在する。しかしながら、従来の容器及びラッチシステムは、あまり耐久性がなく、使用が容易ではない場合がある。例えば、容器は、特定の物品を保持するのに十分な強さでない場合があり、容器の上に物品を保持するのに十分な強さでない場合がある。更に、幾つかのラッチシステムは、ユーザがシステムを係合させたくないときに係合する場合があり、他の場合には、容器との間で十分なロックをもたらさない場合がある。そのような構成において、これら及び他の欠陥は、容器及び/又はラッチシステムを実質的に役に立たなくする場合がある。
簡単な概要
この概要は、詳細な説明で以下に更に説明される概念の選択を簡略化した形で紹介するために提供される。概要は、特許請求の範囲に記載される主題の主要な特徴又は本質的な特徴を特定することを意図していないだけでなく、特許請求の範囲に記載される主題の範囲を限定するために使用されることも意図していない。
この開示の一態様は容器に関し得、該容器は、(a)ベースであって、(1)第1の側面と、第1の側面の反対側の第2の側面とを有するとともに、第1の端部及び第2の端部を有する側壁構造と、(2)側壁構造の第1の端部に接続される底部と、(3)第1の端部とは反対側の側壁構造の第2の端部に形成され、側壁構造と底部とによって形成される容器の内部空隙へのアクセスを可能にするように構成される開口と、(4)側壁構造から延在するとともに、上面、内面、及び下面を有するラッチキーパとを含む、ベースと、(b)開放形態及び閉鎖形態を有し、容器が閉鎖形態にあるときに側壁構造の第2の端部に形成される開口を覆うように構成される蓋と、(c)ロック位置及びロック解除位置を有するラッチアセンブリとを備える。ラッチアセンブリは、(1)蓋と回動可能に係合されるラッチ本体と、(2)ラッチ本体と摺動可能に係合されるロック部材であって、ロック部材は、少なくとも第1の位置と第2の位置との間で摺動可能であり、ロック部材が第1の位置にあるときに蓋を閉鎖形態にロックするように構成されるとともに、ロック部材が第2の位置にあるときに蓋をロック解除するように構成されるロック部材と、(3)ラッチ本体及びロック部材と係合され、ロック部材を第1の位置に付勢する少なくとも1つの付勢部材と、(4)ラッチ本体と係合され、ロック部材を第1の位置から第2の位置に移動させるように構成されるとともに、互いに離間される複数の隆起部を有する作動バレルを備える作動部材とを備えることができる。ロック部材のフック部は、ラッチアセンブリがロック位置にあるときにラッチキーパと係合することができる。少なくとも1つの付勢部材は、複数の隆起部間に横方向で位置決めされ得る。幾つかの例において、少なくとも1つの付勢部材は、複数の隆起部間に横方向で位置決めされる2つの付勢部材を含むことができる。ロック部材は、作動バルレの複数の隆起部のうちの1つの隆起部と接触する少なくとも1つの係合部材を有することができる。更に、少なくとも1つの係合部材は、互いに離間されて2つの係合部材間に開口を形成する2つの係合部材を含むことができる。複数の隆起部のそれぞれの隆起部は、略三角形状を有していてもよい。幾つかの実施形態では、容器が第2のラッチアセンブリを含んでもよく、第2のラッチアセンブリは、ラッチアセンブリとして容器の反対側に位置決めされてもよい。他の選択肢として、容器が第2のラッチアセンブリを含んでもよく、第2のラッチアセンブリは、ラッチアセンブリとして容器の隣接する側に位置決めされてもよい。
本開示の更なる態様は容器に関し得、該容器は、(a)ベースであって、(1)第1の側面と、第1の側面の反対側の第2の側面と、第1の側面と第2の側面との間の第3の側面と、第3の側面の反対側の第4の側面とを有するとともに、第1の端部及び第2の端部を有する側壁構造と、(2)側壁構造の第1の端部に接続される底部と、(3)第1の端部とは反対側の側壁構造の第2の端部に形成され、側壁構造と底部とによって形成された容器の内部空隙へのアクセスを可能にするように構成される開口と、(4)側壁構造の第2の側面から延在する第1のラッチキーパと、(5)第1のラッチキーパの前面を越えて外向きに延在する側壁構造の第2の側面上のキックアウトリブと、(6)側壁構造の第3の側面から延在し、上面、内面、及び下面を有する第2のラッチキーパとを含む、ベースと、(b)ヒンジによってベースに回動可能に接続され、開放形態及び閉鎖形態を有する蓋とを備える。蓋は、容器が閉鎖形態にあるときに側壁構造の第2の端部に形成される開口を覆うように構成されてもよい。蓋は、第1のラッチアセンブリ及び第2のラッチアセンブリを含む複数のラッチアセンブリを有することができ、第1のラッチアセンブリ及び第2のラッチアセンブリはそれぞれロック位置及びロック解除位置を有する。第1のラッチアセンブリは、第1のラッチアセンブリがロック位置にあるときに第1のラッチキーパと係合し得る。蓋が開位置から閉位置に移動されているとき、キックアウトリブは、蓋が開放形態から閉鎖形態に移動するときに第1のラッチアセンブリが結合しないように第1のラッチアセンブリをベースから押し離すことができる。キックアウトリブは、側壁構造から外向き下方に延在する上側傾斜面と、上側傾斜面に向かって収束する下側傾斜面とを有してもよい。丸みを帯びた縁部が、上側傾斜面と下側傾斜面との間に延びてもよい。蓋が閉鎖形態にあるとき、キックアウトリブは、側壁構造の第1の隆起部と第1のラッチアセンブリとの間に嵌合することができる。また、ベースは、第1のラッチキーパの第1の端部に隣接して配置される第1の傾斜面と、第1のラッチキーパの第2の端部に配置される第2の傾斜面とを含んでもよい。キックアウトリブは、第1の傾斜面から延在する第1のキックアウトリブと、第2の傾斜面から延在する第2のキックアウトリブとを備える。
本開示の他の態様は容器に関し得、該容器は、(a)ベースであって、(1)第1の側面と、第1の側面の反対側の第2の側面とを有するとともに、第1の端部及び第2の端部を有する側壁構造と、(2)側壁構造の第1の端部に接続される底部と、(3)第1の端部とは反対側の側壁構造の第2の端部に形成され、側壁構造と底部とによって形成された容器の内部空隙へのアクセスを可能にするように構成される開口と、(4)側壁構造の第2の側面に接続される一対のホイールと、(5)側壁構造の第1の側面に接続されるプルハンドルアセンブリとを含む、ベースと、(b)ベースに接続され、開放形態及び閉鎖形態を有する蓋とを備える。蓋は、容器が閉鎖形態にあるときに側壁構造の第2の端部に形成される開口を覆うように構成されてもよい。プルハンドルアセンブリは、(1)側壁構造の第1の側面に回動可能に取り付けられたプルハンドルと、(2)プルハンドルに回動可能に取り付けられた一次ヒンジプレートと、(3)一次ヒンジプレート及び第1の側面に回動可能に取り付けられた二次ヒンジプレートとを含むことができる。プルハンドルアセンブリは、ユーザが容器を引くことができるようにする拡張形態と、入れ子形態とを有することができる。プルハンドルは、入れ子形態で側壁構造の第1の側面の凹部内に位置されてもよい。プルハンドルアセンブリが入れ子形態にあるとき、プルハンドルの上面は、第1の側面の外向きの面と実質的に平行に配置されてもよい。プルハンドルは、側壁構造の第1の側面に回動可能に接続される第1のハンドル端部と、第1のハンドル端部の反対側の第2のハンドル端部と、第1のハンドル端部と第2のハンドル端部との間で延在するプルハンドル本体とを含むことができる。一次ヒンジプレートは、第2のハンドル端部よりもプルハンドル本体の第1のハンドル端部に近い位置でプルハンドル本体に回動可能に接続されてもよい。更に、プルハンドルアセンブリが入れ子形態にあるとき、二次ヒンジプレートは、プルハンドルと側壁構造の第1の側面との間に位置されてもよく、二次ヒンジプレートは、一次ヒンジプレートと側壁構造の第1の側面との間に位置されてもよい。更に、プルハンドルアセンブリが入れ子形態にあるとき、二次ヒンジプレート及び一次ヒンジプレートは、プルハンドルの上面と実質的に平行であってもよい。側壁構造は、第1の側面と第2の側面との間で延びる第3の側面と、第3の側面の反対側の第4の側面とを含むことができ、第3の側面は一対のトラックを含み、一対のトラックの各トラックが中空キャビティを含む。また、側壁構造は、第1の側面と第2の側面との間で延在する第3の側面と、第3の側面の反対側の第4の側面であってもよく、第1の角部が第1の側面と第3の側面との交差部に形成され、第1の角部支持体が第1の角部から内側に延在してもよい。第1の角部支持体が中空キャビティを含むことができる。
本開示の更なる態様は容器に関し得、該容器は、(a)ベースであって、(1)第1の側面と、第1の側面の反対側の第2の側面とを有するとともに、第1の端部及び第2の端部を有する側壁構造と、(2)側壁構造の第1の端部に接続される底部と、(3)第1の端部とは反対側の側壁構造の第2の端部に形成され、側壁構造と底部とによって形成された容器の内部空隙へのアクセスを可能にするように構成される開口とを含む、ベースと、(b)ベースに接続され、開放形態及び閉鎖形態を有する蓋とを備える。蓋は、容器が閉鎖形態にあるときに側壁構造の第2の端部に形成される開口を覆うように構成されてもよい。蓋支持部材が蓋に取り付けられてもよく、蓋支持部材は、(1)前面と前面の反対側の後面を有する一次壁と、(2)一次壁に接続する外周壁と、(3)一次壁を貫通して延在して物品を蓋支持部材に固定するためのストラップを受けるように構成される複数の開口とを含んでもよい。一次壁は、複数の位置で蓋の内面と接触してもよく、外周壁は、複数の位置で蓋の内面と接触してもよい。他の選択肢として、容器は、ベースと蓋支持部材との間で延在する蓋ステイロッドアセンブリを含んでもよく、蓋ステイロッドアセンブリは、ベースに回動可能に取り付けられるとともに、蓋支持部材に回動可能に取り付けられてもよい。蓋が完全開放形態にあるとき、蓋ステイロッドアセンブリは、蓋が閉じるのを防止することができる。幾つかの例において、蓋支持部材は、(1)略垂直な向きで互いに交差する複数の前リブから形成される格子状の前面と、(2)前面の反対側の後面とを含んでもよく、後面の一部が蓋の内面と接触する。複数の前リブの大部分が開口を有する。後面は、格子状の形状を有してもよく、ほぼ垂直な向きで互いに交差する複数の後リブから形成されてもよい。蓋支持部材は、複数の細長い開口のそれぞれの細長い開口の背後に延びる開口支持リブを更に含むことができる。蓋支持部材は、前面と後面との間に位置決めされる複数の接続部材を更に備えてもよく、各接続部材は、複数の前リブのうちの隣接する前リブに接続してそれらの隣接する前リブ間で延在する。
この開示の態様は、容器を持ち上げるためのストラップに関し得、ストラップは、第1の端部と、第1の端部の反対側の第2の端部と、第1の端部と第2の端部との間で延在する長尺部材とを有するベース部材を含む。ベース部材は、織繊維材料から形成されてもよい。ストラップは、第1の係合部材を有する第1の端部に位置される第1の端部分であって、第1の係合部材が第1の層状部を含む、第1の端部分と、第2の端部に位置される第2の端部分とを有することができ、第2の端部分は、第2の層状部を含む第2の係合部材を有する第2の係合部材を含む。また、ストラップは、第1の開口及び第2の開口を含むキャリーハンドルを有することもでき、長尺部材が第1の開口及び第2の開口を通じて延びる。ベース部材は、キャリーハンドルの両側に配置された一対の重なり領域を含むことができ、各重なり領域は、ベース部材の複数の層と、複数の層を互いに接合するためのステッチとを含む。キャリーハンドルは、ストラップの全長に沿って実質的に中心付けられてもよい。また、第1の端部分及び第2の端部分はいずれも、第1の層状部と第2の層状部とを接合するステッチを含む。第1の層状部のステッチは、第1の層状部の内側部分及び外側部分を画定する第1の端部から所定距離に配置されてもよく、内側部分は、ステッチの中心線からベース部材の第1の端部までの距離として規定される第1の長さを有し、外側部分は、ステッチの中心線から外側部分の端部までの距離として規定される第2の長さを有する。内側部分の第1の長さは、外側部分の第2の長さより短くてもよい。ベース部材は、単一の一体部材であってもよく、幾つかの例において、ストラップは、ストラップの全長に沿って可変幅を有してもよい。
本開示の他の態様は、容器の第1の側面に第1の細長い開口を含む第1のサイドハンドルと、第1の側面とは反対側の容器の第2の側面に第2の細長い開口を有する第2のサイドハンドルとを有する容器を含む容器を持ち上げるためのストラップのシステムについて記載し得、第1の細長い開口は第1の開口幅を有し、第2の細長い開口は第2の開口幅を有する。ストラップは、第1の端部と、第1の端部の反対側の第2の端部と、第1の端部と第2の端部との間で延在する長尺部材とを有するベース部材を含むことができ、ベース部材はストラップ幅を有する。また、ストラップは、第1の層状部を含む第1の係合部材を有する第1の端部に位置される第1の端部分と、第2の端部に位置する第2の端部分であって、第2の層状部を有する第2の係合部材を含む、第2の端部と、を含むこともできる。また、ストラップは、第1の開口と、第1の開口の反対側の第2の開口とを有するキャリーハンドルを含むこともでき、長尺部材は、第1の開口及び第2の開口を通じて延びる。第1の端部分は、第1の細長い開口を通じて延びてもよく、第2の端部は、第2の細長い開口を通じて延び、摩擦嵌合を使用してストラップを容器に固定してもよい。第1の端部分におけるベース部材のストラップ幅は、容器の第1の細長い開口の幅より大きくてもよい。ストラップ幅は、第1の開口幅よりも1%~10%大きい範囲内であってもよい。第1の係合部材は、第1の端部から第1の端部分の内側部分及び外側部分を画定するステッチの中心線まで所定の距離に位置されるステッチを含むことができ、内側部分は、ステッチの中心線からストラップの第1の端部までの距離として規定される第1の長さを有し、外側部分は、ステッチの中心線から外側部分の端部までの距離として規定される第2の長さを有し、第1の長さは第2の長さよりも短い。容器は、第1のサイドハンドルの第1の上端面の下方にオフセットされる第1の凹部を含むことができ、第1の凹部は、第1の細長い開口から容器の内部空隙に向かって延びる内側凹部部分と、容器の内部空隙から離れるように延びる方向で第1の細長い開口から離れるように延びる外側凹部部分とを有し、第1の端部分の内側部分は内側凹部部分に受けられる。第1の凹部の深さは、第1端部分の厚さより大きくてもよい。ストラップの大部分は、第1のサイドハンドルの下方で延びてもよい。
この開示の更に他の態様は、容器にストラップを取り付けるための方法に関し、該方法は、(a)容器のベースから蓋を開放するステップであって、蓋がベースに回転可能に結合される、ステップと、(b)ストラップの第1の端部分をベースの第1のハンドル上の第1の細長い開口に挿通するステップであって、第1の端部分が第1のハンドルの第1の上端面に対して第1の鋭角で挿入される、ステップと、(c)第1の端部分の第1の内側部分を第1のハンドルの第1の上端面上へと回転させるステップと、(d)第1の端部分の第1の外側部分を第1のハンドルの第1の上端面上へと回転させるステップと、(e)ストラップの第2の端部分をベースの第2のハンドル上の第2の開口に挿入するステップであって、ストラップが第2のハンドルの第2の上端面に対して第2の鋭角で挿入される、ステップと、(f)第2の端部分の第2の内側部分を第2のハンドルの第2の上端面上へと回転させるステップと、(g)第2の端部の第2の外側部分を第2のハンドルの第2の上端面上へと広げるステップとを含む。幾つかの例において、方法は、(a)第1の内側部分を第1の内側凹部内に配置するステップであって、第1の内側凹部が、第1のハンドルの第1の上端面の下方でオフセットされるとともに、第1の細長い開口から容器の内部空隙に向かって延在する、ステップと、(b)第1の外側部分を第1の外側凹部内に配置するステップであって、第1の外側凹部が、第1のハンドルの第1の上端面の下方でオフセットされるとともに、第1の細長い開口から前記容器の内部空隙から離れるように延在する、ステップと、(c)ベース上へと蓋を閉じるステップと、(d)中央に位置されたストラップハンドルによってストラップを持ち上げるステップであって、ストラップのベース部材が、第1のハンドルの周りで延在するとともに、第1のハンドルの外側表面と接触する、ステップと、を含むこともできる。第1の鋭角は、1度から55度の間であってもよい。第1の端部分の幅は、第1の細長い開口の幅より大きくてもよい。
他の態様によれば、容器が開示される。容器は、第1の側面と、第1の側面の反対側の第2の側面と、第1の側面の縁部と第2の側面の縁部との間で延在する第3の側面と、第3の側面の反対側の第4の側面とを有するとともに、第1の端部及び第2の端部を有する側壁構造と、側壁構造の第1の端部に接続され、表面上で容器を支持するように構成される底部と、第1の端部の反対側の側壁構造の第2の端部に形成される開口であって、側壁構造と底部とによって形成される容器の内部空隙へのアクセスを可能にするように構成される開口とを含む成形ベースを備えることができる。ベースは、側壁構造から延びるラッチキーパを更に含むことができ、ラッチキーパは、上面、内面、及び下面を有する。また、容器は、開放形態と閉鎖形態との間で回動可能な蓋を含むこともでき、蓋は、ベースの形状に対応する形状を有するとともに、容器が閉鎖形態にあるときに側壁構造の第2の端部に形成された開口を覆うように構成される。ベースに蓋を接続するようにヒンジが構成されてもよく、この場合、蓋は閉鎖形態から開放形態に回転可能である。容器はラッチアセンブリを更に含むことができ、ラッチアセンブリは、ロック位置及びロック解除位置を有する。
ラッチアセンブリは、蓋と回動可能に係合されるラッチ本体を含むことができ、ラッチ本体は、少なくとも1つの係合ラグを有する。ラッチアセンブリは、ラッチ本体と摺動可能に係合されるロック部材を更に含むことができ、ロック部材は、少なくとも下方位置と上方位置との間で摺動可能である。ロック部材は、ロック部材が下方位置にあるときに蓋を閉鎖形態でロックするように構成され、ロック部材が上方位置にあるときに蓋をロック解除するように構成されてもよい。更に、ラッチアセンブリは、ラッチ本体及びロック部材と係合されて、ロック部材を下方位置に付勢する付勢部材と、ラッチ本体と回動可能に係合されるとともに、ロック部材と係合され、ロック部材を下方位置から上方位置に移動させるように構成される作動部材とを更に含む。ラッチアセンブリは、ロック部材が上方位置にあるときにのみロック解除位置からロック位置に移動することができる。ラッチアセンブリの他の態様は、ラッチアセンブリがロック位置にあるときに、ラッチ本体の少なくとも1つの係合ラグをラッチキーパの下面に係合されることができることであり、また、ラッチアセンブリがロック位置にあるときに、ロック部材のフック部がラッチキーパの上面と係合できることである。
本開示の他の態様は、閉鎖形態から開放形態に回転される容器の蓋が、蓋を閉鎖形態から90度回転させることを含んでもよいことに関連し得る。更に、ラッチキーパは、ベースの外面からラッチキーパの内面まで延在する支持リブを更に含んでもよく、支持リブは、ラッチキーパの上面に対して中央に位置されてもよい。ロック部材は、ラッチアセンブリがロック位置にあるときに支持リブがロック部材の少なくとも2つのフック部間に位置決めされるように、少なくとも2つのフック部を更に備えてもよい。ベースは、ラッチキーパに隣接する少なくとも1つの傾斜面を更に備えてもよく、それにより、傾斜面は、ベースの境界面から離れるようにある角度で下方に延在する。少なくとも1つの傾斜面は、ベースの境界面に対して30度~60度の角度を成す。ガスケットが、ベース及び蓋の少なくとも一方に形成された凹部内に配置されてもよい。他の特徴として、ベースは、容器の各側面にハンドルを更に備えてもよく、各ハンドルはベースと一体成形される。ハンドルは、ハンドルの外面の下方に湾曲した輪郭を有することができ、湾曲した輪郭は、側壁構造の側面の1つからハンドルの内面まで延在する複数のリブによって形成される。
この開示の他の態様は容器に関し、容器は、少なくとも第1の側面及び第1の側面の反対側の第2の側面を有するとともに第1の端部及び第2の端部を有する側壁構造と、側壁構造の第1の端部に接続され、表面上で容器を支持するように構成される底部と、第1の端部とは反対側の側壁構造の第2の端部に形成される開口であって、側壁構造と底部とによって形成された容器の内部空隙へのアクセスを可能にするように構成される開口とを含むベースを備える。また、ベースは、側壁構造から延びるラッチキーパを含むこともでき、ラッチキーパは、上面、内面、及び下面を有する。また、容器は、開放形態と閉鎖形態との間で回動可能な蓋を備えてもよく、蓋は、ベースの形状に対応する形状を有するとともに、容器が閉鎖形態にあるときに側壁構造の第2の端部に形成された開口を覆うように構成される。蓋をベースに接続するようにヒンジが構成されてもよく、ヒンジの周りで蓋が閉鎖形態から開放形態に回転可能であり、また、ラッチアセンブリは、ロック位置及びロック解除位置を有する。ラッチアセンブリは、蓋と回動可能に係合されるラッチ本体であって、少なくとも1つの係合ラグを有するラッチ本体と、ラッチ本体と係合されるロック部材であって、下方位置と上方位置との間で移動可能であるロック部材とを備えることができる。ロック部材は、ロック部材が下方位置にあるときに蓋を閉鎖形態でロックするように構成され、ロック部材が上方位置にあるときに蓋をロック解除するように構成されてもよい。また、ラッチアセンブリは、ラッチ本体及びロック部材と係合されて、ロック部材を下方位置に付勢する付勢部材と、ラッチ本体と回動可能に係合されるとともに、ロック部材と係合され、ロック部材を下方位置から上方位置に移動させるように構成される作動部材とを有することもできる。
この開示の更なる態様は、内部空隙の内面に沿って位置決めされた複数のタブを含む容器のベース部に関することができる。複数のタブの各タブは、内面のうちの1つから延在し、上側支持面及び開口を備えることができ、各タブの開口は細長い形状を有する。上側支持面は、ベースの内部空隙の上側領域に、又は内部空隙の高さの50%を超える高さに位置されてもよい。更に、ベースは、少なくとも1つの側壁の少なくとも内面に位置決めされる一対のトラックを含むことができ、一対のトラックは、少なくとも2つの側壁の少なくとも内面に位置決めされる。同様に、蓋は、蓋の内面に沿って位置決めされた複数のクリップを備えることができ、各クリップは係合部材と細長い開口とを含み、複数のタブの各タブの細長い開口は、各クリップの細長い開口と実質的に同じ幅を有することができる。また、容器は、ベース及び蓋の少なくとも一方に形成された凹部内に配置されたガスケットと、ベースの外面と一体成形されたチャネルとを有することができ、チャネルはベースの外面全体の周りで延在する。
この開示の更に他の態様は容器に関し、容器は、少なくとも第1の側面及び第1の側面の反対側の第2の側面を有するとともに第1の端部及び第2の端部を有する側壁構造と、側壁構造の第1の端部に接続され、表面上で容器を支持するように構成される底部と、第1の端部とは反対側の側壁構造の第2の端部に形成される開口であって、側壁構造と底部とによって形成された容器の内部空隙へのアクセスを可能にするように構成される開口とを有するベースを含む。また、容器は、開放形態と閉鎖形態との間で回動可能な蓋を含むこともでき、蓋は、ベースの形状に対応する形状を有するとともに、容器が閉鎖形態にあるときに側壁構造の第2の端部に形成された開口を覆うように構成される。また、容器は、ロック位置及びロック解除位置を有するラッチアセンブリを含むこともでき、ラッチアセンブリは、蓋と回動可能に係合されるラッチ本体と、ラッチ本体と係合されるロック部材とを含み、ロック部材は、下方位置と上方位置との間で移動可能である。ロック部材は、ロック部材が下方位置にあるときに蓋を閉鎖形態でロックするように構成され、ロック部材が上方位置にあるときに蓋をロック解除するように構成される。作動部材は、ラッチ本体と回動可能に係合されるとともに、ロック部材とも係合されてもよく、作動部材は、ロック部材を下方位置から上方位置に移動させる。
この開示内に記載された容器の他の態様は、ラッチ本体及びロック部材と係合される付勢部材を有するラッチアセンブリを含むことができ、付勢部材は、ロック部材を下方位置に付勢する。ロック部材は、下方位置と上方位置との間で摺動可能であってもよく、ラッチアセンブリは、ロック部材が上方位置にあるときにのみロック解除位置からロック位置に移動されてもよい。ラッチ本体は、内面と、少なくとも1つの係合ラグとを含むことができ、ベースは、上面、内面、及び下面を備えるラッチキーパを含む。ラッチ本体の少なくとも1つの係合ラグは、ラッチアセンブリがロック位置にあるときにラッチキーパの下面と係合してもよく、ラッチアセンブリがロック位置にあるときに、ロック部材のフック部の下面がラッチキーパの上面に係合する。
本発明は、例として示されており、同様の参照番号が同様の要素を示す添付の図に限定されない。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る容器の上面斜視図である。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る、蓋が開位置にある図1Aの容器の上面斜視図である。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図1Aの容器の底面斜視図である。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図1Aの容器の側面断面図である。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図1Aの容器のベース部の上面斜視図である。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図1Aの容器のベース部の一部の底面斜視図である。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図1Aの容器のハンドルの上面斜視図である。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係るハンドルの一部の上面斜視図である。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係るハンドル及び容器の一部の側面断面図である。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図1Aの容器の蓋の一部の上面斜視図である。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図1Aの容器のベース部の一部の上面斜視図である。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係るラッチアセンブリの底部後方斜視図である。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係るラッチアセンブリの上方後方斜視図である。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係るラッチアセンブリの上面正面斜視図である。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係るラッチアセンブリの底面正面斜視図である。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係るラッチアセンブリの背面斜視図である。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係るラッチアセンブリの側面断面図である。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係るラッチアセンブリのロック位置からロック解除位置への移動の側面断面図を示す。 本明細書に記載の1つ以上の態様に係るラッチアセンブリのロック位置からロック解除位置への移動の側面断面図を示す。 本明細書に記載の1つ以上の態様に係るラッチアセンブリのロック位置からロック解除位置への移動の側面断面図を示す。 本明細書に記載の1つ以上の態様に係るラッチアセンブリのロック位置からロック解除位置への移動の側面断面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係るロック解除位置からロック位置への図10A~図10Dのラッチアセンブリの移動の側面断面図を示す。 本明細書に記載の1つ以上の態様に係るロック解除位置からロック位置への図10A~図10Dのラッチアセンブリの移動の側面断面図を示す。 本明細書に記載の1つ以上の態様に係るロック解除位置からロック位置への図10A~図10Dのラッチアセンブリの移動の側面断面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係るラッチアセンブリのロック位置からロック解除位置への移動の側面断面図を示す。 本明細書に記載の1つ以上の態様に係るラッチアセンブリのロック位置からロック解除位置への移動の側面断面図を示す。 本明細書に記載の1つ以上の態様に係るラッチアセンブリのロック位置からロック解除位置への移動の側面断面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係るロック解除位置からロック位置への図13Aのラッチアセンブリの移動の側面断面図を示す。 本明細書に記載の1つ以上の態様に係るロック解除位置からロック位置への図13Bのラッチアセンブリの移動の側面断面図を示す。 本明細書に記載の1つ以上の態様に係るロック解除位置からロック位置への図13Cのラッチアセンブリの移動の側面断面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る容器の上面斜視図である。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図14の容器の側面断面図である。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図14の容器の側面断面図である。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図16Aに示される容器の一部の拡大図である。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る蓋が閉位置にある図1の容器の代替の実施形態の上面斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る蓋が開位置にある図17Aの容器の上面斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る蓋が閉位置にある図17Aの容器の正面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る蓋が閉位置にある図17Aの容器の背面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る蓋が閉位置にある図17Aの容器の上面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る蓋が閉位置にある図17Aの容器の底面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る閉位置にある図17Aの容器の左側面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る閉位置にある図17Aの容器の右側面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る蓋が取り外された図17Aの容器のベース部の上面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図19Aに示される容器のベース部の拡大図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係るラッチアセンブリの代替の実施形態の底部後方斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係るロック位置にある図20Aのラッチアセンブリの代替の実施形態の部分断面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係るロック位置にある図20Aのラッチアセンブリの代替の実施形態の部分断面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係るロック解除位置にある図20Aのラッチアセンブリの部分断面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図17Aの容器の側面断面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図17Aの容器のハンドルを通る拡大側面断面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図17Aの容器のハンドルの底面斜視図の部分図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図17Aの容器のベース部の部分上面斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図17Aの容器のベースを示す図23Aの部分上面斜視図の部分断面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図17Aの容器の蓋の内部の上面斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図17Aの容器の蓋の一部を示す図24Aの上面斜視図の拡大図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図17Aの容器の側面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に従って設置された様々な付属品を有する、開位置にある図17Aの容器の上面斜視図を示す。 本明細書に記載の1つ以上の態様に従って設置された様々な付属品を有する、開位置にある図17Aの容器の上面斜視図を示す。 本明細書に記載の1つ以上の態様に従って設置された様々な付属品を有する、開位置にある図17Aの容器の上面斜視図を示す。 本明細書に記載の1つ以上の態様に従って設置された様々な付属品を有する、開位置にある図17Aの容器の上面斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図17Aの容器用の付属品の上面斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図27Aの付属品の側面断面図を示す。 本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図27Aの付属品の側面断面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る容器上に取り付けられたキャリーストラップの部分上面前方斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る容器上に部分的に取り付けられたキャリーストラップの部分上面前方斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図28のキャリーストラップの上面正面斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図28のキャリーストラップの上面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図28のキャリーストラップの底面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図28のキャリーストラップの正面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図28のキャリーストラップの側面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図28のキャリーストラップの代替ベース部材の上面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図28のキャリーストラップの代替的なステッチオプションの上面図を示す。 本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図28のキャリーストラップの代替的なステッチオプションの上面図を示す。 本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図28のキャリーストラップの代替的なステッチオプションの上面図を示す。 本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図28のキャリーストラップの代替的なステッチオプションの上面図を示す。 本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図28のキャリーストラップの代替的なステッチオプションの上面図を示す。 本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図28のキャリーストラップの代替的なステッチオプションの上面図を示す。 本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図28のキャリーストラップの代替的なステッチオプションの上面図を示す。 本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図28のキャリーストラップの代替的なステッチオプションの上面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る閉位置にある別の例示的な容器の正面右側斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る開位置にある図37の容器の正面右側斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図38Aの拡大斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に従って設置された様々な付属品を有する、開位置にある図37の容器の正面左側斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図37の容器の拡大図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図37の容器のラッチアセンブリの正面斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図41のラッチアセンブリの背面斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る幾つかの構成要素が取り外された図41のラッチアセンブリの正面斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る幾つかの構成要素が取り外された図41のラッチアセンブリの背面斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る閉位置にある別の例示的な容器の正面右側斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る閉位置にある図45の容器の左前方底面斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る開位置にある図45の容器の正面右側斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図45の容器のベースの上面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図48の線49-49に沿ったベースの斜視断面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図48の線50-50に沿ったベースの斜視断面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る線51-51に沿った図47の容器の部分斜視断面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る線52-52に沿った図47の容器の斜視断面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図47の線52-52に沿った図47の容器の斜視断面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図47の容器の蓋支持プレートの正面斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図54Aの蓋支持プレートの背面斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図54Aの蓋支持プレートの拡大図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る様々な付属品が取り付けられた蓋支持プレートの正面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る様々な付属品が取り付けられた蓋支持プレートの正面図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る開位置にある別の例示的な容器の正面右側斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る図57の例示的な容器の部分正面右側斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る幾つかの構成要素が取り外された図57の例示的な容器の部分正面右側斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る閉位置にある別の例示的な容器の正面左側斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る幾つかの構成要素が取り外されてハンドルが部分的に伸長した位置にある図60の容器の部分正面左斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る幾つかの構成要素が取り外されてハンドルが伸長位置にある図60の容器の部分正面左斜視図を示す。
本明細書に記載の1つ以上の態様に係る幾つかの構成要素が取り外されてハンドルが伸長位置にある図60の容器の部分的な前左底斜視図を示す。
更に、図面は、1つの単一の実施形態の異なる構成要素の縮尺を表す場合があるが、開示された実施形態は、その特定の縮尺に限定されないことを理解されたい。
本発明による様々な例示的な構造の以下の説明では、その一部を形成し、本発明の態様が実施可能な様々な例示的なデバイス、システム、及び環境を例示として示す添付の図面を参照する。本発明の範囲から逸脱することなく、部品、例示的なデバイス、システム、及び環境の他の特定の配置を利用することができ、構造的及び機能的変更を行うことができることを理解されるべきである。また、本明細書では、「上」、「下」、「前」、「後」、「横」、「後」などの用語を使用して、本発明の様々な例示的な特徴及び要素を説明することがあるが、これらの用語は、本明細書では、便宜上、例えば、図に示されている例示的な配向又は典型的な使用中の配向に基づいて使用されている。更に、「複数」という用語は、本明細書で使用される場合、必要に応じて、分離的又は結合的のいずれかで、無限の数までの2以上の任意の数を示す。本明細書のいかなるものも、本発明の範囲内に含めるために構造の特定の三次元配向を必要とすると解釈されるべきではない。また、読者は、添付図面が必ずしも縮尺通りに描かれていないことを助言される。
一般に、本発明の態様は、容器及び容器用ラッチアセンブリに関する。様々な態様及び実施形態によれば、本明細書に記載のスーツケース及びラッチアセンブリは、金属(金属合金を含む)、ポリマー、及び複合材料などの様々な材料の1つ以上から形成されてもよく、本発明の範囲から逸脱することなく、様々な構成の1つで形成されてもよい。容器及びラッチアセンブリは、幾つかの異なる材料で作られた構成要素を含んでもよいことが理解される。また、各種の形成方法により形成してもよい。例えば、金属部品は、フォージング、鍛造、成形、スタンピング、機械加工、及び/又は他の既知の技術によって形成することができる。更に、エラストマーなどのポリマー成分は、様々な成形及び鋳造技術及び/又は他の既知の技術などのポリマー加工技術によって製造することができる。
本出願の様々な図は、本発明による容器及びラッチアセンブリの例を示す。同じ参照番号が複数の図面に現れる場合、その参照番号は本明細書で一貫して使用され、図面は全体を通して同じ又は類似の部分を指す。
図1A、図1B及び図2Aは、容器2の斜視図を示す。一例では、容器2は、幾つかの例では結合されてもよく、又は幾つかの例では非破壊的に取り外し可能に結合されてもよいベース4及び蓋5を含んでもよい。ベース部4は、本明細書でより十分に説明するように、物品を収容するための空隙を形成する構造であってもよい。幾つかの例では、ベース部4は、直方体又は実質的に直方体の形状であってもよい。他の例では、ベース4は、形状が角柱状又は実質的に角柱状(例えば、五角柱、六角柱、七角柱等)であってもよい。更に他の例では、ベース4は、実質的に円筒形の形状であってもよく、又は実質的に台形の断面を有してもよい。本発明から逸脱することなく、様々な他の形状を使用することができる。
ベース部4は、第1の側面8と、第1の側面の反対側の第2の側面10と、第1の側面の縁部と第2の側面の縁部との間に延在する第3の側面12と、第3の側面の反対側の第4の側面14とを有する側壁構造6を含むことができる。側壁構造6はまた、第1の端部16及び第2の端部18を有してもよい。側壁構造6はまた、側壁構造6の第1の端部16に接続され、テーブル、地面、車両ベッドなどの表面上で容器を支持するように構成された底部20を含むことができる。幾つかの実施形態では、底部20はまた、及び/又は代替的に、テーブル、地面、車両ベッドなどの表面上で容器2を支持することができる1つ以上の脚部22を含むことができる。脚部22は、ベース4と一体に形成されてもよく、ベースが形成された後にベース4に取り付けられてもよい。
ベース部4は、開口19(図3に示す)を画定する第2の端部18を更に含む。開口19は、側壁構造6及び底部20によって形成された容器2の内部空隙21へのアクセスを可能にするように構成される。
容器2は、蓋5を含んでもよい。蓋5は、開放形態と閉鎖形態との間で回動可能である。幾つかの実施形態では、蓋を閉鎖形態から開放形態に回転させることは、蓋を閉鎖形態から約90°、又は閉鎖形態から約180°、又は閉鎖形態から約270°回転させることを含む。図1に示すように、開口19は、容器が使用されているとき(例えば、容器が閉鎖形態にあるとき)、蓋5によって覆われてもよい。幾つかの構成では、蓋5は、圧入を使用して閉じた構成でベース4に接続することができる。これに加えて又は代えて、本明細書でより完全に説明するように、他の固定システム又は装置を使用して蓋5をベース4に固定することができる。
幾つかの例では、蓋5は、ヒンジ37でベース4に(取り外し可能に又は恒久的に)接続され、ヒンジ37を中心に回転され得るようにヒンジ結合されてもよい。ヒンジ37は、連続ピアノヒンジ、ダブルヒンジ、ボールジョイントヒンジ、リビングヒンジなどを含む様々なタイプのヒンジのうちの1つであってもよい。これら及び様々な他のヒンジ構成は、本明細書でより完全に説明することができる。ヒンジ37は、ベース4によって(例えば、開口19を介して)画定された空隙へのアクセスを可能にするために、蓋5が開いてベース4から離れるように回転することを可能にすることができる。すなわち、ヒンジ37は、容器の閉鎖形態(例えば、図1Aに示すように、蓋がベース4によって形成された空隙21を覆う所定の位置にあるとき)から開放形態(例えば、図1Bに示すように、蓋がベース4によって形成された空隙21を覆っていない場合)への、及びその逆の蓋5の回転を容易にすることができる。
更に、幾つかの構成では、容器2は、ガスケット30又は他の封止装置を含むことができる。ガスケット30は、蓋5又はベース4のいずれかに配置することができ、蓋5が閉鎖形態にあるときに蓋5及びベース4を密封するのを助けることができる。例えば、一実施形態では、容器2は、1メートルの水の下で8時間試験した場合に防塵性であり、及び/又は30分間試験した場合に防水性であるように製造することができる。幾つかの実施形態では、容器2は、8時間試験した場合に塵埃の侵入又は塵埃からの完全な保護がなく、規定の圧力及び時間(最大1mの浸漬)の条件下で筐体を水に浸漬した場合に有害な量の水の侵入が不可能であることを指定するIP67(国際電気標準会議によって規定されている)評価を達成することができる。IP67粉塵試験は8時間の長さであり、筐体は真空中で試験される。IP67水試験は30分の長さであり、筐体は、筐体の最低点が水面下1000mm、又は筐体の最高点が水面下150mmのいずれか深い方で試験される。
幾つかの例では、(図10A~図11Cに最もよく示されているように)ガスケット30は、ベース4及び蓋5の少なくとも一方に形成され、ベース4又は蓋5の少なくとも一方の周囲の周りに延びる凹部32内に着座することができる。更に、幾つかの例では、容器2は、ベース4又は蓋5の反対側に、ベース4又は蓋5の周囲の周りに延びる隆起部34を含むことができる。ガスケット30は、凹部32と隆起部34との間に配置されてもよい。ガスケット30は、容器2の内部と外部環境との間のシールを維持するのを助けることができ、幾つかの例では、容器2内に収容された物品の温度を維持するのを助けることができる。1つの例示的なガスケット配置が図10A~図11Cに示されているが、このガスケット配置及び様々な他のガスケット配置は、本明細書に記載の容器のいずれかと共に使用することができる。
図示のように、ガスケット30は、蓋5の凹部又はチャネル32に配置される。或いは、ガスケット30は、ベース4に形成された凹部又はチャネル内に配置されてもよい。蓋5が閉鎖形態にあるとき、凹部32に対応する形状を有する隆起部34は、ガスケット30に接触し、ガスケット30を圧縮し、閉鎖形態において蓋5及びベース4を密封するのを助けることができる。幾つかの例では、ガスケット30は、実質的に円形の断面を有する従来のガスケットであってもよい。他の構成では、ガスケット30は、通気口(例えば、蓋のロックを防止するための通気口)の必要性を低減又は排除することができる戦略的に配置された切り欠きを含むことができる。
幾つかの構成では、容器2は、1つ以上のハンドル40などの追加の特徴を含むことができる。ハンドルは、図示のように、側面12及び14などの対向する側面を含む、側壁構造6の1つ以上の部分に配置することができる。図4A~図4Dに最もよく示されているように、ハンドル40は、グリップ部材46によって接続された第1の及び第2のアーム42、44から構成されてもよい。ハンドル40は、側壁構造6の一部を通り、第1の及び第2のアーム42、44のそれぞれを通るヒンジ43を中心に回動可能であってもよい。ハンドル40はまた、ハンドルが使用されていないときのハンドルの動き、及びハンドルに関連する可能性のあるがたつくノイズを低減するための特徴を含むことができる。図4A~図4Dに示すように、アーム42、44の一方又は両方は、アームの遠位端に隆起部48を含むことができる。幾つかの実施形態では、隆起部48は、弾性部材50に取り付けられてもよい。図4A及び図4Dに最もよく示されているように、容器2は、凹部52を含むことができる。隆起部48は、ハンドル40が使用されていないときに側壁構造6の凹部52内に位置するように構成されてもよい。これにより、ハンドルが使用されていないときのハンドル40の動きを低減することができる。しかしながら、使用者が使用のためにハンドル40を動かすと、弾性部材50は後退し、使用者がハンドルを外側に回転させることができる。
他の例では、図14~図16Bに示すように、また以下でより詳細に説明するように、ハンドル240は、ベース部204と一体成形されてもよく、幾つかの例では、一般に、ベース204の側壁構造に形成されたアンダーカットであってもよい。幾つかの例では、ハンドルを形成するアンダーカットは、側壁構造6の実質的に全て又は大部分に沿って延びる凹部を含むことができる。これは、一体成形されたハンドル240を有するベース204の製造を容易にすることができる。幾つかの例では、一体的に成形されたハンドル240は、破損のリスクを低減するために、ベース204の外面と同一平面上にあってもよい。
幾つかの構成では、容器2はまた、1つ以上のラッチアセンブリ100を含むことができる。ラッチアセンブリ100は、ロック位置及びロック解除位置を有してもよく、蓋5が閉鎖形態にあるときに蓋5をロックするように構成されてもよい。ラッチアセンブリ100は、容器2と一体的に形成されるか、そうでなければ容器2に取り付けられる1つ以上の部分を含むことができる。図5B及び図9に示すように、容器2は、ラッチキーパ70を備えていてもよい。ラッチキーパ70は、側壁構造6から延在してもよく、容器2内にポケットを形成してもよい。ラッチキーパ70のポケットは、以下でより詳細に説明するように、ロック部材130の一部を受け入れるように構成された形状を有する。ラッチキーパは、上面72と、内面74と、下面76とを有してもよい。以下により詳細に説明するように、ラッチアセンブリ100は、容器2が閉鎖形態にあるときに、ラッチキーパ70と係合して蓋5をベース4にロックすることができる。
容器2はまた、容器2の強度及び/又は機能を改善するための様々な特徴を含むことができる。例えば、容器は、ベース4及び/又は蓋5の特定の部分がベース4及び/又は蓋の他の部分よりも更に外側に延在する様々な隆起部を含むことができる。図1A、図1B、図2A、及び図2Bに最もよく示されているように、ベース4は、チャネル60を形成するJ字形の隆起部又は壁59を含むことができ、隆起壁59は側壁構造6と係合する。チャネル60は、容器2の全周を取り囲んでもよい。チャネル60はまた、チャネル内の様々な位置に強化部材62を含むことができる。J字形壁59によって形成されたチャネル60は、容器2又はベース4の強度を高めることができる。幾つかの実施形態では、例えば図2Bに示すように、J字形壁59は、側壁構造6の内面6Aが容器2の内部全体にわたって実質的に滑らかであるようにベース4を構築することを可能にすることができる。したがって、例えば、第1の側面8、第1の側面の反対側の第2の側面10、第3の側面12のうちの1つ又は全てを含む、側壁構造6の内面6Aの実質的に全て又は全ては、実質的に平坦及び/又は滑らかであり得る。
容器2はまた、ラッチアセンブリ100及びハンドル40をそれぞれ取り囲む隆起部64、66を含むことができる。図4に示すように、隆起部64、66は、ベース4又は蓋5の一方又は両方に存在してもよい。隆起部64、66は、ラッチアセンブリ100及び/又はハンドル40が容器2の隆起部64、66を超えて外側に延在しないように、ラッチアセンブリ100及びハンドル40の高さ以上にそれぞれ隆起していてもよい。これは、ラッチアセンブリ100及び/又はハンドル40を保護し、使用中のこれらの構成要素の破損を低減することができる。
容器2は、食品、飲料、又は任意の他の物品を含む物品を収容、保管、運搬などするように構成されてもよい。これに加えて又は代えて、容器2は、本明細書に記載の開示の範囲から逸脱することなく、固体又は気体状態の材料、又はそれらの組み合わせを貯蔵するように構成されてもよい。
ベース4及び蓋5を含む容器2は、1つ以上の金属、合金、ポリマー、セラミック、又は繊維強化材料などの様々な材料から形成されてもよい。幾つかの例では、ベース4及び蓋5は、ベース4及び蓋5の両方の部分を形成するように成形されたポリエチレンなどのプラスチック材料で形成されてもよい。幾つかの構成では、ベース4及び蓋5の部分の外側シェルは、当業者によって理解されるように、射出成形又は回転成形/回転成形プロセスを使用して形成される(図示せず)。しかしながら、本発明から逸脱することなく、様々な他のタイプの成形又は他の製造プロセス(例えば、スタンピング、鋳造、鍛造など)を使用して容器2を形成することができる。
本明細書の幾つかの構成では、ベース4及び蓋5は、絶縁部分(図示せず)を囲み、それによって絶縁容器を形成する外面又は外殻を含むことができる。外殻は、一般に、1つ以上の金属、合金、ポリマー、セラミック、又は繊維強化材料などの様々な材料から形成されてもよい。幾つかの例では、外側シェルは、ベース4部分と蓋5部分の両方を形成するように成形されたポリエチレンなどのプラスチック材料で形成されてもよい。幾つかの例では、絶縁部分(図示せず)は、低い熱伝導率を示す絶縁材料で形成されてもよい。例えば、断熱部分は、ポリウレタンフォームなどのポリマー発泡体で形成(又は充填)されてもよい。本発明から逸脱することなく、例えば真空断熱パネルを含む追加又は他の断熱材料を使用することができる。幾つかの構成では、ベース4及び蓋5部分の外側シェルは、当業者によって理解されるように、射出成形又は回転成形/回転成形プロセスを使用して形成することができる(図示せず)。しかしながら、本発明から逸脱することなく、様々な他のタイプの成形又は他の製造プロセス(例えば、スタンピング、鋳造、鍛造など)を使用して容器を形成することができる。
ここでラッチアセンブリ100をより具体的に参照すると、図8及び図9に最もよく示されているように、ラッチアセンブリ100は、ラッチ本体102、ロック部材130、付勢部材150、及び作動部材170を含む複数の構成要素を含むことができる。前述したように、ラッチアセンブリ100は、ロック位置及びロック解除位置を含むことができる。
ラッチ本体102は、蓋5と回動可能に係合することができる。図9に示すように、ラッチ本体は、ヒンジ106を使用して蓋5と回動可能に係合することができるが、任意の適切な回動可能係合を使用することができる。幾つかの実施形態では、ヒンジ106は、容器2と取り外し可能に係合してもよい。このヒンジ106は、ラッチアセンブリ100が損傷した場合に、ユーザがラッチアセンブリを容易に取り外して交換することを可能にすることができる。ラッチ本体102は、内面108及び外面110を含むことができる。外面は湾曲していてもよく、容器2の側壁構造6の湾曲に概ね従うことができる。前述したように、ラッチ本体102の外面110は、幾つかの例では、容器2の側壁構造6の外縁の外側に延在していなくてもよい。内面108はまた、湾曲していてもよく、幾つかの異なる特徴を含んでもよい。ラッチ本体102に含まれ得る例示的な特徴の1つは、1つ以上の係合ラグ112であってもよい。以下でより詳細に説明するように、係合ラグ112は、容器ベース4又はラッチキーパ70と係合することができ、容器2のベース4に対して蓋5を圧縮するのを助けることができる。
ラッチ本体102はまた、ロック部材130と係合してもよい。図8に示すように、ロック部材130は、ロック部材130が略直線経路で上方位置と下方位置との間を移動することができるように、ラッチ本体102と摺動可能に係合することができる。ロック部材130は、ロック部材130が下方位置にあるときに蓋5を閉鎖形態でロックし、ロック部材130が上方位置にあるときに蓋5をロック解除するように構成されてもよい。
主に図8に示すように、ロック部材130は、ロック部材130がガイド部材132を上下に摺動することができるように、1つ以上のガイド部材132と移動可能に係合することができる。一実施形態では、ロック部材130は、ロック部材130を通過し、ガイド部材132も通過することができる開口部134を含むことができる。ガイド部材132は、上端136及び下端138でラッチ本体102と係合することができる。図8に示すように、ガイド部材132は円筒形ロッドであるが、ロック部材130の上方及び下方への移動を可能にする任意の適切な形状を使用することができる。例えば、ガイド部材132は、形状が角柱状又は実質的に角柱状(例えば、五角柱、六角柱、七角柱等)であってもよい。更に他の例では、ラッチアセンブリ100は、例えばレールを含む、ロック部材130とラッチ本体102との間のほぼ直線的な移動を可能にするのに適した他の装置を含むことができる。
図8にも示すように、ラッチアセンブリ100はまた、ラッチ本体102及びロック部材130と係合する少なくとも1つの付勢部材150を含むことができる。以下により詳細に説明するように、付勢部材150は、ロック部材130を下方位置に付勢するように構成される。付勢部材150は、図8に示すような圧縮ばねであってもよいが、代替の実施形態では、ロック部材130を下方位置に付勢するための任意の適切な装置であってもよい。
ロック部材130は、ベース部140と、ベース部140から内側に延びるフック部142とを含むことができる。フック部142は、下面144及び内向き面146を含むことができる。図9に示すように、ラッチアセンブリ100がロック位置にあるとき、ロック部材130のフック部142の下面144は、ラッチキーパ70の上面72と係合してもよく、フック部142の内向き面146は、ラッチキーパ70の内面74と係合してもよい。更に、ラッチアセンブリ100がロック位置にあるとき、係合ラグ112の上面は、ラッチキーパ70の下面76と係合することができる。
ラッチ本体102はまた、作動部材170と回動可能に係合してもよい。作動部材170はまた、ロック部材130と係合してもよく、ロック部材130を下方位置から上方位置に移動させるように構成されてもよい。図8及び図9に示すように、作動部材170は、ラッチ本体102及び作動部材170を貫通して延びるヒンジ172によってラッチ本体102に回動可能に係合することができる。作動部材170は、グリップ部174と、作動バレル176と、グリップ部174と作動バレル176とを接続する1つ以上のアーム178とを含むことができる。図9に示すように、グリップ部174は、容器2の側壁構造6から距離を置いて配置されている。この距離により、ユーザは、側壁構造6とグリップ部174との間に指を置いた状態でグリップ部174の背面180を把持することができる。図9に示すように、作動部材170の作動バレル176は、ロック部材130と係合してもよい。作動バレル176は、隆起部182を含むことができる。以下により詳細に説明するように、ユーザは、作動部材170のグリップ部174を前方に引っ張り、作動バレル176の隆起部182を回転させ、ロック部材130を持ち上げることができる。この移動は、ラッチアセンブリ100をロック解除させ、蓋5を閉鎖形態から開放形態に移動させることを可能にする。
ここで図10A~図10Dを参照すると、ラッチアセンブリ100の一実施形態をロック位置からロック解除位置に移動させるための手順が、ラッチアセンブリ100並びにベース4及び蓋5の一部の側面断面図と共に示されている。図10Aは、ロック位置にあるラッチアセンブリ100を示し、図10Bは、ロック解除されたラッチアセンブリ100を示し、図10Cは、ロック解除位置にあるラッチアセンブリ100を示し、図10Dは、ロック解除位置にあるラッチアセンブリ100を示し、回転防止機構を示す。図10Aに示すように、ロック位置では、フック部142の下面144がラッチキーパ70の上面72に係合しており、フック部142の内向き面146がラッチキーパ70の内面74に係合し、係合ラグ112がラッチキーパ70の下面76に係合する。
図10Bに示すように、ラッチアセンブリ100は、矢印190で示すように作動部材170を回転させることによってロック解除位置に移動させることができる。この回転は、ユーザが背面180を前方に引っ張ることによって達成され得る。図10Bに示すように、作動バレル176が回転すると、隆起部182はロック部材130と係合し、ロック部材130を上昇させる。図10Cに示すように、ラッチアセンブリ100はロック解除位置にある。ロック部材130がラッチキーパ70の上方に上昇すると、ラッチアセンブリ100のロックが解除され、ロック部材130及び作動部材170を含むラッチ本体102は、矢印194で示すように前方に回転することができる。
図10Dは、ラッチアセンブリ100及び容器2の回転防止機構を示す。図10Dに示すように、ラッチアセンブリ100はロック解除位置にあり、図10Cに示す位置から更に外側に回転している。ラッチアセンブリ100の回転を制限するために、ラッチ本体102は、ユーザがラッチアセンブリ100をロック位置から一定の回転だけ回転させると、蓋の回転防止面7と係合するように構成された裏面187を含むことができる。例えば、裏面187は、ユーザがラッチアセンブリ100をロック位置から少なくとも20度、又はロック位置から少なくとも30度、又はロック位置から少なくとも45度、又はロック位置から少なくとも90度回転させたときに回転防止面7と係合するように構成されてもよい。好適には、この回転防止機構はまた、ユーザが容器2を開くためのハンドルとしてラッチアセンブリ100を利用することを可能にし得る。
ここで図11A~図11Cを参照すると、ラッチアセンブリ100をロック解除位置からロック位置に移動させるための手順が、ラッチアセンブリ100並びにベース4及び蓋5の一部の側面断面図と共に示されている。図11Aは、ロック解除位置にあるラッチアセンブリ100を示し、図11Bは、ラッチアセンブリ100のロックを示し、図11Cは、ロック位置にあるラッチアセンブリ100を示す。
図11Aに示されるように、また、矢印196で示すように、一実施形態では、ユーザは、ラッチ本体102を押すことによって、ラッチアセンブリ100をロック位置に戻すことができる。図11Bに示すように、ラッチ本体102が内側に押し込まれると、ロック部材130がラッチキーパ70に接触し、矢印198で示すようにロック部材130を上方に持ち上げることができる。他の例では、ラッチ本体102を内側に押すことに加えて、ユーザはまた、ラッチアセンブリ100をロック位置に移動させるために作動部材170を外側に引っ張らなければならない。そのような実施形態では、ラッチアセンブリ100は、好適には、ロック部材130が作動部材170によって上方位置に移動されるときにのみ、ロック解除位置からロック位置に移動され得る。これにより、容器2が誤ってロックされる可能性を低減することができる。
図11Cに示すように、フック部142がラッチキーパ70の隆起部の後ろに移動すると、付勢部材150はロック部材130を下方向に押すことができる。図11Cに示すように、ラッチアセンブリ100はロック位置にあり、フック部142の下面144はラッチキーパ70の上面72と係合され、フック部142の内向き面146は、ラッチキーパ70の内面74と係合され、係合ラグ112は、ラッチキーパ70の下面76と係合される。閉位置にあるとき、ラッチアセンブリ100は、蓋5が容器2のベース4に当接するように配置され、したがって容器2を閉じ、固定し、及び/又は密封する。更に、ラッチアセンブリがロック解除位置(図11A)からロック位置(図11C)に移動すると、ガスケット30は、蓋5と容器2のベース4との間で圧縮される。したがって、ラッチアセンブリ100がロック位置にあるとき、ガスケット30は、ラッチアセンブリ100がロック解除位置にあるときよりも圧縮される。
図12A~図12Cは、ラッチアセンブリ100の一実施形態をロック位置からロック解除位置に移動させるための図10A~図10Cに示すものと同様の手順を示し、図13A~図13Cは、ラッチアセンブリ100の一実施形態をロック位置からロック解除位置に移動させるための図11A~図11Cに示すものと同様の手順を示す。幾つかの実施形態では、例えば図10A~図11Cに示すように、作動部材170は、ユーザによって外側に回転された後、図10Aに示すように下方位置に自動的に戻ることができる。しかしながら、他の実施形態では、作動部材170は、ユーザによって手動で内側に押し込まれた場合にのみ下方位置に移動することができる。更に、幾つかの実施形態では、作動部材は、作動部材が下方位置にあるときにラッチ本体102よりも更に外側に延在してもよい。
ラッチ本体102、ロック部材130、及び作動部材170を含むラッチアセンブリ100は、それぞれ別個に形成されてもよく、プラスチック材料又は所望の形状に形成又は成形することができる別の適切な材料などの材料で形成されてもよい。ラッチアセンブリ100は、ラッチが経時的にラッチキーパ70と係合/係合解除される際の繰り返しの応力サイクルに耐えるのに十分なサイズ、厚さ、及び構成材料で作られてもよい。本明細書に記載の容器は、耐久性及び耐摩耗性を提供しながら、容器の容易かつ効率的な製造を確実にする様々な特徴を含む。
図14~図16Bは、ラッチアセンブリ100を有する別の例示的な容器202を示し、同様の参照番号は、容器2内の同じ又は同様の要素を指すが、200番台の参照番号を含む。容器202は、容器2と実質的に同様であり、したがって、容器202の同様の態様は、本明細書では再び論じられない。しかしながら、容器202は、容器2との幾つかの違いを含むことができる。容器202は、例えば、ベース4の側壁構造においてベース部204と一体成形され得るハンドル240を含む。図14~図16Bに示すように、一体成形ハンドル240は、J字形壁259から形成されてもよく、及び/又はJ字形壁259の一部を含んでもよい。したがって、一体成形ハンドル240は、容器202の周囲の周りに延在するチャネル260の一部を含むことができる。
図17A~図26Dは、後述するラッチアセンブリ400を有する別の例示的な容器302を示し、同様の参照番号は、容器2及び202内の同じ又は同様の要素を指すが、300番台の参照番号を含む。容器302は、容器2及び202と実質的に同様であり、したがって、容器302の同様の態様は、本明細書では再び論じられない。しかしながら、容器302は、容器2及び202との幾つかの違いを含むことができる。容器302は、例えば、ベース部304の側壁構造306の各側面308,310,312,314にベース304と一体成形され得るハンドル340を含む。更に、容器302は、容器302に接続することができる様々な付属品を配置及び支持するための複数の取り付け点を備えることができる。これらの取り付け点については、以下でより詳細に説明する。
図17Bに示すように、ベース304は、19A及び19Bと共に、ラッチキーパ370を含むことができる。ラッチキーパ370は、側壁構造306から延在してもよく、ベース304内にポケットを形成してもよい。ラッチキーパ370は、以下でより詳細に説明するように、ロック部材430の一部を受け入れるように構成された形状を有することができる。ラッチキーパ370は、上面372と、内面374と、リブ375と、下面376とを有してもよい。リブ375は、側壁構造306からラッチキーパ370の下面376まで延在してもよい。任意選択的に、リブ375はまた、ラッチキーパ370の上面372及び下面376又は内面374に接続してもよい。リブ375は、ラッチキーパ370に沿って実質的に中央に配置されてもよい。リブ375は、耐久性を向上させるためにラッチキーパ370に構造的支持を追加することができる。別の選択肢として、ラッチキーパ370は、ラッチキーパ370によって形成されたポケットの片側に配置されて、ラッチキーパ370に追加の支持を提供することができる複数のリブ375を含むことができる。以下により詳細に説明するように、ラッチアセンブリ400は、容器302が閉鎖形態にあるときに、ラッチキーパ370と係合して蓋305をベース304にロックすることができる。
更に、ベース304は、ラッチキーパ370の両側に配置された複数の傾斜面又はテーパ面371を含むことができる。傾斜面371は、ベース304の境界面336から下方に傾斜することができ、境界面336は、実質的に平坦であり、ベース304の周囲の少なくとも3つの側面の周りに延在することができる。ベース304の界面336は、容器302が閉位置にあるときに蓋305の界面335に接触することができる。傾斜面371は、界面面336から約45度、又は30度から60度の範囲内、又は20度から80度の範囲内で下向きに傾斜してもよい。傾斜面371は、容器302を閉じるときにラッチアセンブリ400がベース304に詰まるのを防止することができ、また、図21に示すように、蓋305が閉じられるときにラッチアセンブリ400の下部に接触して、蓋305が閉じられるときにラッチアセンブリ400をベースから押し出すことができる。
ベース304は、ベース304の境界面336から延びる複数の係合部材337を更に含むことができる。係合部材337は、隆起部334の外側に配置されてもよい。係合部材337は、蓋305の凹部又はキャビティ339内に延在してもよい。係合部材337と凹部339との間の相互作用は、容器302が閉位置にあるとき、及び複数の容器が積み重ねられているとき、又は追加の物品が容器302の上部に配置されているときに、蓋305とベース304との間の接合を強化するための追加の構造的支持を提供することができる。ベース304は、任意の数の係合部材337を有することができる。例えば、例示的な実施形態は、4つの係合部材337を示しているが、ベース304は、2つの係合部材、3つの係合部材、5つ以上の係合部材を含んでもよい。蓋305の凹部339の数は、係合部材337の数に等しく、ベース304の各係合部材337に対応する位置で蓋305上に配置されてもよい。本実施形態の係合部材337は、断面形状が略正方形であるが、円形、三角形、その他の多角形等、どのような断面形状であってもよい。各係合部材337は、係合部材337の幅以下の高さを有することができる。更に、例示的な実施形態の係合部材337及び凹部339は、容器302の第1の側面308に配置されているが、係合部材337及び凹部339は、任意の側面にあってもよく、複数の側面に配置される実施形態を有してもよい。
別の特徴として、ベース304は、ベース304の側壁構造306の内面306Aに沿って配置された複数のタブ321を有することができる。例えば、図17B及び図19Aに示すように、タブ321Aは、側壁構造306の各角部に配置されてもよい。更に、タブ321B及び321Cは、第1の側面308及び第2の側面310の内面に沿って配置されてもよい。タブ321B及び321Cは、それらが第1の側面308の長さに沿って整列するように、図19Aに示すように互いに対向して配置されてもよい。図19Aの例示的な実施形態に示すように、内部部分は、8つのタブ321を備えることができ、タブ321Aは、角部のそれぞれに配置され、タブ321B及び321Cは、側壁308,310の内面に沿って配置される。タブ321B及び321Cは、少なくとも1つのタブ321B、321Cが容器302の中心線の近くに配置され得るが、好ましくは中心線の両側に配置されるように、ほぼ中央に配置されてもよい。別の選択肢として、複数のタブ321は、反対側の内面上のタブ321と位置合わせされなくてもよく、互い違いの配置を有してもよい。タブ321は、以下で更に説明するように、様々な付属品のための取り付け位置を提供することができる。
各タブ321は、側壁構造306の内面306Aから延在し、上側支持面323と、上側支持面323を通って延在する開口324と、タブ321の両端の一対の側面とを含むことができる。各タブの上側支持面323は、以下で更に説明するトレイ500のように、容器302の内部の様々な付属品を支持するための係合面を提供することができる。複数のタブ321の上側支持面323は、支持面323がベース304を横切って延在し、複数のタブ321によって支持され得る付属品を保持することを可能にするために、互いに実質的に同一平面上にあってもよい。タブ321の上側支持面323は、ベース部の内部の高さの50%よりも高い高さで、内部面306Aの上側領域に配置されてもよい。別の選択肢として、タブ321の上側支持面323は、ベース部の内部の高さの60%よりも高い、又はベース部の内部の高さの70%よりも更に高い高さに配置されてもよい。内部空間への影響を最小限に抑えるために、各タブ321は、各タブ321が内面から1インチ未満、又は0.5インチ未満、又は更には0.25インチ未満の距離だけ延在することができるように、薄型を有することができる。また、開口324は、どのような形状であってもよいが、細長い形状であることが好ましい。開口324は、異なる付属品を更に支持するためのストラップ又は他の取り付け手段のための取り付け点を提供することができる。
別の選択肢として、一対のトラック326は、側壁構造306の内面306Aのうちの少なくとも2つに沿って配置されてもよい。例示的な実施形態に示すように、一対のトラックは、第1の及び第2の側面308,310の内面のそれぞれに配置されてもよい。一対のトラック326のそれぞれは、対向する内面上の一対のトラック326と位置合わせされるように中央に配置されてもよい。トラック326のそれぞれは、ベース304の内面から延在し、内部部分の高さの大部分に沿って延在する高さを有することができる。内部空間への影響を最小限に抑えるために、各トラック326は、各トラック326が内面306Aから1インチ未満、又は0.5インチ未満、又は更には0.25インチ未満の距離だけ延びることができるように、薄型を有することができる。トラック326の対は、容器の内部を二つの部分に分離して、保管される物品をより良く編成するために、切断ボードとしても機能し得る取り外し可能な仕切り壁510を支持してもよい。トラック326のそれぞれは、仕切り壁510を確実に保持して仕切り壁が移動するのを防止し、いかなる振動も制限するために、複数の戻り止め又は突起を有することができる。
前述の例示的な容器302と同様に、図17~図26Dの実施形態は、側壁308,310,312,314のそれぞれに沿って配置された一体成形ハンドル340を有することができる。一体成形ハンドル340のそれぞれは、J字形壁359から形成されてもよく、及び/又はJ字形壁359の一部を含んでもよい。したがって、一体成形ハンドル340は、容器302の周囲の周りに延在するチャネル360の一部を含むことができる。したがって、例示的な容器302は、4つのハンドル340を備えることができる。ハンドル340は、ベース部304と一体成形されてもよい。幾つかの例では、各ハンドル340は、アンダーカットで形成され、側壁構造306の実質的に全て又は大部分に沿って延びる凹部を含むことができる。この一体成形ハンドル340は、ベース304の製造プロセスを簡略化することができる。幾つかの例では、一体的に成形されたハンドルは、破損のリスクを低減するために、ベース304の外面と同一平面上にあってもよい。
図22A~図22Cに示すように、各ハンドル340は、ユーザに人間工学的で快適な把持面を提供するために湾曲した内部輪郭345を有することができる。ハンドルの内部輪郭345は、側壁からハンドル340の内面まで延在する複数のハンドルリブ347を含むことができ、各ハンドルリブ347は、互いに離間した複数のリブ347がハンドル340の湾曲した内部輪郭345を形成するように湾曲した輪郭を有することができる。各リブ347は、各リブ347の幅よりも小さいリブ347間の間隔を有することができる。或いは、各リブ347は、各リブ347の幅以上のリブ347間の間隔を有してもよい。
各ハンドル340は、ハンドル340のハンドル上端面343を通って延びる開口341を有することができ、各開口341は、蓋305の開口349と整列することができる。したがって、ハンドルの開口341と蓋305の開口349とを位置合わせすることにより、ストラップ又は同様の装置が開口341,349を通過して容器302を固定又は拘束するための位置が可能になる。各開口341,349は、細長い形状を有してもよく、全て実質的に同じ長さ及び幅を有してもよい。したがって、これらの開口341,349は、容器302を単に固定するだけでなく、他の操作のための汎用性をユーザに提供することができる。容器302の固定又は固定を更に補助するために、蓋305は、開口349と整列してストラップが容器302を拘束するためのガイド面を提供する凹部又はチャネル351を有することができる。別の選択肢として、クリップ520を開口341に挿入して、フックループ型接続を使用するための追加の位置を提供して、図23A及び図23Bに示すように追加の付属品を保持するための選択肢の更なる汎用性を追加することができる。
容器302の蓋305は、蓋305の内面309に沿って配置された複数のクリップ315を更に備えることができる。例えば、図24Aに示すように、クリップ315Aは、内面325のそれぞれの中央に配置されてもよく、一対のクリップ315B及び315Cは、内面327,329のそれぞれに沿って等間隔に配置されてもよい。クリップ315のそれぞれはまた、蓋305の下部内面331上に延びるか、又はそれに接触することができる。クリップ315B及び315Cは、互いに対向して配置されるように位置合わせされてもよい。図17B及び図24Aの例示的な実施形態に示すように、蓋305は6つのクリップ315を含むことができるが、蓋305は任意の数のクリップ315を含むことができる。別の選択肢として、複数のクリップ315は、側壁の内面上で互いに対向して配置されず、互い違いの配置を有してもよい。クリップ315は、ユーザが所望する任意の更なるアイテムを固定するための追加のヒッチポイントを含む、カーゴネットもしくはバンジーコードネット515、又はストラップ516などの様々な付属品のための取り付け位置を提供することができる。
各クリップ315は、蓋305の内面から延びることができ、係合部材317と、係合部材317を通って延びる開口319とを含むことができる。開口319は、細長い形状であってもよく、或いは任意の形状を有してもよい。更に、クリップ315の開口319は、タブ321の開口324と同様の幅を有することができる。これらの開口319は、図26B~図26Dに示すように、異なる付属品を更に支持するためのストラップ又は他の取り付け手段のための取り付け点を提供することができる。
蓋5に関して前述したように、蓋305は、ガスケット330を着座させることができる凹部332を含むことができ、凹部332は蓋305の周囲の周りに延在する。凹部332は、蓋305の境界面335内に配置されてもよい。凹部332は、図24Bに示すように、凹部332の側面から延びる複数の保持部材333を含んでもよい。保持部材333は、ガスケット330を凹部332内に固定するために、凹部332の周囲の周りの複数の位置でガスケット330と係合することができる。各保持部材333は、保持部材333が保持部材333の中央部分の厚さよりも凹部332の開口端に近い保持部材の頂部付近の厚さを有するように、少なくとも1つのテーパ面を含むことができる。更に、幾つかの例示的な実施形態では、容器302は、ベース304の周縁の周りに延びる蓋305の凹部332に対向するベース304の隆起部334を含むことができる。隆起部334は、ベース304の境界面336上に配置されてもよい。ガスケット330は、蓋305がベース304と係合するときに凹部332と隆起部334との間に配置されてもよい。
幾つかの実施形態では、底部320はまた、及び/又は代替的に、テーブル、地面、車両ベッドなどの表面1上で容器302を支持することができる1つ以上の脚部322を含むことができる。脚部322は、ゴム又はエラストマーのような滑り止め材料とは別個に形成され、形成後にベース304に取り付けられてもよい。脚部322は、図25に示すように、容器304が容器302を支持する表面1に対して15度より大きい角度で傾斜したときに容器302をその縁部の1つに沿って摺動させることを可能にする「薄型」と考えられる高さを有することができる。或いは、脚部322は、ベース304と一体的に形成されてもよい。
図20A~図21は、例示的なラッチアセンブリ400を示し、同様の参照符号はラッチアセンブリ100内の同じ又は同様の要素を指すが、400番台の参照符号を含む。ラッチアセンブリ400は、ラッチアセンブリ100と実質的に同様であり、したがって、ラッチアセンブリ400の同様の態様は、本明細書では再び説明されない。ラッチアセンブリ400は、図20Aに示すように、ラッチ本体402、ロック部材430、付勢部材450、及び作動部材470を含む複数の構成要素を含むことができる。前述のラッチアセンブリ100と同様に、ラッチアセンブリ400は、ロック位置及びロック解除位置を含むことができる。
ロック部材430は、ベース部440と、ベース部440から内側に延びる複数のフック部442とを含むことができる。複数のフック部442は、間隙441によって互いに離間されてもよい。各フック部442はそれぞれ、下面444及び内向き面446を含むことができる。図20Bに示すように、ラッチアセンブリ400がロック位置にあるとき、各フック部442の下面444は、ラッチキーパ370の上面372と係合することができ、各フック部442の内向き面446は、ラッチキーパ370の内面374と係合することができる。また、図20Cに示すように、各爪部442間の隙間441に、ラッチキーパ370のリブ375が嵌合するようにしてもよい。更に、ラッチアセンブリ400がロック位置にあるとき、係合ラグ412の上面は、ラッチキーパ370の下面376と係合することができる。
ラッチ本体402は、内面408の上部からロック部材430に向かって内面408に沿って複数のリブ413を含むことができる。リブ413はそれぞれ、リブがロック部材430に向かって延びるときに各リブ413が下部領域よりも上側領域においてより低い高さを有するように、輪郭付けられた高さを有することができる。リブ413は、ラッチアセンブリ400の全体的な重量を低減しながらラッチ本体402を強化するのに役立つ。
ラッチアセンブリ100と同様に、ラッチ本体402はまた、作動部材470と回動可能に係合してもよい。作動部材470はまた、ロック部材430と係合してもよく、ロック部材430を下方位置から上方位置に移動させるように構成されてもよい。作動部材470は、ラッチ本体402及び作動部材470を貫通して延在するヒンジ472によってラッチ本体402に回動可能に係合することができる。作動部材470は、グリップ部474と、作動バレル476と、グリップ部474と作動バレル476とを接続する1つ以上のアーム478とを含むことができ、作動バレル476は、隆起部482を含むことができる。隆起部482及び作動バレル476は、実質的に平坦な接触面483に沿って互いに接合されてもよい。作動バレル476を適切に支持するために、その領域内のラッチ本体402の内面408は、接触面483に実質的に平行であり、接触面483を支持し、したがって作動バレル476を支持し、作動部材470がラッチ本体402の外面410を超えて後方に回転しないようにするのを助けることができる。別の選択肢として、グリップ部474は、ユーザが滑ることなくグリップ部474を把持するのを更に補助するために、グリップ部474の長さの少なくとも一部を延長する隆起部475を含むことができる。
前述したように、傾斜面371は、ラッチアセンブリがベース304に詰まるのを防ぐように作用するとともに、ラッチアセンブリをラッチキーパ370に適切に係合するように位置決めするのを助けるように作用する。
図26A~図26Dは、様々な付属品で構成された前述の容器302を示す。例えば、図26Aは、容器302と、トレイ500とを含む保管システムの実施形態を示し、トレイ500は、複数のタブ321、並びに一対のトラック326の間に設置された仕切り壁510によって支持される。図26Bは、蓋305のクリップ315に取り付けられたカーゴネット515を有する図26Aに示すシステムを示す。貯蔵システムの更に別の実施形態が図26Cに示されており、容器302は、タブ321によって支持された2つのトレイ500と、蓋305のクリップ315に接続された一対のユーティリティストラップ516とを含み、ユーザが容器302内の任意の所望の物品を取り付けて編成するための複数の場所を提供する。図26Dは、複数のジッパー付き貯蔵区画を含む軟質面貯蔵バッグ518の別の選択肢を示す。前述したように、ベース及び蓋内に複数の取り付け点を設けることによって、容器302は、ユーザに組織化された貯蔵溶液を提供するための貯蔵システムを提供するための付属品の様々なオプションを装備することができる。
図27A~図27Cは、トレイ500の更なる詳細を示す。トレイ500は、複数の貯蔵キャビティ504と共に取り付け面503を伴う本体502を有することができる。貯蔵キャビティ504は、任意のサイズを有してもよく、任意の数のキャビティ504を有するように構成されてもよい。例えば、図27A~図27Cに示す例示的な実施形態は、3つのキャビティを含み、キャビティのうちの2つは第3のキャビティよりも小さい。トレイ500の別の特徴として、トレイ500は可動ハンドル505を含むことができる。ハンドル505は、図27Bに示す伸長位置から図27Cに示す収縮位置又は格納位置に垂直に移動することができる。伸長位置では、ユーザは、収縮位置にある間に容器302からトレイ500を容易に持ち上げることができ、トレイ500は高さがより低い輪郭又は収納を有する。ハンドル505は、トレイの本体502の開口507に係合する2つの端部506を伴うU字形チューブ状構造を有することができる。管状構造の各端部506は、開口507への設置を可能にするテーパ面508と、ハンドルが取り外されないようにするとともにハンドル505の垂直移動を制限するための確実な停止部を提供する保持面509とを有することができる。
別の選択肢として、図28~図36~図36Hに示すように、キャリーストラップ600を容器302に取り付けて、ユーザが容器302を容易に持ち上げて運ぶことを可能にすることができる。図28及び図29に示すように、キャリーストラップ600は、各端部604,606の端部分616を容器302のベース304の対向するサイドハンドル340の開口341に挿入することによって設置されてもよい。キャリーストラップ600は、第1の端部604と、第1の端部604の反対側の第2の端部606と、第1の端部604と第2の端部606との間に延びる長尺部材608と、キャリーハンドル610とを有するベース部材602を含んでもよい。第1の端部604及び第2の端部606はそれぞれ、摩擦嵌合を使用してストラップ600を容器302のハンドル340に固定するのに役立つ係合部材618を含む端部分616を有してもよい。本明細書で定義されるように、「摩擦嵌合」という用語は、一緒に組み立てられたときに2つの構成要素によって生成される機械的干渉又は機械的接触のみを使用して2つの構成要素が互いに固定される手段に関することができる。キャリーハンドル610は、長尺部材608が各開口612を通って延びることができるように、各端部614に開口612を含むことができる。
図28及び図29に示すように、キャリーストラップ600は、端部分616のうちの一方をハンドル340の下方からハンドル340の開口341を通して挿入することによって容器302上に設置されてもよく、端部分616は、長尺部材608に対してハンドル340の上端面343上に回転されてもよい。図示の例に示すように、サイドハンドル340は、係合部材618を受け入れる上端面343の下にオフセットされた凹部342を含むことができる。各端部分616の係合部材618は、層状又は折り畳まれた部分620を含むことができる。長尺部材608は、それ自体の上に折り畳まれ、互いに接合されて係合部材618の内側部分626及び外側部分628を形成することができる。折り畳み部分620は、長尺部材608の少なくとも二層を含み、少なくとも一回の折り畳みを有してもよい。図示の例に示すように、折り畳み部分620は、長尺部材608の三層及び三つ折りを含むことができる。他の例では、折り畳み部分620は、三層及び三つ折りを超えてもよい。折り畳み部分620は、ステッチ、グロメット、又は層を一緒に接合するための当業者に知られている他の手段などの機械的要素622を使用して接合することができる。図示の例では、ステッチ622は、バータックステッチ、ロックステッチ、又は当業者に知られている他のステッチであってもよい。ステッチ622は、接合部に適切な強度を提供するために、約2mm、又は1mmから3mmの範囲内の幅を有することができる。ステッチ622は、それぞれの端部604,606からステッチ622の中心線625まで固定距離624で配置され、内側部分626及び外側部分628を形成することができる。次いで、係合部材618は、ステッチ622の両側で長尺部材608に対して回転して、ストラップ600を容器302に固定することができる。バータックステッチ622はまた、接合部の強度を高めるのに役立ち得る。或いは、折り畳み部分620は、接着剤、テープ、又は当業者に知られている他の手段を使用して接合されてもよい。接着剤又はテープは、単独で、又はステッチ622と組み合わせて使用することができる。図28に示すように、ストラップ600の端部分616がハンドル340の上端面343を通って延びると、係合部材618は、内側部分626が凹部342の内側凹部部分342Aに受け入れられ、外側部分628が凹部342の外側凹部部分342Bに受け入れられ得るように、ステッチ622に沿って回転することができる。前述したように、ステッチ622は、係合部材618の内側部分626が外側部分628の長さよりも短い長さを有するように、それぞれの端部604,606から一定の距離に配置されてもよい。例えば、内側部分626の長さは、外側部分628の長さの60%~66%の範囲内、又は外側部分628の長さの55%~70%の範囲内であってもよい。内側部分626の長さは、係合部材618のステッチ622の中心線からそれぞれの端部までの係合部材618の長さとして測定することができる。同様に、外側部分628の長さは、ステッチ622の中心線から、折り畳まれた部分620の折り目に位置する外側部分628の端部629までの係合部材618の長さとして測定することができる。例えば、内側部分626の長さは、約7mm、又は5mmから10mm範囲内であってもよく、外側部分628の長さは、約11mm、又は9mmから16mmの範囲内であってもよい。
ストラップ600と開口341との間の摩擦嵌合を高めるために、ストラップ600の長尺部材608は、ハンドル340上の開口341の幅よりも大きい各端部分616の幅を有することができる。長尺部材608の幅W1は、長尺部材608の第1の側面630から第2の側面632までの距離であってもよく、開口341の幅W2は、細長い開口341の小さい方の端部間のスパンにわたる距離として測定されてもよい。幾つかの例では、ベース部材602の幅W1は、開口341の幅W2よりも約5%大きくてもよく、又は開口341の幅W2よりも3%~7%大きい範囲内であってもよい。ベース部材602の幅W1は一定の幅であってもよく、幅W1は約38mm又は35mm~41mmの範囲内であってもよく、或いは、ベース部材602は可変幅を有してもよく、ベース部材602の幅は、図35に示すように、キャリーハンドル610を通って延びる中央領域において、端部分616におけるベース部材602の幅よりも小さい幅を有してもよい。図示の例では、キャリーストラップ600は、一定の幅を有するベース部材602を有し、長尺部材608は、図30に示すように、キャリーハンドル610の内面に沿ってカールし又は包むことができる。これにより、キャリーハンドル610は、端部分616におけるベース部材602の幅よりも小さい幅を有することができる。幾つかの例では、ハンドル610の幅は、端部分616におけるベース部材602の幅の60~75%の範囲内であってもよい。
図28及び図29に示すように、ストラップ600を容器302に取り付けるために、ストラップ600の第1の端部604は、容器302のベース304の第1の側面に位置するハンドル340上の細長い開口341を通って挿入されてもよい。端部分616は、長尺部材608の大部分が依然としてハンドル340の下にある状態で、上端面343の上方の開口341を通って延びてもよい。幾つかの例では、端部分616は、端部分616が開口341に挿入されるときにハンドル340の上端面343と鋭角を形成する開口341を通る角度で挿入されてもよい。この鋭角は、1度~55度の範囲内であってもよい。次に、係合部材618の内側部分626が凹部342の内側凹部342A及び凹部342の外側凹部342B内に平らになるように、係合部材618を長尺部材608に対して回転させることができる。内側凹部部分342Aは、細長い開口341から容器302の内部空隙に向かって延びる凹部342の部分であってもよく、外側凹部部分342Bは、容器302の内部空隙から離れるように細長い開口341から延びる凹部342の部分であってもよい。凹部342の深さは、内側部分626及び外側部分328の両方の厚さよりも大きくてもよい。ストラップ600の第1の端部604がベース304の第1の側面でハンドル340と係合すると、第1の端部604が取り付けられた状態でストラップ600の第2の端部606をハンドル340の反対側のベース304の第2の側面でハンドル340に取り付けることによって、このプロセスが繰り返される。例えば、第2の端部606は、容器302のベース304の第2の側面に位置するハンドル340上の細長い開口341を通って挿入され、端部分616は上端面343の上方に延び、長尺部材608の大部分はハンドル340の下方にある。第1の端部分604を設置するのと同様に、端部606の第2の端部分616を挿入してもよく、この場合、端部616は、開口341に挿入されるときにハンドル340の上端面343と鋭角を形成する。この鋭角は、1度~55度の範囲内であってもよい。最後に、第2の係合部材618は、係合部材618の内側部分626が凹部342の内側部分342A及び凹部342の外側部分342B内に平らになるように、長尺部材608に対して回転されてもよい。次いで、ストラップ600は、両端部604,606においてベース304のそれぞれのハンドル340に固定される。容器302は閉じられてもよく、ストラップ600は、容器302を持ち上げるためにストラップハンドル610によってユーザによって把持されてもよい。ストラップ600が持ち上げられると、長尺部材608は、ハンドル340の底部の外側部分に巻き付き、ハンドル340の外面346に接触することができる。
前述したように、キャリーストラップ600は、第1の端部604と、第2の端部606と、第1の端部604と第2の端部606との間に延在する長尺部材608とを有するベース部材602と、キャリーハンドル610とを含むことができる。キャリーハンドル610は、キャリーストラップ600の全長Lに沿って略中心位置に配置されてもよい。更に、ストラップ600は、キャリーハンドル610の端部614から一定の距離を置いて配置された一対の重なり領域634を含むことができる。重なり領域634は、それ自体の上に折り畳まれ、次いで互いに接合された長尺部材608の三層を含むことができる。幾つかの例では、重なり領域634は、3つ以上の層を含むことができる。重なり領域634は、重なり領域634の周囲付近に延びるボックス-xステッチなどのステッチ636を使用して恒久的に接合することができ、ステッチの角部の間に延びる対角ステッチ領域を有する。ステッチ636は、ボックス×ステッチが約30mmの長さ又は28から32mmの範囲内であってもよく、約34mmの幅又は32~38mmの範囲内であってもよいように長方形の形状を有してもよい。
図28~図34に示すステッチ636の代替として、ステッチ636は様々な形状を有することができる。例えば、ステッチ636は、以下のような幾つかの形態であってもよい。(a)図36Aのようなウェビングに実質的に平行な規則的又は不規則的なバックステッチ;(b)図36Bに示すように、折り目に最も近い端部にバータック補強を施したボックスステッチ;(c)図36Cに示すように、折り目に最も近い端部にバータック補強を施した箱編み;(d)図36Dに示すように、折り目に実質的に平行に配置された単一のバータック又は一連のバータック;(e)図36Eのようなウェビングに対して実質的に垂直な規則的又は不規則的なバックステッチ;(f)図36Fに示すようなダブルWステッチパターン;(g)図36Gに示すようなジグザグステッチパターン;(h)図36Hに示されているような円形又はパターンバータックであり、パターンバータックは、三角形、四側面形、又は4側面を超える側面を含む形状などの任意の幾何学的形状であってもよい。更に、図36Hのバータックパターンは、矩形及び三角形のバータックをパターンで一緒に有するなど、異なる幾何学的形状を含むことができる。
幾つかの例では、重なり領域634は、ステッチのみを使用して接合されてもよく、接着剤を使用して接合されてもよく、接着剤と共にステッチを使用して接合されてもよい。これらの重なり領域634は、キャリーストラップ600の長さLに沿ってキャリーハンドル610を実質的に中心位置に維持しながら、キャリーストラップ600に追加の強度を提供することができる。キャリーストラップ600の全長Lは、第2の容器302が第1の容器302の上に積み重ねられるのを妨げないように、キャリーストラップが容器302の前面308又は後面310のいずれかをクリアすることを可能にする長さを有してもよい。
キャリーハンドル610は、底面638に沿って滑らかな表面を形成する長尺部材608の周りのポリマーラップから形成されてもよく、また、上面642に沿ってハンドル610の全長にわたって延びるスロット640を有してもよい。キャリーハンドル610は、図33に示すように、底面638に凹状の曲率を有することができる。ベース部材602は、織繊維材料又はウェビングから形成されてもよい。織繊維材料又はウェビングは、キャリーストラップ600のベース部材602を形成する単一の一体部材であってもよい。他の例では、ベース部材602は、複数のウェビング又は織物ストリップによって形成されてもよい。ストラップ材料は、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエステル、又は他のポリマー系材料から形成されてもよい。織繊維材料又はウェビングは、溶液染色されてもよく、片染色されてもよく、灰色であってもよく、染色されていなくてもよい。
更に、前述したようなキャリーストラップ600は、容器202と同様に取り付けることができ、或いは代替例では、キャリーストラップ600は、本明細書2,202及び302に記載の容器のいずれかにキャリーストラップ600を固定するための機械的クリップ又は同様の機械的構造を含むことができる。
図37~図44は、後述するラッチアセンブリ800を有する別の例示的な容器702を示し、同様の参照符号は、容器2,202,302内の同じ又は同様の要素を指すが、7XX番台の参照符号を含む。容器702は、多くの態様で容器2,202、及び302と同様であり、したがって、容器702の同様の態様は、本明細書では再び説明されない。本明細書に開示される他の容器と同様に、蓋705は、ベース704に回動可能に取り付けられてもよい。しかしながら、容器702は、容器2,202、及び302との幾つかの違いを含むことができる。容器702は、例えば、図40に示すように、容器702の各端部に取り付けられたストラップハンドル780を含む。各ストラップハンドル780は、容器702の各端部のハンドル740に取り付けることができる。更に、容器702は、容器302よりも大きくてもよく、図26A~図26Dに示す容器702に取り付けられた付属品と同様に、容器302に取り付けられ得る様々な付属品を配置及び支持するための複数の取り付け点を含んでもよい。
各ストラップハンドル780は、ユーザが容器702を持ち上げて移動させることを可能にするための可撓性インタフェースを提供することができる。各ストラップハンドル780は、ストラップ部分781及びキャリーハンドル782を含むことができ、ストラップ部分781の各端部783は、ピン784を受け入れるための開口を形成する重なり領域を有することができる。ストラップハンドル780を容器702に固定するために、ピン784は、ストラップ部分781の各端部783の開口を通って延在し、ハンドル740の両端に配置されたクレビス部分785に受け入れられてもよい。ストラップ部分781は、ベース部材602と同様の材料であってもよく、また、キャリーハンドル782は、前述のキャリーストラップ600のキャリーハンドル610と同様であってもよい。
図41~図44は、例示的なラッチアセンブリ800を示し、同様の参照符号は、ラッチアセンブリ100及び400と同じ又は同様の要素を指すが、8xx番台の参照符号を含む。ラッチアセンブリ800はラッチアセンブリ100及び400と同様であり、したがって、ラッチアセンブリ800の同様の態様は本明細書では再び説明されない。ラッチアセンブリ800は、図41及び図42に示すように、ラッチ本体802、ロック部材830、付勢部材850、及び作動部材870を含む複数の構成要素を含むことができる。前述したラッチアセンブリ100及び400と同様に、ラッチアセンブリ800は、ロック位置及びロック解除位置を含むことができる。ロック部材830は、ロック部材830が実質的に直線的な経路で上方位置又はロック解除位置と下方位置又はロック解除位置との間で移動することができるように、ラッチ本体802と摺動可能に係合することができる。ロック部材830は、ロック部材830が下方位置又はロック位置にあるときに蓋705を閉鎖形態でロックし、ロック部材830が上方位置又はロック解除位置にあるときに蓋705をロック解除するように構成されてもよい。或いは、ラッチアセンブリ800は、摺動可能に配置されたロック部材830が、ロック部材830がロック位置に対応する上方位置に移動することができ、ロック解除位置に対応する下方位置に移動することができるように構成され得るように配置されてもよい。
ロック部材830は、ベース部840と、ベース部840から内側に延びる複数のフック部842とを含むことができる。複数のフック部842は、間隙841によって互いに離間されてもよい。各フック部842はそれぞれ、下面844及び内向き面846を含むことができる。ラッチアセンブリ800がロック位置にあるとき、各フック部842の下面844は、ラッチキーパ770の上面772と係合することができ、各フック部842の内向き面846は、ラッチキーパ770の内面と係合することができる。また、各フック部842間の隙間841に、ラッチキーパ770のリブ775を嵌め込んでもよい。更に、ラッチアセンブリ800がロック位置にあるとき、係合ラグ812の上面は、ラッチキーパ770の下面776と係合することができる。ベース304と同様に、ベース704は、ラッチキーパ770の両側に配置された複数の傾斜面又はテーパ面771を含むことができる。傾斜面771は、ベース704の境界面736から下方に傾斜してもよい。
図41に示すように、ラッチ本体802は、内面808に沿って複数のリブ813を含むことができ、ロック部材830に隣接して配置された垂直に配向されたリブ813Aを含むことができる。リブ813はまた、内面808の大部分又は内面808全体にわたって延在する水平に配向されたリブ813Bを含むことができる。更に、リブ813Cは、リブ813Bの下に配置され、内面808を横切って断続的に延在して、ロック部材830がロック解除位置に上方に移動したときにロック部材830の垂直ストッパとして機能することができる。リブ813はまた、ラッチアセンブリ800の全体的な重量を低減しながらラッチ本体802を強化するのを助けることができる。リブ813Bは、ガイド部材832を支持するマウント814を含むことができ、ガイド部材832は、マウント814からロック部材830のベース840に接続することができる。幾つかの例では、ガイド部材832は、ロック部材830のベース840の開口を通って延びることができる。付勢部材850は、ラッチ本体802のマウント814とロック部材830のベース840との間に配置されてもよく、幾つかの例では、ガイド部材832は付勢部材850と協働して、ラッチ本体802に対するロック部材830の円滑な移動を可能にしてもよい。図41~図44の図示の例に示すように、付勢部材850は圧縮ばねであってもよく、ガイド部材832は、付勢部材850の開口を通って延びる円筒形状を有してもよい。ラッチアセンブリ100及び400と同様に、付勢部材850は、ロック部材830を下方位置又はロック位置に付勢するように構成されてもよい。代替例では、付勢部材850は、ロック部材830を下方位置に付勢するための任意の適切な装置であってもよい。図42~図44に示すように、各ラッチアセンブリ800は、一対のガイド部材832と、一対の付勢部材850とを含むことができる。
ラッチアセンブリ100及び400と同様に、ラッチ本体802はまた、作動部材870と回動可能に係合することができる。作動部材870は、ロック部材830と係合し、ロック部材830を下方又はロック位置から上方又はロック解除位置に移動させるように構成されてもよい。作動部材870は、ラッチ本体802及び作動部材870を貫通して延在するヒンジ872によってラッチ本体802に回動可能に係合することができる。幾つかの例では、作動部材870は、ラッチ本体802と摺動可能に係合してもよい。作動部材870は、グリップ部874と、作動バレル876と、グリップ部874を接続する1つ以上のアーム878とを含むことができる。作動バレル876は、一対の隆起部882を含むことができ、各隆起部882は、ロック部材830のベース840の底面から延びる係合部材848と係合することができる。各隆起部882は、実質的に三角形の形状を有してもよく、又は他の例では、異なる幾何学的形状を有してもよい。各係合部材848は、互いに離間して、ベース840の底面と作動バレル876との間に開口849を形成することができる。幾つかの例では、係合部材848間の距離(開口849を横切る距離)は、互いに30mm~40mmの範囲内であってもよい。係合部材848を互いに離間させることによって、ラッチ800を通る負荷経路が改善され得るため、ラッチ800はより堅牢であり、落下衝撃などの高応力事象の間、より良好に閉じたままであり得る。各ガイド部材832の一部は、ロック部材830の係合部材848の間の開口849内に延在してもよい。図43及び図44に示すように、付勢部材850及びガイド部材832は、一対の隆起部882の間に横方向に配置されてもよい。外側に配置され、互いに離間した隆起部882のこの配置は、ラッチアセンブリ800が容器702の角部に落下するなどの大きな衝撃荷重などの異なる環境応力にさらされた場合に、ラッチアセンブリ800の耐久性を向上させてロック位置に留まるのに役立ち得る。ラッチアセンブリ100及び400と同様に、作動バレル876が回転すると、隆起部882は、ロック部材830の係合部材848に接触して係合し、これにより、ロック部材830が上昇する。ロック部材830が上方に移動すると、フック部842がラッチキーパ770から外れ、ラッチアセンブリ800がロック位置からロック解除位置に移動する。
図45~図56は、多くの態様において容器2,202,302,702と同様であり得るが、同様の参照符号で説明される別の例示的な容器902を示し、容器2,202,302,702内の同じ又は同様の要素を指すが、9XX番台の参照符号を含む。容器902は、多くの態様で容器2,202,302,702と同様であり、したがって、容器902の同様の態様は、本明細書では再び説明されない。例えば、容器902は、ストラップハンドル780と同様に、容器の各端部にストラップハンドル980を含むことができる。容器902はまた、複数のラッチアセンブリ800を含むことができ、複数のラッチアセンブリ800は、容器902の隣接する側に配置することができる。例えば、容器902は、前面908に3つのラッチアセンブリ800を含み、前面908に隣接する各側面912,914に単一のラッチアセンブリ800を含む。前面908は、左右の側面912,914よりも長くてもよい。しかしながら、容器902は、容器2,202,302,702との幾つかの違いを含むことができる。特に、容器902は、長さ、幅、及び容積の両方において容器2,202,302,702よりも大きくてもよい。任意選択的に、幾つかの例では、容器2,202,302,702,902は、ベースに取り外し可能に接続された蓋を有することができ、ラッチが前面908、前面908の反対側の後面910、右側面912、及び右側面912の反対側の左側面914に配置されるように、ラッチがラッチの全てのラッチをアンラッチすることによって蓋を取り外すことができるように、本体及び蓋の各側面に沿ってラッチを配置することができる。
そのより大きなサイズのために、容器902は、図45及び図46に示すように、ユーザがそれを容易に動かすのを助けるための一対のホイールアセンブリ986を含むことができる。ホイールアセンブリ986は、ベース部904の底部920に取り付けられてもよく、又はベース部904の底部920と右側912の両方に取り付けられてもよい。ホイールアセンブリ986は、ホイールハウジング987及びホイール988を含むことができ、ホイールハウジング987がベース部904に取り付けられる前に、各ホイール988をホイールハウジング987に取り付けることができる。各ホイールアセンブリ986は、ベース部904上のホイール凹部989内に固定されてもよい。各ホイールアセンブリ986は、少なくとも1つの機械的締結具を使用して凹部内に固定されてもよい。
容器902のベース部904は、側壁構造906の内面906Aの少なくとも2つに沿って配置された一対のトラック926を含むことができる。図47~図49に示すように、内面906Aは、前側及び後側908,910の内面のそれぞれに互いに対向して配置及び整列された2対のトラック926を含むことができる。トラック926の各対は、互いに離間していてもよく、トラックの各対は、図57に示す取り外し可能な仕切り壁525を受け入れることができる。容器902用の取り外し可能な仕切り壁525は、仕切り壁510と同様であってもよいが、容器902に適合するように大きくてもよい。各トラック926はまた、側壁構造906の内面906Aから底部920の内面まで延在してもよい。更に、図49に示すように、各トラック926は、各トラック926の外向き表面991と側壁構造906の外向き表面及び/又は容器902の底部920の外向き表面との間に中空キャビティ990を含むことができる。中空キャビティ990は、ベース部904が成形されるときにガスアシスト成形プロセスによって形成されてもよい。中空キャビティ990は、各トラック926が実質的に一定の壁厚を有することを可能にすることができる。幾つかの例では、中空キャビティ990は、高さよりも大きい長さを有することができ、長さは容器902の最長寸法に沿って測定され、高さは上から下方向に測定される。中空キャビティ990の長さは、各トラック926の壁厚の約3倍、又は各トラック926の壁厚の2倍及び4倍の範囲内であってもよい。中空キャビティ990の高さは、各トラック926の壁厚の1.5倍~2.5倍であってもよい。前述したように、トラック926は、取り外し可能な仕切りを受け入れることができるが、容器902の側壁構造906を構造的に補強するためのリブとしても作用することができる。
ベース904はまた、側壁構造906の内面906Aに沿って配置された前述のタブ321と同様の複数のタブ921を含むことができる。例えば、図48に示すように、タブは、側壁構造906の各内面906Aに沿って配置されてもよい。タブ921の対は、様々な付属品を支持するために互いに対向して配置されてもよい。図48の例示的な実施形態に示すように、内面906Aは12個のタブ921を含むことができるが、タブ921の数は12個より多くても少なくてもよい。更に、ベース904は、内面906Aの各コーナーに角部支持体992を含むことができる。各角部支持体992は、内面906Aから容器902の内部空隙に向かって内側に突出してもよい。角部支持体992は、各タブ921の上側支持面923と実質的に同一平面上にある上面993を有することができる。これらの角部支持体992は、トレイ560のような付属品又は必要に応じて他の付属品を支持するのを助けることができる。図50に示すように、各角部支持体992は、角部支持体992の外向き面995と側壁構造906及び底部920の外向き面との間に中空キャビティ994を含むことができる。中空キャビティ994は、ベース部904が中空キャビティ990と同様に成形される場合、ガスアシスト成形プロセスによって形成されてもよい。中空キャビティ990は、各角部支持体992が実質的に一定の壁厚を有することを可能にすることができる。更に、各角部支持体992は、ベース904の高さの大部分に沿って延在し、側壁構造906から底部920の内面上に延在してもよい。角部支持体992はまた、ベース904を強化及び補強するのに役立つことができる。
幾つかの例では、トラック926及び角部支持体992は、一体部材として側壁構造906と共に形成されてもよい。或いは、トラック926及び角部支持体992は、Emabond(登録商標)などのポリマー溶接技術を使用して別個に恒久的に取り付けられてもよく、又は接着剤もしくは他の恒久的接合技術を使用して取り付けられてもよい。
本明細書に開示される他の容器と同様に、蓋905は、ベース904に回動可能に取り付けられてもよい。幾つかの例では、蓋905はまた、蓋支持部材1000を有してもよい。蓋支持部材1000は、蓋905の内面909に取り外し可能に又は恒久的に取り付けられてもよい。蓋支持部材1000の一部は、蓋905の内面909に接触して、重い物品が蓋905の上に置かれる場合など、装填中に蓋905に追加の曲げ強度を提供することができる。更に、蓋支持部材1000は、様々な付属品550又は他の物品を蓋支持部材1000に取り外し可能に接続して、ユーザがこれらの物品に容易にアクセスできるようにするためのモルボードとして機能することができる。様々な付属品550は、蓋支持部材1000の開口を通って延びるストラップ1030を使用して蓋支持部材1000に固定されてもよい。図55~図56に示されるように、様々な保管バッグ又は他の物品は、ストラップ1030を使用して蓋支持部材1000に解放可能に取り付けられてもよい。
図51~図56に示すように、蓋支持部材1000は、複数の前横リブ1004及び複数の前縦リブ1006によって形成された前面1002を有する一次壁1001を含むことができ、前横リブ1004及び前縦リブの大部分は、格子状構造を形成するほぼ垂直な向きで互いに交差する。前面1002は、実質的に平面であってもよく、前横リブ1004が前縦リブ1006よりも広い部分を前面1002に形成する格子状の形状を有してもよい。一次壁1001は、外周壁1008に接続することができ、外周壁1008は、蓋支持部材1000を蓋905に取り付けるための機械的締結具を受け入れるための開口部1010を含むことができる。一次壁はまた、前面1002の反対側に位置する後面1012を含むことができ、後面1012は、複数の後横リブ1014及び複数の後縦リブ1016によって形成することができる。後面1012は、格子状の形状を有してもよく、また、実質的に平面であり、前面1002に実質的に平行であってもよい。更に、後縦リブ1016は、後縦リブ1016の隣接する対1018の間により大きな間隔を空けて互いに離間した対1018で配置されてもよい。後面1012の一部は、蓋905の内面909に接触して、必要に応じて蓋905に追加の支持を提供するのを助けることができる。或いは、蓋支持部材1000は、必要に応じて蓋905に追加の支持を提供するのを助けるために、後面1012から延在し、蓋905の内面909に接触する複数の接触部材を有することができる。これらの接触部材は、一次壁1001を通って延びる機械的締結具を使用して蓋905に取り外し可能に又は恒久的に接続された後リブ及び/又はボスであってもよい。機械的ファスナは、互いに等間隔に離間されてもよく、又は非対称パターンで配置されてもよい。複数の接続部材1020は、前面1002と後面1012との間に配置されてもよい。各接続部材1020は、隣接する後横リブ1014と後縦リブ1016の隣接する対1018とに接続し、それらの間に延在することができる。各接続部材1020はまた、隣接する前横リブ1004と隣接する前縦リブ1006とに接続し、それらの間に延在することができる。前リブ1004、1006のそれぞれは、前面1002から隣接する接続部材1020まで延在するテーパ領域を含むことができる。図示の例では、前部及び後部横リブ1004、1014は、ほぼ水平方向に配向され、前部及び後部縦リブ1006、1016は、外周壁1008に対してほぼ垂直方向に配向される。しかしながら、横リブ1004、1014及び縦リブ1006、1016は、外周壁1008の縁部に対して様々な角度で配向されてもよいと考えられる。更に、横リブ1004、1014は、対応する縦リブ1006、1016に対して様々な角度で配向されてもよく、幾つかの例では、前リブ1004、1006は、後リブ1014、1016が互いに配向されるのとは異なる角度で互いに配向されてもよい。
更に、前横リブ1004の大部分は、リブ1004を通って延びる横リブ開口1022を有することができる。横リブ開口1022は、各接続部材1020の前面1002と外向き面1024との間に配置されてもよい。幾つかの例では、前横リブ1004のそれぞれは、横リブ開口1022を有することができる。各横リブ開口1022は、細長い形状であってもよく、ストラップ1030をリブ開口1022に通して、物品を蓋支持部材1000に固定するための経路を形成してもよい。同様に、前縦リブ1006の大部分は、リブ1006を通って延びる縦リブ開口1026を有することができる。縦リブ開口1026は、各接続部材1020の前面1002と外向き面1024との間に配置されてもよい。幾つかの例では、前縦リブ1006のそれぞれは、縦リブ開口1026を有することができる。各縦リブ開口1026は、細長い形状であってもよく、付属品550を蓋支持部材1000に固定するために、縦リブ開口1026を通してストラップ1030を送るための経路を形成してもよい。複数の横方向及び縦方向リブ開口1022、1026は、付属品550を蓋支持部材1000に固定するために、縦方向又は横方向のいずれかにストラップ1030を受け入れるための複数の経路を形成する。付属品550を蓋支持部材1000に固定するために、ストラップ1030を横リブ開口1022又は縦リブ開口1026のいずれかに挿入することができ、次いで、ストラップ1030を、取り付けたい付属品の一部の周りに巻き付け、次いで、フックループ型コネクタ又は他のタイプの接続によってそれ自体に固定することができる。或いは、付属品550は、付属品550を蓋支持部材1000に固定するためにリブ開口1022、1026の一方を通って送られ得る一体型又は取り外し可能なストラップ1030を有してもよい。
図57~図59は、蓋支持部材1000の代わりに蓋支持部材1100を有することを除いて、例示的な容器902の別のバージョンを示す。更に、図57~図59の容器902は、蓋ステイロッドアセンブリ1140と、後述するキックアウトリブ1170とを含むことができる。本明細書に開示される他の容器と同様に、蓋905は、ヒンジでベース904に回動可能に取り付けられてもよい。幾つかの例では、蓋905はまた、蓋支持部材1100を有してもよい。蓋支持部材1100は、蓋905の内面909に取り外し可能に又は恒久的に取り付けられてもよい。蓋支持部材1100は、前面1104と、前面1104の反対側の後面とを有する一次壁1102を含むことができる。一次壁1102は、外周壁1108に接続することができ、外周壁1108は、蓋支持部材1100を蓋905に取り付けるための機械的締結具1112を受け入れるための開口部1110を含むことができる。一次壁1102は、蓋905の内面909に複数の位置で接触することができる。例えば、一次壁1102は、後面から延びて蓋905の内面909に接触し、蓋905を支持するのを助ける後リブ又はボスを含むことができる。これらの後リブ及び/又はボスは、一次壁1102を通って延びる機械的締結具1112を使用して蓋905に取り外し可能に又は恒久的に接続されてもよい。機械的ファスナ1112は、図58に示すように互いに等間隔に離間されてもよく、又は非対称パターンで配置されてもよい。蓋支持部材1100は、重い物品が蓋905の上に置かれるときなど、装填中に蓋905に追加の曲げ強度を提供することができる。
貯蔵バッグ540などの物品を蓋支持部材1100に固定するために使用されるストラップ又は他の部材を受け入れるように構成される、一次壁1102を貫通して延びる複数の開口1114。開口1114は、細長い形状を有してもよい。幾つかの例では、開口1114は、幅の二倍又は三倍であり得る長さを有する長方形の形状を有し得る。更に、開口支持リブ1116は、各開口1114を横切って延在してもよい。開口支持リブ1116は、各開口1114の背後に延在してもよく、後面1106から所定の距離だけ離間されてもよく、開口支持リブ1116の縁部1120と開口1114の端部1122との間に隙間1118を形成して、蓋支持部材1100に取り付けられた物品からストラップを経路付けることができる。隙間1118は、開口1114の両端部1122付近に配置されてもよい。更に、蓋支持部材1100は、図55~図56に示す様々な付属品550又は図57に示す貯蔵バッグ540などの他の物品を可能にするように作用することができる。
別の選択肢として、容器902は、蓋905が完全に開いた構成(すなわち、蓋905は、ベース904に対してほぼ垂直に向けられている)にあるときに蓋905が誤って閉じるのを防止するために、ベース904と蓋905との間に延在する蓋ステイロッドアセンブリ1140を有することができる。蓋ステイロッドアセンブリ1140は、蓋905が全開放形態に開放されたときに剛性構造に自動的にロックする伸縮アセンブリであってもよい。蓋ステイロッドアセンブリ1140は、蓋905を閉じることを可能にするために解放機構1142を作動させることをユーザに要求することができる。蓋ステイロッドアセンブリ1140は、蓋905が閉鎖形態にあるときにロッドアセンブリ1140が格納構成に折り畳まれることを可能にするために、蓋905とベース904の両方に回動可能に取り付けられてもよい。蓋ステイロッドアセンブリ1140は、側壁構造906の右側面912の近くに配置されてもよい。或いは、蓋ステイロッドアセンブリ1140は、側壁構造906の左側914に配置されてもよい。容器902に示されているが、同様に配置された蓋ステイロッドアセンブリ1140は、本明細書に記載の容器のいずれかに含まれてもよい。
前述したように、容器902は、側壁構造906の前面908及び側壁構造906の側面912,914に配置されたラッチキーパ970と係合するように蓋905に配置された複数のラッチアセンブリ800を含むことができる。蓋905がヒンジを用いてベース904に回動可能に接続されると、蓋905は、ヒンジを中心に回動するにつれて円弧状の動きで開くことができる。側面912,914に配置されたラッチアセンブリ800Aが蓋905の開閉を結合及び/又は阻害しないようにするために、側壁構造の側面912,914は、キックアウトリブ1170を含むことができる。ベース304及び704と同様に、ベース904は、ラッチキーパ970の両側に配置された複数の傾斜面又はテーパ面971を含むことができる。傾斜面971は、ベース904の境界面936から下方に傾斜してもよい。傾斜面971は、ラッチキーパ970Aの第1の端部に隣接する第1の傾斜面971と、ラッチキーパ970Aの第2の端部に隣接する第2の傾斜面971とを含むことができる。キックアウトリブ1170は、側壁構造906の側面912,914から延在してもよく、又は図59に示すように、ラッチキーパ970Aの両側に配置された傾斜面971のいずれか又は両方から延在してもよい。キックアウトリブ1170は、傾斜面971の外側部分に配置されてもよい。キックアウトリブ1170は、蓋905が開放形態から閉鎖形態に移動するとき、又は蓋905が閉鎖形態から開放形態に移動するときにラッチアセンブリ800Aが結合するのを防ぐために、ラッチアセンブリ800Aをベース904から押し離すことができる。
前述したように、各ラッチアセンブリ800は、ヒンジ又はラッチピン806を使用して蓋905と回動可能に係合することができる。各ラッチアセンブリ800は、ラッチアセンブリ800がロック位置にあるときにラッチキーパ970と係合することができる。各ラッチキーパ970Aは、側壁構造906の側面912及び914に配置されてもよく、上面972、内面、下面976を含んでもよい。幾つかの例では、キックアウトリブ1170は、傾斜面971から延在してもよく、傾斜面971の両端に配置されてもよい。傾斜面971は、前述の傾斜面371と同じ特性を有することができる。図示の例に示すように、キックアウトリブ1170は、傾斜面971の上部から延在してもよく、又はベース904の接合面936の縁部から延在してもよい。各キックアウトリブ1170は、ラッチキーパ970の前面977を越えて外側に延在してもよい。各キックアウトリブ1170は、傾斜面971から分岐して外向き下方に延在する上側傾斜面1172と、上側傾斜面1172に向かって収束する下側傾斜面1174とを有することができる。幾つかの例では、上側傾斜面1172は、傾斜面971と実質的に同一平面上にあってもよい。丸みを帯びた縁部1176は、上側傾斜面1172と下側傾斜面1174との間に延びることができる。更に、蓋905が閉鎖形態にあるとき、キックアウトリブ1170は、ラッチアセンブリ800のラッチ本体802と側壁構造906の隆起部964との間に配置されてもよい。
蓋905が開放形態から閉鎖形態に移動すると、キックアウトリブ1170がラッチアセンブリ800に接触し、ラッチアセンブリ800を側壁構造906から押して、ラッチアセンブリ800が結合するのを防止するか、又は蓋905が閉じるのを防止することができる。同様に、蓋905が閉鎖形態から開放形態に移動すると、ラッチアセンブリ800は、キックアウトリブ1170に接触して、ラッチアセンブリ800が結合するのを防止するか、又は蓋905が開くのを防止することができる。キックアウトリブ1170は、側壁構造906の側面912,914にのみ存在してもよい。
蓋支持部材1000、1100、蓋ステイロッドアセンブリ1140、及びキックアウトリブ1170は、容器902に関して説明されているが、これらの特徴は、本明細書に記載の容器のいずれかに配置されてもよい。
図60~図63は、ストラップハンドル980の代わりに容器902の代替バージョンを示し、容器902は、ユーザが容器902を人間工学的に操作することを可能にするプルハンドルアセンブリ1050を含む。プルハンドルアセンブリ1050は、容器の静止面からホイール988の反対側の端部を離して、容器902が回転位置に傾斜するときに補助することができる。プルハンドルアセンブリ1050は、ホイールアセンブリ986を含む側面912の反対側に配置された側壁構造906の側面914に接続されてもよい。ユーザは、ハンドル1052を把持して側面914を上方に持ち上げることができ、それによって容器902の重量をホイール988上に移動させ、ユーザが容器902を引っ張ることを可能にする。プルハンドルアセンブリ1050は、ユーザが容器902を引っ張ることを可能にする拡張形態と、プルハンドルアセンブリ1050が側面914の凹部996内に配置される入れ子形態とを有することができる。プルハンドルアセンブリ1050が入れ子形態にあるとき、プルハンドル1052の上面1058は、側面914の外向きの面と実質的に平行であってもよい。
プルハンドルアセンブリ1050は、側面914に回動可能に取り付けられたプルハンドル1052と、プルハンドル1052に回動可能に取り付けられた一次ヒンジプレート1054と、一次ヒンジプレート1054と側面914の両方に回動可能に取り付けられた二次ヒンジプレート1056とを含むことができる。プルハンドル1052は、側壁構造906の側面914に回動可能に接続された第1のハンドル端部1060と、第1のハンドル端部1060の反対側の第2のハンドル端部1062と、第1のハンドル端部1060と第2のハンドル端部1062との間に延在するプルハンドル本体1064とを含んでもよい。第1のハンドル端部1060は、ハンドル940の両端のクレビス部985内に受け入れられる一対の係合部材1066を有してもよい。係合部材1066は、ピンを使用してクレビス部分985に回動可能に接続されてもよい。一次ヒンジプレート1054は、第2のハンドル端部1062よりもプルハンドル本体1064の第1のハンドル端部1060に近い位置でプルハンドル本体1064に回動可能に接続されてもよい。一次ヒンジプレート1054及び二次ヒンジプレート1056は、プルハンドルアセンブリ1050が入れ子形態にあるときに、一次ヒンジプレート1054がプルハンドル1052と二次ヒンジプレート1056との間に配置され、二次ヒンジプレート1056が一次ヒンジプレート1054と側面914との間に配置されるように、一緒に入れ子になってもよい。プルハンドルアセンブリ1050を入れ子位置に付勢するために、一次ヒンジプレート1054と二次ヒンジプレート1056との間にばね及びダンパを接続することができる。更に、プルハンドルアセンブリ1050が入れ子形態にあるとき、二次ヒンジプレート1056及び一次ヒンジプレート1054は、プルハンドル1052と実質的に平行である。前述したように、容器902が関節式プルハンドルアセンブリ1050を備えている場合、側面914は、ハンドルアセンブリ1050が凹部996内に入れ子になることを可能にするために、側面914の高さの大部分を延びる凹部996を含むことができる。
プルハンドル本体1064は、ユーザがプルハンドル1064を容易に把持することを可能にするために、プルハンドル本体1052を通って延びる少なくとも1つのグリップ開口1068を含むことができる。幾つかの例では、プルハンドル本体1064は、プルハンドル本体1064を把持することができる場所においてユーザの柔軟性を可能にするために複数の把持開口1068を含むことができる。各開口1068は、プルハンドル本体1064の長さの大部分にわたって延在してもよく、同じ幅を有してもよく、又は異なる幅を有してもよい。図示の例に示すように、各開口1068は、プルハンドル本体1064上の第2のハンドル端部1062よりも第1のハンドル端部1060の近くに配置されてもよい。一次ヒンジプレート1054は、開口1068の後方(開口1068よりも第2のハンドル端部1062の近く)でプルハンドル本体1064に取り付けられてもよい。
更に、図60~図63は、図60に示す入れ子形態から図62~図63の伸長位置に移行するプルハンドルアセンブリ1050を示す。図61は、プルハンドル1052がわずかに持ち上げられ、一次ヒンジプレート1054が二次ヒンジプレート1056と鋭角を形成する、部分的に伸長した状態のプルハンドルアセンブリ1050を示す。図62~図63は、拡張形態のプルハンドルアセンブリ1050を示している。プルハンドル1052が完全に延ばされると、一次ヒンジプレート1054は、二次ヒンジプレート1056と鋭角を形成することができる。ヒンジプレート1054、1056は、プルハンドルアセンブリ1050に追加の強度を提供しながら、プルハンドル1052の過回転を制限するように作用することができる。
蓋支持部材1000及びプルハンドルアセンブリ1050の構成要素は、充填又は非充填ポリマーであってもよいポリマー材料から形成されてもよい。例えば、ポリマー材料は、PC-ABS、ポリエチレン、又は他の同様の材料であってもよい。更に、蓋支持部材1000及びプルハンドルアセンブリ1050の構成要素は、様々な成形及び鋳造技術及び/又は他の既知の技術などのポリマー処理技術によって製造することができる。代替的又は任意選択的に、蓋支持部材1000及びプルハンドルアセンブリ1050は、アルミニウム合金、マグネシウム合金、又は3g/cc未満の密度を有する他の金属材料などの金属材料で形成されてもよい。別の選択肢として、蓋、本体、蓋支持部材及びプルハンドルアセンブリなどの容器構成要素は、低密度発泡コア及び高密度ポリマースキンを有する複合ポリマー材料を有する構造発泡体を含むことができる。
一態様によれば、容器が開示される。容器は、第1の側面と、第1の側面の反対側の第2の側面と、第1の側面の縁部と第2の側面の縁部との間で延在する第3の側面と、第3の側面の反対側の第4の側面とを有し、第1の端部及び第2の端部を有する側壁構造と、側壁構造の第1の端部に接続され、表面上で容器を支持するように構成される底部と、第1の端部とは反対側の側壁構造の第2の端部に形成され、側壁構造と底部とによって形成された容器の内部空隙へのアクセスを可能にするように構成される開口とを含む成形ベースを含むことができる。また、容器は、側壁構造から延在するとともに、上面、内面、及び下面を有するラッチキーパと、開放形態と閉鎖形態との間で回動可能であって、ベースの形状に対応する形状を有するとともに、容器が閉鎖形態にあるときに側壁構造の第2の端部に形成された開口を覆うように構成される蓋と、蓋をベースに接続するように構成されるヒンジであって、該ヒンジの周囲で蓋が閉鎖形態から開放形態に回転可能である、ヒンジとを含むこともできる。また、容器はラッチアセンブリを含むこともでき、ラッチアセンブリはロック位置及びロック解除位置を有し、ラッチアセンブリは、蓋と回動可能に係合され、少なくとも1つの係合ラグを有するラッチ本体と、ラッチ本体と摺動可能に係合されるロック部材であって、ロック部材は、少なくとも下方位置と上方位置との間で摺動可能であり、ロック部材が下方位置にあるときに蓋を閉鎖形態にロックするように構成されるとともに、ロック部材が上方位置にあるときに蓋をロック解除するように構成されるロック部材と、ラッチ本体及びロック部材と係合し、ロック部材を下方位置に付勢する付勢部材と、ラッチ本体と回動可能に係合されるとともにロック部材と係合され、ロック部材を下方位置から上方位置に移動させるように構成される作動部材とを備える。ラッチアセンブリは、ロック部材が上方位置にあるときにのみロック解除位置からロック位置に移動することができる。ラッチ本体の少なくとも1つの係合ラグは、ラッチアセンブリがロック位置にあるときにラッチキーパの下面と係合し得る。ロック部材の下面は、ラッチアセンブリがロック位置にあるときにラッチキーパの上面と係合する。
蓋を閉鎖形態から開放形態に回転させることは、蓋 90を閉鎖形態から回転させることを含んでもよい。容器は、側壁構造内に絶縁体を収容することができる。容器は、第2のラッチアセンブリを含むことができる。容器は、ベース及び蓋の少なくとも一方に形成された凹部に配置されたガスケットを含むことができる。容器は、ベースの外面と一体成形されたチャネルを含むことができる。チャネルは、ベースの外周全体にわたって延在してもよい。また、容器は、少なくとも1つのハンドルを含むこともできる。ハンドルは、第1のアーム及び第2のアームを含むことができ、第1のアーム及び第2のアームのそれぞれは、アームの遠位端に隆起部を含むことができる。
他の態様によれば、容器が開示される。容器は、少なくとも第1の側面及び第1の側面の反対側の第2の側面を有するとともに、第1の端部及び第2の端部を有する側壁構造と、側壁構造の第1の端部に接続されるとともに、表面上で容器を支持するように構成される底部と、第1の端部の反対側の側壁構造の第2の端部に形成され、側壁構造と底部とによって形成された容器の内部空隙へのアクセスを可能にするように構成される開口と、側壁構造から延在するとともに、上面、内面、及び下面を有するラッチキーパとを含むベースを含むことができる。また、容器は、開放形態と閉鎖形態との間で回動可能であって、ベースの形状に対応する形状を有するとともに、容器が閉鎖形態にあるときに側壁構造の第2の端部に形成された開口を覆うように構成される蓋と、蓋をベースに接続するように構成されるヒンジであって、該ヒンジの周りで蓋が閉鎖形態から開放形態に回転可能である、ヒンジと、ロック位置及びロック解除位置を有するラッチアセンブリとを含むこともできる。ラッチアセンブリは、蓋と回動可能に係合され、少なくとも1つの係合ラグを有するラッチ本体と、ラッチ本体と係合されるロッ部材であって、少なくとも下方位置と上方位置との間で移動可能であり、ロック部材が下方位置にあるときに蓋を閉鎖形態にロックするように構成されるとともに、ロック部材が上方位置にあるときに蓋をロック解除するように構成される、ロック部材と、ラッチ本体及びロック部材と係合され、ロック部材を下方位置に付勢する付勢部材と、ラッチ本体と回動可能に係合され、ロック部材と係合されるとともに、ロック部材を下方位置から上方位置に移動させるように構成される作動部材とを含むことができる。
ロック部材は、ラッチ本体と摺動可能に係合されてもよく、ロック部材は、下方位置と上方位置との間で摺動可能である。ラッチアセンブリは、ロック部材が上方位置にあるときにのみロック解除位置からロック位置に移動することができる。ラッチ本体の少なくとも1つの係合ラグは、ラッチアセンブリがロック位置にあるときにラッチキーパの下面と係合する。ロック部材の下面は、ラッチアセンブリがロック位置にあるときに、ラッチキーパの上面と係合してもよい。また、容器は、ベース及び蓋の少なくとも一方に形成された凹部に配置されるガスケットを含むこともできる。また、容器は、ベースの外面と一体成形されたチャネルを含むこともでき、チャネルはベースの外面全体にわたって延在する。また、容器は少なくとも1つのハンドルを含むこともでき、該ハンドルは第1のアーム及び第2のアームを有し、第1のアーム及び第2のアームのそれぞれは、アームの遠位端に隆起部を含む。
他の態様によれば、構造のためのラッチアセンブリが開示される。構造は、開放形態及び閉鎖形態を有することができ、構造は、第2の部分に対して移動可能な第1の部分と、第1部分と係合されるラッチキーパとを備える。構造は、ロック位置及びロック解除位置を有するラッチアセンブリを備え、ラッチアセンブリは、第2の部分と回動可能に係合されるラッチ本体と、ラッチ本体と係合されるロック部材であって、少なくとも下方位置と上方位置との間で移動可能であり、前記ロック部材が前記下方位置にあるときに蓋を閉鎖形態にロックするように構成されるとともに、ロック部材が上方位置にあるときに蓋をロック解除するように構成される、ロック部材と、ラッチ本体と回動可能に係合され、ロック部材と係合されるとともに、ロック部材を下方位置から上方位置に移動させるように構成される作動部材とを含むことができる。
また、ラッチアセンブリは、ラッチ本体及びロック部材と係合される付勢部材を含むこともでき、付勢部材は、ロック部材を下方位置に付勢する。ロック部材は、ラッチ本体と摺動可能に係合されてもよく、ロック部材は、下方位置と上方位置との間で摺動可能である。ラッチアセンブリは、ロック部材が上方位置にあるときにのみロック解除位置からロック位置に移動することができる。
ラッチ本体は、内面を含んでもよく、ラッチキーパは、上面、内面、及び下面を含んでもよい。ラッチ本体の少なくとも1つの係合ラグは、ラッチアセンブリがロック位置にあるときにラッチキーパの下面と係合することができ、ラッチアセンブリがロック位置にあるときに、ロック部材の下面は、ラッチキーパの上面と係合することができる。
本開示は、様々な例に関連して上記及び添付図面に開示される。しかしながら、本開示によって果たされる目的は、本開示に関連する様々な特徴及び概念の例を提供することであり、本発明の範囲を限定することではない。当業者であれば分かるように、本開示の範囲から逸脱することなく、前述した例に対して数多くの変形及び変更を成すことができる。

Claims (20)

  1. ベースであって、
    第1の側面と、前記第1の側面の反対側の第2の側面とを有し、第1の端部及び第2の端部を有する側壁構造と、
    前記側壁構造の第1の端部に接続される底部と、
    前記第1の端部の反対側の前記側壁構造の前記第2の端部に形成され、前記側壁構造と前記底部とによって形成された前記容器の内部空隙へのアクセスを可能にするように構成される開口と、
    前記側壁構造から延在するラッチキーパであって、上面、内面、及び下面を有するラッチキーパと、
    を含む、ベースと、
    開放形態及び閉鎖形態を有し、前記容器が前記閉鎖形態にあるときに前記側壁構造の前記第2の端部に形成された前記開口を覆うように構成される蓋と、
    ロック位置及びロック解除位置を有するラッチアセンブリであって、
    前記蓋と回動可能に係合されるラッチ本体と、
    前記ラッチ本体と摺動可能に係合されるロック部材であって、前記ロック部材は、少なくとも第1の位置と第2の位置との間で摺動可能であり、前記ロック部材が前記第1の位置にあるときに前記蓋を前記閉鎖形態でロックするように構成されるとともに、前記ロック部材が前記第2の位置にあるときに前記蓋をロック解除するように構成されるロック部材と、
    前記ラッチ本体及び前記ロック部材と係合され、前記第1の位置において前記ロック部材を付勢する少なくとも1つの付勢部材と、
    前記ラッチ本体と係合されるとともに、前記ロック部材を前記第1の位置から前記第2の位置に移動させるように構成され、互いに離間される複数の隆起部を有する作動バレルを備える、作動部材と
    を備える、ラッチアセンブリと
    を備え、
    前記ラッチアセンブリが前記ロック位置にあるときに、前記ロック部材のフック部が前記ラッチキーパと係合する、容器。
  2. 前記少なくとも1つの付勢部材は、前記複数の隆起部間に横方向で位置決めされる、請求項1に記載の容器。
  3. 前記少なくとも1つの付勢部材は、前記複数の隆起部間に横方向で位置決めされる2つの付勢部材を備える、請求項1に記載の容器。
  4. 前記ロック部材は、前記作動バレルの前記複数の隆起部のうちの1つの隆起部と接触する少なくとも1つの係合部材を有する、請求項1に記載の容器。
  5. 前記少なくとも1つの係合部材は、互いに離間して前記2つの係合部材間に開口を形成する2つの係合部材を備える、請求項4に記載の容器。
  6. 前記複数の隆起部の各隆起部が実質的に三角形の形状を有する、請求項1に記載の容器。
  7. 前記容器が第2のラッチアセンブリを含み、前記第2のラッチアセンブリが前記ラッチアセンブリとして前記容器の反対側に位置される、請求項1に記載の容器。
  8. 前記容器が第2のラッチアセンブリを含み、前記第2のラッチアセンブリは、前記ラッチアセンブリとして前記容器の隣接する側に位置される、請求項1に記載の容器。
  9. ベースであって、
    第1の側面と、前記第1の側面の反対側の第2の側面と、前記第1の側面と前記第2の側面との間の第3の側面と、前記第3の側面の反対側の第4の側面とを有し、第1の端部及び第2の端部を有する側壁構造と、
    前記第1の側壁構造の第1の端部に接続される底部と、
    前記第1の端部の反対側の前記側壁構造の前記第2の端部に形成され、前記側壁構造と前記底部とによって形成された前記容器の内部空隙へのアクセスを可能にするように構成される開口と、
    前記側壁構造の前記第2の側面から延在する第1のラッチキーパと、
    前記第1のラッチキーパの前面を越えて外向きに延在する前記側壁構造の前記第2の側面上のキックアウトリブと、
    前記側壁構造の前記第3の側面から延在する第2のラッチキーパと
    を含む、ベースと、
    ヒンジによって前記ベースに回動可能に接続され、開放形態及び閉鎖形態を有し、前記容器が前記閉鎖形態にあるときに前記側壁構造の前記第2の端部に形成された前記開口を覆うように構成される蓋と、
    第1のラッチアセンブリ及び第2のラッチアセンブリを備え、前記第1のラッチアセンブリ及び前記第2のラッチアセンブリがそれぞれロック位置及びロック解除位置を有する、複数のラッチアセンブリと
    を備え、
    前記第1のラッチアセンブリが前記ロック位置にあるときに、前記第1のラッチアセンブリが前記第1のラッチキーパと係合し、
    前記蓋が開位置から閉位置に移動されているときに、前記キックアウトリブは、前記蓋が前記開放形態から前記閉鎖形態に移動するときに前記第1のラッチアセンブリが結合しないように前記第1のラッチアセンブリを前記ベースから押し離す、容器。
  10. 前記キックアウトリブは、前記第1のラッチキーパから外向き下方に延在する上側傾斜面と、前記上側傾斜面に向かって収束する下側傾斜面とを有する、請求項9に記載の容器。
  11. 丸みを帯びた縁部が前記上側傾斜面と前記下側傾斜面との間で延在する、請求項10に記載の容器。
  12. 前記蓋が前記閉鎖形態にあるときに、前記キックアウトリブは、前記側壁構造の第1の隆起部と前記第1のラッチアセンブリとの間に嵌合する、請求項10に記載の容器。
  13. 前記ベースは、前記第1のラッチキーパの第1の端部に隣接して配置された第1の傾斜面と、前記第1のラッチキーパの第2の端部に配置された第2の傾斜面とを更に含み、
    前記キックアウトリブは、前記第1の傾斜面から延在する第1のキックアウトリブと、前記第2の傾斜面から延在する第2のキックアウトリブとを備える、
    請求項9に記載の容器。
  14. 前記側壁構造の前記第2の側面に接続される一対のホイールと、
    前記側壁構造の前記第1の側面に接続されるプルハンドルアセンブリと
    を更に備え、前記プルハンドルアセンブリは、
    前記側壁構造の前記第1の側面に回動可能に取り付けられたプルハンドルと、
    前記プルハンドルに回動可能に取り付けられた一次ヒンジプレートと、
    前記一次ヒンジプレート及び前記第1の側面に回動可能に取り付けられた二次ヒンジプレートと、
    を含み、
    前記プルハンドルアセンブリは、ユーザが前記容器を引くことができるようにする拡張形態と、前記プルハンドルが前記側壁構造の前記第1の側面の凹部内に位置される入れ子形態とを有する、請求項9に記載の容器。
  15. 前記プルハンドルアセンブリが前記入れ子形態にあるとき、前記プルハンドルの上面は、前記第1の側面の外向きの面と実質的に平行に配置される、請求項14に記載の容器。
  16. 前記第3の側面が一対のトラックを含み、前記一対のトラックの各トラックが中空キャビティを含む、請求項9に記載の容器。
  17. ベースであって、
    第1の側面と、前記第1の側面の反対側の第2の側面とを有し、第1の端部及び第2の端部を有する側壁構造と、
    前記第1の側壁構造の第1の端部に接続される底部と、
    前記第1の端部の反対側の前記側壁構造の前記第2の端部に形成され、前記側壁構造と前記底部とによって形成される前記容器の内部空隙へのアクセスを可能にするように構成される開口と
    を含む、ベースと、
    前記ベースに接続され、開放形態及び閉鎖形態を有し、前記容器が前記閉鎖形態にあるときに前記側壁構造の前記第2の端部に形成された前記開口を覆うように構成される蓋と、
    前記蓋に取り付けられる蓋支持部材であって、
    前面及び前記前面の反対側の後面を有する一次壁と、前記一次壁に接続する外周壁と、前記一次壁を貫通して延在して物品を前記蓋支持部材に固定するためのストラップを受けるように構成される複数の細長い開口とを含み、
    前記一次壁が、第1の複数の位置で前記蓋の内面と接触し、前記外周壁が、第2の複数の位置で前記蓋の前記内面と接触する、蓋支持部材と
    を備える、容器。
  18. 前記一次壁の前記前面は、ほぼ垂直な向きで互いに交差する複数の前リブから形成された格子状の形状を有し、前記複数の細長い開口は、前記前リブの大部分を貫通して延在する、請求項17に記載の容器。
  19. 前記後面は、格子状の形状を有するとともに、ほぼ垂直な向きで互いに交差する複数の後リブから形成される、請求項18に記載の容器。
  20. 前記蓋支持部材は、前記複数の細長い開口のそれぞれの細長い開口の背後で延びる開口支持リブを更に備える、請求項17に記載の容器。
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