本出願の説明では、特に明記しない限り、「/」は「または」を意味する。例えば、A/Bは、AまたはBを示し得る。本明細書における「および/または」という用語は、関連付けられた対象間の関連付け関係のみを説明し、3つの関係があり得ることを示す。例えば、Aおよび/またはBは、Aのみが存在する、AとBの両方が存在する、Bのみが存在する、という3つの場合を示し得る。加えて、「少なくとも1つ」は1つまたは複数を意味し、「複数の」は2つ以上を意味する。「第1の」および「第2の」などの用語は数および実行順序を限定せず、「第1の」および「第2の」などの用語は明確な違いを示すものではない。
「例」または「例えば」などの用語は、以下の例、例示、または説明を表すために使用される。本出願の実施形態において「例」または「例えば」として説明されている実施形態または設計方式は、別の実施形態または設計方式よりも多くの利点を有するものとして説明されるべきではない。正確には、「例」または「例えば」などの単語の使用は、特定の方法で相対的な概念を提示することを意図されている。
本出願の一実施形態は、セル選択または再選択方法を提供する。本方法は、移動通信システムに適用される。図1は、本出願の一実施形態が適用される移動通信システムのアーキテクチャの概略図である。図1に示すように、移動通信システム100は、少なくとも1つのネットワークデバイス(例えば、図1のネットワークデバイス110およびネットワークデバイス120)および少なくとも1つの端末デバイス(例えば、図1の端末デバイス130、端末デバイス140、および端末デバイス150)を含む。端末デバイスは、ネットワークデバイスに無線方式で接続される。端末デバイスは、固定位置に配置されてもよいし、移動可能であってもよい。図1は、単なる概略図である。移動通信システムは、図1に示されていない別のネットワークデバイス、例えば、無線中継デバイスおよび無線バックホールデバイスをさらに含んでもよい。移動通信システム100に含まれるネットワークデバイスの数および端末デバイスの数は、本出願のこの実施形態では限定されない。
本出願の実施形態における技術的解決策は、様々な通信システム、例えば、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)システム、LTE周波数分割複信(frequency division duplex、FDD)システム、LTE時分割複信(time division duplex、TDD)、第5世代(5th generation、5G)システムまたは新無線(new radio、NR)システム、および将来の移動通信システムに適用され得る。
本出願の実施形態で提供される方法は、マルチキャストおよびブロードキャストサービス(Multicast and Broadcast Services、Multicast/Broadcast Services、またはMulticast-Broadcast Services、MBS)、車車間・路車間(vehicle to everything、V2X)、公共安全(public safety)、ミッションクリティカル(mission critical)タスク、トランスペアレントIPv4/IPv6マルチキャスト配信(transparent IPv4/IPv6 multicast delivery)、IPTV、無線によるソフトウェア配信(software delivery over wireless)、グループ通信(group communication)、モノのインターネット(Internet of things,IoT)、テレビ映像(TV Video)、テレビ(TV)、リニアTV(linear TV)、ライブ(Live)、ラジオサービス(radio services)などの分野に適用可能であるが、これらに限定されない。
本出願の端末デバイスは、ユーザ側にあり、信号を受信し、信号を送信し、または信号を受信して信号を送信するように構成されたエンティティである。端末デバイスは、音声サービスおよびデータ接続サービスのうちの1つまたは複数をユーザに提供するように構成される。端末デバイスは、ユーザ機器(user equipment、UE)、移動局(mobile station、MS)、移動端末(mobile terminal、MT)、アクセス端末、加入者ユニット、加入者局、移動局、リモート局、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、無線通信デバイス、ユーザエージェント、またはユーザ装置とも呼ばれ得る。端末デバイスは、車車間・路車間(vehicle to everything、V2X)デバイス、例えば、スマートカー(smart carまたはintelligent car)、デジタルカー(digital car)、無人車(unmanned car、driverless car、pilotless car、またはautomobile)、自動運転車(self-driving carまたはautonomous car)、ピュア電気自動車(pure EVまたはBattery EV)、ハイブリッド電気自動車(hybrid electric vehicle、HEV)、レンジエクステンデッド電気自動車(range extended EV、REEV)、プラグインハイブリッド電気自動車(plug-in HEV、PHEV)、または新エネルギー自動車(new energy vehicle)であってもよい。代替的に、端末デバイスは、デバイスツーデバイス(device to device、D2D)デバイス、例えば、電気メータまたは水道メータであってもよい。代替的に、端末デバイスは、移動局(mobile station、MS)、加入者ユニット(subscriber unit)、無人航空機、モノのインターネット(internet of things、IoT)デバイス、WLAN内のステーション(station、ST)、セルラー電話(cellular phone)、スマートフォン(smart phone)、コードレス電話、無線データカード、タブレットコンピュータ、セッション開始プロトコル(session initiation protocol、SIP)電話、無線ローカルループ(wireless local loop、WLL)局、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)デバイス、ラップトップコンピュータ(laptop computer)、マシンタイプ通信(machine type communication、MTC)端末、無線通信機能を有するハンドヘルドデバイス、無線モデムに接続されたコンピューティングデバイスもしくは別の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス(ウェアラブルインテリジェントデバイスとも呼ばれ得る)、低コストデバイス、低電力デバイス、またはカメラであってもよい。代替的に、端末デバイスは、次世代通信システムの端末デバイス、例えば、5Gシステムの端末デバイス、将来の発展型PLMNの端末デバイス、またはNRシステムの端末デバイスであってもよい。
本出願の実施形態におけるネットワークデバイスは、端末デバイスに無線通信機能を提供するデバイスであってもよく、無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)デバイスなどとも呼ばれ得る。ネットワークデバイスは、5Gの次世代ノードB(next generation nodeB、gNB)、進化型ノードB(evolved node B、eNB)、ベースバンドユニット(baseband unit、BBU)、送受信点(transmitting and receiving point、TRP)、送信点(transmitting point、TP)、中継局、アクセスポイントを含むが、これらに限定されない。代替的に、ネットワークデバイスは、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud radio access、network,CRAN)シナリオにおける無線コントローラ、中央ユニット(centralized unit、CU)、分散ユニット(distributed unit、DU)などであってもよい。ネットワークデバイスは、少なくとも1つの無線通信技術、例えば、LTE、NR、またはWCDMA(登録商標)をサポートしてもよい。
いくつかの配置では、gNBは、中央ユニットCUおよびDUを含み得る。gNBは、アクティブアンテナユニット(active antenna unit、AAU)をさらに含んでもよい。CUはgNBのいくつかの機能を実行し、DUはgNBのいくつかの機能を実行する。例えば、CUは、非リアルタイムのプロトコルおよびサービスの処理を担当し、無線リソース制御(radio resource control、RRC)層およびパケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(packet data convergence protocol、PDCP)層の機能を実装する。DUは、物理層プロトコルとリアルタイムサービスの処理を担当し、無線リンク制御(radio link control、RLC)層、媒体アクセス制御(media access control、MAC)層、および物理(physical、PHY)層の機能を実行する。AAUは、いくつかの物理層処理機能、無線周波数処理、およびアクティブアンテナに関連する機能を実装する。RRC層の情報は、最終的にPHY層における情報になるか、PHY層における情報から変換される。したがって、このアーキテクチャでは、RRC層シグナリングなどの上位層シグナリングも、DUによって送信されていると、またはDUおよびAAUによって送信されていると見なされ得る。ネットワークデバイスが、CUノード、DUノードおよびAAUノードのうちの1つまたは複数を含むデバイスであってもよいことが理解されよう。加えて、CUは、無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)内のネットワークデバイスに分類されてもよく、またはCUは、コアネットワーク(core network、CN)内のネットワークデバイスに分類されてもよい。これは、本出願では限定されない。
本出願の実施形態では、端末もしくはネットワークデバイスは、ハードウェア層、ハードウェア層の上で実行されるオペレーティングシステム層、およびオペレーティングシステム層の上で実行されるアプリケーション層を含む。ハードウェア層は、中央処理装置(central processing unit、CPU)、メモリ管理ユニット(memory management unit、MMU)、およびメモリ(メインメモリとも呼ばれる)などのハードウェアを含む。オペレーティングシステムは、プロセス(process)によりサービス処理を実装する1つまたは複数のタイプのコンピュータオペレーティングシステム、例えば、Linux(登録商標)オペレーティングシステム、Unixオペレーティングシステム、Androidオペレーティングシステム、iOSオペレーティングシステム、またはwindowsオペレーティングシステムであってよい。アプリケーション層は、ブラウザ、アドレス帳、文書処理ソフトウェアおよびインスタントメッセージソフトウェアなどのアプリケーションを含む。さらに、本出願の実施形態で提供される方法の実行体の特定の構造は、本出願の実施形態で提供される方法のコードを記録するプログラムが、本出願の実施形態で提供される方法に従って通信を行うために実行され得る限り、本出願の実施形態では具体的には限定されない。例えば、本出願の実施形態で提供される方法の実行体は、端末もしくはネットワークデバイスであってもよく、または端末もしくはネットワークデバイス内にあり、プログラムを呼び出してプログラムを実行することができる機能モジュールであってもよい。
さらに、本出願の態様または特徴は、方法、装置、または標準的なプログラミング技術および/またはエンジニアリング技術を使用する製品として実施されてもよい。例えば、コンピュータ可読媒体は、磁気記憶構成要素(例えば、ハードディスク、フロッピーディスク、または磁気テープ)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(compact disc、CD)またはデジタル多用途ディスク(digital versatile disc、DVD))、ならびにスマートカードおよびフラッシュメモリ構成要素(例えば、消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(erasable programmable read-only memory、EPROM)、カード、スティック、またはキードライブ)を含んでもよいが、これらに限定されない。加えて、本明細書に記載される様々な記憶媒体は、情報を格納するように構成された1つまたは複数のデバイスおよび/または他の機械可読媒体を表してもよい。「機械可読媒体」という用語は、無線チャネル、ならびに命令および/またはデータを格納、包含、および/または搬送することができる様々な他の媒体を含んでもよいが、これらに限定されない。
ネットワークデバイスは、端末デバイスが無線方式で移動通信システム100にアクセスするアクセスデバイスであってもよく、ノードB(NodeB)、進化型ノードB(eNodeB)、NR移動通信システム100の基地局、将来の移動通信システム100の基地局、WiFiシステムのアクセスノードなどであってもよい。ネットワークデバイスによって使用される特定の技術および特定のデバイス形態は、本出願の実施形態では限定されない。
ネットワークデバイスおよび端末デバイスは、屋内機器、屋外機器、ハンドヘルド機器、または車載機器を含む陸上に配備されてもよく、水面に配備されてもよく、または航空機、バルーン、および空中の衛星に配備されてもよい。本出願の実施形態では、ネットワークデバイスおよび端末デバイスの適用シナリオは限定されない。
本出願の実施形態は、ダウンリンク信号伝送に適用可能であり得、アップリンク信号伝送にも適用可能であり得る。ダウンリンク信号伝送の場合、送信デバイスはネットワークデバイスであり、対応する受信デバイスは端末デバイスである。アップリンク信号伝送の場合、送信デバイスは端末デバイスであり、対応する受信デバイスはネットワークデバイスである。信号伝送方向は本出願の実施形態では限定されない。
ネットワークデバイスおよび端末デバイスは、認可スペクトル(licensed spectrum)を使用して互いに通信してもよく、無認可スペクトル(unlicensed spectrum)を使用して互いに通信してもよく、または認可スペクトルおよび無認可スペクトルの両方を使用して互いに通信してもよい。ネットワークデバイスおよび端末デバイスは、6GHz未満のスペクトルを使用することによって互いに通信してもよく、または6GHzを超えるスペクトルを使用することによって互いに通信してもよく、または6GHz未満のスペクトルと6GHzを超えるスペクトルの両方を使用することによって互いに通信してもよい。ネットワークデバイスと端末デバイスとの間で使用されるスペクトルリソースは、本出願の実施形態では限定されない。
図2は、本出願の一実施形態による移動通信システム100におけるネットワークデバイスおよび端末デバイスのハードウェア構造の概略図である。図2に示すように、端末デバイス300(例えば、図1の端末デバイス130、端末デバイス140、および端末デバイス150)は、少なくとも1つのプロセッサ301と、少なくとも1つのメモリ302と、少なくとも1つのトランシーバ303とを含む。任意選択で、端末デバイス300は、出力デバイス304および入力デバイス305をさらに含んでもよい。
プロセッサ301、メモリ302、およびトランシーバ303は、バスを介して接続される。プロセッサ301は、汎用中央処理装置(Central Processing Unit、CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(Application-Specific Integrated Circuit、ASIC)、または本出願の解決策でプログラム実行を制御するように構成された1つまたは複数の集積回路であってよい。プロセッサ301は、複数のCPUを、代替的に含んでもよく、プロセッサ301は、シングルコア(single-CPU)プロセッサまたはマルチコア(multi-CPU)プロセッサであってもよい。ここでのプロセッサは、データ(例えば、コンピュータプログラム命令)を処理するように構成された1つまたは複数のデバイス、回路、または処理コアであってもよい。
メモリ302は、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)もしくは静的情報および命令を格納することができる別のタイプの静的記憶デバイス、もしくはランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)もしくは情報および命令を格納することができる別のタイプの動的記憶デバイスであってもよいし、または電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory、EEPROM)、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(Compact Disc Read-Only Memory、CD-ROM)もしくは別のコンパクトディスクストレージ、光ディスクストレージ(コンパクトディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク、もしくはブルーレイディスクなどを含む)、ディスク記憶媒体もしくは別のディスク記憶デバイス、または命令もしくはデータ構造の形態のしかるべきプログラムコードを保持もしくは格納するために使用されることができる、コンピュータによってアクセスされることができる任意の他の媒体であってもよい。しかしながら、メモリ302は、これらに限定されない。メモリ302は、独立して存在してもよく、バスを介してプロセッサ301に接続される。代替的に、メモリ302とプロセッサ301とは一体化されてもよい。メモリ302は、本出願の解決策を実行するためのアプリケーションプログラムコードを格納するように構成され、プロセッサ301は、実行を制御する。プロセッサ301は、本出願の実施形態における協調伝送方法を実施するために、メモリ302に格納されたコンピュータプログラムコードを実行するように構成される。
トランシーバ303は、トランシーバなどの任意のタイプの装置を使用してもよく、別のデバイス、またはイーサネット、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)、もしくは無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Networks、WLAN)などの通信ネットワークと通信するように構成される。トランシーバ303は、送信機Txおよび受信機Rxを含む。
出力デバイス304は、プロセッサ301と通信し、複数の方法で情報を表示し得る。例えば、出力デバイス304は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、発光ダイオード(Light Emitting Diode、LED)ディスプレイデバイス、陰極線管(Cathode Ray Tube、CRT)ディスプレイデバイス、またはプロジェクタ(projector)であってもよい。入力デバイス305はプロセッサ301と通信し、複数の方式でユーザ入力を受信し得る。例えば、入力デバイス305は、マウス、キーボード、タッチスクリーンデバイス、またはセンサデバイスであってもよい。
ネットワークデバイス200(例えば、図1のネットワークデバイス110およびネットワークデバイス120)は、少なくとも1つのプロセッサ201と、少なくとも1つのメモリ202と、少なくとも1つのトランシーバ203と、少なくとも1つのネットワークインターフェース204とを含む。プロセッサ201、メモリ202、トランシーバ203、およびネットワークインターフェース204は、バスを介して接続される。ネットワークインターフェース204は、リンク(例えば、S1インターフェース)を介してコアネットワークデバイスに接続するか、または有線もしくは無線リンク(例えば、X2インターフェース)を介して別のネットワークデバイスのネットワークインターフェース(図示せず)に接続するように構成される。これは、本出願のこの実施形態では具体的には限定されない。加えて、プロセッサ201、メモリ202、およびトランシーバ203の関連する説明については、端末デバイス300内のプロセッサ301、メモリ302、およびトランシーバ303の説明を参照されたい。ここでは詳細は再度説明されない。
本出願の実施形態における解決策は、例として端末デバイス(例えば、ユーザ機器UE)およびネットワークデバイスを使用して説明されているが、端末デバイスおよびネットワークデバイスにのみ適用可能であることに限定されず、本方法を実施するために必要な機能をサポートすることができる通信装置にさらに適用可能であり得ることに留意されたい。
本出願をより明確にするために、本出願におけるいくつかの概念が最初に簡単に説明される。
1.システム情報(system information、SI)
新無線(New Radio、NR)では、SIは、1つのマスタ情報ブロック(master information block、MIB)およびいくつかのシステム情報ブロック(system information block、SIB)、例えば、SIB1、SIB2、およびSIB3を含み得る。
MIBは、セル禁止情報と、セルのものでありかつシステム情報をさらに受信するために必要な基本物理層情報とを含み得る。例えば、MIBは、ブロードキャストチャネル(broadcast channel、BCH)で定期的にブロードキャストされる。MIBは、以下の2つのフィールドを含み得る。具体的な内容については、3GPP TS38.331:“NR;Radio Resource Control(RRC);Protocol specification”を参照されたい。
(1)セル禁止(cellBarred)フィールド。セルが禁止されていることを意味するセル禁止フィールドの値は“barred”であり、例えばcellBarred ENUMERATED{barred,notBarred}である。
(2)イントラ周波数再選択(intraFreqReselection)フィールドであり、これは、セルまたは最高ランクのセル(highest ranked cell)が禁止されているかまたはUEによって禁止されているときに、イントラ周波数セルの選択/再選択を制御するために使用される。例えば、イントラ周波数再選択フィールドの値が許可され、セルが禁止されているか、またはUEによって禁止されていると見なされたときに、UEは、セルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを許可され、例えば、intraFreqReselection ENUMERATED{allowed,notAllowed}である。
SIB1は、他のシステム情報ブロックのスケジューリング情報および初期アクセスに必要な情報を含み得る。例えば、SIB1は、ダウンリンク共有チャネル(downlink shared channel、DL-SCH)上で定期的にブロードキャストされるか、または専用シグナリング方式でDL-SCH上で接続されたUEに送信される。
2.NRにおけるセルキャンピング決定
NRでは、アイドルUE、非アクティブUE、またはT311が動作している接続UEが第1のセルのSIB1を受信した後、UEは、第1のセルにキャンプオンするかどうかを決定する必要がある。キャンピング条件が満たされない場合、UEはセルにキャンプオンすることができない。キャンピング条件は、以下のうちの少なくとも1つを含み得る:
(1)UEが第1のセルに対応する周波数帯域(band)をサポートするかどうか;
(2)UEが第1のセルに対応する周波数帯域(band)の伝送要求をサポートするかどうか;および
(3)UEによってサポートされるチャネル帯域幅が帯域幅部分(bandwidth part、BWP)に関する条件を満たすかどうか。
キャンピング条件(3)は、以下を含み得る:
UEによってサポートされるチャネル帯域幅は、第1のセルの初期ダウンリンクBWPの帯域幅以上であり、第1のセルの搬送波帯域幅以下である;および
UEによってサポートされるチャネル帯域幅は、第1のセルの初期アップリンクBWPの帯域幅以上であり、第1のセルの搬送波帯域幅以下である。
3.BWP
BWPは、帯域幅部分と呼ばれることもある。
1つのセルの総セル帯域幅のサブセットは、1つのBWPと呼ばれる。NR R15では、ネットワークデバイスは、端末デバイスのために複数のBWPを構成してもよいが、端末デバイスは、ただ1つのBWP、すなわちactive BWPまたはinitial BWP(初期BWP)で動作することができる。
上記は、本出願の実施形態に関連するいくつかの概念を簡単に説明している。
本出願では、第1の情報に対応する第1の条件は、第1の情報に関連する第1の条件として理解され得る。
本出願では、第2の情報に対応する第2の条件は、第2の情報に関連する第2の条件として理解され得る。
本出願では、周波数は、周波数点と理解され得る/置き換えられ得る。
本出願では、取得することは、決定することまたは受信することと理解され得る/置き換えられ得る。
本出願では、選択または再選択をスキップすることは、選択しないか、または再選択しないことと理解され得る/置き換えられ得る。
本明細書ではBWPが例として説明に使用されるが、BWPの名称はBWPに限定されないことに留意されたい。BWPは、別の名前を、代替的に有してもよい。例えば、BWPは、セル帯域幅または周波数範囲のサブセットとして理解され得る。例えば、BWPは、セル帯域幅の一部またはセル周波数の一部として理解され得る。代替的に、セル帯域幅はBWPを含む。例えば、BWPは代替的にセル帯域幅に等しくてもよい。
本出願では、許可されないことは、禁止されていると理解され得る/置き換えられ得る。例えば、周波数内再選択を許可しないことは、周波数内再選択を禁止することと理解され得る。
本出願では、セルが禁止されていると見なされることは、セルが禁止されていると決定されること、またはUEが、セルが禁止されていると決定することと理解され得る/置き換えられ得る。
本出願では、frequency bandは、bandと理解され得る/置き換えられ得る。
本出願では、見なすことは、決定すること(determiningまたはdetermining as)と理解され得る/置き換えられ得る。
従来技術では、セルについて、キャンピング条件が満たされないとき、UEはセルにキャンプオンすることができず、UEはセルが禁止されていると見なし、周波数内再選択が禁止されていると見なす。結論として、キャンピング条件(1)およびキャンピング条件(2)の両方が周波数帯域(band)または周波数固有の条件であることが知見され得る。キャンピング条件(1)およびキャンピング条件(2)が満たされていないためにUEがセルにキャンプオンすることができないとUEが決定した場合、それは、UEがそのセルと同じ周波数のセルにキャンプオンすることができないことを示す。したがって、周波数内再選択を禁止することは合理的であり、また、周波数内セルに対するUEの無意味な試みも回避する。しかしながら、キャンピング条件(3)は、周波数帯域(band)や周波数固有の条件ではない。キャンピング条件(3)が満たされていないためにUEがセルにキャンプオンすることができないとUEが決定した場合、それは、UEが周波数点上の他のセルにキャンプオンすることができないことを意味しない。したがって、周波数内再選択を直接禁止することは合理的ではない。ゆえに、UEはセルと同じ周波数のセルをミスする可能性があり、これはUEのセルアクセス性能に影響を及ぼす。例えば、UEによってサポートされるチャネル帯域幅は、100MHz、80MHz、40MHz、または20MHzであると仮定される。同じ周波数点上のセル1およびセル2の搬送波帯域幅および初期BWP(説明のための例として初期ダウンリンクBWPが使用される)に関する情報は異なる。詳細は以下の通りである。
セル1:搬送波帯域幅(Carrier bandwidth)は90MHzであり、初期ダウンリンクBWPの帯域幅は90MHzである。UEによってサポートされる100Mのチャネル帯域幅はセルの搬送波帯域幅よりも広く、UEによってサポートされる80M、40M、および20Mのチャネル帯域幅はセルの初期ダウンリンクBWPの帯域幅よりも小さい。したがって、UEはこのセルにキャンプオンすることができない。
セル2:搬送波帯域幅は90MHzであり、初期ダウンリンクBWPの帯域幅は40MHzである。UEによってサポートされる80Mおよび40Mのチャネル帯域幅は、セルの搬送波帯域幅よりも小さく、セルの初期ダウンリンクBWPの帯域幅以上である。したがって、UEはこのセルにキャンプオンすることができる。
したがって、キャンピング条件(3)が満たされない場合、UEはセル1にキャンプオンすることができない。周波数内再選択が直接禁止されている場合、UEは、同じ周波数のセル2をミスする(セル2はキャンプオンされることができる)。
前述の問題を解決するために、本出願の一実施形態は、セル選択または再選択方法を提供する。本方法は、ユーザ機器UEが、第1のセルに対応し、周波数帯域(band)または周波数に固有のものではない第1の情報を取得するステップを含む。UEが第1の情報に対応し、UEが第1のセルにアクセスできるかどうかを決定するために使用される第1の条件を満たさないとき、UEは、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択する。このようにして、UEは、第1のセルと同じ周波数のセルにアクセスしてもよく、それによってUEのセルアクセス性能を改善する。例えば、セル選択/再選択プロセスが加速されることができる。例えば、初期アクセスプロセスが加速されることができる。例えば、UEの電力消費が低減されることができる。
以下の実施形態における方法は、前述のハードウェア構造(例えば、図1の端末デバイス130、端末デバイス140、および端末デバイス150)を有するデバイス上で実施され得る。
図3Aおよび図3Bは、本出願の一実施形態によるセル選択または再選択方法の概略フローチャートである。図3Aおよび図3Bに示すように、本方法は、以下のステップを含み得る。
S301:ユーザ機器UEが第1のセルに対応する第1の情報を取得する。
例えば、第1の情報は、周波数帯域(band)または周波数に固有のものではない。
例えば、UEは、アイドルUE(idle UE)、非アクティブUE(inACTVIE UE)、およびT311が動作している接続UEのうちのいずれか1つまたは複数を含み得る。
「第1の情報が周波数帯域(band)または周波数に固有のものではない」は、第1の情報が周波数帯域(band)または周波数を定義/限定する情報ではないと理解され得るか、または第1の情報が周波数帯域または周波数粒度に関する情報ではないと理解され得る。
例えば、第1の情報が周波数帯域(band)または周波数を定義/限定する情報ではないことは、第1の情報が周波数帯域(band)または周波数に関連する情報ではないと理解され得る。
例えば、第1の情報が周波数帯域または周波数粒度に関する情報ではないことは、同じ周波数帯域または周波数上の異なるセルに対応する第1の情報が必ずしも同じではない、必ずしも正確に同じではない、または異なっていてもよいこととして理解され得る。
例えば、第1の情報は、第1のセルに対応する初期ダウンリンクBWPに関する情報、第1のセルに対応する初期アップリンクBWPに関する情報、および第1のセルに対応する搬送波帯域幅のうちのいずれか1つまたは複数を示し得る。
初期ダウンリンクBWPに関する情報は、初期ダウンリンクBWPの帯域幅、初期ダウンリンクBWPの位置、および初期ダウンリンクBWPに対応する第1のサブキャリア間隔(subcarrier spacing、SCS)のうちのいずれか1つまたは複数を含んでもよい。初期ダウンリンクBWPに関する情報は、他のコンテンツをさらに含んでもよい。これは、本出願では限定されない。
例えば、初期ダウンリンクBWPの位置は、初期ダウンリンクBWPの周波数領域位置を含んでもよい。
例えば、初期ダウンリンクBWPの周波数領域位置は、初期ダウンリンクBWPの中心周波数点、初期ダウンリンクBWPの開始周波数点(例えば、初期ダウンリンクBWPの下側/左側の境界)、および初期ダウンリンクBWPの終端/終了周波数点(例えば、初期ダウンリンクBWPの上側/右側の境界)のうちのいずれか1つまたは複数を含んでもよい。
初期アップリンクBWPに関する情報は、初期アップリンクBWPの帯域幅、初期アップリンクBWPの位置、および初期アップリンクBWPに対応する第2のサブキャリア間隔(subcarrier spacing、SCS)のうちのいずれか1つまたは複数を含んでもよい。初期アップリンクBWPに関する情報は、他のコンテンツをさらに含んでもよい。これは、本出願では限定されない。
例えば、初期アップリンクBWPの位置は、初期アップリンクBWPの周波数領域位置を含んでもよい。
例えば、初期アップリンクBWPの周波数領域位置は、初期アップリンクBWPの中心周波数点、初期アップリンクBWPの開始周波数点(例えば、初期アップリンクBWPの下/左の境界)、および初期アップリンクBWPの終端/終了周波数点(例えば、初期アップリンクBWPの上側/右側の境界)のうちのいずれか1つまたは複数を含んでもよい。
例えば、搬送波帯域幅は、初期ダウンリンクBWPに対応する第1のSCSの搬送波帯域幅、または初期アップリンクBWPに対応する第2のSCSの搬送波帯域幅である。本出願では、任意選択で、搬送波帯域幅はセル帯域幅として理解されてもよい。
第1の情報に示される情報は、第1の情報に示されることに限定されず、他の情報に代替的に含まれていてもよいことに留意されたい。本出願では、説明のための例として第1の情報のみが使用される。本出願は、同じ情報に含まれることに限定されない。
第1の情報は、基地局によってUEに送信されるSIであってもよいが、これに限定されない。例えば、第1の情報は、SI内のSIB1であってもよく、またはSIB1で搬送され/SIB1に含まれてもよい。
1つの可能な実施態様では、S302:第1の情報に対応する第1の条件が満たされないとき、UEは、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択する。
例えば、第1の条件は、周波数帯域(band)または周波数に固有のものではないことが理解されよう。
第1の条件が周波数帯域(band)または周波数に固有のものではないことは、第1の条件が周波数帯域(band)または周波数関連条件ではない、または第1の条件が周波数帯域または周波数粒度を決定するための条件ではない、と理解され得る。
例えば、第1の条件が周波数帯域または周波数粒度を決定するための条件ではないことは、同じ周波数帯域または周波数の異なるセルについて、第1の条件の決定結果が、必ずしも同じではなく、正確に同じでなくてもよく、または異なっていてもよい、と理解され得る。
第1の条件は、UEが第1のセルにアクセスできるかどうかを決定するために使用される。
第1のセルがアクセスされることができるかどうかは、第1のセルがキャンプオンされることができるかどうかとして理解され得る/を含み得る。
第1の情報に対応する第1の条件が満たされないとき、UEは第1のセルにアクセスすることができないことが理解されよう。
第1の情報に対応する第1の条件が満たされるとき、UEは第1のセルにアクセスし得る/第1のセルにアクセスする機会を有することが理解されよう。
例えば、UEが第1のセルにアクセスすることができないことは、UEが第1のセルにキャンプオンすることができないこと、および/またはUEが、第1のセルが禁止されていると見なすことを含み得る/理解され得る。
UEが、第1のセルが禁止されていると見なすことは、UEが第1のセルにアクセス/キャンプオンすることができないこと、UEがセル選択/再選択のための候補セルとして、第1のセル(または、禁止セル)を除外し得ること、UEが第1の持続時間内のセル選択/再選択のための候補セルとして第1のセル(または禁止セル)を除外し得ること、または、UEが第1の持続時間の最大値内でセル選択/再選択のための候補セルとして第1のセル(または禁止セル)を除外し得ること、のうちのいずれか1つまたは複数を含んでもよい。
第1の持続時間は、ネットワークデバイスによって構成されてもよいし、事前構成されてもよいし、プロトコルで定義されてもよいし、配信前にUEによって設定されてもよい。これは、本出願では限定されない。例えば、第1の持続時間は300秒であってもよい。
例えば、UEは、300秒以内に、セル選択/再選択のための候補セルとして、第1のセル(または、禁止セル)を除外してもよい。
例えば、UEは、最大300秒以内に、セル選択/再選択のための候補セルとして、第1のセル(または、禁止セル)を除外してもよい。
第1の情報に対応する第1の条件が満たされないことは、UE/UE情報/UE能力/UEによって取得された情報(例えば、UEがネットワークデバイスから取得した情報/構成情報)/ネットワークデバイスの構成情報が第1の情報に対応する第1の条件を満たさないこと、またはUEのために基地局によって構成された情報が第1の情報に対応する第1の条件を満たさないことを含み得る/と理解され得る。
例えば、UEによってサポートされるチャネル帯域幅は、第1の条件を満たさない。
第1のセルと同じ周波数のセルは、第1のセル、第1のセルと同じ周波数の他のセル、第1のセルと同じ周波数の別のセル、第1のセルと同じ周波数のすべてのセル、および第1のセルと同じ周波数のいくつかのセルのうちのいずれか1つまたは複数を含み得る/と理解され得る。
UEが第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することは、UEが第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを許可されること、選択基準または再選択基準が満たされる場合、UEが第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択し得ること、周波数内再選択が許可されるか、または(UE)が周波数内再選択を行うことが許可されること、のうちのいずれか1つまたは複数を含み得る/と理解され得る。
選択基準および再選択基準に関する内容については、3GPP TS38.304:“NR;User Equipment(UE)procedures in Idle mode and RRC Inactive state”を参照されたい。
例えば、第1の条件は、UEが初期ダウンリンクBWP(の帯域幅)をサポートすること、UEが初期アップリンクBWP(の帯域幅)をサポートすること、UEが初期ダウンリンクBWPで動作することができること、UEが初期アップリンクBWP上で動作することができること、のうちのいずれか1つまたは複数を含み得る。
「UEが初期ダウンリンクBWP(の帯域幅)をサポートすること、またはUEが初期ダウンリンクBWPで動作することができること」は、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が初期ダウンリンクBWPの帯域幅以上であること、および/またはUEによってサポートされるチャネル帯域幅が搬送波帯域幅以下であること、のうちのいずれか1つまたは複数を含む。
任意選択で、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が初期ダウンリンクBWPの帯域幅以上であることは、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が初期ダウンリンクBWPの帯域幅を含むことを含む。
任意選択で、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が搬送波帯域幅以下であることは、搬送波帯域幅がUEによってサポートされるチャネル帯域幅を含むことを含む。
例えば、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が初期ダウンリンクBWPの帯域幅を含むことは、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が初期ダウンリンクBWPの帯域幅を含むこと、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が初期ダウンリンクBWPの帯域幅をカバーすることができること、初期ダウンリンクBWPの帯域幅が完全にUEによってサポートされるチャネル帯域幅の周波数領域範囲内にあること、のうちのいずれか1つまたは複数として理解され得る。
例えば、搬送波帯域幅がUEによってサポートされるチャネル帯域幅を含むことは、搬送波帯域幅がUEによってサポートされるチャネル帯域幅を含むこと、搬送波帯域幅がUEによってサポートされるチャネル帯域幅をカバーすることができること、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が搬送波帯域幅の周波数領域範囲内に完全にあること、のうちのいずれか1つまたは複数として理解され得る。
例えば、第1の条件が満たされない、すなわち「UEが初期ダウンリンクBWP(の帯域幅)をサポートしていないこと、またはUEが初期ダウンリンクBWPで動作することができないこと」は、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が初期ダウンリンクBWPの帯域幅よりも小さいこと、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が搬送波帯域幅よりも広いこと、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が初期ダウンリンクBWPの帯域幅を含まないこと、および搬送波帯域幅がUEによってサポートされるチャネル帯域幅を含まないこと、のうちのいずれか1つまたは複数を含む。
「UEが初期アップリンクBWP(の帯域幅)をサポートすること、またはUEが初期アップリンクBWPで動作することができること」は、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が初期アップリンクBWPの帯域幅以上であること、および/またはUEによってサポートされるチャネル帯域幅が搬送波帯域幅以下であること、のうちのいずれか1つまたは複数を含む。
任意選択で、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が初期アップリンクBWPの帯域幅以上であることは、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が初期アップリンクBWPの帯域幅を含むことを含む。
任意選択で、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が搬送波帯域幅以下であることは、搬送波帯域幅がUEによってサポートされるチャネル帯域幅を含むことを含む。
例えば、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が初期アップリンクBWPの帯域幅を含むことは、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が初期アップリンクBWPの帯域幅を含むこと、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が初期アップリンクBWPの帯域幅をカバーすることができること、初期アップリンクBWPの帯域幅が完全にUEによってサポートされるチャネル帯域幅の周波数領域範囲内にあること、のうちのいずれか1つまたは複数として理解され得る。
例えば、第1の条件が満たされない、すなわち「UEが初期アップリンクBWP(の帯域幅)をサポートしていないこと、またはUEが初期アップリンクBWPで動作することができないこと」は、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が初期アップリンクBWPの帯域幅よりも小さいこと、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が搬送波帯域幅よりも広いこと、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が初期アップリンクBWPの帯域幅を含まないこと、および搬送波帯域幅がUEによってサポートされるチャネル帯域幅を含まないこと、のうちのいずれか1つまたは複数を含む。
例えば、以下では、包含および除外の意味を説明するために、UEによってサポートされるチャネル帯域幅および初期ダウンリンクBWPを例として使用する。
UEによってサポートされるチャネル帯域幅の境界は、第1の境界および第2の境界を含み、第1の境界は第2の境界よりも小さい。初期ダウンリンクBWPの境界は、第3の境界および第4の境界を含み、第3の境界は第4の境界よりも小さい。任意選択で、第1の境界/第3の境界は、左境界または下境界と呼ばれてもよい。任意選択で、第2の境界/第4の境界は、右境界または上境界と呼ばれてもよい。
境界は、周波数範囲の境界、周波数境界、または周波数の開始点として理解され得る。
例えば、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が初期ダウンリンクBWPを含むとき、UEによってサポートされるチャネル帯域幅と初期ダウンリンクBWPとの間の関係は、包含関係および/または等価関係を含み得る。
(1)包含関係:UEによってサポートされるチャネル帯域幅は、初期ダウンリンクBWPを含む。
UEによってサポートされるチャネル帯域幅が初期ダウンリンクBWPを含むことは、第3の境界が第1の境界以上であり、第4の境界が第2の境界以下であることとして理解され得る。
(2)等価関係:UEによってサポートされるチャネル帯域幅は初期ダウンリンクBWPに等しい。
UEによってサポートされるチャネル帯域幅が初期ダウンリンクBWPに等しいことは、第1の境界が第3の境界に等しく、第2の境界が第4の境界に等しいこととして理解され得る。
例えば、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が初期ダウンリンクBWPを含まないとき、UEによってサポートされるチャネル帯域幅と初期ダウンリンクBWPとの間の関係は、交差関係または非交差関係を含み得る。
(1)交差関係:UEによってサポートされるチャネル帯域幅と初期ダウンリンクBWPとの間に交差がある。
UEによってサポートされるチャネル帯域幅と初期ダウンリンクBWPとの間の交差は、以下のいずれか1つとして理解され得る。
(a)第3の境界は、第1の境界よりも大きく、第2の境界よりも小さく、第4の境界は、第2の境界よりも大きい。
(b)第1の境界は、第3の境界よりも大きく、第4の境界よりも小さく、第2の境界は、第4の境界よりも大きい。
(2)非交差関係:UEによってサポートされるチャネル帯域幅と初期ダウンリンクBWPとの間に交差はない。
UEによってサポートされるチャネル帯域幅と初期ダウンリンクBWPとの間の非交差は、以下のいずれか1つとして理解され得る。
(a)第3の境界は、第2の境界以上である。
(b)第1の境界は、第4の境界以上である。
任意選択で、UEによってサポートされるチャネル帯域幅は、UEによってサポートされるチャネル帯域幅(例えば、UEによってサポートされる第1のチャネル帯域幅)として理解されてもよい。
任意選択で、UEによってサポートされるチャネル帯域幅は、UEによってサポートされるダウンリンクチャネル帯域幅(例えば、UEによってサポートされる第1のダウンリンクチャネル帯域幅)、またはUEによってサポートされるアップリンクチャネル帯域幅(例えば、UEによってサポートされる第1のアップリンクチャネル帯域幅)のうちのいずれか1つまたは複数を含んでもよい。
任意選択で、UEによってサポートされるチャネル帯域幅は、UEによってサポートされるチャネル帯域幅の最大伝送帯域幅構成、UEによってサポートされるチャネル帯域幅の伝送帯域幅構成、UEによってサポートされるチャネル帯域幅の最大伝送帯域幅、またはUEによってサポートされるチャネル帯域幅の伝送帯域幅のうちのいずれか1つまたは複数を含んでもよい。
任意選択で、UEによってサポートされるダウンリンクチャネル帯域幅は、UEによってサポートされるダウンリンクチャネル帯域幅の最大伝送帯域幅構成、UEによってサポートされるダウンリンクチャネル帯域幅の伝送帯域幅構成、UEによってサポートされるダウンリンクチャネル帯域幅の最大伝送帯域幅、またはUEによってサポートされるダウンリンクチャネル帯域幅の伝送帯域幅のうちのいずれか1つまたは複数を含んでもよい。
任意選択で、UEによってサポートされるアップリンクチャネル帯域幅は、UEによってサポートされるアップリンクチャネル帯域幅の最大伝送帯域幅構成、UEによってサポートされるアップリンクチャネル帯域幅の伝送帯域幅構成、UEによってサポートされるアップリンクチャネル帯域幅の最大伝送帯域幅、またはUEによってサポートされるアップリンクチャネル帯域幅の伝送帯域幅のうちのいずれか1つまたは複数を含んでもよい。
本出願では、任意選択で、搬送波帯域幅はSCSの搬送波帯域幅を含んでもよい。例えば、搬送波帯域幅は、初期ダウンリンクBWPに対応する第1のSCSの搬送波帯域幅であり、または搬送波帯域幅は、初期アップリンクBWPに対応する第2のSCSの搬送波帯域幅である。
本出願では、任意選択で、搬送波帯域幅はセル帯域幅として理解されてもよい。
例えば、第1の条件は、以下のうちのいずれか1つまたは複数を含む:
(1)UEによってサポートされるチャネル帯域幅は初期アップリンクBWPの帯域幅以上であり、かつ/またはUEによってサポートされるチャネル帯域幅は搬送波帯域幅以下である;および
(2)UEによってサポートされるチャネル帯域幅は初期アップリンクBWPの帯域幅以上であり、かつ/またはUEによってサポートされるチャネル帯域幅は搬送波帯域幅以下である。
例えば、第1の条件は、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が初期ダウンリンクBWPの帯域幅以上であり、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が搬送波帯域幅以下であることを含む。
例えば、第1の条件は、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が初期アップリンクBWPの帯域幅以上であり、UEによってサポートされるチャネル帯域幅が搬送波帯域幅以下であることを含む。
例えば、第1の条件は、以下を含む:
(1)UEによってサポートされるチャネル帯域幅は初期アップリンクBWPの帯域幅以上であり、UEによってサポートされるチャネル帯域幅は搬送波帯域幅以下である;および
(2)UEによってサポートされるチャネル帯域幅は初期アップリンクBWPの帯域幅以上であり、UEによってサポートされるチャネル帯域幅は搬送波帯域幅以下である。
本出願のこの実施形態では、第1の情報に対応する第1の条件が満たされないとき、UEは、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択する。これにより、UEが同じ周波数(例えば、第1のセルと同じ周波数)のセル(例えば、別のセル、適切なセル、またはアクセス/キャンプオンされることができるセル)をミスする(確率/程度)を回避/低減し、それによってUEのセルアクセス性能を改善する。例えば、セル選択/再選択プロセスが加速されることができる。例えば、初期アクセスプロセスが加速されることができる。例えば、UEの電力消費が低減されることができる。
いくつかの実施形態では、本出願のこの実施形態で提供されるセル選択または再選択方法は、以下をさらに含む。
S303:UEは第1の指示情報を取得し、第1の指示情報は、第1のセルが禁止されているか、またはUEによって禁止されていると見なされたときに、UEが第1のセルと同じ周波数のセルを選択もしくは再選択することを許可されること、または許可されないこと(または周波数内再選択が許可されるかどうか)を示す。これに対応して、例えば、ネットワークデバイスは、第1の指示情報をUEに送信する。
例えば、第1の指示情報の機能はまた、セル、最高ランクのセル、または第1のセルが禁止されているかまたはUEによって禁止されているとき、第1の指示情報は、周波数内セルの選択/再選択を制御するために使用される(または周波数内再選択を制御するために使用される)と理解され得る。
最高ランクのセルはまた、最初にランク付けされたセル(例えば、highest ranked cell)、例えば、最良の信号強度を有するセルとして理解されてもよい。
最高ランクのセルまたは最初にランク付けされたセルは、最良のセル(例えば、best cell)で置き換えられてもよい。例えば、第1のセルは、セルまたは最高ランクのセルとして理解され得る。
「第1のセルが禁止されているか、またはUEによって禁止されていると見なされたとき」は、セルまたは最高ランクのセル(highest ranked cell)または第1のセルが禁止されているか、またはUEによって禁止されているときを含み得る/と理解され得る/と置き換えられ得る。
例えば、ネットワークデバイスは、第1の指示情報を設定するときに負担および/または干渉(例えば、同一チャネル干渉)要因を考慮してもよい。
例えば、第1のセルと同じ周波数のセルの負荷が重く、UEのアクセスが予期されない場合、ネットワークデバイスは、第1のセルに対応する第1の指示情報を「不許可」に設定してもよい。例えば、第1のセルと同じ周波数のセルの負荷が軽く、UEがこれらのセルにアクセスし得る場合、ネットワークデバイスは、第1のセルに対応する第1の指示情報を「許可」に設定してもよい。
例えば、第1のセルの信号は強い。UEが第1のセルにアクセスできない場合、またはUEが第1のセルと同じ周波数の別のセルにアクセスする場合、強い干渉が引き起こされる可能性がある。ネットワークデバイスは、第1のセルに対応する第1の指示情報を「不許可」に設定し得る。
「不許可」は、第1のセルが禁止されているか、またはUEによって禁止されていると見なされたときに、UEが第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを許可されないことを示す。
「許可」は、第1のセルが禁止されているか、またはUEによって禁止されていると見なされたときに、UEが第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを許可されることを示す。
説明を簡単にするために、第1の指示情報は、第1のセルが禁止されているか、またはUEによって禁止されていると見なされたときに、UEが第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを許可されないことを示す。これは、第1の指示情報が「不許可」を示すので簡略化され得る。
説明を簡単にするために、第1の指示情報は、第1のセルが禁止されているか、またはUEによって禁止されていると見なされたときに、UEが第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを許可されることを示す。これは、第1の指示情報が「許可」を示すので簡略化され得る。
「許可」は、第1のセルが禁止されているか、またはUEによって禁止されていると見なされたときに、UEが第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを許可されることを示す。
例えば、第1の指示情報は、MIB内の周波数内再選択フィールドであり得る。
例えば、第1の指示情報は、MIBに含まれてもよいが、MIBに限定されず、SIB1または別のメッセージ(例えば、物理層メッセージ(例えば、DCI)、MAC層メッセージ(例えば、MAC CE)、ブロードキャストメッセージ(例えば、システム情報)、またはRRCメッセージ(例えば、専有情報))に含まれてもよい。
実際の用途に際して、例えば、別の可能な実施態様(例えば、第1のセルと同じ周波数のセルの負荷が考慮されるシナリオ)では、S302は、第1の指示情報を使用するように使用/選択することによって具体的に実装されてもよい。
これに対応して、別の可能な実施態様では、S302は、UEが第1の条件を満たさないとき、UEが、第1の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択もしくは再選択することを決定するか、または第1の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定すること、と具体的に置き換えられてもよい。
端末デバイスが、第1の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを決定することは、第1の指示情報が「許可」を示すとき、端末デバイスは、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを決定することを含む。
端末デバイスが、第1の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定することは、第1の指示情報が「不許可」を示すとき、端末デバイスは、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定することを含む。
本出願では、「示す(indicate)」は、設定する(set to)と置き換えられ得る/理解され得る。
端末デバイスが、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを決定することは:端末デバイスが、第1のセルと同じ周波数でのセルの選択または再選択が許可されると決定すること;端末デバイスが、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを許可されること;端末デバイスが、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択すること;端末デバイスが、周波数内再選択が許可されると決定するか、または端末デバイスが、周波数内再選択が行われることが許可されると決定すること;周波数内再選択が許可されるか、または(端末デバイスが)周波数内再選択を行うことが許可されること、のうちのいずれか1つまたは複数を含み得る/と置き換えられ得る/と理解され得る。
例えば、端末デバイスが第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを決定した場合、端末デバイスは第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択してもよいし、端末デバイスは第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択しなくてもよいことが理解されよう。端末デバイスは、第1のセルと同じ周波数のセルを選択/再選択する権利を有するが、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することに限定されない。
端末デバイスが、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定することは:端末デバイスが、第1のセルと同じ周波数のセルの選択または再選択が許可されないと決定すること;端末デバイスが、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを許可されないこと;端末デバイスが、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないこと;端末デバイスが、周波数内再選択が許可されないと決定すること;端末デバイスが、周波数内再選択の実行が許可されないと決定すること;周波数内再選択が許可されない、または(端末デバイスが)周波数内再選択を行うことが許可されないこと、のうちのいずれか1つまたは複数を含み得る/と置き換えられ得る/と理解され得る。
端末デバイスが、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことは:端末デバイスが第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを許可されないこと;および、周波数内再選択は許可されないか、または(端末デバイスが)周波数内再選択を行うことが許可されないこと、のうちのいずれか1つまたは複数を含み得る/と置き換えられ得る/と理解され得る。
本出願では、許可されないことは、できない(cannot)または禁止されている(barred)と理解され得る。
任意選択で、端末デバイスが、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことは:端末デバイスが、第1のセルと同じ周波数のセル(または禁止セル)をセル選択/再選択のための候補セルとして除外し得ること;端末デバイスが、第2の持続時間内のセル選択/再選択のために第1のセルと同じ周波数のセル(または禁止セル)を候補セルとして除外し得ること;または、端末デバイスが、多くとも第2の持続時間内のセル選択/再選択のために第1のセルと同じ周波数のセル(または禁止セル)を候補セルとして除外し得ること、を含み得る/と置き換えられ得る/と理解され得る。
第2の持続時間は、ネットワークデバイスによって構成されてもよく、事前構成されてもよく、プロトコルで定義されてもよく、または配信前に端末デバイスによって設定されてもよい。これは、本出願では限定されない。例えば、第2の持続時間は300秒であってもよい。
例えば、端末デバイスは、300秒以内にセル選択/再選択内の候補セルとして、第1のセルと同じ周波数のセル(または禁止セル)を除外し得る。
例えば、端末デバイスは、最大300秒以内にセル選択/再選択のための候補セルとして、第1のセルと同じ周波数のセル(または禁止セル)を除外し得る。
任意選択で、端末デバイスが、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことは:端末デバイスが、第1の周波数を優先度が低い/優先度が最も低い周波数として決定すること;端末デバイスが、第1の周波数を第3の持続時間内の優先度が低い/優先度が最も低い周波数として決定すること;または、端末デバイスが、第1の周波数を、最大で第3の持続時間内の優先度が低い/優先度が最も低い周波数として決定すること、を含み得る/と置き換えられ得る/と理解され得る。
例えば、第1の周波数は、第1のセルに対応する周波数または第1のセルの周波数である。
端末デバイスが、第1の周波数を優先度の低い/優先度の最も低い周波数として決定することは、端末デバイスが、第1の周波数を優先度の低い/優先度の最も低い周波数と見なすこと、を含み得る/と置き換えられ得る/と理解され得る。
第3の持続時間は、ネットワークデバイスによって構成されてもよく、事前構成されてもよく、プロトコルで定義されてもよく、または配信前に端末デバイスによって設定されてもよい。これは、本出願では限定されない。例えば、第3の持続時間は300秒であってもよい。
例えば、第1の条件が満たされないとき、端末デバイスは、第1の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数でのセルの選択または再選択が許可されると決定し、これは2つのケースを含む。第1のケースでは、端末デバイスは、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択してもよい。第2のケースでは、端末デバイスは、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択しなくてもよい。これは、本出願では限定されない。
例えば、第1の条件が満たされないとき、端末デバイスは、第1の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数でのセルの選択または再選択が許可されないと決定し、これは、端末デバイスが第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択できない1つのケースのみを含む。
本実施態様では、第1の条件は、第1の情報に対応する条件である。具体的な内容については、前述の実施態様の関連説明を参照されたい。ここでは詳細は再度説明されない。
本出願のこの実施形態では、第1の情報に対応する第1の条件が満たされないとき、端末デバイスは、第1の指示情報の指示内容に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを決定するか、または第1の指示情報の指示内容に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定する。このようにして、端末デバイスが同じ周波数(例えば、第1のセルと同じ周波数)のセル(例えば、別のセル、適切なセル、またはアクセス/キャンプオンされることができるセル)をミスする(確率/程度)が回避/低減され、それによって端末デバイスのセルアクセス性能を改善する。例えば、セル選択/再選択プロセスが加速されることができる。例えば、初期アクセスプロセスが加速されることができる。例えば、端末デバイスの消費電力が低減されることができる。
いくつかの実施形態では、本出願のこの実施形態で提供されるセル選択または再選択方法は、以下をさらに含む。
S304:端末デバイスは、第2の指示情報を取得し、第2の指示情報は、第1の条件が満たされていないために第1のセルが禁止されているか、または禁止されていると見なされたときに、端末デバイスが第1のセルと同じ周波数のセルを選択もしくは再選択することを許可されること、または許可されないこと(または周波数内再選択が許可されるかどうか)を示すか、あるいは、第1のセルと同じ周波数のセルに対応する第1の情報が、第1のセルに対応する第1の情報と異なるか、または同じであることを示す。これに対応して、例えば、ネットワークデバイスは、第2の指示情報を端末デバイスに送信する。
例えば、第2の指示情報の機能は、以下のようにも理解され得る:端末デバイスが第1の条件を満たさないため、端末デバイスは第1のセルにアクセスすることができない(または第1のセルが禁止されているか、または端末デバイスによって禁止されている)。この場合、第2の指示情報は、周波数内セル選択/再選択を制御するために使用される(または周波数内再選択を制御するために使用される)。
例えば、ネットワークデバイスは、第2の指示情報を「許可」または「不許可」に設定してもよい。
第2の指示情報が「許可」に設定されている場合、それは、第1の条件が満たされないために第1のセルが禁止されるかまたは禁止されていると見なされたとき、端末デバイスが第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを許可されることを示す。
第2の指示情報が「不許可」に設定されている場合、それは、第1の条件が満たされないために第1のセルが禁止されるかまたは禁止されていると見なされたとき、端末デバイスが第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを許可されないことを示す。
例えば、ネットワークデバイスは、第2の指示情報を「同じ」または「異なる」に設定してもよい。
第2の指示情報が「同じ」に設定されている場合、それは、第1のセルと同じ周波数のセルに対応する第1の情報が、第1のセルに対応する第1の情報と同じであることを示す。
第1のセルと同じ周波数のセルに対応する第1の情報が、第1のセルに対応する第1の情報と同じであることは:第1の周波数のすべてのセル/第1の周波数のXパーセント以上のセル(またはXパーセント以下のセル)/第1の周波数のN個のセル以上のセル(またはN個のセル以下のセル)に対応する第1の情報が、第1のセルに対応する第1の情報と同じであること;および、第1のセルと同じ周波数のセルに対応する第1の情報(例えば、すべてのセル、第1のセル以外のすべてのセル、一部のセル(例えば、Xパーセント以上のセル(またはXパーセント以下のセル))、N個のセル以上のセル(またはN個のセル以下のセル)、または1つのセル)が、第1のセルに対応する第1の情報と同じであること、のうちのいずれか1つまたは複数を含み得る/と置き換えられ得る/と理解され得る。
第2の指示情報が「異なる」に設定されている場合、それは、第1のセルと同じ周波数のセルに対応する第1の情報が、第1のセルに対応する第1の情報と異なることを示す。
第1のセルと同じ周波数のセルに対応する第1の情報が、第1のセルに対応する第1の情報と異なることは:第1の周波数/周波数帯域上のすべてのセル/第1の周波数のXパーセント以上のセル(またはXパーセント以下のセル)/第1の周波数/周波数帯域上のN個のセル以上のセル(またはN個のセル以下のセル)に対応する第1の情報が、第1のセルに対応する第1の情報と異なること;および、第1のセルと同じ周波数のセルに対応する第1の情報(例えば、すべてのセル、第1のセル以外のすべてのセル、一部のセル(例えば、Xパーセント以上のセル(またはXパーセント以下のセル))、N個のセル以上のセル(またはN個のセル以下のセル)、またはセル)が、第1のセルに対応する第1の情報と異なること、のうちのいずれか1つまたは複数を含み得る/と置き換えられ得る/と理解され得る。
XおよびNの値は、ネットワークデバイスによって構成されてもよく、事前構成されてもよく、プロトコルで定義されてもよく、または配信前にUEによって設定されてもよい。これは、本出願では限定されない。例えば、Xは、70、80、90であってもよい。例えば、Nは20、50、100であってもよい。
例えば、第1の周波数帯域は、第1のセルに対応する周波数帯域または第1のセルの周波数帯域である。
説明を簡単にするために、第2の指示情報は、第1の条件が満たされないために第1のセルが禁止されているか、または禁止されていると見なされたときに、UEが第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを許可されないことを示す。これは、第2の指示情報が「不許可」を示すので簡略化され得る。
説明を簡単にするために、第2の指示情報は、第1の条件が満たされないために第1のセルが禁止されているか、または禁止されていると見なされたときに、UEが第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを許可されることを示す。これは、第2の指示情報が「許可」を示すので簡略化され得る。
説明を簡単にするために、第2の指示情報は、第1のセルと同じ周波数のセルに対応する第1の情報が第1のセルに対応する第1の情報と同じであることを示す。これは、第2の指示情報が「同じ」を示すので簡略化され得る。
説明を簡単にするために、第2の指示情報は、第1のセルと同じ周波数のセルに対応する第1の情報が第1のセルに対応する第1の情報と異なることを示す。これは、第2の指示情報が「異なる」を示すので簡略化され得る。
例えば、第2の指示情報は、SIB1に含まれてもよいが、SIB1に限定されず、別のメッセージ(例えば、物理層メッセージ(例えば、DCI)、MAC層メッセージ(例えば、MAC CE)、ブロードキャストメッセージ(例えば、システム情報)、またはRRCメッセージ(例えば、専有情報))に含まれてもよい。
実際の用途に際して、例えば、別の可能な実装形態(例えば、第1の情報が周波数帯域(band)または周波数に限定されないシナリオが考えられる)では、S302は、第2の指示情報を使用することによって/使用するために選択することによって具体的に実装されてもよい。
第1の情報が周波数帯域(band)または周波数に限定されないことは、第1の情報が周波数帯域(band)または周波数を定義する情報ではないと理解され得る/置き換えられ得る。
これに対応して、別の可能な実施態様では、S302は、UEが第1の条件を満たさないとき、UEが、第2の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択もしくは再選択することを決定するか、または第2の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定すること、と具体的に置き換えられてもよい。
UEが、第2の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを決定することは、第2の指示情報が「許可」または「異なる」を示すとき、UEが、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを決定することを含む。
UEが、第2の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定することは、第2の指示情報が「不許可」または「同じ」を示すとき、UEが、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定することを含む。
UEが第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを決定する関連内容については、前述の実施態様の関連説明を参照されたい。ここでは詳細は再度説明されない。
UEが第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定する関連内容については、前述の実施態様の関連説明を参照されたい。ここでは詳細は再度説明されない。
前述の実施態様の関連説明も本明細書に適用可能であり、ここでは詳細は再度説明されない。
例えば、第1の条件が満たされないとき、UEは、第2の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数でのセルの選択または再選択が許可されると決定し、これは2つのケースを含む。第1のケースでは、UEは、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択してもよい。第2のケースでは、UEは、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択しなくてもよい。これは、本出願では限定されない。
例えば、第1の条件が満たされないとき、UEは、第2の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数でのセルの選択または再選択が許可されないと決定し、これは、UEが第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択できない1つのケースのみを含む。
本実施態様では、第1の条件は、第1の情報に対応する条件である。具体的な内容については、前述の実施態様の関連説明を参照されたい。ここでは詳細は再度説明されない。
本出願のこの実施形態では、第1の情報に対応する第1の条件が満たされないとき、UEは、第2の指示情報の指示内容に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを決定するか、または第2の指示情報の指示内容に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定する。このようにして、UEが同じ周波数(例えば、第1のセルと同じ周波数)のセル(例えば、別のセル、適切なセル、またはアクセス/キャンプオンされることができるセル)をミスする(確率/程度)が回避/低減され、それによってUEのセルアクセス性能を改善する。例えば、セル選択/再選択プロセスが加速されることができる。例えば、初期アクセスプロセスが加速されることができる。例えば、UEの電力消費が低減されることができる。
当然ながら、いくつかの実施形態では、UEは、第1の指示情報および第2の指示情報の両方を取得してもよい。本出願のこの実施形態で提供されるセル選択または再選択方法は、以下をさらに含む。
S305:UEは、第1の指示情報および第2の指示情報を取得する。これに対応して、例えば、ネットワークデバイスは、第1の指示情報および第2の指示情報をUEに送信する。
第1の指示情報および第2の指示情報の関連する内容については、前述の説明を参照されたい。ここでは詳細は再度説明されない。
これに対応して、別の可能な実施態様では、S302は、UEが第1の条件を満たさないとき、UEが、第1の指示情報および第2の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択もしくは再選択することを決定するか、または第1の指示情報および第2の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定すること、と具体的に置き換えられてもよい。
UEが、第1の指示情報および第2の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを決定すること、または第1の指示情報および第2の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定することは、第1の指示情報と第2の指示情報の両方が「許可」および/または「異なる」を示すとき、UEが、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを決定することを含む。第1の指示情報および第2の指示情報の少なくとも一方が「不許可」または「同じ」を示す場合、UEは、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定する。
具体的には、以下のケースがあり得る。
第1のケースでは、第1の指示情報が「許可」を示し、第2の指示情報が「許可」または「異なる」を示すとき、UEは、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを決定する。
第2のケースでは、第1の指示情報が「許可」を示し、第2の指示情報が「不許可」または「同じ」を示すとき、UEは、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定する。
第3のケースでは、第1の指示情報が「不許可」を示し、第2の指示情報が「許可」または「異なる」を示すとき、UEは、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定する。
第4のケースでは、第1の指示情報が「不許可」を示し、第2の指示情報が「不許可」または「同じ」を示すとき、UEは、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定する。
第1の指示情報および第2の指示情報に関連する内容、ならびに「UEは、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを決定する」および「UEは、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定する」に関する関連する説明については、前述の説明を参照されたい。ここでは詳細は再度説明されない。
UEが第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを決定する関連内容については、前述の実施態様の関連説明を参照されたい。ここでは詳細は再度説明されない。
UEが第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定する関連内容については、前述の実施態様の関連説明を参照されたい。ここでは詳細は再度説明されない。
前述の実施態様の関連説明も本明細書に適用可能であり、ここでは詳細は再度説明されない。
本実施態様では、第1の条件は、第1の情報に対応する条件である。具体的な内容については、前述の実施態様の関連説明を参照されたい。ここでは詳細は再度説明されない。
例えば、第1の条件が満たされないとき、UEは、第1の指示情報および第2の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数でのセルの選択または再選択が許可されると決定し、これは2つのケースを含む。第1のケースでは、UEは、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択してもよい。第2のケースでは、UEは、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択しなくてもよい。これは、本出願では限定されない。
例えば、第1の条件が満たされないとき、UEは、第1の指示情報および第2の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数でのセルの選択または再選択が許可されないと決定し、これは、UEが第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択できない1つのケースのみを含む。
本出願のこの実施形態では、第1の情報に対応する第1の条件が満たされないとき、UEは、第1の指示情報の指示内容および第2の指示情報の指示内容に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを決定するか、または第1の指示情報の指示内容および第2の指示情報の指示内容に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定する。このようにして、UEが同じ周波数(例えば、第1のセルと同じ周波数)のセル(例えば、別のセル、適切なセル、またはアクセス/キャンプオンされることができるセル)をミスする(確率/程度)が回避/低減され、それによってUEのセルアクセス性能を改善する。例えば、セル選択/再選択プロセスが加速されることができる。例えば、初期アクセスプロセスが加速されることができる。例えば、UEの電力消費が低減されることができる。
いくつかの実施形態では、本出願のこの実施形態で提供されるセル選択または再選択方法は、以下をさらに含む。
S306:UEは、第1のセルに対応する第2の情報を取得する。
例えば、第2の情報は、周波数帯域(band)や周波数に固有のものである。
「第2の情報が周波数帯域(band)または周波数に固有のものである」は、第2の情報が周波数帯域(band)または周波数を定義する情報に限定される/情報であるか、または第2の情報が周波数帯域または周波数粒度に関する情報である、と理解され得る。
例えば、第2の情報が周波数帯域(band)または周波数を定義する情報に限定される/情報であることは、第2の情報が周波数帯域(band)または周波数に関連する情報である、と理解され得る。
例えば、第2の情報が周波数帯域または周波数粒度に関する情報であることは、同じ周波数帯域または周波数上の異なるセルの第2の情報が同じまたは完全に同じである、と理解され得る。
例えば、第2の情報は、第1のセルに対応する周波数帯域に関する情報、第1のセルに対応する周波数帯域の伝送要求に関する情報、および第1のセルの周波数帯域の動的スペクトル共有情報のうちのいずれか1つまたは複数を示し得る。
第2の情報に示される情報は、第2の情報に示されることに限定されず、他の情報に代替的に含まれていてもよいことに留意されたい。本出願では、説明のための例として第2の情報のみが使用される。本出願は、同じ情報に含まれることに限定されない。
第2の情報は、基地局によってUEに送信されるSIであってもよいが、これに限定されない。例えば、第2の情報は、SI内のSIB1であってもよく、またはSIB1で搬送され/SIB1に含まれてもよい。例えば、第2の情報は、別のメッセージ(例えば、物理層メッセージ(例えば、DCI)、MAC層メッセージ(例えば、MAC CE)、ブロードキャストメッセージ(例えば、システム情報))、またはRRCメッセージ(例えば、専有情報)に代替的に含まれてもよい。
これに対応して、1つの可能な実施態様では、S302は、第1の条件が満たされず、第2の情報に対応する第2の条件が満たされるとき、UEが、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを許可されること、と置き換えられてもよい。
例えば、第2の条件は、周波数帯域(band)または周波数に固有のものであることが理解されよう。
第2の条件が周波数帯域(band)または周波数に固有のものであることは、第2の条件が周波数帯域(band)または周波数関連条件である、または第2の条件が周波数帯域または周波数粒度を決定するための条件である、と理解され得る。
例えば、第2の条件が周波数帯域または周波数粒度を決定するための条件であることは、同じ周波数帯域または周波数の異なるセルについて、第2の条件の決定結果は同じまたは完全に同じである、と理解され得る。
第2の条件は、UEが第1のセルにアクセスできるかどうかを決定するために使用される。
第2の情報に対応する第2の条件が満たされないとき、UEは第1のセルにアクセスすることができないことが理解されよう。
第2の情報に対応する第2の条件が満たされるとき、UEは第1のセルにアクセスし得る/アクセスする機会を有することが理解されよう。
例えば、UEが第1のセルにアクセスできることは、UEが第1のセルにキャンプオンすることができること、および/またはUEが、第1のセルがアクセスを許可されたセルと見なすこと、を含み得る/と理解され得る。
「UEが第1のセルにアクセスすることができない」という関連する説明については、前述の関連する内容を参照されたく、ここでは詳細は再度説明されない。
第2の情報に対応する第2の条件が満たされることは、UE/UE情報/UE能力/UEによって取得された情報(例えば、UEによってネットワークデバイスから取得された情報/構成情報)/ネットワークデバイスの構成情報が第2の情報に対応する第2の条件を満たすこと、またはUEのために基地局によって構成された情報が第2の情報に対応する第2の条件を満たすこと、と理解され得る。
第2の条件は、以下のいずれか1つまたは複数を含む:
(1)UEが、第1のセルに対応する周波数帯域をサポートすること;
(2)UEが、第1のセルに対応する周波数帯域の伝送要求をサポートすること;および
(3)ネットワークデバイスが、LTEラスタへの7.5k周波数シフトを伴うNRアップリンク伝送を無効にすることを示すか、またはネットワークデバイスが、LTEラスタへの7.5k周波数シフトを伴うNRアップリンク伝送を有効にすることを示し、UEは7.5kHz周波数シフトをサポートすること。
LTEラスタへの7.5k周波数シフトを伴うNRアップリンク伝送は、動的スペクトル共有またはNR TDD周波数帯域(例えば、周波数帯域n48、n38、またはn40)における動的スペクトル共有として理解され得る。
UEが第1のセルに対応する周波数帯域をサポートすることは、UEが第1のセルに対応する1つまたは複数の周波数帯域をサポートすること、UEが1つまたは複数のダウンリンク帯域をサポートすること、およびUEが第1のセルに対応する1つまたは複数のアップリンク帯域をサポートすること、のうちのいずれか1つまたは複数を含み得る/と置き換えられ得る/と理解され得る。UEによってサポートされる帯域は、downlink only bandsではない。UEは、ダウンリンクのために、第1のセルに対応する1つまたは複数の周波数帯域をサポートする。UEは、アップリンクのために、第1のセルに対応する1つまたは複数の周波数帯域をサポートする。
例えば、UEが第1のセルに対応する周波数帯域をサポートすることは:UEが、TDDのためのDLのために、第1のセルに対応する1つまたは複数の周波数帯域をサポートすること;UEが、TDDのために、第1のセルに対応する1つまたは複数のDL周波数帯域をサポートすること;UEが、TDDのためのDLのために、第1のセルに対応する1つまたは複数の周波数帯域をサポートし、これらの周波数帯域はdownlink only bandsではないこと;または、UEが、TDDのために、第1のセルに対応する1つまたは複数のDL周波数帯域をサポートし、これらの周波数帯域はdownlink only bandsではないこと、を含み得る。
例えば、UEが第1のセルに対応する周波数帯域をサポートすることは:UEが、FDDのためのULのために、第1のセルに対応する1つまたは複数の周波数帯域をサポートすること;UEが、FDDのために、第1のセルに対応する1つまたは複数のUL周波数帯域をサポートすること;UEが、FDDのためのULのために、第1のセルに対応する1つまたは複数の周波数帯域をサポートし、これらの周波数帯域はdownlink only bandsではないこと;UEが、FDDのために、第1のセルに対応する1つまたは複数のUL周波数帯域をサポートし、これらの周波数帯域はdownlink only bandsではないこと;UEが、FDDのためのULのために、第1のセルに対応する1つまたは複数の周波数帯域をサポートし、UEが、DLのために、第1のセルに対応する1つまたは複数の周波数帯域をサポートすること;FDDについて、UEが、第1のセルに対応する1つまたは複数のUL周波数帯域をサポートし、UEが、第1のセルに対応する1つまたは複数のDL周波数帯域をサポートすること;UEが、FDDのためのULのために、第1のセルに対応する1つまたは複数の周波数帯域をサポートし、UEが、DLのために、第1のセルに対応する1つまたは複数の周波数帯域をサポートし、これらの周波数帯域はdownlink only bandsではないこと;またはFDDについて、UEが、第1のセルに対応する1つまたは複数のUL周波数帯域をサポートし、UEが、第1のセルに対応する1つまたは複数のDL周波数帯域をサポートし、これらの周波数帯域はdownlink only bandsではないこと、を含み得る。
UEが第1のセルに対応する周波数帯域の伝送要求をサポートすることは、UEによってサポートされる周波数帯域(例えば、1つの周波数帯域)について、UEが、周波数帯域(例えば、1つまたは複数の伝送要求または少なくとも1つの伝送要求)に対応する伝送要求をサポートすること、を含み得る/と置き換えられ得る/と理解され得る。
例えば、UEが第1のセルに対応する周波数帯域の伝送要求をサポートすることは、UEが、TDDのためのDLのために、UEによってサポートされる周波数帯域(例えば、1つの周波数帯域)に対応する伝送要求(例えば、1つまたは複数の伝送要求または少なくとも1つの伝送要求)をサポートすること;または、UEが、TDDのためにUEによってサポートされるDL周波数帯域(例えば、1つの周波数帯域)に対応する伝送要求(例えば、1つまたは複数の伝送要求または少なくとも1つの伝送要求)をサポートすること、を含み得る。
UEによってサポートされる周波数帯域は、UEによってサポートされ、第1のセルに対応する周波数帯域として理解され得る。
例えば、UEが第1のセルに対応する周波数帯域の伝送要求をサポートすることは、UEが、FDDのためのULのために、UEによってサポートされる周波数帯域(例えば、1つの周波数帯域)に対応する伝送要求(例えば、1つまたは複数の伝送要求または少なくとも1つの伝送要求)をサポートすること;または、UEが、FDDのためにUEによってサポートされるUL周波数帯域(例えば、1つの周波数帯域)に対応する伝送要求(例えば、1つまたは複数の伝送要求または少なくとも1つの伝送要求)をサポートすること、を含み得る。
例えば、ネットワークデバイスがLTEラスタへの7.5k周波数シフトを伴うNRアップリンク伝送を無効にすることを示すことは:UEによってサポートされる周波数帯域(例えば、1つの周波数帯域)について、ネットワークデバイスがLTEラスタへの7.5k周波数シフトを伴うNRアップリンク伝送を無効にすることを示すこと;UEによってサポートされる伝送要求に対応する周波数帯域(例えば、1つの周波数帯域)について、ネットワークデバイスがLTEラスタへの7.5k周波数シフトを伴うNRアップリンク伝送を無効にすることを示すこと;UEによってサポートされ、UEによってサポートされる伝送要求に対応する周波数帯域(例えば、1つの周波数帯域)について、ネットワークデバイスがLTEラスタへの7.5k周波数シフトを伴うNRアップリンク伝送を無効にすることを示すこと;UEによってサポートされる周波数帯域(例えば、1つの周波数帯域)について、ネットワークデバイスがTDDのためのLTEラスタへの7.5k周波数シフトを伴うNRアップリンク伝送を無効にすることを示すこと(例えば、周波数帯域n48、n38、またはn40);UEによってサポートされる伝送要求に対応する周波数帯域(例えば、1つの周波数帯域)について、ネットワークデバイスがTDDのためのLTEラスタへの7.5k周波数シフトを伴うNRアップリンク伝送を無効にすることを示すこと(例えば、周波数帯域n48、n38、またはn40);または、UEによってサポートされ、UEによってサポートされる伝送要求に対応する周波数帯域(例えば、1つの周波数帯域)について、ネットワークデバイスがTDDのためのLTEラスタへの7.5k周波数シフトを伴うNRアップリンク伝送を無効にすることを示すこと(例えば、周波数帯域n48、n38、またはn40)、を含み得る。
例えば、ネットワークデバイスがLTEラスタへの7.5k周波数シフトを伴うNRアップリンク伝送を有効にすることを示し、UEが7.5kHz周波数シフトをサポートすることは:UEによってサポートされる周波数帯域(例えば、1つの周波数帯域)について、ネットワークデバイスがLTEラスタへの7.5k周波数シフトを伴うNRアップリンク伝送を有効にすることを示し、UEが7.5kHz周波数シフトをサポートすること;UEによってサポートされる伝送要求に対応する周波数帯域(例えば、1つの周波数帯域)について、ネットワークデバイスがLTEラスタへの7.5k周波数シフトを伴うNRアップリンク伝送を有効にすることを示し、UEが7.5kHz周波数シフトをサポートすること;UEによってサポートされ、UEによってサポートされる伝送要求に対応する周波数帯域(例えば、1つの周波数帯域)について、ネットワークデバイスがLTEラスタへの7.5k周波数シフトを伴うNRアップリンク伝送を有効にすることを示し、UEが7.5kHz周波数シフトをサポートすること;UEによってサポートされる周波数帯域(例えば、1つの周波数帯域)について、ネットワークデバイスがLTEラスタへの7.5k周波数シフトを伴うNRアップリンク伝送を有効にすることを示し、UEがTDDのための7.5kHz周波数シフトをサポートすること(例えば、周波数帯域n48、n38、またはn40);UEによってサポートされる伝送要求に対応する周波数帯域(例えば、1つの周波数帯域)について、ネットワークデバイスがLTEラスタへの7.5k周波数シフトを伴うNRアップリンク伝送を有効にすることを示し、UEがTDDのための7.5kHz周波数シフトをサポートすること(例えば、周波数帯域n48、n38、またはn40);または、UEによってサポートされ、UEによってサポートされる伝送要求に対応する周波数帯域(例えば、1つの周波数帯域)について、ネットワークデバイスがLTEラスタへの7.5k周波数シフトを伴うNRアップリンク伝送を有効にすることを示し、UEがTDDのための7.5kHz周波数シフトをサポートすること(例えば、周波数帯域n48、n38、またはn40)、を含み得る。
例えば、UEが7.5kHzの周波数シフトをサポートすることは、30kHzのSCSについて、UEが7.5kHzの周波数シフトをサポートすることを含み得る。
第1の条件は、第1の情報に対応する条件である。具体的な実施態様については、前述の実施形態の説明を参照されたい。
本出願のこの実施形態では、第1の条件が満たされず、第2の情報に対応する第2の条件が満たされるとき、UEは、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択する。このようにして、UEが同じ周波数(例えば、第1のセルと同じ周波数)のセル(例えば、別のセル、適切なセル、またはアクセス/キャンプオンされることができるセル)をミスする(確率/程度)が回避/低減され、それによってUEのセルアクセス性能を改善する。例えば、セル選択/再選択プロセスが加速されることができる。例えば、初期アクセスプロセスが加速されることができる。例えば、UEの電力消費が低減されることができる。例えば、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択する前に、UEは、第2の条件が満たされることができると決定し(例えば、これは、周波数帯域または周波数関連条件が満たされていないためにUEがセルにキャンプオンすることができないことを示す)、それによって、第2の条件が満たされないときに、周波数内セルにアクセスしようとする無意味な試みを回避する。
これに対応して、別の可能な実施態様では、S302は、第1の条件が満たされず、第2の情報に対応する第2の条件が満たされるとき、UEが、第1の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択もしくは再選択することを決定するか、または第1の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定すること、と置き換えられてもよい。このようにして、UEが同じ周波数(例えば、第1のセルと同じ周波数)のセル(例えば、別のセル、適切なセル、またはアクセス/キャンプオンされることができるセル)をミスする(確率/程度)が回避/低減され、それによってUEのセルアクセス性能を改善する。例えば、セル選択/再選択プロセスが加速されることができる。例えば、初期アクセスプロセスが加速されることができる。例えば、UEの電力消費が低減されることができる。例えば、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択する前に、UEは、第2の条件が満たされることができると決定し(例えば、これは、周波数帯域または周波数関連条件が満たされていないためにUEがセルにキャンプオンすることができないことを示す)、それによって、第2の条件が満たされないときに、周波数内セルにアクセスしようとする無意味な試みを回避する。
これに対応して、別の可能な実施態様では、S302は、第1の条件が満たされず、第2の情報に対応する第2の条件が満たされるとき、UEが、第2の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択もしくは再選択することを決定するか、または第2の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定すること、と置き換えられてもよい。このようにして、UEが同じ周波数(例えば、第1のセルと同じ周波数)のセル(例えば、別のセル、適切なセル、またはアクセス/キャンプオンされることができるセル)をミスする(確率/程度)が回避/低減され、それによってUEのセルアクセス性能を改善する。例えば、セル選択/再選択プロセスが加速されることができる。例えば、初期アクセスプロセスが加速されることができる。例えば、UEの電力消費が低減されることができる。例えば、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択する前に、UEは、第2の条件が満たされることができると決定し(例えば、これは、周波数帯域または周波数関連条件が満たされていないためにUEがセルにキャンプオンすることができないことを示す)、それによって、第2の条件が満たされないときに、周波数内セルにアクセスしようとする無意味な試みを回避する。
これに対応して、別の可能な実施態様では、S302は、第1の条件が満たされず、第2の情報に対応する第2の条件が満たされるとき、UEが、第1の指示情報および第2の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択もしくは再選択することを決定するか、または第1の指示情報および第2の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定すること、と置き換えられてもよい。このようにして、UEが同じ周波数(例えば、第1のセルと同じ周波数)のセル(例えば、別のセル、適切なセル、またはアクセス/キャンプオンされることができるセル)をミスする(確率/程度)が回避/低減され、それによってUEのセルアクセス性能を改善する。例えば、セル選択/再選択プロセスが加速されることができる。例えば、初期アクセスプロセスが加速されることができる。例えば、UEの電力消費が低減されることができる。例えば、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択する前に、UEは、第2の条件が満たされることができると決定し(例えば、これは、周波数帯域または周波数関連条件が満たされていないためにUEがセルにキャンプオンすることができないことを示す)、それによって、第2の条件が満たされないときに、周波数内セルにアクセスしようとする無意味な試みを回避する。
任意選択で、第1のセルは、無認可スペクトルおよび/または認可スペクトルで動作する。
第3の条件は、無認可スペクトルにおいて、第1のセルが無認可スペクトルで動作すること、およびUEが無認可スペクトルで動作すること、のいずれか1つまたは複数を含む。代替的に、第3の条件は、認可スペクトルにおいて、第1のセルが認可スペクトルで動作すること、およびUEが認可スペクトルで動作すること、のいずれか1つまたは複数を含む。
これに対応して、1つの可能な実施態様では、S302は、第1の条件が満たされず、第2の情報に対応する第2の条件および/または第3の条件が満たされるとき、UEが、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択すること、と置き換えられてもよい。このようにして、UEが同じ周波数(例えば、第1のセルと同じ周波数)のセル(例えば、別のセル、適切なセル、またはアクセス/キャンプオンされることができるセル)をミスする(確率/程度)が回避/低減され、それによってUEのセルアクセス性能を改善する。例えば、セル選択/再選択プロセスが加速されることができる。例えば、初期アクセスプロセスが加速されることができる。例えば、UEの電力消費が低減されることができる。例えば、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択する前に、UEは、第2の条件が満たされることができると決定し(例えば、これは、周波数帯域または周波数関連条件が満たされていないためにUEがセルにキャンプオンすることができないことを示す)、それによって、第2の条件が満たされないときに、周波数内セルにアクセスしようとする無意味な試みを回避する。
これに対応して、別の可能な実施態様では、S302は、第1の条件が満たされず、第2の情報に対応する第2の条件および/または第3の条件が満たされるとき、UEが、第1の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択もしくは再選択することを決定するか、または第1の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定すること、と置き換えられてもよい。このようにして、UEが同じ周波数(例えば、第1のセルと同じ周波数)のセル(例えば、別のセル、適切なセル、またはアクセス/キャンプオンされることができるセル)をミスする(確率/程度)が回避/低減され、それによってUEのセルアクセス性能を改善する。例えば、セル選択/再選択プロセスが加速されることができる。例えば、初期アクセスプロセスが加速されることができる。例えば、UEの電力消費が低減されることができる。例えば、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択する前に、UEは、第2の条件が満たされることができると決定し(例えば、これは、周波数帯域または周波数関連条件が満たされていないためにUEがセルにキャンプオンすることができないことを示す)、それによって、第2の条件が満たされないときに、周波数内セルにアクセスしようとする無意味な試みを回避する。
これに対応して、別の可能な実施態様では、S302は、第1の条件が満たされず、第2の情報に対応する第2の条件および/または第3の条件が満たされるとき、UEが、第2の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択もしくは再選択することを決定するか、または第2の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定すること、と置き換えられてもよい。このようにして、UEが同じ周波数(例えば、第1のセルと同じ周波数)のセル(例えば、別のセル、適切なセル、またはアクセス/キャンプオンされることができるセル)をミスする(確率/程度)が回避/低減され、それによってUEのセルアクセス性能を改善する。例えば、セル選択/再選択プロセスが加速されることができる。例えば、初期アクセスプロセスが加速されることができる。例えば、UEの電力消費が低減されることができる。例えば、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択する前に、UEは、第2の条件が満たされることができると決定し(例えば、これは、周波数帯域または周波数関連条件が満たされていないためにUEがセルにキャンプオンすることができないことを示す)、それによって、第2の条件が満たされないときに、周波数内セルにアクセスしようとする無意味な試みを回避する。
これに対応して、別の可能な実施態様では、S302は、第1の条件が満たされず、第2の情報に対応する第2の条件および/または第3の条件が満たされるとき、UEが、第1の指示情報および第2の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択もしくは再選択することを決定するか、または第1の指示情報および第2の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定すること、と置き換えられてもよい。このようにして、UEが同じ周波数(例えば、第1のセルと同じ周波数)のセル(例えば、別のセル、適切なセル、またはアクセス/キャンプオンされることができるセル)をミスする(確率/程度)が回避/低減され、それによってUEのセルアクセス性能を改善する。例えば、セル選択/再選択プロセスが加速されることができる。例えば、初期アクセスプロセスが加速されることができる。例えば、UEの電力消費が低減されることができる。例えば、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択する前に、UEは、第2の条件が満たされることができると決定し(例えば、これは、周波数帯域または周波数関連条件が満たされていないためにUEがセルにキャンプオンすることができないことを示す)、それによって、第2の条件が満たされないときに、周波数内セルにアクセスしようとする無意味な試みを回避する。
ここでは、S301、S303、S304、S305、およびS306のシーケンスは存在しないことに留意されたい。これは、本出願では限定されない。
いくつかの実施形態では、図4は、本出願の一実施形態によるさらに別のセル選択または再選択方法の概略フローチャートである。図4に示すように、本出願のこの実施形態で提供されるセル選択または再選択方法は、以下のステップをさらに含み得る。
S401:第1の条件が満たされないとき、または第1の条件が満たされないため、UEは、第1の周波数のN個のセル、少なくともN個のセル、多くともN個のセル、またはN番目のセルがアクセスされることができないと決定し、Nは1以上の正の整数である。
セルがアクセスされることができないことは、セルが禁止されているか、禁止されていると見なされるか、またはセルがキャンプオンされることができないことを理解されたい。
例えば、N個のセルは、第1の周波数において最も強い信号強度を有するN個のセルであり得る。
例えば、N番目のセルは、第1の周波数でN番目にランク付けされたセル、または第1の周波数でN番目に高くランク付けされたセルとして理解され得る。
例えば、N番目のセルは第1のセルであってもよい。
N個のセルは、基地局によって構成されてもよく、事前構成されてもよく、プロトコルで指定されてもよく、またはUEによって決定されてもよい。これは、本明細書では具体的には限定されない。
「UEは、第1の周波数上のN個のセル、少なくともN個のセル、または多くともN個のセルがアクセスされることができないと決定する」または「第1の条件が満たされないとき、または第1の条件が満たされないため、UEは、第1の周波数上のN個のセル、少なくともN個のセル、または多くともN個のセルがアクセスされることができないと決定する」は:N個のセル、少なくともN個のセル、または多くともN個のセルの各セルは、第1の条件が満たされないため、禁止されているかまたは禁止されていると見なされること;または、第1の条件が満たされないため、N個のセル、少なくともN個のセル、または多くともN個のセル(例えば、最高ランクのセルは禁止される)の一部のセルが禁止されるか、または禁止されていると見なされること、を含み得る/と理解され得る
任意選択で、第1の条件が満たされないとき、または第1の条件が満たされないため、UEが、第1の周波数上のN個のセル、少なくともN個のセル、または多くともN個のセルがアクセスされることができないと決定することは、第3の条件が満たされるとき、第1の条件が満たされないため、UEが、第1の周波数上のN個のセル、少なくともN個のセル、多くともN個のセル、またはN番目のセルがアクセスされることができないと決定すること、を含み得る。
S402:UEは、第1の周波数を優先度の低い周波数または優先度の最も低い周波数として決定し/見なし、UEは、第1のセルと同じ周波数のセルを選択もしくは再選択しないか、またはUEは、第1の周波数のセルを選択もしくは再選択しない。
「UEは第1の周波数のセルを選択しないか、または再選択しない」に関する関連説明については、「UEは、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しない」を参照されたく、「第1のセルと同じ周波数のセル」は「第1の周波数のセル」に置き換えられる。ここでは詳細は再度説明されない。
任意選択で、S402は:UEは、第1の周波数を、第4の持続時間内に優先度の低いまたは優先度の最も低い(周波数)として決定し/見なす;UEは、第1の周波数を、第4の持続時間の最大値内の優先度の低いまたは優先度の最も低い(周波数)として決定し/見なす;UEは、第4の持続時間内に第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択しない;または、UEは、最大で第4の持続時間内に第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択しない、のうちのいずれか1つまたは複数を具体的には含み得る。
第4の持続時間は、ネットワークデバイスによって構成されてもよいし、事前構成されてもよいし、プロトコルで定義されてもよいし、配信前にUEによって設定されてもよい。これは、本出願では限定されない。例えば、第4の持続時間は300秒であってもよい。
例えば、第1の周波数のN個のセル、少なくともN個のセル、または多くともN個のセルがアクセスされることができないとUEが決定した後、UEは、300秒以内に第1の周波数を優先度が最も低い周波数と見なし得るか、またはUEは、300秒以内に第1の周波数のセルを選択または再選択しない。
例えば、最高ランクのセルまたは最良のセルは、第1の条件が満たされないため、再選択のための候補セルにキャンプオンすることができず/候補セルに介入することができず/候補セルではなく、UEは、セル再選択のために同じ周波数で2番目にランク付けしたセルを考慮する。しかしながら、第1の条件が満たされないため、周波数で2番目にランク付けされたセルもアクセスに適していない。この場合、UEは、この周波数を、最大300秒以内の優先度の最も低い周波数と見なし得るか、または、UEは、300秒以内のセル選択/再選択のための候補セルとして、第1のセル(または、禁止セル)と同じ周波数を有するセルを除外し得る。
本出願のこの実施形態では、UEがアクセスを試みるセルの数が制限されているので、UEが第1の周波数でアクセスを絶えず試みることが防止されることができ、それによってUEのセルアクセス効率および性能を改善する。
S401およびS402は、別個の実施形態として使用されてもよく、S301~S306に依存せず、またはS301~S306のいずれか1つまたは複数と組み合わされてもよいことに留意されたい。図3Aおよび図3Bに示す実施形態は、別個の実施形態として使用されてもよく、または実施形態全体として使用されてもよいことに留意されたい。
本出願の実施形態におけるすべての解決策は、矛盾がないという前提で組み合わされてもよい。
図5は、本出願の一実施形態によるさらに他の端末デバイス500の構造の概略図である。図5に示すように、端末デバイス500は、
第1のセルに対応する第1の情報を取得するように構成された第1の取得ユニット501であって、第1の情報は周波数帯域(band)または周波数に固有のものではない、第1の取得ユニット501と、
第1の情報に対応する第1の条件が満たされないときに第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択するように構成された処理ユニット502であって、第1の条件は、端末デバイスが第1のセルにアクセスできるかどうかを決定するために使用される、処理ユニット502と
を含み得る。
いくつかの実施形態では、第1の情報は、初期ダウンリンクBWPに関する情報、初期アップリンクBWPに関する情報、および搬送波帯域幅のうちのいずれか1つまたは複数を示す。
いくつかの実施形態では、第1の条件は、
端末デバイスによってサポートされるチャネル帯域幅が初期ダウンリンクBWPの帯域幅以上であり、搬送波帯域幅以下であること、および
端末デバイスによってサポートされるチャネル帯域幅が初期アップリンクBWPの帯域幅以上であり、搬送波帯域幅以下であること、
のうちのいずれか1つまたは複数を含む。
いくつかの実施形態では、端末デバイス500は、
第1の指示情報および/または第2の指示情報を取得するように構成された、第2の取得ユニット503
をさらに含み、
第1の指示情報は、第1のセルが禁止されているか、または端末デバイスによって禁止されていると見なされたときに、端末デバイスが第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを許可されることを示し、
第2の指示情報は、第1の条件が満たされないために第1のセルが禁止されているときに、端末デバイスが第1のセルと同じ周波数のセルを選択もしくは再選択することを許可されることを示すか、または第1のセルと同じ周波数のセルに対応する第1の情報が第1のセルに対応する第1の情報と異なることを示す。
処理ユニット502は、第1の指示情報および/または第2の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを決定するようにさらに構成される。
いくつかの実施形態では、第1の指示情報は、第1のセルが禁止されているか、または端末デバイスによって禁止されていると見なされたときに、端末デバイスが第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを許可されないことを示し、
第2の指示情報は、第1の条件が満たされないために第1のセルが禁止されているときに、端末デバイスが第1のセルと同じ周波数のセルを選択もしくは再選択することを許可されないことを示すか、または第1のセルと同じ周波数のセルに対応する第1の情報が第1のセルに対応する第1の情報と同じであることを示す。
処理ユニット502は、第1の条件が満たされないとき、第1の指示情報および/または第2の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定するように構成される。
いくつかの実施形態では、端末デバイス500は、
第1のセルに対応する第2の情報を取得するように構成された第3の取得ユニット504であって、第2の情報は周波数帯域(band)または周波数に固有のものではない、第3の取得ユニット504
をさらに含み、
第1の情報に対応する第1の条件が満たされないことは、
第1の条件が満たされず、第2の情報に対応する第2の条件が満たされ、第2の条件は、端末デバイスが第1のセルにアクセスできるかどうかを決定するために使用されること
を含む。
いくつかの実施形態では、第2の条件は、
端末デバイスが、第1のセルに対応する周波数帯域をサポートすること、
端末デバイスが、第1のセルに対応する周波数帯域の伝送要求をサポートすること、および
ネットワークデバイスが、LTEラスタへの7.5k周波数シフトを伴うNRアップリンク伝送を無効にすることを示すか、またはネットワークデバイスが、LTEラスタへの7.5k周波数シフトを伴うNRアップリンク伝送を有効にすることを示し、端末デバイスは7.5kHz周波数シフトをサポートすること、
のうちのいずれか1つまたは複数を含む。
いくつかの実施形態では、端末デバイス500は、
第1の条件が満たされないとき、第1のセルの周波数のN個のセル、少なくともN個のセル、多くともN個のセル、またはN番目のセルがアクセスされることができないと決定するように構成された決定ユニット505であって、Nは1以上の正の整数である、決定ユニット505
をさらに含む。
処理ユニット502は、第1のセルの周波数が最も低い優先度を有すると決定し、かつ/または第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、もしくは再選択しないように構成される。
いくつかの実施形態では、処理ユニット502は、第1のセルと同じ周波数でのセルの選択または再選択を許可するように構成される。
いくつかの実施形態では、処理ユニット502は、第1のセルと同じ周波数でのセルの選択または再選択を許可しないように構成される。
いくつかの実施形態では、第1のセルは、無認可スペクトルおよび/または認可スペクトルで動作する。
任意選択で、端末デバイス500は、コードを使用して実装されてもよく、または回路を使用して実装されてもよい。具体的には、通信装置は完全な端末デバイスであってもよい。例えば、第1の取得ユニット501、第2の取得ユニット503、および第3の取得ユニット504の各々は、受信回路であってもよく、またはアンテナ(例えば、図2に示すトランシーバ303)を使用して実装されてもよい。決定ユニット505は、プロセッサ(例えば、図2に示すプロセッサ301)であってもよい。
本出願の一実施形態は、ネットワークデバイスを提供する。ネットワークデバイスは、第1の指示情報および/または第2の指示情報を端末デバイスに送信し;第1の情報に対応する第1の条件が満たされないとき、端末デバイスに、第1の指示情報および/または第2の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを決定するように示す、ように構成される。第1の情報は、周波数帯域(band)または周波数に固有のものではなく、第1の条件は、端末デバイスが第1のセルにアクセスできるかどうかを決定するために使用される。
第1の指示情報は、第1のセルが禁止されているか、または端末デバイスによって禁止されていると見なされたときに、端末デバイスが第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを許可されることを示す。
第2の指示情報は、第1の条件が満たされないために第1のセルが禁止されているときに、端末デバイスが第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを許可されることを示すか、または第1のセルと同じ周波数のセルに対応する第1の情報が第1のセルに対応する第1の情報とは異なることを示す。
いくつかの実施形態では、第1の指示情報は、第1のセルが禁止されているか、または端末デバイスによって禁止されていると見なされたときに、端末デバイスが第1のセルと同じ周波数のセルを選択または再選択することを許可されないことを示し、
第2の指示情報は、第1の条件が満たされないために第1のセルが禁止されているときに、端末デバイスが第1のセルと同じ周波数のセルを選択もしくは再選択することを許可されないことを示すか、または第1のセルと同じ周波数のセルに対応する第1の情報が第1のセルに対応する第1の情報と同じであることを示す。
ネットワークデバイスは、第1の情報に対応する第1の条件が満たされないとき、第1の指示情報および/または第2の指示情報に基づいて、第1のセルと同じ周波数のセルを選択しないか、または再選択しないことを決定するように端末デバイスに示すようにさらに構成される。
任意選択で、本出願では、端末デバイスまたはネットワークデバイスは、前述の方法例に基づいて機能ユニットに分割されてもよい。例えば、各機能ユニットは、対応する各機能に基づく分割によって取得されてもよく、または2つ以上の機能が1つの処理ユニットに統合されてもよい。統合ユニットは、ハードウェアの形態で実装されてもよく、またはソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてもよい。本出願では、ユニットへの分割は例であり、論理的な機能の分割にすぎず、実際の実施態様では他の分割であってもよいことに留意されたい。
統合ユニットが使用されるとき、図6は、前述の実施形態における端末デバイスまたはネットワークデバイス(通信装置600と呼ばれる)の構造の可能な概略図である。通信装置600は、処理ユニット601および通信ユニット602を含み、記憶ユニット603をさらに含んでもよい。図6に示されている構造の概略図は、前述の実施形態におけるネットワークデバイスまたは端末デバイスの構造を示すために使用され得る。
図6に示された構造の概略図が前述の実施形態における端末デバイスの構造を示すために使用されるとき、処理ユニット601は、端末デバイスの動作を制御および管理する、例えば、図3Aおよび図3BのS301、S302、およびS306、図4のS401およびS402、ならびに/または本出願に記載された別のプロセスで端末デバイスによって実行される動作を実行するように端末デバイスを制御するように構成される。処理ユニット601は、通信ユニット602を介して別のネットワークエンティティと通信し得、例えば、図1に示されているネットワークデバイスと通信し得る。記憶ユニット603は、端末デバイスのプログラムコードおよびデータを格納するように構成される。
図6に示されている構造の概略図が前述の実施形態における端末デバイスの構造を示すために使用されるとき、通信装置600は、端末デバイスであってもよいし、または端末デバイス内のチップであってもよい。
図6に示された構造の概略図が前述の実施形態におけるネットワークデバイスの構造を示すために使用されるとき、処理ユニット601は、ネットワークデバイスの動作を制御および管理する、例えば、図3Aおよび図3BのS303、S304、およびS305を実行するようにネットワークデバイスを制御する、および/または本出願の実施形態で説明された別のプロセスでネットワークデバイスによって実行される動作を制御するように構成される。処理ユニット601は、通信ユニット602を介して別のネットワークエンティティと通信し得、例えば、図1に示されている端末デバイスと通信し得る。記憶ユニット603は、ネットワークデバイスのプログラムコードおよびデータを格納するように構成される。
図6に示されている構造の概略図が前述の実施形態におけるネットワークデバイスの構造を示すために使用されるとき、通信装置600は、ネットワークデバイスであってもよいし、またはネットワークデバイス内のチップであってもよい。
通信装置600がネットワークデバイスまたは端末デバイスであるとき、処理ユニット601は、プロセッサまたはコントローラであってもよく、通信ユニット602は、通信インターフェース、トランシーバ、トランシーバ回路、トランシーバ装置などであってもよい。通信インターフェースは、一般的な用語であり、1つまたは複数のインターフェースを含んでもよい。記憶ユニット603はメモリであってもよい。通信装置600が端末デバイスまたはネットワークデバイス内のチップであるとき、処理ユニット601は、プロセッサまたはコントローラであってもよく、通信ユニット602は、入力インターフェースおよび/もしくは出力インターフェース、ピン、または回路などであってもよい。記憶ユニット603は、チップ内の記憶ユニット(例えば、レジスタもしくはキャッシュ)であってもよいし、またはチップの外部に配置された、端末デバイスもしくはネットワークデバイス内の記憶ユニット(例えば、読み出し専用メモリ(read-only memory、略してROM)もしくはランダムアクセスメモリ(random access memory、略してRAM))であってもよい。
通信ユニットは、トランシーバユニットとも呼ばれ得る。通信装置600における送受信機能を有するアンテナおよび制御回路は、通信装置600における通信ユニット602と見なされ得、処理機能を有するプロセッサは、通信装置600における処理ユニット601と見なされ得る。任意選択で、通信ユニット602において受信機能を実施するように構成された構成要素は、受信ユニットと見なされてもよい。受信ユニットは、本出願における受信ステップを実行するように構成される。受信ユニットは、受信マシン、受信機、受信回路などであってもよい。
実施プロセスでは、実施形態において提供される方法のステップは、プロセッサ内のハードウェア集積論理回路を使用して、またはソフトウェアの形態の命令を使用して遂行されてもよい。本出願を参照して開示された方法のステップは、ハードウェアプロセッサによって直接実装されてもよく、またはハードウェアとプロセッサ内のソフトウェアモジュールの組み合わせによって実装されてもよい。
本出願におけるプロセッサは、以下のタイプ、すなわち、中央処理装置(central processing unit、CPU)、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、マイクロコントローラユニット(microcontroller unit、MCU)、または人工知能プロセッサなどのソフトウェアを実行するために使用されるコンピューティングデバイスのうちの少なくとも1つを含み得るが、これらに限定されない。各コンピューティングデバイスは、動作または処理を実行するために、ソフトウェア命令を実行するために使用される1つまたは複数のコアを含んでもよい。プロセッサは、独立した半導体チップであってもよく、または半導体チップを形成するために別の回路と集積されてもよい。例えば、プロセッサは、別の回路(コーデック回路、ハードウェア加速回路、または様々なバスおよびインターフェース回路など)とSoC(システム・オン・チップ)を形成し得る。代替的に、プロセッサは、ASICの組み込みプロセッサとしてASICに統合されてもよく、プロセッサと統合されたASICは、別個にパッケージ化されてもよく、または別の回路とパッケージ化されてもよい。ソフトウェア命令を実行して動作または処理を実行するように構成されたコアに加えて、プロセッサは、必要なハードウェアアクセラレータ、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)、PLD(プログラマブル論理デバイス)、または専用論理動作を実施する論理回路をさらに含んでもよい。
本出願におけるメモリは、以下のタイプ、すなわち、読み出し専用メモリ(read-only memory、ROM)もしくは静的情報および命令を格納することができる別のタイプの静的記憶デバイス、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)もしくは情報および命令を格納することができる別のタイプの動的記憶デバイス、または電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Electrically erasable programmable-only memory、EEPROM)のうちの少なくとも1つを含んでもよい。いくつかのシナリオにおいて、メモリは、代替的に、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(compact disc read-only memory、CD-ROM)もしくは別のコンパクトディスクストレージ、光ディスクストレージ(コンパクト光ディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク、ブルーレイディスクなどを含む)、磁気ディスク記憶媒体もしくは別の磁気記憶装置、または命令もしくはデータ構造の形で期待されるプログラムコードを保持もしくは保管するために使用されることができ、コンピュータによってアクセスされることができる他の何らかの媒体であってもよい。しかしながら、メモリは、これらに限定されない。
本出願は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体は命令を格納する。命令がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは前述の実施形態のいずれか1つにおける方法を実行することを可能にされる。
本出願は、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で動作すると、コンピュータは前述の実施形態のいずれか1つにおける方法を実行することを可能にされる。
本出願は、通信装置をさらに提供する。装置は、チップの製品形態で存在してもよい。装置の構造は、プロセッサおよびインターフェース回路を含む。プロセッサは、受信回路を使用して別の装置と通信するように構成されるので、装置は前述の実施形態のいずれか1つにおける方法を実行する。
本出願は、ネットワークデバイスおよび前述の端末デバイスを含む通信システムをさらに提供する。
本出願は、チップをさらに提供する。チップは、プロセッサとインターフェース回路とを含む。インターフェース回路はプロセッサに結合される。プロセッサは、前述の方法を実施するために、コンピュータプログラムまたは命令を実行するように構成される。インターフェース回路は、チップ以外の別のモジュールと通信するように構成される。
実施態様に関する前述の説明は、当業者が、簡便な説明のために前述の機能モジュールへの分割が例示のための例として使用されていることを理解することを可能にする。実際の適用に際して、前述の機能は、要件に基づいて異なるモジュールに割り当てられて実施され得、換言すれば、装置の内部構造は、上記で説明された機能の全部または一部を実装するために異なる機能モジュールに分割される。
本出願で提供されるいくつかの実施形態では、開示された装置および方法は他の方式で実施され得ることを理解されたい。例えば、説明された装置の実施形態は例にすぎない。例えば、モジュールまたはユニットへの分割は、論理的な機能の分割にすぎず、実際の実施では他の分割であってもよい。例えば、複数のユニットまたは構成要素が別の装置に組み合わされるか、または統合されてもよく、あるいは一部の特徴が無視され、または実行されなくてもよい。加えて、表示または論述されている相互結合または直接結合または通信接続は、いくつかのインターフェースを通じて実施されてもよい。装置またはユニット間の間接結合または通信接続は、電子的形態、機械的形態、またはその他の形態で実装されてよい。
別々の部分として説明されたユニットは物理的に分離している場合もそうでない場合もあり、ユニットとして表示された部分は、1つまたは複数の物理ユニットであってもよいし、一箇所に配置されてもよいし、異なる場所に分散されてもよい。実施形態の解決策の目的を達成するため、実際の要件に基づいてユニットの一部または全部が選択されてもよい。
加えて、本出願の実施形態の機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、ユニットの各々は、物理的に単独で存在してもよく、または2つ以上のユニットが1つのユニットに統合される。統合ユニットは、ハードウェアの形態で実装されてもよく、またはソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてもよい。
統合ユニットがソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立した製品として販売または使用される場合は、統合ユニットが読み出し可能な記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づいて、本質的に本出願の実施形態における技術的解決策、または従来技術に寄与する部分、または技術的解決策の全部もしくは一部は、ソフトウェア製品の形態で実装されてもよい。ソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、デバイス(シングルチップマイクロコンピュータもしくはチップなどであってもよい)またはプロセッサ(processor)に、本出願の実施形態で説明された方法のステップの全部または一部を実行するように命令するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク、または光ディスクなど、プログラムコードを格納することができる任意の媒体を含む。
本出願は、その特定の特徴および実施形態を参照して説明されるが、本出願の範囲から逸脱することなく、それらに対して種々の修正および組み合わせが行われ得ることは明らかである。これに対応して、本明細書および添付の図面は、添付の特許請求の範囲によって規定される本出願の例示的な説明にすぎず、本出願の範囲を包含する任意またはすべての修正例、変形例、組み合わせ例、または均等例と見なされる。当業者が、本出願の範囲から逸脱することなく、本出願に様々な修正および変形を加えることができることは明らかである。このようにして、本出願は、本出願のこれらの修正および変形が以下の特許請求の範囲とそれらの同等の技術とによって規定される保護の範囲内に入るならば、これらの修正および変形をカバーすることを意図している。
前述の説明は、本出願の特定の実施態様にすぎず、本出願の保護範囲を限定することを意図するものではない。本出願で開示された技術的範囲内の変形または置換は、本出願の保護範囲内に入るものとする。したがって、本出願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
メモリ302は、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)もしくは静的情報および命令を格納することができる別のタイプの静的記憶デバイス、もしくはランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)もしくは情報および命令を格納することができる別のタイプの動的記憶デバイスであってもよいし、または電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory、EEPROM)、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(Compact Disc Read-Only Memory、CD-ROM)もしくは別のコンパクトディスクストレージ、光ディスクストレージ(コンパクトディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク、もしくはブルーレイディスクなどを含む)、ディスク記憶媒体もしくは別のディスク記憶デバイス、または命令もしくはデータ構造の形態のしかるべきプログラムコードを保持もしくは格納するために使用されることができる、コンピュータによってアクセスされることができる任意の他の媒体であってもよい。しかしながら、メモリ302は、これらに限定されない。メモリ302は、独立して存在してもよく、バスを介してプロセッサ301に接続される。代替的に、メモリ302とプロセッサ301とは一体化されてもよい。メモリ302は、本出願の解決策を実行するためのアプリケーションプログラムコードを格納するように構成され、プロセッサ301は、実行を制御する。プロセッサ301は、本出願の実施形態におけるセル選択または再選択方法を実施するために、メモリ302に格納されたコンピュータプログラムコードを実行するように構成される。