JP2024502165A - 端末装置、ネットワーク装置、及び方法 - Google Patents

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Abstract

本開示の実施形態は、通信の方法、装置及びコンピュータ可読媒体に関する。セカンダリノード又はマスターノードであるネットワーク装置は、端末装置に、前記セカンダリノードのプライマリセルの変更に関する情報の格納についての設定を送信する。この設定に基づいて、端末装置は、セカンダリノードのプライマリセルの変更に関する情報を格納する。こうして、セカンダリノードのプライマリセルの変更の非常に柔軟な報告が達成できる。【選択図】図2

Description

本開示の実施形態は、全体として、電気通信の分野に関し、特に、セカンダリノード(SN:secondary node)のプライマリセル(PSCell:primary cell)の成功した変更を報告するための通信の方法、装置及びコンピュータ格納媒体に関する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))リリース17において、New Radio(NR)における自己組織化ネットワーク(SON)と最小化ドライブテスト(MDT:minimization drive test)のためのデータ収集を強化する必要がある。ここで、SON機能は、EUTRA-NRデュアル接続(EN-DC:EUTRA-NR dual connection)におけるハンドオーバ成功報告とユーザ装置(UE)履歴情報とを含む。
3GPPの過去では、マスターノード(MN:master node)の性能を強化させるために導入された多くの特徴がSNにも導入される。例えば、条件付きハンドオーバ(CHO:conditional handover)/条件付きPSCell変更(CPC:conditional PSCell change)、セカンダリセルグループ(SCG:secondary cell group)のモビリティ履歴情報(MHI:mobility history information)/MHIなどである。MNの機能をSNに適用することは、SN関連の性能にも同じ利点をもたらす。このような場合、SNへのハンドオーバ成功報告の導入を検討する必要がある。
全体として、本開示の例示的な実施形態は、成功したPSCell変更を報告するための通信の方法、装置及びコンピュータ格納媒体を提供する。
第1の態様において、通信方法が提供される。前記方法は、端末装置において、セカンダリノード又はマスターノードであるネットワーク装置から、前記セカンダリノードのプライマリセルの変更に関する情報の格納についての設定を受信することと、前記セカンダリノードのプライマリセルの変更に関する情報を、前記設定に基づいて格納することと、を含む。
第2の態様において、通信方法が提供される。前記方法は、セカンダリノード又はマスターノードであるネットワーク装置において、端末装置に、前記セカンダリノードのプライマリセルの変更に関する情報の格納についての設定を送信することを含む。
第3の態様において、端末装置が提供される。前記端末装置は、プロセッサと、前記プロセッサに結合されたメモリとを備える。前記メモリは、前記プロセッサにより実行された場合、前記端末装置に本開示の第1の態様に記載の方法を実行させる命令を格納する。
第4の態様において、ネットワーク装置が提供される。前記ネットワーク装置は、プロセッサと、前記プロセッサに結合されたメモリとを備える。メモリは、プロセッサにより実行された場合、ネットワーク装置に本開示の第2の態様に記載の方法を実行させる命令を格納する。
第5の態様において、命令を格納したコンピュータ可読媒体が提供される。命令は、少なくとも一つのプロセッサ上で実行された場合、前記少なくとも1つのプロセッサに、本開示の第1の態様に記載の方法を実行させる。
第6の態様において、命令を格納したコンピュータ可読媒体が提供される。命令は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行された場合、前記少なくとも1つのプロセッサに、本開示の第3の態様に記載の方法を実行させる。
本開示のその他の特徴は、以下の説明により容易に理解できるであろう。
図面において本開示のいくつかの実施形態をさらに詳細に説明することで、本開示の上述の及びその他の目的、特徴及び利点を、さらに明らかにする。
本開示のいくつかの実施形態を実施可能な例示的な通信ネットワークを示す図である。
本開示の実施形態にかかる、成功したPSCell変更を報告するためのプロセスを示す模式図である。
本開示の実施形態にかかる、成功したPSCell変更を報告するための別のプロセスを示す模式図である。
本開示の実施形態にかかる、成功したPSCell変更を報告するためのさらに別のプロセスを示す模式図である。
本開示の実施形態にかかる、成功したPSCell変更を報告するためのさらに別のプロセスを示す模式図である。
本開示のいくつかの実施形態にかかる、端末装置において実現される例示的な通信方法を示す図である。
本開示のいくつかの実施形態にかかる、ネットワーク装置において実装される例示的な通信方法を示す図である。
本開示の実施形態を実現するのに適した装置の概略ブロック図である。
図中、同一又は類似の参照番号は、同一又は類似の要素を表す。
ここで、いくつかの実施形態を参照して、本開示の原理を説明する。これらの実施形態は、説明のためにのみ記載され、当業者が本開示を理解し、実施するのを助けるものであり、本開示の範囲に関するいかなる限定も示唆しないことを理解すべきである。本明細書で説明される開示内容は、以下で説明される方法とは異なる様々な方法で実施することができる。
以下の説明及び特許請求の範囲において、別途定義されていない限り、本文で使用される全ての技術的及び科学的用語は、本開示の当業者が一般に理解するものと同一の意味を有する。
本文で使用されるように、用語「端末装置」は、無線又は有線の通信能力を有する任意の装置を意味する。端末装置の例としては、UE、パーソナルコンピュータ、デスクトップコンピュータ、携帯電話、セルラーホン、スマートフォン、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ポータブルコンピュータ、タブレット、ウェアラブル装置、モノのインターネット(IoT)装置、あらゆるモノのインターネット(IoE)装置、マシンタイプ通信(MTC)装置、V2X通信のための車載装置などを含むが、これらに限定されず、V2Xの「X」は歩行者、車両又はインフラストラクチャ/ネットワーク、あるいはデジタルカメラなどの画像取得装置、ゲーム装置、音楽保存及び再生装置、あるいは無線又は有線のインターネットアクセス及び閲覧を可能とするインターネット家電などを表す。「端末装置」という用語は、UE、移動局、加入者局、移動端末、ユーザ端末、又は無線装置と互換的に使用することができる。また、「ネットワーク装置」という用語は、端末装置が通信可能なセル又はカバレッジを提供又はホストすることのできる装置を意味する。ネットワーク装置の例としては、ノードB(NodeB又はNB)、進化型ノードB(eNodeB又はeNB)、次世代ノードB(gNB)、送受信ポイント(TRP)、リモートラジオユニット(RRU)、ラジオヘッド(RH)、リモートラジオヘッド(RRH)、フェムトノード、ピコノードなどの低電力ノードを含むが、これらに限定されない。
一実施形態において、端末装置は、第1のネットワーク装置及び第2のネットワーク装置に接続することができる。第1のネットワーク装置と第2のネットワーク装置の一方をマスターノードとして、他方をセカンダリ―ノードとしてもよい。第1のネットワーク装置と第2のネットワーク装置は、異なる無線アクセス技術(RAT)を使用してもよい。一実施形態において、第1のネットワーク装置は第1のRAT装置であってもよく、第2のネットワーク装置は第2のRAT装置であってもよい。一実施形態において、第1のRAT装置はeNBであり、第2のRAT装置はgNBである。異なるRATに関する情報は、第1のネットワーク装置又は第2のネットワーク装置の少なくとも一方から端末装置に送信されてもよい。一実施形態において、第1の情報は、第1のネットワーク装置から端末装置に送信されてもよく、そして第2の情報は、第2のネットワーク装置から直接又は第1のネットワーク装置を介して端末装置に送信されてもよい。一実施形態において、第2のネットワーク装置により設定された端末装置の設定に関する情報は、第2のネットワーク装置から第1のネットワーク装置を介して送信されてもよい。第2のネットワーク装置により設定された端末装置の再設定に関する情報は、第2のネットワーク装置から直接又は第1のネットワーク装置を介して端末装置に送信されてもよい。
本明細書で使用される単数形「1つ」、及び「前記」は、文脈に明示的に示されていない限り、複数形も含まれる。「含む」という用語及びその変型は、「含むが、これらに限定されるものではない」を意味するオープンエンド用語として理解されるべきである。「に基づく」という用語は、「に少なくとも部分的に基づく」と理解されるべきである。「一実施形態」及び「実施形態」という用語は、「少なくとも1つの実施形態」と理解されるべきである。「別の実施形態」という用語は、「少なくとも1つの別の実施形態」と理解されるべきである。「第1」、「第2」などの用語は、異なる又は同一の対象を指すことができる。以下では、その他の明示的及び暗黙的な定義を含む場合がある。
いくつかの例において、値、プロシージャ、又は機器は、「最良」、「最低」、「最高」、「最小」、「最大」などと称される。このような説明は、多くの使用される機能的代替案の中から選択することができることを示すことを意図されており、そして、このような選択は、他の選択より良く、より小さく、より高い必要がなく、又はそのほかの点でより好ましい必要はないことが、理解されるであろう。
前述のように、リリース17では、NRにおけるSONとMDTとにためのデータ収集を強化する必要がある。SON機能には、カバレッジ及び容量最適化(CCO:coverage and capacity optimization)、システム間無線アクセス技術(RAT:radio access technology)間省エネ、2ステップランダムアクセスチャネル(RACH:random access channel)最適化、モバイル強化最適化、物理セル識別子(PCI:physical cell identifier)選択、エネルギー効率(運用管理及び保守(OAM:operation administration and maintenance)要件)、ハンドオーバ成功報告、EN-DCにおけるUE履歴情報が含まれる。同時に、MNの性能を強化するために導入されたいくつかの機能も、SNに導入され、SNの性能を向上させることが期待される。
上記に鑑みて、本開示の実施形態は、成功したPSCell変更を報告するための解決策を提供する。本解決策では、PSCell変更に関する情報を格納するための端末装置に対して、PSCell変更に関する情報の格納に関する設定が示される。こうして、成功したPSCell変更の報告を容易にすることができる。以下、添付図面を参照して、本開示の原理及び実施態様について詳細に説明する。
通信ネットワークの例
図1は、本開示の実施形態を実施可能な例示的な通信シナリオ100を示す模式図である。図1に示すように、通信シナリオ100には、端末装置110と、端末装置110をサービングするネットワーク装置であるSN 121及びMN 122とが関与してもよい。端末装置110は、SN 121及びMN 122とデュアル接続(すなわち、同時接続)を確立することができる。便宜上、本明細書の文脈では、SN 121及びMN 122は、以下、まとめてネットワーク装置120とも称される。
SN 121は、無線通信チャネルなどのチャネルを介して端末装置110と通信してもよい。同様に、MN 122も、無線通信チャネルなどのチャネルを介して端末装置110と通信してもよい。SN 121は、Xn-Cなどの制御プレーンインターフェースを介してMN 122と通信してもよい。MN 122は、NG-Cなどの制御プレーンインターフェースを介して、アクセス管理機能(AMF:access management function)などのコアネットワーク(図示せず)と通信してもよい。SN 121はまた、Xn-Uなどのユーザプレーンインターフェースを介してMN 122と通信し、NG-Uなどのユーザプレーンインターフェースを介してユーザポート機能(UPF:user port function)などのコアネットワークと通信してもよい。
図1における装置の数は説明の目的で与えられており、本開示に対するいかなる限定も暗示していないことが、理解されるであろう。通信シナリオ100には、本開示の実施態様を実施するのに適した任意の適切な数のネットワーク装置及び/又は端末装置が関与してもよい。
通信シナリオ100における通信は、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM)、ロングタームエボリューション(LTE)、LTE-Evolution、LTE-Advanced(LTE-A)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標))、符号分割多元接続(CDMA)、GSM EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)、マシンタイプ通信(MTC)などを含むが、これらに限定されない任意の適切な規格に準拠してもよい。さらに、通信は、現在知られている、又は将来開発される任意の世代の通信プロトコルに従って実行されてもよい。通信プロトコルの例は、第1世代(1G)、第2世代(2G)、2.5G、2.75G、第3世代(3G)、第4世代(4G)、4.5G、第5世代(5G)通信プロトコル、第6世代(6G)又はより先の通信プロトコルを含むが、これらに限定されない。
図1に示すように、SN 121は、端末装置110にセル131、132及び133を提供してもよい。したがって、セル131、132及び133は、端末装置110のためのSCGを形成する。MN 122は、端末装置110にセル141、142及び143を提供してもよい。この場合、セル141、142及び143は、端末装置110のためのマスターセルグループ(MCG:master cell group)を形成する。なお、SCG内のセル数及びMCG内のセル数は3つに限られず、端末装置110のために、より多くの又はより少ないセルも設定される。便宜上、SCG内のセル131、132及び133と、MCG内のセル141、142及び143とは、端末装置110のために設定されると仮定する。セル131はSCGのプライマリセル(PSCellとも称される)であり、セル141はMCGのプライマリセル(PCellとも称される)である。
いくつかのシナリオにおいて、PSCellはセル131から別のセルに変更されてもよい。いくつかの実施形態において、他のセルは、セル132又は133のような、現在のSN内のセルであってもよい。もちろん、他のネットワーク装置における任意の他の適切なセルも可能である。この場合、SNはソースSNからターゲットSNに変更されてもよく、ターゲットSNはソースSNと同一でも異なっていてもよい。便宜上、セル132を他のユニットの一例として以下に説明する。この場合、ソースSNとターゲットSNとの両方はSN 121である。
本発明者らは、成功したPScell変更中に観察された障害イベントを報告することにより、より頑健なモビリティを提供するために、NRにおけるモビリティ頑健性最適化(MRO:mobility robustness optimization)機能を強化することができることに留意した。レポートを受信すると、受信ノードは、自身のモビリティ設定を調節する必要があるか否かを分析することができる。こうして、ネットワークパフォーマンスを最適化することができる。このような背景では、成功したPSCell変更の報告も検討する必要がある。
成功したPSCELL変更を報告する実現例
本願の実施形態によれば、PSCell変更に関する情報は、情報の格納に関する設定に基づいて格納され、必要に応じてネットワーク側(例えば、ネットワーク装置120)に報告されてもよい。こうして、成功したPSCell変更の報告を容易にすることができ、ネットワーク性能を向上させることができる。図2を参照してより詳細に説明する。
図2は本開示の実施形態にかかる、成功したPSCell変更を報告するためのプロセス200を示す模式図である。説明のために、図1を参照してプロセス200を説明する。プロセス200には、図1に示されるような端末装置110とネットワーク装置120が関与してもよい。ネットワーク装置120は、端末装置110をサービングするセカンダリノード121又はマスターノード122であってもよい。
図2に示すように、ネットワーク装置120は、端末装置110に、SN 121のプライマリセルの変更(本明細書ではPSCell変更とも称される)に関する情報の格納に関する設定を送信してもよい(210)。いくつかの実施形態において、該設定は、PSCell変更に関する情報の格納がサポートされているか否かを示してもよい。つまり、ネットワーク装置は、PSCell変更成功報告(SPCR:successful PSCell change report)がサポートされるか否かを設定できる。いくつかの実施形態において、該設定は、情報の格納をトリガするための1つ又は複数の条件を含んでもよい。言い換えれば、ネットワーク装置は、SPCRをトリガするための条件を設定することができる。この条件は任意の適切な方法でセットされてもよく、本開示はこれを限定しないことに注意すべである。こうして、SPCRのサポートはネットワークの制御下にある。
いくつかの実施形態において、MN 122とSN 121とは、別々に、PSCell変更成功報告(本明細書ではSPCR設定とも称されてもよい)を設定してもよい。いくつかの実施形態において、ネットワーク装置120は、MN 122であってもよい。これらの実施形態において、MN 122は、無線リソース制御(RRC)メッセージ内で該設定を送信してもよい。代替として、MN 122は、システム情報内で該設定を送信してもよい。もちろん、他の適切な手段も可能である。いくつかの実施形態において、MN 122は、PSCell変更がMN 122により開始された場合に該設定を送信してもよい。
例えば、MN 122は、SPCR設定をSN 121に送信してもよく、SN 121は、SPCR設定をSN RRC再設定メッセージに含め、SN RRC再設定メッセージをMN 122に送信してもよい。MN 122は、SPCR設定を有するSN RRC再設定メッセージを含むRRC再設定メッセージを送信してもよい。別の例として、MNは、SPCR設定を有するMN RRC再設定メッセージを端末装置110に送信してもよい。
いくつかの実施形態において、ネットワーク装置120は、SN 121であってもよい。これらの実施形態において、SN 121は、RRCメッセージ内で該設定を送信してもよい。もちろん、他の適切な手段も可能である。いくつかの実施形態において、SN 121は、PSCell変更がSN 121により開始される場合に該設定を送信してもよい。例えば、SN 121は、SPCR設定を有するSN RRCReconfigurationメッセージをMN 122に送信してもよく、MN 122は、SN RRCReconfigurationメッセージを含むMN RRCReconfigurationメッセージを端末装置110に送信してもよい。別の例として、SRB3が端末装置110のために設定されている場合、SN 121は、SPCR設定を有するSN RRCReconfigurationメッセージを端末装置110に直接送信してもよい。
PSCellの変更に関する情報の格納に関する設定を受信すると、端末装置110は、該設定に基づいて該情報(本明細書ではSPCR情報とも称される)を格納してもよい(220)。いくつかの実施形態において、端末装置110は、MNにより開始されるPSCell変更のためのSPCR設定又はSNにより開始されるPSCell変更のためのSPCRを有するように設定されてもよい。いくつかの実施形態において、端末装置110は、情報の格納をトリガするための条件が満たされているか否かを決定してもよい。条件が満たされていると決定した場合、端末装置110は、該条件に対応する内容を該情報として格納又は収集してもよい。こうして、シグナリングオーバーヘッドとUE格納リソースとを低減することができる。
いくつかの実施形態において、この条件は、PSCell変更のソースPSCell(本明細書では第1のセルとも称される)の無線リンク問題を含んでもよい。例えば、無線リンク問題は、以下のイベントのうちの少なくとも1つを含むことができる。T310/T312が実行中である、無線リンク制御(RLC)再送信が進行中である、ビーム障害が検出された、又は、継続的なリスニング・ビフォー・トーク(LBT:listen before talk)障害が検出された。この場合、端末装置110は、該情報の対応する内容を収集してもよい。
いくつかの実施形態において、無線リンク問題の条件が満たされている場合、端末装置110は、ソースPSCellの無線リンク問題関連パラメータを格納してもよい。例えば、T310/T312値、RLC再送信時間、ビーム障害関連情報、継続的なLBT障害関連情報などである。いくつかの実施形態において、端末装置110は、条件が満たされているとき、ソースPSCell、ターゲットPSCell(本明細書では第2のセルとも称される)及び隣接セルの測定結果を格納してもよい。いくつかの実施形態において、端末装置110は、ソースPSCellのアイデンティティ(ID)とターゲットPSCellのIDとを格納してもよい。いくつかの実施形態において、端末は、PSCellの変更が開始されたとき、PCell(MNのプライマリセル)のアイデンティティ(ID)を格納してもよい。いくつかの実施形態において、PCell IDは、MNにより開始されるPSCell変更の場合にのみ報告される。いくつかの実施形態において、端末装置110は、端末装置110の識別子をソースPSCellとPCellとに格納してもよい。例えば、この識別子は、セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)などであってもよい。いくつかの実施形態において、PCell内の端末装置110の識別子は、MNにより開始されるPSCellの変更の場合にのみ報告される。
いくつかの実施形態において、CPCが実行されると、条件は、ターゲットPSCellについて複数の候補セルが設定されているか否かを含んでもよい。いくつかの実施形態において、複数の候補セルが設定されている場合、端末装置110は、該複数の候補セルのID、該複数の候補セルの測定結果、又は該複数の候補セルの実行条件のうちの少なくとも1つを格納してもよい。
いくつかの実施形態において、CPCが実行されると、条件は、ターゲットPSCellについて複数の実行条件が設定されているか否かを含んでもよい。いくつかの実施形態において、複数の実行条件が設定されている場合、端末装置110は、満たされている実行条件を格納してもよい。例えば、measId、イベントID、トリガ閾値、トリガオフセット、ヒステリシス値、timToTrigger値などがある。これらは単なる例であり、この情報に適した任意の他の内容も可能であることを理解すべきである。
いくつかの実施形態において、条件は予め定義されてもよい。いくつかの代替実施形態において、条件は動的に示されてもよい。例えば、条件は、情報の格納に関する設定内で示されてもよい。この場合、端末装置110は、この設定から条件を得てもよい。いくつかの実施形態において、示される条件は、予め定義された条件の一部であってもよい。
いくつかの実施形態において、SPCR情報は、UE変数などの情報要素(IE:information element)内に格納されてもよい。いくつかの実施形態において、複数のPSCell変更イベントに対応するSPCR情報がそれぞれ格納されてもよい。いくつかの実施形態において、MNにより開始されるPSCell変更とSNにより開始されるPSCell変更とを区別してSPCR情報を格納してもよい。
いくつかの実施形態において、端末装置110は、MNより開始されるPSCell変更とSNより開始されるPSCell変更とについて別々にSPCR情報を格納してもよい。いくつかの実施形態において、PSCell変更がSN 121により開始される場合、端末装置110は、情報を端末装置110の第1のIEに格納してもよく、PSCell変更がMN 122により開始される場合、端末装置110は、情報を端末装置110の第2のIEに格納してもよい。例えば、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられる情報と、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられる情報とは、異なるUE変数に格納されてもよい。
いくつかの代替実施形態において、端末装置110は、SPCR情報がMNにより開始されるPScell変更であるか、それともSNにより開始されるPScell変更であるかとの明示的な指示を追加してもよい。いくつかの実施形態において、PSCell変更がSN 121により開始される場合、端末装置110は、情報がSN 121により開始されるPSCell変更に関連付けられることを示す第1の指示に関連付けて情報を格納してもよい。PSCell変更がMN 122により開始される場合、端末装置110は、情報がMN 122により開始されるPSCell変更に関連付けられることを示す第2の指示に関連付けて情報を格納してもよい。
情報の格納後、端末装置110は、情報をネットワーク装置120に送信してもよい(230)。すなわち、SPCR情報はネットワーク側に報告される。いくつかの実施形態において、端末装置110は、情報の利用可能性(availability)をネットワーク装置120に送信してもよい。利用可能性を受信すると、ネットワーク装置120は、情報を取得するための要求を端末装置110に送信してもよい。要求を受信したことに応じて、端末装置110は、要求された情報をネットワーク装置120に送信してもよい。この情報は、SNにより開始される変更、MNにより開始される変更、又はその両方に関連付けられてもよい。以下、実施形態1~3に関連して、より詳細に説明する。
実施形態1
本実施形態において、端末装置110は、SPCR情報の利用可能性をMN 122に通知し、MN 122からSPCR情報についての要求を受信すると、SPCR情報をMN 122に送信する。これについて、図3を参照して説明する。
図3は本開示の実施形態にかかる、成功したPSCell変更を報告するための別のプロセス300を示す模式図である。説明のために、図1を参照してプロセス300を説明する。プロセス300には、図1に示すような端末装置110と、MN 122と、SN 121とが関与してもよい。
図3に示すように、端末装置110は、SPCR情報の利用可能性をMN 122に送信してもよい(310)。いくつかの実施形態において、端末装置110がSPCR情報を既に格納している場合、端末装置110は、SPCR情報の利用可能性(本明細書ではSPCR利用可能性とも称されるをRRCReconfigurationCompleteメッセージなどのMN RRCメッセージに追加してもよい。これは、次のいずれかの場合に適用されることも可能であるが、これに限定されるものではない。MNにより開始されるSN内又はSN間のPSCell変更の場合、SNにより開始されるSN内のPSCell変更でMNが関与するの場合、SNにより開始されるSN間のPSCell変更の場合、又はSNにより開始されるSN内のPSCell変更でMNが関与せずSRB3が使用される場合。
いくつかの代替実施形態において、SPCR情報がMNにより開始されるPScell変更に関連付けられる場合、端末装置110は、SPCR情報の利用可能性をMN 122に送信してもよい。例えば、端末装置110が、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報を既に格納している場合、端末装置110は、SPCR情報の利用可能性をMN RRCReconfigurationCompleteメッセージなどのMN RRCメッセージに追加してもよい。もちろん、任意の他の適切なメッセージも可能である。
いくつかの代替実施形態において、SPCR情報がMNにより開始される変更に関連付けられる場合、端末装置110は、MN 122に、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報の利用可能性を送信してもよい。SPCR情報がSNにより開始される変更に関連付けられる場合、端末装置110は、MN 122に、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報の利用可能性を送信してもよい。こうして、端末装置110は、MNにより開始されるPScell変更と、SNにより開始されるPScell変更とのためのSPCRの利用可能性を別々にMN 122に示すことができる。
いくつかの実施形態において、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報の利用可能性を受信すると、MN 122は、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報の利用可能性をターゲットSN(本例では、SN 121)に転送してもよい(320)。こうして、SN 121は、端末装置110からのSNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報のフェッチングを開始してもよい。
SPCR情報の利用可能性を受信すると、MN 122は、SPCR情報についての要求を端末装置110に送信してもよい(330)。例えば、MN 122は、UEInformationRequestメッセージにより要求を送信してもよい。もちろん、任意の他の適切なメッセージも可能である。
いくつかの実施形態において、MN 122は、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられる情報の第1の部分についての要求を送信してもよい。いくつかの代替実施形態において、MN 122は、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられる情報の第2の部分についての要求を送信してもよい。こうして、MN 122は、MNにより開始されるPScell変更又はSNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報を別々に要求することができる。
いくつかの代替実施形態において、MN 122は、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報の要求のみを送信し、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報の利用可能性をSN 121に転送して、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報のフェッチングをSN 121に開始させてもよい。SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報の、SN 121によるフェッチングは、以下の実施形態2又は3で説明されるように行うことができる。
要求を受信すると、端末装置110は、SPCR情報をMN 122に送信してもよい(340)。例えば、端末装置110は、UEInformationResponseメッセージによりSPCR情報を報告してもよい。もちろん、任意の他の適切なメッセージも可能である。
いくつかの実施形態において、端末装置110は、MNにより開始されるPScell変更とSNにより開始されるPScell変更との両方に関連付けられるSPCR情報をMN 122に報告してもよい。いくつかの実施形態において、MN 122は、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCP情報をソースSN(本例では、SN 121)に転送してもよい(350)。
いくつかの代替実施形態において、端末装置110は、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報のみをMN 122に報告してもよい。
いくつかの代替実施形態において、SNにより開始される変更に関連付けられる情報の第1の部分についての要求をMN 122から受信したことに応じて、端末装置110は、情報の第1の部分(すなわち、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報)をMN 122に送信してもよい。いくつかの代替実施形態において、MNにより開始される変更に関連付けられる情報の第2の部分についての要求をMN 122から受信したことに応じて、端末装置110は、情報の第2の部分(すなわち、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報)をMN 122に送信してもよい。こうして、端末装置110は、MN 122からの要求に応じて、MNにより開始されるPScell変更又はSNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報を報告することができる。
実施形態2
本実施形態において、端末装置110は、SPCR情報の利用可能性をSRB3によりターゲットSN(本例では、SN 121)に通知し、SN 121からSPCR情報についての要求を受信すると、SPCR情報をSRB3によりターゲットSNに送信する。ターゲットSNとソースSNとが異なるネットワーク装置であるいくつかの実施形態において、ターゲットSNは、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCRをSRB3によりソースSNに転送してもよい。これについて、図4を参照して説明する。
図4は本開示の実施形態にかかる、成功したPSCell変更を報告するための別のプロセス400を示す模式図である。説明のために、図1を参照してプロセス400を説明する。プロセス400には、図1に示すような端末装置110と、MN 122と、SN 121とが関与してもよい。
図4に示すように、端末装置110は、SPCR情報の利用可能性をSN 121に送信してもよい(410)。例えば、端末装置110は、SPCR情報の利用可能性をRRCReconfigurationCompleteメッセージなどのSN RRCメッセージ内でSRB3により送信してもよい。任意の他の適切なメッセージも可能であることを、理解すべきである。
いくつかの実施形態において、端末装置110がSPCR情報を既に格納している場合、端末装置110は、SNにより開始されるPSCell変更でMNが関与せずSRB3が使用されるとき、SPCR情報の利用可能性をRRCReconfigurationCompleteメッセージなどのSN RRCメッセージに追加してもよい。
いくつかの代替実施形態において、SPCR情報がSNにより開始される変更に関連付けられる場合、端末装置110は、SPCR情報の利用可能性をSN 121に送信してもよい。例えば、端末装置110が、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報を既に格納している場合、端末装置110は、SPCR情報の利用可能性をSN RRCReconfigurationCompleteメッセージなどのSN RRCメッセージに追加してもよい。もちろん、任意の他の適切なメッセージも可能である。
いくつかの代替実施形態において、SPCR情報がMNにより開始される変更に関連付けられる場合、端末装置110は、SN 121に、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報の利用可能性を送信してもよい。SPCR情報がSNにより開始されるPSCell変更に関連付けられる場合、端末装置110は、SN 121に、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報の利用可能性を送信してもよい。こうして、端末装置110は、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報の利用可能性と、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報の利用可能性とを、別々にSN 121に示することができる。
いくつかの実施形態において、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報の利用可能性を受信すると、SN 121は、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報の利用可能性をMN 122に転送してもよい(420)。こうして、MN 122は、実施形態1で説明したように、端末装置110からのMNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報のフェッチングを開始してもよい。
SPCR情報の利用可能性を受信すると、SN 121は、SPCR情報についての要求を端末装置110に送信してもよい(430)。例えば、SN 121は、UEInformationRequestメッセージによりSRB3を使用して要求を送信してもよい。もちろん、任意の他の適切なメッセージも可能である。
いくつかの実施形態において、SN 121は、SNにより開始される変更に関連付けられる情報の第1の部分についての要求を送信してもよい。いくつかの代替実施形態において、SN 121は、MNにより開始される変更に関連付けられる情報の第2の部分についての要求を送信してもよい。こうして、SN 121は、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報、又はSNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報、又はその両方を、別々に要求することができる。
いくつかの代替実施形態において、SN 121は、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報の要求のみを送信し、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報の利用可能性をMN 122に転送して、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報のフェッチングをMN 122に開始させてもよい。
要求を受信すると、端末装置110は、SPCR情報をSN 121に送信してもよい(440)。例えば、端末装置110は、UEInformationResponseメッセージによりSRB3を使用してSPCR情報を報告してもよい。もちろん、任意の他の適切なメッセージも可能である。
いくつかの実施形態において、端末装置110は、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報と、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報との両方を、SN 121に報告してもよい。いくつかの実施形態において、SN 121は、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報をMN 122に転送してもよい(450)。
いくつかの代替実施形態において、情報がSNにより開始される変更に関連付けられる場合、端末装置110は、この情報をSRB3によりSN 121に送信してもよい。言い換えれば、端末装置110は、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報のみをSN 121に報告してもよい。
いくつかの代替実施形態において、SNにより開始される変更に関連付けられる情報の第1の部分についての要求をSN 121から受信したことに応じて、端末装置110は、情報の第1の部分(すなわち、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報)をSN 121に送信してもよい。いくつかの代替実施形態において、MNにより開始される変更に関連付けられる情報の第2の部分についての要求をSN 121から受信したことに応じて、端末装置110は、情報の第2の部分(すなわち、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報)をSN 121に送信してもよい。こうして、端末装置110は、SN 121からの要求に応じて、MNにより開始される及び/又はSNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報を報告することができる。
実施形態3
本実施形態において、端末装置110は、SPCR情報の利用可能性をSRB1により(すなわち、MN 122を介して)ターゲットSN(本例では、SN 121)に通知し、SN 121からSRB1によりSPCR情報についての要求を受信すると、SPCR情報をターゲットSNに送信する。ターゲットSNとソースSNとが異なるネットワーク装置であるいくつかの実施形態において、ターゲットSNは、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCRをMN 122を介してSRB1によりソースSNに転送してもよい。これについて、図5を参照して説明する。
図5は本開示の実施形態にかかる、成功したPSCell変更を報告するための別のプロセス500を示す模式図である。説明のために、図1を参照してプロセス500を説明する。プロセス500には、図1に示すような端末装置110と、MN 122と、SN 121とが関与してもよい。
図5に示すように、端末装置110は、SPCR情報の利用可能性をMN 122に送信してもよく(510)、MN 122は、SPCR情報の利用可能性をSN 121に転送してもよい(520)。例えば、端末装置110は、アップリンク(UL)MN RRCメッセージに含まれるSN RRCメッセージ内でSPCR情報の利用可能性を報告してもよい。
いくつかの実施形態において、端末装置110がSPCR情報を既に格納している場合、例えば、SNにより開始されるPScell変更でMNが関与せずSRB3が設定されていないとき、端末装置110は、SPCR情報の利用可能性をMN RRCメッセージ(例えば、RRCReconfigurationComplete又はULInformationTransferMRDCメッセージ)に含まれるSN RRCメッセージ(例えば、SN RRCReconfigurationCompleteメッセージ)に追加してもよい。なお、上記にリストアップされたメッセージは単なる例であり、任意の他の適切なメッセージも可能である。
いくつかの代替実施形態において、SPCR情報がSNにより開始される変更に関連付けられる場合、端末装置110は、SPCR情報の利用可能性をSN 121に送信してもよい。例えば、端末装置110が、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報を既に格納している場合、端末装置110は、SPCR情報の利用可能性を報告してもよい。
いくつかの代替実施形態において、SPCR情報がMNにより開始される変更に関連付けられる場合、端末装置110は、SN 121に、MNにより開始される変更に関連付けられるSPCR情報(SPCR情報の第1部分とも称される)の利用可能性を送信してもよい。SPCR情報がSNにより開始される変更に関連付けられる場合、端末装置110は、SN 121に、SNにより開始される変更に関連付けられるSPCR情報(SPCR情報の第2の部分とも称される)の利用可能性を送信してもよい。こうして、端末装置110は、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報の利用可能性と、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報の利用可能性とを、別々にSN 121に報告することができる。
いくつかの実施形態において、SPCR情報の利用可能性を受信すると、SRB3が設定されている場合、SN 121は、実施形態2で説明したように、端末装置110に関連付けられるSPCR情報のフェッチングを開始することができる。
いくつかの実施形態において、SPCR情報の利用可能性を受信すると、SN 121は、SPCR情報の利用可能性をMN 122に転送してもよい(530)。こうして、MN 122は、実施の形態1で説明したように、端末装置110に関連付けられるSPCR情報のフェッチングを開始してもよい。
いくつかの実施形態において、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報の利用可能性を受信すると、SN 121は、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報の利用可能性をMN 122に転送してもよい(530)。こうして、MN 122は、実施形態1で説明したように、端末装置110からのMNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報のフェッチングを開始してもよい。
SPCR情報の利用可能性を受信すると、SN 121は、SPCR情報についての要求をMN 122に送信してもよく(540)、MN 122は、要求を端末装置110に転送してもよい(550)。例えば、SN 121は、SN UEInformationRequestメッセージにより要求を送信してもよい。もちろん、任意の他の適切なメッセージも可能である。
いくつかの実施形態において、SN 121は、MNにより開始される変更に関連付けられる情報の第1の部分についての要求を送信してもよい。いくつかの代替実施形態において、SN 121は、SNにより開始される変更に関連付けられる情報の第2の部分についての要求を送信してもよい。こうして、SN 121は、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報、又はSNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報、又はその両方を、別々に要求することができる。
いくつかの代替実施形態において、SN 121は、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報の要求のみを送信し、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報の利用可能性をMN 122に転送して、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報のフェッチングをMN 122に開始させてもよい。
要求を受信すると、端末装置110はSPCR情報をMN 122に送信してもよく(560)、MN 122はSPCR情報をSN 121に転送してもよい(570)。例えば、端末装置110は、ULInformationTransferMRDCメッセージなどのMN RRCメッセージに含まれるSN UEInformationResponseメッセージによりSPCR情報を報告してもよい。もちろん、任意の他の適切なメッセージも可能である。
いくつかの実施形態において、端末装置110は、MN 122を介して、MNにより開始される及びSNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報をSN 121に報告してもよい。いくつかの実施形態において、SN 121は、MNにより開始されるSPCP情報をMN 122に転送してもよい(580)。
いくつかの代替実施形態において、情報がSNにより開始される変更に関連付けられる場合、端末装置110は、この情報をMN 122を介してSN 121に送信してもよい。言い換えれば、端末装置110は、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報のみをMN 122を介してSN 121に報告してもよい。
いくつかの代替実施形態において、SNにより開始される変更に関連付けられる情報の第1の部分についての要求をMN 122を介してSN 121から受信したことに応じて、端末装置110は、情報の第1の部分(すなわち、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報)をMN 122を介してSN 121に送信してもよい。いくつかの代替実施形態において、MNにより開始される変更に関連付けられる情報の第2の部分についての要求をMN 122を介してSN 121から受信したことに応じて、端末装置110は、情報の第2の部分(すなわち、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報)をMN 122を介してSN 121に送信してもよい。こうして、端末装置110は、SN 121からの要求に応じて、MNにより開始される及び/又はSNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報を報告することができる。したがって、非常に柔軟なSPCR報告メカニズムが提供される。
いくつかのシナリオにおいて、MN 122は、現在のネットワーク装置から別のネットワーク装置に変更されてもよい。例えば、端末装置110についてのRRC接続を該別のネットワーク装置に確立又は再確立したり、UEを該別のネットワーク装置にハンドオーバしたりしてもよい。この場合、該別のネットワーク装置と現在のネットワーク装置とは同一のネットワーク装置である。別の例として、MN 122は、現在のネットワーク装置から該別のネットワーク装置にハンドオーバされてもよい。この場合、該別のネットワーク装置と現在のネットワーク装置とは異なるネットワーク装置である。
いくつかの実施形態において、MN 122の確立、再確立、又はハンドオーバ時に、端末装置110は、SPCR情報の利用可能性を該別のネットワーク装置に送信してもよい。いくつかの実施形態において、端末装置110は、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報の利用可能性と、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報の利用可能性とを、別々に示してもよい。例えば、端末装置110は、SPCR情報の利用可能性を、RRCSetupCompleteメッセージ、RRCResumeCompleteメッセージ、RRCRestablishmentCompleteメッセージ、又はRRCReconfigurationCompleteメッセージのうちの少なくとも1つ内で他のネットワーク装置に示してもよい。
いくつかの実施形態において、SPCR情報の利用可能性を受信すると、該別のネットワーク装置は、例えばUEInformationRequestメッセージにより、SPCR情報を取得するための要求を端末装置110に送信してもよい。したがって、端末装置110は、要求されたSPCR情報を、例えばUEInformationResponseメッセージにより、該別のネットワーク装置に送信してもよい。なお、言及されたメッセージは単なる一例であり、任意の他の適切なメッセージも可能である。
いくつかの実施形態において、該別のネットワーク装置は、MNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報を、成功したPSCell変更プロシージャのMN 122に転送してもよい。該別のネットワーク装置とソースPSCellとの間にインターフェースが存在するいくつかの実施形態において、該別のネットワーク装置は、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報をSN 121に転送してもよい。該別のネットワーク装置とソースPSCellとの間にインターフェースが存在しないいくつかの実施形態において、該別のネットワーク装置は、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報を、成功したPSCell変更プロシージャのMN 122に転送して、MN 122に、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報をSN 121に転送させてもよい。
いくつかの実施形態において、端末装置110は、SPCR情報が送信されると、格納されたSPCR情報を破棄してもよい。例えば、端末装置110がSPCR情報をネットワーク装置120に報告すると、SPCR情報を格納するUE変数が破棄されてもよい。
いくつかの実施形態において、PSCell変更が失敗すると、端末装置110は、格納された情報を解放してもよい。例えば、PSCell変更プロシージャが最終的に失敗した場合、例えば、SCGのT304が満了した場合、端末装置110は、それに応じて、対応するプロシージャについて格納されたSPCR情報を解放してもよい。
いくつかの実施形態において、端末装置110は、情報が格納されてから所定の期間が経過すると、該格納された情報を破棄してもよい。例えば、格納されたSPCR情報は、保存されてから48時間後に破棄されてもよい。もちろん、該所定の期間は任意の適切な値を取ってもよく、この例に限定されるものではない。
いくつかの実施形態において、端末装置110は、情報が破棄されたことを示す指示をネットワーク側から受信すると、該格納された情報を破棄してもよい。例えば、SPCR情報の利用可能性を受信すると、ノードは、格納されたSPCR情報を破棄するように端末装置110に指示することができる。いくつかの実施形態において、ノードは、MN 122、SN 121及び別のネットワーク装置のうちのいずれであってもよい。こうして、SPCR情報の格納の管理を最適化することができる。
図2~図5のプロセスにより、成功したPSCell変更中に観察された障害イベント関連情報を報告することにより、より頑健なモビリティを提供するために、NRにおけるMRO機能を強化することができる。端末装置は、PSCell変更成功報告をコンパイルするトリガ条件を有するように設定されてもよく、したがって、条件が満たされた場合にのみ、報告がトリガされる。これは、UE報告を、RLMにより検出された潜在的な問題、又はPSCellに変更イベント時に検出されるBFDなど、関連する状況に限定する。ネットワーク装置は、必要に応じてPSCell変更成功報告を要求することができる。PSCell変更成功報告を受信すると、ネットワーク装置は、そのPSCell変更設定が調整を必要とするか否かを分析することができる。PSCell変更成功報告の機能は、(NG)EN-DC、NE-DC及びNR-DCに適用できる。
方法の実現例
本開示の実施形態は、端末装置とネットワーク装置において実現される通信方法を提供する。図6及び図7を参照し、以下にこれらの方法を説明する。
図6は本開示のいくつかの実施形態にかかる、端末装置において実現される例示的な通信方法600を示す図である。例えば、方法600は、図1に示すような端末装置110において実行できる。以下、説明のために、図1を参照して方法600を説明する。方法600は、図示されていない追加のブロックを含んでもよく、且つ/又は図示されているいくつかのブロックを省略してもよく、本開示の範囲はこの点において限定されないことを、理解すべきである。
ブロック610において、端末装置110は、ネットワーク装置120から、SN 121のプライマリセルの変更(すなわち、PSCell変更)に関する情報の格納に関する設定を受信する。言い換えれば、ネットワーク装置120は、SPCRを設定することができる。いくつかの実施形態において、ネットワーク装置120は、SN 121であってもよい。いくつかの代替実施形態において、ネットワーク装置120は、MN 122であってもよい。この設定により、MNにより開始されるPScell変更とSNにより開始されるPScell変更とに関連付けられるSPCRのサポートは、ネットワークの制御下にある。
いくつかの実施形態において、端末装置110は、SN 121からのRRCメッセージ内で設定を受信してもよい。いくつかの代替実施形態において、端末装置110は、MN 122からのRRCメッセージ内で設定を受信してもよい。いくつかの代替実施形態において、端末装置110は、MN 122からシステム情報内で設定を受信してもよい。
いくつかの実施形態において、該設定はSPCRがサポートされるか否かを示してもよい。いくつかの実施形態において、該設定は、情報の格納をトリガするための条件をさらに含んでもよい。もちろん、必要に応じて、任意の他の適切な情報を該設定に含めてもよい。
ブロック620において、端末装置110は、該設定に基づいて、SN 121のプライマリセルの変更に関する情報を格納する。いくつかの実施形態において、端末装置110は、情報の格納をトリガするための条件が満たされているか否かを決定し、条件が満たされている場合、該条件に対応する内容を該情報として格納してもよい。
いくつかの実施形態において、条件は予め定義されてもよい。これらの実施形態において、端末装置110は、PSCell変更に関する予め定義された内容を情報として収集し、格納してもよい。いくつかの実施形態において、端末装置110は、設定から条件を取得してもよい。これらの実施形態において、端末装置110は、示される条件に対応する内容を情報として収集し、格納してもよい。いくつかの実施形態において、示される条件は、予め定義された条件の一部であってもよい。こうして、シグナリングオーバーヘッドとUE格納リソースとを低減することができる。
いくつかの実施形態において、該条件は、SN 121のプライマリセルが第1のセル(すなわちソースPSCell)から第2のセル(すなわちターゲットPSCell)に変更される場合の第1のセルの無線リンク問題を含んでもよい。これらの実施形態において、格納された情報の内容は、第1のセルの無線リンク問題定格パラメータ、条件が満たされているときの第1のセル、第2のセル及び隣接セルの測定結果、第1のセルのアイデンティティ及び第2のセルのアイデンティティ、MN 122のプライマリセルのアイデンティティ、又は第1のセル及びMN 122のプライマリセル内の端末装置の識別子のうちの少なくとも1つ含んでもよい。
いくつかの実施形態において、例えばCPCの場合、該条件は、複数の候補セルが第2のセルのために設定されているか否かを含んでもよい。これらの実施形態において、格納された情報の内容は、複数の候補セルのアイデンティティ、複数の候補セルの測定結果、又は複数の候補セルの実行条件のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
いくつかの代替実施形態において、例えばCPCの場合、該条件は、複数の実行条件が第2のセルのために設定されているか否かを含んでもよい。これらの実施形態において、格納された情報の内容は、満たされている実行条件の内容を含んでもよい。
いくつかの実施形態において、変更がSN 121により開始される場合、端末装置110は、情報を端末装置110の第1のIEに格納してもよく、変更がMN 122により開始される場合、情報を端末装置110の第2のIEに格納してもよい。例えば、第1のIE及び第2のIEは、異なるUE変数であってもよい。もちろん、任意の他の適切な方法も可能である。
いくつかの実施形態において、変更がSN 121により開始される場合、端末装置110は、情報がSN 121により開始される変更に関連付けられることを示す第1の指示に関連付けて情報を格納してもよい。変更がMN 122により開始される場合、端末装置110は、情報がMN 122により開始される変更に関連付けられることを示す第2の指示に関連付けて情報を格納してもよい。こうして、格納されたSPCR情報をMNより開始される又はSNにより開始されるとしてマークすることができるので、端末装置110とネットワーク側とが、MNにより開始されるPSCell変更に関連付けられるSPCR情報とSNにより開始されるPSCell変更に関連付けられるSPCR情報とを区別することができる。
いくつかの実施形態において、端末装置110は、格納された情報をネットワーク装置120に送信してもよい。いくつかの実施形態において、端末装置110は、SN 121により開始される変更又はMN 122により開始される変更のうちの少なくとも1つに関連付けられる情報の利用可能性をネットワーク装置120に送信してもよい。ネットワーク装置120から情報の取得するための要求を受信すると、端末装置110は、情報をネットワーク装置120に送信してもよい。もちろん、格納された情報の送信には、任意の他の適切な方法も可能である。
いくつかの実施形態において、情報がSN 121により開始される変更に関連付けられる場合、端末装置110は、情報の利用可能性をSN 121に送信してもよい。いくつかの実施形態において、情報がMN 122により開始される変更に関連付けられる場合、端末装置110は、情報の利用可能性をMN 122に送信してもよい。いくつかの実施形態において、情報がMN 122により開始される変更に関連付けられる場合、端末装置110は、MN 122又はSN 121に、MN 122により開始される変更に関連付けられる情報の利用可能性を送信してもよい。いくつかの実施形態において、情報がSN 121により開始される変更に関連付けられる場合、端末装置110は、MN 122又はSN 121に、SN 121により開始される変更に関連付けられる情報の利用可能性を送信してもよい。
いくつかの実施形態において、端末装置110は、MN 122又はSN 121から、SN 121により開始される変更に関連付けられる情報の第1の部分についての要求を、受信してもよい。いくつかの実施形態において、端末装置110は、MN 122又はSN 121から、MN 122により開始される変更に関連付けられる情報の第2の部分についての要求を、受信してもよい。
いくつかの実施形態において、情報がMN 122により開始される変更に関連付けられる場合、端末装置110は、情報をMN 122に送信してもよい。いくつかの実施形態において、情報がSN 121により開始される変更に関連付けられる場合、端末装置110は、情報をSN 121に送信してもよい。いくつかの実施形態において、SN 121により開始される変更に関連付けられる情報の第1の部分についての要求を受信したことに応じて、端末装置110は、情報の第1の部分を、要求を送信したMN 122又はSN 121に送信してもよい。いくつかの実施形態において、MN 122により開始される変更に関連付けられる情報の第2の部分についての要求を受信したことに応じて、端末装置110は、情報の第2の部分を、要求を送信したMN 122又はSN 121に送信してもよい。
いくつかの実施形態において、端末装置110は、SN 121により開始される変更又はMN 122により開始される変更のうちの少なくとも1つに関連付けられる情報の利用可能性を、MN 122を介してSN 121に送信してもよい。これらの実施形態において、端末装置110は、MN 122を介して、SN 121から情報を取得するための要求を受信し、情報をMN 122を介してSN 121に送信してもよい。
いくつかの実施形態において、情報がSN 121により開始される変更に関連付けられる場合、端末装置110は、MN 122を介して、情報の利用可能性をSN 121に送信してもよい。いくつかの実施形態において、情報がMN 122により開始される変更に関連付けられる場合、端末装置110は、MN 122を介してSN 121に、MN 122により開始される変更に関連付けられる情報の第1の部分の利用可能性を送信してもよい。いくつかの実施形態において、情報がSN 121により開始される変更に関連付けられる場合、端末装置110は、MN 122を介してSN 121に、SN 121により開始される変更に関連付けられる情報の第2の部分の利用可能性を送信してもよい。
いくつかの実施形態において、端末装置110は、MN 122を介してSN 121から、SN 121により開始される変更に関連付けられる情報の第1の部分についての要求を受信してもよい。いくつかの実施形態において、端末装置110は、MN 122を介してSN 121から、MN 122により開始される変更に関連付けられる情報の第2の部分についての要求を受信してもよい。
いくつかの実施形態において、情報がSN 121により開始される変更に関連付けられる場合、端末装置110は、MN 122を介してSN 121に情報を送信してもよい。いくつかの実施形態において、MN 122を介してSN 121から情報の第1の部分についての要求を受信したことに応じて、端末装置110は、情報の第1の部分をMN 122を介してSN 121に送信してもよい。いくつかの実施形態において、MN 122を介してSN 121から情報の第2の部分についての要求を受信したことに応じて、端末装置110は、情報の第2の部分をMN 122を介してSN 121に送信してもよい。
いくつかの実施形態において、MN 122がネットワーク装置120から別のネットワーク装置(すなわちターゲットPCell)に変更された場合、端末装置110は、格納された情報の利用可能性を該別のネットワーク装置に送信してもよい。言い換えれば、MN 122の確立、再確立、又はハンドオーバ時に、端末装置110は、格納された情報の利用可能性をターゲットPCellに送信してもよい。確立又は再確立中に、ターゲットPCellは、ソースPCellであってもよい。いくつかの実施形態において、格納された情報は、ソースPCell又はソースPSCellにより開始されたPSCell変更に関連付けられてもよい。
いくつかの実施形態において、格納された情報を取得するための要求を該別のネットワーク装置から受信すると、端末装置110は、要求された情報を該別のネットワーク装置に送信してもよい。いくつかの実施形態において、該別のネットワーク装置は、要求された情報をソースPCell又はソースPSCellに転送してもよい。いくつかの実施形態において、ソースPCellが、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報をソースPSCellに転送するように、該別のネットワーク装置は、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報をソースPCellに転送してもよい。いくつかの実施形態において、それらの間にインターフェースが存在する場合、該別のネットワーク装置は、SNにより開始されるPScell変更に関連付けられるSPCR情報をソースPSCellに転送してもよい。こうして、非常に柔軟なSPCR報告メカニズムが提供される。
いくつかの実施形態において、端末装置110は、情報が送信されると、格納された情報を破棄してもよい。いくつかの実施形態において、PSCell変更が失敗すると、端末装置110は、格納された情報を解放してもよい。いくつかの実施形態において、端末装置110は、情報が格納されてから所定の期間が経過すると、該格納された情報を破棄してもよい。いくつかの実施形態において、端末装置110は、情報が破棄されたことを示す、ノードからの指示を受信すると、該格納された情報を破棄してもよい。こうして、SPCR情報の格納の管理を最適化することができる。
図7は本開示のいくつかの実施形態にかかる、ネットワーク装置において実現される例示的な通信方法700を示す。例えば、方法700は、図1に示すようなネットワーク装置120において実現できる。ネットワーク装置120は、MN 122又はSN 121であってもよい。以下、説明のために、図1を参照して方法700を説明する。方法700は、図示されていない追加のブロックを含んでもよく、且つ/又は図示されているいくつかのブロックを省略してもよく、本開示の範囲はこの点において限定されないことを、理解すべきである。
図7に示すように、ブロック710において、ネットワーク装置120は、端末装置110に、SN 121のプライマリセルの変更に関する情報の格納に関する設定を送信する。いくつかの実施形態において、ネットワーク装置120は、MN 122であってもよい。いくつかの代替実施形態において、ネットワーク装置120は、SN 121であってもよい。
ネットワーク装置120がMN 122であるいくつかの実施形態において、MN 122は、設定をRRCメッセージ内で端末装置110に送信してもよい。代替として、MN 122は、設定をシステム情報内で端末装置110に送信してもよい。ネットワーク装置120がSN 121であるいくつかの実施形態において、SN 121は、設定をRRCメッセージ内で端末装置110に送信してもよい。
いくつかの実施形態において、該設定は、情報の格納をトリガするための条件を含んでもよい。いくつかの実施形態において、該条件は、セカンダリノードのプライマリセルが第1のセルから第2のセルに変更される場合の第1のセルの無線リンク問題を含んでもよく、該条件に対応する情報の内容は、第1のセルの無線リンク問題定格パラメータ、条件が満たされているときの第1のセル、第2のセル及び隣接セルの測定結果、第1のセルのアイデンティティ及び第2のセルのアイデンティティ、マスターノードのプライマリセルのアイデンティティ、又は第1のセル及びマスターノードのプライマリセル内の端末装置の識別子のうちの少なくとも1つ含んでもよい。
いくつかの実施形態において、条件は、セカンダリノードのプライマリセルが第1のセルから第2のセルに変更される場合の第2のセルのために複数の候補セルが設定されているか否かを含んでもよく、条件に対応する情報の内容は、複数の候補セルのアイデンティティ、複数の候補セルの測定結果、又は複数の候補セルの実行条件のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
いくつかの実施形態において、条件は、セカンダリノードのプライマリセルが第1のセルから第2のセルに変更される場合の第2のセルのために複数の実行条件が設定されているか否かを含んでもよく、条件に対応する情報の内容は、満たされている実行条件の内容を含んでもよい。
いくつかの実施形態において、ネットワーク装置120は、端末装置110から、SN 121のプライマリセルの変更に関する情報を受信してもよい。いくつかの実施形態において、ネットワーク装置120は、SN 121により開始される変更又はMN 122により開始される変更のうちの少なくとも1つに関連付けられる情報の利用可能性を端末装置110から受信してもよい。これらの実施形態において、ネットワーク装置120は、情報を取得するための要求を端末装置110に送信し、要求された情報を端末装置110から受信してもよい。
ネットワーク装置120がMN 122であるいくつかの実施形態において、MN 122は、変更がMN 122により開始されるとの決定に従って、端末装置110により送信された情報の利用可能性を受信してもよい。ネットワーク装置120がSN 121であるいくつかの実施形態において、SN 121は、変更がSN 121により開始されるとの決定に従って、端末装置110により送信された情報の利用可能性を受信してもよい。ネットワーク装置120がSN 121であるいくつかの実施形態において、SN 121は、変更がSN 121により開始されるとの決定に従って、端末装置110により送信された情報の利用可能性を受信してもよい。いくつかの実施形態において、SN 121又はMN 122は、MN 122により開始される変更に関連付けられる情報の利用可能性を受信してもよい。いくつかの実施形態において、SN 121又はMN 122は、SN 121により開始される変更に関連付けられる情報の利用可能性を受信してもよい。
いくつかの実施形態において、SN 121又はMN 122は、端末装置110に、SN 121により開始される変更に関連付けられる情報の第1の部分についての要求を送信してもよい。いくつかの実施形態において、SN 121又はMN 122は、端末装置110に、MN 122により開始される変更に関連付けられる情報の第2の部分についての要求を送信してもよい。
ネットワーク装置120がMN 122であるいくつかの実施形態において、MN 122は、MN 122により開始される変更に関連付けられる情報を受信してもよい。ネットワーク装置120がSN 121であるいくつかの実施形態において、SN 121は、SN 121により開始される変更に関連付けられる情報を受信してもよい。いくつかの実施形態において、SN 121は、SN 121からの、情報の第1の部分であって、SN 121により開始される変更に関連付けられる第1の部分についての要求に応じて、端末装置110により送信された情報の第1の部分を受信してもよい。いくつかの実施形態において、MN 122は、MN 122からの、情報の第1の部分であって、SN 121により開始される変更に関連付けられる第1の部分についての要求に応じて、端末装置110により送信された情報の第1の部分を受信してもよい。
いくつかの実施形態において、SN 121は、SN 121からの、情報の第2の部分であって、MN 122により開始される変更に関連付けられる第2の部分についての要求に応じて、端末装置110により送信された情報の第2の部分を受信してもよい。いくつかの実施形態において、MN 122は、MN 122からの、情報の第2の部分であって、MN 122により開始される変更に関連付けられる第2の部分についての要求に応じて、端末装置110により送信された情報の第2の部分を受信してもよい。
ネットワーク装置120がMN 122であるいくつかの実施形態において、情報の第1の部分であって、SN 121により開始される変更に関連付けられる前記第1部分の利用可能性を端末装置110から受信したことに応じて、MN 122は、情報の第1の部分の利用可能性をSN 121に転送してもよい。ネットワーク装置120がMN 122であるいくつかの実施形態において、端末装置110からの情報の第1の部分を受信したことに応じて、MN 122は、情報の第1の部分をSN 121に転送してもよい。
ネットワーク装置120がSN 121であるいくつかの実施形態において、情報の第2の部分であって、MN 122により開始される変更に関連付けられる前記第2部分の利用可能性を端末装置110から受信したことに応じて、SN 121は、情報の第2の部分の利用可能性をMN 122に転送してもよい。ネットワーク装置120がSN 121であるいくつかの実施形態において、端末装置110から情報の第2の部分を受信したことに応じて、SN 121は、情報の第2の部分をMN 122に転送してもよい。
ネットワーク装置120がSN 121であるいくつかの実施形態において、SN 121は、SN 121により開始される変更又はMN 122により開始される変更のうちの少なくとも1つに関連付けられる情報の利用可能性を、MN 122を介して端末装置110から受信してもよい。これらの実施形態において、SN 121は、MN 122を介して、情報を取得するための要求を端末装置110に送信し、MN 122を介して、端末装置110から情報を受信してもよい。
ネットワーク装置120がMN 122であるいくつかの実施形態において、MN 122は、SN 121により開始される変更又はMN 122により開始される変更のうちの少なくとも1つに関連付けられる情報を、MN 122の再確立又はハンドオーバ時のネットワーク装置である別のネットワーク装置を介して、端末装置110から受信してもよい。
こうして、ネットワーク装置は、所望のSPCR情報を取得し、該SPCR情報を用いて、そのPSCell変更設定が調整を必要とするか否かを分析することができる。
装置の実現例
図8は本開示の実施形態を実現するのに適した装置800の概略ブロック図である。装置800は、図1に示す端末装置110又はネットワーク装置120の別の例示的な実施態様として考えられる。したがって、装置800は、端末装置110又はネットワーク装置120において、或いはそれらの少なくとも一部として実現することができる。
図示されるように、装置800は、プロセッサ810と、プロセッサ810に結合されたメモリ820と、プロセッサ810に結合された適切な送信機(TX)及び受信機(RX)840と、TX/RX 840に結合された通信インターフェースとを備える。メモリ810は、プログラム830の少なくとも一部を格納する。TX/RX 840は双方向通信に用いられる。TX/RX 840は、通信を容易にするために少なくとも一つのアンテナを有するが、本明細書に言及されたアクセスノードは、実際には複数のアンテナを有することができる。通信インターフェースは、eNB/gNB間の双方向通信のためのX2/Xnインターフェース、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)/アクセス及びモビリティ管理機能(AMF:Access and Mobility Management Function)/SGW/UPFとeNB/gNBとの間の通信のためのS1/NGインターフェース、eNB/gNBと中継ノード(RN:relay node)との間の通信のためのUnインターフェース、又はeNB/gNBと端末装置との間の通信のためのUuインターフェースなど、他のネットワーク要素との通信に必要な任意のインターフェースを表してもよい。
プログラム830は、図1~図7を参照して本明細書で説明したように、関連するプロセッサ810により実行された場合、装置800が本開示の実施形態に従って動作することを可能にするプログラム命令を含むと仮定する。本文の実施形態は、装置800のプロセッサ810により実行可能なコンピュータソフトウェアにより、又はハードウェアにより、又はソフトウェアとハードウェアとの組合せにより実現できる。プロセッサ810は、本開示の様々な実施形態を実施するように設定することができる。さらに、プロセッサ810とメモリ820との組み合わせは、本開示の様々な実施形態を実現するのに適したプロセッシング手段850を形成することができる。
メモリ820は、ローカル技術ネットワークに適した任意のタイプであってもよく、また、非限定的な例として、非一時的なコンピュータ可読格納媒体、半導体に基づくメモリ装置、磁気メモリ装置及びシステム、光学メモリ装置及びシステム、固定メモリ及びリムーバブルメモリなど、任意の適切なデータ格納技術を使用して実現することができる。装置800内には1つのメモリ820のみが示されているが、装置800内にはいくつかの物理的に異なるメモリモジュールが存在してもよい。プロセッサ810は、ローカル技術ネットワークに適した任意のタイプであってもよく、非限定的な例として、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、及びマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの一つ又は複数を含んでもよい。装置800は、複数のプロセッサ、例えば、メインプロセッサを同期化するクロックに時間的に従属する特定用途向け集積回路チップを有することができる。
いくつかの実施形態において、端末装置は回路を備え、前記回路は、セカンダリノード又はマスターノードであるネットワーク装置から、セカンダリノードのプライマリセルの変更に関する情報の格納についての設定を受信することと、前記セカンダリノードのプライマリセルの変更に関する情報を、前記設定に基づいて格納することと、を含む。
いくつかの実施形態において、前記回路は、前記セカンダリノードからのRRCメッセージ内で前記設定を受信すること、前記マスターノードからのRRCメッセージ内で前記設定を受信すること、又は、前記マスターノードからのシステム情報内で前記設定を受信することのうちの少なくとも1つにより、前記設定を受信するように設定されてもよい。
いくつかの実施形態において、前記回路は、前記情報の格納をトリガするための条件が満たされているか否かを決定することと、前記条件が満たされているとの決定に従って、前記条件に対応する内容を前記情報として格納することとにより、前記情報を格納するように設定されてもよい。いくつかの実施形態において、前記回路はさらに、前記設定から前記条件を取得するように設定されてもよい。
いくつかの実施形態において、前記条件は、セカンダリノードのプライマリセルが第1のセルから第2のセルに変更される場合の第1のセルの無線リンク問題を含んでもよく、前記内容は、前記第1のセルの無線リンク問題定格パラメータ、前記条件が満たされているときの前記第1のセル、前記第2のセル及び隣接セルの測定結果、前記第1のセルのアイデンティティ及び前記第2のセルのアイデンティティ、前記マスターノードのプライマリセルのアイデンティティ、又は前記第1のセル及び前記マスターノードの前記プライマリセル内の端末装置の識別子のうちの少なくとも1つ含んでもよい。
いくつかの実施形態において、前記条件は、前記セカンダリノードのプライマリセルが第1のセルから第2のセルに変更される場合の第2のセルのために複数の候補セルが設定されているか否かを含んでもよく、前記内容は、前記複数の候補セルのアイデンティティ、前記複数の候補セルの測定結果、又は前記複数の候補セルの実行条件のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
いくつかの実施形態において、前記条件は、前記セカンダリノードのプライマリセルが第1のセルから第2のセルに変更される場合の第2のセルのために複数の実行条件が設定されているか否かを含んでもよく、前記内容は、満たされている実行条件の内容を含んでもよい。
いくつかの実施形態において、前記回路は、前記変更が前記セカンダリノードにより開始されるとの決定に従って、前記情報を前記端末装置の第1の情報要素に格納することと、前記変更が前記マスターノードにより開始されるとの決定に従って、前記情報を前記端末装置の第2の情報要素に格納することとにより、前記情報を格納するように設定されてもよい。
いくつかの実施形態において、前記回路は、前記変更が前記セカンダリノードにより開始されるとの決定に従って、前記情報を、前記情報が前記セカンダリノードにより開始される変更に関連付けられることを示す第1の指示に関連付けて格納することと、前記変更が前記マスターノードにより開始されるとの決定に従って、前記情報を、前記情報が前記マスターノードにより開始される変更に関連付けられることを示す第2の指示に関連付けて格納することとにより前記情報を格納するように設定されてもよい。
いくつかの実施形態において、前記回路はさらに、前記情報が送信されると、前記格納された情報を破棄すること、前記変更が失敗すると、前記格納された情報を解放すること、所定の期間が経過すると、前記格納された情報を破棄すること、又は前記情報が破棄されたことを示す指示を前記ネットワーク装置から受信すると、前記格納された情報を破棄することのうちの少なくとも1つを行うように設定されてもよい。
いくつかの実施形態において、前記回路はさらに、前記情報を前記ネットワーク装置に送信するように設定されてもよい。いくつかの実施形態において、前記回路は、前記セカンダリノードにより開始される変更又は前記マスターノードにより開始される変更のうちの少なくとも1つに関連付けられる情報の利用可能性を前記ネットワーク装置に送信することと、前記情報を取得するための要求を前記ネットワーク装置から受信することと、前記情報を前記ネットワーク装置に送信することとにより、前記情報を送信するように設定されてもよい。
いくつかの実施形態において、前記回路は、前記情報が前記セカンダリノードにより開始される変更に関連付けられるとの決定に従って、前記情報の利用可能性を前記セカンダリノードに送信すること、前記情報が前記マスターノードにより開始される変更に関連付けられるとの決定に従って、前記情報の利用可能性を前記マスターノードに送信すること、前記情報が前記マスターノードにより開始される変更に関連付けられるとの決定に従って、前記ネットワーク装置に、前記マスターノードにより開始される変更に関連付けられる情報の利用可能性を送信すること、又は、前記情報が前記セカンダリノードにより開始される変更に関連付けられるとの決定に従って、前記ネットワーク装置に、前記セカンダリノードにより開始される変更に関連付けられる情報の利用可能性を送信することのうちの少なくとも1つにより、前記情報の利用可能性を送信するように設定されてもよい。
いくつかの実施形態において、前記回路は、前記ネットワーク装置から、前記セカンダリノードにより開始される変更に関連付けられる情報の第1の部分についての要求を受信すること、又は、前記ネットワーク装置から、前記マスターノードにより開始される変更に関連付けられる情報の第2の部分についての要求を受信することのうちの少なくとも1つにより、前記要求を受信するように設定されてもよい。
いくつかの実施形態において、前記回路は、前記情報が前記マスターノードにより開始される変更に関連付けられるとの決定に従って、前記情報を前記マスターノードに送信すること、前記情報が前記セカンダリノードにより開始される変更に関連付けられるとの決定に従って、前記情報を前記セカンダリノードに送信すること、前記ネットワーク装置から、前記情報の第1の部分であって、前記セカンダリノードにより開始される変更に関連付けられる前記第1の部分についての要求を受信したことに応じて、前記情報の第1の部分を前記ネットワーク装置に送信すること、又は、前記ネットワーク装置から、前記情報の第2の部分であって、前記マスターノードにより開始される変更に関連付けられる前記第2の部分についての要求を受信したことに応じて、前記情報の第2の部分を前記ネットワーク装置に送信することのうちの少なくとも1つにより、前記情報を送信するように設定されてもよい。
いくつかの実施形態において、前記回路は、前記マスターノードを介して、前記セカンダリノードにより開始される変更又は前記マスターノードにより開始される変更のうちの少なくとも1つに関連付けられる前記情報の利用可能性を前記セカンダリノードに送信することと、前記マスターノードを介して、前記情報を取得するための要求を前記セカンダリノードから受信することと、前記マスターノードを介して,前記情報を前記セカンダリノードに送信することとにより、前記情報を送信するように設定されてもよい。
いくつかの実施形態において、前記回路は、前記情報が前記セカンダリノードにより開始される変更に関連付けられるとの決定に従って、前記マスターノードを介して、前記情報の利用可能性を前記セカンダリノードに送信すること、前記情報が前記マスターノードにより開始される変更に関連付けられるとの決定に従って、前記マスターノードを介して、前記マスターノードにより開始される変更に関連付けられる前記情報の利用可能性を送信すること、又は、前記情報が前記セカンダリノードにより開始される変更に関連付けられるとの決定に従って、前記マスターノードを介して、前記セカンダリノードにより開始される変更に関連付けられる前記情報の利用可能性を送信することのうちの少なくとも1つにより、前記情報の利用可能性を送信するように設定されてもよい。
いくつかの実施形態において、前記回路は、前記マスターノードを介して、前記セカンダリノードから、前記セカンダリノードにより開始される変更に関連付けられる前記情報の第1の部分についての前記要求を受信すること、又は、前記マスターノードを介して、前記セカンダリノードから、前記マスターノードにより開始される変更に関連付けられる前記情報の第2の部分についての前記要求を受信することのうちの少なくとも1つにより、前記要求を受信するように設定されてもよい。
いくつかの実施形態において、前記回路は、前記情報が前記セカンダリノードにより開始される変更に関連付けられるとの決定に従って、前記情報を前記マスターノードを介して前記セカンダリノードに送信すること、前記セカンダリノードから前記マスターノードを介して前記情報の第1の部分についての要求を受信したことに応じて、前記マスターノードを介して前記情報の第1の部分を前記セカンダリノードに送信すること、又は、前記セカンダリノードから前記マスターノードを介して前記情報の第2の部分についての要求を受信したことに応じて、前記マスターノードを介して前記情報の第2の部分を前記セカンダリノードに送信することのうちの少なくとも1つにより、前記情報を送信するように設定されてもよい。
いくつかの実施形態において、前記回路は、前記情報の利用可能性を、前記マスターノードの再確立又はハンドオーバ時にネットワーク装置である別のネットワーク装置に送信することと、前記情報を取得するための要求を前記別のネットワーク装置から受信することと、前記情報を、前記ネットワーク装置に転送するために、前記別のネットワーク装置に送信することとにより、前記情報を送信するように設定されている。
いくつかの実施形態において、ネットワーク装置は回路を備え、前記回路は、端末装置に、セカンダリノードのプライマリセルの変更に関する情報の格納に関する設定を送信するように設定され、前記ネットワーク装置は前記セカンダリノード又はマスターノードである。
ネットワーク装置がマスターノードであるいくつかの実施形態において、前記回路は、前記設定をRRCメッセージ内で前記端末装置に送信すること、又は、前記設定をシステム情報内で前記端末装置に送信することのうちの少なくとも1つにより前記設定を送信するように設定されている。
ネットワーク装置がセカンダリノードであるいくつかの実施形態において、前記回路は、前記設定をRRCメッセージ内で前記端末装置に送信することにより,前記設定を送信するように設定されている。
いくつかの実施形態において、該設定は、情報の格納をトリガするための条件を含んでもよい。いくつかの実施形態において、該条件は、セカンダリノードのプライマリセルが第1のセルから第2のセルに変更される場合の第1のセルの無線リンク問題を含んでもよく、該条件に対応する情報の内容は、第1のセルの無線リンク問題定格パラメータ、条件が満たされているときの第1のセル、第2のセル及び隣接セルの測定結果、第1のセルのアイデンティティ及び第2のセルのアイデンティティ、マスターノードのプライマリセルのアイデンティティ、又は第1のセル及びマスターノードのプライマリセル内の端末装置の識別子のうちの少なくとも1つ含んでもよい。
いくつかの実施形態において、条件は、セカンダリノードのプライマリセルが第1のセルから第2のセルに変更される場合の第2のセルのために複数の候補セルが設定されているか否かを含んでもよく、条件に対応する情報の内容は、複数の候補セルのアイデンティティ、複数の候補セルの測定結果、又は複数の候補セルの実行条件のうちの少なくとも1つを含んでもよい。いくつかの実施形態において、条件は、セカンダリノードのプライマリセルが第1のセルから第2のセルに変更される場合の第2のセルのために複数の実行条件が設定されているか否かを含んでもよく、条件に対応する情報の内容は、満たされている実行条件の内容を含んでもよい。
いくつかの実施形態において、前記回路はさらに、前記端末装置から、前記セカンダリノードのプライマリセルの変更に関する前記情報を受信するように設定されてもよい。いくつかの実施形態において、前記回路は、前記セカンダリノードにより開始される変更又は前記マスターノードにより開始される変更のうちの少なくとも1つに関連付けられる前記情報の利用可能性を前記端末装置から受信することと、前記情報を取得するための要求を前記端末装置に送信することと、前記情報を前記端末装置から受信することとにより、前記情報を受信するように設定されてもよい。
いくつかの実施形態において、前記回路は、変更が前記マスターノードにより開始されるとの決定に従って、マスターノードである前記ネットワーク装置において、前記端末装置により送信された前記情報の利用可能性を受信すること、変更が前記セカンダリノードにより開始されるとの決定に従って、前記セカンダリノードである前記ネットワーク装置において、前記端末装置により送信された前記情報の利用可能性を受信すること、前記マスターノードにより開始される変更に関連付けられる前記情報の利用可能性を受信すること、前記セカンダリノードにより開始される変更に関連付けられる前記情報の利用可能性を受信することのうちの少なくとも1つにより、前記情報の利用可能性を受信するように設定されてもよい。
いくつかの実施形態において、前記回路は、前記端末装置に、前記セカンダリノードにより開始される変更に関連付けられる前記情報の第1の部分についての前記要求を送信すること、又は、前記端末装置に、前記マスターノードにより開始される変更に関連付けられる前記情報の第2の部分についての前記要求を受信することのうちの少なくとも1つにより、前記要求を送信するように設定されてもよい。
いくつかの実施形態において、前記回路は、マスターモードである前記ネットワーク装置において、前記マスターノードにより開始される変更に関連付けられる前記情報を受信すること、セカンダリモードである前記ネットワーク装置において、前記セカンダリノードにより開始される変更に関連付けられる前記情報を受信すること、前記ネットワーク装置からの、前記情報の第1の部分であって、前記セカンダリノードにより開始される変更に関連付けられる前記第1の部分についての要求に応じて、前記端末装置により送信された前記情報の第1の部分を受信すること、又は、前記ネットワーク装置からの、前記情報の第2の部分であって、前記マスターノードにより開始される変更に関連付けられる前記第2の部分についての要求に応じて、前記端末装置により送信された前記情報の第2の部分を受信することにより、前記情報を受信するように設定されてもよい。
ネットワーク装置がマスターノードであるいくつかの実施形態において、前記回路はさらに、前記情報の第1の部分であって、前記セカンダリノードにより開始される変更に関連付けられる前記第1部分の利用可能性を前記端末装置から受信したことに応じて、前記情報の第1の部分の利用可能性を前記セカンダリノードに転送すること、又は、前記情報の第1の部分を前記端末装置から受信したことに応じて、前記情報の第1の部分を前記セカンダリノードに転送することのうちの少なくとも1つを行うように設定されてもよい。
前記ネットワーク装置が前記セカンダリノードであるいくつかの実施形態において、前記回路はさらに、前記情報の第2の部分であって、前記マスターノードにより開始される変更に関連付けられる前記第2部分の利用可能性を前記端末装置から受信したことに応じて、前記情報の第2の部分の利用可能性を前記マスターノードに転送すること、又は、前記情報の第2の部分を前記端末装置から受信したことに応じて、前記情報の第2の部分を前記マスターノードに転送することのうちの少なくとも1つを行うように設定されてもよい。
ネットワーク装置がセカンダリノードであるいくつかの実施形態において、前記回路は、前記マスターノードを介して、前記セカンダリノードにより開始される変更又は前記マスターノードにより開始される変更のうちの少なくとも1つに関連付けられる前記情報の利用可能性を前記端末装置から受信することと、前記マスターノードを介して、前記情報を取得するための要求を前記端末装置に送信することと、前記マスターノードを介して,前記情報を前記端末装置から受信することとにより、前記情報を受信するように設定されてもよい。
いくつかの実施形態において、前記回路は、前記セカンダリノードにより開始される変更又は前記マスターノードにより開始される変更のうちの少なくとも1つに関連付けられる前記情報を、前記マスターノードの再確立又はハンドオーバ時のネットワーク装置である別のネットワーク装置を介して、前記端末装置から受信することにより、前記情報を受信するように設定されてもよい。
本明細書で使用される用語「回路」は、ハードウェア回路及び/又はハードウェア回路とソフトウェアとの組み合わせを意味することができる。例えば、回路は、アナログ及び/又はデジタルハードウェア回路とソフトウェア/ファームウェアとの組み合わせであってもよい。さらに別の例として、回路は、端末装置又はネットワーク装置のような装置に様々な機能を実行させるために協働する、デジタル信号プロセッサ、ソフトウェア及び一つ又は複数のメモリを含むソフトウェアを有するハードウェアプロセッサの任意の部分であってもよい。さらに別の例において、回路は、オペレーションのためにソフトウェア/ファームウェアを必要とするハードウェア回路及び/又はマイクロプロセッサ又はその一部のようなプロセッサであってもよいが、オペレーションのために必要でない場合、ソフトウェアは存在しなくてもよい。本明細書で使用されるように、用語「回路」は、ハードウェア回路又は1つ又は複数のプロセッサのみ、又はハードウェア回路又は1つ又は複数のプロセッサの一部、及びその(又はそれらの)付随するソフトウェア及び/又はファームウェアの実装も含む。
全体として、本開示の様々な実施形態は、ハードウェア又は専用回路、ソフトウェア、論理、又はそれらの任意の組み合わせで実現することができる。いくつかの態様は、ハードウェアで実現されてもよく、他の態様は、コントローラ、マイクロプロセッサ、又は他のコンピューティング装置により実行できるファームウェア又はソフトウェアで実現されてもよい。本開示の実施形態の様々な態様は、ブロック図、フローチャート又は他の何らかの絵画的表現を用いて図示及び説明されているが、本明細書に記載されたブロック、機器、システム、技術、又は方法は、非限定的な例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路又は論理、汎用ハードウェア又はコントローラ又は他のコンピューティング装置、又はそれらの何らかの組み合わせで実装できることを理解されたい。
本開示はまた、非一時的なコンピュータ可読格納媒体上に有形的に格納された少なくとも一つのコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、図2~図7を参照して上述したプロセス又は方法を実行するために、対象の実プロセッサ又は仮想プロセッサ上の装置内で実行される、プログラムモジュールに含まれる命令などのコンピュータ実行可能な命令を含む。一般に、プログラムモジュールには、特定のタスクを実行したり、特定の抽象データ型を実装したりするルーチン、プログラム、ライブラリ、オブジェクト、クラス、コンポーネント、データ構造などが含まれる。様々な実施形態において、プログラムモジュールの機能は、必要に応じて、プログラムモジュール間で結合又は分割することができる。プログラムモジュールのマシンが実行可能な命令は、ローカル又は分散型装置内で実行することができる。分散型装置において、プログラムモジュールは、ローカル格納媒体及びリモート格納媒体内の両方に配置されていてもよい。
本開示の方法を実行するためのプログラムコードは、一つ又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されてもよい。これらのプログラムコードは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラマブルデータプロセッシング機器のプロセッサ又はコントローラに提供され、プロセッサ又はコントローラにより実行された場合、プログラムコードで、フローチャート及び/又はブロック図に指定された機能/動作を実現させる。プログラムコードは、完全にマシン上で、部分的にマシン上で、独立したソフトウェアパッケージとして、部分的にマシン上でかつ部分的にリモートマシン上で、又は完全にリモートマシン又はサーバ上で実行してもよい。
上述のプログラムコードは、マシン可読媒体上で実装することができ、マシン可読媒体は、命令実行システム、機器、又は装置により使用されるか、又はそれらに関連するプログラムを含むか又は格納することができる任意の有形媒体であってもよい。マシン可読媒体は、マシン可読信号媒体又はマシン可読格納媒体とすることができる。マシン可読媒体は、電子、磁気、光学、電磁気、赤外線若しくは半導体のシステム、機器若しくは装置、又は前述の媒体の任意の適切な組み合せを含むことができるが、これらに限定されない。マシンが読み取り可能な格納媒体のより具体的な例は、一つ又は複数のワイヤを有する電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブル光ディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光学的格納装置、磁気格納装置、又は上述の任意の適切な組合せを含んでもよい。
なお、動作について特定の順序で説明を行ったが、所望の結果を得るために、こうした動作を、示された特定の順序で実行するか若しくは連続した順序で実行し、又は、説明された全ての動作を実行することが求められる、と理解されるべきではない。場合によっては、マルチタスクや並列処理が有利になることもある。同様に、いくつかの特定の実装の詳細が上記の議論に含まれているが、これらは、本開示の範囲に対する限定として解釈されるべきではなく、特定の実施形態に固有となり得る特徴の説明として解釈されるべきである。個々の実施形態の文脈で説明されたいくつかの特徴は、単一の実施形態において組み合わされて実現されてもよい。逆に、単一の実施形態の文脈で説明された様々な特徴は、複数の実施形態において別々に、又は任意の適切なサブ組合せで実装されてもよい。
本開示は、構造的特徴及び/又は方法論的動作に特有の言語で説明されてきたが、添付の特許請求の範囲において定義された本開示は、必ずしも上記の特定の特徴又は動作に限定されないことを理解すべきである。むしろ、上述した特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実施する例示的な形態として開示されている。

Claims (40)

  1. 端末装置において、セカンダリノード又はマスターノードであるネットワーク装置から、前記セカンダリノードのプライマリセルの変更に関する情報の格納についての設定を受信することと、
    前記セカンダリノードの前記プライマリセルの前記変更に関する前記情報を、前記設定に基づいて格納することと、
    を含む通信の方法。
  2. 前記受信することは、
    前記セカンダリノードからの無線リソース制御(RRC)メッセージ内で前記設定を受信すること、
    前記マスターノードからのRRCメッセージ内で前記設定を受信すること、又は、
    前記マスターノードからのシステム情報内で前記設定を受信すること
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記情報を格納することは、
    前記情報の格納をトリガするための条件が満たされているか否かを決定することと、
    前記条件が満たされているとの決定に従って、前記条件に対応する内容を前記情報として格納することと
    を含む、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記設定から前記条件を取得することをさらに含む、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記条件は、前記セカンダリノードの前記プライマリセルが第1のセルから第2のセルに変更される場合の前記第1のセルの無線リンク問題を含み、
    前記内容は、
    前記第1のセルの無線リンク問題定格パラメータ、
    前記条件が満たされている場合の前記第1のセル、前記第2のセル及び隣接セルの測定結果、
    前記第1のセルのアイデンティティ及び前記第2のセルのアイデンティティ、
    前記マスターノードのプライマリセルのアイデンティティ、又は、
    前記第1のセルと前記マスターノードの前記プライマリセル内の前記端末装置の識別子
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項3に記載の方法。
  6. 前記条件は、前記セカンダリノードが第1のセルから第2のセルに変更される場合の前記第2のセルのために複数の候補セルが設定されているか否かを含み、
    前記内容は、前記複数の候補セルのアイデンティティ、前記複数の候補セルの測定結果、又は前記複数の候補セルの実行条件のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項3に記載の方法。
  7. 前記条件は、前記セカンダリノードのプライマリセルが第1のセルから第2のセルに変更される場合の前記第2のセルのために複数の実行条件が設定されているか否かを含み、
    前記内容は、満たされている実行条件の内容を含む、
    請求項3に記載の方法。
  8. 前記情報を格納することは、
    前記変更が前記セカンダリノードにより開始されるとの決定に従って、前記情報を前記端末装置の第1の情報要素に格納することと、
    前記変更が前記マスターノードにより開始されるとの決定に従って、前記情報を前記端末装置の第2の情報要素に格納することと、
    を含む、
    請求項1に記載の方法。
  9. 前記情報を格納することは、
    前記変更が前記セカンダリノードにより開始されるとの決定に従って、前記セカンダリノードにより開始される前記変更に前記情報が関連付けられることを示す第1の指示に関連付けて前記情報を格納することと、
    前記変更が前記マスターノードにより開始されるとの決定に従って、前記マスターノードにより開始される前記変更に前記情報が関連付けられることを示す第2の指示に関連付けて前記情報を格納することと、
    を含む、
    請求項1に記載の方法。
  10. 前記情報が送信されると、前記格納された情報を破棄すること、
    前記変更が失敗すると、前記格納された情報を解放すること、
    所定の期間が経過すると、前記格納された情報を破棄すること、又は、
    前記情報が破棄されたことを示す指示を前記ネットワーク装置から受信すると、前記格納された情報を破棄すること
    のうちの少なくとも1つをさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  11. 前記情報を前記ネットワーク装置に送信することをさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  12. 前記送信することは、
    前記セカンダリノードにより開始される前記変更又は前記マスターノードにより開始される前記変更のうちの少なくとも1つに関連付けられる前記情報の利用可能性を前記ネットワーク装置に送信することと、
    前記情報を取得するための要求を前記ネットワーク装置から受信することと、
    前記情報を前記ネットワーク装置に送信することと
    を含む、
    請求項11に記載の方法。
  13. 前記情報の利用可能性を送信することは、
    前記セカンダリノードにより開始される前記変更に前記情報が関連付けられるとの決定に従って、前記情報の前記利用可能性を前記セカンダリノードに送信すること、
    前記マスターノードにより開始される前記変更に前記情報が関連付けられるとの決定に従って、前記情報の前記利用可能性を前記マスターノードに送信すること、
    前記マスターノードにより開始される前記変更に前記情報が関連付けられるとの決定に従って、前記ネットワーク装置に、前記マスターノードにより開始される前記変更に関連付けられる前記情報の前記利用可能性を送信すること、又は、
    前記セカンダリノードにより開始される前記変更に前記情報が関連付けられるとの決定に従って、前記ネットワーク装置に、前記セカンダリノードにより開始される前記変更に関連付けられる前記情報の前記利用可能性を送信すること
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項12に記載の方法。
  14. 前記要求を受信することは、
    前記ネットワーク装置から、前記セカンダリノードにより開始される前記変更に関連付けられる前記情報の第1の部分についての要求を受信すること、又は、
    前記ネットワーク装置から、前記マスターノードにより開始される前記変更に関連付けられる前記情報の第2の部分についての要求を受信すること
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項12に記載の方法。
  15. 前記情報を送信することは、
    前記マスターノードにより開始される前記変更に前記情報が関連付けられるとの決定に従って、前記情報を前記マスターノードに送信すること、
    前記セカンダリノードにより開始される前記変更に前記情報が関連付けられるとの決定に従って、前記情報を前記セカンダリノードに送信すること、
    前記ネットワーク装置から、前記情報の第1の部分であって、前記セカンダリノードにより開始される前記変更に関連付けられる前記第1の部分についての要求を受信したことに応じて、前記情報の前記第1の部分を前記ネットワーク装置に送信すること、又は、
    前記ネットワーク装置から、前記情報の第2の部分であって、前記マスターノードにより開始される前記変更に関連付けられる前記第2の部分についての要求を受信したことに応じて、前記情報の前記第2の部分を前記ネットワーク装置に送信すること
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項12に記載の方法。
  16. 前記送信することは、
    前記マスターノードを介して、前記セカンダリノードにより開始される前記変更又は前記マスターノードにより開始される前記変更のうちの少なくとも1つに関連付けられる前記情報の利用可能性を前記セカンダリノードに送信することと、
    前記マスターノードを介して、前記情報を取得するための要求を前記セカンダリノードから受信することと、
    前記マスターノードを介して,前記情報を前記セカンダリノードに送信することと
    を含む、
    請求項11に記載の方法。
  17. 前記情報の前記利用可能性を送信することは、
    前記セカンダリノードにより開始される前記変更に前記情報が関連付けられるとの決定に従って、前記マスターノードを介して、前記情報の前記利用可能性を前記セカンダリノードに送信すること、
    前記マスターノードにより開始される前記変更に前記情報が関連付けられるとの決定に従って、前記マスターノードを介して前記セカンダリノードに、前記マスターノードにより開始される前記変更に関連付けられる前記情報の前記利用可能性を送信すること、又は、
    前記セカンダリノードにより開始される前記変更に前記情報が関連付けられるとの決定に従って、前記マスターノードを介して前記セカンダリノードに、前記セカンダリノードにより開始される前記変更に関連付けられる前記情報の前記利用可能性を送信すること
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項16に記載の方法。
  18. 前記要求を受信することは、
    前記マスターノードを介して、前記セカンダリノードから、前記セカンダリノードにより開始される変更に関連付けられる前記情報の第1の部分についての前記要求を受信すること、又は、
    前記マスターノードを介して、前記セカンダリノードから、前記マスターノードにより開始される変更に関連付けられる前記情報の第2の部分についての前記要求を受信すること
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項16に記載の方法。
  19. 前記情報を送信することは、
    前記セカンダリノードにより開始される前記変更に前記情報が関連付けられるとの決定に従って、前記情報を前記マスターノードを介して前記セカンダリノードに送信すること、
    前記セカンダリノードから前記マスターノードを介して前記情報の第1の部分についての要求を受信したことに応じて、前記マスターノードを介して前記情報の第1の部分を前記セカンダリノードに送信すること、又は、
    前記セカンダリノードから前記マスターノードを介して前記情報の第2の部分についての要求を受信したことに応じて、前記マスターノードを介して前記情報の第2の部分を前記セカンダリノードに送信すること
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項16に記載の方法。
  20. 前記送信することは、
    前記情報の利用可能性を、前記マスターノードの再確立又はハンドオーバ時にネットワーク装置である別のネットワーク装置に送信することと、
    前記情報を取得するための要求を前記別のネットワーク装置から受信することと、
    前記情報を、前記ネットワーク装置に転送するために、前記別のネットワーク装置に送信することと
    を含む、
    請求項11に記載の方法。
  21. セカンダリノード又はマスターノードであるネットワーク装置において、端末装置に、前記セカンダリノードのプライマリセルの変更に関する情報の格納についての設定を送信することを含む
    通信の方法。
  22. 前記ネットワーク装置が前記マスターノードであり、
    前記送信することは、
    前記設定を無線リソース制御(RRC)メッセージ内で前記端末装置に送信すること、又は、
    前記設定をシステム情報内で前記端末装置に送信すること
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項21に記載の方法。
  23. 前記ネットワーク装置が前記セカンダリノードであり、
    前記送信することは、前記設定を無線リソース制御(RRC)メッセージ内で前記端末装置に送信することを含む、
    請求項21に記載の方法。
  24. 前記設定は、前記情報の格納をトリガするための条件を含む、
    請求項21に記載の方法。
  25. 前記条件は、前記セカンダリノードのプライマリセルが第1のセルから第2のセルに変更される場合の前記第1のセルの無線リンク問題を含み、
    前記条件に対応する前記情報の内容は、
    前記第1のセルの無線リンク問題定格パラメータ、
    前記条件が満たされている場合の前記第1のセル、前記第2のセル及び隣接セルの測定結果、
    前記第1のセルのアイデンティティ及び前記第2のセルのアイデンティティ、
    前記マスターノードのプライマリセルのアイデンティティ、又は、
    前記第1のセルと前記マスターノードのプライマリセル内の前記端末装置の識別子
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項24に記載の方法。
  26. 前記条件は、前記セカンダリノードが第1のセルから第2のセルに変更される場合の前記第2のセルのために複数の候補セルが設定されているか否かを含み、
    前記条件に対応する前記情報の内容は、前記複数の候補セルのアイデンティティ、前記複数の候補セルの測定結果、又は前記複数の候補セルの実行条件のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項24に記載の方法。
  27. 前記条件は、前記セカンダリノードのプライマリセルが第1のセルから第2のセルに変更される場合の前記第2のセルのために複数の実行条件が設定されているか否かを含み、
    前記条件に対応する前記情報の内容は、満足されている実行条件の内容を含む、
    請求項24に記載の方法。
  28. 前記端末装置から、前記セカンダリノードのプライマリセルの変更に関する前記情報を受信することをさらに含む、
    請求項21に記載の方法。
  29. 前記受信することは、
    前記セカンダリノードにより開始される変更又は前記マスターノードにより開始される変更のうちの少なくとも1つに関連付けられる前記情報の利用可能性を前記端末装置から受信することと、
    前記情報を取得するための要求を前記端末装置に送信することと、
    前記情報を前記端末装置から受信することと
    を含む、
    請求項28に記載の方法。
  30. 前記情報の利用可能性を送信することは、
    変更が前記マスターノードにより開始されるとの決定に従って、マスターノードである前記ネットワーク装置において、前記端末装置により送信された前記情報の利用可能性を受信すること、
    変更が前記セカンダリノードにより開始されるとの決定に従って、前記セカンダリノードである前記ネットワーク装置において、前記端末装置により送信された前記情報の利用可能性を受信すること、
    前記マスターノードにより開始される変更に関連付けられる前記情報の利用可能性を受信すること、又は、
    前記セカンダリノードにより開始される変更に関連付けられる前記情報の利用可能性を受信すること
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項29に記載の方法。
  31. 前記要求を送信することは、
    前記端末装置に、前記セカンダリノードにより開始される変更に関連付けられる前記情報の第1の部分についての前記要求を送信すること、又は、
    前記端末装置に、前記マスターノードにより開始される変更に関連付けられる前記情報の第2の部分についての前記要求を受信すること
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項29に記載の方法。
  32. 前記情報を受信することは、
    マスターモードである前記ネットワーク装置において、前記マスターノードにより開始される変更に関連付けられる前記情報を受信すること、
    セカンダリモードである前記ネットワーク装置において、前記セカンダリノードにより開始される変更に関連付けられる前記情報を受信すること、
    前記ネットワーク装置からの、前記情報の第1の部分であって、前記セカンダリノードにより開始される変更に関連付けられる前記第1の部分についての要求に応じて、前記端末装置により送信された前記情報の第1の部分を受信すること、又は、
    前記ネットワーク装置からの、前記情報の第2の部分であって、前記マスターノードにより開始される変更に関連付けられる前記第2の部分についての要求に応じて、前記端末装置により送信された前記情報の第2の部分を受信すること
    を含む、
    請求項29に記載の方法。
  33. 前記ネットワーク装置が前記マスターノードであり、
    前記方法は、
    前記情報の第1の部分であって、前記セカンダリノードにより開始される変更に関連付けられる前記第1の部分の利用可能性を前記端末装置から受信したことに応じて、前記情報の第1の部分の利用可能性を前記セカンダリノードに転送すること、又は、
    前記情報の第1の部分を前記端末装置から受信したことに応じて、前記情報の第1の部分を前記セカンダリノードに転送すること
    のうちの少なくとも1つをさらに含む、
    請求項29に記載の方法。
  34. 前記ネットワーク装置が前記セカンダリノードであり、
    前記方法は、
    前記情報の第2の部分であって、前記マスターノードにより開始される変更に関連付けられる前記第2の部分の利用可能性を前記端末装置から受信したことに応じて、前記情報の第2の部分の利用可能性を前記マスターノードに転送すること、又は、
    前記情報の第2の部分を前記端末装置から受信したことに応じて、前記情報の第2の部分を前記マスターノードに転送すること
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項29に記載の方法。
  35. 前記ネットワーク装置が前記セカンダリノードであり、
    前記受信することは、
    前記マスターノードを介して、前記セカンダリノードにより開始される変更又は前記マスターノードにより開始される変更のうちの少なくとも1つに関連付けられる前記情報の利用可能性を前記端末装置から受信することと、
    前記マスターノードを介して、前記情報を取得するための要求を前記端末装置に送信することと、
    前記マスターノードを介して,前記情報を前記端末装置から受信することと
    を含む、
    請求項28に記載の方法。
  36. 前記受信することは、
    前記セカンダリノードにより開始される変更又は前記マスターノードにより開始される変更のうちの少なくとも1つに関連付けられる前記情報を、前記マスターノードの再確立又はハンドオーバ時のネットワーク装置である別のネットワーク装置を介して、前記端末装置から受信すること
    を含む、
    請求項28に記載の方法。
  37. プロセッサと、
    前記プロセッサに結合され命令を格納しているメモリと、を備える端末装置であって、
    前記命令が前記プロセッサにより実行された場合、請求項1から請求項20の何れか一項に記載の方法を実行する
    端末装置。
  38. プロセッサと、
    前記プロセッサに結合され命令を格納しているメモリと、を備えるネットワーク装置であって、
    前記命令が前記プロセッサにより実行された場合、請求項21から請求項36の何れか一項に記載の方法を実行する
    ネットワーク装置。
  39. 少なくとも一つのプロセッサ上で実行された場合、前記少なくとも一つのプロセッサに、請求項1から請求項20の何れか一項に記載の方法を実行させる命令を格納している
    コンピュータ可読媒体。
  40. 少なくとも一つのプロセッサ上で実行された場合、前記少なくとも一つのプロセッサに、請求項21から請求項36の何れか一項に記載の方法を実行させる命令を格納している
    コンピュータ可読媒体。
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