JP2024112304A - サイドリンク測位のためのリソース選択支援のための方法およびデバイス - Google Patents

サイドリンク測位のためのリソース選択支援のための方法およびデバイス Download PDF

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Abstract

【課題】サイドリンク(SL)制御情報(SCI)の専用フィールドにおいてUEから測位支援の要求を受信する方法およびデバイスを提供する。【解決手段】通信システムにおいて、方法は、UEが、SL測位参照信号(PRS)伝送のためのリソースを選択する際の支援の要求を他のUEに送信し、SL-PRS伝送のための1つまたは複数の優先或いは非優先リソースのセットを他のUEから受信し、センシングを実行し、SL-PRS伝送のためのリソースを、少なくとも1つまたは複数の優先或いは非優先リソースのセットに基づいて選択して他のUEに提供し、他のUEによって選択されたリソースを介して他のUEからSL-PRSを受信し、受信したSL-PRSに基づいて測位を実行する。【選択図】図6A

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2023年2月7日に出願された米国仮出願第63/443,839号の米国特許法第119条(e)項に基づく優先権の利益を主張し、その開示は、あたかも完全に本明細書に記載されているかのように参照によりその全体が組み込まれる。
本開示は、一般にサイドリンク(SL)通信に関する。より詳細には、本明細書に開示される主題は、SL測位のためのリソース選択支援の改良に関する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標、下記同様))リリース(Rel)-16/17では、測位とSL通信の両方が標準化された。しかしながら、SL測位は考慮されていない。3GPP Rel-18の範囲は、SL測位の標準化を含むように定義されている。
SL測位を効果的に実行するために、新無線(NR)のユーザ機器(UE)は、SL測位参照信号(SL-PRS)を効率的かつ適時に伝送する必要がある。これらの参照信号(RS)を共有スペクトルにおいて伝送すると、信号が他のUEのSL-PRS伝送ならびに隣接するUEのデータ伝送と衝突し得、その結果、SL-PRSの品質と位置推定の精度とが低下してしまう。
これらの問題を克服するために、選択されたリソース間の潜在的な衝突の数を最小限に抑えながら、SL-PRSを伝送するためのリソースをNR UEが効率的に選択できるようにするためのシステムおよび方法が本明細書で説明される。特に、隠れノードによる衝突、ならびに隣接するUE伝送との恒常的な衝突を解決するのに役立つように、UE間調整(すなわち、リソース選択支援)を可能にする技法が提供される。
一実施形態では、測位支援の要求がSL制御情報(SCI)の専用フィールドにおいて第1のUEから第2のUEに伝送され、SL-PRSが第2のUEからの選択されたリソース上で第1のUEにおいて受信される方法が提供される。
一実施形態では、SL-PRS伝送のためのリソースを選択する際の支援の要求が第1のUEから第2のUEに伝送される方法が提供される。SL-PRS伝送のための1つまたは複数の優先または非優先リソースのセットは、第2のUEから第1のUEにおいて受信される。SL-PRS伝送のためのリソースは、少なくとも1つまたは複数の優先または非優先リソースのセットに基づいて、第1のUEによって選択される。
一実施形態では、プロセッサと、命令を記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体とを含む第1のUEが提供される。命令が実行されると、プロセッサに、SCIの専用フィールドにおいて第2のUEから測位支援の要求を受信させ、SL-PRS伝送のためのリソースを選択する際の支援の要求を第2のUEに伝送させる。この命令はまた、プロセッサに、第2のUEからSL-PRS伝送のための1つまたは複数の優先または非優先リソースのセットを受信させ、少なくとも1つまたは複数の優先または非優先リソースのセットに基づいてSL-PRS伝送のためのリソースを選択させる。
以下では、本明細書に開示される主題の態様を、図面に示される例示的な実施形態が参照して説明される。
一実施形態による通信システムを示す図である。 LPRS=12および の場合の、
に対するダウンリンク(DL)PRSリソース割当てを示す図である。
フィードバックリソースが設定された場合のスロットフォーマットを示す図である。 フィードバックリソースが設定されていない場合のスロットフォーマットを示す図である。 一実施形態による、測位測定を実行するために複数のSL-PRSを受信するUEを示す図である。 一実施形態による、測位測定のためにSL-PRSを伝送するUEを示す図である。 一実施形態による、UEにおけるSL-PRS受信のための方法を示すフローチャートである。 一実施形態による、UEからのSL-PRS伝送を示すフローチャートである。 一実施形態による、リソース選択支援方式を示す図である。 一実施形態による、複数のUEからリソース選択支援を受信するNR UEを示す図である。 一実施形態による、ネットワーク環境における電子デバイスのブロック図である。
以下の詳細な説明では、本開示の完全な理解を提供するために、多くの具体的な詳細が記載される。しかしながら、開示された態様はこれらの特定の詳細がなくても実施され得ることが当業者には理解されよう。他の場合には、本明細書に開示される主題を曖昧にしないために、よく知られている方法、手順、コンポーネント、および回路については詳細に説明していない。
本明細書全体にわたる「一実施形態(one embodiment)」または「実施形態(an embodiment)」への言及は、その実施形態に関連して説明される特定の特徴、構造、または特性が、本明細書に開示される少なくとも1つの実施形態に含まれ得ることを意味する。したがって、本明細書全体の様々な場所に現れる「一実施形態では」または「実施形態では」あるいは「一実施形態によれば」(または、同様の意味を有する他の句)は、必ずしもすべてが同じ実施形態を指しているわけではない。さらに、特定の特徴、構造、または特性は、1つまたは複数の実施形態において任意の適切な方法で組み合わせられ得る。この点において、本明細書で使用される「例示的な」という言葉は、「例、事例、または実例となる」ことを意味する。本明細書において「例示的」として説明されるいずれの実施形態も、他の実施形態よりも必ずしも好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。さらに、特定の特徴、構造、または特性は、1つまたは複数の実施形態において任意の適切な方法で組み合わせられ得る。また、本明細書での説明の文脈に応じて、単数形の用語は対応する複数形を含み得、複数形の用語には対応する単数形を含み得る。同様に、ハイフンでつながれた用語(たとえば、「二次元(two-dimensional)」、「あらかじめ定められた(pre-determined)」、「ピクセル固有(pixel-specific)」など)は、時々、対応するハイフンでつながれていないバージョン(たとえば、「二次元(two dimensional)」、「あらかじめ定められた(predetermined)」、「ピクセル固有(pixel specific)」など)と互換的に使用され得、大文字による記載(たとえば、「カウンタクロック(Counter Clock)」、「行選択(Row Select)」、「PIXOUT」など)は、対応する大文字でないバージョン(たとえば、「カウンタクロック(counter clock)」、「行選択(row select)」、「pixout」など)と互換的に使用され得る。そのような時々互換的な使用は、相互に矛盾するとみなされるものではない。
また、本明細書での説明の文脈に応じて、単数形の用語は対応する複数形を含み得、複数形の用語には対応する単数形を含み得る。さらに、本明細書で示され説明される様々な図面(コンポーネント図を含む)は例示のみを目的としており、縮尺通りに描かれていない点に留意されたい。たとえば、いくつかの要素の寸法は、明確にするために他の要素と比べて誇張されている場合がある。さらに、適切と考えられる場合、対応する要素および/または類似の要素を示すために図面間で参照番号が繰り返されている。
本明細書で使用される用語は、いくつかの例示的な実施形態を説明することのみを目的としており、特許請求の範囲に記載された主題を限定することが意図されるものではない。本明細書で使用される場合、単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈上明らかに別段の指示がない限り、複数形も含むことが意図されている。さらに、「備える(comprises)」および/または「備えている(comprising)」という用語は、本明細書で使用される場合、記載された特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/またはコンポーネントの存在を指定するが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、コンポーネント、および/またはそれらのグループの存在または追加を排除するものではないことも理解されるであろう。
要素または層が他の要素または層上に「ある」、「接続されている」または「結合されている」と呼ばれる場合、他の要素または層の直接上にあることも、他の要素または層に直接接続または結合することもでき、介在する要素または層が存在してもよい。対照的に、要素が他の要素または層の「直接上にある」、「直接接続されている」、または「直接結合されている」と呼ばれる場合、介在する要素または層は存在しない。全体を通して、同様の数字は同様の要素を指す。本明細書で使用される場合、「および/または」という用語は、関連付けられる列挙された項目のうちの1つまたは複数のあらゆる組合せを含む。
本明細書で使用される「第1の」、「第2の」などの用語は、それらが先行する名詞の識別のために使用され、明示的に定義されない限り、いかなるタイプの順序付け(たとえば、空間的、時間的、論理的など)を意味するものではない。さらに、同じまたは類似の機能を有する部品、コンポーネント、ブロック、回路、ユニット、またはモジュールを指すために、2つ以上の図面にわたって同じ参照番号が使用され得る。しかしながら、そのような使用法は、説明を簡単にし、説明を容易にするためのものにすぎず、それは、そのようなコンポーネントまたはユニットの構造またはアーキテクチャの詳細がすべての実施形態にわたって同じであること、またはそのような共通に参照される部品/モジュールが本明細書に開示される例示的な実施形態のうちのいくつかを実装する唯一の方法であることを意味するものではない。
別段の定義がない限り、本明細書で使用されるすべての用語(技術用語および科学用語を含む)は、この主題が属する技術分野における当業者によって一般に理解されるのと同じ意味を有する。一般に使用される辞書において定義されているような用語は、関連技術の文脈におけるそれらの意味と一致する意味を有するものとして解釈されるべきであり、本明細書で明示的に定義されない限り、理想化された意味または過度に形式的な意味で解釈されないことがさらに理解されるであろう。
本明細書で使用される「モジュール」という用語は、モジュールに関連して本明細書で説明される機能を提供するように構成されたソフトウェア、ファームウェア、および/またはハードウェアの任意の組合せを指す。たとえば、ソフトウェアは、ソフトウェアパッケージ、コードおよび/あるいは命令セットまたは命令として具体化されてもよく、本明細書で説明される任意の実装形態において使用される「ハードウェア」という用語は、たとえば、アセンブリ、ハードワイヤード回路、プログラマブル回路、ステートマシン回路、および/またはプログラマブル回路によって実行される命令を記憶するファームウェアを、単独でまたは任意の組合せで含まれてもよい。モジュールは、集合的にまたは個別に、たとえば、限定はされないが、集積回路(IC)、システムオンチップ(SoC)、アセンブリなどのより大きいシステムの一部を形成する回路として具体化され得る。
図1は、一実施形態による通信システムを示す図である。図1に示されるアーキテクチャでは、制御パス102は、基地局またはgNode B(gNB)104と、第1のUE106と、第2のUE108との間に確立されたネットワークを通じて制御情報の伝送を可能にし得る。データパス110は、第1のUE106と第2のUE108との間のSL上におけるデータ(および一部の制御情報)の伝送を可能にし得る。制御パス102とデータパス110は、同じ周波数上にあってもよく、異なる周波数上にあってもよい。
PRSの3GPP Rel-16設計は、SL測位に再利用され得る。具体的には、PRSのシーケンスは、ゴールドシーケンスによって生成され、直交位相偏移変調(QPSK)コンスタレーションポイントにマッピングされ得る。少なくとも4096の異なるシーケンス識別子(ID)がサポートされ得る。さらに、DL PRSのリソース要素(RE)パターンは、物理リソースブロック(PRB)ごとに多数の異なる密度(たとえば、1、2、3、4、6、12)の可能性を伴うコム(comb)構造に従う場合がある。PRSの帯域幅は設定可能であり得る。時間および周波数にわたるずらしたREパターンは、レシーバ(すなわち、UE)において効果的なコム-1構造を達成するために使用され得る。
PRSシーケンスr(m)は、以下の式(1)のように記述されるQPSKシンボルである。
式(1)において、擬似乱数シーケンスc(i)は長さ31のゴールドシーケンスである。長さMPNの出力シーケンスc(n)(n=0,1,・・・,MPN-1)は、以下の式(2)~(4)によって定義され得る。
c(n)=(x1(n+Nc)+x2(n+Nc))mod2
x1(n+31)=(x1(n+3)+x1(n))mod2
x2(n+31)=(x2(n+3)+x2(n+2)+x2(n+1)+x2(n))mod2
…(2)-(4)
式(2)から(4)において、Nc=1600であり、第1のmシーケンスx1(n)は、x1(0)=1、x1(n)=0、n=1、2、…、30で初期化され得る。第2のmシーケンスx2(n)の初期化は、
によって示され、以下の式(5)によって生成され得る。
式(5)において、
はスロット番号であり、ダウンリンクPRSシーケンスID
は上位層パラメータによって与えられ、lは、シーケンスがマッピングされるスロット内の直交周波数分割多重(OFDM)シンボルである。
設定されたダウンリンクPRSリソースごとに、UEは、シーケンスr(m)が係数βPRSでスケーリングされ、以下の式(6)および(7)に従ってリソース要素(k,l)p,μにマッピングされると仮定し得る。
式(6)および(7)は、以下の条件に基づき得る。リソース要素(k,l)p,μは、UEが構成されるダウンリンクPRSリソースによって占有されるリソースブロック内にあり得る。シンボルlは、サービングセルから伝送されるダウンリンクPRSのためにサービングセルによって使用される、または非サービングセルから伝送されるダウンリンクPRSの上位層パラメータによって示される、同期信号(SS)/物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロックによって使用されない場合がある。DL PRSは、上位層パラメータによって示されるいくつかの特定のスロットにおいて伝送され得る。
さらに、
はスロット内のダウンリンクPRSの第1のシンボルであり、上位層パラメータによって与えられ得、時間領域におけるダウンリンクPRSリソースのサイズLPRS∈{2,4,6,12}は、上位層パラメータによって与えられ得る。コムサイズ
は、リアルタイムテキスト(RTT)ベースの伝播遅延補償用に設定されたダウンリンクPRSリソースの上位層パラメータによって与えられてもよく、それ以外の場合、組合せ
が{2,2}、{4,2}、{6,2}、{12,2}、{4,4}、{12,4}、{6,6}、{12,6}、および{12,12}のうちの1つになるように上位層パラメータによって与えられてもよい。リソース要素オフセット
は上位層パラメータによって与えられてもよく、量k'は、周波数オフセットk'を
の関数として示す以下の表1によって与えられてもよい。
K=0の基準点は、ダウンリンクPRSリソースが設定される測位周波数層の点Aの位置であってもよく、点Aは上位層パラメータによって与えられてもよい。
図2は、LPRS=12および
の場合の、
に対するDL PRSリソース割当てを示す図である。具体的には、PRSリソース202は、コム-2、コム-4、コム-6、およびコム-12の各々に示されている。
SL物理チャネルは、上位層から発信される情報を搬送するリソース要素のセットに対応し得る。物理SL共有チャネル(PSSCH)は、第2の段階のSCIおよびSLデータペイロードを搬送し得る。物理SLブロードキャストチャネル(PSBCH)は、UuリンクにおけるPSBCHと同等であり得る。物理SL制御チャネル(PSCCH)は、第1の段階のSCIを搬送し得る。物理SLフィードバックチャネル(PSFCH)は、1ビットのハイブリッド自動再送要求(HARQ)-肯定応答(ACK)フィードバックを搬送し得る。
SL物理信号は、物理層によって使用されるリソース要素のセットに対応し得るが、上位層から発信される情報は搬送しない。復調参照信号(DM-RS)は、PSCCH、PSSCH、およびPSBCH用であってもよい。チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)は、SL上のCSI測定用であってもよい。位相追跡参照信号(PT-RS)は、周波数範囲2(FR2)の位相ノイズ補償用であってもよい。SL一次同期信号(S-PSS)は、SL上での同期用であってもよい。SL二次同期信号(S-SSS)は、SL上での同期用であってもよい。
NR SLにおいて、各スロットが制御、データ、および場合によってはフィードバックを含む、自己完結型手法が考慮され得る。通常のNR SLスロットは14個のOFDMシンボルを含む。しかしながら、SLはまた、スロット内の14個未満のシンボルを占有するようにあらかじめ設定/設定され得る。
NR車両からすべてへのSCI(V2X)は2段階で伝送され得る。PSCCH上で搬送される第1の段階SCI(SCIフォーマット1-A)は、PSSCHおよび第2の段階SCIのスケジューリングのためのリソース割当てフィールドだけでなく、センシング動作を可能にする情報を含み得る。第2の段階SCI(SCIフォーマット2-AまたはSCIフォーマット2-B)は、PSSCHリソースにおいて伝送され、PSSCHを復号するための情報を含むPSSCH DMRSに関連付けられ得る。
PSCCHおよびPSSCHは、同じスロット内で時間および周波数において多重化され得る。所与のスロットにフィードバックが設定されているかどうかに応じて、異なるスロットフォーマットが存在し得る。
図3は、フィードバックリソースが設定された場合のスロットフォーマットを示す図である。スロット構造は、PSSCH302、PSSCH DMRS304、PSCCH306、PSFCH308、ギャップシンボル310、および空リソース312とともに示されている。サブチャネル316内の第1のシンボル314は、第2シンボルのコピーであり得る。
図4は、フィードバックリソースが設定されていない場合のスロットフォーマットを示す図である。スロット構造は、PSSCH402、PSSCH DMRS404、PSCCH406、およびギャップシンボル410とともに示されている。サブチャネル416内の第1のシンボル414は、第2のシンボルのコピーであり得る。
図3および図4の2つのスロットフォーマットでは、第1のシンボルは自動利得制御(AGC)の設定のために繰り返され得、スロットの最後のシンボルは伝送(Tx)/受信(Rx)切替えを可能にするギャップとして残され得る。第1の段階のSCIは、SCIフォーマット1-Aと呼ばれるフォーマットを有する2つまたは3つのシンボルとともにPSCCH306または406において搬送され得る。PSCCHシンボルの数は、上位層パラメータsl-TimeResourcePSCCHによって、Tx/Rxリソースプールごとに明示的にあらかじめ設定/設定される。PSCCH306または406の最低のRBは、対応するPSSCH302または402の最低のRBと同じであってもよい。周波数領域では、PSCCH306または406内のRBの数は、あらかじめ設定されてもよいが、1つのサブチャネルのサイズよりも大きくはない。この場合、UEがスロット内のSL伝送に複数の連続したサブチャネルを使用している場合、PSCCH306または406は第1のサブチャネルにのみ存在することになる。
SLを介して伝送するデータのトランスポートブロック(TB)を搬送するSL共有チャネル(SL-SCH)、および第2の段階のSCIは、PSSCH302または402を介して搬送され得る。PSSCH302または402が伝送されるリソースは、gNBによってスケジュールまたは設定されてもよく(すなわち、モード1)、またはトランスミッタによって自律的に実行されるセンシング手順を通じて決定されてもよい(すなわち、モード2)。
フィードバック(図3に示されるように存在する場合)は、PSFCH308を介して搬送され得る。このチャネルは、フィードバック情報をRxからTx UEに伝送するために使用される。ユニキャストおよびグループキャストオプション2/1に使用され得る。ユニキャストおよびグループキャストオプション2の場合、PSFCH308はACK/否定応答(NACK)を伝送するために使用され得るが、グループキャストオプション1の場合、PSFCH408はNACKのみを搬送し得る。SLフィードバックの場合、1つのシンボル(AGCトレーニング期間を含まない)を有するシーケンスベースのPSFCHフォーマット(PSFCHフォーマット0)がサポートされ得る。PSFCHフォーマット0では、ACK/NACKビットは、長さ12の2つのZadoff-Chu(ZC)シーケンス(ルートは同じだが異なる巡回シフト)を通じて伝送され得、これにより、1つのシーケンスの存在はACKを示し、その他のシーケンスの存在はNACKを示す(すなわち、これらのシーケンスは相互に排他的な方法で使用される)。
NR UEのリソース選択手順に関して、モード1は、gNBによるリソース割当てに関するものである。NR V2Xを対象としたユースケースでは、様々な周期的および非周期的なメッセージタイプが生成され得る。したがって、モード1のリソース割当ては、gNBからのSLリソースの動的許可と、SL設定許可(CG)と呼ばれる、無線リソース制御(RRC)シグナリングによって半静的に設定された周期的なSLリソースの許可を提供する。
動的SL許可ダウンリンク制御情報(DCI)は、信頼性を制御するために、トランスポートブロックの1つまたは複数の伝送にリソースを提供し得る。その動作が有効である場合、伝送はSL HARQ手順の対象となり得る。
SL CGは、一度設定されると、RRCシグナリング(たとえば、タイプ1 CG)によって解放されるまで、UEによって直ちに使用され得る。NR Uuにおいてビーム障害または物理層の問題が発生した場合、UEは、無線リンク障害(RLF)検出タイマが期限切れになるまで、例外リソースプールにフォールバックするまで、このタイプのSL CGを使用し続けることが許可され得る。タイプ2として知られるもう1つのタイプのSL CGは、一度設定され得るが、gNBがアクティブであることを示すUE DCIを送信するまで、また他のDCIが非アクティブ化を示すまでは使用できない。両方のタイプのSL CGのリソースは、gNBがV2Xトラフィックの特性に一致させることを望む周期で繰り返されるSLリソースのセットである。異なるサービス、トラフィックタイプなどを提供するために、複数のCGが構成され得る。
動的および設定された許可のための変調符号化方式(MCS)情報は、従来のDCIの代わりにRRCシグナリングによって提供または制約され得る。RRCは、Tx UEが使用する正確なMCS、またはMCSの範囲を設定し得る。MCSは未設定のままにされてもよい。RRCが正確なMCSを提供しない場合、伝送側UEは、伝送されるTBと、場合によってはSL無線状態について有する知識に基づいて、適切なMCSを選択し得る。
gNBスケジューリングアクティビティは、UEがそのSLトラフィック特性をgNBに報告することによって、またはgNBにSLリソース割当てを要求するためにUu上での手順と同様のSLバッファ状態報告(BSR)手順を実行することによって駆動され得る。
さらに、NR UEのリソース選択手順に関して、モード2はUE自律リソース選択用である。UEは、あらかじめ設定された/設定されたリソースプール内で、どのリソースが優先順位の高いトラフィックを有する他のUEによって使用されていないかを感知し得、自身の伝送のためにそのようなリソースの適切な量を選択し得る。そのようなリソースを選択すると、UEは、選択されたリソースにおいて特定の回数、またはリソース再選択の原因がトリガされるまで、伝送および再伝送を行うことができる。
モード2センシング手順は、NR V2Xが物理層におけるユニキャストおよびグループキャストをサポートするSL HARQを導入していることを反映して、様々な目的でリソースを選択し、次いで予約し得る。UEは、トランスポートブロックのいくつかのブラインド伝送/再伝送またはHARQフィードバックベースの伝送/再伝送に使用されるリソースを予約し得、この場合、リソースは、トランスポートブロックをスケジューリングするSCIにおいて示され得る。あるいは、UEは、後のトランスポートブロックの初期の伝送に使用されるリソースを選択してもよく、この場合、リソースは、LTE-V2X方式と同様の方法で、現在のトランスポートブロックのSCIスケジューリングにおいて示され得る。最後に、トランスポートブロックの初期の伝送は、センシングとリソース選択の後に、予約なしで実行され得る。
UEによってPSCCH上で伝送される第1の段階のSCIは、UEがPSSCHを伝送する時間周波数リソースを示す。これらのSCI伝送は、どのリソースが他のUEによって最近予約されたかの記録を維持するために、センシングUEによって使用され得る。リソース選択が(たとえば、トラフィック到着または再選択トリガによって)トリガされると、UEは、過去のあらかじめ設定された/設定された時間に開始し、トリガ時間の直前に終了するセンシングウィンドウを考慮し得る。ウィンドウの幅は1100ミリ秒または100ミリ秒のいずれかであり得、100ミリ秒のオプションは非周期的なトラフィックに役立ち、1100ミリ秒のオプションは周期的なトラフィックに役立つ。センシングUEはまた、センシングウィンドウのスロットにおいてSL参照信号受信電力(RSRP)を測定し得、これは、センシングUEがこれらのスロットにおいて伝送した場合に発生され、経験され得る干渉のレベルを意味する。NR-V2Xでは、SL-RSRPは、PSSCH-RSRPまたはPSCCH-RSRPのあらかじめ設定可能/設定可能な測定値である。
次いで、センシングUEは、その伝送/再伝送のためのリソースをリソース選択ウィンドウ内から選択し得る。このウィンドウは、リソースの選択/再選択のトリガの直後に開始し得、伝送される予定のパケットの残りの待ち時間バジェットよりも長くすることはできない。しきい値を超えるSL-RSRPを有する選択ウィンドウ内の予約されたリソースは、センシングUEおよび伝送UEのトラフィックの優先順位に従って設定されたしきい値を用いて、センシングUEによって候補から除外され得る。したがって、センシングUEからのより高い優先順位の伝送は、十分に低いSL-RSRPおよび十分に低い優先順位のトラフィックを有する伝送UEによって予約されるリソースを占有し得る。
選択ウィンドウ内のリソースのセット内の除外されていないリソースの数が、ウィンドウ内の利用可能なリソースの特定の割合よりも少ない場合、SL-RSRP除外しきい値は3dBステップにおいて緩和される。この割合は、あらかじめ設定/設定することによってトラフィック優先順位ごとに20%、35%、または50%に設定され得る。UEは、この除外されていないセットから適切な量のリソースをランダムに選択し得る。選択されるリソースは通常、周期的ではない。各SCI伝送において最大3つのリソースが示されてよく、それぞれが時間と周波数において独立して配置され得る。示されたリソースが他のトランスポートブロックの半永続的伝送用である場合、NR-V2Xにおいて想定されるユースケースのより幅広いセットをカバーするために、サポートされる周期の範囲がLTE-V2Xと比較して拡大され得る。
予約されたリソースにおいて伝送する直前に、センシングUEは、通常、元のセンシングウィンドウの終了後に伝送を開始する非周期的な優先順位の高いサービスが原因で発生する遅れて到着するSCIを考慮して、意図した伝送が依然として適切であるかどうかを確認するために、選択できるリソースのセットを再評価し得る。予約されたリソースがこの時点(T3)で選択対象のセットの一部でない場合、更新されたリソース選択ウィンドウから新しいリソースが選択され得る。カットオフ時間T3は、伝送前に、UEがリソースの再選択に関連する計算を実行できるようにするために十分な長さであり得る。
リソースの再選択にはいくつかのトリガがあり、そのうちのいくつかはLTE-V2Xに似ている。さらに、非周期的なSLトラフィックへの対応を支援するように設計されたプリエンプション機能を備えたリソースプールを設定する可能性があり、これにより、優先順位の高い他の近くのUEがいずれかのスロットにおいて伝送することを示した場合、これは、その他のUEにおいて高優先順位の非周期的トラフィックが到着することを意味し、L-RSRPは除外しきい値を超えている。この場合、UEは特定のスロットにおいてすでに予約したすべてのリソースを再選択する。プリエンプションの適用は、データトラフィックのすべての優先順位の間に適用してもよく、プリエンプトするトラフィックの優先順位がしきい値よりも高く、プリエンプトされたトラフィックの優先順位よりも高い場合にのみ適用してもよい。UEは、予約されたリソースを含む特定のスロットの前の時間T3より後のプリエンプションの可能性を考慮する必要はない。
モード2のリソース割当てにおいて、上位層はUEに対して、上位層がPSSCH/PSCCH伝送用のリソースを選択するリソースのサブセットを決定するよう要求し得る。この手順をトリガするために、スロットnにおいて、上位層がこのPSSCH/PSCCH伝送のパラメータを提供し得る。パラメータは、リソースが報告されるリソースプール、L1優先順位、prioTX、残りのパケット遅延バジェット、スロット内のPSSCH/PSCCH伝送に使用されるサブチャネルの数、LsubCH、および任意で、ミリ秒単位のリソース予約間隔Prsvp_TXを含み得る。
特定の上位層パラメータがこの手順に影響を与え得る。内部パラメータT2minは、prioTXの所与の値に対する上位層パラメータsl-SelectionWindowListからの対応する値に設定され得る。パラメータsl-Thres-RSRP-Listは、組合せ(pi,pj)ごとのRSRPしきい値を提供し得、piは受信したSCIフォーマット1-Aの優先フィールドの値であり、pjはUEが選択するリソースの伝送の優先順位であり、このプロシージャの所与の呼出しでは、pj=prioTXとなる。パラメータsl-RS-ForSensingは、UEがPSSCH-RSRPまたはPSCCH-RSRP測定を使用する場合に選択され得る。パラメータsl-ResourceRservePeriodListもこの手順に影響を与え得る。内部パラメータT0は、sl-SensingWindowミリ秒に対応するスロットの数として定義され得る。所与のprioTXの内部パラメータXは、パーセンテージから比率に変換されたsl-TxPercentageList(prioTX)として定義され得る。パラメータsl-PreemptionEnableが提供され、それが「enabled」に等しくない場合、内部パラメータpriopreは、上位層が提供するパラメータsl-PreemptionEnableに設定され得る。
リソース予約間隔Prsvp_TXが指定されている場合、ミリ秒単位から論理スロット単位に変換され、
になる。
は、サイドリンクリソースプールに属することができるスロットのセットを示す。
伝送用の候補となる単一スロットリソースRx,yは、スロット
におけるサブチャネルx+jを有するLsubCH個の連続サブチャネルのセットとして定義され得、上式で、j=0,…,LsubCH-1である。UEは、時間間隔[n+T1、n+T2]内の対応するリソースプールに含まれるLsubCH個の連続サブチャネルの任意のセットが、1つの候補となる単一スロットリソースに対応すると仮定し得、T1の選択は0≦T1≦Tproc,1の場合のUEの実装形態に依存し、上式で、Tproc,1はスロットにおいて定義される。T2minが残りのパケット遅延バジェット(スロット単位)より短い場合、T2は、T2min≦T2≦残りのパケットバジェット(スロット単位)を条件としてUEの実装形態に依存し得る。それ以外の場合、T2は残りのパケット遅延バジェット(スロット単位)に設定され得る。候補となる単一スロットリソースの総数は、Mtotalで示される。
センシングウィンドウは、スロットの範囲[n-T0、n-Tproc,0]によって定義され得、上式で、T0は上記で定義され、Tproc,0はスロットにおいて定義される。UEは、自身の伝送が発生するスロットを除き、センシングウィンドウ内のSLリソースプールに属することができるスロットを監視し得る。UEは、これらのスロットにおいて復号化されたPSCCHおよび測定されたRSRPに基づいて、次のステップにおける挙動を実行し得る。
内部パラメータTh(pi,pj)は、sl-Thres-RSRP-Listにおけるi番目のフィールドによって示されるRSRPしきい値の対応する値に設定され得、上式で、i=pi+(pj-1)*8である。
セットSAは、すべての候補となる単一スロットリソースのセットに初期化され得る。
UEは、特定の条件を満たす場合、任意の候補となる単一スロットリソースRx、yをセットSAから除外し得る。条件は、UEがスロット
を監視していないことを含み得、上位層パラメータreservationPeriodAllowedによって許可される任意の周期値と、「リソース予約期間」フィールドがその周期値に設定され、このスロット内のリソースプールのすべてのサブチャネルを示すスロット
において受信された仮想SCIフォーマット0~1について、前の条件が満たされ得る。
UEは、特定の条件を満たす場合、任意の候補となる単一スロットリソースRx、yをセットSAから除外し得る。条件は、UEがスロット
においてSCIフォーマット0~1を受信することを含み得、「リソース予約期間」フィールド(存在する場合)、および受信したSCIフォーマット0~1における「優先順位」フィールドは、それぞれ値Prsvp_RXおよびprioRXを示す。条件はまた、受信したSCIフォーマット0~1に従って実行され、Th(prioRX)よりも高いRSRP測定を含み得る。さらに、条件は、スロット
において受信されたSCIフォーマットを含んでもよく、受信したSCIフォーマット0~1に「リソース予約期間」フィールドが存在する場合に限り、同じSCIフォーマットが、スロット
において受信されると仮定されてもよい。リソースブロックとスロットとのセットは、q=1、2、…、Qおよびj=0、1、…、Cresel-1の場合、
と重複し得る。上式で、P'rsvp_RXはPrsvp_RXを論理スロットの単位に変換したものであり、Prsvp_RX<Tscalおよびn'-m≦P'rsvp_RXの場合、
であり、上式で、スロットnがセット
に属する場合、
であり、それ以外の場合、スロット
は、セット
に属するスロットnの後の第1のスロットであり得る。それ以外の場合、Q=1である。Tscalは、ミリ秒単位に変換された選択ウィンドウサイズT2に設定され得る。
セットSAに残っている候補となる単一スロットリソースの数がX-Mtotalより小さい場合、Th(pi,pj)は優先順位値Th(pi,pj)ごとに3dBずつ増加され得、手順が続行する。
UEは、セットSAの残りを上位層に報告し得、上位層は、伝送のための候補となるリソースをランダムに選択し得る。
NR Rel-17において、SL伝送の信頼性を向上させるために2つのリソース選択支援方式が開発された。これらの方式の目的は、半二重制約、隠れノードの問題、および恒常的衝突による競合を解決することである。
第1の方式(すなわち、方式1)では、支援UE(UE A)は、優先または非優先リソースのセットを支援UE(UE B)に提供し得る。これは、リソース選択支援を求めるUE Bからの明示的な要求に基づいて、またはあらかじめ設定された何らかのトリガ条件に基づいて実行され得る。優先または非優先リソースのセットを取得するために、UE Aは、近隣のUEによって予約されているリソースを識別するためにモード2リソース選択方式を実行し得る。これにより、UE Bの有効センシング範囲が拡大し得、隠れノード問題の解決に役立ち得る。さらに、UE Aはまた、リソース選択を実行する際に、将来の伝送用に予約されたリソースのセットを考慮し得、それによって、パフォーマンスに対する半二重制約の影響を軽減する。リソース選択支援セットがUE Aにおいて取得されると、UE Aは、所与の時間制約内でこのセットをUE Bに伝送し得る。UE Bがリソースのセットを受信する場合、2つのケースが考えられ得る。
第1のケースでは、UE Bがリソース選択のセンシングを実行する際、UE Bは、リソース選択を実行する際に、受信したリソース選択支援セットと自身のセンシング結果の両方を考慮し得る。特に、非優先リソースセットが受信された場合、これらのリソースは、センシングを実行した後、MAC層による最終選択の前に、取得されたリソースから除外され得る。同様に、優先リソースセットが受信された場合、UE Bは、感知されたリソースと受信された優先リソースセットとの間の交点セットを取得し得、この交点セットをリソース選択のためにMAC層に渡す。
第2のケースでは、UE Bがセンシングを実行しない場合、UE Bは受信した優先リソースセットのみを使用し得、このセットをリソース選択のためにMAC層に渡す。
リソース選択支援セットを送信する際、UE Aは1つのスロット上で少なくとも1つのサブチャネルを占有する必要がある。さらに、支援レポートを伝送するためのリソースを見つけるためにセンシングを実行する必要がある。UE Bからの要求に基づいて支援が実行される場合、リソースを予約し、リソース選択支援要求を搬送する伝送を実行する必要もある。したがって、方式1は、特にUE Bが厳しい遅延制約で短いパケットを伝送している場合に、遅延とリソース消費が高くなる可能性がある。
この欠点に対処するために、競合通知をUE Bに提供するためにUE AがPSFCHリソースを使用する方式2が開発された。特に、UE Bが将来のリソースの予約を含むSCIを送信し、UE Aがこのリソース予約が隣接するUEからの他の予約と競合していることを検出した場合、UE Bは、競合指示をUE Bに送信するためにPSFCHを使用し得る。その後、UE Bは、競合しないリソースを将来の伝送用に取得するために、リソースの再選択を実行し得る。
NR Rel-16/Rel-17において、システムが高度に占有されている場合に、隣接するデバイスの伝送間の衝突の可能性を減らすために輻輳制御が適用され得る。特に、次の2つのメトリックがSL輻輳制御用に設定される。
第1のメトリックは、チャネルビジー率(CBR)であり、これは、所与の過去の期間(通常は100ミリ秒)において、測定された受信信号強度(RSSI)がしきい値を超えたサブチャネルの数と、それと同じ期間内のサブチャネルの総数との比率である。
第2のメトリックはチャネル占有率(CR)であり、これは、所与の過去の期間および将来の期間において、過去の期間において使用され将来の期間に許可されるサブチャネルの総数の、それと同じ期間内のサブチャネルの総数に対する比率である。
測位を実行する際、複数のUEがSL-PRSの伝送または受信に関与する可能性がある。これにより、各UEが異なる干渉環境に遭遇し得るため、SL-PRSリソースの割当てが困難になり、したがって、第1のUEにとって理想的な1つのSL-PRSが第2のUEにとって理想的ではないかもしれない。さらに、SL伝送は、NR UEの限られたセンシング能力と分散リソース選択の性質(すなわち、モード2)に起因する隠れノード問題に悩まされ得る。したがって、SL測位のためにSL-PRSリソースを割り当てる際に、UEの調整が必要になる。
図5Aは、一実施形態による、測位測定を実行するために複数のSL-PRSを受信するUEを示す図である。UE A502は、UE B-1 504からSL-PRS 1を受信し、UE B-2 506からSL-PRS 2を受信し、UE B-3 508からSL-PRS 3を受信し、UE B-4 510からSL-PRS 4を受信し、UE B-5 512からSL-PRS 5を受信し、UE B-N 514からSL-PRS Nを受信する。
図5Bは、一実施形態による、測位測定のためにSL-PRSを伝送するUEを示す図である。複数のUEは、UE Aによって送信されたSL-PRSを使用して測定を実行する。UE A502は、UE B-1 504、UE B-2 506、UE B-3 508、UE B-4 510、UE B-5 512、UE B-N 514の各々にSL-PRS 1を伝送し得る。
本明細書において、いくつかの解決策は、図5Aの第1のシナリオと図5Bの第2のシナリオの両方に対してUE調整を提供する。特に、Rel-17のUE調整フレームワークは、SL-PRSリソース割当て支援に適合される。
本明細書で説明される実施形態は、隣接するUEからSL-PRSリソース選択のための支援を要求する手順を導入し、リソース選択支援要求を搬送するために使用されるコンテナを指定し、NR Rel-17のリソース選択支援方式の通常の時間周波数次元に加えて、リソース選択支援の新しい次元(すなわち、SL-PRSインデックス)を導入する。
実施形態はまた、新たに追加された次元(すなわち、SL-PRSインデックス)に対する要求を示す追加ビットを追加することによって、共有リソースプールおよび専用リソースプールにおいてリソース選択支援要求を伝送するための柔軟性を提供し、SL-PRSリソース選択支援情報を伝送するための条件ベースのトリガ手法を指定し、支援されたUEが1つまたは複数の近隣UEから受信したSL-PRSリソース選択支援情報をどのように利用できるかを指定する。受信された優先リソース選択支援セットは、受信された非優先リソース選択支援セットと同様に考慮され得る。
さらに、実施形態は、SL-PRSリソース選択支援情報を識別するためにセンシングを実行する際に、SL-PRS伝送に必要な帯域幅を考慮する。この帯域幅は、リソースプールごとに(たとえば、優先順位に基づいて)あらかじめ設定/設定されてもよく、支援されたUEによって動的に示されてもよい。
最後に、実施形態は、支援されたUEに優先または非優先のSL-PRSインデックスを示すための複数の手法を提案し、システム負荷メトリック(たとえば、CBR)に基づいてSL-PRSリソース選択支援情報の伝送に制限を課する。
本明細書で説明される実施形態は、隣接するUEのSL-PRS伝送間の衝突の可能性を低減し、専用リソースプール構成の場合にUEがリソース選択支援のためのより詳細な情報を搬送することを可能にし、スロット内で隣接するUEからの複数のSL-PRS伝送の時間ずらしの可能性を高めるという点で有利である。
実施形態はまた、リソース選択支援方式が共有リソースプールにおいて使用されるときのオーバヘッドの削減に役立ち、同時に専用SL-PRSリソースプールにおけるリソース選択支援トリガリングを可能にし、SL-PRSリソース選択支援情報に条件ベースのトリガを導入し、支援されたUEによって受信されたSL-PRSリソース選択支援情報の利用における曖昧さを取り除くことによって、シグナリングオーバヘッドを削減するという点でも有利である。
さらに、実施形態は、支援UEが、支援されるUEにおける要件に合致する選択支援目的のリソースの量を選択するために役立つという点で有利である。これはリソースの無駄を減らす際に役立ち、スロット内で隣接するUEから追加のSL-PRSを多重化できるようにする。
最後に、実施形態は、複数のSL-PRSインデックスを支援されたUEに対して優先または非優先として示すためにビットマップの使用を可能にすることによってシグナリングオーバヘッドを削減し、システムの占有率が高い場合、伝送されるSL-PRSリソース選択支援情報の数を削減することによってスループットを向上させるという点で有利である。
第1のシナリオの測位を実行するためのUE支援の使用に関しては、図5Aにおいて上述したように、SL測位は、NR Rel-18の重要な態様と考えられる。しかしながら、SL-PRSはSLリソース上で伝送されるため、信号品質を劣化させ得るリソースの競合に対して脆弱である。パフォーマンスを向上させる可能性があるため、リソース選択支援技法に依存することは有益である。これらの技法は、複数のシナリオにおいてSL測位の信頼性を向上させるために役立ち得る。図5Aに示されるように、UEは、複数の隣接UEからSL-PRSを受信する必要がある場合がある。言い換えれば、複数のアンカUE(UE B)は、それらのSL-PRSを送信することによって、ターゲットUE(UE A)が高精度測位を達成するのを支援し得る。
ターゲットUEが測位を達成するために、UE AとUE BがSL-PRSのセットを選択し、それに応じて測位を達成するためのプロトコルを有することが不可欠である。図6Aは、一実施形態による、UEにおけるSL-PRS受信のための方法を示すフローチャートである。
602において、UE Aは、測位支援の要求を送信し得る。UE Aは、測位を実行する必要があると決定し、いくつかの方法でSL-PRSの伝送を要求するメッセージを近隣のUE Bに送信し得る。UE Aは各UE Bに個別のコマンドを送信し得るが、特にUE Bが多数ある場合には効果的ではない場合がある。UE Aは、隣接するUE Bのあらかじめ定められたグループにRRCコマンドを送信し得る。隣接するUE Bのグループは、メッセージを受信することができるすべてのUEであってもよく、この場合、ブロードキャストメッセージが使用されてもよい。
UE Aは、物理層シグナリングメッセージを送信して、UE BにそれらのSL-PRSを送信するように要求し得る。SL-PRS伝送のためのこのシグナリング要求は、第1の段階または第2の段階のSCIに含まれてもよく、MAC CEとして含まれてもよい。1ビットフィールドが第1の段階または第2の段階のSCIに追加されてもよい。SL測位の要求のシグナリングも、リソースプールの構成に依存する場合がある。たとえば、専用リソースプールがSL-PRS伝送用に設定されている場合、指示は第1の段階SCIにおいて搬送され得るが、共有リソースプールの場合、SL-PRS伝送の要求はMAC CEにおいて搬送され得る。さらに、第2の段階SCIにおける宛先IDは、SL-PRS伝送に応答すると予想されるUEを示すために再利用されてもよい。たとえば、グループキャストIDが使用される場合、すべての隣接UEが応答することが予想される。あるいは、ユニキャストまたはグループキャストIDが使用される場合は、対応するUEのみが応答することが予想される。SL-PRS伝送の要求は範囲を含む場合があり、この範囲内にあるUEのみが応答することが予想される。
604において、UE Aは、UE BからSL-PRSリソース選択支援の要求を受信し得る。606において、UE Aは、センシングを実行し、RRCメッセージ、第1の段階または第2の段階のSCI、またはMAC CEによって、SL-PRS伝送のための優先または非優先リソースのセットを要求側UE Bに提供し得る。608において、UE Aは、対応するUE Bによって選択されたリソースを介してUE BからSL-PRSを受信し得、受信したSL-PRSに基づいて測位を実行し得る。
図6Bは、一実施形態による、UEからのSL-PRS伝送を示すフローチャートである。610において、図6Aの602において上述したように、UE Bは、UE Aから測位支援の要求を受信し得る。
612において、UE Bは、そのセンシング情報および他の基準(たとえば、CBR、SL-PRS伝送優先順位)に基づいてSL-PRS評価を実行し得、UE Aにリソース選択支援を要求するか、またはSL-PRSを直接送信し得る。SL-PRSの優先順位は、あらかじめ設定することも、ターゲットUEとアンカUEの近さに基づいて設定することもでき、UEが近づくほど、SL-PRS伝送の優先順位が高くなる。
614において、UE Bは、RRCメッセージ、第1の段階または第2の段階のSCI、あるいはMAC CEによってUE Aから、優先または非優先リソースのセットを含み得るリソース選択支援情報を受信し得る。
616において、UE Bは、受信した支援情報(すなわち、優先または非優先リソースのセット)およびローカルセンシング情報に基づいて評価を実行し、SL-PRS伝送のためのリソースを選択し得る。618において、UE Bは、SL-PRSをUE Aに伝送し得る。
したがって、SL測位に関心のあるUEは、隣接するUEにSL-PRS伝送の要求を送信するために、第1の段階または第2の段階のSCIあるいはMAC CEを使用し得る。SL測位要求のコンテナは、リソースプールの構成に依存する場合がある。たとえば、専用リソースプールは第1の段階のSCIを使用する場合があるが、共有リソースプールはMAC CEを使用する場合がある。
さらに、第2の段階SCI内の宛先IDは、SL-PRSを送信すると予想されるUEを示すために使用され得る。隣接するUEがそれらのSL-PRS信号を送信するようにトリガすることは、それらの位置に依存し得、ターゲットUEから指定された範囲内のUEがSL-PRS伝送を用いて応答すると予想される場合がある。
図5Bに示される第2のシナリオでは、リソース選択支援は、SL-PRS伝送の信頼性を向上させ、SL測位の精度を向上させるために有益であり得る。UE Aは、複数の隣接するUE Bに対するアンカUEとして機能し得、1つまたは複数のSL-PRSシーケンスを複数のUE Bに送信し得る。
UE Bが測位を達成するために、UE AとUE BがSL-PRSのセットを選択し、それに応じて測位を達成するためのプロトコルを有することが不可欠であり、これは図6Aおよび図6Bに示されており、UE AとUE Bの役割が逆になっている。
図6Aの606において上述したように、測位目的でUE調整を実行する際、隣接するUEとの衝突を回避するために、1つのUEにその優先/非優先SL-PRSリソースを報告させることが有益であり得、これについては以下でより詳細に説明される。
図7は、一実施形態による、リソース選択支援方式を示す図である。UE B702は、支援要求704をUE A706に伝送し得る。それに応答して、UE A706は、優先または非優先リソースのセット708をUE B702に伝送し得る。
NR Rel-17において、隠れノード問題の解決に役立つために、Rx UEがリソース選択手順において支援できるようにするために、第1のリソース選択支援方式が導入された。特に、支援UEは、伝送を実行する際にTx UEによって使用または回避することができる、優先または非優先リソースのセットを提供し得る。
このリソース選択支援方式を使用する場合、Tx UEは、これらのリソースを提供するために、Rx UEにリソース選択支援要求を送信し得る。通常の伝送とは異なり、SL-PRSリソース選択の支援を実行する際、Rx UEは時間および周波数リソースを選択するだけでなく、SL-PRSを搬送するために使用されるリソース要素のインデックス(すなわち、SL-PRSインデックス)も選択することが予想される。特に、複数のUEからのSL-PRSは、ずらした設計において同じ時間および周波数リソース内で多重化され得る。基礎となるコム構造に応じて、いくつかのUEが同じ時間および周波数リソースを共有する場合がある。
たとえば、コム-4構造が使用される場合、少なくとも4つのUEからのSL-PRSが同じスロット/サブチャネル内で多重化され得る。専用リソースプール、または共有リソースプールにおけるスロット内のSL-PRS伝送専用部分の場合、複数のUEは、SL-PRSに異なるインデックスを選択し、互いに干渉することなくSL-PRSを同時に伝送し得る。
したがって、リソース選択支援をトリガする際、リソース選択支援要求は、支援がデータ伝送に必要であるか、それともSL-PRS伝送に必要であるかの指示を含み得る。言い換えれば、Tx UEは、SL-PRSインデックスが要求されているかどうかを示す必要がある。SL-PRSに対するこの要求は、第1の段階または第2の段階のSCIに含まれてもよく、MAC CEとして含まれてもよい。特に、リソース選択支援を時間/周波数から時間/周波数およびSL-PRSインデックスに拡張するために、追加の1ビットフィールドがリソース選択支援要求に追加され得る。NR Rel-17のSLリソース選択支援要求の詳細なフィールドは、以下のTable 2(表2)に示されている。
他の手法では、SL-PRSインデックスの指示は、要求がSL-PRSリソース選択のために(たとえば、SL-PRSリソースがあらかじめ設定された/設定された専用リソースプールまたは共有リソースプールにおいて)実行される際に、リソース選択支援要求のフィールドのうちの1つ(たとえば、期間またはサブチャネルフィールドの数)を再利用することによって搬送され得る。オーバヘッドを削減するために、リソース選択手順の1つまたは複数のフィールドをあらかじめ定義された値に設定することによって、SL-PRSインデックスの要求が暗黙的であり得る。あるいは、Rx UEは、リソース選択支援情報においてSL-PRSインデックスを提供するかどうかを決定するために、リソースプール構成に依存し得る。たとえば、専用リソースにおいて動作する場合、支援Rx UEは常にSL-PRSインデックスを提供することが要求され得る。支援情報におけるSL-PRSインデックスの伝送は、UEの能力に依存し得る。特に、隣接するUEがSL-PRS伝送のために自分の能力を交換する場合、Rx UEはデフォルトで常に支援情報にSL-PRSインデックスを含み得る。支援情報におけるSL-PRSインデックスの包含は、UEの優先順位にも依存し得る。たとえば、優先順位の高いUE(たとえば、非常に近接したUE)の場合、SL測位の信頼性を向上させるために、SL-PRSインデックスが常に支援情報に含まれ得る。さらに、SL-PRSの伝送は、使用されるSL-PRSのタイプに依存し得る。特に、狭帯域SL-PRSが測位のためにUEによって使用される場合、SL-PRS伝送の潜在的な候補の数が増えるため、衝突の可能性が低くなり、SL-PRSが支援情報に含まれない場合がある。一方、SL測位精度を向上させるためにUEによって広帯域SL-PRSが必要とされる場合、限られた数の候補がSL-PRS伝送に利用可能であり得、SL-PRSインデックスはRx UEによって提供される支援情報に含まれてもよい。
したがって、SL-PRSリソース選択の支援を提供する際、支援するNRデバイス(UE A)は、UEによって使用され得る時間周波数リソースならびにSL-PRSインデックスのセットを提供し得る。
さらに、リソース選択情報内のSL-PRSインデックスの伝送は、第1の段階または第2の段階のSCIにおいて、あるいはMAC CEとして送信されるリソース選択支援要求内の新しい1ビットフィールドによって明示的にトリガされ得る。リソース選択情報内のSL-PRSインデックスの伝送は、第1の段階または第2の段階のSCIにおいて、あるいはMAC CEとして送信されるリソース選択支援要求の1つまたは複数のフィールドをあらかじめ定義された値に設定することによって暗黙的にトリガされ得る。
さらに、リソース選択情報内のSL-PRSインデックスの伝送は、1つまたは複数の条件によってトリガされ得る。そのような条件は、SL-PRS伝送用の専用リソースプール、またはあらかじめ設定された/設定されたSL-PRSリソースを備えた共有リソースプールに提供される支援情報、SL-PRS伝送のサポートを示すUEの機能交換、UEの優先順位(たとえば、Tx-Rx UEの近接性に基づく)、およびSL-PRS(たとえば、狭帯域または広帯域)タイプを含む。
図6Bの616において説明したような、受信したリソース選択支援の実装および使用は、以下でより詳細に説明される。
支援情報を受信した後、支援されたUEは、リソース選択を実行する際に、そのセンシング情報とともにこの情報を組み込むことが予想され得る。特に、優先リソースセットの場合、UEは、支援UEによって指示されたリソースとセンシングを通じて取得されたリソースとの間の交点を実行し得、SL-PRS伝送のためのリソースを選択し得る。特に、SL-PRS伝送のための優先リソースのセットと候補リソースのセットは両方とも上位層に渡される。続いて、上位層は両方のセットの交点から選択を実行する。SL-PRS伝送に追加のリソースが必要とされる場合、UEは、リソース選択支援を通じて取得したリソースをすべて使い果たした後、ローカルセンシングを通じて取得した候補リソースのセットから選択し得る。センシング情報が支援されたUEにおいて利用可能な場合、リソース選択プロセスは次のように要約され得る。
支援UEから非優先リソースセット(すなわち、時間/周波数/SL-PRSインデックス)を受信する場合、候補リソースのセットはまた、隣接UEによって占有されるリソースの感知に基づいて取得され得る。非優先リソースは、候補リソースのセットから除外され得る。候補リソースセット内の残りのリソースの数が、あらかじめ設定された/設定されたしきい値を超えている場合、そのセットは、リソース選択のために上位層に渡され得る。候補リソースセット内の残りのリソースの数があらかじめ設定された/設定されたしきい値を下回る場合、しきい値が満たされるまで、除外されたリソースのうちの1つまたは複数をランダムに選択することによって、候補リソースセットが拡張され得る。伝送のためのリソースは、残りの候補リソースのセットから選択され得る。
図8は、一実施形態による、複数のUEからリソース選択支援を受信するNR UEを示す図である。これは図5Bのシナリオにおいて発生し、図6Bの614を示している。UE A802は、UE B-1 804から第1のリソースセットを受信し、UE B-2 806から第2のリソースセットを受信し、UE B-3 808から第3のリソースセットを受信し得る。
複数のUE Bから受信した複数の優先リソースセットの場合、UE Aは、そのSL-PRSをそのUE Bに送信する際に、それぞれのUE Bから受信した優先リソースセットを使用し得る。
複数のUE Bから受信した複数の非優先リソースセットの場合、隣接するUE Bとの干渉を避けるために、リソース選択を実行する前に、受信した非優先リソースセットのすべてを候補リソースセットから除外し得る。除外後の残りのリソースの数があらかじめ設定されたしきい値を下回る場合、UE Aは、しきい値が満たされるまで、除外されたリソースで候補リソースのセットをランダムに拡張し得る。
複数の優先リソースおよび複数の非優先リソースを複数のUE Bから同時に受信した場合、UE Aは、最初に非優先リソースの除外を実行し得る。その後、UE Aは、そのSL-PRSをそのUE Bに送信する際に、それぞれのUE Bから受信した優先リソースセットを使用し得る。除外後の残りのリソースの数があらかじめ設定された/設定されたしきい値を下回る場合、UE Aは、しきい値が満たされるまで、除外されたリソースで候補リソースのセットをランダムに拡張し得る。
UE Bから単一の優先リソースセットと単一の非優先リソースセットを受信した場合、UE Aは、最初に非優先リソースの除外を実行し得る。その後、UE Aは、そのSL-PRSをそのUE Bに送信する際に受信した優先リソースセットを使用し得る。
したがって、支援されたUEが優先リソースのセットを受信し、そのローカルセンシング情報に基づいて候補リソースのセットを有する場合、支援されたUEは、最初に、その2つのセットの交点からそのSL-PRS伝送のためのリソースを選択し得る。
さらに、支援されたUEが優先リソースのセットを受信し、そのローカルセンシング情報に基づいて候補リソースのセットを有する場合、支援されたUEは、優先セットが使い果たされると、候補リソースのセットからSL-PRS伝送用のリソースを選択しようとし得る。
さらに、支援されたUEが非優先リソースのセットを受信し、そのローカルセンシング情報に基づいて候補リソースのセットを有する場合、支援されたUEは、非優先リソースをその候補リソースのセットから除外し、残りの候補の数がしきい値を超える場合、そのSL-PRS伝送のために残りの候補リソースのセットからリソース選択を実行し得る。
最後に、支援されたUEが候補リソースのセットから非優先リソースのセットを除外した後、支援されたUEは除外されたリソースの一部をランダムに選択し、リソース除外後の残りの候補リソースがあらかじめ設定された/設定されたしきい値を超えるように、残りの候補リソースのセットを拡張するためにそれらを使用し得る。
以下に詳細に説明するように、他のシグナリング態様により、プロトコルの効率がさらに向上し得る。
リソース選択支援情報(SL-PRSインデックスを含む)を提供するために、支援UEは、隣接UEによって予約された時間/周波数リソースおよびSL-PRSインデックスを識別するためにセンシングを実行する必要があり得る。その後、支援UEは、優先または非優先リソースのセットを提供し得る。しかしながら、リソース選択を実行するために、支援UEは、SL-PRS伝送に必要なリソースの数を認識しなければならない。特に、支援UEは、SL-PRS伝送に必要な帯域幅(たとえば、狭帯域または広帯域)を知っていなければならない。これは、上位層が伝送に必要なサブチャネルの数を示すモード2リソース選択手順によるリソース選択の手法に似ている。
SL-PRS帯域幅を取得するために、SL-PRS帯域幅はリソースプールごとにあらかじめ設定/設定され得る。SL-PRS帯域幅はまた、SL-PRS伝送が専用リソースプール内にあるか共有リソースプール内にあるかに依存し得る。たとえば、専用リソースプールの場合、測位精度を向上させるために広帯域SL-PRSが使用され得るが、共有リソースプールでは、スロット内での複数のUE伝送(たとえば、データとSL-PRS)の多重化を可能にするために狭帯域SL-PRSが使用され得る。SL-PRSの複数の可能な帯域幅(たとえば、狭帯域および広帯域)も、リソースプールごとにあらかじめ設定/設定され得る。この場合、支援を要求しているUEは、SL-PRSを伝送するために必要な帯域幅を示し得る。
この指示は、リソース選択支援要求において搬送され得る。新しい単一または複数のビットフィールドが、リソースプールごとにあらかじめ設定された/設定されたセットからのSL-PRS伝送に必要な帯域幅のインデックスを示すために、第1の段階または第2の段階のSCIにおいて、あるいはMAC CEとして送信されるリソース選択支援要求に追加され得る。あるいは、この指示は、要求がSL-PRSリソース選択のために実行されるときに、リソース選択支援要求のフィールドのうちの1つ(たとえば、期間またはサブチャネルフィールドの数)を再利用することによって搬送され得る。
他の手法では、この指示は、リソース選択支援要求フィールドの1つまたは複数のフィールドをあらかじめ定義された値に設定することによって暗黙的に行われ得る。追加の手法では、SL-PRS帯域幅はUEの優先順位に依存し得(たとえば、以下でより詳細に説明するように、近接するUEは高優先順位であるとみなされ得る)、それによって、高優先順位のUEは測位精度を向上させるために広帯域SL-PRSを使用し得、低優先順位のUEは複数のUEの多重化を可能にするために狭帯域SL-PRSを使用し得る。最後に、SL-PRS伝送の帯域幅は、支援UEによって選択され、リソース選択支援情報において示され得る。特に、これは、周波数リソース指示値(FRIV)フィールドを使用する(すなわち、SL-PRS伝送の支援を要求したUEに、より多くの周波数リソースを割り当てる)ことによって達成され得る。
したがって、支援情報を提供するためにセンシングおよびリソース選択を実行する際に、支援UEは、SL-PRSを伝送するために必要な帯域幅を考慮し得る。
SL-PRSを伝送するために必要な帯域幅は、リソースプールごとにあらかじめ設定された/設定されてよく、リソースプールのタイプ(たとえば、共有または専用)に依存し得る。
SL-PRSの伝送に必要な帯域幅は、第1の段階または第2の段階のSCIにおいて、あるいはMAC CEとして送信されるリソース選択支援要求において動的に示され得る(たとえば、リソース選択支援要求のフィールドのうちの1つを再利用することによってまたは新しいフィールドによって明示的に、あるいは1つまたは複数のフィールドをあらかじめ定義された値に設定することによって暗黙的に)。
SL-PRSの伝送に必要な帯域幅は、UEの優先順位に依存し得る。優先順位の高いUEは、より大きい帯域幅でSL-PRSを伝送するために、専用リソースを使用し得る。
SL-PRSリソース選択のためのリソース選択支援の適用を可能にするために、UEは、他のNR Rel-17リソース支援情報(たとえば、タイムスロット、サブチャネル、サブチャネルの数、周期性)とともにSL-PRSインデックスを効率的にシグナリングし得る。これを達成するために、いくつかの手法が使用され得る。
第1の手法では、新しいビットマップがリソース選択支援ペイロードに追加され得る。ビットマップの長さは、リソースプールのあらかじめ設定された/設定されたコム構造と等しくてもよい。続いて、ビットマップのX番目のビットを設定することによって、支援情報のタイプ(すなわち、優先または非優先リソースセット)に応じて、このSL-PRSインデックスが優先されるか非優先であるかを示し得る。このシグナリング手法の利点にもかかわらず、1つの時間/周波数リソースのSL-PRSインデックスを示すために少なくとも「SL-PRS comb_size」ビットが必要になり得るため、高いオーバヘッドが発生し得る。
第2の手法では、支援UEは、選択された時間/周波数リソース内の1つのSL-PRSインデックスのみを優先または非優先として明示的に示し得る。この手法の主な利点は、この表示に必要なのはlog_2(SL-PRS comb_size)ビットのみであるため、シグナリングオーバヘッドが削減されることである。
第3の手法では、支援UEは、このリソースのすべてのSL-PRSインデックスがリソース選択に対して優先である(すなわち、リソース選択に利用可能である)場合にのみ、スロット/サブチャネルリソースを優先リソースとして示し得る。同様に、支援UEは、このリソースのSL-PRSインデックスのうちのいずれかがリソース選択に対して非優先である(たとえば、隣接するUEによって占有される、または将来の伝送のために支援UEによって予約される)場合、スロット/サブチャネルリソースを非優先リソースとして示し得る。
したがって、時間リソース指示値(TRIV)フィールドおよびFRIVフィールドを使用して時間/周波数リソースを示した後、支援UEは、このリソース内で利用可能なSL-PRSインデックスを示すためにビットマップを使用し得、各ビットは1つのSL-PRSインデックスに対応する。
支援情報を提供する際、支援UEは、シグナリングされた時間/周波数リソース内で優先または非優先として1つのSL-PRSインデックスのみを示すことに限定され得る。
支援UEは、優先支援セットの場合には、利用可能なすべてのSL-PRSインデックスを有する時間/周波数リソースを選択することによって、または非優先支援セットの場合には、少なくとも1つのSL-PRSインデックスが占有されている時間/周波数リソースを選択することによって、SL-PRSインデックスの占有を暗黙的に示し得る。
NR Rel-18において、NR UEが共有/専用リソースプール内のSL-PRS伝送用のリソースを選択するための支援を要求できることが予想され得る。言い換えれば、NR UEは、SL-PRS伝送に使用する優先時間/周波数/SL-PRSインデックスリソースのセット、またはSL-PRS伝送を実行する際に回避される非優先リソースのセットのいずれかを取得するために、NR Rel-17のリソース選択支援方式1のわずかに修正されたバージョンに依存し得る。隣接するUE間のSL-PRS伝送間の潜在的な衝突の数を減らすというこの手法の利点にもかかわらず、伝送に利用可能なリソースの数が制限されることになり得る。特に、NR UE間でのリソース選択支援要求および対応する支援情報の交換は、あるいはSL-PRS伝送にために使用できたはずの大量のリソースを消費し得る。さらに、システムの占有率が高い場合(たとえば、CBRが高い場合)、SL-PRSに利用可能なリソースの数は非常に制限され得る。この欠点に対処するために、システムの占有状況に応じて、リソース選択支援の要求/応答の交換に制限が設けられ得る。特に、測定されたCBRがあらかじめ設定されたしきい値を超えている場合、SL-PRS伝送のために利用可能なリソースを解放するために、リソース選択支援要求/応答を送信する機能が無効になり得る。このしきい値はリソースプールごとにあらかじめ設定されてよく、伝送を実行するUEの優先順位に依存し得る。特に、システムの負荷が高い場合、優先順位の高いUE(たとえば、近接しているUE)のみが、リソース選択支援要求を伝送することと、それらのSL-PRS伝送の信頼性を向上させるために近隣から支援を取得することとが許可され得る。
したがって、システムが高度に占有されている場合(たとえば、測定されたCBRがあらかじめ設定されたしきい値を超えている場合)、SL-PRSリソース選択のためのリソース選択支援情報を要求/提供するNR UEの機能は、制限され得る。
SL-PRSリソース選択支援要求/応答の伝送に対する制限は、UEの優先順位に依存し得、それによって、優先順位の高いUEは、システムの占有率が高いとき(すなわち、測定されたCBRが高いとき)でも、依然として支援情報を要求/送信することが可能であり得る。
図9は、一実施形態による、ネットワーク環境900における電子デバイスのブロック図である。
図9を参照すると、ネットワーク環境900内の電子デバイス901は、第1のネットワーク998(たとえば、短距離ワイヤレス通信ネットワーク)を介して電子デバイス902と、または第2のネットワーク999(たとえば、長距離ワイヤレス通信ネットワーク)を介して電子デバイス904またはサーバ908と通信し得る。電子デバイス901は、サーバ908を介して電子デバイス904と通信し得る。電子デバイス901は、プロセッサ920、メモリ930、入力デバイス950、音声出力デバイス955、ディスプレイデバイス960、オーディオモジュール970、センサモジュール976、インターフェース977、触覚モジュール979、カメラモジュール980、電源管理モジュール988、バッテリ989、通信モジュール990、加入者識別モジュール(SIM)カード996、またはアンテナモジュール997を含み得る。一実施形態では、コンポーネントのうちの少なくとも1つ(たとえば、ディスプレイデバイス960またはカメラモジュール980)が電子デバイス901から省略されてもよく、1つまたは複数の他のコンポーネントが電子デバイス901に追加されてもよい。コンポーネントのうちのいくつかは、単一の集積回路(IC)として実装され得る。たとえば、センサモジュール976(たとえば、指紋センサ、虹彩センサ、または照度センサ)は、ディスプレイデバイス960(たとえば、ディスプレイ)に埋め込まれ得る。
プロセッサ920は、プロセッサ920に結合された電子デバイス901の少なくとも1つの他のコンポーネント(たとえば、ハードウェアまたはソフトウェアコンポーネント)を制御するためにソフトウェア(たとえば、プログラム940)を実行し得、様々なデータ処理または計算を実行し得る。
データ処理または計算の少なくとも一部として、プロセッサ920は、他のコンポーネント(たとえば、センサモジュール976または通信モジュール990)から受信したコマンドまたはデータを揮発性メモリ932にロードすることと、揮発性メモリ932に記憶されたコマンドまたはデータを処理することと、結果として得られるデータを不揮発性メモリ934に記憶することとを行い得る。プロセッサ920は、メインプロセッサ921(たとえば、中央処理装置(CPU)またはアプリケーションプロセッサ(AP))、およびメインプロセッサ921から独立して、またはメインプロセッサ921と連動して動作可能な補助プロセッサ923(たとえば、グラフィックス処理ユニット(GPU)、画像信号プロセッサ(ISP)、センサハブプロセッサ、または通信プロセッサ(CP))を含み得る。さらに、または代わりに、補助プロセッサ923は、メインプロセッサ921よりも少ない電力を消費するか、または特定の機能を実行するように適合されてもよい。補助プロセッサ923は、メインプロセッサ921とは別個に、またはメインプロセッサ921の一部として実装されてもよい。
補助プロセッサ923は、メインプロセッサ921が非アクティブ(たとえば、スリープ)状態にある間はメインプロセッサ921の代わりに、またはメインプロセッサ921がアクティブ状態(たとえば、アプリケーションを実行している)にある間はメインプロセッサ921とともに、電子デバイス901のコンポーネントのうちの少なくとも1つのコンポーネント(たとえば、ディスプレイデバイス960、センサモジュール976、または通信モジュール990)に関連する機能または状態の少なくとも一部を制御し得る。補助プロセッサ923(たとえば、画像信号プロセッサまたは通信プロセッサ)は、補助プロセッサ923に機能的に関連する他のコンポーネント(たとえば、カメラモジュール980または通信モジュール990)の一部として実装され得る。
メモリ930は、電子デバイス901の少なくとも1つのコンポーネント(たとえば、プロセッサ920またはセンサモジュール976)によって使用される様々なデータを記憶し得る。様々なデータは、たとえば、ソフトウェア(たとえば、プログラム940)、およびそれに関連するコマンドの入力データまたは出力データを含み得る。メモリ930は、揮発性メモリ932または不揮発性メモリ934を含み得る。不揮発性メモリ934は、内部メモリ936および/または外部メモリ938を含み得る。
プログラム940は、ソフトウェアとしてメモリ930に記憶されてよく、たとえば、オペレーティングシステム(OS)942、ミドルウェア944、またはアプリケーション946を含み得る。
入力デバイス950は、電子デバイス901の外部(たとえば、ユーザ)から、電子デバイス901の他のコンポーネント(たとえば、プロセッサ920)によって使用されるコマンドまたはデータを受信し得る。入力デバイス950は、たとえば、マイク、マウス、キーボードを含み得る。
音声出力デバイス955は、電子デバイス901の外部に音声信号を出力し得る。音声出力デバイス955は、たとえばスピーカまたはレシーバを含み得る。スピーカはマルチメディアの再生または録音などの一般的な目的に使用され得、レシーバは着信を受信するために使用され得る。レシーバは、スピーカとは別個に実装されてもよいし、スピーカの一部として実装されてもよい。
ディスプレイデバイス960は、電子デバイス901の外部(たとえば、ユーザ)に情報を視覚的に提供し得る。ディスプレイデバイス960は、たとえば、ディスプレイ、ホログラムデバイス、またはプロジェクタ、ならびに、ディスプレイ、ホログラムデバイス、およびプロジェクタのうちの対応するものを制御するための制御回路を含み得る。ディスプレイデバイス960は、タッチを検出するように構成されたタッチ回路、またはタッチによって生じた力の強度を測定するように構成されたセンサ回路(たとえば、圧力センサ)を含み得る。
オーディオモジュール970は、音声を電気信号に変換し得、またその逆も行い得る。オーディオモジュール970は、入力デバイス950を介して音声を取得してもよく、音声出力デバイス955を介して、または電子デバイス901に直接(たとえば、ワイヤード)またはワイヤレスで結合された外部電子デバイス902のヘッドフォンを介して、音声を出力してもよい。
センサモジュール976は、電子デバイス901の動作状態(たとえば、電力または温度)または電子デバイス901の外部の環境状態(たとえば、ユーザの状態)を検出し、次いで、検出された状態に対応する電気信号またはデータ値を生成し得る。センサモジュール976は、たとえば、ジェスチャセンサ、ジャイロセンサ、気圧センサ、磁気センサ、加速度センサ、グリップセンサ、近接センサ、カラーセンサ、赤外線(IR)センサ、生体センサ、温度センサ、湿度センサ、または照度センサを含み得る。
インターフェース977は、電子デバイス901が外部電子デバイス902に直接(たとえばワイヤード)またはワイヤレスで結合されるために使用される1つまたは複数の指定されたプロトコルをサポートし得る。インターフェース977は、たとえば、高解像度マルチメディアインターフェース(HDMI(登録商標))、ユニバーサルシリアルバス(USB)インターフェース、セキュアデジタル(SD)カードインターフェース、またはオーディオインターフェースを含み得る。
接続端子978は、電子デバイス901を外部電子デバイス902に物理的に接続するためのコネクタを含んでもよい。接続端子978は、たとえば、HDMI(登録商標)コネクタ、USBコネクタ、SDカードコネクタ、またはオーディオコネクタ(たとえば、ヘッドフォンコネクタ)を含み得る。
触覚モジュール979は、電気信号を、触覚または運動感覚を介してユーザによって認識され得る機械的刺激(たとえば、振動または運動)または電気刺激に変換し得る。触覚モジュール979は、たとえば、モータ、圧電素子、または電気刺激装置を含み得る。
カメラモジュール980は、静止画または動画をキャプチャし得る。カメラモジュール980は、1つまたは複数のレンズ、画像センサ、画像信号プロセッサ、またはフラッシュを含み得る。電源管理モジュール988は、電子デバイス901に供給される電力を管理し得る。電源管理モジュール988は、たとえば、電源管理集積回路(PMIC)の少なくとも一部として実装され得る。
バッテリ989は、電子デバイス901の少なくとも1つのコンポーネントに電力を供給し得る。バッテリ989は、たとえば、充電できない一次電池、充電可能な二次電池、または燃料電池を含み得る。
通信モジュール990は、電子デバイス901と外部電子デバイス(たとえば、電子デバイス902、電子デバイス904、またはサーバ908)との間に直接(たとえば、ワイヤード)通信チャネルまたはワイヤレス通信チャネルを確立し、確立された通信チャネルを介して通信を実行することをサポートし得る。通信モジュール990は、プロセッサ920(たとえば、AP)から独立して動作可能であり、直接(たとえば、ワイヤード)通信またはワイヤレス通信をサポートする1つまたは複数の通信プロセッサを含み得る。通信モジュール990は、ワイヤレス通信モジュール992(たとえば、セルラー通信モジュール、近距離ワイヤレス通信モジュール、または全地球航法衛星システム(GNSS)通信モジュール)またはワイヤード通信モジュール994(たとえば、ローカルエリアネットワーク(LAN)通信モジュールまたは電力線通信(PLC)モジュール)を含み得る。これらの通信モジュールのうちの対応する1つは、第1のネットワーク998(たとえば、BLUETOOTH(登録商標)、ワイヤレスフィデリティ(Wi-Fi)ダイレクト、または赤外線データ協会(IrDA)の標準などの短距離通信ネットワーク)または第2のネットワーク999(たとえば、セルラーネットワーク、インターネット、またはコンピュータネットワーク(たとえば、LANまたはワイドエリアネットワーク(WAN)などの長距離通信ネットワーク)を介して外部電子デバイスと通信し得る。これらの様々なタイプの通信モジュールは、単一のコンポーネント(たとえば、単一のIC)として実装されてもよく、互いに別個の複数のコンポーネント(たとえば、複数のIC)として実装されてもよい。ワイヤレス通信モジュール992は、加入者識別モジュール996に記憶された加入者情報(たとえば、国際移動加入者識別情報(IMSI))を使用して、第1のネットワーク998または第2のネットワーク999などの通信ネットワーク内の電子デバイス901を識別および認証し得る。
アンテナモジュール997は、電子デバイス901の外部(たとえば、外部電子デバイス)との間で信号または電力を伝送または受信し得る。アンテナモジュール997は、1つまたは複数のアンテナを含んでもよく、そこから、第1のネットワーク998または第2のネットワーク999などの通信ネットワークにおいて使用される通信方式に適切な少なくとも1つのアンテナが、たとえば、通信モジュール990(たとえば、ワイヤレス通信モジュール992)によって選択され得る。次いで、信号または電力は、選択された少なくとも1つのアンテナを介して、通信モジュール990と外部電子デバイスとの間で伝送または受信され得る。
コマンドまたはデータは、第2のネットワーク999に結合されたサーバ908を介して、電子デバイス901と外部電子デバイス904との間で伝送または受信され得る。電子デバイス902および904の各々は、電子デバイス901と同じタイプのデバイスであってもよく、異なるタイプのデバイスであってもよい。電子デバイス901において実行される動作のすべてまたは一部は、外部電子デバイス902、904、または908のうちの1つまたは複数において実行されてもよい。たとえば、電子デバイス901が機能またはサービスを自動的に実行する必要がある場合、あるいはユーザまたは他のデバイスからの要求に応答して実行する必要がある場合、電子デバイス901は、機能またはサービスを実行する代わりに、またはそれに加えて、1つまたは複数の外部電子デバイスに機能またはサービスの少なくとも一部を実行するよう要求し得る。要求を受信した1つまたは複数の外部電子デバイスは、要求された機能またはサービスの少なくとも一部、または要求に関連する追加の機能または追加のサービスを実行し、実行の結果を電子デバイス901に転送し得る。電子デバイス901は、結果のさらなる処理の有無にかかわらず、要求に対する応答の少なくとも一部として、結果を提供し得る。そのために、たとえば、クラウドコンピューティング、分散コンピューティング、またはクライアントサーバコンピューティング技術が使用され得る。
本明細書で説明される主題および動作の実施形態は、デジタル電子回路、または本明細書で開示される構造およびそれらの構造的等価物を含むコンピュータソフトウェア、ファームウェア、またはハードウェア、あるいはそれらの1つまたは複数の組合せにおいて実装され得る。本明細書に記載される主題の実施形態は、1つまたは複数のコンピュータプログラムとして、すなわち、データ処理装置の動作により実行するため、またはデータ処理装置の動作を制御するために、コンピュータ記憶媒体上に符号化されたコンピュータプログラム命令の1つまたは複数のモジュールとして実装され得る。代替的または追加的に、プログラム命令は、データ処理装置による実行のために適切なレシーバ装置に伝送するための情報を符号化するために生成される、人工的に生成された伝播信号、たとえば機械生成された電気信号、光信号、または電磁信号上に符号化することができる。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読記憶デバイス、コンピュータ可読記憶基板、ランダムまたはシリアルアクセスメモリアレイまたはデバイス、あるいはそれらの組合せであってもよく、それらに含まれていてもよい。さらに、コンピュータ記憶媒体は伝播信号ではないが、コンピュータ記憶媒体は、人工的に生成された伝播信号において符号化されたコンピュータプログラム命令の送信元または送信先となり得る。コンピュータ記憶媒体はまた、1つまたは複数の別個の物理コンポーネントまたは媒体(たとえば、複数のCD、ディスク、または他の記憶デバイス)であってもよく、それらに含まれていてもよい。さらに、本明細書で説明される動作は、1つまたは複数のコンピュータ可読記憶デバイスに記憶されたデータ、または他のソースから受信されたデータに対してデータ処理装置によって実行される動作として実装され得る。
本明細書は多くの特定の実装形態の詳細を含み得るが、実装形態の詳細は特許請求の範囲において請求されるいかなる主題の範囲に対する制限としても解釈されるべきではなく、むしろ特定の実施形態に特有の特徴の説明として解釈されるべきである。別個の実施形態に関連して本明細書において説明される特定の特徴はまた、単一の実施形態において組み合わせて実装され得る。逆に、単一の実施形態の文脈において説明される様々な特徴はまた、複数の実施形態において個別に、または任意の適切なサブコンビネーションにおいて実装され得る。さらに、特徴が特定の組合せにおいて作用するものとして上記で説明され、最初にそのように特許請求されている場合もあるが、場合によっては、特許請求された組合せからの1つまたは複数の特徴が組合せから削除され、特許請求された組合せは、サブコンビネーションまたはサブコンビネーションの変形を対象としてもよい。
同様に、動作は特定の順序で図面に示されているが、これは、望ましい結果を達成するために、そのような動作が示された特定の順序または連続した順序で実行されること、または図示されたすべての動作が実行されることを必要とするものとして理解されるべきではない。特定の状況では、マルチタスクと並列処理が有利であり得る。さらに、上述の実施形態における様々なシステムコンポーネントの分離は、すべての実施形態においてそのような分離を必要とするものとして理解されるべきではなく、説明されたプログラムコンポーネントおよびシステムは、一般に、単一のソフトウェア製品に統合することも、複数のソフトウェア製品にパッケージ化することもできることを理解されたい。
したがって、本明細書では主題の特定の実施形態について説明した。他の実施形態は、以下の特許請求の範囲内に含まれる。場合によっては、特許請求の範囲に記載されたアクションは、異なる順序で実行されても、依然として望ましい結果を達成し得る。さらに、添付の図面に示されているプロセスは、望ましい結果を達成するために、必ずしも示されている特定の順序または連続した順序を必要とするわけではない。特定の実装形態では、マルチタスクと並列処理が有利であり得る。
当業者には理解されるように、本明細書に記載の革新的な概念は、広範囲の用途にわたって修正および変更され得る。したがって、特許請求の範囲で請求される主題の範囲は、上記で説明された特定の例示的な教示のいずれにも限定されるべきではなく、代わりに以下の特許請求の範囲によって定義される。
102 制御パス
104 基地局またはgNode B(gNB)
106 第1のUE
108 第2のUE
110 データパス
202 PRSリソース
302 PSSCH
304 PSSCH DMRS
306 PSCCH
308 PSFCH
310 ギャップシンボル
312 空リソース
314 第1のシンボル
316 サブチャネル
402 PSSCH
404 PSSCH DMRS
406 PSCCH
410 ギャップシンボル
414 第1のシンボル
416 サブチャネル
502 UE A
504 UE B-1
506 UE B-2
508 UE B-3
510 UE B-4
512 UE B-5
514 UE B-N
702 UE B
704 支援要求
706 UE A
708 優先または非優先リソースのセット
802 UE A
804 UE B-1
806 UE B-2
808 UE B-3
900 ネットワーク環境
901 電子デバイス
902 電子デバイス
904 電子デバイス
908 サーバ
920 プロセッサ
921 メインプロセッサ
923 補助プロセッサ
930 メモリ
932 揮発性メモリ
934 不揮発性メモリ
936 内部メモリ
938 外部メモリ
940 プログラム
942 オペレーティングシステム
944 ミドルウェア
946 アプリケーション
950 入力デバイス
955 音声出力デバイス
960 ディスプレイデバイス
970 オーディオモジュール
976 センサモジュール
977 インターフェース
978 接続端子
979 触覚モジュール
980 カメラモジュール
988 電源管理モジュール
989 バッテリ
990 通信モジュール
992 ワイヤレス通信モジュール
994 ワイヤード通信モジュール
996 加入者識別モジュール(SIM)カード
997 アンテナモジュール
998 第1のネットワーク
999 第2のネットワーク

Claims (20)

  1. 第1のユーザ機器(UE)から、サイドリンク(SL)制御情報(SCI)の専用フィールドにおいて測位支援の要求を第2のUEに伝送するステップと、
    前記第1のUEにおいて、前記第2のUEから選択されたリソース上でSL測位参照信号(PRS)を受信するステップと
    を備える、方法。
  2. 前記SCIの前記専用フィールドは、第1の段階SCIまたは第2の段階SCIの単一のビットフィールドを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 測位支援の前記要求は、専用リソースプールの場合は前記第1の段階SCIにおいて伝送され、共有リソースプールの場合は前記第2の段階SCIにおいて伝送される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のUEにおいて、前記第2のUEから、SL-PRS伝送のためのリソースを選択する際に支援要求を受信するステップと、
    前記SL-PRS伝送のための1つまたは複数の優先または非優先リソースのセットを前記第1のUEから前記第2のUEに伝送するステップと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 1つまたは複数の優先または非優先リソースの前記セットは、時間-周波数リソースおよびSL-PRSインデックスを備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記時間-周波数リソースは、時間リソース指示値(TRIV)フィールドおよび周波数リソース指示値(FRIV)フィールドを介して示され、
    前記SL-PRSインデックスは、ビットマップを介して明示的に示され、前記ビットマップの各ビットはそれぞれのSL-PRSインデックスに対応するか、または前記FRIVフィールド内の周波数リソース指示によって暗黙的に示される、請求項5に記載の方法。
  7. 第1のユーザ機器(UE)から、サイドリンク(SL)測位参照信号(PRS)伝送のためのリソースを選択する際の支援の要求を第2のUEに伝送するステップと、
    前記SL-PRS伝送のための1つまたは複数の優先または非優先リソースのセットを、前記第2のUEから前記第1のUEにおいて受信するステップと、
    前記SL-PRS伝送のための前記リソースを、少なくとも1つまたは複数の優先または非優先リソースの前記セットに基づいて、前記第1のUEによって選択するステップと
    を備える、方法。
  8. 前記SL-PRS伝送のためのリソースを選択する際の支援の前記要求は、第1の段階または第2の段階のSL制御情報(SCI)において搬送される、請求項7に記載の方法。
  9. 1つまたは複数の優先または非優先リソースの前記セットは、第1の段階または第2の段階のSCIにおいて、または媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)として搬送される、請求項7に記載の方法。
  10. 1つまたは複数の優先または非優先リソースの前記セットは、時間-周波数リソースおよびSL-PRSインデックスを備える、請求項7に記載の方法。
  11. 前記時間-周波数リソースは、時間リソース指示値(TRIV)フィールドおよび周波数リソース指示値(FRIV)フィールドを介して示され、
    前記SL-PRSインデックスは、ビットマップを介して明示的に示され、前記ビットマップの各ビットはそれぞれのSL-PRSインデックスに対応するか、または前記FRIVフィールド内の周波数リソース指示によって暗黙的に示される、請求項10に記載の方法。
  12. 1つまたは複数の優先または非優先リソースの前記セットは、1つまたは複数の優先リソースのセットを備え、
    前記第1のUEによって、前記第1のUEにおけるセンシング情報に基づいて1つまたは複数の候補リソースのセットを決定するステップをさらに備え、
    前記リソースは、1つまたは複数の優先リソースの前記セットと1つまたは複数の候補リソースの前記セットとの交点に基づいて選択される、または、
    前記リソースは、1つまたは複数の優先リソース前記のセットが使い果たされた後、1つまたは複数の候補リソースの前記セットから選択される、請求項7に記載の方法。
  13. 1つまたは複数の優先または非優先リソースの前記セットは、1つまたは複数の非優先リソースのセットを備え、
    前記第1のUEによって、前記第1のUEにおけるセンシング情報に基づいて1つまたは複数の候補リソースのセットを決定するステップと、
    1つまたは複数の非優先リソースの前記セットのリソースを1つまたは複数の候補リソースの前記セットから除外するステップと
    をさらに備え、
    1つまたは複数の候補リソースの前記セット内の残りのリソースの数がしきい値より大きい場合、前記リソースは前記残りのリソースから選択され、
    前記残りのリソースの数が前記しきい値を超えない場合、
    拡張された残りのリソースの数が前記しきい値よりも大きくなるように前記残りのリソースを拡張するために、前記除外されたリソースの少なくとも1つをランダムに選択して、前記リソースは前記拡張された残りのリソースから選択される、請求項7に記載の方法。
  14. 前記第1のUEにおいて、SCIの専用フィールドにおいて前記第2のUEから測位支援の要求を受信するステップと、
    前記第1のUEから前記リソース上のSL-PRSを前記第2のUEに伝送するステップと
    をさらに備える、請求項7に記載の方法。
  15. 前記SCIの前記専用フィールドは、第1の段階SCIまたは第2の段階SCIの単一のビットフィールドを備える、請求項14に記載の方法。
  16. 測位支援の前記要求は、専用リソースプールの場合は前記第1の段階SCIにおいて受信され、共有リソースプールの場合は前記第2の段階SCIにおいて受信される、請求項15に記載の方法。
  17. プロセッサと、
    命令を記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体と
    を備え、前記命令は、実行されると、前記プロセッサに、
    サイドリンク(SL)制御情報(SCI)の専用フィールドにおいて第2のUEから測位支援の要求を受信することと、
    SL-測位参照信号(PRS)伝送のためのリソースを選択する際の支援の要求を前記第2のUEに伝送することと
    前記第2のUEからSL-PRS伝送のための1つまたは複数の優先または非優先リソースのセットを受信することと、
    少なくとも1つまたは複数の優先または非優先リソースの前記セットに基づいて前記SL-PRS伝送のためのリソースを選択することと
    を行わせる、
    第1のユーザ機器(UE)。
  18. 前記SCIの前記専用フィールドは、第1の段階SCIまたは第2の段階SCIの単一のビットフィールドを備える、請求項17に記載の第1のUE。
  19. 測位支援の前記要求は、専用リソースプールの場合は前記第1の段階SCIにおいて受信され、共有リソースプールの場合は前記第2の段階SCIにおいて受信される、請求項17に記載の第1のUE。
  20. 1つまたは複数の優先または非優先リソースの前記セットは、時間-周波数リソースおよびSL-PRSインデックスを備え、
    前記時間-周波数リソースは、時間リソース指示値(TRIV)フィールドおよび周波数リソース指示値(FRIV)フィールドを介して示され、
    前記SL-PRSインデックスは、ビットマップを介して明示的に示され、前記ビットマップの各ビットは、それぞれのSL-PRSインデックスに対応するか、または前記FRIVフィールド内の周波数指示値によって暗黙的に示される、請求項17に記載の第1のUE。
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