JP2024085582A - 観察光学系及び画像表示装置 - Google Patents

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英和 戸塚
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【課題】光量ロスを好適に抑制する。【解決手段】観察光学系10は、画像を表示する表示パネル50からの光を観察者に導く。観察側から画像表示側に向かって順に、第1面R1、第2面R2、第3面R3、第4面R4の光学面を含み、第1面R1及び第4面R4の各々は、光の透過と反射を行う透過反射面であり、かつ曲面状に形成され、以下の条件式を満足する。0.3≦|f2/f1|≦1.3 ・・・(1)ただし、f1は、第1面R1及び第2面R2を有する第1レンズL1の焦点距離であり、f2は、第3面R3及び第4面R4を有する第2レンズL2の焦点距離である。【選択図】図1

Description

本発明は、観察光学系及び画像表示装置に関する。
バーチャルリアリティ(VR)用などのヘッドマウントディスプレイ(HMD)では、画像を表示する表示素子からの光を観察者の眼球に導く観察光学系が用いられる。
特許文献1、2に記載の技術では、偏光制御により光路を折り畳んだ光学系を採用して、装置の小型化を図っている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、2枚と少ないレンズ枚数で構成されているものの、偏光分離機能が付加された面が平面のため、収差補正の役割を果たせない。そのため、像面湾曲の補正が難しく、特に広角になると補正不足が顕著になる。
一方、特許文献2には、偏光分離機能が付加された面が曲面にあると開示されている。しかし、表示素子からの光が観察光学系のレンズに入射する角度が大きいため、光量ロスが見込まれる。画像表示部として一般的な液晶パネル等は、表示素子からの発光立体角が、観察光学系で取り込まれる立体角よりも大きいため、光量ロスとなる。
特表2018-512602号公報 特表2021-512356号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、光量ロスを好適に抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、画像を表示する表示素子からの光を観察者に導く観察光学系であって、
観察側から画像表示側に向かって順に、第1面、第2面、第3面、第4面の光学面を含み、
前記第1面及び前記第4面の各々は、光の透過と反射を行う透過反射面であり、かつ曲面状に形成され、
以下の条件式を満足することを特徴とする。
0.3≦|f2/f1|≦1.3 ・・・(1)
ただし、
f1:第1面及び第2面を有する第1レンズの焦点距離
f2:第3面及び第4面を有する第2レンズの焦点距離
本発明によれば、光量ロスを好適に抑制することができる。
(a)実施形態に係る画像表示装置の模式的な断面図であり、(b)(a)のB部の拡大図である。 実施形態に係る画像表示装置の概略の制御構成を示すブロック図である。 実施形態に係る観察光学系における偏光制御の原理を説明するための図である。 実施例1の観察光学系の(a)光路図であり、(b)縦収差図である。 実施例2の観察光学系の(a)光路図であり、(b)縦収差図である。 実施例3の観察光学系の(a)光路図であり、(b)縦収差図である。 実施例4の観察光学系の(a)光路図であり、(b)縦収差図である。 実施例5の観察光学系の(a)光路図であり、(b)縦収差図である。 実施例6の観察光学系の(a)光路図であり、(b)縦収差図である。 実施例7の観察光学系の(a)光路図であり、(b)縦収差図である。 実施例8の観察光学系の(a)光路図であり、(b)縦収差図である。 実施例9の観察光学系の(a)光路図であり、(b)縦収差図である。 実施例10の観察光学系の(a)光路図であり、(b)縦収差図である。 実施例11の観察光学系の(a)光路図であり、(b)縦収差図である。 実施例12の観察光学系の(a)光路図であり、(b)縦収差図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
[画像表示装置の全体構成]
図1(a)は、本実施形態に係る画像表示装置100の模式的な断面図であり、図1(b)は、図1(a)のB部の拡大図である。
図1(a)に示すように、画像表示装置100は、例えばバーチャルリアリティ(VR)用などのヘッドマウントディスプレイ(HMD)である。
具体的に、画像表示装置100は、観察者(ユーザ)の両目に対応した左右2組の表示ユニット30を備える。各表示ユニット30は、観察光学系10と、表示パネル50とを備える。
観察光学系10は、表示パネル50に表示された原画像を拡大投影して観察者の眼球(瞳位置EP)に導く。観察光学系10は、複数のレンズ(第1レンズL1、第2レンズL2)を備える。
観察光学系10の構成の詳細については後述する。
観察光学系10には、第1レンズL1及び第2レンズL2のうち少なくとも一部のレンズ(本実施形態では第2レンズL2)を光軸Axに沿って移動させる駆動機構42(図2参照)が設けられている。駆動機構42は、当該一部のレンズを光軸Ax上で移動させることにより、観察光学系10の視度調整の動作を可能にする。駆動機構42は、例えばボイスコイルモータとガイドとを備える。なお、駆動機構42はボイスコイルモータ等に代えてステッピングモータ等で構成してもよい。
本実施形態では、視度調整時に駆動機構42により画像表示側の第2レンズL2を移動させるため、光学系全体では光軸方向の長さが変化しない。これにより、装置構成を簡便なものにできる。
表示パネル50は、画像(映像)を表示する表示素子を有する、例えば有機エレクトロルミネッセンスディスプレイである。表示パネル50は、光軸Axに対して位置決めされた状態で固定されている。
図2は、画像表示装置100の概略の制御構成を示すブロック図である。
この図に示すように、画像表示装置100は、各表示ユニット30を動作させる処理部60を備える。
処理部60は、レンズ駆動部61と、表示制御部62と、入力部63と、記憶部64と、通信部65と、制御部67とを備える。
レンズ駆動部61は、駆動機構42を動作させ、第1レンズL1及び第2レンズL2のうち一部のレンズ(本実施形態では第2レンズL2)を光軸Axに沿って移動させる。
表示制御部62は、制御部67からの表示指令に基づいて表示パネル50に画像を表示させる。
入力部63は、観察者(ユーザ)の操作又は外部装置からのコマンドを受け付ける部分である。
記憶部64は、画像表示装置100の動作に必要な情報等を保管する部分である。
通信部65は、外部装置等との間で各種情報を送受信可能な通信デバイスである。
制御部67は、レンズ駆動部61、表示制御部62、入力部63、記憶部64、通信部65等の動作を統括的に制御する。
[観察光学系の具体構成]
続いて、観察光学系10についてより詳細に説明する。
図1(a)に示すように、観察光学系10は、本実施形態では、観察側(図1(a)の左側)から画像表示側(図1(a)の右側)に向かって順に、第1レンズL1と第2レンズL2を備える。
観察光学系10は、偏光素子を含み、偏光を利用して光路を折り畳んだ光学系となっている。具体的に、観察光学系10は、観察側から順に、第1レンズL1の第1面R1及び第2面R2と、第2レンズL2の第3面R3及び第4面R4との4つのレンズ面(光学面)を有する。このうち、第1面R1及び第4面R4は、光の透過と反射を制御する2つの透過反射面(第1透過反射面P1、第2透過反射面P2)として機能する。これら第1面R1及び第4面R4は、曲面状に形成されている。
第1透過反射面P1である第1レンズL1の観察側の第1面R1は、偏光ビームスプリッタ(偏光分離素子)の機能が付加されている。偏光ビームスプリッタは、特定の直線偏光を透過させるとともに、当該直線偏光に対して振動面が垂直な直線偏光を反射させる直線偏光選択光学素子である。
第2透過反射面P2である第2レンズL2の画像表示側の第4面R4は、ハーフミラーコートが施されてハーフミラーの機能が付加されている。ハーフミラーは、入射光を所定の光量割合(例えば50:50)で透過光と反射光とに分離する光学素子である。
また、第2面R2又は第3面R3にはλ/4板の機能が付加されている。λ/4板は、位相差をλ/4(90°)与えて直線偏光を円偏光に(又は円偏光を直線偏光に)変換できる光学素子である。ただし、λ/4板は、第1面R1~第4面R4のいずれかに付与されていればよく、例えば、第1レンズL1の第1面R1に第1透過反射面P1として設けた直線偏光選択光学素子と第1面R1の間に設けてもよい。
第1透過反射面P1に設けられる偏光ビームスプリッタは、例えばワイヤーグリッド偏光子や多層反射型偏光子、コレステリック液晶型偏光子とλ/4波長板の組み合わせたものを使うことができ、レンズに張り合わせされていてもよいし、レンズ自体にその機能が付加されていてもよい。レンズに張り合わせるものとしては、たとえば旭化成社製WGFや3M社製DBEF、IQPなどを使うことができる。
観察光学系10における偏光制御の原理について説明する。図3は、観察光学系10における偏光制御の原理を説明するための図である。ただし、図3では、分かり易さのために、本実施形態ではレンズ面に付加されている偏光素子を独立した光学素子として図示している。また、図3では、第1レンズL1と第2レンズL2の屈折力を有するレンズ光学系の図示を省略している。
本実施形態の観察光学系10は、光の偏光状態によって光線の透過と反射を制御することで、光路が折り畳まれた光学系とし、これにより観察光学系の薄型化や焦点距離の短縮化、広画角化を実現している。
より詳しくは、図3に示すように、観察光学系10では、画像を表示する表示素子(表示パネル50)からの映像光が、ハーフミラーを透過した後、λ/4板によって直線偏光(例えば縦偏光)に変換される。直線偏光に変換された光線は、偏光ビームスプリッタによって表示素子側へ反射され、λ/4板に再入射して円偏光に変換(例えば右回りに円偏光化)される。この光線は、ハーフミラーによって反射されることで逆回り(例えば左回り)の円偏光とされつつ、再び観察側へ向かう。ハーフミラーで反射された光線は、λ/4板を透過することで、1度目の透過時とは直交する方向の直線偏光(例えば横偏光)に変換される。そのため、この光線は偏光ビームスプリッタで反射されることなく透過されて、観察者まで届く。
図3の構成と本実施形態の観察光学系10とは、偏光ビームスプリッタが第1レンズL1の第1面R1(第1透過反射面P1)に、λ/4板が第1レンズL1の第2面R2又は第2レンズL2の第3面R3に、ハーフミラーが第2レンズL2の第4面R4(第2透過反射面P2)に、それぞれ対応する。
なお、図3では、上述のとおり、第1レンズL1と第2レンズL2の屈折力を有するレンズ光学系の図示を省略している。当該レンズ光学系は、偏光ビームスプリッタとλ/4板の間、λ/4とハーフミラーの間のうち、少なくとも一方に配置される。
曲面に対して機能膜(λ/4板や偏光ビームスプリッタ等)を設ける方法としては、機能性フィルムをレンズ曲面に貼合する方法や、曲面に機能性薄膜を直接成膜する方法、およびフィルム貼合と直接成膜を組み合わせる方法等がある。
機能性フィルムを曲面に貼合する方法としては、TOM工法、フィルムインサート成形、インモールド成形などがある。機能性フィルムを1枚ずつ貼合してもよいし、複数の機能性フィルムがある場合は、先にフィルム同士を貼合してからレンズ曲面に貼合してもよい。
λ/4板フィルムとしては、樹脂延伸したλ/4板フィルムや液晶塗布したλ/4板フィルムを使うことができる。λ/4板としては逆分散性を有するλ/4板が好ましく、逆分散性がRe(450nm)/Re(550nm)<0.90の特性を有するλ/4板がさらに好ましい。また、λ/4板には、ポジティブCプレートを設けてもよい。ポジティブCプレートはλ/4板上への塗布もしくはポジティブCプレートフィルムを貼合することで設けることができる。
偏光ビームスプリッタフィルムとしては、多層積層型の反射偏光フィルムやワイヤーグリッド型の反射偏光フィルム、コレステリック液晶型とλ/4板を組み合わせた反射偏光フィルムを使うことができる。
曲面に直接機能膜を付与する方法としては、インクジェット塗布やディッピング塗布、スクリーン印刷など公知の方法を使うことができる。λ/4板材料としては、液晶材料を特定の方向に配向させた膜を使うことができ、UV硬化型の液晶材料が好ましく使われる。液晶材料を配向させる方法としては、公知の方法を用いることができる。
反射偏光子材料としては、コレステリック液晶材料やネマチック液晶材料にカイラル剤を混ぜたものなどを使うことができる。
本発明の光学系には、吸収偏光子や反射防止膜、ハードコート膜を含んでもよい。吸収偏光子は、ゴースト抑制の観点から、直線偏光選択光学素子と眼の間に設けることが好ましい。吸収偏光子としては、市販されている染料系偏光板やヨウ素系偏光板を使うことができる。
また、観察光学系10は、以下の条件式(1)を満足する。
0.3≦|f2/f1|≦1.3 ・・・(1)
ただし、f1は第1レンズL1の焦点距離であり、f2は第2レンズL2の焦点距離である。
表示素子(表示パネル50)からの映像光を光学系として取り込む際に最初に反射する第1面R1は、角度が緩やかな方が、取り込み角度θ(図1(b)参照)をあまり大きくすることなく光を光学系に導くことができる。一方で、2番目の反射面である第4面R4が湾曲しすぎていると、収差補正の点で不利となる。そこで、取り込み角度θと収差補正の両立を図るために、第1レンズL1と第2レンズL2の焦点距離比を条件式(1)の範囲に規定する。
|f2/f1|が条件式(1)の上限を上回ると、表示素子(表示パネル50)からの光の取り込み角度θが大きくなりすぎ、光量ロスとなる。したがって、条件式(1)の上限以下に抑えることにより、光量ロスを好適に抑制することができる。
|f2/f1|が条件式(1)の下限を下回ると、第2レンズL2のパワーが強くなりすぎ、収差補正が難しくなる。
また、観察光学系10は、上記条件式(1)に代えて(又は条件式(1)に加えて)、以下の条件式(2)を満足するものであってもよい。
16≦IH/(ER/TL)≦46 ・・・(2)
ただし、IHは光軸Axからの表示素子の大きさ(高さ)であり、ERは瞳位置EPから第1面R1の有効径位置までの光軸Ax上の距離であり、TLは第1面R1の有効径位置から表示パネル50(表示素子)までの光軸Ax上の距離である(図1(a)参照)。
IH/(ER/TL)が条件式(2)の上限を上回ると、表示素子(表示パネル50)からの光の取り込み角度θが大きくなりすぎる。したがって、条件式(2)の上限以下に抑えることにより、光の取り込み角度θを抑えて、光量ロスを好適に抑制することができる。
IH/(ER/TL)が条件式(2)の下限を下回ると、レンズ径が大きくなりすぎる。
さらに、観察光学系10は、以下の条件式(3)を満足するのが好ましい。
0.5≦r1/r2≦1.2 ・・・(3)
ただし、r1は第1面R1の曲率半径であり、r2は第2面R2の曲率半径である。
r1/r2が条件式(3)の上限を上回ると、第1面R1を透過又は反射する光の角度が寝てきてしまう。
r1/r2が条件式(3)の下限を下回ると、第1面R1が急峻になり、観察者の顔とレンズの間隔が周辺部で狭くなって干渉の懸念が生じる。
さらに、観察光学系10は、以下の条件式(4)を満足するのが好ましい。
1.1≦(D2/2)/IH≦1.6 ・・・(4)
ただし、D2は第2レンズL2の最大外径であり、IHは光軸Axからの表示素子の大きさ(高さ)である。第2レンズL2の「最大外径」とは、第2レンズL2の物理的な最大の外径であり、外周部にコバ等がある場合にはその部分を含んだ最大の外径である。
(D2/2)/IHが条件式(4)の下限を下回ると、表示素子(表示パネル50)からの光の取り込み角度θが大きくなる。
(D2/2)/IHが条件式(4)の上限を上回ると、第2レンズL2の外径が大きくなりすぎ、観察者の顔に干渉するおそれが生じる。
また、第1レンズL1及び第2レンズL2のうち、一方のアッベ数が30以下であり、他方のアッベ数が50以上であるのが好ましい。これにより、色収差を好適に補正できる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
以下、本発明の観察光学系の実施例を示す。各実施例に使用する記号は下記の通りである。
R :曲率半径
D :軸上面間隔
Nd :レンズ材料のd線に対する屈折率
νd :レンズ材料のアッベ数
各実施例において、非球面の形状は、面の頂点を原点とし、光軸方向にX軸をとり、光軸と垂直方向の高さをhとして以下の「数1」で表す。
Figure 2024085582000002
ただし、
Ai:i次の非球面係数
R :曲率半径
K :円錐定数
(実施例1)
図4(a)、(b)に実施例1の観察光学系の光路図及び縦収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)を示す。
実施例1のレンズ面のデータを以下の表1に示す。
Figure 2024085582000003
実施例1の観察光学系における条件式(1)~(4)その他の各数値を表19に示す。
(実施例2)
図5(a)、(b)に実施例2の観察光学系の光路図及び縦収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)を示す。
実施例2のレンズ面のデータを以下の表2に示す。
Figure 2024085582000004
実施例2のレンズ面の非球面係数を以下の表3に示す。なお、表中の「R1面」とは第1面R1を意味する。R2面~R4面も同様である。また、これ以降の非球面係数のデータでは、10のべき乗数(たとえば2.5×10-02)を、E(たとえば2.5E-02)を用いて表すものとする。
Figure 2024085582000005
実施例2の観察光学系における条件式(1)~(4)その他の各数値を表19に示す。
(実施例3)
図6(a)、(b)に実施例3の観察光学系の光路図及び縦収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)を示す。
実施例3のレンズ面のデータを以下の表4に示す。
Figure 2024085582000006
実施例3の観察光学系における条件式(1)~(4)その他の各数値を表19に示す。
(実施例4)
図7(a)、(b)に実施例4の観察光学系の光路図及び縦収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)を示す。
実施例4のレンズ面のデータを以下の表5に示す。
Figure 2024085582000007
実施例4の観察光学系における条件式(1)~(4)その他の各数値を表19に示す。
(実施例5)
図8(a)、(b)に実施例5の観察光学系の光路図及び縦収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)を示す。
実施例5のレンズ面のデータを以下の表6に示す。
Figure 2024085582000008
実施例5の観察光学系における条件式(1)~(4)その他の各数値を表19に示す。
(実施例6)
図9(a)、(b)に実施例6の観察光学系の光路図及び縦収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)を示す。
実施例6のレンズ面のデータを以下の表7に示す。
Figure 2024085582000009
実施例6の観察光学系における条件式(1)~(4)その他の各数値を表19に示す。
(実施例7)
図10(a)、(b)に実施例7の観察光学系の光路図及び縦収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)を示す。
実施例7のレンズ面のデータを以下の表8に示す。
Figure 2024085582000010
実施例7のレンズ面の非球面係数を以下の表9に示す。
Figure 2024085582000011
実施例7の観察光学系における条件式(1)~(4)その他の各数値を表19に示す。
(実施例8)
図11(a)、(b)に実施例8の観察光学系の光路図及び縦収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)を示す。
実施例8のレンズ面のデータを以下の表10に示す。
Figure 2024085582000012
実施例8の観察光学系における条件式(1)~(4)その他の各数値を表19に示す。
(実施例9)
図12(a)、(b)に実施例9の観察光学系の光路図及び縦収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)を示す。
実施例9のレンズ面のデータを以下の表11に示す。
Figure 2024085582000013
実施例9のレンズ面の非球面係数を以下の表12に示す。
Figure 2024085582000014
実施例9の観察光学系における条件式(1)~(4)その他の各数値を表19に示す。
(実施例10)
図13(a)、(b)に実施例10の観察光学系の光路図及び縦収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)を示す。
実施例10のレンズ面のデータを以下の表13に示す。
Figure 2024085582000015
実施例10のレンズ面の非球面係数を以下の表14に示す。
Figure 2024085582000016
実施例10の観察光学系における条件式(1)~(4)その他の各数値を表19に示す。
(実施例11)
図14(a)、(b)に実施例11の観察光学系の光路図及び縦収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)を示す。
実施例11のレンズ面のデータを以下の表15に示す。
Figure 2024085582000017
実施例11のレンズ面の非球面係数を以下の表16に示す。
Figure 2024085582000018
実施例11の観察光学系における条件式(1)~(4)その他の各数値を表19に示す。
(実施例12)
図15(a)、(b)に実施例12の観察光学系の光路図及び縦収差図(球面収差、非点収差、歪曲収差)を示す。
実施例12のレンズ面のデータを以下の表17に示す。
Figure 2024085582000019
実施例12のレンズ面の非球面係数を以下の表18に示す。
Figure 2024085582000020
実施例12の観察光学系における条件式(1)~(4)その他の各数値を以下の表19に示す。
Figure 2024085582000021
100 画像表示装置
10 観察光学系
42 駆動機構
50 表示パネル(表示素子)
Ax 光軸
EP 瞳位置
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
P1 第1透過反射面
P2 第2透過反射面
R1 第1面
R2 第2面
R3 第3面
R4 第4面
θ 取り込み角度

Claims (7)

  1. 画像を表示する表示素子からの光を観察者に導く観察光学系であって、
    観察側から画像表示側に向かって順に、第1面、第2面、第3面、第4面の光学面を含み、
    前記第1面及び前記第4面の各々は、光の透過と反射を行う透過反射面であり、かつ曲面状に形成され、
    以下の条件式を満足することを特徴とする観察光学系。
    0.3≦|f2/f1|≦1.3 ・・・(1)
    ただし、
    f1:第1面及び第2面を有する第1レンズの焦点距離
    f2:第3面及び第4面を有する第2レンズの焦点距離
  2. 画像を表示する表示素子からの光を観察者に導く観察光学系であって、
    観察側から画像表示側に向かって順に、第1面、第2面、第3面、第4面の光学面を含み、
    前記第1面及び前記第4面の各々は、光の透過と反射を行う透過反射面であり、かつ曲面状に形成され、
    以下の条件式を満足することを特徴とする観察光学系。
    16≦IH/(ER/TL)≦46 ・・・(2)
    ただし、
    IH:光軸からの表示素子の大きさ
    ER:瞳位置から第1面の有効径位置までの光軸上の距離
    TL:第1面の有効径位置から表示素子までの光軸上の距離
  3. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の観察光学系。
    0.5≦r1/r2≦1.2 ・・・(3)
    ただし、
    r1:第1面の曲率半径
    r2:第2面の曲率半径
  4. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の観察光学系。
    1.1≦(D2/2)/IH≦1.6 ・・・(4)
    ただし、
    D2:第3面及び第4面を有する第2レンズの最大外径
    IH:光軸からの表示素子の大きさ
  5. 前記第1面及び前記第2面を有する第1レンズと、前記第3面及び前記第4面を有する第2レンズと、を備え、
    前記第1レンズ及び前記第2レンズの一方は、アッベ数が30以下であり、
    前記第1レンズ及び前記第2レンズの他方は、アッベ数が50以上である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の観察光学系。
  6. 前記第3面及び前記第4面を有する第2レンズを光軸に沿って移動可能な駆動機構を備える、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の観察光学系。
  7. 請求項1又は2に記載の観察光学系と、
    前記表示素子を有する画像表示部と、
    を備えることを特徴とする画像表示装置。
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