JP2024077600A - 集積回路の安全制御方法、装置、記憶媒体及び電子機器 - Google Patents

集積回路の安全制御方法、装置、記憶媒体及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は集積回路の安全制御方法、装置、記憶媒体及び電子機器を開示する。【解決手段】当該方法は、グループデータ収集モジュールにおける第1のターゲット制御モジュールの第1のエラーデータを決定するステップであって、グループデータ収集モジュールは、少なくとも1つの第1のターゲット制御モジュールを含むステップと、グループデータ収集モジュールにおける第1の収集モジュールに基づいて第1のエラーデータに対応する第1のチェックコードを決定するステップと、第1のチェックコード及び第1のエラーデータに基づいて、安全制御モジュールを制御して第1のエラーデータに対応する予め設定された処理操作を実行するようにするステップと、を含む。本開示は、集積回路について膨大な数のエラーデータの収集及び処理を行うことをサポートすることができる。【選択図】図5

Description

本開示は、集積回路技術に関し、特に集積回路の安全制御方法、装置、記憶媒体及び電子機器に関するものである。
集積回路の正常で確実な動作を保証するために、集積回路に発生したエラーに対して、収集、処理などを行う必要があり、現在、集積回路についてエラーデータの収集及び処理を実現するためのアーキテクチャーが存在するが、当該アーキテクチャーは、集積回路について膨大な数のエラーデータの収集及び処理を行うことをサポートすることができない。
本開示は、上記アーキテクチャーが集積回路について膨大な数のエラーデータの収集及び処理を行うことをサポートすることができないという問題を解決するために提出される。本開示の実施例は、集積回路の安全制御方法、装置、記憶媒体及び電子機器を提供する。
本開示の実施例の一態様によれば、提供される集積回路の安全制御方法は、
グループデータ収集モジュールにおける第1のターゲット制御モジュールの第1のエラーデータを決定するステップであって、前記グループデータ収集モジュールは、少なくとも1つの前記第1のターゲット制御モジュールを含むステップと、
前記グループデータ収集モジュールにおける第1の収集モジュールに基づいて前記第1のエラーデータに対応する第1のチェックコードを決定するステップと、
前記第1のチェックコード及び前記第1のエラーデータに基づいて、安全制御モジュールを制御して前記第1のエラーデータに対応する予め設定された処理操作を実行するようにするステップと、を含む。
本開示の実施例の別の態様によれば、提供される集積回路の安全制御装置は、グループデータ収集モジュール及び安全制御モジュールを含み、
前記グループデータ収集モジュールは、第1の収集モジュール、及び前記第1の収集モジュールに接続された少なくとも1つの第1のターゲット制御モジュールを含み、前記安全制御モジュールは、前記第1の収集モジュールに接続され、
前記第1の収集モジュールは、前記第1のターゲット制御モジュールの第1のエラーデータを決定し、前記第1のエラーデータに対応する第1のチェックコードを決定するために用いられ、
前記安全制御モジュールは、前記第1のチェックコード及び前記第1のエラーデータに基づいて、前記第1のエラーデータに対応する予め設定された処理操作を実行するために用いられる。
本開示のさらに別の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供され、前記記憶媒体には上記集積回路の安全制御方法を実行するためのコンピュータプログラムが記憶される。
本開示のさらに別の態様にて提供される電子機器は、
プロセッサーと、
前記プロセッサーの実行可能命令を記憶するためのメモリーと、を含み、
前記プロセッサーは、前記実行可能命令を前記メモリーから読み取り、前記命令を実行して、上記集積回路の安全制御方法を実現するために用いられる。
本開示の上記実施例にて提供される集積回路の安全制御方法、装置、記憶媒体及び電子機器に基づいて、いくつかの第1のターゲット制御モジュールを同じグループデータ収集モジュール中に設置し、グループデータ収集モジュールにおける第1の収集モジュールにより安全制御モジュールにエラーデータ及びチェックコードを提供することにより、エラーデータに対する収集及び処理を実現することができ、しかも、安全制御モジュールは、全ての第1のターゲット制御モジュールにそれぞれ接続される必要がなく、第1の収集モジュールに接続されるだけでよく、このようにエラーデータに対する収集及び処理を実現する前提で、安全制御モジュールに設置する必要がある配線数を効果的に制御することができ、そのため、本開示の実施例は、集積回路について膨大な数のエラーデータの収集及び処理を行うことをサポートすることができる。
以下、図面及び実施例により、本開示の技術的解決手段についてさらに詳細な説明を行う。
図面と結び付けて本開示の実施例についてさらに詳細な説明を行うことにより、本開示の上記及びその他の目的、特徴及び利点は、より明らかになるであろう。図面は、本開示の実施例に対するさらなる理解を提供するために用いられ、本明細書の一部を構成し、本開示の実施例と共に本開示を解釈するために用いられ、本開示を限定するものではない。図面において、同じ参照符号は、通常、同じ構成要素又はステップを表す。
本開示の1つの例示的な実施例にて提供される集積回路の安全制御装置の構造概略図である。 本開示の1つの例示的な実施例にて提供される集積回路の安全制御装置におけるグループデータ収集モジュールの構造概略図である。 本開示の1つの例示的な実施例にて提供される集積回路の安全制御装置における安全制御モジュールの構造概略図である。 本開示の別の例示的な実施例にて提供される集積回路の安全制御装置の構造概略図である。 本開示の1つの例示的な実施例にて提供される集積回路の安全制御方法のフローチャートである。 本開示の別の例示的な実施例にて提供される集積回路の安全制御方法のフローチャートである。 本開示のさらに別の例示的な実施例にて提供される集積回路の安全制御方法のフローチャートである。 本開示のさらに別の例示的な実施例にて提供される集積回路の安全制御方法のフローチャートである。 本開示のさらに別の例示的な実施例にて提供される集積回路の安全制御方法のフローチャートである。 本開示のさらに別の例示的な実施例にて提供される集積回路の安全制御方法のフローチャートである。 本開示のさらに別の例示的な実施例にて提供される集積回路の安全制御方法のフローチャートである。 本開示の1つの例示的な実施例にて提供される電子機器の構造図である。
以下、図面を参照して、本開示による例示的な実施例を詳細に記述する。明らかに、記述される実施例は、本開示の一部の実施例に過ぎず、本開示の全ての実施例ではなく、本開示は本明細書に記述される例示的な実施例に限定されないことを理解されたい。
これらの実施例に述べる構成要素及びステップの相対的な配置、数字の表現式及び数値は、特に具体的に説明しない限り、本開示の範囲を限定しないことに留意されたい。
当業者であれば理解できるように、本開示の実施例における「第1」、「第2」などの用語は、異なるステップ、機器又はモジュールなどを区別するために用いられ、いかなる特定の技術的意味を表すものではなく、またそれらの間の必然的な論理的順序を表すものでもない。
また、本開示の実施例で、「複数」は、2つ又は2つ以上を指すことができ、「少なくとも1つ」は、1つ、2つ又は2つ以上を指すことができることを理解されたい。
本開示の実施例は、他の多くの汎用又は専用のコンピューティングシステム環境又はコンフィギュレーションと共に操作することができる端末機器、コンピュータシステム、サーバーなどの電子機器に適用することができる。なお、電子機器は、チップを含むことができ、チップは、少なくとも1つの集積回路及び複数のプロセッサーを含むことができ、本開示の実施例に係る様々な電気的接続は、いずれもチップ内部で実現することができ、本開示の実施例に係る全ての操作は、いずれもチップ内部で完了することができる。端末機器、コンピュータシステム、サーバーなどの電子機器と共に使用することに適する周知の端末装置、コンピューティングシステム、環境及び/又はコンフィギュレーションの例は、パーソナルコンピュータシステム、サーバーコンピュータシステム、シンクライアント、ファットクライアント、ハンドヘルド又はラップトップ機器、マイクロプロセッサーに基づくシステム、セットトップボックス、プログラマブル消費電子製品、ネットワークパーソナルコンピュータ、小型コンピュータシステム、大型コンピュータシステム及び上記任意のシステムを含む分散型クラウドコンピューティング技術環境などを含むが、これらに限定されない。
出願の概要
集積回路の正常で確実な動作を保証するために、集積回路に発生したエラーに対して、収集、処理などを行う必要があり、ここで、集積回路は、複数の知的財産権(Intellectual Property、IP)モジュール(すなわち予め設計された、確定的機能を有するモジュール)を含むことができ、集積回路に発生したエラーは、集積回路における機能安全に関連するIPモジュールに発生したランダムエラー、永久故障エラーなどを含むことができる。
現在、集積回路についてエラーデータの収集及び処理を実現するためのアーキテクチャーが存在するが、当該アーキテクチャーでは、集積回路における機能安全に関連する全てのIPモジュールのエラーデータは、いずれも特定のモジュールに直接報告してエラー処理を行い、このようにすると、当該モジュールに膨大な数の配線を設置することが必要となるが、当該モジュールに配線を設置するための可能な空間は、通常、有限であり、膨大な数の配線の設置をサポートできず、そのため、当該アーキテクチャーは、集積回路について膨大な数のエラーデータの収集及び処理を行うことをサポートすることができない。
例示的な装置
図1は、本開示の1つの例示的な実施例にて提供される集積回路の安全制御装置の構造概略図である。図1に示す装置は、グループデータ収集モジュール11及び安全制御モジュール13を含み、
グループデータ収集モジュール11は、第1の収集モジュール111、及び第1の収集モジュール111に接続された少なくとも1つの第1のターゲット制御モジュール113を含み、安全制御モジュール13は、第1の収集モジュール111に接続され、
第1の収集モジュール111は、第1のターゲット制御モジュール113の第1のエラーデータを決定し、第1のエラーデータに対応する第1のチェックコードを決定するために用いられ、
安全制御モジュール13は、第1のチェックコード及び第1のエラーデータに基づいて、第1のエラーデータに対応する予め設定された処理操作を実行するために用いられる。
選択可能に、グループデータ収集モジュール11の数は、1つ、2つ、3つ又は3つ以上であってもよく、ここでは一々列挙しない。
選択可能に、グループデータ収集モジュール11における第1のターゲット制御モジュール113の数は、2つ、3つ、4つ又は4つ以上であってもよく、ここでは一々列挙しなく、ここで、グループデータ収集モジュール11におけるいずれか2つの第1のターゲット制御モジュール113は、以下の4つの条件のうちの少なくとも1つの条件を満たすことができ、
(1)この2つの第1のターゲット制御モジュール113は、集積回路の同じサブシステムに位置し、
(2)この2つの第1のターゲット制御モジュール113は、協働して同じ機能をサポートし、
(3)この2つの第1のターゲット制御モジュール113の間の接続線の数は、予め設定された数よりも大きく、
(4)この2つの第1のターゲット制御モジュール113の配置位置は、予め設定された関係を満たす。
1つの例で、集積回路における機能安全に関連するM個のIPモジュールは、同時に集積回路の感知サブシステムに位置し、又は同時に集積回路の演算サブシステムに位置する場合、このM個のIPモジュールを同じグループデータ収集モジュール11に割り当てることができ、しかも、このM個のIPモジュールは、それぞれ1つの第1のターゲット制御モジュール113とすることができる。
別の例で、集積回路における機能安全に関連するN個のIPモジュールは、協働して環境感知機能又は演算機能を実現する場合、このN個のIPモジュールを同じグループデータ収集モジュール11に割り当てることができ、しかも、このN個のIPモジュールは、それぞれ1つの第1のターゲット制御モジュール113とすることができる。
さらに別の例で、集積回路における機能安全に関連するある2つのIPモジュールの間の連結線の数が、予め設定された数よりも大きい(例えば3本よりも大きい)場合、これはこの2つのIPモジュールの間に多くのインタラクションを行う必要があることを示し、この場合、この2つのIPモジュールを同じグループデータ収集モジュール11に割り当てることができ、しかも、この2つのIPモジュールは、それぞれ1つの第1のターゲット制御モジュール113とすることができる。
さらに別の例で、集積回路における機能安全に関連するK個のIPモジュールの配置位置が非常に近く、例えば集積回路における小さい領域に集中する場合、このK個のIPモジュールの配置位置が予め設定された関係を満たすと判定し、このK個のIPモジュールを同じグループデータ収集モジュール11に割り当てることができ、しかも、このK個のIPモジュールは、それぞれ1つの第1のターゲット制御モジュール113とすることができる。
選択可能に、図1、図2に示すように、グループデータ収集モジュール11における第1のターゲット制御モジュール113は、1本又は複数本の第1のエラー警報線115を介してグループデータ収集モジュール11における第1の収集モジュール111に電気的に接続することができる。
第1のターゲット制御モジュール113と第1の収集モジュール111との間の第1のエラー警報線115で伝送される信号に基づいて、第1の収集モジュール111は、第1のターゲット制御モジュール113の第1のエラーデータを決定することができ、次いで、第1の収集モジュール111は、第1のエラーデータに対して予め設定されたチェック演算を行って、第1のエラーデータに対応する第1のチェックコードを得ることができる。
選択可能に、予め設定されたチェック演算は、巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check、CRC)演算、エラー検査及び訂正(Error Checking and Correcting、ECC)演算、パリティチェック演算などを含むが、これらに限定されなく、ここでは一々列挙しない。
1つの例で、予め設定されたチェック演算がCRC演算である場合、第1の収集モジュール111は、予め設定されたCRC多項式に基づいて、第1のエラーデータに対してCRC演算を行って、対応するCRC数値を得ることができ、当該CRC数値は、第1のチェックコードとすることができる。
別の例で、予め設定されたチェック演算がECC演算である場合、第1の収集モジュール111は、第1のエラーデータ中の256ビットデータごとについて、行チェック値及び列チェック値を生成することができ、生成された行チェック値及び列チェック値を利用し、ECCチェックコードの生成を行うことができ、生成されたECCチェックコードは、第1のチェックコードとすることができる。
選択可能に、図1に示すように、第1の収集モジュール111は、データバス14を介して安全制御モジュール13に電気的に接続することができ、このように、第1の収集モジュール111は、データバス14を介して安全制御モジュール13に第1のエラーデータ及び第1のチェックコードを提供することができる。
安全制御モジュール13は、第1のエラーデータ及び第1のチェックコードに基づいて、第1のエラーデータに対応する予め設定された処理操作を実行することができ、ここで、第1のエラーデータに対応する予め設定された処理操作は、エラーコードを出力する操作(例えばerror pinをセットする操作)、リセットリクエストを出力する操作、割り込み信号を出力する操作などを含むが、これらに限定されない。
本開示の実施例にて提供される集積回路の安全制御装置に基づいて、いくつかの第1のターゲット制御モジュール113を同じグループデータ収集モジュール11に設置し、グループデータ収集モジュール11における第1の収集モジュール111により安全制御モジュール13にエラーデータ及びチェックコードを提供することにより、エラーデータに対する収集及び処理を実現することができ、しかも、安全制御モジュール13は、全ての第1のターゲット制御モジュール113にそれぞれ接続される必要がなく、第1の収集モジュール111に接続されるだけでよく、このようにエラーデータに対する収集及び処理を実現する前提で、安全制御モジュール13に設置する必要がある配線数を効果的に制御することができ、そのため、本開示の実施例は、集積回路について膨大な数のエラーデータの収集及び処理を行うことをサポートすることができる。
1つの選択可能な例で、第1の収集モジュール111は、第1のターゲット制御モジュール113が生成した第1のエラー警報信号に基づいて、第1のエラー識別子を決定し、第1のエラー識別子に対応する第1のエラー属性を決定し、且第1のエラー識別子及び第1のエラー属性に基づいて、第1のエラーデータを決定するために用いられる。
選択可能に、第1の収集モジュール111に配置テーブル(説明の便宜上、後続でそれを第1の配置テーブルと呼ぶ)を記憶することができ、第1の配置テーブルにエラー識別子とエラー属性との対応関係(説明の便宜上、後続でそれを第1の対応関係と呼ぶ)を記録することができ、ここで、エラー識別子は、エラーIDを含むことができ、エラー属性は、エラーの重大度、エラーの緊急度、エラーの所望の処理方式などを含むことができ、エラーの重大度は、非常に重大、重大、一般的に重大、非重大などを含むが、これらに限定されなく、エラーの緊急度は、非常に緊急、緊急、一般的に緊急、非緊急などを含むが、これらに限定されなく、エラーの所望の処理方式は、エラーコード出力、リセット、割り込みなどを含むが、これらに限定されない。
なお、第1のターゲット制御モジュール113に発生可能なエラーは、複数種類であってもよく、電源エラー、クロックエラー、電磁環境両立性(Electro Magnetic Compatibility、EMC)干渉エラーなどを含むが、これらに限定されなく、このように、第1のターゲット制御モジュール113が複数本の第1のエラー警報線115を介して第1の収集モジュール111に電気的に接続される場合、異なる第1のエラー警報線115は、第1のターゲット制御モジュール113の異なるエラーに対応する第1のエラー警報信号を伝送するために用いることができる。
1つの例で、第1のターゲット制御モジュール113は、3本の第1のエラー警報線115を介して第1の収集モジュール111に電気的に接続することができ、ここで、1本目の第1のエラー警報線115は、第1のターゲット制御モジュール113の電源エラーに対応する第1のエラー警報信号を伝送するために用いることができ、2本目の第1のエラー警報線115は、第1のターゲット制御モジュール113のクロックエラーに対応する第1のエラー警報信号を伝送するために用いることができ、3本目の第1のエラー警報線115は、第1のターゲット制御モジュール113のEMC干渉エラーに対応する第1のエラー警報信号を伝送するために用いることができる。このように、各本の第1のエラー警報線115と、対応するエラーのエラー識別子との対応関係(説明の便宜上、後続でそれを第2の対応関係と呼ぶ)を予め決定して記録することができる。
ある第1のエラー警報線115を介して第1のターゲット制御モジュール113からの第1のエラー警報信号を受信した後、第1の収集モジュール111は、第2の対応関係に基づいて、第1のエラー警報信号を受信した第1のエラー警報線115に対応するエラー識別子を決定することができ、決定されたエラー識別子は、すなわち第1のエラー識別子とすることができる。
当然のことながら、第1のエラー識別子の決定方式は、これに限定されなく、例えば、第1のエラー警報信号はエラー識別子を持つことができ、第1の収集モジュール111は、第1のエラー警報信号からエラー識別子を直接抽出して第1のエラー識別子とすることができる。
第1のエラー識別子を決定した後、第1の収集モジュール111は、第1の配置テーブルにおける第1の対応関係に基づいて、第1のエラー識別子に対応する第1のエラー属性を決定することができ、それにより第1のエラー属性及び第1のエラー識別子を含む第1のエラーデータを生成する。当然のことながら、第1のエラーデータはさらに他の情報を含むことができ、例えば第1のエラー警報信号の生成時間などを含む。
本発明の実施例で、第1のターゲット制御モジュール113が生成した第1のエラー警報信号に基づいて、第1のエラー識別子を効率的且確実に決定することができ、第1のエラー識別子に対応する第1のエラー属性を決定することにより、第1のエラー識別子及び第1のエラー属性を参照して、第1のエラーデータを効率的且確実に決定することができ、第1のエラーデータは、エラーソースを指示する(具体的には第1のエラー識別子により指示する)ことができるだけでなく、さらにエラー属性を指示することができ、このように、グループデータ収集モジュール11に割り当てられたIPモジュールに対して、安全制御モジュール13は、ソフトウェアによる読み返しによりエラーソースを位置決めすることを必要とせず、当該IPモジュールに発生したエラーを迅速且精確に処理することができ、且適切な処理ポリシー(例えば適切な処理方法、適切な処理タイミングなど)で当該IPモジュールに発生したエラーを処理することができる。
1つの選択可能な例で、安全制御モジュール13は、第1のエラーデータに対応する第2のチェックコードを決定し、第2のチェックコードと第1のチェックコードが同じであることに応じ、第1のエラーデータに基づいて、第1のエラー属性を決定し、第1のエラー属性にマッチングする予め設定された処理操作を実行するために用いられる。
第1の収集モジュール111がデータバス14を介して安全制御モジュール13に第1のエラーデータ及び第1のチェックコードを提供した後、安全制御モジュール13は、第1の収集モジュール111により提供された第1のエラーデータに対して予め設定されたチェック演算を行って、第1のエラーデータに対応する第2のチェックコードを得ることができ、第2のチェックコードの具体的な取得方式は、上述した第1のチェックコードの取得方式に対する紹介を参照すればよく、ここでは説明を省略する。
安全制御モジュール13は、第2のチェックコードと第1のチェックコードを照合して、第2のチェックコードと第1のチェックコードが同じであるか否かを決定することができる。
第2のチェックコードと第1のチェックコードが同じであれば、第1のエラーデータが第1の収集モジュール111から安全制御モジュール13に伝送される過程でエラーが発生せず、安全制御モジュール13が受信した第1のエラーデータが真実且確実なデータであることが示され、そうすると、安全制御モジュール13は、第1のエラーデータを解析することにより、解析結果から第1のエラー属性を抽出し、第1のエラー属性にマッチングする予め設定された処理操作を実行することができる。例えば、第1のエラー属性中のエラーの緊急度が非常に緊急であり、第1のエラー属性中のエラーの所望の処理方式がエラーコード出力であれば、安全制御モジュール13は、チェックコードを出力する操作を直ちに実行することができる。また例えば、第1のエラー属性中のエラーの重大度が重大であり、第1のエラー属性中のエラーの所望の処理方式がリセットであれば、安全制御モジュール13は、その他の非常に重大なエラーの処理が完了した後、リセットリクエストを出力する操作を実行することができる。
第2のチェックコードと第1のチェックコードが同じでなければ、第1のエラーデータが第1の収集モジュール111から安全制御モジュール13に伝送される過程でエラーが発生し、安全制御モジュール13が受信した第1のエラーデータが真実で確実ではないことが示され、そうすると、安全制御モジュール13は、第1のエラー属性にマッチングする予め設定された処理操作を実行する必要がない。
本開示の実施例で、第1のエラーデータに対応する第2のチェックコードを決定し、第2のチェック値と第1のチェック値を照合することにより、第1のエラーデータの伝送中にエラーが発生したか否かを効率的且確実に決定することができ、安全制御モジュール13は、エラーが発生していない場合のみ、第1のエラー属性にマッチングする予め設定された処理操作を実行することができ、このように安全制御モジュール13がエラー処理を行う時に参照する第1のエラー属性の真実性及び確実性を効果的に保証することができ、それによりエラー処理効果を保証することに有利である。
1つの選択可能な例で、図1に示すように、集積回路の安全制御装置は、第2のターゲット制御モジュール16をさらに含み、
安全制御モジュール13は、第2のターゲット制御モジュール16に接続され、
安全制御モジュール13は、第2のターゲット制御モジュール16が生成した第2のエラー警報信号に基づいて、第2のエラー識別子を決定し、第2のエラー識別子に対応する第2のエラー属性を決定し、第2のエラー属性にマッチングする予め設定された処理操作を実行するために用いられる。
選択可能に、集積回路における機能安全に関連し且グループデータ収集モジュール11に割り当てられていない各IPモジュールは、いずれも1つの第2のターゲット制御モジュール16とすることができ、第2のターゲット制御モジュール16の数は、1つ、2つ、3つ又は3つ以上であってもよく、ここでは一々列挙しない。
選択可能に、第2のターゲット制御モジュール16は、1本又は複数本の第2のエラー警報線18を介して安全制御モジュール13に電気的に接続することができる。
なお、第1のターゲット制御モジュール113に類似して、第2のターゲット制御モジュール16に発生する可能性があるエラーは、複数種類であってもよく、このように、第2のターゲット制御モジュール16が複数本の第2のエラー警報線18を介して安全制御モジュール13に電気的に接続される場合、異なる第2のエラー警報線18は、第2のターゲット制御モジュール16の異なるエラーに対応する第2のエラー警報信号を伝送するために用いることができる。
安全制御モジュール13は、ある第2のエラー警報線18を介して第2のエラー警報信号を受信した後、第2のエラー識別子及び第2のエラー属性を順次決定することができ、具体的な決定方式は、上述した第1のエラー識別子及び第1のエラー属性の決定方式に対する紹介を参照すればよく、ここでは説明を省略する。その後、安全制御モジュール13は、第2のエラー属性にマッチングする予め設定された処理操作を実行することができ、第2のエラー属性にマッチングする予め設定された処理操作は、上述した第1のエラー属性にマッチングする予め設定された処理操作に対する紹介を参照すればよく、ここでは説明を省略する。
本開示の実施例で、第2のターゲット制御モジュール16が生成した第2のエラー警報信号に基づいて、第2のエラー識別子を効率的且確実に決定することができ、第2のエラー識別子に対応する第2のエラー属性を決定することにより、第2のエラー属性にマッチングする予め設定された処理操作を実行することができ、このように、集積回路における機能安全に関連し且グループデータ収集モジュール11に割り当てられていないIPモジュールに対して、ソフトウェアによる読み返しによりエラーソースを位置決めすることを必要とせず、当該IPモジュールに発生したエラーを迅速且精確に処理することができ、且適切な処理ポリシーで当該IPモジュールに発生したエラーを処理することができ、それによりエラー処理効果を保証することができる。
1つの選択可能な例で、図3に示すように、安全制御モジュール13は、第2の収集モジュール131、第3の収集モジュール133、レジスター135及び予め設定された処理操作を実行するためのコントローラー137を含み、
第2の収集モジュール131は、第1の収集モジュール111に接続され、第2の収集モジュール131は、第1のエラーデータ及び第1のチェックコードを受信するために用いられ、
第3の収集モジュール133は、第2のターゲット制御モジュール16に接続され、第3の収集モジュール133は、第2のエラー警報信号を受信するために用いられ、
コントローラー137は、それぞれ第2の収集モジュール131、第3の収集モジュール133、及びレジスター135に接続され、
コントローラー137は、エラー記録データに基づいて、レジスター135に予め設定された条件を満たすエラー記録に対応するエラー識別子及びエラー属性を記憶するために用いられ、エラー記録データは、少なくとも1つの第1のエラーデータの各々に対応するエラー記録、及び/又は、少なくとも1つの第2のエラー警報信号の各々に対応するエラー記録を含み、コントローラー137により実行される予め設定された処理操作は、レジスター135に記憶されたエラー識別子及びエラー属性に関連付けられる。
選択可能に、第2の収集モジュール131は、データバス14を介して第1の収集モジュール111に電気的に接続することができ、第3の収集モジュール133は、第2のエラー警報線18を介して第2のターゲット制御モジュール16に電気的に接続することができる。
選択可能に、コントローラー137は、第1の接続ポート、第2の接続ポート及び第3の接続ポートを含むことができ、第1の接続ポートは、第2の収集モジュール131に電気的に接続することができ、第2の接続ポートは、第3の収集モジュール133に電気的に接続することができ、第3の接続ポートは、レジスター135に電気的に接続することができる。
このように、第2の収集モジュール131は、第1の収集モジュール111から大量の第1のエラーデータを収集し、収集した第1のエラーデータをいずれもコントローラー137に提供することができ、第3の収集モジュール133は、第2のターゲット制御モジュール16から大量の第2のエラー警報信号を収集し、収集した第2のエラー警報信号をいずれもコントローラー137に提供することができ、コントローラー137は、第2の収集モジュール131及び第3の収集モジュール133により提供されたデータ及び情報に基づいて、エラー記録データを生成することができ、エラー記録データは、複数の第1のエラーデータの各々に対応するエラー記録、及び複数の第2のエラー警報信号の各々に対応するエラー記録を含むことができる。
なお、いずれかの第1のエラーデータに対応するエラー記録は、当該第1のエラーデータ中の第1のエラー識別子及び第1のエラー属性を含むことができ、いずれかの第2のエラー警報信号に対応するエラー記録は、当該第2のエラー警報信号に基づいて決定された第2のエラー識別子、及び当該第2のエラー識別子に対応する第2のエラー属性を含むことができ、すなわち、いずれかのエラー記録は、いずれもエラー識別子及び対応するエラー属性を含む。
コントローラー137は、予め設定されたルールに従って、エラー記録データから予め設定された条件を満たすエラー記録を選択することができ、例えば、優先順位を設定することができ、優先順位は、複数のエラー識別子を含み、エラー識別子が前に位置すればするほど、当該エラー識別子に対応するエラーの優先度が高いことを表し、エラー識別子が後に位置すればするほど、当該エラー識別子に対応するエラーの優先度が低いことを表し、優先順位において一位にあるエラー識別子が位置するエラー記録は、予め設定された条件を満たすエラー記録とすることができる。選択可能に、優先順位において一位にあるエラー識別子が位置するエラー記録を予め設定された条件を満たすエラー記録とした後、当該エラー識別子を優先順位の一位から最下位まで調整することができ、このように、エラー記録データから予め設定された条件を満たすエラー記録を前後複数回選択する場合、毎回選択されたエラー記録は、異なっていてもよい。
なお、予め設定されたルールは、上記状況に限定されず、例えば、コントローラー137は、含まれるエラー属性中のエラーの緊急度が非常に緊急であるエラー記録を、予め設定された条件を満たすエラー記録と優先的にすることができ、又は含まれるエラー属性中のエラーの重大度が非常に重大であるエラー記録を、予め設定された条件を満たすエラー記録と優先的にすることができる。
予め設定された条件を満たすエラー記録を選択した後、コントローラー137は、レジスター135に、選択されたエラー記録中のエラー識別子及びエラー属性を記憶することができ、レジスター135に記憶されたエラー識別子及びエラー属性に対応するエラーは、現在処理対象となるエラーとすることができる。コントローラー137により実行される予め設定された処理操作がレジスター135に記憶されたエラー識別子及びエラー属性に関連付けられることは、コントローラー137が現在処理対象となるエラーについて適切な予め設定された処理操作を実行して、当該エラーに対する処理を実現するように理解される。
1つの選択可能な実施形態では、
コントローラー137は、レジスター135に記憶されたエラー識別子及びエラー属性が第1のエラーデータに対応することに応じ、第1のチェックコード及び第1のエラーデータに基づいて、第1のエラーデータに対応する予め設定された処理操作を実行するために用いられ、
コントローラー137は、レジスター135に記憶されたエラー識別子及びエラー属性が第2のエラー警報信号に対応することに応じ、第2のエラー属性にマッチングする予め設定された処理操作を実行するために用いられる。
レジスター135に記憶されたエラー識別子及びエラー属性が第1のエラーデータに対応すれば、現在処理対象となるエラーがグループデータ収集モジュール11における第1のターゲット制御モジュール113に発生したエラーであることが示され、このとき、コントローラー137は、第1のチェックコード及び第1のエラーデータに基づいて、第1のエラーデータに対応する予め設定された処理操作を実行して、第1のターゲット制御モジュール113に発生したエラーに対する処理を実現することができ、具体的な処理過程は、上述した関連紹介を参照すればよく、ここでは説明を省略する。
レジスター135に記憶されたエラー識別子及びエラー属性が第2のエラー警報信号に対応すれば、現在処理対象となるエラーがある第2のターゲット制御モジュール16に発生したエラーであることが示され、このとき、コントローラー137は、第2のエラー属性にマッチングする予め設定された処理操作を実行して、第2のターゲット制御モジュール16に発生したエラーに対する処理を実現することができ、具体的な処理過程は、上述した関連紹介を参照すればよく、ここでは説明を省略する。
このように、レジスター135に記憶された情報を参照して、コントローラー137は、集積回路における機能安全に関連し且エラーが発生した全てのIPモジュールのエラーを順序よく、即時且効果的に処理することができる。
本開示の実施例で、安全制御モジュール13は、第2の収集モジュール131、第3の収集モジュール133、レジスター135及びコントローラー137を含み、安全制御モジュール13の構造が簡単であり、しかも、第2の収集モジュール131、第3の収集モジュール133及びコントローラー137の協働により、大量のエラーに関連する情報の収集及び集計を実現して、エラー記録データを形成することができ、エラー記録データに基づいて、レジスター135に特定のエラー識別子及びエラー属性を記憶することにより、コントローラー137は、エラー処理を順序よく行うことができる。
1つの選択可能な例で、図4に示すように、集積回路の安全制御装置は、中央処理装置20をさらに含み、
中央処理装置20は、図3におけるコントローラー137に接続され、予め設定された処理操作は、中央処理装置20に割り込み信号を送信する操作を含み、
中央処理装置20は、割り込み信号に応じて、図3におけるレジスター135に記憶されたエラー識別子及びエラー属性を読み取り、読み取り結果に基づいて、割り込み処理を行うために用いられる。
選択可能に、レジスター135は、ソフトウェアにより配置することができ、レジスター135に記憶された情報は、中央処理装置20によりアクセスされることができ、且集積回路のリセットにより消去されることがない。
現在処理対象となるエラーについて、コントローラー137により実行される予め設定された処理操作が中央処理装置20に割り込み信号を送信する操作を含むと仮定し、中央処理装置20が割り込み信号を受信した後、中央処理装置20は、レジスター135に記憶されたエラー識別子及びエラー属性を読み取ることにより、現在処理対象となるエラーがどのようなエラーであるか、エラーソースがどこにあるか、及びエラーの重大度、エラーの緊急度などの情報を決定することができ、中央処理装置20は、これに基づいて割り込み処理プログラムに入ることができる。具体的には、中央処理装置20は、割り込み信号を受信する時に実行中であったプログラムを一時停止し、エラーソースに関連付けられたアプリケーションプログラムの実行状況を参照し、次の処理方式を決定することができ、当該処理方式は、エラーコード出力、リセット、データ再送信、エラー回数記録、データ破棄などを含むが、これらに限定されず、中央処理装置20は、決定された処理方式に応じて対応する処理を行うことができ、処理が終了した後、中央処理装置20は、前に一時停止されたプログラムの実行を回復することができる。
本開示の実施例で、中央処理装置20の設置により、中央処理装置20、コントローラー137、レジスター135などの協働により、割り込み方式で、現在処理対象となるエラーに対する処理を効率的且確実に実現することができる。
1つの選択可能な例で、図4に示すように、集積回路の安全制御装置は、リセットモジュール22をさらに含むことができ、安全制御モジュール13は、リセットモジュール22にリセット命令を送信することができ、リセットモジュール22は、リセット命令に応じて、集積回路全体に対してリセット操作を実行することができ、それにより現在処理対象となるエラーに対する処理を実現する。
1つの選択可能な例で、コントローラー137は、レジスター135に記憶された配置テーブル(説明の便宜上、後続でそれを第2の配置テーブルと呼ぶ)から、エラー識別子とエラー属性との対応関係を決定し、対応関係(説明の便宜上、後続でそれを第3の対応関係と呼ぶ)に基づいて、第2のエラー識別子に対応する第2のエラー属性を決定するために用いられる。
なお、レジスター135に第2の配置テーブルが予め記憶され、第2の配置テーブルに第3の対応関係が記憶され、第3の対応関係中の情報は、上述した第1の対応関係に対する紹介を参照すればよく、ここでは説明を省略する。このように、第2の配置テーブルにおける情報を読み取ることにより、第3の対応関係を決定することができ、第3の対応関係を参照して、第2のエラー識別子に対応する第2のエラー属性を効率的且確実に決定することができる。
1つの選択可能な例で、コントローラー137は、配置テーブルにおける対応関係(すなわち第3の対応関係)を更新し、更新された対応関係(すなわち第3の対応関係)に基づいて、第2のエラー識別子に対応する第2のエラー属性を決定するために用いられる。
なお、いくつかの状況で、ユーザーには、第3の対応関係を更新するニーズがあり、例えば、ユーザーは、第3の対応関係におけるあるエラー識別子に対応するエラー属性中のエラーの重大度を一般的に重大から非常に重大に修正し、又は第3の対応関係における別のエラー識別子に対応するエラー属性中のエラーの所望の処理方式をエラーコードの出力からリセットに修正することを希望する可能性がある。
第3の対応関係を更新するニーズが存在する状況では、ユーザーは、コントローラー137に情報修正命令を発信することができ、コントローラー137は、受信した情報修正命令に応じて、第3の対応関係における対応する情報を修正し、それにより第3の対応関係の更新を実現することができる。このように、後続で、更新された第3の対応関係を用いて第2のエラー属性を決定する時、決定された第2のエラー属性は、ユーザーのニーズにより適合することができる。
なお、第3の対応関係に類似して、第1の対応関係もユーザーのニーズに応じて更新することができる。
1つの選択可能な例で、図4に示すように、本開示の実施例にて提供されるエラーデータの収集及び処理を実現するためのアーキテクチャーは、複数のグループデータ収集モジュール11、安全制御モジュール13、複数の第2のターゲットデータ収集モジュール16、中央処理装置20及びリセットモジュール22を含み、そのうち、各グループデータ収集モジュール11は、いずれも図1、図2に示す第1の収集モジュール111及び複数の第1のターゲット制御モジュール113を含み、安全制御モジュール13は、図3に示す第2の収集モジュール131、第3の収集モジュール133、レジスター135及びコントローラー137を含む。
実際に動作する時、第1の収集モジュール111は、第1のターゲット制御モジュール113のエラーID、エラーの重大度、エラーの緊急度、エラーの所望の処理方式、ECCチェックコード(上述したCRC数値、又は上述したパリティチェック演算により得られたパリティチェック値であってもよい)などの情報(上述した第1のエラーデータ及び第1のチェックコードに相当する)を収集して安全制御モジュール13に送信することができる。第2のターゲット制御モジュール16は、自体のエラー警報信号(上述した第2のエラー警報信号に相当する)を安全制御モジュール13に直接送信することができる。
安全制御モジュール13は、総体的なエラー収集モジュールとして、全てのエラーの関連情報を集計し、次の処理方式を決定し、例えばエラーコードを出力する操作により集積回路が位置するチップ外部に通知し、又は割り込み信号を中央処理装置20に送信し、又はリセットリクエストをリセットモジュール22に送信する。
中央処理装置20は、安全制御モジュール13からの割り込み信号を受信し、レジスター135に記憶された情報を読み取ることにより割り込み処理プログラムに入る。
リセットモジュール22は、安全制御モジュール13からのリセットリクエストを受信し、集積回路が位置するチップをリセットするか否かを決定する。
以上をまとめると、本開示の実施例にて提供される当該アーキテクチャーは、集積回路について膨大な数のエラーデータの収集及び処理を行うことをサポートすることができ、且複数回のソフトウェアによる読み返しによりエラーソースを位置決めすることを必要とせず、位置決め速度が速く、リアルタイム性の要件が高いチップに適用することができる。
例示的な方法
図5は、本開示の1つの例示的な実施例にて提供される集積回路の安全制御方法のフローチャートである。図5に示す方法は、ステップ510、ステップ520及びステップ530を含み、以下、各ステップについてそれぞれ説明する。
ステップ510では、グループデータ収集モジュールにおける第1のターゲット制御モジュールの第1のエラーデータを決定し、ここで、グループデータ収集モジュールは、少なくとも1つの第1のターゲット制御モジュールを含む。
選択可能に、グループデータ収集モジュールの数は、1つ、2つ、3つ又は3つ以上であってもよく、グループデータ収集モジュールにおける第1のターゲット制御モジュールの数は、2つ、3つ、4つ又は4つ以上であってもよく、ここでは一々列挙しない。
ステップ520では、グループデータ収集モジュールにおける第1の収集モジュールに基づいて、第1のエラーデータに対応する第1のチェックコードを決定する。
選択可能に、第1のエラーデータに対して予め設定されたチェック演算を行って、第1のエラーデータに対応する第1のチェックコードを得ることができ、ここで、予め設定されたチェック演算は、CRC演算、パリティチェック演算などを含むが、これらに限定されない。
ステップ530では、第1のチェックコード及び第1のエラーデータに基づいて、安全制御モジュールを制御して第1のエラーデータに対応する予め設定された処理操作を実行するようにする。
選択可能に、第1のエラーデータに対応する予め設定された処理操作は、エラーコードを出力する操作、リセットリクエストを出力する操作、割り込み信号を出力する操作などを含むが、これらに限定されない。
本開示の実施例にて提供される集積回路の安全制御方法に基づいて、いくつかの第1のターゲット制御モジュールを同じグループデータ収集モジュールに設置し、グループデータ収集モジュールにおける第1の収集モジュールにより安全制御モジュールにエラーデータ及びチェックコードを提供することにより、エラーデータに対する収集及び処理を実現することができ、しかも、安全制御モジュールは、全ての第1のターゲット制御モジュールにそれぞれ接続される必要がなく、第1の収集モジュールに接続されるだけでよく、このようにエラーデータに対する収集及び処理を実現する前提で、安全制御モジュールに設置する必要がある配線数を効果的に制御することができ、そのため、本開示の実施例は、集積回路について膨大な数のエラーデータの収集及び処理を行うことをサポートすることができる。
図5に示す実施例の上で、図6に示すように、ステップ510は、
第1のターゲット制御モジュールが生成した第1のエラー警報信号に基づいて、第1のエラー識別子を決定するステップ5101と、
第1のエラー識別子に対応する第1のエラー属性を決定するステップ5103と、
第1のエラー識別子及び第1のエラー属性に基づいて、第1のエラーデータを決定するステップ5105と、を含む。
なお、第1のエラー識別子、第1のエラー属性、第1のエラーデータの決定方式は、いずれも上記装置の実施例における関連紹介を参照すればよく、ここでは説明を省略する。
本開示の実施例では、第1のターゲット制御モジュールが生成した第1のエラー警報信号に基づいて、第1のエラー識別子を効率的且確実に決定することができ、第1のエラー識別子に対応する第1のエラー属性を決定することにより、第1のエラー識別子及び第1のエラー属性を参照し、第1のエラーデータを効率的且確実に決定することができ、第1のエラーデータは、エラーソースを指示することができるだけでなく、さらにエラー属性を指示することができ、このように、グループデータ収集モジュールに割り当てられたIPモジュールに対して、ソフトウェアによる読み返しによりエラーソースを位置決めすることを必要とせず、当該IPモジュールに発生したエラーを迅速且精確に処理することができ、且適切な処理ポリシーで当該IPモジュールに発生したエラーを処理することができる。
図5に示す実施例の上で、図7に示すように、ステップ510は、
安全制御モジュールに基づいて第1のエラーデータに対応する第2のチェックコードを決定するステップ5107と、
第2のチェックコードと第1のチェックコードが同じであることに応じて、第1のエラーデータに基づいて、第1のエラー属性を決定するステップ5109と、
安全制御モジュールを制御して第1のエラー属性にマッチングする予め設定された処理操作を実行するようにするステップ5111と、を含む。
なお、第2のチェックコード及び第1のエラー属性の決定方式、並びに第1のエラー属性にマッチングする予め設定された処理操作のタイプは、いずれも上記装置の実施例における関連紹介を参照すればよく、ここでは説明を省略する。
本開示の実施例では、第1のエラーデータに対応する第2のチェックコードを決定し、第2のチェック値と第1のチェック値を照合することにより、第1のエラーデータの伝送中にエラーが発生したか否かを効率的且確実に決定することができ、安全制御モジュールは、エラーが発生していない場合のみ、第1のエラー属性にマッチングする予め設定された処理操作を実行することができ、このように安全制御モジュールがエラー処理を行う時に参照する第1のエラー属性の真実性及び確実性を効果的に保証することができ、それによりエラー処理効果を保証することに有利である。
図5に示す実施例の上で、図8に示すように、当該方法は、
第2のターゲット制御モジュールが生成した第2のエラー警報信号に基づいて、第2のエラー識別子を決定するステップ540と、
第2のエラー識別子に対応する第2のエラー属性を決定するステップ550と、
安全制御モジュールを制御して第2のエラー属性にマッチングする予め設定された処理操作を実行するようにするステップ560と、をさらに含む。
なお、第2のエラー識別子及び第2のエラー属性の決定方式、並びに第2のエラー属性にマッチングする予め設定された処理操作のタイプは、いずれも上記装置の実施例における関連紹介を参照すればよく、ここでは説明を省略する。
本開示の実施例では、第2のターゲット制御モジュールが生成した第2のエラー警報信号に基づいて、第2のエラー識別子を効率的且確実に決定することができ、第2のエラー識別子に対応する第2のエラー属性を決定することにより、第2のエラー属性にマッチングする予め設定された処理操作を実行することができ、このように、集積回路における機能安全に関連し且グループデータ収集モジュールに割り当てられていないIPモジュールに対して、ソフトウェアによる読み返しによりエラーソースを位置決めすることを必要とせず、当該IPモジュールに発生したエラーを迅速且精確に処理することができ、且適切な処理ポリシーで当該IPモジュールに発生したエラーを処理することができ、それによりエラー処理効果を保証することができる。
1つの選択可能な例で、図8に示すように、集積回路の安全制御方法は、
エラー記録データに基づいて、レジスターに予め設定された条件を満たすエラー記録に対応するエラー識別子及びエラー属性を記憶するステップであって、エラー記録データは、少なくとも1つの第1のエラーデータの各々に対応するエラー記録、及び/又は、少なくとも1つの第2のエラー警報信号の各々に対応するエラー記録を含み、安全制御モジュールにより実行される予め設定された処理操作は、レジスターに記憶されたエラー識別子及びエラー属性に関連付けられるステップ525をさらに含む。
なお、エラー記録データ及びエラー記録に含まれる情報、予め設定された条件は、いずれも上記装置の実施例における関連紹介を参照すればよく、ここでは説明を省略する。
本開示の実施例は、大量のエラー関連情報の収集及び集計を実現して、エラー記録データを形成することができ、エラー記録データに基づいて、レジスターに特定のエラー識別子及びエラー属性を記憶することにより、エラー処理を順序よく行うことができる。
1つの選択可能な例で、
ステップ530は、
レジスターに記憶されたエラー識別子及びエラー属性が第1のエラーデータに対応することに応じ、第1のチェックコード及び第1のエラーデータに基づいて、安全制御モジュールを制御して第1のエラーデータに対応する予め設定された処理操作を実行するようにするステップを含み、
ステップ560は、
レジスターに記憶されたエラー識別子及びエラー属性が第2のエラー警報信号に対応することに応じて、安全制御モジュールを制御して第2のエラー属性にマッチングする予め設定された処理操作を実行するようにするステップを含む。
本開示の実施例では、レジスターに記憶された情報を参照して、集積回路における機能安全に関連し且エラーが発生した全てのIPモジュールのエラーに対して順序よく、即時且効率的に処理することができる。
図8に示す実施例の上で、図9に示すように、ステップ550は、
レジスターに記憶された配置テーブル(すなわち第2の配置テーブル)から、エラー識別子とエラー属性との対応関係(すなわち第3の対応関係)を決定するステップ5501と、
対応関係(すなわち第3の対応関係)に基づいて、第2のエラー識別子に対応する第2のエラー属性を決定するステップ5503と、を含む。
本開示の実施例では、第2の配置テーブルにおける情報を読み取ることにより、第3の対応関係を決定することができ、第3の対応関係に基づいて、第2のエラー識別子に対応する第2のエラー属性を効率的且確実に決定することができる。
図9に示す実施例の上で、図10に示すように、集積回路の安全制御方法は、
配置テーブル(すなわち第2の配置テーブル)における対応関係(すなわち第3の対応関係)を更新するステップ570と、
更新された対応関係(すなわち第3の対応関係)に基づいて、第2のエラー識別子に対応する第2のエラー属性を決定するステップ580と、をさらに含む。
本開示の実施例では、ユーザーから出された情報修正命令に応じて、第3の対応関係における対応情報を修正し、それにより第3の対応関係の更新を実現することができる。このように、後続で更新された第3の対応関係を用いて第2のエラー属性を決定する時、決定された第2のエラー属性は、ユーザーのニーズにより適合することができる。
1つの選択可能な例で、図11に示すように、集積回路における機能安全に関連するあるIPモジュールにエラーが発生した場合、当該IPモジュールがグループデータ収集モジュールに位置するか否かを判断することができる。
当該IPモジュールがグループデータ収集モジュールに位置すれば、第1の収集モジュールにより当該IPモジュールのエラーの関連情報(それは上述した第1のエラーデータを含むことができる)を収集し、収集した関連情報をデータバスを介して安全制御モジュールに送信することができる。
当該IPモジュールがグループデータ収集モジュールに位置しなければ、当該IPモジュールのエラーのエラー警報信号(上述した第2のエラー警報信号に相当する)を安全制御モジュールに直接送信して、安全制御モジュールに当該エラーの関連情報を決定させることができる。
当該IPモジュールのエラーに対して、安全制御モジュールは、当該エラーの関連情報におけるエラー属性を参照し、当該エラーに対する処理方式を決定することができ、例えばエラーコードを出力する操作により集積回路が位置するチップ外部に通知し、又は割り込み信号を上述した中央処理装置に送信し、又はリセットリクエストを上述したリセットモジュールに送信する。
本開示の実施例にて提供されるいずれかの集積回路の安全制御方法は、端末機器及びサーバーなどを含むが、これらに限定されない任意の適切な、データ処理能力を有する機器により実行することができる。又は、本開示の実施例にて提供されるいずれかの集積回路の安全制御方法は、プロセッサーにより実行することができ、例えばプロセッサーはメモリーに記憶された対応する命令を呼び出すことにより本開示の実施例に言及されたいずれかの集積回路の安全制御方法を実行する。以下、説明を省略する。
例示的な電子機器
以下、図12を参照して、本開示の実施例による電子機器を記述する。当該電子機器は、第1の機器及び第2の機器のうちいずれか1つ又は2つであってもよく、これらから独立したスタンドアロン機器であってもよく、当該スタンドアロン機器は、第1の機器及び第2の機器と通信して、これらから、収集された入力信号を受信することができる。
図12は、本発明の実施例による電子機器のブロック図を示す。
図12に示すように、電子機器1200は、1つ又は複数のプロセッサー1210、及びメモリー1220を含む。
プロセッサー1210は、中央処理装置(central processing unit、CPU)、又はデータ処理機能及び/又は命令実行機能を有する他の形態の処理ユニットであってもよく、しかも、電子機器1200における他のコンポーネントを制御して所望の機能を実行することができる。
メモリー1220は、1つ又は複数のコンピュータプログラム製品を含むことができ、前記コンピュータプログラム製品は、例えば、揮発性メモリー及び/又は不揮発性メモリーなどの各種の形態のコンピュータ可読記憶媒体を含むことができる。前記揮発性メモリーは、例えば、ランダムアクセスメモリー(RAM)及び/又はキャッシュメモリー(cache)などを含むことができる。前記不揮発性メモリーは、例えば、リードオンリーメモリー(ROM)、ハードディスク、フラッシュメモリーなどを含むことができる。前記コンピュータ可読記憶媒体には1つ又は複数のコンピュータプログラム命令を記憶することができ、プロセッサー1210は、前記プログラム命令を実行して、上記本開示の各実施例の集積回路の安全制御方法及び/又は他の所望の機能を実現することができる。前記コンピュータ可読記憶媒体には、入力信号、信号成分、ノイズ成分などの各種類のコンテンツを記憶することもできる。
1つの例で、電子機器1200は、入力装置1230及び出力装置1240をさらに含むことができ、これらのコンポーネントは、バスシステム及び/又は他の形態の接続機構(図示せず)により互いに接続される。
例えば、当該電子機器が第1の機器又は第2の機器である場合、当該入力装置1230は、音源の入力信号を取り込むためのマイクロフォンやマイクロフォンアレイであってもよい。当該電子機器がスタンドアロン機器である場合、当該入力装置1230は、第1の機器及び第2の機器から収集された入力信号を受信するための通信ネットワーク接続器であってもよい。
このほか、当該入力装置1230は、例えば、キーボードやマウスなどをさらに含むことができる。
当該出力装置1240は、決定された距離情報、方向情報などを含む各種類の情報を外部に出力することができる。当該出力装置1240は、例えば、ディスプレイ、スピーカー、プリンター、並びに通信ネットワーク及びそれに接続された遠隔出力機器などを含むことができる。
当然ながら、図12では、簡略化のため、当該電子機器1200における、本開示に関係するコンポーネントの一部のみが示され、バス、入力/出力インタフェースなどのコンポーネントが省略される。これ以外、電子機器1200は、具体的な適用状況に応じて、その他の任意の適切なコンポーネントをさらに含むことができる。
例示的なコンピュータプログラム製品及びコンピュータ可読記憶媒体
本開示の実施例は、上記方法及び機器に加えて、コンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品であってもよく、前記コンピュータプログラム命令はプロセッサーにより実行されると、前記プロセッサーに、本明細書の上記の「例示的な方法」の節で記述された本開示の各種の実施例による集積回路の安全制御方法におけるステップを実行させる。
前記コンピュータプログラム製品は1つ又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで、本願の実施例の操作を実行するためのプログラムコードを作成することができ、前記プログラミング言語はJava(登録商標)、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語を含み、「C」言語又は類似なプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語を含む。プログラムコードは、完全にユーザーコンピューティング機器で、部分的にユーザー機器で、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして、部分的にユーザーコンピューティング機器で部分的にリモートコンピューティング機器で、又は完全にリモートコンピューティング機器もしくはサーバーで実行することができる。
このほか、本開示の実施例はコンピュータプログラム命令を記憶したコンピュータ可読記憶媒体であってもよく、前記コンピュータプログラム命令はプロセッサーにより実行されると、前記プロセッサーに、本明細書の上記の「例示的な方法」の節で記述された本開示の各種類の実施例による集積回路の安全制御方法におけるステップを実行させる。
前記コンピュータ可読記憶媒体は、1つ又は複数の可読媒体の任意の組み合わせを採用することができる。可読媒体は、可読信号媒体又は可読記憶媒体であってもよい。可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光学、電磁、赤外線、又は半導体のシステム、装置、もしくはデバイス、又はこれらの任意の組み合わせを含むことができるが、これらに限定されない。可読記憶媒体のより具体的な例(非網羅的なリスト)は、1つ又は複数のワイヤを有する電気接続、ポータブルディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリー(RAM)、リードオンリーメモリー(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリー(EPROM又はフラッシュメモリー)、光ファイバー、コンパクトディスクリードオンリメモリー(CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記の任意の適切な組み合わせを含む。
以上、具体的な実施例と結び付けて本開示の基本的な原理を記述したが、指摘すべきものとして、本開示において言及された利点、優位性、効果などは、例示的なものに過ぎず、限定的なものではなく、これらの利点、優位性、効果などは、本開示の各実施例に備えなければならないと考えられない。また、上記開示された具体的な詳細の役割は、単に例示する作用及び理解しやすくする作用であり、限定的なものではなく、上記詳細は、本開示が上記具体的な詳細で実現しなければならないことを限定するものではない。
本開示に係るデバイス、装置、機器、システムのブロック図は、単に例示的な例に過ぎず、必ずブロック図に示される方式で接続、構成、配置を行うことを要求又は示唆することを意図していない。当業者であれば、これらのデバイス、装置、機器、システムを任意の方式で接続、構成、配置できることを認識するであろう。
また、本開示の装置、機器及び方法において、各構成要素又は各ステップは、分解及び/又は再結合されてもよいことに留意されたい。これらの分解及び/又は再結合は、本開示の等価手段とみなされるべきである。

Claims (14)

  1. グループデータ収集モジュールにおける第1のターゲット制御モジュールの第1のエラーデータを決定するステップであって、前記グループデータ収集モジュールは、少なくとも1つの前記第1のターゲット制御モジュールを含むステップと、
    前記グループデータ収集モジュールにおける第1の収集モジュールに基づいて前記第1のエラーデータに対応する第1のチェックコードを決定するステップと、
    前記第1のチェックコード及び前記第1のエラーデータに基づいて、安全制御モジュールを制御して前記第1のエラーデータに対応する予め設定された処理操作を実行するようにするステップと、を含む、集積回路の安全制御方法。
  2. グループデータ収集モジュールにおける第1のターゲット制御モジュールの第1のエラーデータを決定する前記ステップは、
    前記第1のターゲット制御モジュールが生成した第1のエラー警報信号に基づいて、第1のエラー識別子を決定するステップと、
    前記第1のエラー識別子に対応する第1のエラー属性を決定するステップと、
    前記第1のエラー識別子及び前記第1のエラー属性に基づいて、前記第1のエラーデータを決定するステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のチェックコード及び前記第1のエラーデータに基づいて、安全制御モジュールを制御して前記第1のエラーデータに対応する予め設定された処理操作を実行するようにする前記ステップは、
    前記安全制御モジュールに基づいて前記第1のエラーデータに対応する第2のチェックコードを決定するステップと、
    前記第2のチェックコードと前記第1のチェックコードが同じであることに応じ、前記第1のエラーデータに基づいて、第1のエラー属性を決定するステップと、
    前記安全制御モジュールを制御して前記第1のエラー属性にマッチングする予め設定された処理操作を実行するようにするステップと、を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 第2のターゲット制御モジュールが生成した第2のエラー警報信号に基づいて、第2のエラー識別子を決定するステップと、
    前記第2のエラー識別子に対応する第2のエラー属性を決定するステップと、
    前記安全制御モジュールを制御して前記第2のエラー属性にマッチングする予め設定された処理操作を実行するようにするステップと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. エラー記録データに基づいて、レジスターに、予め設定された条件を満たすエラー記録に対応するエラー識別子及びエラー属性を記憶するステップであって、前記エラー記録データは、少なくとも1つの前記第1のエラーデータの各々に対応するエラー記録、及び/又は、少なくとも1つの前記第2のエラー警報信号の各々に対応するエラー記録を含み、前記安全制御モジュールにより実行される予め設定された処理操作は、前記レジスターに記憶されたエラー識別子及びエラー属性に関連するステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1のチェックコード及び前記第1のエラーデータに基づいて、安全制御モジュールを制御して前記第1のエラーデータに対応する予め設定された処理操作を実行するようにする前記ステップは、
    前記レジスターに記憶されたエラー識別子及びエラー属性が前記第1のエラーデータに対応することに応じ、前記第1のチェックコード及び前記第1のエラーデータに基づいて、前記安全制御モジュールを制御して前記第1のエラーデータに対応する予め設定された処理操作を実行するようにするステップを含み、
    前記安全制御モジュールを制御して前記第2のエラー属性にマッチングする予め設定された処理操作を実行するようにする前記ステップは、
    前記レジスターに記憶されたエラー識別子及びエラー属性が前記第2のエラー警報信号に対応することに応じて、前記安全制御モジュールを制御して前記第2のエラー属性にマッチングする予め設定された処理操作を実行するようにするステップを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第2のエラー識別子に対応する第2のエラー属性を決定する前記ステップは、
    前記レジスターに記憶された配置テーブルから、エラー識別子とエラー属性の間の対応関係を決定するステップと、
    前記対応関係に基づいて、前記第2のエラー識別子に対応する第2のエラー属性を決定するステップと、を含む、請求項5に記載の方法。
  8. 前記配置テーブルにおける前記対応関係を更新するステップと、
    更新された前記対応関係に基づいて、前記第2のエラー識別子に対応する第2のエラー属性を決定するステップと、をさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 集積回路の安全制御装置であって、グループデータ収集モジュール及び安全制御モジュールを含み、
    前記グループデータ収集モジュールは、第1の収集モジュール、及び前記第1の収集モジュールに接続された少なくとも1つの第1のターゲット制御モジュールを含み、前記安全制御モジュールは、前記第1の収集モジュールに接続され、
    前記第1の収集モジュールは、前記第1のターゲット制御モジュールの第1のエラーデータを決定し、前記第1のエラーデータに対応する第1のチェックコードを決定するために用いられ、
    前記安全制御モジュールは、前記第1のチェックコード及び前記第1のエラーデータに基づいて、前記第1のエラーデータに対応する予め設定された処理操作を実行するために用いられる、集積回路の安全制御装置。
  10. 第2のターゲット制御モジュールをさらに含み、
    前記安全制御モジュールは、前記第2のターゲット制御モジュールに接続され、
    前記安全制御モジュールは、前記第2のターゲット制御モジュールが生成した第2のエラー警報信号に基づいて、第2のエラー識別子を決定し、前記第2のエラー識別子に対応する第2のエラー属性を決定し、前記第2のエラー属性にマッチングする予め設定された処理操作を実行するために用いられる、請求項9に記載の装置。
  11. 前記安全制御モジュールは、第2の収集モジュール、第3の収集モジュール、レジスター及び予め設定された処理操作を実行するためのコントローラーを含み、
    前記第2の収集モジュールは、前記第1の収集モジュールに接続され、前記第2の収集モジュールは、前記第1のエラーデータ及び前記第1のチェックコードを受信するために用いられ、
    前記第3の収集モジュールは、前記第2のターゲット制御モジュールに接続され、前記第3の収集モジュールは、前記第2のエラー警報信号を受信するために用いられ、
    前記コントローラーは、それぞれ前記第2の収集モジュール、前記第3の収集モジュール、及び前記レジスターに接続され、
    前記コントローラーは、エラー記録データに基づいて、前記レジスターに、予め設定された条件を満たすエラー記録に対応するエラー識別子及びエラー属性を記憶するために用いられ、前記エラー記録データは、少なくとも1つの前記第1のエラーデータの各々に対応するエラー記録、及び/又は、少なくとも1つの前記第2のエラー警報信号の各々に対応するエラー記録を含み、前記コントローラーにより実行される予め設定された処理操作は、前記レジスターに記憶されたエラー識別子及びエラー属性に関連する、請求項10に記載の装置。
  12. 前記コントローラーは、前記レジスターに記憶されたエラー識別子及びエラー属性が前記第1のエラーデータに対応することに応じ、前記第1のチェックコード及び前記第1のエラーデータに基づいて、前記第1のエラーデータに対応する予め設定された処理操作を実行するために用いられ、
    前記コントローラーは、前記レジスターに記憶されたエラー識別子及びエラー属性が前記第2のエラー警報信号に対応することに応じて、前記第2のエラー属性にマッチングする予め設定された処理操作を実行するために用いられる、請求項11に記載の装置。
  13. 中央処理装置をさらに含み、
    前記中央処理装置は、前記コントローラーに接続され、前記予め設定された処理操作は、前記中央処理装置に割り込み信号を送信する操作を含み、
    前記中央処理装置は、前記割り込み信号に応じて、前記レジスターに記憶されたエラー識別子及びエラー属性を読み取り、読み取り結果に基づいて、割り込み処理を行うために用いられる、請求項11に記載の装置。
  14. コンピュータ可読記憶媒体であって、前記記憶媒体には、請求項1~8のいずれか1項に記載の集積回路の安全制御方法を実行するためのコンピュータプログラムが記憶された、コンピュータ可読記憶媒体。
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