JP2024067931A - 車両用サービス提供装置 - Google Patents

車両用サービス提供装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2024067931A
JP2024067931A JP2022178357A JP2022178357A JP2024067931A JP 2024067931 A JP2024067931 A JP 2024067931A JP 2022178357 A JP2022178357 A JP 2022178357A JP 2022178357 A JP2022178357 A JP 2022178357A JP 2024067931 A JP2024067931 A JP 2024067931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
vehicle
service providing
unit
learning model
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022178357A
Other languages
English (en)
Inventor
康志 山根
雄之 野中
拓也 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advics Co Ltd
Original Assignee
Advics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advics Co Ltd filed Critical Advics Co Ltd
Priority to JP2022178357A priority Critical patent/JP2024067931A/ja
Publication of JP2024067931A publication Critical patent/JP2024067931A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】車両用サービス提供装置により提供されるサービスの質の向上。【解決手段】車両用サービス提供装置(1)は、車両に配置され、車両及び車両とは別の装置(29)の少なくとも一方から取得可能な第1情報を取得する情報取得部(101)と、第1情報に含まれない第2情報であって車両の制御量を示す第2情報を第1情報から推定する機械学習を行った学習済モデル(M1、M2、M3)に、情報取得部により取得された第1情報を入力し、当該学習済モデルから出力された指標に基づいて、第2情報を生成する情報生成部(102)と、情報生成部より生成された第2情報に基づくサービスを提供するサービス提供部(103)と、を備えている。【選択図】図1

Description

本開示は車両用サービス提供装置に関する。
特許文献1には、内燃機関の制御装置が開示されている。この制御装置は、ニューラルネットワークモデルを活用して、車両の燃料噴射弁に対する指令値や燃料噴射に関する物理量を検出するセンサの出力値から混合気の着火時期や混合気の燃焼機関や排気ガスに含まれる有害物質の濃度等を算出し、それらの値に基づいて内燃機関を制御する。
特開2020-125694号公報
しかしながら、車両に関する機械学習の活用には未だ検討の余地がある。
本開示は、車両用サービス提供装置により提供されるサービスの質を向上することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る車両用サービス提供装置は、車両に配置され、前記車両に関するサービスを提供する車両用サービス提供装置において、前記車両及び前記車両とは別の装置の少なくとも一方から取得可能な第1情報を取得する情報取得部と、前記第1情報に含まれない第2情報であって前記車両の制御量を示す第2情報を前記第1情報から推定する機械学習を行った学習済モデルに、前記情報取得部により取得された前記第1情報を入力し、当該学習済モデルから出力された指標に基づいて、前記第2情報を生成する情報生成部と、前記情報生成部より生成された前記第2情報に基づくサービスを提供するサービス提供部と、を備えている。
また、本開示の別の一対象に係る車両用サービス提供装置は、車両に配置され、前記車両に関するサービスを提供する車両用サービス提供装置において、所定の物理量を検出するセンサと、前記センサから第1情報を取得する情報取得部と、前記第1情報に含まれない第2情報であって前記車両の制御量を示す第2情報を前記第1情報から推定する機械学習を行った学習済モデルに、前記情報取得部により取得された前記第1情報を入力し、当該学習済モデルから出力された指標に基づいて、前記第2情報を生成する情報生成部と、前記情報生成部より生成された前記第2情報に基づくサービスを提供するサービス提供部と、を備えている。
本開示の一態様によれば、車両用サービス提供装置により提供されるサービスの質を向上させることができる。
本開示の一実施形態に係る車両用サービス提供装置の構成例を示す図である。 車両用サービス提供装置で使用される学習済みの学習モデルの説明に用いる図である。 車両用サービス提供装置における処理の流れを示すフローチャートである。 学習モデルを構築する学習装置の構成例を示す図である。 学習装置における処理の流れを示すフローチャートである。 アクセル制御量推定用の学習モデルに係る説明変数の説明に用いる図である。 制動装置に関する寸法を示す図である。 ブレーキ制御量推定用の学習モデルに係る説明変数の説明に用いる図である。 ステア制御量推定用の学習モデルに係る説明変数の説明に用いる図である。
(車両用サービス提供装置の構成)
図1は、本開示の一実施の形態に係る車両用サービス提供装置の構成例を示す図である。図1に示す車両用サービス提供装置1は、例えば車両に設置されるデジタルタコメータである。車両用サービス提供装置1は、制御部10と、記憶部11と、3軸加速度センサ12と、3軸角速度センサ13と、表示部14と、入出力インタフェース15とを備えている。以降、車両用サービス提供装置1が設置されている車両を車両V1と呼称する。
制御部10は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、プログラムを記憶部11から読み出して実行する。
記憶部11は、例えばHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等を有し、制御部10が実行するプログラムと、学習済みの第1学習モデルM1、第2学習モデルM2および第3学習モデルM3を記憶している。また記憶部11は、制御部10がワークスペースとして使用するRAM(Random Access Memory)等を有している。
学習済みの第1学習モデルM1、第2学習モデルM2および第3学習モデルM3については、後に詳述する。
3軸加速度センサ12は、車両V1の前後方向、左右方向、上下方向の3方向の加速度を検出する。
3軸角速度センサ13は、車両V1のピッチ方向、ヨー方向、ロール方向の3方向の角速度を検出する。
表示部14は、例えば液晶表示装置であって、エンジンの回転数、学習済みの第1学習モデルM1、第2学習モデルM2および第3学習モデルM3による推定結果等を表示する。
入出力インタフェース15は、例えばUSB(Universal Serial Bus)端子、LAN(Local Area Network)端子等を含む。制御部10は、入出力インタフェース15を介して、例えば、車両V1内に配置されている移動体通信機2との間で情報の送受信を行う。
移動体通信機2は、例えば、車両V1の搭乗者により車両V1内に持ち込まれたスマートフォンであって、表示部21と、GPS信号受信部22と、入力装置23とを備えている。
表示部21は、例えば液晶表示装置である。
GPS信号受信部22は、GPS衛星29から送信されるGPS信号を受信する。
入力装置23は、例えばタッチパネル等であり、移動体通信機2のユーザによる入力操作を受け付ける。
(学習済の学習モデル)
図2は、学習済みの第1学習モデルM1、第2学習モデルM2および第3学習モデルM3の説明に用いる図である。
第1学習モデルM1、第2学習モデルM2および第3学習モデルM3の学習モデルとしては、例えば、再帰ニューラルネットワークや、アンサンブルモデルが考えられる。再帰ニューラルネットワークとしては、LSTM(Long Short Term Memory)等が考えられる。アンサンブルモデルとしては、XGBoost(eXtreme Gradient Boosting)等が考えられる。
学習済みの第1学習モデルM1、第2学習モデルM2および第3学習モデルM3には、説明変数として車両V1の第1情報41が入力される。
図2に示す第1情報41には、車両V1から取得された情報と、車両V1とは別の装置(以下「別装置」という)から取得された情報とが含まれる。
車両V1から取得される情報としては、例えば、エンジン回転数パルス51や、車速パルス53が考えられる。
別装置から取得される情報としては、例えば、車両V1の搭乗者により車両V1内に持ち込まれた移動体通信機2や、GPS衛星29や、路上インフラから取得される情報が考えられる。移動体通信機2から取得される情報としては、例えば、GPS信号受信部22により受信されたGPS信号55や、移動体通信機2においてGPS信号55から生成された車両V1の緯度、経度、及び標高56等が考えられる。
第1情報41には、車両V1や別装置から取得された情報に基づいて生成される情報が含まれてもよい。
車両V1から取得された情報に基づいて生成される情報としては、例えば、エンジン回転数パルス51から生成されるエンジン回転数52や、車速パルス53から生成される車速54等が考えられる。
別装置から取得された情報に基づいて生成される第1情報41としては、GPS信号55から生成される車両V1の緯度、経度、及び標高56等が考えられる。
第1情報41には、車両用サービス提供装置1に設けられたセンサ(以下「内蔵センサ」という)から取得される情報が更に含まれる。ここでセンサとは、所定の物理量を検出する検知器である。
内蔵センサから取得される情報としては、例えば、3軸加速度センサ12の出力57および3軸角速度センサ13の出力59等が考えられる。
第1情報41には、内蔵センサから取得された情報に基づいて生成される情報が含まれてもよい。
内蔵センサから取得された情報から生成される情報としては、例えば、3軸加速度センサ12の出力57から生成される3軸加速度58や、3軸角速度センサ13の出力59から生成される3軸角速度60等が考えられる。
第1情報41には、車両V1の車両諸元61が含まれてもよい。車両諸元61としては、車両V1の駆動装置に関する情報、車両V1の制動装置に関する情報、車両V1の操舵装置に関する情報、車両V1の重量に関する情報、車両V1の寸法に関する情報、車両V1のタイヤに関する情報等が考えられる。これらの車両諸元61は、車両用サービス提供装置1の記憶部11に予め記憶させてもよいし、移動体通信機2の入力装置23を用いてユーザに入力させることにしてもよい。
車両V1の駆動装置に関する情報としては、動力機(エンジン)に関する情報や、トランスミッションに関する情報等が考えられる。動力機としては、内燃機関や電気モータ等が考えらえる。内燃機関としては、液体燃料を燃焼させるものや、気体燃料を燃焼させるもの等が考えられる。
車両V1の動力機である内燃機関に関する情報としては、内燃機関の着火方式、排気量、気筒数、圧縮比、シリンダの内径、シリンダの行程、最大出力、最大トルク等が考えられる。車両V1の動力機である電気モータに関する情報としては、電気モータの定格出力、最大出力、最大トルク等が考えられる。
車両V1のトランスミッションに関する情報としては、車両V1のトランスミッションの種別、トランスミッションのギヤ比、デフ比(デファレンシャル比)等が考えられる。
車両V1の制動装置に関する情報としては、車両V1の制動装置の種別、ブレーキパッドに関する情報等が考えられる。車両V1の制動装置の種別としては、ディスクブレーキ、ドラムブレーキ、エアブレーキ、回生ブレーキ等が考えられる。
車両V1の操舵装置に関する情報としては、操舵装置のステアリングギヤボックスの種別、ステアリングギヤのギヤ比に関する情報等が考えられる。操舵装置のステアリングギヤボックスの種別としては、ボールナット式、ラックアンドピニオン式等が考えられる。
車両V1の重量に関する情報としては、車両V1の車両重量、車両総重量等が考えられる。
車両V1の寸法に関する情報としては、車両V1の全長、全高、全幅、最低地上高、車室内高さ、ホイールベース、車両V1の重心位置、車両V1の重心点から前輪中心までの距離、車両V1の重心点から後輪中心までの距離等が考えられる。
車両V1のタイヤに関する情報としては、タイヤ径、タイヤの種類等が考えられる。タイヤの種類としては、タイヤの製造元や、夏用タイヤと冬用タイヤと夏冬両用タイヤの種別等が考えられる。
第1情報41には、車両V1の車両状態62が含まれてもよい。
車両状態62としては、車両V1の車速や加減速度、エンジンが出力している駆動力、トランスミッションのギヤ段、車両V1の走行シーン、車両V1に搭乗している搭乗者の重量と車両に積載している積載物の重量を含む車両V1の実際の重量(以下「実重量」という)、車両V1が走行している路面の勾配、車両V1が走行している路面と車両V1のタイヤとの間の摩擦係数μ1、車両V1が走行している路面の状態、トランスミッションのギヤ段、制動装置のブレーキパッドをディスクロータに押し当てる力(以下「押圧力」という)、制動装置のブレーキパッドとディスクロータとの摩擦係数μ2、制動装置のブレーキパッドのパッド温度、制動装置のディスクロータのロータ温度、制動装置のフルードのフルード温度、車両V1の空気抵抗、車両V1の前輪および後輪のコーナリングパワー等が考えられる。
車両状態62は、センサの出力値に対応する実情報であってもよいし、実情報から推定された推定情報であってもよい。
車両状態62は、各種公知技術を利用して導出することができる。
走行シーンを示す情報としては、車両V1が前進しているか後進しているかを示す情報等が考えられる。車両V1が前進しているか後進しているかは、例えば、車両V1の向きと、GPS信号55に基づいて算出された車両V1の位置(緯度、経度、標高)の時間変化とに基づいて判定することができる。
車両V1の実重量は、例えば、車両の運動方程式に車両V1のエンジントルクと車両V1の加速度とを代入することで、算出することができる。
車両V1が走行している路面の勾配は、例えば、3軸加速度センサ12による前後方向の出力信号と、車両V1の車速54の時間変化とから推定することができる。
車両V1が走行している路面と車両V1のタイヤとの間の摩擦係数μ1は、例えば、特開2000-11834号公報に開示されている技術を利用して、推定することができる。
車両V1のギヤ段は、例えば、特開2019-157664号公報に開示されている技術を利用して、推定することができる。
フルード温度は、例えば、特開2013-230784号公報に開示されている技術を利用して、推定することができる。
ディスクロータのロータ温度は、例えば、特開2012-192874号公報に開示されている技術を利用して、推定することができる。
車両V1の空気抵抗は、例えば、以下に示す式1に、車両諸元61に含まれる車両V1の全高および全幅と、車両V1の車速54とを代入することで、算出することができる。ここで式1のAは、空気密度等により決まる定数である。
空気抵抗={(全高×全幅)/2}×車速×A … (式1)
学習済みの第1学習モデルM1、第2学習モデルM2および第3学習モデルM3は、目的変数として、図2に示す第2情報42を出力する。第2情報42は、第1情報41には含まれない情報であって、車両V1の制御量を示す情報である。
第2情報42としては、車両V1および別装置からの取得が制限されている情報、取得した情報の使用が制限されている情報が考えられる。制限としては、物理的制限や、契約上の制限が考えられる。
第2情報42には、車両V1のアクセル制御量43、ブレーキ制御量44、ステア制御量45が含まれる。これらの制御量は、車両V1の駆動装置や制動装置や操舵装置において導出されてはいるものの、車両V1から取得できないことが考えられる。
学習済の第1学習モデルM1は、第1情報41が入力されると、車両V1のアクセル制御量43を示す指標を出力する。アクセル制御量43としては、車両V1のアクセルペダルに対する操作量、スロットル開度等が考えられる。
学習済の第2学習モデルM2は、第1情報41が入力されると、車両V1のブレーキ制御量44を示す指標を出力する。ブレーキ制御量44としては、車両V1のブレーキペダルに対する操作量、マスタシリンダに発生するブレーキ圧等が考えられる。
学習済の第3学習モデルM3は、第1情報41が入力されると、車両V1のステア制御量45を示す指標を出力する。ステア制御量45としては、車両V1のステアリングホイールに対する操作量、舵角等が考えられる。
(車両用サービス提供装置の機能)
車両用サービス提供装置1の制御部10は、記憶部11に記憶されているプログラムを実行することにより、情報取得部101、情報生成部102、サービス提供部103として機能する。
情報取得部101は、第1情報41を取得する。具体的には、制御部10は、例えば、車両V1、別装置および車両用サービス提供装置1に設けられたセンサから第1情報41を取得し、それらの第1情報41を記憶部11のRMA等に一時記憶する。
情報生成部102は、第1情報41から第2情報42を生成する。具体的には、制御部10は、学習済みの第1学習モデルM1、第2学習モデルM2および第3学習モデルM3に、情報取得部101により取得された第1情報41をそれぞれ入力し、車両V1のアクセル制御量43、ブレーキ制御量44およびステア制御量45を生成する。
サービス提供部103は、情報生成部102により生成された第2情報42に基づくサービスを提供する。具体的には、制御部10は、例えば、アクセル制御量43、ブレーキ制御量44およびステア制御量45を表示部14に表示させる。
(車両用サービス提供装置の作動)
図3は、車両用サービス提供装置1における処理の流れを示すフローチャートである。車両用サービス提供装置1の制御部10は、図3に示す一連の処理を、所定の実行周期で繰り返し実行する。
S101において、制御部10は、情報取得部101として機能し、第1情報41を取得する。続くS102において、制御部10は、情報生成部102として機能し、第2情報42を生成する。続くS103において、制御部10は、サービス提供部103として機能し、第2情報42に基づくサービスを提供する。
(学習装置の構成)
図4は、車両用サービス提供装置1が用いる第1学習モデルM1、第2学習モデルM2および第3学習モデルM3を構築する際に用いられる学習装置3の一構成を示す図である。学習装置3は、制御部30と、記憶部31と、入出力インタフェース32とを備えている。
制御部30は、例えばCPUであり、プログラムを記憶部31から読み出して実行する。
記憶部31は、例えばHDD、SSD等を有し、制御部30が実行するプログラムを記憶している。また、記憶部31は、制御部10がワークスペースとして使用するRAM等を有する。記憶部31のRAM等は、構築途中の第1学習モデルM1、第2学習モデルM2および第3学習モデルM3等を一時記憶する。
入出力インタフェース32は、例えば、USB端子、LAN端子等である。教師データは、入出力インタフェース32を介して、学習装置3に提供される。
(学習装置の機能)
学習装置3の制御部30は、記憶部31に記憶されているプログラムを実行することにより、教師データ取得部201及び学習部202として機能する。
図4に示す教師データ取得部201は、第1学習モデルM1、第2学習モデルM2および第3学習モデルM3の構築に用いる教師データを取得する。
具体的には、教師データを記憶部31のSSD等に記憶しておく場合は、制御部30は、記憶部31に記憶されている教師データを、記憶部31のRAM等に一時記憶する。
また、学習装置3に入出力インタフェース32を介して接続されている外部機器の記憶部に教師データを記憶しておく場合は、制御部30は、外部機器の記憶部に記憶されている教師データを学習装置3の記憶部31のRAM等に一時記憶する。
教師データは、教師データ生成用の車両から取得した第1情報41と、その第1情報41を取得したタイミングにおける第2情報42とのデータセットである。教師データ生成用の車両は、車両V1を製造する企業や、学習モデルを構築する企業が所有する車両であってもよいし、市場で販売された車両であってもよい。
学習部202は、教師データ取得部201により取得された教師データに基づいて、第1学習モデルM1、第2学習モデルM2および第3学習モデルM3のパラメータを更新する。具体的には、制御部30は、教師データの第1情報41を学習モデルに入力し、学習モデルから出力された指標と教師データの第2情報42とを比較し、その結果に基づいて学習モデルのパラメータを更新する。
学習部202は、アクセル制御量43を目的変数とする教師データを用いた機械学習により、第1学習モデルM1のパラメータを更新する。
学習部202は、ブレーキ制御量44を目的変数とする教師データを用いた機械学習により、第2学習モデルM2のパラメータを更新する。
学習部202は、ステア制御量45を目的変数とする教師データを用いた機械学習により、第3学習モデルM3のパラメータを更新する。
(学習装置の作動)
図5は、学習装置3における処理の流れを示すフローチャートである。学習装置3の制御部30は、図5に示す一連の処理を、所定の実行周期で繰り返し実行する。
S201において、制御部30は、教師データ取得部201として機能し、教師データを取得する。続くS202において、制御部30は、学習部202として機能し、S201で取得した教師データに基づいて第1学習モデルM1、第2学習モデルM2および第3学習モデルM3のパラメータを更新する。
図6は、アクセル制御量43に関する説明変数の説明に用いる図である。図6には、アクセル制御量43が車速54や加速度46として車両V1の挙動に現れるまでの作用に関連する説明変数が図示されている。
アクセル制御量43は、エンジン回転数52と密接な関係がある。
したがって、第1学習モデルM1の説明変数に、車両状態62としてのエンジン回転数パルス51やエンジン回転数52を含めることにより、アクセル制御量43を精度よく推定することができる。
エンジン回転数52は、下記の式2から明らかなように、タイヤ円周、デフ比82、トランスミッションにおける変速比、及び車速54と関係がある。
車速=(エンジン回転数×タイヤ円周)/(変速比×デフ比)…(式2)
ここでタイヤ円周は、タイヤ径83から算出可能である。変速比は、トランスミッションのギヤ比80、ギヤ段81等から導出可能である。
したがって、第1学習モデルM1の説明変数に、車両諸元61としてのタイヤ径83やトランスミッションのギヤ比80やデフ比82、車両状態62としてのギヤ段81や車速54を含めることにより、アクセル制御量43を精度よく推定することができる。
アクセル制御量43は、エンジントルク85と密接な関係がある。
エンジントルク85は、下記の式3から明らかなように、内燃機関の燃焼時における燃焼室内の圧力(以下「燃焼室内圧力」という)、車両諸元61に含まれるエンジンの排気量、及び単位時間当たりの爆発回数と関係がある。単位時間当たりの爆発回数は気筒数と関係がある。
エンジントルク=燃焼室内圧力×排気量×爆発回数/2π …(式3)
したがって、第1学習モデルM1の説明変数に、内燃機関に関する車両諸元61を含めることにより、アクセル制御量43を精度よく推定することができる。
エンジントルク85は、下記の式4から明らかなように、エンジンが出力している駆動力86、トランスミッションにおける変速比、デフ比82、及びタイヤ円周と関係がある。
駆動力=エンジントルク×変速比×デフ比×伝達効率/タイヤ円周 …(式4)
前述したとおり、タイヤ円周はタイヤ径83から算出可能であり、変速比はトランスミッションのギヤ比80、ギヤ段81等から導出可能である。
また、駆動力86は、車両V1の加速度46及び車両V1の重量87と関連する。
したがって、第1学習モデルM1の説明変数に、車両諸元61としてのタイヤ径83やトランスミッションのギヤ比80やデフ比82、車両状態62としての加速度46やギヤ段81や駆動力86や実重量87を含めることにより、アクセル制御量43を精度よく推定することができる。
さらに、第1学習モデルM1の説明変数に、車両状態62を加えることにより、様々な車両状態に起因する推定誤差を抑制することができる。
例えば、車両V1に荷物を積載したことにより、車両V1の重心位置88が低くなると、車両V1のピッチ方向およびロール方向の角速度が減少する傾向がある。したがって、第1学習モデルM1の説明変数に、車両状態62としての実重量87を含めることにより、車両V1への荷物の積載に起因するアクセル制御量43の推定誤差を抑制することができる。
また、車両V1が走行中の路面が坂道である場合、3軸加速度センサ12により検出される前後方向の加速度には、重力加速度の前後方向成分の影響を受ける。したがって、第1学習モデルM1の説明変数に、車両V1が走行している路面の勾配を含めることにより、車両V1が走行中の路面が坂道であることに起因するアクセル制御量43の推定誤差を抑制することができる。
また、車両V1が走行中の路面が凍結している場合、路面とタイヤの間で前後方向または左右方向にスリップが生じ、車両V1が適正に進まないことがある。したがって、第1学習モデルM1の説明変数に、車両V1が走行している路面の摩擦係数μ1を含めることにより、車両V1が走行中の路面が凍結していることに起因するアクセル制御量43の推定誤差を抑制することができる。
その他、各種センサが車両V1挙動を検出するタイミングとその挙動が車両V1に発生した実際のタイミングとのずれは、適切な車両諸元61や車両状態62を説明変数に追加することで対応し得る。この場合、車両諸元61として追加する説明変数としては、車両V1のサスペンションやタイヤの硬さ、センサの取り付け位置等が考えられる。車両状態62として追加する説明変数としては、3軸加速度センサの出力57、3軸角速度センサの出力59、3軸加速度58、3軸角速度60等が考えられる。
図7は、制動装置に関する寸法を示す図である。図7には、制動装置97のディスクロータ97A、ブレーキパッド97B、およびキャリパ97Cと、タイヤ98と、路面99とが図示されている。図7において、Aはキャリパ97Cのシリンダ面積を、rはブレーキ制動径を、Dはタイヤ98の外径(タイヤ径)を示している。
図8は、ブレーキ制御量44に関する説明変数の説明に用いる図である。図8には、ブレーキ制御量44が減速度47として車両V1の挙動に現れるまでの作用に関連する説明変数が図示されている。
ブレーキパッド97Bをディスクロータ97Aに押し当てる押圧力89は、ブレーキ制御量44及びフルード温度84と関係がある。ブレーキパッド97Bとディスクロータ97Aとの間に生じる摩擦力は、ブレーキパッド97Bをディスクロータ97Aに押し付ける押圧力89、ブレーキパッド97Bのパッド温度90及びディスクロータ97Aのロータ温度91と関係がある。
タイヤ98と路面99との間の制動力Fは、下記の式5から算出することができる。
制動力F=定数K×キャリパ97Cのシリンダ面積A×ブレーキパッド97Bの摩擦係数μ2×ブレーキ油圧P×ブレーキ制動径r/タイヤ径D …(式5)
制動力F(92)は、上記の式5から明らかなように、ブレーキパッド97Bとディスクロータ97Aの摩擦係数μ2、及びタイヤ径D(83)と関係がある。
したがって、第2学習モデルM2の説明変数に、車両諸元61としてのタイヤ径83、車両状態62としての押圧力89や摩擦係数μ2やフルード温度84やパッド温度90やロータ温度91を含めることにより、ブレーキ制御量44を精度よく推定することができる。
さらに、ブレーキパッド97Bのパッド温度90が所定温度を超えると、フェード現象が発生し、摩擦材の摩擦係数μ2が低下することが考えられる。したがって、第2学習モデルM2の説明変数に、車両状態62としてのロータ温度91を含めることにより、フェード現象に起因するブレーキ制御量44の推定誤差を抑制することができる。
また、制動装置のフルード温度が所定温度を超えると、ベーパーロック現象が発生し得る。したがって、第2学習モデルM2の説明変数に、車両状態62としてのフルード温度84を含めることにより、ベーパーロック現象に起因するブレーキ制御量44の推定誤差を抑制することができる。
図9は、ステア制御量45に関する説明変数の説明に用いる図である。図9には、ステア制御量45がヨーレイト48として車両V1の挙動に現れるまでの作用に関連する説明変数が図示されている。
ステア制御量45の一例である舵角は、下記の式6から明らかなように、ヨーレイト48、車速54、ホイールベース95、及びスタビリティファクタ96と関連する。
舵角=ヨーレイト×ホイールベース×(1+車速×スタビリティファクタ)/車速 …(式6)
ここで、ヨーレイト48とは、ヨー方向の角速度である。ホイールベース95とは、車両V1の前輪と後輪の車軸間の長さである。スタビリティファクタ96とは、車両V1の旋回特性を表す値である。
スタビリティファクタ96は、車両V1の重量87と、車両V1の重心点から前輪中心までの距離と、車両V1の重心点から後輪中心までの距離と、前輪のコーナリングパワーと、後輪のコーナリングパワーとから算出することができる。車両V1の重心点から前輪中心までの距離と、車両V1の重心点から後輪中心までの距離とは、車両V1のホイールベース95と車両V1の重心位置88とから算出することができる。
したがって、第3学習モデルM3の説明変数に、車両諸元61としての重量87や、重心位置88や、ホイールベース95や、コーナリングパワー、車両状態としての3軸角速度センサ13の出力57や、3軸角速度60や、車速パルス53や、車速54を含めることにより、ステア制御量45の推定精度を向上させることができる。
(変形例)
上記実施形態では、車両用サービス提供装置1は、デジタルタコメータであるものとして説明した。しかし、車両用サービス提供装置1は、デジタルタコメータだけに限定されない。車両用サービス提供装置1は、例えば、スマートフォンなどの移動体通信機であってもよい。車両用サービス提供装置1が移動体通信機である場合、車両用サービス提供装置1は、エンジン回転数パルス51、エンジン回転数52、車速パルス53、車速54に関する第1情報を、デジタルタコメータから取得することにしてもよい。この場合、車両用サービス提供装置1が移動体通信機2を兼ねることにしてもよい。
上記実施形態では、車両用サービス提供装置1は、移動体通信機2からGPS信号55を取得するものとした。しかし、車両用サービス提供装置1は、GPS信号受信部22と実質的に同一のGPS信号受信部を備え、その受信部で受信した信号をGPS信号55にすることにしもよいし、車両V1のナビゲーションシステムからGPS信号55またはGPS信号55から生成された情報を取得することにしてもよい。
上記実施形態では、第1情報41に、車両V1から取得された情報と、車両V1とは別の装置から取得された情報と、車両用サービス提供装置1に設けられたセンサから取得された情報とを含めることにした。しかし、車両V1から取得された情報と、車両V1とは別の装置から取得された情報と、車両用サービス提供装置1に設けられたセンサから取得された情報の少なくとも一つを、第1情報41に含めることにしてもよい。
上記実施形態では、第2情報42に、車両V1のアクセル制御量43と、ブレーキ制御量44と、ステア制御量45とを含めることにした。しかし、車両V1のアクセル制御量43と、ブレーキ制御量44と、ステア制御量45との少なくとも一つを、第2情報42含めることにしてもよい。
上記実施形態では、学習済みの第1学習モデルM1、第2学習モデルM2および第3学習モデルM3を、車両用サービス提供装置1の記憶部11に記憶することにした。しかし、上記学習済の学習モデルを別装置の記憶部に記憶することにしてもよい。別装置としては、例えば学習装置3が考えられる。この場合、車両用サービス提供装置1の情報生成部102が、学習装置3の記憶部31に記憶されている上記学習済の学習モデルに第1情報41を入力し、当該学習モデルから出力された指標や当該指標に基づく制御量を学習装置3から取得することが考えられる。
上記実施形態では、学習済みの第1学習モデルM1、第2学習モデルM2および第3学習モデルM3を、学習装置3により構築することにした。しかし、学習装置3が構築する学習モデルは、第1情報41から第2情報42を推定する学習モデルであればよく、第1学習モデルM1、第2学習モデルM2および第3学習モデルM3のうちの少なくとも一つであってもよいし、第1学習モデルM1、第2学習モデルM2および第3学習モデルM3以外の学習モデルであってもよい。
上記実施形態では、第1学習モデルM1、第2学習モデルM2および第3学習モデルM3を用いて、第2情報42を生成することにした。しかし、第2情報42の推定に用いる学習モデルは、第1情報41から第2情報を推定する学習モデルであればよく、第1学習モデルM1、第2学習モデルM2および第3学習モデルM3のうちの少なくとも一つであってもよいし、第1学習モデルM1、第2学習モデルM2および第3学習モデルM3以外の学習モデルであってもよい。
上記実施形態では、第1学習モデルM1、第2学習モデルM2および第3学習モデルM3の学習モデルを、再帰ニューラルネットワークやアンサンブルモデルであることにした。しかし、第1学習モデルM1、第2学習モデルM2および第3学習モデルM3の学習モデルは、これらの学習モデルに限定されない。
また、再帰ニューラルネットワークとしてLSTMを例示したが、再帰ニューラルネットワークはこれに限定されない。また、アンサンブルモデルとしてXGBoostを例示したが、アンサンブルモデルはこれに限定されない。
上記実施形態の中で第1情報41に含まれるものとして列挙した車両諸元61および車両状態62は、あくまで例示であって、例示したものすべてを含むことを要さず、また、例示したもの以外の情報を含むことにしてもよい。
〔まとめ〕
本開示の一態様に係る車両用サービス提供装置は、車両に配置され、前記車両及び前記車両とは別の装置の少なくとも一方から取得可能な第1情報を取得する情報取得部と、前記第1情報に含まれない第2情報であって前記車両の制御量を示す第2情報を前記第1情報から推定する機械学習を行った学習済モデルに、前記情報取得部により取得された前記第1情報を入力し、当該学習済モデルから出力された指標に基づいて、前記第2情報を生成する情報生成部と、前記情報生成部より生成された前記第2情報に基づくサービスを提供するサービス提供部と、を備えている。
本開示の一態様に係る車両用サービス提供装置によれば、車両や車両とは別の装置から取得可能な第1情報から車両や車両とは別の装置から取得不能な第2情報を、車両や車両とは別の装置から取得可能な第1情報から生成し、その第2情報に基づくサービスを提供することができる。これにより、車両用サービス提供装置により提供されるサービスの質を向上することができる。
ここで、様々な第1情報から第2情報を生成するアルゴリズムをルールベースで作成すると、そのアルゴリズムは複雑なものになる。この点、本開示の一態様に係る車両用サービス提供装置では、学習済モデルを活用して第2情報を生成するため、サービスの質を向上する車両用サービス提供装置を簡素化することができる。
本開示の一態様に係る車両用サービス提供装置は、車両に配置され、所定の物理量を検出するセンサと、前記センサから第1情報を取得する情報取得部と、前記第1情報に含まれない第2情報であって前記車両の制御量を示す第2情報を前記第1情報から推定する機械学習を行った学習済モデルに、前記情報取得部により取得された前記第1情報を入力し、当該学習済モデルから出力された指標に基づいて、前記第2情報を生成する情報生成部と、前記情報生成部より生成された前記第2情報に基づくサービスを提供するサービス提供部と、を備えている。
本開示の一態様に係る車両用サービス提供装置によれば、所定の物理量を検出するセンサから取得した第1情報から第1情報に含まれない第2情報を生成し、その第2情報に基づくサービスが提供することができる。これにより、車両用サービス提供装置により提供されるサービスの質を向上することができる。
ここで、様々な第1情報から第2情報を生成するアルゴリズムをルールベースで作成すると、そのアルゴリズムは複雑なものになる。この点、本開示の一態様に係る車両用サービス提供装置では、学習済モデルを活用して第2情報を生成するため、サービスの質を向上する車両用サービス提供装置を簡素化することができる。
本開示の一態様に係る車両用サービス提供装置では、前記学習済モデルは、車両諸元に関する情報を含む前記第1情報から前記第2情報を推定するものであり、前記情報取得部は、前記車両の車両諸元に関する情報を、前記第1情報として取得し、前記情報生成部は、前記車両についての車両諸元に関する情報を含む前記第1情報を前記学習済モデルに入力して、前記第2情報を生成する。
本開示の一態様に係る車両用サービス提供装置では、車両の諸元に関する情報を含む第1情報が学習済モデルに入力され、当該学習済モデルから出力された指標に基づいて第2情報が生成される。本開示の一態様に係る車両用サービス提供装置によれば、第2情報の生成に車両の諸元が加味されるため、新規車両が市場に投入されたとしても、新規車両用の学習モデルを新たに構築する必要がない。
本開示の一態様に係る車両用サービス提供装置では、前記学習済モデルは、車両状態に関する情報を含む前記第1情報から前記第2情報を推定するものであり、前記情報取得部は、前記車両の車両状態に関する情報を、前記第1情報として取得し、前記情報生成部は、前記車両の車両状態に関する情報を含む前記第1情報を前記学習済モデルに入力して、前記第2情報を生成する。
本開示の一態様に係る車両用サービス提供装置では、車両の車両状態に関する情報を含む第1情報が学習済モデルに入力され、当該学習済モデルから出力された指標に基づいて第2情報が生成される。本開示の一態様に係る車両用サービス提供装置によれば、第2情報の生成に車両状態が加味されるため、より適正な第2情報を生成することができる。
学習装置は、第1情報と、前記第1情報に含まれない第2情報であって前記車両の制御量を示す第2情報とを含む教師データとを取得する教師データ取得部と、前記教師データ取得部により取得された前記第1情報を説明変数とし、前記教師データ取得部により取得された前記第2情報を目的変数とする機械学習により、前記第1情報から前記第2情報を推定する学習済みモデルを構築する学習部と、を備えている。
本開示は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本開示の技術的範囲に含まれる。
1 車両用サービス提供装置
2 移動体通信機
3 学習装置
10、30 制御部
11、31 記憶部
12 3軸加速度センサ
13 3軸角速度センサ
22 GPS信号受信部
29 GPS衛星
41 第1情報
42 第2情報
43 アクセル制御量
44 ブレーキ制御量
45 ステア制御量
61 車両諸元
62 車両状態
101 情報取得部
102 情報生成部
103 サービス提供部
201 教師データ取得部
202 学習部
M1 第1学習モデル
M2 第2学習モデル
M3 第3学習モデル

Claims (4)

  1. 車両に配置され、前記車両に関するサービスを提供する車両用サービス提供装置において、
    前記車両及び前記車両とは別の装置の少なくとも一方から取得可能な第1情報を取得する情報取得部と、
    前記第1情報に含まれない第2情報であって前記車両の制御量を示す第2情報を前記第1情報から推定する機械学習を行った学習済モデルに、前記情報取得部により取得された前記第1情報を入力し、当該学習済モデルから出力された指標に基づいて、前記第2情報を生成する情報生成部と、
    前記情報生成部より生成された前記第2情報に基づくサービスを提供するサービス提供部と、
    を備えていることを特徴とする車両用サービス提供装置。
  2. 車両に配置され、前記車両に関するサービスを提供する車両用サービス提供装置において、
    所定の物理量を検出するセンサと、
    前記センサから第1情報を取得する情報取得部と、
    前記第1情報に含まれない第2情報であって前記車両の制御量を示す第2情報を前記第1情報から推定する機械学習を行った学習済モデルに、前記情報取得部により取得された前記第1情報を入力し、当該学習済モデルから出力された指標に基づいて、前記第2情報を生成する情報生成部と、
    前記情報生成部より生成された前記第2情報に基づくサービスを提供するサービス提供部と、
    を備えていることを特徴とする車両用サービス提供装置。
  3. 前記学習済モデルは、前記車両の車両諸元に関する情報を含む前記第1情報から前記第2情報を推定するものであり、
    前記情報取得部は、前記車両の車両諸元に関する情報を、前記第1情報として取得し、
    前記情報生成部は、前記車両についての車両諸元に関する情報を含む前記第1情報を前記学習済モデルに入力して、前記第2情報を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用サービス提供装置。
  4. 前記学習済モデルは、前記車両の車両状態に関する情報を含む前記第1情報から前記第2情報を推定する機械学習を行うことにより構築され、
    前記情報取得部は、前記車両の車両状態に関する情報を、前記第1情報として取得し、
    前記情報生成部は、前記車両についての車両状態に関する情報を含む前記第1情報を前記学習済モデルに入力して、前記第2情報を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用サービス提供装置。
JP2022178357A 2022-11-07 2022-11-07 車両用サービス提供装置 Pending JP2024067931A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022178357A JP2024067931A (ja) 2022-11-07 2022-11-07 車両用サービス提供装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022178357A JP2024067931A (ja) 2022-11-07 2022-11-07 車両用サービス提供装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024067931A true JP2024067931A (ja) 2024-05-17

Family

ID=91067796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022178357A Pending JP2024067931A (ja) 2022-11-07 2022-11-07 車両用サービス提供装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2024067931A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10071742B2 (en) Determining weight of electric and hybrid vehicles
JP4320406B2 (ja) 路面上の車両の性能をシミュレートする方法
CN101308386B (zh) 汽车底盘集成控制器硬件在环仿真试验台
CN104943691B (zh) 用于车辆控制的电子驱动扭矩感测车辆状态估计方法
Barton et al. Automotive Chassis Engineering
US9527484B2 (en) Regenerative braking control using a dynamic maximum regenerative braking torque calculation
US10994715B2 (en) Auto gain adjusting trailer brake controller
CN101905659B (zh) 再生制动控制系统和方法
CN109941291B (zh) 车辆系统实时质量估计方法
CN107539311A (zh) 车辆轮胎饱和度估计装置
US10053104B2 (en) Determining gross combined weight
US20050187670A1 (en) Three dimensional road-vehicle modeling system
CN111169481A (zh) 用于估计车辆车轮速度的系统和方法
CN113359457B (zh) 智能车底盘域控制器的高维动力学模型解算装置及方法
US9707909B2 (en) Determination of deviation of vehicle range or fuel economy
Buggaveeti et al. Longitudinal vehicle dynamics modeling and parameter estimation for plug-in hybrid electric vehicle
CN114644001A (zh) 一种车辆载重预测方法、装置、存储介质及车辆
JP2024067931A (ja) 車両用サービス提供装置
Kahraman et al. Yaw stability control system development and implementation for a fully electric vehicle
CN115406669A (zh) 一种多轴特种车辆侧翻指标优化方法
Kim et al. Evaluation and development of improved braking model for a motor-assisted vehicle using MATLAB/simulink
Timbario et al. Building and Validation of a Battery Electric Vehicle (BEV) for HVE
Hebib et al. Vehicle dynamic models for virtual testing of autonomous trucks
Boukadida et al. A simple assessment of the dynamics of the road vehicles
Buggaveeti Dynamic modeling and parameter identification of a plug-in hybrid electric vehicle