JP2024064374A - 地図情報出力装置及び地図情報出力方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】カーブ路を走行する際に、自車両の位置座標に対応して取得された地図情報の位置ずれ補正の時間遅れを低減することができる地図情報出力装置及び地図情報出力方法を提供する。【解決手段】地図データから自車両の位置座標に対応する地図情報を取得し、自車両が走行している道路に対応する地図道路形状を取得し、周囲監視装置の検出情報に基づいて、自車両が走行している検出道路形状を検出し、地図道路形状に含まれる曲率情報である地図曲率情報と、検出道路形状に含まれる曲率情報である検出曲率情報とに基づいて、自車両の位置に対する地図情報の位置情報を補正する地図情報出力装置。【選択図】図1
Description
この本願は、地図情報出力装置及び地図情報出力方法に関するものである。
測位した自車両の位置座標に対応する地図情報を取得し、地図情報に基づいて車両を制御する技術が開発されている。自車両の位置座標に誤差があると、自車両の位置に対する地図情報の各地点の距離に誤差が生じる。
特許文献1では、経路上のクロソイド区間を利用し、過去の走行軌跡の曲率と、地図情報から取得した道路の曲率とを比較して、自車両の位置座標の前後方向のずれ幅を算出し、位置ずれを補正している。
しかしながら、特許文献1の技術では、過去の走行軌跡を用いているため、曲率が変化するクロソイド区間の走行開始後、走行軌跡が蓄積され、位置ずれが検出されるまでに、時間遅れが生じる。クロソイド区間のようにカーブ路では、道路形状に合わせた車両制御が特に必要になるため、位置ずれ補正の時間遅れが低減されることが望まれる。
そこで、本願は、カーブ路を走行する際に、自車両の位置座標に対応して取得された地図情報の位置ずれ補正の時間遅れを低減することができる地図情報出力装置及び地図情報出力方法を提供することを目的とする。
本願に係る地図情報出力装置は、
自車両の位置座標を取得する自車両状態取得部と、
地図データから自車両の前記位置座標に対応する地図情報を取得し、自車両が走行している道路に対応する、前記地図情報に含まれる道路形状である地図道路形状を取得する地図情報取得部と、
自車両の周囲を監視する周囲監視装置の検出情報に基づいて、自車両が走行している道路形状である検出道路形状を検出する周囲情報取得部と、
前記地図道路形状に含まれる曲率情報である地図曲率情報と、前記検出道路形状に含まれる曲率情報である検出曲率情報とに基づいて、自車両の位置に対する前記地図情報の位置情報を補正する地図位置補正部と、を備えたものである。
自車両の位置座標を取得する自車両状態取得部と、
地図データから自車両の前記位置座標に対応する地図情報を取得し、自車両が走行している道路に対応する、前記地図情報に含まれる道路形状である地図道路形状を取得する地図情報取得部と、
自車両の周囲を監視する周囲監視装置の検出情報に基づいて、自車両が走行している道路形状である検出道路形状を検出する周囲情報取得部と、
前記地図道路形状に含まれる曲率情報である地図曲率情報と、前記検出道路形状に含まれる曲率情報である検出曲率情報とに基づいて、自車両の位置に対する前記地図情報の位置情報を補正する地図位置補正部と、を備えたものである。
本願に係る地図情報出力方法は、
自車両の位置座標を取得する自車両状態取得ステップと、
地図データから自車両の前記位置座標に対応する地図情報を取得し、自車両が走行している道路に対応する、前記地図情報に含まれる道路形状である地図道路形状を取得する地図情報取得ステップと、
自車両の周囲を監視する周囲監視装置の検出情報に基づいて、自車両が走行している道路形状である検出道路形状を検出する周囲情報取得ステップと、
前記地図道路形状に含まれる曲率情報である地図曲率情報と、前記検出道路形状に含まれる曲率情報である検出曲率情報とに基づいて、自車両の位置に対する前記地図情報の位置情報を補正する地図位置補正ステップと、を備えたものである。
自車両の位置座標を取得する自車両状態取得ステップと、
地図データから自車両の前記位置座標に対応する地図情報を取得し、自車両が走行している道路に対応する、前記地図情報に含まれる道路形状である地図道路形状を取得する地図情報取得ステップと、
自車両の周囲を監視する周囲監視装置の検出情報に基づいて、自車両が走行している道路形状である検出道路形状を検出する周囲情報取得ステップと、
前記地図道路形状に含まれる曲率情報である地図曲率情報と、前記検出道路形状に含まれる曲率情報である検出曲率情報とに基づいて、自車両の位置に対する前記地図情報の位置情報を補正する地図位置補正ステップと、を備えたものである。
本願に係る地図情報出力装置及び地図情報出力方法によれば、自車両の位置座標に対応して取得された地図曲率情報と、周囲監視装置の検出情報に基づいて検出された検出曲率情報とに基づいて、自車両の位置に対する地図情報の位置情報を補正することができる。この際、周囲監視装置の検出情報に基づいて検出された検出曲率情報が用いられているので、特許文献1のように、カーブ路をある程度走行し、走行軌跡が蓄積するまで待たなくても、自車両が走行している道路の曲率情報を検出することができる。よって、カーブ路を走行する際に、自車両の位置座標に対応して取得された地図情報の位置ずれ補正の時間遅れを低減することができる。
1.実施の形態1
実施の形態1に係る地図情報出力装置10及び自己位置推定方法について図面を参照して説明する。図1は、地図情報出力装置10の概略ブロック図である。本実施の形態では、地図情報出力装置10は、自動運転などの自車両の制御を行う車両制御装置50に組み込まれてもよい。
実施の形態1に係る地図情報出力装置10及び自己位置推定方法について図面を参照して説明する。図1は、地図情報出力装置10の概略ブロック図である。本実施の形態では、地図情報出力装置10は、自動運転などの自車両の制御を行う車両制御装置50に組み込まれてもよい。
図1に示すように、自車両は、周囲監視装置31、位置検出装置32、車両状態検出装置33、地図データベース34、無線通信装置35、車両制御装置50、駆動制御装置36、動力機8、電動操舵装置7、電動ブレーキ装置9、及びヒューマンインターフェイス装置37等を備えている。
周囲監視装置31は、車両の周囲を監視するカメラ、レーダ等の装置である。レーダには、ミリ波レーダ、レーザレーダ、超音波レーダ等が用いられる。無線通信装置35は、4G、5G等のセルラー方式の無線通信の規格を用いて、基地局と無線通信を行う。
位置検出装置32は、自車両の位置座標を検出する装置であり、GNSS(Global Navigation Satellite System)等の人工衛星から出力される信号を受信するGPSアンテナ等が用いられる。位置座標は、緯度、経度、高度等である。なお、自車両の位置座標の検出には、自車両の走行車線番号を用いた方法、マップマッチング法、デッドレコニング法、自車両の周囲の検出情報を用いた方法等の各種の方法が用いられてもよい。
地図データベース34には、地図データが記憶されている。地図データには、道路形状情報(例えば、車線数、各車線の形状、各車線の種別、道路種別、曲率情報、勾配情報、分岐又は合流地点、道路構造物)、交通規則情報(例えば、標識、信号、制限速度、追い越し禁止、車線変更禁止)が含まれる。道路構造物には、トンネル、高架橋、橋、立体交差などが含まれる。道路形状情報及び交通規則情報は、道路の進行方向に沿った各地点において設定されている。地図データベース34は、記憶装置を主体として構成されている。なお、地図データベース34は、ネットワーク網に接続された車外のサーバに設けられてもよく、車両制御装置50は、必要な道路情報を、無線通信装置35を介して車外のサーバから取得してもよい。
駆動制御装置36として、動力制御装置、ブレーキ制御装置、自動操舵制御装置、及びライト制御装置等が備えられている。動力制御装置は、内燃機関、モータ等の動力機8の出力を制御する。ブレーキ制御装置は、電動ブレーキ装置9のブレーキ動作を制御する。自動操舵制御装置は、電動操舵装置7を制御する。ライト制御装置は、方向指示器、ハザードランプ等を制御する。
車両状態検出装置33は、自車両の運転状態及び走行状態である自車両状態を検出する検出装置である。本実施の形態では、車両状態検出装置33は、自車両の走行状態として、自車両の速度、加速度、ヨーレート、操舵角、横加速度などを検出する。例えば、車両状態検出装置33として、車輪の回転速度を検出する速度センサ、加速度センサ、角速度センサ、及び操舵角センサ等が設けられる。
自車両の運転状態として、運転者による加減速操作、舵角操作、及び車線変更操作が検出される。例えば、車両状態検出装置33として、アクセルポジションセンサ、ブレーキポジションセンサ、操舵角センサ(ハンドル角センサ)、操舵トルクセンサ、及び方向指示器ポジションスイッチ等が設けられる。
ヒューマンインターフェイス装置37は、スピーカ、表示画面、及び入力装置等の運転者の入力を受け付けたり、運転者に情報を伝達したりする装置である。
1-1.車両制御装置50
車両制御装置50は、自車両状態取得部51、地図情報取得部52、周囲情報取得部53、地図位置補正部54、及び車両制御部55等の機能部を備えている。車両制御装置50の各機能は、車両制御装置50が備えた処理回路により実現される。具体的には、図2に示すように、車両制御装置50は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置90、記憶装置91、演算処理装置90に外部の信号を入出力する入出力装置92等を備えている。
車両制御装置50は、自車両状態取得部51、地図情報取得部52、周囲情報取得部53、地図位置補正部54、及び車両制御部55等の機能部を備えている。車両制御装置50の各機能は、車両制御装置50が備えた処理回路により実現される。具体的には、図2に示すように、車両制御装置50は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置90、記憶装置91、演算処理装置90に外部の信号を入出力する入出力装置92等を備えている。
演算処理装置90として、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、IC(Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)、AI(Artificial Intelligence)チップ、各種の論理回路、及び各種の信号処理回路等が備えられてもよい。また、演算処理装置90として、同じ種類のもの又は異なる種類のものが複数備えられ、各処理が分担して実行されてもよい。記憶装置91として、RAM(Random Access Memorx)、ROM(Read Only Memorx)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memorx)、ハードディスク等の各種の記憶装置が用いられる。
入出力装置92には、通信装置、A/D変換器、入出力ポート、駆動回路等が備えられる。入出力装置92は、周囲監視装置31、位置検出装置32、車両状態検出装置33、地図データベース34、無線通信装置35、駆動制御装置36、及びヒューマンインターフェイス装置37等に接続され、これらの装置と通信を行う。
そして、車両制御装置50が備える各機能部51から55等の各機能は、演算処理装置90が、記憶装置91に記憶されたソフトウェア(プログラム)を実行し、記憶装置91及び入出力装置92等の車両制御装置50の他のハードウェアと協働することにより実現される。なお、各機能部51から55等が用いる判定距離等の設定データは、EEPROM等の記憶装置91に記憶されている。
或いは、車両制御装置50は、処理回路として、図3に示すように、専用のハードウェア93、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化されたプロセッサ、並列プログラム化されたプロセッサ、ASIC、FPGA、GPU、AIチップ、又はこれらを組み合わせた回路等が備えられてもよい。以下、車両制御装置50の各機能について詳細に説明する。
図4は、本実施の形態に係る車両制御装置50及び地図情報出力装置10の処理の手順(地図情報出力方法)を説明するための概略フローチャートである。図4のフローチャートの処理は、演算処理装置90が記憶装置91に記憶されたソフトウェア(プログラム)を実行することにより、所定の演算周期毎に繰り返し実行される。
1-1.自車両状態取得部51
図4のステップS01で、自車両状態取得部51は、自車両の位置座標を取得する自車両状態取得処理(自車両状態取得ステップ)を実行する。また、自車両状態取得部51は、自車両の移動情報を取得する。
図4のステップS01で、自車両状態取得部51は、自車両の位置座標を取得する自車両状態取得処理(自車両状態取得ステップ)を実行する。また、自車両状態取得部51は、自車両の移動情報を取得する。
自車両状態取得部51は、位置検出装置32から取得した自車両の位置座標、及び車両状態検出装置33から取得した自車両状態に基づいて、自車両の位置座標、移動方向、速度、及び加速度などを取得する。
上述したように、位置検出装置32として、GPS、QZSS等の人工衛星から出力されるGNSS(Global Navigation Satellite System)信号を受信するGNSSアンテナ等が備えられている。自車両状態取得部51は、GNSSアンテナが受信したGNSS信号に基づいて自車両の位置座標を検出する。位置座標は、緯度、経度、高度などである。また、自車両状態取得部51は、GNSS信号を検出できない場合などに、車両状態検出装置33の検出情報に基づいて位置座標を更新してもよい。
自車両状態取得部51は、自車両の位置座標の信頼度を判定する。例えば、自車両状態取得部51は、位置検出装置32の電波強度に基づいて、自車両の位置座標の信頼度を判定する。電波強度が大きくなるに従って、信頼度が大きくなる。
1-2.地図情報取得部52
図4のステップS02で、地図情報取得部52は、地図データから自車両の位置座標に対応する地図情報を取得し、自車両が走行している道路に対応する、地図情報に含まれる道路形状である地図道路形状を取得する地図情報取得処理(地図情報取得ステップ)を実行する。本実施の形態では、地図データは、地図データベース34に記憶されている。
図4のステップS02で、地図情報取得部52は、地図データから自車両の位置座標に対応する地図情報を取得し、自車両が走行している道路に対応する、地図情報に含まれる道路形状である地図道路形状を取得する地図情報取得処理(地図情報取得ステップ)を実行する。本実施の形態では、地図データは、地図データベース34に記憶されている。
道路形状には、各車線の曲率情報が含まれる。本実施の形態では、曲率情報は、曲率とされているが、曲率の逆数である曲率半径であってもよい。
地図情報取得部52は、自車両の位置座標に基づいて、地図データから自車両の周囲の地図情報を取得する。地図情報取得部52は、自車両の位置座標に基づいて、自車両が走行している道路(以下、走行中道路と称す)を判定し、走行中道路(車線)の曲率情報を取得する。この際、地図情報取得部52は、自車両の位置座標に対応する道路地点を基準にした、走行中道路の進行方向に沿った走行中道路の各地点の曲率情報である地図曲率情報を取得する。本実施の形態では、地図情報取得部52は、走行中道路の進行方向に沿った、自車両の道路地点からの走行中道路の各地点の距離Lmpと、各地点の地図曲率情報とを取得する。本実施の形態では、地図曲率情報として、曲率Crvmp(以下、地図曲率Crvmpと称す)が取得される。
1-3.周囲情報取得部53
図4のステップS03で、周囲情報取得部53は、自車両の周囲を監視する周囲監視装置31の検出情報に基づいて、自車両が走行している道路形状である検出道路形状を検出する周囲情報取得処理(周囲情報取得ステップ)を実行する。
図4のステップS03で、周囲情報取得部53は、自車両の周囲を監視する周囲監視装置31の検出情報に基づいて、自車両が走行している道路形状である検出道路形状を検出する周囲情報取得処理(周囲情報取得ステップ)を実行する。
本実施の形態では、周囲情報取得部53は、周囲監視装置31としてのカメラの検出情報に基づいて、検出道路形状として、自車両が走行している道路の区画線の形状を検出する。
カメラには、自車両の前方を監視するカメラが含まれる。カメラが撮像した画像に対して公知の各種の画像処理が行われ、道路の区画線が認識される。区画線は、主には白線であるが、白線に限らず、ガードレール、ポール、路肩、壁等の路側物が区画線として認識されてもよい。また、周囲監視装置31として、レーザレーダが用いられてもよく、レーザレーダの反射の輝度が高い点から白線が認識されてもよい。
周囲情報取得部53は、自車両の座標系において、認識した各区画線の形状を検出する。図5に示すように、自車両の座標系は、自車両の前後方向X及び横方向Yを2つの座標軸とした座標系である。自車両の座標系の原点は、ニュートラルステアポイント等の自車両の中央に設定される。
本実施の形態では、周囲情報取得部53は、自車両が走行している検出道路形状として、自車両が走行している道路の曲率情報(以下、検出曲率情報と称す)を検出する。本実施の形態では、周囲情報取得部53は、検出曲率情報として、区画線を式(1)の多項式で近似した場合の2次の項の係数である曲率係数K2を検出する。式(1)は、X方向の距離に対するY方向の位置の式になっているため、式(1)を、距離Xで2階微分(d2y/dx2)=Y”(X)と表す)することで、区画線の曲率式である式(1-1)が得られる。この時、自車両の前後方向X=0、すなわち、自車両の位置での曲率情報Crvdtは、Y”(0)=K2になる。すなわち、周囲情報取得部53は、曲率係数K2をそのまま検出曲率Crvdtとして算出する。
本実施の形態では、図6に示すように、周囲情報取得部53は、各区画線の形状として、更に、自車両と自車両の横方向Yに位置する区画線の部分との間の距離である区画線距離K0と、自車両の前後方向Xに対する自車両の横方向Yに位置する区画線の部分の傾きである区画線角度K1と、自車両の前後方向Xにおける区画線の曲率変化率K3と、を検出する。これらの区画線情報のパラメータK0~K3を用いて、自車両の座標系における区画線の位置は、次式により算出できる。すなわち、区画線は、自車両座標系における区画線の横方向の位置Yを、前後方向の位置Xを変数とした3次の多項式で表した近似式で近似され、各次数の係数が区画線情報を表すパラメータK0~K3として取得される。式(1-1)に示したように、自車両の前後方向の位置Xにおける区画線の曲率は、K2+K3×Xになる。なお、曲率変化率K3の3次の項のない、2次の多項式で近似されてもよい。
周囲情報取得部53は、自車線の左側の区画線の曲率及び右側の区画線の曲率を検出した場合は、左側の曲率及び右側の曲率の平均値、又は左側と右側の区画線検知の信頼度が高い方の曲率を、自車線の区画線の曲率として算出する。区画線検知の信頼度は、検知距離、検知結果のばらつき(分散)、検知継続時間、地図情報に含まれる経路情報との一致性等をもとに決定される。なお、式(1)の近似式以外の公知の方法により、区画線の曲率が算出されてもよい。
周囲情報取得部53は、検出した検出道路形状の信頼度を判定する。例えば、周囲情報取得部53は、周囲監視装置31により検出された元の区画線と近似曲線との一致度合いに基づいて、検出道路形状の信頼度を判定する。また、周囲情報取得部53は、周囲監視装置31により検出された元の区画線の認識の確からしさに基づいて、検出道路形状の信頼度を判定してもよい。
1-4.地図位置補正部54
図4のステップS04で、地図位置補正部54は、地図道路形状に含まれる曲率情報である地図曲率情報と、検出道路形状に含まれる曲率情報である検出曲率情報とに基づいて、自車両の位置に対する地図情報の位置情報を補正する地図位置補正処理(地図位置補正ステップ)を実行する。
図4のステップS04で、地図位置補正部54は、地図道路形状に含まれる曲率情報である地図曲率情報と、検出道路形状に含まれる曲率情報である検出曲率情報とに基づいて、自車両の位置に対する地図情報の位置情報を補正する地図位置補正処理(地図位置補正ステップ)を実行する。
この構成によれば、自車両の位置座標に対応して取得された地図曲率情報と、周囲監視装置31の検出情報に基づいて検出された検出曲率情報とに基づいて、自車両の位置に対する地図情報の位置情報を補正することができる。この際、周囲監視装置31の検出情報に基づいて検出された検出曲率情報が用いられているので、特許文献1のように、カーブ路をある程度走行し、走行軌跡が蓄積するまで待たなくても、自車両が走行している道路の曲率情報を検出することができる。よって、カーブ路を走行する際に、自車両の位置座標に対応して取得された地図情報の位置ずれ補正の時間遅れを低減することができる。
本実施の形態では、図7及び図8に示すように、地図位置補正部54は、自車両の位置座標に対応する道路地点を含む判定道路区間Sjdにおいて、地図曲率情報に含まれる曲率である地図曲率Crvmpが、道路の進行方向に対して単調増加又は単調減少になっているか否を判定する。図7は、単調増加の例であり、図8は、単調減少の例である。ここで、単調増加及び単調減少は、等号を含まない狭義単調増加及び狭義単調減少である。
判定道路区間Sjdは、自車両の位置座標に対応する走行中道路の地点を含む、走行中道路の判定距離の区間に設定される。図7及び図8には、走行中道路の進行方向に沿った、自車両の位置座標に対応する道路地点からの走行中道路の各地点の距離Lmpと、各地点の地図曲率Crvmpとを表示している。本実施の形態では、判定道路区間Sjdは、自車両の位置座標に対応する道路地点を中心に、前後対称に設定されている。なお、判定道路区間Sjdは、前後対称に設定されなくてもよい。
また、自車両の位置座標が、自車両が走行していると判定された走行中道路上にない場合は、例えば、自車両の位置座標に最も近い走行中道路の地点が、自車両の位置座標に対応する走行中道路の地点と判定される。なお、自車両の位置座標が、走行中道路上にある場合は、自車両の位置座標が、自車両の位置座標に対応する走行中道路の地点と判定される。
本実施の形態では、地図位置補正部54は、自車両の位置座標の信頼度に基づいて、判定道路区間Sjdの長さ(判定距離)を変化させる。具体的には、地図位置補正部54は、自車両の位置座標の信頼度が低くなるに従って、判定距離を長くする。この構成によれば、自車両の位置座標の信頼度に応じて、位置補正を行う範囲を適切に設定することができる。
そして、地図位置補正部54は、地図曲率Crvmpが判定道路区間Sjdにおいて単調増加又は単調減少になっている場合は、判定道路区間Sjdの複数の地点の地図曲率Crvmpと、検出曲率情報に含まれる自車両の位置での曲率である検出曲率Crvdtとに基づいて、地図情報の位置情報を補正するための位置誤差ΔLmperrを演算する。
この構成によれば、地図曲率Crvmpが判定道路区間Sjdにおいて単調増加又は単調減少している場合は、検出曲率Crvdtに対応する地図曲率Crvmpの地点を一意に判定できるため、位置情報を補正するための位置誤差ΔLmperrを精度よく算出することができる。
本実施の形態では、図9に示すように、地図位置補正部54は、判定道路区間Sjdの複数の地点の地図曲率Crvmpが、道路の進行方向に沿って検出曲率Crvdtを跨ぐ跨ぎ前後の2つの地点Pbf、Pafを判定し、自車両の位置座標に対応する道路地点の位置Lmp0に対する跨ぎ前後の2つの地点Pbf、Pafの位置Lmpbf、Lmpafに基づいて、位置誤差ΔLmperrを演算する。
本実施の形態では、走行中道路の各地点の位置Lmp0、Lmpbf、Lmpafとして、走行中道路の進行方向に沿った、自車両の位置座標に対応する道路地点からの走行中道路の各地点の距離Lmpが用いられる。また、位置誤差ΔLmperrとして、走行中道路の進行方向に沿った距離の誤差が用いられる。
複数の地点の地図曲率Crvmpが、検出曲率Crvdtを跨ぐ跨ぎ前後の2つの地点Pbf、Pafの位置Lmpbf、Lmpafに基づいて、位置誤差ΔLmperrを精度よく算出することができる。
例えば、図9に示すように、地図位置補正部54は、跨ぎ前後の2つの地点Pbf、Pafの地図曲率Crvbf、Crvaf及び位置Lmpbf、Lmpaf、及び検出曲率Crvdtに基づいて、跨ぎ前後の2つの地点Pbf、Pafの地図曲率Crvbf、Crvafをつないだ線が、検出曲率Crvdtに交差する交差点Pcrsに対応する位置Lmpcrsを演算し、自車両の位置座標に対応する道路地点の位置Lmp0に対する交差点の位置Lmpcrsの位置偏差(本例では距離偏差)を、位置誤差ΔLmperrとして演算する。
地図位置補正部54は、線形補間を行う次式を用い、跨ぎ前の地点Pbfの地図曲率Crvbf、跨ぎ後の地点Pafの地図曲率Crvaf、跨ぎ前の地点Pbfの位置Lmpbf、跨ぎ後の地点Pafの位置Lmpaf、及び検出曲率Crvdtに基づいて、交差点の位置Lmpcrsを演算する。自車両の位置座標に対応する道路地点の位置Lmp0は、0であるので、地図位置補正部54は、交差点の位置Lmpcrsを位置誤差ΔLmperrとして演算する
この構成によれば、跨ぎ前後の2つの地点の地図曲率Crvbf、Crvafの間を、検出曲率Crvdtにより線形補間することにより、交差点の位置Lmpcrs及び位置誤差ΔLmperrを精度よく算出することができる。
本実施の形態では、地図位置補正部54は、自車両の位置座標の信頼度が閾値以上高く、且つ検出道路形状の信頼度が閾値以上高い場合にのみ、地図情報の位置情報を補正するための位置誤差ΔLmperrを演算する。
なお、地図位置補正部54は、自車両の位置座標の信頼度が閾値未満である場合、又は検出道路形状の信頼度が閾値未満である場合は、位置誤差ΔLmperrを演算しない。この場合は、信頼度が高い場合に演算された位置誤差ΔLmperrが保持され、地図情報の位置情報の補正が行われてもよいし、地図情報の位置情報の補正が行われなくてもよい。
そして、地図位置補正部54は、位置誤差ΔLmperrにより、自車両の位置に対する地図情報の位置情報を補正する。本実施の形態では、図10に示すように、地図位置補正部54は、自車両の位置座標に対応する道路地点の位置Lmp0を、走行中道路の進行方向に沿って、位置誤差ΔLmperrだけ移動させ、自車両の位置座標に対応する補正後の道路地点の位置Lmp0crrを算出し、補正後の道路地点の位置Lmp0crrに自車両が位置するように、自車両の位置に対する地図情報の位置情報を補正する。
例えば、図10及び次式に示すように、地図位置補正部54は、走行中道路の進行方向に沿った走行中道路の補正前の各地点の距離Lmpを、位置誤差ΔLmperrにより補正して(本例では減算)、補正後の各地点の距離Lmpcrrを演算する。そして、地図位置補正部54は、補正前の各地点の距離Lmpの地図情報MAPinfを、補正後の各地点の距離Lmpcrrに対応させる。
位置情報が補正される地図情報MAPinfとして、走行中道路の進行方向に沿った、自車両の位置座標に対応する道路地点からの距離Lmpと関連付けられる地図情報が設定される。例えば、地図位置補正部54は、地図道路形状の各地点の距離、交通規則情報の各地点の距離、自車両が走行する走行経路情報の各地点の距離の少なくとも一つ以上を、位置誤差ΔLmperrにより補正する。上述したように、地図道路形状には、走行中道路の進行方向に沿った各地点の地図曲率、道路勾配、車線幅、車線数、分岐又は合流地点、道路構造物等が含まれる。交通規則情報には、走行中道路の進行方向に沿った各地点の標識、信号、制限速度等が含まれる。目標走行経路には、走行中道路の進行方向に沿った各地点の目標走行車線、車線変更位置、目標速度、及び目標加速度等が含まれる。
或いは、地図位置補正部54は、自車両の位置座標に対応する道路地点の位置Lmp0の位置座標と、自車両の位置座標に対応する補正後の道路地点の位置Lmp0crrの位置座標との偏差を、位置座標の誤差として算出し、地図情報の位置情報を、位置座標の誤差で補正してもよい。
1-5.車両制御部55
図4のステップS05で、車両制御部55は、位置情報が補正された地図情報に基づいて、自車両の走行を制御する車両制御処理(車両制御ステップ)を実行する。例えば、走行中道路の進行方向に沿った走行中道路の補正後の各地点の距離Lmpcrrに対応する各種の地図情報が用いられる。
図4のステップS05で、車両制御部55は、位置情報が補正された地図情報に基づいて、自車両の走行を制御する車両制御処理(車両制御ステップ)を実行する。例えば、走行中道路の進行方向に沿った走行中道路の補正後の各地点の距離Lmpcrrに対応する各種の地図情報が用いられる。
自動運転を行う場合は、車両制御部55は、位置情報が補正された地図情報に合わせた、目標走行軌道を決定する。この際、周囲情報取得部53により取得された周囲車両、障害物、歩行者、道路形状が考慮される。目標走行軌道は、将来の各時点における自車両の位置、自車両の進行方向、自車両の速度、走行車線、及び車線変更を行う位置等の時系列の走行計画である。
車両制御部55は、自車両の目標走行軌道に追従走行するように車両を制御する。例えば、車両制御部55は、目標速度、目標操舵角、方向指示器の操作指令等を決定し、決定した各指令値を、動力制御装置、ブレーキ制御装置、自動操舵制御装置、ライト制御装置等の駆動制御装置36に伝達する。
動力制御装置は、自車両の速度が目標速度に追従するように、内燃機関、モータ等の動力機8の出力を制御する。ブレーキ制御装置は、自車両の速度が目標速度に追従するように、電動ブレーキ装置9のブレーキ動作を制御する。自動操舵制御装置は、操舵角が目標操舵角に追従するように、電動操舵装置7を制御する。ライト制御装置は、方向指示器の操作指令に従って、方向指示器を制御する。
或いは、運転者の運転補助を行っている場合は、車両制御部55は、位置情報が補正された地図情報に基づいて、運転者の運転補助を行う指令を、動力制御装置、ブレーキ制御装置、及び自動操舵制御装置のいずれか一つ以上に伝達し、動力機8の出力、電動ブレーキ装置9のブレーキ動作、及び電動操舵装置7の操舵動作のいずれか一つ以上を制御する。
或いは、運転者によるマニュアル運転を行っている場合は、車両制御部55は、位置情報が補正された地図情報に基づいて、運転のための各種の案内を、ヒューマンインターフェイス装置37を介して運転者に報知する。
<本願の諸態様のまとめ>
以下、本願の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
自車両の位置座標を取得する自車両状態取得部と、
地図データから自車両の前記位置座標に対応する地図情報を取得し、自車両が走行している道路に対応する、前記地図情報に含まれる道路形状である地図道路形状を取得する地図情報取得部と、
自車両の周囲を監視する周囲監視装置の検出情報に基づいて、自車両が走行している道路形状である検出道路形状を検出する周囲情報取得部と、
前記地図道路形状に含まれる曲率情報である地図曲率情報と、前記検出道路形状に含まれる曲率情報である検出曲率情報とに基づいて、自車両の位置に対する前記地図情報の位置情報を補正する地図位置補正部と、を備えた地図情報出力装置。
以下、本願の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
自車両の位置座標を取得する自車両状態取得部と、
地図データから自車両の前記位置座標に対応する地図情報を取得し、自車両が走行している道路に対応する、前記地図情報に含まれる道路形状である地図道路形状を取得する地図情報取得部と、
自車両の周囲を監視する周囲監視装置の検出情報に基づいて、自車両が走行している道路形状である検出道路形状を検出する周囲情報取得部と、
前記地図道路形状に含まれる曲率情報である地図曲率情報と、前記検出道路形状に含まれる曲率情報である検出曲率情報とに基づいて、自車両の位置に対する前記地図情報の位置情報を補正する地図位置補正部と、を備えた地図情報出力装置。
(付記2)
前記地図位置補正部は、自車両の前記位置座標に対応する道路地点を含む判定道路区間において、前記地図曲率情報に含まれる曲率である地図曲率が、道路の進行方向に対して単調増加又は単調減少になっているか否を判定し、単調増加又は単調減少になっている場合は、前記判定道路区間の複数の地点の前記地図曲率と、前記検出曲率情報に含まれる自車両の位置での曲率である検出曲率とに基づいて、前記地図情報の位置情報を補正するための位置誤差を演算する付記1に記載の地図情報出力装置。
前記地図位置補正部は、自車両の前記位置座標に対応する道路地点を含む判定道路区間において、前記地図曲率情報に含まれる曲率である地図曲率が、道路の進行方向に対して単調増加又は単調減少になっているか否を判定し、単調増加又は単調減少になっている場合は、前記判定道路区間の複数の地点の前記地図曲率と、前記検出曲率情報に含まれる自車両の位置での曲率である検出曲率とに基づいて、前記地図情報の位置情報を補正するための位置誤差を演算する付記1に記載の地図情報出力装置。
(付記3)
前記地図位置補正部は、自車両の前記位置座標の信頼度に基づいて、前記判定道路区間の長さを変化させる付記2に記載の地図情報出力装置。
前記地図位置補正部は、自車両の前記位置座標の信頼度に基づいて、前記判定道路区間の長さを変化させる付記2に記載の地図情報出力装置。
(付記4)
前記地図位置補正部は、前記判定道路区間の複数の地点の前記地図曲率が、道路の進行方向に沿って前記検出曲率を跨ぐ跨ぎ前後の2つの地点を判定し、自車両の前記位置座標に対応する道路地点の位置に対する前記跨ぎ前後の2つの地点の位置に基づいて、前記位置誤差を演算する付記2又は3に記載の地図情報出力装置。
前記地図位置補正部は、前記判定道路区間の複数の地点の前記地図曲率が、道路の進行方向に沿って前記検出曲率を跨ぐ跨ぎ前後の2つの地点を判定し、自車両の前記位置座標に対応する道路地点の位置に対する前記跨ぎ前後の2つの地点の位置に基づいて、前記位置誤差を演算する付記2又は3に記載の地図情報出力装置。
(付記5)
前記地図位置補正部は、前記跨ぎ前後の2つの地点の前記地図曲率及び位置、及び前記検出曲率に基づいて、前記跨ぎ前後の2つの地点の前記地図曲率をつないだ線が、前記検出曲率に交差する交差点に対応する位置を演算し、自車両の前記位置座標に対応する道路地点の位置に対する前記交差点の位置の位置偏差を、前記位置誤差として演算する付記4に記載の地図情報出力装置。
前記地図位置補正部は、前記跨ぎ前後の2つの地点の前記地図曲率及び位置、及び前記検出曲率に基づいて、前記跨ぎ前後の2つの地点の前記地図曲率をつないだ線が、前記検出曲率に交差する交差点に対応する位置を演算し、自車両の前記位置座標に対応する道路地点の位置に対する前記交差点の位置の位置偏差を、前記位置誤差として演算する付記4に記載の地図情報出力装置。
(付記6)
前記地図位置補正部は、各地点の位置として、自車両が走行中の道路である走行中道路の進行方向に沿った、自車両の前記位置座標に対応する道路地点からの各地点の距離を用い、前記位置誤差として、前記走行中道路の進行方向に沿った距離の誤差を用い、
前記走行中道路の進行方向に沿った前記走行中道路の補正前の各地点の距離を、前記位置誤差により補正して、補正後の各地点の距離を演算し、前記補正前の各地点の距離に対応する前記地図情報を、前記補正後の各地点の距離に対応させる付記4又は5に記載の地図情報出力装置。
前記地図位置補正部は、各地点の位置として、自車両が走行中の道路である走行中道路の進行方向に沿った、自車両の前記位置座標に対応する道路地点からの各地点の距離を用い、前記位置誤差として、前記走行中道路の進行方向に沿った距離の誤差を用い、
前記走行中道路の進行方向に沿った前記走行中道路の補正前の各地点の距離を、前記位置誤差により補正して、補正後の各地点の距離を演算し、前記補正前の各地点の距離に対応する前記地図情報を、前記補正後の各地点の距離に対応させる付記4又は5に記載の地図情報出力装置。
(付記7)
前記地図位置補正部は、前記地図道路形状の各地点の距離、交通規則情報の各地点の距離、自車両が走行する走行経路情報の各地点の距離の少なくとも一つ以上を、前記位置誤差により補正する付記6に記載の地図情報出力装置。
前記地図位置補正部は、前記地図道路形状の各地点の距離、交通規則情報の各地点の距離、自車両が走行する走行経路情報の各地点の距離の少なくとも一つ以上を、前記位置誤差により補正する付記6に記載の地図情報出力装置。
(付記8)
前記周囲情報取得部は、前記周囲監視装置としてのカメラの検出情報に基づいて、前記検出道路形状として、自車両が走行している道路の区画線の形状を検出する付記1から7のいずれか一項に記載の地図情報出力装置。
前記周囲情報取得部は、前記周囲監視装置としてのカメラの検出情報に基づいて、前記検出道路形状として、自車両が走行している道路の区画線の形状を検出する付記1から7のいずれか一項に記載の地図情報出力装置。
(付記9)
前記地図位置補正部は、自車両の前記位置座標の信頼度が閾値以上高く、且つ前記検出道路形状の信頼度が閾値以上高い場合にのみ、前記地図情報の位置情報を補正するための位置誤差を演算する付記1から8のいずれか一項に記載の地図情報出力装置。
前記地図位置補正部は、自車両の前記位置座標の信頼度が閾値以上高く、且つ前記検出道路形状の信頼度が閾値以上高い場合にのみ、前記地図情報の位置情報を補正するための位置誤差を演算する付記1から8のいずれか一項に記載の地図情報出力装置。
(付記10)
自車両の位置座標を取得する自車両状態取得ステップと、
地図データから自車両の前記位置座標に対応する地図情報を取得し、自車両が走行している道路に対応する、前記地図情報に含まれる道路形状である地図道路形状を取得する地図情報取得ステップと、
自車両の周囲を監視する周囲監視装置の検出情報に基づいて、自車両が走行している道路形状である検出道路形状を検出する周囲情報取得ステップと、
前記地図道路形状に含まれる曲率情報である地図曲率情報と、前記検出道路形状に含まれる曲率情報である検出曲率情報とに基づいて、自車両の位置に対する前記地図情報の位置情報を補正する地図位置補正ステップと、を備えた地図情報出力方法。
自車両の位置座標を取得する自車両状態取得ステップと、
地図データから自車両の前記位置座標に対応する地図情報を取得し、自車両が走行している道路に対応する、前記地図情報に含まれる道路形状である地図道路形状を取得する地図情報取得ステップと、
自車両の周囲を監視する周囲監視装置の検出情報に基づいて、自車両が走行している道路形状である検出道路形状を検出する周囲情報取得ステップと、
前記地図道路形状に含まれる曲率情報である地図曲率情報と、前記検出道路形状に含まれる曲率情報である検出曲率情報とに基づいて、自車両の位置に対する前記地図情報の位置情報を補正する地図位置補正ステップと、を備えた地図情報出力方法。
本願は、例示的な実施の形態が記載されているが、実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合が含まれるものとする。
10:地図情報出力装置、31:周囲監視装置、51:自車両状態取得部、52:地図情報取得部、53:周囲情報取得部、54:地図位置補正部、Crvaf:跨ぎ後の地点の地図曲率、Crvbf:跨ぎ前の地点の地図曲率、Crvdt:検出曲率、Crvmp:地図曲率、Sjd:判定道路区間、ΔLmperr:位置誤差
Claims (10)
- 自車両の位置座標を取得する自車両状態取得部と、
地図データから自車両の前記位置座標に対応する地図情報を取得し、自車両が走行している道路に対応する、前記地図情報に含まれる道路形状である地図道路形状を取得する地図情報取得部と、
自車両の周囲を監視する周囲監視装置の検出情報に基づいて、自車両が走行している道路形状である検出道路形状を検出する周囲情報取得部と、
前記地図道路形状に含まれる曲率情報である地図曲率情報と、前記検出道路形状に含まれる曲率情報である検出曲率情報とに基づいて、自車両の位置に対する前記地図情報の位置情報を補正する地図位置補正部と、を備えた地図情報出力装置。 - 前記地図位置補正部は、自車両の前記位置座標に対応する道路地点を含む判定道路区間において、前記地図曲率情報に含まれる曲率である地図曲率が、道路の進行方向に対して単調増加又は単調減少になっているか否を判定し、単調増加又は単調減少になっている場合は、前記判定道路区間の複数の地点の前記地図曲率と、前記検出曲率情報に含まれる自車両の位置での曲率である検出曲率とに基づいて、前記地図情報の位置情報を補正するための位置誤差を演算する請求項1に記載の地図情報出力装置。
- 前記地図位置補正部は、自車両の前記位置座標の信頼度に基づいて、前記判定道路区間の長さを変化させる請求項2に記載の地図情報出力装置。
- 前記地図位置補正部は、前記判定道路区間の複数の地点の前記地図曲率が、道路の進行方向に沿って前記検出曲率を跨ぐ跨ぎ前後の2つの地点を判定し、自車両の前記位置座標に対応する道路地点の位置に対する前記跨ぎ前後の2つの地点の位置に基づいて、前記位置誤差を演算する請求項2に記載の地図情報出力装置。
- 前記地図位置補正部は、前記跨ぎ前後の2つの地点の前記地図曲率及び位置、及び前記検出曲率に基づいて、前記跨ぎ前後の2つの地点の前記地図曲率をつないだ線が、前記検出曲率に交差する交差点に対応する位置を演算し、自車両の前記位置座標に対応する道路地点の位置に対する前記交差点の位置の位置偏差を、前記位置誤差として演算する請求項4に記載の地図情報出力装置。
- 前記地図位置補正部は、各地点の位置として、自車両が走行中の道路である走行中道路の進行方向に沿った、自車両の前記位置座標に対応する道路地点からの各地点の距離を用い、前記位置誤差として、前記走行中道路の進行方向に沿った距離の誤差を用い、
前記走行中道路の進行方向に沿った前記走行中道路の補正前の各地点の距離を、前記位置誤差により補正して、補正後の各地点の距離を演算し、前記補正前の各地点の距離に対応する前記地図情報を、前記補正後の各地点の距離に対応させる請求項4に記載の地図情報出力装置。 - 前記地図位置補正部は、前記地図道路形状の各地点の距離、交通規則情報の各地点の距離、自車両が走行する走行経路情報の各地点の距離の少なくとも一つ以上を、前記位置誤差により補正する請求項6に記載の地図情報出力装置。
- 前記周囲情報取得部は、前記周囲監視装置としてのカメラの検出情報に基づいて、前記検出道路形状として、自車両が走行している道路の区画線の形状を検出する請求項1に記載の地図情報出力装置。
- 前記地図位置補正部は、自車両の前記位置座標の信頼度が閾値以上高く、且つ前記検出道路形状の信頼度が閾値以上高い場合にのみ、前記地図情報の位置情報を補正するための位置誤差を演算する請求項1に記載の地図情報出力装置。
- 自車両の位置座標を取得する自車両状態取得ステップと、
地図データから自車両の前記位置座標に対応する地図情報を取得し、自車両が走行している道路に対応する、前記地図情報に含まれる道路形状である地図道路形状を取得する地図情報取得ステップと、
自車両の周囲を監視する周囲監視装置の検出情報に基づいて、自車両が走行している道路形状である検出道路形状を検出する周囲情報取得ステップと、
前記地図道路形状に含まれる曲率情報である地図曲率情報と、前記検出道路形状に含まれる曲率情報である検出曲率情報とに基づいて、自車両の位置に対する前記地図情報の位置情報を補正する地図位置補正ステップと、を備えた地図情報出力方法。
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