JP2024062386A - 収容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】付与されたコード情報の読み取りエラーを抑制する。【解決手段】収容物を収容する容器本体と、周壁を含むキャップと、を備える収容器であって、少なくとも前記キャップの周壁を覆うシュリンクラベルを有し、前記シュリンクラベルには、一次元バーコード情報が表示されており、前記一次元バーコード情報の前記周壁の周方向における表示幅をL、前記周壁の半径をRとした場合、L/(2×円周率×R)<0.45の関係を満たす。【選択図】図5
Description
本発明は、収容器に関する。
樹脂等の被加工物にレーザービームを照射することで文字や図形等を形成する技術が知られている。例えば、特許文献1は、透明体等の被加工物の表面に微細な文字や二次元コード等の図形を形成することを目的としたレーザーマーキングによる文字図形の形成方法を開示している。
しかしながら、特許文献1はリサイクル性を向上させながらもコード情報の読み取りエラーを抑制できる収容器を提供できていなかった。
本発明は、リサイクル性を向上させながらもコード情報の読み取りエラーを抑制できる収容器を提供することを目的とする。
本発明の収容器は、
収容物を収容する容器本体と、周壁を含むキャップと、を備える収容器であって、
少なくとも前記キャップの周壁を覆うシュリンクラベルを有し、
前記シュリンクラベルには、一次元バーコード情報が表示されており、前記一次元コード情報の前記周壁の周方向における表示幅をL、前記周壁の半径をRとした場合、
L/(2×円周率×R)<0.45
の関係を満たす。
収容物を収容する容器本体と、周壁を含むキャップと、を備える収容器であって、
少なくとも前記キャップの周壁を覆うシュリンクラベルを有し、
前記シュリンクラベルには、一次元バーコード情報が表示されており、前記一次元コード情報の前記周壁の周方向における表示幅をL、前記周壁の半径をRとした場合、
L/(2×円周率×R)<0.45
の関係を満たす。
本発明によれば、リサイクル性を向上させながらもコード情報の読み取りエラーを抑制できる。
以下に、実施形態について図面を参照して説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
なお、各実施形態に係る明細書および図面の記載に関して、実質的に同一のまたは対応する機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省略する場合がある。また、理解を容易にするために、図面における各部の縮尺は、実際とは異なる場合がある。
[収容器]
本発明の収容器について説明する。
本発明の収容器について説明する。
図1は、本発明の一実施形態の収容器を示す外観図である。
収容器101は、容器本体10と、キャップ20とを有する。
容器本体10は、収容物が収容される。収容物は、例えば、清涼飲料水、ミネラルウォーター、アルコール等の液体等である。容器本体10は、側面11と、底面13と、口部12とを有する。
側面11は、端部に底面13が配置され、他方の端部に口部12が配置されている。側面11は筒状、角形状など任意の形状を適用することができる。
底面13及び口部12は、キャップ20の形状とあわせて円形状が好ましく、口部12の直径は底面13の直径よりも小さい。そのため、側面11は、口部12側の領域においてその直径が徐々に小さくなっている。また、側面11は、口部12の近傍に、キャップ20と螺合するためのねじ山を有しており、側面11のねじ山が設けられた領域の直径は一定となっている。
口部12は開口している。口部12を介して、容器本体10に収容物を収容したり、容器本体10に収容された収容物を排出したりすることができる。
容器本体10は、側面11にパターン形成部14を有する。パターン形成部14には、側面11の表面にレーザーを照射することで任意の文字、図形等が形成されている。
なお、容器本体10を構成する材料は、例えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、エチレン酢酸ビニルアルコール重合体(EVA)、ポリプロピレン(PP)、容器本体10を構成する材料としては、ポリスチレン(PS)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ABS樹脂(ABS)、AS樹脂(SAN)、メタクリル樹脂(PMMA)、ポリアミド(PA)、ポリカーボネイド(PC)、ポリアセタール(POM)、容器本体10を構成する材料としては、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリフェニレンエーテル(PPE)、フッ素樹脂、ポリイミド(PI)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリエーテルイミド(PEI)である。
キャップ20は、周壁21を含む。また、キャップ20は、天井部22と、連結部23とを有しており、容器本体10の口部12を塞ぐ。
周壁21は、円筒形状が好ましく、その内面には、容器本体10の側面のねじ山と螺合するためのねじ溝が設けられている。
天井部22は、周壁21の直径よりも小さな直径を有する円板状であり、連結部23を介して周壁21と連結することで、キャップ20の一方の側を塞ぐ役割を有している。
連結部23は、周壁21の円筒状が伸びる方向の一方の端部と天井部の円周部分とを連結する。その際、天井部22の直径が周壁21の直径よりも小さいため、天井部22に向かうにつれてその直径が小さくなっていく。
なお、キャップ20を構成する材料は樹脂が好ましく、容器本体10と同じ樹脂でも良いし異なる樹脂を用いても良い。
[パターン形成部14]
図1に示したパターン形成部14の形成方法について詳細な説明をする。図2は、本発明の第1実施形態に係る収容器に含まれるパターン形成部14の一例を説明するための図である。図2は、レーザー照射によりパターン形成部14の態様が異なる例を示しており、図2(A)はY方向とそれに直交する方向とのそれぞれで凹形状部15に隙間がある状態、図2(B)はY方向で凹形状部15同士が重なっている状態、図2(C)はY方向と直交する方向で凹形状部15同士が重なっている状態の図である。図2(D)は図2(A)に示したA-A断面を示す。
図1に示したパターン形成部14の形成方法について詳細な説明をする。図2は、本発明の第1実施形態に係る収容器に含まれるパターン形成部14の一例を説明するための図である。図2は、レーザー照射によりパターン形成部14の態様が異なる例を示しており、図2(A)はY方向とそれに直交する方向とのそれぞれで凹形状部15に隙間がある状態、図2(B)はY方向で凹形状部15同士が重なっている状態、図2(C)はY方向と直交する方向で凹形状部15同士が重なっている状態の図である。図2(D)は図2(A)に示したA-A断面を示す。
パターン形成部14は、凹形状部15の集合で文字情報などのパターンを形成することができる。
凹形状部15は、レーザー照射によるアブレーションや蒸発により、円筒形に形成することができる。凹形状部15は、凹形状部15の間隔を変えることで、側面11に表示する文字情報等の任意の情報に応じたパターン形成部14を形成することができる。
図3は、パターン形成部14の他の例を説明するための断面図である。
パターン形成部14は、凸形状部16の集合でも文字情報などのパターンを形成することができる。凸形状部16は、レーザー照射による熱膨張や内部発泡で、円筒形に形成することができる。
このように凹形状部15または凸形状部16の集合によって文字情報を形成したパターン形成部14においては、側面11における拡散反射により、パターン形成部14にて表示される文字情報を白濁した像として目視することができる。これにより、インクを使用する必要がなく、リサイクルが容易な収容器を構成することができる。
[一次元バーコードの表示]
一般的な収容器は、管理や販売のために一次元バーコードが付される。
一般的な収容器は、管理や販売のために一次元バーコードが付される。
図4は、本発明の実施形態に係る一次元バーコードの構成を示す図である。
一次元バーコード40は、複数のバー41が一方向に並んだバーコードシンボル部42が含まれる。複数のバー41は、一次元バーコードが添付される商品等の幅及び間隔に応じて幅方向に並んでいる。バー41で示される部分は、周辺部より反射率が低くなっている。
バーコードシンボル部42は、データ44と、スタートキャラクタ45と、ストップキャラクタ46と、チェックデジット47とから構成されている。データ44は、一次元バーコードによって示されるデータに応じたパターンのバーが並んでいる。スタートキャラクタ45はデータの始まりを表し、ストップキャラクタ46はデータの終わりを表している。チェックデジット47は、一次元バーコードの読み取りに誤りがないかをチェックするためのものである。
一次元バーコードは、バーコードシンボル部42の両側に、クワイエットゾーン43a,43bを有している。クワイエットゾーン43a,43bは、バー41の並びが一次元バーコードであることを識別するためのものであり、バーコードシンボル部42のバー41の並び方向外側に決められた幅を有して余白部分として配置されている。複数のバー41はその太さが複数あるが、クワイエットゾーン43a,43bは、一般的には、複数のバー41のうち細いバーの10倍以上、または、2.54mmの、いずれか広い方の幅を有している。
JANコードの場合は、規格として、複数のバーのうち細いバーの幅に対して、左側のクワイエットゾーン43aの幅は、11倍以上、右側のクワイエットゾーン43bの幅は、7倍以上となっている。例えば、JANシンボル(バーコードシンボル部42)の表示の大きさが、JANコードの基本寸法の100%の場合は、複数のバーのうち細いバーの幅が0.33mmである。それにより、左側のクワイエットゾーン43aの幅が、0.33×11=3.63mm以上、右側のクワイエットゾーン43bの幅が、0.33×7=2.31mm以上となっている。また、JANシンボルの表示の大きさが、JANコードの基本寸法の80%の場合は、複数のバーのうち細いバーの幅が0.264mmである。それにより、左側のクワイエットゾーン43aの幅が、0.264×11=2.9mm以上、右側のクワイエットゾーン43bの幅が、0.264×7=1.85mm以上となっている。
また、管理等に使用されるバーコードであるNW-7やCODE39やCODE128の場合は、規格として、クワイエットゾーン43a,43bは、その幅が、最低2.54mm以上、かつ最も細いバーの幅の10倍以上とされている。その際、必要となるクワイエットゾーンは左右対称となっている。例えば、NW7においては規格として、最も細いバーの幅が0.254mmの場合、必要となるクワイエットゾーン43a,43bの幅は、0.254×10=2.54mm以上となる。また、CODE39においては規格として、最も細いバーの幅が0.3mmの場合、必要となるクワイエットゾーン43a,43bの幅は、0.3×10=3mm以上となる。
クワイエットゾーン43a,43bの幅を上記のように設定することで、一次元バーコード40を読み取るスキャナにおいて、バーコードシンボル部42がどこから始まってどこで終わるのかを認識することができる。
このように構成された一次元バーコードは、バーコードシンボル部42とクワイエットゾーン43a,43bの幅を合わせたものがバーコードの長さLとなり、バー41の長さがバーコードの高さH1となる。
[リサイクル性]
従来から、PETボトル等の収容器として、名称や成分、賞味期限、バーコード、QRコード(登録商標)、リサイクルマークまたはロゴマーク等を表示するラベルが貼付されたものが知られている。また、消費者に訴求するデザインや絵をラベルにより表示することで、商品の個性の発揮や競争力の向上を図る試みもなされている。
従来から、PETボトル等の収容器として、名称や成分、賞味期限、バーコード、QRコード(登録商標)、リサイクルマークまたはロゴマーク等を表示するラベルが貼付されたものが知られている。また、消費者に訴求するデザインや絵をラベルにより表示することで、商品の個性の発揮や競争力の向上を図る試みもなされている。
一方で、海洋投棄プラスティック問題は、リサイクルしやすい収容器の開発や処理技術を確立することで、海洋等に投棄される収容器を低減でき、また、リサイクル性の向上とともに、限りある資源を有効に利用する循環型社会を実現できる。ここでいうリサイクルとは、分別回収された使用済みの収容器をリサイクル業者が回収、フレーク化し、再度収容器に製造することを示す。なお、収容器としては、樹脂容器や飲料容器が挙げられる。特に、飲料容器に用いられるPET樹脂等の樹脂容器は、よりリサイクルしやすく、樹脂使用量が少ないものが求められている。
このようなリサイクルを促進するためには、収容器を原材料別に徹底して分別回収することが望ましいが、樹脂容器からラベルを剥がす作業は手間がかかり、分別回収を徹底させる制約の1つになっている。
これらに対し、イーコマーズの一部では、商品名や法定表記等を表示したラベルを使用しない製品もみられ、消費者に、わざわざラベルをはがす手間をかけることなく容易に廃棄処理が可能な製品も出てきている。また、名称や成分等の情報を表示するパターンを、炭酸ガスレーザーで収容器の表面に直接形成することで、ラベルを用いない樹脂容器を提供する技術が既に知られている。なお、このようなラベルとしては、樹脂ラベルや後述するシュリンクラベルが挙げられる。
そこで、パターン形成部14を用いて収容器101に一次元バーコードを表示することが考えられる。しかしながら、透明な容器にレーザービームを照射して加工を行った場合、一次元バーコードを読み取るバーコードリーダーが読み取りのために照射する赤外光の容器表面での反射が小さく、加工された部分と加工されていない部分とのコントラストが十分でない。そのため、一次元バーコードを復号化することが困難となり、コード情報の読み取りエラーが生じてしまう。
また、バーコードが印刷されたいわゆるタックシールを収容器101に貼ることや、ネックリンガーを飲み口のネック部に取り付けることも考えられる。しかしながら、消費者が収容器101を使用した後(例えば飲んだ後)、必ずしもタックシールやネックリンガーを取り外した状態で回収にまわすわけではない。そのため、往々にして原材料別に分別回収を徹底することにはならずリサイクル性の向上を阻害することになってしまう。また、タックシールやネックリンガーの貼り付けや取り付けにかかるコストや、タックシールやネックリンガーを廃棄する手間がかかり、かつ、廃棄物の増加につながってしまう。
また、ラベルとして、容器本体10の周囲に巻き付けられるシュリンクラベルを用い、シュリンクラベルにバーコードを表示することも考えられる。しかしながら、シュリンクラベル自体は、収容器やシュリンクラベルへのリサイクルが困難で、焼却処理により環境に負担をかけてしまう。また、そもそも樹脂量の使用量を削減できないし、店頭にてバーコードリーダーによってバーコードを読み取る際にも、収容器を手に取った時にバーコードが隠れてしまい、バーコードを探すために手間がかかるといった不具合も想定される。
また、キャップ20の上面にバーコード印字することも考えられる。しかしながら、ヒンジキャップ等、キャップへの印刷が困難なボトル容器もあり、その場合には対応できない。また、キャップには、店頭でキャップを開けたりする悪戯ができないように、キャップの上部まで覆うようにキャップシュリンクラベルが取り付けられている場合がある。その場合、キャップの上部までキャップシュリンクラベルで覆われていることで、表示できるバーコードの幅が小さくなってしまい、バーコードリーダーによるバーコードの読み取り精度が著しく低下してしまう。
〈第1実施形態〉
[全体構成]
図5は、本発明の第1実施形態に係るシュリンクラベル30を有する収容器1の外観図である。収容器1は、一次元バーコード40が含まれるシュリンクラベル30がキャップ20に取り付けられている。また、容器本体10の側面11にはパターン形成部14を含む。
[全体構成]
図5は、本発明の第1実施形態に係るシュリンクラベル30を有する収容器1の外観図である。収容器1は、一次元バーコード40が含まれるシュリンクラベル30がキャップ20に取り付けられている。また、容器本体10の側面11にはパターン形成部14を含む。
シュリンクラベル30は、収容物が収容された収容器1の店頭販売時において、収容物の漏洩防止や収容器1の内部への悪戯防止のために用いられる。シュリンクラベル30は、少なくともキャップ20の周壁21を覆う。また、シュリンクラベル30は、連結部23とともに、天井部22及び容器本体10の一部を覆って取り付けられている。そのため、キャップ20を外すためにはシュリンクラベル30を破壊することでキャップ20から取り外さなければならない。これにより、シュリンクラベル30によって、収容物が収容された収容器1の店頭販売時において、収容物の漏洩防止や収容器1の内部への悪戯防止を図ることができる。なお、シュリンクラベル30は、容器本体10を覆っていない。
シュリンクラベル30は、透明あるいは単色の樹脂等から構成されており、キャップ20の周壁21に重なる領域に、一次元バーコード40を印刷によって表示している。一次元バーコード40は、キャップ20の周壁21の周方向に複数のバー41が並ぶように表示されている。一次元バーコード40が表示された面が滑らかでない場合、一次元バーコード40の一部で正反射が起こり、一次元バーコード40をバーコードリーダーで読み取ることができなくなってしまう。本実施形態のシュリンクラベル30は、キャップ20の周壁21に重なる領域に一次元バーコード40を表示している。それにより、一次元バーコード40が表示された面が滑らかになっており、バーコードリーダーによって一次元バーコード40を容易に読み取ることができる。
[バーコードの表示範囲]
キャップ20の周壁21の周方向に沿って一次元バーコード40を表示した場合、大きさによって一次元バーコード40の中心部から端部にかけて、バーコードリーダーから見た場合に画像に生じる歪みが大きくなっていく。それにより、一次元バーコード40の端部においては、バーコードリーダーから照射された赤外光がほとんど反射されなくなり、復号化が困難になり、読み取ることはできなくなる。
キャップ20の周壁21の周方向に沿って一次元バーコード40を表示した場合、大きさによって一次元バーコード40の中心部から端部にかけて、バーコードリーダーから見た場合に画像に生じる歪みが大きくなっていく。それにより、一次元バーコード40の端部においては、バーコードリーダーから照射された赤外光がほとんど反射されなくなり、復号化が困難になり、読み取ることはできなくなる。
そこで、キャップ20の周壁21の周方向に複数のバー41が並ぶように一次元バーコード40を表示した場合でも一次元バーコード40を容易に読み取れる必要がある。そこで発明者は鋭意検討した結果、キャップ20の周壁21の周方向に複数のバー41が並ぶように一次元バーコード40を表示した場合でも容易に読み取れる一次元バーコード40を見出した。
図6は、キャップ20の周壁21の半径Rと一次元バーコード40の周囲長Lとの位置関係を示す図である。図7は、一次元バーコード40の認識率が100%となる周壁21の半径Rと一次元バーコード40の周囲長Lとの関係を示す図である。
本実施形態では、店頭で一般的な密着型バーコードリーダー(USBタイプバーコードリーダー:BC-BR900L)を用いて、一次元バーコード40の認識率が100%となる周壁21の半径Rと一次元バーコード40の周囲長Lとの関係を求めた。
図6に示すように、キャップ20の周壁21の半径をRとし、一次元バーコード40の周壁21の周方向の表示幅となる周囲長をLとした。
その場合、図7に示すように、周壁21の周方向における表示幅をL、周壁21の半径をRとした場合、L/(2×円周率×R)<0.45となっている。つまり、一次元バーコード40の周囲長Lを変化させても、L/(2×円周率×R)が0.45以下であれば、一次元バーコード40の認識率が100%となる。しかしながら、L/(2×円周率×R)が0.45以上になってしまうと、一次元バーコード40が著しく読み取りにくくなるか、若しくは読み取ることができなくなってしまう。
すなわち、キャップ20の周壁21の半径をRとし、一次元バーコード40の周壁21の周方向の表示幅となる周囲長をLとした場合、L/(2×円周率×R)が0.45よりも小さな値であれば、一次元バーコード40を確実に読み取ることができる。例えば、図4を用いて説明した、左側のクワイエットゾーンの幅が3.36mm以上、右側のクワイエットゾーンの幅が2.31mm以上であるJANコードにおいても、この条件を満たすことで確実に読み取ることができる。具体的には、3.36mm+2.31mm=5.67mmを含む周囲長Lが、L/(2×円周率×R)<0.45を満たせば、確実に読み取ることができる。また、左側のクワイエットゾーンの幅が2.9mm以上、右側のクワイエットゾーンの幅が1.85mm以上であるJANコードにおいても、この条件を満たすことで確実に読み取ることができる。具体的には、2.9mm+1.85mm=4.75mmを含む周囲長Lが、L/(2×円周率×R)<0.45を満たせば、確実に読み取ることができる。さらに、クワイエットゾーンの幅が2.54mm以上であるNW7においても、2.54mm×2=5.08mmを含む周囲長Lが、L/(2×円周率×R)<0.45を満たすものであれば、確実に読み取ることができる。また、クワイエットゾーンの幅が3mm以上であるCODE39においても、3mm×2=6mmを含む周囲長Lが、L/(2×円周率×R)<0.45を満たすものであれば、確実に読み取ることができる。なお、キャップ20の周壁21の半径R、すなわち容器本体10の口部12の口径は、顧客要求に依存するので、下限値は顧客要求によって決定される。
このように、本実施形態では、収容器1に収容された収容物の管理や販売のための一次元バーコード40を、キャップ20の周壁21を覆って取り付けられるシュリンクラベル30に表示している。キャップ20の周壁21を覆って取り付けられるシュリンクラベル30は、消費者は使用にあたって、シュリンクラベル30を取り外さないと収容物を収容器1から排出することができない。そのため、消費者は使用にあたって、シュリンクラベル30を必ず取り外すことになる。これにより、バーコードを表示したラベルを用いる必要がなくなり、リサイクル性が向上する。また、これにより、バーコードを取り外すためだけにラベルを剥がす等といった手間をかけることなく、分別回収を徹底することができ、リサイクル性が向上する。また、キャップ20の周壁21を覆って取り付けられるシュリンクラベル30は、収容器1の容器本体10の側面11に巻き付けられるシュリンクラベルと比べて小型であることで、樹脂使用量の削減を図ることができる。
また、レーザービームを用いずに一次元バーコード40をシュリンクラベル30に表示することで、レーザービームを用いた場合のコントラストの不十分さに起因する読み取りエラーの発生を抑制できる。その際、キャップ20の周壁21の半径をRとし、一次元バーコード40の周壁21の周方向の表示幅となる周囲長をLとした場合、L/(2×円周率×R)が0.45以下とすることで、一次元バーコード40を確実に読み取ることができる。
このようにして、リサイクル性を向上させながらも、レーザービームを用いずに一次元バーコード40を表示することで一次元バーコード40の読み取りエラーを抑制できる。
〈第2実施形態〉
図8は、本発明の第2実施形態に係る外観図であり、キャップに取り付けられたシュリンクラベルを示す。
図8は、本発明の第2実施形態に係る外観図であり、キャップに取り付けられたシュリンクラベルを示す。
本実施形態のシュリンクラベル130では、一次元バーコード40を構成する複数のバー41のそれぞれが、キャップ20の周壁の周方向に直交する方向におけるシュリンクラベル130の一方の端部31aから他方の端部31bまで表示されている。
一次元バーコード40をシュリンクラベルに印刷する場合、シュリンクラベルとなる樹脂等のシート上に一次元バーコード40を印刷した後、シートをシュリンクラベルの形状に合わせて断裁することになる。そのため、シュリンクラベルをキャップに取り付けた際に一次元バーコード40がキャップの周壁部と重なる領域に配置されるように断裁位置を調整する必要がある。また、シュリンクラベルをキャップに取り付ける際や取り付けた後に、一次元バーコード40がキャップの周壁部と重なる領域に配置されているかどうかを検査する必要がある。
本実施形態のシュリンクラベル130は、一次元バーコード40を構成する複数のバー41のそれぞれを、キャップ20の周壁の周方向に直交する方向におけるシュリンクラベル130の両端まで延びるように表示している。これにより、一次元バーコード40が、キャップ20の周壁と重なる領域に配置されることになる。そして、シュリンクラベルとなる樹脂等のシートの断裁位置の精細な調整や、シュリンクラベルをキャップに取り付ける際や取り付けた後における一次元バーコード40の配置位置の精細な検査が不要となり、生産設備を簡素化できる。
図9は、本発明の第2実施形態に係る変形例を示す図である。
本実施形態のシュリンクラベル130では、一次元バーコード40を構成する複数のバー41のそれぞれが、キャップ20の周壁の周方向に直交する方向におけるシュリンクラベル130の両端まで表示されている。その際、図9に示すように、複数のバー41のシュリンクラベル130の両端間にて、一次元バーコード40のシンボルを示す数字コード50を表示してもよい。
〈第3実施形態〉
図10は、本発明の第3実施形態に係る外観図であり、キャップに取り付けられたシュリンクラベルを示す。図11は、本発明の第3実施形態におけるシュリンクラベルの表示位置を説明するための図である。
図10は、本発明の第3実施形態に係る外観図であり、キャップに取り付けられたシュリンクラベルを示す。図11は、本発明の第3実施形態におけるシュリンクラベルの表示位置を説明するための図である。
本実施形態のシュリンクラベル230は、一次元バーコード40を、キャップ20の周壁の周方向に直交する方向における互いに異なる位置に複数表示している。複数の一次元バーコード40は、全てキャップ20の周壁に重なる領域に表示されていてもよいし、一部がキャップ20の周壁に重ならない領域に表示されていてもよい。
また、図11に示すように、複数の一次元バーコード40は、キャップ20の周壁21の周方向に直交する方向における互いの間隔Gが、キャップ20の周壁21の周方向に直交する方向における周壁21の幅H2よりも狭くなっている。
複数の一次元バーコード40の周壁21の周方向に直交する方向における互いの間隔Gが、キャップ20の周壁21の周方向に直交する方向における幅H2よりも狭いことで、一次元バーコード40が周壁21に重なる領域に表示されないリスクが低減する。
〈第4実施形態〉
図12は、本発明の第4実施形態に係る外観図であり、キャップに取り付けられたシュリンクラベルを示す。
図12は、本発明の第4実施形態に係る外観図であり、キャップに取り付けられたシュリンクラベルを示す。
本実施形態のシュリンクラベル330は、一次元バーコード40を、キャップ20の周壁の周方向における互いに異なる位置に複数表示している。複数の一次元バーコード40は、全てキャップ20の周壁に重なる領域に表示されている。
このように、一次元バーコード40を、キャップ20の周壁の周方向に複数表示することで、一次元バーコード40を読み取る際、キャップ20の周壁の周方向について一次元バーコード40を探しやすくなり、一次元バーコード40の読み取り作業が容易になる。
〈第5実施形態〉
図13は、本発明の第5実施形態に係る外観図である。
図13は、本発明の第5実施形態に係る外観図である。
本実施形態のシュリンクラベル430は、一次元バーコード40を、キャップ20の周壁の周方向及びそれに直交する方向にそれぞれ複数表示している。また、複数の一次元バーコード40は、キャップ20の周壁21の周方向に直交する方向における互いの間隔Gが、キャップ20の周壁21の周方向に直交する方向における幅H2よりも狭くなっている。
これにより、一次元バーコード40が周壁21に重なる領域に表示されないリスクが低減する。図13の上下に並ぶ2つの一次元バーコード40のうち、上側の一次元バーコード40が、その一部が周壁21に重ならない領域に表示されているものの、それ以外の部分が周壁21に重なる領域に表示されることになる。
〈第6実施形態〉
図14は、本発明の第6実施形態に係る外観図であり、キャップに取り付けられたシュリンクラベルを示す。
図14は、本発明の第6実施形態に係る外観図であり、キャップに取り付けられたシュリンクラベルを示す。
本実施形態のシュリンクラベル530は、図8に示したシュリンクラベル130にさらにミシン目60を有するものである。
ミシン目60は、本願発明にて切断線の一例となるものであって、直線状のカット部とタイ部が連続して構成されている。ミシン目60は、一次元バーコード40が表示されていない領域において、キャップ20の周壁の周方向に直交する方向におけるシュリンクラベル530の一方の端部31aから他方の端部31bまで表示されている。なお、切断線としては、孔状のカット部とタイ部が連続して構成された、いわゆるマイクロミシンを用いてもよい。また、本実施形態においては、1本のミシン目60が表示されているが、複数のミシン目が互いに並行して表示されていてもよい。
ミシン目60が表示されていることで、収容物を収容器から排出する等のためにキャップ20を取り外す際、シュリンクラベル530をキャップ20から容易に取り外すことができる。また、ミシン目60を一次元バーコード40が表示されていない領域に表示することで、一次元バーコード40の読取性能に影響を与えることなくミシン目60を設けることができる。
〈第7実施形態〉
図15は、本発明の第7実施形態に係る外観図であり、キャップに取り付けられたシュリンクラベルを示す。
図15は、本発明の第7実施形態に係る外観図であり、キャップに取り付けられたシュリンクラベルを示す。
本実施形態のシュリンクラベル630は、図10に示したシュリンクラベル230にさらにミシン目60を有するとともに、キャップ20の天井部22に重なる領域にも一次元バーコード40を表示したものである。
本実施形態におけるミシン目60も、一次元バーコード40が表示されていない領域において、キャップ20の周壁の周方向に直交する方向におけるシュリンクラベル630の一方の端部31aから他方の端部31bまで表示されている。
ミシン目60が表示されていることで、収容物を収容器から排出する等のためにキャップ20を取り外す際、シュリンクラベル630をキャップ20から容易に取り外すことができる。また、ミシン目60を一次元バーコード40が表示されていない領域に表示することで、一次元バーコード40の読取性能に影響を与えることなくミシン目60を設けることができる。
〈第8実施形態〉
図16は、本発明の第8実施形態に係る外観図であり、キャップに取り付けられたシュリンクラベルを示す。
図16は、本発明の第8実施形態に係る外観図であり、キャップに取り付けられたシュリンクラベルを示す。
本実施形態のシュリンクラベル730は、図12に示したシュリンクラベル330に、さらに図14に示したものと同様のミシン目60を有するものである。
本実施形態におけるミシン目60も、一次元バーコード40が表示されていない領域において、キャップ20の周壁の周方向に直交する方向におけるシュリンクラベル730の一方の端部31aから他方の端部31bまで表示されている。
ミシン目60が表示されていることで、収容物を収容器から排出する等のためにキャップ20を取り外す際、シュリンクラベル730をキャップ20から容易に取り外すことができる。また、ミシン目60を一次元バーコード40が表示されていない領域に表示することで、一次元バーコード40の読取性能に影響を与えることなくミシン目60を設けることができる。
なお、上述した各実施形態においては、シュリンクラベルに一次元の一次元バーコード40を表示したものを例に挙げて説明した。しかしながら、コード情報としては、一次元の一次元バーコード40に限らず、数字のみからなるもの等、専用のリーダー等にて機械読み取り可能なものであれば適用することができる。
また、上記各実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせ等、ここで示した構成に本発明を限定するものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
本発明の態様は、例えば、以下のとおりである。
(付記1)
収容物を収容する容器本体と、周壁を含むキャップと、を備える収容器であって、
少なくとも前記キャップの周壁を覆うシュリンクラベルを有し、
前記シュリンクラベルには、一次元バーコード情報が表示されており、前記一次元バーコード情報の前記周壁の周方向における表示幅をL、前記周壁の半径をRとした場合、
L/(2×円周率×R)<0.45
の関係を満たす、収容器。
(付記2)
前記一次元バーコード情報は、複数のバーが前記周壁の周方向に並んでいる、付記1に記載の収容器。
(付記3)
前記複数のバーのそれぞれは、前記周壁の周方向に直交する方向における前記シュリンクラベルの両端まで表示されている、付記2に記載の収容器。
(付記4)
前記シュリンクラベルは、前記キャップの天井部も覆い、
前記一次元バーコード情報は、前記シュリンクラベルの前記天井部を覆う領域にも表示されている、付記1乃至3のいずれかに記載の収容器。
(付記5)
前記一次元バーコード情報は、前記周壁の周方向に直交する方向における互いに異なる位置に複数表示されており、
複数の前記一次元バーコード情報は、前記周壁の周方向に直交する方向における互いの間隔が、前記周壁の周方向に直交する方向における前記周壁の幅よりも狭い、付記1または付記2に記載の収容器。
(付記6)
前記一次元バーコード情報は、前記周壁の周方向における互いに異なる位置に複数表示されている、付記1乃至5のいずれかに記載の収容器。
(付記7)
前記シュリンクラベルには、前記周壁の周方向に直交する方向における両端間を結ぶ少なくとも1つの切断線が表示されている、付記1乃至6のいずれかに記載の収容器。
(付記8)
前記シュリンクラベルは、前記キャップの天井部も覆い、
前記一次元バーコード情報は、前記シュリンクラベルの前記天井部を覆う領域にも表示されている、付記8に記載の収容器。
(付記9)
前記切断線は、前記一次元バーコード情報が表示された領域とは異なる領域に表示されている、付記7または付記8に記載の収容器。
(付記10)
前記容器本体は、樹脂から構成され、表面に凹形状部または凸形状部で形成されたパターン形成部を含む、付記1乃至9のいずれかに記載の収容器。
(付記11)
前記シュリンクラベルは、前記容器本体を覆っていない、付記10に記載の収容器。
(付記1)
収容物を収容する容器本体と、周壁を含むキャップと、を備える収容器であって、
少なくとも前記キャップの周壁を覆うシュリンクラベルを有し、
前記シュリンクラベルには、一次元バーコード情報が表示されており、前記一次元バーコード情報の前記周壁の周方向における表示幅をL、前記周壁の半径をRとした場合、
L/(2×円周率×R)<0.45
の関係を満たす、収容器。
(付記2)
前記一次元バーコード情報は、複数のバーが前記周壁の周方向に並んでいる、付記1に記載の収容器。
(付記3)
前記複数のバーのそれぞれは、前記周壁の周方向に直交する方向における前記シュリンクラベルの両端まで表示されている、付記2に記載の収容器。
(付記4)
前記シュリンクラベルは、前記キャップの天井部も覆い、
前記一次元バーコード情報は、前記シュリンクラベルの前記天井部を覆う領域にも表示されている、付記1乃至3のいずれかに記載の収容器。
(付記5)
前記一次元バーコード情報は、前記周壁の周方向に直交する方向における互いに異なる位置に複数表示されており、
複数の前記一次元バーコード情報は、前記周壁の周方向に直交する方向における互いの間隔が、前記周壁の周方向に直交する方向における前記周壁の幅よりも狭い、付記1または付記2に記載の収容器。
(付記6)
前記一次元バーコード情報は、前記周壁の周方向における互いに異なる位置に複数表示されている、付記1乃至5のいずれかに記載の収容器。
(付記7)
前記シュリンクラベルには、前記周壁の周方向に直交する方向における両端間を結ぶ少なくとも1つの切断線が表示されている、付記1乃至6のいずれかに記載の収容器。
(付記8)
前記シュリンクラベルは、前記キャップの天井部も覆い、
前記一次元バーコード情報は、前記シュリンクラベルの前記天井部を覆う領域にも表示されている、付記8に記載の収容器。
(付記9)
前記切断線は、前記一次元バーコード情報が表示された領域とは異なる領域に表示されている、付記7または付記8に記載の収容器。
(付記10)
前記容器本体は、樹脂から構成され、表面に凹形状部または凸形状部で形成されたパターン形成部を含む、付記1乃至9のいずれかに記載の収容器。
(付記11)
前記シュリンクラベルは、前記容器本体を覆っていない、付記10に記載の収容器。
1,101 収容器
10 容器本体
11 側面
12 口部
13 底面
14 パターン形成部
15 凹形状部
16 凸形状部
20 キャップ
21 周壁
22 天井部
23 連結部
30,130,230,330,430,530,630,730 シュリンクラベル
31a,31b 端部
40 一次元バーコード
41 バー
42 バーコードシンボル部
43a,43b クワイエットゾーン
44 データ
45 スタートキャラクタ
46 ストップキャラクタ
47 チェックデジット
50 数字コード
60 ミシン目
10 容器本体
11 側面
12 口部
13 底面
14 パターン形成部
15 凹形状部
16 凸形状部
20 キャップ
21 周壁
22 天井部
23 連結部
30,130,230,330,430,530,630,730 シュリンクラベル
31a,31b 端部
40 一次元バーコード
41 バー
42 バーコードシンボル部
43a,43b クワイエットゾーン
44 データ
45 スタートキャラクタ
46 ストップキャラクタ
47 チェックデジット
50 数字コード
60 ミシン目
Claims (11)
- 収容物を収容する容器本体と、周壁を含むキャップと、を備える収容器であって、
少なくとも前記キャップの周壁を覆うシュリンクラベルを有し、
前記シュリンクラベルには、一次元バーコード情報が表示されており、前記一次元バーコード情報の前記周壁の周方向における表示幅をL、前記周壁の半径をRとした場合、
L/(2×円周率×R)<0.45
の関係を満たす、収容器。 - 前記一次元バーコード情報は、複数のバーが前記周壁の周方向に並んでいる、請求項1に記載の収容器。
- 前記複数のバーのそれぞれは、前記周壁の周方向に直交する方向における前記シュリンクラベルの両端まで表示されている、請求項2に記載の収容器。
- 前記シュリンクラベルは、前記キャップの天井部も覆い、
前記一次元バーコード情報は、前記シュリンクラベルの前記天井部を覆う領域にも表示されている、請求項1に記載の収容器。 - 前記一次元バーコード情報は、前記周壁の周方向に直交する方向における互いに異なる位置に複数表示されており、
複数の前記一次元バーコード情報は、前記周壁の周方向に直交する方向における互いの間隔が、前記周壁の周方向に直交する方向における前記周壁の幅よりも狭い、請求項1に記載の収容器。 - 前記一次元バーコード情報は、前記周壁の周方向における互いに異なる位置に複数表示されている、請求項1に記載の収容器。
- 前記シュリンクラベルには、前記周壁の周方向に直交する方向における両端間を結ぶ少なくとも1つの切断線が表示されている、請求項1に記載の収容器。
- 前記シュリンクラベルは、前記キャップの天井部も覆い、
前記一次元バーコード情報は、前記シュリンクラベルの前記天井部を覆う領域にも表示されている、請求項7に記載の収容器。 - 前記切断線は、前記一次元バーコード情報が表示された領域とは異なる領域に表示されている、請求項7に記載の収容器。
- 前記容器本体は、樹脂から構成され、表面に凹形状部または凸形状部で形成されたパターン形成部を含む、請求項1に記載の収容器。
- 前記シュリンクラベルは、前記容器本体を覆っていない、請求項10に記載の収容器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
PCT/IB2023/060144 WO2024089507A1 (en) | 2022-10-24 | 2023-10-10 | Container |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP2022170037 | 2022-10-24 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2023149418A Pending JP2024062386A (ja) | 2022-10-24 | 2023-09-14 | 収容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2024062386A (ja) |
-
2023
- 2023-09-14 JP JP2023149418A patent/JP2024062386A/ja active Pending
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