JP2024060533A - 栄養状態判定装置、方法及びプログラム - Google Patents

栄養状態判定装置、方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2024060533A
JP2024060533A JP2022167974A JP2022167974A JP2024060533A JP 2024060533 A JP2024060533 A JP 2024060533A JP 2022167974 A JP2022167974 A JP 2022167974A JP 2022167974 A JP2022167974 A JP 2022167974A JP 2024060533 A JP2024060533 A JP 2024060533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nutritional
vitamin
user
nutritional state
state determination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022167974A
Other languages
English (en)
Inventor
慎也 美濃部
敬一郎 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YUKASHIKADO INC.
Original Assignee
YUKASHIKADO INC.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YUKASHIKADO INC. filed Critical YUKASHIKADO INC.
Priority to JP2022167974A priority Critical patent/JP2024060533A/ja
Publication of JP2024060533A publication Critical patent/JP2024060533A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

【課題】血中ビタミン濃度や体組織中に蓄えられる各ビタミン成分について、欠乏症とならないための基準に留まらず、より健康を維持又は増進できる状態にあるか否かを判定できる装置を提供する。【解決手段】栄養データ入力手段2、栄養状態判定手段3、判定結果出力手段4及びデータベース5で構成される。栄養データ入力手段2は、ユーザの栄養データを入力するものであり、疾病に罹患していない健康なユーザが対象となる。栄養状態判定手段3は、入力された栄養データにつき、ビタミンの血中飽和濃度又は体内飽和度を基準として健康維持のために摂取すべきビタミンの過不足量を算出し、データベース5を参照した上で、ユーザの栄養状態を判定する。判定結果出力手段4は、栄養状態の判定結果を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、健康維持のために摂取すべきビタミンの過不足量を算出し、ユーザの栄養状態を判定する技術に関するものである。
従来から、個人差を考慮して健康を管理することができる健康管理システムが知られている(特許文献1を参照)。これは、ユーザのバイタルデータを取得するバイタルデータ取得部と、ユーザが摂取している食成分を取得する食成分取得部と、食成分の摂取量とバイタルデータの改善又は悪化との関係を解析する解析処理部と、バイタルデータを改善する食成分及びバイタルデータを悪化させる食成分を出力する食成分出力部とを備えるものである。これによれば、血圧などのバイタルデータと、食事画像に基づいて、個々人でどのような食成分を減少させ、或いは増加させればよいかといった情報を提供できるとする。
そして、特許文献1では、厚生労働省が発表している、日本人の健康保持・増進、生活習慣病予防のために参照するエネルギー及び栄養素の摂取量の基準を基準値として、食成分の摂取目標量を決定に用いる例が示されている。
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」(以下、「食事摂取基準」と呼ぶ。)には、「推定平均必要量」「推奨量」「目安量」「耐容上限量」「目標量」といった指標が示される。
そして、食事摂取基準では、一部の栄養素に対して、生活習慣病の予防を目的として現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量として「目標量」を定義している。しかしながら、目標量が策定されている栄養素はごく一部に過ぎないという問題がある。
また、推奨量や目安量では、主に欠乏症を予防するための基準を示しており、健康維持・増進のための摂取量としては不十分な場合がある。
特許文献1の健康管理システムでは、食事摂取基準記憶部には、厚生労働省発表のものに代えて、任意の基準値を記憶させることができるとの記載があるが、任意の基準とは如何なるものであるかについては、開示されていない。
一方、尿中排泄量から至適B群ビタミン摂取量の検討を行った文献(非特許文献1を参照)では、飽和量のビタミンを提供し、「尿中の2-オキソ酸」を測定している。2-オキソ酸の排泄量の増加は、エネルギー産生経路がスムーズに流れていないことを意味し、好ましくない状態とされる。実験の結果は、飽和量を提供したことで、2-オキソ酸が減少し(非特許文献1、図3参照)、エネルギー産生経路がうまく機能し、好ましい(健康増進)状態になったと考えられる。
非特許文献1からは、飽和量のB群ビタミンが、健康増進に寄与することが推察されるが、これらの数値が健康を増進させる基準となる数値としては、用いられていないのが実情である。
国際公開パンフレットWO2020/080320
柴田克己(2017) 尿中排泄量から至適B群ビタミン摂取量を考える,Vitamins (Japan), 91 (10), 603-608
かかる状況に鑑みて、本発明は、血中ビタミン濃度や体組織中に蓄えられる各ビタミン成分について、欠乏症とならないための基準に留まらず、より健康を維持又は増進できる状態にあるか否かを判定できる装置、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決すべく、本発明の栄養状態判定装置は、健康なユーザの栄養データを入力する栄養データ入力手段と、入力された栄養データにつき、ビタミンDについては血中飽和濃度を基準とし、それ以外のビタミンについてはユーザの体内飽和度を基準として健康維持のために摂取すべきビタミンの過不足量を算出し、ユーザの栄養状態を判定する栄養状態判定手段と、栄養状態の判定結果を出力する判定結果出力手段、を備える。かかる構成とされることにより、ビタミンの血中飽和濃度またはユーザの体内飽和度を基準として、健康を維持又は増進できる状態にあるか否かを容易に判定できる。
ここで、体内飽和度とは、血中や体組織中に蓄えられる各ビタミン成分が最大に達している状態をいう。
栄養データ入力手段は、血中ビタミン濃度またはユーザの体組織中に蓄えられる各ビタミン成分の数値自体を直接入力することでもよいし、尿、血液、唾液、汗、便などの生体試料データを入力し、生体試料データを解析することで血中ビタミン濃度や体組織中のビタミン濃度を算出することでもよい。ここで、健康なユーザとは、疾患を有しておらず、かつ概ね自立した日常生活を営んでいる者のことであり、具体的には、歩行や家事などの身体活動を行っている者であり、BMI(body mass index)が標準より著しく外れていない者のことである。したがって、生活習慣病等やフレイルに関する危険因子を有していないユーザだけではなく、生活習慣病等に関する危険因子を有していたり、また、高齢者においてはフレイルに関する危険因子を有していたりしても、疾患を有しておらず、概ね自立した日常生活を営んでいる者であれば含まれる趣旨である。
判定結果出力手段は、装置のディスプレイ上に数値で表示してもよいし、グラフなどの形式で表示してもよい。また、数値やグラフに併せてコメントを表示してもよい。判定結果は、定量的な評価に限られず、“良好”、“不足”又は“過剰”といった定性的な評価でもよい。なお、栄養データ入力手段、栄養状態判定手段及び判定結果出力手段は、同一の筐体に内蔵される必要はなく、例えば、ユーザの使用するクライアント端末に栄養データ入力手段及び判定結果出力手段が設けられ、サービス提供サーバに栄養状態判定手段が設けられ、インターネットなどのネットワークを介して、データの送受信が行われる構成でもよい。
本発明の栄養状態判定装置は、ユーザの基礎代謝量と運動量から、推定エネルギー必要量を算出し、栄養状態判定手段は、ビタミンB、ビタミンB、ナイアシンの何れかの過不足量を算出するに際し、ユーザの体内飽和度に必要な摂取量を、推定エネルギー必要量を乗じて算出することでもよい。
具体的には、ユーザの体内を飽和させるために必要な摂取量としては、ビタミンBについては、1.2mg/1,000kcalエネルギー、ビタミンBについては、2.2mg/1,000kcalエネルギー、ナイアシンについては、28mgNE/1,000kcalエネルギー、とすることが好ましい。なお、必要な摂取量は±5%の増減があってもよい。
本発明の栄養状態判定装置は、ユーザの食事摂取基準の目標量に基づき、基礎代謝量と身体活動レベルより算出した必要エネルギーの10~25%を満たすタンパク質の量を算出し、栄養状態判定手段は、ビタミンBの過不足量を算出するに際し、ユーザの体内飽和度に必要な摂取量を、0.05~0.06mg/gの範囲のタンパク質の量、好ましくは、0.054mg/gのタンパク質の量とし、1日あたりのタンパク質の必要量を乗じて算出することでもよい。
本発明の栄養状態判定装置において、栄養状態判定手段は、ビタミンC、葉酸、ビオチンの何れかの過不足量を算出するに際し、ユーザの体内飽和度に必要な摂取量として、成人の場合は、1日当たりの所定値とし、小児の場合は、成人の値を基に、体重比の0.7~0.8乗を用いて推定した体表面積比と、年齢ごとに定められている係数の成長因子とを用いて算出することでもよい。
ここでの所定値とは、ビタミンCについては210mg/日、葉酸については0.77mg/日(770μg/日)、ビオチンについては0.09mg/日(90μg/日)であることが好ましい。なお、必要な摂取量(1日当たりの所定値)は、±5%の増減があってもよい。
また、小児の場合は、成人の値を基に、体重比の0.75乗を用いて推定した体表面積比と、年齢ごとに定められている係数の成長因子とを用いて算出することがより好ましい。
本発明の栄養状態判定装置において、栄養状態判定手段は、ビタミンDの過不足量を算出するに際し、血中飽和濃度に必要な摂取量として、成人の場合は、1日当たりの所定値とし、小児の場合は、成人の値を基に、体重比の0.7~0.8乗を用いて推定した体表面積比と、年齢ごとに定められている係数の成長因子とを用いて算出することでもよい。ビタミンDは、血中濃度が30ng/mLである状態が適切であると知られており(R. Okazaki et. al., “Assessment criteria for vitamin D
deficiency/insufficiency in Japan-proposal by an expert panel supported by
Research Program of Intractable Diseases, Ministry of Health, Labour and Welfare, Japan, The Japanese Society for Bone
and Mineral Research and The Japan Endocrine Society”, Endocrine Journal Advance Publication, doi: 10.1507/endocrj.EJ16-0548)、その血中濃度になるための摂取量の所定値は20μg/日である。
また、本発明の栄養状態判定装置において、栄養状態判定手段は、ビタミンE又はパントテン酸の過不足量を算出するに際し、ユーザの体内飽和度に必要な摂取量として、1日当たりの所定値とすることでもよい。ここでビタミンEに関する所定値とは、体内飽和点(α-CEHCが尿中に排泄される点)である20mg/日であることが好ましい。また、パントテン酸に関する所定値とは、28mg/日であることが好ましい。なお、必要な摂取量(1日当たりの所定値)は、±5%の増減があってもよい。
本発明の栄養状態判定装置において、栄養状態判定手段は、ビタミンB12の過不足量を算出するに際し、ユーザの体内飽和度に必要な摂取量として、成人の場合は、1日当たりの所定値とし、小児の場合は、成人の値を基に、体重比の0.7~0.8乗を用いて推定した体表面積比と、年齢ごとに定められている係数の成長因子とを用いて算出することでもよい。
ここでの所定値とは、6μg/日であることが好ましい。なお、必要な摂取量(1日当たりの所定値)は、±5%の増減があってもよい。
また、小児の場合は、成人の値を基に、体重比の0.75乗を用いて推定した体表面積比と、年齢ごとに定められている係数の成長因子とを用いて算出することがより好ましい。
本発明のユーザ端末は、上記の何れかの栄養状態判定装置に接続されるユーザ端末であって、判定結果において、ユーザに不足している各ビタミンの量と、それらを補う食品、飲料、サプリメントの少なくとも何れかの商品提案を、受信し表示することを特徴とする。ユーザ端末が、不足ビタミン量や、不足ビタミンを補う商品提案を受信し表示することにより、ユーザは、健康増進に必要な情報を容易に得ることができる。
本発明の栄養状態判定装置において、栄養データ入力手段における入力は、栄養データを受信することを含み、判定結果出力手段における出力は、判定結果を送信することを含むことでもよい。かかる構成とされることにより、入力がクライアント端末側で行われ、サービス提供サーバ側で栄養状態の判定を行い、当該クライアント端末や、その他のクライアント端末へ判定結果を出力するといったことが可能となる。
本発明のユーザ端末は、上記の栄養状態判定装置に接続されるユーザ端末であって、判定結果において、ユーザに不足している各ビタミンの量と、それらを補う食品、飲料、サプリメントの少なくとも何れかの商品提案を、受信し表示することを特徴とする。
本発明の栄養状態判定方法は、コンピュータが、入力された健康なユーザの栄養データにつき、ビタミンDについては血中飽和濃度を基準とし、それ以外のビタミンについてはユーザの体内飽和度を基準として健康維持のために摂取すべきビタミンの過不足量を算出し、ユーザの栄養状態を判定する。各ビタミンの量の摂取量については、本発明の栄養状態判定装置で説明したものと同様である。
本発明の栄養状態判定プログラムは、コンピュータに、入力された健康なユーザの栄養データにつき、ビタミンDについては血中飽和濃度を基準とし、それ以外のビタミンについてはユーザの体内飽和度を基準として健康維持のために摂取すべきビタミンの過不足量を算出し、ユーザの栄養状態を判定するステップを実行させるものである。各ビタミンの量の摂取量については、本発明の栄養状態判定装置で説明したものと同様である。
本発明の栄養状態判定装置、方法及びプログラムによれば、血中ビタミン濃度や体組織中に蓄えられる各ビタミン成分について、欠乏症とならないための基準に留まらず、より健康を維持又は増進できる状態にあるか否かを判定できるといった効果がある。
実施例1の栄養状態判定装置の機能ブロック図 実施例1の栄養状態判定装置の概略フロー図 実施例2の栄養状態判定装置の機能ブロック図 実施例2の栄養状態判定装置の概略フロー図 実施例3の栄養状態判定システムの機能ブロック図 実施例4の栄養状態判定システムの機能ブロック図 実施例5の栄養状態判定システムの機能ブロック図 実施例6の栄養状態判定システムの機能ブロック図
以下、本発明の実施形態の一例を、図面を参照しながら詳細に説明していく。なお、本発明の範囲は、以下の実施例や図示例に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。
図1は、実施例1の栄養状態判定装置の機能ブロック図を示している。図1に示すように、実施例1の栄養状態判定装置1は、栄養データ入力手段2、栄養状態判定手段3、判定結果出力手段4及びデータベース5で構成される。
栄養データ入力手段2は、ユーザの栄養データを入力するものであり、疾病に罹患していない健康なユーザが対象となる。栄養状態判定手段3は、入力された栄養データにつき、ビタミンの血中飽和濃度又は体内飽和度を基準として健康維持のために摂取すべきビタミンの過不足量を算出し、データベース5を参照した上で、ユーザの栄養状態を判定するものである。判定結果出力手段4は、栄養状態の判定結果を出力するものであり、公知のディスプレイ装置などが用いられる。
図2は、実施例1の栄養状態判定装置の概略フロー図を示している。図2に示すように、まず、ユーザの栄養データを入力する(ステップS01)。入力された栄養データにつき、ビタミンの血中飽和濃度又は体内飽和度を基準として、健康維持のために摂取すべきビタミンの過不足量を算出し、ユーザの栄養状態を判定する(ステップS02)。栄養状態の判定結果を出力する(ステップS03)。
上記ステップS02では、栄養状態判定手段3を用いて、入力された栄養データにつき、栄養状態が判定されるが、ユーザの健康維持・増進に効果があると認められるための判定基準となる血中飽和濃度や体内飽和度は、ビタミンの種類によって異なる。具体的には、ビタミンの種類毎に、2-オキソ酸の排泄量の増加又は減少を基準として、判定の基準となる血中飽和濃度や体内飽和度が決定される。
対象となるユーザは、健康な個人であり、年齢は2歳以上である。2~17歳を小児、18~64歳を成人、65歳以上を高齢者と区分している。
また、エネルギーの計算方法については、年齢、性別、身長、体重、妊産婦情報、1週間の運動回数、運動種別、及び1回の運動時間に基づき、算出している。
なお、摂取上限量については、食事摂取基準の耐容上限量を参照している現在の基準を踏襲する。
(ビタミンD)
成人については、血液中の25-OH-D濃度30ng/mL以上を充足状態とし、20μg/日のビタミンD摂取で血液中の25-OH-D濃度が30ng/mLとなることから、20μg/日とする。高齢者についても、成人と同じ値とする。
小児については、下記式1に示すように、成人の値を基に、成長因子を考慮し、体重比の0.75乗を用いて体表面積を推定する方法(食事摂取基準と同様の方法)と年齢ごとに定められている係数の成長因子とを用いて算出する。また、本明細書においては、下記表1に示すような日本国が策定した「食事摂取基準」にて定められている「成長因子」を用いている。成長因子については、男児又は女児の別と、年齢に応じて決定される。
(ビタミンE)
成人については、体内飽和点(α-CEHCが尿中に排泄される点)である20mg/日とする。また、高齢者及び小児についても、成人と同じ値とする。
(ビタミンB
成人、高齢者及び小児の何れについても、体内を飽和させるために必要な摂取量として、1.2mg/1,000kcalエネルギーとし、推定エネルギー必要量を乗じて算出する。
身長及び体重から基礎代謝を算出し、基礎代謝と運動量から推定エネルギー必要量を算出する。運動量は、運動種別、負荷、時間、一週間あたりの回数、及び1回あたりの平均的な運動時間・運動内容を考慮して算出される。
(ビタミンB
成人、高齢者及び小児の何れについても、体内を飽和させるために必要な摂取量として、2.2mg/1,000kcalエネルギーとし、推定エネルギー必要量を乗じて算出する。
(ナイアシン)
成人及び高齢者については、体内を飽和させるために必要な摂取量として、28mgNE/1,000kcalエネルギーとし、推定エネルギー必要量を乗じて算出する。
小児についても、成人と同様の算出方法(28mgNE/1,000kcalエネルギーを算定の参照値とし、推定エネルギー必要量を乗じて算出)とする。
(ビタミンB
成人、高齢者及び小児の何れについても、体内を飽和させるために必要な摂取量として、0.054mg/gタンパク質とし、1日あたりのタンパク質の必要量を乗じて算出する。
(ビタミンB12
成人及び高齢者については、体内を飽和させるために必要な摂取量として、ビタミンB12依存性酵素活性を最大に維持するのに必要な摂取量を食事から算出した値から、6μg/日とする。なお、一度に吸収できる上限量が2μgであることから、3回以上に分けて摂取する必要がある。
小児については、成人の値をもとに体重比を用いて算定する。
(葉酸)
成人及び高齢者については、体内を飽和させるために必要な摂取量として、0.77mg/日(770μg/日)とする。
小児については、成人の値を基に、体重比の0.75乗を用いて推定した体表面積比と、年齢ごとに定められている係数の成長因子とを用いて算出する。
(パントテン酸)
成人及び高齢者については、体内を飽和させるために必要な摂取量として、28mg/日とする。
小児については、食事摂取基準と同じ値(平成28年国民健康・栄養調査の中央値を参照した値)とする。
(ビオチン)
成人及び高齢者については、体内を飽和させるために必要な摂取量として、0.09mg/日(90μg/日)とする。
小児については、成人の値をもとに、体重比の0.75乗を用いて推定した体表面積比と、年齢ごとに定められている係数の成長因子とを用いて、下記式3から算出する(食事摂取基準と同様の算出方法)。
(ビタミンC)
成人及び高齢者については、体内を飽和させるために必要な摂取量として、210mg/日とする。
小児については、成人の値を基に、体重比の0.75乗を用いて推定した体表面積比と年齢ごとに定められている係数の成長因子とを用いて下記式4から算出する(食事摂取基準と同様の算出方法)。
上記ステップS02では、栄養状態判定手段3を用いて、入力された栄養データにつき、ビタミンの血中飽和濃度又は体内飽和度を基準として、栄養状態が判定されるが、判定は以下の通りに行う。
入力された栄養データにつき、各ビタミンの血中濃度又はユーザの体内飽和度が、0mgから目標量までの場合は、目標量に対し達成している割合に100を乗じたものを点数とする。
入力された栄養データにつき、各ビタミンの血中濃度又は体内飽和度が、目標量以上かつ上限量未満の場合は、100点とする。なお、当該ビタミンに上限量がない場合は、目標量以上ですべて100点とする。
これに対して、上限量が設けられている栄養素の場合は、入力された栄養データにつき、各ビタミンの血中濃度又は体内飽和度が、上限量以上の場合は、0点とする。上限量が設けられている栄養素とは、ビタミンD、ビタミンE、ナイアシン、ビタミンB又は葉酸のことである。
例えば、葉酸について、目標量が400μg、上限量が1000μgであるとすると、入力された栄養データの数値が、100μgの場合は25点となり、950μgの場合は100点、1150μgの場合は0点となる。
図3は、実施例2の栄養状態判定装置の機能ブロック図を示している。図3に示すように、実施例2の栄養状態判定装置1aは、栄養データ入力手段2a、栄養状態判定手段3、判定結果出力手段4及びデータベース5aで構成され、栄養データ入力手段2aは、生体試料データ入力手段21及び生体試料データ解析手段22を備える。
生体試料データ入力手段21は、ユーザの尿、血液、唾液、汗又は大便などの生体試料に関するデータを入力するものであり、生体試料データ解析手段22は、入力された生体試料データを解析して、当該ユーザの栄養データを算出するものである。生体試料データ解析手段22では、データベース5aを参照して生体試料データの解析を行う。
図4は、実施例2の栄養状態判定装置の概略フロー図を示している。図4に示すように、まず、健康なユーザの生体試料データを入力する(ステップS11)。入力された生体試料データを解析して、栄養データを算出する(ステップS12)。算出された栄養データにつき、ビタミンの血中飽和濃度又は体内飽和度を基準として、健康維持のために摂取すべきビタミンの過不足量を算出し、ユーザの栄養状態を判定する(ステップS13)。栄養状態の判定結果を出力する(ステップS14)。
ユーザの栄養状態を判定する(ステップS13)基準については、実施例1と同様である。
図5は、実施例3の栄養状態判定システムの機能ブロック図を示している。図5に示すように、栄養状態判定システム100は、クライアント端末10とサービス提供サーバ11がインターネット9を介して、データを送受信するシステムである。
クライアント端末10は、栄養データ入力手段2、判定結果出力手段4及びデータ送受信手段6aを備える。栄養データ入力手段2は、ユーザの栄養データを入力するものであり、判定結果出力手段4は、栄養状態の判定結果を出力するものである。データ送受信手段6aは、入力した栄養データをサービス提供サーバ11へ送信し、サービス提供サーバ11から栄養状態に関する判定結果データを受信するものである。
サービス提供サーバ11は、栄養状態判定手段3、データベース5及びデータ送受信手段6bを備える。栄養状態判定手段3は、入力された栄養データにつき、ビタミンの血中飽和濃度又は体内飽和度を基準として健康維持のために摂取すべきビタミンの過不足量を算出し、データベース5を参照した上で、ユーザの栄養状態を判定するものである。ユーザの栄養状態を判定する基準については、実施例1と同様である。データ送受信手段6bは、ユーザの栄養データをクライアント端末10から受信し、栄養状態判定手段3により判定された判定結果データをクライアント端末10に送信するものである。
図6は、実施例4の栄養状態判定システムの機能ブロック図を示している。図6に示すように、栄養状態判定システム101は、クライアント端末10とサービス提供サーバ11がインターネット9を介して、データを送受信するシステムである。
クライアント端末10は、生体試料データ入力手段21、判定結果出力手段4及びデータ送受信手段6aを備える。生体試料データ入力手段21は、ユーザの尿、血液、唾液、汗又は大便などの生体試料に関するデータを入力するものである。判定結果出力手段4は、栄養状態の判定結果を出力するものである。データ送受信手段6aは、入力した生体試料データをサービス提供サーバ11へ送信し、サービス提供サーバ11から栄養状態に関する判定結果データを受信するものである。
サービス提供サーバ11は、生体試料データ解析手段22、栄養状態判定手段3、データベース5a及びデータ送受信手段6bを備える。生体試料データ解析手段22は、データベース5aを参照して、入力された生体試料データを解析し、当該ユーザの栄養データを算出するものである。栄養状態判定手段3は、算出された栄養データにつき、ビタミンの血中飽和濃度又は体内飽和度を基準として健康維持のために摂取すべきビタミンの過不足量を算出し、データベース5aを参照した上で、ユーザの栄養状態を判定するものである。ユーザの栄養状態を判定する基準については、実施例1と同様である。データ送受信手段6bは、ユーザの生体試料データをクライアント端末10から受信し、栄養状態判定手段3により判定された判定結果データをクライアント端末10に送信するものである。
図7は、実施例5の栄養状態判定システムの機能ブロック図を示している。図7に示すように、栄養状態判定システム102は、クライアント端末10とサービス提供サーバ11がインターネット9を介して、データを送受信するシステムである。
クライアント端末10は、生体試料データ入力手段21、食事データ入力手段71、質問データ入力手段81、判定結果出力手段4及びデータ送受信手段6aを備える。生体試料データ入力手段21は、ユーザの尿、血液、唾液、汗又は大便などの生体試料に関するデータを入力するものである。
食事データ入力手段71は、生体試料データを取得した日の食事データを入力するものである。例えば、生体試料が尿であり、採取した尿に浸した尿試験紙の色データを入力する場合には、尿を採取した日の食事データを入力する。食事データの入力については、テキストでの入力でもよいし、食品の項目から選択することでもよいし、食事画像データを入力することでもよい。また、食事摂取基準において、食事摂取状況に関する調査法に挙げられる「食事記録法」、「24時間食事思い出し法」などを用いて入力を促す構成としてもよい。ここで、食事データは、“朝食”、“昼食”、“夕食”及び“間食”の全てを含むことが好ましいが、例えば、“朝食”だけを入力することでもよい。なお、尿を採取した日の食事データを入力するとは、尿の採取と食事データの順序を限定する趣旨ではなく、食事データを入力後に尿を採取することでもよい。
質問データ入力手段81は、生体試料データを取得した日の体調に関する質問データを入力するものである。上記の例の場合には、尿を採取した日の体調に関する質問データを入力する。
判定結果出力手段4は、栄養状態の判定結果を出力するものである。データ送受信手段6aは、入力した生体試料データ、食事データ及び質問データをサービス提供サーバ11へ送信し、サービス提供サーバ11から栄養状態に関する判定結果データを受信するものである。
サービス提供サーバ11は、生体試料データ解析手段22、食事データ解析手段72、質問データ解析手段82、栄養状態判定手段3b、データベース5b及びデータ送受信手段6bを備える。生体試料データ解析手段22は、データベース5bを参照して、入力された生体試料データを解析し、当該ユーザの栄養データを算出するものである。
食事データ解析手段72及び質問データ解析手段82は、それぞれデータベース5bを参照して、入力された食事データ及び質問データを解析するものであり、解析結果は、栄養状態判定手段3bによる当該ユーザの栄養状態の判定に用いられる。
栄養状態判定手段3bは、算出された栄養データにつき、ビタミンの血中飽和濃度又は体内飽和度を基準として健康維持のために摂取すべきビタミンの過不足量を算出し、データベース5bと、食事データ及び質問データの解析結果を参照した上で、ユーザの栄養状態を判定するものである。データベース5bによりユーザの栄養状態を判定する基準については、実施例1と同様である。データ送受信手段6bは、ユーザの生体試料データ、食事データ及び質問データをクライアント端末10から受信し、栄養状態判定手段3bにより判定された判定結果データをクライアント端末10に送信するものである。
実施例5の栄養状態判定システム102は、食事データ入力手段71及び食事データ解析手段72を備えるため、ユーザの摂取している食事情報を加味した上で、ユーザの栄養状態を正確に判定できる。また、質問データ入力手段81及び質問データ解析手段82を備えることにより、生体試料データの取得日におけるユーザ自身が認識する体調の変化や症状を加味しての栄養状態の判定が可能となる。
なお、データベース5bには、性別、年齢等の基本情報や、生活習慣、既往歴等のアンケート情報であり、過去に取得した当該ユーザの栄養状態を含むユーザ情報が含まれ、当該ユーザ情報を参照することで、より精度の高い栄養状態の判定が可能である。
図8は、実施例6の栄養状態判定システムの機能ブロック図を示している。図8に示すように、栄養状態判定システム103は、クライアント端末10bと栄養状態判定装置1bがインターネット9を介して、データを送受信するシステムである。本実施例では、クライアント端末10bと栄養状態判定装置1bは、インターネット9を介して接続されているが、その他の無線通信により接続してもよいし、有線で接続してもよい。
クライアント端末10bは、栄養状態判定装置1bに接続されるユーザ端末であって、栄養状態判定装置1bが備える栄養状態判定手段3による判定結果において、ユーザに不足している各ビタミンの量と、それらを補う食品、飲料、サプリメントの少なくとも何れかの商品提案を、受信し表示する。クライアント端末10bが、不足ビタミン量や、不足ビタミンを補う商品提案を受信し表示することにより、ユーザは、健康増進に必要な情報を容易に得ることができる。
商品提案は1種類に限られず、複数種類の商品を組み合わせて提案してもよい。また、サプリメント等のレシピを提案することでもよい。
クライアント端末10bは、栄養状態の判定対象となるユーザが所持するものに限られず、例えば、サプリメントの製造メーカー(図示せず)が所持するものでもよい。したがって、例えば、サプリメントの製造メーカーが有するクライアント端末10bにサプリメント等のレシピを送信し、当該製造メーカーにおいて、提案内容に沿ったサプリメントを作製し、ユーザに送付するといったことが可能である。
本発明は、健康維持のために摂取すべきビタミンの過不足量を算出し、ユーザの栄養状態を判定する技術として有用である。
1,1a,1b 栄養状態判定装置
2,2a 栄養データ入力手段
3,3b 栄養状態判定手段
4 判定結果出力手段
5,5a,5b データベース
6a,6b データ送受信手段
9 インターネット
10,10b クライアント端末
11 サービス提供サーバ
21 生体試料データ入力手段
22 生体試料データ解析手段
71 食事データ入力手段
72 食事データ解析手段
81 質問データ入力手段
82 質問データ解析手段
100~103 栄養状態判定システム

Claims (12)

  1. 健康なユーザの栄養データを入力する栄養データ入力手段と、
    入力された前記栄養データにつき、ビタミンDについては血中飽和濃度を基準とし、それ以外のビタミンについてはユーザの体内飽和度を基準として健康維持のために摂取すべきビタミンの過不足量を算出し、ユーザの栄養状態を判定する栄養状態判定手段と、
    栄養状態の判定結果を出力する判定結果出力手段、
    を備えることを特徴とする栄養状態判定装置。
  2. 前記ユーザの基礎代謝量と運動量から、推定エネルギー必要量を算出し、
    前記栄養状態判定手段は、ビタミンB、ビタミンB、ナイアシンの何れかの過不足量を算出するに際し、前記体内飽和度に必要な摂取量を、前記推定エネルギー必要量を乗じて算出することを特徴とする請求項1に記載の栄養状態判定装置。
  3. 前記ユーザの食事摂取基準の目標量に基づき、基礎代謝量と身体活動レベルより算出した必要エネルギーの10~25%を満たすタンパク質の量を算出し、
    前記栄養状態判定手段は、ビタミンBの過不足量を算出するに際し、前記体内飽和度に必要な摂取量を、0.05~0.06mg/gの範囲のタンパク質の量とし、1日あたりのタンパク質の必要量を乗じて算出することを特徴とする請求項1に記載の栄養状態判定装置。
  4. 前記栄養状態判定手段は、ビタミンC、葉酸、ビオチンの何れかの過不足量を算出するに際し、前記体内飽和度に必要な摂取量として、成人の場合は、1日当たりの所定値とし、小児の場合は、成人の値を基に、体重比の0.7~0.8乗を用いて推定した体表面積比と、年齢ごとに定められている係数の成長因子とを用いて算出することを特徴とする請求項1に記載の栄養状態判定装置。
  5. 前記栄養状態判定手段は、ビタミンDの過不足量を算出するに際し、前記血中飽和濃度に必要な摂取量として、成人の場合は、1日当たりの所定値とし、小児の場合は、成人の値を基に、体重比の0.7~0.8乗を用いて推定した体表面積比と、年齢ごとに定められている係数の成長因子とを用いて算出することを特徴とする請求項1に記載の栄養状態判定装置。
  6. 前記栄養状態判定手段は、ビタミンE又はパントテン酸の過不足量を算出するに際し、前記体内飽和度に必要な摂取量として、成人の場合は、1日当たりの所定値とすることを特徴とする請求項1に記載の栄養状態判定装置。
  7. 前記栄養状態判定手段は、ビタミンB12の過不足量を算出するに際し、前記体内飽和度に必要な摂取量として、成人の場合は、1日当たりの所定値とし、小児の場合は、成人の値を基に、体重比の0.7~0.8乗を用いて推定した体表面積比と、年齢ごとに定められている係数の成長因子とを用いて算出することを特徴とする請求項1に記載の栄養状態判定装置。
  8. 前記栄養データ入力手段における入力は、前記栄養データを受信することを含み、
    前記判定結果出力手段における出力は、前記判定結果を送信することを含む、
    ことを特徴とする請求項1~7の何れかに記載の栄養状態判定装置。
  9. 請求項1~7の何れかの栄養状態判定装置に接続されるユーザ端末であって、
    前記判定結果において、前記ユーザに不足している各ビタミンの量と、それらを補う食品、飲料、サプリメントの少なくとも何れかの商品提案を、受信し表示することを特徴とするユーザ端末。
  10. 請求項8の栄養状態判定装置に接続されるユーザ端末であって、
    前記判定結果において、前記ユーザに不足している各ビタミンの量と、それらを補う食品、飲料、サプリメントの少なくとも何れかの商品提案を、受信し表示することを特徴とするユーザ端末。
  11. コンピュータが、入力された健康なユーザの栄養データにつき、ビタミンDについては血中飽和濃度を基準とし、それ以外のビタミンについてはユーザの体内飽和度を基準として健康維持のために摂取すべきビタミンの過不足量を算出し、ユーザの栄養状態を判定することを特徴とする栄養状態判定方法。
  12. コンピュータに、入力された健康なユーザの栄養データにつき、ビタミンDについては血中飽和濃度を基準とし、それ以外のビタミンについてはユーザの体内飽和度を基準として健康維持のために摂取すべきビタミンの過不足量を算出し、ユーザの栄養状態を判定するステップを実行させるための栄養状態判定プログラム。
JP2022167974A 2022-10-19 2022-10-19 栄養状態判定装置、方法及びプログラム Pending JP2024060533A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022167974A JP2024060533A (ja) 2022-10-19 2022-10-19 栄養状態判定装置、方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022167974A JP2024060533A (ja) 2022-10-19 2022-10-19 栄養状態判定装置、方法及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024060533A true JP2024060533A (ja) 2024-05-02

Family

ID=90828797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022167974A Pending JP2024060533A (ja) 2022-10-19 2022-10-19 栄養状態判定装置、方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2024060533A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Sharkey et al. Inadequate nutrient intakes among homebound elderly and their correlation with individual characteristics and health-related factors
World Health Organization Nutrition in adolescence: issues and challenges for the health sector: issues in adolescent health and development
Zhu et al. Calcium plus vitamin D 3 supplementation facilitated Fat loss in overweight and obese college students with very-low calcium consumption: a randomized controlled trial
Washi et al. Poor diet quality and food habits are related to impaired nutritional status in 13-to 18-year-old adolescents in Jeddah
Barnard et al. A low-fat vegan diet elicits greater macronutrient changes, but is comparable in adherence and acceptability, compared with a more conventional diabetes diet among individuals with type 2 diabetes
Valenzuela et al. Insufficient amounts and inadequate distribution of dietary protein intake in apparently healthy older adults in a developing country: implications for dietary strategies to prevent sarcopenia
T DWYER et al. Do adolescent vitamin-mineral supplement users have better nutrient intakes than nonusers? Observations from the CATCH tracking study
JP7090232B1 (ja) 健康管理システム
Sakamoto et al. Relationship of vitamin D levels to blood pressure in a biethnic population
Méjean et al. Socio-economic, demographic, lifestyle and health characteristics associated with consumption of fatty-sweetened and fatty-salted foods in middle-aged French adults
O’Reilly et al. The effect of a diabetes prevention program on dietary quality in women with previous gestational diabetes
Dewolfe et al. Dietary intake of older adults in the Kingston area
Racine et al. The influence of home-delivered dietary approaches to stop hypertension meals on body mass index, energy intake, and percent of energy needs consumed among older adults with hypertension and/or hyperlipidemia
JP2024060533A (ja) 栄養状態判定装置、方法及びプログラム
Pakiz et al. Quality of life and diet intervention in individuals at risk for recurrence of colorectal adenomas
Keller et al. Activity limitation and food intake in community-living seniors
O'Regan Micronutrient intakes and the role of nutritional supplements in the diet of school-aged children (5-12y) in Ireland
Hosein et al. Spinach Pasta for Cerebral Palsy in Trinidad and Tobago.
Elliott Vegetarian Diet, Growth, and Nutrition in Early Childhood
Hajar et al. Application for Regulating the Number of Calories in Eating Per Day
Lima et al. Intermediate meals and the place of consumption-Which relationship?
Chee The role of “snacks” in the diets of 5-year old children in Dunedin, New Zealand
Waern The Geometric Framework and Nutrition in Older Age
Aguiar Decision analytic modelling of the prevention of vitamin D deficiency in England and Wales
Langborger Sensory studies of an energy dense drink for elderly people