JP2024060119A - Structure - Google Patents
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Abstract
【課題】 施工を簡略化できる構造体の提供。【解決手段】 桁5を支持する柱6と、機能ユニット2とを備え、機能ユニット2は、前柱3と後柱4とに分割して構成してあり、後柱4は、柱6の見込方向の異なる位置で柱6と連結自在である。【選択図】 図14[Problem] To provide a structure that can be constructed easily. [Solution] The structure comprises a column 6 that supports a girder 5, and a functional unit 2. The functional unit 2 is divided into a front column 3 and a rear column 4, and the rear column 4 can be freely connected to the column 6 at different positions in the projection direction of the column 6. [Selected Figure] Figure 14
Description
本発明は、アーチやカーポート等の構造体に関する。 The present invention relates to structures such as arches and carports.
従来より、門型のアーチ等の横材(桁)から地面の間にインターホン等の機能部品を備える機能ユニットを設置した構造体が知られている。かかる構造体においては、施工の簡略化が求められている。 Conventionally, structures have been known in which functional units equipped with functional parts such as intercoms are installed between the cross members (beams) of gate-shaped arches and the ground. There is a demand for simplification of construction of such structures.
本発明は以上に述べた実情に鑑み、施工を簡略化できる構造体の提供を目的とする。 In view of the above-mentioned circumstances, the present invention aims to provide a structure that can simplify construction.
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による構造体は、桁を支持する柱と、機能ユニットとを備え、機能ユニットは、前柱と後柱とに分割して構成してあり、後柱は、柱の見込方向の異なる位置で柱と連結自在であることを特徴とする。
To achieve the above object, the structure according to the invention described in
請求項1記載の発明による構造体は、桁を支持する柱と、機能ユニットとを備え、機能ユニットは、前柱と後柱とに分割して構成してあり、後柱は、柱の見込方向の異なる位置で柱と連結自在であることで、機能ユニットの設置が容易に行えるので、施工を簡略化できる。しかも、機能ユニットの設置位置を柱の見込方向に変更することができるので、都合が良い。
The structure according to the invention described in
以下、構造体の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、後述する第1~4実施形態のうち、請求項1記載の発明に対応する実施形態は第3,4実施形態である。
図1~7は、構造体の第1実施形態を示している。本構造体は、住宅の敷地の出入口部分に設置されるアーチ(門)に適用したものである。
本構造体は、図1に示すように、地面Gから間隔をおいて立設した2本の柱6,6上に桁1を架設した門型のフレームを有し、向かって右側の部分に桁1から地面Gにわたってインターホン17等の機能部品を備えた機能ユニット(柱)2が設けてある。
機能ユニット2は、図2に示すように、前柱3と後柱4とに分割して構成してあり、前柱3は、上端部を桁1の前面に対向する位置までのばし、桁1前に配置してあり、後柱4は、桁1下に配置してある。前柱3は、桁1の高さ分だけ後柱4よりも長くなっている。
Hereinafter, embodiments of the structure will be described with reference to the drawings. Among the first to fourth embodiments described below, the third and fourth embodiments correspond to the invention described in
1 to 7 show a first embodiment of the structure. This structure is applied to an arch (gate) installed at the entrance of a house.
As shown in Figure 1, this structure has a gate-shaped frame with a
As shown in Figure 2, the
桁1は、アルミニウム合金の押出形材で形成したものであり、図3に示すように、矩形断面の中空部9と、中空部9の下側に下向きに開口した凹部10とを長手方向に連続して有している。桁1の長手方向端部には、図1に示すように、蓋11を取付けて小口を塞いでいる。
柱6は、アルミニウム合金の押出形材で略正方形断面の中空状に形成してあり、上端部を桁1の凹部10に呑み込ませ、金具を介して凹部10の底壁12に固定してある。桁1の凹部10は、図3,5に示すように、柱6を呑み込ませた部分を除いて、下方より目板13を嵌合取付けして塞いである。目板13は、機能ユニット2の右側と左側にそれぞれ取付けられる目板13a,13bと、機能ユニット2の前柱3の後方位置に取付けられる桁前付用目板13cの3つに分割されている(図5参照)。
The
The
機能ユニット2の前柱3は、図6に示すように、右前柱14aと左前柱14bと両前柱14a,14b間にまたがって設けた前パネル15とを有している。右前柱14aと左前柱14bは、アルミニウム合金の押出形材で左右対称に形成してあり、中空部16を有するものとなっている。
前パネル15は、アルミニウム合金の押出形材で板状に形成してあり、右前柱14aと左前柱14bの前面に当接してねじ22で固定してある。
As shown in Fig. 6, the
The
機能ユニット2の後柱4は、図6に示すように、右後柱23aと左後柱23bと両後柱23a,23b間にまたがって設けた後パネル24とを有している。右後柱23aと左後柱23bは、アルミニウム合金の押出形材で左右対称に形成してあり、中空部25を有するものとなっている。右後柱23aと左後柱23bは、前部に一対の係合片26,26を有し、一対の係合片26,26を右前柱14aと左前柱14bの後部に形成された溝27に嵌め込むことで、右前柱14aと左前柱14bとそれぞれ連結自在となっている。
後パネル24は、アルミニウム合金の押出形材で板状に形成してあり、右後柱23aと左後柱23bの内側面に取付けたアングル28に後方からのねじ29でねじ止めして取付けてあり、着脱自在となっている。
As shown in Fig. 6, the
The
前柱3と後柱4は、図3,6に示すように、右前柱14aと右後柱23a、左前柱14bと左後柱23bとを係合片26,26の係合によりそれぞれ連結した上、内側面で板状の連結金具30により連結してある。連結金具30は、上下方向に間隔をおいて複数設けてある。
As shown in Figures 3 and 6, the front and
機能ユニット2には、図1,2に示すように、機能部品として上から順に照明18と表札19とインターホン17とポスト20が取付けてある。照明18と表札19とインターホン17は、図6に示すように、前パネル15に取付けてある。右前柱14aと左前柱14bの中空部16内には、照明18とインターホン17への配線を通すための配線管21が挿通してある。ポスト20は、図7に示すように、右前・後柱14a,23aと左前・後柱14b,23bとの間に後ろから挿入し、内側から右前・後柱14a,23aと左前・後柱14b,23bにねじ31で固定して取付けてある。
As shown in Figures 1 and 2, the
機能ユニット2は、図3,5に示すように、右後柱23a及び左後柱23bの上端部が桁1下面の凹部10に呑み込ませてあり、右後柱23a及び左後柱23bの上端部はL形の連結金具32により凹部10の底壁12に連結してある。桁前付用目板13cは、右後柱23aと左後柱23bの位置に切欠き33が設けてあり、当該目板13cの下面と桁1の前面にまたがってクッション材34が取付けてある。
As shown in Figures 3 and 5, the upper ends of the right rear column 23a and the left rear column 23b of the
機能ユニット2の前柱(縦材)3は、図3に示すように、上端が桁1上面と略同じ高さとなっており、前柱3の上端部には上部キャップ8が取付けてある。上部キャップ8は、図3,4に示すように、左右前柱14a,14bの中空部16に挿入してねじ止めされる取付部35,35と、左右の取付部35,35の間に上方及び後方に開放して設けた凹部36とを有し、凹部36の底壁37には左右方向の長孔38が左右方向に間隔をおいて設けてある。
前パネル15の上端部の裏面側と上部キャップ8との間、左右前柱14a,14bの上端部と上部キャップ8の取付部35との間にはパッキン39a,39bがそれぞれ設けてあり、これらのパッキン39a,39bにより上部キャップ8と前柱3の間から雨水が浸入するのを防いである。
As shown in Figure 3, the upper end of the front column (vertical member) 3 of the
Gaskets 39a, 39b are provided between the back side of the upper end of the
図3,4に示すように、桁1の上面には、長方形の板状の上部キャップ固定金具7がねじ40で取付けてあり、上部キャップ固定金具7は桁1上面から前方に張り出し、上部キャップ8の凹部36に上方から入り込んでいる。上部キャップ固定金具7の下面と上部キャップ8の凹部36の底面との間には隙間が形成されており、該隙間はクッション材41を配置して埋めてある。クッション材41は、凹部36内に水やゴミが入るのを防ぐと共に、前柱3と桁1の間から雨水が浸入するのを防ぐ働きがある。また、クッション材41は、後述するように桁1が撓むことによる上部キャップ固定金具7の傾きや移動を吸収する働きがある。
上部キャップ固定金具7には、ねじ42が左右方向に間隔をおいて垂下して設けてあり、ねじ42を上部キャップ8の凹部36の底壁37に形成された左右方向の長孔38に挿通することで、上部キャップ8を桁1に引き寄せている。
3 and 4, a rectangular plate-like upper cap fixing
The upper
桁1は、自重や、桁1に屋根43を取付けた場合(図12,15参照)には桁1の自重に加えて屋根43の重みにより撓むことがあり、撓み量は桁1を支持している柱6から離れるほど大きくなる。本構造体は、上述のように、上部キャップ固定金具7に対して上部キャップ8が桁1の撓みを吸収し得る状態で連結されていることで、桁1に撓みが生じても上部キャップ8や機能ユニット2の前柱3に無理な力がかからないようになっている。
すなわち、上部キャップ固定金具7に垂下して設けたねじ42を上部キャップ8に設けた左右方向の長孔38に挿通することで、上部キャップ8を桁1に引き寄せているので、桁1が撓むことで上部キャップ固定金具7が傾いたり左右方向に移動したりしたとしても、上部キャップ8や機能ユニット2の前柱3に無理な力がかからない。また、上部キャップ8は、上部キャップ固定金具7が上方から入り込む凹部36を有することで、桁1が撓んで上部キャップ固定金具7が上下方向に移動したとしても、上部キャップ8や機能ユニット2の前柱3に無理な力がかからない。
さらに、上部キャップ固定金具7の下面と上部キャップ8の凹部36との隙間にクッション材41が設けてあることで、凹部36内に水やゴミが入るのを防止できる。
The
That is, the
Furthermore, a
本機能ユニット2の組立て手順を説明する。
まず、前パネル15に右前柱14aと左前柱14bをねじ22でねじ止めする。
次に、右後柱23aと左後柱23bに後パネル24取付用のアングル28を取付ける。
次に、右前柱14aに右後柱23aを、左前柱14bに左後柱23bをそれぞれ嵌め込み、内側面で連結金具30で連結して右前柱14aと右後柱23a、左前柱14bと左後柱23bを固定する。
次に、機能部品(照明18、表札19、インターホン17、ポスト20)を取付ける。
次に、前柱3の上端部に上部キャップ8を取付ける。
次に、右前柱14aと左前柱14bに配線管21を通し込む。
最後に、後パネル24を取付ける。
The assembly procedure for this
First, the right front column 14 a and the left front column 14 b are fastened to the
Next, the
Next, the right rear column 23a is fitted into the right front column 14a, and the left rear column 23b is fitted into the left front column 14b, and they are connected on the inner sides with connecting
Next, the functional parts (
Next, the
Next, the
Finally, the
次に、機能ユニット2の施工手順を説明する。
まず、機能ユニット2を取付ける位置を決め、桁1の凹部10の底壁12に連結金具32を取付けるための下穴を開ける。
次に、機能ユニット2の後パネル24を外し、右後柱23aと左後柱23bの上端部に連結金具32を取付ける。
次に、機能ユニット2の前柱3の後面を桁1の前面に当てがいながら機能ユニット2を桁1下から上にスライドし、右後柱23aと左後柱23bの上端部を桁1下面の凹部10に呑み込ませ、右後柱23aと左後柱23bの上端部に取付けておいた連結金具32を凹部10の底壁12にねじ44で固定する(図3参照)。
次に、桁1上面に上部キャップ固定金具7を取付ける。
次に、上部キャップ固定金具7に螺入したねじ42を上部キャップ8の左右方向の長孔38に通し、上部キャップ8を桁1に引き寄せる。
次に、桁1下面の凹部10に桁前付用目板13cを取付け、桁前付用目板13cの下面と桁1の前面にまたがってクッション材34を取付ける。
次に、照明18、インターホン17の配線を行い、その後、後パネル24を取付ける。
最後に、機能ユニット2の左右両側の桁1下面の凹部10に目板13a,13bを取付ける。
Next, the procedure for installing the
First, the position for attaching the
Next, the
Next, while the rear surface of the
Next, the upper
Next, the
Next, a girder front-mounting batten 13c is attached to the
Next, wiring for the
Finally, battens 13a, 13b are attached to the
以上に述べたように本構造体は、機能ユニット2を前柱3と後柱4とに分割して構成してあり、前柱3は、上端部を桁1の前面に対向する位置までのばし、後柱4は、上端を桁1下に配置することで、上端部を切欠いたりすることなく機能ユニット2を桁1の前に出して取付けることができるので、施工を簡略化できる。機能ユニット2を桁1前に取付けることで、機能ユニット2を目立たせることができる。
As described above, this structure is constructed by dividing the
図8~11は、構造体の第2実施形態を示している。本構造体は、第1実施形態と同様に、住宅の敷地の出入口部分に設置されるアーチ(門)に適用したものであり、桁1から地面Gにわたって機能ユニット2が設けてある。
機能ユニット2の構造自体は、第1実施形態と同様であり、前柱3と後柱4とに分割して構成してあるのも同じであるが、桁1に対する機能ユニット2の取付け位置が第1実施形態と異なっている。本実施形態は、図9,10に示すように、前柱3と後柱4の上端が同じ高さ位置で切断されて桁1下に配置されている。後柱4の上端部を桁1下面の凹部10の底壁12に連結金具32で連結してあるのは、第1実施形態と同じである。
8 to 11 show a second embodiment of the structure. As in the first embodiment, this structure is applied to an arch (gate) installed at the entrance of a residential property, and a
The structure of the
本実施形態は、機能ユニット2の前柱3と後柱4の上端部を両方とも桁1下の凹部10に呑み込ませてあり、機能ユニット2の見込寸法が凹部10の見込寸法と略同じになっているので(図10,11参照)、第1実施形態のような桁前付用目板13cは不要となり、機能ユニット2の左右両側にだけ目板13a,13bを取付ければよい。また、前柱3の上端部の上部キャップ8や、上部キャップ固定金具7も不要となる。
In this embodiment, the upper ends of both the
第2実施形態の構造体は、機能ユニット2を桁1下に取付けたことで、機能ユニット2が前に出っ張らず、すっきりした納まりになる。
In the structure of the second embodiment, the
以上に述べたように本構造体(第1,2実施形態)は、機能ユニット2を前柱3と後柱4とに分割して構成したことで、機能ユニット2を桁1の前に出して取付ける桁前付け(第1実施形態、図1,2参照)と、機能ユニット2を桁1の下に取付ける桁下付け(第2実施形態、図8,9参照)を選択することができる。桁前付けとする場合でも、機能ユニット2の上端部を切欠く必要がないので、施工を簡略化できる。
As described above, this structure (first and second embodiments) is constructed by dividing the
図12~14は、構造体の第3実施形態を示している。本構造体は、カーポートに適用したものである。本構造体は、図12,13に示すように、前桁5と後桁45と左右の側桁46,46を有し、前桁5と後桁45と左右の側桁46,46とで囲まれた開口部に屋根43が取付けてある。前桁5は、左側の側桁46よりも側方に突出しており、両端部を柱6,6で支持してあり、前桁5と左右の柱6,6は敷地に出入りする人がくぐるアーチを兼ねている。そして、左側の柱6に隣接する位置に、機能ユニット2が設置してある。機能ユニット2は、第1実施形態のものと同じ構造のもので、前柱3と後柱4とに分割して構成され、前柱3を前桁5の前に出して取付けた桁前付けになっている。
Figures 12 to 14 show the third embodiment of the structure. This structure is applied to a carport. As shown in Figures 12 and 13, this structure has a
第1実施形態では、機能ユニット2の後柱4の上端部を桁1下面の凹部10の底壁12に連結金具32で連結していたが、本実施形態ではそのように後柱4を桁(前桁)5と連結するのではなく、図14に示すように、前桁5を支持する柱6と連結している。
具体的には、柱6の機能ユニット2と対向する内側の側面には、補助材47が取付けてある。補助材47は、アルミニウム合金の押出形材で形成したものであり、前側と後側に溝48が形成してあり、溝48に、補助材47を柱6に固定するためのねじ49が配設されている。前側の溝48は、機能ユニット2が当接して塞がれ、後側の溝48は目板50を取付けて塞がれている。補助材47には、柱6の見込方向の中心より前側の位置にボルト51が側方に突き出して設けてある。機能ユニット2は、柱6側の後柱(左後柱)23bにボルト51の軸部を挿通し、突き出したボルト51の軸部にナット52を螺合して締め付けることで、柱6に連結・固定されている。ボルト51は、上下方向に間隔をおいて複数設けてある。
In the first embodiment, the upper end of the
Specifically, an
次に、機能ユニット2の施工手順を説明する。なお、機能ユニット2の組立て手順は、第1実施形態と同様である。
まず、柱6の機能ユニット2側の側面に補助材47を取付ける。補助材47には、ボルト51を予め突き出して設けておく。
次に、機能ユニット2の後パネル24を外し、左後柱23bにボルト51を通すための孔を開ける。
次に、機能ユニット2の前柱3の後面を前桁5の前面に、後柱4を前桁5下に当てがいながら機能ユニット2を柱6側に50mm程度横にスライドさせ、左後柱23bに形成した孔に補助材47から突き出たボルト51を挿通させる。その後、左後柱23bから突き出たボルト51にナット52を螺合し、ナット52を締める。
次に、前桁5上面に上部キャップ固定金具7を取付ける。
次に、上部キャップ固定金具7に螺入したねじ42を上部キャップ8の左右方向の長孔38に通し、上部キャップ8を前桁5に引き寄せる。
次に、前桁5下面の凹部10に桁前付用目板13cを取付け、桁前付用目板13cの下面と前桁5の前面にまたがってクッション材34を取付ける。
次に、照明18、インターホン17の配線を行い、その後、後パネル24を取付ける。
最後に、機能ユニット2の左右両側の前桁5下面の凹部10に目板13a,13bを取付ける。
Next, a description will be given of a procedure for constructing the
First, the reinforcing
Next, the
Next, with the rear face of the
Next, the upper
Next, the
Next, a girder front attachment plate 13c is attached to the
Next, wiring for the
Finally, battens 13a, 13b are attached to the
図15,16は、構造体の第4実施形態を示している。本構造体は、第3実施形態と同様にカーポートに適用したものであり、左側の柱6に隣接する位置に、機能ユニット2が設置してある。機能ユニット2は、第1~3実施形態と同様に前柱3と後柱4とに分割して構成され、第2実施形態と同様に、前柱3及び後柱4の上端を前桁5の下に配置した桁下付けになっている。
Figures 15 and 16 show the fourth embodiment of the structure. This structure is applied to a carport, as in the third embodiment, and the
第2実施形態では、機能ユニット2の後柱4の上端部を桁1下面の凹部10の底壁12に連結金具32で連結していたが、本実施形態ではそのように後柱4を前桁5と連結するのではなく、図16に示すように、前桁5を支持する柱6と連結している。
具体的には、柱6の機能ユニット2と対向する内側の側面には、補助材47がねじ49で取付けてあり、補助材47には、柱6の見込方向の中心より後側の位置にボルト51が側方に突き出して設けてある。この補助材47は、第3実施形態と同一の補助材47を前後反転して用いている。
機能ユニット2は、第3実施形態と同様に、柱6側の後柱(左後柱)23bにボルト51の軸部を挿通し、突き出したボルト51の軸部にナット52を螺合して締め付けることで、柱6に連結・固定されている。
In the second embodiment, the upper end of the
Specifically, a reinforcing
As in the third embodiment, the
第3,4実施形態は、前桁5の長手方向端部に設けた柱6に機能ユニット2を連結しているが、前桁5の長手方向中間部に柱6を設け、その柱6に機能ユニット2を連結することで、機能ユニット2を前桁5の長手方向の中間部に設置することもできる。
In the third and fourth embodiments, the
第1,2実施形態では、機能ユニット2を桁1と連結しているため、桁1の撓みを考慮して柱6から一定の距離の範囲内に機能ユニット2を設置する必要があるが、第3,4実施形態では、機能ユニット2を桁(前桁)5を支持する柱6と連結していることで、桁5の撓みを考慮する必要が無く、桁5の長手方向に任意の位置に柱6と共に機能ユニット2を設置することが可能であり、機能ユニット2の設置位置の自由度が高い。第3,4実施形態は、桁5の長手方向端部の柱6に機能ユニット2を連結しているため、機能ユニット2が人や車の通行の邪魔になりにくい。
In the first and second embodiments, the
以上に述べたように本構造体(第1,3実施形態)は、桁1,5と柱(機能ユニット)2とを備え、柱2は、前柱3と後柱4とに分割して構成してあり、前柱3は、上端部を桁1,5の前面に対向する位置までのばし、後柱4は、上端を桁1,5下に配置してあることで(図3参照)、柱2の上端部を切欠いたりすることなく柱2を桁1,5の前に出して取付けることができるので、施工を簡略化できる。
本構造体(第1,2,3,4実施形態)は、桁1,5と柱(機能ユニット)2とを備え、柱2は、前柱3と後柱4とに分割して構成してあり、桁1,5の前に出して取付ける桁前付け(第1,3実施形態、図3参照)と、桁1,5の下に取付ける桁下付け(第2,4実施形態、図10参照)を選択自在であり、桁前付けの場合は、前柱3の上端部を桁1,5の前面に対向する位置までのばし、後柱3は上端を桁1,5下に配置し、桁下付けの場合は、前柱3及び後柱4の上端を桁1,5下に配置することで、柱2の取付けにあたり桁前付けと桁下付けのどちらにも対応できる上、柱2の上端部を切欠いたりする必要がないので、施工を簡略化できる。
本構造体(第1,2実施形態)は、柱(機能ユニット)2は、前柱3と後柱4を側面で連結し、後柱4の上端部を桁1の下面に連結して設けてあることで(図3,10参照)、桁前付けと桁下付けのどちらにも対応可能で、いずれの場合も同じように柱2を桁1と連結できるので、施工をより簡略化できる。
As described above, this structure (first and third embodiments) comprises
This structure (first, second, third and fourth embodiments) comprises
In this structure (first and second embodiments), the column (functional unit) 2 is arranged by connecting the
本構造体(第1実施形態)は、桁1と柱(機能ユニット)2とを備え、柱2は、桁1の前に出して取付けてあり、前柱3と後柱4とに分割して構成してあり、前柱3と後柱4は互いに係合し、側面で連結してあり、前柱3の上端部を桁1の前面に対向する位置までのばし、後柱4の上端部を桁1の下面に連結してあることで(図3参照)、柱2の組立て及び設置が容易に行えるので、施工を簡略化できる。
本構造体(第2実施形態)は、桁1と柱(機能ユニット)2とを備え、柱2は、桁1の下に取付けてあり、前柱3と後柱4とに分割して構成してあり、前柱3と後柱4は互いに係合し、側面で連結してあり、前柱3と後柱4の上端を桁1下に配置し、後柱4の上端部を桁1の下面に連結してあることで(図10参照)、柱2の組立て及び設置が容易に行えるので、施工を簡略化できる。
前柱3は、右前柱14aと左前柱14bと両前柱14a,14b間にまたがって設けた前パネル15とを有し、後柱4は、右後柱23aと左後柱23bと両後柱23a,23bにまたがって設けた後パネル24とを有し、右前柱14aと右後柱23a、左前柱14bと左後柱23bを、それぞれ内側面で連結してあることで(図6参照)、柱2の組立てが容易に行えると共に、インターホン17等の機能部品17,18,19,20の取付けや配線等も容易に行うことができる。
This structure (first embodiment) comprises a
This structure (second embodiment) comprises a
The
請求項1記載の発明による構造体(第3,4実施形態)は、桁(前桁)5を支持する柱6と、機能ユニット2とを備え、機能ユニット2は、前柱3と後柱4とに分割して構成してあり、後柱4は、柱6の見込方向の異なる位置で柱6と連結自在であることで(図14,16参照)、機能ユニット2の設置が容易に行えるので、施工を簡略化できる。しかも、機能ユニット2の設置位置を柱5の見込方向に変更することができるので、都合が良い。
本構造体(第3実施形態)は、前柱3は、上端部が桁5の前面に対向する位置までのばしてあり、後柱4は、上端が桁5下に配置してあり、柱6の側面と連結してあることで(図2,14参照)、機能ユニット2を桁5の前に出して取付ける桁前付けの状態で設置するのが容易である。
本構造体(第4実施形態)は、前柱3と後柱4は、上端が桁5下に配置してあり、後柱4を柱6の側面と連結してあることで(図9,16参照)、機能ユニット2を桁5の下に取付ける桁下付けの状態で設置するのが容易である。
本構造体(第3,4実施形態)は、柱6の側面に補助材47が取付けてあり、後柱4を補助材47に連結してあることで(図14,16参照)、後柱4を柱6と連結するのが容易である。
本構造体(第3,4実施形態)は、補助材47を前後反転して用いることで、柱6に対する後柱4の位置を見込方向に変更自在であるため、共通の補助材47を使用して桁前付けと桁下付けの何れにも対応することができ、合理的である。
The structure (third and fourth embodiments) according to the invention described in
In this structure (third embodiment), the upper end of the
In this structure (fourth embodiment), the upper ends of the
In this structure (third and fourth embodiments), a reinforcing
In this structure (third and fourth embodiments), the position of the
本構造体(第1実施形態)は、桁1と縦材(前柱)3と上部キャップ固定金具7とを備え、縦材3は、上端が桁1上面とほぼ同じ高さで、上端部に上部キャップ8が取付けてあり、上部キャップ固定金具7は、桁1に固定してあり、上部キャップ固定金具7に対して上部キャップ8が桁1の撓みを吸収し得る状態で連結されていることで(図3,4参照)、縦材3の上端部を桁1と容易に連結することができるので施工を簡略化でき、しかも桁1が撓んでも縦材3に無理な力がかからない。
上部キャップ固定金具7は、軸(ねじ)42が垂下して設けてあり、軸42は、上部キャップ8に設けた左右方向の長孔38に挿通してあることで(図3,4参照)、桁1が撓んで上部キャップ固定金具7が傾いたり左右方向に移動したりしても、上部キャップ8や縦材3に無理な力がかからない。
上部キャップ8は、上部キャップ固定金具7が上方から入り込む凹部36を有することで(図3,4参照)、桁1が撓んで上部キャップ固定金具7が上下方向に移動しても、上部キャップ8や縦材3に無理な力がかからない。
さらに、上部キャップ固定金具7の下面と上部キャップ8の凹部36との隙間にクッション材41が設けてあることで(図3参照)、凹部36内に水やゴミが入るのを防止できる。
This structure (first embodiment) comprises a
The upper
The
Furthermore, a
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。桁及び柱の材質、断面形状は、適宜変更することができる。機能ユニットは、前柱と後柱とに分割して構成してあればよく、具体的な構成は問わない。機能ユニットに取付けられる機能部品は、適宜変更することができ、例えば、宅配ボックス等を取付けることもできる。本発明は、実施形態として記載したアーチ、カーポートに限らず、桁と柱を備える構造体に広く適用することができる。 The present invention is not limited to the above-described embodiments. The material and cross-sectional shape of the beams and columns can be changed as appropriate. The functional unit can be configured in any specific way as long as it is divided into a front column and a rear column. The functional parts attached to the functional unit can be changed as appropriate; for example, a delivery box or the like can be attached. The present invention is not limited to the arches and carports described as embodiments, but can be widely applied to structures that include beams and columns.
1 桁
2 機能ユニット(柱)
3 前柱(縦材)
4 後柱
5 前桁(桁)
6 柱
7 上部キャップ固定金具
8 上部キャップ
1
3. Front pillar (vertical member)
4
6
Claims (1)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022167251A JP2024060119A (en) | 2022-10-19 | 2022-10-19 | Structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022167251A JP2024060119A (en) | 2022-10-19 | 2022-10-19 | Structure |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2024060119A true JP2024060119A (en) | 2024-05-02 |
Family
ID=90828868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022167251A Pending JP2024060119A (en) | 2022-10-19 | 2022-10-19 | Structure |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2024060119A (en) |
-
2022
- 2022-10-19 JP JP2022167251A patent/JP2024060119A/en active Pending
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