JP2024050854A - 骨アンカー頭部エクステンダ - Google Patents

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Abstract

【課題】椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダを提供する。【解決手段】エクステンダは、下部本体部に結合された上部本体部を含むことができる。上部本体部は、湾曲した下面から上向きに延びる対向する2つのアームを有して、第1のチャネル軸を有する実質的にU字形の内部チャネルを規定し得、湾曲した下面は、第1のチャネル軸にほぼ垂直な方向に上部本体部を通って延びるアクセス開口部を規定する。下部本体部は、上下部本体部からの突起として下向きに延在することができ、上部本体部に接合することができ、第1および第2の側面を有することができ、第1および第2の側面は実質的に平面で平行であり、内部部分によって分離される。第1および第2の側面は、突起の高さと突起の幅を定義する。ねじは、内部部分に配置することができ、また、突起幅よりも大きいねじ径を規定する雄ねじを有することができる。【選択図】図4

Description

(優先権)
この出願は、2018年12月12日に出願された米国仮特許出願第62/778,663号の優先権を主張するものであって、その参照によりその全体が本明細書に組み込まれている。
(背景)
脊椎固定システムは、脊柱を外科的に固定、調整、および/または整列させるために使用することができる。脊椎固定システムの1つのタイプは、脊椎ロッドを使用して、脊椎を支持し、脊柱の全部または一部を所望の向きに固定、調整、および/または整列させることができる。脊椎ロッドの脊柱への取り付けは、さまざまな脊椎アンカーを使用して達成されている。椎弓根(ペディクル)スクリューは、椎骨アンカーとしての使用が成功している。脊椎ロッドと組み合わせた椎弓根スクリューおよびコネクタは、自然な脊椎のアライメントで変形を整列および矯正し、外傷を修復することができる。一般に、椎弓根スクリューは、脊椎ロッドを固定できる受容開口部を備えた頭部(ヘッド)を有する。
しかしながら、椎弓根スクリューが一旦固定されると、すなわち、椎弓根骨の一部に一旦ねじ込まれると、椎弓根スクリューの頭部の位置が固定されるため、挿入される脊椎ロッドの位置もまた設定される。脊椎固定のプロセス中に、椎弓根スクリューの頭部の固定位置、したがって、固定した脊椎ロッドの固定位置が理想的でないことが判明する場合がある。
したがって、固定椎弓根スクリューにおける脊椎ロッドの可変位置決めを提供するための装置、システム、および方法に対する満たされていないニーズが依然として存在する。
さらに、より多様な器具を提供することにより、神経筋および修正手術の状況で、より大きな柔軟性を可能にする脊椎固定装置に対する満たされていないニーズが依然として存在する。
(概要)
例えば椎弓根スクリューなどの骨アンカーの頭部エクステンダが開示されている。エクステンダは、下部本体部に接合された上部本体部を含むことができる。上部本体部は、第1のチャネル軸を有する実質的にU字型の内部チャネルを規定するために、湾曲した下面から上向きに延びる2つの対向するアームを有することができ、その湾曲した下面は、第1のチャネル軸にほぼ垂直な方向に上部本体部を介して延びるアクセス開口部を規定する。下部本体部は、上部本体部からの突起として下方に延びることができ、上部本体部に接合することができ、第1および第2の側面を有することができ、第1および第2の側面は、実質的に平面で平行であって、内部部分によって分離され、第1および第2の側面は、突起の高さおよび突起の幅を規定する。ねじは、内部部分に配置されて、また、突起幅よりも大きなねじ径を形成する雄ねじを有することができる。
(第1態様)
椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダであって、
下部本体部に結合された上部本体部を備え、
i. 前記上部本体部は、第1のチャネル軸を有する実質的にU字形の内部チャネルを規定するために、湾曲した下面から上方に延びる対向する2つのアームを有し、前記湾曲した下面は、前記第1のチャネル軸にほぼ垂直な方向に前記上部本体部を通って延びるアクセス開口部を規定し、
ii. 前記下部本体部は、前記上部本体部からの突起として下向きに延在して、前記上部本体部に接合されて、第1および第2の側面を有し、前記第1および第2の側面は、実質的に平面で平行であり、内部部分によって分離されており、前記第1および第2の側面は、突起高さと突起幅とを規定し、
iii. 前記内部部分に配置されるねじは、前記突起幅よりも大きいねじ径を規定する雄ねじを有する、
椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
(第2態様)
前記下部本体部は、実質的にU字型の突起である、
第1態様に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
(第3態様)
前記第1および第2の側面は、実質的にU字形型である、
第1態様に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
(第4態様)
前記対向する2つのアームはそれぞれ、止めねじを受け入れるための相補的な第1の雌ねじを含む、
第1態様に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
(第5態様)
前記ねじは、前記アクセス開口部からアクセス可能な駆動部分を含む、
第1態様に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
(第6態様)
前記上部本体部は、ロッド固定ツールと係合するためのポケットを含む、
第1態様に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
(第7態様)
椎弓根スクリュー
を更に備え、
前記椎弓根スクリューは、チューリップ頭部を含み、前記下部本体部は、前記チューリップ頭部に固定されている、
第1態様に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
(第8態様)
椎弓根スクリュー
を更に備え、
前記椎弓根スクリューは、チューリップ頭部と内ねじとを含み、前記下部本体部の前記雄ねじは、前記チューリップ頭部で前記内ねじと係合する、
第1態様に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
(第9態様)
椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダであって、
ロッド固定本体部を備え、
前記ロッド固定本体部は、二等分面に対応する2つの対向するアームを有し、各アームは、相補的な雌ねじを含み、湾曲した下面から上方に延在して、前記二等分面に平行に延在する第1のチャネル軸を有する実質的にU字形の内部のロッド受容チャネルを規定し、前記ロッド受容チャネルは、間隔を空けた第1および第2の側面と接続し、前記間隔を空けた第1および第2の側面は、外向きの表面を有し、前記外向きの表面は、前記二等分面にほぼ垂直である、
椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
(第10態様)
ねじは、アクセス開口部からアクセス可能な駆動部分を含む、
第9態様に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
(第11態様)
前記ロッド固定本体部は、ロッド固定ツールと係合するためのポケットを含む、
第9態様に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
(第12態様)
椎弓根スクリュー
を更に備え、
前記椎弓根スクリューは、ほぼ平坦な上面を有し、前記ロッド固定本体部は、前記椎弓根スクリューの前記ほぼ平坦な上面に隣接する表面を含む、
第9態様に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
(第13態様)
ほぼ平坦な上面を有する椎弓根スクリューと、椎弓根スクリューロッド固定チャネルの湾曲した下面と、
を更に備え、
前記ロッド固定本体部は、前記椎弓根スクリューの前記ほぼ平坦な上面に隣接する表面を含み、前記U字形の内部のロッド受容チャネルの前記湾曲した下面と前記椎弓根スクリューの前記上面との間の距離は、前記椎弓根スクリューロッド固定チャネルの前記湾曲した下面と前記椎弓根スクリューの前記上面との間の距離よりも短い、
第9態様に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
(第14態様)
椎弓根スクリューのチューリップ頭部に結合されている第9態様に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
(第15態様)
椎弓根スクリューチューリップヘッドエクステンダであって、
第1の端部および第2の端部を有する取り付けロッドを備え、
前記取り付けロッドは、前記第1の端部でほぼ真っ直ぐであって、中心ロッド軸を定義し、前記取り付けロッドは、前記第2の端部で斜めにほぼ曲がって配置され、ロッド固定本体部は、対向する2つのアームを含み、前記アームはそれぞれ、雌ねじの一部を含み、実質的にU字形の内部チャネルを定義する湾曲した下面から延び、前記U字形の内部チャネルは、第1のチャネル軸を有することができる、
椎弓根スクリューチューリップヘッドエクステンダ。
(第16態様)
前記取り付けロッドは、円筒形の断面を有する、
第15態様に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
(第17態様)
前記取り付けロッドは、約90度の角度で曲がり、
第15態様に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
(第18態様)
前記ロッド固定本体部は、ロッド固定ツールと係合するためのポケットを含む、
第15態様に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
(第19態様)
前記第1のチャネル軸は、前記中心ロッド軸と同じ平面にある、
第15態様に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
(第20態様)
前記第1のチャネル軸は、前記中心ロッド軸の平面に実質的に垂直な平面内にある、
第15態様に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
(図面の簡単な説明)
本開示は、以下の図に関連して取られたいくつかの例示的な実施形態の詳細な説明から、より容易に理解されるであろう。
椎弓根スクリューの一例の側面図である。
図1の椎弓根スクリューの頭部の部分断面図である。
骨内の椎弓根スクリューの略図である。
椎弓根スクリューと係合する本開示の椎弓根スクリューエクステンダの一例の斜視図である。
図4の椎弓根スクリューエクステンダの斜視図である。
本開示の椎弓根スクリューエクステンダの一例の斜視図である。
図6の椎弓根スクリューエクステンダの斜視図である。
図6の椎弓根スクリューエクステンダの上面斜視図である。
図6の椎弓根スクリューエクステンダの側面図である。
図6の椎弓根スクリューエクステンダの側面図である。
図9のセクション12-12の部分断面図である。
図10のセクション11-11の部分断面図である。
本開示の椎弓根スクリューエクステンダの一例の斜視図である。
椎弓根スクリューの頭部に係合する本開示の椎弓根スクリューエクステンダの一例の斜視図である。
図14の椎弓根スクリューエクステンダの一部の斜視図である。
椎弓根スクリューの頭部に部分的に係合する図14の椎弓根スクリューエクステンダの斜視図である。
椎弓根スクリューの頭部に係合する図14の椎弓根スクリューエクステンダの一部の斜視図である。
椎弓根スクリューの頭部に係合する図14の椎弓根スクリューエクステンダの概略斜視図である。
椎弓根スクリューの頭部に係合する図14の椎弓根スクリューエクステンダの一部の斜視図である。
椎弓根スクリューの頭部に係合する図14の椎弓根スクリューエクステンダの一部の斜視図である。
椎弓根スクリューの頭部に係合する図14の椎弓根スクリューエクステンダの一部の斜視図である。
本開示の椎弓根スクリューエクステンダの一例の斜視図である。
本開示の椎弓根スクリューエクステンダの一例の斜視図である。
本開示の椎弓根スクリューエクステンダの一例の斜視図である。
本開示の椎弓根スクリューエクステンダの一例の斜視図である。
(詳細な説明)
以下に、本開示の様々な非限定的な実施形態を説明し、本明細書に開示される装置、システム、方法、およびプロセスの構造、機能、および使用の原理の全体的な理解を提供する。これらの非限定的な実施形態の1つまたは複数の例が、添付の図面に示されている。当業者は、本明細書に具体的に記載され、添付の図面に示されるシステムおよび方法が非限定的な実施形態であることを理解するであろう。1つの非限定的な実施形態に関連して図示または説明された特徴は、他の非限定的な実施形態の特徴と組み合わせることができる。このような修正および変更は、本開示の範囲内に含まれるものとする。
本明細書全体を通して、「様々な実施形態」、「いくつかの実施形態」、「一実施形態」、「いくつかの例示的な実施形態」、「一例の実施形態」、または「一実施形態」への言及は、少なくとも1つの実施形態に含まれるいずれかの実施形態に関連して説明される特定の特徴、構造、または特徴を意味する。したがって、本明細書における「様々な実施形態において」、「いくつかの実施形態において」、「一実施形態において」、「いくつかの実施形態例」、「一例としての実施形態において」、または「ある実施形態において」という表現は、必ずしもすべてが同じ実施形態を指すとは限らない。さらに、特定の特徴、構造または特徴は、1つまたは複数の実施形態において任意の適切な方法で組み合わせることができる。
本明細書で説明する例は単なる例であり、本明細書で説明する装置、デバイス、システム、および方法の説明を助けるために提供される。必須と特に指定されていない限り、図面に示されている、または以下で議論されている機能またはコンポーネントのいずれも、これらの装置、デバイス、システム、または方法のいずれかの特定の実装に必須であるとみなすべきではない。読みやすく明確にするために、特定のコンポーネント、モジュール、または方法は、特定の図に関連してのみ説明される場合がある。コンポーネントの組み合わせまたはサブコンビネーションが具体的に説明されていない場合でも、その組み合わせやサブコンビネーションが不可能であることを示すものと理解すべきではない。また、説明されている方法については、その方法がフロー図に関連して説明されているかどうかに関係なく、文脈によって特に指定または要求されていない限り、方法の実施で実行されるステップの明示的または暗黙的な順序付けは適用されないことを理解する必要がある。これらのステップは、示された順序で実行されるが、代わりに別の順序で、または並行して実行できることも意味する。
本明細書には、例えば脊椎固定などの整形外科処置に有用な骨アンカー(例えば、フック、スクリューなど)の例示的な実施形態が記載されている。図示の実施形態では、椎弓根スクリューが開示され、骨アンカーの特徴を教授するとともに、どのようにチューリップ頭部エクステンダの1つまたは複数の実施形態が例示的な椎弓根スクリューと係合および/または機能するかを教示する。しかし、本開示は、椎弓根スクリューのみに限定されるものではなく、またチューリップ頭部エクステンダは、椎弓根スクリューのみとの係合および/または作動に限定されない。
図1を参照する。図1には、代表的な椎弓根(ペディクル)スクリュー100が示されている。椎弓根スクリュー100は、例えば脊椎固定などのプロセスおよびシステムにおける設置および使用のための既知の有益な特徴のいずれかを備えた既知の椎弓根スクリューのいずれかであり得る。本開示の目的のために、椎弓根スクリューは、スクリューシャンク102と、ネック104と、(チューリップ頭部106と呼ばれることが多い)頭部(ヘッド)106と、を含むものとして説明される。チューリップ頭部106は、互いに向かい合った第1および第2のチューリップアーム112を含むことができる。第1および第2のチューリップアームは、チャネル107を形成する。第1および第2のチューリップアーム112は、実質的にU字形の内部チャネル107を規定する湾曲した下面(例えば、ロッドシート108)から延びることができる。チャネル107は、脊椎固定ロッド(例えば、122)を受け入れるように構築することができ、チャネル軸を含めることができる。チャネル軸は、脊椎固定ロッドがチャネル107内に固定されるとき、脊椎固定ロッドの長手方向軸に対応し、一致することができる。
シャンクは、内径および外径を有することができ、内径および外径は、それぞれ、スクリューのサイズおよびシャンク102上のねじ山110の深さによって決定される。ねじ山の深さ、ピッチ、および他の寸法の特徴は、当技術分野で知られているように、椎弓根スクリューに必要とされる条件に基づいて事前に決定することができる。つまり、図示されている椎弓根スクリューの比率は、説明のみを目的としており、椎弓根スクリューの長さ、形状、および/または構成のバリエーションは、たとえば、頭部の形状とサイズ、シャンクの長さ、スクリューの直径、ねじ山ピッチ、ねじ山長さ、ねじ山のリード数、シャンクによって引き起こされる圧縮などは、本開示の範囲から逸脱することなく変更することができる。
椎弓根スクリューの他の構成要素および特徴は、骨への挿入およびその使用を支援するために、含まれてもよい。例えば、図2のチューリップ頭部106の部分断面図に示されているように、チューリップ頭部106は、駆動ツール(図示せず)およびロッド固定装置(図示せず)と互換性のある動作のための特徴を含むことができる。特定の例として、当技術分野で知られているロッド固定装置を使用して、チューリップ頭部106と係合して、脊椎固定ロッドをチャネル107内でロッドシート108に向かって押し込み、または固定し、1つまたは複数の椎骨を操作し、および/または、脊椎ロッドを一時的または静止的に固定するためのセットスクリューを椎弓根スクリューチューリップ頭部106に挿入する。このため、チューリップ頭部106は、様々な特徴を有することができ、例えば、駆動ツール、ロッド固定ツール、および/または他の器具の接続および操作のための掴みタブ112および/またはポケット114を有し、例えば、止めねじまたは他のインプラントおよび/または器具を受け入れるための雌ねじ116を有する。
図3を参照すると、骨118にねじ込まれた椎弓根スクリュー100が示されており、表面は、破線120で骨の代表として示されている。骨118は椎弓根であることができ、椎弓根スクリュー100は、ネック104が骨118に隣接するまで椎弓根に打ち込むことができる。一実施形態において、椎弓根は、適切なスクリューの大きさのためにアンダータップされ得る。椎弓根がアンダータップされた後、柔軟なフィーラープローブを使用して、タップホール内のスレッドの存在を確認することができる。穴の長さを測定するために、フィーラープローブを穴の底まで進め、止血鉗子を椎弓根から出る点でフィーラープローブにクランプする。その後、術前測定と術中観察の両方に基づいて、適切なスクリューの直径と長さを選択することができる。挿入および/または器具の取付が必要な残りの椎弓根に対して、同じ手法を繰り返すことができる。
スクリューのチューリップ頭部106の上にロッド固定ツールを適用することができる。一実施形態では、ロッド固定装置のフィンガは、椎弓根スクリューチューリップ頭部106のポケット114に係合することができる。次に、ロッド122は、ロッド固定装置によって固定され、ロッドシート108にセットされる。次に、止めねじドライバーを使用して、止めねじ124を導入することができる。止めねじをロッド固定装置に通し、底部に達するまで回転させ、ロッド122をチューリップ頭部106に固定することができる。
図3に示すように、ロッド122がチューリップ頭部106内に固定され、止めねじ124がセットされると、骨表面120およびロッド122の軸中心126からの距離D1が動かないように固定される。図示のように、距離D1は、ロッド122の軸中心まで延びるものとして示されていますが、説明の目的で、寸法D1、および以下に説明する寸法D2およびD3は、開示の範囲から逸脱することなく、ロッドの上部または下部まで測定されてもよい。
図4を参照すると、チューリップ頭部エクステンダ10の実施形態が示されている。チューリップ頭部106に係合および/または取り付けられたときに、チューリップ頭部エクステンダ10は、距離D1から追加の距離D2、合計距離D3まで、骨表面120に対するロッド122の再配置を容易にすることができる。理解できるように、エクステンダ10は、椎弓根スクリュー100を妨害することなく、122’として示される元の位置からロッド122を垂直に再配置することを可能にする。距離D2は、以下の説明に照らしてより完全に理解されるように、エクステンダ10の形状を変化させることによって事前に決定することができる。
図4に示すチューリップ頭部エクステンダ10の実施形態は、図5に、より詳細に示されている。図示の実施形態では、「垂直」、「上」、「下」、「上向き」、および「下向き」などの用語は、図1および図2に示す向きのエクステンダ10に関して使用され、椎弓根スクリューおよび関連する器具の使用で一般的に経験される向きに対応する。エクステンダ10は、下部本体部14に接合された上部本体部12を有することができる。上部本体部12は、ブランクからの機械加工、射出成形などにより下部本体部14と一体に形成することができ、または2つの部品を別個に製造し、接着剤、溶接、圧入などにより結合することができる。上部本体部12は、第1のエクステンダアーム16と、第1のエクステンダアームに対向する第2のエクステンダアーム18とを有することができる。第1のエクステンダアーム16および第2のエクステンダアーム18は、第1のチャネル軸24を有することができる実質的にU字形の内部チャネル22を規定する湾曲した下面から延びることができる。第1のチャネル軸24は、エクステンダ10に固定されるとき、ロッド122の長手方向軸に対応し、一致することができる。第1および第2のエクステンダアームの第1の雌ねじ20は、適切なサイズの止めねじ(図示せず)を受け入れるように相補的であり得る。上記の説明から理解できるように、第1および第2のエクステンダアーム16,18、第1の雌ねじ20、および内部チャネル22は、椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106などのチューリップ頭部の同じまたは類似の機能的特徴に対応する。さらに理解されるように、エクステンダ10の上部12の特徴は、様々な器具と係合するために、例えばポケット、タブ、くぼみ、および開口部などの例示的な骨アンカーに望ましいまたは必要とされる任意の特徴51を含むことができる。例えば、特定のロッド固定ツールなど、既知の技術によるロッド固定を容易にするが、ロッドは、元のロッドシート108(たとえば、図2および図3)まで固定するために必要だった距離よりも短い距離だけ縮小される。
下部14は、上部12から下向きに延びることができ、また、下部14は、チャネル107に適合して、椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106のロッド表面108に着座するサイズの部分を有することができる。すなわち、下部14は、実質的にU字形の突起であり得、第1および第2のU字形の側面26,28(図5に見られない側の側面28)がほぼ平行に離間して上部12に接合される。第1および第2のU字形の側面は、サイズおよび形状が実質的に同一であり得、椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106のチャネル幅に応じたサイズの寸法を有する突出幅PWを有することができる。第1および第2のU字形の側面は、突出深さPDを規定する距離だけ離して配置することができ、突出深さPDは、椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106への安定した固定に適した寸法であり、関連する器具のサイズと要件とに基づいて事前に決定できる。第1および第2の側面26,28は、U字形である必要はないが、下部14が椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106(例えば、チャネル107及びシート108)に挿入可能であって、そこに収まるという点で強制された、任意の形状を有することができる。したがって、第1および第2の側面26および28は、例えば、長方形の形状を有することができ、椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106に機能的に着座可能であるように留まることができる。
エクステンダ10は、第1および第2の表面30,32を有することができ、これらは、上部12の下面の一般に水平に配向された部分であり得、また、これらは、エクステンダ10が所定の位置にセットされたときに、椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106の上面に隣接することができる。いくつかの実施形態では、エクステンダ10は、第1および第2の表面30,32を有しなくてもよく、またはこのような表面は、概して水平に配向されていなくてもよい。いくつかの実施形態では、第1および第2の側面26,28は、U字形の側面の底部に対して、第1および第2の表面30,32の下に、ほぼ垂直に距離L1を延ばすことができる。距離L1は、チューリップ腰部106のロッドシート108を有するチャネルの深さに実質的に等しくなり得る。エクステンダ10の上部12の湾曲した下面22は、U字形の第1および第2の側面26,28の底部から測定された距離L2であり得る。距離L2は、距離L1よりも大きくすることができ、図4に示すような所望の距離D3に基づいてエクステンダ10の設計によって事前に決定することができる。
下部14は、第1および第2のU字形の側面26,28間に規定された開口内部部分34を有することができ、その中にエクステンダ止めねじ36を配置することができる。開口内部部分34は、一対の対向する窓38,40(図5に見られない側の窓40)を介して開いたアクセスを有することができ、それを通して、それを通してエクステンダ止めねじ36を挿入し、次にその位置に挿入することができ、エクステンダ止めねじ36のねじ山は、窓38,40から半径方向外向きに延在することができる。すなわち、止めねじ36の外ねじ径は、突起幅PWより大きくすることができる。したがって、下部14をチューリップチャネル107に挿入して、エクステンダ10をチューリップ頭部100に係合および/または接続するときに、エクステンダ止めねじ36のねじ山が、第1および第2のチューリップアーム112の内ねじ116にねじ込み係合することが可能になる。本明細書の説明から理解できるように、エクステンダ止めねじ36は、図3に示される止めねじ124と機能的に同様に機能するが、図3に示すようにロッド122をチューリップ頭部にセットするのではなく、図4に示すようにエクステンダ10を椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106にセットする。
上部12のアクセス開口部42は、第1のチャネル軸24にほぼ垂直な方向に上部12を通って下向きに延びることができる。アクセス開口部42は、エクステンダ止めねじ36の上部へのアクセスを提供する。エクステンダ止めねじ36は、その上面に、ドライバーと係合してエクステンダーセットスクリュー36の回転を可能にすることができる駆動部分を有することができ、これにより、その雄ねじがチューリップ頭部106の雌ねじ116と係合することができ、エクステンダ止めねじをチューリップチャネル107内に押し下げて、エクステンダ10を椎弓根スクリュー100に接続させる。
したがって、図4および図5を参照する上記の説明から、エクステンダ10を椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106に取り付けて、骨表面120からの距離は、寸法D1を有する距離から、D1より長い寸法D3を有する距離に増加できることが理解できる。説明したように、エクステンダ10の下部14は、チューリップアーム112間に配置することができ、エクステンダ止めねじ36のねじ山は、チューリップ頭部106の内側ねじ山116と係合することができる。エクステンダ止めねじ36は、エクステンダ10のアクセス開口部42を通って延びるドライバーによって回転されて、エクステンダ10をチューリップ頭部106に接続および/または固定することができる。エクステンダ止めねじ36、第1,第2のエクステンダアーム16,18、第1の内ねじ20、および内部チャネル22を締めることによってエクステンダがチューリップ頭部106に固定されると、脊椎固定ロッド122を固定できる第2のチューリップ頭部を効果的に規定する。ロッドが椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106に固定される寸法D2を有する距離は、記載された様々な構成要素および寸法を設計により調整することによって事前に決定することができる。したがって、手術において、医師または他の操作者は、利用されている特定の椎弓根スクリュー100の寸法L1およびL2、ならびに距離D3を含む寸法を有するエクステンダ10を選択することができ、距離D3は、ロッドが骨の上に吊り下げられているか配置されている距離、および/または、ロッドが取り付けられている椎弓根スクリューの上に吊り下げられているか配置されている距離である。したがって、理解できるように、エクステンダ10は、固定椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106の固定位置に対して、骨表面120に対するロッド固定高さを増加させるための大きな柔軟性を提供する。
図4に示されるものと同様のチューリップ頭部エクステンダ10の実施形態は、図6-図12に、より詳細に示されている。図6は、一体成形、鍛造および/または機械加工された本体を含むことができるエクステンダ10を斜視図で示し、図7に示すように、止めねじは、エクステンダ10本体の内部に配置することができる。一例として、エクステンダ10は、任意のポリマー材料で成形することができ、射出成形することができる。上記のように、エクステンダ10は、下部本体部14に接合された上部本体部12を有することができる。上部本体部12は、それぞれが雌ねじ20の一部を含む2つの対向するエクステンダアーム16,18を有することができる。第1のアーム16および第2のアーム18は、第1のチャネル軸24を有することができる実質的にU字形の内部チャネル22を規定する湾曲した下面から、延びることができる。第1のチャネル軸24は、エクステンダ10に固定されたとき(図示せず)、ロッド122の長手方向軸に対応し、一致することができる。第1および第2のアームの第1の雌ねじ20は、図7-図12に示されるように、適切なサイズの止めねじ36を受け入れるために相補的であり得る。上部12のアクセス開口部42は、第1のチャネル軸24にほぼ垂直な方向に上部12を通って下向きに延びることができる。アクセス開口部42は、エクステンダ止めねじ36の上部へのアクセスを提供する。エクステンダ止めねじ36は、その上面に、ドライバーと係合してエクステンダ止めねじ36の回転を駆動させることができるオスまたはメスソケットであり得る駆動部分44を有することができる。図8を参照すると、概して星形の形状を有する代表的な雌ソケット駆動部分44が示されている。
上記の説明から理解できるように、第1,第2のエクステンダアーム16,18、第1の内ねじ20、および内部チャネル22は、椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106などのチューリップ頭部の同じまたは類似の機能的特徴に対応する。さらに理解できるように、エクステンダ10の上部12の特徴は、例えば、ポケット、タブ、くぼみ、および開口などの例示的な骨アンカーに望まれるまたは必要とされる任意の特徴51を含むことができ、たとえば、特定のロッド固定ツールなどのさまざまな機器を使用することができ、また、ロッドを元のロッドシート108に固定するのに必要とされる距離よりも短い距離でロッドを固定するが、既知の技術によるロッドの固定を容易にすることができる。
図9および図10の側面図に示されているように、下部14は、上部12から下向きに延びることができ、また、チャネル107に適合して、椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106のロッド表面108に着座するサイズの部分を有することができる。第1および第2のU字形の側面は、サイズおよび形状が実質的に同一であり得、椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106のチャネル幅に応じたサイズの寸法を有する突出幅PWを有することができる。第1および第2のU字形の側面は、突出深さPDを規定する距離だけ離して配置することができ、突出深さPDは、椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106への安定した固定に適した寸法であり、関連する器具のサイズと要件に基づいて事前に決定できる。第1および第2の側面26および28は、U字形である必要はないが、下部14が椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106に挿入可能であり、座ることができるという点でのみ制限された、任意の形状を有することができる。
エクステンダ10は、第1および第2の表面30,32を有することができ、これらは、上部12の下面の一般に水平に配向された部分であり得、また、これらは、エクステンダ10が設定されるとき、椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106の上面に隣接し得る。第1および第2の側面26,28は、U字形の側面の底部に対して、第1および第2の表面30,32の下に、一般に垂直に、距離L1だけ延ばすことができる。図5に関して上で論じたが、簡潔のために図9-図12に示されていないが、距離L1は、チューリップ頭部106のロッドシート108を有するチャネルの深さに実質的に等しくなり得る。エクステンダ10の上部12の湾曲した下面22は、U字形の第1および第2の側面26,28の底部から測定された距離L2であり得る。距離L2は、距離L1より大きくあり得、図4に示されるように、所望の距離D3に基づきエクステンダの設計によって事前に決定され得る。
下部14は、第1および第2のU字形の側面26,28間に規定された開口内部部分34を有することができ、その中にエクステンダ止めねじ36を配置することができる。開口内部部分34は、一対の対向する窓38,40(図5に見られない側の窓40)を介して開いたアクセスを有することができ、それを通して、それを通してエクステンダ止めねじ36を挿入し、次にその位置に挿入するとき、エクステンダ止めねじ36のねじ山は、窓38,40から半径方向外向きに延在することができる。すなわち、止めねじ36の外ねじ径は、突起幅PWより大きくすることができる。したがって、下部14をチューリップチャネル107に挿入して、エクステンダ10をチューリップ頭部100に係合および/または接続するときに、エクステンダ止めねじ36のねじ山が、第1および第2のチューリップアーム112の内ねじ116にねじ込み係合することが可能になる。本明細書の説明から理解できるように、エクステンダ止めねじ36は、図3に示される止めねじ124として機能するが、図3に示すようにロッド122をチューリップ頭部にセットするのではなく、図4に示すようにエクステンダ10を椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106にセットする。
図11および図12は、それぞれ図9および図10の部分断面図であり、上記の様々な構造および特徴に関する説明の詳細のために、提供されている。簡潔にするために、すべての説明の詳細は繰り返されないが、図11および図12は、上記の説明および図11および図12の様々な参照符号によって理解することができる。
図13を参照する。図13には、チューリップ頭部エクステンダ10の別の例示的な実施形態が示されている。チューリップ頭部106に取り付けられたときに、チューリップ頭部エクステンダ10は、寸法D1を有する距離から寸法D2を有する追加の距離への、寸法D3を有する全距離について、骨表面120に対するロッド122の再配置を容易にすることができる。理解できるように、エクステンダ10は、椎弓根スクリュー100の元の位置を乱すことなく、122として示されるように、元の位置からロッド122の垂直方向の再配置を可能にする。寸法D2は、以下の説明に照らしてより理解できるように、エクステンダ10の形状を変えることによって事前に決定することができる。
図13に示されるエクステンダ10の例示的な実施形態は、2つの対向するアーム16,18を有するロッド固定本体部分50を有し、アーム16,18は、それぞれが第1の内ねじ20の一部を含む。第1および第2の対向するアームは、第1のチャネル軸24を有することができる実質的にU字形の内部チャネル22を規定する湾曲した下面から上方に延びることができる。第1のアーム16および第2のアーム18は、第1のチャネル軸24に平行な第1の仮想平面PIを超えて対向し、固定本体部分50を二つに分け、使用時には、同様の方法でチューリップ頭部106も二等分するものとして説明することができる。
エクステンダ10は、第1および第2のU字形の側面26,28とほぼ平行に離間して配置することができる。第1および第2のU字形の側面は、サイズおよび形状が実質的に同一であり得、寸法サイズを有する分離幅SWを有することができ、これは、椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106のサイズに応じて、エクステンダ10をいくらかサドル方式で下げてセットすることができる。第1および第2の側面26,28(側面26の反対側)はそれぞれ、一般に平面であって、仮想平面PIに垂直である外向きの表面を有することができる。第1および第2の側面26,28は、U字形である必要はないが、一般的な設計および機能の考慮によってのみ制約される任意の形状を有することができる。したがって、第1および第2の側面26,28は、例えば、長方形の形状を有することができ、椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106上にサドルすることができる機能を維持することができる。
第1および第2のアームの第1の雌ねじ20は、適切なサイズの固定ねじ(図示せず)を受け入れるために相補的であり得る。上記の説明から理解できるように、第1および第2のアーム16,18、第1の内ねじ20、および内部チャネル22は、椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106などのチューリップ頭部の同じまたは類似の機能的特徴に対応する。さらに理解され得るように、エクステンダ10のロッド固定本体50の特徴は、例えば、ポケット、タブ、くぼみ、および開口などの例示的な骨アンカーに望まれるまたは必要とされる任意の特徴51を含むことができ、たとえば、特定のロッド固定ツールなどのさまざまな機器を使用することができ、また、図13に示されるようにロッドを元のロッドシートに固定するのに必要とされる距離よりも短い距離でロッドを固定するが、既知のようにロッドの固定を容易にすることができる。
ロッド固定本体50は、例えば、嵌合係合部分に固定することにより、任意の適切な方法でチューリップ頭部106に固定することができる。例えば、ロッド固定本体50は、チューリップ頭部106のポケット114と係合することができるタブを有することができる。一実施形態では、ロッド固定本体のタブは、柔軟で弾力性があり、タブは、ロッド固定体がチューリップ頭部106に押し下げられている間に分離することができ、また、タブがポケット114に係合するときに内側に嵌め合うことができる。別の実施形態では、第1の固定ねじは、任意選択で、内部エクステンダねじ20にねじ込み式で係合(螺合)し、チューリップ頭部106の雌ねじ式116に螺合するまでエクステンダにねじ込むことができる。第1の止めねじをチューリップ頭部に所望の位置でねじ込むことができ、チャネル22の曲面と第1の止めねじとの間のエクステンダチャネル内の位置に脊椎固定ロッド122を固定および/または保持することができ、同時に、エクステンダ50をチューリップ頭部106に保持および/または固定する。任意選択で、第2のエクステンダ止めネジ(例えば、エクステンダ止めねじ36)をエクステンダ50の雌ねじ20にねじ込んで係合させて、脊椎固定ロッド122のエクステンダへの追加の保持および/または固定を提供することができる。ロッド固定本体50は、概して平坦で内向きに延びる表面52を有することができ、ロッド固定本体がロッドを受け入れるように配置されたときにチューリップ頭部106の上面に隣接することができる。内部チャネル22は、エクステンダ10の下面の上方に寸法L3を有する距離を有する下面を有することができる。内側に延びる表面52は、エクステンダ10の下面の上方に寸法L4を有する第4の距離に配置され得る。
エクステンダ10が、図13を参照して説明したように、チューリップ頭部106の上にサドルのような様式で配置することにより、チューリップ頭部106に固定されると、第1,第2のアーム16,18、第1の内ねじ20、および内部チャネル22は、ロッド122を固定することができる第2のチューリップ頭部を効果的に規定する。ロッドが椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106に固定される寸法D2は、記載された様々な構成要素および寸法を設計で調整することによって、事前に決定することができる。したがって、手術において、医師または他の操作者は、利用される特定の椎弓根スクリュー100の寸法L3およびL4、ならびに高架ロッド固定のための所望の寸法D3を含む寸法を有するエクステンダ10を選択することができる。理解できるように、エクステンダ10は、固定椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106の固定位置に対して、骨表面120に対するロッド固定高さを増加させるための大きな柔軟性を提供する。
図13を参照する上記の説明によれば、一実施形態では、エクステンダ10を椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106に取り付けて、骨表面120からの距離を、寸法D1を有する第1の距離から寸法D3を有する第3の距離(D1よりも大きい)に増加させることができることが理解され得る。エクステンダ10がチューリップ頭部106に固定されると、第1,第2のアーム16,18、第1の内ねじ20、および内部チャネル22は、ロッド122を固定することができる第2のチューリップ頭部を効果的に規定する。ロッドが椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106に固定される第2の寸法D2は、記載された様々な構成要素および寸法を設計で調整することによって、事前に決定することができる。したがって、手術において、医師または他の操作者は、利用される特定の椎弓根スクリュー100の寸法L3およびL4、ならびにロッド固定のための所望の寸法D3を含む寸法を有するエクステンダ10を選択することができる。理解できるように、エクステンダ10は、固定椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106の固定位置に対して、骨表面120に対するロッド固定高さを増加させるための大きな柔軟性を提供する。
図14-図21を参照すると、チューリップ頭部106に取り付けられたときに、寸法D1を有する距離から寸法D2を有する追加の距離への、図18に示されるように寸法D3を有する全距離について、骨表面120に対するロッド122の再配置を容易にすることができるチューリップ頭部エクステンダ10の別の例示的な実施形態が示される。本明細書の説明によって理解できるように、エクステンダ10は、椎弓根スクリュー100の元の位置を乱すことなく、ロッド122の垂直方向の再配置を可能にする。寸法D2は、以下の説明に照らしてより完全に理解できるように、エクステンダ10の形状を変えることによって事前に決定することができる。
図14-図21の実施形態に示されるように、エクステンダ10は、椎弓根スクリューが取り付けられている骨から高い距離で椎弓根スクリュー頭部106上に脊椎固定ロッド122を固定するのに一緒に役立つ3つの別個の部品を含むことができる。図14は、3つの別個の部品、すなわち、サドル70、キャップ72、および止めねじ74を含むエクステンダ10の斜視図を示し、これらは、すべての点で上記の止めねじ36と同一であり得る。3つの部品はすべて、射出成形されたポリマー材料を含む、任意の適切な材料で作ることができる。
図15を参照すると、サドル70は、椎弓根スクリューのチューリップ頭部106内(すなわち、チャネル107内)に配置することができる。サドル70は、チューリップ頭部106内にスライドさせることができ、ロッドシート108上に置くことができる。サドル70は、ロッドに面する上部側に、高架ロッドシート108を規定する表面を有することができる。サドル70は、図19に関してより詳細に説明される。
図16を参照すると、キャップ72は、例えば、チューリップ頭部106のポケット114にクリップすることができるタブ74を利用することによって、チューリップ頭部106に嵌合することができる。一つのタブ74を一つのポケット114に引っ掛けることができ、キャップ72を回転および押して、他方のタブ74を反対側のポケット114に引っ掛けるか、または嵌合することができる。言い換えれば、タブ74は、材料から、および/または設計によって、製造することができ、タブ74のうちの1つまたは複数は、外向きに屈曲して、チューリップ頭部の外周を越えておよび/またはその周りを通り、その後、通常の位置にスナップして1つまたは複数のポケット114に戻ることができる。チューリップ頭部106にスナップされると、キャップ72は、図17に示されるように、チューリップ頭部106に固定される。脊椎固定ロッド122は、キャップ73がチューリップ頭部上に配置されて固定される前にサドル内に配置され得、したがって、ロッド122をサドルとキャップとの間に配置することができる。配置されると、止めねじ36は、チューリップ頭部106および/またはキャップ72にねじって係合され得る。あるいは、サドル70およびキャップ72がチューリップ頭部106上に配置されると、脊椎固定ロッド122は、それらの間に配置され、図14に示されるように(すなわち、チューリップ頭部106および/またはキャップ72に螺合する)、止めねじ36を挿入して固定することによって、チューリップ頭部106に固定され得る。
図14-図17に示されるエクステンダ10の概略斜視図は、図18に示されている。エクステンダ10は、図14-図16を参照して説明したように、骨表面からの高さD1にロッドシート108を有する椎弓根スクリュー頭部106に固定されると、高架ロッドシート108’は、様々な記載された構成要素および寸法を設計で調整することによって事前に決定することができる寸法D2を有する距離だけ、ロッドシート108より上に上昇させることができる。したがって、手術中、医師または他の操作者は、使用される特定の椎弓根スクリュー100のための、寸法、具体的には以下で説明するサドル高さ寸法と、高ロッド固定のための所望の寸法D3と、を有するサドル70を選択することができる。理解できるように、エクステンダ10は、固定椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106の固定位置に対して、骨表面120に対するロッド固定高さを増加させるための大きな柔軟性を提供する。
図19は、図14-図17に示されるエクステンダ10で使用される代表的なサドル70の斜視図を示す。特に、サドル70は、一般に、高架ロッドシート108として機能する長手方向に延びる曲面80を有するH字型にすることができる。一対の対向するガイドタブ82は、曲面80の各長手方向端部に配置することができる。タブ82のサイズおよび間隔は、サドル70が配置されるチューリップ頭部106の寸法に従って事前に決定することができる。サドル70は、図19に示されるように、高架ロッドシート108’の底面から上面までの厚さSHを有することができる。サドルの高さSHは、ロッドを固定するための所望の寸法D3に対して事前に決定することができる。
図20を参照すると、キャップ72の斜視図が示されている。キャップ72は、図16に関して図示されるように、チューリップ頭部106のポケット114と係合できるフック部84’を備えた第1のタブ74’となるような一般的なフック形状を有することができる対向する2つのタブ74を有することができる。第2のフック部84’’を備えた第2のタブ74’’を押し下げて、チューリップ頭部106の反対側にあるポケット114にスナップすることができる。タブ74が下向きに延びるキャップ72の上部にスロット88および/またはスリット90を含むことができる応力緩和部86を、キャップ72に含めることができる。キャップ72はまた、キャップ72の反対側の側面にあるポケット114’などのインデント部を有することができる。ポケット114’は、操作のための接続と、例えば駆動ツールおよび/またはロッド固定ツールなどの既知の器具の接続と、を提供する。
図21を参照すると、椎弓根スクリューのチューリップ頭部の雌ねじまたは本明細書に記載のエクステンダ10の他の雌ねじと係合する雄ねじを有する止めねじ36の斜視図が示されている。止めねじ36は、駆動工具を挿入することができて止めねじ36を回転させるためにしっかりと回転させることができるソケットであり得る駆動部分44に挿入することができる工具によって回転させることができる。
図22-図25を参照する。図22-図25には、固定椎弓根スクリュー100チューリップ頭部106に対して横方向および上方の両方で脊椎固定ロッド122の位置決めを容易にするエクステンダ10のさらなる例示的な実施形態が示されている。図22および図23は、ロッド22の横方向に上昇した直線状の位置決めを容易にするエクステンダ10を示している。図24および図25は、ロッド22の横方向に上昇した交差状の位置決めを容易にするエクステンダ10を示している。
図22を参照すると、骨118に固定された椎弓根スクリュー100によって指示される高さよりも高い高さまでロッド122を固定することを可能にするエクステンダ10が示されている。図22および図23に示されるように、エクステンダ10は、単一構造であり得、また、エクステンダ10は、円筒形であり得る取り付けバー60であって、固定椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106に適合および固定され得る取り付けバー60を有することができる。取り付けバー60のチューリップ頭部106への固定は、例えば、チューリップ頭部106の雌ねじ116に締め付けられた止めねじ(図示せず)によって行うことができる。取り付けバーは、任意の断面を有することができるが、中心軸62を有する円筒形とすることができる。
図22および図23に示されるようなエクステンダ10は、取り付けバー60の上向きの端部に、椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106と実質的に同一のサイズ、形状、および機能を有することができるエクステンダチューリップ頭部64を配置することができる。一般に、エクステンダチューリップ頭部64は、それぞれが内ねじ20の一部を含むことができる、対向する2つのアーム16,18を備えることができる。第1のアーム16および第2のアーム18は、実質的にU字形の内部チャネル22を規定する湾曲した下面から延びることができ、内部チャネル22は、第1のチャネル軸24を有し、第1のチャネル軸24は、ロッド122の中心軸と一致することができ、中心軸62とほぼ平行であって、同じ平面内にあることができる。第1および第2のアームの第1の雌ねじ20は、適切なサイズの止めねじ(図示せず)を受け入れるために相補的であり得る。本明細書の説明から理解できるように、第1,第2のアーム16,18、第1の内ねじ20、および内部チャネル22は、椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106などのチューリップ頭部の機能的特徴に対応する。さらに理解できるように、エクステンダチューリップ頭部64の特徴は、特定のロッド固定ツールと係合するために必要な(しかし示されていない)任意の特徴を含むことができ、したがって、図22に示されるように、ロッドをより小さな寸法D1の距離ではなく寸法D3を有する距離に固定させるが、既知のロッド固定を容易にする。
図22および図23に示される実施形態では、取り付けバー60の第1のチャネル軸24および中央ロッド軸62は平行であり、同一平面内にあり、したがって、エクステンダチューリップ頭部64に固定された固定ロッド122は、取り付けバー60と「一直線」であり、したがって、固定ロッド122が椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106内に取り付けられたであろう場所と方向的に一致する。
図24および図25に関して理解できるように、固定された椎弓根スクリュー100チューリップ頭部106に対して横方向および上向きの両方でロッド122の固定を容易にする別のエクステンダ10の例が示されている。図24および図25は、ほとんどの点で、図22および図23に示されるものと同一である。有形の違いは、エクステンダチューリップ頭部64が異なる向きを有し、その結果、図24および図25では、それに固定されたロッド122が取り付けバーと「一直線」ではなく、それに対してある角度有するということである。ここで、取り付けバーに対して寸法D2の距離だけ上昇したままである。一実施形態では、第1のアーム16および第2のアーム18は、中心軸62とほぼ平行であるが異なる平面にある第1のチャネル軸24を有することができる実質的にU字形の内部チャネル22を規定する湾曲した下面から延びることができる。一実施形態では、第1のチャネル軸24は、中心軸62が存在する平面に実質的に垂直な平面内にあり得る。しかしながら、一般に、上記のように、第1および第2のアームの第1の雌ねじ20は、適切なサイズの止めねじ(図示せず)を受け入れるために相補的であり得る。本明細書の説明から理解できるように、第1,第2のアーム16,18、第1の内ねじ20、および内部チャネル22は、椎弓根スクリュー100のチューリップ頭部106などのチューリップ頭部の機能的特徴に対応する。理解されるように、エクステンダチューリップ頭部64の特徴は、特定のロッド固定ツールと係合するために必要とされる(しかし示されていない)任意の特徴を含むことができ、また、図24に示されるように、D3よりも小さい寸法D1を有する距離ではなく、寸法D3までの距離にロッドを固定するが、既知のロッド固定を容易にする。
図24に示されるように、寸法D3は、エクステンダ10の寸法、具体的には、取り付けバー軸62と頭部64の下面66とから測定できる距離であって、寸法L5であり得る距離に応じて変えることができる。より具体的には、寸法D3は、取り付けバー軸62と頭部64のロッド着座面22とから測定できる距離であって、寸法L6であり得る距離に応じて変えることができる。
本明細書に開示されるエクステンダ10は、脊椎固定ロッドの設置および使用において利点を提供することができる。一般に、エクステンダ10の使用方法は、エクステンダ10を椎弓根スクリューの取り付けられたチューリップ頭部に取り付けることを含み、それにより、椎弓根骨に関して、脊椎固定ロッドが着座する椎弓根骨からの距離を延ばす。概して、エクステンダ10は、取り付けられた椎弓根スクリューのチューリップ頭部106のロッドシート108の椎弓根骨からの距離と脊椎固定ロッドを安全に装着するときに決定される距離との間のギャップを安全に補うことができる。
図示および開示されたタイプのエクステンダ10については、例えば、図4-図12において、エクステンダ10は、止めねじ、例えば、図8および図10に示されているように、エクステンダ10に通され、チューリップ頭部106の雌ねじ116にねじ込まれて、それにより、エクステンダ10をチューリップ頭部106に固定する止めねじ36を有することができる。エクステンダ10がチューリップ頭部106に固定された後、脊椎固定ロッド122をエクステンダに着座させ、例えば、図5に示されるように第1の雌ねじ20にねじ込まれた別の止めねじで固定することができる。
図示および開示されたタイプのエクステンダ10については、例えば、図14-図21において、サドル70は、椎弓根骨に対して延長された距離、すなわち、脊椎固定ロッドが着座する椎弓根骨からの距離を提供する。次に、キャップ72は、チューリップ頭部の上部を越えて、その側面のスロットに嵌合することができる。次に、止めねじを締めて、キャップ72をスロットの上方に引き上げて所定の位置に固定する。
本明細書に開示される装置および方法は、例えば、頸椎、胸椎、腰椎、仙骨、または尾骨の領域などの脊椎の任意の領域で使用および/または適用され得る。いくつかの例では、本明細書に開示される装置および方法は、脊椎のひどく湾曲した領域、例えば、脊椎の腰部領域、すなわち、L1-L5椎骨のいずれかまたはすべてに固定された脊椎固定ロッドに使用および/または適用され得る。腰部はしばしば極端な腰部曲線を示すことがあり、脊椎固定ロッドを必然的に大幅に変形させる必要があり、したがって、ロッドおよび/または椎弓根スクリューおよび/または骨に大きな応力が発生し、ロッド、スクリュー、または骨のいずれかが砕ける可能性がある。エクステンダ10は、他の椎骨でも使用できる。例えば、重度の後弯症の胸椎上部、つまり、T1-T12椎骨のいずれかまたはすべてに固定された脊椎固定ロッドの場合、ロッドの応力が大きくなる可能性がある。エクステンダ10はまた、頸部の椎骨において、すなわち、C1-C7のいずれかまたはすべてに固定された脊椎固定ロッドのために使用することができる。
上記の本開示の代表的な実施形態は、以下のように説明することができる。
一実施形態では、使用方法は、以下のステップ、具体的には、チューリップ頭部を有する椎弓根スクリューを椎骨に所定の距離まで挿入すること:挿入された椎弓根スクリューのチューリップ頭部の近くに、例えば、ホバリングするように、脊椎固定ロッドを配置すること:例えば、椎弓根の骨に過度のストレスがかかる可能性があるため等の理由から、脊椎固定ロッドをチューリップ頭部に固定しなければならない距離が長すぎて、脊椎固定ロッドをチューリップ頭部に安全に固定できないと判断すること:エクステンダ10を椎弓根スクリューのチューリップ頭部に固定すること:脊椎固定ロッドをエクステンダ10に着座させること:および、脊椎固定ロッドをエクステンダ10に固定すること:を含むことができる。
上記のようなエクステンダの使用方法は、脊椎固定ロッドを椎弓根骨に固定するための方法として説明することができ、この方法は、以下のステップ、具体的には、脊椎固定ロッドを提供すること:エクステンダ10を椎弓根スクリューのチューリップ頭部に固定すること:脊椎固定ロッドをエクステンダ10に着座させること:および、脊椎固定ロッドをエクステンダ10に固定すること:を含む。
上記のようなエクステンダの使用方法は、脊椎固定ロッドを椎弓根骨に固定する方法として説明することができ、この方法は、以下のステップ、具体的には、椎弓根骨にねじ込まれた椎弓根スクリューのチューリップ頭部を提供すること:脊椎固定ロッドを提供すること:エクステンダ10を椎弓根スクリューのチューリップ頭部に固定すること:脊椎固定ロッドをエクステンダ10に着座させること:および、脊椎固定ロッドをエクステンダ10に固定すること:を含む。
上記のようなエクステンダの使用方法は、脊椎固定ロッドを椎弓根骨に固定する方法として説明することができ、この方法は、以下のステップ、具体的には、それぞれがチューリップ頭部を含む複数の椎弓根スクリューであって、それぞれがそれぞれの茎骨にねじ込まれる複数の椎弓根スクリューを提供すること:少なくとも1つのエクステンダ10を、少なくとも1つの椎弓根スクリューの少なくとも1つのチューリップ頭部のうちの対応するチューリップ頭部に固定すること:脊椎固定ロッドをおおよその形状に曲げること:曲がった脊椎固定ロッドを少なくとも1つのエクステンダ10に着座させること:および、脊椎固定ロッドを少なくとも1つのエクステンダ10に固定すること:を含む。
上記のようなエクステンダの使用方法は、脊椎固定ロッドを椎弓根骨に固定する方法として説明することができ、この方法は、以下のステップ、具体的には、それぞれがチューリップ頭部を含む複数の椎弓根スクリューであって、それぞれがそれぞれの茎骨にねじ込まれる複数の椎弓根スクリューを提供すること:取り付けられた脊椎固定ロッドの必要な形状が椎弓根骨に過度のストレスを及ぼすことを認識すること:複数の椎弓根スクリューのうちの少なくとも1つのチューリップ頭部のうちの対応するチューリップ頭部に少なくとも1つのエクステンダ10を固定すること:脊椎固定ロッドをおおよその形状に曲げること:曲がった脊椎固定ロッドを少なくとも1つのエクステンダ10に着座させること:および、脊椎固定ロッドを少なくとも1つのエクステンダ10に固定すること:を含む。
上記のようなエクステンダの使用方法は、脊椎固定ロッドを椎弓根骨に固定する方法として説明することができ、この方法は、以下のステップ、具体的には、整形外科手術を必要とする患者の脊椎に、それぞれがチューリップ頭部を含む椎弓根スクリューであって、それぞれが脊椎のそれぞれの椎弓根骨にねじ込まれる複数の椎弓根スクリューを提供すること:取り付けられた脊椎固定ロッドの必要な形状が椎弓根骨に過度のストレスを及ぼすことを認識すること:複数の椎弓根スクリューのうちの少なくとも1つに複数のチューリップ頭部のうちの少なくとも1つに、少なくとも1つのエクステンダ10を固定すること:脊椎固定ロッドをおおよその形状に曲げること:曲がった脊椎固定ロッドを少なくとも1つのエクステンダ10に着座させること:および、脊椎固定ロッドを少なくとも1つのエクステンダ10に固定すること:を含む。
上記のようなエクステンダの使用方法は、脊椎固定ロッドを椎弓根骨に固定する方法として説明することができ、この方法は、以下のステップ、具体的には、整形外科手術を必要とする患者の脊椎の腰部に、それぞれがチューリップ頭部を含む複数の椎弓根スクリューであって、それぞれがL1-L5からなる群から選択される脊椎のそれぞれの椎弓根骨にねじ込まれる複数の椎弓根スクリューを提供すること:取り付けられた脊椎固定ロッドの必要な形状が椎弓根骨または椎弓根スクリューに過度のストレスを及ぼすことを認識すること:複数の椎弓根スクリューのうちの少なくとも1つの複数のチューリップ頭部の少なくとも1つに、少なくとも1つのエクステンダ10を固定すること:脊椎固定ロッドをおおよその形状に曲げること:曲がった脊椎固定ロッドを少なくとも1つのエクステンダ10に着座させること、および、脊椎固定ロッドを脊椎の腰部領域の少なくとも1つのエクステンダ10に固定すること:を含む。
上記のようなエクステンダの使用方法は、脊椎固定ロッドを椎弓根骨に固定する方法として説明することができ、この方法は、以下のステップ、具体的には、整形外科手術を必要とする患者の脊椎の頸部に、それぞれがチューリップ頭部を含む複数の椎弓根スクリューであって、それぞれがC1-C7からなる群から選択される脊椎のそれぞれの椎弓根骨にねじ込まれる複数の椎弓根スクリューを提供すること:取り付けられた脊椎固定ロッドの必要な形状が椎弓根骨または椎弓根スクリューに過度のストレスを及ぼすことを認識すること:複数の椎弓根スクリューのうちの少なくとも1つの複数のチューリップ頭部のうちの少なくとも1つに、少なくとも1つのエクステンダ10を固定すること:脊椎固定ロッドをおおよその形状に曲げること:曲がった脊椎固定ロッドを少なくとも1つのエクステンダ10に着座させること:および、脊椎固定ロッドを脊椎の頸部の少なくとも1つのエクステンダ10に固定すること:を含む。
上記のようなエクステンダの使用方法は、脊椎固定ロッドを椎弓根骨に固定する方法として説明することができ、この方法は、以下のステップ、具体的には、整形外科手術を必要とする患者の脊椎の胸部領域に、それぞれがチューリップ頭部を含む複数の椎弓根スクリューであって、それぞれがT1-T12からなる群から選択される脊椎のそれぞれの椎弓根骨にねじ込まれる複数の椎弓根スクリューを提供すること:取り付けられた脊椎固定ロッドの必要な形状が椎弓根骨または椎弓根スクリューに過度のストレスを及ぼすことを認識すること:複数の椎弓根スクリューのうちの少なくとも1つの複数のチューリップ頭部のうちの少なくとも1つに、少なくとも1つのエクステンダ10を固定することと:脊椎固定ロッドをおおよその形状に曲げること:曲がった脊椎固定ロッドを少なくとも1つのエクステンダ10に着座させること:および、脊椎固定ロッドを、脊椎の胸部領域の少なくとも1つのエクステンダ10に固定すること:を含む。
上記のようなエクステンダの使用方法は、脊椎固定ロッドを椎弓根骨に再配置および固定する方法として説明することができ、この方法は、以下のステップ、具体的には、整形外科手術を必要とする患者の脊椎の腰部に、それぞれがチューリップ頭部を含む複数の椎弓根スクリューであって、それぞれがL1-L5からなる群から選択される脊椎のそれぞれの椎弓根骨にねじ込まれる複数の椎弓根スクリューを提供すること:チューリップ頭部の一部に脊椎固定ロッドを装着すること:脊椎固定ロッドの必要な形状が、椎弓根骨または椎弓根スクリューに過度のストレスを及ぼす、または及ぼすであろうことを認識すること:チューリップ頭部の一部から脊椎固定ロッドを取り外すこと:複数の椎弓根スクリューのうちの少なくとも1つの複数のチューリップ頭部の少なくとも1つに、少なくとも1つのエクステンダ10を固定することと、脊椎固定ロッドを、少なくとも1つのエクステンダ10を含むチューリップ頭部の一部に再装着すること:および、脊椎固定ロッドを、脊椎の腰部領域の少なくとも1つのエクステンダ10を含むチューリップ頭部に固定すること:を含む。エクステンダ10に固定される前に脊椎固定ロッドを曲げることを含む上記の使用方法のそれぞれについて、脊椎固定ロッド122の関連部分の形状、すなわち、エクステンダ10およびその近くの形状は、以下のように特徴付けることができる。ここで、脊椎固定ロッドの屈曲部の曲率半径は、エクステンダ10を使用せずに必要な曲率半径と比較して、エクステンダ10とともに使用した場合に大きくなる。
上記のようなエクステンダの使用方法は、脊椎固定ロッドを椎弓根骨に再配置および固定する方法として説明することができ、この方法は、具体的には、以下のステップ、整形外科手術を必要とする患者の脊椎の頸部に、それぞれがチューリップ頭部を含む複数の椎弓根スクリューであって、それぞれがC1-C7からなる群から選択される脊椎のそれぞれの椎弓根骨にねじ込まれる複数の椎弓根スクリューを提供すること:チューリップ頭部の一部に脊椎固定ロッドを装着すること:脊椎固定ロッドの必要な形状が、椎弓根骨または椎弓根スクリューに過度のストレスを及ぼす、または及ぼすであろうことを認識すること:チューリップ頭部の一部から脊椎固定ロッドを取り外すこと:複数の椎弓根スクリューのうちの少なくとも1つの複数のチューリップ頭部の少なくとも1つに、少なくとも1つのエクステンダ10を固定することと:脊椎固定ロッドを、少なくとも1つのエクステンダ10を含むチューリップ頭部の一部に再装着すること:および、脊椎固定ロッドを、脊椎の頸部の少なくとも1つのエクステンダ10を含むチューリップ頭部に固定すること:を含む。エクステンダ10に固定される前に脊椎固定ロッドを曲げることを含む上記の使用方法のそれぞれについて、脊椎固定ロッド122の関連部分、すなわちエクステンダ10およびその近くの形状は、以下のように特徴付けることができる。ここで、脊椎固定ロッドの屈曲の曲率半径は、エクステンダ10を使用せずに必要な曲率半径と比較して、エクステンダ10とともに使用した場合に大きくなる。
上記のようなエクステンダの使用方法は、脊椎固定ロッドを椎弓根骨に再配置および固定する方法として説明することができ、この方法は、以下のステップ、具体的には、整形外科手術を必要とする患者の脊椎の胸部に、それぞれがチューリップ頭部を含む複数の椎弓根スクリューであって、それぞれがT1-T12からなる群から選択される脊椎のそれぞれの椎弓根骨にねじ込まれる複数の椎弓根スクリューを提供すること:チューリップ頭部の一部に脊椎固定ロッドを装着すること:脊椎固定ロッドの必要な形状が、椎弓根骨または椎弓根スクリューに過度のストレスを及ぼす、または及ぼすであろうことを認識すること:チューリップ頭部の一部から脊椎固定ロッドを取り外すこと:複数の椎弓根スクリューのうちの少なくとも1つの複数のチューリップ頭部の少なくとも1つに、少なくとも1つのエクステンダ10を固定すること:脊椎固定ロッドを、少なくとも1つのエクステンダ10を含むチューリップ頭部の一部に再装着すること:および、脊椎の胸部領域において、少なくとも1つのエクステンダ10を含むチューリップ頭部に脊椎固定ロッドを固定すること:を含む。エクステンダ10に固定される前に脊椎固定ロッドを曲げることを含む上記の使用方法のそれぞれについて、脊椎固定ロッド122の関連部分、すなわち、エクステンダ10およびその近くの形状は、以下のように特徴付けることができる。ここで、脊椎固定ロッドの屈曲の曲率半径は、エクステンダ10を使用せずに必要な曲率半径と比較して、エクステンダ10とともに使用した場合に大きくなる。
腰部の湾曲を修正するために整形外科手術を必要とする患者の脊椎の腰部の椎弓根骨に脊椎固定ロッドを固定するための方法は、以下のステップ、具体的には、少なくとも1つの椎弓根スクリューがチューリップ頭部を含む複数の椎弓根スクリューであって、それぞれがL1-L5からなる群から選択される脊椎の椎骨のそれぞれの椎弓根にねじ込まれる複数の椎弓根スクリューを提供すること:椎弓根スクリューエクステンダを提供すること:脊椎固定ロッドを少なくとも部分的にチューリップ頭部に配置すること:脊椎固定ロッドをチューリップ頭部に完全に配置して固定すると、脊椎固定ロッドがそれぞれの椎骨に過度の応力を及ぼすことを認識すること:チューリップ頭部から脊椎固定ロッドを取り外すこと:椎弓根スクリューエクステンダをチューリップ頭部に固定すること:脊椎固定ロッドを椎弓根スクリューエクステンダに再配置すること:および、脊椎固定ロッドを椎弓根スクリューエクステンダに固定すること:を含む。
脊椎の湾曲を修正するために整形外科手術を必要とする患者の脊椎の椎弓根骨に脊椎固定ロッドを固定するための方法は、以下のステップ、具体的には、椎弓根スクリューのチューリップ頭部を提供すること:椎弓根スクリューエクステンダを提供すること:脊椎固定ロッドを提供すること:椎弓根スクリューエクステンダを椎弓根スクリューのチューリップ頭部に固定すること:脊椎固定ロッドを椎弓根スクリューエクステンダに装着すること:および、脊椎固定ロッドを椎弓根スクリューエクステンダに固定すること:を含む。
腰部の湾曲を修正するために整形外科手術を必要とする患者の脊椎の椎弓根領域上の椎弓根骨に脊椎固定ロッドを固定するための方法は、以下のステップ、具体的には、チューリップ頭部を含む椎弓根スクリューであって、L1-L5からなる群から選択される脊椎の椎骨の椎弓根骨にねじ込まれている椎弓根スクリューを提供すること:椎弓根スクリューエクステンダを提供すること:取り付けられた脊椎固定ロッドの必要な形状が椎弓根骨に過度のストレスを及ぼすことを認識すること:椎弓根スクリューエクステンダを椎弓根スクリューのチューリップ頭部に固定すること:脊椎固定ロッドを腰部のほぼ望ましい曲率に曲げること:脊椎固定ロッドを椎弓根スクリューエクステンダに装着すること:および、脊椎固定ロッドを椎弓根スクリューエクステンダに固定すること:を含む。
上記方法において、椎弓根スクリューエクステンダは、以下の構成を含むことができる。下部本体部に結合された上部本体部は、第1のチャネル軸を有する実質的にU字形の内部チャネルを規定するために、湾曲した下面から上方に延びる対向する2つのアームを有する。湾曲した下面は、第1のチャネル軸にほぼ垂直な方向に上部本体部を通って延びるアクセス開口部を規定する。下部本体部は、上部本体部分からの突起として下向きに延在し、また、上半身部分に接合され、また、第1および第2の側面を有する。第1および第2の側面は、実質的に平面で平行であり、内部部分によって分離されており、第1および第2の側面は、突起の高さおよび突起の幅を規定する。ねじは、内部部分に配置され、また、突起幅よりも大きいねじ径を規定する雄ねじを有する。
実施形態および例の前述の説明は、例示および説明の目的で提示されており、完全であることや、記載されている形式を限定することを意図したものではない。前述の教示に照らして、多くの修正が可能である。それらの修正のいくつかは説明されており、残りは当業者によって容易に理解されるであろう。熟考した特定の用途に適した様々な実施形態の原理を最もよく説明するために、実施形態が選択され、説明された。もちろん、その範囲は、本明細書に記載の例に限定されるものではなく、当業者によって、任意の用途および同等の装置で使用することができる。むしろ、本発明の範囲は、本明細書に添付された特許請求の範囲によって定義されることが意図されている。

Claims (20)

  1. 椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダであって、
    下部本体部に結合された上部本体部を備え、
    i. 前記上部本体部は、第1のチャネル軸を有する実質的にU字形の内部チャネルを規定するために、湾曲した下面から上方に延びる対向する2つのアームを有し、前記湾曲した下面は、前記第1のチャネル軸にほぼ垂直な方向に前記上部本体部を通って延びるアクセス開口部を規定し、
    ii. 前記下部本体部は、前記上部本体部からの突起として下向きに延在して、前記上部本体部に接合されて、第1および第2の側面を有し、前記第1および第2の側面は、実質的に平面で平行であり、内部部分によって分離されており、前記第1および第2の側面は、突起高さと突起幅とを規定し、
    iii. 前記内部部分に配置されるねじは、前記突起幅よりも大きいねじ径を規定する雄ねじを有する、
    椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
  2. 前記下部本体部は、実質的にU字型の突起である、
    請求項1に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
  3. 前記第1および第2の側面は、実質的にU字形型である、
    請求項1に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
  4. 前記対向する2つのアームはそれぞれ、止めねじを受け入れるための相補的な第1の雌ねじを含む、
    請求項1に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
  5. 前記ねじは、前記アクセス開口部からアクセス可能な駆動部分を含む、
    請求項1に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
  6. 前記上部本体部は、ロッド固定ツールと係合するためのポケットを含む、
    請求項1に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
  7. 椎弓根スクリュー
    を更に備え、
    前記椎弓根スクリューは、チューリップ頭部を含み、前記下部本体部は、前記チューリップ頭部に固定されている、
    請求項1に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
  8. 椎弓根スクリュー
    を更に備え、
    前記椎弓根スクリューは、チューリップ頭部と内ねじとを含み、前記下部本体部の前記雄ねじは、前記チューリップ頭部で前記内ねじと係合する、
    請求項1に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
  9. 椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダであって、
    ロッド固定本体部を備え、
    前記ロッド固定本体部は、二等分面に対応する2つの対向するアームを有し、各アームは、相補的な雌ねじを含み、湾曲した下面から上方に延在して、前記二等分面に平行に延在する第1のチャネル軸を有する実質的にU字形の内部のロッド受容チャネルを規定し、前記ロッド受容チャネルは、間隔を空けた第1および第2の側面と接続し、前記間隔を空けた第1および第2の側面は、外向きの表面を有し、前記外向きの表面は、前記二等分面にほぼ垂直である、
    椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
  10. ねじは、アクセス開口部からアクセス可能な駆動部分を含む、
    請求項9に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
  11. 前記ロッド固定本体部は、ロッド固定ツールと係合するためのポケットを含む、
    請求項9に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
  12. 椎弓根スクリュー
    を更に備え、
    前記椎弓根スクリューは、ほぼ平坦な上面を有し、前記ロッド固定本体部は、前記椎弓根スクリューの前記ほぼ平坦な上面に隣接する表面を含む、
    請求項9に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
  13. ほぼ平坦な上面を有する椎弓根スクリューと、椎弓根スクリューロッド固定チャネルの湾曲した下面と、
    を更に備え、
    前記ロッド固定本体部は、前記椎弓根スクリューの前記ほぼ平坦な上面に隣接する表面を含み、前記U字形の内部のロッド受容チャネルの前記湾曲した下面と前記椎弓根スクリューの前記上面との間の距離は、前記椎弓根スクリューロッド固定チャネルの前記湾曲した下面と前記椎弓根スクリューの前記上面との間の距離よりも短い、
    請求項9に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
  14. 椎弓根スクリューのチューリップ頭部に結合されている請求項9に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
  15. 椎弓根スクリューチューリップヘッドエクステンダであって、
    第1の端部および第2の端部を有する取り付けロッドを備え、
    前記取り付けロッドは、前記第1の端部でほぼ真っ直ぐであって、中心ロッド軸を定義し、前記取り付けロッドは、前記第2の端部で斜めにほぼ曲がって配置され、ロッド固定本体部は、対向する2つのアームを含み、前記アームはそれぞれ、雌ねじの一部を含み、実質的にU字形の内部チャネルを定義する湾曲した下面から延び、前記U字形の内部チャネルは、第1のチャネル軸を有することができる、
    椎弓根スクリューチューリップヘッドエクステンダ。
  16. 前記取り付けロッドは、円筒形の断面を有する、
    請求項15に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
  17. 前記取り付けロッドは、約90度の角度で曲がり、
    請求項15に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
  18. 前記ロッド固定本体部は、ロッド固定ツールと係合するためのポケットを含む、
    請求項15に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
  19. 前記第1のチャネル軸は、前記中心ロッド軸と同じ平面にある、
    請求項15に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
  20. 前記第1のチャネル軸は、前記中心ロッド軸の平面に実質的に垂直な平面内にある、
    請求項15に記載の椎弓根スクリューチューリップ頭部エクステンダ。
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