JP2024050470A - 時間領域において2つの部分を有する低電力ウェイクアップ信号 - Google Patents

時間領域において2つの部分を有する低電力ウェイクアップ信号 Download PDF

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Abstract

【課題】2つの部分を有する低電力ウェイクアップ信号(LP-WUS)のための装置、プログラム及びプログラムを格納した1または複数の非一時的コンピュータ可読媒体を提供する。【解決手段】ユーザ機器(UE)の低電力ウェイクアップ受信機(WUR)は、LP-WUSを受信し、メイン受信機をウェイクアップさせる(例えば、作動するか又はより高次の電力状態に入る)ようトリガする。WUR受信機が、ウェイクアップ情報を保持する第2の部分の検出に備えるための第1の部分は、第2の部分の存在及び/又は他の特性を示すために使用され、第1の部分及び第2の部分はそれぞれ、1つ又は複数のシンボル、スロット又は時間リソースユニットにおいて伝送される。【選択図】図1A

Description

関連出願の相互参照
本願は、2022年9月29日に提出された米国仮特許出願第63/411,545号;及び、2023年2月14日に提出された米国仮特許出願第63/484,959号に対する優先権を主張するものであり;それらの開示内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
様々な実施形態は、概して、無線通信の分野に関し得る。例えば、幾つかの実施形態は、時間領域において2つの部分を有する低電力ウェイクアップ信号に関し得る。
第5世代(Fifth Generation:5G)セルラ通信システムは、移動電話通信及び垂直的ユースケースの両方を対象として設計及び開発されている。レイテンシに加え、信頼性、可用性、及びユーザ機器(User Equipment:UE)のエネルギー効率もまた、5Gにとって重要である。現在、5Gデバイスは、個人の使用時間に応じて、1週間又は1日に1回、再充電される必要があり得る。一般的に、5Gデバイスは、無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)アイドル/非アクティブ状態において数十ミリワット、及び、RRC接続状態において数百ミリワットを消費する。バッテリー寿命を延ばすための技法は、エネルギー効率を向上させるため、並びに、より良いユーザ体験のために不可欠なものである。
UEの電力消費は、ウェイクアップ期間の構成された長さ、例えば、ページング周期に依存する。バッテリー寿命要件を満たすべく、高レイテンシをもたらす長い間欠受信(Discontinuous Reception:DRX)周期が使用されることが予想され、これは、長いバッテリー寿命及び低レイテンシの両方の要件を有するようなサービスに適していない。例えば、センサによって火災が検出された時刻から1~2秒以内に、アクチュエータによって防火シャッタが閉じられ、消火スプリンクラが作動される火災検出及び消火のユースケースにおいて、長いDRX周期は、遅延要件を満たすことができない。従って、妥当なレイテンシを伴って電力消費を削減する必要がある。現在、UEはDRX周期ごとに1度、定期的にウェイクアップする必要があり、これは、シグナリング又はデータトラフィックを伴わない期間における電力消費の大半を占めている。
添付図面と併せて、以下の詳細な説明により、実施形態が容易に理解されるであろう。この説明を容易にすべく、同様の参照符号は、同様の構造的要素を示す。添付図面の図において、実施形態は、限定としてではなく例として示されている。
様々な実施形態に係る、ウェイクアップ信号がオフであるときのユーザ機器(UE)のメイン受信機及びウェイクアップ受信機を概略的に示す。
様々な実施形態に係る、ウェイクアップ信号がオンであるときのメイン受信機及びウェイクアップ受信機を概略的に示す。
様々な実施形態に係る、2つの部分を有するウェイクアップ信号/チャネルを示す。
様々な実施形態に係る、サブフレームタイミング決定の例を示す。
様々な実施形態に係る、拡散及び反復のパターンの例を示す。
様々な実施形態に係る、複数の低電力ウェイクアップ信号(Low-Power-Wake-Up Signal:LP-WUS)の共通部分1の例を示す。
様々な実施形態に係る、複数のLP-WUSの共通部分1の別の例を示す。
様々な実施形態に係る、複数のサブフレーム又はスロットにおいて伝送されるLP-WUSの部分1及び部分2の例を示す。
様々な実施形態に係る、1つのサブフレーム又はスロットにおいて伝送される部分1、及び、複数のサブフレーム又はスロットにおいて伝送される部分2の例を示す。
様々な実施形態に係る、1つ又は複数のサブフレーム又はスロットの第1のサブセットにおいて伝送される部分1、及び、1つ又は複数のサブフレーム又はスロットの第2のサブセットにおいて伝送される部分2の例を示す。
様々な実施形態に係る、部分1によって使用されないサブフレーム又はスロットの残りのリソースにおいて伝送される部分2の例を示す。
様々な実施形態に係る、複数の時間リソースユニット(Time Resource Unit:TRU)において伝送される部分1及び部分2の例を示す。
様々な実施形態に係る、1つ又は複数のTRUの第1のサブセットにおいて伝送される部分1、及び、1つ又は複数のTRUの第2のサブセットにおいて伝送される部分2の例を示す。
様々な実施形態に係る、部分1によって使用されないTRUの残りのリソースにおいて伝送される部分2の例を示す。
様々な実施形態に係る、無線ネットワークを概略的に示す。
様々な実施形態に係る、無線ネットワークのコンポーネントを概略的に示す。
幾つかの例示的な実施形態に係る、機械可読媒体又はコンピュータ可読媒体(例えば、非一時的機械可読記憶媒体)から命令を読み取り、本明細書において論述される方法論のいずれか1つ又は複数を実行することができるコンポーネントを示すブロック図である。
本明細書における様々な実施形態を実践するための例示的な手順を示す。
本明細書における様々な実施形態を実践するための別の例示的な手順を示す。
以下の詳細な説明では、添付図面を参照する。同じ参照番号は、異なる図面において同じ又は同様の要素を特定するために使用されてよい。以下の説明では、限定ではなく説明の目的で、具体的な詳細、例えば特定の構造、アーキテクチャ、インタフェース、技法などが様々な実施形態の様々な態様の徹底した理解を提供するために記載されている。しかしながら、これらの具体的な詳細から逸脱する他の例において様々な実施形態の様々な態様が実践され得ることが、本開示の利益を受ける当業者には明らかである。特定の事例において、周知のデバイス、回路、及び方法の説明は、不必要な詳細によって様々な実施形態の説明が不明瞭にならないように省略される。本書の目的において、「A又はB」及び「A/B」という文言は、(A)、(B)、又は(A及びB)を意味する。
本明細書における様々な実施形態は、2つの部分を有する低電力ウェイクアップ信号(LP-WUS)のための技法を提供する。LP-WUSは、ユーザ機器(UE)のウェイクアップ受信機によって受信され、上記UEのメイン受信機がウェイクアップする(例えば、作動する、又は、より高次の電力状態に入る)ようトリガするために使用され得る。第1の部分は、第2の部分の存在及び/又は他の特性を示すために使用され得る。第1及び第2の部分はそれぞれ、1つ又は複数のシンボル、スロット、又は時間リソースユニットにおいて伝送され得る。
上述の通り、現在の仕様のもとで、UEはDRX周期ごとに1度、定期的にウェイクアップする必要があり、これは、シグナリング又はデータトラフィックを伴わない期間における電力消費の大半を占めている。例えばページングを使用して、UEがトリガされたときにのみそれらがウェイクアップすることができる場合、電力消費は劇的に削減され得る。例えば、ネットワーク(例えば、次世代ノードB(next generation Node B:gNB)は、UEのメイン受信機を作動させるためにUEをトリガするウェイクアップ信号を送信し得る。実施形態において、UEは、メイン受信機とは別個のウェイクアップ受信機をUE内に含み得る。ウェイクアップ受信機は、超低電力消費でウェイクアップ信号をモニタリングし、ウェイクアップ信号が受信された場合にメイン受信機が作動するようトリガする能力を有し得る。メイン受信機は、データ伝送及び受信のために使用されてよく、それが作動されていない限り、オフにする、又はディープスリープに設定することができる。
図1A及び図1Bは、UE内のメイン受信機及びウェイクアップ受信機の使用に関する一例を示す。図1Aに示されるような省電力状態において、ウェイクアップ受信機によってウェイクアップ信号が受信されない場合、メイン受信機はディープスリープのためのオフ状態に留まる。他方、図1Bに示される通り、ウェイクアップ受信機によってウェイクアップ信号が受信された場合、ウェイクアップ受信機は、メイン受信機をトリガして作動させる。後者の事例において、メイン受信機はアクティブであるため、ウェイクアップ受信機はオフにされ得る。
ウェイクアップ信号をモニタリングするための電力消費は、ウェイクアップ信号の設計、及び、信号検出及び処理のために使用されるウェイクアップ受信機のハードウェアモジュールに依存する。
本明細書における様々な実施形態は、例えば時間領域において、2部分構造を有する低電力ウェイクアップ信号(LP-WUS)を提供する。ウェイクアップ受信機(Wake-Up Receiver:WUR)の極めて低い電力消費のために、WURは、LP-WUSのための非コヒーレント検出、例えば包絡線検出のみを行うことができる。例えば、オンオフキーイング(ON-OFF Keying:OOK)又は周波数偏移キーイング(Frequency Shift Keying:FSK)などの変調スキームが、LP-WUSのために使用され得る。直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)システムにおいて、OOK又はFSK変調が複数のサブキャリア上にマッピングされ得、例えばマルチキャリアOOK(Multi-Carrier OOK:MC-OOK)又はMC-FSKである。本明細書において使用される場合、WUSシンボルは、OOKシンボル、FSKシンボル、MC-OOKシンボル、MC-FSKシンボル、又は別の好適なシンボルを指し得る。
幾つかの実施形態において、LP-WUSは、連続するOFDMシンボルの持続時間にマッピングされ得る。LP-WUSの開始は、スロット、サブフレーム、ハーフ無線フレーム、又は無線フレームの開始と比較して、オフセットによって定義され得る。LP-WUSの合計持続時間は、LP-WUSによって保持されるペイロードサイズに依存する。
少なくとも2つの部分を有するLP-WUS
様々な実施形態において、LP-WUSは、少なくとも2つの部分を含み得る。第1の部分は、WUR受信機が、ウェイクアップ情報を保持する第2の部分の検出に備えるためのものであり得る。両方の部分が、複数のWUSシンボルで構成され得る。2つの部分は、時間的に連続し得る。代替的に、第1の部分及び第2の部分の間に時間間隔が存在し得る。上記間隔の長さは、事前定義され得る、又は上位層シグナリングによって構成され得る。図2は、サブフレーム内に割り当てられるLP-WUSの2つの部分の一例を示す。
第1の部分は、通常、シーケンスに基づき生成され、ウェイクアップ情報を保持する第2の部分は、通常、チャネル符号化を使用している。例えば、第1の部分におけるWUSシンボルのためのシーケンスは、事前定義され得る、又は構成され得る。第2の部分のためのチャネル符号化は、拡散演算又は反復符号化であり得る。様々な実施形態に従い、第1の部分又は第2の部分のための他のチャネル符号化スキームが使用され得る。LP-WUSの第1の部分は、AGC及び/又は時間/周波数同期のために使用され得る。閾値よりも高いエネルギー又は電力レベルで第1の部分が検出された場合、UEは、第2の部分を更に検出し得る。換言すれば、第1の部分は、第2の部分が伝送されるかどうかに関するインジケータである。更に、第1の部分は、1つ又は複数の情報ビットをも保持し得る。
一実施形態において、LP-WUSの第1の部分の複数のシーケンス長がサポートされ得る。1つの選択肢において、1つのシーケンスは、短いシーケンスの反復で構成される。LP-WUSの複数のシーケンス長は、第1の部分における短いシーケンスの異なる数の反復によって取得され得る。別の選択肢において、1つのシーケンスは、長いシーケンスで構成される。LP-WUSの複数のシーケンス長が、第1の部分における異なる長さを有する異なる長いシーケンスによってサポートされ得る。
一実施形態において、WUSシンボルの複数の持続時間は、LP-WUSの第1の部分に対してサポートされ得る。LP-WUSの第1の部分に対するWUSシンボルの持続時間は、事前定義され得る、又は、上位層シグナリングによって構成され得る。
1つの選択肢において、異なるシーケンス長を有する第1の部分について、第1の部分におけるWUSシンボルの持続時間は、同じであり得る、又は異なり得る。第1の部分の各シーケンス長について、第1の部分に対するWUSシンボルの持続時間は、事前定義され得る、又は、上位層シグナリングによって構成され得る。WUSシンボルの持続時間は、第1の部分のシーケンス長によって決定され得る。例えば、第1の部分のシーケンス長の値及びWUSシンボルの持続時間の間に、1対1のマッピングが存在し得る。代替的に、第1の部分のシーケンス長に対してWUSシンボルの複数の持続時間がサポートされている場合、WUSシンボルの持続時間は、第1の部分のシーケンス長に対してサポートされている持続時間のセットから上位層によって構成され得る。
一実施形態において、WUSシンボルの複数の持続時間は、LP-WUSの第2の部分に対してサポートされ得る。
1つの選択肢において、LP-WUSの第2の部分に対するWUSシンボルの持続時間は、事前定義され得る、又は、上位層シグナリングによって構成され得る。
別の選択肢において、WUSシンボルの同じ持続時間が、LP-WUSの第1の部分及び第2の部分の両方に適用され得る。
別の選択肢において、第2の部分に対するWUSシンボルの持続時間は、LP-WUSの第1の部分のそれとは異なり得る。第1の部分のWUSシンボルの持続時間及び第2の部分のWUSシンボルの持続時間の間に、1対1のマッピングが存在し得る。代替的に、第2の部分のWUSシンボルの複数の持続時間が第1の部分のWUSシンボルの持続時間に対応してサポートされている場合、第2の部分のWUSシンボルの持続時間は、第1の部分のWUSシンボルの持続時間に対してサポートされている値のセットから上位層によって構成され得る。
別の選択肢において、第2の部分のWUSシンボルの持続時間及び第1の部分のシーケンス長の間に、1対1のマッピングが存在し得る。代替的に、第2の部分のWUSシンボルの複数の持続時間が第1の部分のシーケンス長に対応してサポートされている場合、第2の部分のWUSシンボルの持続時間は、第1の部分のシーケンス長に対してサポートされている値のセットから上位層によって構成され得る。
別の選択肢において、第2の部分のWUSシンボルの持続時間及び第1の部分の持続時間の間に、1対1のマッピングが存在し得る。代替的に、第2の部分のWUSシンボルの複数の持続時間が第1の部分の持続時間に対応してサポートされている場合、第2の部分のWUSシンボルの持続時間は、第1の部分の持続時間に対してサポートされている値のセットから上位層によって構成され得る。
一実施形態において、複数の符号化率が、LP-WUSの第2の部分に対してサポートされ得る。簡潔にするため、符号化スキームは単なる拡散演算であり得る。この場合、符号化率は、拡散係数(Spreading Factor:SF)によって反映される。拡散係数を有する複数の拡散シーケンスが適用可能であり得る。留意点として、反復符号化もまた、拡散のための特殊事例とみなされ得る。
1つの選択肢において、LP-WUSの第2の部分の符号化率又は拡散係数は、事前定義され得る、又は、上位層シグナリングによって構成され得る。
別の選択肢において、第2の部分の符号化率又は拡散係数は、第1の部分のシーケンス長によって決定され得る。第2の部分の符号化率又は拡散係数及び第1の部分のシーケンス長の間に、1対1のマッピングが存在し得る。代替的に、第2の部分の複数の符号化率又は拡散係数が第1の部分のシーケンス長に対応してサポートされている場合、第2の部分の符号化率又は拡散係数は、第1の部分のシーケンス長に対してサポートされている値のセットから上位層によって構成され得る。
一実施形態において、LP-WUSの複数の長さがサポートされ得る。
1つの選択肢において、LP-WUSの長さは、第1の部分によって示され得る。代替的に、LP-WUSの長さは、事前定義され得る、又は上位層シグナリングによって構成され得る。幾つかの実施形態において、以下のメカニズムのうち1つが、LP-WUSの長さを示すために使用され得る:
LP-WUSの持続時間
LP-WUSの第2の部分の持続時間
LP-WUSにおけるWUSシンボルの数
LP-WUSの第2の部分におけるWUSシンボルの数
LP-WUSによって使用されるメイン無線の信号/チャネルに対するSCSに基づくOFDMシンボルの数
LP-WUSに対するSCSに基づくOFDMシンボルの数
LP-WUSの第2の部分によって使用されるメイン無線の信号/チャネルに対するSCSに基づくOFDMシンボルの数
LP-WUSの第2の部分によって使用されるLP-WUSに対するSCSに基づくOFDMシンボルの数
別の選択肢において、LP-WUSの第2の部分は、2つのサブ部分に更に分割され得る。第1のサブ部分は、第2のサブ部分の長さを示すための情報を保持し得る。この表示は、絶対時間、又は、メイン無線のWUSシンボル又はOFDMシンボルの単位であり得る。CRCは、純粋に第1のサブ部分に対して追加され得る。代替的に、第2のサブ部分の後に付加されるCRCは、第1のサブ部分及び第2のサブ部分の両方における全ての情報によって計算され得るものの、第1のサブ部分に対するCRCは存在しない。代替的に、第2のサブ部分の後に付加されるCRCは、第2のサブ部分の情報のみに基づき計算され得るが、第1のサブ部分に対するCRCは存在しない。
別の選択肢において、LP-WUSの長さ又はLP-WUSの第2の部分の長さは、ブラインド検出、例えばCRCチェッキングによって決定され得る。可能な長さについて、UEは、受信されたLP-WUSに対するCRCチェッキングを試行し得る。CRCに合格した場合、UEは、長さに関する仮定が正しいと結論付け得る。
一実施形態において、UEは、LP-WUSに基づきタイミング情報を導出し得る。例えば、LP-WUSは、メイン無線のOFDMシンボル、スロット、サブフレーム、ハーフフレーム、又は無線フレームのうち少なくとも1つのタイミング情報を暗示的に又は明示的に保持し得る。そのような情報は、LP-WUSの第2の部分において保持され得る。そのような情報は、LP-WUSの第1の部分において保持され得る。そのような情報は、LP-WUSの第1の部分及び第2の部分の両方において保持され得る。
1つの選択肢において、LP-WUSは、メイン無線におけるサブフレームの開始からのLP-WUSのオフセットを示し得る。この手法によって、UEは、メイン無線のサブフレームタイミングを導出することができる。図2は、サブフレームの開始と比較したLP-WUSのオフセットの一例を示す。
別の選択肢において、LP-WUSは、メイン無線におけるスロットの開始からのLP-WUSのオフセットを示し得る。この手法によって、UEは、メイン無線のスロットタイミングを導出することができる。図3は、スロットの開始と比較したLP-WUSのオフセットの一例を示す。
別の選択肢において、LP-WUSは、メイン無線における無線フレームの開始からのLP-WUSのオフセットを示し得る。この手法によって、UEは、メイン無線の無線フレームタイミングを導出することができる。
別の選択肢において、LP-WUSは、メイン無線におけるハーフ無線フレームの開始からのLP-WUSのオフセットを示し得る。この手法によって、UEは、メイン無線のハーフ無線フレームタイミングを導出することができる。
一実施形態において、拡散/反復がLP-WUSの第2の部分に適用されると仮定すると、情報ビットに対する複数の拡散又は反復されたWUSシンボルは、LP-WUSの異なる時間位置にマッピングされ得る。
1つの選択肢において、図4のAに示される通り、情報ビットに対する複数の拡散又は反復されたWUSシンボルは、連続するWUSシンボルにマッピングされ得る。留意点として、メイン無線のOFDMシンボルにおけるWUSシンボルの拡散係数及び数に応じて、情報ビットに対する複数の拡散又は反復されたWUSシンボルは、メイン無線の同じ又は異なるOFDMシンボルにマッピングされ得る。
別の選択肢において、図4のBに示される通り、情報ビットに対するk番目の拡散又は反復されたWUSシンボルは、全ての情報ビットの(k-1)番目のWUSシンボルがマッピングされた後にマッピングされ得る。
別の選択肢において、図4のCに示される通り、情報ビットに対して拡散又は反復されたWUSシンボルは、連続するOFDMシンボルにおける同じ指標付きのWUSシンボルにマッピングされ得る。
別の選択肢において、LP-WUSが複数のスロット、例えば複数の連続するスロットにおいて伝送されると仮定すると、情報ビットに対して拡散又は反復されたWUSシンボルは、それらの複数のスロットにマッピングされ得る。
複数のLP-WUSの共通部分1
一実施形態において、2つの部分を有するLP-WUSに関し、LP-WUSのグループは共通部分1を共有し得る。その結果、異なるLP-WUSを使用する複数のUEが、共通部分1を共有し得る。共通部分1は、単一のサブフレーム又はスロットにおいて伝送されるLP-WUSの部分1と同じであり得る。代替的に、共通部分1の持続時間を増加させて、部分1の検出性能を向上させ得る。例えば、N個のLP-WUSが共通部分1を共有していると仮定すると、部分1の持続時間はN倍長くなり得る。共通部分1の周期性は、関連付けられた部分2の周期性と同じであり得る、又は異なり得る。
1つの選択肢において、共通部分1は、サブフレーム又はスロットにおいて構成され、一方、LP-WUSのグループの関連付けられた部分2は、異なるサブフレーム又はスロットにおいて構成され得る。LP-WUSのグループの共通部分1及び関連付けられた部分2のサブフレーム又はスロットは、隣接するサブフレーム又はスロット内に存在し得る。代替的に、サブフレーム又はスロットの間隔は、上位層シグナリングによって構成され得る。図5Aは、共通部分1が第1のサブフレーム又はスロット内に存在し、一方、LP-WUSのグループの関連付けられた部分2が次の2つのサブフレーム又はスロット内に存在する一例を示す。
別の選択肢において、1つ又は複数の関連付けられた部分2は、LP-WUSのグループの共通部分1と同じサブフレーム又はスロットにおいて構成され得、一方、他の関連付けられた部分2は、異なるサブフレーム又はスロット内に存在し得る。図5Bは、共通部分1が第1のサブフレーム又はスロット内に存在し、一方、関連付けられた複数の部分2が全て3つのサブフレーム又はスロット内に存在する一例を示す。
一実施形態において、共通部分1を共有するLP-WUSのグループに関し、各LP-WUSが別々に構成され得る。その結果、異なるLP-WUSを使用する複数のUEが、共通部分1を共有し得る。LP-WUSの部分1及び部分2についての期間内のオフセットは、別々に構成され得る。グループ内の複数のLP-WUSの部分1を整合させるかどうかは、gNBの構成次第である。共通部分1は、サブフレーム又はスロットにおいて伝送され得る。代替的に、共通部分1は、期間内の複数のサブフレーム又はスロットにおいて反復的に伝送され得る。各関連付けられた部分2は、サブフレーム又はスロットにおいて伝送され得る。代替的に、各関連付けられた部分2は、期間内の複数のサブフレーム又はスロットにおいて反復的に伝送され得る。
一実施形態において、LP-WUSのグループの共通部分1は、LP-WUSのグループの関連付けられた部分2とは別々に構成され得る。その結果、異なるLP-WUSを使用する複数のUEが、共通部分1を共有し得る。共通部分1を構成するために、関連するパラメータは、周期性、周期性におけるオフセット、反復の数を含み得る。関連付けられた部分2を構成するために、各関連付けられた部分2のオフセットは、別々に構成され得る。代替的に、第1の関連付けられた部分2のオフセットが構成され、次の関連付けられた部分2は、間隔の有無にかかわらず、連続するOFDMシンボルを占有する。上記間隔は、固定され得る、又は上位層シグナリングによって構成され得る。
複数のスロットにおけるLP-WUS
LP-WUSは、複数のサブフレーム又はスロットにおいて伝送され得る。LP-WUS伝送のための同じ時間リソースが、複数のサブフレーム又はスロットにおいて割り当てられ得る。LP-WUS伝送のための持続時間が増加するため、より良いリンク性能が実現され得る。留意点として、サブフレーム又はスロットにおける全てのOFDMシンボルがLP-WUSに割り当てられる場合、複数のサブフレーム又はスロットにおけるLP-WUSのための時間リソースは連続的であり得る。そうでなければ、複数のサブフレーム又はスロットにおけるLP-WUSのための時間リソースは、非連続的であり得る。
一実施形態において、LP-WUSの部分1及び部分2の両方が、複数のサブフレーム又はスロットにおいて伝送される。図6Aは、3つの連続するサブフレーム又はスロットにおいて部分1及び部分2の両方を伝送する一例を示す。
第1の選択肢において、1つのサブフレーム又はスロットにおける伝送のためのLP-WUSの部分1又は部分2が最初に決定される。次に、決定された部分1又は部分2が、複数のサブフレーム又はスロットにおいて反復的に伝送される。例えば、1つのサブフレーム又はスロットにおける部分1の伝送のためのシーケンスが決定され、次に、上記シーケンスは、複数のサブフレーム又はスロットにおいて反復的に伝送される。例えば、部分2のペイロードはエンコードされ、複数のサブフレーム又はスロットにおいて反復的に伝送される。
第2の選択肢において、1つのサブフレーム又はスロットにおける伝送のためのLP-WUSの部分1又は部分2が最初に決定される。次に、部分1又は部分2の異なるバージョンが、複数のサブフレーム又はスロットにおいて伝送され得る。例えば、1つのサブフレーム又はスロットにおける部分1の伝送に好適な複数のシーケンスが決定され、複数のサブフレーム又はスロットにおいてそれぞれ伝送される。留意点として、複数のシーケンスは、同じルートシーケンスの異なる巡回シフトによって生成され得る、又は、サブフレーム又はスロットの指標に従い生成され得る。例えば、部分2のペイロードはエンコードされ、異なるコード化されたビットが複数のサブフレーム又はスロットにおいて伝送され得る。
第3の選択肢において、LP-WUSの部分1又は部分2は、複数のサブフレーム又はスロット内の時間リソースの結合に従って決定される。例えば、複数のサブフレーム又はスロット内の時間リソースにおける部分1の伝送のための長いシーケンスが決定され、伝送される。例えば、部分2のペイロードはエンコードされ、複数のサブフレーム又はスロットにまたがる時間リソースにおいて伝送される。
第4の選択肢において、LP-WUSの部分1又は部分2が複数ビットの情報を保持する場合、部分1又は部分2の複数ビットは複数のセグメントに分割され得、各セグメントは、複数のサブフレーム又はスロットの異なるサブフレーム又はスロットにおいて伝送される。
LP-WUSの部分1及び部分2は、複数のサブフレーム又はスロットにおける伝送のために同じ選択肢を使用し得る。代替的に、LP-WUSの部分1及び部分2は、複数のサブフレーム又はスロットにおける伝送のために異なる選択肢を使用し得る。例えば、部分1は複数のサブフレーム又はスロット、例えば第1の選択肢において反復的に伝送され、一方、部分2は、伝送のために第2の選択肢を使用する。
一実施形態において、LP-WUSの部分1は、第1のサブフレーム又はスロットにおいてのみ伝送され、一方、LP-WUSの部分2は、複数のサブフレーム又はスロットにおいて伝送され得る。後のサブフレーム又はスロットにおいて部分2によって使用される時間リソースは、第1のサブフレーム又はスロットのそれと同じであり得る。図6Bは、部分2のみを3つの連続するサブフレーム又はスロットにおいて伝送する一例を示す。
この実施形態において、先の実施形態で開示された複数の選択肢が、LP-WUSの部分2の伝送に適用され得る。
一実施形態において、X個のサブフレーム又はスロットがLP-WUSに対して割り当てられている場合、LP-WUSの部分1は最初のX1個のサブフレーム又はスロットにマッピングされ得、一方、LP-WUSの部分2は残りのX-X1個のサブフレーム又はスロットにマッピングされ得、ここでX1<Xである。例えば、X1=1である。図6Cは、X1=1個のサブフレーム又はスロットにおいて部分1を伝送し、最後のX2=2個の連続するサブフレーム又はスロットにおいて部分2を伝送する一例を示す。
この実施形態において、先の実施形態で開示された複数の選択肢が、最初のX1個のサブフレーム又はスロットにおける部分1に適用され得、最後のX2個のサブフレーム又はスロットにおける部分2に適用され得る。具体的には、部分1は、最初のX1個のサブフレーム又はスロット内の全ての割り当てられた時間リソースに従い決定され得る。代替的に、部分1は、サブフレーム又はスロット内の全ての割り当てられた時間リソースに従い決定され得る。代替的に、部分1は、部分1及び部分2の両方が単一のサブフレーム又はスロット内の割り当てられた時間リソースにおいて多重化されると仮定して決定され得る。この場合、部分1は、サブフレーム又はスロットにおいて複数回にわたり反復される必要があり得る。図6Cは、決定された部分1が第1のサブフレーム又はスロットにおいて3回にわたり反復され、且つ伝送される例を示す。
一実施形態において、X個のサブフレーム又はスロットがLP-WUSに対して割り当てられている場合、LP-WUSの部分1は最初のX1個のサブフレーム又はスロットにマッピングされ得、部分1によって占有されていないX個のサブフレーム又はスロットにおける残りのリソースはLP-WUSの部分2に対して使用され得、ここでX1<Xである。例えば、X1=1である。部分1は、X1番目のサブフレーム又はスロット内の全ての割り当てられた時間リソースを占有しない場合がある。
図6Dは、部分1をマッピングした後における残りのリソースでの部分2の伝送の例を示す。部分1のための時間リソースは単一のサブフレーム又はスロットにおけるLP-WUS伝送と比較して増加しているが、部分1は、第1のサブフレーム又はスロットにおけるLP-WUSのための全ての時間リソースを使い切っていない。第1のサブフレーム又はスロット内の残りの時間リソース、及び、次の2つのサブフレーム又はスロット内の時間リソースは、LP-WUSの部分2のために使用され得る。
この実施形態において、先の実施形態で開示された複数の選択肢が、最初のX1個のサブフレーム又はスロットにおける部分1のための時間リソースにおいて部分1に適用され得、残りの時間リソースにおいて部分2に適用され得る。具体的には、部分1は、最初のX1個のサブフレーム又はスロット内の部分1のための全ての時間リソースに従い決定され得る。代替的に、部分1は、サブフレーム又はスロット内の全ての割り当てられた時間リソースに従い決定され得る。代替的に、部分1は、部分1及び部分2の両方が単一のサブフレーム又はスロット内の割り当てられた時間リソースにおいて多重化されると仮定して決定され得る。この場合、部分1は、サブフレーム又はスロットにおいて複数回にわたり反復的に伝送される必要があり得る。図6Dは、決定された部分1が第1のサブフレーム又はスロット内の割り当てられた時間リソースにおいて3回にわたり反復され、且つ伝送される例を示す。
連続的に反復された時間リソースにおけるLP-WUS
LP-WUSの持続時間を増加させるために、連続して反復される時間リソースにおいてLP-WUSを伝送する別のスキームが開示される。以下の説明において、それは、反復を伴わない時間リソースに対する時間リソースユニット(Time Resource Unit:TRU)と称される。複数のサブフレーム又はスロットにおけるLP-WUS伝送のための実施形態と比較した場合、唯一の相違点は、複数のTRUにおいて割り当てられた時間リソースが時間的に連続していることである。
一実施形態において、LP-WUSの部分1及び部分2の両方が、複数のTRUにおいて伝送される。図7Aは、3つの連続するTRUにおいて部分1及び部分2の両方を伝送する一例を示す。
第1の選択肢において、1つのTRUにおける伝送のためのLP-WUSの部分1又は部分2が最初に決定される。次に、決定された部分1又は部分2が、複数のTRUにおいて反復的に伝送される。例えば、1つのTRUにおける部分1の伝送のためのシーケンスが決定され、次に、上記シーケンスは、複数のTRUにおいて反復的に伝送される。例えば、部分2のペイロードはエンコードされ、コード化されたビットの同じ冗長バージョンは複数のTRUにおいて伝送される。
第2の選択肢において、1つのTRUにおける伝送のためのLP-WUSの部分1又は部分2が最初に決定される。次に、部分1又は部分2の異なるバージョンが、複数のTRUにおいて伝送され得る。例えば、1つのTRUにおける部分1の伝送に好適な複数のシーケンスが決定され、複数のTRUにおいてそれぞれ伝送される。留意点として、複数のシーケンスは、同じルートシーケンスの異なる巡回シフトによって生成され得る、又は、TRU指標に従い生成され得る。例えば、部分2のペイロードはエンコードされ、異なるコード化されたビットは複数のTRUにおいて伝送される。
第3の選択肢において、LP-WUSの部分1又は部分2は、複数のTRU内の時間リソースの結合に従って決定される。例えば、複数のTRUにまたがる全ての時間リソースにおける部分1の伝送のための長いシーケンスが決定され、伝送される。例えば、部分2のペイロードはエンコードされ、複数のTRUにまたがる全ての時間リソースにおいて伝送される。
第4の選択肢において、LP-WUSの部分1又は部分2が複数ビットの情報を保持する場合、部分1又は部分2の複数ビットは複数のセグメントに分割され得、各セグメントは、複数のサブフレーム又はスロットの異なるTRUにおいて伝送される。
LP-WUSの部分1及び部分2は、複数のTRUにおける伝送のために同じ選択肢を使用し得る。代替的に、LP-WUSの部分1及び部分2は、複数のTRUにおける伝送のために異なる選択肢を使用し得る。例えば、部分1は複数のTRU、例えば第1の選択肢において反復的に伝送され、一方、部分2は、伝送のために第2の選択肢を使用する。
一実施形態において、X個のTRUがLP-WUSに対して割り当てられている場合、LP-WUSの部分1は最初のX1個のTRUにマッピングされ得、一方、LP-WUSの部分2は残りのX-X1個のTRUにマッピングされ得、ここでX1<Xである。例えば、X1=1である。図7Bは、X1=1個のTRUにおいて部分1を伝送し、最後のX2=2個の連続するTRUにおいて部分2を伝送する一例を示す。
この実施形態において、先の実施形態で開示された複数の選択肢が、最初のX1個のTRUにおける部分1に適用され得、最後のX2個のTRUにおける部分2に適用され得る。具体的には、部分1は、最初のX1個のTRU内の全ての割り当てられた時間リソースに従い決定され得る。代替的に、部分1は、TRU内の全ての割り当てられた時間リソースに従い決定され得る。代替的に、部分1は、部分1及び部分2の両方が単一のTRUにおいて多重化されると仮定して決定され得る。この場合、部分1は、TRUにおいて複数回にわたり反復される必要があり得る。図7Bは、決定された部分1が第1のTRUにおいて3回にわたり反復され、且つ伝送される例を示す。
一実施形態において、X個のTRUがLP-WUSに対して割り当てられている場合、LP-WUSの部分1は最初のX1個のTRUにマッピングされ得、部分1によって占有されていないX個のTRUにおける残りのリソースはLP-WUSの部分2に対して使用され得、ここでX1<Xである。例えば、X1=1である。部分1は、X1番目のTRU内の全ての割り当てられた時間リソースを占有しない場合がある。
図7Cは、部分1をマッピングした後における残りのリソースでの部分2の伝送の例を示す。部分1のための時間リソースは単一のTRUにおけるLP-WUS伝送と比較して増加しているが、部分1は、第1のTRUにおけるLP-WUSのための全ての時間リソースを使い切っていない。第1のTRU内の残りの時間リソース、及び、次の2つのTRU内の時間リソースは、LP-WUSの部分2のために使用され得る。
この実施形態において、先の実施形態で開示された複数の選択肢が、最初のX1個のTRUにおける部分1のための時間リソースにおいて部分1に適用され得、残りの時間リソースにおいて部分2に適用され得る。具体的には、部分1は、最初のX1個のTRU内の部分1のための全ての時間リソースに従い決定され得る。代替的に、部分1は、TRU内の全ての割り当てられた時間リソースに従い決定され得る。代替的に、部分1は、部分1及び部分2の両方が単一のTRUにおいて多重化されると仮定して決定され得る。この場合、部分1は、TRUにおいて複数回にわたり反復的に伝送される必要があり得る。図7Cは、決定された部分1が第1のTRU内の割り当てられた時間リソースにおいて3回にわたり反復され、且つ伝送される例を示す。
システム及び実装
図8~図10は、開示された実施形態の態様を実装し得る様々なシステム、デバイス、及びコンポーネントを示す。
図8は、様々な実施形態に係るネットワーク800を示す。ネットワーク800は、LTE又は5G/NRシステムのための3GPP(登録商標)技術仕様と一致する方式において動作し得る。しかしながら、例示的な実施形態は、この点で限定されるものではなく、説明される実施形態は、本明細書で説明される原理から利益を受ける他のネットワーク、例えば将来の3GPPシステムなどに適用され得る。
ネットワーク800はUE802を含み得、これは、オーバーザエア(over-the-air)接続を介してRAN804と通信するように設計された任意のモバイル又は非モバイルコンピューティングデバイスを含み得る。UE802は、UuインタフェースによってRAN804と通信可能に結合され得る。UE802は、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ウェアラブルコンピュータデバイス、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、車載インフォテインメント、車内エンターテインメントデバイス、計器群、ヘッドアップディスプレイデバイス、車載診断デバイス、ダッシュトップモバイル機器、モバイルデータ端末、電子エンジン管理システム、電子/エンジン制御ユニット、電子/エンジン制御モジュール、埋め込みシステム、センサ、マイクロコントローラ、制御モジュール、エンジン管理システム、ネットワーク化アプライアンス、マシンタイプ通信デバイス、M2M又はD2Dデバイス、IoTデバイスなどであり得るが、これらに限定されない。
幾つかの実施形態において、ネットワーク800は、サイドリンクインタフェースを介して互いに直接結合されている複数のUEを含み得る。UEは、物理サイドリンクチャネル、例えば、PSBCH、PSDCH、PSSCH、PSCCH、PSFCHなどを用いて通信するM2M/D2Dデバイスであり得るが、これらに限定されない。
幾つかの実施形態において、UE802は更に、オーバーザエア接続を介してAP806と通信し得る。AP806は、WLAN接続を管理し得、これは、ネットワークトラフィックの一部/全部をRAN804からオフロードするように機能し得る。UE802及びAP806の間の接続は、任意のIEEE 802.11プロトコルと一致し得、ここで、AP806がワイヤレスフィデリティ(Wi-Fi(登録商標))ルータであり得る。幾つかの実施形態において、UE802、RAN804、及びAP806は、セルラWLANアグリゲーション(例えば、LWA/LWIP)を利用してもよい。セルラWLANアグリゲーションは、セルラ無線リソース及びWLANリソースの両方を利用するために、UE802がRAN804によって構成されることを伴い得る。
RAN804は、1つ又は複数のアクセスノード、例えばAN808を含み得る。AN808は、RRC、PDCP、RLC、MAC、及びL1プロトコルを含むアクセス層プロトコルを提供することによって、UE802のエアインタフェースプロトコルを終端し得る。このようにして、AN808は、CN820及びUE802の間のデータ/音声コネクティビティを可能にし得る。幾つかの実施形態において、AN808は、ディスクリートデバイスにおいて、又は、例えば、CRAN又は仮想ベースバンドユニットプールと称され得る仮想ネットワークの一部としてサーバコンピュータ上で実行する1つ又は複数のソフトウェアエンティティとして実装され得る。AN808は、BS、gNB、RANノード、eNB、ng-eNB、ノードB、RSU、TRxP、TRPなどと称される。AN808は、マクロセルと比較してより小さいカバレッジエリア、より小さいユーザ容量、又はより高い帯域幅を有する、フェムトセル、ピコセル、又は他の同様のセルを提供するためのマクロセル基地局又は低電力基地局であり得る。
RAN804が複数のANを含む実施形態において、それらは、(RAN804がLTE RANである場合は)X2インタフェース又は(RAN804が5G RANである場合は)Xnインタフェースを介して互いに結合され得る。幾つかの実施形態において、制御/ユーザプレーンインタフェースに分離され得るX2/Xnインタフェースは、ANがハンドオーバ、データ/コンテキスト転送、モビリティ、負荷管理、干渉調整などに関連する情報を通信することを可能にし得る。
RAN804のANはそれぞれ、UE802にネットワークアクセスのためのエアインタフェースを提供するために、1つ又は複数のセル、セルグループ、コンポーネントキャリアなどを管理し得る。UE802は、RAN804の同じ又は異なるANによって提供される複数のセルに同時に接続され得る。例えば、UE802及びRAN804はキャリアアグリゲーションを用いて、各々がPcell又はScellに対応する複数のコンポーネントキャリアにUE802が接続することを可能にし得る。デュアルコネクティビティシナリオにおいて、第1のANは、MCGを提供するマスターノードであり得、第2のANは、SCGを提供するセカンダリノードであり得る。第1/第2のANは、eNB、gNB、ng-eNBなどの任意の組み合わせであり得る。
RAN804は、ライセンススペクトル又は非ライセンススペクトルを介してエアインタフェースを提供し得る。非ライセンススペクトルにおいて動作するために、ノードは、PCell/Scellを用いるCA技術に基づくLAA、eLAA、及び/又はfeLAAメカニズムを用いてよい。非ライセンススペクトルにアクセスする前に、ノードは、例えばリッスンビフォアトーク(LBT)プロトコルに基づく媒体/キャリア感知動作を実行し得る。
V2Xシナリオにおいて、UE802又はAN808はRSUであり得る、又はRSUとして機能し得、これは、V2X通信のために使用される任意のトランスポーテーションインフラストラクチャエンティティを指し得る。RSUは、好適なAN又は静的な(又は比較的静的な)UEにおいて、又はそれによって実装され得る。UEにおいて又はUEによって実装されるRSUは「UE型RSU」と称され得;eNBは「eNB型RSU」と称され得;gNBは「gNB型RSU」などと称され得る。一例において、RSUは、通過する車両UEにコネクティビティサポートを提供する、路側に位置する無線周波数回路に結合されたコンピューティングデバイスである。RSUはまた、交差点マップジオメトリ、トラフィック統計、媒体を記憶する内部データストレージ回路、並びに、車両及び歩行者の進行中の交通を感知及び制御するアプリケーション/ソフトウェアを含み得る。RSUは、高速の事象、例えば衝突回避、及び交通警報などに必要とされる非常に低レイテンシの通信を提供し得る。更に、又は代替的に、RSUは、他のセルラ/WLAN通信サービスを提供し得る。RSUのコンポーネントは、屋外での設置に好適な耐候性の筐体でパッケージ化され得、交通信号コントローラ又はバックホールネットワークに有線接続(例えば、イーサネット(登録商標))を提供すべく、ネットワークインタフェースコントローラを含み得る。
幾つかの実施形態において、RAN804は、eNB、例えばeNB812を有するLTE RAN810であり得る。LTE RAN810は、LTEエアインタフェースに以下の特性、すなわち、15kHzのSCS;DL用のCP-OFDM波形及びUL用のSC-FDMA波形;データ用のターボコード及び制御用のTBCCなどを提供し得る。LTEエアインタフェースは、CSI取得及びビーム管理のためにCSI-RSに依拠し;PDSCH/PDCCH復調のためにPDSCH/PDCCH DMRSに依拠し;及び、セルサーチ及び初期取得、チャネル品質測定、及びUEにおけるコヒーレント復調/検出のためのチャネル推定のためにCRSに依拠し得る。LTEエアインタフェースは、サブ6GHz帯域で動作し得る。
幾つかの実施形態において、RAN804は、gNB、例えば、gNB816、又はng-eNB、例えば、ng-eNB818を有するNG-RAN814であり得る。gNB816は、5G NRインタフェースを用いて5G対応UEに接続し得る。gNB816は、N2インタフェース又はN3インタフェースを含み得るNGインタフェースを通じて5Gコアに接続し得る。ng-eNB818はまた、NGインタフェースを通じて5Gコアに接続し得るが、LTEエアインタフェースを介してUEと接続し得る。gNB816及びng-eNB818は、Xnインタフェースを介して互いに接続し得る。
幾つかの実施形態において、NGインタフェースは、2つの部分、すなわち、NG-RAN814及びUPF848のノード間でトラフィックデータを保持するNGユーザプレーン(NG User Plane:NG-U)インタフェース(例えば、N3インタフェース)、及び、NG-RAN814及びAMF844のノード間のシグナリングインタフェースであるNG制御プレーン(NG Control Plane:NG-C)インタフェース(例えば、N2インタフェース)に分割され得る。
NG-RAN814は、5G-NRエアインタフェースに、以下の特性、すなわち、可変SCS;DL用のCP-OFDM、UL用のCP-OFDM及びDFT-s-OFDM;制御用の極性、反復、単方向、及びリードマラーコード、及び、データ用のLDPCを提供し得る。5G-NRエアインタフェースは、LTEエアインタフェースと同様に、CSI-RS、PDSCH/PDCCH DMRSに依拠し得る。5G-NRエアインタフェースは、CRSを用いなくてよいが、PBCH復調のためにPBCH DMRSを;PDSCHの位相トラッキングのためにPTRSを;及び、時間トラッキングのためにトラッキング参照信号を用いてよい。5G-NRエアインタフェースは、24.25GHz~52.6GHzの帯域を含む、サブ6GHz帯域又はFR2帯域を含むFR1帯域で動作し得る。5G-NRエアインタフェースは、PSS/SSS/PBCHを含むダウンリンクリソースグリッドのエリアであるSSBを含み得る。
幾つかの実施形態において、5G-NRエアインタフェースは、様々な目的のためにBWPを利用し得る。例えば、BWPは、SCSの動的適合のために使用され得る。例えば、UE802は、複数のBWPで構成され得、それぞれのBWP構成が異なるSCSを有する。BWP変更がUE802に示されるとき、伝送のSCSも変更される。BWPの別のユースケース例は省電力に関する。特に、異なるトラフィック負荷シナリオの下でデータ伝送をサポートすべく、UE802に対して、異なる量の周波数リソース(例えば、PRB)で複数のBWPを構成することができる。より小さい数のPRBを含むBWPが、小さいトラフィック負荷を有するデータ伝送のために使用され得、一方、UE802における、及び、幾つかの事例においては、gNB816における省電力を可能にする。より多い数のPRBを含むBWPは、トラフィック負荷がより高いシナリオで使用され得る。
RAN804は、顧客/サブスクライバ(例えば、UE802のユーザ)に対してデータ及び電気通信サービスをサポートする様々な機能を提供するネットワーク要素を含むCN820に通信可能に結合されている。CN820のコンポーネントは、1つの物理ノード又は別個の物理ノードに実装され得る。幾つかの実施形態において、CN820のネットワーク要素によって提供される機能のいずれか又は全てを、サーバ、スイッチなどにおける物理計算/ストレージリソース上に仮想化するためにNFVが利用され得る。CN820の論理的インスタンス化はネットワークスライスと称され得、CN820の部分の論理的インスタンス化はネットワークサブスライスと称され得る。
幾つかの実施形態において、CN820は、LTE CN822であり得、これは、EPCとも称され得る。LTE CN822は、示されるように、インタフェース(又は「参照ポイント」)を介して互いに結合されたMME824、SGW826、SGSN828、HSS830、PGW832、及びPCRF834を含み得る。LTE CN822の要素の機能は、以下の通り簡潔に導入され得る。
MME824は、モビリティ管理機能を実装して、UE802の現在位置を追跡し、ページング、ベアラアクティベーション/非アクティベーション、ハンドオーバ、ゲートウェイ選択、認証などを容易にし得る。
SGW826は、RANに向けたS1インタフェースを終端し、RAN及びLTE CN822の間でデータパケットをルーティングし得る。SGW826は、RANノード間ハンドオーバのためのローカルモビリティアンカーポイントであり得、また、3GPP(登録商標)間モビリティのためのアンカーを提供し得る。他の複数の役割は、合法的傍受、課金、及び何らかのポリシ施行を含み得る。
SGSN828は、UE802の位置を追跡し、セキュリティ機能及びアクセス制御を実行し得る。加えて、SGSN828は、異なるRATネットワーク間のモビリティのためのEPCノード間シグナリング;MME824によって指定されるようなPDN及びS-GW選択;ハンドオーバのためのMME選択などを実行し得る。MME824及びSGSN828の間のS3参照ポイントは、アイドル/アクティブ状態にある3GPP(登録商標)アクセスネットワーク間モビリティのユーザ及びベアラ情報の交換を可能にし得る。
HSS830は、ネットワークエンティティによる通信セッションのハンドリングをサポートするためのサブスクリプション関連情報を含む、ネットワークユーザのためのデータベースを含み得る。HSS830は、ルーティング/ローミング、認証、認可、命名/アドレス指定の解決、位置依存性などのサポートを提供し得る。HSS830及びMME824の間のS6a参照ポイントは、LTE CN820へのユーザアクセスを認証/認可するためにサブスクリプション及び認証データの転送を可能にし得る。
PGW832は、アプリケーション/コンテンツサーバ838を含み得るデータネットワーク(Data Network:DN)836に向けたSGiインタフェースを終端し得る。PGW832は、LTE CN822及びデータネットワーク836の間でデータパケットをルーティングし得る。PGW832は、ユーザプレーントンネリング及びトンネル管理を容易にするために、S5参照ポイントによってSGW826に結合され得る。PGW832は、ポリシ施行及び課金データ収集(例えば、PCEF)のためのノードを更に含み得る。更に、PGW832及びデータネットワーク836の間のSGi参照ポイントは、例えば、IMSサービスの提供のためのオペレータ外部パブリック、プライベートPDN、又はオペレータ内パケットデータネットワークであり得る。PGW832は、Gx参照ポイントを介してPCRF834に結合され得る。
PCRF834は、LTE CN822のポリシ及び課金制御要素である。PCRF834は、サービスフローのための適切なQoS及び課金パラメータを決定するためにアプリ/コンテンツサーバ838に通信可能に結合され得る。PCRF832は、適切なTFT及びQCIを用いて、(Gx参照ポイントを介して)関連付けられたルールをPCEFにプロビジョニングすることができる。
幾つかの実施形態において、CN820は5GC840であり得る。5GC840は、示されるように、インタフェース(又は「参照ポイント」)を介して互いに結合されたAUSF842、AMF844、SMF846、UPF848、NSSF850、NEF852、NRF854、PCF856、UDM858、及びAF860含み得る。5GC840の要素の機能は、以下の通り簡潔に導入され得る。
AUSF842は、UE802の認証のためのデータを記憶し、認証関連の機能をハンドルし得る。AUSF842は、様々なアクセスタイプに対する共通の認証フレームワークを容易にし得る。示されるように参照ポイントを介して5GC840の他の要素と通信することに加えて、AUSF842は、Nausfサービスベースのインタフェースを呈し得る。
AMF844は、5GC840の他の機能がUE802及びRAN804と通信すること、及び、UE802に関するモビリティ事象についての通知にサブスクライブすることを可能にし得る。AMF844は、(例えば、UE802の登録について)登録管理、接続管理、到達可能性管理、モビリティ管理、AMF関連事象の合法的傍受、及び、アクセス認証及び認可を担い得る。AMF844は、UE802及びSMF846の間でSMメッセージのトランスポートを提供し、SMメッセージのルーティングのための透過型プロキシとして機能し得る。AMF844はまた、UE802及びSMSFの間でSMSメッセージのトランスポートを提供し得る。AMF844は、様々なセキュリティアンカー及びコンテキスト管理機能を実行すべく、AUSF842及びUE802と対話し得る。更に、AMF844は、RAN804及びAMF844の間のN2参照ポイントを含む又はそれであり得るRAN CPインタフェースの終端ポイントであってよく;AMF844は、NAS(N1)シグナリングの終端ポイントであってよく、NAS暗号化及び完全性保護を実行してよい。AMF844はまた、N3 IWFインタフェースを介したUE802とのNASシグナリングをサポートし得る。
SMF846は、SM(例えば、UPF848及びAN808の間のセッション確立、トンネル管理);(任意選択的な認可を含む)UE IPアドレスの割り当て及び管理;UP機能の選択及び制御;適切な宛先にトラフィックをルーティングするための、UPF848でのトラフィックステアリングの構成;ポリシ制御機能に向けたインタフェースの終端;ポリシ施行、課金、及びQoSの一部の制御;(SM事象及びLIシステムへのインタフェースについての)合法的傍受;NASメッセージのSM 部分の終端;ダウンリンクデータ通知;AMF844を介してN2経由でAN808に送信されるAN固有のSM情報の開始;及び、セッションのSSCモードの決定、を担い得る。SMは、PDUセッションの管理を指し得、PDUセッション又は「セッション」は、UE802及びデータネットワーク836の間のPDUの交換を提供する、又は可能にするPDUコネクティビティサービスを指し得る。
UPF848は、RAT内及びRAT間モビリティのためのアンカーポイント、データネットワーク836への相互接続の外部PDUセッションポイント、及び、マルチホームのPDUセッションをサポートする分岐ポイントとして機能し得る。UPF848はまた、パケットのルーティング及び転送を実行し、パケット検査を実行し、ポリシルールのユーザプレーン部分を施行し、パケットを合法的に傍受(UP収集)し、トラフィック使用状況報告を実行し、ユーザプレーンのQoSハンドリング(例えば、パケットフィルタリング、ゲーティング、UL/DL速度施行)を実行し、アップリンクトラフィック検証(例えばSDFからQoSへのフローマッピング)、アップリンク及びダウンリンクにおけるトランスポートレベルパケットマーキングを実行し、ダウンリンクパケットバッファリング及びダウンリンクデータ通知トリガを実行し得る。UPF848は、データネットワークへのトラフィックフローのルーティングをサポートするためのアップリンク分類器を含み得る。
NSSF850は、UE802にサービスを提供するネットワークスライスインスタンスのセットを選択し得る。NSSF850はまた、許可されたNSSAI、及び、必要に応じて、サブスクライブしたS-NSSAIへのマッピングを決定し得る。NSSF850はまた、適切な構成に基づき、及び、場合によってはNRF854に問い合わせることによって、UE802にサービスを提供するために使用されるAMFセット、又は、候補AMFのリストを決定してよい。UE802についてのネットワークスライスインスタンスのセットの選択は、NSSF850と対話することによってUE802が登録されたAMF844によってトリガされ得、これにより、AMFの変更がもたらされ得る。NSSF850は、N22参照ポイントを介してAMF844と対話してよく;及び、N31参照ポイント(図示せず)を介して、訪問先ネットワーク内の別のNSSFと通信してよい。更に、NSSF850は、Nnssfサービスベースのインタフェースを呈し得る。
NEF852は、サードパーティ、内部公開/再公開、AF(例えば、AF860)、エッジコンピューティング又はフォグコンピューティングシステムなどのための3GPP(登録商標)ネットワーク機能によって提供されるサービス及び能力をセキュアに公開し得る。そのような実施形態において、NEF852は、AFを認証、認可、又は調整してよい。NEF852はまた、AF860と交換された情報、及び、内部ネットワーク機能と交換された情報を変換し得る。例えば、NEF852は、AFサービス識別子及び内部5GC情報の間で変換してよい。NEF852はまた、他のNFの公開された能力に基づき、他のNFから情報を受信し得る。この情報は、NEF852において構造化データとして記憶されてよく、又は、標準化されたインタフェースを使用してデータストレージNFに記憶されてよい。記憶された情報は次に、NEF852によって他のNF及びAFに再公開され得、又は、分析などの他の目的で使用され得る。更に、NEF852は、Nnefサービスベースインタフェースを呈し得る。
NRF854は、サービス発見機能をサポートし、NFインスタンスからNF発見要求を受信し、且つ発見されたNFインスタンスの情報をNFインスタンスに提供し得る。NRF854はまた、利用可能なNFインスタンス及びそれらのサポートされるサービスの情報を維持する。本明細書において使用される場合、「インスタンス化する(instantiate)」、及び「インスタンス化(instantiation)」などの用語は、インスタンスの作成を指し得、「インスタンス」は、例えばプログラムコードの実行中に発生し得る、オブジェクトの具体的な発生を指し得る。更に、NRF854は、Nnrfサービスベースのインタフェースを呈し得る。
PCF856は、ポリシルールを制御プレーン機能に提供してそれらを施行し得、ネットワーク挙動を統制するための統一されたポリシフレームワークをもサポートし得る。PCF856はまた、UDM858のUDRにおけるポリシ決定に関連するサブスクリプション情報にアクセスするためにフロントエンドを実装し得る。示されるように参照ポイントを通じて機能と通信することに加えて、PCF856は、Npcfサービスベースのインタフェースを呈する。
UDM858は、ネットワークエンティティによる通信セッションのハンドリングをサポートするサブスクリプション関連情報をハンドルし得、UE802のサブスクリプションデータを記憶し得る。例えば、サブスクリプションデータは、UDM858及びAMF844の間でN8参照ポイントを介して通信され得る。UDM858は、2つの部分、すなわちアプリケーションフロントエンド及びUDRを含んでよい。UDRは、UDM858及びPCF856についてのサブスクリプションデータ及びポリシデータ、及び/又は、NEF852についての公開のための構造化データ及びアプリケーションデータ(アプリケーション検出についてのPFD、複数のUE802についてのアプリケーション要求情報を含む)を記憶し得る。Nudrサービスベースのインタフェースは、UDM858、PCF856及びNEF852が、記憶されたデータの特定のセットにアクセスすること、並びに、UDR内の関連データ変更の通知を読み取ること、更新(例えば、追加、修正)すること、削除すること、及び、サブスクライブすることを可能にすべく、UDR221によって呈され得る。UDMは、証明書、位置管理、サブスクリプション管理などの処理を担うUDM-FEを含み得る。複数の異なるフロントエンドは、異なるトランザクションにおいて同一のユーザにサービスを提供し得る。UDM-FEは、UDRに記憶されたサブスクリプション情報にアクセスし、認証証明書処理、ユーザ識別ハンドリング、アクセス認可、登録/モビリティ管理、及びサブスクリプション管理を実行する。示されるように参照ポイントを通じて他のNFと通信することに加えて、UDM858は、Nudmサービスベースインタフェースを呈し得る。
AF860は、トラフィックルーティングに対するアプリケーションの影響を提供し、NEFへのアクセスを提供し、ポリシ制御のためにポリシフレームワークと対話し得る。
幾つかの実施形態において、5GC 840は、UE802がネットワークに接続されているポイントに地理的に近くなるようにオペレータ/サードパーティサービスを選択することによって、エッジコンピューティングを可能にし得る。これにより、レイテンシ、及びネットワークに対する負荷が低減され得る。エッジコンピューティング実装を提供すべく、5GC840は、UE802に近いUPF848を選択し、N6インタフェースを介してUPF848からデータネットワーク836へのトラフィックステアリングを実行し得る。これは、UEサブスクリプションデータ、UE位置、及び、AF860によって提供される情報に基づき得る。このようにして、AF860は、UPF(再)選択及びトラフィックルーティングに影響を与え得る。オペレータの展開に基づき、AF860が信頼できるエンティティであるとみなされるとき、ネットワークオペレータは、AF860が関連するNFと直接対話することを許可し得る。更に、AF860は、Nafサービスベースインタフェースを呈し得る。
データネットワーク836は、例えばアプリケーション/コンテンツサーバ838を含む1つ又は複数のサーバによって提供され得る、様々なネットワークオペレータサービス、インターネットアクセス、又はサードパーティサービスを表し得る。
図9は、様々な実施形態に係る無線ネットワーク900を概略的に示す。無線ネットワーク900は、AN904と無線通信するUE902を含み得る。UE902及びAN904は、本明細書の別の箇所で説明される同様の名称のコンポーネントと同様であり、且つ実質的に交換可能であり得る。
UE902は、接続906を介してAN904と通信可能に結合され得る。接続906は、通信可能な結合を可能にするためのエアインタフェースとして示され、ミリ波又はサブ6GHz周波数で動作するLTEプロトコル又は5G NRプロトコルなどのセルラ通信プロトコルと一致し得る。
UE902は、モデムプラットフォーム910に結合されたホストプラットフォーム908を含み得る。ホストプラットフォーム908は、モデムプラットフォーム910のプロトコル処理回路914に結合され得るアプリケーション処理回路912を含み得る。アプリケーション処理回路912は、アプリケーションデータをソース(source)/シンク(sink)するUE902のための様々なアプリケーションを実行し得る。アプリケーション処理回路912は、データネットワークとの間でアプリケーションデータを伝送/受信するための1つ又は複数の層動作を更に実装し得る。これらの層動作は、トランスポート(例えばUDP)及びインターネット(例えばIP)動作を含み得る。
プロトコル処理回路914は、層動作の1つ又は複数を実装して、接続906を介したデータの伝送又は受信を容易にし得る。プロトコル処理回路914によって実装される層動作は、例えば、MAC、RLC、PDCP、RRC及びNAS動作を含み得る。
モデムプラットフォーム910は、ネットワークプロトコルスタックにおいてプロトコル処理回路914によって実行される「下の」層動作である1つ又は複数の層動作を実装し得るデジタルベースバンド回路916を更に含み得る。これらの動作は、例えば、HARQ-ACK機能、スクランブリング/デスクランブリング、エン符号化/デ符号化、層マッピング/デマッピング、変調シンボルマッピング、受信シンボル/ビットメトリック決定、時空、空間周波数又は空間符号化のうちの1つ又は複数を含み得るマルチアンテナポートプリ符号化/デ符号化、参照信号生成/検出、プリアンブルシーケンス生成及び/又はデ符号化、同期シーケンス生成/検出、制御チャネル信号のブラインドデ符号化、及び、他の関連する機能、のうちの1つ又は複数を含むPHY動作を含み得る。
モデムプラットフォーム910は、伝送回路918、受信回路920、RF回路922、及び、1つ又は複数のアンテナパネル926を含み得る、又はそれに接続し得るRFフロントエンド(RFFE)924を更に含み得る。簡潔には、伝送回路918は、デジタル-アナログコンバータ、ミキサ、中間周波数(IF)コンポーネントなどを含み得る;受信回路920は、アナログ‐デジタルコンバータ、ミキサ、IFコンポーネントなどを含み得る;RF回路922は、低ノイズ増幅器、電力増幅器、電力トラッキングコンポーネントなどを含み得る;RFFE924は、フィルタ(例えば、表面/バルク弾性波フィルタ)、スイッチ、アンテナチューナ、ビームフォーミングコンポーネント(例えば、位相アレイアンテナコンポーネント)などを含み得る。伝送回路918、受信回路920、RF回路922、RFFE924、及びアンテナパネル926のコンポーネント(一般的に「伝送/受信コンポーネント」と称される)の選択及び構成は、例えば、通信がTDMであるか又はFDMであるか、ミリ波であるか又はサブ6gHz周波数であるかなどのような特定の実装の詳細に固有であり得る。幾つかの実施形態において、伝送/受信コンポーネントは、複数の並列伝送/受信チェーンに配置され得る、同じ又は異なるチップ/モジュールに配設され得る、などである。
幾つかの実施形態において、プロトコル処理回路914は、伝送/受信コンポーネントに対して制御機能を提供するための制御回路(図示せず)の1つ又は複数のインスタンスを含み得る。
UE受信は、アンテナパネル926、RFFE924、RF回路922、受信回路920、デジタルベースバンド回路916、及びプロトコル処理回路914によって、及びそれらを介して確立され得る。幾つかの実施形態において、アンテナパネル926は、1つ又は複数のアンテナパネル926の複数のアンテナ/アンテナ要素によって受信された信号を受信ビームフォーミングすることによって、AN904からの伝送を受信し得る。
UE伝送は、プロトコル処理回路914、デジタルベースバンド回路916、伝送回路918、RF回路922、RFFE924、及びアンテナパネル926によって、及びそれらを介して確立され得る。幾つかの実施形態において、UE904の伝送コンポーネントは、伝送されるデータに空間フィルタを適用して、アンテナパネル926のアンテナ要素によって放射される伝送ビームを形成し得る。
UE902と同様に、AN904は、モデムプラットフォーム930に結合されたホストプラットフォーム928を含み得る。ホストプラットフォーム928は、モデムプラットフォーム930のプロトコル処理回路934に結合されたアプリケーション処理回路932を含み得る。モデムプラットフォームは更に、デジタルベースバンド回路936、伝送回路938、受信回路940、RF回路942、RFFE回路944、及びアンテナパネル946を含み得る。AN904のコンポーネントは、UE902の同様の名称のコンポーネントと同様であり、且つ実質的に交換可能であり得る。上述の通りデータ伝送/受信を実行することに加えて、AN908のコンポーネントは、例えば、無線ベアラ管理、アップリンク及びダウンリンク動的無線リソース管理、及びデータパケットスケジューリングなどのRNC機能を含む様々な論理機能を実行してよい。
図10は、幾つかの例示的な実施形態に係る、機械可読媒体又はコンピュータ可読媒体(例えば、非一時的機械可読記憶媒体)から命令を読み取り、本明細書において論述される方法論のいずれか1つ又は複数を実行することができるコンポーネントを示すブロック図である。具体的には、図10は、そのそれぞれがバス1040又は他のインタフェース回路を介して通信可能に結合され得る、1つ又は複数のプロセッサ(又はプロセッサコア)1010、1つ又は複数のメモリ/ストレージデバイス1020、及び1つ又は複数の通信リソース1030を含むハードウェアリソース1000の図表示を示す。ノード仮想化(例えば、NFV)が利用される実施形態の場合、1つ又は複数のネットワークスライス/サブスライスがハードウェアリソース1000を利用するための実行環境を提供するために、ハイパーバイザ1002が実行され得る。
プロセッサ1010は、例えば、プロセッサ1012及びプロセッサ1014を含み得る。プロセッサ1010は、例えば、中央処理ユニット(CPU)、縮小命令セットコンピューティング(RISC)プロセッサ、複合命令セットコンピューティング(CISC)プロセッサ、グラフィックス処理ユニット(GPU)、ベースバンドプロセッサなどのDSP、ASIC、FPGA、無線周波数集積回路(RFIC)、別のプロセッサ(本明細書において論述されたものを含む)、又はそれらの任意の好適な組み合わせであり得る。
メモリ/ストレージデバイス1020は、メインメモリ、ディスクストレージ、又はそれらの任意の好適な組み合わせを含み得る。メモリ/ストレージデバイス1020は、揮発性、不揮発性、又は半揮発性メモリのうちの任意のタイプ、例えば、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、ソリッドステートストレージなどを含み得るが、これらに限定されない。
通信リソース1030は、ネットワーク1008を介して1つ又は複数の周辺デバイス1004又は1つ又は複数のデータベース1006又は他のネットワーク要素と通信するための相互接続又はネットワークインタフェースコントローラ、コンポーネント、又は他の好適なデバイスを含み得る。例えば、通信リソース1030は、有線通信コンポーネント(例えば、USB、イーサネット(登録商標)などを介した結合のため)、セルラ通信コンポーネント、NFCコンポーネント、Bluetooth(登録商標)(又はBluetooth(登録商標)Low Energy)コンポーネント、Wi-Fi(登録商標)コンポーネント、及び他の通信コンポーネントを含み得る。
命令1050は、プロセッサ1010の少なくともいずれかに、本明細書において論述された方法論のいずれか1つ又は複数を実行させるための、ソフトウェア、プログラム、アプリケーション、アプレット、アプリ、又は他の実行可能なコードを備え得る。命令1050は、プロセッサ1010(例えば、プロセッサのキャッシュメモリ内)、メモリ/ストレージデバイス1020、又はそれらの任意の好適な組み合わせのうちの少なくとも1つの中に完全に又は部分的に存在し得る。更に、命令1050の任意の部分は、周辺デバイス1004又はデータベース1006の任意の組み合わせからハードウェアリソース1000に転送され得る。従って、プロセッサ1010のメモリ、メモリ/ストレージデバイス1020、周辺デバイス1004、及びデータベース1006は、コンピュータ可読及び機械可読媒体の例である。
例示的な手順
幾つかの実施形態において、図8~図10又は本明細書の幾つかの他の図の電子デバイス、ネットワーク、システム、チップ又はコンポーネント、又はその部分又は実装は、本明細書、又はその部分において説明されるような、1つ又は複数のプロセス、技法、又は方法を実行するように構成され得る。1つのそのようなプロセス1100は図11に示されている。プロセス1100は、UE又はその部分によって実行され得る。例えば、UEは、本明細書において論述される通り、ウェイクアップ受信機及びメイン受信機を有し得る。1102で、プロセス1100は、ウェイクアップ信号の第1の部分を受信する手順を含み得、ここで第1の部分は、ウェイクアップ信号の第2の部分の1つ又は複数の特性を示している。1104で、プロセス1100は、1つ又は複数の特性に従い、ウェイクアップ信号の第2の部分を受信する手順を更に含み得、ここで第2の部分はウェイクアップ情報を含む。1106で、プロセス1100は、ウェイクアップ情報に基づき、UEのメイン無線がウェイクアップするようトリガすることを更に含み得る。
図12は、様々な実施形態に係る別の例示的なプロセス1200を示す。幾つかの実施形態において、プロセス1200は、gNB又はその部分によって実行され得る。1202で、プロセス1200は、ユーザ機器(UE)への伝送のためにウェイクアップ信号の第1の部分をエンコードする手順を含み得、ここで第1の部分は、ウェイクアップ信号の第2の部分の1つ又は複数の特性を示している。1204で、プロセス1200は、1つ又は複数の特性に従い、UEへの伝送のためにウェイクアップ信号の第2の部分をエンコードする手順を更に含み得、ここで第2の部分はウェイクアップ情報を含む。
1つ又は複数の実施形態について、上述の図面の1つ又は複数において記載されたコンポーネントの少なくとも1つが、以下の例示的なセクションにおいて記載されるような、1つ又は複数の動作、技法、プロセス、及び/又は方法を実行するように構成され得る。例えば、上述の図面のうちの1つ又は複数に関連して上記で説明されたベースバンド回路は、以下に記載される例のうちの1つ又は複数に従って動作するように構成され得る。別の例について、上述の図面のうちの1つ又は複数に関連して上記で説明されたUE、基地局、ネットワーク要素などに関連付けられる回路は、以下で例示的なセクションに記載される例のうちの1つ又は複数に従って動作するように構成され得る。
以下に、様々な実施形態の幾つかの非限定的な例を提供する。
例A1は、ユーザ機器(UE)において実装される装置を含み得、上記装置は、メイン受信機;及びウェイクアップ受信機を備える。ウェイクアップ受信機は、第1の部分及び第2の部分を有するウェイクアップ信号を受信し、ここで前記第2の部分はウェイクアップ情報を含み、前記第1の部分に基づき受信され;前記ウェイクアップ信号に基づき、前記メイン受信機がウェイクアップするようトリガする。
例A2は例A1の装置を含み得、ここで前記ウェイクアップ受信機は、前記第2の部分を受信するために、前記第1の部分に基づき自動利得制御又は時間周波数同期を実行する。
例A3は例A1の装置を含み得、ここで前記ウェイクアップ受信機は、前記第1の部分に基づき、前記第2の部分の開始シンボル、シンボル持続時間、符号化率、拡散係数、又は長さを決定する。
例A4は例A3の装置を含み得、ここで前記第2の部分の前記シンボル持続時間、前記符号化率、又は前記拡散係数は、前記第1の部分のシーケンスに基づき決定される。
例A5は例A1の装置を含み得、ここで前記第1の部分は、オンオフキーイング(OOF)変調スキーム又は周波数偏移キーイング(FSK)変調スキームに基づき受信される。
例A6は例A1の装置を含み得、ここで前記第1及び第2の部分は時間的に連続している、又は、前記第1の部分及び前記第2の部分の間に時間間隔が存在する。
例A7は例A1の装置を含み得、ここで前記第1の部分及び前記第2の部分の両方が、1つ又は複数のサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにおいて反復又は受信される。
例A8は例A1の装置を含み得、ここで前記第1の部分は1つのサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットのみにおいて受信され、ここで前記第2の部分は、1つ又は複数のサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにおいて反復又は受信される。
例A9は例A1の装置を含み得、ここで前記第1の部分は、割り当てのサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットの第1のサブセットにマッピングされ、前記第2の部分は、前記割り当ての残りのサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにマッピングされる。
例A10は例A1~A9のいずれか1つの装置を含み得、ここで前記第1の部分は、UEのグループによって共有される。
例A11は、1つ又は複数のプロセッサによって実行された場合、ユーザ機器(UE)への伝送のためにウェイクアップ信号の第1の部分をエンコードする手順、ここで前記第1の部分は、前記ウェイクアップ信号の第2の部分の1つ又は複数の特性を示している;及び、前記1つ又は複数の特性に従い、前記UEへの伝送のために前記ウェイクアップ信号の第2の部分をエンコードする手順、ここで前記第2の部分はウェイクアップ情報を含む、を行うように次世代ノードB(gNB)を構成する命令が記憶された、1つ又は複数の非一時的コンピュータ可読媒体(Non-Transitory Computer-Readable Media:NTCRM)を含み得る。
例A12は例A11の1つ又は複数のNTCRMを含み得、ここで前記1つ又は複数の特性は、前記第2の部分の開始シンボル、シンボル持続時間、符号化率、拡散係数、又は長さを含む。
例A13は例A11の1つ又は複数のNTCRMを含み得、ここで前記1つ又は複数の特性は、前記第1の部分のシーケンスによって示される。
例A14は例A11の1つ又は複数のNTCRMを含み得、ここで前記第1の部分は、オンオフキーイング(OOF)変調スキーム又は周波数偏移キーイング(FSK)変調スキームに基づきエンコードされる。
例A15は例A11の1つ又は複数のNTCRMを含み得、ここで前記第1及び第2の部分は時間的に連続している、又は、前記第1の部分及び前記第2の部分の間に時間間隔が存在する。
例A16は例A11の1つ又は複数のNTCRMを含み得、ここで前記第1の部分及び前記第2の部分の両方が、1つ又は複数のサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにおいて反復又は伝送される。
例A17は例A11の1つ又は複数のNTCRMを含み得、ここで前記第1の部分は、1つのサブフレーム又はスロットのみにおいて伝送され、前記第2の部分は、1つ又は複数のサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにおいて反復又は伝送される。
例A18は例A11の1つ又は複数のNTCRMを含み得、ここで前記第1の部分は、割り当てのサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットの第1のサブセットにマッピングされ、前記第2の部分は、前記割り当ての残りのサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにマッピングされる。
例A19は、1つ又は複数のプロセッサによって実行された場合:ウェイクアップ信号の第1の部分を受信し、ここで前記第1の部分は、前記ウェイクアップ信号の第2の部分の1つ又は複数の特性を示している;前記1つ又は複数の特性に従い、前記ウェイクアップ信号の第2の部分を受信し、ここで前記第2の部分はウェイクアップ情報を含む;及び、前記ウェイクアップ情報に基づき、ユーザ機器(UE)のメイン無線がウェイクアップするようトリガするように前記UEを構成する命令が記憶された、1つ又は複数の非一時的コンピュータ可読媒体(NTCRM)を含み得る。
例A20は例A19の1つ又は複数のNTCRMを含み得、ここで前記1つ又は複数の特性は、前記第2の部分の開始シンボル、シンボル持続時間、符号化率、拡散係数、又は長さを含む。
例A21は例A19の1つ又は複数のNTCRMを含み得、ここで前記第1及び第2の部分は時間的に連続している、又は、前記第1の部分及び前記第2の部分の間に時間間隔が存在する。
例A22は例A19の1つ又は複数のNTCRMを含み得、ここで前記第1の部分及び前記第2の部分の両方が、1つ又は複数のサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにおいて反復又は受信される。
例A23は例A19の1つ又は複数のNTCRMを含み得、ここで前記第1の部分は、1つのサブフレーム又はスロットのみにおいて反復又は受信され、前記第2の部分は、1つ又は複数のサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにおいて受信される。
例A24は例A19の1つ又は複数のNTCRMを含み得、ここで前記第1の部分は、割り当てのサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットの第1のサブセットにマッピングされ、前記第2の部分は、前記割り当ての残りのサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにマッピングされる。
例B1は、時間領域における低電力ウェイクアップ信号設計のための方法を含み得る。
例B2は、例B1の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここでウェイクアップ信号/チャネルは少なくとも2つの部分で構成される。
例B3は、例B3の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、両方の部分が複数のWUSシンボルで構成される。
例B4は、例B3の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここで2つの部分は時間的に連続している、又は、第1の部分及び第2の部分の間に時間間隔が存在する。
例B5は、例B3の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここで複数のシーケンス長が、LP-WUSの第1の部分に対してサポートされる。
例B6は、例B3の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここでWUSシンボルの複数の持続時間が、LP-WUSの第1の部分に対してサポートされる。
例B7は、例B3の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここでWUSシンボルの複数の持続時間が、LP-WUSの第2の部分に対してサポートされる。
例B8は、例B5又はB7の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここで第2の部分のWUSシンボルの持続時間は、第1の部分のWUSシンボルの持続時間と同じである、又は異なる。
例B9は、例B3の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、複数の符号化率又は拡散係数は、LP-WUSの第2の部分に対してサポートされる。
例B10は、例B3の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここでLP-WUSの複数の長さがサポートされる。
例B11は、例B10の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここでLP-WUSの長さは、第1の部分によって、又は、第2の部分の最初のサブパートによって示される。
例B12は、例B3の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここでLP-WUSは、メイン無線のOFDMシンボル、スロット、サブフレーム、ハーフフレーム、又は無線フレームのうち少なくとも1つのタイミング情報を暗示的に又は明示的に保持する。
例B13は、例B3の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここで拡散又は反復がLP-WUSの第2の部分に適用されると仮定すると、情報ビットに対する複数の拡散又は反復されたWUSシンボルは、LP-WUSの異なる時間位置にマッピングされる。
例B14は、例B3の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここでLP-WUSのグループは共通部分1を共有し得る。
例B15は、例B3の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここでLP-WUSの部分1及び部分2の両方が、複数のサブフレーム又はスロットにおいて伝送される。
例B16は、例B3のシステム及び方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここでLP-WUSの部分1は、第1のサブフレーム又はスロットにおいてのみ伝送され、一方、LP-WUSの部分2は、複数のサブフレーム又はスロットにおいて伝送され得る。
例B17は、例B3の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここでLP-WUSの部分1は最初のX1個のサブフレーム又はスロットにマッピングされ得、一方、LP-WUSの部分2は残りのX-X1個のサブフレーム又はスロットにマッピングされ得、ここでX1<Xである。
例B18は、例B3の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここでLP-WUSの部分1は最初のX1個のサブフレーム又はスロットにマッピングされ得、部分1によって占有されていないX個のサブフレーム又はスロットにおける残りのリソースはLP-WUSの部分2に対して使用され得、ここでX1<Xである。
例B19は、例B3の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、LP-WUSは、連続して反復される時間リソースにおいて伝送される。
例B20は、UEの方法を含み得、上記方法は:
第1の部分及び第2の部分を有するウェイクアップ信号(Wake-Up Signal:WUS)の構成情報を受信する段階;
上記構成情報に基づき第1の部分を受信する段階;及び
上記第1の部分に基づき上記第2の部分を受信する段階
を備える。
例B21は、例B20の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここで第1及び第2の部分は複数のWUSシンボルを含む。
例B22は、例B20~B21の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここで第1及び第2の部分は時間的に連続している、又は、第1の部分及び第2の部分の間に時間間隔が存在する。
例B23は、例B20~B22の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここで複数のシーケンス長は、第1の部分に対してサポートされる。
例B24は、例B20~B23の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここでWUSシンボルの複数の持続時間は、第1の部分に対してサポートされる。
例B25は、例B20~B24の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここでWUSシンボルの複数の持続時間は、第2の部分に対してサポートされる。
例B26は、例B20~B25の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここで第2の部分のWUSシンボルの持続時間は、第1の部分のWUSシンボルの持続時間と同じである、又は異なる。
例B27は、例B20~B26の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここで第1の部分は、WUSのグループによって共有される。
例B28は、例B20~B27の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここで第1の部分及び第2の部分の両方が、複数のサブフレーム又はスロットにおいて受信される。
例B29は、例B20~B27の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここで第1の部分は1つのサブフレーム又はスロットのみにおいて受信され、第2の部分は複数のサブフレーム又はスロットにおいて受信される。
例B30は、例B20~B29の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここで第1の部分は割り当ての最初のX1個のサブフレーム又はスロットにマッピングされ、第2の部分は割り当ての残りのX-X1個のサブフレーム又はスロットにマッピングされ、ここでX1<Xである。
例B31は、例B20~B29の方法又は本明細書における幾つかの他の例を含み得、ここでWUSは、連続して反復される時間リソースにおいて受信される。
例Z01は、例A1~A24、B1~B31のいずれかにおいて説明される、又はそれに関連する方法、又は、本明細書において説明される任意の他の方法又はプロセスの1つ又は複数の要素を実行するための手段を備える装置を含み得る。
例Z02は、電子デバイスの1つ又は複数のプロセッサによる命令の実行に際し、上記電子デバイスに、例A1~A24、B1~B31のいずれかにおいて説明される、又はそれに関連する方法、又は、本明細書において説明される任意の他の方法又はプロセスの1つ又は複数の要素を実行させる命令を備える、1つ又は複数の非一時的コンピュータ可読媒体を含み得る。
例Z03は、例A1~A24、B1~B31のいずれかにおいて説明される、又はそれに関連する方法、又は、本明細書において説明される任意の他の方法又はプロセスの1つ又は複数の要素を実行するためのロジック、モジュール又は回路を備える装置を含み得る。
例Z04は、例A1~A24、B1~B31のいずれか、又はその部分又は一部において説明される、又はそれに関連するような方法、技法、又はプロセスを含み得る。
例Z05は、1つ又は複数のプロセッサ、及び、上記1つ又は複数のプロセッサによって実行された場合、上記1つ又は複数のプロセッサに、例A1~A24、B1~B31のいずれか、又はその部分において説明される、又はそれに関連するような方法、技法、又はプロセスを実行させる命令を備える1つ又は複数のコンピュータ可読媒体、を備える装置を含み得る。
例Z06は、例A1~A24、B1~B31のいずれか、又はその部分又は一部において説明される、又はそれに関連するような信号を含み得る。
例Z07は、例A1~A24、B1~B31のいずれか、又はその部分又は一部において説明される、又はそれに関連する、又は、本開示において別様に説明されるような、データグラム、パケット、フレーム、セグメント、プロトコルデータユニット(Protocol Data Unit:PDU)、又はメッセージを含み得る。
例Z08は、例A1~A24、B1~B31のいずれか、又はその部分又は一部において説明される、又はそれに関連する、又は、本開示において別様に説明されるような、データでエンコードされた信号を含み得る。
例Z09は、例A1~A24、B1~B31のいずれか、又はその部分又は一部において説明される、又はそれに関連する、又は、本開示において別様に説明されるような、データグラム、パケット、フレーム、セグメント、プロトコルデータユニット(PDU)、又はメッセージでエンコードされた信号を含み得る。
例Z10は、コンピュータ可読命令を保持する電磁信号を含み得、ここで1つ又は複数のプロセッサによる上記コンピュータ可読命令の実行は、上記1つ又は複数のプロセッサに、例A1~A24、B1~B31のいずれか、又はその部分において説明される、又はそれに関連するような方法、技法、又はプロセスを実行させることである。
例Z11は、命令を備えるコンピュータプログラムを含み得、ここで処理要素によるプログラムの実行は、上記処理要素に、例A1~A24、B1~B31のいずれか、又はその部分において説明される、又はそれに関連するような方法、技法、又はプロセスを実行させることである。
例Z12は、本明細書において示され、説明されるような、無線ネットワークにおける信号を含み得る。
例Z13は、本明細書において示され、説明されるような、無線ネットワークにおける通信の方法を含み得る。
例Z14は、本明細書において示され、説明されるような、無線通信を提供するためのシステムを含み得る。
例Z15は、本明細書において示され、説明されるような、無線通信を提供するためのデバイスを含み得る。
上記で説明された例のいずれかは、明示的に別段の記載がない限りにおいて、任意の他の例(又は例の組み合わせ)と組み合わされ得る。1つ又は複数の実装の上記の説明は、例示及び説明を提供するものであるが、包括的であること、又は、開示された正確な形態に実施形態の範囲を限定することを意図していない。修正及び変形は、上記の教示に鑑みて可能であり、又は、様々な実施形態の実践からそれを得ることができる。
略称
本明細書において異なる使用がなされない限りにおいて、用語、定義、及び略称は、3GPP(登録商標)TR 21.905 バージョン16.0.0(2019-06)において定義された用語、定義、及び略称と一致し得る。本書の目的において、以下の略称は、本明細書において論述される例及び実施形態に適用され得る。
3GPP(登録商標):第3世代パートナーシッププロジェクト
4G:第4世代
5G:第5世代
5GC:5Gコアネットワーク
AC:アプリケーションクライアント
ACR:アプリケーションコンテキスト再配置
ACK:確認応答
ACID:アプリケーションクライアント識別
AF:アプリケーション機能
AM:確認モード
AMBR:集約最大ビットレート
AMF:アクセス及びモビリティ管理機能
AN:アクセスネットワーク
ANR:自動近傍関係
AOA:到達角度
AP:アプリケーションプロトコル、アンテナポート、アクセスポイント
API:アプリケーションプログラミングインタフェース
APN:アクセスポイント名
ARP:割り当て及び保持の優先度
ARQ:自動再送要求
AS:アクセス層
ASP:アプリケーションサービスプロバイダ
ASN.1:抽象構文表記1
AUSF:認証サーバ機能
AWGN:加算性白色ガウス雑音
BAP:バックホール適合プロトコル
BCH:ブロードキャストチャネル
BER:ビットエラー率
BFD:ビーム障害検出
BLER:ブロックエラー率
BPSK:二位相偏移キーイング
BRAS:ブロードバンドリモートアクセスサーバ
BSS:ビジネスサポートシステム
BS:基地局
BSR:バッファステータスレポート
BW:帯域幅
BWP:帯域幅部分
C-RNTI:セル無線ネットワーク一時アイデンティティ
CA:キャリアアグリゲーション、認証局
CAPEX:設備投資
CBD:候補ビーム検出
CBRA:競合ベースランダムアクセス
CC:コンポーネントキャリア、国コード、暗号チェックサム
CCA:空きチャネル判定
CCE:制御チャネル要素
CCCH:共通制御チャネル
CE:カバレッジ拡張
CDM:コンテンツ配信ネットワーク
CDMA:符号分割多重アクセス
CDR:課金データ要求
CDR:課金データ応答
CFRA:非衝突型ランダムアクセス
CG:セルグループ
CGF:課金ゲートウェイ機能
CHF:課金機能
CI:セルアイデンティティ
CID:セルID(例えば、測位法)
CIM:共通情報モデル
CIR:キャリア対干渉比
CK:暗号鍵
CM:接続管理、条件付き必須
CMAS:商用モバイルアラートサービス
CMD:コマンド
CMS:クラウド管理システム
CO:条件付き任意選択
CoMP:協調マルチポイント
CORESET:制御リソースセット
COTS:商用オフザシェルフ
CP:制御プレーン、巡回プレフィックス、接続ポイント
CPD:接続ポイント記述子
CPE:顧客構内機器
CPICH:共通パイロットチャネル
CQI:チャネル品質インジケータ
CPU:CSI処理ユニット、中央処理ユニット
C/R:コマンド/応答フィールドビット
CRAN:クラウド無線アクセスネットワーク、クラウドRAN
CRB:共通リソースブロック
CRC:巡回冗長検査
CRI:チャネル状態情報リソースインジケータ、CSI-RSリソースインジケータ
C-RNTI:セルRNTI
CS:回路スイッチ
CSCF:呼セッション制御機能
CSAR:クラウドサービスアーカイブ
CSI:チャネル状態情報
CSI-IM:CSI干渉測定
CSI-RS:CSI参照信号
CSI-RSRP:CSI参照信号受信電力
CSI-RSRQ:CSI参照信号受信品質
CSI-SINR:CSI信号対雑音及び干渉比
CSMA:キャリア感知多重アクセス
CSMA/CA:衝突回避付きCSMA
CSS:共通探索空間、セル固有探索空間
CTF:課金トリガ機能
CTS:送信許可
CW:コードワード
CWS:競合ウィンドウサイズ
D2D:デバイスツーデバイス
DC:デュアルコネクティビティ、直流
DCI:ダウンリンク制御情報
DF:展開フレーバ
DL:ダウンリンク
DMTF:分散型管理タスクフォース
DPDK:データプレーン開発キット
DM-RS、DMRS:復調参照信号
DN:データネットワーク
DNN:データネットワーク名
DNAI:データネットワークアクセス識別子
DRB:データ無線ベアラ
DRS:発見参照信号
DRX:不連続受信
DSL:ドメイン固有言語、デジタルサブスクライバ線
DSLAM:DSLアクセスマルチプレクサ
DwPTS:ダウンリンクパイロット時間スロット
E-LAN:イーサネット(登録商標)ローカルエリアネットワーク
E2E:エンドツーエンド
EAS:エッジアプリケーションサーバ
ECCA:拡張空きチャネル判定、拡張CCA
ECCE:拡張制御チャネル要素、拡張CCE
ED:エネルギー検出
EDGE:GSM(登録商標)進化型(GSM(登録商標)Evolution)高速データレート
EAS:エッジアプリケーションサーバ
EASID:エッジアプリケーションサーバ識別
ECS:エッジ構成サーバ
ECSP:エッジコンピューティングサービスプロバイダ
EDN:エッジデータネットワーク
EEC:エッジイネーブラクライアント
EECID:エッジイネーブラクライアント識別
EES:エッジイネーブラサーバ
EESID:エッジイネーブラサーバ識別
EHE:エッジホスティング環境
EGMF:エクスポージャガバナンス管理機能
EGPRS:拡張GPRS
EIR:機器アイデンティティレジスタ
eLAA:拡張ライセンス支援アクセス、拡張LAA
EM:要素マネージャ
eMBB:強化モバイルブロードバンド
EMS:要素管理システム
eNB:進化型ノードB、E-ULTRANノードB
EN-DC:E-UTRA-NRデュアルコネクティビティ
EPC:進化型パケットコア
EPDCCH:拡張PDCCH、拡張物理ダウンリンク制御チャネル
EPRE:リソース要素あたりのエネルギー
EPS:進化型パケットシステム
EREG:拡張REG、拡張リソース要素グループ
ETSI:欧州電気通信標準化機構
ETWS:地震及び津波警報システム
eUICC:埋め込みUICC、埋め込み汎用集積回路カード
E-UTRA:進化型UTRA
E-UTRAN:進化型UTRAN
EV2X:拡張V2X
F1AP:F1アプリケーションプロトコル
F1-C:F1制御プレーンインタフェース
F1-U:F1ユーザプレーンインタフェース
FACCH:高速関連制御チャネル
FACCH/F:高速関連制御チャネル/フルレート
FACCH:高速関連制御チャネル/ハーフレート
FACH:順方向アクセスチャネル
FAUSCH:高速アップリンクシグナリングチャネル
FB:機能ブロック
FBI:フィードバック情報
FCC:連邦通信委員会
FCCH:周波数補正チャネル
FDD:周波数分割複信
FDM:周波数分割多重
FDMA:周波数分割多重アクセス
FE:フロントエンド
FEC:前方誤り訂正
FFS:更なる研究のため
FFT:高速フーリエ変換
feLAA:更に拡張されたライセンス支援アクセス、更に拡張されたLAA
FN:フレーム番号
FPGA:フィールドプログラマブルゲートアレイ
FR:周波数範囲
FQDN:完全修飾ドメイン名
G-RNTI:GERAN無線ネットワーク一時的アイデンティティ
GERAN:GSM(登録商標)エッジRAN、GSM(登録商標)エッジ無線アクセスネットワーク
GGSN:ゲートウェイGPRSサポートノード
GLONASS:GLObal'naya NAvigatsionnaya Sputnikovaya Sistema(英語:全地球航法衛星システム)
gNB:次世代ノードB
gNB-CU:gNB集中ユニット、次世代ノードB集中ユニット
gNB-DU:gNB分散ユニット、次世代ノードB分散ユニット
GNSS:全地球航法衛星システム
GPRS:汎用パケット無線サービス
GPSI:汎用パブリックサブスクリプション識別子
GSM:グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ、Groupe Special Mobile
GTP:GPRSトンネリングプロトコル
GTP-U:ユーザプレーン用GPRSトンネリングプロトコル
GTS:ゴートゥースリープ(Go To Sleep)信号(WUSに関連)
GUMMEI:グローバル一意MME識別子
GUTI:グローバル一意一時UEアイデンティティ
HARQ:ハイブリッドARQ、ハイブリッド自動再送要求
HANDO:ハンドオーバ
HFN:ハイパーフレーム番号
HHO:ハードハンドオーバ
HLR:ホーム位置レジスタ
HN:ホームネットワーク
HO:ハンドオーバ
HPLMN:ホーム公衆陸上モバイルネットワーク
HSDPA:高速ダウンリンクパケットアクセス
HSN:ホッピングシーケンス番号
HSPA:高速パケットアクセス
HSS:ホームサブスクライバサーバ
HSUPA:高速アップリンクパケットアクセス
HTTP:ハイパーテキスト転送プロトコル
HTTPS:ハイパーテキスト転送プロトコルセキュア(httpsは、SSLを介したhttp/1.1、すなわちポート443である)
I-Block:情報ブロック
ICCID:集積回路カード識別
IAB:統合アクセス及びバックホール
ICIC:セル間干渉調整
ID:アイデンティティ、識別子
IDFT:逆離散フーリエ変換
IE:情報要素
IBE:帯域内放射
IEEE:電気電子技術協会
IEI:情報要素識別子
IEIDL:情報要素識別子データ長
IETF:インターネットエンジニアリングタスクフォース
IF:インフラストラクチャ
IIOT:産業用モノのインターネット
IM:干渉測定、相互変調、IPマルチメディア
IMC:IMS資格情報
IMEI:国際モバイル機器識別番号
IMGI:国際モバイルグループ識別番号
IMPI:IPマルチメディアプライベート識別番号
IMPU:IPマルチメディアパブリック識別番号
IMS:IPマルチメディアサブシステム
IMSI:国際モバイルサブスクライバ識別番号
IoT:モノのインターネット
IP:インターネットプロトコル
Ipsec:IPセキュリティ、インターネットプロトコルセキュリティ
IP-CAN:IPコネクティビティアクセスネットワーク
IP-M:IPマルチキャスト
IPv4:インターネットプロトコルバージョン4
IPv6:インターネットプロトコルバージョン6
IR:赤外線
IS:同期中
IRP:統合参照ポイント
ISDN(登録商標):統合サービスデジタルネットワーク
ISIM:IMサービス識別モジュール
ISO:国際標準化機構
ISP:インターネットサービスプロバイダ
IWF:インターワーキング機能
I-WLAN:インターワーキングWLAN
重畳コードの制約長、USIM:個別鍵
kB:キロバイト(1000バイト)
kbps:秒あたりのキロビット
Kc:暗号鍵
Ki:個々のサブスクライバ認証鍵
KPI:主要性能インジケータ
KQI:主要品質インジケータ
KSI:主要セット識別子
ksps:秒あたりのキロシンボル
KVM:カーネル仮想マシン
L1:層1(物理層)
L1-RSRP:層1参照信号受信電力
L2:層2(データリンク層)
L3:層3(ネットワーク層)
LAA:ライセンス支援アクセス
LAN:ローカルエリアネットワーク
LADN:ローカルエリアデータネットワーク
LBT:リッスンビフォアトーク
LCM:ライフサイクル管理
LCR:低チップレート
LCS:位置サービス
LCID:論理チャネルID
LI:層インジケータ
LLC:論理リンク制御、低層互換性
LMF:位置管理機能
LOS:見通し線
LPLMN:ローカルPLMN
LPP:LTE測位プロトコル
LSB:最下位ビット
LTE:ロングタームエボリューション
LWA:LTE-WLANアグリゲーション
LWIP:IPsecトンネルとのLTE/WLAN無線レベル統合
LTE:ロングタームエボリューション
M2M:マシンツーマシン
MAC:媒体アクセス制御(プロトコル階層化のコンテキスト)
MAC:メッセージ認証コード(セキュリティ/暗号化のコンテキスト)
MAC-A:認証及び鍵共有に用いられるMAC(TSG T WG3のコンテキスト)
MAC-I:シグナリングメッセージのデータ完全性に用いられるMAC(TSG T WG3のコンテキスト)
MANO:管理及びオーケストレーション
MBMS:マルチメディアブロードキャスト及びマルチキャストサービス
MBSFN:マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス単一周波数ネットワーク
MCC:モバイル国コード
MCG:マスターセルグループ
MCOT:最大チャネル占有時間
MCS:変調及び符号化スキーム
MDAF:管理データ分析機能
MDAS:管理データ分析サービス
MDT:ドライブテストの最小化
ME:モバイル機器
MeNB:マスターeNB
MER:メッセージ誤り比
MGL:測定間隔長
MGRP:測定間隔反復周期
MIB:マスター情報ブロック、管理情報ベース
MIMO:多入力多出力
MLC:モバイル位置センタ
MM:モビリティ管理
MME:モビリティ管理エンティティ
MN:マスターノード
MNO:モバイルネットワークオペレータ
MO:測定オブジェクト、モバイル発信
MPBCH:MTC物理ブロードキャストチャネル
MPDCCH:MTC物理ダウンリンク制御チャネル
MPDSCH:MTC物理ダウンリンク共有チャネル
MPRACH:MTC物理ランダムアクセスチャネル
MPUSCH:MTC物理アップリンク共有チャネル
MPLS:マルチプロトコルラベルスイッチング
MS:移動局
MSB:最上位ビット
MSC:モバイルスイッチングセンタ
MSI:最小システム情報、MCHスケジューリング情報
MSID:移動局識別子
MSIN:移動局識別番号
MSISDN:モバイルサブスクライバISDN(登録商標)番号
MT:モバイル終端(Mobile Terminated)、モバイル終端(Mobile Termination)
MTC:マシンタイプ通信
mMTC:大量MTC、大量マシンタイプ通信
MU-MIMO:マルチユーザMIMO
MWUS:MTCウェイクアップ信号、MTC WUS
NACK:否定応答
NAI:ネットワークアクセス識別子
NAS:非アクセス層(Non-Access Stratum)、非アクセス層レイヤ(Non-Access Stratum layer)
NCT:ネットワークコネクティビティトポロジ
NC-JT:非コヒーレント協調伝送
NEC:ネットワーク能力公開
NE-DC:NR-E-UTRAデュアルコネクティビティ
NEF:ネットワーク公開機能
NF:ネットワーク機能
NFP:ネットワーク転送パス
NFPD:ネットワーク転送パス記述子
NFV:ネットワーク機能仮想化
NFVI:NFVインフラストラクチャ
NFVO:NFVオーケストレータ
NG:次世代、Next Gen
NGEN-DC:NG-RAN E-UTRA-NRデュアルコネクティビティ
NM:ネットワークマネージャ
NMS:ネットワーク管理システム
N-PoP:ネットワークポイントオブプレゼンス
NMIB、N-MIB:狭帯域MIB
NPBCH:狭帯域物理ブロードキャストチャネル
NPDCCH:狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル
NPDSCH:狭帯域物理ダウンリンク共有チャネル
NPRACH:狭帯域物理ランダムアクセスチャネル
NPUSCH:狭帯域物理アップリンク共有チャネル
NPSS:狭帯域プライマリ同期信号
NSSS:狭帯域セカンダリ同期信号
NR:新無線、近傍関係
NRF:NFレポジトリ機能
NRS:狭帯域参照信号
NS:ネットワークサービス
NSA:非スタンドアロン動作モード
NSD:ネットワークサービス記述子
NSR:ネットワークサービス記録
NSSAI:ネットワークスライス選択支援情報
S-NNSAI:シングルNSSAI(Single-NSSAI)
NSSF:ネットワークスライス選択機能
NW:ネットワーク
NWUS:狭帯域ウェイクアップ信号、狭帯域WUS
NZP:非ゼロ電力
O&M:動作及びメンテナンス
ODU2:光チャネルデータユニットタイプ2
OFDM:直交周波数分割多重
OFDMA:直交周波数分割多重アクセス
OOB:帯域外
OOS:非同期
OPEX:営業費用
OSI:他のシステム情報
OSS:動作サポートシステム
OTA:オーバーザエア
PAPR:ピーク対平均電力比
PAR:ピーク対平均比
PBCH:物理ブロードキャストチャネル
PC:電力制御、パーソナルコンピュータ
PCC:プライマリコンポーネントキャリア、プライマリCC
P-CSCF:プロキシCSCF
PCell:プライマリセル
PCI:物理セルID、物理セルアイデンティティ
PCEF:ポリシ及び課金実施機能
PCF:ポリシ制御機能
PCRF:ポリシ制御及び課金ルール機能
PDCP:パケットデータ収束プロトコル、パケットデータ収束プロトコル層
PDCCH:物理ダウンリンク制御チャネル
PDCP:パケットデータ収束プロトコル
PDN:パケットデータネットワーク、公衆データネットワーク
PDSCH:物理ダウンリンク共有チャネル
PDU:プロトコルデータユニット
PEI:永久機器識別子
PFD:パケットフロー記述
P-GW:PDNゲートウェイ
PHICH:物理ハイブリッドARQインジケータチャネル
PHY:物理層
PLMN:公衆陸上モバイルネットワーク
PIN:個人識別番号
PM:性能測定
PMI:プリコード化マトリックスインジケータ
PNF:物理ネットワーク機能
PNFD:物理ネットワーク機能記述子
PNFR:物理ネットワーク機能記録
POC:セルラを介したPTT
PP、PTP:ポイントツーポイント
PPP:ポイントツーポイントプロトコル
PRACH:物理RACH
PRB:物理リソースブロック
PRG:物理リソースブロックグループ
ProSe:近接サービス、近接ベースのサービス
PRS:測位参照信号
PRR:パケット受信無線
PS:パケットサービス
PSBCH:物理サイドリンクブロードキャストチャネル
PSDCH:物理サイドリンクダウンリンクチャネル
PSCCH:物理サイドリンク制御チャネル
PSSCH:物理サイドリンク共有チャネル
PSFCH:物理サイドリンクフィードバックチャネル
PSCell:プライマリSCell
PSS:プライマリ同期信号
PSTN:公衆交換電話ネットワーク
PT-RS:位相追跡参照信号
PTT:プッシュトゥトーク
PUCCH:物理アップリンク制御チャネル
PUSCH:物理アップリンク共有チャネル
QAM:直交振幅変調
QCI:識別子のQoSクラス
QCL:擬似コロケーション
QFI:QoSフローID、QoSフロー識別子
QoS:サービス品質
QPSK:直交(4位相)位相偏移キーイング
QZSS:準天頂衛星システム
RA-RNTI:ランダムアクセスRNTI
RAB:無線アクセスベアラ、ランダムアクセスバースト
RACH:ランダムアクセスチャネル
RADIUS:リモート認証ダイアルインユーザサービス
RAN:無線アクセスネットワーク
RAND:ランダム番号(認証に用いられる)
RAR:ランダムアクセス応答
RAT:無線アクセス技術
RAU:ルーティングエリア更新
RB:リソースブロック、無線ベアラ
RBG:リソースブロックグループ
REG:リソース要素グループ
Rel:リリース
REQ:要求
RF:無線周波数
RI:ランクインジケータ
RIV:リソースインジケータ値
RL:無線リンク
RLC:無線リンク制御、無線リンク制御層
RLC AM:RLC承認モード
RLC UM:RLC非承認モード
RLF:無線リンク障害
RLM:無線リンクモニタリング
RLM-RS:RLM用の参照信号
RM:登録管理
RMC:参照測定チャネル
RMSI:残存MSI、残存最小システム情報
RN:中継ノード
RNC:無線ネットワークコントローラ
RNL:無線ネットワーク層
RNTI:無線ネットワーク一時識別子
ROHC:ロバストヘッダ圧縮
RRC:無線リソース制御、無線リソース制御層
RRM:無線リソース管理
RS:参照信号
RSRP:参照信号受信電力
RSRQ:参照信号受信品質
RSSI:受信信号強度インジケータ
RSU:路側ユニット
RSTD:参照信号時間差
RTP:リアルタイムプロトコル
RTS:送信要求
RTT:一往復時間
Rx:受信(Reception)、受信(Receiving)、受信機
S1AP:S1アプリケーションプロトコル
S1-MME:制御プレーン用のS1
S1-U:ユーザプレーン用のS1
S-CSCF:サービングCSCF
S-GW:サービングゲートウェイ
S-RNTI:SRNC無線ネットワーク一時アイデンティティ
S-TMSI:SAE一時移動局識別子
SA:スタンドアロン動作モード
SAE:システムアーキテクチャ進化
SAP:サービスアクセスポイント
SAPD:サービスアクセスポイント記述子
SAPI:サービスアクセスポイント識別子
SCC:セカンダリコンポーネントキャリア、セカンダリCC
SCell:セカンダリセル
SCEF:サービス能力公開機能
SC-FDMA:シングルキャリア周波数分割多重アクセス
SCG:セカンダリセルグループ
SCM:セキュリティコンテキスト管理
SCS:サブキャリア間隔
SCTP:ストリーム制御伝送プロトコル
SDAP:サービスデータ適合プロトコル、サービスデータ適合プロトコル層
SDL:補助ダウンリンク
SDNF:構造化データストレージネットワーク機能
SDP:セッション記述プロトコル
SDSF:構造化データストレージ機能
SDT:小容量データ伝送
SDU:サービスデータユニット
SEAF:セキュリティアンカー機能
SeNB:セカンダリeNB
SEPP:セキュリティエッジ保護プロキシ
SFI:スロットフォーマット指標
SFTD:空間周波数時間ダイバーシティ、SFN及びフレームタイミング差
SFN:システムフレーム番号
SgNB:セカンダリgNB
SGSN:サービングGPRSサポートノード
S-GW:サービングゲートウェイ
SI:システム情報
SI-RNTI:システム情報RNTI
SIB:システム情報ブロック
SIM:サブスクライバアイデンティティモジュール
SIP:セッション開始プロトコル
SiP:システムインパッケージ
SL:サイドリンク
SLA:サービスレベル合意
SM:セッション管理
SMF:セッション管理機能
SMS:ショートメッセージサービス
SMSF:SMS機能
SMTC:SSBベースの測定タイミング構成
SN:セカンダリノード、シーケンス番号
SoC:システムオンチップ
SON:自己組織化ネットワーク
SpCell:スペシャルセル
SP-CSI-RNTI:半永久的CSI RNTI
SPS:半永久的スケジューリング
SQN:シーケンス番号
SR:スケジューリング要求
SRB:シグナリング無線ベアラ
SRS:サウンディング参照信号
SS:同期信号
SSB:同期信号ブロック
SSID:サービスセット識別子
SS/PBCH ブロック
SSBRI:SS/PBCHブロックリソースインジケータ、同期信号ブロックリソースインジケータ
SSC:セッション及びサービス継続性
SS-RSRP:同期信号ベースの参照信号受信電力
SS-RSRQ:同期信号ベースの参照信号受信品質
SS-SINR:同期信号ベースの信号対雑音及び干渉比
SSS:セカンダリ同期信号
SSSG:探索空間セットグループ
SSSIF:探索空間セットインジケータ
SST:スライス/サービスタイプ
SU-MIMO:シングルユーザMIMO
SUL:補助アップリンク
TA:タイミング前進、追跡エリア
TAC:追跡エリアコード
TAG:タイミング前進グループ
TAI:追跡エリアアイデンティティ
TAU:追跡エリア更新
TB:トランスポートブロック
TBS:トランスポートブロックサイズ
TBD:未定義
TCI:伝送構成インジケータ
TCP:伝送通信プロトコル
TDD:時分割複信
TDM:時分割多重化
TDMA:時分割多重アクセス
TE:端末機器
TEID:トンネルエンドポイント識別子
TFT:トラフィックフローテンプレート
TMSI:一時モバイルサブスクライバアイデンティティ
TNL:トランスポートネットワーク層
TPC:伝送電力制御
TPMI:伝送プリ符号化マトリックスインジケータ
TR:技術レポート
TRP、TRxP:伝送受信ポイント
TRS:トラッキング参照信号
TRx:送受信機
TS:技術的仕様、技術的規格
TTI:伝送時間間隔
Tx:伝送(Transmission)、伝送(Transmitting)、伝送機
U-RNTI:UTRAN無線ネットワーク一時アイデンティティ
UART:汎用非同期受信機及び伝送機
UCI:アップリンク制御情報
UE:ユーザ機器
UDM:統合データ管理
UDP:ユーザデータグラムプロトコル
UDSF:非構造化データストレージネットワーク機能
UICC:汎用集積回路カード
UL:アップリンク
UM:非承認モード
UML:統合モデリング言語
UMTS:汎用モバイル電気通信システム
UP:ユーザプレーン
UPF:ユーザプレーン機能
URI:ユニフォームリソース識別子
URL:ユニフォームリソースロケータ
URLLC:超信頼性及び低レイテンシ
USB:汎用シリアルバス
USIM:汎用サブスクライバアイデンティティモジュール
USS:UE固有探索空間
UTRA:UMTS地上無線アクセス
UTRAN:汎用地上無線アクセスネットワーク
UwPTS:アップリンクパイロット時間スロット
V2I:ビークルツーインフラストラクチャ
V2P:ビークルツーペデストリアン
V2V:ビークルツービークル
V2X:ビークルツーエブリシング
VIM:仮想化インフラストラクチャマネージャ
VL:仮想リンク
VLAN:仮想LAN、仮想ローカルエリアネットワーク
VM:仮想マシン
VNF:仮想化ネットワーク機能
VNFFG:VNF転送グラフ
VNFFGD:VNF転送グラフ記述子
VNFM:VNFマネージャ
VoIP:ボイスオーバIP、ボイスオーバインターネットプロトコル
VPLMN:訪問先公衆陸上モバイルネットワーク
VPN:仮想プライベートネットワーク
VRB:仮想リソースブロック
WiMAX(登録商標):マイクロ波アクセスの世界的相互運用性
WLAN:無線ローカルエリアネットワーク
WMAN:無線メトロポリタンエリアネットワーク
WPAN:無線パーソナルエリアネットワーク
X2-C:X2-制御プレーン
X2-U:X2-ユーザプレーン
XML:拡張マークアップ言語
XRES:期待されるユーザ応答
XOR:排他的論理和
ZC:Zadoff-Chu
ZP:ゼロ電力
用語
本書の目的において、以下の用語及び定義は、本明細書において論述される例及び実施形態に適用可能である。
「アプリケーション」という用語は、動作環境において特定の機能を実現するための完全且つ展開可能なパッケージ、環境を指し得る。「AI/MLアプリケーション」などの用語は、幾つかのAI/MLモデル及びアプリケーションレベルの記述を含むアプリケーションであり得る。
本明細書において使用される場合、「回路」という用語は、説明される機能を提供するように構成された、電子回路、ロジック回路、プロセッサ(共有、専用、又はグループ)及び/又はメモリ(共有、専用、又はグループ)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、フィールドプログラマブルデバイス(Field-Programmable Device:FPD)(例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array:FPGA)、プログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、複合PLD(Complex PLD:CPLD)、大容量PLD(High-Capacity PLD:HCPLD)、構造化ASIC、又はプログラマブルSoC)、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor:DSP)などのようなハードウェアコンポーネントを指す、それらの一部である、又はそれらを含む。幾つかの実施形態において、回路は、1つ又は複数のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行して、説明される機能のうちの少なくとも幾つかを提供し得る。「回路」という用語はまた、1つ又は複数のハードウェア要素(又は、電気又は電子システムにおいて用いられる回路の組み合わせ)と、そのプログラムコードの機能を実行するのに用いられるプログラムコードとの組み合わせを指し得る。これらの実施形態において、ハードウェア要素及びプログラムコードとの組み合わせは、特定のタイプの回路と称され得る。
本明細書において使用される場合、「プロセッサ回路」という用語は、一連の算術演算又は論理演算を連続的に且つ自動的に実行する、又は、デジタルデータを記録、記憶、及び/又は転送することができる回路を指す、その一部である、又はそれを含む。処理回路は、命令を実行するための1つ又は複数の処理コア、及び、プログラム及びデータ情報を記憶するための1つ又は複数のメモリ構造を含み得る。「プロセッサ回路」という用語は、1つ又は複数のアプリケーションプロセッサ、1つ又は複数のベースバンドプロセッサ、物理的中央処理ユニット(CPU)、シングルコアプロセッサ、デュアルコアプロセッサ、トリプルコアプロセッサ、クアッドコアプロセッサ、及び/又は、プログラムコード、ソフトウェアモジュール、及び/又は機能プロセスなどのコンピュータ実行可能命令を実行する、又は別様にそれを動作させることができる任意の他のデバイスを指し得る。処理回路は、マイクロプロセッサ、プログラマブル処理デバイスなどであり得る、より多くのハードウェアアクセラレータを含み得る。1つ又は複数のハードウェアアクセラレータは、例えば、コンピュータビジョン(CV)及び/又はディープラーニング(DL)アクセラレータを含み得る。「アプリケーション回路」及び/又は「ベースバンド回路」という用語は、「プロセッサ回路」と同義とみなされてよく、「プロセッサ回路」と称されてよい。
本明細書において使用される場合、「インタフェース回路」という用語は、2つ又はそれより多くのコンポーネント又はデバイスの間における情報の交換を可能にする回路を指す、その一部である、又はそれを含む。「インタフェース回路」という用語は、1つ又は複数のハードウェアインタフェース、例えば、バス、I/Oインタフェース、周辺コンポーネントインタフェース、及び/又はネットワークインタフェースカードなどを指し得る。
本明細書において使用される場合、「ユーザ機器」又は「UE」という用語は、無線通信能力を有するデバイスを指し、通信ネットワークにおけるネットワークリソースのリモートユーザを表し得る。「ユーザ機器」又は「UE」という用語は、クライアント、モバイル、モバイルデバイス、モバイル端末、ユーザ端末、モバイルユニット、移動局、モバイルユーザ、サブスクライバ、ユーザ、リモート局、アクセスエージェント、ユーザエージェント、受信機、無線機器、再構成可能な無線機器、再構成可能なモバイルデバイスなどと同義とみなされてよく、それらと称されてよい。更に、「ユーザ機器」又は「UE」という用語は、任意のタイプの無線/有線デバイス、又は無線通信インタフェースを含む任意のコンピューティングデバイスを含み得る。
本明細書において使用される場合、「ネットワーク要素」という用語は、有線又は無線通信ネットワークサービスを提供するために使用される物理又は仮想化機器及び/又はインフラストラクチャを指す。「ネットワーク要素」という用語は、ネットワーク化コンピュータ、ネットワーキングハードウェア、ネットワーク機器、ネットワークノード、ルータ、スイッチ、ハブ、ブリッジ、無線ネットワークコントローラ、RANデバイス、RANノード、ゲートウェイ、サーバ、仮想化VNF、及び/又はNFVIなどと同義とみなされてよく、及び/又はそれらと称されてよい。
本明細書において使用される場合、「コンピュータシステム」という用語は、任意のタイプの相互接続された電子デバイス、コンピュータデバイス、又はそれらのコンポーネントを指す。更に、「コンピュータシステム」及び/又は「システム」という用語は、互いに通信可能に結合されたコンピュータの様々なコンポーネントを指し得る。更に、「コンピュータシステム」及び/又は「システム」という用語は、互いに通信可能に結合され、コンピューティングリソース及び/又はネットワーキングリソースを共有するように構成された複数のコンピュータデバイス及び/又は複数のコンピューティングシステムを指し得る。
本明細書において使用される場合、「アプライアンス」、又は「コンピュータアプライアンス」などの用語は、特定のコンピューティングリソースを提供するよう特別に設計されたプログラムコード(例えば、ソフトウェア又はファームウェア)を有するコンピュータデバイス又はコンピュータシステムを指す。「仮想アプライアンス」は、コンピュータアプライアンスを仮想化又はエミュレートする、又はそうでなければ特定のコンピューティングリソースを提供するための専用のハイパーバイザ搭載デバイスによって実装される仮想マシンイメージである。
本明細書において使用される場合、「リソース」という用語は、物理又は仮想デバイス、コンピューティング環境内の物理又は仮想コンポーネント、及び/又は、特定のデバイス内の物理又は仮想コンポーネントを指し、例えば、コンピュータデバイス、機械デバイス、メモリ空間、プロセッサ/CPU時間、プロセッサ/CPU使用率、プロセッサ及びアクセラレータ負荷、ハードウェア時間又は使用率、電力、入力/出力動作、ポート又はネットワークソケット、チャネル/リンク割り当て、スループット、メモリ使用率、ストレージ、ネットワーク、データベース及びアプリケーション、及び/又はワークロードユニットなどである。「ハードウェアリソース」は、物理ハードウェア要素によって提供される計算、ストレージ、及び/又はネットワークリソースを指し得る。「仮想化リソース」は、仮想化インフラストラクチャによってアプリケーション、デバイス、システムなどに提供される計算、ストレージ、及び/又はネットワークリソースを指し得る。「ネットワークリソース」又は「通信リソース」という用語は、通信ネットワークを介してコンピュータデバイス/システムによってアクセス可能であるリソースを指し得る。「システムリソース」という用語は、サービスを提供するための任意の種類の共有エンティティを指してよく、コンピューティング及び/又はネットワークリソースを含み得る。システムリソースは、そのようなシステムリソースが単一のホスト又は複数のホスト上に存在し、明確に識別可能であるサーバを通じてアクセス可能な、コヒーレント関数、ネットワークデータオブジェクト、又はサービスのセットとみなされてよい。
本明細書において使用される場合、「チャネル」という用語は、データ又はデータストリームを通信するために使用される、有形又は無形のいずれかの任意の伝送媒体を指す。「チャネル」という用語は、「通信チャネル」、「データ通信チャネル」、「伝送チャネル」、「データ伝送チャネル」、「アクセスチャネル」、「データアクセスチャネル」、「リンク」、「データリンク」、「キャリア」、「無線周波数キャリア」、及び/又は、データが通信される経路又は媒体を意味する任意の他の同様の用語と同義であり得、及び/又はそれらと均等であり得る。更に、本明細書において使用される場合、「リンク」という用語は、情報を伝送及び受信する目的のためのRATを通じた2つのデバイス間の接続を指す。
本明細書において使用される場合、「インスタンス化する(instantiate)」、及び「インスタンス化(instantiation)」などの用語は、インスタンスの作成を指す。「インスタンス」はまた、例えば、プログラムコードの実行中に生じ得るオブジェクトの具体的な発生を指す。
「結合された」、「通信可能に結合された」という用語は、それらの派生語と共に本明細書において使用される。「結合」という用語は、2つ又はそれより多くの要素が互いに直接に物理的に又は電気的に接触していることを意味してよく、2つ又はそれより多くの要素が互いに間接的に接触しているが依然として互いに協働又は対話していることを意味してよく、及び/又は、互いに結合されているとされる要素の間に1つ又は複数の他の要素が結合又は接続されていることを意味してよい。「直接的に結合」という用語は、2つ又はそれより多くの要素が互いに直接接触していることを意味してよい。「通信可能に結合」という用語は、2つ又はそれより多くの要素が、有線又は他のインターコネクト接続を通じた、及び/又は無線通信チャネル又はリンクを通じたものなどを含む通信によって互いに接触し得ることを意味してよい。
「情報要素」という用語は、1つ又は複数のフィールドを含む構造的要素を指す。「フィールド」という用語は、コンテンツを含む情報要素又はデータ要素の個々のコンテンツを指す。
「SMTC」という用語は、SSB-MeasurementTimingConfigurationによって構成されるSSBベースの測定タイミング構成を指す。
「SSB」という用語は、SS/PBCHブロックを指す。
「プライマリセル」という用語は、UEが初期接続確立手順を実行する、又は、接続再確立手順を開始する、のいずれかを行うプライマリ周波数で動作するMCGセルを指す。
「プライマリSCGセル」という用語は、UEが、DC動作のための同期付き再構成手順を実行するときにその中でランダムアクセスを実行するSCGセルを指す。
「セカンダリセル」という用語は、CAで構成されたUEのためのスペシャルセルの上に追加の無線リソースを提供するセルを指す。
「セカンダリセルグループ」という用語は、DCで構成されたUEのためのPSCell及びゼロ又はそれより多くのセカンダリセルを備えるサービングセルのサブセットを指す。
「サービングセル」という用語は、CA/DCで構成されていないRRC_CONNECTEDにおけるUEのためのプライマリセルを指し、プライマリセルを構成するサービングセルは1つのみである。
「サービングセル(serving cell)」又は「複数のサービングセル(serving cells)」という用語は、CA/DCで構成されたRRC_CONNECTEDにおけるUEのためのスペシャルセル及び全てのセカンダリセルを備えるセルのセットを指す。
「スペシャルセル」という用語は、DC動作のためのMCGのPCell又はSCGのPSCellを指し;そうでなければ、「スペシャルセル」という用語は、Pcellを指す。
「機械学習(Machine Learning)」又は「ML」という用語は、明示的な命令を使用することなく、代わりにパターン及び推論に依拠して特定のタスクを実行するためのアルゴリズム及び/又は統計的モデルを実装するコンピュータシステムの使用を指す。MLアルゴリズムは、予測又は決定を、そのようなタスクを実行するよう明示的にプログラミングされることなく行うために、サンプルデータ(「訓練データ」、又は「モデル訓練情報」などと称される)に基づき数学モデル(「MLモデル」などと称される)を構築又は推定する。概して、MLアルゴリズムは、或るタスク及び或る性能尺度に関して経験から学習するコンピュータプログラムであり、MLモデルは、MLアルゴリズムが1つ又は複数の訓練データセットで訓練された後に作成される任意のオブジェクト又はデータ構造であり得る。訓練の後、予測又は新たなデータセットを作成するために、MLモデルが使用され得る。「MLアルゴリズム」という用語は、「MLモデル」という用語とは異なる概念を指すが、本明細書において論述される場合、これらの用語は、本開示の目的において同義で使用され得る。
「機械学習モデル」、又は「MLモデル」などの用語はまた、ML支援型ソリューションによって使用されるML方法及び概念を指し得る。「ML支援型ソリューション」とは、動作中にMLアルゴリズムを使用して特定のユースケースに対処するソリューションである。MLモデルは、教師あり学習(例えば、線形回帰、K近傍法(k-nearest neighbor:KNN)、決定木アルゴリズム、サポートマシンベクタ、ベイジアンアルゴリズム、アンサンブルアルゴリズムなど)、教師なし学習(例えば、K平均法クラスタリング、主成分分析(Principle Component Analysis:PCA)など)、強化学習(例えば、Q学習、多腕バンディット学習、ディープRLなど)、及びニューラルネットワークなどを含む。実装に応じ、特定のMLモデルは多くのサブモデルをコンポーネントとして有し得、MLモデルは全てのサブモデルを共に訓練し得る。別々に訓練されたMLモデルはまた、推論中にMLパイプラインにおいて繋ぎ合わされ得る。「MLパイプライン」は、ML支援型ソリューションに固有の機能性、機能、又は機能エンティティのセットであり;MLパイプラインは、データパイプライン、モデル訓練パイプライン、モデル評価パイプライン、及びアクターにおける1つ又は複数のデータソースを含み得る。「アクター」とは、MLモデル推論の出力を用いてML支援型ソリューションをホストするエンティティである。「ML訓練ホスト」という用語は、モデルの訓練をホストするネットワーク機能などのエンティティを指す。「ML推論ホスト」という用語は、(該当する場合はモデル実行並びに任意のオンライン学習の両方を含む)推論モード中にモデルをホストする、ネットワーク機能などのエンティティを指す。MLホストは、MLアルゴリズムの出力についてアクターに通知し、アクターは、アクションについての決定を行う(「アクション」は、ML支援型ソリューションの出力の結果としてアクターによって実行される)。「モデル推論情報」という用語は、推論を決定するためにMLモデルへの入力として使用される情報を指し;MLモデルを訓練するために使用されるデータ及び推論を決定するために使用されるデータは重複し得るが、「訓練データ」及び「推論データ」は異なる概念を指す。
他の可能な項目
[項目1]
メイン受信機;及び
第1の部分及び第2の部分を有するウェイクアップ信号を受信し、ここで前記第2の部分はウェイクアップ情報を含み、前記第1の部分に基づき受信される;及び
前記ウェイクアップ信号に基づき、前記メイン受信機がウェイクアップするようトリガする
ためのウェイクアップ受信機
を備える、ユーザ機器(UE)に実装される装置。
[項目2]
前記ウェイクアップ受信機は、前記第2の部分を受信するために、前記第1の部分に基づき自動利得制御又は時間周波数同期を実行する、項目1に記載の装置。
[項目3]
前記ウェイクアップ受信機は、前記第1の部分に基づき、前記第2の部分の開始シンボル、シンボル持続時間、符号化率、拡散係数、又は長さを決定する、項目1に記載の装置。
[項目4]
前記第2の部分の前記シンボル持続時間、前記符号化率、又は前記拡散係数は、前記第1の部分のシーケンスに基づき決定される、項目3に記載の装置。
[項目5]
前記第1の部分は、オンオフキーイング(OOF)変調スキーム又は周波数偏移キーイング(FSK)変調スキームに基づき受信される、項目1に記載の装置。
[項目6]
前記第1及び第2の部分は時間的に連続している、又は、前記第1の部分及び前記第2の部分の間に時間間隔が存在する、項目1に記載の装置。
[項目7]
前記第1の部分及び前記第2の部分の両方が、1つ又は複数のサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにおいて反復又は受信される、項目1に記載の装置。
[項目8]
前記第1の部分は1つのサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットのみにおいて受信され、前記第2の部分は、1つ又は複数のサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにおいて反復又は受信される、項目1に記載の装置。
[項目9]
前記第1の部分は、割り当てのサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットの第1のサブセットにマッピングされ、前記第2の部分は、前記割り当ての残りのサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにマッピングされる、項目1に記載の装置。
[項目10]
前記第1の部分は、UEのグループによって共有される、項目1に記載の装置。
[項目11]
1つ又は複数のプロセッサによって実行された場合:
ユーザ機器(UE)への伝送のためにウェイクアップ信号の第1の部分をエンコードする手順、ここで前記第1の部分は、前記ウェイクアップ信号の第2の部分の1つ又は複数の特性を示している;及び
前記1つ又は複数の特性に従い、前記UEへの伝送のために前記ウェイクアップ信号の第2の部分をエンコードする手順、ここで前記第2の部分はウェイクアップ情報を含む、
を行うように次世代ノードB(gNB)を構成する命令が記憶された、1つ又は複数の非一時的コンピュータ可読媒体(NTCRM)。
[項目12]
前記1つ又は複数の特性は、前記第2の部分の開始シンボル、シンボル持続時間、符号化率、拡散係数、又は長さを含む、項目11に記載の1つ又は複数のNTCRM。
[項目13]
前記1つ又は複数の特性は、前記第1の部分のシーケンスによって示される、項目11に記載の1つ又は複数のNTCRM。
[項目14]
前記第1の部分は、オンオフキーイング(OOF)変調スキーム又は周波数偏移キーイング(FSK)変調スキームに基づきエンコードされる、項目11に記載の1つ又は複数のNTCRM。
[項目15]
前記第1及び第2の部分は時間的に連続している、又は、前記第1の部分及び前記第2の部分の間に時間間隔が存在する、項目11に記載の1つ又は複数のNTCRM。
[項目16]
前記第1の部分及び前記第2の部分の両方が、1つ又は複数のサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにおいて反復又は伝送される;又は
前記第1の部分は、1つのサブフレーム又はスロットのみにおいて伝送され、前記第2の部分は、1つ又は複数のサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにおいて反復又は伝送される;又は
前記第1の部分は割り当てのサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットの第1のサブセットにマッピングされ、前記第2の部分は、前記割り当ての残りのサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにマッピングされる、
項目11に記載の1つ又は複数のNTCRM。
[項目17]
1つ又は複数のプロセッサによって実行された場合:
ウェイクアップ信号の第1の部分を受信し、ここで前記第1の部分は、前記ウェイクアップ信号の第2の部分の1つ又は複数の特性を示している;
前記1つ又は複数の特性に従い、前記ウェイクアップ信号の第2の部分を受信し、ここで前記第2の部分はウェイクアップ情報を含む;及び
前記ウェイクアップ情報に基づき、ユーザ機器(UE)のメイン無線がウェイクアップするようトリガする
ように前記UEを構成する命令が記憶された、1つ又は複数の非一時的コンピュータ可読媒体(NTCRM)。
[項目18]
前記1つ又は複数の特性は、前記第2の部分の開始シンボル、シンボル持続時間、符号化率、拡散係数、又は長さを含む、項目17に記載の1つ又は複数のNTCRM。
[項目19]
前記第1及び第2の部分は時間的に連続している、又は、前記第1の部分及び前記第2の部分の間に時間間隔が存在する、項目17に記載の1つ又は複数のNTCRM。
[項目20]
前記第1の部分及び前記第2の部分の両方が、1つ又は複数のサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにおいて反復又は受信される;又は
前記第1の部分は、1つのサブフレーム又はスロットのみにおいて反復又は受信され、前記第2の部分は、1つ又は複数のサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにおいて受信される;又は
前記第1の部分は割り当てのサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットの第1のサブセットにマッピングされ、前記第2の部分は、前記割り当ての残りのサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにマッピングされる、
項目17に記載の1つ又は複数のNTCRM。

Claims (26)

  1. メイン受信機;及び
    第1の部分及び第2の部分を有するウェイクアップ信号を受信し、ここで前記第2の部分はウェイクアップ情報を含み、前記第1の部分に基づき受信される;及び
    前記ウェイクアップ信号に基づき、前記メイン受信機がウェイクアップするようトリガする
    ためのウェイクアップ受信機
    を備える、ユーザ機器(UE)に実装される装置。
  2. 前記ウェイクアップ受信機は、前記第2の部分を受信するために、前記第1の部分に基づき自動利得制御又は時間周波数同期を実行する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記ウェイクアップ受信機は、前記第1の部分に基づき、前記第2の部分の開始シンボル、シンボル持続時間、符号化率、拡散係数、又は長さを決定する、請求項1に記載の装置。
  4. 前記第2の部分の前記シンボル持続時間、前記符号化率、又は前記拡散係数は、前記第1の部分のシーケンスに基づき決定される、請求項3に記載の装置。
  5. 前記第1の部分は、オンオフキーイング(OOF)変調スキーム又は周波数偏移キーイング(FSK)変調スキームに基づき受信される、請求項1に記載の装置。
  6. 前記第1の部分及び前記第2の部分は時間的に連続している、又は、前記第1の部分及び前記第2の部分の間に時間間隔が存在する、請求項1に記載の装置。
  7. 前記第1の部分及び前記第2の部分の両方が、1つ又は複数のサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにおいて反復又は受信される、請求項1に記載の装置。
  8. 前記第1の部分は1つのサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットのみにおいて受信され、前記第2の部分は、1つ又は複数のサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにおいて反復又は受信される、請求項1に記載の装置。
  9. 前記第1の部分は、割り当てのサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットの第1のサブセットにマッピングされ、前記第2の部分は、前記割り当ての残りのサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにマッピングされる、請求項1に記載の装置。
  10. 前記第1の部分は、UEのグループによって共有される、請求項1から9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 次世代ノードB(gNB)に、
    ユーザ機器(UE)への伝送のためにウェイクアップ信号の第1の部分をエンコードする手順、ここで前記第1の部分は、前記ウェイクアップ信号の第2の部分の1つ又は複数の特性を示している;及び
    前記1つ又は複数の特性に従い、前記UEへの伝送のために前記ウェイクアップ信号の第2の部分をエンコードする手順、ここで前記第2の部分はウェイクアップ情報を含む、
    を実行させるための、プログラム。
  12. 前記1つ又は複数の特性は、前記第2の部分の開始シンボル、シンボル持続時間、符号化率、拡散係数、又は長さを含む、請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記1つ又は複数の特性は、前記第1の部分のシーケンスによって示される、請求項11に記載のプログラム。
  14. 前記第1の部分は、オンオフキーイング(OOF)変調スキーム又は周波数偏移キーイング(FSK)変調スキームに基づきエンコードされる、請求項11に記載のプログラム。
  15. 前記第1の部分及び前記第2の部分は時間的に連続している、又は、前記第1の部分及び前記第2の部分の間に時間間隔が存在する、請求項11に記載のプログラム。
  16. 前記第1の部分及び前記第2の部分の両方が、1つ又は複数のサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにおいて反復又は伝送される、請求項15に記載のプログラム。
  17. 前記第1の部分は、1つのサブフレーム又はスロットのみにおいて伝送され、前記第2の部分は、1つ又は複数のサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにおいて反復又は伝送される、請求項15に記載のプログラム。
  18. 前記第1の部分は、割り当てのサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットの第1のサブセットにマッピングされ、前記第2の部分は、前記割り当ての残りのサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにマッピングされる、請求項15に記載のプログラム。
  19. 請求項11から18のいずれか一項に記載のプログラムを格納した1または複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
  20. ユーザ機器(UE)に、
    ウェイクアップ信号の第1の部分を受信する手順、ここで前記第1の部分は、前記ウェイクアップ信号の第2の部分の1つ又は複数の特性を示している;
    前記1つ又は複数の特性に従い、前記ウェイクアップ信号の第2の部分を受信する手順、ここで前記第2の部分はウェイクアップ情報を含む;及び
    前記ウェイクアップ情報に基づき、ユーザ機器(UE)のメイン無線がウェイクアップするようトリガする手順
    を実行させるためのプログラム。
  21. 前記1つ又は複数の特性は、前記第2の部分の開始シンボル、シンボル持続時間、符号化率、拡散係数、又は長さを含む、請求項20に記載のプログラム。
  22. 前記第1の部分及び前記第2の部分は時間的に連続している、又は、前記第1の部分及び前記第2の部分の間に時間間隔が存在する、請求項20に記載のプログラム。
  23. 前記第1の部分及び前記第2の部分の両方が、1つ又は複数のサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにおいて反復又は受信される、請求項21に記載のプログラム。
  24. 前記第1の部分は、1つのサブフレーム又はスロットのみにおいて反復又は受信され、前記第2の部分は、1つ又は複数のサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにおいて受信される、請求項21に記載のプログラム。
  25. 前記第1の部分は、割り当てのサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットの第1のサブセットにマッピングされ、前記第2の部分は、前記割り当ての残りのサブフレーム、スロット、又は時間リソースユニットにマッピングされる、請求項21に記載のプログラム。
  26. 請求項20から25のいずれか一項に記載のプログラムを格納した1または複数の非一時的コンピュータ可読媒体。
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